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技術 情報配信システム、情報配信方法、プログラム

出願人 公立大学法人岩手県立大学株式会社イーアールアイ
発明者 三浦淳
出願日 2016年8月19日 (5年6ヶ月経過) 出願番号 2016-161540
公開日 2018年2月22日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2018-028876
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム 計算機間の情報転送
主要キーワード ノベルティ 近距離無線通信ネットワーク タッチパネル入力方式 コンテンツ要求コマンド ユーザ属性データ アドバタイジング スマートテレビ 休憩所
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図面 (10)

課題

近距離無線通信を用いたコンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大を抑制することの可能な情報配信システム情報配信方法プログラムを提供する。

解決手段

コンテンツ情報を近距離無線通信によって通信端末に配信する情報配信システムであって、コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信する第1送信手段31と、通信端末が第1無線信号を受信した場合に、通信端末においてダイジェスト情報に基づいて判別されたコンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得する取得手段32と、通信端末がコンテンツ情報の受信を必要とする場合に、コンテンツ情報を含む第2無線信号を通信端末に送信する第2送信手段33と、を備える。

概要

背景

従来、近距離無線通信を用いてコンテンツ情報通信端末に配信する情報配信システムとしては、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信方式を用いたものが知られている(特許文献1)。

かかる技術では、コンテンツサーバに接続された基地局が近距離無線通信を用いて放送的に配信したコンテンツ情報を、当該基地局と通信可能な範囲内に存在する携帯電話機が受信するようになっている。

概要

近距離無線通信を用いたコンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大を抑制することの可能な情報配信システム、情報配信方法プログラムを提供する。コンテンツ情報を近距離無線通信によって通信端末に配信する情報配信システムであって、コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信する第1送信手段31と、通信端末が第1無線信号を受信した場合に、通信端末においてダイジェスト情報に基づいて判別されたコンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得する取得手段32と、通信端末がコンテンツ情報の受信を必要とする場合に、コンテンツ情報を含む第2無線信号を通信端末に送信する第2送信手段33と、を備える。

目的

本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、近距離無線通信を用いたコンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大を抑制することの可能な情報配信システム、情報配信方法、プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

コンテンツ情報近距離無線通信によって通信端末に配信する情報配信システムであって、前記コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信する第1送信手段と、前記通信端末が前記第1無線信号を受信した場合に、前記通信端末において前記ダイジェスト情報に基づいて判別された前記コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得する取得手段と、前記通信端末が前記コンテンツ情報の受信を必要とする場合に、前記コンテンツ情報を含む第2無線信号を前記通信端末に送信する第2送信手段と、を備える情報配信システム。

請求項2

前記取得手段は、前記通信端末において、前記ダイジェスト情報と、前記通信端末に設定されたユーザの属性に関する情報と、に基づいて判別された前記コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得する、請求項1に記載の情報配信システム。

請求項3

前記ダイジェスト情報は、前記コンテンツ情報の配信対象となるユーザの属性に関する情報を含む、請求項1又は2に記載の情報配信システム。

請求項4

前記第1送信手段は、前記第1無線信号を所定値未満の信号強度で送信し、前記第2送信手段は、前記第2無線信号を前記所定値以上の信号強度で送信する、請求項1〜3の何れかに記載の情報配信システム。

請求項5

前記コンテンツ情報及び前記ダイジェスト情報の少なくとも一方を更新する更新手段を備える、請求項1〜4の何れかに記載の情報配信システム。

請求項6

コンピュータを用いて、コンテンツ情報を近距離無線通信によって通信端末に配信する情報配信方法であって、前記コンピュータは、前記コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信するステップと、前記通信端末が前記第1無線信号を受信した場合に、前記通信端末において前記ダイジェスト情報に基づいて判別された前記コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得するステップと、前記通信端末が前記コンテンツ情報の受信を必要とする場合に、前記コンテンツ情報を含む第2無線信号を前記通信端末に送信するステップと、の各ステップを実行する、情報配信方法。

請求項7

コンピュータを用いて、コンテンツ情報を近距離無線通信によって通信端末に配信するためのプログラムであって、前記コンピュータに、前記コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信する機能、前記通信端末が前記第1無線信号を受信した場合に、前記通信端末において前記ダイジェスト情報に基づいて判別された前記コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得する機能、及び前記通信端末が前記コンテンツ情報の受信を必要とする場合に、前記コンテンツ情報を含む第2無線信号を前記通信端末に送信する機能、を実現させるためのプログラム。

技術分野

背景技術

0002

従来、近距離無線通信を用いてコンテンツ情報を通信端末に配信する情報配信システムとしては、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信方式を用いたものが知られている(特許文献1)。

0003

かかる技術では、コンテンツサーバに接続された基地局が近距離無線通信を用いて放送的に配信したコンテンツ情報を、当該基地局と通信可能な範囲内に存在する携帯電話機が受信するようになっている。

先行技術

0004

特開2002−176403号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、従来の技術では、通信可能な範囲内に存在する携帯電話機に対して基地局からコンテンツ情報が常に配信されているので、例えば、配信されるコンテンツ情報のデータ量が増大した場合には、近距離無線通信ネットワーク上のトラフィック量が継続して高い状態になることによって、コンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大が生じる虞があった。

0006

本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、近距離無線通信を用いたコンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大を抑制することの可能な情報配信システム、情報配信方法、プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、第一に本発明は、コンテンツ情報を近距離無線通信によって通信端末に配信する情報配信システムであって、前記コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信する第1送信手段と、前記通信端末が前記第1無線信号を受信した場合に、前記通信端末において前記ダイジェスト情報に基づいて判別された前記コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得する取得手段と、前記通信端末が前記コンテンツ情報の受信を必要とする場合に、前記コンテンツ情報を含む第2無線信号を前記通信端末に送信する第2送信手段と、を備える情報配信システムを提供する(発明1)。

0008

かかる発明(発明1)によれば、コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を通信端末が受信し、且つ、ダイジェスト情報に基づいてコンテンツ情報が必要であると通信端末において判別された場合に、コンテンツ情報を含む第2無線信号が通信端末に送信される。つまり、コンテンツ情報が必要であると通信端末において判別されるまでは、コンテンツ情報自体ではなくコンテンツ情報のダイジェスト情報が近距離無線通信ネットワーク上を流れるので、配信されるコンテンツ情報のデータ量が増大した場合であっても、コンテンツ情報を常に配信する場合と比較して近距離無線通信ネットワーク上のトラフィック量を低減することができる。これにより、近距離無線通信を用いたコンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大を抑制することができる。

0009

上記発明(発明1)においては、前記取得手段は、前記通信端末において、前記ダイジェスト情報と、前記通信端末に設定されたユーザの属性に関する情報と、に基づいて判別された前記コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得するのが好ましい(発明2)。

0010

かかる発明(発明2)によれば、例えば、ユーザの属性に関する情報が事前に通信端末に設定されている場合には、コンテンツ情報の受信の要否を通信端末において自動的に判別することが可能になるので、コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を円滑に取得することができる。

0011

上記発明(発明1〜2)においては、前記ダイジェスト情報は、前記コンテンツ情報の配信対象となるユーザの属性に関する情報を含むのが好ましい(発明3)。

0012

かかる発明(発明3)によれば、通信端末が第1無線信号を受信した場合に、通信端末において、コンテンツ情報の受信の要否を、コンテンツ情報の配信対象となるユーザの属性に基づいて容易に判別することができる。

0013

上記発明(発明1〜3)においては、前記第1送信手段は、前記第1無線信号を所定値未満の信号強度で送信し、前記第2送信手段は、前記第2無線信号を前記所定値以上の信号強度で送信するのが好ましい(発明4)。

0014

かかる発明(発明4)によれば、第1無線信号が所定値未満の信号強度で送信されるので、通信距離の短い通信端末をコンテンツ情報の送信対象とすることができる。また、第2無線信号が所定値以上の信号強度(つまり、第1無線信号の信号強度よりも高い信号強度)で送信されるので、コンテンツ情報が通信端末に送信される場合に、例えば他の無線信号からの干渉等によって通信異常が生じるのを抑制することができる。

0015

上記発明(発明1〜4)においては、前記コンテンツ情報及び前記ダイジェスト情報の少なくとも一方を更新する更新手段を備えるのが好ましい(発明5)。

0016

かかる発明(発明5)によれば、コンテンツ情報及びダイジェスト情報の少なくとも一方を最新の状態で送信することが可能になる。

0017

第二に本発明は、コンピュータを用いて、コンテンツ情報を近距離無線通信によって通信端末に配信する情報配信方法であって、前記コンピュータは、前記コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信するステップと、前記通信端末が前記第1無線信号を受信した場合に、前記通信端末において前記ダイジェスト情報に基づいて判別された前記コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得するステップと、前記通信端末が前記コンテンツ情報の受信を必要とする場合に、前記コンテンツ情報を含む第2無線信号を前記通信端末に送信するステップと、の各ステップを実行する、情報配信方法を提供する(発明6)。

0018

第三に本発明は、コンピュータを用いて、コンテンツ情報を近距離無線通信によって通信端末に配信するためのプログラムであって、前記コンピュータに、前記コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信する機能、前記通信端末が前記第1無線信号を受信した場合に、前記通信端末において前記ダイジェスト情報に基づいて判別された前記コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得する機能、及び前記通信端末が前記コンテンツ情報の受信を必要とする場合に、前記コンテンツ情報を含む第2無線信号を前記通信端末に送信する機能、を実現させるためのプログラムを提供する(発明7)。

発明の効果

0019

本発明の情報配信システム、情報配信方法、プログラムによれば、近距離無線通信を用いたコンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大を抑制することができ、ひいては、例えば近距離無線通信を用いた情報配信サービス等に好適に利用することができる。

図面の簡単な説明

0020

本発明の一実施形態に係る情報配信システムの基本構成を概略的に示す図である。
配信装置の構成を示すブロック図である。
通信端末の構成を示すブロック図である。
一実施形態に係る情報配信システムで主要な役割を果たす機能を説明するための機能ブロック図である。
コンテンツデータの構成例を示す図である。
ダイジェスト情報の構成例を示す図である。
一実施形態に係る情報配信システムにおける情報配信処理の一例を示すシーケンス図である。
一実施形態に係る情報配信システムにおける情報更新処理の一例を示すシーケンス図である。
ユーザ属性データの構成例を示す図である。

実施例

0021

以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。ただし、この実施形態は例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。

0022

(1)情報配信システムの基本構成
図1は、本発明の一実施形態に係る情報配信システムの基本構成を概略的に示す図である。図1に示すように、この情報配信システムでは、例えば屋内又は屋外所定空間Sに設けられた配信装置10が、配信装置10に記憶されたコンテンツ情報を近距離無線通信によって通信端末20に配信するようになっている。本実施形態の情報配信システムでは、配信装置10をインターネット等の通信網を介して外部装置(例えばコンテンツサーバ等)に接続する必要がないので、通信網への接続や外部装置の開発等にかかるコストを抑えることができる。

0023

ここで、コンテンツ情報は、例えば、テキストデータ、画像(動画を含む)データ、音声データ、プログラム、デジタルファイル、認証データ等であってよい。コンテンツ情報の例としては、空間Sを含むエリア観光情報休憩所施設等の案内情報や、慣習・風習・マナーに関する注意情報等を含む)、博物館展示物等の説明情報視覚聴覚障害者向けの案内情報、演劇(例えばオペラ舞伎等)の字幕解説等の情報、災害情報等が挙げられるが、これらに限定されない。例えば、コンテンツ情報は、通信端末20上で実行可能なアプリケーションであってもよいし、通信端末20上で参照可能なデータ(例えばHTML(HyperText Markup Language)データ)であってもよいし、デジタルノベルティ(例えば、スタンプクーポン、画像、キャラクターアイテム等)であってもよい。また、配信装置10は、書込み及び閲覧可能なローカル掲示板として用いられてもよいし、例えば機器設備等に設けられている場合には、当該機器や設備等の取扱説明書の配信やメンテナンス情報等の書込み・閲覧ができるように構成されてもよい。

0024

配信装置10は、空間Sにおいて、近距離無線通信規格の1つであるBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)を用いて通信端末20と無線通信を行うことが可能な位置に設けられている。また、配信装置10は、例えば、BLEのアドバタイジングにおいてアドバタイズ電波所定間隔(例えば20ミリ秒間隔)で送信し、アドバタイズの電波を受信した通信端末20がコンテンツ情報の受信を必要とする場合に、コンテンツ情報を通信端末20に送信するように構成されている。なお、ここでは、BLEを用いて無線通信を行う場合を一例として説明しているが、この場合に限られない。例えば、無線LAN(例えばWi−Fi(登録商標))、ZigBee(登録商標)、UWB、光無線通信(例えば赤外線)等の近距離無線通信方式を用いた無線通信が行われてもよい。また、配信装置10は、通信端末20から発信されたデータを受信するように構成されてもよい。

0025

通信端末20は、空間S内に存在する場合に、配信装置10との間で近距離無線通信を行うように構成されている。通信端末20は、例えば、携帯端末スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、双方向の通信機能を備えたテレビジョン受像機(いわゆる多機能型スマートテレビも含む。)等のように、個々のユーザによって操作される通信端末であってよい。

0026

(2)配信装置の構成
図2を参照して配信装置10について説明する。図2は、配信装置10の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、配信装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発性メモリ14と、入力部15と、センサ16と、通信インタフェース部17とを備えており、各部間の制御信号又はデータ信号伝送するためのバス18が設けられている。なお、入力部15及びセンサ16は、必ずしも必須の構成要素ではないが、本発明をさらに好ましくするための構成要素である。

0027

CPU11は、電源が配信装置10に投入されると、ROM12又は不揮発性メモリ14に記憶された各種のプログラムをRAM13にロードして実行する。また、CPU11は、ROM12、RAM13又は不揮発性メモリ14に記憶されているデータを、通信インタフェース部17を介して通信端末20に送信する。本実施形態では、CPU11は、ROM12又は不揮発性メモリ14に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、後述する第1送信手段31、取得手段32、第2送信手段33及び更新手段34(図4に示す)の機能を実現する。

0028

不揮発性メモリ14は、例えばフラッシュメモリ等であって、CPU11が実行するプログラムやCPU11が参照するデータを格納する。また、不揮発性メモリ14には、後述するコンテンツデータ(図5に示す)が記憶されている。

0029

入力部15は、例えば管理者等の操作入力受け入れるためのスイッチを備え、スイッチの押下(操作)入力を認識してCPU11へ出力するためのインタフェース回路を含む。また、入力部15は、例えば管理者等の操作入力を受け入れるための複数の釦を備え、各釦の押下(操作)入力を認識してCPU11へ出力するためのインタフェース回路を含んでもよい。

0030

センサ16は、例えば、人感センサ圧力センサ加速度センサ角速度センサ温度センサ湿度センサ等であってよく、測定したデータをCPU11へ出力するように構成されている。

0031

通信インタフェース部17は、上述した近距離無線通信方式を用いて無線通信を行うためのインタフェース回路を含む。

0032

(3)通信端末の構成
図3を参照して通信端末20について説明する。図3は、通信端末20の内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、通信端末20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、不揮発性メモリ24と、表示処理部25と、表示部26と、入力部27と、通信インタフェース部28とを備えており、各部間の制御信号又はデータ信号を伝送するためのバス29が設けられている。

0033

CPU21は、電源が通信端末20に投入されると、ROM22又は不揮発性メモリ24に記憶された各種のプログラムをRAM23にロードして実行する。CPU21は、配信装置10から送信された信号を、通信インタフェース部28を介して受信し、その信号を解釈する。また、CPU21は、ROM22、RAM23又は不揮発性メモリ24に記憶されているデータを、通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信してもよい。なお、本実施形態では、CPU21は、配信装置10から送信された第1無線信号を受信すると、不揮発性メモリ24に記憶されたコンテンツ情報表示用のアプリケーションを実行するように構成されている。

0034

不揮発性メモリ24は、例えばフラッシュメモリ等であって、CPU21が実行するプログラムやCPU21が参照するデータを格納する。

0035

表示処理部25は、CPU21から与えられる表示用データを表示部26に表示する。表示部26は、例えば、マトリクス状画素単位で配置された薄膜トランジスタを含むLCD(Liquid Cristal Display)モニタであり、表示用データに基づいて薄膜トランジスタを駆動することで、表示されるデータを表示画面に表示する。

0036

通信端末20が釦入力方式の通信端末である場合には、入力部27は、ユーザの操作入力を受け入れるための方向指示釦及び決定釦等の複数の指示入力釦を含む釦群と、テンキー等の複数の指示入力釦を含む釦群とを備え、各釦の押下(操作)入力を認識してCPU21へ出力するためのインタフェース回路を含む。

0037

通信端末20がタッチパネル入力方式の通信端末である場合には、入力部27は、主として表示画面に指先又はペンで触れることによるタッチパネル方式の入力を受け付ける。タッチパネル入力方式は、静電容量方式等の公知の方式でよい。

0038

通信インタフェース部28は、上述した近距離無線通信方式を用いて無線通信を行うためのインタフェース回路を含む。

0039

(4)情報配信システムにおける各機能の概要
本実施形態の情報配信システムで実現される機能について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態の情報配信システムで主要な役割を果たす機能を説明するための機能ブロック図である。図4の機能ブロック図では、第1送信手段31、取得手段32及び第2送信手段33が本発明の主要な構成に対応している。他の手段(更新手段34)は必ずしも必須の構成ではないが、本発明をさらに好ましくするための構成要素である。

0040

第1送信手段31は、コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を送信する機能を備える。ここで、ダイジェスト情報は、例えば、コンテンツ情報の概要を表す情報であってもよいし、コンテンツ情報の一部であってもよい。

0041

第1送信手段31の機能は、例えば以下のように実現される。配信装置10のCPU11は、不揮発性メモリ14にアクセスして図5に示すコンテンツデータからダイジェスト情報(図6に示す)を抽出し、抽出したダイジェスト情報を含む第1無線信号を生成する。そして、CPU11は、BLEのアドバタイジングにおいて、生成した第1無線信号を通信インタフェース部17を介して送信(ブロードキャスト)する。

0042

コンテンツデータは、コンテンツIDごとに、コンテンツ情報と、コンテンツ情報のダイジェスト情報とが対応付けられた状態で記録されているデータである。なお、本実施形態では、複数のコンテンツ情報がコンテンツデータに記録されている場合を一例として説明しているが、コンテンツデータに記録されるコンテンツ情報の数は1つであってもよい。

0043

ダイジェスト情報は、図6に示すように、コンテンツ情報の形式(例えばテキストデータ、画像データ、音声データ等)、タイプ(例えば観光情報、説明情報、案内情報、災害情報、メンテナンス情報、プログラム、デジタルノベルティ等)、コンテンツ情報の一部(例えばサムネイル画像や、音声データ及び/又はテキストデータの一部等)、タイトル等の各項目のデータが記録されているデータである。

0044

また、ダイジェスト情報は、コンテンツ情報の配信対象となるユーザの属性に関する情報(例えば、ユーザの使用言語(例えば日本語英語、中国語等)、対象年齢対象性別更新日更新回数配信先ユーザ情報(例えば配信先ユーザのプロフィール情報コメント閲覧履歴足跡)、閲覧回数等)等)を含んでもよい。これにより、通信端末20が第1無線信号を受信した場合に、通信端末20において、コンテンツ情報の受信の要否を、コンテンツ情報の配信対象となるユーザの属性に基づいて容易に判別することができる。

0045

さらに、ダイジェスト情報には、配信装置10固有の装置IDや、配信装置10が配置された空間Sやエリア固有のエリアIDが含まれてもよい。CPU11は、ダイジェスト情報の全ての項目のデータを抽出して第1無線信号を生成してもよいし、ダイジェスト情報の全ての項目のうち少なくとも1つの項目のデータを抽出して第1無線信号を生成してもよい。

0046

取得手段32は、通信端末20が第1無線信号を受信した場合に、通信端末20においてダイジェスト情報に基づいて判別されたコンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得する機能を備える。

0047

取得手段32の機能は、例えば以下のように実現される。先ず、通信端末20のCPU21は、配信装置10から送信された第1無線信号を通信インタフェース部28を介して受信すると、コンテンツ情報表示用のアプリケーションの実行を開始して、以下に説明する当該アプリケーションの処理を行う。次いで、CPU21は、受信した第1無線信号に含まれるダイジェスト情報を表示部26に表示させるように表示処理部25を制御する。そして、通信端末20のユーザは、表示部26に表示されたダイジェスト情報を参照して、ダイジェスト情報に対応するコンテンツ情報の受信の要否を、入力部27を用いて指示する。通信端末20のCPU21は、コンテンツ情報の受信が必要であるとの指示が入力されたことを認識する(つまり、コンテンツ情報の受信が必要であると判別する)と、配信装置10との通信を確立するための接続要求を通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信した後に、コンテンツ情報の送信を要求するためのコンテンツ要求コマンドを生成して、生成したコンテンツ要求コマンドを通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信する。

0048

一方、配信装置10のCPU11は、接続要求を受信した後にコンテンツ要求コマンドを受信(取得)すると、受信したコンテンツ要求コマンドを例えばRAM23に記憶する。このようにして、配信装置10のCPU11は、通信端末20においてダイジェスト情報に基づいて判別されたコンテンツ情報の受信の要否に関する情報(ここでは、コンテンツ要求コマンド)を取得することができる。また、CPU11が接続要求を受信することによって、配信装置10と、接続要求を送信した通信端末20との間の双方向通信が確立される。

0049

第2送信手段33は、通信端末20がコンテンツ情報の受信を必要とする場合に、コンテンツ情報を含む第2無線信号を通信端末20に送信する機能を備える。

0050

第2送信手段33の機能は、例えば以下のように実現される。配信装置10のCPU11は、取得手段32の機能に基づいてコンテンツ要求コマンドを受信すると、コンテンツデータにアクセスして、コンテンツID毎にコンテンツ情報を抽出する。そして、CPU11は、抽出したコンテンツ情報を含む第2無線信号を生成して、生成した第2無線信号を、通信インタフェース部17を介して、コンテンツ要求コマンドを送信した通信端末20に送信する。このようにして、本実施形態では、配信装置10と、コンテンツ要求コマンドを送信した通信端末20との双方向通信において、コンテンツ情報が通信端末20に送信される。

0051

一方、コンテンツ要求コマンドを送信した通信端末20のCPU21は、通信インタフェース部28を介してコンテンツ情報を受信すると、受信したコンテンツ情報を表示部26に表示させるように表示処理部25を制御する。このようにして、コンテンツ情報が通信端末20に配信される。

0052

なお、上述した例では、複数のコンテンツ情報がコンテンツデータに記録されている場合に全てのコンテンツ情報が通信端末20に配信される場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、通信端末20のユーザが、表示部26に表示された複数のコンテンツ情報の各々のダイジェスト情報のうち、入力部27を用いて選択したダイジェスト情報に対応するコンテンツ情報が必要であると指示した場合には、配信装置10のCPU11は、選択されたダイジェスト情報に対応するコンテンツ情報を通信端末20に送信してもよい。

0053

更新手段34は、コンテンツ情報及びダイジェスト情報の少なくとも一方を更新する機能を備える。これにより、コンテンツ情報及びダイジェスト情報の少なくとも一方を最新の状態で送信することが可能になる。

0054

更新手段34の機能は、例えば以下のように実現される。なお、ここでは、更新手段34が、通信端末20から受信したデータに基づいてコンテンツ情報を更新する場合を一例として説明する。

0055

先ず、通信端末20のCPU21は、接続要求を配信装置10に送信した後に、所定のコンテンツ更新コマンドを通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信する。ここで、コンテンツ更新コマンドには、例えば、更新対象となるコンテンツ情報のコンテンツIDと、新たなコンテンツ情報及び新たなダイジェスト情報の少なくとも一方と、が含まれてもよい。また、コンテンツ更新コマンドには、ユーザ情報(例えばユーザが事前に設定したプロフィール情報、コメント、ユーザID等)が含まれてもよい。

0056

一方、配信装置10のCPU11は、通信インタフェース部17を介してコンテンツ更新コマンドを受信すると、コンテンツデータにアクセスして、受信したコンテンツ更新コマンドに含まれているコンテンツIDに対応するコンテンツ情報及びダイジェスト情報の少なくとも一方を、新たな内容に更新する。また、CPU11は、ユーザ情報がコンテンツ更新コマンドに含まれている場合に、当該ユーザ情報を、ダイジェスト情報の配信先ユーザ情報の項目の内容に追加するように更新してもよい。さらに、CPU11は、コンテンツ情報及びダイジェスト情報の少なくとも一方を更新した場合に、ダイジェスト情報の更新日の項目の内容を更新した日時に更新するとともに、更新回数の項目の内容を1つ増加させてもよい。

0057

(5)本実施形態の情報配信システムの主要な処理のシーケンス
本実施形態の情報配信システムにより行われる情報配信処理のシーケンスの一例について、図7のシーケンス図を参照して説明する。

0058

先ず、配信装置10のCPU11は、不揮発性メモリ14にアクセスしてコンテンツデータからダイジェスト情報を抽出し、抽出したダイジェスト情報を含む第1無線信号を生成する。そして、CPU11は、BLEのアドバタイジングにおいて、生成した第1無線信号を通信インタフェース部17を介して送信(ブロードキャスト)する(ステップS100)。

0059

一方、通信端末20のCPU21は、第1無線信号を通信インタフェース部28を介して受信すると、受信した第1無線信号に含まれるダイジェスト情報に基づいてコンテンツ情報の受信の要否を判別する(ステップS102)。具体的に説明すると、通信端末20のCPU21は、ダイジェスト情報を表示部26に表示させるように表示処理部25を制御する。そして、通信端末20のCPU21は、ユーザが、表示部26に表示されたダイジェスト情報を参照して、ダイジェスト情報に対応するコンテンツ情報の受信の要否を、入力部27を用いて指示することによって、コンテンツ情報の受信の要否を判別する。また、CPU21は、配信装置10との通信を確立するための接続要求を通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信する(ステップS104)。

0060

次に、通信端末20のCPU21は、所定の認証コマンドを通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信してもよい(ステップS106)。ここで、認証コマンドには、通信端末20の不揮発性メモリ24に記憶されたコンテンツ情報表示用のアプリケーションが正当であることを認証するための認証用データ(例えばパスワード等)が含まれてもよい。一方、配信装置10のCPU11は、認証コマンドを通信インタフェース部17を介して受信すると、受信した認証コマンドに含まれている認証用データを用いて認証処理を行う(ステップS108)。そして、CPU11は、認証コマンドを送信した通信端末20に対して認証結果を送信する(ステップS110)。

0061

通信端末20のCPU21は、認証結果を受信して、認証が正常終了したことを認識した場合であって、ステップS102においてコンテンツ情報が必要であると判別した場合に、コンテンツ要求コマンドを通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信する(ステップS112)。

0062

配信装置10のCPU11は、コンテンツ要求コマンドを受信すると、コンテンツデータにアクセスして、コンテンツID毎にコンテンツ情報を抽出する。そして、CPU11は、抽出したコンテンツ情報を含む第2無線信号を生成して、生成した第2無線信号を、通信インタフェース部17を介して、コンテンツ要求コマンドを送信した通信端末20に送信する(ステップS114)。

0063

コンテンツ要求コマンドを送信した通信端末20のCPU21は、通信インタフェース部28を介してコンテンツ情報を受信すると、受信したコンテンツ情報を出力する(ステップS116)。ここで、CPU21は、受信したコンテンツ情報を表示部26に表示させるように表示処理部25を制御してもよい。また、CPU21は、例えばコンテンツ情報が音声データで構成されている場合には、コンテンツ情報をスピーカ等の音声出力装置に出力させてもよい。

0064

そして、通信端末20のCPU21は、配信装置10との通信を終了するための接続終了要求を、通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信する(ステップS118)。配信装置10のCPU11は、接続終了要求を受信すると、通信端末20との通信を終了して、第1無線信号の送信を再開してもよい。

0065

なお、通信端末20のCPU21は、ステップS102の処理において、コンテンツ情報の受信を必要としないと判別した場合には、接続終了要求を配信装置10に送信して、コンテンツ情報表示用のアプリケーションを終了してもよい。

0066

次に、本実施形態の情報配信システムにより行われる情報更新処理のシーケンスの一例について、図8のシーケンス図を参照して説明する。

0067

配信装置10のCPU11は、上述したステップS100と同様に、BLEのアドバタイジングにおいて、第1無線信号を通信インタフェース部17を介して送信する(ステップS200)。

0068

通信端末20のCPU21は、第1無線信号を通信インタフェース部28を介して受信すると、上述したステップS102と同様に、ダイジェスト情報に基づいてコンテンツ情報の受信の要否を判別する(ステップS202)。また、CPU21は、上述したステップS104と同様に、接続要求を配信装置10に送信する(ステップS204)。

0069

次に、通信端末20のCPU21は、上述したステップS106と同様に、認証コマンドを配信装置10に送信してもよい(ステップS206)。一方、配信装置10のCPU11は、認証コマンドを通信インタフェース部17を介して受信すると、上述したステップS208と同様に、認証処理を行う(ステップS208)。そして、CPU11は、上述したステップS210と同様に、認証コマンドを送信した通信端末20に対して認証結果を送信する(ステップS210)。

0070

通信端末20のCPU21は、認証結果を受信して、認証が正常終了したことを認識した場合に、コンテンツ更新コマンドを通信インタフェース部28を介して配信装置10に送信する(ステップS212)。

0071

一方、配信装置10のCPU11は、通信インタフェース部17を介してコンテンツ更新コマンドを受信すると、コンテンツデータにアクセスして、受信したコンテンツ更新コマンドに含まれているコンテンツIDに対応するコンテンツ情報及びダイジェスト情報の少なくとも一方を、新たな内容に更新する(ステップS214)。そして、CPU11は、更新が終了したことを通知するための応答信号を、通信インタフェース部17を介して通信端末20に送信する。

0072

配信装置10のCPU11は、接続終了要求を受信すると、通信端末20との通信を終了して、第1無線信号の送信を再開してもよい。なお、CPU11は、第1無線信号の送信を再開する際に、不揮発性メモリ14にアクセスしてコンテンツデータからダイジェスト情報を抽出し、抽出したダイジェスト情報を含む第1無線信号を再度生成してもよい。

0073

上述したように、本実施形態の情報配信システム、情報配信方法、プログラムによれば、コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号を通信端末20が受信し、且つ、ダイジェスト情報に基づいてコンテンツ情報が必要であると通信端末20において判別された場合に、コンテンツ情報を含む第2無線信号が通信端末20に送信される。つまり、コンテンツ情報が必要であると通信端末20において判別されるまでは、コンテンツ情報自体ではなくコンテンツ情報のダイジェスト情報が近距離無線通信ネットワーク上を流れるので、配信されるコンテンツ情報のデータ量が増大した場合であっても、コンテンツ情報を常に配信する場合と比較して近距離無線通信ネットワーク上のトラフィック量を低減することができる。これにより、近距離無線通信を用いたコンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大を抑制することができる。

0074

以下、上述した実施形態の変形例について説明する。
(変形例1)
本変形例において、取得手段32は、通信端末20において、ダイジェスト情報と、通信端末20に設定されたユーザの属性に関する情報と、に基づいて判別されたコンテンツ情報の受信の要否に関する情報を取得してもよい。これにより、例えば、ユーザの属性に関する情報が事前に通信端末20に設定されている場合には、コンテンツ情報の受信の要否を通信端末20において自動的に判別することが可能になるので、コンテンツ情報の受信の要否に関する情報を円滑に取得することができる。

0075

本変形例における取得手段32の機能は、例えば以下のように実現される。ここで、通信端末20の不揮発性メモリ24には、図9に示すユーザ属性データが記憶されてもよい。ユーザ属性データは、ユーザの属性を表す複数の項目(図の例では、使用言語、年齢性別趣味、ユーザ情報)ごとの内容が記録されているデータである。ユーザ属性データの内容は、例えば、コンテンツ情報表示用のアプリケーション上で事前に設定されてもよい。

0076

通信端末20のCPU21は、例えば、図7のステップS102の処理において第1無線信号を受信すると、コンテンツ情報表示用のアプリケーションの実行を開始して、ユーザ属性データを参照する。次に、CPU21は、受信した第1無線信号に含まれているダイジェスト情報の項目の内容と、ユーザ属性データの内容とを比較して、一致する内容が存在するか否かを判別する。そして、CPU21は、一致する内容が存在する場合(例えば、ダイジェスト情報の言語の項目の内容が「日本語」であって、ユーザ属性データの「言語」の属性の内容が「日本語」である場合)に、コンテンツ情報が必要であると判別してもよい。また、CPU21は、コンテンツ情報が必要であると判別した場合には、図7のステップS112の処理においてコンテンツ要求コマンドを送信する。

0077

一方、配信装置10のCPU11は、コンテンツ要求コマンドを受信(取得)すると、受信したコンテンツ要求コマンドを例えばRAM23に記憶する。このようにして、配信装置10のCPU11は、通信端末20において、ダイジェスト情報と、通信端末20に設定されたユーザの属性に関する情報(ここでは、ユーザ属性データ)と、に基づいて判別されたコンテンツ情報の受信の要否に関する情報(ここでは、コンテンツ要求コマンド)を取得することができる。

0078

なお、通信端末20のCPU21は、複数の項目の内容がダイジェスト情報に含まれており、且つ、複数の属性の内容がユーザ属性データに含まれている場合に、少なくとも1つの内容が一致する場合にコンテンツ情報が必要であると判別してもよいし、全ての内容が一致する場合にコンテンツ情報が必要であると判別してもよい。

0079

(変形例2)
本変形例において、第1送信手段31は、第1無線信号を所定値未満の信号強度で送信し、第2送信手段33は、第2無線信号を当該所定値以上の信号強度で送信してもよい。これにより、第1無線信号が所定値未満の信号強度で送信されるので、例えば空間S内の複数の通信端末20が存在する場合に、複数の通信端末20のうち配信装置10との通信距離が短い通信端末20をコンテンツ情報の送信対象とすることができる。また、第2無線信号が所定値以上の信号強度(つまり、第1無線信号の信号強度よりも高い信号強度)で送信されるので、コンテンツ情報が通信端末20に送信される場合に、例えば他の無線信号からの干渉等によって通信異常が生じるのを抑制することができる。

0080

本変形例における第1送信手段31及び第2送信手段33の機能は、例えば以下のように実現される。配信装置10のCPU11は、第1無線信号を送信する場合に、第1無線信号を所定値(例えば5dBm)未満の信号強度(例えば4dBm)で送信し、第2無線信号を送信する場合に、第2無線信号を所定値(例えば5dBm)以上の信号強度(例えば9dBm)で送信してもよい。

0081

(変形例3)
上記実施形態では、更新手段34が、通信端末20から受信したデータに基づいてコンテンツ情報を更新する場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、更新手段34は、所定のタイミングでコンテンツ情報を更新してもよい。ここで、所定のタイミングとは、例えば、入力部15を用いて所定の情報が入力されたタイミングであってもよいし、センサ16が所定値以上(又は所定値以下)のデータを測定したタイミングであってもよいし、所定時間が経過したタイミングであってもよい。

0082

本変形例における更新手段34の機能は、例えば以下のように実現される。なお、ここでは、更新用のコンテンツ情報が配信装置10の不揮発性メモリ14に事前に記憶されているものと想定する。配信装置10のCPU11は、例えば、入力部15を用いて所定の情報が入力された(例えばスイッチが押下された)ことを認識すると、不揮発性メモリ14にアクセスして、コンテンツデータのコンテンツ情報の内容を更新用のコンテンツ情報の内容に更新する。また、CPU11は、センサ16が所定値以上(又は所定値以下)のデータを測定したことを認識すると、不揮発性メモリ14にアクセスして、コンテンツデータのコンテンツ情報の内容を更新用のコンテンツ情報の内容に更新してもよい。さらに、CPU11は、所定時間が経過する毎に、コンテンツデータのコンテンツ情報の内容を更新用のコンテンツ情報の内容に更新してもよい。

0083

(変形例4)
本変形例において、第1送信手段31は、複数のコンテンツ情報が存在する場合に、第1無線信号に含むダイジェスト情報を上述した所定のタイミングで切り替えてもよい。これにより、複数のコンテンツ情報が存在する場合に、配信装置10から配信されるコンテンツ情報を所定のタイミングで切り替えることが可能になる。

0084

本変形例における第1送信手段31の機能は、例えば以下のように実現される。配信装置10のCPU11は、複数のコンテンツ情報の各々に対応する複数のダイジェスト情報のうち何れか1つのダイジェスト情報をコンテンツデータから抽出し、抽出したダイジェスト情報を含む第1無線信号を生成する。そして、CPU11は、例えば、入力部15を用いて所定の情報が入力された(例えばスイッチが押下された)ことを認識する毎に、抽出対象のダイジェスト情報を所定の順序に従って切り替えた上で1つのダイジェスト情報を抽出し、抽出したダイジェスト情報を含む第1無線信号を生成してもよい。また、CPU11は、センサ16が所定値以上(又は所定値以下)のデータを測定したことを認識する毎に、抽出対象のダイジェスト情報を切り替えてもよい。さらに、CPU11は、所定時間が経過する毎に、抽出対象のダイジェスト情報を切り替えてもよい。なお、切り替えられるダイジェスト情報の数は2つ以上であってもよい。

0085

なお、本発明のプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。このプログラムを記録した記憶媒体は、図2に示された配信装置10のROM12であってもよいし、不揮発性メモリ14であってもよい。また、例えばCD−ROMドライブ等のプログラム読取装置に挿入されることで読み取り可能なCD−ROM等であってもよい。さらに、記憶媒体は、磁気テープカセットテープフレキシブルディスク、MO/MD/DVD等であってもよいし、半導体メモリであってもよい。

0086

以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。

0087

例えば、上記実施形態では、第1送信手段31が、コンテンツ情報のダイジェスト情報を含む第1無線信号をブロードキャストし、第2送信手段33が、通信端末20がコンテンツ情報の受信を必要とする場合に、コンテンツ情報を含む第2無線信号を、通信端末20との双方向通信において通信端末20に送信する場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、第1送信手段31は、第1無線信号を、通信端末20との双方向通信において通信端末20に送信し、第2送信手段33は、第2無線信号を、通信端末20との双方向通信において通信端末20に送信してもよい。

0088

また、第1無線信号は、通信端末20との通信を確立するための信号であってもよいし、第2無線信号は、通信端末20との通信が確立した後に送信される信号であってもよい。

0089

上述したような本発明の情報配信システム、情報配信方法、プログラムは、近距離無線通信を用いたコンテンツ情報の配信における処理性能及び通信品質の低下、並びに、消費電力の増大を抑制することができ、ひいては、例えば近距離無線通信を用いた情報配信サービス等に好適に利用することができるので、その産業上の利用可能性は極めて大きい。

0090

10…配信装置
20…通信端末
31…第1送信手段
32…取得手段
33…第2送信手段
34…更新手段

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