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図面 (13)

課題

医用画像を管理するデータ領域の容量を圧迫することなく、治療の目的に合った解像度の医用画像を提供することができる医用画像処理装置を提供する。

解決手段

本実施形態の医用画像処理装置は、医用画像を記憶する記憶部と、ネットワークを介して、要求元の装置から画像リストを取得するための検索キー情報を含む、DICOM規格に準じたリスト取得要求を受信するリスト取得要求受信部と、前記検索キー情報に含まれる医用画像の解像度に関する情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている医用画像の画像リストを作成する検索部と、作成した前記画像リストを、前記ネットワークを介して、前記要求元の装置へ送信する送信部と、を備える。

概要

背景

現在、被検体患部治療する際に、他のモダリティ撮影された医用画像リファレンス画像として表示させながら、治療を行うことがある。

例えば、医師超音波診断装置を用いて、被検体の肝臓焼灼治療を行う際に、超音波プローブを移動させながら穿刺位置穿刺経路を決定するが、従来では、超音波診断装置の表示部に、リファレンス画像としてCT画像を表示させていた。そして、超音波画像よりも画像が鮮明なCT画像を表示部に表示させることにより、肝癌を容易に見つけることができ、そのCT画像を参照しながら、癌を含む焼灼範囲を決定していた。

具体的には、超音波診断装置は、DICOMプロトコルのQ/R(Query/Retrieve)を使用して、X線CT装置や医用画像管理装置にCT画像の画像取得要求を出し、治療する部位の医用画像(例えば、100枚から200枚)を取得していた。そして、超音波診断装置は、取得した医用画像をリファレンス画像として表示部に表示させ、医師は、超音波プローブを被検体の患部に当てながら、焼灼対象となる腫瘍を見つけ、焼灼治療を行っていた。

しかしながら、CT画像は、細かいスライスピッチ画像再構成が行われており、画像枚数が非常に多い状態で保存されているため、超音波診断装置でリファレンス画像として表示させるためには、スライス幅の厚い画像を生成する必要があった。

また、近年、X線CT装置において、ハイレゾリューション(High Resolution)画像(以下、単にハイレゾ画像ともいう。)が普及しており、解像度の高い高精細な医用画像が得られるようになった。これに伴い、CT画像としてハイレゾ画像のみが管理されるようになり、CT画像を管理する医用画像処理では、医用画像を保管するデータ領域の容量が従来よりも圧迫されるようになってきた。

さらに、CT画像で撮影されたハイレゾ画像から超音波診断装置用のリファレンス画像を生成した場合、医用画像処理装置は、ハイレゾ画像に加えリファレンス画像も管理することになり、管理する医用画像が増えるとともに、一層データ領域の容量が圧迫されるようになってきた。

概要

医用画像を管理するデータ領域の容量を圧迫することなく、治療の目的に合った解像度の医用画像を提供することができる医用画像処理装置を提供する。本実施形態の医用画像処理装置は、医用画像を記憶する記憶部と、ネットワークを介して、要求元の装置から画像リストを取得するための検索キー情報を含む、DICOM規格に準じたリスト取得要求を受信するリスト取得要求受信部と、前記検索キー情報に含まれる医用画像の解像度に関する情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている医用画像の画像リストを作成する検索部と、作成した前記画像リストを、前記ネットワークを介して、前記要求元の装置へ送信する送信部と、を備える。

目的

本発明が解決しようとする課題は、医用画像を管理するデータ領域の容量を圧迫することなく、治療の目的に合った解像度の医用画像を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

医用画像を記憶する記憶部と、ネットワークを介して、要求元の装置から画像リストを取得するための検索キー情報を含む、DICOM規格に準じたリスト取得要求を受信するリスト取得要求受信部と、前記検索キー情報に含まれる医用画像の解像度に関する情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている医用画像の画像リストを作成する検索部と、作成した前記画像リストを、前記ネットワークを介して、前記要求元の装置へ送信する送信部と、を備える医用画像処理装置

請求項2

前記要求元の装置から、解像度の情報と医用画像を特定するための識別情報とを含む、画像取得要求を受信する画像取得要求受信部と、前記画像取得要求に基づいて、特定した前記医用画像を、前記解像度の情報に応じた解像度の医用画像に変換する変換部と、前記変換部で変換した医用画像を、前記要求元の装置に送信する画像送信部を、さらに備える請求項1に記載の医用画像処理装置。

請求項3

前記画像送信部は、前記変換部で変換した医用画像に、新たに識別情報を付加して前記要求元の装置へ送信する請求項2に記載の医用画像処理装置。

請求項4

前記検索部は、前記検索キー情報として、アプリケーション識別名、機器識別子または画像種の少なくともいずれか1つの情報により、前記医用画像の解像度を決定する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。

請求項5

前記検索部は、前記医用画像の用途により、前記医用画像の解像度を決定する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。

請求項6

前記変換部は、前記医用画像の用途により、検査レポートと画像データとから前記解像度の医用画像を生成する請求項5に記載の医用画像処理装置。

技術分野

0001

本発明の実施形態は、医用画像処理装置に関する。

背景技術

0002

現在、被検体患部治療する際に、他のモダリティ撮影された医用画像リファレンス画像として表示させながら、治療を行うことがある。

0003

例えば、医師超音波診断装置を用いて、被検体の肝臓焼灼治療を行う際に、超音波プローブを移動させながら穿刺位置穿刺経路を決定するが、従来では、超音波診断装置の表示部に、リファレンス画像としてCT画像を表示させていた。そして、超音波画像よりも画像が鮮明なCT画像を表示部に表示させることにより、肝癌を容易に見つけることができ、そのCT画像を参照しながら、癌を含む焼灼範囲を決定していた。

0004

具体的には、超音波診断装置は、DICOMプロトコルのQ/R(Query/Retrieve)を使用して、X線CT装置や医用画像管理装置にCT画像の画像取得要求を出し、治療する部位の医用画像(例えば、100枚から200枚)を取得していた。そして、超音波診断装置は、取得した医用画像をリファレンス画像として表示部に表示させ、医師は、超音波プローブを被検体の患部に当てながら、焼灼対象となる腫瘍を見つけ、焼灼治療を行っていた。

0005

しかしながら、CT画像は、細かいスライスピッチ画像再構成が行われており、画像枚数が非常に多い状態で保存されているため、超音波診断装置でリファレンス画像として表示させるためには、スライス幅の厚い画像を生成する必要があった。

0006

また、近年、X線CT装置において、ハイレゾリューション(High Resolution)画像(以下、単にハイレゾ画像ともいう。)が普及しており、解像度の高い高精細な医用画像が得られるようになった。これに伴い、CT画像としてハイレゾ画像のみが管理されるようになり、CT画像を管理する医用画像処理では、医用画像を保管するデータ領域の容量が従来よりも圧迫されるようになってきた。

0007

さらに、CT画像で撮影されたハイレゾ画像から超音波診断装置用のリファレンス画像を生成した場合、医用画像処理装置は、ハイレゾ画像に加えリファレンス画像も管理することになり、管理する医用画像が増えるとともに、一層データ領域の容量が圧迫されるようになってきた。

先行技術

0008

特開2006−301965号公報

発明が解決しようとする課題

0009

本発明が解決しようとする課題は、医用画像を管理するデータ領域の容量を圧迫することなく、治療の目的に合った解像度の医用画像を提供することができる医用画像処理装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0010

本実施形態の医用画像処理装置は、医用画像を記憶する記憶部と、ネットワークを介して、要求元の装置から画像リストを取得するための検索キー情報を含む、DICOM規格に準じたリスト取得要求を受信するリスト取得要求受信部と、前記検索キー情報に含まれる医用画像の解像度に関する情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている医用画像の画像リストを作成する検索部と、作成した前記画像リストを、前記ネットワークを介して、前記要求元の装置へ送信する送信部と、を備える。

図面の簡単な説明

0011

画像データ取得システムの概略の構成の一例を示した概略構成図。
本実施形態の医用画像処理装置の構成を示す図。
本実施形態の医用画像処理装置が、超音波診断装置から、画像リストのリスト取得要求を受け付けて、超音波診断装置に画像リストを返送するとともに、画像取得要求を受け付けて、医用画像を生成して超音波診断装置に画像を送信する、画像取得要求処理の動作を示すフローチャート
超音波診断装置が、医用画像処理装置に対して、画像リストのリスト取得要求を設定する画面の一例を示した表示画面例。
医用画像処理装置が画像リストの取得要求を受け付けてから、超音波診断装置に画像リストを返送するまでの概念を示した模式図。
処理回路発行した新UIDを管理するUID管理テーブルを示したテーブル。
超音波診断装置のQuery条件において、画像の用途を指定する際に、被検体の関心領域や解剖学的位置により解像度を設定する概念を示した模式図。
医用画像処理装置が、要求を満たす解像度の複数の新UIDを返送する場合の画像リスト。
超音波診断装置が、画像リストの検索要求として、検索要求を医用画像処理装置に送付した場合に、医用画像処理装置が超音波診断装置に画像リストを返送するまでの概念を示した模式図。
医用画像処理装置は、記憶回路に予め接続先情報を備えた場合の管理テーブル。
クライアント端末が、画像リストの検索要求として、検索要求を医用画像処理装置に送付した場合に、医用画像処理装置がクライアント端末に画像リストを返送するまでの概念を示した模式図。
クライアント端末が、画像リストの検索要求として、検索要求を医用画像処理装置に送付した場合に、医用画像処理装置がクライアント端末に画像リストを返送するまでの概念を示した模式図。

実施例

0012

以下、実施形態の画像データ取得システムについて、添付図面を参照しながら説明する。なお、実施形態では、画像データ取得システムは、例えば、X線CT(Computed Tomography)装置のCT画像を管理する医用画像処理装置と、そのCT画像をリファレンス画像として取得要求を依頼する超音波診断装置とを備えている。

0013

(第1の実施形態)
図1は、画像データ取得システム600の概略の構成の一例を示した概略構成図である。

0014

図1に示すように、画像データ取得システム600は、超音波診断装置100、X線CT装置200、医用画像処理装置300およびクライアント端末400を備えている。

0015

超音波診断装置100は、被検体の治療を行うために、被検体の体内画像を示す医用画像を取得する機能を備えている。被検体の治療の際、X線CT装置200で撮影された医用画像をリファレンス画像として取得するために、超音波診断装置100は、医用画像処理装置300にリファレンス画像の画像取得要求を送信する。なお、超音波診断装置100は、医用画像処理装置300からリファレンス画像を取得するために、事前に医用画像の画像リストのリスト取得要求を送信する。

0016

X線CT装置200は、被検体をX線CT画像(以下、単に、CT画像ともいう。)により撮影するための装置である。X線CT装置200で撮影されたCT画像は、医用画像処理装置300に保存され、管理される。

0017

医用画像処理装置300は、X線CT装置200や他のモダリティで撮影された、医用画像を管理するための情報処理装置である。医用画像処理装置300は、例えば、医用画像を保管、閲覧及び管理する医用画像管理システムPACS:Picture Archiving and Communication System)の一部を構成する。

0018

医用画像処理装置300は、超音波診断装置100からリスト取得要求を受け付けて、例えば、超音波診断装置100に送信可能な医用画像の解像度を画像リストに記載して、超音波診断装置100に返送する。その後、医用画像処理装置300は、超音波診断装置100から所定の解像度の医用画像の画像取得要求を受け付けた場合、その解像度の医用画像を超音波診断装置に送信する。医用画像の解像度は、例えば、医用画像を識別する画像識別子としてUID(Unique Identifier)を用いて管理され、各医用画像は、解像度ごとにUIDが発行される。詳細は後述する。

0019

クライアント端末400は、医師が被検体の医用画像を参照するために用いる参照端末である。クライアント端末400は、超音波診断装置100の代わりに用いることができ、例えば、医師がクライアント端末400を用いて被検体の医用画像を参照する際に使用される。なお、クライアント端末400を用いた実施形態については、第3の実施形態で説明する。

0020

ネットワーク500は、各装置を相互に接続する機能を有している。例えば、超音波診断装置100は、ネットワーク500を介して、医用画像処理装置300に画像リストのリスト取得要求を送信する一方、医用画像処理装置300は、ネットワーク500を介して、超音波診断装置100に画像リストを返送する。

0021

図2は、本実施形態の医用画像処理装置300の構成を示す図である。

0022

医用画像処理装置300は、処理回路310、画像データベース320、入力回路330、ディスプレイ340、記憶回路350、ネットワークインターフェース360および内部バス180を備えている。

0023

処理回路310は、プログラムメモリ(記憶回路350)から読み出し、実行することにより、プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。具体的には、処理回路310(プロセッサ)は、読み出したプログラムを実行することによって、リスト取得要求受信機能311、検索機能312、送信機能313、画像取得要求受信機能314、変換機能315および画像送信機能316を実現する。

0024

ここで、「プロセッサ」という文言は、例えば、専用又は汎用のCPU(Central Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific IntegratedCircuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)などの回路を意味する。

0025

プロセッサは、メモリに保存された、もしくはプロセッサの回路内に直接組み込まれたプログラムを読み出し、実行することで各機能を実現する。プロセッサが複数設けられ場合、プログラムを記憶するメモリは、プロセッサごとに個別に設けられるものであっても構わないし、或いは、図1の記憶回路350が各プロセッサの機能に対応するプログラムを記憶するものであっても構わない。

0026

画像データベース320は、例えば、X線CT装置200で撮影された被検体の医用画像を記憶するように構成されている。画像データベース320は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)等を含む記憶装置によってデータベースとして構成される。

0027

処理回路310のリスト取得要求受信機能311は、ネットワーク500を介して、要求元の装置から画像リストを取得するための検索キー情報を含む、DICOM規格に準じたリスト取得要求を受信する。処理回路310は、例えば、ネットワーク500を介して、要求元である超音波診断装置100からリスト取得要求を受信する。

0028

処理回路310の検索機能312は、検索キー情報に含まれる医用画像の解像度に関する情報に基づいて、画像データベース320に記憶されている医用画像の画像リストを作成する。

0029

処理回路310の送信機能313は、作成した画像リストを、ネットワーク500を介して、要求元の装置へ送信する。処理回路310は、例えば、作成した画像リストを、ネットワーク500を介して、要求元の超音波診断装置100へ送信する。

0030

処理回路310の画像取得要求受信機能314は、要求元の装置から、解像度の情報と医用画像を特定するための識別情報とを含む、画像取得要求を受信する。処理回路310は、例えば、超音波診断装置100から、UIDに対応する解像度の医用画像の画像取得要求を受信する。

0031

処理回路310の変換機能315は、画像取得要求に基づいて、特定した医用画像を、解像度の情報に応じた解像度の医用画像に変換する。処理回路310は、例えば、UIDに対応する解像度の医用画像の取得要求を受け付けて、所定の解像度の医用画像を生成する。

0032

処理回路310の画像送信機能316は、変換機能315によって変換した医用画像を、要求元の装置に送信する。処理回路310は、例えば、変換機能315によって生成された医用画像を、要求元である超音波診断装置100に送信する。また、画像送信機能316は、変換機能315で変換した医用画像に、新たにUIDを付加して要求元の装置へ送信することができる。

0033

入力回路330は、医師や検査技師などの操作者によって操作が可能なポインティングデバイスマウスなど)やキーボードなどの入力デバイスからの信号を入力する回路であり、ここでは入力デバイス自体も入力回路330に含まれるものとする。この場合、操作に従った入力信号が、入力回路330から処理回路310に送られる。

0034

ディスプレイ340は、被検体を撮影した撮影部位の医用画像を表示する機能を備える表示装置である。ディスプレイ340は、例えば、記憶回路350に記憶されたX線CT装置200で撮影されたCT画像を表示する。ディスプレイ140は、図示しない画像合成回路VRAM(Video Random Access Memory)、及び画面等を含んでいる。画像合成回路は、画像データに種々のパラメータ文字データ等を合成した合成データを生成する。VRAMは、合成データをディスプレイに展開する。ディスプレイ340は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)等によって構成される。

0035

記憶回路350は、ROM、RAM及びHDD等を含む記憶装置により構成されている。記憶回路350は、IPL(Initial ProgramLoading)、BIOS(Basic Input/Output System)及びデータを記憶したり、処理回路310のワークメモリとして使用されたり、または、データを一時的に記憶する場合に用いられる。HDDは、医用画像処理装置300にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(Operating System)等も含まれる)やデータを記憶する記憶装置である。また、医師や検査技師などの操作者に対するディスプレイ340への情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力回路330によって行なうことができるGUI(Graphical User Interface)を、OSに提供することもできる。

0036

ネットワークインターフェース360は、通信規格に応じた通信制御を行ない、例えば、IEEE802.11シリーズ準拠した無線LAN(Local Area Network)、近距離無線通信又は電話回線等を通じて、医用画像処理装置300を、図示しないネットワークに接続する機能を有している。また、例えば、RS−232CやRS−422Aなどの通信規格や、USB(Universal Serial Bus)などの標準化された通信プロトコルも用いることができ、本実施形態では、有線接続であっても無線接続であっても適用できる。具体的には、ネットワークインターフェース360は、カード型拡張装置や医用画像処理装置300の筐体背面の拡張スロットUSBポートに差し込むネットワークアダプタなどが該当する。

0037

内部バス370は、処理回路310によって医用画像処理装置300が統括制御されるように、各構成要素に接続されている。内部バス370は、例えば、医用画像処理装置300内で、データや信号を伝達するための回路により構成される。

0038

超音波診断装置100とネットワーク500は、図1の超音波診断装置100とネットワーク500と同等である。

0039

次に、本実施形態の医用画像処理装置300の詳細な動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。

0040

(画像取得要求処理)
図3は、本実施形態の医用画像処理装置300が、超音波診断装置100から、画像リストのリスト取得要求を受け付けて、超音波診断装置100に画像リストを返送するとともに、画像取得要求を受け付けて、医用画像を生成して超音波診断装置100に画像を送信する、画像取得要求処理の動作を示すフローチャートである。なお、図3において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示している。

0041

図3に示すように、まず、本実施形態の医用画像処理装置300の処理回路310は、ネットワーク500を介して、要求元である超音波診断装置100から、画像リストを取得するための検索キー情報を含む、DICOM規格に準じたリスト取得要求を受信する(ステップS001)。このステップS001は、リスト取得要求受信機能311に対応する処理である。ここで、超音波診断装置100の画像リストのリスト取得要求の内容について説明する。

0042

図4は、超音波診断装置100が、医用画像処理装置300に対して、画像リストのリスト取得要求を設定する画面の一例を示した表示画面例である。画像リストのリスト取得要求は、例えば、図4に示す「Query条件RQ」として設定される。

0043

図4に示すように、Query条件RQは、超音波診断装置100の表示部において表示された、リスト取得要求を設定する一例である。

0044

Query条件RQには、患者の情報を示す患者ID(Identifier)、患者名の欄と、設定欄ST1を備えている。患者IDの欄には、患者名がPTであることを示す「0001」が入力されている。

0045

設定欄ST1は、解像度を設定する欄と、用途を設定する欄とが設けられている。例えば、解像度の欄では、解像度を、値かレベルで設定することができるようになっており、ラジオタンで選択して、値かレベルで解像度を設定する。

0046

例えば、解像度を値で設定する場合は、ラジオボタンで値をチェックすることにより、解像度が入力可能となる。例えば、Rowは10と、Columnは200と、解像度を設定することができる。また、Rowは512、Columnも512や、またはRowは256、Columnも256など設定することができる。なお、解像度は、512×512と記載することもできる。

0047

また、解像度をレベルで設定する場合は、ラジオボタンでレベルをチェックすることにより、High/Middle/Lowのプルダウンメニューの中から解像度を選択することができる。例えば、一例として、予め、Highは、1024×1024の解像度、Middleは、512×512の解像度、Lowは、256×256の解像度と割り当てることにより、医師は解像度をレベルで設定することができる。

0048

また、用途の欄では、医師が画像を診断するときの用途が設定できるようになっている。例えば、画像を重畳表示させるための用途を示すFusionか、または、部位の画像を高解像度で診断する高解像度かを選択することができる。この用途の欄において高解像度を選択することにより、医用画像処理装置300は、医師の要求する解像度の医用画像を生成することができ、スライスの厚さやフレーム数を、設定することができる。

0049

図3のフローチャートに戻り、処理回路310は、検索キー情報に含まれる医用画像の解像度に関する情報に基づいて、画像データベース320に記憶されている医用画像の画像リストを作成する。ここで、処理回路310は、検索キー情報により要求される解像度を満たす医用画像を有しているか否かを判定する(ステップS003)。なお、ステップS003は、検索機能312に対応する処理である。

0050

処理回路310は、画像データベース320に、要求される解像度を満たす医用画像を有している場合(ステップS003のYES)、その要求を満たす解像度のUIDを画像リストに付加し、その画像リストを、ネットワーク500を介して、要求元である超音波診断装置100に返送する(ステップS005)。

0051

一方、要求される解像度を満たす医用画像を有していない場合は(ステップS003のNO)、処理回路310は、要求を満たす解像度の医用画像を示すUIDを発行し、そのUIDを画像リストに付加し、その画像リストを、ネットワーク500を介して、要求元である超音波診断装置100に返送する(ステップS007)。なお、ステップS005およびステップS007は、送信機能313に対応する処理である。

0052

ここで、医用画像処理装置300が画像リストのリスト取得要求を受け付けてから、要求を満たす医用画像のUIDを画像リストに付加し、返送するまでのUIDの発行の流れを、模式図により説明する。

0053

本実施形態の特徴は、要求される解像度を満たす医用画像を有していない場合であっても、処理回路310が要求を満たす解像度の医用画像を示すUIDを発行し、そのUIDを画像リストに付加し、その画像リストを超音波診断装置100に返送する点である。

0054

図5は、医用画像処理装置300が画像リストのリスト取得要求を受け付けてから、超音波診断装置100に画像リスト—L1を返送するまでの概念を示した模式図である。

0055

図5に示すように、超音波診断装置100は、例えば、画像リストの検索要求として、検索要求—RQ1を医用画像処理装置300に送付する。この検索要求—RQ1は、DICOM規格に従った検索要求であり、例えば、患者IDが「0001」の患者について、医用画像の解像度が、Rows512、Columns512のリスト取得要求である。また、この解像度の医用画像のリスト取得要求は、図4に示したQuery条件RQにおいて設定されたものとする。

0056

処理回路310の検索機能312は、検索要求—RQ1含まれる医用画像の解像度に関する情報に基づいて、画像データベース320に記憶されている医用画像の画像リストを作成する。

0057

画像データベース320は、例えば、患者IDが「0001」の画像については、オリジナルの画像として、オリジナルUIDが「2.0」、用途が「高解像度」、解像度が、Rows1024、Columns1024の画像のみを有していたとする。

0058

この場合、処理回路310は、検索要求—RQ1を満たすUIDを有していなくても、検索要求—RQ1を満たすUIDを新たに発行する。例えば、患者IDが「0001」の画像について、オリジナルUIDが「2.0」の医用画像から、用途が「標準」、解像度が、Rows512、Columns512の医用画像の新UIDを、「2.1」として発行する。

0059

そして、処理回路310は、検索機能312によって発行された新UIDの「2.1」を画像リストに付加して画像リスト—L1を作成し、送信機能313によって、その画像リスト—L1を、ネットワーク500を介して、超音波診断装置100に返送する。

0060

図3のフローチャートに戻り、その後、処理回路310は、要求元である超音波診断装置100から、解像度の情報と医用画像を特定するための識別情報(即ち、UID)とを含む、画像取得要求を受信する(ステップS009)。なお、ステップ009は、画像取得要求受信機能314に対応する処理である。

0061

処理回路310は、要求されたUIDの医用画像を有していた場合(ステップS011のYES)、要求されたUIDの医用画像を超音波診断装置100に送信する(ステップS013)。

0062

一方、要求されたUIDの医用画像を有していない場合には(ステップS011のNO)、処理回路310は、画像取得要求に基づいて、特定した医用画像を、解像度の情報に応じた解像度の医用画像に変換し(ステップS015)、変換した医用画像を、要求元の超音波診断装置100に送信する(ステップS013)。なお、ステップ015は、変換機能315に対応する処理である。また、ステップ013は、画像送信機能316に対応する処理である。

0063

図5の例では、処理回路310は、例えば、UIDが「2.1」の画像取得要求を受け付けた場合において、オリジナルUIDが「2.0」の画像から、用途が「標準」、解像度が、Rows512、Columns512の画像として、新たに医用画像を生成して、超音波診断装置100にその医用画像を送信する。この場合、オリジナルUIDが「2.0」の画像が、特定した医用画像に該当する。

0064

処理回路310は、生成した医用画像を超音波診断装置100に送信した後(ステップS013)、その生成した医用画像を、画像データベース320から削除して、画像取得要求処理を終了する。

0065

以上一連の処理を行うことにより、医用画像処理装置300は、画像データベース320のデータ領域の容量を圧迫することなく、治療の目的に合った解像度の医用画像を提供することができる。

0066

以上説明したように、医用画像処理装置300は、ネットワーク500を介して、要求元の超音波診断装置100から画像リストを取得するための検索キー情報を含む、DICOM規格に準じたリスト取得要求を受信し、検索キー情報に含まれる医用画像の解像度に関する情報に基づいて、画像データベース320に記憶されている医用画像の画像リストを作成する。そして、医用画像処理装置300は、作成した画像リストを、ネットワーク500を介して、要求元の超音波診断装置100へ送信する。

0067

これにより、本実施形態の医用画像処理装置300は、医用画像を管理するデータ領域の容量を圧迫することなく、治療の目的に合った解像度の医用画像を提供することができる。

0068

なお、図5では、新UIDを発行する際に、UID管理テーブル−UTL1において、新UID「2.1」として発行するようなっていた。本実施形態では、処理回路310が新UIDを発行した場合、医用画像処理装置300が作り出すことのできる画像として、累積的に画像を管理するようにしてもよい。

0069

図6は、処理回路310が発行した新UIDを管理するUID管理テーブル—UTL2を示したテーブルである。

0070

図6に示すように、UID管理テーブル—UTL2は、オリジナルUID、用途、新UID、Rows、ColumnsおよびPitchの欄を有している。そして、UID管理テーブル—UTL2は、オリジナルUIDが「2.0」の画像から、実際には医用画像を保有していない医用画像であっても、各用途に応じた医用画像を作り出すことができることを示している。

0071

処理回路310は、例えば、新UID「2.1」により、オリジナルUIDが「2.0」の医用画像から、解像度が、Rows512、Columns512、Pitchが0.5mmの標準の医用画像を作り出すことができる。また、処理回路310は、新UID「2.2」により、オリジナルUIDが「2.0」の医用画像から、解像度が、Rows256、Columns256、Pitchが「ROI連動」であって、アプリケーションがFusionである医用画像を作り出すことができる。なお、このROI連動については、後述する。

0072

また、処理回路310は、新UID「2.3」により、オリジナルUIDが「2.0」の医用画像から、解像度が、Rows1024、Columns1024、Pitchが0.25mm、高解像度の医用画像を作り出すことができる。また、処理回路310は、新UID「2.4」により、オリジナルUIDが「2.0」の医用画像から、解像度が、Rows256、Columns256、Pitchが1mmであって、用途が位置合わせのための医用画像を作り出すことができる。

0073

次に、ROI連動について、図面を用いて説明する。このROI連動は、ステップS015において、Query条件RQによって指定された解像度の医用画像を生成する処理に該当する。

0074

図7は、超音波診断装置100のQuery条件RQにおいて、画像の用途を指定する際に、被検体PTの関心領域ROI(Region Of Interest)や解剖学的位置により解像度を設定する概念を示した模式図である。

0075

図7に示すように、被検体PTに関連付けられた、検査レポートを示すSR(Structured Report)データSRが存在する場合、そのSRデータSRを元にCT画像のスライス幅を自動で設定することを示している。例えば、SRデータSRでは、被検体PTの医用画像に対し、肝臓OB1に腫瘍ROIを自動で設定するとともに、腫瘍ROIや、剣状突起OB2に対しても、スライス厚を自動で設定することができる。

0076

図7(a)では、SRデータSRから、腫瘍ROI1と剣状突起OB2に、それぞれ薄スライスとして設定し、例えば、腫瘍ROI1と剣状突起OB2に、±2cmの範囲のみ均等に医用画像を生成する例を示したものである。

0077

図7(b)では、腫瘍ROI1と剣状突起OB2の周辺は、それぞれスライス厚S1として1mmとして設定し、その他の領域S2を4mmと設定して、医用画像を生成する例である。この場合、注目領域である腫瘍ROI1と剣状突起OB2の周辺のみ、高精細の医用画像を生成することができる。

0078

図7(c)では、腫瘍ROIの大きさにより、その大きさに応じたスライス厚で画像を生成することを示しており、例えば、腫瘍の大きさが腫瘍ROI3の場合には、スライス厚S3で医用画像を生成し、腫瘍の大きさが腫瘍ROI4の場合には、スライス厚S4で医用画像を生成することができる。

0079

また、本実施形態では、画像リスト—L1に要求を満たす解像度のUIDを付加して超音波診断装置100に返送するようになっていたが、図5のように、1つに限定されるものではない。

0080

例えば、リスト取得要求において、解像度が、Rows512、Columns512以下の場合に、処理回路310は、UID管理テーブル—UTL2から、Rows512、Columns512以下を満たす新UIDを抽出し、これらの新UIDを超音波診断装置100に返送するようにしてもよい。

0081

図8は、医用画像処理装置300が、要求を満たす解像度の複数の新UIDを返送する場合の画像リスト—L2である。

0082

図8に示すように、UID「2.1」では、解像度が、Rows512、Columns512の標準の医用画像として生成することができ、UID「2.2」では、解像度が、Rows256、Columns256であって、用途がFusion用の医用画像として生成することができ、UID「2.4」では、解像度が、Rows256、Columns256であって、用途が位置合わせ用の医用画像として、生成することができることを示している。

0083

このように、要求を満たす解像度の複数のUIDを画像リスト—L2に付加して返送することにより、超音波診断装置100は、医師に対して、医用画像を選択する幅が広がるため、利便性を向上させることができる。なお、UID管理テーブルや画像リストは、例えば、記憶回路350に記憶して管理されるものとする。

0084

(第2の実施形態)
第2の実施形態では、医用画像処理装置300は、ネットワーク500を介して、予め接続が許可された装置であって相互に認識できることを利用して、要求元の情報に基づいて、要求される医用画像の解像度を決定するようになっている。

0085

この場合、処理回路310は、検索機能312によって、例えば、要求元の装置で使用されるアプリケーション識別名や、要求元の装置のIP(Internet Protocol)アドレスで識別する機器識別子等の情報を、検索キー情報として医用画像の解像度を決定する。

0086

医用画像処理装置300の処理の内容は、図3のフローチャートを概ね同様であるが、図3と異なる部分について、超音波診断装置100に画像リストを返送するまでの概念を示した模式図により説明する。

0087

図9は、超音波診断装置100が、画像リストの検索要求として、検索要求—RQ2を医用画像処理装置300に送付した場合に、医用画像処理装置300が超音波診断装置100に画像リストを返送するまでの概念を示した模式図である。

0088

図9に示すように、超音波診断装置100は、例えば、画像リストの検索要求として、検索要求—RQ2を医用画像処理装置300に送付する。この検索要求—RQ2には、超音波診断装置100において使用されているアプリケーション識別名として識別可能AEタイトル(Application Entity Tile)やIPアドレスが、患者IDとともに含まれている。なお、AEタイトルは、アプリケーション識別名の一例であり、これに限定されるものではない。

0089

医用画像処理装置300は、例えば、記憶回路350に予めアプリケーション情報として、AEタイトルごとに標準解像度を有しており、AEタイトル1の場合には、512×512の標準解像度のUIDを発行し、AEタイトル2の場合には、256×256の標準解像度のUIDを発行するようになっている。

0090

これにより、医用画像処理装置300は、検索要求—RQ2にRowsやColomsの設定が無い場合でも、超音波診断装置100で使用されているAEタイトルに応じて、医師の使用目的に応じた解像度のUIDを発行することができる。

0091

また、図9では、AE1の場合には、新UID「2.5」を発行し、医用画像処理装置300が超音波診断装置100に、画像リスト—L3を返送するようになっているが、第2の実施形態は、これに限定されるものではない。

0092

処理回路310は、検索機能312によって、例えば、IPアドレスの場合でも、同様に、要求元からの要求される画像の解像度を決定することができる。この場合、AEタイトルごとに標準解像度が設定されたアプリケーション情報の代わりに、IPアドレスごとに標準解像度が設定された接続先情報を記憶回路350に備えることにより、実現することができる。

0093

図10は、医用画像処理装置300は、例えば、記憶回路350に予め接続先情報を備えた場合の管理テーブルである。

0094

図10に示すように、接続先情報は、IPアドレス、デバイス名、標準解像度の欄を有している。IPアドレスが「133.117.A.A」で、デバイス名が「UL1」の装置には、標準解像度が512×512に設定されており、IPアドレスが「133.117.B.B」で、デバイス名が「UL2」の装置には、標準解像度が256×256の標準解像度が設定されている。

0095

このように、第2の実施形態の場合には、処理回路310は、検索機能312により、アプリケーション識別名や機器識別子に基づいて、要求元からの要求される医用画像の解像度を決定することができる。

0096

(第3の実施形態)
第3の実施形態では、第1の実施形態において説明した超音波診断装置100の代わりに、図1に示したクライアント端末400が、医用画像処理装置300に画像リストの取得要求を送付する場合について説明する。

0097

クライアント端末400は、情報処理装置であるため、所定の被検体の画像について、様々な画像の取得を要求することが想定される。また、医用画像処理装置300の画像データベース320には、例えば、X線CT装置で撮影されたCT画像、MRIで撮影されたMR画像、超音波診断装置で撮影されたUL画像などが格納されていると仮定する。

0098

この場合、医用画像処理装置300は、撮影されたモダリティごとに、予め設定されたモダリティ標準解像度情報を備え、要求された患者IDの医用画像について、モダリティごとの標準解像度に対応する画像のUIDを発行し、クライアント端末400に返送する。

0099

図11は、クライアント端末400が、画像リストの検索要求として、検索要求—RQ3を医用画像処理装置300に送付した場合に、医用画像処理装置300がクライアント端末400に画像リスト—L4を返送するまでの概念を示した模式図である。

0100

図11に示すように、クライアント端末400は、例えば、画像リストの検索要求として、検索要求—RQ3を医用画像処理装置300に送付する。この検索要求—RQ3には、患者IDの「0001」のみが記載されており、患者IDが「0001」について、各モダリティの標準解像度の画像リストを要求している。

0101

医用画像処理装置300は、例えば、各モダリティに予め割り当てられた標準的な解像度が設定されたモダリティ解像度情報を有している。モダリティ解像度情報には、CTの場合は、512×512が標準解像度として設定され、また、MRの場合は、1024×1024が標準解像度として設定され、そして、ULの場合は、256×256が標準解像度として設定されている。

0102

これにより、医用画像処理装置300は、画像データベース320に、患者IDが「0001」であって、各モダリティに該当する医用画像を有している場合、その画像についてモダリティごとの標準解像度のUIDを発行して、クライアント端末400に返送する。

0103

例えば、UID管理テーブル—UTL4のように、医用画像処理装置300は、患者IDが「0001」の医用画像として、CTの医用画像を有していた場合には、オリジナルUID「3.0」の医用画像から、解像度が、Rows512、Columns512の医用画像として、新UID「3.1」を発行する。また、MRの医用画像を有していた場合には、オリジナルUID「4.0」の医用画像から、解像度が、Rows1024、Columns1024の医用画像として、新UID「4.1」を発行する。そして、ULの医用画像を有していた場合には、オリジナルUID「5.0」の医用画像から、解像度が、Rows256、Columns256の医用画像として、新UID「5.1」を発行する。

0104

このように、医用画像処理装置300は、検索要求—RQ3に記載された患者IDに基づいて、生成可能な各モダリティの標準解像度の画像リスト—L4を返送することができるので、クライアント端末400は、画像リスト—L4の中から、所定のUIDについて画像取得要求を送信することができる。

0105

また、検索要求—RQ3は、患者IDのみを有していたが、例えば、検索要求—RQ1のようにAEタイトルや機器識別子の情報を付加することによって、AEタイトルや機器識別子の情報に関連付けられたモダリティのUIDを特定して、医用画像処理装置300から取得するようにしてもよい。なお、モダリティ標準解像度情報は、記憶回路350に格納されて管理されるものとする。

0106

(第4の実施形態)
第4の実施形態では、第3の実施形態で説明した医用画像処理装置300がモダリティ標準解像度情報の代わりに画像種情報を備え、その画像種情報に基づいて、画像リスト—L5を返送する場合について説明する。

0107

この場合、医用画像処理装置300は、画像種ごとに予め設定された標準解像度の情報を示す画像種情報を備え、要求された患者IDの医用画像について、画像種ごとの標準解像度に対応する医用画像のUIDを発行し、クライアント端末400に返送する。

0108

図12は、クライアント端末400が、画像リストの検索要求として、検索要求—RQ4を医用画像処理装置300に送付した場合に、医用画像処理装置300がクライアント端末400に画像リスト—L5を返送するまでの概念を示した模式図である。

0109

図12に示すように、クライアント端末400は、例えば、画像リストの検索要求として、検索要求—RQ4を医用画像処理装置300に送付する。この検索要求—RQ4には、患者IDの「0001」のみが記載されており、患者IDが「0001」の画像について、画像種ごとの標準解像度の画像リストを要求している。

0110

医用画像処理装置300は、例えば、各モダリティの画像種ごとに予め割り当てられた標準的な解像度が設定された画像種情報を有している。画像種情報には、モダリティが、CTの場合であって、画像種がアキシャルコロナルの場合には、512×512が標準解像度に設定されており、4D(Dimension)の場合には、1024×1024が標準解像度に設定されている。また、モダリティがMRの場合であって、T1画像、T2画像の場合には、256×256が標準解像度として設定されている。また、モダリティがULの場合には、全ての画像種において、256×256が標準解像度として設定されている。

0111

これにより、医用画像処理装置300が、画像データベース320に、患者IDが「0001」の画像を有している場合、その画像について画像種ごとの標準解像度のUIDを発行して、クライアント端末400に返送する。

0112

例えば、UID管理テーブル—UTL5のように、医用画像処理装置300は、患者IDが「0001」の医用画像として、CT画像のアキシャルの画像を有していた場合には、オリジナルUID「3.0」の医用画像から、標準解像度が、Rows512、Columns512の医用画像として、新UID「3.2」を発行する。また、CT画像のコロナルの医用画像を有していた場合には、オリジナルUID「3.0」の医用画像から、標準解像度が、Rows512、Columns512の医用画像として、新UID「3.3」を発行する。また、CT画像の4Dの医用画像を有していた場合には、オリジナルUID「3.0」の医用画像から、標準解像度が、Rows1024、Columns1024の医用画像として、新UID「3.4」を発行する。

0113

また、医用画像処理装置300は、患者IDが「0001」の医用画像として、MR画像のT1画像またはT2画像を有していた場合には、オリジナルUID「4.0」の医用画像から、標準解像度が、Rows256、Columns256の医用画像として、新UID「4.2」を発行する。また、UL画像を有していた場合には、オリジナルUID「5.0」の医用画像から、標準解像度が、Rows256、Columns256の医用画像として、新UID「5.2」を発行する。

0114

このように、医用画像処理装置300は、検索要求—RQ4に記載された患者IDに基づいて、生成可能な画像種ごとの標準解像度の画像リスト—L5を返送することができるので、クライアント端末400は、画像リスト—L5の中から、所定のUIDについて、画像取得要求を送信することができる。なお、画像種情報は、記憶回路350に格納されて管理されるものとする。

0115

以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、医用画像を管理するデータ領域の容量を圧迫することなく、治療の目的に合った解像度の医用画像を提供することができる。

0116

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0117

100…超音波診断装置
200…医用画像診断装置
300…医用画像処理装置
310…処理回路
311…リスト取得要求受信機能
312…検索機能
313…送信機能
314…画像取得要求受信機能
315…変換機能
316…画像送信機能
320…画像データベース
330…入力回路
340…ディスプレイ
350…記憶回路
360…ネットワークインターフェース
400…クライアント端末
500…ネットワーク
600…画像データ取得システム

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