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課題

生体内活性酸素の産生及び貯蔵鉄の過剰蓄積を抑制する 。

解決手段

シジミ抽出物を有効成分として含む、活性酸素産生抑制用食品組成物、或いは、フェリチン低下用食品組成物。

概要

背景

シジミは古くから味噌汁佃煮として食されてきた一般的な和食材であると同時に、「肝臓に良い」や「黄疸に効く」などの理由から民間療法として利用されてきた。更に、近年の健康志向の高まりからシジミ抽出物食品栄養補助食品、健康補助食品サプリメントとして流通している。

特許文献1は、ジュンサイ及びジュンサイに含まれる成分が、TNF−αによる活性酸素の産生を抑制することを開示する。

特許文献2は、エルゴステロール活性酸素産生抑制作用を開示する。

血清フェリチン値貯蔵鉄量相関する。鉄は生体にとって有害物質であり、過剰な鉄は発がん肝炎の悪化、感染症への抵抗力の低下に関連する。血清フェリチン濃度が高すぎると死亡リスクが増大することが知られている。ヒトの血清フェリチン量は、男性では年齢とともに増加し、女性では閉経後に大きく増加する。

血清フェリチン値が高くなるにつれて、鉄による毒性の発現が増加する。

しじみには、鉄分が多く含まれているので、一般的に鉄過剰の方は避けたほうが良いと考えられてきた。

概要

生体内の活性酸素の産生及び貯蔵鉄の過剰蓄積を抑制する 。シジミ抽出物を有効成分として含む、活性酸素産生抑制用食品組成物、或いは、フェリチン低下用食品組成物。なし

目的

本発明は、生体内におけるヒドロキシラジカルなどの活性酸素の産生を抑制することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シジミ抽出物を有効成分として含む、活性酸素産生抑制用食品組成物

請求項2

活性酸素ヒドロキシラジカルである、請求項1に記載の食品組成物。

請求項3

シジミ抽出物を有効成分として含む、フェリチン低下用食品組成物。

請求項4

タブレットソフトカプセルハードカプセル顆粒散剤及び液剤からなる群から選ばれるいずれかの製剤形態である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の食品組成物。

請求項5

サプリメントである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の食品組成物。

技術分野

0001

本発明は、活性酸素産生の抑制もしくはフェリチンを低下させるための食品組成物に関するものである。

背景技術

0002

シジミは古くから味噌汁佃煮として食されてきた一般的な和食材であると同時に、「肝臓に良い」や「黄疸に効く」などの理由から民間療法として利用されてきた。更に、近年の健康志向の高まりからシジミ抽出物食品栄養補助食品、健康補助食品サプリメントとして流通している。

0003

特許文献1は、ジュンサイ及びジュンサイに含まれる成分が、TNF−αによる活性酸素の産生を抑制することを開示する。

0004

特許文献2は、エルゴステロール活性酸素産生抑制作用を開示する。

0005

血清フェリチン値貯蔵鉄量相関する。鉄は生体にとって有害物質であり、過剰な鉄は発がん肝炎の悪化、感染症への抵抗力の低下に関連する。血清フェリチン濃度が高すぎると死亡リスクが増大することが知られている。ヒトの血清フェリチン量は、男性では年齢とともに増加し、女性では閉経後に大きく増加する。

0006

血清フェリチン値が高くなるにつれて、鉄による毒性の発現が増加する。

0007

しじみには、鉄分が多く含まれているので、一般的に鉄過剰の方は避けたほうが良いと考えられてきた。

先行技術

0008

特開2014-070057
特開2011-148790

発明が解決しようとする課題

0009

本発明は、生体内におけるヒドロキシラジカルなどの活性酸素の産生を抑制することを目的とする。

0010

また、本発明は、血清フェリチン値を低下させて鉄に起因する毒性を低下させることを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

本発明は、以下の食品組成物を提供するものである。
項1.シジミ抽出物を有効成分として含む、活性酸素産生抑制用食品組成物。
項2.活性酸素がヒドロキシラジカルである、項1に記載の食品組成物。
項3. シジミ抽出物を有効成分として含む、フェリチン低下用食品組成物。
項4.タブレットソフトカプセルハードカプセル顆粒散剤及び液剤からなる群から選ばれるいずれかの製剤形態である、項1〜3のいずれか1項に記載の食品組成物。
項5.サプリメントである 、項1〜4のいずれか1項に記載の食品組成物。

発明の効果

0012

臨床的貯蔵鉄の指標として用いられている血清フェリチン値が高く体内が鉄過剰状態の場合、自由鉄、トランスフェリン非結合鉄、不安定性血清鉄(LPI)等の含量が高くなるため、ヒドロキシラジカル等の活性酸素の産生が促進される。本発明の食品組成物は、鉄過剰状態を改善し、鉄イオンにより触媒される過酸化水素からヒドロキシラジカル等の活性酸素の産生を抑制することができる。

0013

ヒドロキシラジカルは非常に細胞傷害性が高いため、本発明の食品組成物によりヒドロキシラジカルの産生を抑制することで、老化を抑制し、心身を健康に保つことができる。

0014

ト体内の鉄は、男性では年齢とともに増加し、女性では閉経後に急激に増加し、中高年では血清フェリチン値は100ng/mLを超え、鉄過剰の状態になるが、本発明の食品組成物は血清フェリチン値を低下させ、鉄過剰による毒性発現を緩和することができる。

0015

シジミは 、鉄分が多いことが知られており、鉄過剰の方には向かないと考えられてきたが、シジミ抽出物を含む本発明の食品組成物は血中フェリチン濃度を低下させ、鉄過剰状態を軽減できるという予想外の効果を有する。

0016

本発明に使用されるシジミとしては、二枚貝であり、ヤマトシジミ(Corbicula japonica)、セタシジミ(Corbicula Sandai)、マシジミ(Corbicula leana)やタイワンシジミ(Corbicula fluminea)などが挙げられ、これらのいずれを使用してもよいが、好ましくはタイワンシジミが挙げられる。シジミエキスは、シジミを溶媒抽出することにより調製してもよく、シジミを酵素加水分解処理して調製してもよい。

0017

シジミエキスの調製に用いられるシジミは、冷凍であっても生であっても乾燥品であってもよく、加熱処理したものでもよい。シジミエキスの調製に用いられるのはシジミの可食部である。

0018

抽出溶媒は、水、エタノールイソプロパノールアセトン酢酸テトラヒドロフランジオキサンなどの水混和性有機溶媒クロロホルム塩化メチレンなどの塩素化炭化水素酢酸エチルなどのエステルトルエンなどの芳香族炭化水素などが挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。好ましい抽出溶媒は、水又は含水溶媒(例えば水とエタノールの混合溶媒)であり、さらに好ましくは水である。シジミの酵素加水分解に使用する酵素としては、スブチリシンパパイントリプシンキモトリプシンサブチリシンペプシンサーモリシンカテプシン、サーモリシン、プロナーゼカスパーゼカルパインフューリンブロメラインプロテイナーゼK、カルボキシペプチダーゼなどのプロテアーゼが挙げられ、プロテアーゼの由来は特に制限されず、微生物動物、植物等いずれの由来のものを用いてもよい。また、プロテアーゼとしては、公知のプロテアーゼのホモログ改変体を利用してもよい。

0019

プロテアーゼとしては、市販品を用いてもよく、適宜製造して取得したものを用いてもよい。市販品としては、酵素製剤が挙げられる。市販の酵素製剤として、具体的には、例えば、Protamex(ノボザイム製)が挙げられるが、これに限定されない。

0020

抽出溶媒は、水、エタノール、イソプロパノール、アセトン、酢酸、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの水混和性有機溶媒、クロロホルム、塩化メチレンなどの塩素化炭化水素、酢酸エチルなどのエステル、トルエンなどの芳香族炭化水素などが挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。好ましい抽出溶媒は、水又は含水溶媒であり、さらに好ましくは水である。

0021

抽出温度は室温から溶媒沸点までの温度が挙げられ、例えば水を抽出溶媒として使用する場合には40〜100℃、好ましくは60〜95℃程度の温度が挙げられる。抽出時間は1〜24時間程度が挙げられる。抽出後はろ過により不溶物を除去し、抽出液濃縮することにより、シジミ抽出物を得ることができる。

0022

抽出に使用する溶媒量は、可食部重量に対して1〜10倍量程度、好ましくは1.5〜3倍量程度である。

0023

本発明の食品組成物は、貯蔵鉄の指標であるフェリチンを低下させ、ひいては、鉄によって産生されるヒドロキシラジカル等の活性酸素の産生を抑制することができる。

0024

本発明の食品組成物は、活性酸素産生抑制用の製剤の形態が好ましい。製剤としては、具体的には錠剤カプセル剤(ハードカプセル、ソフトカプセル)、丸剤チュアブル錠口腔内崩壊錠顆粒剤、散剤、液剤、ドリンク剤懸濁剤乳濁剤などが挙げられる。

0025

本発明の食品組成物は、シジミ抽出物とともに製剤用担体を含むことができる。このような担体としては、固形製剤の場合、賦形剤結合剤崩壊剤滑沢剤着色剤、矯味・矯臭剤などが挙げられ、液状製剤の場合、溶剤溶解補助剤懸濁化剤等張化剤緩衝剤などが挙げられる。として配合される。また、必要に応じて防腐剤抗酸化剤、着色剤、甘味剤安定化剤等の製剤添加物を用いることもできる。カプセル剤の担体としては、ハードカプセルの場合には、カプセル皮膜としてゼラチンを挙げることができ、ソフトカプセルの場合には、カプセル用皮膜として、ゼラチン、多価アルコールグリセリンソルビトールマンニトールマルチトール等)等を挙げることができる。ソフトカプセルはさらに水を含んでいてもよい。賦形剤としては、乳糖白糖、D-マンニトール、ブドウ糖デンプン炭酸カルシウムカオリン微結晶セルロース無水ケイ酸等が挙げられる。

0027

崩壊剤としては、乾燥デンプンアルギン酸ナトリウムカンテン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウムステアリン酸モノグリセリド、乳糖等が挙げられる。

0029

着色剤としては、酸化チタン酸化鉄等が挙げられる。

0030

矯味・矯臭剤としては白糖、橙皮、クエン酸酒石酸等が挙げられる。

0031

緩衝剤としては、クエン酸ナトリウム等が挙げられる。

0032

安定剤としては、トラガントアラビアゴム、ゼラチン等が挙げられる。

0033

本発明の組成物は、サプリメントの形態であってもよい。

0034

本発明において、食品としては、グミドリンクゼリーキャンデークッキービスケットなどが挙げられる。

0035

本発明の有効成分であるシジミ抽出物は、健常な成人日当たり10〜2000mg程度、好ましくは50〜1500mg程度、より好ましくは100〜1200mg程度である。

0036

以下に参考例、実施例及び試験例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
実施例1
(1)シジミ抽出物の調製
シジミ抽出物は以下のようにして調製した。

0037

タイワンシジミ(Corbicula fluminea) を蒸煮し、殻を非可食部として取り除き、可食部を熱水にて撹拌抽出し、80 meshの濾布濾過した。濾液噴霧乾燥し、シジミエキス粉末を得た。
(2)対象者
被験者は年齢26〜71の健康な日本人11名(男性:9名、女性:2名)とした。除外基準は、何らかの慢性疾患を患い治療を受けている者、医薬品、サプリメントなどを使用している者、食品や医薬品に対しアレルギー症状を示す恐れのある者、妊娠中授乳中或いは試験期間中に妊娠する意思のある者とした。
(3)試験サンプ
シジミエキス粉末110mgを含むソフトカプセルを用いた。
(4)試験スケジュール摂取方法
ソフトカプセル5粒を毎日、水などと一緒朝食後及び夕食後に摂取することとした。摂取する時間については特に定めなかった。摂取期間は18週月とした。事前検査、摂取18週後に採血をし、血液検査を行った。試験期間中は、医薬品、サプリメントなどは摂取しないように指示した。その他の食事飲酒等については特に指定しなかった。
(5)血液検査
血中フェリチンを測定した。
(6)統計解析
データは、平均値(±95%信頼区間)で示した。有意差検定は摂取前との比較で、18週後の値について対応のあるt検定を行った。両側検定危険率5%未満の時に有意差ありとした。

0038

結果を表1に示す。

0039

実施例

0040

表1の結果から、本発明の食品組成物は、フェリチン、さらには自由鉄、トランスフェリン非結合鉄、不安定性血清鉄(LPI)等を低下することでヒドロキシラジカルなどの活性酸素を低下できることが明らかになった。

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