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技術 ソフトアイスドリンク製造装置及びそれに用いる送液機構

出願人 株式会社中部コーポレーションアサヒビール株式会社
発明者 安田典充日沖則幸石川浩太佐藤善典山下直之
出願日 2016年8月25日 (3年6ヶ月経過) 出願番号 2016-164299
公開日 2018年3月1日 (2年0ヶ月経過) 公開番号 2018-029787
状態 特許登録済
技術分野 飲料を作る装置 氷の製造,作業,貯蔵または分配
主要キーワード 底につく 開口扉 クリップ付 次側空気 カップセンサ 飲料液体 ビールサーバ 飲料用液体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

飲用原料カップへの送液が迅速で制御が容易であり、飲用原料貯留タンクの破損の恐れがないソフトアイスドリンク製造装置及びそれに用いる送液機構を提供すること

解決手段

氷塊を入れたカップ15を載せるためのカップホルダー17と、カップ15内に飲用原料を送る送液機構(45,47,49,51a〜51d、53a〜53d、55a〜55d,57a〜57d)と、カップ15の開口を塞ぐキャップ43と、キャップ43を貫通し、キャップ43の下方に回転刃23を有する回転軸21と、回転軸21を回転させるための回転機構とを備えている。送液機構は、エアポンプ45と、エアポンプからの圧力を調整するレギュレータ49と、ボトル51a〜51dと、ボトル内の飲用原料をカップ15内に送るための送液管53a〜53dと、送液管の流路開閉する電磁弁55a〜55dとを備えている。

概要

背景

従来、カップに水やリキュールシロップ濃縮ジュース等の飲料用液体と、野菜果物等の飲料用固形物とを入れ、これをカップホルダーに載せ、さらにキャップを被せた状態で回転する切削刃によって混合粉砕することにより氷や固形物などが砕かれることでソフトな食感となり、飲料液体と一体に混合されるソフトアイスドリンクを製造可能なソフトアイスドリンク製造装置が知られている(例えば特許文献1)。このタイプのソフトアイスドリンク製造装置では特別な容器を用いることなく、カップ内において飲料を製造するため、製造後にカップホルダーからカップを取り外し、そのまま飲用に供することができるという利点がある。

ところで、上記ソフトアイスドリンク製造装置では、カップホルダーに載せたカップにリキュールや濃縮ジュース等の飲用原料を供給する必要がある。このための方法として、飲用原料を貯留する原液タンクをカップより高い位置に設置し、原液タンクから飲用原料を自然流下させて供給することが行われている。また、ビールサーバが併設されている場合にはビールサーバ用の炭酸ガスボンベを利用し、原液タンク内を炭酸ガスボンベからの圧力によって加圧することによりカップ内へ飲用原料を供給することが行われている。

概要

飲用原料のカップへの送液が迅速で制御が容易であり、飲用原料貯留タンクの破損の恐れがないソフトアイスドリンク製造装置及びそれに用いる送液機構を提供すること氷塊を入れたカップ15を載せるためのカップホルダー17と、カップ15内に飲用原料を送る送液機構(45,47,49,51a〜51d、53a〜53d、55a〜55d,57a〜57d)と、カップ15の開口を塞ぐキャップ43と、キャップ43を貫通し、キャップ43の下方に回転刃23を有する回転軸21と、回転軸21を回転させるための回転機構とを備えている。送液機構は、エアポンプ45と、エアポンプからの圧力を調整するレギュレータ49と、ボトル51a〜51dと、ボトル内の飲用原料をカップ15内に送るための送液管53a〜53dと、送液管の流路開閉する電磁弁55a〜55dとを備えている。

目的

また、自然流下では流速の制御が困難であるのみならず、充分な流速が得られないためにソフトアイスドリンクを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

氷塊を入れた飲料容器を載せるための載置台と、該載置台に載せられた該飲料容器内飲用原料を所定の量だけ送る送液機構と、該飲料容器の開口を塞ぐことが可能なキャップと、該キャップを貫通し該キャップの下方に回転刃を有する回転軸と、該回転軸を回転させるための回転機構とを備えたソフトアイスドリンク製造装置であって、前記送液機構は、エアポンプと、該エアポンプから供給される空気の圧力を所定の圧力に調整するレギュレータと、該レギュレータに接続された前記飲用原料を貯留する原液タンクと、該原液タンク内の該飲用原料を該飲料容器内に送るための送液管と、該送液管の流路開閉する制御弁とを備えていることを特徴とするソフトアイスドリンク製造装置。

請求項2

前記制御弁の開閉時間任意設定可能とする制御部が設けられている請求項1に記載のソフトアイスドリンク製造装置。

請求項3

前記制御部は前記制御弁の開閉時間を前記レギュレータの設定圧力に応じて制御する請求項2に記載のソフトアイスドリンク製造装置。

請求項4

前記回転刃の回転時間、回転速度及び回転位置のうち少なくとも1つが変更可能とされている請求項1乃至3のいずれか1項に記載のソフトアイスドリンク製造装置。

請求項5

前記送液管の前記原液タンク側の一端は該原液タンクの最下端に配設されており、切欠けが設けられている請求項1乃至4のいずれか1項に記載のソフトアイスドリンク製造装置。

請求項6

請求項1乃至4のいずれかのソフトアイスドリンク製造装置に用いる送液機構であって、エアポンプと、該エアポンプから供給される空気の圧力を所定の圧力に調整するレギュレータと、該レギュレータに接続された前記飲用原料を貯留する原液タンクと、該原液タンク内の該飲用原料を該飲料容器内に送るための送液管と、該送液管の流路を開閉する制御弁とを備えていることを特徴とする送液機構。

技術分野

0001

本発明は、氷塊を入れた飲料容器を載置台に置くだけで自動的にソフトアイスドリンクを作ることができるソフトアイスドリンク製造装置、及び、それに用いる送液機構に関する。

背景技術

0002

従来、カップに水やリキュールシロップ濃縮ジュース等の飲料用液体と、野菜果物等の飲料用固形物とを入れ、これをカップホルダーに載せ、さらにキャップを被せた状態で回転する切削刃によって混合粉砕することにより氷や固形物などが砕かれることでソフトな食感となり、飲料液体と一体に混合されるソフトアイスドリンクを製造可能なソフトアイスドリンク製造装置が知られている(例えば特許文献1)。このタイプのソフトアイスドリンク製造装置では特別な容器を用いることなく、カップ内において飲料を製造するため、製造後にカップホルダーからカップを取り外し、そのまま飲用に供することができるという利点がある。

0003

ところで、上記ソフトアイスドリンク製造装置では、カップホルダーに載せたカップにリキュールや濃縮ジュース等の飲用原料を供給する必要がある。このための方法として、飲用原料を貯留する原液タンクをカップより高い位置に設置し、原液タンクから飲用原料を自然流下させて供給することが行われている。また、ビールサーバが併設されている場合にはビールサーバ用の炭酸ガスボンベを利用し、原液タンク内を炭酸ガスボンベからの圧力によって加圧することによりカップ内へ飲用原料を供給することが行われている。

先行技術

0004

特開2003−240396号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、上記従来のソフトアイスドリンク製造装置では、飲用原料を供給する場合において、次のような問題点があった。
原液タンクから飲用原料を自然流下させて供給する場合、原液タンクの位置をカップの位置よりも高くしなければならず、設計上の制限が課せられる。また、自然流下では流速の制御が困難であるのみならず、充分な流速が得られないためにソフトアイスドリンクを提供するまでに時間がかかる。
一方、ビールサーバ用の炭酸ガスボンベをソフトアイスドリンク製造装置の飲用原料の送液用に利用する場合、ビール供給用のガス圧が飲用原料送液のためのガス圧よりもかなり高い設定とされているため、ガス圧の制御機構が複雑化する。また、間違ってビールサーバ用の高いガス圧力を原液タンクにかけた場合、原液タンクが破損する恐れがある。

0006

本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、飲用原料のカップへの送液が迅速で制御が容易であり、飲用原料貯留タンクの破損の恐れがないソフトアイスドリンク製造装置、及び、それに用いる送液機構を提供することを解決すべき課題とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明のソフトアイスドリンク製造装置は、氷塊を入れた飲料容器を載せるための載置台と、該載置台に載せられた該飲料容器内に飲用原料を所定の量だけ送る送液機構と、該飲料容器の開口を塞ぐことが可能なキャップと、該キャップを貫通し該キャップの下方に回転刃を有する回転軸と、該回転軸を回転させるための回転機構とを備えたソフトアイスドリンク製造装置であって、
前記送液機構は、エアポンプと、該エアポンプから供給される空気の圧力を所定の圧力に調整するレギュレータと、該レギュレータに接続された前記飲用原料を貯留する原液タンクと、該原液タンク内の該飲用原料を該飲料容器内に送るための送液管と、該送液管の流路開閉する制御弁とを備えていることを特徴とする。

0008

本発明のソフトアイスドリンク製造装置によってソフトアイスドリンクを製造しようとする場合には、まず載置台に氷塊を入れた飲料容器を載せる。そして、エアポンプを駆動することにより、レギュレータによって所定の圧力とされた空気が原液タンク内に送られる。そして、制御弁を一定時間開けることにより、原液タンク内の飲用原料が所定の空気圧に応じた流速で送液管内を流れ、所定の量だけ飲料容器内に送られる。その後、飲料容器の開口部がキャップによって塞がれ、回転機構を駆動させることにより回転刃が回転軸の回転と共に回転し、飲料容器内の氷塊が粉砕されてシャーベット状になり飲用原料と混合されソフトアイスドリンクとなる。そして、回転機構を停止し、キャップを開けて、ソフトアイスドリンクの入った飲料容器を取り出す。

0009

本発明のソフトアイスドリンク製造装置では、エアポンプから供給される空気が原液タンク内に供給されることによって、原液タンク内の圧力が高まり、原液タンク内の飲用原料が送液管を介して飲料容器に供給される。エアポンプから供給される一次側空気圧がレギュレータによって所定の二次側空気圧となるように調整され、制御弁を介して飲料容器内の圧力が調製される。このため、自然落下で供給する場合にくらべ、流速の制御が容易である。また、充分な流速を確保することができるため、ソフトアイスドリンクを提供するまでの時間も短くすることができる。

0010

また、ビールサーバ用の炭酸ガスボンベをソフトアイスドリンク製造装置の飲用原料の送液用と併用する場合にくらべ、ガス圧の調製をビールサーバ用の高い圧力としたり、ソフトアイスドリンク製造用の飲用原料供給用として低い圧力としたりする必要がない。このため、ガス圧の制御が簡単になり、制御機構も単純なものとすることができる。また、高いガス圧力を使用しないため、誤操作等によって飲用原料タンクに高い圧力がかかることもなく、飲用原料タンクが破損するおそれがない。

0011

本発明のソフトアイスドリンク製造装置においては、制御弁の開閉時間任意設定可能とする制御部が設けられていることが好ましい。こうであれば、飲料容器に供給される飲用原料の量を所望の量に設定することができる。この場合において、制御弁の開閉時間は、レギュレータの設定圧力に応じて制御されていることが望ましい。こうであれば、レギュレータの設定圧力を高めたり低めたりすることによって、飲料容器に供給される飲用原料の流速が速くしたり遅くしたりすることができる。このため、レギュレータの設定圧力に応じて制御弁の開閉時間を長くしたり短くしたりするだけで、絶えず同じ量だけの飲用原料を飲料容器内に供給することができる。このため、飲用原料の供給の制御機構を単純化することができる。

0012

また、前記回転刃の回転時間、回転速度及び回転位置のうち少なくとも1つが変更可能とされていることが好ましい。こうであれば、ソフトアイスドリンクの食感や味を適切に制御することが可能となる。

0013

また、送液管の原液タンク側の一端は原液タンクの最下端に配設されており、切欠けが設けられていることも好ましい。こうであれば、送液管の原液タンク側の一端と原液タンクの間には切欠けによって隙間ができるため、送液管の閉塞による飲用原料の供給不良のおそれがない。

図面の簡単な説明

0014

実施例1のソフトアイスドリンク製造装置におけるドリンク製造部1の斜視図である。
実施例1のソフトアイスドリンク製造装置における原液供給部50の斜視図である。
実施例1のソフトアイスドリンク製造装置におけるドリンク製造部1の断面図である。
クリップ付ゴム栓59の斜視図である。
吸上管59eの先端部分の斜視図である。
実施例1のソフトアイスドリンク製造装置における原液供給部50の正面図である。
実施例1のソフトアイスドリンク製造装置における飲用原料を供給するための配管系統図である。
実施例1のソフトアイスドリンク製造装置におけるドリンク製造部1においてカップ15がキャップ43によって塞がれた状態での断面図である。

実施例

0015

以下、本発明を具体化したソフトアイスドリンク製造装置について図面を参照しつつ詳述する。
(実施例1)
実施例1のソフトアイスドリンク製造装置は、居酒屋等に設置され、注文に応じて好みのリキュールが入ったソフトアイスドリンクを提供するためのものであり、カップ15に入った氷塊及びリキュールを破砕混合してソフトアイスドリンクとするドリンク製造部1(図1参照)と、ドリンク製造部1にリキュールを供給する原液供給部50(図2参照)とからなる。

0016

まず、図1に示すドリンク製造部1の構成について説明する。ドリンク製造部1は縦長略直方体容器状のハウジング3を備えており、ハウジング3の前面には操作パネル5が取り付けられている。操作パネル5には始動スイッチ7と、ソフトアイスドリンクの種類を選択するための商品選択スイッチ9a、9b、9c及び9dとが設けられている。操作パネル5の下方は開口扉11が取り付けられた開口部13が設けられており、開口部13の下端にはカップ15を所定の位置に設置するためのカップホルダー17が設けられている。カップホルダー17が載置台である。開口部13の側壁にはカップ15を検知するためのカップセンサ16が設けられている。

0017

図3に示すように、ハウジング3内の上部にはモータ19が取付け台25に固定されており、モータ19の回転軸21の下端には回転刃23が取り付けられている。取付け台25は固定軸27にスライド可能に挿通されるとともに、回転軸29に螺合されており、回転軸29の回転によって取付け台25はモータ19と共に上下に昇降するようにされている。回転軸29は回転ベルト33を介してモータ31によって回転可能とされている。回転軸29の上端にはエンコーダ30が同軸で取り付けられており、エンコーダ30は制御回路4に、回転の方向及び回転数に関する信号を送るようになっており、これによって取付け台25の位置の把握が可能とされている。また、回転刃23の回転時間、回転速度及び回転位置は制御回路4によって変更可能とされている。
モータ31の下方にはエアポンプ45が設置されている。

0018

取付け台25の下側には、無底の外筒37が下方に突出するように設けられており、外筒37の上端及び下端には回転軸21の軸受35a、35bが内挿されている。また、外筒37の外側には、コイルばね39が外筒37よりも下方に突出するように外挿されている。コイルばね39の先端部分には略円筒形保護カバー41がコイルばね39よりも下方に突出するように嵌合されている。保護カバー41の下半分は取り外し可能な無色透明保護筒41aとされている。また、保護カバー41の内側には、カップ15に蓋をするためのゴム製のキャップ43が嵌められており、キャップ43の中心には回転軸21にスライド可能に挿通されており、キャップ43の下方に回転刃23が突出するようになっている。

0019

次に、図2に示す原液供給部50の構成について説明する。原液供給部50は、PET樹脂からなる四角柱容器形状のボトル51a,51b,51c,51dがボトル受け52a,52b,52c,52dに開口を上にして斜めに傾斜し、且つ、一辺が下にくるように(すなわち、ボトル受け52a,52b,52c,52dはボトル51a,51b,51c,51dを断面がV字形状となるように)載置されている。ボトル51a,51b,51c,51dの上端は、図4に示すクリップ付ゴム栓59によって蓋がされている。クリップ付ゴム栓59はゴム製の蓋部59aとクリップ部59bとから構成されており、クリップ部59bは図示しないコイルばねの付勢力によってボトルの口を把持しており、これにより蓋部59aが内部圧によって外れることを防止している。また、蓋部59aには管状の給気口59cと送液口59dとが挿通されており、送液口59dにはボトルの底まで届くゴム製の吸上管59eが接続されている。吸上管59eの先端には図5に示すように4か所の切欠け59gを有する四角柱管59fが嵌められている。このため、四角柱管59fとボトルの底との間には切欠け59gによって隙間ができ、この隙間から飲用原料が吸い上げられるため、閉塞による供給不良のおそれがない。さらに、四角柱管59fの自重により吸上管59eの先端がボトルの底に確実に位置することが可能となり液残りを防ぐことができる。
また、原液供給部50の最下端には、図6に示すように、ボトル内の圧力を調整するためのレギュレータ49が設けられている。

0020

次に、実施例1のソフトアイスドリンク製造装置における飲用原料を供給するための配管系について説明する。図7に示すように、ドリンク製造部1(図1参照)におけるエアポンプ45はエア供給管47を介して原液供給部50(図2参照)のレギュレータ49の一次圧側に接続されており、レギュレータ49の二次圧側は各種リキュールを貯留するボトル51a,51b,51c,51dの内部上方の空間に圧縮空気が供給されるように接続されている。ボトル51a,51b,51c,51dの下端には送液管53a,53b,53c,53dが取り付けられており、ドリンク製造部1内の電磁弁55a,55b,55c,55dを介して開口部13(図1参照)の上方に取り付けられた送液ノズル57a,57b,57c,57dに接続されている。電磁弁55a,55b,55c,55dの開閉時間はレギュレータ49の設定圧力が高くなるほど短くなるように制御回路4(図3参照)によって制御されており、これにより設定圧力に関わらず一定量のリキュールがカップ15に供給されるようになっている。

0021

使用方法
以上のように構成された実施例1のソフトアイスドリンク製造装置の使用方法について説明する。
作業者は、図2に示すボトル51a,51b,51c,51dを取り出し、あらかじめ種類の異なる4種類のリキュールを入れた後、図4に示すクリップ付ゴム栓59の吸上管59eの先をボトルボトル51a,51b,51c,51d内に挿入した後、クリップ部59bを手で押し広げ、ゴム栓部59aをボトルの口に嵌めた後、手を離す。そして、4種のリキュールの入ったボトル51a,51b,51c,51dを図2に示すボトル受け52a,52b,52c,52dに載置する。

0022

そして、図1に示す開閉扉11を手で開き、氷塊の入ったカップ15をカップホルダー17に載せた後、開口扉11を閉じる。これによりカップセンサ16はカップ15を検知し、制御回路4にカップ検知信号を送ることによって図7に示すエアポンプ45が一定時間働き、レギュレータ49によってボトル51a〜51d内の圧力が所定の圧力となる。そして、作業者は図1に示す商品選択スイッチ9a、9b、9c及び9dの中から注文に応じた種類のリキュールを選択して押した後、始動スイッチ7を押す(以下、商品選択スイッチ9aを押したと仮定する)。これにより、図7に示す電磁弁55aが開く。ここで、ボトル51a内の圧力は、エアポンプ45及びレギュレータ49の作用により絶えず一定の圧力が保たれているため、電磁弁55aに接続されているボトル51a内のリキュールが送液管53aを通り、送液ノズル57aからカップ15に向かって一定の流速で放出される。そして、所定の時間だけ電磁弁55aが開いた後、制御回路4からの弁停止信号が送られ電磁弁55aが閉じられ、リキュールの送液が停止される。

0023

そして、図3に示すモータ31が駆動し、回転ベルト33を介して回転軸29が回転し、回転軸29に螺合している取付け台25が下降する。これにより、取付け台25に固定されているモータ19が下降し、モータ19の回転軸21の先端に取り付けられている回転刃23及び回転軸21を挿通しているゴム製のキャップ43が下降する。そして、キャップ43の下端がカップ15の上端に密着した状態となってカップ15の開口が塞がれ、さらに回転軸21が回転するとともにキャップ43の中心をスライドしながら下降してカップ15の底につく少し前で停止する。こうして、カップ15内の氷塊が砕かれて細かくなるとともに、リキュールと砕かれた氷とが混合されてソフトアイスドリンクとなる。そして、モータ19の回転が停止することによって回転軸21及び回転刃23の回転が停止するとともに、モータ31が上記と逆回転することにより、回転軸29に螺合している取付け台25が上昇する。これにより、取付け台25に固定されているモータ19が上昇し、モータ19の回転軸21の先端に取り付けられている回転刃23及び回転軸21を挿通しているゴム製のキャップ43が引き上げられた後、所定の位置で停止する。これらの制御は、モータ31の回転方向及び回転数をカウントするエンコーダ30及びエンコーダ30からの信号によってモータ31を制御する制御回路4によって行われる。

0024

最後に、作業者は開閉扉11を開けソフトアイスドリンクの入ったカップ15を取り出して作業が終了する。

0025

以上のように、実施例1のソフトアイスドリンク製造装置では、圧力源としてエアポンプ45及びレギュレータ49を用いて圧力を制御しているため、自然落下で供給する場合にくらべ、流速の制御が容易である。また、充分な流速を確保することもできるので、ソフトアイスドリンクを提供するまでの時間を短時間とすることができる。さらには、エアポンプ45はカップ15がカップホルダー17に載置されたときのみ駆動するだけであり、常時運転されていないので、消費電力を少なくすることができる。

0026

また、ビール供給用の炭酸ガスボンベをソフトアイスドリンク製造装置の飲用原料の送液用と共有する場合にくらべ、ガス圧の調製をビール供給用の高い圧力としたり、ソフトアイスドリンク製造用の飲用原料供給用として低い圧力としたりする必要がなく、ガス圧の制御が簡単になり、制御機構も単純なものとすることができる。さらには、高いガス圧力を使用しないため、飲用原料タンクが破損するおそれもない。

0027

また、電磁弁55a,55b,55c,55dの開閉時間はレギュレータ49の設定圧力に応じて長くしたり短くしたりするだけで、絶えず同じ量だけの飲用原料を飲料容器内に供給することができる。このため、飲用原料の供給の制御機構を単純化することができる。
また、回転刃23の回転時間、回転速度及び回転位置は制御回路4によって変更可能とされているため、ソフトアイスドリンクの食感や味を適切に制御することができる。

0028

(実施例1の変形例)
上記実施例1では、ドリンク製造部1(図1参照)と、原液供給部50(図2参照)とを別体としたが、これを共通のハウジング内に収納された一体型としてもよい。これによりソフトアイスドリンク製造装置をさらにコンパクトにすることができる。

0029

この発明は、上記発明の実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。

0030

1,50…ソフトアイスドリンク製造装置(1…ドリンク製造部、50…原液供給部)
15…カップ(飲料容器)
17…カップホルダー(載置台)
45,47,49,51a〜51d、53a〜53d、55a〜55d,57a〜57d…送液機構(45…エアポンプ,47…エア供給管,49…レギュレータ,51a〜51d…ボトル(原液タンク)、53a〜53d…送液管、55a〜55d…電磁弁(制御弁),57a〜57d…送液ノズル)
4…制御回路(制御部)
43…キャップ
23…回転刃
21…回転軸
19…モータ(回転機構)

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