図面 (/)

技術 電子財布装置、方法、及びコンピュータープログラム製品

出願人 マスターカードインターナショナルインコーポレーテッド
発明者 パルド,デヴィッドシェカラン,アナンドアルバ,ホセ,エー.シャオン,マイケル,ジェー.ムジル,エイミー,ジー.アメイス,マイケル,エス.キッチン,エリック,アール.
出願日 2017年10月5日 (3年1ヶ月経過) 出願番号 2017-194926
公開日 2018年2月22日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2018-028926
状態 特許登録済
技術分野
  • -
主要キーワード 比較態様 エンドユース 近接デバイス リーダーモジュール RFIDタグリーダー 非接触デバイス 基本カード 積層プラスチック
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月22日)のものです。
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図面 (20)

課題

複数の消費者登録情報を、電子財布プラットフォームにおいて取得し、複数の商人統合するメカニズムを提供する。

解決手段

電子財布プラットフォームを介して、消費者のうちの所与の1人に、商人のうちの所与の1人との取引代金支払う複数の方法から選択するオプションが与えられる。これらの複数の方法は、登録情報に少なくとも部分的に基づいている。複数の方法のうちの少なくとも1つは、仮想カード番号を含む。更なるステップが、取引の代金の支払いのための仮想カード番号の選択したものを消費者のうちの所与の1人から取得することと、商人のうちの所与の1人に仮想カード番号を提供することとを含む。

概要

背景

インターネット商取引成長とともに、デジタル財布としても知られている電子財布(e財布)が開発されている。e財布は、受け付けているオンライン商人からの購入代金支払セキュアで便利な方法を消費者に提供する。消費者は、登録時に、自身のカード請求先、及び配送の情報を、適したエンティティによってホストされたサイト上に記憶することができ、その情報にアクセスして、参加している商人全体にわたって便利でセキュアに支払いを行うことができる。

概要

複数の消費者の登録情報を、電子財布プラットフォームにおいて取得し、複数の商人と統合するメカニズムを提供する。電子財布プラットフォームを介して、消費者のうちの所与の1人に、商人のうちの所与の1人との取引の代金を支払う複数の方法から選択するオプションが与えられる。これらの複数の方法は、登録情報に少なくとも部分的に基づいている。複数の方法のうちの少なくとも1つは、仮想カード番号を含む。更なるステップが、取引の代金の支払いのための仮想カード番号の選択したものを消費者のうちの所与の1人から取得することと、商人のうちの所与の1人に仮想カード番号を提供することとを含む。

目的

e財布は、受け付けているオンライン商人からの購入の代金を支払うセキュアで便利な方法を消費者に提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

電子財布プラットフォームにおいて、複数の消費者登録情報を取得するステップと、前記電子財布プラットフォームを複数の商人統合するメカニズムを準備するステップと、前記電子財布プラットフォームを介して、前記商人のうちの所与の1人との取引代金支払う複数の方法の中から選択するオプションを前記消費者のうちの所与の1人に与えるステップであって、前記複数の方法は、前記登録情報に少なくとも部分的に基づき、前記複数の方法のうちの少なくとも1つは仮想カード番号を含む、与えるステップと、前記取引の代金の支払いのための前記仮想カード番号の選択したものを前記消費者のうちの前記所与の1人から取得するステップと、前記商人のうちの前記所与の1人に前記仮想カード番号を提供するステップと、を含む、方法。

請求項2

前記商人のうちの前記所与の1人からの、前記仮想カード番号に対して請求される前記取引の額についての認可要求インターセプトするステップと、前記仮想カード番号を、前記商人に提供されない実際のカード番号に変換するステップと、前記認可要求を前記実際のカード番号とともにイシュアーに渡すステップと、を更に含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記取引は、前記商人のうちの前記所与の1人のウェブサイトにおけるオンライン取引を含み、前記仮想カード番号の前記選択したものは、前記消費者のうちの前記所与の1人のコンピューティングデバイスから前記電子財布プラットフォームにおいて取得される、請求項2に記載の方法。

請求項4

ステムを準備するステップを更に含み、該システムは、別々のソフトウェアモジュールを備え、該別々のソフトウェアモジュールのそれぞれは、非一時的なコンピューター可読記憶媒体上に具現化され、該別々のソフトウェアモジュールは、登録モジュールユーザーインターフェースモジュールアプリケーションプログラムインターフェース、及び支払い方法エンジンモジュールを含み、前記登録情報を前記取得するステップは、少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記登録モジュール及び前記ユーザーインターフェースモジュールによって実行され、前記メカニズムを前記準備するステップは、前記アプリケーションプログラムインターフェースを前記商人に公開するステップを含み、前記オプションを前記消費者のうちの前記所与の1人に前記与えることは、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記支払い方法エンジンモジュール及び前記ユーザーインターフェースモジュールによって実行され、前記取引の代金の支払いのための前記仮想カード番号の前記選択したものを前記消費者のうちの前記所与の1人から前記取得するステップは、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記支払い方法エンジンモジュール及び前記ユーザーインターフェースモジュールによって実行され、前記商人のうちの前記所与の1人に前記仮想カード番号を前記提供するステップは、前記アプリケーションプログラムインターフェースを前記商人のうちの前記所与の1人に公開するステップを含む、請求項1に記載の方法。

請求項5

前記別々のソフトウェアモジュールは、口座番号マッピングエンジンモジュールを更に含み、前記方法は、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で前記口座番号マッピングエンジンモジュールを実行することによって、前記商人のうちの前記所与の1人からの、前記仮想カード番号に対して請求される前記取引の額についての認可要求をインターセプトするステップと、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で前記口座番号マッピングエンジンモジュールを実行することによって、前記仮想カード番号を、前記商人に提供されない実際のカード番号に変換するステップと、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で前記口座番号マッピングエンジンモジュールを実行することによって、前記認可要求を前記実際のカード番号とともにイシュアーに渡すステップと、を更に含む、請求項4に記載の方法。

請求項6

複数の消費者の登録情報を電子財布プラットフォームにおいて取得するステップと、商人との取引の代金を支払う複数の方法の中から選択するオプションを前記消費者に与える、前記消費者のポータブルデバイスセキュアアプリケーションを前記消費者に利用可能にするステップであって、前記複数の方法は、前記登録情報に少なくとも部分的に基づき、前記複数の方法のうちの少なくとも1つは、仮想カード番号を含む、利用可能にするステップと、前記商人のうちの所与の1人からの、前記仮想カード番号のうちの所与の1つに対して請求される前記取引のうちの所与の1つの額についての認可要求をインターセプトするステップであって、前記取引のうちの前記所与の1つは、前記消費者のうちの所与の1人が、前記商人のうちの前記所与の1人の店頭端末において、前記セキュアなアプリケーションを有する前記ポータブルデバイスのうちの所与の1つを提示することを含み、前記仮想カード番号は、前記ポータブルデバイスのうちの前記所与の1つと、前記商人のうちの前記所与の1人の前記店頭端末との間の通信を介して前記商人に提供されている、インターセプトするステップと、前記仮想カード番号のうちの前記所与の1つを、前記商人のうちの前記所与の1人に提供されない実際のカード番号に変換するステップと、前記認可要求を前記実際のカード番号とともにイシュアーに渡すステップと、を含む、方法。

請求項7

システムを準備するステップを更に含み、該システムは、別々のソフトウェアモジュールを備え、該別々のソフトウェアモジュールのそれぞれは、非一時的なコンピューター可読記憶媒体上に具現化され、該別々のソフトウェアモジュールは、登録モジュール、ユーザーインターフェースモジュール、アプリケーションストアモジュール、及び口座番号マッピングエンジンモジュールを含み、前記登録情報を前記取得するステップは、少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記登録モジュール及び前記ユーザーインターフェースモジュールによって実行され、前記セキュアなアプリケーションを前記利用可能にするステップは、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記アプリケーションストアモジュールによって実行され、前記認可要求を前記インターセプトするステップ、前記仮想カード番号を前記変換するステップ、及び前記認可要求を前記渡すステップは、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で前記口座番号マッピングエンジンモジュールを実行することによって実行される、請求項6に記載の方法。

請求項8

消費者とeコマース小売店とのオンラインショッピングセッションに関する製品情報を電子財布サーバーにおいて取得するステップと、前記製品情報に関連付けられた、商品を前記eコマース小売店から前記消費者に配送することに関する少なくとも2つのオプションを提供する、前記消費者を宛先とする配送オプション情報を前記電子財布サーバーから発送するステップと、前記オンラインショッピングセッションに関して、前記eコマース小売店から前記消費者への所望の形態の配送の表示を前記電子財布サーバーにおいて取得するステップであって、該表示は、前記配送オプション情報に基づいている、取得するステップと、を含む、方法。

請求項9

前記配送オプション情報を発送する前記ステップにおいて、前記配送オプション情報は、前記少なくとも2つのオプションのそれぞれについての費用情報及び速度情報のうちの少なくとも一方を含む、請求項8に記載の方法。

請求項10

システムを準備するステップを更に含み、該システムは、別々のソフトウェアモジュールを備え、該別々のソフトウェアモジュールのそれぞれは、非一時的なコンピューター可読記憶媒体上に具現化され、該別々のソフトウェアモジュールは、少なくともeコマース小売店インターフェースモジュール及び配送エンジンモジュールを含み、前記製品情報を前記取得するステップは、少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記eコマース小売店インターフェースモジュールによって実行され、前記配送オプション情報を前記発送するステップは、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記eコマース小売店インターフェースモジュール及び前記配送エンジンモジュールによって実行される、請求項8に記載の方法。

請求項11

商品及びサービスのうちの少なくとも一方を提供するための消費者と商人との間の取引に関する取引データを電子財布プラットフォームによって取得するステップであって、前記電子財布プラットフォームは、利用可能な少なくとも第1の資金源及び第2の資金源を有する、取得するステップと、前記資金源のうちの前記第1の資金源の使用に基づく前記取引の第1の費用シナリオと、前記資金源のうちの前記第2の資金源の使用に基づく前記取引の第2の費用シナリオとを、前記取引データに基づいて、前記電子財布プラットフォームから発送するステップであって、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオは、前記消費者を宛先としている、発送するステップと、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオに基づいて前記少なくとも第1の資金源及び第2の資金源の中から選択したものを、前記消費者から前記電子財布プラットフォームにおいて取得するステップと、前記選択された資金源に関連付けられた口座番号を前記商人に提供するステップと、を含む、方法。

請求項12

前記少なくとも第1の資金源及び第2の資金源の使用とともに利用可能な異なる販売促進に基づいて、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオを決定するステップを更に含む、請求項11に記載の方法。

請求項13

前記支払いオプションのうちの少なくとも1つは、仮想カード番号を含み、前記消費者は、前記仮想カード番号を選択し、前記商人は、前記仮想カード番号を提供され、前記取引の額の認可メッセージが、前記商人に提供されない実際のカード番号とともにイシュアーに送信され、前記方法は、前記実際のカード番号に基づいて、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオのうちの少なくとも関係する一方を決定するステップを更に含む、請求項12に記載の方法。

請求項14

システムを準備するステップを更に含み、該システムは、別々のソフトウェアモジュールを備え、該別々のソフトウェアモジュールのそれぞれは、非一時的なコンピューター可読記憶媒体上に具現化され、該別々のソフトウェアモジュールは、少なくともeコマース小売店インターフェースモジュール、オファー比較モジュール、及びアプリケーションプログラムインターフェースを含み、前記取引データを前記取得するステップは、少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記eコマース小売店インターフェースモジュールによって実行され、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオを前記発送するステップは、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で実行される前記オファー比較モジュールによって実行され、前記選択された資金源に関連付けられた前記口座番号を前記提供するステップは、前記アプリケーションプログラムインターフェースを前記商人に公開するステップを含む、請求項11に記載の方法。

請求項15

商品及びサービスのうちの少なくとも一方を提供するための消費者と商人との間の取引に関する取引データを電子財布モバイルアプリケーションによって取得するステップであって、前記電子財布モバイルアプリケーションは、利用可能な少なくとも第1の資金源及び第2の資金源を有する、取得するステップと、前記資金源のうちの前記第1の資金源の使用に基づく前記取引の第1の費用シナリオと、前記資金源のうちの前記第2の資金源の使用に基づく前記取引の第2の費用シナリオとを、前記取引データに基づいて、前記電子財布モバイルアプリケーションによって決定するステップと、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオに基づいて前記少なくとも第1の資金源及び第2の資金源の中から選択したものを、前記消費者から前記電子財布モバイルアプリケーションにおいて取得するステップと、前記選択された資金源に関連付けられた口座番号を前記商人に提供するステップと、を含む、方法。

請求項16

少なくとも第1のオファー及び第2のオファーを前記電子財布モバイルアプリケーションにダウンロードするステップを更に含み、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオは、前記第1のオファー及び前記第2のオファーに基づいている、請求項15に記載の方法。

請求項17

財布プラットフォームサーバー装置であって、メモリと、前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサであって、複数の消費者の登録情報を取得するステップと、複数の商人と統合するステップと、前記商人のうちの所与の1人との取引の代金を支払う複数の方法から選択するオプションを前記消費者のうちの所与の1人に与えるステップであって、前記複数の方法は、前記登録情報に少なくとも部分的に基づき、前記複数の方法のうちの少なくとも1つは仮想カード番号を含む、与えるステップと、前記取引の代金の支払いのための前記仮想カード番号の選択したものを前記消費者のうちの前記所与の1人から取得するステップと、前記商人のうちの前記所与の1人に前記仮想カード番号を提供するステップと、を行うように動作する、少なくとも1つのプロセッサと、を備える、財布プラットフォームサーバー装置。

請求項18

前記少なくとも1つのプロセッサは、前記商人のうちの前記所与の1人からの、前記仮想カード番号に対して請求される前記取引の額についての認可要求をインターセプトするステップと、前記仮想カード番号を、前記商人に提供されない実際のカード番号に変換するステップと、前記認可要求を前記実際のカード番号とともにイシュアーに渡すステップと、を行うように更に動作する、請求項17に記載の財布プラットフォームサーバー装置。

請求項19

前記取引は、前記商人のうちの前記所与の1人のウェブサイトにおけるオンライン取引を含み、前記仮想カード番号の前記選択したものは、前記消費者のうちの前記所与の1人のコンピューティングデバイスから前記電子財布プラットフォームにおいて取得される、請求項18に記載の財布プラットフォームサーバー装置。

請求項20

非一時的なコンピューター可読記憶媒体上に具現化された複数の別々のソフトウェアモジュールを更に備え、該別々のソフトウェアモジュールは、登録モジュール、ユーザーインターフェースモジュール、アプリケーションプログラムインターフェース、及び支払い方法エンジンモジュールを含み、前記登録モジュール及び前記ユーザーインターフェースモジュールは、前記メモリにロードされると、前記複数の消費者の前記登録情報を取得するように動作するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成し、前記アプリケーションプログラムインターフェースは、前記商人に公開されると、前記少なくとも1つのプロセッサが前記複数の商人と統合することを可能にし、前記支払い方法エンジンモジュール及び前記ユーザーインターフェースモジュールは、前記メモリにロードされると、前記消費者のうちの前記所与の1人に前記オプションを与えるように動作するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成し、前記支払い方法エンジンモジュール及び前記ユーザーインターフェースモジュールは、前記メモリにロードされると、前記消費者のうちの前記所与の1人から前記仮想カード番号の前記選択したものを取得するように動作するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成し、前記アプリケーションプログラムインターフェースは、前記商人に公開されると、前記少なくとも1つのプロセッサが前記商人のうちの前記所与の1人に前記仮想カード番号を提供することを可能にする、請求項17に記載の財布プラットフォームサーバー装置。

請求項21

前記別々のソフトウェアモジュールは、口座番号マッピングエンジンモジュールを更に含み、該口座番号マッピングエンジンモジュールは、前記メモリにロードされると、前記商人のうちの前記所与の1人からの、前記仮想カード番号に対して請求される前記取引の額についての認可要求をインターセプトするステップと、前記仮想カード番号を、前記商人に提供されない実際のカード番号に変換することと、前記認可要求を前記実際のカード番号とともにイシュアーに渡すステップと、を行うように更に動作するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成する、請求項20に記載の財布プラットフォームサーバー装置。

請求項22

装置であって、電子財布プラットフォームにおいて、複数の消費者の登録情報を取得する手段と、前記電子財布プラットフォームを複数の商人と統合するメカニズムを準備する手段と、前記電子財布プラットフォームを介して、前記商人のうちの所与の1人との取引の代金を支払う複数の方法から選択するオプションを前記消費者のうちの所与の1人に与える手段であって、前記複数の方法は、前記登録情報に少なくとも部分的に基づき、前記複数の方法のうちの少なくとも1つは仮想カード番号を含む、与える手段と、前記取引の代金の支払いのための前記仮想カード番号の選択したものを前記消費者のうちの前記所与の1人から取得する手段と、前記商人のうちの前記所与の1人に前記仮想カード番号を提供する手段と、を備える、装置。

請求項23

コンピューター可読プログラムコードが具現化された非一時的なコンピューター可読記録可能記媒体を含むコンピュータープログラム製品であって、前記コンピューター可読プログラムコードは、複数の消費者の登録情報を取得するように構成されたコンピューター可読プログラムコードと、複数の商人と統合するように構成されたコンピューター可読プログラムコードと、前記商人のうちの所与の1人との取引の代金を支払う複数の方法から選択するオプションを前記消費者のうちの所与の1人に与えるように構成されたコンピューター可読プログラムコードであって、前記複数の方法は、前記登録情報に少なくとも部分的に基づき、前記複数の方法のうちの少なくとも1つは仮想カード番号を含む、コンピューター可読プログラムコードと、前記取引の代金の支払いのための前記仮想カード番号の選択したものを前記消費者のうちの前記所与の1人から取得するように構成されたコンピューター可読プログラムコードと、前記商人のうちの前記所与の1人に前記仮想カード番号を提供するように構成されたコンピューター可読プログラムコードと、を含む、コンピューター可読プログラムコードが具現化された非一時的なコンピューター可読記録可能記憶媒体を含むコンピュータープログラム製品。

技術分野

0001

本発明は、包括的には、電子商取引に関し、より詳細には、電子支払いシステムに関する。

0002

[関連出願の相互参照
本出願は、2012年11月5日に出願されたDavid Pardo他の「ELECTRONIC WALLETAPPARATUS, METHOD, AND COMPUTERPROGRAM PRODUCT」という米国仮特許出願第61/722,294号の非仮特許出願であり、この米国仮特許出願の利益を主張する。上記米国仮特許出願第61/722,294号の完全な開示は、その全内容が、引用することによってあらゆる目的で明示的に本明細書の一部をなす。

背景技術

0003

インターネット商取引成長とともに、デジタル財布としても知られている電子財布(e財布)が開発されている。e財布は、受け付けているオンライン商人からの購入代金支払セキュアで便利な方法を消費者に提供する。消費者は、登録時に、自身のカード請求先、及び配送の情報を、適したエンティティによってホストされたサイト上に記憶することができ、その情報にアクセスして、参加している商人全体にわたって便利でセキュアに支払いを行うことができる。

0004

本発明の原理は、電子財布装置、方法、及びコンピュータープログラム製品のための技法を提供する。本発明の一態様による方法の一例示の実施形態は、電子財布プラットフォームにおいて、複数の消費者の登録情報を取得することと、前記電子財布プラットフォームを複数の商人と統合するメカニズムを準備することと、前記電子財布プラットフォームを介して、前記商人のうちの所与の1人との取引の代金を支払う複数の方法の中から選択するオプションを前記消費者のうちの所与の1人に与えることとを含む。前記複数の方法は、前記登録情報に少なくとも部分的に基づく。前記複数の方法のうちの少なくとも1つは仮想カード番号を含む。更なるステップは、前記取引の代金の支払いのための前記仮想カード番号の選択したものを前記消費者のうちの前記所与の1人から取得することと、前記商人のうちの前記所与の1人に前記仮想カード番号を提供することと、を含む。

0005

別の態様において、別の例示の方法は、複数の消費者の登録情報を電子財布プラットフォームにおいて取得することと、商人との取引の代金を支払う複数の方法の中から選択するオプションを前記消費者に与える、前記消費者のポータブルデバイスのセキュアなアプリケーションを前記消費者に利用可能にすることとを含む。前記複数の方法は、前記登録情報に少なくとも部分的に基づく。前記複数の方法のうちの少なくとも1つは、仮想カード番号を含む。更なるステップは、前記商人のうちの所与の1人からの、前記仮想カード番号のうちの所与の1つに対して請求される前記取引のうちの所与の1つの額についての認可要求インターセプトすることを含む。前記取引のうちの前記所与の1つは、前記消費者のうちの所与の1人が、前記商人のうちの前記所与の1人の店頭端末において、前記セキュアなアプリケーションを有する前記ポータブルデバイスのうちの所与の1つを提示することを含む。前記仮想カード番号は、前記ポータブルデバイスのうちの前記所与の1つと、前記商人のうちの前記所与の1人の前記店頭端末との間の通信を介して前記商人に提供されている。更なるステップは、前記仮想カード番号のうちの前記所与の1つを、前記商人のうちの前記所与の1人に提供されない実際のカード番号に変換することと、前記認可要求を前記実際のカード番号とともにイシュアーに渡すことと、を含む。

0006

更なる態様において、別の例示の方法は、消費者とeコマース小売店とのオンラインショッピングセッションに関する製品情報を電子財布サーバーにおいて取得することと、前記製品情報に関連付けられた、商品を前記eコマース小売店から前記消費者に配送することに関する少なくとも2つのオプションを提供する、前記消費者を宛先とする配送オプション情報を前記電子財布サーバーから発送することと、前記オンラインショッピングセッションに関して、前記eコマース小売店から前記消費者への所望の形態の配送の表示を前記電子財布サーバーにおいて取得することであって、該表示は、前記配送オプション情報に基づいている、取得することと、を含む。

0007

更なる態様において、別の例示の方法は、商品及びサービスのうちの少なくとも一方を提供するための消費者と商人との間の取引に関する取引データを電子財布プラットフォームによって取得することを含む。前記電子財布プラットフォームは、利用可能な少なくとも第1の資金源及び第2の資金源を有する。更なるステップは、前記資金源のうちの前記第1の資金源の使用に基づく前記取引の第1の費用シナリオと、前記資金源のうちの前記第2の資金源の使用に基づく前記取引の第2の費用シナリオとを、前記取引データに基づいて、前記電子財布プラットフォームから発送することを含む。前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオは、前記消費者を宛先としている。更なるステップは、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオに基づいて前記少なくとも第1の資金源及び第2の資金源の中から選択したものを、前記消費者から前記電子財布プラットフォームにおいて取得することと、前記選択された資金源に関連付けられた口座番号を前記商人に提供することと、を含む。

0008

また更なる態様において、別の例示の方法は、商品及びサービスのうちの少なくとも一方を提供するための消費者と商人との間の取引に関する取引データを電子財布モバイルアプリケーションによって取得することを含む。前記電子財布モバイルアプリケーションは、利用可能な少なくとも第1の資金源及び第2の資金源を有する。更なるステップは、前記資金源のうちの前記第1の資金源の使用に基づく前記取引の第1の費用シナリオと、前記資金源のうちの前記第2の資金源の使用に基づく前記取引の第2の費用シナリオとを、前記取引データに基づいて、前記電子財布モバイルアプリケーションによって決定することと、前記第1の費用シナリオ及び前記第2の費用シナリオに基づいて前記少なくとも第1の資金源及び第2の資金源の中から選択したものを、前記消費者から前記電子財布モバイルアプリケーションにおいて取得することと、前記選択された資金源に関連付けられた口座番号を前記商人に提供することと、を含む。

0009

また更なる態様では、例示の財布プラットフォームサーバー装置は、メモリと、前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、複数の消費者の登録情報を取得することと、複数の商人と統合することと、前記商人のうちの所与の1人との取引の代金を支払う複数の方法から選択するオプションを前記消費者のうちの所与の1人に与えることとを行うように動作する。前記複数の方法は、前記登録情報に少なくとも部分的に基づく。前記複数の方法のうちの少なくとも1つは仮想カード番号を含む。少なくとも1つのプロセッサは、前記取引の代金の支払いのための前記仮想カード番号の選択したものを前記消費者のうちの前記所与の1人から取得することと、 前記商人のうちの前記所与の1人に前記仮想カード番号を提供することと、を行うように動作する。

0010

本発明の態様は、本明細書における1つ又は複数のエンティティによって実行される方法(複数の場合もある)に加えて、同じエンティティ又は異なるエンティティによる1つ又は複数の方法ステップを容易にすることを意図している。或る動作を「容易にすること」は、本明細書において用いられるとき、その動作を実行すること、その動作をより容易にすること、その動作を行うのを助けること、又はその動作を実行させることを含む。したがって、限定ではなく例として、1つのプロセッサ上で実行される命令は、リモートプロセッサ上で実行される命令によって行われる動作を実行させる又は補助するのに適切なデータ又はコマンドを送信することによって、その動作を容易にすることができる。疑義を回避するために、アクターが、或る動作を実行すること以外によってその動作を容易にする場合であっても、その動作は、それにもかかわらず、或るエンティティ又はエンティティの組み合わせによって実行される。

0011

本発明の1つ若しくは複数の実施形態又はそれらの要素は、非一時的な方法で記憶されている示された方法ステップを実行するためのコンピューター使用可プログラムコードを有するタンジブルコンピューター可読記録可能記媒体を含むコンピュータープログラム製品の形態で実施することができる。さらに、本発明の1つ若しくは複数の実施形態又はそれらの要素は、メモリと、このメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備えるとともに、例示の方法ステップを実行するように動作するシステム(又は装置)の形態で実施することができる。例えば、コンピューター可読プログラムコードは、1つ又は複数のプロセッサ上で実行されると、プラットフォーム5497を作成する。またさらに、別の態様では、本発明の1つ若しくは複数の実施形態又はそれらの要素は、本明細書において説明する方法ステップのうちの1つ又は複数を行う手段の形態で実施することができる。これらの手段は、(i)特化したハードウェアモジュール(複数の場合もある)、(ii)タンジブルコンピューター可読記録可能記憶媒体(又は複数のそのような媒体)に非一時的な方法で記憶され、ハードウェアプロセッサ上で実施されるソフトウェアモジュール(複数の場合もある)、又は(iii)(i)及び(ii)の組み合わせを含むことができる。(i)〜(iii)のいずれも、本明細書において述べる特定の技法を実施する。これらの手段は、伝送媒体自体又は具現化されない信号自体を排除するように定義される。

発明の効果

0012

本発明の1つ又は複数の実施形態は、かなりの有益な技術的効果をもたらすことができ、例えば、以下のものを含む。
・商人とロジスティクスプロバイダーとの間のパススルーが提供されるプロセスフローが作成される。
・商人が自らの好みを選択することを可能にする商人口座内の1つ又は複数の配送機能が作成される。
・消費者のデータと商人の好みとの比較を可能にする取引フローにおける比較機能が作成される。
小規模又は中規模の商人が、配送される製品に関する体積測定データをより正確に求めることが可能になり、それによって、例えば、配送時間及び/又は配送費用のより正確な見積もりが可能になる。
・どの支払い手段(payment vehicle:支払い媒体)が所与の取引の最良の条件(terms)を提供するのかを判断する際に費やされる時間及び/又は誤りの可能性が低減される。
・消費者が実際のカード番号にリンクされたオファー(offer)、ディスカウント等の利益を取得することを可能にしつつ、仮想カード番号の強化されたセキュリティが可能になる。

0013

本発明のこれらの特徴及び利点並びに他の特徴及び利点は、添付図面に関して読まれるべき本発明の例示的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の1つ又は複数の実施形態を実施することができる一例示の状況である支払いシステムの一般的な例を示す図である。
(i)複数のイシュアー(issuers)と複数のアクワイアラー(acquirers)との間の取引を容易にするように構成された支払いネットワーク、(ii)複数のユーザー、(iii)複数の商人、(iv)複数のアクワイアラー、及び(v)複数のイシュアーの間の一例示の相互関係を示す図である。
本発明の一態様によるモバイルフォンベースの支払い/認証システムの概略図である。
本発明の一態様に従って構成された「スマートフォン又はタブレットコンピューターのブロック図である。
一例示のソフトウェアアーキテクチャ図である。
商人プラグイン(MPI)及びアクセス制御サーバー(ACS)の特徴が財布サーバーに組み込まれている認証システムを示すフローチャートである。
一例示のシステムブロック図である。
本発明の1つ又は複数の実施形態において有用な一例示のコンピューターシステムのブロック図である。
プリペイドカードを用いた国際的な商人における一例示の取引を示す図である。
ローカル資金カードを用いた国際的な商人における一例示の取引を示す図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスの例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスの例示のスクリーンショットを示す図である。
図19図24のプロセスのデータフロー図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による支払いプロセスの例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスの例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスの例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスのための例示のスクリーンショットを示す図である。
電子財布が仮想カード番号を利用する本発明の一態様による支払いプロセスの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
従来技術による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
本発明の一態様による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
本発明の一態様による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
本発明の一態様による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
本発明の一態様による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
本発明の一態様による国境を越えたオンラインショッピングの例示のスクリーンショットを示す図である。
図40図46のプロセスと図47図51のプロセスとを比較するフローチャートである。
図47図51のプロセスのデータフロー図である。
別の例示のソフトウェアアーキテクチャ図である。

実施例

0015

まず図1に注目する。図1は、本発明の一態様によるシステム100の一例示の実施形態を示している。この実施形態は、このシステムの様々な可能なコンポーネントを備える。この点に関して、本発明の1つ又は複数の実施形態は、支払いネットワークの事業者を伴っている。この事業者は、例えば、BANKNET(商標ネットワークの事業者であるMasterCard International Incorporated社、又はVISANET(商標)ネットワークの事業者であるVisa International Service Association社等のエンティティである。これは、図1及び図2の説明に関して記憶に留めておくべきことである。本発明の幾つかの態様は、カード不在(card-not-present)インターネット商取引を対象としている一方、本発明の他の実施形態は、適切に構成された「スマート」携帯電話等の支払いデバイスを商人の店頭端末において(例えば、近接場通信(NFC)を介して)提示することを伴うことに留意すべきである。

0016

システム100は、1つ又は複数の異なるタイプのポータブル支払いデバイスを備えることができる。例えば、1つのそのようなデバイスは、カード102等の接触デバイスとすることができる。カード102は、プロセッサ部分106及びメモリ部分108を有する集積回路(IC)チップ104を備えることができる。複数の電気接点110を通信目的で設けることができる。カード102に加えて又はこの代わりに、システム100は、カード112等の非接触デバイスとともに動作するように設計することもできる。カード112は、プロセッサ部分116及びメモリ部分118を有するICチップ114を備えることができる。例えば、無線周波数(RF)電磁波等を用いた非接触通信用アンテナ120を設けることができる。変調復調ダウンコンバージョン等のうちの1つ又は複数のための1つ若しくは複数の発振器及び/又は追加の適切な回路部を設けることができる。カード102、112は、使用可能な様々なデバイスの例示であることに留意されたい。このシステムはそれ自体、「スマート」カード若しくは「チップ」カード102、112の代わりに又はこれに加えて、他のタイプのデバイス、例えば、磁気ストライプ152を有する従来のカード150とともに機能することができる。さらに、幾つかの場合には、適切に構成された携帯電話ハンドセット携帯情報端末(PDA)等を用いて非接触支払いを実行することができる。

0017

IC104、114は、処理ユニット106、116及びメモリユニット108、118を含むことができる。好ましくは、IC104、114は、制御ロジックタイマー、及び入力/出力ポートのうちの1つ又は複数を備えることもできる。そのような要素は、IC技術においてよく知られており、別個に図示されていない。IC104、114の一方又は双方は、コプロセッサを備えることもでき、これも同様によく知られており、別個に図示されていない。制御ロジックは、処理ユニット106、116とともに、メモリユニット108、118と入力/出力ポートとの間の通信をハンドリングするのに必要な制御を提供することができる。タイマーは、処理ユニット106、116及び制御ロジックからのタイミング基準信号を提供することができる。コプロセッサは、暗号アルゴリズムによって必要とされる計算等の複雑な計算をリアルタイムで実行する能力を提供することができる。

0018

メモリ部分、すなわちメモリユニット108、118は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリ並びに読み出し専用メモリ及びプログラマブルメモリ等の種々のタイプのメモリを含むことができる。これらのメモリユニットは、例えば、ユーザーの主口座番号(「PAN」)及び/又は個人識別番号(「PIN」)等の取引カードデータを記憶することができる。メモリ部分、すなわちメモリユニット108、118は、カード102、112のオペレーティングシステムを記憶することができる。このオペレーティングシステムは、アプリケーションをロードして実行し、ファイル管理又は他の基本カードサービスをアプリケーションに提供する。使用可能な1つのオペレーティングシステムは、MAOSCO Limited社(英国ウォリントン、バーチウッドケルビンクローズ、ザ・リンクスセイントアンドリューズハウスWA3 7PBのMAOSCO Limited社)によってライセンス供与されたMULTOS(商標)オペレーティングシステムである。代替的に、JAVA CARD(商標)技術(米国カリフォルニアサンタクララ95054ネットワークサークル4150のSun Microsystems,Inc.社によってライセンス供与される)に基づくJAVA CARD(商標)ベースのオペレーティングシステム、又は複数のベンダーから入手可能な独自のオペレーティングシステムを用いることができる。オペレーティングシステムは、メモリ部分108、118内の読み出し専用メモリ(「ROM」)に記憶されることが好ましい。代替的な手法では、フラッシュメモリ又は他の不揮発性及び/又は揮発性のタイプのメモリも、メモリユニット108、118において用いることができる。

0019

オペレーティングシステムによって提供される基本サービスに加えて、メモリ部分108、118は、1つ又は複数のアプリケーションも含むことができる。現在のところ、そのようなアプリケーションが準拠することができる1つの可能な仕様は、EMVCo,LLC(米国カリフォルニア州フォスターティ94404、メトロセンターブールバード901、メールストップM3−3D)によって規定されたEMV相互運用可能支払い仕様(EMV interoperable payments specification)である。アプリケーションは、様々な異なる方法で構成することができることが理解されるであろう。

0020

上述したように、カード102、112は、使用可能な様々な支払いデバイスの例である。支払いデバイスの主要な機能は支払いでない場合があり、例えば、支払いデバイスは、本発明の態様を実施する携帯電話ハンドセットである場合がある。そのようなデバイスは、従来のフォームファクターを有するカード、それよりも小さい若しくはそれよりも大きいカード、異なる形状のカード、キーフォブ、携帯情報端末(PDA)、適切に構成された携帯電話ハンドセット、又は本発明の態様を実施する能力を有する正に任意のデバイスを含むことができる。幾つかの場合には、カード又は他の支払いデバイスは、本体部分(例えば、支払いカード積層プラスチック層、PDA又は携帯電話のケース又はキャビネットチップパッケージング等)と、本体部分に関連付けられたメモリ108、118と、本体部分に関連付けられているとともにメモリに結合されているプロセッサ106、116とを備えることができる。メモリ108、118は、適切なアプリケーションを含むことができる。プロセッサ106、116は、1つ又は複数の方法ステップの実行を容易にするように動作することができる。アプリケーションは、例えば、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)等のカードメモリ内のファームウェアラスデータの形態のソフトウェアコードにリンクされたアプリケーション識別子AID)とすることができる。

0021

複数の異なるタイプの端末を、システム100とともに用いることができる。そのような端末は、接触タイプデバイス102とインターフェースするように構成された接触端末122、無線デバイス112とインターフェースするように構成された無線端末124、磁気ストライプデバイス150とインターフェースするように構成された磁気ストライプ端末125、又は組み合わせ端末126を含むことができる。組み合わせ端末126は、任意のタイプのデバイス102、112、150とインターフェースするように設計されている。幾つかの端末は、プラグイン非接触リーダーを有する接触端末とすることができる。組み合わせ端末126は、メモリ128、プロセッサ部分130、リーダーモジュール132、及びオプションとしてバーコードスキャナー134及び/又は無線周波数識別RFID)タグリーダー136等のアイテムインターフェースモジュールを備えることができる。アイテム128、132、134、136は、プロセッサ130に結合することができる。端末126のこの構築原理は、他のタイプの端末に適用可能であり、例示の目的で詳細に説明されることに留意されたい。リーダーモジュール132は、一般に、カード又はデバイス102との接触通信、カード又はデバイス112との非接触通信、磁気ストライプ152の読み取り、又は上記のもののうちの任意の2つ以上のものの組み合わせに備えて構成することができる(種々のタイプ、例えば、接触タイプ、磁気ストライプタイプ、又は非接触タイプのカードとインタラクトする種々のタイプのリーダーを提供することができる)。端末122、124、125、126は、コンピューターネットワーク138を介して1つ又は複数の処理センター140、142、144に接続することができる。ネットワーク138は、例えば、インターネット又は独自のネットワーク(例えば、以下で図2に関して説明するような仮想プライベートネットワーク(VPN))を含むことができる。2つ以上のネットワークを用いてシステムの種々の要素を接続することができる。例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)は、端末をローカルサーバー又は小売店舗における他のコンピューターに接続することができる。支払いネットワークは、アクワイアラー及びイシュアーを接続することができる。1つの特定の形態の支払いネットワークに関する更なる詳細は、以下で提供される。処理センター140、142、144は、例えば、支払いデバイスのイシュアーのホストコンピューターを含むことができる。

0022

販売場所146、148によって表される多くの異なる小売店舗又は他の店舗をネットワーク138に接続することができる。異なるタイプのポータブル支払いデバイス、端末、又は他の要素若しくはコンポーネントは、図1における例示のデバイス上に示す1つ又は複数の特徴を組み合わせるか又は「ミックスアンドマッチ」することができる。ここでも、本発明の幾つかの態様は、カード不在インターネット商取引を対象とする一方、本発明の他の実施形態は、適切に構成された「スマート」携帯電話等の支払いデバイスを商人の店頭端末において(例えば、近接場通信(NFC)を介して)提示することを伴う。

0023

ポータブル支払いデバイスは、システム100等のシステムの122、124、125、126等の端末とのユーザーによる取引を容易にすることができる。そのようなデバイスは、プロセッサ、例えば、上記で論述した処理ユニット106、116を備えることができる。このデバイスは、プロセッサに結合された、上記で論述したメモリ部分108、118等のメモリも備えることができる。さらに、このデバイスは、プロセッサに結合されているとともに端末122、124、125、126のうちの1つ等の端末とインターフェースするように構成されている通信モジュールを備えることができる。この通信モジュールは、例えば、接触通信又は無線通信を介して端末とインターフェースすることを可能にする適切な回路部(上記1つ又は複数の発振器及び関連した回路部等)とともに接点110又はアンテナ120を備えることができる。装置のプロセッサは、本明細書において説明する1つ又は複数のステップを実行するように動作可能とすることができる。プロセッサは、ハードウェア技法を介して、及び/又はメモリユニットのうちの1つに記憶されたアプリケーション等のプログラム命令の影響下でそのような動作を行うことができる。

0024

ポータブルデバイスは、本体部分を備えることができる。例えば、これは、「スマート」カード又は「チップ」カード102、112の場合には(上記で論述したような)積層プラスチックボディとすることができ、携帯電話の場合にはハンドセットシャーシ及びボディとすることができる。

0025

端末122、124、125、126は、所持者の支払いデバイスとインタラクトするための端末装置の例であることが理解されるであろう。この装置は、プロセッサ130等のプロセッサと、このプロセッサに結合されたメモリ128等のメモリと、このプロセッサに結合されているとともにポータブル装置102、112、1420(以下で論述する)とインターフェースするように構成されている132等の通信モジュールとを備えることができる。プロセッサ130は、通信モジュール132を介してユーザーのポータブル支払いデバイスと通信するように動作可能とすることができる。端末装置は、プロセッサ130におけるハードウェア技法を介して、又はメモリ128に記憶されたプログラム命令によって機能することができる。そのようなロジックは、オプションとして、処理センター140等の中央ロケーションからネットワーク138を介して提供することができる。上記バーコードスキャナー134及び/又はRFIDタグリーダー136を設けることができ、プロセッサに結合して、購入される製品上のUPCコード又はRFIDタグから製品識別情報等の属性データを収集することができる。

0026

上記で説明したデバイス102、112は、ISO7816準拠の接触カード若しくは接触デバイス若しくはNFC(近接場通信)、又はISO14443準拠の近接カード若しくは近接デバイスとすることができる。動作中、カード112を端末124又は128(又は関連付けられたリーダー)にタッチ又はタップさせることができ、この端末は、次に、電子データをカード112内の近接ICチップ又は他の無線デバイスに非接触で送信する。

0027

処理センター140、142、144のうちの1つ又は複数は、データウェアハウス154等のデータベースを備えることができる。

0028

デュアルインターフェースデバイス1302が時に用いられる。デバイス1302は、図示の便宜上、デバイス102、112よりも大きく示されているが、同様のフォームファクターを有することができる。デバイス1302は、プロセッサ部分1306及びメモリ部分1308を有するICチップ1304を備える。接点110と同様の複数の電気接点1310に加えてアンテナ120と同様のアンテナ1320を、デバイス112に関して説明したように、変調、復調、ダウンコンバージョン等のうちの1つ又は複数のための1つ若しくは複数の発振器及び/又は追加の適切な回路部とともに設けることができる。2つの利用可能なインターフェースを管理する適切なファームウェアを提供することができ、それ以外の動作は、デバイス102、112と同様である。

0029

適切に構成された携帯電話ハンドセット1420は、複数の実施形態において用いることもできる。ハンドセット1420は、図1では、半概略的な形態で示され、処理ユニット1460及びメモリユニット1480を含むチップ1440等の1つ又は複数のICチップを備えることができる。端末との無線通信は、アンテナ1500を介して、又は上記で説明したアンテナ120と同様の第2のアンテナ1800を用いて提供することができる(すなわち、このハンドセットは、支払い用途用の第2のアンテナを有することができる)。アンテナ1800は、概略的に示されているが、例えば、通常の「スマート」カードにおいて用いられるようなコイルアンテナとすることができることに留意されたい。ハンドセット1420はそれぞれ、適したディスプレイ1560を装備することができる。さらに、適切な電源装置1620も設けることができる。そのような電源装置は、例えば、バッテリー及び適切な回路部を備えることができる。これらのディスプレイ及び電源装置は、プロセッサ部分と相互接続することができる。異なるタイプのポータブル支払いデバイスは、図1における例示のデバイス上に示された1つ又は複数の特徴を組み合わせるか又は「ミックスアンドマッチ」することができる。キーパッド1680及びスピーカー1740を設けることができる。多くの現在のデバイスは、キーパッド1680を省略し、代わりにタッチスクリーンを用いる。このタイプのより現代的なデバイスを図4に示す。

0030

この文書全体を通じたデバイス、要素、又はコンポーネント102、104、106、108、110、112、114、116、118、120の説明は、デュアルインターフェースカード1302及び携帯電話ハンドセット10、1420における対応するアイテムに等しく適用可能である。

0031

図2を参照すると、複数のエンティティ間の一例示の関係が示されている。複数の異なるユーザー(例えば、消費者)2002、U1、U2...UNは、複数の異なる商人2004、P1、P2...PMとインタラクトする。商人2004は、複数の異なるアクワイアラー2006、A1、A2...AIとインタラクトする。アクワイアラー2006は、例えば、複数のイシュアーと複数のアクワイアラーとの間の取引を容易にするように構成された支払いネットワークの単一の事業者2008を通じて、複数の異なるイシュアー2010、I1、I2...IJとインタラクトする。この事業者は、例えば、上記BANKNET(商標)ネットワークの事業者であるMasterCard International Incorporated社、又は上記VISANET(商標)ネットワークの事業者であるVisa International Service Association社である。一般に、N、M、I、及びJは、等しいこともあるし、等しくないこともある整数である。

0032

幾つかの場合には、ネットワーク2008は、ISO8583メッセージングを用いる。ISO8583の金融取引カード発信メッセージ(Financial transaction card originated messages)−メッセージ交換仕様(Interchange message specifications)は、支払いカードを用いてカード所持者によって行われた電子取引交換するシステムのための国際標準化機構標準規格である。これは、パート1:メッセージデータ要素、及びコード値と、パート2:機関識別コード(IIC)の適用及び登録手順と、パート3:メッセージ、データエレメント、及びコード値のメンテナンス手順との3つのパートを有する。これらの全ては、それらの全内容が、引用することによってあらゆる目的で明示的に本明細書の一部をなす。支払い処理分野における当業者であれば、いずれにしてもISO8583に十分精通しているであろう。

0033

従来のクレジット認可プロセスの間、カード所持者2002は、購入の代金を支払い、商人2004は、その取引をアクワイアラー(取得銀行)2006にサブミットする。アクワイアラーは、カード番号、取引タイプ、及びイシュアー2010との金額を検証し、カード所持者のクレジット利用限度額のうちのその商人についての金額を確保する。この時点で、認可要求及び認可応答が、通常はリアルタイムで交換されている。認可された取引は、「バッチ」に記憶され、これらのバッチは、アクワイアラー2006に送信される。その後の清算及び決済の間に、アクワイアラーは、クレジットカード協会を通じてバッチ取引を送信し、クレジットカード協会は、イシュアー2010を支払いの借方記入し、アクワイアラー2006を貸方に記入する。アクワイアラー2006に代金が支払われると、アクワイアラー2006は、その代金を商人2004に支払う。

0034

図2に示すネットワーク2008は、複数のイシュアーと複数のアクワイアラーとの間の取引を容易にするように構成された支払いネットワークの一例であり、この一例は、「オープン」システムと考えることができることが理解されるであろう。多種多様な他のタイプの支払いネットワークを用いることができる。例えば、幾つかの場合には、複数のイシュアーと単一のアクワイアラーとの間の取引を容易にするように構成された支払いネットワークを用いることができる。本発明の幾つかの実施形態は、他の種類の支払いネットワーク、例えば、単一のイシュアー及びアクワイアラーのみを有する独自の支払いネットワーク若しくはクローズド支払いネットワークとともに用いることもできるし、モバイルネットワークとともに用いることもできるし、及び/又は適した支払いネットワークと連携した様々なタイプの電子財布サービスとともに用いることもできる。さらに、1つ又は複数の実施形態は、支払いゲートウェイ支払いサービスプロバイダー、及び/又は支払いファシリテーターを用いる。

0035

図2に見られるように、幾つかの場合には、本発明の1つ又は複数の実施形態に従って構成されたスマートフォン10、1420又は同様のデバイスの所有者又はユーザーは、支払いネットワーク事業者2008のウェブサイト等にアクセスして、適した財布アプリケーション12(図4参照)をそのフォン10、1420又は同様のデバイスにダウンロードする。この特徴はオプションである。フォン10、1420と支払いネットワーク事業者2008との間の接続は、非常に十分に間接的なものとすることができ、例えば、支払いネットワーク事業者2008は、アプリケーション12の「ゴールデンコピー(golden copy:マスターコピー)」を第三者に提供することができ、フォン10、1420は、そのような第三者からウェブを介してダウンロードすることに留意されたい。フォン10、1420と支払いネットワーク事業者2008との間に示すリンクは、フォン10、1420と支払いネットワーク事業者2008との間のデータのフローも表し、直接的又は間接的なものとすることができ、例えば、セルラーネットワークを介するとともに場合によっては1つ又は複数の仲介者を伴うことができる。

0036

次に図3を参照すると、モバイルフォン10は、支払いカード、例えば、クレジットカード、デビットカード、又はプリペイドカードに関連付けることができる。このモバイルフォンは、財布アプリケーション12を記憶及び/又は実行することが可能であることが好ましく、この財布アプリケーションは、カード所持者名、カードエイリアス請求書送付住所/配送住所等の選択された情報を、このフォンにローカルに又はクラウドサーバに記憶することが可能なブラウザーベースのモバイルアプリケーションであることが好ましい。1つの好ましい実施形態では、モバイルフォンは、「スマートフォン」であり、財布アプリケーションは、フォン内に配置されたメモリデバイスに記憶される。図3の配置によって、複数のコマースチャネルにわたる支払い、例えば、PayPass(商標)端末(米国ニューヨークパーチェスのMasterCard International Incorporated社の商標)によるPOS支払い14、モバイルフォンによって開始されるリモートモバイル支払い16、及び/又はウェブベースの支払い18が可能になる。

0037

図3に更に示すように、幾つかの実施形態は、オフラインPIN20、セキュアコード(SecureCode)PIN22、及び/又はオンラインPIN24を含む様々な認証ツールを用いる。上述のPINは、現在、市場において用いられており、したがって、そのような既存のPINを用いることによって、本システムの実施を容易にすることができることが認識されるであろう。もちろん、本明細書では、新たな独自のPIN(上述したPIN以外)を、特に1つ又は複数の実施形態とともに用いるために作成することができることが意図されている。

0038

オフラインPIN20は、好ましくは、消費者によって入力されたPINがフォン10上に配置されたセキュアな要素によって検証されるオフライン個人識別番号(PIN)検証プロセスを利用する。このプロセスでは、財布は、このセキュアな要素とインタラクトする「仮想端末」の役割を担い、PINの検証の際に、認可を得るために、CHIPトークン(認可要求暗号文、すなわちARQC)を商人に渡す。この「仮想端末」では、上記セキュアな要素は、「カード」としての役割を果たす。オフラインPIN20は、例えば、PayPass(商標)支払いに関して用いることができる。当業者であれば、上記EMV相互運用可能支払い仕様に由来する図3の説明に用いられる術語に精通しているであろう。ブック1、ブック2、ブック3、ブック4を含むEMV仕様のバージョン4.0〜4.3;EMV共通支払いアプリケーション仕様(EMV Common Payment Application Specification)(CPA)のバージョン1に会報(bulletins)を加えたもの;及びEMVカード個人化仕様(EMV Card Personalization Specification)のバージョン1.1に会報を加えたものは全て、それらの全内容が、引用することによってあらゆる目的で明示的に本明細書の一部をなす。MasterCard PayPass(商標)は、ISO/IEC14443標準規格に基づくEMV互換の「非接触」支払いの特徴の非限定的な例である。この標準規格は、カードをスワイプ又は挿入するのではなく、支払いカード又はフォン若しくはキーフォブ等の他の支払いデバイスを店頭端末リーダーにタップすることによって、より簡単な支払い方法をカード所持者に提供するものである。

0039

セキュアコードPIN22は、MasterCard SecureCode(商標)システム(米国ニューヨーク州パーチェスのMasterCard International Incorporated社の商標)に登録されたカードに関連付けられたPINである。本明細書では、セキュアコードシステムは、PINではなく、パスワード及び/又はコードも利用することができることが意図されている。

0040

オンラインPIN24は、財布アプリケーション12が、商人への送信に備えてPINを暗号化するためにインタラクトする「仮想端末」の役割を担うオンラインPIN検証プロセスにおいて用いられる。オンラインPIN検証プロセスの使用は、例えば、発行銀行がそのカード所持者を登録/記録する必要なく、及び/又は新たなインフラストラクチャーを採用する必要なく、当該発行銀行がそのカード所持者に関連付けられた取引を認証することを可能にすることによって、取引の認証においてより大きな柔軟性をもたらすことができる。

0041

ユーザーは、異なるフォン上では財布アプリケーション12の異なるインスタンスを有することができる。同期サービスが、(ブラウザーブックマークインターネットブラウザーの種々のインスタンスにオフラインでどのように記憶することができ、様々なマシン間でどのように同期させることができるのかと同様に)オンラインサーバーと同期した様々なインスタンスを維持することができる。商人は、財布アプリケーションを起動するコードを自身のチェックアウト(checkout:支払い清算)ボタンに追加することができる。チェックアウトの間、ユーザーは、カード及び配送住所(必要な場合)を選択する。認証PINは、モバイルアプリケーションからのプロンプト応答してフォンに入力される。財布は、この情報をサブミットした商人に、既存のチャネル(インターネットゲートウェイ又は支払いプロセッサ)を通じて情報を戻す。すなわち、既存のプロセス又は統合に対して変更は必要とされない。

0042

非限定的な例として、財布アプリケーションは、最初の使用時にモバイルフォン又はコンピューターのブラウザーに自己インストールするブラウザーHTML5アプリケーション(ネイティブアプリケーションではない)とすることができる。非限定的な例として、財布アプリケーションは、サーバー上の「アプリストア」等からスマートフォン等にダウンロードされる。

0043

別の態様では、財布アプリケーションは、フォンに情報(配送住所、カードエイリアス、用いられる場合にはセキュアなトークン、仮想的な及び/又は実際のカード番号(複数の場合もある)等)をセキュアに記憶することができる。この情報は、複数の目的に用いることができ、幾つかの場合には、リモートサーバーに対して認証を行うのに用いることができる。これによって、オフライン取引が可能になる。モバイルアプリケーションは、フォン上のセキュアな要素に「トーク」することができることが好ましい(この要素は、例えば、フォンの加入者識別モジュールSIMカード)上に存在する場合がある)。この点に関して、モバイルアプリケーションは、カードが存在するCHIPプラスPIN取引(card present CHIP plus PIN transactions)を開始する際に仮想POS端末の役割を担うことができる。他方、幾つかの場合には、スマートフォン等は、POSにおける実際の支払いデバイスとしてのみ用いられる。

0044

幾つかの場合には、消費者は、自身のフォン又はコンピューターを用いて、ウェブベースの小売店においてショッピングすることができる。消費者は、チェックアウトする準備ができると、本システムの幾つかの態様に関連付けられたチェックアウトボタンをクリックするオプションを有することが好ましい。このボタンをクリックすることによって、消費者は、自身のユーザー名及びパスワードを提供してログインし、用いられる支払いカードと、アイテムが送付される配送住所との双方を確認するように促される。その後、システムは、認証PINを入力するように消費者に促し、その後、取引は完了する。その時点で、消費者は、商人のサイトに戻されることが好ましい。これは、非限定的な例である。幾つかの実施形態は、サーバー上に電子財布内の1つ又は複数の仮想カード番号を有するカード不在インターネット商取引を対象とし、幾つかの実施形態は、ブリックアンドモルタル小売店(brick and mortar retailers:実店舗)におけるスマートフォンを用いた取引に用いられるスマートフォン等におけるダウンロード可能な電子財布アプリケーションを対象とする。

0045

1つ又は複数の実施形態は、1つ又は複数の利益を消費者に提供する。幾つかの実施形態は、財布アプリケーション12の一部分であることが好ましいフォームフィル機能又はパススルー機能を通じて容易で便利なチェックアウトを提供する。幾つかの実施形態は、PIN、又は声紋若しくは指紋等の他のバイオメトリックパラメーターを介してセキュアな支払いを提供する。この点に関して、スマートフォンにバイオメトリックリーダー及び/又はバイオメトリック解析器を設けることができる。幾つかの実施形態は、これらの特徴のうちの1つ、幾つか、又は全てを省略する。

0046

1つ又は複数の実施形態は、1つ又は複数の利益を商人に提供する。幾つかの実施形態は、全ての財布ベースの取引について商人から認可銀行への潜在的なライアビリティシフト(liability shift:責任移行)を含む。より詳細には、リモート取引に認証プロセスを用いることによって、そのような取引に伴う不正行為のリスクが削減され、不正に対するライアビリティー(fraud liability)の認可銀行から商人へのシフトを制限及び/又は反転することができる。認証プロセスの使用によって、消費者認証方法に応じて、より低い料金体系へのアクセスを通じてより魅力的経済状態を商人に提供することもできる。1つ又は複数の実施形態では、カード詳細、配送情報、及びセキュリティトークンを渡す単純な財布アプリケーションプログラムインターフェース(API)が提供され、新たな契約上の関係を何ら必要としない(すなわち、既存のカード受け付けが利用される)という点で、統合の影響も限られている。1つ又は複数の実施形態は、後方互換性を有し(すなわち、SecureCode(商標)技術のためのネイティブサポートが提供される)、そのため、より良い消費者体験及び/又はエルゴノミクスがもたらされる。ここでも、これらの詳細は、例示的な、任意の、及び非限定的な例である。幾つかの実施形態は、サーバー上に電子財布内の1つ又は複数の仮想カード番号を有するカード不在インターネット商取引を対象とし、幾つかの実施形態は、ブリックアンドモルタル小売店におけるスマートフォンを用いた取引に用いられるスマートフォン等におけるダウンロード可能な電子財布アプリケーションを対象とする。

0047

図3に関して説明するような財布アプリケーション12は、複数のコマースチャネルにわたって行われる金融取引に包括的な解決策を提供する。財布アプリケーション12は、単純で成功するための提案を消費者に提供し、幾つかの場合には、フォームフィルオプションを提供する。1つ又は複数の実施形態は、商人によって既に受け入れられている既存の支払いネットワーク2008等を用いることができ、それによって、大きな統合の必要性がなくなる一方、より高いセキュリティ及びより良好な経済状態がもたらされる。1つ又は複数の実施形態は、新たな要件を実施するのに発行銀行を必要としない。なぜならば、それらの要件は、既存の認可技法、例えば、SecureCode(商標)技術、CHIPアンドPIN、及び/又はオンラインPINを用いて機能することができるからである。幾つかの実施形態は、モバイルフォン中枢システム向けのこれらの3つのコマースプラットフォームである小売り、eコマース、及びモバイルの長期の収束パスを意図している。他の実施形態は、上述したように、サーバーベースの財布及びオプションとしてダウンロード可能な財布アプリケーションを伴い、本明細書において説明する強化された認可の特徴の一部又は全てを省略することができる。

0048

幾つかの態様は、消費者が「ダムフォン」を所有する用途において用いることができる。例えば、消費者が自身のコンピューターを通じてeコマース取引を行っているか、又はコールセンターへの通話を開始し、消費者がスマートフォンを所有していない用途では、図3におけるシステムは、既存のSMSメッセージング又は他のメッセージング技術を利用して、消費者の「ダムフォン」とコンタクトし、PINの入力を要求することができる。「ダムフォン」からPINを受信すると、取引を認証し完了することができる。この特徴は、全くのオプションであり、1つ又は複数の実施形態では省略することができる。

0049

図4は、一例示のタブレットコンピューティングデバイス又はスマートフォン10等のブロック図である。ユニット10は、適したプロセッサ、例えば、マイクロプロセッサ402を備える。プロセッサ402に結合されたセルラー送受信機モジュール404は、携帯電話信号、例えば3G又は4Gを送受信するアンテナ及び適切な回路部を備える。プロセッサ402に結合されたWiFi送受信機モジュール406は、ユニット400が無線ネットワークアクセスポイント又はホットスポットを介してインターネットに接続することを可能にするアンテナ及び適切な回路部を備える。当業者であれば、「Wi−Fi」が、Wi−Fiアライアンスの商標であり、IEEE802.11標準規格ファミリーを用いた製品のためのブランド名であることを理解しているであろう。

0050

1つ又は複数の実施形態は、メモリ412に財布アプリケーション12を含む。この財布アプリケーションは、実行されると、本明細書において説明する機能の少なくとも一部分をプロセッサ402に実施させる。オペレーティングシステム427は、ユニット400の動作を調整組織化する。AppleのiOSは、適したオペレーティングシステムの非限定的な例であり、他の非限定的な例には、Linuxベースのシステム(Linus Torvaldsの商標)、Windows Phone(Microsoft Corporation社の商標)等が含まれる。

0051

プロセッサ402に結合されたタッチスクリーン410は、一般に、キーパッド、別のタイプのディスプレイ、マウス又は他のポインティングデバイス等の様々な入力/出力(I/O)デバイスも示し、これらの全てが、1つ又は複数の実施形態に存在する場合もあるし、存在しない場合もある。プロセッサ402に結合されたオーディオモジュール418は、例えば、オーディオコーダー/デコーダーコーデック)、スピーカー、ヘッドフォンジャックマイク等を備える。電力管理システム416は、バッテリー充電器、バッテリーへのインターフェース等を備えることができる。メモリ412は、プロセッサ402に結合されている。メモリ412は、例えば、RAM等の揮発性メモリと、ROM、フラッシュ、又は非一時的な方法で情報を記憶する任意のタンジブルコンピューター可読記録可能記憶媒体等の不揮発性メモリとを含むことができる。プロセッサ402は、通常、オンチップメモリも有する。

0052

オファー5994を以下に論述する。

0053

上記のように、幾つかの実施形態は、例えば、少なくとも部分的には、タブレット又はスマートフォン等で動作するアプリケーションと、リモートサーバー等で動作する別のアプリケーションとを介して実施することができる。

0054

図5は、一例示のソフトウェアアーキテクチャ図を示している。財布プラットフォーム597は、タンジブルコンピューター可読記録可能記憶媒体に非一時的な方法で記憶された実行可能コードを含む。この実行可能コードは、1つ又は複数のサーバーのメモリにロードされると、それらのサーバーの1つ又は複数のプロセッサに、本明細書において説明するロジックの少なくとも幾つかの部分を実施させる。データベース1479は、タンジブルコンピューター可読記録可能記憶媒体及び記録を記憶する永続記憶装置に非一時的な方法で記憶されたOracleDBMS、Microsoft社から提供されるAccess及びSQLサーバー、IBM社から提供されるDB2、並びにオープンソースDBMS MySQL等の適したデータベースプログラムを含む。このデータベースプログラムは、1つ又は複数のサーバーのメモリにロードされると、それらのサーバーの1つ又は複数のプロセッサに、本明細書において説明するデータベース(複数の場合もある)(例えば、事前登録情報を有する)を実施させる。様々なインターフェースモジュールは、タンジブルコンピューター可読記録可能記憶媒体に非一時的な方法で記憶された実行可能コードを含む。この実行可能コードは、1つ又は複数のサーバーのメモリにロードされると、財布プラットフォームと外部エンティティとの間の任意の必要とされるデータ変換を含む(正:including)、本明細書において説明するインターフェース機能及び通信フローをそれらのサーバーの1つ又は複数のプロセッサに実施させる。GUI1477は、消費者598に対するインターフェースを提供し、配送商人インターフェースモジュール1475は、配送商人599に対するインターフェースを提供し、残高照会サービスインターフェースモジュール1469は、残高照会サービス989に対するインターフェースを提供し、プリペイドカードイシュアーインターフェースモジュール1471は、プリペイドカードイシュアー596に対するインターフェースを提供し、eコマース小売店インターフェースモジュール1473は、eコマース小売店895に対するインターフェースを提供する。さらに、登録及び口座メンテナンスモジュール1483は、GUI1477を介して消費者598とインターフェースして登録機能及びメンテナンス機能を実行し、新たなデータ及び/又は更新は、データベース1479に記憶することができる。幾つかの場合には、ローカルPANが、インターフェース1471を介してプリペイドカードイシュアー596から得られ、モジュール1481は、関係するルール(複数の場合もある)に従ってどの国のPANを取得するのかを決定する。

0055

図6を参照すると、幾つかの実施形態では、財布1989は、ステップ1901において、商人1999におけるチェックアウトを検出する。次に、財布1989は、ユーザーを認証し(ステップ1902)、支払い詳細が選択される(ステップ1902)。次に、財布サーバー1988は、銀行が財布ACS(銀行のSecureCode(商標)認証サーバー)顧客であると判断し、更なる認証は必要ではないと判断する(ステップ1903)。次に、財布は、商人ページ1999において、AAV(口座所持者認証値)を含む支払い詳細のフォームを占める。次に、商人は、通常形式の取引(商人アクワイアラー990へのAAVを有するオース(auth:認可)要求)を認可する。これは、支払いネットワーク987を通じて銀行認可システム2010に渡される。商人アクワイアラー990は、システム2010からネットワーク987を介して必要な承認(オース応答)を受信し、同じものをページ1999に戻す。幾つかの場合には、ネットワーク987は、ネットワーク2008等のネットワークである。システム2010は、通常、イシュアーによって又はイシュアーの代わりに実行され、そのため、図2におけるイシュアー2010と同じ参照符号を与えられている。

0056

図7は、消費者オファーの態様に関する。消費者を消費者登録データベース1996に登録するための2つの異なる方法がある。1995におけるように、例えば、支払いネットワーク事業者(PNO)2008が維持する口座に基づいて、自動登録が可能である。幾つかの口座は、分割することができ、分配を預かるために使用可能である。1994におけるように、別の態様では、選択する(opt in:オプトイン)機会を消費者に与えることができる。これは、例えば、PNO2008又は他の或るエンティティに他の或る消費者データベース解析又は検査させて、1人又は複数人の消費者に選択するように勧めるアウトリーチ(outreach)を保証することによって実行することもできる。これは、選択的(対象)又はオープンとすることができる。いずれにしても、消費者がいずれかの情報を共有するか又はいずれかのオファーを受信する前に、消費者側に対して或る動作(登録、確認等)が必要とされるべきように、消費者のプライバシーは尊重されるべきである。多くの場合、これは、オンラインで若しくはモバイルメッセージングを介して実行することもできるし、電子メール内のクリック可能リンクを用いて実行することもできる。消費者登録データベース1996は、登録された全ての消費者を管理する。このデータベースは、最終的には、例えば、クレジットカード若しくはデビットカードの口座を介して又は財布口座自体を通じてe財布口座にマッピングされる。

0057

オファーレジストリー1997は、通常、ビジネスツービジネスインターラクションを伴う。オファーのルールは、オファーを提供する者、商人であるのか、製造業者であるのか、発行銀行であるのか等によって決まる。適切なエンティティは、オファーのルール、ルールが適用される商人、コードレンジ、又はオファーのための或る種の識別方式等を提供する。あらゆる人がオファーを受信するのに単一の識別子を用いたり、シリアル化された識別子を提供したり等することができる。この情報は、オファーレジストリー1997に記憶される。

0058

取引資格(transaction qualification)サービス1998は、レジストリー1997及びデータベース1996に基づいて、ルールをリアルタイムで適用する。このサービス1998は、登録されたオファーのルールを、所与の消費者について提供された取引情報に適用し、全ての部分が資格を得るための所定の場所にあるか否かを判断する。次に、サービス1998は、その特定の消費者の登録記録及び取引記録を更新する。

0059

e財布プラットフォーム597は、資格を得る取引について、商人と消費者2002との間のインターラクションを提供する。消費者2002は、商人チェックアウトページ1999に行き、この消費者がe財布を用いて支払いを行いたいことを示すと、この消費者は、財布プラットフォーム597にルート変更され、次に、商人によって提供された関係する取引情報が、取引資格サービス1998を通過する。販売促進が適用可能である場合、この情報は、e財布プラットフォーム597に渡され、消費者がe財布プラットフォーム597とのインターラクションを完了すると、その情報は、e財布プラットフォーム597と商人との間のインターフェースの一部分として商人に渡る。商人が、e財布プラットフォーム597を受け付けたい場合、商人がe財布プラットフォーム597に渡す幾つかのメッセージと、商人がe財布プラットフォーム597から受信する幾つかのメッセージとが存在する。

0060

図9は、既存のプリペイドカードを用いた国際的商人における一例示の取引を示している。901において、消費者598は、完全陸揚げ費(fully landed cost)を提供された後、チェックアウトを続けるか否かに関する照会肯定的に応答する。902において、eコマース小売店895は、支払い方法を取り出すとともに配送住所情報を確認する、e財布597へのコールを生成する。903において、e財布は、プリペイドカードイシュアー596への残高照会を生成する要求を残高照会サービス989に開始して、プリペイドカードに残っている資金の額を求める。e財布597は、eコマース小売店の国に関連付けられたプリペイドPANを残高照会サービス989に提供する。

0061

904において、残高照会サービスは、プリペイドカードイシュアー596を宛先とする残高照会認可要求をフォーマットし、認可ネットワーク987(例えば、ネットワーク2008)に送信する。905において、認可ネットワークは、この残高照会をプリペイドカードイシュアーに転送する。906において、プリペイドカードイシュアーは、プリペイドカードに残っている資金の額を有する残高照会の認可応答を認可ネットワークに送信する。907において、認可ネットワークは、この認可応答を残高照会サービスに送信する。908において、残高照会サービスは、この残高情報をe財布に提供する。909において、e財布は、eコマース購入額とプリペイドカードの利用可能額との差である額の消費者のプロファイルに関連付けられたデフォルトの資金カードに対して購入を開始する要求を資金購入/支払い取引アクワイアラー/プロセッサ9999に対して生成する。e財布597は、資金カードPAN情報及び額をエンティティ9999に提供する。

0062

「0100」及び「0110」は、ISO8583メッセージの「認可要求」及び「認可要求応答」を指すことに留意されたい。

0063

910において、エンティティ9999は、資金カードイシュアー986を宛先とする購入認可要求をフォーマットし、認可ネットワーク987に送信する。911において、認可ネットワークは、この購入認可要求を資金カードイシュアー986に転送する。912において、資金カードイシュアーは、この認可要求に対する承認された応答を認可ネットワークに提供する。913において、認可ネットワークは、この認可応答をエンティティ9999に転送する。914において、エンティティ9999は、この認可応答を財布597に転送する。

0064

915において、e財布は、eコマース購入とプリペイドカードに残っている資金との間の差の額(これは、資金カードイシュアー986によって承認された同じ購入額である)の資金をプリペイドカードに「補給(top up)」する支払い取引を開始する要求をエンティティ9999に対して生成する。e財布は、プリペイドPAN及びその額をエンティティ9999に提供する。プリペイドPANは、eコマース小売店(例えば、米国eコマース小売店、米国プリペイドカード)と同じ国に関連付けられている。916において、エンティティ9999は、プリペイドカードイシュアー596を宛先とする支払い取引認可要求をフォーマットし、認可ネットワーク987に送信する。

0065

917において、認可ネットワーク987は、支払い取引認可要求をプリペイドカードイシュアーに転送する。918において、プリペイドカードイシュアー596は、この認可要求に対する承認された応答を認可ネットワーク987に提供する。919において、認可ネットワークは、この認可応答をエンティティ9999に転送する。920において、エンティティ9999は、補給(top-up)が承認されたことを示す応答をe財布に提供する。フロー921及び922は、財布とプリペイドカードイシュアーとの間のCVC2要求及び応答を示している。この点に関して、購入時に、承認が資金カードイシュアーから取得され、補給を行うことに成功して、購入が首尾よく行われると、認可を通すのに必要とされる全ての詳細を商人に提供することが必要である。そのため、商人は、CVC2データを必要とする。CVC2データは、多くの場合、オンライン取引を行う人が、その人が所持するカードを実際に持っていることを確認するために、商人によって要求される。1つ又は複数の実施形態では、CVC2データは、記憶されておらず、そのため、プリペイドカードイシュアーから取得しなければならない。921及び922において、購入取引において用いられる特定のプリペイドカードのCVC2値が取得される。923において、プリペイドカードPAN、有効期限、及びCVC2(必要な場合)を含む支払い情報が、財布によってeコマース小売店に提供される。

0066

924において、eコマース小売店895は、プリペイドカードに対してeコマース購入を行う要求をそのアクワイアラー990に対して生成する。925において、eコマース小売店アクワイアラー990は、プリペイドカードイシュアーを宛先とする購入認可要求をフォーマットし、認可ネットワークに送信する。926において、認可ネットワークは、この購入認可要求をプリペイドカードイシュアー596に転送する。927において、プリペイドカードイシュアー596は、この認可要求に対する承認された応答を認可ネットワークに提供する。928において、認可ネットワークは、この認可応答をeコマース小売店アクワイアラーに転送する。929において、eコマース小売店アクワイアラー990は、この認可応答をeコマース小売店に転送する。930において、eコマース小売店は、購入確認を消費者598に提供する。

0067

eコマース小売店アクワイアラーブロック990は、eコマース小売店と同じ管轄権内の銀行に加えて、任意の管轄権に位置することができる銀行によって又はこの銀行の代わりに動作されるサーバーも意図している。残高照会サービスブロック989は、残高照会をプリペイドカードイシュアーに送信して、カードにいくら残っているのかを求めるように構成された適切なソフトウェアを有するサーバーを意図している。そのようなサーバーは、e財布サーバーと同じ管轄権にある可能性が高いが、他の場所も可能である。プリペイドカードイシュアーブロック596は、eコマース小売店と同じ管轄権にある可能性が高いが、必ずしもそうとは限らないプリペイドカードイシュアーに加えて、任意の管轄権に位置することができる、適したソフトウェアを用いてプリペイドカードイシュアーによって又はこのプリペイドカードイシュアーの代わりに動作されるサーバーも意図している。資金カードイシュアーブロック986は、消費者の本国にある可能性が最も高い銀行機関に加えて、任意の管轄権に位置することができる、適したソフトウェアを用いてそのような銀行機関によって又はそのような銀行機関の代わりに動作されるサーバーも意図している。認可ネットワーク987は、通常、他の箇所で論述したBANKNETネットワーク若しくはVISANETネットワーク等の多国籍ネットワーク、又は他の事業者の支払い処理ネットワークである。資金購入/支払い取引アクワイアラー/プロセッサブロック9999は、(i)買い物客母国におけるカードでの購入及びeコマース小売店が位置する管轄権におけるプリペイドカードの補給をハンドリングするアクワイアラーに加えて、(ii)適したソフトウェアを用いて、そのようなアクワイアラーによって又はそのようなアクワイアラーの代わりに動作されるサーバーを意図している。サーバー及びアクワイアラーは、任意の管轄権(複数の場合もある)に存在することができ、それら自体、同じ管轄権又は異なる管轄権に存在することができる。幾つかの場合には、ブロック9999の機能は、2つ以上のエンティティ間に分割することができる。

0068

幾つかの実施形態では、商人は、厳密には消費者の資金カードでないカード及び実際の配送住所でない住所への配送を受け付けていることになり、さらに、幾つかの実施形態では、物理的な(プリペイド又は他の)カードは発行されていない(カードは仮想的である)ので、適用可能な法的考慮及び規制上の考慮及び/又は契約上の義務の十分な考慮がなされるべきである。

0069

そのような考慮が関係する実施形態では、配送商人アクワイアラー及びプリペイドカードイシュアーが、決済が行われる前に取引を送信及び/又は承認するリスクを引き受けようとする気持ちに対して、それらの配送商人アクワイアラー及びプリペイドカードイシュアーの懸案対処することに十分な考慮が与えられるべきである。幾つかの実施形態では、配送商人は、決済が資金カード購入に対して行われる前に支払い取引認可要求を開始し、及び/又はプリペイドカードイシュアーは、決済が支払い取引に対して行われる前に、eコマース購入を承認する。

0070

幾つかの場合には、プリペイドカードイシュアーは、プリペイドカードでの購入を、財布を通じて行われるもののみに制限することができ、例えば、請求書送付住所及び/又は配送住所が配送商人のウェアハウスであることを確保する。他の場合には、取引がe財布を介して生成されたことを示す追加のインジケーターが認可要求に必要とされる。他の場合は、別個のプリペイドカードを伴わず、そのような場合には、これらの考慮は懸案ではない。

0071

図10は、ローカル資金カードを用いた国際的商人における一例示の取引を示している。商人は、外国発行カードを受け付ける。1001において、消費者598は、チェックアウトを進めるか否かに関する照会に肯定的に応答する。1002において、eコマース小売店895は、支払い方法を取り出すとともに配送住所情報を確認する、e財布へのコールを生成する。1003において、e財布597は、資金カードPAN及び有効期限を含む支払い情報をeコマース小売店895に提供する。1つ又は複数の実施形態では、e財布は、資金カードCVC2を記憶しておらず、そのため、eコマース小売店がそれを必要とする場合、消費者は、eコマース小売店サイト上でそのフィールドポピュレートする必要がある。1004において、eコマース小売店は、資金カードに対してeコマース購入を行う要求をそのアクワイアラー990に対して生成する。1005において、eコマース小売店アクワイアラー990は、資金カードイシュアー986を宛先とする購入認可要求をフォーマットし、認可ネットワーク987に送信する。1006において、認可ネットワーク987は、この購入認可要求を資金カードイシュアー986に転送する。1007において、資金カードイシュアーは、この認可要求に対する承認された応答を認可ネットワークに提供する。1008において、認可ネットワークは、この認可応答をeコマース小売店アクワイアラー990に転送する。1009において、eコマース小売店アクワイアラーは、この認可応答をeコマース小売店895に転送する。1010において、eコマース小売店は、購入確認を消費者に提供する。1011において、eコマース小売店は、清算システム1081へのeコマース購入のための清算メッセージ(例えば、メッセージタイプインジケーター(MTI)1240)を生成する。1012において、この清算システムは、eコマース購入のための清算メッセージを資金カードイシュアー986に送信する。清算システムブロック1081は、通常業務の清算システムを意図し、例えば、米国又は別の管轄権に位置することができる。この場合も、幾つかの実施形態は、複数管轄権の態様及び/又はローカルプリペイド資金カードを伴わない。

0072

本発明の幾つかの実施形態は、デジタル財布用の仮想カード番号に関する。以下の術語が本明細書において用いられる。
・仮想カード番号−バックエンドにおいて実際のカード番号(RCN)にリンクされた一意の番号(少なくとも幾つかの場合には、16桁)。この仮想カード番号は、厳しく柔軟な支払い管理を可能にするルール、アラート、及び制限のセットを用いてセットアップすることができる。
・実際のカード番号(RCN)−物理的なカードに書き込まれた番号(少なくとも幾つかの場合には、16桁)。
・デジタル財布−数回のクリック又はインターラクションのみで取引を容易にするユーザーの金融情報(カード番号、住所等)のホスト。
・カード−クレジットカード、デビットカード、又はプリペイドカード。
・消費者−物理的なストア又はオンラインストアをよく利用するエンドユーザー
・商人−オンラインストア又は物理的なストア。
・リモート支払い−任意の適した今後の最新デバイス:デスクトップラップトップ、スマートフォン、タブレット等を用いるインターネット接続を用いて行われる支払い。
・近接支払い−近接場通信を用いて行われる支払い。
・近接場通信(NFC)−デバイスをともにタッチさせるか、又はデバイスを通常は数センチメートル以下に極めて近接させることによってデバイスが互いに無線通信を用いるための標準規格のセット(本明細書では、支払い目的に用いられる)。

0073

クレジットカード、デビットカード、及びプリペイドカードは、発行銀行及びカード所持者の銀行口座を識別するのに用いることができる一連の番号を含む。仮想カード番号(VCN)は、識別情報を何ら含まないが、実際のカード番号(RCN)にリンクされているランダムに生成された一連の番号である。

0074

デジタル財布は、物理的な財布の電子的な形態であり、クレジットカード、デビットカード、及び/又はプリペイドカード、及び/又は電子マネー等の様々な支払い方法を記憶された値の形態で収容している。

0075

デジタル財布によって現在提供されている利益のうちの1つは、消費者のRCNを商人から秘密にすることであり、それによって、消費者は、自身のRCNを与えたくない商人から購入を行うことが可能になる。しかしながら、消費者のRCNを商人から秘匿する結果、商人は、どの銀行のカードが用いられているのかが分からず、その特定の銀行のカードに関連付けられたあらゆる販売促進が控えられる。

0076

VCNをデジタル財布に組み込むことによって、消費者は自身の口座情報を秘密にすることができる一方、そのカードを発行した銀行は明らかにされ、それによって、消費者のRCNを商人に与えることなく商人から購入することができるという利益が享受されるとともに、特定の銀行のカードを用いることに関連付けられた全ての販売促進が享受される。

0077

既存の支払いオプションを次に説明する。1つの現在の技法は、クレジットカード、デビットカード、又はプリペイドカードを介した商人への直接的な支払いを伴っている。図11に見られるように、消費者は、カード情報8001、配送住所(ここでは、ストアピックアップ(Store Pickup)8002)、及び請求書送付住所(Billing Address)8003等についてねられる。図12を参照すると、支払いの見直しの間、消費者は、通常、自身が前ページにおいて入力した全ての情報を見直す。商人は、実際のカード番号RCNを含む、消費者からの情報にアクセスする。このオプションは、登録のフォームを必要とせず、消費者が、自身のカードが授ける特典を得る資格を有し、商人が標準的なプロセスを通じて取引を処理し、自身の決済を自身の銀行口座において受け取り、既存の異議申し立てプロセス及び/又は支払い拒否プロセスが利用可能であるという点で有利である。他方、消費者は、自身のカード番号及びセキュリティコードを商人に明らかにするというリスクに直面し、このプロセスは、消費者が多くの情報フィールドを満たすことを必要とするいう点で煩雑である。

0078

別の現在の技法は、支払いがデジタル財布を介して商人に間接的に行われることを伴う。図13に見られるように、消費者は、(例えば、財布オプション「e−wal」8004を選択することによって)財布ウェブサイトにリダイレクトされる。図14において、消費者は、例えば、自身の電子メール(Email)(又は他のユーザー名)及びパスワード(passward)を用いて自身の財布口座にログインする。図15において、消費者は、購入に用いられるカードを見直し、支払いを確認するとともに商人サイトにリダイレクトされるために「継続(continue)」ボタン8005をクリックする。図16において、消費者は、自身の情報を見直す。このオプションでは、RCN情報は全く商人に渡されない。商人は、支払いトークンを受け取るだけである。このオプションは、消費者が情報フィールドを満たす代わりにログインするだけでよいという点、及び消費者のカード番号及びセキュリティコードが商人から秘匿されるという点で有利である。他方、消費者は、自身のカードが授ける特典を控え、商人は、自身の銀行口座ではなく財布口座において支払いを受け取り、異議申し立て及び支払い拒否プロセスは、商人によって異なる。

0079

更に別の現在の技法は、仮想カード番号(仮想口座番号としても知られている)を介した商人との直接的なインターラクションを伴う。ここで、ユーザーは、ユーザーID(user ID)及びパスワード(password)等を用いて図17の8006においてログイン(Login)し、8007において仮想カード番号を提供される。図18において、ユーザーは、次に、8007からの仮想カード情報を対応するフィールド8008に入力する。有利には、消費者の実際のカード番号及びセキュリティコード(security code)は、商人から秘匿される。他方、比較的非直感的なユーザー体験が存在し、消費者は、(通常、自身のブラウザーのウィンドウ又はタブ間切り替えることによって)現在の取引を離れて自身の銀行のウェブサイト8006に行き、VCN8007を生成する必要があり、さらに、最初の現在のオプションと同様に、これは、消費者が多くの情報フィールドを満たすことを必要とする煩雑なプロセスである。

0080

次に図19を参照して、本発明の一実施形態による一例示のステップのシーケンスを説明する。この実施形態では、消費者は、VCN対応デジタル財布を介してリモート支払いを行う。8009において、ユーザーは、VCN対応デジタル財布「E財布(E-wallet)」を支払いオプションとして選択する。消費者は、そのため、商人ウェブサイトからE財布ウェブサイトにリダイレクトされる。図20の8010において、消費者は、自身の電子メールアドレス等を用いてサインイン(sign in)するか、又は口座をまだ持っていない場合には、口座を得るためにサインアップ(sign up)する。図21の8011において、消費者は、名前挨拶され、消費者の選んだもののパーソナルメッセージが表示される。名前及びパーソナルメッセージの双方が正しい場合、消費者は、自身のパスワード(password)のキー入力に進む。図22において、消費者は、8012におけるように、自身の財布に既に存在するRCN又はVCNを選択することができ、自身のRCNの隣にある「VCNを使用(Use Virtual Card Number)」ボタン8013をクリックすることによって単一の取引用のVCNを作成することもできるし、「カードを追加(Add Card)」ボタン8014をクリックすることによって新たなRCN又はVCNを自身の財布に追加することもできる。VCNを追加及び/又は管理するためのオプションの機能を設けることができる。消費者は、VCNのルール、制限、及びアラートの管理を所望する場合、このインターフェース自体を通じてこれを行う。右側の列には、様々な配送住所オプション、例えば、「自宅(デフォルト)(Home (default))」、「別荘(Vacation Home)」、及び「親の家(Dad's House)」を設けることができる。図23は、そのような管理インターフェースの非限定的な例である。図24に見られるように、消費者は、自身が用いたいカードを選ぶと、「注文を見直す(Review Your Order)」ボタンをクリックして、商人サイトに再びリダイレクトされ、自身の取引を完了する。商人ウェブサイトは、8015において、RCNではなくVCNを表示する。

0081

有利には、この実施形態では、消費者は、特定の取引にのみ用いられるVCNを生成することができ、消費者は、異なる目的に用いられる複数のVCNを作成することができ、VCNを用いることができる有効期限若しくは回数を指定することができ、及び/又は、消費者は、例えば、取引量が規定した制限を越えている場合、VCNに費やされる額がその1日の制限に達した場合、及び/又は特定のカテゴリーの費用がその制限に達した場合には、アラートを受けるように依頼すること(SENDALERT)又は取引を断ること(DECLINE TRANSACTION)等の制御を自身のVCNに対して設定することができる。

0082

本発明の別の態様では、近接支払いが、NFC財布を介して行われる。モバイル支払い技術を介して、仮想カード番号を、リモート支払いに加えて近接支払いに用いることができる。消費者が商人を警戒しているときは、実際のクレジットカードを財布に装備するのではなく、VCNを代わりに用いることができる。この態様の利点は、リモート支払い態様について上記で論述した利点と同様である。

0083

図25は、一例示の取引フローを示している。ワンタイム前提条件及びセットアップ(one-time pre-requisite and setup)プロセス8017の間、8020に見られるように、1人又は複数人の消費者598が、デジタル財布597に登録され、カード及び配送の詳細をその財布に追加する。さらに、8021に見られるように、商人1999は、財布597と統合され、財布の支払いマークを商人のウェブサイト1999に配置する。参照符号1999は、図25では、商人及び商人のウェブサイトの双方を指すのに用いられることに留意されたい。ステップ8020、8021は、例えば、モジュール1483又は5483を用いて実行することができる。

0084

支払いフェーズ8018では、8022に見られるように、消費者598は、商人のウェブサイト1999にアクセスするか、又は商人の他の或るアプリケーションにアクセスし、購入を行う。8023に見られるように、消費者は、チェックアウト時に財布597にリダイレクトされる。ステップ8024において、消費者は、既存のVCNを選択するか、又は用いられる新たなVCNを作成する。ステップ8025において、財布597は、VCNの詳細を商人1999に渡す。ステップ8026において、チェックアウト見直しプロセスの一環として、それらの詳細が消費者598に示される。ステップ8027において、消費者598は、それらの詳細を見直し、支払いを確認する。ステップ8028において、商人は、全ての情報をアクワイアラー990に渡す。アクワイアラーは、この全ての情報をネットワーク987を介してイシュアー(図示せず)に送信する。ステップ8029において、ネットワーク987の事業者は、イシュアーに上記情報を渡す前に、MasterCard InControl(商標)(米国ニューヨーク州パーチェスのMasterCard International Incorporated社の商標)PAN(主口座番号)マッピング機能8016を用いて、取引のVCNを対応するRCNにマッピングする表等にアクセスする。

0085

他のプロセスが8019に示されている。8030、8031に見られるように、決済プロセス及び支払い拒否プロセス及び/又はリバーサルプロセスは、従来のもの、すなわち、通常業務(business as usual)、すなわち「BAU」とすることができる。

0086

幾つかの場合には、本明細書の他の箇所で論述したように、適したアプリケーション12が、スマートフォン1420、10等に存在し、そのようなフォンが、ブリックアンドモルタルロケーションにおいて端末126等に提示される。アプリケーション12は、1つ若しくは複数のローカルに記憶されたVCN及び/又は1つ若しくは複数のローカルに記憶されたオファー5994を含むか又はそれらにアクセス可能である。

0087

したがって、本発明の1つ又は複数の実施形態は、デジタル財布としても知られている電子財布(e財布)を対象とし、及び/又はこの電子財布とともに有利に機能する。上述したように、e財布は、受け付けているオンライン商人からの購入の代金を支払うセキュアで便利な方法を消費者に提供する。消費者は、登録時に、自身のカード、請求書送付、及び配送の情報を適したエンティティ(例えば、支払いネットワーク2008の事業者)によってホストされたサイトに記憶することができ、その情報にアクセスして、参加している商人全体にわたって便利でセキュアに支払いを行うことができる。e財布プラットフォームは、「仮想」口座番号を用いてカード所持者の実際の情報をマスクすることで追加のセキュリティを提供することができる。

0088

幾つかの場合には、PANマッピングとしても知られている「仮想」口座番号の上記使用は、例えば、支払いネットワーク2008の事業者(例えば、MasterCard International Incorporated社等のエンティティ)がイシュアーに提供するネットワークサービスとすることができ、他の場合には、イシュアーは、自身の解決策を用いることを選択することができる。PANマッピングプロセスは、オリジナルの主口座番号(PAN)を取得し、擬似PAN(又は仮想カード番号)を代わりに発行することを伴う。これによって、オリジナルのPANが危険にさらされる可能性に対するセキュリティが提供される。PANマッピングの非限定的な例は、MasterCard International Incorporated社のinControl(商標)支払いソリューションプラットフォームの「ワンタイム使用番号」の特徴の下で提供されるものである。当業者であれば、様々なPANマッピング技法に精通しており、本明細書の教示が与えられると、それらの技法を本発明の1つ又は複数の実施形態に適合させることができるであろう。例えば、支払いネットワーク事業者は、番号の外向きのインスタンスは擬似PANを提示する一方、内向きのインスタンスは実際のPANを提示する変換表を作成することができる。本明細書の教示が与えられると本発明の実施形態に適合させることができる市販のPANマッピングソリューションは、アイルランドダブリン州ブラックロックケリーフォートアベニュー、ブラックロックビジネスパーク、ブロック1のOrbiscom Ltd.社(現在は、米国ニューヨーク州パーチェスのMasterCard International Incorporated社の一部)から入手可能なもので、限定ではなく例として、Flitcroft他の米国特許第6,636,833号及び第7,136,835号の技法を含む。これらの米国特許の双方の完全な開示は、その全内容が、引用することによってあらゆる目的で明示的に本明細書の一部をなす。

0089

疑義を避けるために、MasterCard International Incorporated社のinControl(商標)支払いソリューションプラットフォームは非限定的な例であり、多くの異なる技法を用いて、Flitcroft他の特許において説明されているようなPANマッピングであるのか又はそれ以外のものであるのかを問わず、本明細書の他の箇所で説明する「仮想番号」を提供することができることが強調されるべきである。

0090

当業者であれば、e財布自体に精通しており、本明細書の教示が与えられると、本発明の1つ又は複数の実施形態を実施するようにe財布を適合させることができることに留意すべきである。既知のe財布の非限定的な例には、PayPalサービス(米国カリフォルニア州サンノゼのeBay,Inc.社の子会社PayPal社の商標)、AmazonサービスによるCheckout(米国ワシントン州シアトルのAmazon.com,Inc.社の商標)、及びGoogle Checkoutサービス(米国カリフォルニア州マウンテンビューのGoogle,Inc.社の商標)が含まれる。

0091

1つ又は複数の実施形態は、有利には、e財布によって提供される便利なユーザー体験の中で仮想カード番号を用いる。論述したように、仮想カード番号は、有利には、(特に、消費者が購入を行っている商人をよく知らない、国境を越えた使用の場合に)より一層増加したレベルのセキュリティ及び消費者からの信頼;アラート、制限(取引の時間、額、及び数、商人カテゴリー等)を実施する可能性;及び/又はリスク管理を提供する。他方、仮想カード番号は、消費者が自身の仮想カード番号ジェネレーター(ブラウザー、デスクトッププラグイン等)と自身の支払い体験(商人サイト)とを交換する必要がある煩雑なユーザー体験を提供するという点で不便である。

0092

同様に論述したように、財布は、消費者が、自身のカードを自身の財布から引き出すことさえなく(商人のウェブサイトを去ることもなく)マウスクリック等を介して支払いを行うという利点を提供する。しかしながら、財布アプリケーションがカード番号を処理のために商人に渡す場合に、消費者がこの商人を信頼する必要があり、財布が、商人のためのライアビリティーシフトを提供することができるリスク管理レベルを提供する場合もあるし、提供しない場合もあるという点で不便である。

0093

有利には、1つ又は複数の実施形態は、仮想カード番号とe財布とを統合する。1つ又は複数の実施形態では、商人は、e財布を仮想カード番号とともに用いるための統合を何ら変更する必要はない。さらに、1つ又は複数の実施形態では、仮想カード番号を用いて支払いを受けた商人と、実際のカード番号を用いて支払いを受けた商人との間の相違は、その商人にトランスペアレントである。

0094

1つ又は複数の実施形態では、消費者は、特定の取引にVCNを用いたいとき、自身の支払い体験の間に数回のマウスクリックのみを用いること等を選択することができる。1つ又は複数の実施形態について関係する使用ケースには、消費者が特定のカード番号のアラート及び/又は制限に対してより良い制御を有することを所望するケース、又は消費者が購入を行っている商人又は国を信頼していないケースが含まれる。

0095

次に、現在の財布支払い体験を考える。図26に見られるように、ユーザーは、自身のショッピングカートに幾つかのアイテムを有し、8032において、所望の配送オプション(shipingoptions)に加えて、所望の支払い方法のオプション、例えば、従来のチェックアウト8033(Proceed to checkout)又はE財布チェックアウト8034(checkout with E-wallet)を選択する機会を与えられる。図27では、8035において、ユーザーは、クレデンシャル、例えば、電子メールアドレス又はモバイルフォン番号(Email or Mobile #)を用いて自身を財布に対して識別する。図28では、8036において、ユーザーは、自身のパスワード(Password)を入力する。図29では、ユーザーは、8037において、幾つかの異なる支払いカードの中から選択を行い、8038において、幾つかの異なる配送住所(Shipping Address)の中から選択を行う。右側の列には、様々な配送住所オプション、例えば、「自宅(デフォルト)(Home (default))」、「別荘(Vacation Home)」、及び「父親の家(Dad's House)」を設けることができる。図30では、ユーザーは、商人サイトに戻り、詳細を確認する(confirm)。図31では、支払い完了ページがユーザーに表示されている。

0096

財布に埋め込まれたVCNを用いた支払い体験
次に図32に注目すると、第1のステップにおいて、ユーザーは、8039として全体が指定されたショッピングカート画面にあり、8040に示される、幾つかの異なる配送オプションの中から選択を行うオプションを有し、支払い方法選択オプション8041(従来)及び8042(E財布)も与えられている。図33では、8201において、ユーザーは、クレデンシャル、例えば、電子メールアドレス又はモバイルフォン番号(Email or Mobile #)を用いて財布に対して自身を識別する。図34では、8043において、ユーザーは、自身のパスワード(Password)を入力する。図35では、ユーザーは、8044において、幾つかの異なる支払いカードの中から選択を行い、8045において、幾つかの異なる配送住所(ShippingAddress)の中から選択を行う。図36では、ユーザーは、8046に見られるように、所与の取引にVCNを用いることを選ぶ。図37では、ユーザーは、オプションとして、MASTERCARD INCNTROL(商標)プラットフォーム等(米国ニューヨーク州パーチェスのMasterCard International Incorporated社の商標;この機能によって、顧客は、カスタマイズされた支出管理制御確立することが可能になる)を用いて、VCNの制限パラメーター及び/又はアラートパラメーターを変更することを選ぶ。8047に見られるように、ユーザーは、単一の取引又は或る時間期間内の支出の金額(dollar)制限を設定することができ、この制限を越えた取引を断ること又はこれらの取引に関するアラートを受信することを選ぶことができる。8048に見られるように、ユーザーは、或る時間期間内の或るカテゴリーにおける支出の金額制限を設定することができ、この制限を越える取引を断ること又はこれらの取引に関するアラート(ALERT)を受信することを選ぶことができる。図38に見られるように、ユーザーは、商人サイトに戻り、詳細を確認(confirm)する。図39では、支払い完了ページがユーザーに表示されている。一般に、幾つかの実施形態は、商人ウェブサイトを離れて、商人ウェブサイトに戻ることを伴う一方、他の実施形態は、財布等がAPI等を介して商人ウェブサイトと密接に統合されたシームレスな体験を伴うことに留意されたい。

0097

デジタル財布のための国境を越えた配送
別の態様では、1つ又は複数の実施形態は、デジタル財布のための国境を越えた配送に関する。

0098

多くの外国の消費者は、今や、米国及び英国の海外でショッピングする強い願望を持っている。米国及び英国は、ショッピングにおいて、より多くのオプション、より良い価格付け、及びより楽しい体験を提供するものと受け取られている。多くの消費者が、世界中から買い物三昧に米国に行く。

0099

加えて、ブロードバンドの能力が世界中で高まっており、多くの場合、年間ベース150%で成長している。ブラジル、インド、中国、及びロシア等の急速に成長している国々には、より多くの力を付けた中間層も存在する。これらの管轄域からの消費者は、米国及び英国内の商人ウェブサイトに辿り着く方法を見出している。今日、米国のe商人に対して行われている全てのブラウジングの19%は、他の国の消費者からのものである。しかしながら、米国の商人は、大部分、ライアビリティーの懸念から外国のカードを受け付けていない。約40%は、外国のカードをオンラインで受け付けている。しかしながら、それらの商人は、ほんの一握りの国、例えば、10カ国〜30カ国からの外国のカードしか受け付けていない。それらの商人は、外国のカードを受け付けている場合であっても、通常、海外への配送は行っていない。そのため、米国のe商人からの購入を望む外国人には、受け付け及び実現の双方に対して障壁がある。

0100

世界中に配送を行っている米国の商人であっても、海外の買い物客は、注文品が彼らの特定の国に届いたときにどのような税金関税等を支払うべきであるのかを知らされない場合があるので、透明性の問題を有する。幾つかの場合には、海外の買い物客は、配送料にさえ気付かない場合がある。

0101

この議論において用いられるとき、「国内住所」は、消費者の居住国内の当該消費者の住所であり、「海外住所」は、商人の国における消費者の住所であり、「国内配送」は、商人のウェアハウスから消費者の海外住所への配送であり、「海外配送」は、消費者の海外住所から国内住所への配送である。

0102

製品の価格がより安いこと及び製品が入手可能であることが、消費者が海外から製品をオンラインで購入しに来る原動力になっている。しかしながら、共通に遭遇する問題は、商人が国際的な配送を提供しておらず、通常は国内配送しか提供していないということである。

0103

現在、Borderlinx等のサービスプロバイダー(ロジスティクスプロバイダー、ロジスティクスパートナー、又は配送商人とも呼ばれる)は、商人が消費者の購入商品を配送することができる海外住所を消費者に提供することによって、この問題に対する解決策を提供している。海外住所に配送される商品は、商品を蓄積して、多くの小さなパッケージではなく1つの大きなパッケージを配送するために、30日間無料保管することができる。商品は、家族及び友人の商品と組み合わせて、より大きなパッケージを作ることもできる。消費者が、パッケージが自身の海外住所から自身の国内住所に配送されるように要求すると、完全陸揚げ費(税金及び関税を含む)が計算され、消費者は、国境を越えた配送サービスの全ての最終的な支払いを行うことができる。

0104

しかしながら、このサービスには、以下のように幾つかの限界がある。
・このサービスは、商人ではなく第三者によって提供されるので、消費者は、自身の商品の購入時に海外配送の費用が分からない。
・消費者は、自身の国内住所への配送の手配が可能になる前に自身の商品が自身の海外住所に届くのを待たなければならないので、自身の取引を完結するのに数日待たなければならない。
・消費者は、2つの関係者である商人及びサービスプロバイダーと交渉しなければならないので、2日の別々の日に2つの異なるウェブサイトに行って自身の取引を完了しなければならない。

0105

有利には、1つ又は複数の実施形態は、商人をサービスプロバイダーと統合することによって消費者体験を改善する。少なくとも幾つかの場合には、商品の重量及びパッケージングのサイズに関する商人からの情報をサービスプロバイダーの配送料とともに用いて、e財布の一例示の実施形態は、購入の時点で配送の費用を消費者に提供する。したがって、消費者は、自身の商品が自身の国内住所に送達されるのを待つ必要なく、海外配送を手配することができ、さらに、消費者は、1つのエンティティ、すなわちe財布と取引するだけでよい。

0106

さらに、1つ又は複数の実施形態では、本発明の態様によるe財布は、消費者が、最も低い費用で自身の商品を配送するために、サービスプロバイダー間で価格を比較することを可能にする。

0107

さらにまた、1つ又は複数の実施形態では、e財布は、支払いネットワーク2008の事業者等のエンティティによって提供される。そのようなエンティティも同様に、配送費用を下げるために商品を束ねること又は詰め直すこと等の国際的配送サービスプロバイダーの付加価値の特徴を保持する。

0108

次に図40を参照すると、配送オプションの現在の手法では、国際的配送サービスプロバイダーを用いると、消費者は、そのサービスプロバイダーのウェブサイトに登録し、商人の国における住所8049を与えられる。図41に見られるように、ユーザーは、自身の請求書送付住所を入力する(ENTERBILLING ADDRESS)。図42に見られるように、ユーザーは、配送オプションを選択する(SELECT A SHIPPING OPTION)とき、8050におけるように、自身の国内住所を自身の請求書送付住所として用い、与えられた海外住所を自身の配送住所(ShippingAddress)として用いる。図43では、消費者は、国内配送方法を選択する。ここで、消費者は、「標準グラウンド(standard ground)」を選ぶ。図44において、消費者は、支払い方法を選択する。ここでは、「E−Wal(E-wallet)」電子財布が選ばれている。図45において、消費者は、自身の注文を見直し、「注文をサブミット(SUBMIT ORDER)」ボタン8051を介して自身の購入を確認する。次に、図46において、パッケージが海外住所に届くと、消費者は、自身の海外配送方法を選択し、海外配送の支払いを行う。ここでは、ユーザーは、2日の配送(Two-Day Shipping)を選んでいる。

0109

今論述したばかりの現在の手法は、消費者が、精通している同じ購入プロセスに従い、パッケージを1つにまとめて、多くの小さなパッケージの代わりに1つの大きなパッケージを配送することができ、自身のパッケージを詰め直して配送料を削減することができるという利点を有する。他方、この現在の手法では、消費者は、購入の時点で海外配送の費用が分からず、消費者は、パッケージが自身の海外住所に届くまで待って、海外配送を手配しなければならず、消費者は、商人及び国際的配送サービスプロバイダーと別々に取引しなければならない。

0110

次に、本発明の一態様による一例示の手法を検討する。図47を参照すると、本発明の一態様によるe財布を用いて、消費者は、8052に見られるように、「E財布(E-wallet)」を自身の支払い方法として選択する。図48において、消費者は、「E財布」ウェブサイトにリダイレクトされ、このウェブサイトにおいて、消費者は、自身のクレデンシャルを用いてログインする(例えば、8053において、電子メール又はモバイルフォン番号(Email or Mobile #)をIDとして用いてサインオン(Sign In)し、次いで、8054において、パスワード(password)を入力する)。消費者は、まだ登録されていない場合、8055において、サインアップ(Sign Up)するオプションを与えられる。図49において、E財布は、商人がユーザーの国内住所に配送を行うか否かを判断する。国内住所に配送を行わない場合、8056に見られるように、e財布は、「Acme Logistics Providers(ACME LOGISTICS PROVIDERS)」によって提供される国際的配送サービスを用いるオプションを消費者に提供する。図50において、E財布は、国境を越えた配送の費用を求め、消費者が選ぶための幾つかのオプション8057を提示する。第1のオプションは、配送速度(shippingspeed)である。第2のオプションは、様々な国際的配送プロバイダーによる配送料及び該当する場合には商人自身による配送料である。ユーザーは、8058において、自身の選択を確認することができる(Confirm My Shipping Options)。オプションとして、消費者は、自身の商品を1つにまとめたい場合、8059におけるように、自身の海外住所(例えば、ウェアハウス)へ国内配送(Only ship domestically)するオプションも有する。図51において、消費者は、自身の注文を見直して(Review Your Order)(ボタン8060)支払いを行うことに進む前に配送料を見直す。国内配送にはローカル配送料が適用される一方、海外配送にはローカル配送料及び海外配送料の双方が適用される。1つ又は複数の実施形態では、国内配送料は、商人のウェブサイトにおける消費者の選択に基づいている。

0111

有利には、この手法では、消費者のデジタル財布が消費者の請求書送付住所、配送住所、又はクレジットカード情報を既に有しているので、消費者は、この情報を満たすという不便な行為を経由する必要がない。さらに、消費者は、購入を続けたいか否かを決定する前に総配送料がどれくらいであるのかを知っている。より多くの国際的配送サービスがE財布に追加されると、消費者は、様々なサービスプロバイダー間で配送価格を比較することができる。消費者は、取引を直ちに成立させるのか又は自身の海外住所においてパッケージを1つにまとめるのかの柔軟性を有する。

0112

図52は、現在の技法8071を本発明の一実施形態によるステップのシーケンス8072と比較したものである。ステップ8073において、消費者は、商人のウェブサイトを訪問する。ステップ8074において、ユーザーは、商品を自身のカートに追加する。ステップ8075において、ユーザーは、自身のショッピングカートをチェックアウトにナビゲートする。これらのステップは、手法8071、8072の双方に共通である。現在の技法では、8076において、ユーザーは、自身の請求書送付住所及び配送住所を入力する。8077において、ユーザーは、国内配送方法を選択する。ステップ8078において、ユーザーは、支払いオプションを選択する。ステップ8079において、ユーザーは、自身の注文を見直して確認する。ステップ8080において、消費者は、通常、商品が海外住所に送達されるのを或る日数(「X」)だけ待たなければならない。ステップ8081において、消費者は、ロジスティクスプロバイダー(例えば、ACME)から送達通知を受信する。ステップ8082において、消費者は、ロジスティクスプロバイダーのウェブサイトにログインする。ステップ8083において、消費者は、直ちに配送するのか又は他の商品と束ねるのかを決定する。ステップ8084において、消費者は、支払いを確認して支払いを行う。

0113

本発明の一実施形態によるステップのシーケンス8072では、ステップ8085において、ユーザーは、国内配送方法を選択する。ステップ8086において、ユーザーは、E財布を自身の支払いオプションとして選択する。ステップ8087において、ユーザーは、E財布にログインする。ステップ8088において、ユーザーは、支払いに用いるクレジットカード及び配送住所を選択する。ステップ8089において、ユーザーは、配送費用及びペース(すなわち、直ちに配送するのか又は束ねるのか)を選択する。ステップ8090において、消費者は、注文を見直して確認する。

0114

図52において、ステップ8073〜8079、8085、及び8086は、商人のウェブサイトに関係し、ステップ8087〜8090は、E財布に関係し、ステップ8081〜8084は、ロジスティクスプロバイダーに関係していることが理解されるであろう。

0115

図53は、一例示の取引フローを提示している。ワンタイム前提条件及びセットアッププロセス8102の間に、8105に見られるように、1人又は複数人の消費者598が、デジタル財布597に登録され、カード及び配送の詳細をその財布に追加する。さらに、8106に見られるように、商人1999は、財布597と統合される。参照符号1999は、図53では、商人及び商人のウェブサイトの双方を指すのに用いられることに留意されたい。ステップ8105、8106は、少なくとも幾つかの場合にはGUI1477、5477からの援助を受けて、例えば、モジュール1483、5483を用いて実行することができる。

0116

支払いフェーズ8103において、8107に見られるように、消費者598は、商人のウェブサイト1999にアクセスするか、又は商人の他の或るアプリケーションにアクセスし、購入を行う。8108に見られるように、消費者は、チェックアウト時に財布597にリダイレクトされる。ステップ8109において、e財布597は、商人1999から製品の詳細を取得する。ステップ8110において、e財布597は、ロジスティクスプロバイダー8101から配送費用を取得する。ステップ8111において、e財布597は、製品及び配送費用を消費者598に見直しのために示す。ステップ8112において、消費者598は、詳細を見直し、支払いを確認する。ステップ8113において、e財布は、通常業務(「BAU」)処理のためにネットワーク987を介して全ての情報をアクワイアラー990に渡す。ステップ8114において、e財布597は、商人1999及びロジスティクスプロバイダー8101の双方に注文を渡す。

0117

他のプロセスが、8104に示されている。8115、8116に見られるように、決済プロセス及び支払い拒否プロセス及び/又はリバーサルプロセスは、従来のもの、すなわち、BAUとすることができる。

0118

幾つかの場合には、本明細書の他の箇所で論述したように、適したアプリケーション12が、スマートフォン1420、10等に存在し、そのようなフォンが、ブリックアンドモルタルロケーションにおいて端末126等に提示される。アプリケーション12は、1つ若しくは複数のローカルに記憶されたVCN及び/又は1つ若しくは複数のローカルに記憶されたオファー5994を含むか又はそれらにアクセスする。

0119

図54は、代替の例示のソフトウェアアーキテクチャ図を示している。別段の指示がない限り、この図における要素は、図5の要素と同様の機能を有する(財布及びデータベースの対応する部分は、それらの参照符号が4000だけインクリメントされている)。財布プラットフォーム5497は、タンジブルコンピューター可読記録可能記憶媒体に非一時的な方法で記憶された実行可能コードを含む。この実行可能コードは、1つ又は複数のサーバーのメモリにロードされると、それらのサーバーの1つ又は複数のプロセッサに、本明細書において説明するロジックの少なくとも幾つかの部分を実施させる。データベース5479は、タンジブルコンピューター可読記録可能記憶媒体及び記録を記憶する永続記憶装置に非一時的な方法で記憶されたOracleDBMS、Microsoft社から提供されるAccess及びSQLサーバー、IBM社から提供されるDB2、並びにオープンソースDBMS MySQL等の適したデータベースプログラムを含む。このデータベースプログラムは、1つ又は複数のサーバーのメモリにロードされると、それらのサーバーの1つ又は複数のプロセッサに、本明細書において説明するデータベース(複数の場合もある)(例えば、事前登録情報を有する)を実施させる。様々なインターフェースモジュールは、タンジブルコンピューター可読記録可能記憶媒体に非一時的な方法で記憶された実行可能コードを含む。この実行可能コードは、1つ又は複数のサーバーのメモリにロードされると、財布プラットフォームと外部エンティティとの間の任意の必要とされるデータ変換を含む、本明細書において説明するインターフェース機能及び通信フローをそれらのサーバーの1つ又は複数のプロセッサに実施させる。GUI5477は、消費者598に対するインターフェースを提供し、オプションの配送商人インターフェースモジュール5475は、配送商人599に対するインターフェースを提供し、eコマース小売店インターフェースモジュール5473は、eコマース小売店895に対するインターフェースを提供する。さらに、登録モジュール5483は、GUI5477を介して消費者598とインターフェースして登録機能及び(オプションとして)メンテナンス機能を実行し、新たなデータ及び/又は更新は、データベース5479に記憶することができる。

0120

API5999は、eコマース小売店に公開され、小売店895のウェブサイトとプラットフォーム5497との統合を可能にしている。オプションのPANマッピングエンジン5998(幾つかの場合には、財布5497の外部のPANマッピングエンジンを用いることができるという意味でオプションである)は、(例えば、Flitcroft特許に開示された技法を介して)VCNとRCNとの間の変換を行う。オプションのアプリストア5996(幾つかの場合には、財布5497の外部のアプリストアを用いることができるという意味でオプションであり、スマートフォン等を用いない実施形態では、完全にオプションである)は、app12をダウンロード用に利用可能にする(「ストア」という用語は、必ずしも料金を伴うものではない)。支払い方法エンジン5997は、電子財布プラットフォーム5497が、取引の代金を支払う複数の方法の中から選択を行うオプションを消費者に与えることを可能にする。これらの複数の方法(1つ又は複数のVCNを含む)は、登録情報に少なくとも部分的に基づいている。この情報は、データベース5479に記憶することができ、エンジン5997によってアクセス及び選択することができる。オプションの配送エンジン5995は、例えば、データベース5497内のデータ及び/又は1つ若しくは複数の配送会社とのリアルタイムリンクに基づいて、配送オプションを決定する。エンジン5995は、オプションとして、配送品のサイズ及び形状も計算し、パッケージング要件も決定する。

0121

比較態様
幾つかの実施形態は、配送サービス及び商人配送にわたる価格の比較を提供する。例えば、幾つかの場合には、国内配送及び国境を越えた配送の双方について、E財布は、消費者に幾つかのオプションを提供する。国内配送の場合、消費者は、商人によって提供された配送オプションと、郵便サービス等の国内で運用している他の配送サービスとの間で選択肢を有する。海外配送の場合、消費者は、Borderlinx及びComgateway等の中から選ぶ幾つかの配送サービスを有する。これらのオプションに基づいて、消費者は、できるだけ自身の理想に近い価格、速度、信頼性等の組み合わせを見つけることができる。

0122

別の態様では、特定の資金源を用いるオファー及びインセンティブが利用可能である場合がある。幾つかの場合には、e財布は、クレジットカード及びモバイルフォン請求等の様々な支払い方法を集約する。各支払い方法内には、様々なイシュアー及び支払いサービスプロバイダーからのクレジットカード等の幾つかのオプションも存在することができる。e財布は、資金源にわたって及び資金源内において何らかの関係のある販売促進を適用し、消費者への表示は、消費者の財布内のどの資金源が消費者に最も低価格のオプションを提供するのかを決定する。消費者は、自身の資金源のそれぞれを、関連付けられた販売促進とともに用いて、したがって、価格差を作り出して、価格を調べることもできる。

0123

更に別の態様では、イシュアーの販売促進が、用いられるPANマッピング技法(例えば、VCN又は仮想プリペイドカード)にかかわらず消費者に渡される。消費者が自身のクレジットカードイシュアーによって提供される販売促進を受け取るには、仮想カードは、実際のカードと同じ銀行識別番号(BIN)を有する必要があるか、又は実際のカードにマッピングされる必要がある。e財布は、VCN又は仮想プリペイドカードのいずれかが用いられているとき、この機能を提供することができる。

0124

更なる態様では、仮想プリペイドカードの補完又は代用として仮想カード番号(VCN)を用いて、e財布は、国境を越えた取引及び国内取引の双方にVCNを潜在的に用いることができる。

0125

加えて、消費者体験は、e財布をポップアップウィンドウとして出現させる等の幾つかの方法で変更することができ、この場合、消費者は、商人サイト上で取引を完了するか、又は、消費者は、商人サイトからチェックアウトした後にe財布サイトにリダイレクトされ、この財布サイト上で取引を完了する。

0126

また更なる態様では、幾つかの実施形態において、「最良取引(best deal:ベストディールカードセレクター」が提供される。この態様では、消費者は、様々な金融機関からのクレジットカード(一般に、少なくとも幾つかの場合には、デビットカード、プリペイドカード、及び/又はストアードバリューカードも含むと理解される)を自身のe財布に登録する。各クレジットカードは、選択された商人に適用される販売促進を備えている。これらの選択された商人のうちの1人において支払いを行うとき、消費者は、自身のe財布内で用いるクレジットカードを選択し、自身のモバイルフォンを近接カードリーダーの上方にかざす。e財布は、商人を検出し、財布内の全ての支払いカードにわたってその商人に関連付けられた販売促進をチェックする。(最も低価格の支払い又はそれ以外(例えば、ポイント又は懸賞)の観点で)より良いオファーが見つかった場合、取引は一時停止され、支払いに用いられるカードを変更するオプションを有するより良いオファーを消費者に知らせるアラートが消費者に送信される。消費者は、現在のカードを続けることを選ぶか又は新しいカードを選んで、モバイルフォンを近接カードリーダーの上方にかざして取引を完了する。

0127

要約
これまでの議論を考慮すると、一般的に言えば、本発明の一態様による一例示の方法は、電子財布プラットフォーム5497において、複数の消費者598の登録情報を取得するステップを含むことが理解されるであろう。このステップは、少なくとも幾つかの場合にはGUI5477を介して、例えば、登録モジュール5483を用いて実行することができる。もう1つのステップは、電子財布プラットフォームを複数の商人1999(eコマース小売店895は、商人の非限定的な例である)と統合するメカニズムを準備することを含む。このステップは、例えば、API5999を商人に公開することによって実行することができる。

0128

更なるステップは、電子財布プラットフォーム5497を介して、商人1999のうちの所与の1人との取引の代金を支払う複数の方法の中から選択するオプションを消費者のうちの所与の1人に与えることを含む。これらの複数の方法は、登録情報に少なくとも部分的に基づいている。複数の方法のうちの少なくとも1つは、仮想カード番号(VCN)を含む。仮想カード番号(VCN)は、本明細書において用いられるとき、上述したように、識別情報を何ら含まないが、実際のカード番号(RCN)にリンクされている、ランダムに生成された一連の番号である。RCNが或る種のデバイスに記憶され、RCNに対応する物理的なカードが存在せずに取引が行われるが、RCNが商人に供給される場合に用いられる場合があるような「仮想カード」という術語との混同は回避されるべきである。この段落で論述するステップは、例えば、GUI5477を介して消費者と直接実行することもできるし、eコマース小売店インターフェースモジュール5473を用いて商人の仲介を通じて実行することもでき、いずれの場合も、支払い方法エンジン5997の援助を受ける。一例の画面を図35に示す。

0129

また更なるステップは、取引の代金の支払いのための仮想カード番号の選択したものを消費者のうちの所与の1人から取得することを含む。この段落で論述するステップは、例えば、GUI5477を介して消費者と直接実行することもできるし、eコマース小売店インターフェースモジュール5473を用いて商人の仲介を通じて実行することもでき、いずれの場合も、支払い方法エンジン5997の援助を受ける。一例の画面を図36に示す。

0130

更に別のステップは、商人のうちの所与の1人に仮想カード番号を提供することを含む。このステップは、例えば、API5999を商人に公開することによって実行することができる。これによって、商人に取引の代金を支払うことが容易になる。商人のうちの所与の1人には、仮想カード番号が提供され、取引の額は、商人には提供されない、仮想カード番号がリンクされた実際のカード番号に対して請求される。

0131

幾つかの実施形態は、商人のうちの所与の1人からの、仮想カード番号に対して請求される取引の額についての認可要求をインターセプトすることと、仮想カード番号を、商人に提供されない実際のカード番号に変換することと、実際のカード番号を有する認可要求をイシュアーに渡すこととを更に含む。これらのステップは、例えば、支払いネットワーク(例えば、2008)内の口座番号マッピングエンジン5998を用いて実行することができる。

0132

幾つかの場合には、取引は、商人1999のうちの所与の1人のウェブサイトにおけるオンライン取引を含み、仮想カード番号の選択したものは、消費者のうちの所与の1人のコンピューティングデバイス(例えば、図8におけるシステム300によって一般に表されるPC又はラップトップ)から電子財布プラットフォームにおいて取得される。

0133

幾つかの場合には、更なるステップが、システムを準備することを含む。このシステムは、別々のソフトウェアモジュールを備える。これらの別々のソフトウェアモジュールのそれぞれは、非一時的なコンピューター可読記憶媒体上に具現化される。これらの別々のソフトウェアモジュールは、登録モジュール5483、ユーザーインターフェースモジュール5477、アプリケーションプログラムインターフェース5999、及び支払い方法エンジンモジュール5997を含む。上記ステップは、この場合、上記に記載のモジュールによって実行されるか、そうでない場合には、これらのモジュールによって容易にされる。幾つかの場合には、これらの別々のソフトウェアモジュールは、口座番号マッピングエンジンモジュール5998を更に含み、更なるステップが、少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上の口座番号マッピングエンジンモジュールを実行することによって、商人のうちの所与の1人からの、仮想カード番号に対して請求される取引の額についての認可要求をインターセプトすることと、少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で口座番号マッピングエンジンモジュールを実行することによって、仮想カード番号を、商人に提供されない実際のカード番号に変換することと、少なくとも1つのハードウェアプロセッサ上で口座番号マッピングエンジンモジュールを実行することによって、実際のカード番号を有する認可要求をイシュアーに渡すこととを含む。

0134

財布を商人ウェブサイトにおいてポップアップさせることもできるし、消費者をe財布サイトにリダイレクトすることもできることは注目に値する。

0135

1つ又は複数の実施形態は、上記のように、電子財布プラットフォーム5497が動作するサーバー等の装置を意図している。この装置は、メモリと、このメモリに結合されるとともに、上記で丁度説明した方法ステップのうちの任意の1つ、幾つか、又は全てを実行するように動作する少なくとも1つのプロセッサとを備える。1つ又は複数の実施形態では、非一時的な記憶媒体に記憶された別々のソフトウェアモジュールが、メモリにロードされると、上記で丁度説明した方法ステップのうちの任意の1つ、幾つか、又は全てを実行するように動作するように少なくとも1つのプロセッサを構成する。上述したように、これらのモジュールは、登録モジュール5483、ユーザーインターフェースモジュール5477、アプリケーションプログラムインターフェース5999、支払い方法エンジンモジュール5997、並びにオプションとして口座番号マッピングエンジンモジュール5998及び/又はeコマース小売店インターフェースモジュール5473を含むことができる。

0136

幾つかの場合には、取引は、消費者のうちの所与の1人が、商人のうちの所与の1人の店頭端末124、126において、電子財布アプリケーション12を有する支払いデバイス(例えば、「スマート」フォン10)を提示することを含み、仮想カード番号は、支払いデバイスと商人のうちの所与の1人の店頭端末との間の通信を介して(例えば、NFCを介して)商人に提供される。そのような場合には、一例示の方法は、電子財布プラットフォームにおいて、複数の消費者の登録情報を取得するステップを含む。登録は、例えば、登録モジュール5483及びUI5477を用いて実行することができる。更なるステップは、商人との取引の代金を支払う複数の方法から選択するオプションを消費者に与える消費者のポータブルデバイスのセキュアなアプリケーションを消費者に利用可能にすることを含む。これらの複数の方法は、登録情報に少なくとも部分的に基づいている。複数の方法のうちの少なくとも1つは、仮想カード番号を含む。このステップは、例えば、アプリケーションストア5996を用いて実行することができる。「ストア」という術語は、アプリケーションをダウンロードするのに料金が請求されることを必ずしも意味するものではない。VCN(複数の場合もある)は、アプリケーションのダウンロードとともに提供することもできるし、後の時点で生成してダウンロードすることもできる。

0137

VCNは、登録情報が実際のカード番号とのリンクを可能にするという意味で、登録情報に少なくとも部分的に基づく支払い方法であることに留意すべきである。もちろん、VCN自体は、少なくとも幾つかの場合には、動的に作成することができる(すなわち、実際のVCNは、登録プロセス後に動的に作成することができる)。それでも、この理解によると、VCNは、依然として登録情報に少なくとも部分的に基づいていると理解される。

0138

更なるステップは、商人のうちの所与の1人からの、仮想カード番号のうちの所与の1つに対して請求される取引のうちの所与の1つの額についての認可要求をインターセプトすることを含む。取引のうちの所与の1つは、消費者のうちの所与の1人が、商人のうちの所与の1人の店頭端末において、セキュアなアプリケーションを有するポータブルデバイスのうちの所与の1つを提示することを含む。仮想カード番号は、ポータブルデバイスのうちの所与の1つと商人のうちの所与の1人の店頭端末との間の通信を介して商人に提供されている。このステップは、例えば、支払いネットワーク(例えば、2008)内の口座番号マッピングエンジン5998を用いて実行することができる。

0139

また更なるステップは、仮想カード番号のうちの所与の1つを、商人のうちの所与の1人に提供されない実際のカード番号に変換することと、認可要求を実際のカード番号とともにイシュアーに渡すこととを含む。これらのステップは、例えば、支払いネットワーク(例えば、2008)内の口座番号マッピングエンジン5998を用いて実行することができる。

0140

幾つかの場合には、更なるステップは、システムを準備することを含む。このシステムは、別々のソフトウェアモジュールを備える。これらの別々のソフトウェアモジュールのそれぞれは、非一時的なコンピューター可読記憶媒体上に具現化される。これらの別々のソフトウェアモジュールは、登録モジュール5483、ユーザーインターフェースモジュール5477、アプリケーションストアモジュール5996、及び口座番号マッピングエンジンモジュール5998を含む。上記ステップは、この場合、上記に記載のモジュールによって実行されるか、そうでない場合には、これらのモジュールによって容易にされる。

0141

1つ又は複数の実施形態は、上記のように、電子財布プラットフォーム5497が動作するサーバー等の装置であって、メモリと、このメモリに結合されるとともに、上記で丁度説明した方法ステップのうちの任意の1つ、幾つか、又は全てを実行するように動作する少なくとも1つのプロセッサとを備える、装置を意図している。1つ又は複数の実施形態では、非一時的な記憶媒体に記憶された別々のソフトウェアモジュールが、メモリにロードされると、上記で丁度説明した方法ステップのうちの任意の1つ、幾つか、又は全てを実行するように動作するように少なくとも1つのプロセッサを構成する。上述したように、これらのモジュールは、登録モジュール5483、ユーザーインターフェースモジュール5477、アプリケーションストアモジュール5996、及び口座番号マッピングエンジンモジュール5998を含むことができる。

0142

これまでの議論を考慮すると、一般的に言えば、1つ又は複数の実施形態は、第1の国に位置するeコマース小売店におけるセキュアなオンラインショッピング体験を、第1の国以外の少なくとも1つの国における複数の消費者に提供する一例示の方法を意図していることが理解されるであろう。消費者は、第1の国以外の少なくとも1つの国に物理的な住所(国内住所)を有する。

0143

オプションのステップは、複数の消費者598から登録情報を電子財布サーバー597において取得することを含む。この登録情報は、少なくとも名前、第1の国以外の少なくとも1つの国における物理的な住所、及び資金支払いカード口座情報を更に含む。上記オプションの登録ステップは、例えば、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)1477等の適した消費者ユーザーインターフェースによって容易にされる、財布プラットフォーム597と消費者598との間のインターラクションによって実行することができる。GUI1477は、例えば、プラットフォーム597が動作する1つ又は複数のサーバーから消費者598のマシン上のブラウザーに分配されたHTMLを含むことができる。登録情報は、データベース1479に記憶することができる。登録及び口座メンテナンスモジュール1483も、登録(及び口座メンテナンス)プロセスに参加し、GUI1477を介して消費者とインターフェースする。オプションとして、登録は、セキュアソケットレイヤを用いるブラウザー及びセキュアハイパーテキスト転送プロトコル統一資源位置指定子のうちの一方を介して情報を取得することを含み、登録情報は、電子財布サーバーにアクセス可能であるがeコマース小売店からはシールドされた暗号化された形式でデータベース1479に記憶される。

0144

更なるステップは、第1の国におけるローカル配送住所(海外住所)を複数の消費者に割り当てることを容易にすることを含む。このステップは、例えば、配送商人インターフェースモジュール1475によって実行することができる。

0145

また更なるステップは、eコマース小売店895における消費者のうちの所与の1人のオンラインショッピングセッションに関して、この消費者のうちの所与の1人に割り当てられたローカル配送住所のうちの対応する1つの要求をeコマース小売店から電子財布サーバーにおいて取得することを含み、更なるステップは、ローカル配送住所のうちのこの対応する1つを、その要求に応答してeコマース小売店に供給することを含む。これらのステップは、例えば、データベース1479とインターフェースするeコマース小売店インターフェースモジュール1473によって実行することができる。

0146

更なるステップは、eコマース小売店における消費者のうちの所与の1人のオンラインショッピングセッションに関して、製品情報と、eコマース小売店からローカル配送住所のうちの対応する1つへの所望の形態の配送(国内配送)の表示とを電子財布サーバーにおいて取得することを含む。このステップは、様々な方法で実行することができる。幾つかの場合には、この情報は、eコマース小売店895から財布597に提供され、上記ステップは、eコマース小売店インターフェースモジュール1473によって実行される。他方、幾つかの場合には、この情報は、GUI1477等の適した消費者ユーザーインターフェースを介して消費者598から得られる。

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