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技術 画像処理装置及び画像処理プログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 大澤靖史
出願日 2016年8月23日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2016-162886
公開日 2018年3月1日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2018-030271
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 ファクシミリ一般 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード 携帯情報通信機器 留意事項 スケジュール欄 モード欄 登録スケジュール 課金処理モジュール ネットプリントサービス 場所欄
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

第1のユーザーによる使用の予定日時を受信した場合は、第2のユーザーに、予定日時までに処理可能な処理を提示するようにした画像処理装置を提供する。

解決手段

画像処理装置の第1の受付手段は、第1のユーザーによる使用の予定日時を通信にて受け付け、第2の受付手段は、第2のユーザーによる使用指示本画像処理装置操作装置で受け付け、提示手段は、前記使用指示内で、前記予定日時までに処理可能な処理を提示する。

概要

背景

特許文献1には、競合する印刷ジョブを実行する順序を適切に設定することが可能な画像形成装置画像形成方法及びプログラムを提供することを課題とし、画像形成装置は、受付部と、判断部と、を備え、受付部は、第1ユーザーに対応する第1情報端末で生成された第1印刷ジョブ、及び、第2ユーザーに対応する第2情報端末で生成された第2印刷ジョブの各々を受け付け可能な機能を有し、判断部は、第1ユーザーが画像形成装置に接近している場合は、第1印刷ジョブを第2印刷ジョブよりも優先して実行すると判断する機能を有することが開示されている。

特許文献2には、ユーザーが印刷を行う際に、印刷装置の前で待つことを極力回避することで、より効率よく印刷処理を行うことができる、印刷装置、印刷システム制御方法、及びプログラムを提供することを課題とし、新たに投入された割り込み印刷ジョブのユーザーが所有するモバイル機器と、当該複合機との距離を算出し(距離A)、複合機で既に実行されている実行中印刷ジョブのユーザーが所有するモバイル機器と、当該複合機との距離を算出し(距離B)、距離Aが距離Bよりも小さい場合、割り込み印刷ジョブを実行することが開示されている。

概要

第1のユーザーによる使用の予定日時を受信した場合は、第2のユーザーに、予定日時までに処理可能な処理を提示するようにした画像処理装置を提供する。画像処理装置の第1の受付手段は、第1のユーザーによる使用の予定日時を通信にて受け付け、第2の受付手段は、第2のユーザーによる使用指示本画像処理装置操作装置で受け付け、提示手段は、前記使用指示内で、前記予定日時までに処理可能な処理を提示する。

目的

特許文献1には、競合する印刷ジョブを実行する順序を適切に設定することが可能な画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1のユーザーによる使用の予定日時を通信にて受け付ける第1の受付手段と、第2のユーザーによる使用指示本画像処理装置操作装置で受け付ける第2の受付手段と、前記使用指示内で、前記予定日時までに処理可能な処理を提示する提示手段を有する画像処理装置

請求項2

前記提示手段は、前記使用指示内で、前記予定日時までに処理可能ではない処理の予約に関する情報を提示する、請求項1に記載の画像処理装置。

請求項3

前記処理可能ではない処理における印刷情報を送信する送信手段をさらに有する請求項2に記載の画像処理装置。

請求項4

前記処理可能ではない処理を含めた課金を行う課金手段をさらに有する請求項2に記載の画像処理装置。

請求項5

前記第1のユーザーが所持している端末の位置を示す位置情報を取得し、前記提示手段は、前記位置情報によって前記予定日時が変更された場合は、新たな予定日時までに処理可能な処理を提示する、請求項1に記載の画像処理装置。

請求項6

前記位置情報によって前記予定日時が繰り上がった場合、前記第1のユーザーに対して、他のユーザーが使用している旨を示す情報を送信する第2の送信手段をさらに有する請求項5に記載の画像処理装置。

請求項7

画像処理装置であるコンピュータを、第1のユーザーによる使用の予定日時を通信にて受け付ける第1の受付手段と、第2のユーザーによる使用指示を前記画像処理装置の操作装置で受け付ける第2の受付手段と、前記使用指示内で、前記予定日時までに処理可能な処理を提示する提示手段として機能させるための画像処理プログラム

技術分野

0001

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、競合する印刷ジョブを実行する順序を適切に設定することが可能な画像形成装置画像形成方法及びプログラムを提供することを課題とし、画像形成装置は、受付部と、判断部と、を備え、受付部は、第1ユーザーに対応する第1情報端末で生成された第1印刷ジョブ、及び、第2ユーザーに対応する第2情報端末で生成された第2印刷ジョブの各々を受け付け可能な機能を有し、判断部は、第1ユーザーが画像形成装置に接近している場合は、第1印刷ジョブを第2印刷ジョブよりも優先して実行すると判断する機能を有することが開示されている。

0003

特許文献2には、ユーザーが印刷を行う際に、印刷装置の前で待つことを極力回避することで、より効率よく印刷処理を行うことができる、印刷装置、印刷システム制御方法、及びプログラムを提供することを課題とし、新たに投入された割り込み印刷ジョブのユーザーが所有するモバイル機器と、当該複合機との距離を算出し(距離A)、複合機で既に実行されている実行中印刷ジョブのユーザーが所有するモバイル機器と、当該複合機との距離を算出し(距離B)、距離Aが距離Bよりも小さい場合、割り込み印刷ジョブを実行することが開示されている。

先行技術

0004

特開2014−076582号公報
特開2015−066767号公報

発明が解決しようとする課題

0005

文書を印刷する画像処理装置がある。
ところで、その画像処理装置は複数人で使用される場合がある。第1のユーザーが画像形成装置に接近している場合は、第1のユーザーによる第1印刷ジョブが、第2のユーザーによる第2印刷ジョブよりも優先して実行されるという技術がある。しかし、ユーザーによっては、その画像処理装置を使用する予定日時が決まっている場合があり、この技術では、このような場合に対応できるものではない。
本発明は、第1のユーザーによる使用の予定日時を受信した場合は、第2のユーザーに、予定日時までに処理可能な処理を提示するようにした画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、第1のユーザーによる使用の予定日時を通信にて受け付ける第1の受付手段と、第2のユーザーによる使用指示本画像処理装置操作装置で受け付ける第2の受付手段と、前記使用指示内で、前記予定日時までに処理可能な処理を提示する提示手段を有する画像処理装置である。

0007

請求項2の発明は、前記提示手段は、前記使用指示内で、前記予定日時までに処理可能ではない処理の予約に関する情報を提示する、請求項1に記載の画像処理装置である。

0008

請求項3の発明は、前記処理可能ではない処理における印刷情報を送信する送信手段をさらに有する請求項2に記載の画像処理装置である。

0009

請求項4の発明は、前記処理可能ではない処理を含めた課金を行う課金手段をさらに有する請求項2に記載の画像処理装置である。

0010

請求項5の発明は、前記第1のユーザーが所持している端末の位置を示す位置情報を取得し、前記提示手段は、前記位置情報によって前記予定日時が変更された場合は、新たな予定日時までに処理可能な処理を提示する、請求項1に記載の画像処理装置である。

0011

請求項6の発明は、前記位置情報によって前記予定日時が繰り上がった場合、前記第1のユーザーに対して、他のユーザーが使用している旨を示す情報を送信する第2の送信手段をさらに有する請求項5に記載の画像処理装置である。

0012

請求項7の発明は、画像処理装置であるコンピュータを、第1のユーザーによる使用の予定日時を通信にて受け付ける第1の受付手段と、第2のユーザーによる使用指示を前記画像処理装置の操作装置で受け付ける第2の受付手段と、前記使用指示内で、前記予定日時までに処理可能な処理を提示する提示手段として機能させるための画像処理プログラムである。

発明の効果

0013

請求項1の画像処理装置によれば、第1のユーザーによる使用の予定日時を受信した場合は、第2のユーザーに、予定日時までに処理可能な処理が提示される。

0014

請求項2の画像処理装置によれば、使用指示内で、予定日時までに処理可能ではない処理の予約に関する情報が提示される。

0015

請求項3の画像処理装置によれば、処理可能ではない処理における印刷情報が送信される。

0016

請求項4の画像処理装置によれば、処理可能ではない処理を含めた課金が行われる。

0017

請求項5の画像処理装置によれば、予定日時が変更された場合は、新たな予定日時までに処理可能な処理が提示される。

0018

請求項6の画像処理装置によれば、予定日時が繰り上がった場合、第1のユーザーに対して、他のユーザーが使用している旨を示す情報が送信される。

0019

請求項7の画像処理プログラムによれば、第1のユーザーによる使用の予定日時を受信した場合は、第2のユーザーに、予定日時までに処理可能な処理が提示される。

図面の簡単な説明

0020

本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
予約管理テーブルデータ構造例を示す説明図である。
印刷速度管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。
本実施の形態による処理例を示す説明図である。
本実施の形態による処理例を示す説明図である。
本実施の形態による処理例を示す説明図である。
本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。

実施例

0021

以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能ソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、すべての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク一対一対応通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。

0022

本実施の形態である画像処理システムは、画像処理装置100による処理を行わせるものであって、図1の例に示すように、画像処理装置100、端末150、情報処理装置170を有しており、それらは、通信回線199を介してそれぞれ接続されている。
画像処理装置100は、画像を処理するものであって、複数人によって使用される。具体的には、複写機ファックススキャナプリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等である。主に、画像処理装置100による処理として、印刷処理を例示して説明する。また、画像処理装置100は、例えば、コンビニエンスストア等の店舗等に設置されており、主に、その店舗等の顧客等によって利用され得る。
文書(ファイルとも言われる)とは、テキストデータ、数値データ、図形データ、画像データ等、又はこれらの組み合わせであり、印刷、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。具体的には、文書作成プログラムによって作成された文書、画像読取装置(スキャナ、カメラ等)で読み込まれた画像、Webページ等を含む。
端末150は、ユーザーによって利用される。具体的には、パーソナルコンピュータ携帯情報通信機器ノートPC、携帯電話スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)等である。端末150は、画像処理装置100での印刷を予約したり、端末150の位置を検知したり、その位置を示す情報(位置情報)を画像処理装置100(又は、情報処理装置170)に送信したりする。なお、端末150が携帯情報通信機器である場合、端末150の位置情報は、その端末150を所持しているユーザーの位置を示すことになる。
情報処理装置170は、端末150から印刷の予約、ユーザーのスケジュール等を受け取り、画像処理装置100に対して、それらの情報を送信する。画像処理装置100、端末150に対して、ネットプリントサービスを行うサーバーとしての機能を有する。ネットプリントサービスは、以下の処理を行う。ユーザーの操作にしたがって、印刷対象である文書を情報処理装置170に登録する。この場合、情報処理装置170は予約番号発行し、ユーザーが取得する。画像処理装置100で、ユーザーが予約番号を入力すると、情報処理装置170に登録された文書を印刷する。

0023

以下に、本実施の形態の処理例を説明するが、この説明(この段落番号内における説明)は、本実施の形態の理解を容易にすることを目的とするものである。
前述したように、従来技術では、ユーザーと画像処理装置間の距離によって印刷ジョブの割り込みによって印刷順序を変えている。
本実施の形態は、印刷ジョブの割り込みで印刷順序を変えるのではなく、印刷ジョブを複数(例えば、2つ)に分割する。分割した印刷ジョブのうちのひとつは、その場で印刷物紙文書)を受け取る印刷ジョブであり、もうひとつは、情報処理装置170に印刷対象の文書を登録し、後日、他の店舗(当初の店舗であってもよい)に設置された画像処理装置100で印刷できるようにする印刷ジョブである。
また、本実施の形態では、予約ユーザーとデバイスの距離が離れたときは現店舗の画像処理装置100で印刷しようとしているユーザーの印刷ジョブの上限数を変更し、その場で受け取る印刷枚数を増やすことができるようになる。
本実施の形態では、予約ユーザーが画像処理装置100を利用する際、順番を待つことなく直ぐに印刷できるようになる。つまり、画像処理装置100を利用しているユーザーBの印刷ジョブの印刷時間を算出し、予約ユーザーAの来店予定時刻までにジョブを終了させることで、予約ユーザーAは順番を待つことなく直ぐに印刷できるようなる。
コンビニエンスストア等に設置された画像処理装置100のように、その画像処理装置100を利用した場合、その場で課金を行う。
画像処理装置100を利用しているユーザーの印刷抑制をした場合でも、ユーザーがその場で受け取れなかった印刷物を後日、受け取れるようにしている。つまり、印刷抑制を受け、その場で受け取れなかった文書を、情報処理装置170にアップロードすることによって、後日ユーザーBがどこの店舗に行っても印刷できるようになる。
画像処理装置100を利用しているユーザーが印刷抑制を受けるかどうかを事前に確認し、本当に必要な場合(例えば、予約ユーザーによる予約通りの印刷処理が行われる場合)、印刷の上限値を設定する。つまり、予約ユーザーAの位置情報を取得して、予約ユーザーAがスケジュール通りに店舗に来店しなかった場合は、画像処理装置100を利用しているユーザーBの上限数を解除できるようにしている。

0024

画像処理装置100は、アプリケーション105を有している。画像処理装置100は、ユーザーによって使用される。具体的には、第2のユーザー(例えば、店舗の来客者)によって使用され、その後に、第1のユーザー(画像処理装置100の使用を予約した者)によって使用されることがある。なお、第1のユーザーは、画像処理装置100を特定して、その画像処理装置100の使用を予約してもよいが、来訪先に近い店舗に設置されている画像処理装置100の使用を予約してもよい。つまり、第1のユーザーは、画像処理装置100そのものを必ずしも特定していなくてもよい。
アプリケーション105は、UI制御モジュール110、ファイル管理モジュール115、画像処理装置制御モジュール120、課金処理モジュール125、印刷時間算出モジュール130、ファイル登録モジュール135を有している。アプリケーション105は、画像処理装置100での予約使用と現在の使用との関係に関する処理を行う。

0025

UI制御モジュール110は、ユーザーインタフェース(UI:User Interface)と画像処理装置制御モジュール120の命令入出力を制御する。例えば、入力用の操作装置として、タッチパネルキーボードメニュキーテンキー等を含む)等がある。この他に、マウス音声視線ジェスチャ等を用いたユーザーの操作を受け付けるようにしてもよい。出力用の装置として、液晶ディスプレイ等の表示装置(前述のタッチパネルを含む)、スピーカー等がある。
例えば、UI制御モジュール110は、ユーザー操作によるネットプリントの予約番号を受け付ける。この入力により、画像処理装置制御モジュール120は、画像処理装置100のプリント機能を制御する。
そして、UI制御モジュール110は、次に利用するユーザー(予約ユーザー)が到着する時間までに印刷できる文書数部数ページ数の上限値を表示する。これによって、印刷の上限値が制御できるため、順番を待つことなく、次の人(予約ユーザー)が直ぐに印刷できるようになる。

0026

ファイル管理モジュール115は、印刷する文書を管理する。例えば、情報処理装置170から送信された文書を受信して管理してもよいし、ユーザーが持ち込んだUSBメモリー等の各種メディア記憶媒体)から文書を読み込むようにしてもよい。
画像処理装置制御モジュール120は、画像処理装置100が有する機能を制御する。つまり、画像処理装置100全体又はアプリケーション105内のモジュールを制御する。
課金処理モジュール125は、画像処理装置100における課金処理機能を制御する。例えば、印刷枚数に応じて、現金プリペイドカードクレジットカード等による精算処理を行う。また、課金処理モジュール125は、ユーザー操作により使用される場合、即時精算又は後精算(法人向け)できるようにしてもよい。
印刷時間算出モジュール130は、ファイル管理モジュール115で管理された文書の印刷時間を計算する。例えば、ファイル管理モジュール115でメディアから読み込んだ文書の印刷時間を算出する。図6の例を用いて後述する。
ファイル登録モジュール135は、情報処理装置170へ、印刷対象の文書(今後の印刷を予約した文書)を通信回線199を介して登録する。例えば、UI制御モジュール110で選択され、今回は印刷できなかった文書を、情報処理装置170へ登録する。その返信として、予約番号を取得して、UI制御モジュール110で提示して、ユーザーに知らせる。これによって、画像処理装置100を利用していた(文書印刷を行っていた)ユーザーは、後日好きなときに印刷できる。

0027

印刷時間算出モジュール130は、第1のユーザーによる使用の予定日時を、情報処理装置170から通信回線199を介して受け付ける。
UI制御モジュール110は、第2のユーザーによる使用指示を本画像処理装置100の操作装置で受け付ける。
そして、UI制御モジュール110は、使用指示内で、予定日時までに処理可能な処理(印刷時間算出モジュール130による処理結果)を提示する。なお、提示には、画像処理装置100に備え付けられている液晶ディスプレイ等の表示装置に表示すること、スピーカー等の音声出力装置から音声を出力すること等がある。
また、UI制御モジュール110は、使用指示内で、予定日時までに処理可能ではない処理の予約に関する情報を提示するようにしてもよい。「予約に関する情報」として、例えば、予約番号がある。
さらに、ファイル登録モジュール135は、処理可能ではない処理における印刷情報を、情報処理装置170に送信するようにしてもよい。ここで、印刷情報として、例えば、文書がある。文書の他に、印刷の指定情報(用紙サイズ、カラーモード、画質等)を含めるようにしてもよい。
また、課金処理モジュール125は、処理可能ではない処理を含めた課金を行うようにしてもよい。つまり、課金として、第2のユーザーによって使用(処理可能となった処理)された量に応じた課金、そして、第1のユーザーによる予定日時のために、今回は使用できなかった処理(処理可能ではない処理)であるが、予約した量に応じた課金が含まれる。

0028

また、画像処理装置制御モジュール120は、第1のユーザーが所持している端末の位置を示す位置情報を取得するようにしてもよい。第1のユーザーが予定日時に使用するか否かを確認するためである。
そして、UI制御モジュール110は、その位置情報によって予定日時が変更された場合は、新たな予定日時までに処理可能な処理を提示するようにしてもよい。「予定日時が変更」には、もちろんのことながら、遅くなる場合、早くなる(予定日時が繰り上がる)場合がある。遅くなる場合は、第2のユーザーが使用できる量が増えることになる。
さらに、画像処理装置制御モジュール120は、その位置情報によって予定日時が繰り上がった場合、第1のユーザーに対して、他のユーザー(第2のユーザー)が使用している旨を示す情報を送信するようにしてもよい。
この場合、UI制御モジュール110は、当初の予定日時までに処理可能な処理を提示したままとする。また、その提示を消去していた場合は、何の提示を行う必要はない。また、予定日時が早まる可能性があることを提示してもよい。さらに、予定日時が繰り上がったため、第2のユーザーによる使用料を減少させるようにしてもよい。

0029

端末150は、ネットプリントアプリケーション155を有している。端末150は、第1のユーザーによって所持され、使用される。
ネットプリントアプリケーション155は、位置情報取得モジュール160、位置情報送信モジュール165を有している。ネットプリントアプリケーション155は、画像処理装置100に対する予約使用に関する処理を行う。
位置情報取得モジュール160は、端末150の現在位置を取得する。つまり、第1のユーザーの現在位置(位置情報)を取得する。例えば、端末150に内蔵されているGPS(Global Positioning System)からの位置情報であってもよいし、携帯電話網に用いられている基地局の位置情報であってもよいし、iBeacon(登録商標)のようにビーコン端末から携帯端末に送信されてきたビーコン端末ID等であってもよい。なお、ビーコン端末IDの場合は、ビーコン端末IDとそのビーコン端末が設置されている場所情報とが対応しているテーブルを予め用意しておき、そのテーブルを用いて、ビーコン端末IDから場所情報を抽出するようにしてもよい。
位置情報送信モジュール165は、位置情報取得モジュール160が取得した現在の位置情報を情報処理装置170に送信する。なお、画像処理装置100に直接送信するようにしてもよい。

0030

情報処理装置170は、ネットプリントサービス処理モジュール175を有している。情報処理装置170は、画像処理装置100、端末150と通信回線199を介して接続されている。
ネットプリントサービス処理モジュール175は、ファイル管理モジュール180、ユーザー情報管理モジュール185、スケジュール管理モジュール190、ユーザー位置情報管理モジュール195を有している。ネットプリントサービス処理モジュール175は、端末150からの予約使用を受信し、該当する画像処理装置100に送信する。
ファイル管理モジュール180は、文書の一時保存、予約番号の発行を行い、画像処理装置100に文書を配信する。予約番号は、文書登録が行われた場合に発行し、端末150、画像処理装置100に通知する。
ユーザー情報管理モジュール185は、利用するユーザーの情報を管理する。また、監視対象である端末150の端末情報を管理する。
スケジュール管理モジュール190は、文書を利用するユーザーのスケジュールを管理する。例えば、端末150から、ユーザーのスケジュール情報訪問先を含む)を受信する。そして、訪問先のスケジュールから付近の店舗(又は、画像処理装置100)を検索し、画像処理装置100に到着時刻を通知する。
ユーザー位置情報管理モジュール195は、ユーザーの位置情報を端末150から取得して、画像処理装置100に通知する。例えば、画像処理装置100を利用する予約日時における、ユーザーの位置情報を取得し、画像処理装置100に到着していない場合は、画像処理装置100に到着日時(新たな予約日時)を通知してもよい。また、その場合、予約日時のリセットを通知するようにしてもよい。これによって、スケジュール通りに予約ユーザーが利用しなかった場合に、現在利用しているユーザーによる利用量を増加させることができる(例えば、すべての印刷ができる)ようになる。

0031

図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
店舗200A内には、画像処理装置100Aが設置されており、端末150Bを所持したユーザー210Bがいる。店舗200B内には、画像処理装置100Bが設置されている。ユーザー210Aは、端末150Aを所持している。ここでは、ユーザー210Aは予約ユーザーであり、ユーザー210Bは店舗200Aの来店客であり、画像処理装置100Aを利用する。
店舗200A内の画像処理装置100A、店舗200A内の端末150B、端末150A、店舗200B内の画像処理装置100B、情報処理装置170は、通信回線199を介してそれぞれ接続されている。通信回線199は、無線有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネットイントラネット等であってもよい。また、情報処理装置170による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
例えば、ユーザー210Aは、店舗200A内の画像処理装置100Aでの印刷を予約する(予約番号Aを得る)。ユーザー210Aの到着前に、ユーザー210Bが画像処理装置100Aを利用する。ただし、利用開始時に、ユーザー210Aの到着予定日時までの利用であるという制限(例えば、印刷枚数等)があることを提示し、利用させる。ただし、ユーザー210Bが利用できなかった残り(例えば、未印刷の文書)を、情報処理装置170に登録し、予約番号Bを得る。ユーザー210Aは、店舗200Aに到着し、ユーザー210Bの利用終了を待つことなく、予約番号Aを用いて画像処理装置100Aで文書の印刷ができるようになる。その後、ユーザー210Bは、例えば、店舗200Bで、予約番号Bを用いて残りの文書を画像処理装置100Bで印刷させることができる。

0032

図3図4は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
テップS302では、ユーザー210Aの操作にしたがって、文書、スケジュール、端末情報が情報処理装置170に登録される。例えば、ユーザー210Aの操作にしたがって、端末150は、情報処理装置170にネットプリントサービスにおける印刷の予約を行う。情報処理装置170によって予約番号が発行され、それが端末150に送信され、ユーザー210Aが予約番号を知る。
この処理によって、情報処理装置170は、例えば、予約管理テーブル500を生成する。図5は、予約管理テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。予約管理テーブル500は、予約ID欄505、ユーザーID欄510、文書欄515、スケジュール欄520、端末ID欄540を有しており、スケジュール欄520は、日時欄525、訪問先場所欄530、目的等欄535を有している。予約ID欄505は、本実施の形態において、予約を一意識別するための情報(予約ID:IDentification)を記憶している。ユーザーID欄510は、本実施の形態において、ユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID)を記憶している。文書欄515は、そのユーザーが印刷を予約した文書を記憶している。文書そのもののデータであってもよいし、文書の格納先であるURL(Uniform Resource Locator)等であってもよい。スケジュール欄520は、そのユーザーのスケジュールを記憶している。日時欄525は、日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。訪問先場所欄530は、その日時に訪問する場所を記憶している。目的等欄535は、その訪問の目的等を記憶している。端末ID欄540は、本実施の形態において、そのユーザーが所持している端末150を一意に識別するための情報(端末ID)を記憶している。

0033

ステップS304では、来店客であるユーザー210Bが画像処理装置100を利用開始する。例えば、文書プリント写真プリントコピースキャン、その他の各種サービスを選択する。
ステップS306では、情報処理装置170が、ユーザー210Aの登録スケジュールから訪問先付近の店舗の到着時間を算出し、画像処理装置100に通知する。例えば、前述の予約管理テーブル500内の訪問先場所欄530がその画像処理装置100が設置されている店舗である場合は、日時欄525内の日時を到着時間としてもよい。また、スケジュールとして、訪問先場所欄530内が店舗以外の場所(印刷予約された印刷物を用いる場所)である場合は、その場所と店舗間の距離から、その店舗を経由してその場所に日時欄525の日時に到着するための時間を逆算して、店舗への到着時間を算出すればよい。
ステップS308では、ユーザー210Bの選択したサービスは、文書プリント又は写真プリントを利用するサービスかどうかを確認し、文書プリント又は写真プリントを利用するサービスの場合はステップS310へ進み、それ以外の場合はステップS328へ進む。

0034

ステップS310では、画像処理装置100は、印刷する文書の入ったメディアの挿入を検知する。
ステップS312では、画像処理装置100は、メディア内の文書を読み込み、文書毎に印刷時間を算出する。例えば、印刷速度管理テーブル600を用いて算出する。図6は、印刷速度管理テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。印刷速度管理テーブル600は、プリント種類番号欄605、プリントの種類欄610、カラーモード欄615、用紙サイズ欄620、画質欄625、FPOT(sec)欄630、PPM(CPM)欄635を有している。プリント種類番号欄605は、プリント種類番号を記憶している。プリントの種類欄610は、プリントの種類を記憶している。プリントの種類は、例えば、コピー、プリント、写真等がある。カラーモード欄615は、カラーモードを記憶している。カラーモードには、白黒、カラー等がある。用紙サイズ欄620は、用紙サイズを記憶している。用紙サイズには、例えば、A4、A3、L版等がある。画質欄625は、画質を記憶している。画質には、例えば、標準高画質等がある。FPOT(sec)欄630は、最初の一枚目の印刷による用紙が排出されるまでの所要時間を記憶している。一般的には、FPOT(FirstPrintOutputTime)(sec)ともいわれる。PPM(CPM)欄635は、印刷速度を記憶している。一般的には、PPM(PrintPerMinutes)(CPM(CopyPerMinutes))ともいわれる。
印刷する文書の枚数属性(カラーモード、用紙サイズ、画質等)によって、文書の印刷に必要な時間を算出する。例えば、写真(カラー、L版、画質:標準)を24枚印刷すると指定された場合は、18.7秒+24枚/6PPM=約4分20秒が印刷時間の見積もりとなる。

0035

ステップS314では、画像処理装置100は、ステップS306で算出した時間内に現在受け取れる印刷可能な文書、部数、ページ範囲を、表示装置に表示する。
ステップS316では、画像処理装置100は、ユーザー210Bの操作にしたがって、印刷する文書の選択と、その場で受け取る文書の選択を受け付け、印刷を開始する。
ステップS318では、画像処理装置100は、印刷開始後、課金する。

0036

ステップS320では、画像処理装置100は、印刷終了前に(例えば、印刷中に)、ユーザー210Aの位置情報を取得し、到着時刻に画像処理装置100を利用するか(ステップS306で算出した到着時刻までに、画像処理装置100に到着できる位置にいるか)を確認し、利用する場合(到着できる場合)はステップS322へ進み、それ以外の場合(到着できない場合、つまり遅刻する場合)はステップS314へ戻る。ステップS314へ戻るのは、ユーザー210Aが到着時刻になっても画像処理装置100を利用しない場合(ステップS320:N)は、ユーザー210Bが続けて印刷可能にするためである。
ステップS322では、画像処理装置100は、その場で受け取らない文書は、情報処理装置170に登録(アップロード)した後、予約番号を発行する。その場で受け取らない文書とは、「処理可能ではない処理における印刷情報」の一例であり、印刷できなかった文書である。予約番号の発行は、情報処理装置170が行い、これを画像処理装置100が受信する。
ステップS324では、画像処理装置100は、印刷終了後、印刷物の受け取りと予約番号をユーザー210Bに知らせる。

0037

ステップS326では、ユーザー210Aが画像処理装置100で印刷指示を行う。もちろんのことながら、ステップS302で発行された予約番号が用いられる。つまり、ユーザー210Aが店舗に来店するまでにユーザー210Bの印刷は終了しているため、ユーザー210Aは待つことなく印刷できる。
ステップS328では、ステップS306で算出した時間に収まるコピー又はスキャン可能枚数を、表示装置に表示する。つまり、ステップS304で選択したサービスがコピー又はスキャン等である場合(ステップS308:N)は、情報処理装置170への登録等の処理(ステップS322等での処理)はしない。

0038

図7は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。より具体的な処理例を示すものである。
ステップS702では、自宅750において、端末150Cは、ユーザー210Aの操作にしたがって、印刷対象である文書772(印刷属性等を含めてもよい)とスケジュールを、情報処理装置170に登録する。スケジュールとして、例えば、「10:00、A社790に訪問」が登録されたとする。なお、この登録は9時に行われたとする。
ステップS704では、情報処理装置170は、スケジュールを確認して、ユーザー210Aが到着する日時を店舗200Aに送信する。例えば、A社790に近い店舗を検索し、店舗200Aを抽出し、店舗200AからA社790までの距離(直線距離であってもよいし、移動距離であってもよい)を算出し、店舗200AからA社790に移動するための時間を算出する。A社790にスケジュール通りの日時に到着するために、店舗200Aに到着しなければならない日時を算出する。具体的には、店舗200AからA社790に移動するための時間、画像処理装置100Aでの印刷に要する時間、場合によっては余裕時間(例えば、5分等)を、A社790への到着予定日時から減算すればよい。例えば、この計算によって、店舗200Aへの到着予定日時は9時45分であるとする。なお、画像処理装置100Aでの印刷に要する時間は、情報処理装置170内に印刷対象の文書等が登録されているので、その文書の量、印刷属性から、前述の印刷速度管理テーブル600を用いて算出すればよい。

0039

ステップS706では、店舗200Aの来店客であるユーザー210Bの操作にしたがって、画像処理装置100Aがメディア780内の印刷文書(文書774と文書776)を読み込む。その後、画像処理装置100Aは、印刷設定時に印刷速度管理テーブル600内の印刷速度からユーザー210Bが現在受け取れる印刷可能な(つまり、ステップS704で情報処理装置170から送信されたユーザー210Aの到着日時までに印刷可能な)文書、部数、ページ範囲を表示する。ここでは文書774のみ印刷可能とする。例えば、現在が9時40分であれば、店舗200Aへの到着予定日時は9時45分であるので、5分以内に印刷可能な文書を提示し、今回の印刷対象として選択される。なお、ユーザー210A(端末150A)の現在の位置から、5分後にユーザー210Aが店舗200Aに到着することが可能か否かを判断してもよい。到着することが可能であれば、前述の通りの処理を行い。遅れる場合は、印刷可能な文書の量を増加させてもよい。

0040

ステップS708では、画像処理装置100Aは、ユーザー210Bの操作にしたがって、印刷する文書の選択(文書774と文書776)と、その場で受け取る文書(文書774)が選択され、印刷する。課金対象は、すべての文書(文書774と文書776)とする。
ステップS710では、印刷できなかった文書(文書776)は、情報処理装置170にアップロードされる。
ステップS712では、ユーザー210Bは、印刷終了後、印刷文書784(文書774の印刷物)と、文書776の印刷の予約番号(予約番号票788)を受け取る。

0041

ステップS714では、ユーザー210Aが店舗200Aに到着したときには、ユーザー210Bによる画像処理装置100Aでの印刷が終わっているため、直ちに文書を印刷し、お客様先に訪問できる。例えば、9時45分にユーザー210Aは店舗200Aに到着し、画像処理装置100Aで文書772を印刷し、印刷文書782(文書772の印刷物)を得る。なお、情報処理装置170から画像処理装置100Aへ文書772が送信されて印刷が行われる。
ステップS716では、ユーザー210Aは、印刷文書782を持参して、A社790に到着する。
ステップS718では、ユーザー210Bは後日、店舗200Bの画像処理装置100Bで、予約番号を入力して、文書776を印刷する。なお、情報処理装置170から画像処理装置100Bへ文書776が送信されて印刷が行われる。また、この場合の課金は、既に、店舗200Aの画像処理装置100Aで行われているので、無料となる。

0042

図8は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。上限値変更後、画像処理装置100Aに表示するファイル選択画面800を示す。これは、ユーザー210Bが見ることになる画面である。
図7の例では、店舗200Aへの到着予定日時通りに到着した例を示したが、ユーザー210Aが遅れた場合は、印刷処理の途中で、印刷枚数等の修正が行われるようにする。なお、ユーザー210Aの現在位置から、店舗200Aに到着するまでの時間を算出し、その時間内での印刷枚数の上限値を変更すればよい。
文書選択画面800内には、「設定をすべて取り消す」、「画像を探す」、「選択解除」、「日付印字」、「設定を取り消して戻る」、「これで決定」、「終了」等のボタンを表示し、メディア内の文書を表示する領域、留意事項を表示する領域、「プレビュー/枚数設定」を表示する領域等を設けている。そして、当初は印刷可能枚数が24であったのを、ユーザー210Aが遅れていることを検出した場合は、印刷可能枚数が例えば38枚と増加し、留意事項領域に、「プリント合計枚数最大値は38枚です。プリント合計枚数を38枚以下にしてください。」と表示し、さらに38枚の対象が選択された場合は、「プリント合計枚数38枚」、「合計金額1,140円」と表示する。

0043

図9は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。画像処理装置100Aに表示する「情報処理装置170への文書登録画面900」を示す。これは、ユーザー210Bが見ることになる画面である。
文書登録画面900内には、「ファイル登録」、「戻る」、「終了」等のボタンを表示し、選択された文書を表示する領域、留意事項を表示する領域等を設けている。そして、印刷対象としたが、今回は印刷できなかった文書(図7の例では文書776)がある場合は、留意事項領域に、「[ファイル登録]でファイルをネットプリントサーバー(情報処理装置170)に登録できます。※登録した後に、予約番号が発行されます。」と表示する。

0044

図10を参照して、本実施の形態の画像処理装置100、端末150、情報処理装置170のハードウェア構成例について説明する。図10に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1017と、プリンタ等のデータ出力部1018を備えたハードウェア構成例を示している。

0045

CPU(Central Processing Unit)1001は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、アプリケーション105、UI制御モジュール110、ファイル管理モジュール115、画像処理装置制御モジュール120、課金処理モジュール125、印刷時間算出モジュール130、ファイル登録モジュール135、ネットプリントアプリケーション155、位置情報取得モジュール160、位置情報送信モジュール165、ネットプリントサービス処理モジュール175、ファイル管理モジュール180、ユーザー情報管理モジュール185、スケジュール管理モジュール190、ユーザー位置情報管理モジュール195等の各モジュールの実行シーケンス記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。

0046

ROM(Read Only Memory)1002は、CPU1001が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1003は、CPU1001の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1004により相互に接続されている。

0047

ホストバス1004は、ブリッジ1005を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1006に接続されている。

0048

キーボード1008、マウス等のポインティングデバイス1009は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1010は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1009とディスプレイ1010の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。

0049

DD(Hard Disk Drive)1011は、ハードディスク(フラッシュメモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1001によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、印刷対象の文書、ユーザーのスケジュール等が格納される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。

0050

ドライブ1012は、装着されている磁気ディスク光ディスク光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1013に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1007、外部バス1006、ブリッジ1005、及びホストバス1004を介して接続されているRAM1003に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1013も、データ記録領域として利用可能である。

0051

接続ポート1014は、外部接続機器1015を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1014は、インタフェース1007、及び外部バス1006、ブリッジ1005、ホストバス1004等を介してCPU1001等に接続されている。通信部1016は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1017は、例えばスキャナであり、ドキュメント読み取り処理を実行する。データ出力部1018は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータ出力処理を実行する。

0052

なお、図10に示す画像処理装置100、端末150、情報処理装置170のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図10に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific IntegratedCircuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図10に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機情報家電ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。

0053

なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイルディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリCD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスクFD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダムアクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカルエリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。

0054

100…画像処理装置
105…アプリケーション
110…UI制御モジュール
115…ファイル管理モジュール
120…画像処理装置制御モジュール
125…課金処理モジュール
130…印刷時間算出モジュール
135…ファイル登録モジュール
150…端末
155…ネットプリントアプリケーション
160…位置情報取得モジュール
165…位置情報送信モジュール
170…情報処理装置
175…ネットプリントサービス処理モジュール
180…ファイル管理モジュール
185…ユーザー情報管理モジュール
190…スケジュール管理モジュール
195…ユーザー位置情報管理モジュール
199…通信回線
200…店舗
210…ユーザー

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