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技術 置敷き畳用枠部材

出願人 大建工業株式会社
発明者 西部俊
出願日 2016年8月9日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-156385
公開日 2018年2月15日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2018-025009
状態 特許登録済
技術分野 床の仕上げ
主要キーワード 取付用凹所 ネジ固定用 枠構成材 係止辺 コーナー側 摘み部分 ロック解除片 薄板状部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月15日)のものです。
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図面 (11)

課題

薄型の置敷き畳にも対応が可能で、しかも、組み立てや解体を簡単に行うことができる置敷き用枠部材を提供する。

解決手段

雄側連結部材取付用凹所20に取り付けられた薄肉取付部16aおよび取付部16aから内周辺14bの外方に向けて突出する薄板状の係止片16bを有し、係止片16bの先端に段状凹部26が形成されている雄側連結部材16と、雌側連結部材取付用凹所22に取り付けられ、連結側短辺14d側に開口する挿入溝28が形成され、その上面には、雄側連結部材16の係止片16bが挿入溝28に挿入されたときに段状凹部26に嵌り込んで係合する弾性係合片32が形成されており、その底面には、段状凹部26と弾性係合片32との係合状態解除するロック解除片30が形成されている雌側連結部材18とを備えることを特徴とする。

概要

背景

洋室でも和室と同様のくつろぎを求めたいとの要望応えるべく、「置敷き畳」と呼ばれる、半畳ほどの大きさの畳縁のない畳をフローリングの上に複数枚敷いて和室のような空間を作り出すことが広く行われている。

置敷き畳は、その底面に滑り止めが設けられているとはいえ、単にフローリングの上に敷かれているだけであるため、置敷き畳の上を移動していると、歩行時の振動や衝撃によって置敷き畳間の位置ずれが生じることがある。

そこで、このような置敷き畳間の位置ずれを防止するために、「置敷き畳用枠部材」と呼ばれる枠部材を用いて置敷き畳を囲繞することが一般に行われている。

ここで、置敷き畳用枠部材の構成について簡単に説明しておくと、置敷き畳用枠部材は、木や合成樹脂などからなる長尺で棒状の枠構成材複数本用意し、枠構成材の側面同士を連結して枠状に組み上げたものである。

枠構成材同士の連結手段としては、たとえば捻り錠を用いたもの(例えば、特許文献1参照)が知られている。

概要

薄型の置敷き畳にも対応が可能で、しかも、組み立てや解体を簡単に行うことができる置敷き用枠部材を提供する。雄側連結部材取付用凹所20に取り付けられた薄肉取付部16aおよび取付部16aから内周辺14bの外方に向けて突出する薄板状の係止片16bを有し、係止片16bの先端に段状凹部26が形成されている雄側連結部材16と、雌側連結部材取付用凹所22に取り付けられ、連結側短辺14d側に開口する挿入溝28が形成され、その上面には、雄側連結部材16の係止片16bが挿入溝28に挿入されたときに段状凹部26に嵌り込んで係合する弾性係合片32が形成されており、その底面には、段状凹部26と弾性係合片32との係合状態解除するロック解除片30が形成されている雌側連結部材18とを備えることを特徴とする。

目的

本発明はかかる問題を解消すべくなされたものであり、その目的は、薄型の置敷き畳にも対応が可能で、しかも、組み立てや解体を簡単に行うことができる置敷き用枠部材を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

4本の枠構成材同士を接合することにより矩形枠状に形成され、床面に敷かれた複数枚の置敷き畳の周囲を囲繞する置敷き畳用枠部材であって、前記各枠構成材12は、その上面が、前記置敷き畳と隣接する内周辺側から、対向する外周辺に向かうにしたがって下り傾斜するようなテーパ状に形成されており、底面には、その長手方向一方端部において、前記内周辺側に開口する雄側連結部材取付用凹所が形成されており、その長手方向他方端部において前記内周辺と直交する連結側短辺側に開口する雌側連結部材取付用凹所が形成されている長尺の枠構成材本体と、前記雄側連結部材取付用凹所に取り付けられた薄肉取付部および前記取付部から前記内周辺の外方に向けて突出する薄板状の係止片を有し、前記係止片の先端に段状凹部が形成されている雄側連結部材と、前記雌側連結部材取付用凹所に取り付けられ、前記連結側短辺側に開口する挿入溝が形成され、その上面には、前記雄側連結部材の係止片が前記挿入溝に挿入されたときに前記段状凹部に嵌り込んで係合する弾性係合片が形成されており、その底面には、前記段状凹部と前記弾性係合片との係合状態解除するロック解除片が形成されている雌側連結部材とを備え、一方の枠構成材の前記雄側連結部材の前記係止片を、他方の枠構成材の前記雌側連結部材の前記挿入溝に挿入することによって前記枠構成材同士が互いに連結されていることを特徴とする置敷き畳用枠材

請求項2

前記枠構成材同士を連結する延長用枠構成材をさらに有しており、前記各延長用枠構成材は、その上面が、前記置敷き畳と隣接する内周辺側から、対向する外周辺に向かうにしたがって下り傾斜するようなテーパ状に形成されており、底面には、その長手方向一方端部において、一方の短辺側に開口する雄側連結部材取付用凹所が形成されており、その長手方向他方端部において、他方の短辺側に開口する雌側連結部材取付用凹所が形成されている長尺の枠構成材本体と、前記係止片が前記一方の短辺の外方に向けて突出するように前記雄側連結部材取付用凹所に取り付けられている前記雄側連結部材と、前記挿入溝が前記他方の短辺側に開口するように前記雌側連結部材取付用凹所に取り付けられている前記雌側連結部材とを備え、一方の枠構成材の前記雄側連結部材の前記係止片を、前記延長用枠構成材の前記雌側連結部材の前記挿入溝に挿入するとともに、前記延長用枠構成材の前記雄側連結部材の前記係止片を、前記他方の枠構成材の前記雌側連結部材の前記挿入溝に挿入することによって前記枠構成材と前記延長用枠構成材とが互いに連結されていることを特徴とする請求項1に記載の置敷き畳用枠部材。

技術分野

0001

本発明は、組立・分解を簡単に行うことができる薄型の置敷き畳用枠部材に関する。

背景技術

0002

洋室でも和室と同様のくつろぎを求めたいとの要望応えるべく、「置敷き畳」と呼ばれる、半畳ほどの大きさの畳縁のない畳をフローリングの上に複数枚敷いて和室のような空間を作り出すことが広く行われている。

0003

置敷き畳は、その底面に滑り止めが設けられているとはいえ、単にフローリングの上に敷かれているだけであるため、置敷き畳の上を移動していると、歩行時の振動や衝撃によって置敷き畳間の位置ずれが生じることがある。

0004

そこで、このような置敷き畳間の位置ずれを防止するために、「置敷き畳用枠部材」と呼ばれる枠部材を用いて置敷き畳を囲繞することが一般に行われている。

0005

ここで、置敷き畳用枠部材の構成について簡単に説明しておくと、置敷き畳用枠部材は、木や合成樹脂などからなる長尺で棒状の枠構成材複数本用意し、枠構成材の側面同士を連結して枠状に組み上げたものである。

0006

枠構成材同士の連結手段としては、たとえば捻り錠を用いたもの(例えば、特許文献1参照)が知られている。

先行技術

0007

登録実用新案第3039471号公報(図4

発明が解決しようとする課題

0008

枠構成材同士の連結手段として捻り錠を用いた場合は、組立時(解体時)に捻り錠をネジ孔に対して螺進(螺退)させる必要があり、その連結作業に手間がかかるという問題があった。

0009

また、置敷き畳はフローリングの上に直接敷いて使用されるものであるため、利用者がその角で蹴躓くことがないよう、その層厚が3〜7mmと薄く設定された薄型のものが好まれるが、このような低い段差でも足腰の弱い人にとっては躓きの原因となる。

0010

そこで、バリアフリー化の観点から、置敷き畳用枠部材(より詳しくは、枠構成材)の上面に置敷き畳と隣接する内周辺側から対向する外周辺に向かって下り傾斜するテーパ加工を施して段差を解消することが行われている。

0011

しかし、連結手段としての捻り錠は、その摘み部分に、指で摘まむことが出来る程度の幅(最低でも10mm程度)を必要とするため、薄型の置敷き畳用の置敷き畳用枠部材(枠構成材)に対しては物理的に適用することができないという問題がある。

0012

本発明はかかる問題を解消すべくなされたものであり、その目的は、薄型の置敷き畳にも対応が可能で、しかも、組み立てや解体を簡単に行うことができる置敷き用枠部材を提供することにある。

課題を解決するための手段

0013

請求項1に記載した発明は、「4本の枠構成材12(12a〜12d)同士を接合することにより矩形枠状に形成され、床面に敷かれた複数枚の置敷き畳Aの周囲を囲繞する置敷き畳用枠部材10であって、
各枠構成材12は、
その上面14aが、置敷き畳Aと隣接する内周辺14b側から、対向する外周辺14cに向かうにしたがって下り傾斜するようなテーパ状に形成されており、
底面には、その長手方向一方端部において、前記内周辺14b側に開口する雄側連結部材取付用凹所20が形成されており、その長手方向他方端部において前記内周辺14bと直交する連結側短辺14d側に開口する雌側連結部材取付用凹所22が形成されている長尺の枠構成材本体14と、
雄側連結部材取付用凹所20に取り付けられた薄肉取付部16aおよび取付部16aから内周辺14bの外方に向けて突出する薄板状の係止片16bを有し、係止片16bの先端に段状凹部26が形成されている雄側連結部材16と、
雌側連結部材取付用凹所22に取り付けられ、連結側短辺14d側に開口する挿入溝28が形成され、その上面には、雄側連結部材16の係止片16bが挿入溝28に挿入されたときに段状凹部26に嵌り込んで係合する弾性係合片32が形成されており、その底面には、段状凹部26と弾性係合片32との係合状態解除するロック解除片30が形成されている雌側連結部材18とを備え、
一方の枠構成材12aの雄側連結部材16の係止片16bを、他方の枠構成材12bの雌側連結部材18の挿入溝28に挿入することによって枠構成材12同士が互いに連結されている」ことを特徴とする置敷き畳用枠部材10Aである。

0014

請求項2に記載した発明は、「枠構成材12同士を連結する延長用枠構成材42をさらに有しており、
各延長用枠構成材42は、
その上面44aが、置敷き畳Aと隣接する内周辺44b側から、対向する外周辺44cに向かうにしたがって下り傾斜するようなテーパ状に形成されており、
底面には、その長手方向一方端部において、一方の短辺42d側に開口する雄側連結部材取付用凹所46が形成されており、その長手方向他方端部において、他方の短辺42e側に開口する雌側連結部材取付用凹所48が形成されている長尺の枠構成材本体44と、
係止片16b’が一方の短辺42dの外方に向けて突出するように雄側連結部材取付用凹所46に取り付けられている雄側連結部材16’と、
挿入溝28’が他方の短辺42e側に開口するように雌側連結部材取付用凹所48に取り付けられている雌側連結部材18’とを備え、
一方の枠構成材12aの雄側連結部材16の係止片16bを、延長用枠構成材42の雌側連結部材18’の挿入溝28’に挿入するとともに、
延長用枠構成材42の雄側連結部材16’の係止片16b’を、他方の枠構成材12bの雌側連結部材18の挿入溝28に挿入することによって枠構成材12と延長用枠構成材42とが互いに連結されている」ことを特徴とする置敷き畳用枠部材40である。

発明の効果

0015

請求項1に記載の発明によれば、枠構成材12同士を連結する際には、一方の枠構成材12aにおける雄側連結部材16の係合突部32aを、他方の枠構成材12bにおける雌側連結部材18の挿入溝28に挿入するという簡単な操作で枠構成材12同士の連結を行うことができる。一方、連結されていた枠構成材12同士を分解する際は、他方の枠構成材12bにおける雌側連結部材18のロック解除片30を押し上げて段状凹部26と係合突部32aとの係合状態を解除する。そして、他方の枠構成材12bの雌側連結部材18の挿入溝28から一方の枠構成材12aの雄側連結部材16の係止片16bを引き抜けば、連結されていた2本の枠構成材12a,12bを簡単に分解できる。このように、本実施例の置敷き畳用枠部材10によれば、これを構成している枠構成材12同士の連結ならびに分解作業を非常に簡単に行うことができる。

0016

また、連結手段を構成している雄側連結部材16と雌側連結部材18は、それぞれ数ミリほどの薄肉状のものとして構成されており、その取り付けに際して従来の捻り錠のような厚みを必要とはしないため、薄型の置敷き畳A用の置敷き畳用枠部材10を提供することが可能となる。

0017

請求項2に記載の置敷き畳用枠部材40によれば、延長用枠構成材42を併用することにより、置敷き畳Aを長方形状に敷設した場合にも対応することができるようになる。

図面の簡単な説明

0018

この発明の一実施例の置敷き畳用枠部材を示す平面図である。
図1におけるX−X’断面図である。
枠構成材を示す底面図である。
置敷き畳用枠部材を組み立てる様子を示す図である。
枠構成材同士を連結する様子を示す図である。
連結部材を示す図である。
図6におけるY−Y’断面図である。
図6におけるZ−Z’断面図である。
延長用枠構成材を用いた実施例を示す図である。
延長用枠構成材を示す底面図である。

実施例

0019

以下、本発明を図面に従って説明する。図1は、本発明にかかる第1実施例の置敷き畳用枠部材10を示す平面図である。

0020

この図が示すように、置敷き畳用枠部材10は、床面に敷かれた複数枚(本実施例では4枚)の置敷き畳Aを囲繞して置敷き畳A間の位置ずれを防止するためのもので、4本の枠構成材12(12a,12b,12c,12d)を互いに連結することにより矩形枠状のものとして構成されている。

0021

各枠構成材12(12a,12b,12c,12d)は、枠構成材本体14、雄側連結部材16および雌側連結部材18により大略構成されている。

0022

枠構成材本体14は、中密度繊維板MDF)により形成された長尺の棒状部材で、その上面14aは、置敷き畳Aと隣接する側の長辺である内周辺14b側から、対向する外周辺14cに向かうにしたがって下り傾斜するようなテーパ状に形成されている(図2参照)。

0023

なお、枠構成材本体14の材質としては、上述したMDFの他、無垢材集成材樹脂材などが用いられ得る。また、各枠構成材本体14の長さは、本実施例では、これらを連結して矩形枠状の置敷き畳用枠部材10を構成したときに、縦横2枚ずつ正方形状に敷かれた4枚の置敷き畳Aの周囲を囲繞できる長さに設定されているが、これに限定されるわけではなく、例えば、縦横3枚ずつ正方形状に敷かれた6枚の置敷き畳Aの周囲を囲繞できるような長さに設定するなど敷設する置敷き畳Aの枚数に応じて適宜設定すればよい。

0024

枠構成材本体14の底面には、その長手方向一方端部(コーナー側端部)において内周辺14b側に開口する雄側連結部材取付用凹所20が形成されており、長手方向他方端部(連結側端部)において内周辺14bと直交する連結側短辺14d側に開口する雌側連結部材取付用凹所22が形成されている(図3参照)。

0025

そして、この雄側連結部材取付用凹所20には、後述する雄側連結部材16が取り付けられており、雌側連結部材取付用凹所22には、後述する雌側連結部材18が取り付けられている。

0026

雄側連結部材16は、取付部16aと係止片16bとを有する。

0027

取付部16aは、金属などの剛性材料からなる薄肉の板状部分であり、その厚みxは枠構成材14の外周辺14c側の厚みaと同じかやや大きく設定されている(したがって、取付部16aが取り付けられる雄側連結部材取付用凹所20の深さは、取付部16aの厚みxと大略等しくあるいはこれよりもやや深く掘り込まれることになる)。

0028

取付部16aには、ネジ固定用長孔24が2本所定間隔を隔てて形成されており、この長孔24に2本のネジNをじ込むことにより、雄側連結部材16が枠構成材本体14にネジ固定されている。そして、取付部16aからは係止片16bが延設されている。

0029

係止片16bは、取付部16aと一体的に形成され、その先端が二股に分かれてU字状に形成されている薄肉の板状部分で、このU字状の係止片16bが内周辺14bから外方に突出するように設けられている。係止片16bのU字状部分の先端には、段状凹部26がそれぞれ形成されている。

0030

雌側連結部材18は、合成樹脂などからなる薄板状部材で、その厚みyは、枠構成材14の外周辺14c側の厚みaと同じかやや大きく設定されている(したがって、雌側連結部材18が取り付けられる雌側連結部材取付用凹所22の深さは、雌側連結部材18の厚みyと大略等しくあるいはこれよりもやや深く掘り込まれることになる)。

0031

雌側連結部材18における連結側短辺14d側の端面には、挿入溝28が形成されており、この挿入溝28に上述した雄側連結部材16の係止片16bが挿入される。したがって、係止辺16bは、雌側連結部材18の厚みyよりも薄肉にて、挿入溝28に挿入可能な厚み(大略等しいかあるいはやや薄く)に設定されることとなる。

0032

雌側連結部材18の下面(枠構成材12の底面となる側の面)には、挿入溝28と連通するU字状の下側スリット18aが形成されており、このU字状の下側スリット18aによって囲まれた部分がロック解除片30である。ロック解除片30は、これを押し上げたときに、後述する弾性係合片32と当接する位置に形成されている。

0033

雌側連結部材18の上面には、挿入溝28と連通する大小2つのU字状の上側スリット18b,18c(大径上側スリット18b,小径上側スリット18cが形成されており、この大小2つの上側スリット18b,18cで囲まれたU字状部分が弾性係合片32である。

0034

弾性係合片32は、挿入溝28に挿入された雄側連結部材16が挿入溝28から脱け落ちるのを防止するためのもので、その内側面(挿入溝28と面する側の面)に雄側連結部材16の係止片16bの段状凹部26にはまり込んで係合する係合突部32aが形成されている。

0035

なお、雄側連結部材16と雌側連結部材18とが、枠構成材12同士を連結するための「連結手段」として機能することとなり、このような連結手段として、本実施例では、YKK株式会社製の薄型バックル商品名:ZB25T、実公平7−85)が使用されている。

0036

以上のように構成されている枠構成材12を用いて置敷き畳用枠部材10を形成する際には、まず、床面に敷かれた置敷き畳A(本実施例では4枚の置敷き畳Aが縦2列、横2列にて正方形状に配列されている)の周囲に4本の枠構成材12(12a〜12d)を配置する(図4参照)。

0037

そして、一の枠構成材12aの雄側連結部材16の係止片16bを、隣接する枠構成材12bの雌側連結部材18の挿入溝28に挿入する(図5参照)。係止片16bを挿入溝28の奥まで挿入すると、弾性係合片32の係合突部32aが段状凹部26に嵌り込み、これにより、雄側連結部材16の引き抜き方向(挿入溝28から離脱するする方向)への移動が規制される(図6図8参照)。

0038

この作業を、他の枠構成材12(12b〜12d)についても同様に行うことにより、矩形枠状の置敷き畳用枠部材10が完成し、置敷き畳Aの周囲が置敷き畳用枠部材10によって囲繞されることになる。

0039

雄側連結部材16と雌側連結部材18とが連結された状態では、上述したように、係合突部32aが段状凹部26にはまり込んで雄側連結部材16の引き抜き方向への移動が規制され、これにより抜け止め効果を得ることができる。

0040

一方、置敷き畳用枠部材10を分解する必要に迫られた際は、置敷き畳用枠部材10を持ち上げ、指で雌側連結部材18のロック解除片30を押し上げる。すると、ロック解除片30が弾性係合片32を上方へ押し上げ(図8)、それまで段状凹部26に嵌りこんでいた係合突部32aが段状凹部26から離脱する。これにより、係合突部32aと段状凹部26との係合状態が解除されて、雄側連結部材16を雌側連結部材18から引き抜くことができる。そして、上記の操作を全ての連結部において行うことにより置敷き畳用枠部材10を簡単に分解することができる。

0041

以上述べてきたように、本実施例の置敷き畳用枠部材10によれば、枠構成材12同士を連結する際には、一方の枠構成材12aにおける雄側連結部材16の係合突部32aを、他方の枠構成材12bにおける雌側連結部材18の挿入溝28に挿入するという簡単な操作で枠構成材12同士の連結を行うことができる。

0042

一方、連結されていた枠構成材12同士を分解する際は、他方の枠構成材12bにおける雌側連結部材18のロック解除片30を押し上げて段状凹部26と係合突部32aとの係合状態を解除する。そして、他方の枠構成材12bの雌側連結部材18の挿入溝28から一方の枠構成材12aの雄側連結部材16の係止片16bを引き抜けば、連結されていた2本の枠構成材12a,12bを簡単に分解できる。

0043

このように、本実施例の置敷き畳用枠部材10によれば、これを構成している枠構成材12同士の連結ならびに分解作業を非常に簡単に行うことができる。

0044

また、連結手段を構成している雄側連結部材16と雌側連結部材18は、それぞれ数ミリほどの薄肉状のものとして構成されており、その取り付けに際して従来の捻り錠のような厚みを必要とはしないため、薄型の置敷き畳A用の置敷き畳用枠部材10を提供することが可能となる。

0045

なお、上述の実施例では、枠構成材12だけで置敷き畳用枠部材10を組み立てるようにしたが、置敷き畳Aの敷設枚数によっては枠構成材12だけでは長さが不足して対応することができない場合がある。そこで、このような場合には、例えば図9に示す第2実施例の置敷き畳用枠部材40のように、枠構成材12に加えて延長用枠構成材42を併用することで対応することができる。

0046

第2実施例の置敷き畳用枠部材40は、4本の枠構成材12と、複数本(本実施例では2本)の延長用枠構成材42を互いに連結することにより長方形枠状体として構成されている。

0047

各延長用枠構成材42は、枠構成材本体44、雄側連結部材16’および雌側連結部材18’により大略構成されている。なお、雄側連結部材16’と雌側連結部材18’は、それぞれ上述実施例の雄側連結部材16と雌側連結部材18と同一のものであるが、枠構成材12において使用されているものと区別をするために参照番号にダッシュ(’)を付したものである。

0048

延長用枠構成材本体44は、長尺の棒状部材で、その上面44aには、置敷き畳Aと隣接する側の内周辺44b側から、対向する外周辺44cに向かうにしたがって下り傾斜するテーパ面が、枠構成材本体14の上面14aに合わせて形成されている。

0049

延長用枠構成材本体44の材質としては、枠構成材本体14と同素材のものが選択され、本実施例では枠構成材本体14に合わせて中密度繊維板(MDF)が選択されている。

0050

延長用枠構成材本体44の長さは、本実施例では、各置敷き畳Aの一辺と同じ長さに設定されているが、たとえば置敷き畳Aを2枚並べたときの長さにするなど、置敷き畳Aの一辺の整数倍に設定してもよく、その長さを適宜設定することが可能である。

0051

延長用枠構成材42の底面には、その長手方向一方端部において一方の短辺42d側に開口する雄側連結部材取付用凹所46が形成されており、その長手方向他方端部において他方の短辺42e側に開口する雌側連結部材取付用凹所48が形成されている。

0052

そして、この雄側連結部材取付用凹所46に上述した雄側連結部材16’が取り付けられ、雌側連結部材取付用凹所48に雌側連結部材18’が取り付けられている。

0053

なお、雄側連結部材取付用凹所46への雄側連結部材16’の取り付けは、取付部16a’の長孔24’にネジNを捻じ込むことによって行われており、この取付部16a’からは、係止片16b’が一方の短辺42d’から外方に突出するように設けられている。また、雌側連結部材18’は、挿入溝28’が他方の短辺42e側に開口するように雌側連結部材取付用凹所48に取り付けられている。

0054

本実施例の置敷き畳用枠部材40においては、一方の枠構成材12aの雄側連結部材16の係止片16bを、一の延長用枠構成材42の雌側連結部材18’の挿入溝28’に挿入する。これにより、一方の枠構成材12aと延長用枠構成材42とが互いに連結される。

0055

また、当該延長用枠構成材42の雄側連結部材16’の係止片16b’を、他方の枠構成材12bの雌側連結部材18の挿入溝28に挿入する。これにより、延長用枠構成材42と他方の枠構成材12bとが互いに連結される。

0056

このように、本実施例では、枠構成材12に加えて延長用枠構成材42を併用して枠構成材12と延長用枠構成材42とを連結することにより、置敷き畳Aを長方形状に敷設した場合にも対応することが可能となる。

0057

10,40:置敷き畳用枠部材、12:枠構成材、14:枠構成材本体、14a:上面、14b:内周辺、14c:外周辺、14d:連結側短辺、16,16’:雄側連結部材、16a,16a’:取付部、16b,16b’:係止片、18,18’:雌側連結部材、18a:下側スリット、18b:大径上側スリット、18c:小径上側スリット、20:雄側連結部材取付用凹所、22:雌側連結部材取付用凹所、24:長孔、26:段状凹部、28:挿入溝、30:ロック解除片、32:弾性係合片、32a:係合突部、42:延長用枠構成材、44:延長用枠構成材本体、44a:上面、44b:内周辺、44c:外周辺、44d:一方の短辺、44e:他方の短辺、46:雄側連結部材取付用凹所、48:雌側連結部材取付用凹所、A:置敷き畳、N:ネジ、a:枠構成材の外周辺側の厚み、x:雄側連結部材の取付部の厚み、y:雌側連結部材の厚み

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