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この項目の情報は公開日時点(2018年2月15日)のものです。
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図面 (3)

課題

による害を軽減するため、排泄行動を抑制する製剤を提供する。

解決手段

1−ブタノールフェノールプロピオン酸メチルインドール及びアセトフェノン排泄抑制成分として含有する猫排泄抑制組成物溶剤に溶解し、この溶液軽石などの固体担体含浸させて、猫に排泄させたくない場所を処理する。

概要

背景

日常生活において齧歯類などが人間の周り愛玩動物として飼育されており、馴染み深い動物である。特に猫は年々飼育頭数も増えてきており、より人間に身近な存在になってきている。一方で、放し飼いの猫、人間に飼育されていない猫(いわゆる野良猫)などが意図しない場所に侵入して迷惑を受けている人もいる。特に糞尿被害による臭気掃除の手間などで迷惑を受けている人も少なくない。
被害を軽減するため、視覚聴覚効果に訴え忌避を狙ったもの(特開2006−20598号公報;特許文献1、特開平7−322805号公報;特許文献2)などが開発されてきたが猫の学習能力が高く、効果が長続きするものは少ない。

また、臭覚効果に訴えて忌避を狙ったもの(特開2004−143058号公報;特許文献3)も開発・販売されてきたが、被害の軽減には至らず十分な効果が得られていないのが実情である。

概要

猫による害を軽減するため、排泄行動を抑制する製剤を提供する。1−ブタノールフェノールプロピオン酸メチルインドール及びアセトフェノン排泄抑制成分として含有する猫排泄抑制組成物溶剤に溶解し、この溶液軽石などの固体担体含浸させて、猫に排泄させたくない場所を処理する。

目的

本発明の課題は、猫の糞尿被害を軽減することが可能な猫排泄抑制組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

請求項2

1−ブタノールを0.001〜5質量%、フェノールを0.0001〜1質量%、プロピオン酸メチルを0.001〜5質量%、インドールを0.0001〜1質量%、アセトフェノンを0.01〜10質量%含有する請求項1に記載の猫排泄抑制組成物。

請求項3

1−ブタノールを0.005〜2質量%、フェノールを0.001〜1質量%、プロピオン酸メチルを0.005〜2質量%、インドールを0.001〜1質量%、アセトフェノンを0.01〜5質量%含有する請求項1または2に記載の猫排泄抑制組成物。

請求項4

排泄抑制成分を溶剤に溶解した溶液である請求項1または2に記載の猫排泄抑制組成物。

請求項5

溶剤がパラフィン系溶剤である請求項4に記載の猫排泄抑制組成物。

請求項6

排泄抑制成分を溶解した溶液を固体担体含浸させた請求項1〜4のいずれかに記載の猫排泄抑制組成物。

請求項7

固体担体が、軽石ベントナイト珪藻土バーミキュライト、及び珪石から選択される請求項6に記載の猫排泄抑制組成物。

技術分野

0001

本発明は排泄抑制組成物に関する。さらに詳しく言えば、1−ブタノールフェノールプロピオン酸メチルインドール及びアセトフェノンを含有することを特徴とする猫排泄抑制組成物に関する。

背景技術

0002

日常生活において・猫・齧歯類などが人間の周り愛玩動物として飼育されており、馴染み深い動物である。特に猫は年々飼育頭数も増えてきており、より人間に身近な存在になってきている。一方で、放し飼いの猫、人間に飼育されていない猫(いわゆる野良猫)などが意図しない場所に侵入して迷惑を受けている人もいる。特に糞尿被害による臭気掃除の手間などで迷惑を受けている人も少なくない。
被害を軽減するため、視覚聴覚効果に訴え忌避を狙ったもの(特開2006−20598号公報;特許文献1、特開平7−322805号公報;特許文献2)などが開発されてきたが猫の学習能力が高く、効果が長続きするものは少ない。

0003

また、臭覚効果に訴えて忌避を狙ったもの(特開2004−143058号公報;特許文献3)も開発・販売されてきたが、被害の軽減には至らず十分な効果が得られていないのが実情である。

先行技術

0004

特開2006−20598号公報
特開平7−322805号公報
特開2004−143058号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の課題は、猫の糞尿被害を軽減することが可能な猫排泄抑制組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明者らは、上記課題を解決すべく、猫のに含まれる成分と猫の社会的優位性との関係、すなわち繁殖成功回数が多い個体と少ない個体、年齢相関、体重の相関等について比較検討した。その結果、社会的優位性の低い個体に比べて、社会的優位性が高い個体の糞には1−ブタノール、フェノール、プロピオン酸メチル、インドール及びアセトフェノンの含有量が多いことを見出した。また、これらの成分を含む組成物で猫に排泄させたくない場所を処理することにより、その場所おける猫の排泄が抑制されることを確認し、これらの知見に基づいて本発明を完成した。

0007

すなわち、本発明は下記1〜5の猫の排泄抑制組成物を提供する。
1.1−ブタノール、フェノール、プロピオン酸メチル、インドール及びアセトフェノンを排泄抑制成分として含有することを特徴とする猫の排泄抑制組成物。
2.1−ブタノールを0.001〜5質量%、フェノールを0.0001〜1質量%、プロピオン酸メチルを0.001〜5質量%、インドールを0.0001〜1質量%、アセトフェノンを0.01〜10質量%含有する請求項1に記載の猫排泄抑制組成物。
3.1−ブタノールを0.005〜2質量%、フェノールを0.001〜1質量%、プロピオン酸メチルを0.005〜2質量%、インドールを0.001〜1質量%、アセトフェノンを0.01〜5質量%含有する請求項1または2に記載の猫排泄抑制組成物。
4.排泄抑制成分を溶剤に溶解した溶液である前項1または2に記載の猫排泄抑制組成物。
5.溶剤がパラフィン系溶剤である前項4に記載の猫排泄抑制組成物。
6.排泄抑制成分を溶解した溶液を固体担体含浸させた前項1〜4のいずれかに記載の猫排泄抑制組成物。
7.固体担体が、軽石ベントナイト珪藻土バーミキュライト、及び珪石から選択される前項6に記載の猫排泄抑制組成物。

発明の効果

0008

1−ブタノール、フェノール、プロピオン酸メチル、インドール及びアセトフェノンを含有する組成物は猫の排泄行為を抑制することが出来、糞尿被害を抑制することが出来る。

図面の簡単な説明

0009

試験例における、薬剤処理の説明図である。
比較例及び実施例の結果を示すグラフである。

0010

本発明に係る猫排泄抑制組成物は、猫排泄抑制成分として1−ブタノール、フェノール、プロピオン酸メチル、インドール及びアセトフェノンを含有する。これらの成分は、猫の糞に含まれる代謝物質であり、その含有量は、社会的優位性が低い個体に比べて、社会的優位性が高い個体(ボス猫、繁殖成功回数が多い雄猫)の糞の方に多いことが確認されている。
1−ブタノール、フェノール、プロピオン酸メチル、インドール及びアセトフェノンの配合割合は、1−ブタノールが0.001〜5質量%、好ましくは0.005〜2質量%、フェノールが0.0001〜1質量%、好ましくは0.001〜1質量%、プロピオン酸メチルが0.001〜5質量%、好ましくは0.005〜2質量%、インドールが0.0001〜1質量%、好ましくは0.001〜1質量%、アセトフェノンが0.01〜10質量%、好ましくは0.01〜5質量%である。各成分の配合割合が下限値以下だと、猫排泄抑制効果が見られず、また上限を超えると臭気が強くなる問題があり、またコスト的にも不利となる。
なお、これら成分は市販の化学合成品だけでなく、猫の排泄物から抽出したものを使用することも出来る。

0011

本発明の猫排泄抑制組成物は、液体製剤エアゾール剤、あるいは固体製剤調剤して、この調剤で猫に排泄させたくない場所を処理することにより、その場所における猫の排泄を抑制することができる。
液体製剤(液剤):
本発明では、有効成分(排泄抑制成分)を溶剤に溶かした液体製剤(液剤)として利用することが出来る。
溶剤の例としては、グリコールエーテル系(例:プロピレングリコールモノメチルエーテルプロピレングリコールモノブチルエーテルなど)、パラフィン系(ノルマルパラフィンイソパラフィンなど)、エステル系溶剤ミリスチン酸イソプロピルオレイン酸メチルなど)などから1種または2種以上利用することができる。この中でも有効成分の溶解性、溶剤自体の揮発性が低いこと及びコストを考慮しイソパラフィン系溶剤が好ましい。

0012

上記溶液に所望により水、界面活性剤凍結防止剤防腐剤酸化防止剤及び増粘剤を添加し、一般的に家庭用で使用されるポンプ式ハンドスプレー形態などにして利用することが出来る。
水としては、水道水イオン交換水蒸留水などが挙げられる。

0013

界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤陰イオン性界面活性剤等を用いることができる。非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテルポリオキシエチレンアルキルエーテルポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマーアルキルフェニルエーテルソルビタン脂肪酸エステル(例、ソルビタンモノオレートソルビタンラウレート)、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンカスターオイルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。
陰イオン性界面活性剤としては、例えば、硫酸アルキル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸、ポリオキシエチレンベンジル(またはスチリルフェニルエーテル硫酸またはポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー硫酸のナトリウムカルシウムまたはアンモニウムの各塩;スルホン酸アルキルジアルキルスルホサクシネートアルキルベンゼンスルホン酸(例、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなど)、モノ−またはジ−アルキルナフタレンスルホン酸ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物リグニンスルホン酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸またはポリオキシエチレンアルキルエーテルスルホサクシネートのナトリウム、カルシウム、アンモニウムまたはアルカノールアミン塩の各塩;ポリオキシエチレンアルキルエーテルホスフェートポリオキシエチレンモノ−またはジ−アルキルフェニルエーテルホスフェート、ポリオキシエチレンベンジル(またはスチリル)フェニルエーテルホスフェートまたはポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマーホスフェートのナトリウムまたはカルシウム塩などの各塩が挙げられる。

0015

防腐剤としては、例えば、プリベントールD2(化学名:ベンジルアルコールモノ(ポリヘミホルマル)、PROXEL GXL(S)(化学名:1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン,20%)、バイオホープ及びバイオホープL(化学名:有機窒素硫黄複合物有機臭素系化合物)、ベストサイド−750(化学名:イソチアゾリン系化合物、2.5〜6.0%)、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−ブロモ2−ニトロプロパン−1,3−ジオール安息香酸ナトリウムソルビン酸カリウムデヒドロ酢酸ナトリウムパラクロロメタキシレノール、2,6−ジメチルフェノール等が挙げられる。

0016

酸化防止剤としては、テトラキスメチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオネートメタン(トミノックスTT,(株)エーピーアイコポレーション商品名/IRGANOX1010又はIRGANOX1010EDS,チバ・ジャパン(株),商品名)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、没食子酸プロピル、及びビタミンE混合トコフェロール、α−トコフェロールエトキシキン及びアスコルビン酸等が挙げられる。

0017

増粘剤としてはPVP K−15(化学名:ポリビニルピロリドン)、キサンタンガムポリビニルアルコールグアーガムカルボキシビニルポリマー等が挙げられる。

0018

液体製剤の調製方法について以下に説明する。
前述の猫排泄抑制成分(1−ブタノール、フェノール、プロピオン酸メチル、インドール及びアセトフェノン)を所定量溶剤に溶解・混合し、必要に応じて加温、撹拌を行い溶解する。必要に応じて界面活性剤、凍結防止剤、消泡剤、防腐剤、酸化防止剤及び増粘剤等などを添加混合して液体製剤を調製する。

0019

エアゾール剤:
前述の液体製剤(液剤)を耐圧容器封入し、エアゾール用噴射ガス(例えば、液化ガスとして液化石油ガスジメチルエーテル圧縮ガスとして炭酸ガス窒素ガスなど)を加えて、エアゾールとしても利用することが出来る。原液噴射ガス比率噴射特性に大きく寄与するため、求める噴射特性に応じて任意に配合することが出来る。

0020

固体製剤:
固体製剤としては、前述の有効成分を溶剤に溶かした溶液を鉱物質などの固体担体に含浸させた粒剤(含浸粒剤)などが挙げられる。
固体担体として軽石、ベントナイト、珪藻土、バーミキュライト、珪石等が用いられる。

0021

前述の液剤を固体担体と混合して含浸させる含浸粒剤の調製方法について説明する。
担体により吸油量が異なるので、担体の吸油能によって液剤含量の異なる含浸粒剤を調製することができる。例えば、100gあたり6g程度の油を吸収・保持できる担体であれば、前記液体製剤について記載した配合割合で有効成分を含む例えばイソパラフィン溶液(液剤)6質量部を94質量部の担体に含浸させて含浸粒剤100質量部を調製することができる。

0022

以下に、実施例、比較例及び試験例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。なお、下記の例中、部は質量部を表わす。
実施例及び比較例の処方で用いた成分は以下の通りである。

0023

(1)1−ブタノール:化学(株)製
(2)フェノール:三井物産ケミカル(株)製
(3)プロピオン酸メチル:(株)井上香料製造所製
(4)インドール:ハイケム(株))製
(5)アセトフェノン:(株)井上香料製造所製
(6)IPソルベント1620:出光興産(株)製
(7)カガライト2号:カガライト工業(株)製

0024

実施例1:
1−ブタノール0.051部、フェノール0.0154部、プロピオン酸メチル0.0801部、インドール0.0115部、アセトフェノン2.88部を量り取り、IPソルベント1620を加えて6部になるよう原液を調製した。その原液をカガライト2号94部に少しずつ撹拌混合しながら加え、実施例1の組成物(100部)を調製した。

0025

比較例1:
無処理区として製剤を処理しない試験区を設け、比較例1とした。

0026

試験例:
試験は日から猫の糞害に困っている民家の周囲で行った。図1に示すように幅10cm・長さ200cm・草高15mm程度の人工芝道幅200cm、奥行き15mの袋小路道路に2本、20cmの間隔をおいて設置した(図1中、斜線が人工芝部分)。
実施例1の薬剤を人工芝上全面に(10cm幅)1mあたり50g(500g/m2)処理した。また、薬剤無し試験として比較例1を実施し、試験期間は1週間とした。24時間ビデオカメラで録画・観察し、観察項目は人工芝上に侵入した個体の特異的な行動歩行以外の排泄、休息身繕い探査捕食)の回数カウントとした。結果を表1に示す。また、表1のデータを%に換算した結果を表2及び図2に示す。

0027

実施例

0028

比較例1では排泄行動が10%であったが、実施例1では排泄行動は認められなかった。

0029

猫糞害に困っている場所を1−ブタノール、フェノール、プロピオン酸メチル、インドール及びアセトフェノンを含有する製剤で処理することにより猫糞害を抑制することが出来る。

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