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技術 表示装置

出願人 株式会社栃木屋
発明者 高倉浩
出願日 2016年8月24日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-163679
公開日 2018年3月1日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-031174
状態 特許登録済
技術分野 計数器 ウイング開閉機構;ウイング用付属品 錠;そのための付属具
主要キーワード 非対向状態 アンロック部材 非存在領域 最上方位置 双頭矢 可動壁 係合板 移動規制
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (17)

課題

自分の操作によって進退部が本体から進退したこと以外に、第三者の操作によって進退部が本体から進退したことを検出できる表示装置を提供する。

解決手段

表示窓23と、本体に対して進退可能な進退部44と、インジケータ54と、インジケータ54の移動規制解除する操作部とを有し、インジケータ54は、第1方向(縦方向Yにおける上方側から下方側)へ並ぶ少なくとも第1表示部51と第2表示部52と第3表示部53とを有している。進退部44が本体から進退することによってインジケータ54が第1方向へ移動して第1表示部51、第2表示部52、及び第3表示部53が順に表示窓23から露出する構成とした。

概要

背景

従来、扉が開くのを許容する解錠状態と、扉が開くのを規制する施錠状態とに変化し、施錠状態であるのか解錠状態であるのかを表示する表示部を有する施錠装置は公知である。例えば、特許文献1には、上記した表示部を有する施錠装置が開示されている。

概要

自分の操作によって進退部が本体から進退したこと以外に、第三者の操作によって進退部が本体から進退したことを検出できる表示装置を提供する。表示窓23と、本体に対して進退可能な進退部44と、インジケータ54と、インジケータ54の移動規制解除する操作部とを有し、インジケータ54は、第1方向(縦方向Yにおける上方側から下方側)へ並ぶ少なくとも第1表示部51と第2表示部52と第3表示部53とを有している。進退部44が本体から進退することによってインジケータ54が第1方向へ移動して第1表示部51、第2表示部52、及び第3表示部53が順に表示窓23から露出する構成とした。

目的

そこで、自分の操作以外に、第三者の操作を検出できる表示装置の開発が望まれていた

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

表示窓と、本体に対して進退可能な進退部と、インジケータとを含む表示装置において、前記インジケータの移動規制解除する操作部をさらに有し、インジケータは、第1方向へ並ぶ少なくとも第1表示部と第2表示部と第3表示部とを有し、前記進退部が前記本体から進退することによって前記インジケータが前記第1方向へ移動して前記第1表示部、前記第2表示部、及び前記第3表示部が順に前記表示窓から露出し、前記第3表示部が前記表示窓から露出した状態において、前記進退部が前記本体から進退しても前記インジケータの前記第1方向への移動が規制され、前記操作部を操作することによって前記インジケータの移動規制が解除されて前記インジケータが前記第1方向と異なる方向へ移動することを特徴とする表示装置。

請求項2

表示窓と、本体に対して進退可能な進退部と、インジケータとを含む表示装置において、前記本体は、固定壁及び前記固定壁と対向する可動壁とのうちの一方である第1壁に取り付けられ、前記進退部は、前記固定壁と前記可動壁とのうちの他方である第2壁に向かって延び、前記第2壁に進退可能に当接し、前記インジケータは、少なくとも第1表示部と第2表示部と第3表示部とを有し、前記表示窓は、前記第1表示部、前記第2表示部、及び前記第3表示部のうちのいずれか1つの表示部を露出し、前記固定壁及び前記可動壁が対向し、且つ前記表示窓から前記第1表示部が露出している状態において、前記固定壁と前記可動壁とが非対向状態となって前記進退部が前記本体から進退すると、前記表示窓から前記第2表示部が露出し、その後、前記固定壁と前記可動壁とが対向状態となっても、前記表示窓から前記第2表示部が露出した状態を維持し、さらにその後、前記固定壁と前記可動壁とが非対向状態となったとき、前記表示窓から前記第3表示部が露出することを特徴とする表示装置。

請求項3

前記インジケータの移動規制を解除する操作部をさらに有し、前記表示窓から前記第3表示部および前記第2表示部のいずれか一方が露出している状態において、前記インジケータの移動規制を解除し、前記表示窓から前記第1表示部を表示させる操作部を有する請求項2に記載の表示装置。

請求項4

前記操作部は、前記本体が有するキーシリンダと、前記キーシリンダの旋回を可能とするキーとを備える請求項1または3に記載の表示装置。

技術分野

0001

本発明は、表示装置に関する。

背景技術

0002

従来、扉が開くのを許容する解錠状態と、扉が開くのを規制する施錠状態とに変化し、施錠状態であるのか解錠状態であるのかを表示する表示部を有する施錠装置は公知である。例えば、特許文献1には、上記した表示部を有する施錠装置が開示されている。

先行技術

0003

特開2010−144417号公報(JP2010−144417A)

発明が解決しようとする課題

0004

近年、正規の鍵を有する者によって以下のような事件が発生している。例えば、結婚をしていた者同士が、離婚によって一方が別居することとなったが、その別居者が正規の鍵を有し、離婚後もその鍵を使用して昔の家に不法侵入し、かつての配偶者監視するような事件が発生している。

0005

そこで、自分の操作以外に、第三者の操作を検出できる表示装置の開発が望まれていた。

0006

本発明が課題とするところは、自分の操作以外に、第三者の操作を検出できる表示装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を解決するための本発明が対象とするのは、表示窓と、本体に対して進退可能な進退部と、インジケータとを含む表示装置に関する。

0008

本発明は、第1発明と第2発明とを含む。第1発明は、前記インジケータの移動規制解除する操作部をさらに有し、インジケータは、第1方向へ並ぶ少なくとも第1表示部と第2表示部と第3表示部とを有し、前記進退部が前記本体から進退することによって前記インジケータが前記第1方向へ移動して前記第1表示部、前記第2表示部、及び前記第3表示部が順に前記表示窓から露出し、前記第3表示部が前記表示窓から露出した状態において、前記進退部が前記本体から進退しても前記インジケータの前記第1方向への移動が規制され、前記操作部を操作することによって前記インジケータの移動規制が解除されて前記インジケータが前記第1方向と異なる方向へ移動することを特徴とする。

0009

第2発明は、前記本体は、固定壁及び前記固定壁と対向する可動壁とのうちの一方である第1壁に取り付けられ、前記進退部は、前記固定壁と前記可動壁とのうちの他方である第2壁に向かって延び、前記第2壁に進退可能に当接し、前記インジケータは、少なくとも前記第1表示部と前記第2表示部と前記第3表示部とを有し、前記表示窓は、前記第1表示部、前記第2表示部及び前記第3表示部のうちのいずれか1つの表示部を露出し、前記固定壁及び前記可動壁が対向し、且つ前記表示窓から前記第1表示部が露出している状態において、前記固定壁と前記可動壁とが非対向状態となって前記進退部が前記本体から進退すると、前記表示窓から前記第2表示部が露出し、その後、前記固定壁と前記可動壁とが対向状態となっても、前記表示窓から前記第2表示部が露出した状態を維持し、さらにその後、前記固定壁と前記可動壁とが非対向状態となったとき、前記表示窓から前記第3表示部が露出することを特徴とする。

発明の効果

0010

第1発明に係る表示装置では、進退部が本体から進退することによってインジケータが第1方向へ移動して第1表示部、第2表示部、及び第3表示部が順に表示窓から露出するため、使用者による進退部の進退の回数と、表示窓から露出する表示部とが対応していなければ、第三者が操作したことが分かる。

0011

第2発明に係る表示装置では、固定壁及び可動壁が対向し、且つ表示窓から第1表示部が露出している状態において、固定壁と可動壁とが非対向状態となって進退部が前記本体から進退すると、表示窓から第2表示部が露出し、その後、固定壁と可動壁とが対向状態となっても、表示窓から第2表示部が露出した状態を維持し、さらにその後、固定壁と可動壁とが非対向状態となったとき、表示窓から第3表示部が露出するため、使用者による進退部の進退の回数と、表示窓から露出する表示部とが対応していなければ、第三者が操作したことが分かる。

図面の簡単な説明

0012

図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係る表示装置を取り付けた扉を示す正面図。
正面側からみた表示装置の分解斜視図。
背面側からみた表示装置の分解斜視図。
図3の矢視IV−IV線切断面を示す断面図。
表示装置の正面図。
図5の矢視VI−VI線切断面を示す断面図。
図5の矢視VII−VII線切断面を示す断面図。
(a)移動部材の背面図。(b)移動部材の平面図。
表示装置の作動を順に示す説明図。
表示装置の作動を順に示す説明図。
表示装置の作動を順に示す説明図。
表示装置の作動を順に示す説明図。
表示装置の作動を順に示す説明図。
表示装置の作動を順に示す説明図。
表示装置の作動を順に示す説明図。
表示装置の作動を順に示す説明図。

実施例

0013

添付の図面を参照し、本発明に係る表示装置の詳細を説明すると、以下のとおりである。また、以下の実施形態は、本発明の欠くことのできない要件を含む他に、選択的に採用することのできる要件及び適宜に組み合わせることのできる要件を含んでいる。

0014

図1は、本発明に係る実施形態の表示装置10の本体Bを取り付けた扉(可動壁)1を示す斜視図であり、図2は、前方側からみた表示装置10の分解斜視図であり、図3は、後方側からみた表示装置10の分解斜視図である。図1図3における双頭矢印X,Y,Zは、扉1と枠2及び表示装置10における互いに交差(直交)する横方向Xと、縦方向Yと、前後方向Zとを示している。扉1は、図1中、実線で示すように、枠(固定壁)2に対して開いた状態と、図1中、仮想線で示すように、閉じた状態とに変化する。扉1および枠2は、例えば、住宅用のものである。また、扉1が枠2に対して開くのを許容する解錠状態と、扉1が枠2に対して開くのを規制する施錠状態とに変わる不図示の施錠装置が、扉1に取り付けてある。

0015

扉1が枠2に対して閉じた状態では、可動壁である扉1と、固定壁である枠2とが対向する対向状態となる一方、扉1が枠2に対して開いた状態では、可動壁である扉1と、固定壁である枠2とが対向しない非対向状態となる。枠2は、扉1と枠2との対向状態において、表示装置10が有する軸部材40の進退部44に当接する固定板2aを有している。

0016

表示装置10は、筐体20と、筐体20との間で内部空間11を画定する蓋30とを有する本体Bを備えている(図6および図7参照)。表示装置10は、本体Bの内部空間11から外部へ向けて一部が突出する軸部材40と、本体Bの内部空間11の内部に位置する、表示板50と、移動部材60とを有している。本体Bは、例えば、扉1の屋内側に取り付けてある。

0017

筐体20は、前面板21と、前面板21の周縁から後方へ向けて突出する側板22とを有している。側板22によって、上方に位置する側面22aと、下方に位置する側面22bと、両側に位置する側面22c,22dが画成されている。前面板21は、図2に示すように、矩形状の表示窓23を有している。前面板21の背面側は、図3および図4に示すように、縦方向Yへ延び、後面側から前面側へ向けて凹み、表示板50および移動部材60が縦方向Yへ移動するのを案内する案内溝27を形成してある。前面板21の背面側は、前方側から後方側へ向けて突出する突出部28を2つ有している。2つの突出部28は、横方向Xにおいて、案内溝27に隣接するようにそれぞれ配置してあり、かつ、縦方向Yにおいて、離隔するように配置してある。突出部28の下方側は、下方側から上方側へ向けて前後方向Zの長さ寸法(突出長さ)L1が徐々に増加する傾斜部分28aをそれぞれ有している。側面22a,22b,22c,22dを画成する側板22のうち、横方向Xにおいて互いに対向する一対の側面22c,22dを画成する側板の一方の側板(側面22cを画成する側板)には、軸部材40の進退部44が貫通する切欠26を形成してある一方、他方の側板(側面22dを画成する側板)には切欠26を形成していない。

0018

蓋30は、前後方向Zの寸法が小さい肉薄部31と、肉薄部31よりも前後方向Zの寸法が大きい肉厚部32とを有している。肉厚部32には、軸部材40が横方向Xへのみスライド移動するように、軸部材40の係合板43と係合する係合凹部33と、横方向Xにおいて、係合凹部33に隣接するように配置し、軸部材40の軸部41の一方の端部が横方向Xに貫通する貫通孔34とを形成してある(図7参照)。

0019

軸部材40は、図2図3、および図7に示すように、横方向Xへ延びる軸部41と、軸部41から径外方向へ分岐して横方向Xへ延びる係合凸部42と、軸部41の長さ方向(横方向X)の途中に位置するとともに軸部41と係合凸部42とを連結し、蓋30の係合凹部33に係合する係合板43とを有する。また、軸部41の一方の先端には、本体Bの内部空間11から外部へ突出して、扉1と枠2との対向状態において、枠2へ向かって延び、かつ、枠2に対して進退可能に当接される進退部44を形成してある。軸部41の係合板43と蓋30の肉厚部32との間には、図7に示すように、進退部44の基端が、筐体20の内部空間11から外部へ突出するように付勢する第1バネ12を配置してある。第1バネ12は、軸部41の外周面に位置するコイルバネである。

0020

表示板50は、前後方向Zにおいて、筐体20と蓋30との間の内部空間11に配置してある(図6及び図7参照)。より具体的には、表示板50は、縦方向Yへ移動可能な態様で内部空間11に配置してある。表示板は、図6に示すように、その前面側における縦方向Yの一方の端部(上方側の端部)に配置され、緑色に着色された第1表示部51と、縦方向Yにおいて、第1表示部51に隣接して配置され、青色に着色された第2表示部52と、縦方向Yにおける他方の端部(下方側の端部)であって、第2表示部52に隣接して配置され、赤色に着色された第3表示部53とを有するインジケータ54を備えている。換言すれば、インジケータ54の第1表示部51と第2表示部52と第3表示部53とは、縦方向Yの上方側から下方側(第1方向)に沿って列をなすように順に配置してある。

0021

表示板50の後面側には、図3および図7に示すように、移動部材60を横方向Xへ移動可能な態様で収容する空間部55を形成してある。表示板50の下部は、切欠26を有さない側面22dを画成する側板に近接するように横方向Xへ突出するレバー58を有している(図2および図3参照)。表示板50の下端と、下方に位置する側面22bを画成する側板との間には、表示板50を縦方向Yの一方の端部(図6における上方側)へ付勢する第2バネ13を配置してある。第2バネ13は、表示板50の下端に位置する凹部59(図6参照)に嵌るように配置されたコイルバネである。

0022

移動部材60は、図3、および図7に示すように、表示板50の空間部55に、横方向Xへスライド移動可能な態様で配置してある。移動部材60は、図2図3、および図8に示すように、縦方向Yにおいて互いに対向する第1壁69a,69bと、第1壁69a,69bの前方側に位置し、これら第1壁69a,69bを連結する第2壁69cと、横方向Xにおいて係合凸部42から離れた第1壁69a,69bの側部を連結する第3壁69dとを有する。

0023

移動部材60は、軸部材40の係合凸部42とそれぞれ係合可能である、第1係合凹部61、第2係合凹部62、および第3係合凹部63とを有する。さらに、移動部材60は、第1係合凹部61および第2係合凹部62の間に位置する第1隔壁部64aと、第2係合凹部62および第3係合凹部63の間に位置する第2隔壁部64bとを有する。第1係合凹部61と第2係合凹部62と第3係合凹部63とは、縦方向Yに沿って列をなすように順に配置してある。

0024

移動部材60は、さらに、横方向Xにおいて、第1隔壁部64aおよび第2隔壁部64bの少なくとも一方が存在する隔壁存在領域65aと、第1隔壁部64aおよび第2隔壁部64bのいずれもが存在しない隔壁非存在領域65bとを有している。隔壁存在領域65aは、横方向Xにおいて、第3壁69dが位置する一方側に位置し(図8における右側)、隔壁非存在領域65bは、横方向Xにおいて、切欠26を有して側面22cを画成する側板が位置する他方側に位置する(図8における左側)。

0025

第1係合凹部61、第2係合凹部62、および第3係合凹部63のいずれか一つには、軸部材40の係合凸部42が係合する。第1係合凹部61、第2係合凹部62、および第3係合凹部63のいずれか1つと、軸部材40の係合凸部42とが係合した状態では、係合凸部42の先端は、隔壁存在領域65aに位置する(図9図10図11図13図14図16)。横方向Xにおいて、表示板50と移動部材60との間には、図2、および図3に示すように、第1隔壁部64aおよび第2隔壁部64bが、切欠26を有して側面22cを画成する側板に近接するように移動部材60を付勢する第3バネ14を配置してある。

0026

表示板50と移動部材60との間には、互いに係合可能な係合突部67と係合溝部57とを設けてあり、係合突部67と係合溝部57とが係合していない状態では、第3バネ14の付勢力によって、移動部材60は、切欠26を有して側面22cを画成する側板に近接するとともに、表示板50の空間部55の内部に、移動部材60の係合突部67が位置する(図9図10図13図16参照)。一方、係合突部67と係合溝部57とが係合した状態では、第3バネ14が横方向Xへ圧縮された状態で表示板50に移動部材60が固定されるとともに、表示板50の横方向Xにおける係合溝部57が位置する一方の端部において、移動部材60の係合突部67が、表示板50から横方向Xの外側に突出する(図11図12図14図15参照)。

0027

表示装置10は、図1図3に示すように、操作部80を有している。操作部80は、本体Bが有し、前後方向Zへ延びるキーシリンダ81と、キーシリンダ81の鍵穴82に、先端を挿入可能であって、キーシリンダ81の旋回を可能するキー83とを有している。キーシリンダ81は、内部空間11に位置し、キーシリンダ81の軸心81xに対して径外方向へ延びるアンロック部材84とを有している。キー83を旋回することによってキーシリンダ81を軸心81xに対して周方向へ旋回すると、アンロック部材84が軸心81xに対して周方向へ旋回する。アンロック部材84が、軸心81xに対して周方向へ旋回すると、インジケータ54のレバー58に当接する。

0028

このような表示装置10を使用する場合、例えば、扉1と枠2との対向状態から、先ず、外出しようとする使用者が、枠2に対して扉1を開いて、扉1と枠2とを非対向状態にする。すると、第1バネ12(図7参照)の付勢力によって、進退部44が本体Bの内部空間11から進出した状態となる(図9参照)。

0029

次に、例えば、表示窓23から、第2表示部52および第3表示部53のいずれか一方が露出している状態(図9には、表示板50および移動部材60が最上方位置に配置され、赤色に着色された第3表示部53が表示窓23から露出している状態を示している)において、使用者が、鍵穴82にキー83を挿入してから、キー83を旋回する。

0030

すると、キー83の旋回方向Rと同じ方向へアンロック部材84も旋回し、アンロック部材84の先端が、表示板50のレバー58に当接する。その後、さらに、キー83の旋回を継続すると、アンロック部材84も旋回を継続し、第2バネ13の付勢力に抗して、レバー58を含む表示板50と、縦方向Yにおいて表示板50に固定された移動部材60とが下方へ移動する。係合凸部42の先端が、第2隔壁部64bに当接すると、第3バネ14の付勢力に抗して移動部材60のみが横方向Xにおいて、図9における右側へ移動する。さらに、キー83を旋回すると、アンロック部材84の旋回も継続し、表示板50および移動部材60が、縦方向Yにおける下方へ移動し、係合凸部42の先端が、第2隔壁部64bを乗り越えると、第3バネ14の付勢力によって、移動部材60のみが横方向Xにおいて、図9における左側へ移動し、係合凸部42と第2係合凹部62とが係合する。その後、キー83の旋回をさらに継続すると、アンロック部材84も旋回を継続し、第2バネ13の付勢力に抗して、表示板50および移動部材60が、縦方向Yにおける下方へ移動する。係合凸部42の先端が、第1隔壁部64aと当接すると、第3バネ14の付勢力に抗して移動部材60のみが横方向Xにおいて、図9における右側へ移動する。さらに、キー83を旋回すると、アンロック部材84の旋回も継続し、表示板50および移動部材60が、縦方向Yにおける下方へ移動し、係合凸部42の先端が、第1隔壁部64aを乗り越えると、第3バネ14の付勢力によって、移動部材60のみが横方向Xにおいて、図9における左側へ移動し、係合凸部42を第1係合凹部61とが係合するとともに、表示板50が、下方に位置する側面22bを画成する側板に当接し、インジケータ54の下方への移動、およびキー83の旋回が規制され、インジケータ54が最下方に位置することとなって表示装置10が初期状態となる。

0031

初期状態の表示装置10では、図10に示すように、移動部材60は、切欠26を有して側面22cを画成する側板に近接して係合突部67が表示板50の空間部55の内部に位置し、軸部材40の進退部44の基端が本体Bの内部空間11から進出し、緑色に着色された第1表示部51が表示窓23から露出し、軸部材40の係合凸部42と、移動部材60の第1係合凹部61とが係合している。

0032

この状態から、屋外に出た使用者が、枠2に対して扉1を閉め、扉1と枠2とを対向状態にする。すると、図11に示すように、進退部44と、固定壁である枠2の固定板2aとが当接し、第1バネ12(図2参照)の付勢力に抗して、軸部材40の進退部44の基端が本体Bの内部空間11に退行し、移動部材60は、切欠26を有して側面22cを画成する側板から離れ、係合突部67が表示板50の空間部55の外部に突出する。この状態においても、表示板50および移動部材60は、最下方に位置し、緑色に着色された第1表示部51が表示窓23から露出している。その後、使用者は、正規の鍵を使用して不図示の施錠装置を施錠状態にする。

0033

次いで、第三者が正規の鍵を使用して施錠装置を解錠状態とした後、枠2に対して扉1を開け、扉1と枠2とを非対向状態にする。すると、図12に示すように、第1バネ12(図2参照)の付勢力によって、軸部材40の進退部44の基端が、本体Bの内部空間11から進出する。このため、軸部材40の係合凸部42が、隔壁非存在領域65bに位置することとなる。これにより、図13に示すように、第2バネ13の付勢力によって、移動部材60およびインジケータ54を含む表示板50が上方へ移動する。移動部材60および表示板50が上方へ移動すると、係合突部67が、下方に位置する突出部28の傾斜部分28aに当接して、係合突部67と係合溝部57との係合が解除されるとともに、第3バネ14の付勢力によって、移動部材60は、切欠26を有して側面22cを画成する側板に近接し、係合突部67が表示板50の空間部55の内部に位置する。その後、軸部材40の係合凸部42が第2隔壁部64bに当接し、係合凸部42と第2係合凹部62とが係合し、青色に着色された第2表示部52(図2参照)が表示窓23から露出する。

0034

次いで、屋外に出た第三者が、枠2に対して扉1を閉め、扉1と枠2とを対向状態にした後、正規の鍵を使用して施錠装置を施錠状態とする。すると、図14に示すように、進退部44と、固定壁である枠2の固定板2aとが当接し、第1バネ12(図2参照)の付勢力に抗して、軸部材40の進退部44の基端が本体Bの内部空間11に退行し、移動部材60は、切欠26を有して側面22cを画成する側板から離れ、係合突部67が表示板50の空間部55の外部に突出する。この状態でも、青色に着色された第2表示部52が表示窓23から露出されている状態が維持される。

0035

その後、帰宅し、屋外にいる使用者が正規の鍵を使用して施錠装置を解錠状態とした後、枠2に対して扉1を開け、扉1と枠2とを非対向状態にする。すると、図15に示すように、第1バネ12(図2参照)の付勢力によって、軸部材40の進退部44の基端が、本体Bの内部空間11から進出する。このため、軸部材40の係合凸部42が、隔壁非存在領域65bに位置することとなる。これにより、図16に示すように、第2バネ13の付勢力によって、移動部材60およびインジケータ54を含む表示板50が上方へ移動する。移動部材60および表示板50が上方へ移動すると、係合突部67が、上方に位置する突出部28の傾斜部分28aに当接して、係合突部67と係合溝部57との係合が解除されるとともに、第3バネ14の付勢力によって、移動部材60は、切欠26を有して側面22cを画成する側板に近接し、係合突部67が表示板50の空間部55に位置する。その後、軸部材40の係合凸部42が、移動部材60の下方に位置する第1壁69aに当接するとともに、表示板50の上端50aが、上方の側面22aを画成する側板に当接して、表示板50および移動部材60の上方への移動が規制され、係合凸部42と第3係合凹部63とが係合し、赤色に着色された第3表示部53が表示窓23から露出する。

0036

仮に、第三者が、枠2に対する扉1の開閉をしていなければ、使用者が帰宅したとき、表示窓23から第2表示部52が露出しているはずであるが、表示窓23から第3表示部53が露出しているため、使用者は、自分が帰宅したとき、第三者が家に侵入したことが分かる。

0037

換言すれば、この表示装置10によれば、進退部44が本体Bから進退することによってインジケータ54が第1方向である縦方向Yの上方側から下方側へ移動して第1表示部51、第2表示部52、及び第3表示部53が順に表示窓23から露出するため、使用者による進退部44の進退の回数と、表示窓23から露出する表示部51,52,53とが対応していなければ、第三者が進退部44を進退したことが分かる。

0038

別の表現をすると、この表示装置10によれば、固定壁である枠2と、可動壁である扉1とが対向し、且つ表示窓23から第1表示部51が露出している状態において、扉1と枠2とが非対向状態となって進退部44が本体Bから進退すると、表示窓23から第2表示部52が露出し、その後、扉1と枠2とが対向状態となっても、表示窓23から第2表示部52が露出した状態を維持し、さらにその後、扉1と枠2とが非対向状態となったとき、表示窓23から第3表示部53が露出するため、使用者による進退部44の進退の回数と、表示窓23から露出する表示部51,52,53とが対応していなければ、第三者が進退部44を進退したことが分かる。しかも、表示装置10の本体Bを、可動壁である扉1に取り付けてあるため、使用者が、枠2に対して扉1を開けた(可動壁を移動させた)以外に、扉を開けた者(可動壁を移動させた第三者)の存在が分かる。

0039

また、進退部44の進退によって、表示板50(インジケータ54)は縦方向Yにおける上方側から下方側(第1方向)へ移動するが、操作部80を操作することによって表示板50の縦方向Yへの移動規制が解除され、表示板50は縦方向Yにおける下方側から上方側(第1方向と反対方向(第1方向と異なる第2方向))へ移動するため、操作部80を操作できる使用者は、表示窓23から露出する表示部51,52,53を変更することができる。換言すれば、この実施形態の表示装置10によれば、表示板50(インジケータ54)の移動規制を解除する操作部80をさらに有し、表示窓23から第3表示部53が露出している状態において、表示板50の移動規制を解除し、表示窓23から第1表示部51又は第2表示部52のいずれか一方のみを表示させる操作部80を有するため、操作部80を操作できる使用者は、表示窓23から露出する表示部51,52,53を変更することができる。

0040

加えて、操作部80は、本体Bが有するキーシリンダ81と、キーシリンダ81の旋回を可能とするキー83とを備えるため、使用者以外の第三者によって、表示窓23から露出する表示部51,52,53が妄りに変わることを防止することができる。

0041

また、軸部41の係合板43と蓋30の肉厚部32との間には、進退部44の基端が、筐体20の内部空間11から外部へ突出するように付勢する第1バネ12を配置してあるため、扉1と枠2との非対向状態において、進退部44を筐体20から確実に突出させることができる。

0042

さらに、軸部材40と蓋30との間には、軸部材40が横方向Xのみの移動するための係合板43と、係合板43に係合する係合凹部33とを形成してあるため、軸部材40の横方向Xへの移動を円滑にすることができる。

0043

なお、上述した実施形態には、上述した表示装置10を、第三者に対する家の侵入の有無に使用する例で説明した。しかし、この発明は、これに限られず、金庫機密資料保管する保管庫、管理者等の特定の人間しか入れないエリアの扉等にも使用することができる。

0044

また、上記実施形態には、緑色に着色された第1表示部51と、青色に着色された第2表示部52と、赤色に着色された第3表示部53とを有するインジケータ54を備える表示装置10を説明した。しかし、本発明は、それに限られず、第1表示部51、第2表示部52、および第3表示部53の色は適宜変更してもよい。もちろん、表示部51,52,53は、色に限られず、例えば第1表示部51に「初期状態」という文字を記載し、第2表示部52に「安全」という文字を記載し、第3表示部53に「危険」という文字を記載してもよい。さらに、表示部51,52,53は、文字に限られず、記号および絵等のデザインでもよい。加えて、表示部は、3つに限定されず、4つ以上でもよい。

0045

さらに、上述した実施形態において、本体Bを、可動壁である扉1に取り付ける一方、固定壁である枠2に、進退部44と当接する固定板2aを取り付ける例を説明した。しかし、本発明は、それに限られず、固定壁である枠2に本体を取り付ける一方、可動壁である扉1に、進退部44と当接する固定板を取り付けてもよい。

0046

また、表示板50が係合溝部57を有する一方、移動部材60が係合突部67を有しているが、本発明はこれに限られず、表示板50が係合突部を有する一方、移動部材60が係合溝部を有してもよい。

0047

さらに、上記実施形態には、操作部80は、本体Bが有するキーシリンダ81と、キーシリンダ81の旋回を可能とするキー83とを備えるものを説明した。しかし、この発明はそれに限られず、操作部80は、本体Bから外面側へ突出するレバーを備え、該レバーの操作によってインジケータ54の移動規制を解除するように構成してもよい。

0048

これまでに説明した本発明は、少なくとも以下のように整理することができる。
第1発明は、表示窓と、本体に対して進退可能な進退部と、インジケータとを含む表示装置において、前記インジケータの移動規制を解除する操作部をさらに有し、前記インジケータは、第1方向へ並ぶ少なくとも第1表示部と第2表示部と第3表示部とを有し、前記進退部が前記本体から進退することによって前記インジケータが前記第1方向へ移動して前記第1表示部、前記第2表示部、及び前記第3表示部が順に前記表示窓から露出し、前記第3表示部が前記表示窓から露出した状態において、前記進退部が前記本体から進退しても前記インジケータの前記第1方向への移動が規制され、前記操作部を操作することによって前記インジケータの移動規制が解除されて前記インジケータが前記第1方向と異なる方向へ移動することを特徴とする。
第2発明は、表示窓と、本体に対して進退可能な進退部と、インジケータとを含む表示装置において、前記本体は、固定壁及び前記固定壁と対向する可動壁とのうちの一方である第1壁に取り付けられ、前記進退部は、前記固定壁と前記可動壁とのうちの他方である第2壁に向かって延び、前記第2壁に進退可能に当接し、前記インジケータは、少なくとも第1表示部と第2表示部と第3表示部とを有し、前記表示窓は、前記第1表示部、前記第2表示部及び前記第3表示部のうちのいずれか1つの表示部を露出し、前記固定壁及び前記可動壁が対向し、且つ前記表示窓から前記第1表示部が露出している状態において、前記固定壁と前記可動壁とが非対向状態となって前記進退部が前記本体から進退すると、前記表示窓から前記第2表示部が露出し、その後、前記固定壁と前記可動壁とが対向状態となっても、前記表示窓から前記第2表示部が露出した状態を維持し、さらにその後、前記固定壁と前記可動壁とが非対向状態となったとき、前記表示窓から前記第3表示部が露出することを特徴とする。

0049

また、本発明には、少なくとも以下の実施態様がある。
(1) 前記インジケータの移動規制を解除する操作部をさらに有し、前記表示窓から前記第3表示部および前記第2表示部のいずれか一方が露出している状態において、前記インジケータの移動規制を解除し、前記表示窓から前記第1表示部を表示させる操作部を有する。
(2)前記操作部は、前記本体が有するキーシリンダと、前記キーシリンダの旋回を可能とするキーとを備える。

0050

1 扉(可動壁(第1壁及び第2壁))
2 枠(固定壁(第1壁及び第2壁))
10表示装置
11 内部空間
12 第1バネ
13 第2バネ
14 第3バネ
20筐体
23表示窓
30 蓋
33係合凹部
40軸部材
42 係合凸部
43係合板
44 進退部
50表示板
51 第1表示部
52 第2表示部
53 第3表示部
54インジケータ
60移動部材
61 第1係合凹部
62 第2係合凹部
63 第3係合凹部
64a 第1隔壁部
64b 第2隔壁部
65a 隔壁存在領域
65b 隔壁非存在領域
X 横方向
Y縦方向
Z 前後方向

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