図面 (/)

技術 サイホン排水システム

出願人 株式会社ブリヂストン
発明者 細田幸宏
出願日 2016年8月12日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-158911
公開日 2018年2月15日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-025074
状態 特許登録済
技術分野 流し・廃水用設備
主要キーワード 縮小管 変換継手 ポテンシャルエネルギ 合流継手 水回り器具 排水方向 水廻り器具 水平管
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

少ない流量でもサイホン力を発生することができるサイホン排水ステムを提供する。

解決手段

サイホン排水システム10は、横方向に延在し、水廻り器具16からの排水を流す横引き管31Aと、横引き管31Aの下流側に接続され鉛直方向に延在する第1の鉛直部27A、第1の鉛直部27Aの下流側に設けられ鉛直方向に対して傾斜する第1傾斜部分27B、及び第1傾斜部分27Bの下流側に設けられ鉛直方向に延在する第2の鉛直部27Cを含んで構成されて横引き管31Aからの排水を下方に流す竪管31Bと、を備えており、第1傾斜部分27Bは、竪管31Bの鉛直方向中間部よりも上側に設けられている。

概要

背景

近年、従来の勾配排水システム代わるものとして、所謂サイホン排水ステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。サイホン排水システムは、管内を満水にすることでサイホン力を発生させる竪管を備えている。

概要

少ない流量でもサイホン力を発生することができるサイホン排水システムを提供する。サイホン排水システム10は、横方向に延在し、水廻り器具16からの排水を流す横引き管31Aと、横引き管31Aの下流側に接続され鉛直方向に延在する第1の鉛直部27A、第1の鉛直部27Aの下流側に設けられ鉛直方向に対して傾斜する第1傾斜部分27B、及び第1傾斜部分27Bの下流側に設けられ鉛直方向に延在する第2の鉛直部27Cを含んで構成されて横引き管31Aからの排水を下方に流す竪管31Bと、を備えており、第1傾斜部分27Bは、竪管31Bの鉛直方向中間部よりも上側に設けられている。

目的

本発明は上記事実を考慮し、少ない流量でもサイホン力を発生させることができるサイホン排水システムの提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

横方向に延在し、水廻り器具からの排水を流す横引き管と、前記横引き管の下流側に接続され鉛直方向に延在する第1の鉛直部、前記第1の鉛直部の下流側に設けられ鉛直方向に対して傾斜する傾斜部、及び前記傾斜部の下流側に設けられ鉛直方向に延在する第2の鉛直部を含んで構成されて前記横引き管からの排水を下方に流す竪管と、を備え、前記傾斜部は、前記竪管の鉛直方向中間部よりも上側に設けられている、サイホン排水ステム

請求項2

前記傾斜部は、鉛直方向から見て第1の方向に延びる第1傾斜部分、前記第1傾斜部分の下流側に設けられて鉛直方向から見て第1の方向とは異なる方向に延びる第2傾斜部分を有している、請求項1に記載のサイホン排水システム。

請求項3

前記横引き管の下流側、かつ前記竪管よりも上流側に設けられ、内周壁の底面は前記横引き管の底面部に続いて水平とされ、内周壁の天井面は上流側から下流側に向けて高さが漸減し、流路断面積が下流側に向けて縮小する縮小管部と、前記縮小管部の下流側端部に接続され、前記横引き管よりも小径とされた水平方向に延在する水平管部と、を有する請求項1または請求項2に記載のサイホン排水システム。

技術分野

0001

本発明は、サイホン排水ステムに関する。

背景技術

0002

近年、従来の勾配排水システム代わるものとして、所謂サイホン排水システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。サイホン排水システムは、管内を満水にすることでサイホン力を発生させる竪管を備えている。

先行技術

0003

特開2000—297447号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来、サイホン排水システムの竪管は、1フロア上の落しこみ位置と階下の合流継手部への接続位置とが鉛直の同軸上に配置されていた。
このため、少ない流量(例えば、5L/min程度)で排水をすると、排水が竪管の壁面を沿う形で流れ、サイホン力が働くための管内を満水にすることができなかった。

0005

本発明は上記事実を考慮し、少ない流量でもサイホン力を発生させることができるサイホン排水システムの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

請求項1に記載のサイホン排水システムは、横方向に延在し、水廻り器具からの排水を流す横引き管と、前記横引き管の下流側に接続され鉛直方向に延在する第1の鉛直部、前記第1の鉛直部の下流側に設けられ鉛直方向に対して傾斜する傾斜部、及び前記傾斜部の下流側に設けられ鉛直方向に延在する第2の鉛直部を含んで構成されて前記横引き管からの排水を下方に流す竪管と、を備え、前記傾斜部は、前記竪管の鉛直方向中間部よりも上側に設けられている。

0007

請求項1に記載のサイホン排水システムでは、水廻り器具からの排水が横引き管を介して竪管に流入する。竪管は、鉛直方向に延在する上流側に第1の鉛直部が設けられ、その下流側に鉛直方向に対して傾斜する傾斜部が設けられているため、横引き管からの排水が鉛直部内を鉛直方向に落下して傾斜部に流入する排水の速度が上がり、第1の鉛直部を落下した排水の排水方向が傾斜部において鉛直方向に対して傾斜する方向が変更されて、傾斜部において排水の挙動が大きく変化して、傾斜部内で部分的に満水部分が形成され易くなる(傾斜部の上流側に、第1の鉛直部が無い場合対比で)。

0008

そして、このように排水の満水部分が、第1の鉛直部、及び傾斜部を落下することにより、サイホン力が発生する。さらに、傾斜部内で形成された排水の満水部分が下流側の第2鉛直部に流入すると、排水の満水部分の流下方向が傾斜方向から鉛直方向となり、排水の満水部分は、傾斜部内を流下する場合に比較して流下速度が上昇する。これにより、第1の鉛直部よりも下流側をすべて傾斜させた場合に比較してサイホン力を増大させることができる。

0009

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサイホン排水システムにおいて、前記傾斜部は、鉛直方向から見て第1の方向に延びる第1傾斜部分、前記第1傾斜部分の下流側に設けられて鉛直方向から見て第1の方向とは異なる方向に延びる第2傾斜部分を有している。

0010

請求項2に記載のサイホン排水システムでは、第1の鉛直部から排出された排水が、第1傾斜部分に流入して排水方向が変更され、さらに、第1傾斜部分から排出された排水が第2傾斜部分に流入し、第2傾斜部分で排水方向が変更される。このように、傾斜部においては、排水方向が2回変更されるため、排水方向が1回変更される場合に比較して排水の挙動を大きく変化させることができ、傾斜部内で満水部分がより形成され易くなる。

0011

請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のサイホン排水システムにおいて、前記横引き管の下流側、かつ前記竪管よりも上流側に設けられ、内周壁の底面は前記横引き管の底面部に続いて水平とされ、内周壁の天井面は上流側から下流側に向けて高さが漸減し、流路断面積が下流側に向けて縮小する縮小管部と、前記縮小管部の下流側端部に接続され、前記横引き管よりも小径とされた水平方向に延在する水平管部と、を有する。

0012

請求項3に記載のサイホン排水システムでは、横引き管の下流側に、内周壁の底面が横引き管部の底面部に続いて水平とされ、内周壁の天井面の高さが上流側から下流側に向けて漸減し、流路断面積が下流側に向けて縮小する縮小管部が設けられている。したがって、この縮小管部の下流側の水平管部の流路の天井面が、上流側の横引き管の流路の天井面よりも下方に位置するため、排水の液面を水平管部の流路の天井面に接触させ易くなり、横引き管部からの排水で縮小管部の下流側の流路を満水にし易くなる。

発明の効果

0013

以上説明したように本発明のサイホン排水システムによれば、少ない流量でもサイホン力を発生させることができるという優れた効果を有する。

図面の簡単な説明

0014

(A)は第1の実施形態に係るサイホン排水システムの全体構成を示す側面図であり、(B)は図1(A)に示す竪管部材を矢印B方向に見た右側面図である。
第1傾斜部の軸線に沿った竪断面図である。
(A)は第2の実施形態に係るサイホン排水システムの竪管部材を示す側面図であり、(B)は図3(A)に示す竪管部材を矢印B方向に見た右側面図であり、(C)は竪管部材を上方から見た平面図である。
第3の実施形態に係るサイホン排水システムの径変換継手付近の軸線に沿った断面図である。
第3の実施形態に係るサイホン排水システムの少量排水時の状態を示す径変換継手付近の軸線に沿った断面図である。

実施例

0015

[第1の実施形態]
図1、及び図2にしたがって、本発明に係るサイホン排水システムの第1の実施形態について説明する。図1には、本実施形態に係るサイホン排水システム10の全体構成が概略図にて示されている。本実施形態に係るサイホン排水システム10は、サイホン力を利用して水回り器具からの排水を効率よく排出する排水システムである。

0016

サイホン排水システム10は、複数階で構成された集合住宅に用いられ、図1に示すように、排水を下方へ流す排水立て管12を備えている。この排水立て管12は、集合住宅の上下方向(鉛直方向)に延設され、集合住宅の各階の床スラブ14を貫いている。なお、本発明に係るサイホン排水システムは、集合住宅に好適に用いられるが、集合住宅以外の戸建て住宅工場等にも用いることができる。

0017

集合住宅の各階の各戸には、水回り器具16が設けられており、この水回り器具16には、排水方向下流側に排水トラップ18が接続されている。排水トラップ18の排水方向下流側には、L字状に曲げられた第1L字配管部材20が配置されている。第1L字配管部材20は、排水トラップ18に接続されて鉛直方向に延びる鉛直部20A、床スラブ14の上に水平方向に配置されて水平方向に延びる水平部20B、及び鉛直部20Aと水平部20Bとを繋ぐ湾曲部20Cを含んで構成されている。

0018

第1L字配管部材20の排水方向下流側には、床スラブ14の上に配置されて水平方向、言いかえれば鉛直方向に対して直角方向に延びる横引き管部材21が配置されている。第1L字配管部材20と横引き管部材21とは、継手22を介して接続されている。

0019

横引き管部材21の排水方向下流側には、L字状に曲げられた第2L字配管部材23が配置されている。第2L字配管部材23は、床スラブ14の上に配置されて水平方向に延びる水平部23A、鉛直方向に延びる鉛直部23B、及び水平部23Aと鉛直部23Bとを繋ぐ湾曲部23Cを含んで構成されている。横引き管部材21は、継手25を介して第2L字配管部材23の水平部23Aに接続されている。

0020

第2L字配管部材23の排水方向下流側には、上下方向に延びる竪管部材27が配置されている。竪管部材27は、継手29を介して第2L字配管部材23の鉛直部23Bに接続されている。竪管部材27の排水方向下流側の端部は、排水立て管12の中間部に取付けられた合流継手56に接続されている。

0021

本実施形態において、床スラブ14の上に水平に配置されている配管部分、具体的には第1L字配管部材20の水平部20B、横引き管部材21、第2L字配管部材23の水平部23Aがサイホン排水管31の横引き管31Aとされ、第2L字配管部材23の鉛直部23B、及び竪管部材27がサイホン排水管31の竪管31Bとされている。

0022

図1(A)に示すように、本実施形態の竪管部材27は、上側に鉛直方向に延びる第1の鉛直部27Aが設けられ、第1の鉛直部27Aの下側に鉛直方向に対して図面左側(矢印C方向)に傾斜した第1傾斜部分27Bが設けられ、第1傾斜部分27Bの下側に鉛直方向に延びる第2の鉛直部27Cが設けられている。このため、第1の鉛直部27Aと第2の鉛直部27Cとは水平方向にオフセット(寸法A)している。
なお、図1(A)に示す竪管部材27を矢印B方向に見ると、図1(B)に示すように直線状に見える。

0023

また、竪管31Bの鉛直方向の長さをLとしたときに、第1傾斜部分27Bは、竪管31Bの高さ方向中間部、言い換えれば竪管31Bの下端から高さ1/2Lの位置よりも上側に設けられている。

0024

なお、本実施形態では、第1L字配管部材20の内径、横引き管部材21の内径、第2L字配管部材23の内径、及び竪管部材27の内径が同一内径に設定されている。

0025

(作用、効果)
本実施形態のサイホン排水システム10によれば、水回り器具16から排出された排水は、排水トラップ18、サイホン排水管31、及び合流継手56を経て排水立て管12へ合流する。

0026

ここで、水廻り器具16から大量の排水がサイホン排水管31に流入する場合には、横引き管31Aが排水で満水となり、その後、排水は、満水状態を維持して竪管31Bに流れる。満水となった排水が竪管31B内を重力により落下すると、サイホン水頭Hsのポテンシャルエネルギ−により、サイホン力が発生する。横引き管31Aの内部の排水は、サイホン力によって竪管31Bに向かって吸引されて流下し、効率的に排水が行われる。

0027

一方、水廻り器具16から排出される排水が少なく、竪管31Bに流入する排水の単位時間当たりの流量が少ない場合には、排水は横引き管部54の下側を流れ、上側には空気が残存した空間が形成されるため、横引き管部54が満水とならないことがある。仮に、下流側の竪管31Bの内部に一部分でも満水部分を作らないと、サイホン力は発生しない。

0028

しかしながら、本実施形態のサイホン排水システム10では、竪管31Bの一部に、鉛直方向に対して傾斜した第1傾斜部分27Bを備えているため、少量の排水であっても、図2に示すように、管内の排水Wの挙動により第1傾斜部分27Bの内部にて満水部分Wmを形成することができ、この満水部分Wmの落下により発生するサイホン力によって効率的に排水を行うことができる。

0029

なお、本実施形態の様に第1傾斜部分27Bの上側に第1の鉛直部27Aを設けると、横引き管31Aからの排水Wが第1の鉛直部27A内を鉛直方向に落下するため、第1傾斜部分27Bの上側も傾斜させた場合対比で、第1傾斜部分27Bに流入する排水Wの速度が上がって、第1傾斜部分27B内で排水Wの挙動が大きくなるので、第1傾斜部分27B内で満水部分Wmが形成され易くなる。これにより、本実施形態のサイホン排水システム10は、少量の排水であっても、サイホン力を発生させ易くなっている。

0030

そして、第1傾斜部分27B内で形成された満水部分Wmが下流側の第2の鉛直部27Cに流入すると、満水部分Wmの流下方向が傾斜方向から鉛直方向となり、鉛直方向に流下する満水部分Wmは、第1傾斜部分27B内を流下する場合に比較して流下速度が上昇する。これにより、第1の鉛直部27Aよりも下流側をすべて傾斜させた場合に比較してサイホン力を増大させることができる。

0031

[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るサイホン排水システム10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図3(A)、(B)に示すように、本実施形態のサイホン排水システム10の竪管部材27は、第1の実施形態とは構成が異なっており、第1傾斜部分27Bの下側に、第1傾斜部分27Bとは異なる方向へ傾斜した第2傾斜部分27Dが設けられている。具体的には、図3(A)に示すように、第1傾斜部分27Bは図3(A)の図面左側(矢印C方向)に傾斜し、竪管部材27を矢印B方向から見ると、図3(B)、(C)に示すように、第2傾斜部分27Dは矢印D方向に傾斜している。

0032

本実施形態のサイホン排水システム10では、竪管部材27において、第1の鉛直部27Aから排出された排水が第1傾斜部分27Bに流入して排水方向が変更され、さらに、第1傾斜部分27Bから排出された排水が第2傾斜部分27Dに流入して第2傾斜部分27Dで排水方向が変更される。本実施形態の竪管部材27では、このようにして傾斜部分において排水方向が2回変更されるため、排水方向が1回変更される場合に比較して排水の挙動を大きく変化させることができ、傾斜部分で満水部分がより形成し易くなる。

0033

[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係るサイホン排水システム10を説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態では、横引き管部材21と第2L字配管部材23とが径変換継手28で接続されている。

0034

本実施形態では、横引き管部材21の内径φDが、第2L字配管部材23の内径φdよりも大径とされている。言い換えれば、第2L字配管部材23は、横引き管部材21よりも小径とされている。なお、図示はしないが、竪管部材27の内径は、第2L字配管部材23の内径と同一内径である。

0035

図4に示すように、径変換継手28は、管状の第1接続部材30、及び管状の第2接続部材32を含んで構成されており、水平に配置されている。第1接続部材30には、上流側に、横引き管部材21が挿入される第1挿入孔34が形成されている。なお、第1挿入孔34の内周面には、環状溝36が形成されており、この環状溝36に環状の弾性体からなるシール部材38が嵌め込まれている。

0036

第1接続部材30には、下流側に、後述する第2接続部材32の大径部40が挿入される第2挿入孔42が形成されている。

0037

第1接続部材30の内周面には、第1挿入孔34と第2挿入孔42との間に、第1挿入孔34、及び第2挿入孔42よりも小径とされた円環状のストッパ44が形成されている。このストッパ44に横引き管部材21の端部、及び第2配管部材26の端部が各々突き当てられている。

0038

第2接続部材32は、下流側に小径部46が形成されている。第2接続部材32の大径部40は、第1接続部材30の第2挿入孔42に挿入され固定されている。

0039

第2接続部材32の内部には、上流側から下流側に向けて流路断面積が漸減する流路48が上流側に形成されており、一定径の挿入孔50が下流側に形成されている。挿入孔50の内径は、流路48の下流側端部の内径よりも若干大径に形成されている。本実施形態の流路48は、軸方向直角断面形状円形とされており、上流側から下流側に向けて径が徐々に小となるように形成されている。また、挿入孔50は、軸方向直角断面形状が円形とされている。

0040

ここで、横引き管部材21の内径φD、第1接続部材30のストッパ44の内径、及び第2接続部材32の流路48の上流側の内径は、同一内径とされている。このため、横引き管部材21の内周面と、ストッパ44の内周面と、流路48の上流側の内周面とは、段差無く滑らかに繋がる。

0041

また、第2接続部材32の挿入孔50には、第2L字配管部材23が挿入されて接続されている。第2L字配管部材23の内径は、流路48の下流側の端部の内径と同一内径とされているため、第2L字配管部材23の内周面と、流路48の下流側の内周面とは、段差無く滑らかに繋がる。

0042

さらに、横引き管部材21の内周面の下端、第1接続部材30のストッパ44の内周面の下端、第2接続部材32の流路48の内周面の下端、即ち底面、及び第2配管部材26の第2接続部材32の挿入孔50に挿入されている部分の内周面の下端は、水平方向に一直線状に段差無く繋がっている。

0043

本実施形態では、第2接続部材32のうち上流側から下流側に向けて流路断面積が漸減する流路48の形成されている部分が、本発明の縮小管部に相当しており、第2L字配管部材23の水平部23Aが、本発明の水平管部に相当している。

0044

(作用、効果)
本実施形態のサイホン排水システム10では、横引き管部材21の下流側に、流路断面積が下流側に向けて縮小する径変換継手28が設けられているため、図5に示すように、横引き管部材21の内部の排水Wが少ない場合であっても、径変換継手28の近傍、言い換えれば竪管部材27の第1傾斜部分27Bの上流側で管内を満水へ近づけることができ、下流の第1傾斜部分27Bで満水部分Wmが生じ易くさせることができる。

0045

[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。

0046

上記実施形態では、第1L字配管部材20の水平部20B、横引き管部材21、及び第1L字配管部材20の水平部20Bが水平方向に延びていたが、これらは横方向に延びていればよい。ここで、横方向とは、鉛直方向に対して90°の方向である水平方向に限らず、鉛直方向に対して90°±5°の範囲のことを指す。90°+5°とは、排水方向下流側が上流側よりも上方となるように傾斜していることを意味し、90°−5°とは、下流側が上流側よりも下方となるように傾斜していることを意味する。

0047

また、上記実施形態では、本実施形態の第2L字配管部材23の鉛直部23B、竪管部材27の第1の鉛直部27A、及び第2の鉛直部27Cは、鉛直方向に延びていたが、これら鉛直部23B、第1の鉛直部27A、及び第2の鉛直部27Cは、鉛直方向に対して5°までは傾斜していても良い。

0048

竪管部材27において、第1傾斜部分27Bは、一方向から見て、略全体が一方向に傾斜した直線形状であったが、本発明はこれに限らず、第1傾斜部分27Bは全体が曲線状であってもよく、螺旋状であってもよい。

0049

10…サイホン排水システム、16…水廻り器具、27A…第1の鉛直部、27B…第1傾斜部分(傾斜部)、27C…第2の鉛直部、27D…第2傾斜部分(傾斜部)、31A…横引き管、31B…竪管、32…第2接続部材32のうちで流路の形成されている部分(縮小管部)、23A…水平部(水平管部)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 前澤化成工業株式会社の「 厨房排水処理装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】厨房排水に含まれている厨芥や油脂分を、異臭を拡散させずに処理することができ、かつ小型化が容易な構成の厨房排水処理装置を提供する。【解決手段】シンク部と、シンク部の下方に配置されているグリースト... 詳細

  • 株式会社LIXILの「 排水装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】ヘアキャッチャを有する排水装置において使い勝手をよくすることが可能な排水装置を提供する。【解決手段】ヘアキャッチャ20を有する排水装置Mであって、前記ヘアキャッチャ20の状態は、前記ヘアキャッ... 詳細

  • 積水化学工業株式会社の「 配管構造及び配管構造の施工方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】脚部継手の横管部による排水勾配を安定して確保できる配管構造を提供する。【解決手段】配管構造11は、立管37が接続される立管部13と、横管40が接続される横管部14と、立管部13と横管部14とを... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ