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技術 ガスライター

出願人 株式会社ドリテック
発明者 有馬五生
出願日 2016年8月10日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2016-157972
公開日 2018年2月15日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2018-025366
状態 特許登録済
技術分野 燃料入りライター
主要キーワード 駆動レバ 離反距離 ロックレバ 操作キャップ 着火操作 点火機構 圧電ユニット ガスライター
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

良好な操作性を維持しつつ安全性を高めることができるガスライターを提供する。

解決手段

本発明のガスライターは、消火蓋4の回動操作を阻止するロックレバー5を備え、このロックレバー5をロック位置からアンロック位置へ移動させるための操作部5aが消火蓋4の天面における操作方向の上流側に配置されると共に、消火蓋4に使用者の指の力を伝えるための指掛け部4dが消火蓋4の天面における操作方向の下流側に形成されており、これら操作部5aと指掛け部4dの両方に同時に指を押し付けた状態でないと、消火蓋4を回動操作することができないようになっている。

概要

背景

圧電ユニットを用いた火花放電着火させるガスライターでは、使用者が自身の指で消火蓋を一方向へ回動操作すると、燃料貯留部のガス放出弁が開かれると共に、圧電ユニットの作動により火花放電が発生して着火できるようになっている。

このようなガスライターはスライド式ライターと呼ばれており、消火蓋を一方向へ回動操作するだけで着火できるため、本来の使用目的で使用する者にとって良好な操作性を維持できるという利点がある。その反面、小児等でも容易に着火できてしまうため、子供の悪戯や誤操作によって思わぬ点火事故が発生するおそれがあり、かかる事故を防止するための安全対策を講ずることが推奨されている。

従来、幼児による点火操作を困難とするCR(チャイルドレジスタンス)構造として、消火蓋を回動操作するのに必要な力を大きく設定したタイプのものや、着火操作を2アクションにしたタイプのものが知られている。前者の操作荷重を大きくしたタイプのガスライターは、大人との体力差を利用して幼児が消火蓋を操作できなくするというものであるが、それによって高齢者女性等の体力的に劣る者も使用し難くなるという問題がある。一方、後者の2アクションにしたタイプのガスライターは、思考力の未熟な幼児が消火蓋を容易に操作できなくするというものであるが、着火の度に2段階の操作を必要とするため、着火操作が煩わしくなるという問題がある。

それ以外の従来例として、特許文献1に記載されているように、消火蓋にロック位置とアンロック位置回動可能なロックレバーを支持し、使用者がロックレバーを押し込んでアンロック位置に移動させた状態で消火蓋を回動操作するようにしたガスライターが提案されている。このロックレバーは中央部に設けられた支軸を中心に回転可能となっており、この支軸を挟んだ一端側の下面にロック部が形成され、他端側の上面に指掛け部が形成されている。ロック部はケーシング上端炎口ストッパー)に対して係脱可能となっており、消火蓋とロックレバーの下面との間には、ロック部を炎口と係合する方向へ付勢する板ばね等の弾性部材が介設されている。

このように概略構成されたガスライターにおいて、非使用状態では、ロックレバーは弾性部材の弾発力を受けてロック位置に保持されており、当該ロック位置でロック部はケーシング側の炎口に係合している。この状態で幼児等がロックレバーの指掛け部と反対側の部分、すなわち、ロックレバーの上面における支軸よりも炎口に近い部分を押し下げようとしても、ロックレバーはロック位置に維持されたまま回動せず、消火蓋を回動操作することはできない。

そして、使用者が弾性部材の弾発力に抗してロックレバーの指掛け部を押し下げると、ロックレバーが支軸を中心に回転してロック部と炎口の係合を解除するため、ロックレバーはロック位置からアンロック位置へと移動する。使用者がロックレバーの指掛け部に更に強い力を加えると、ロックレバーの下面が消火蓋の上端に突き当たってこれを押し下げるため、消火蓋が支軸を中心に回動し、それに伴って燃料貯留部のガス放出弁が開かれると共に、圧電ユニットの作動により火花放電が発生して点火することができる。

概要

良好な操作性を維持しつつ安全性を高めることができるガスライターを提供する。本発明のガスライターは、消火蓋4の回動操作を阻止するロックレバー5を備え、このロックレバー5をロック位置からアンロック位置へ移動させるための操作部5aが消火蓋4の天面における操作方向の上流側に配置されると共に、消火蓋4に使用者の指の力を伝えるための指掛け部4dが消火蓋4の天面における操作方向の下流側に形成されており、これら操作部5aと指掛け部4dの両方に同時に指を押し付けた状態でないと、消火蓋4を回動操作することができないようになっている。

目的

本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、良好な操作性を維持しつつ安全性を高めることができるガスライターを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ケーシングと、前記ケーシングの内部に収納された点火機構と、前記ケーシングに設けられた燃料貯留部と、前記燃料貯留部に連通するガス噴射ノズル開閉動作する駆動レバーと、前記ケーシングの上開口部を覆う消火蓋とを備え、前記消火蓋を回動操作して前記駆動レバーと前記点火機構を作動させることにより、前記ガス噴射ノズルから噴出するガス着火可能となるガスライターにおいて、前記消火蓋に、支軸を中心に回転可能なロックレバーと、前記ロックレバーを前記ケーシングと係合する方向へ付勢する弾性部材とが配設されており、前記ロックレバーは前記消火蓋の外部に突出する操作部を有し、前記操作部を使用者の指で押圧操作することによって前記ロックレバーと前記ケーシングとの係合が解除されるようになし、前記消火蓋の天面における操作方向の下流側に使用者の指を引っ掛け指掛け部が形成されていると共に、前記消火蓋の天面における操作方向の上流側に前記指掛け部と距離を取って前記操作部が配置されていることを特徴とするガスライター。

請求項2

請求項1の記載において、前記ロックレバーの一端側に前記操作部が形成されていると共に、前記ロックレバーの他端側に前記ケーシングと係脱するロック部が形成されており、前記支軸から前記ロック部に至る距離に対して前記支軸から前記操作部に至る距離が短く設定されていることを特徴とするガスライター。

請求項3

請求項1または2の記載において、前記消火蓋の天面は前記指掛け部と前記操作部で挟まれた部分を凹状に繋ぐ湾曲面になっていることを特徴とするガスライター。

技術分野

0001

本発明は、消火蓋を回動操作することによって点火機構を作動させるガスライター係り、特に、幼児による点火操作を困難とする幼児対策チャイルドレジスタンス機能)が施されたガスライターに関するものである。

背景技術

0002

圧電ユニットを用いた火花放電着火させるガスライターでは、使用者が自身の指で消火蓋を一方向へ回動操作すると、燃料貯留部のガス放出弁が開かれると共に、圧電ユニットの作動により火花放電が発生して着火できるようになっている。

0003

このようなガスライターはスライド式ライターと呼ばれており、消火蓋を一方向へ回動操作するだけで着火できるため、本来の使用目的で使用する者にとって良好な操作性を維持できるという利点がある。その反面、小児等でも容易に着火できてしまうため、子供の悪戯や誤操作によって思わぬ点火事故が発生するおそれがあり、かかる事故を防止するための安全対策を講ずることが推奨されている。

0004

従来、幼児による点火操作を困難とするCR(チャイルドレジスタンス)構造として、消火蓋を回動操作するのに必要な力を大きく設定したタイプのものや、着火操作を2アクションにしたタイプのものが知られている。前者の操作荷重を大きくしたタイプのガスライターは、大人との体力差を利用して幼児が消火蓋を操作できなくするというものであるが、それによって高齢者女性等の体力的に劣る者も使用し難くなるという問題がある。一方、後者の2アクションにしたタイプのガスライターは、思考力の未熟な幼児が消火蓋を容易に操作できなくするというものであるが、着火の度に2段階の操作を必要とするため、着火操作が煩わしくなるという問題がある。

0005

それ以外の従来例として、特許文献1に記載されているように、消火蓋にロック位置とアンロック位置回動可能なロックレバーを支持し、使用者がロックレバーを押し込んでアンロック位置に移動させた状態で消火蓋を回動操作するようにしたガスライターが提案されている。このロックレバーは中央部に設けられた支軸を中心に回転可能となっており、この支軸を挟んだ一端側の下面にロック部が形成され、他端側の上面に指掛け部が形成されている。ロック部はケーシング上端炎口ストッパー)に対して係脱可能となっており、消火蓋とロックレバーの下面との間には、ロック部を炎口と係合する方向へ付勢する板ばね等の弾性部材が介設されている。

0006

このように概略構成されたガスライターにおいて、非使用状態では、ロックレバーは弾性部材の弾発力を受けてロック位置に保持されており、当該ロック位置でロック部はケーシング側の炎口に係合している。この状態で幼児等がロックレバーの指掛け部と反対側の部分、すなわち、ロックレバーの上面における支軸よりも炎口に近い部分を押し下げようとしても、ロックレバーはロック位置に維持されたまま回動せず、消火蓋を回動操作することはできない。

0007

そして、使用者が弾性部材の弾発力に抗してロックレバーの指掛け部を押し下げると、ロックレバーが支軸を中心に回転してロック部と炎口の係合を解除するため、ロックレバーはロック位置からアンロック位置へと移動する。使用者がロックレバーの指掛け部に更に強い力を加えると、ロックレバーの下面が消火蓋の上端に突き当たってこれを押し下げるため、消火蓋が支軸を中心に回動し、それに伴って燃料貯留部のガス放出弁が開かれると共に、圧電ユニットの作動により火花放電が発生して点火することができる。

先行技術

0008

特開2011−153773号公報

発明が解決しようとする課題

0009

特許文献1に記載された従来のガスライターでは、ロックレバーをアンロック位置に移動することなく消火蓋を回動操作しようとしても、ロック部が炎口に係合しているので消火蓋は動かず、幼児等の悪戯や誤操作に起因する点火をある程度抑制することができる。しかしながら、ロックレバーは指掛け部を押し下げることで簡単にアンロック位置に移動するため、弾性部材の弾発力や消火蓋の操作荷重を大きく設定しないと、幼児による点火操作を阻止することができなくなり、その場合、高齢者や女性等の体力的に劣る者も使用し難くなるという課題がある。

0010

本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、良好な操作性を維持しつつ安全性を高めることができるガスライターを提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

上記の目的を達成するために、本発明のガスライターは、ケーシングと、前記ケーシングの内部に収納された点火機構と、前記ケーシングに設けられた燃料貯留部と、前記燃料貯留部に連通するガス噴射ノズル開閉動作する駆動レバーと、前記ケーシングの上開口部を覆う消火蓋とを備え、前記消火蓋を回動操作して前記駆動レバーと前記点火機構を作動させることにより、前記ガス噴射ノズルから噴出するガスが着火可能となるガスライターにおいて、前記消火蓋に、支軸を中心に回転可能なロックレバーと、前記ロックレバーを前記ケーシングと係合する方向へ付勢する弾性部材とが配設されており、前記ロックレバーは前記消火蓋の外部に突出する操作部を有し、前記操作部を使用者の指で押圧操作することによって前記ロックレバーと前記ケーシングとの係合が解除されるようになし、前記消火蓋の天面における操作方向の下流側に使用者の指を引っ掛ける指掛け部が形成されていると共に、前記消火蓋の天面における操作方向の上流側に前記指掛け部と距離を取って前記操作部が配置されていることを特徴としている。

0012

このように構成されたガスライターでは、ロックレバーをロック位置からアンロック位置へ移動させるための操作部が消火蓋の天面における操作方向の上流側に配置されると共に、消火蓋に使用者の指の力を伝えるための指掛け部が消火蓋の天面における操作方向の下流側にロックレバーの操作部と距離を取って形成されており、これら操作部と指掛け部の両方に指を押し付けた状態でないと、消火蓋を回動操作することができないようになっている。ここで、指の大きさは大人と子供に大きな違いがあり、特に、CR規制対象である43ヵ月未満の幼児の指は大人に比べてかなり小さいため、大人の指であれば操作部を押し下げたまま指掛け部を操作可能であるが、幼児の指を操作部と指掛け部の両方に押し付けることは極めて困難となる。したがって、消火蓋の操作荷重を大きくしなくても幼児による点火操作を阻止することができ、良好な操作性を維持しつつ安全性を高めることができる。

0013

上記の構成において、ロックレバーの一端側に操作部が形成されていると共に、ロックレバーの他端側にケーシングと係脱するロック部が形成されており、ロックレバーの支軸からロック部に至る距離に対して支軸から操作部に至る距離が短く設定されていると、操作部の少ない押し下げ量でロック部が大きく移動するため、ロックレバーのロック/アンロック動作を確実に行うことができる。

0014

また、上記の構成において、消火蓋の天面は指掛け部と操作部で挟まれた部分を凹状に繋ぐ湾曲面になっていると、使用者の指を操作部と指掛け部の両方に安定的に押し付けることができて好ましい。

発明の効果

0015

本発明のガスライターによれば、良好な操作性を維持しつつ安全性を高めることができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施形態例に係るガスライターの非使用状態を示す断面図である。
図1の要部を示す説明図である。
該ガスライターのアンロック状態を示す断面図である。
図3の要部を示す説明図である。
該ガスライターのロック状態を示す断面図である。
図5の要部を示す説明図である。

実施例

0017

発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1図2に示すように、本発明の実施形態例に係るガスライターは、燃料貯留部1を有するケーシング2と、ケーシング2の内部に収納された圧電ユニット3と、ケーシング2の上部に回動可能に軸支された消火蓋4と、消火蓋4の内部に回転可能に支持されたロックレバー5等を備えている。

0018

ケーシング2は合成樹脂材料からなり、ケーシング2の内部に区画形成された燃料貯留部1内に液化ガス封入されている。燃料貯留部1の上部にガス噴射ノズル6が連設されており、このガス噴射ノズル6に駆動レバー7の一端部が係合している。

0019

圧電ユニット3は点火機構を構成するものであり、その上部に昇降可能なスライダー3aを有している。圧電ユニット3の側部にはリード線3bが導出されており、このリード線3bの先端はガス噴射ノズル6と所定の放電ギャップを介して対向している。図示はしていないが、圧電ユニット3には圧電素子ハンマーが内蔵されており、後述する消火蓋4の延出片4bによってスライダー3aが所定量だけ押し下げられると、ハンマーが圧電素子を打撃して高電圧を発生させることにより、リード線3bの先端とガス噴射ノズル6との間に火花放電が生起するようになっている。

0020

消火蓋4は、ケーシング2の上面を覆う操作キャップ4aと、操作キャップ4aから垂下する延出片4bとを有しており、延出片4bの下端側の軸部4cを中心に図1,2の時計回りに回動操作されるようになっている。延出片4bの下端部はスライダー3aの上面に当接しており、スライダー3aを上方へ付勢する圧電ユニット3内の図示せぬ復帰ばねの弾発力により、消火蓋4がケーシング2の上面を塞ぐ方向(図1,2の反時計回り)へ付勢されている。また、延出片4bに駆動レバー7の他端部と係合する弁開閉部4fが形成されており、消火蓋4の回動操作に伴って弁開閉部4fに係合する駆動レバー7がガス噴射ノズル6を持ち上げることにより、燃料貯留部1内部のガス放出弁が開かれてガスを放出するようになっている。

0021

操作キャップ4aは下面を開口した中空構造となっており、この操作キャップ4aの天面における操作方向の下流側(図1,2の右端側)に指掛け部4dが形成されている。操作キャップ4aの天面は指掛け部4dを最も高い位置とする凹状の湾曲面となっており、指掛け部4dから離れた操作方向の上流側(図1,2の左端側)に操作キャップ4aの内外を貫通する貫通孔4eが形成されている。

0022

ロックレバー5は操作キャップ4aの内部に配置されており、このロックレバー5は操作キャップ4aに設けられた支軸8を中心に、後述するロック位置(図5,6)とアンロック位置(図3,4)との間を回動可能となっている。ロックレバー5の一端側には操作部5aが形成されており、この操作部5aは貫通孔4eを挿通して操作キャップ4aの天面から突出している。ロックレバー5の他端側にはロック部5bが形成されており、このロック部5bはケーシング2上端のストッパ部2aと係脱可能となっている。また、操作キャップ4aの内底面とロックレバー5の上面との間に板ばね9が介設されており、ロックレバー5は板ばね9の弾発力を受けてロック位置の方向へ付勢されている。

0023

詳細については後述するが、ロックレバー5がロック位置にあるとき、板ばね9の弾発力により操作部5aは操作キャップ4aの天面から最も高く突出しており、ロック部5bは操作キャップ4aの下面から突出してケーシング2内に入り込んでいる。これに対し、ロックレバー5がアンロック位置にあるとき、操作部5aは使用者の指によって操作キャップ4aの天面とほぼ同一高さまで押し下げられ、ロック部5bは操作キャップ4aの内部に収納されている。なお、支軸8はロックレバー5の中央に対して偏心した位置にあり、図2に示すように、支軸から操作部5aに至る距離をL1、支軸8からロック部5bに至る距離をL2とすると、距離L1は距離L2に比べて十分に短い長さに設定されている。

0024

次に、上記のごとく構成されたガスライターの動作について説明する。

0025

図1図2はガスライターの非使用状態を示しており、この非使用状態においてロックレバー5は板ばね9の弾発力を受けてロック位置に安定的に保持されており、ロック部5bは操作キャップ4aの下面から突出してケーシング2内に入り込んでいる。したがって、ロックレバー5がロック位置にある状態では、消火蓋4が開放方向へ回動操作されたとしても、圧電ユニット3の放電動作が行われる前に、ロック部5bがストッパ部2aに当接してそれ以上の移動が阻止されるため、不用意点火動作を防止することができる。

0026

ガスライターを点火動作する場合は、図3図4に示すように、使用者がケーシング2を握ったまま親指Fの腹を操作キャップ4aの天面に押し当てると、指Fの一端側が指掛け部4dに引っ掛かると共に、指Fの他端側によって操作部5aが押し下げられる。これにより、ロックレバー5が支軸8を中心に図の反時計回りに回転してアンロック位置へ移動し、ロック部5bが操作キャップ4aの内部に収納されるため、その状態のまま指掛け部4dに引っ掛けた指Fを図の矢印A方向へ移動すれば、ロック部5bをストッパ部2aに当接させることなく消火蓋4を開放方向へ回動操作することができる。そして、かかる消火蓋4の回動操作によって、駆動レバー7が燃料貯留部1のガス放出弁を開いてガスを放出させると共に、延出片4bがスライダー3aを押し下げて圧電ユニット3に高電圧を発生させるため、ガス噴射ノズル6から噴出するガスに点火することができる。

0027

本実施形態例の場合、指掛け部4dの最も高い部分から操作部5aの中央部までの長さは12mm〜15mmに設定されており、大人の指Fであれば操作部5aを押し下げたまま指掛け部4dに力を加えることができるため、上記したようにロックレバー5をロック解除したまま消火蓋4を回動操作して点火動作することができる。しかし、指の大きさは大人と子供に大きな違いがあり、特に、CR規制対象である4歳3ヵ月未満の幼児の指は大人に比べてかなり小さいため、幼児の指を操作部5aと指掛け部4dの両方に同時に押し付けることは極めて困難となる。

0028

すなわち、図5図6に示すように、幼児が指F´を指掛け部4dに引っ掛けても、間隙Sの分だけ指幅が狭いため操作部5aを押し下げることはできず、この状態のまま消火蓋4を開放方向(図5,6の矢印A方向)へ移動すると、圧電ユニット3の放電動作が行われる前に、ロック部5bがストッパ部2aに当接してそれ以上の移動が阻止されるため、幼児の悪戯等による点火操作を阻止することができる。

0029

なお、幼児の指F´で操作部5aを押し下げてロックレバー5をアンロック位置に移動させることは可能であるが、この場合、指F´の位置が指掛け部4dから離れた操作方向の上流側(図5,6の左端側)にずれてしまい、消火蓋4に対する指F´の力点支点(軸部4c)に近付いてしまうため、消火蓋4を回動操作するのに必要な荷重極端に大きくなり、力の弱い幼児では消火蓋4を動かすことはできなくなる。

0030

以上説明したように、本実施形態例に係るガスライターでは、ロックレバー5をロック位置からアンロック位置へ移動させるための操作部5aが消火蓋4(操作キャップ4a)の天面における操作方向の上流側に配置されると共に、消火蓋4に使用者の指の力を伝えるための指掛け部4dが消火蓋4の天面における操作方向の下流側に形成されており、これら操作部5aと指掛け部4dの両方に同時に指を押し付けた状態でないと、消火蓋4を回動操作することができないようになっている。

0031

ここで、指の大きさは大人と子供に大きな違いがあり、特に、CR規制対象である4歳3ヵ月未満の幼児の指F´は大人に比べてかなり小さいため、大人の指Fであれば操作部5aを押し下げたまま指掛け部4dを操作可能であるが、幼児の指F´を操作部5aと指掛け部4dの両方に同時に押し付けることは極めて困難となる。したがって、消火蓋4の操作荷重を大きくしなくても幼児による点火操作を阻止することができ、良好な操作性を維持しつつ安全性を高めることができる。

0032

また、本実施形態例に係るガスライターでは、ロックレバー5の一端側に操作部5aが形成されていると共に、ロックレバー5の他端側にケーシング2のストッパ部2aと係脱するロック部5bが形成されており、ロックレバー5の支軸8からロック部5bに至る距離L2に対して支軸8から操作部5aに至る距離L1が十分に短く設定されているため、操作部5aの少ない押し下げ量でロック部5bを大きく移動させることができ、ロックレバー5のロック/アンロック動作を確実に行うことができる。

0033

また、本実施形態例に係るガスライターでは、消火蓋4の天面が指掛け部4dと操作部5aで挟まれた部分を凹状に繋ぐ湾曲面になっているため、使用者の指を操作部5aと指掛け部4dの両方に安定的に押し付けることができる。

0034

なお、上記実施形態例では、ロックレバー5をロック位置に付勢する弾性部材として板ばね9を使用しているが、板ばねの代わりにコイルばねゴム部材等を用いることも可能であり、ロックレバー5に弾性部材を一体成形しても良い。

0035

また、上記実施形態例では、指掛け部4dの最も高い部分から操作部5aの中央部までの長さを12mm〜15mmに設定した場合について説明したが、指掛け部4dと操作部5aの離反距離はこの数値に限定されず、要は、幼児の指F´で操作部5aと指掛け部4dの両方に同時に押し付けることが困難な長さに設定されていれば良い。

0036

1燃料貯留部
2ケーシング
2aストッパ部
3圧電ユニット(点火機構)
3aスライダー
3bリード線
4消火蓋
4a操作キャップ
4b延出片
4c 軸部
4d指掛け部
4e貫通孔
4f弁開閉部
5ロックレバー
5a 操作部
5bロック部
6ガス噴射ノズル
7駆動レバー
8支軸
9板ばね(弾性部材)
A 矢印
F大人の指
F´幼児の指
S 間隙

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