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技術 低遅延オーディオを提供するシステム、方法、装置および生産物

出願人 ソノズインコーポレイテッド
発明者 フリシケシュ・ゴサインジェフリー・エム・ピータースニコラス・エイ・ジェイ・ミリングトンスティーブン・ベックハート
出願日 2017年8月9日 (2年10ヶ月経過) 出願番号 2017-154534
公開日 2018年2月8日 (2年4ヶ月経過) 公開番号 2018-023113
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム 通信制御 他に分類されない音響(残響,カラオケ等)
主要キーワード メッシュネット ブリッジ層 統合モード 本開示技術 マルチメディアユニット ホームシアター装置 データループ ゾーングループ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月8日)のものです。
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図面 (20)

課題

オーディオを低遅延で配信および再生するシステム、方法、装置、生産物を提供する。

解決手段

オーディオシステムは、一次デバイスと1つ又は複数の二次デバイスとを含んだ複数の再生デバイスを備える。一次デバイスは、サテライトデバイスのそれぞれと有線又は無線で接続するピアツーピアネットワーク確立し、制御する。オーディオデバイスは、チャネル選択部と、制御インタフェースと、オーディオインタフェースとを備える。制御インタフェースを用いて、第1周波数チャネルにて別のデバイスに制御情報を送信し、オーディオインタフェースを用いて、第2周波数チャネルにて別のデバイスにオーディオ情報を送信する。

概要

背景

技術の進歩のおかげで、音楽コンテンツだけでなく、他の種類のメディア、例えば、テレビコンテンツムービー、および対話型コンテンツなどが、アクセスしやすいものになっている。例えば、ユーザは、従来のオーディオおよびビデオコンテンツにアクセスする従来の手段に加えて、オンラインストアインターネットラジオ局音楽サービス、ムービーサービスなどを通じて、インターネット上のオーディオ、ビデオ、オーディオとビデオの両方のコンテンツにアクセスすることができる。家の内外における音楽映像、およびオーディオ・ビデオコンテンツへの需要は、高まり続けている。

本開示技術の特徴、態様、および利点は、以下の記載、添付の特許請求の範囲、および添付の図面を参照するとより良く理解される。

概要

オーディオを低遅延で配信および再生するシステム、方法、装置、生産物を提供する。オーディオシステムは、一次デバイスと1つ又は複数の二次デバイスとを含んだ複数の再生デバイスを備える。一次デバイスは、サテライトデバイスのそれぞれと有線又は無線で接続するピアツーピアネットワーク確立し、制御する。オーディオデバイスは、チャネル選択部と、制御インタフェースと、オーディオインタフェースとを備える。制御インタフェースを用いて、第1周波数チャネルにて別のデバイスに制御情報を送信し、オーディオインタフェースを用いて、第2周波数チャネルにて別のデバイスにオーディオ情報を送信する。

目的

本明細書で開示された方法および装置の実施形態が実施可能なシステムの例の図
内蔵アンプスピーカを備えるゾーンプレーヤーの例の図
内蔵アンプを備えるとともに外部スピーカに接続されたゾーンプレーヤーの例の図
A/V受信機とスピーカに接続されたゾーンプレーヤーの例の図
例示的な制御部の図
ゾーンプレーヤーの例の内部機能ブロック図
例示的な制御部の内部機能ブロック図
低遅延オーディオを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1スペクトル内周波数チャネルを通じて再生デバイス制御情報を送信する制御インタフェースと、再生デバイスにオーディオ情報を送信するための周波数チャネルを第2スペクトルから選択するチャネル選択部と、選択された第2スペクトル内の周波数チャネルを通じて、再生デバイスにオーディオ情報を送信するオーディオインタフェースと、を備える、オーディオデバイス

請求項2

制御情報は、選択された第2スペクトル内の周波数チャネルを再生デバイスに対して特定するものである、請求項1に記載のオーディオデバイス。

請求項3

制御情報は、オーディオインタフェースを再生デバイスに対して特定するものである、請求項1に記載のオーディオデバイス。

請求項4

制御情報は、第1スペクトル内の周波数チャネルを通じて、識別情報を含んだプローブを送信するものであり、プローブは、再生デバイスによるオーディオ情報の受信を可能にするものである、請求項1に記載のオーディオデバイス。

請求項5

制御インタフェースは、第2周波数スペクトルにおける再生デバイスとの通信の切断を検知し、チャネル選択部は、オーディオインタフェースがオーディオ情報を再生デバイスに送信するために使用する異なる周波数チャネルを第2スペクトルから選択する、請求項1に記載のオーディオデバイス。

請求項6

制御インタフェースは、再生デバイスとは異なる複数のオーディオデバイスに制御情報を送信する一方で、オーディオインタフェースは、再生デバイスにオーディオ情報を送信する、請求項1に記載のオーディオデバイス。

請求項7

オーディオ情報は、制御情報よりも高いクオリティサービスを有する、請求項6に記載のオーディオデバイス。

請求項8

再生デバイス以外の複数のオーディオデバイスは、メッシュネットワーク上のオーディオデバイスとともに構成され、再生デバイスは、オーディオデバイスとともにスター型ネットワークにて構成される、請求項6に記載のオーディオデバイス。

請求項9

第1スペクトル内のチャネルを通じて、第2スペクトル内のオーディオチャネルを特定する制御情報を受信する制御インタフェースと、制御情報に基づいて、オーディオチャネルを選択するチャネル選択部と、オーディオチャネル上でオーディオ情報を受信するオーディオインタフェースと、オーディオ情報に基づいてオーディオを出力するスピーカと、を備える、オーディオデバイス。

請求項10

制御情報には、オーディオ情報の提供元に関する識別情報が含まれる、請求項9に記載のオーディオデバイス。

請求項11

制御インタフェースは、オーディオ情報の提供元のインタフェース識別する情報を含んだプローブを、オーディオチャネルを通じて受信する、請求項9に記載のオーディオデバイス。

請求項12

制御インタフェースは、オーディオチャネルにおける通信の切断を検出するものであり、チャネル選択部は、当該通信の切断が検出されることに応じて、第2スペクトル内の異なるチャネルを選択する、請求項9に記載のオーディオデバイス。

請求項13

オーディオ情報が選択されていない場合、制御インタフェースは、メッシュネットワークに接続する、請求項9に記載のオーディオデバイス。

請求項14

チャネル選択部は、制御情報に基づいて、無線インタフェースを第1チャネルからオーディオチャネルへ変更する、請求項9に記載のオーディオデバイス。

請求項15

制御インタフェースは、ホームシアターオーディオデバイスから制御情報とオーディオ情報とを受信する、請求項14に記載のオーディオデバイス。

請求項16

制御情報の受信に基づいてスパニングツリープトコル構成を制御するスパニングツリープロトコル制御部をさらに備える、請求項9に記載のオーディオデバイス。

請求項17

第1スペクトル内の通信チャネルを通じて、当該通信チャネルを特定する制御情報を再生デバイスに送信するステップ、第2スペクトル内の通信チャネルを選択するステップ、選択された第2スペクトル内の通信チャネルを通じて、再生デバイスにオーディオ情報を送信するステップ、を含む、方法。

請求項18

第2スペクトル内の通信チャネルにおける通信の切断を検出するステップ、オーディオ情報を送信するための異なる通信チャネルを第2スペクトル内から選択するステップ、をさらに含む、請求項17に記載の方法。

請求項19

第1スペクトル内の通信チャネルを通じて、再生デバイス以外のデバイスと通信するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。

請求項20

第1スペクトルは、2.4GHzの規制スペクトルであり、第2スペクトルは、5GHzの規制スペクトルである、請求項17に記載の方法。

技術分野

0001

本開示は、コンシューマ製品に関するものであり、特に、低遅延(low-latency)オーディオに向けられたシステム、製品、機能、サービス、および他のアイテムに関するものや、それらのいくつかの態様に関する。

背景技術

0002

技術の進歩のおかげで、音楽コンテンツだけでなく、他の種類のメディア、例えば、テレビコンテンツムービー、および対話型コンテンツなどが、アクセスしやすいものになっている。例えば、ユーザは、従来のオーディオおよびビデオコンテンツにアクセスする従来の手段に加えて、オンラインストアインターネットラジオ局音楽サービス、ムービーサービスなどを通じて、インターネット上のオーディオ、ビデオ、オーディオとビデオの両方のコンテンツにアクセスすることができる。家の内外における音楽映像、およびオーディオ・ビデオコンテンツへの需要は、高まり続けている。

0003

本開示技術の特徴、態様、および利点は、以下の記載、添付の特許請求の範囲、および添付の図面を参照するとより良く理解される。

図面の簡単な説明

0004

本明細書で開示された方法および装置の実施形態が実施可能なシステムの例の図
内蔵アンプスピーカを備えるゾーンプレーヤーの例の図
内蔵アンプを備えるとともに外部スピーカに接続されたゾーンプレーヤーの例の図
A/V受信機とスピーカに接続されたゾーンプレーヤーの例の図
例示的な制御部の図
ゾーンプレーヤーの例の内部機能ブロック図
例示的な制御部の内部機能ブロック図
低遅延オーディオを提供する一次ゾーンプレーヤーの内部機能ブロック図
図6の一次ゾーンプレーヤーと組み合わされる、低遅延オーディオを提供するサテライトゾーンプレーヤーの内部機能ブロック図
一次ゾーンプレーヤーがスター型ネットワーク内のサテライトに接続されるとともに、メッシュネットワークを通じて付加的なゾーンプレーヤーにも接続された、ゾーンプレーヤーネットワークのブロック図
一次ゾーンプレーヤーがゾーンプレーヤーネットワークから削除された状態の図8のゾーンプレーヤーネットワークを示す図
一次ゾーンプレーヤーがゾーンプレーヤーネットワークから削除された後、再加入した状態の図8のゾーンプレーヤーネットワークを示す図
一次ゾーンプレーヤーが閾値時間の間ゾーンプレーヤーネットワークから削除された場合の図8のゾーンプレーヤーネットワークを示す図
複数の一次ゾーンプレーヤーを含む別の例のゾーンプレーヤーネットワークのブロック図
ゾーンプレーヤーネットワークにサテライトゾーンプレーヤーが追加された状態の図12のゾーンプレーヤーネットワークを示す図
図13のサテライトゾーンプレーヤーがスター型ネットワークを通じて一次ゾーンプレーヤーに追加された状態の図12のゾーンプレーヤーネットワークを示す図
ゾーンプレーヤーネットワークがメッシュ構成である場合の別の例のゾーンプレーヤーネットワークおよび各スパニングツリープロトコルテーブルのブロック図
ゾーンプレーヤーネットワークが低遅延オーディオを提供するスターネットワークとして構成されている場合の図15のゾーンプレーヤーネットワークおよび各スパニングツリープロトコルテーブルを示す図
1つ又は複数のサテライトゾーンプレーヤーを通じて低遅延オーディオを提供する方法のフローチャート
サテライトゾーンプレーヤーをゾーンプレーヤーネットワークに接続する方法のフローチャート

実施例

0005

さらに、図面はいくつかの例示的な実施形態を説明することを目的としているが、本開示は図面に示した配置および手段に限定されるものではないことが理解される。

0006

I.概要
家族や、友達等における付き合いの場において、オーディオ(例えば、音楽、ラジオトークオーディオブック、あるいはテレビプログラム映画といった映像を伴うオーディオなど)の音量を上げて聞くことは、社会活動の一つである。例えば、家庭で、パーティやその他の懇親会を開くとき、人々は、ボリュームを上げて音楽を流したり、フルサラウンドオーディオ効果をもって映画を視聴したい場合もある。そのような環境で、人々は、複数のリスニングゾーン鑑賞区分)に分けて音楽を同時に流すこともある。この場合、リスニングゾーンに流れる音楽は同期状態にされ、オーディオエコー反響音)やグリッチ(誤作動)を起こさせないことが望ましい。この様な傾向が更に強化される場合として、マルチチャネルオーディオを高度なオーディオ処理技術を用いて再生するシステムが挙げられる。オーディオのボリュームを上げて聞くことは、個人的な嗜好でもある。例えば、ある人は、仕事の前に音楽を大きな音で聴いたり、夜の食事中に映画を視聴することもある。これらの個人的な利用の場合は、ヘッドホンを使用するか、又は、オーディオコンテンツを大きな音量で再生する場所を、単一ゾーン単一領域に制限するかの選択肢がある。

0007

本願では、単一の有線のオーディオソリューション無線のオーディオソリューション、又は有線と無線の両方のオーディオソリューションを提供し、単一の試聴ゾーンにおいて又は複数の試聴ゾーンにわたって同時に同期してオーディオコンテンツを再生することができるシステムおよび方法が提供されている。オーディオコンテンツは例えば、音量を上げて再生されてもよいし、又はヘッドホンを使用して再生されてもよい。一例では、そのようなシステムは、多くの場合ゾーンプレーヤー又はプレーヤーと呼ばれるオーディオプレーヤー、およびプレーヤーを兼ねる制御部を含んでもよい。1つ又は複数の制御部を使用してシステムを制御することができる。制御部は、再生するオーディオコンテンツを閲覧し、選択する機能、1つ又は複数の再生列内のオーディオコンテンツを見て、編集する機能、又はゾーンプレーヤーを1つ又は複数の試聴ゾーンにグループ化する機能およびグループ解除する機能などを含んでもよい。ある意味では、システムは、いくつかの実施形態では、分散型システムとして動作し、それぞれの制御部がシステム全体を完全に制御し、それぞれのプレーヤーが同じオーディオソースか、又は別のプレーヤーとして異なるオーディオソースのいずれかからオーディオコンテンツを再生する機能を有していてもよい。

0008

本明細書に開示される例示的なシステム、方法、装置および生産物は、低遅延でオーディオを配信および再生するものである。本明細書に開示される例示的なシステム、方法、装置および生産物を用いることで、再生されるビデオとオーディオ間の体感可能なラグを低減又は回避しながら、ホームシアター環境におけるオーディオの無線再生を有利に行うことができる。本明細書に開示される実施形態は、オーディオコンテンツを無線通信リンクを通じて低遅延で配信することが必要又は望ましいシステムにおいてさらに有効である。

0009

以降でより詳細に説明するように、本明細書に開示される例示的なシステム、方法、装置および生産物は、オーディオ再生デバイスのユーザに対して、複数の異なるユーザ入力デバイスを用いた制御方法を提供する。動作の一例では、ホームシアターオーディオシステムテレビに接続される。例示的なホームシアターオーディオシステムは、テレビ近傍に配置されビューアーに向けられたサウンドバーと、ビューアーの左側と右側に配置された2つのサテライトスピーカと、(サテライトスピーカの一種であり得る)サブウーファとを備える。この例では、サウンドバーが、サテライトスピーカのそれぞれとサブウーファとに無線で接続するスター型ネットワークを確立して、制御する。ホームシアターモードにおいて、例示的なホームシアターオーディオは、テレビで再生されるビデオに対応したオーディオを再生する。

0010

この例で続けると、サウンドバーは、テレビから(あるいは、CD、DVD、ブルーレイプレーヤーなどのその他のオーディオ/ビデオソースデバイスから、又は別でインターネットのオーディオ/ビデオストリーミングサービスを通じて)オーディオを受信するとともに、各オーディオをサテライトスピーカおよびサブウーファに送信する。例示的なサウンドバーは、2.4GHチャネルなどの第1スペクトル内無線チャネルを通じてシステム内の他のゾーンプレーヤーと通信し、5GHzスペクトルチャネルなどの第2無線スペクトル内の無線チャネルを通じてサテライトスピーカおよびサブウーファと通信することが可能である。第2スペクトルを使用することで、ホームシアターオーディオシステムは、ホームシアターオーディオを低遅延で再生する。例えば、ホームシアターオーディオシステムは、オーディオを再生する際に、当該オーディオに対応するビデオの一部がテレビで表示されてから30ミリ秒以内で当該再生を行うことができる。低遅延での送信を行うことによって、オーディオのクオリティを損なうことなく、ビデオとオーディオの同期化に対するユーザの体感をより良いものとすることができる。ホームシアターオーディオシステムは、低遅延オーディオの再生を早く修復することにより、意図的でない接続の切断や、許容できない干渉を、選択されたチャンネルを用いて対処する。

0011

その他のコンポーネントの中でも特に、ハードウェア上で実行されるファームウェアおよび/又はソフトウェアを含んだ例示的なシステム、方法、装置および生産物が以下で開示されるが、これらのシステム、方法、装置および/又は生産物は単なる例示であって、これらにより限定されるものではない。

0012

II.動作環境の例
図面を参照すると、同様のパーツに対しては、複数の図面において、同様の符号を付している。図1は、本明細書で開示された1つ又は複数の実施形態が実行可能な、又は実施可能なシステム100の例を示している。

0013

例示のために、システム100は、複数のゾーンで構成されたホームを示し、ホームは1つのゾーンのみで構成することができる。ホーム内の各ゾーンは、例えば、オフィス浴室寝室キッチンダイニングルームファミリールーム、ホームシアタールームユーティリティ又はランドリールーム、およびパティオなどの異なる部屋又はスペースを示してもよい。そのように構成されている場合では、1つのゾーンが複数の部屋を含んでいてもよい。ホーム内の各ゾーンに1つ又は複数のゾーンプレーヤー102−124が示されている。ゾーンプレーヤー102−124は、再生デバイスマルチメディアユニット、スピーカ、プレーヤーなどと呼ばれ、オーディオ、ビデオ、および/又はオーディオビジュアルの出力を行う。制御部130は、システム100の制御を行う。制御部130は、ゾーンに固定されていてもよいし、あるいは、制御部は130、ゾーンの周りを移動可能な移動体であってもよい。システム100は、複数の制御部130を含んでもよい。システム100は、例示的なハウスオーディオシステム全体を表すが、本明細書に記載の技術は、これらの特定の場所への用途に限定されず、又、図1のハウスオーディオシステム100全体のような広範囲のシステムにも限定されない。

0014

a.ゾーンプレーヤーの例
図2A図2B図2Cは、様々な種類のゾーンプレーヤーの例を示している。例えば、図2A図2B図2Cのゾーンプレーヤー200、202、および204は、それぞれ、図1のゾーンプレーヤー102−124のいずれにも対応できる。いくつかの実施形態では、オーディオが、フルレンジプレーヤー等の単一のゾーンプレーヤーのみから再生されてもよい。いくつかの実施形態では、オーディオは、2つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、複数のフルレンジプレーヤーの組み合わせ、又はフルレンジプレーヤーと特定のプレーヤーとの組み合わせ等で再生されてもよい。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200−204はまた、「スマートスピーカ」と呼ばれてもよい。この理由は、オーディオの再生以上の処理能力を備えているからであり、以下に詳細に述べられている。

0015

図2Aは、フルレンジサウンド再生可能なサウンド生成機器208を含むゾーンプレーヤー200を示す。サウンドは、オーディオ信号から得られ、オーディオ信号は、有線データネットワーク上又は無線データネットワーク上でゾーンプレーヤー200によって受信することができる。サウンド生成機器208は、1つ又は複数の内蔵アンプと、1つ又は複数のスピーカを含む。内蔵アンプは、図4を参照して以下にさらに詳細に述べられている。スピーカ又は音響トランスデューサは、例えば、ツイーターミッドレンジドライバ、低域ドライバ、およびサブウーファーのいずれかを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200は、ステレオオーディオモノラルオーディオ、又はその両方を再生するように静的に又は動的に構成することができる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200が他のゾーンプレーヤーとグループ化されてもよい。ステレオオーディオ、モノラルオーディオ、および/又はサラウンドオーディオを再生するとき、又はゾーンプレーヤー200によって受信したオーディオコンテンツがフルレンジより低いとき、ゾーンプレーヤー200は、フルレンジサウンドのサブセットを再生するように構成することもできる。

0016

図2Bは、分離したスピーカ210に電力を供給する内蔵アンプを含むゾーンプレーヤー202を示す。分離したスピーカは、例えば、任意のタイプのラウドスピーカを含むことができる。ゾーンプレーヤー202は、1つ、2つ、又はそれより多い数の別々のラウドスピーカに電力を供給するように構成されてもよい。ゾーンプレーヤー202は、有線パスを通じてオーディオ信号(例えば、右又は左のチャネルオーディオ又はその構成に応じた数のチャネル)を分離したスピーカ210に対して通信するように構成されている

0017

図2Cは、内蔵アンプを含まないが、データネットワーク上で受信した、オーディオ信号を、内蔵アンプを備えるオーディオ(又は「オーディオ/ビデオ」)受信器214に通信するゾーンプレーヤー204を示している。

0018

図1に戻って、いくつかの実施形態では、1つ、いくつか、又はすべてのゾーンプレーヤー102から124は、ソースから直接オーディオを取り出すことができる。例えば、ゾーンプレーヤーは、再生されるべきオーディオコンテンツの再生リスト又は再生列を含んでいてもよい。再生列内の各項目は、ユーアールアイ(URI)又はいくつかの他の識別子を含んでいてもよい。URI又は識別子は、オーディオソースに対するゾーンプレーヤーを指し示すことができる。ソースは、インターネット(例えば、クラウド)上で見つけられるかもしれないし、データネットワーク128上の別のデバイス、ゾーンプレーヤー自体に格納された制御部130からローカルに見つかるかもしれないし、又はゾーンプレーヤーと直接通信するオーディオソースから見つかるかもしれない。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤーは、オーディオそのものを再生できるし、オーディオを再生するために別のデバイスに送信できるし、又はゾーンプレーヤーと1つ又は複数の追加のゾーンプレーヤーとを同期してオーディオを再生することもできる。いくつかの実施形態では、再生するために別のゾーンプレーヤーに異なる第2オーディオコンテンツを送信している間、ゾーンプレーヤーは、第1オーディオコンテンツを再生することができる(又は全く再生できない)。

0019

説明のため、カリフォルニアサンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドが現在販売提供している「PLAY:5」、「PLAY:3」、「CONNECT:AMP」、「CONNECT」、および「SUB」と呼ばれるゾーンプレーヤーがある。他の過去、現在、および/又は将来の任意のゾーンプレーヤーは、追加的に又は代替的に本明細書で開示された実施例のゾーンプレーヤーに実装して使用することができる。更に、ゾーンプレーヤーは、図2A、2B、および2Cに示された特定の例又は提供されるソノズ製品に限定されないことを理解する。例えば、ゾーンプレーヤーは、有線のヘッドホン又は無線のヘッドホンで構成されていてもよい。更に別の例では、ゾーンプレーヤーは、テレビ用のサウンドバーを含んでいてもよい。更に別の例では、ゾーンプレーヤーは、アップル社のiPod(商標)又は同様のデバイス用のドッキングステーションを含むことができるし、又、それらと対話することができる。

0020

b.制御部の例
図3は、ドッキングステーション302内の無線制御部300の例を示す。説明のため、制御部300は、図1制御デバイス130に対応可能である。ドッキングステーション302が備えられている場合、ドッキングステーション302は、制御部300のバッテリー充電するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、制御部300は、タッチスクリーン304を備えており、ユーザは、タッチスクリーン304をタッチすることで制御部300と対話可能となっている。例えば、ユーザは、オーディオコンテンツの再生リストを取り出し、ナビゲートし、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの動作を制御し、システム構成100の全体を制御することができる。ある実施形態では、任意の数の制御部を使用して、システム構成100を制御することができる。いくつかの実施形態では、システム構成100を制御可能な制御部の数を制限することができる。制御部は、無線制御部300のように無線であってもよいし、又はデータネットワーク128に有線で接続されてもよい。

0021

いくつかの実施形態では、複数の制御部がシステム100に使用される場合、各制御部は、共通のコンテンツを表示するために調整されてもよいし、1つの制御部から生じた変更を示すためにすべての制御部を動的に更新してもよい。調整は、例えば、制御部によって、1つ又は複数のゾーンプレーヤーから直接又は間接的に状態変数を定期的に要請することによって行われてもよい。状態変数は、システム100についての情報を提供してもよく、例えば、現在のゾーングループ構成、1つ又は複数のゾーンで再生しているもの、ボリュームレベル、および興味のある他の項目などを提供してもよい。状態変数は、必要に応じて、又は多くの場合プログラムされて、ゾーンプレーヤー(および、もし望むのであれば、制御部)間のデータネットワーク128上に渡されてもよい。

0022

更に、任意のネットワーク対応携帯デバイス、例えば、iPhone(登録商標)、iPad(登録商標)、Android(登録商標)対応電話、又は任意の他のスマートフォン若しくはネットワーク対応デバイスなどで実行されるアプリケーションが、データネットワーク128に接続することによって制御部として使用できる。ラップトップ又はデスクトップPC若しくはMac上で実行されるアプリケーションも、制御部130として使用される。そのような制御部は、データネットワーク128、ゾーンプレーヤー、無線ルータを備えるインタフェースを通じてシステム100に接続されるか、又はいくつかの他の構成された接続パスを使用してシステム100に接続されてもよい。カリフォルニア州サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドが提供する制御部の例としては、「制御部200」、「Sonos CONTROL」、「Sonos(登録商標) Controller for iPhone」、「Sonos(登録商標) Controller for Android」、「Sonos(登録商標) Controller for Mac又はPC」を含む。

0023

c.データ接続の例
図1のゾーンプレーヤー102から124は、直接又は間接的にデータネットワーク、例えばデータネットワーク128に接続される。制御部130は、直接又は間接的にデータネットワーク128に接続されるか、又は個別にゾーンプレーヤーに接続されてもよい。データネットワーク128は、示された他の構成要素から目立つように図中に八角形で示されている。データネットワーク128が1つの場所に示されているが、そのようなネットワークは、システム100の中および周りに拡がっていることが理解される。特に、データネットワーク128は、有線ネットワーク無線ネットワーク、又は有線ネットワークと無線ネットワークの両方の組み合わせとすることができる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ又は複数は、専有のメッシュネットワークに基づいて、データネットワーク128に無線で接続されている。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ又は複数は、非メッシュトポロジーを使用して、データネットワーク128に無線で接続される。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ又は複数は、イーサネット(登録商標)又は同様の技術を使用し、データネットワーク128への有線を通じて接続されている。1つ又は複数のゾーンプレーヤー102−124をデータネットワーク128に接続することに加えて、データネットワーク128は、更に、例えば、インターネットなどのワイドエリアネットワークアクセス可能である。

0024

いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124のいくつか、又はいくつかの他の接続デバイスブロードバンドルータに接続することによって、データネットワーク128が形成されてもよい。他のゾーンプレーヤー102−124は、その後、データネットワーク128に対して有線で追加することができるか、又は無線で追加することができる。例えば、ゾーンプレーヤー(例えば、ゾーンプレーヤー102−124のいずれか)は、ゾーンプレーヤーに設けられたボタンを単に押すことによって、システム構成100に追加され(又はいくつかの他のアクションを実行し)、データネットワーク128への接続を可能にしている。ブロードバンドルータは、例えば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に接続することができる。ブロードバンドルータは、他のアプリケーション(例えば、ウェブサーフィン)に使用可能なシステム構成100内の別のデータネットワークを形成するために使用することができる。データネットワーク128はまた、そのようにプログラムされている場合にも使用することができる。一例では、第2ネットワークは、サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドによって開発されたソノズネットプロトコルを実装してもよい。ソノズネットは、安全で、AES暗号化された、ピア・ツー・ピアの無線メッシュネットワークを表す。あるいは、ある実施形態では、データネットワーク128は、家庭内の他の用途に使用されるネットワーク、例えば従来の有線ネットワーク又は無線ネットワークと同じネットワークである。

0025

d.ゾーン構成の例
特定のゾーンは、1つ又は複数のゾーンプレーヤーを含むことができる。例えば、図1のファミリールームでは、2つのゾーンプレーヤー106および108を含んでおり、一方キッチンでは、1つのゾーンプレーヤー102を備えていることが示されている。別の例では、ホームシアタールームは、5.1チャネル以上のオーディオソースからのオーディオ(例えば、5.1以上のオーディオチャネルにてエンコードされたムービー)を再生する追加のゾーンプレーヤーを有する。いくつかの実施形態では、1つは、ルーム内又はスペース内にゾーンプレーヤーを配置し、制御部130を通じてゾーンプレーヤーを新しいゾーンに割り当てるか、又は既存のゾーンに割り当てることができる。そのように、ゾーンが形成されてもよく、別のゾーンと組み合わされてもよく、取り除かれてもよく、特定の名前(例えば、「キッチン」)を与えてもよい。また、望むのならば、制御部130でそのようにするようにプログラムされてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、ゾーン構成は、制御部130又はいくつかの他の機構を使用して構成された後においても動的に変更してもよい。

0026

いくつかの実施形態では、ゾーンが、2つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、ファミリールームにおいて2つのゾーンプレーヤー106および108を含む場合、2つのゾーンプレーヤー106および108は、同じオーディオソースを同期して再生するように構成することができる。また、2つのゾーンプレーヤー106および108は、例えば、左と右のチャネルのように、2つの別のサウンドを再生するようにペアにすることもできる。言い換えれば、サウンドのステレオ効果は、一方を左サウンド用、他方を右サウンド用として使用する2つのゾーンプレーヤー106および108を通して、再現されてもよく、又は強化されてもよい。ある実施形態では、ペアのゾーンプレーヤー(「結合したゾーンプレーヤー」とも呼ばれる)は、同じゾーン又は異なるゾーンにおける他のゾーンプレーヤーと同期してオーディオを再生することもできる。

0027

いくつかの実施形態では、2つ以上のゾーンプレーヤーを音響的に統合し、単一の統合されたゾーンプレーヤーを形成することができる。統合されたゾーンプレーヤーは、追加のスピーカドライバを通ってサウンドが流れるため、(複数の異なったデバイスから構成されている)統合されたゾーンプレーヤーは、統合されていないゾーンプレーヤー又はペアにされたゾーンプレーヤーと比べて、サウンドの処理や再現を異なるように構成することができる。統合されたゾーンプレーヤーは、更に、単一のゾーンプレーヤー又は他の統合されたゾーンプレーヤーとペアにすることができる。統合された再生デバイスのそれぞれの再生デバイスは、好ましくは統合モードに構成される。

0028

いくつかの実施形態によれば、ユーザは、ゾーンプレーヤーのグループ化、統合、ペアリング等のいずれかを行い続け、所望の構成を完成させることができる。グループ化、統合、およびペアリングの操作は、好ましくは、例えば、制御部130を使用するなどの制御インタフェースを通じて行われ、異なる構成を作成するようにスピーカワイヤーを、例えば、個々の、離れたスピーカに物理的に接続および再接続することなく行われる。このように、本明細書に記載された特定の実施形態は、より柔軟で動的なプラットフォームを提供し、サウンド再生エンドユーザに提供することができる。

0029

e.オーディオソースの例
いくつかの実施形態では、各ゾーンは、別のゾーンのオーディオソースと同じオーディオソースから再生できる。また、各ゾーンは、それぞれ異なるオーディオソースで再生することもできる。例えば、誰かがパティオ上でグリルしながら(grilling)、ゾーンプレーヤー124を通じてジャズ音楽を聞くことができる。また、誰かがキッチンで食事の準備をしながらゾーンプレーヤー102を通じてクラシック音楽を聞くこともできる。さらに、誰かがオフィスにいながら、パティオ上でゾーンプレーヤー124を通じて再生されているジャズ音楽と同じ音楽を、ゾーンプレーヤー110を通じて聞くこともできる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー110と124を通じて再生されるジャズ音楽が、同期して再生される。複数のゾーン間で再生を同期することで、オーディオを途切れさせることなく(又はほぼ途切れさせることなく)聞きながら、ユーザは、複数のゾーンを移動することができる。さらに、ゾーンを「パーティーモード」とし、連結された全てのゾーンが同期してオーディオを再生することもできる。

0030

ゾーンプレーヤー102−124によって再生されるオーディオコンテンツのソースは、多数ある。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー自体が有する音楽にアクセスされ、その音楽が再生されてもよい。いくつかの実施形態では、コンピュータ又はネットワーク接続ストレージ(NAS)上に記憶された個人のライブラリから音楽が、データネットワーク128を通じてアクセスされ、再生されてもよい。いくつかの実施形態では、インターネットラジオ局、番組、およびポッドキャストが、データネットワーク128を通じてアクセスすることができる。ユーザに音楽とオーディオコンテンツを流す、および/又はダウンロードさせる音楽サービス又はクラウドサービスは、データネットワーク128を通じてアクセスできる。さらに、音楽は、例えば、ターンテーブル又はCDプレーヤーなどの従来のソースから、ラインイン接続を通じてゾーンプレーヤーに接続して、得られてもよい。オーディオコンテンツはまた、異なるプロトコル、例えば、アップル社のエアプレイ(商標)ワイヤレス技術を使用して、アクセスすることができる。1つ又は複数のソースから受信されたオーディオコンテンツは、データネットワーク128および/又は制御部130を通じて、ゾーンプレーヤー102から124の間で共有することができる。上述したオーディオコンテンツのソースは、本明細書において、ネットワークベースオーディオ情報ソースと呼ばれる。しかしながら、ネットワークベースのオーディオ情報は、それらに限定されない。

0031

いくつかの実施形態では、例示のホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120は、テレビ132などのオーディオ情報に接続されている。いくつかの例では、テレビ132が、ホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120のためのオーディオソースとして使用されており、一方、他の例においては、テレビ132からのオーディオ情報がオーディオシステム100内のゾーンプレーヤー102−124のいずれかと共有することができる。

0032

III.ゾーンプレーヤー
図4を参照すると、実施の形態に関連するゾーンプレーヤー400の例示的なブロック図が示されている。図4のゾーンプレーヤー400は、ネットワークインタフェース402、プロセッサ408、メモリ410、オーディオ処理コンポーネント412、1つ又は複数のモジュール414、オーディオアンプ416、およびスピーカユニット418を含む。スピーカユニット418は、オーディオアンプ416に接続されている。図2Aは、そのようなゾーンプレーヤーの例を図示している。他のタイプのゾーンプレーヤーは、(例えば、図2Bに示される)スピーカユニット418又は(例えば、図2Cに示される)オーディオアンプ416を含まなくてもよい。さらに、ゾーンプレーヤー400は、別のコンポーネントに統合できることが意図されている。例えば、ゾーンプレーヤー400は、屋内又は屋外で使用するテレビ、照明、又はいくつかの他のデバイスの一部として構成することができる。

0033

いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース402は、データネットワーク128上のゾーンプレーヤー400と他のデバイスとの間のデータフローを可能にする。いくつかの実施形態では、データネットワーク128上の別のゾーンプレーヤー又はデバイスからオーディオを取得することに加えて、ゾーンプレーヤー400は、オーディオソースから、例えば、ワイドエリアネットワーク上のオーディオソースから、又はローカルネットワーク上のオーディオソースから直接オーディオにアクセスできる。更に、いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース402は、各パケットアドレス部を扱い、各パケットが正しい宛先に到達するように、ゾーンプレーヤー400に向かうべきパケットを受信する。したがって、特定の実施形態では、パケットのそれぞれは、IPベースソースアドレスだけでなくIPベースの宛先アドレスも含む。

0034

いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース402は、無線インタフェース404と有線インタフェース406のどちらか一方又は両方を含むことができる。無線インタフェース402は、RFインタフェースとも呼ばれ、ゾーンプレーヤー400にネットワークインタフェース機能を提供し、通信プロトコル(例えば、無線規格IEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、又は802.15.1のいずれか)に従って他のデバイス(例えば、他のゾーンプレーヤー、スピーカ、受信機、データネットワーク128に関連付けられたコンポーネントなど)と無線で通信する。無線インタフェース404は、1つ又は複数のラジオを含んでもよい。無線信号を受信し、無線信号を無線インタフェース404に提供し、無線信号を送信するため、ゾーンプレーヤー400は、1つ又は複数のアンテナ420を含む。有線インタフェース406は、ネットワークインタフェース機能をゾーンプレーヤー400に提供し、通信プロトコル(例えば、IEEE802.3)に従って他のデバイスと有線で通信する。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤーは、複数の無線インタフェース404を含む。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤーは、複数の有線インタフェース406を含む。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤーは、インタフェース404と406の両方を含む。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー400は、無線インタフェース404のみを含むか、又は有線インタフェース406のみを含む。

0035

いくつかの実施形態では、プロセッサ408は、クロック駆動電子デバイスであり、コンピュータのメモリ410に記憶された命令に従って、入力データを処理するように構成されている。メモリ410は、1つ又は複数のソフトウェアモジュール414を搭載することができるデータストレージであり、コンピュータのプロセッサ408によって実行されることで特定のタスクを実行することができる。図示された実施形態では、メモリ410は、有形のコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、プロセッサ408によって実行可能な命令を記憶している。いくつかの実施形態では、タスクとは、ゾーンプレーヤー400が別のゾーンプレーヤー又はネットワーク上のデバイスから(例えば、URL又はいくつかの他の識別子を使用して)オーディオデータを取得することであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400が別のゾーンプレーヤーにオーディオデータを送信することか、又はネットワーク上のデバイスにオーディオデータを送信することであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400のオーディオの再生を1つ又は複数の追加のゾーンプレーヤーと同期させることであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400を1つ又は複数のゾーンプレーヤーとペアにし、マルチチャネルオーディオ環境を作成することであってもよい。追加のタスク又は代替的なタスクは、1つ又は複数のソフトウェアモジュール414およびプロセッサ408を通じて実行することができる。

0036

オーディオ処理コンポーネント412は、1つ又は複数のデジタルアナログ変換器(DAC)、オーディオ前処理コンポーネント、オーディオ強化コンポーネント又はデジタル信号プロセッサなどを含むことができる。いくつかの実施形態では、オーディオ処理コンポーネント412は、プロセッサ408の一部であってもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース402を通じて取り出されたオーディオを通じて取り出されたオーディオは、オーディオ処理コンポーネント412によって処理される、および/又は意図的に変更される。さらに、オーディオ処理コンポーネント412は、アナログオーディオ信号を生成することができる。処理されたアナログオーディオ信号は、オーディオアンプ416に提供され、スピーカ418を通して再生される。また、オーディオ処理コンポーネント412は、ゾーンプレーヤー400から再生するための入力としてアナログ又はデジタル信号を処理し、ネットワーク上の別のゾーンプレーヤーに送信することができる。また、オーディオ処理コンポーネント412は、ネットワーク上の別のデバイスに再生と送信の両方を行うために必要な回路を含むこともできる。入力の例としては、ラインイン接続(例えば、オートディテクティング3.5mmオーディオラインイン接続)を含む。

0037

オーディオアンプ416は、1つ又は複数のスピーカ418を駆動できるレベルまでオーディオ信号を増幅するデバイスである。1つ又は複数のスピーカ418は、個々の変換器(例えば、「ドライバ」)又は1つ又は複数のドライバを内包する筐体を含んだ完全なスピーカシステムを含むことができる。特定のドライバは、例えば、サブウーファー(低周波用)、ミッドレンジドライバ(中周波用)、およびツイーター(高周波用)であってもよい。筐体は、例えば、密封することもでき、又は移植することもできる。各トランスデューサは、それ自体の個々の増幅器によって駆動されてもよい。

0038

現在、市販されている例として知られているゾーンプレーヤーとして、内蔵アンプとスピーカとを備えるPLAY:5がある。PLAY:5は、例えば、インターネット又はローカルネットワークなどのソースから直接オーディオを取り出すことができる。特に、PLAY:5は、5アンプ、5ドライバ・スピーカシステムであり、それは2つのツイーター、2つのミッドレンジドライバおよび1つのウーファーを含んでいる。PLAY:5を通じてオーディオコンテンツを再生する場合、トラックの左側のオーディオデータは、左側のツイーターと左側のミッドレンジドライバから送られる。トラックの右側のオーディオデータは、右側のツイーターと右側のミッドレンジドライバから送られる。また、モノラル低音は、サブウーファーから送られる。さらに、両方のミッドレンジドライバと両方のツイーターが同じイコライゼーション(又は実質的に同じイコライゼーション)を有してもよい。つまり、これらの両方が同じ周波数にて異なるオーディオチャネルから送信される。PLAY:5は、インターネットラジオ局又はオンライン音楽・ビデオサービスからのオーディオ、ダウンロードされた音楽、アナログオーディオ入力、テレビ、DVDなどを再生することができる。

0039

IV.制御部
図5を参照すると、図1の制御デバイス130に対応可能な制御部500の例示的なブロック図が示されている。制御部500は、システム内のマルチメディアアプリケーションの制御、自動化およびその他のことを可能にするために使用することができる。特に、制御部500は、ネットワーク上にて利用可能な複数のオーディオソースを選択することを可能にすると共に、無線又は有線のネットワークインタフェース508を通じて1つ又は複数のゾーンプレーヤー(例えば、図1のゾーンプレーヤー102−124)の制御を可能にするように構成することができる。一実施形態によれば、無線通信は、標準規格に基づいている(例えば、赤外線、ラジオ、あるいは無線規格のIEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n又は802.15)。さらに、特定のオーディオが制御部500を通じてアクセスされている場合か、又は特定のオーディオがゾーンプレーヤーを経由して再生されている場合、画像(例えば、アルバムアート)又は他のデータが、オーディオおよび/又はオーディオソースに関連付けられて制御部500へ送信され、あるゾーンプレーヤー又は他の電子機器から表示することもできる。

0040

制御部500には、スクリーン502と入力インタフェース514が設けられている。これにより、ユーザは制御部500と対話し、例えば、多くのマルチメディア項目の再生リストをナビゲートしたり、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの動作を制御することができる。制御部500上のスクリーン502は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)スクリーンとすることができる。スクリーン502は、マイクロ制御部(例えば、プロセッサ)506によって制御されるスクリーンドライバ504と通信すると共に、コマンドを受信する。メモリ510は、1つ又は複数のアプリケーションモジュール512をロードすることができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションモジュール512は、選択された複数のゾーンプレーヤーをゾーングループにグループ化し、ゾーンプレーヤーを同期して、オーディオを再生することができるように構成されている。いくつかの実施形態では、アプリケーションモジュール512は、ゾーングループ内のゾーンプレーヤーのオーディオサウンド(例えば、ボリューム)を制御するように構成されている。動作中において、マイクロ制御部506がアプリケーションモジュール512の1つ又は複数を実行するとき、スクリーンドライバ504は、スクリーン502を駆動するための制御信号を生成し、特定のユーザインタフェースにアプリケーションを表示する。

0041

制御部500は、有線又は無線でゾーンプレーヤーと通信できるネットワークインタフェース508を含む。いくつかの実施形態では、ボリュームコントロールおよびオーディオ再生同期などのコマンドは、ネットワークインタフェース508を通じて送信される。いくつかの実施形態では、保存されたゾーングループ構成がネットワークインタフェース508を通じてゾーンプレーヤーと制御部との間に転送される。制御部500は、1つ又は複数のゾーンプレーヤー、例えば、図1のゾーンプレーヤー102−124などを制御することができる。特定のシステム用に複数の制御部を利用することができる。各制御部は別の制御部と共通の情報を共有することができる。又は、ゾーンプレーヤーが構成データ(例えば、状態変数など)を格納している場合、ゾーンプレーヤーから共通の情報を取り出すことができる。さらに、制御部は、ゾーンプレーヤーに統合することできる。

0042

他のネットワーク対応デバイス、例えば、iPhone(登録商標)、iPad(登録商標)若しくは他の任意のスマートフォン又はネットワーク対応デバイス(例えば、PC又はMac(登録商標)などのネットワーク化されたコンピュータなど)は、特定の環境内のゾーンプレーヤーと対話するための制御部、又は制御するための制御部としても使用できることに留意すべきである。いくつかの実施形態では、ソフトウェアアプリケーション又は更新は、ネットワーク対応デバイス上にダウンロードされ、本明細書で述べられている機能を実行できる。

0043

ある実施形態では、ユーザは、制御部500から少なくとも2つのゾーンプレーヤーを含むゾーングループ(結合されたゾーンとも呼ばれる)を作成することができる。ゾーングループ内のゾーンプレーヤーは、同期化された方法でオーディオを再生し、ゾーングループ内のすべてのゾーンプレーヤーが同一のオーディオソースを再生する方法か、試聴遅延がないか又は音が途切れない(試聴遅延がほぼないか又は音の途切れがほぼない)ように同期する方法で、同一のオーディオソースのリストを再生することができる。同様に、いくつかの実施形態絵は、ユーザが制御部500からグループオーディオボリュームを大きくするとき、グループのオーディオボリュームを大きくする信号又はデータが、ゾーンプレーヤーの1つに送信され、グループ内の他のゾーンプレーヤーのボリュームを一緒に大きくする。

0044

ユーザは、制御部500を通じて、「Link Zones」(「ゾーンをリンク」)又は「Add Zones」(「ゾーンを追加」)のソフトボタンアクティブにすることによってゾーンプレーヤーをゾーングループにグループ化することができ、又ユーザは、「Unlink Zones」(「ゾーンをリンク解除」)又は「Drop Zones」(「ゾーンをドロップ」)ボタンをアクティブにすることによってゾーングループをグループ解除することができる。例えば、オーディオを再生するためにゾーンプレーヤーを一緒に「参加させる」ための1つの機構は、複数のゾーンプレーヤーをリンクしてグループを形成することである。

0045

ある実施形態では、ユーザは、例えば、単一のゾーンで始めて、その後手動でそれぞれのゾーンをそのゾーンにリンクすることによって、6つのゾーンプレーヤーのうち任意の数のゾーンプレーヤーだけをリンクすることができる。

0046

ある実施形態では、ゾーンは、コマンドを使用して共に動的にリンクし、(最初にゾーンシーンを作成した後に)ゾーンシーン又はテーマを作成することができる。例えば、「Morning」(「朝」)ゾーンシーンコマンドは、寝室、オフィス、およびキッチンゾーンを1つの動作で一緒にリンクすることができる。この単一のコマンドがないと、ユーザは、各ゾーンを手動で個別にリンクする必要がある。単一のコマンドは、マウスクリックダブルマウスクリック、ボタンを押すこと、ジェスチャー、又はいくつあの他のプログラムされた動作を含んでもよい。他の種類のゾーンシーンをプログラムすることもできる。

0047

ある実施形態では、ゾーンシーンは、時間(例えば、アラームクロック機能)に基づいてトリガーすることができる。例えば、ゾーンシーンは、午前8:00に適用されるように構成することができる。システムは、適切なゾーンに自動的にリンクすることができ、特定の音楽を再生するように構成することができる。任意の特定のゾーンが時間に基づいて状態を「オン」又は「オフ」にトリガーすることができるが、例えば、ゾーンシーンは、シーンとリンクされた任意のゾーンが、予め定義されたオーディオ(例えば、お気に入り、ア予め定義された再生リスト)を、特定の時間に、および/又は特定の期間で再生可能なようにしている。何らかの理由により、スケジュールされた音楽の再生を失敗した(例えば、再生リストが空である、共有への接続がない、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)の失敗、インターネットラジオ局へのインターネット接続がないなどの)場合、バックアップブザーが鳴るようにプログラムすることができる。

0048

V.低遅延オーディオの提供
以下の定義を、本明細書を通じて使用する。

0049

「スペクトル」又は「無線スペクトル」との用語は、無線通信周波数の範囲のことを言う。異なる「スペクトラ」(複数のスペクトル)とは、無線周波数の異なる範囲のことを言う。異なるスペクトラは、互いに重複する場合もしない場合もある。異なるスペクトラは、連続する場合もしない場合もある(すなわち、それらの間にスペクトラがある場合もない場合もある)。本明細書で開示されるいくつかの例では、スペクトルとの用語は、米国の連邦通信委員会FCC)などの規制機関によって定義される規制スペクトルのことを言う。例えば、FCCは、産業、科学、医療の用途のために、2400MHzから2500MHzまでの周波数範囲を含む「2.4GHzスペクトル」(又はスペクトル帯)を割り当てている。さらに、FCCは、約5.17GHzから約5.835GHzまでの周波数範囲(いくつかのバンドを除く)を含む「5GHzスペクトル」(又はスペクトル帯)を割り当てている。

0050

「チャネル」、「オーディオチャネル」、「コントロールチャネル」、および/又は、より一般的な「無線チャネル」の用語は全て、特定の情報を送信するために用いる1つ又は複数のスペクトラ内の個別の周波数又はその個別のサブレンジのことをいう。チャネルは、周波数のバンド、周波数およびバンドの非連続なセット、周波数ホッピング構成、時分割多重化符号分割多重化、および/又はその他の種類の通信周波数構成であってもよい。

0051

「一次」又は「一次ゾーンプレーヤー」の用語は、「サテライト」ゾーンプレーヤーを有しない、又は1つ又は複数の「サテライト」ゾーンプレーヤーを有する低遅延オーディオネットワークを制御するゾーンプレーヤーのことをいう。「サテライト」又は「サテライトゾーンプレーヤー」は、一次ゾーンプレーヤーと協働して低遅延オーディオを提供するゾーンプレーヤーのことを言う。一次ゾーンプレーヤーとサテライトゾーンプレーヤーはともに、ゾーングループなどのその他のオーディオ再生構成にて動作するものであってもよい。

0052

「低遅延オーディオ」の用語は、別のイベントの閾値時間内で再生されるオーディオのことをいう(例えば、ゾーンプレーヤーで再生されるオーディオと実質的に同期された状態でビデオモニターにて再生されるビデオ)。例えば、いくつかの実施形態では、オーディオは、対応する再生中のビデオにおける閾値時間(例えば30ミリ秒)内で(例えばスピーカから)再生されるときに「低遅延(law-latency)」となる。いくつかの実施形態では、オーディオは、当該オーディオのソース(例えば、テレビ、ケーブルセットトップボックスデジタルメディアプレーヤーDVDプレーヤーブルーレイディスクプレーヤーなどのメディアソース)から提供される閾値時間(例えば30ミリ秒)内で再生されるときに低遅延とみなされる。遅延および低遅延に関するその他の手段が異なる実施形態で使用されてもよく、また、用途に応じて異なる意味を有してもよい。

0053

図6は、低遅延オーディオを提供する例示的な一次ゾーンプレーヤー600の内部機能ブロック図を示す。図6の一次ゾーンプレーヤー600を使用して、図1の任意のゾーンプレーヤー102—124を実装してもよい。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー600を使用して、ホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120のいずれかを実装してもよく、また当該ゾーンプレーヤー600はサウンドバーを含むものであってもよい。本明細書で使用されるように、「サウンドバー」とは、ビデオ用のオーディオや一般的なオーディオを再現するように構成されたスピーカのアレイを含む単一の再生デバイスを意味する。いくつかの例では、サウンドバーは、サラウンド音声環境をシミュレート又は部分的にシミュレートするものであってもよい。

0054

図4のゾーンプレーヤー400と同様に、図6の一次ゾーンプレーヤー600は、プロセッサ408と、メモリ410と、オーディオ処理コンポーネント412と、モジュール414と、オーディオアンプ416と、スピーカ418と、1つ又は複数のアンテナ420とを含む。これらの構成要素は、上記でより詳細に説明されている。所望の構成に応じて、含めるコンポーネントの数を増減させてもよい。図6の一次ゾーンプレーヤー600は、ネットワークインタフェース602を備える。ネットワークインタフェース602は、第1無線スペクトル(例えば、2.4GHzスペクトル)を通じて通信を行う第1インタフェース604(スペクトル1のインタフェース)と、第1無線スペクトルとは異なる第2無線スペクトル(例えば、5GHzスペクトル)を通じて通信を行う第2インタフェース606(スペクトル2のインタフェース)と、有線インタフェース406とを備える。一次ゾーンプレーヤー600は、インタフェース406、604、606のいずれか又は全てを通じて同時に又は略同時に通信することができる。

0055

図6の例示的なインタフェース406、604、606のそれぞれは、固有メディアアクセス制御(MAC)アドレスなどの一意識別子を有してもよい。これにより、インタフェース406、604、606のそれぞれに別々のアドレスを割り当てることができるとともに、所望の場合には、一次ゾーンプレーヤー600がインタフェース406、604、606のいずれか又は全てを使用して通信を行うことができる。

0056

図6の一次ゾーンプレーヤー600はさらに、制御インタフェース608と、オーディオインタフェース610とを備える。制御インタフェース608は、第1および第2スペクトルインタフェース604、606を通じて制御情報(例えば、構成情報)を送信および/又は受信する。例えば、制御インタフェース608は、第1スペクトルインタフェース604を通じて、1つ又は複数のサテライトゾーンプレーヤーおよび/又は1つ又は複数のその他のゾーンプレーヤーに構成情報を通信することができる。いくつかの例では、制御インタフェース608は、第1スペクトルインタフェース604を通じて、その他のゾーンプレーヤーから構成情報を受信する。例示的な制御インタフェース608は、付加的又は代替的に第2スペクトルインタフェース606を通じて、サテライトゾーンプレーヤーに制御情報(例えば、チャネルプローブキープアライブプローブなど)を通信する。

0057

図6の例示的なオーディオインタフェース610は、インタフェース406、412、604、606を通じて、オーディオ情報を送信および/又は受信する。例えば、オーディオインタフェース610は、インターネットソースや、ローカルネットワーク化されたソースや、テレビ、ケーブルボックス光学メディアプレーヤー(DVD、ブルーレイディスクなど)、デジタルメディアプレーヤー、ビデオゲームコンソールおよび/又はその他の種類のオーディオソースなどのホームシアターコンポーネントから、デジタルオーディオ情報を受信することができる。オーディオインタフェース610はさらに、受信したオーディオ情報を1つ又は複数のゾーンプレーヤーに送信する。当該送信には、標準ゾーンプレーヤーへの送信(例えば、RCA光出力などのラインアウト接続を通じて、又は、2.4GHzインタフェースなどの第1スペクトルインタフェースを介し、メッシュネットワークを通じて)や、サテライトゾーンプレーヤーへの送信(例えば、第1スペクトルインタフェース604および/又は第2スペクトルインタフェース606を介し、スター型ネットワークを通じて)が含まれる。いくつかの例では、オーディオインタフェース610は、制御インタフェース608によって提供される制御情報に基づいて、オーディオ情報を送信する。第1および第2スペクトルインタフェース604、606、制御インタフェース608並びにオーディオインタフェース610の動作の例に関して、以下でより詳細に説明する。

0058

第1および第2スペクトラにおいてどのチャネルを使用するかを制御するために、例示的なネットワークインタフェース602は、チャネル選択部612をさらに備える。例示的なチャネル選択部612は、第1スペクトル内でチャネルを選択する。第1スペクトルインタフェース604は、選択された当該チャネルを通じて、情報を送信および/又は受信する。いくつかの例では、異なるデバイス(例えば、別のゾーンプレーヤーなどの外部デバイス)によってチャネルが選択されるとともに、当該チャネルの情報は、第1スペクトルインタフェース604を通じてチャネル選択部612に提供される。チャネル選択部612は、第2スペクトル内でも使用のためにチャネルを選択する。第2スペクトルインタフェース606は、第2スペクトル内で選択された当該チャネルを通じてデータを送信および受信する。

0059

いくつかの例では、現在選択されているチャネルが低遅延オーディオに対して不適切なものとなり、別のより適切なチャネルが利用可能となっている場合がある。チャネル選択部612は、同一のスペクトル(例えば、5GHzスペクトル)内で新たなチャネルを選択し、当該チャネル情報を制御インタフェース608に提供してもよい。制御インタフェース608は、チャネルを切り替えるコマンドと新たなチャネル情報とを含むプローブ又はその他の構成情報を生成し、接続された任意のサテライトゾーンプレーヤーに送信する。その後、チャネル選択部612は、新たに選択されたチャネルへ第2スペクトルインタフェース606を変更させる。その後、オーディオインタフェース610は、新たに選択されたチャネルにてオーディオ情報の送信を継続的に行うことができる。

0060

いくつかの例では、現在選択されているチャネルが低遅延オーディオに対して不適切なものとなり、同じスペクトル(例えば、5GHzスペクトル)内におけるその他の適切なチャネルも利用できない場合がある。チャネル選択部612は、異なるスペクトル(例えば、2.4GHzスペクトル)内のチャネルを選択し、当該チャネル情報を制御インタフェース608に提供してもよい。制御インタフェース608は、チャネルを切り替えるコマンドと新たなチャネルおよびスペクトルの情報とを含むプローブ又はその他の構成情報を生成し、接続された任意のサテライトゾーンプレーヤーに送信する。その後、オーディオインタフェース610は、異なるスペクトルの新たなチャネルにてオーディオ情報の送信を継続的に行うことができる。

0061

図6の一次ゾーンプレーヤー600は、スパニングツリープロトコル構成を制御するスパニングツリープロトコル制御部614をさらに備える。スパニングツリープロトコルとは、一般的には、1)ルートノードを指定し、2)他のノードからルートノードへの最小コストのパスを算出し、3)その他のパスを無効化することによりブリッジを回避したネットワークを構築する、ネットワークプロトコルを指す。図6の一次ゾーンプレーヤー600は、メッシュネットワーク内のサテライトゾーンプレーヤーおよび/又はその他のゾーンプレーヤーと通信するためにスパニングツリープロトコルを有効に使用する。スパニングツリープロトコルを使用した場合には、ポイント間の最短パスを決定して、ゾーンプレーヤー間における低遅延オーディオに関する不必要なデータのホップを低減する(例えば失くす)ことによって、低遅延オーディオの配信が可能となる。例示的なスパニングツリープロトコル構成は、一次ゾーンプレーヤー600が接続されるポートおよび/又はデバイスを含んだスパニングツリープロトコルテーブル(例えば、メモリ410に格納されるもの)であってもよい。例示的なスパニングツリープロトコル制御部614は、ゾーンプレーヤーが追加されたとき、および/又は、ゾーンプレーヤーの構成が変更されたときに、スパニングツリープロトコルテーブルを再構成する。例えば、スパニングツリープロトコル制御部614は、一次ゾーンプレーヤー600が(例えば、メッシュネットワーキングモードを通じて接続された)あるサテライトゾーンプレーヤーから切断されるとともに、同じサテライトゾーンプレーヤーに対して異なるネットワーキングモード(例えば、スターネットワーキングモード)で再接続されたときに、スパニングツリープロトコルテーブルを変更する。

0062

動作の一例として、制御インタフェース608は、最初に(例えば、起動時やサテライトゾーンプレーヤーをゾーンプレーヤーネットワークに追加したときに)、第1スペクトルインタフェース604を通じて、1つ又は複数のサテライトゾーンプレーヤーと通信を行う。制御インタフェース608は、第1スペクトル内で選択されたチャネルを通じて、サテライトゾーンプレーヤーに制御情報を送信する。制御情報は少なくとも、第2スペクトル内で選択されたチャネルと、一次ゾーンプレーヤー600の識別子(例えば、同じネットワーク上に存在しうる他の任意の一次ゾーンプレーヤーから一次ゾーンプレーヤー600を区別するためのもの)とを含む。制御情報を送信した後(いくつかの実施形態ではさらに、サテライトゾーンプレーヤーからアクノリッジメントを受信した後)、オーディオインタフェース610は、当該サテライトゾーンプレーヤーへのオーディオ情報の送信を開始することができる。いくつかの実施形態では、オーディオインタフェース610は、ゾーンプレーヤーごとに固有のオーディオ情報を複数のゾーンプレーヤーの各々に送信する(例えば、左サラウンドチャネルオーディオを左サラウンドスピーカとして構成されたゾーンプレーヤーへ送信し、右サラウンドチャネルオーディオを右サラウンドスピーカとして構成されたゾーンプレーヤーへ送信する)。

0063

この例に関して続けて言及すると、第2スペクトル内で選択されたチャネルが不十分な場合には(例えば、干渉が多すぎる、待機時間が長すぎるなど)、図6の制御インタフェース608は、サテライトゾーンプレーヤーに制御情報を送信することで、第1スペクトル内のチャネルおよび第1スペクトルインタフェース604を通じた、一次ゾーンプレーヤー600との通信を再開させる。

0064

図7は、例示的なサテライトゾーンプレーヤー700の内部機能ブロック図を示す。当該サテライトゾーンプレーヤー700は、図6のサテライトゾーンプレーヤー600と協働して低遅延オーディオを提供するものである。図7のサテライトゾーンプレーヤー700を用いて、図1に示す任意のゾーンプレーヤー102—124を実装してもよい。いくつかの実施形態では、一次ゾーンプレーヤー600を用いて、任意のホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120を実装してもよく、および/又は、一次ゾーンプレーヤー600は、サウンドバー型のサラウンドサウンド構成を補完するサテライトスピーカ(例えば、左/右サラウンドスピーカ、サブウーファーなど)であってもよい。

0065

図4のゾーンプレーヤー400や図6の一次ゾーンプレーヤー600と同様に、図7のサテライトゾーンプレーヤー700は、プロセッサ408と、メモリ410と、オーディオ処理コンポーネント412と、モジュール414と、オーディオアンプ416と、スピーカ418と、1つ又は複数のアンテナ420とを備えてもよい。これらの構成要素は、上記で詳細に説明されている。所望の構成に応じて、含めるコンポーネントの数を増減させてもよい。図7のサテライトゾーンプレーヤー700は、デュアルスペクトルインタフェース704(スペクトル1/2のインタフェース)と、有線インタフェース406とを有するネットワークインタフェース702を備える。当該デュアルスペクトルインタフェース704は、第1無線スペクトル(例えば、2.4GHzスペクトル)や、第1無線スペクトルとは異なる第2無線スペクトル(例えば、5GHzスペクトル)を通じて通信を行う。

0066

図6図7の例では、デュアルスペクトルインタフェース704は、第1および第2無線インタフェース604、606と同じ2つのスペクトラで通信を行う。例示的なデュアルスペクトルインタフェース704は、第1スペクトル(例えば、第1スペクトル内の無線チャネル)又は第2スペクトル(例えば、第2スペクトル内の無線チャネル)のいずれかにて所定の時間に通信することができる。その他のいくつかの例では、デュアルスペクトル無線インタフェース604、606は、両方のスペクトルにおいて同時又は略同時に通信することができる。いくつかの例では、デュアルスペクトルインタフェース704は、別個の第1および第2無線インタフェースに置き換えられる。当該第1および第2無線インタフェースは、図6の第1および第2無線インタフェース604、606と類似又は同一のものであってもよい。いくつかの実施形態では、無線インタフェースのそれぞれに固有アドレスが割り当てられる(例えば、MACアドレス)。

0067

図7のサテライトゾーンプレーヤー700は、制御インタフェース706と、オーディオインタフェース708とをさらに備える。制御インタフェース706およびオーディオインタフェース708は、デュアルスペクトルインタフェース704および/又は有線インタフェース406を通じて、情報(例えば、制御情報やオーディオ情報)を送信および/又は受信する。例示的な制御インタフェース706は、第1スペクトル(例えばスペクトル1)内のチャネルを通じて、(例えば、図6の一次ゾーンプレーヤー600から)制御情報を受信する。第1スペクトルを介した当該制御情報は、一次ゾーンプレーヤー600からサテライトゾーンプレーヤー700に対して制御情報に加えてオーディオ情報を送信するための第2スペクトル(例えばスペクトル2)内のオーディオチャネルを示すものである。制御インタフェース706は、プローブのアクノリッジメント、構成情報、デバイス情報、および/又は、サテライトゾーンプレーヤー700の制御および/又は構成のために用いられるその他の情報などの制御情報も、一次ゾーンプレーヤー600および/又は標準ゾーンプレーヤーへ送信する。

0068

図7の例示的なオーディオインタフェース708は、(例えばスピーカ418を通じて)再生されるオーディオの情報を受け取る。当該オーディオ情報は、デュアルスペクトルインタフェース704が通信を行っているオーディオチャネルを通じて、受信されてもよい。いくつかの例では、オーディオインタフェース708は、受信したオーディオ情報が優れたクオリティのサービス特性および/又は低遅延性を有することを決定し、当該オーディオができるだけ早くおよび/又は指定された時点で再生されるべきであることを示す。

0069

図7の例示的なネットワークインタフェース702は、チャネル選択部710をさらに備える。チャネル選択部710は、第1又は第2スペクトルにおける無線通信チャネルを選択し、選択したチャネルでの通信をデュアルスペクトルインタフェース704に開始させる。

0070

いくつかの例では、制御インタフェース706は、第2スペクトル(例えば5GHzスペクトル)内の異なるチャネルで通信するように変更すべきであることの通知を一次ゾーンプレーヤーから受信する。このことは例えば、使用されているチャネルが低遅延オーディオに対して不適切なものになるとともに、別のより適切なチャネルが利用可能となった場合において発生する場合がある。制御インタフェース706は、チャネル選択部710に新しいチャネルを提供することにより、デュアルスペクトルインタフェース704において同じスペクトル内のチャネルに変更させる。いくつかの例では、制御インタフェース706は、第1スペクトル(例えば2.4GHzスペクトル)内のチャネルで通信するように変更すべきであることの通知を一次ゾーンプレーヤーから受信する。このことは例えば、使用されているチャネルが低遅延オーディオにとって不適切なものになるとともに、第2スペクトル(例えば5GHzスペクトル)においてもその他のより適切なチャネルが利用可能とならない場合に発生する場合がある。制御インタフェース706は、使用されている当該チャネルをチャネル選択部710へ提供することにより、デュアルスペクトルインタフェース704にチャネルとスペクトルを変更させる。

0071

サテライトゾーンプレーヤー700は、スパニングツリープロトコル制御部712をさらに備える。スパニングツリープロトコル制御部712は、(例えば一次ゾーンプレーヤーから)受信した制御情報に基づいて、スパニングツリープロトコルの構成を制御するものである。例えば、スパニングツリープロトコル構成は、サテライトゾーンプレーヤー700が接続されるポートおよび/又はデバイスを含んだスパニングツリープロトコルテーブル(例えば、メモリ410に格納されるもの)であってもよい。例示的なスパニングツリープロトコル制御部712は、ゾーンプレーヤーが追加されたとき、および/又は、サテライトゾーンプレーヤー700の構成が変更されたときに、スパニングツリープロトコルテーブルを再構成する。例えば、スパニングツリープロトコル制御部712は、サテライトゾーンプレーヤー700が異なるネットワーキングモードで一次ゾーンプレーヤーに接続するように(例えば、メッシュネットワーキングモードからスターネットワーキングモードへ)再構成されたときに、スパニングツリープロトコルテーブルを変更する。

0072

図8—11は、動作中における例示的なゾーンプレーヤーネットワーク800のブロック図を示す。特に、図8−11の例は、異なる構成イベントに応じたネットワーク内のゾーンプレーヤー同士の接続例を示す。

0073

図8は、ゾーンプレーヤーネットワーク800のブロック図を示す。当該ゾーンプレーヤーネットワーク800では、一次ゾーンプレーヤー802は、スター型ネットワーク808を通じてサテライトゾーンプレーヤー804、806に接続されるとともに、メッシュネットワーク814を通じて付加的なゾーンプレーヤー810、812にも接続されている。例示的な一次ゾーンプレーヤー802および例示的なサテライトゾーンプレーヤー804、806は、1つの場所(例えば同じ部屋)におけるホームシアター装置として構成されてもよい。例示的なゾーンプレーヤー810、812は、一次ゾーンプレーヤー802および/又はサテライトゾーンプレーヤー804、806とは同一又は異なる部屋に配置されてもよい。

0074

一次ゾーンプレーヤー802とゾーンプレーヤー810、812は、第1スペクトル(例えば、2.4GHzスペクトルチャネル)を通じて通信可能に接続されている。メッシュネットワーク814内のゾーンプレーヤー802、810、812は、米国特許第8,020,023号に記載されるように、オーディオ情報および/又は制御情報を通信および/又は同期してもよい。米国特許第8,020,023号は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれる。ユーザの指示の元、付加的なゾーンプレーヤーをメッシュネットワーク814に追加および/又はメッシュネットワーク814から削除してもよく;ゾーンプレーヤー802、810、812をメッシュネットワーク814から削除および/又はメッシュネットワーク814に再加入させてもよく;一次ゾーンプレーヤー802、ゾーンプレーヤー810、および/又はゾーンプレーヤー812の任意の組み合わせを、オーディオを同期再生するためのゾーングループとしてグループ化してもよい。図8の例では、ユーザは、ゾーンプレーヤー810、812のうちの1つ又は複数と同じゾーングループの一部である一次ゾーンプレーヤー802に提供されるオーディオを、スター型ネットワーク808内のサテライトゾーンプレーヤー804、806を通じて再生させることを選択することもできる。

0075

図8の例では、一次ゾーンプレーヤー802は、それぞれのスター型無線接続を通じて、サテライトゾーンプレーヤー804、806に接続されている。例示的な接続816、818の確立については、以下でより詳細に説明する。一次ゾーンプレーヤー802およびサテライトゾーンプレーヤー804、806は、第2スペクトル(例えば、5GHzスペクトルのチャネル)を通じて通信可能に接続されている。サテライトゾーンプレーヤー804、806は例えば、ソノズ社のPLAY:3ゾーンプレーヤーなどの左右リアサラウンドスピーカであってもよい。いくつかの例では、サテライトゾーンプレーヤー804、806のうちの1つ又は複数は、ソノズ社のSUBゾーンプレーヤーといったサブウーファーゾーンプレーヤーである。

0076

一次ゾーンプレーヤー802は、オーディオソース(例えば、テレビ、ネットワーク化されたソース、インターネットソース、ゾーンプレーヤー810、812など)から、スター型ネットワーク808を通じて再生すべきオーディオ情報を受信する。一次ゾーンプレーヤー802は、サテライトゾーンプレーヤー804、806のそれぞれに対して送信すべきオーディオ情報を決定する。例えば、サラウンドサウンド技術のドルビー(登録商標)デジタルファミリーは、サラウンドスピーカ(例えばリアスピーカ)に対応するオーディオチャネルを提供する。一次ゾーンプレーヤー802は、第2スペクトル(例えば、5GHzスペクトル)を通じて、サテライトゾーンプレーヤー804、806に各オーディオ情報を送信し、サテライトゾーンプレーヤー804、806が当該オーディオ情報のデコードおよび再生を行う。

0077

図8の例では、一次ゾーンプレーヤー802は、異なる種類の情報に対して、異なるクオリティのサービスインジケータを割り当てる。例えば、一次ゾーンプレーヤー802は、サテライトゾーンプレーヤー804に送信される低遅延(例えば、閾値遅延未満)を要するオーディオ情報に対して、最も高いクオリティ(例えば、サービスレベル3のクオリティ)のサービスを割り当ててもよい。一次ゾーンプレーヤー802は、その次に高いクオリティ(例えば、サービスレベル2のクオリティ)のサービスを、サテライトゾーンプレーヤーには送信されない(例えば、ゾーンプレーヤー810、812に送信される)1つ又は複数の所定の種類のソース(例えば、有線ソース、ホームシアターソース等)からのオーディオ情報に割り当ててもよい。一次ゾーンプレーヤー802は、その次に高いクオリティ(例えば、サービスレベル1のクオリティ)のサービスを、サテライトゾーンプレーヤーには送信されない(例えば、ゾーンプレーヤー810、812に送信される)、その他の種類のソース(あるいは、サービスレベル2のクオリティが使用されていない場合は任意のソース)からのオーディオ情報に割り当てる。一次ゾーンプレーヤー802は、最も低いクオリティ(例えば、サービスレベル0のクオリティ)のサービスを使用して、バックグラウンドデータ(例えば、非オーディオ情報、制御情報、構成情報など)をその他のゾーンプレーヤー(例えば、ゾーンプレーヤー804、806、808、810)へ送信する。サービスのクオリティを使用することで、スター型ネットワーク808が低遅延オーディオを提供することが可能となり、これにより、ホームシアタープレゼンテーションに対するユーザの知覚性を向上させるとともに、ビデオとオーディオ間のラグを許容可能なレベルまで低減することができる。

0078

図9は、一次ゾーンプレーヤー802がゾーンプレーヤーネットワーク800から削除されたときのゾーンプレーヤーネットワーク800を示す。図9に示すゾーンプレーヤーネットワーク800は、閾値時間(例えば、タイムアウトインターバル)が経過するよりも前の状態にある。一次ゾーンプレーヤー802の削除は例えば、無線通信(例えば、図6のスペクトルインタフェース604、606)の干渉や、一次ゾーンプレーヤー802に対する電力の切断に起因して生じる。

0079

一次ゾーンプレーヤー802が削除されると、一次ゾーンプレーヤー802とサテライトゾーンプレーヤー804、806との間の接続816、818も削除される。サテライトゾーンプレーヤー804、806は、接続816、818がなくなったことを認識するとともに、2.4GHzのチャネルを通じて(例えば、図7のチャネル選択部710およびデュアルスペクトルインタフェース704を通じて)一次ゾーンプレーヤー802との接続を確立する試みを開始する。ゾーンプレーヤー810、812は、メッシュネットワーク814を維持し、図8に示すように通信を継続することができる。

0080

図10は、一次ゾーンプレーヤー802が削除されてゾーンプレーヤーネットワーク800に再加入したときの図8のゾーンプレーヤーネットワーク800を示す。一次ゾーンプレーヤー802は、(例えば、電力の回復や干渉の除去などによって)ネットワーク800に再加入すると、第1スペクトル(例えば、2.4GHz)内の接続を介するメッシュネットワーク814内のゾーンプレーヤー810、812との接続を再度確立する。

0081

一次ゾーンプレーヤー802はまた、サテライトゾーンプレーヤー804、806との各メッシュネットワーク接続1002、1004を確立する。これにより、接続1002、1004は例えば、メッシュネットワーク814の一部を形成することができる。図8のスター型ネットワーク接続816、818とは対照的に、メッシュネットワーク接続1002、1004は、第1スペクトル(例えば、メッシュネットワーク814で用いられる2.4GHzスペクトル)において確立される。メッシュネットワーク接続1002、1004を確立すると、一次ゾーンプレーヤー802は、第2スペクトル内のチャネルを選択するとともに、サテライトゾーンプレーヤー804、806に制御情報を送信することで、選択されたチャネルでの通信をサテライトゾーンプレーヤー804、806に開始させる。結果的に、メッシュネットワーク接続1002、1004は削除され、第2スペクトル内で選択されたチャネルを通じた新たな接続が生成されるとともに、ゾーンプレーヤーネットワーク800の状態が図8に示した状態と類似又は同一のものとなる。

0082

図11は、図8のゾーンプレーヤーのネットワーク800において、一次ゾーンプレーヤー802が時間閾値のためにゾーンプレーヤーネットワーク800から削除された状態を示している。ゾーンプレーヤーネットワーク800が図11の状態に変化するのは、例えば、ある閾値時間後において、図10に関して上述したような状態をゾーンプレーヤーネットワーク800が得られない場合である(例えば、一次ゾーンプレーヤー802がネットワーク800に戻らない場合)。

0083

図11の例では、サテライトゾーンプレーヤー804、806は、第2無線スペクトル内の通信から第1無線スペクトル内の通信に切り替わる。例えば、図7のチャネル選択部710は、メッシュネットワーク814が通信を行うチャネルを選択又は受信する。デュアルスペクトルインタフェース704は、選択された当該チャネルに変更する。ネットワーク800内に一次ゾーンプレーヤー802はないので、制御インタフェース706は、他のゾーンプレーヤーに構成情報を送信することで、メッシュネットワーク814に参加させる。例えば、第1サテライトゾーンプレーヤー804の制御インタフェース706は、第1スペクトル内のチャネルを通じて、サテライトゾーンプレーヤー806とゾーンプレーヤー810、812に構成情報を送信する。

0084

構成情報を受信したゾーンプレーヤー806、810、812は、サテライトゾーンプレーヤー804をメッシュネットワーク814内のゾーンプレーヤーとして識別する。結果的に、サテライトゾーンプレーヤー804はゾーングループに含まれる、および/又は、スター型ネットワーク化されたサテライトゾーンプレーヤーの代わりに、標準ゾーンプレーヤーとして構成される。ゾーンプレーヤー804、806、810、812の構成が完了すると、ゾーンプレーヤー804、806、810、812のそれぞれがメッシュネットワーク814を通じて接続される。

0085

図12は、複数の一次ゾーンプレーヤー1202、1204を含む別の例示的なゾーンプレーヤーネットワーク1200のブロック図を示す。例示的な一次ゾーンプレーヤー1202、1204のそれぞれは、図6の一次ゾーンプレーヤー600によって実装されてもよい。図12のゾーンプレーヤーネットワーク1200は、標準ゾーンプレーヤー1206を含んでもよい。当該標準ゾーンプレーヤー1206は、図4のゾーンプレーヤー400によって実装されてもよい。ゾーンプレーヤー1202—1206は、メッシュトポロジーで構成される。一次ゾーンプレーヤー1202、1204は、第1スペクトルインタフェース604a、604b(例えば、図6の第1スペクトルインタフェース604)と、第2スペクトルインタフェース606a、606b(例えば、図6の第2スペクトルインタフェース606)とを備える。例示的なゾーンプレーヤー1206は、無線インタフェース404を備える。例示的な無線インタフェース404は、第1スペクトル(例えば、2.4GHzスペクトル)内のチャネルを通じて通信するように構成される。

0086

図13は、図12のゾーンプレーヤーネットワーク1200において、サテライトゾーンプレーヤー1302が追加された状態を示す。サテライトゾーンプレーヤー1302は、デュアルスペクトルインタフェース704を備える。デュアルスペクトルインタフェース704は、第1スペクトルおよび/又は第2スペクトルを通じて通信するように構成可能である。

0087

サテライトゾーンプレーヤー1302がネットワーク1200に追加された場合、サテライトゾーンプレーヤー1302は、第1スペクトル内の無線チャネルを通じて通信を行う。いくつかの例では、サテライトゾーンプレーヤー1302は、最初に、ゾーンプレーヤー1202—1206を接続しているメッシュネットワークを通じて通信するように構成されている。図13のサテライトゾーンプレーヤー1302は、第1MACアドレスを使用して、メッシュネットワーク内のゾーンプレーヤー1202—1206と通信を行う。

0088

図14は、図12のゾーンプレーヤーネットワーク1200において、図13のサテライトゾーンプレーヤー1302がスター型ネットワーク1402を通じて第1一次ゾーンプレーヤー1202に接続するように構成されている。サテライトゾーンプレーヤー1302がネットワーク1200に接続された後では、ネットワーク1200のユーザは、(例えば、図5の制御部500のような制御部を通じて)一次ゾーンプレーヤー1202とサテライトゾーンプレーヤー1302を含んだスター型ネットワークを構成することを選択する。

0089

当該選択に応じて、一次ゾーンプレーヤー1202は、第2スペクトル内で選択されたチャネルと一次ゾーンプレーヤー1202の識別子とを含む制御情報を、第1スペクトルインタフェース604aを通じてサテライトゾーンプレーヤー1302に送信する。例えば、一次ゾーンプレーヤー1202は、固有デバイス名(UDN)、および/又は、第2スペクトルインタフェース606aのメディアアクセス制御(MAC)アドレスなどの一次ゾーンプレーヤー1202用の汎用一意識別子(UUID)を識別することができる。UUIDを用いることで、サテライトゾーンプレーヤー1302は、複数の一次ゾーンプレーヤー1202、1204のうち(例えば複数のスター型ネットワークのうち)、どれに接続を行うべきであるかを識別することができる。

0090

構成情報を受信した後、サテライトゾーンプレーヤー1302は、第2スペクトル内の指定されたチャネルを使用するようにデュアルスペクトルインタフェース704を変更する。一例では、サテライトゾーンプレーヤー1302がデュアルスペクトルインタフェース704を変更したときに、サテライトゾーンプレーヤー1302は、一次ゾーンプレーヤー1202にメッセージを送信することで、その変更を確認させることができる。変更の直後であって、かつサテライトゾーンプレーヤー1302がメッシュネットワークから離脱したことを他のゾーンプレーヤーが認識する前にメッセージを送信することで、構成の遅延を効果的に低減することができる(例えば、最小限に抑える)。別の例では、サテライトゾーンプレーヤー1302がデュアルスペクトルインタフェース704を変更したときに、サテライトゾーンプレーヤー1302は、プローブメッセージの送信を開始することができる。一次ゾーンプレーヤー1202で受信されたプローブメッセージは、サテライトゾーンプレーヤー1302が変更を行ったことの黙示的なアクノリッジメントとしてみなすことができる。

0091

準備ができている場合には、一次ゾーンプレーヤー1202は、制御情報を含むプローブパケット(例えば、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)形式のメッセージ)を、第2スペクトル内の指定されたチャネルを通じて送信することを開始する。例示的なプローブパケットは、一次ゾーンプレーヤー1202からサテライトゾーンプレーヤー1302に送信される識別情報(例えば、UUIDや、インタフェース606aのMACアドレス等)を少なくとも含む。サテライトゾーンプレーヤー1302は、プローブパケットを受信するとともに、当該識別情報と、第1チャネルを通じて一次ゾーンプレーヤー1202から受信した識別情報とを比較する(例えば、UUIDを比較する)。識別情報が同じであれば、サテライトゾーンプレーヤー1302は、受信したことを一次ゾーンプレーヤー1202に知らせてもよい。

0092

一方、複数の一次ゾーンプレーヤー1202、1204が異なるスター型ネットワーク(例えば、スター型ネットワーク1402と、一次ゾーンプレーヤー1204を含むスター型ネットワーク1404)で動作している場合、サテライトゾーンプレーヤー1302は、第21次ゾーンプレーヤー1204からプローブパケットを受信する可能性がある。この場合、サテライトゾーンプレーヤー1302は、当該識別情報が、一次ゾーンプレーヤー1202からの制御情報を通じて受信した識別情報と同じではないと判断する。結果的に、サテライトゾーンプレーヤー1302は、当該プローブパケットを破棄又は無視するとともに、一次ゾーンプレーヤー1202からのプローブパケットのモニタを行う。

0093

一次ゾーンプレーヤー1202が第2スペクトル内のチャネルを通じてプローブパケットを送信(かつ可能であればアクノリッジメントを受信)したとき、一次ゾーンプレーヤー1202は、サテライトゾーンプレーヤー1302へのオーディオ情報の送信を開始することができる。いくつかの例では、一次ゾーンプレーヤー1202は、サテライトゾーンプレーヤー1302へオーディオ情報を送信する前において、指示(例えば、アクノリッジメントメッセージ又はプローブメッセージ)を受信するまで待機する。いくつかの例では、一次ゾーンプレーヤー1202は、プローブパケット(例えば、キープアライブパケットコンフィギュレーションパケット等)の送信も行う。サテライトゾーンプレーヤー1302は、オーディオ情報を受信してデコードを行う。図14の例では、オーディオ情報には、当該オーディオがスター型ネットワーク1402に属するものであることを識別する、および/又は、一次ゾーンプレーヤー1202から送信されていることを識別するための識別子(例えば、UUIDや、第2スペクトルインタフェース606aのMACアドレス等)が含まれる。

0094

図15は、一次ゾーンプレーヤー1502と複数のサテライトゾーンプレーヤー1504、1506、1508とを含んだ別の例示的なゾーンプレーヤーネットワーク1500のブロック図を示す。図15はさらに、ゾーンプレーヤーネットワークがメッシュ構成にある場合のゾーンプレーヤー1502—1508用の各スパニングツリープロトコルテーブル1510、1512、1514、1516を示す。図15に示されているメッシュ構成では、ゾーンプレーヤー1502—1508のうちの任意のゾーンプレーヤーを、その他のゾーンプレーヤー1502—1508の任意の1つ又は複数のゾーンプレーヤーおよび/又は共通のネットワークに接続されたその他の任意のゾーンプレーヤーと、ゾーングループにグループ化することができる。

0095

例示的なスパニングツリープロトコルテーブル1510—1516は、それぞれのゾーンプレーヤー1502—1508用のスパニングツリープロトコル構成を示す。ゾーンプレーヤーネットワーク1500では、一次ゾーンプレーヤー1502(例えば、ZP1)は、サテライトゾーンプレーヤー1504—1508に対するルートノードとして構成されている。しかしながら、いくつかの例のゾーンプレーヤーネットワークにおいては、一次ゾーンプレーヤー1502に加えてその他のゾーンプレーヤーがネットワークのルートノードとして構成されてもよい。この場合、一次ゾーンプレーヤー1502は、サテライトゾーンプレーヤー1504−1508からの最もコストの低いノードとして構成される。サテライトゾーンプレーヤー1504—1508は、それぞれのアドレスに基づいたノードとして構成される。

0096

一次ゾーンプレーヤー1502用のスパニングツリープロトコルテーブル1510は、一次ゾーンプレーヤー1502によって使用されるポートに関する転送テーブルを含む。サテライトゾーンプレーヤー(例えば、サテライトゾーンプレーヤー1508)が最初にネットワーク1500に接続されたとき、他のゾーンプレーヤー1502−1506のスパニングツリープロトコル制御部614、712は、それぞれのエントリを追加することで、サテライトゾーンプレーヤー1508との新しい接続を反映させる。

0097

メッシュネットワークは、デバイスが他のデバイスからのプローブを(例えば、2.4GHzスペクトルなどの第1無線スペクトル内のチャネルを通じて)閲覧するときにルーティンで生成される。新しいデバイスが発見されると(例えば、ネットワーク1500に追加されると)、ネットワーク上の既存の各デバイス(例えば、ゾーンプレーヤー1502—1506)は、ピアツーピアの各トンネルをそれぞれのブリッジ層に生成する。ピアツーピアのトンネルは、新しいデバイス1518(例えば、新しいデバイス1518のMACアドレス)を識別し、ポート又はトンネル1520の種類(例えば、ピアツーピアや、無線ピアツーピア等)を識別し、ポート又はトンネル1522の転送状態(新しいデバイスから受信したパケットに対して何を行うべきか)を識別し、リモートポートトンネル1524の転送状態(例えば、新しいデバイスが、スパニングツリープロトコルテーブルに関連付けられたデバイスから受信したパケットに対して何を行うべきか)を識別する。

0098

ネットワーク1500においては、予想される一次ゾーンプレーヤー1502の識別情報(例えば、UUID)を含んだ要素をプローブが有しているかどうかを確認するために、プローブの検査が行われる。プローブが一次ゾーンプレーヤー1502からのものでない場合、プローブはドロップされ、ピアツーピアのトンネルは作成されない。結果的に、サテライトゾーンプレーヤー1504—1508のいずれかを一次ゾーンプレーヤー1502に接続する単一の無線ピアツーピアトンネルに対して、有線のイーサネット(登録商標)ポートをブリッジすることができる。サテライトゾーンプレーヤー1504—1508が一次ゾーンプレーヤー1502からプローブを受信しないことにより有線のピアツーピアトンネルが確立されていない場合、ゾーンプレーヤーネットワーク1500にはまだ有線ポートを確立することができる。

0099

ゾーンプレーヤーネットワーク1500をシングルリンク(single-linked)メッシュネットワークとして開始することによって(あるいは、ゾーンプレーヤー構成がメッシュモードからスターモード又はサテライトモードに変更となった時に)、ネットワーク1500のトポロジーに関する余分な変更が潜在的に低減される(例えば、最小化)。ゾーンプレーヤーネットワーク1500がフルメッシュ(full mesh)として開始されるとともに、一次ゾーンプレーヤー1502が発見された後に一次ゾーンプレーヤー1502以外のゾーンプレーヤーに対するピアツーピアのリンクが削除された場合には、使用中の1つ又は複数のリンクを削除することができ、これにより再生が中断される。さらに、新たなサテライトゾーンプレーヤーをフルメッシュモードで開始することにより、サテライトゾーンプレーヤーが起動するとき(例えば、開始されるときおよび/又はネットワーク1500に追加されるとき)には常に付加的なトポロジー変更を強制的に行うことができる。いくつかの例では、このようなトポロジーの変更により、ネットワーク1500が再構成される一方で、ネットワークのパフォーマンスが潜在的に大幅に低下する可能性がある。

0100

スパニングツリープロトコルテーブル1512—1516に示すように、ポートのうちのいくつかは、スパニングツリープロトコルにしたがってブロックされる。ブロックされたポートは、ネットワーク内におけるデータループを低減する(例えば、防止する)。

0101

図16は、低遅延オーディオを提供するスター型ネットワークとして構成された図15のゾーンプレーヤーネットワーク1500と、各スパニングツリープロトコルテーブル1510—1512とを示す。図16の例示的なゾーンプレーヤーネットワーク1500は、スター型ネットワークに変換されている。このような変換を行うには、メッシュ構成を、サテライトゾーンプレーヤー1504—1508の各々を一次ゾーンプレーヤー1502に接続する単一のピアツーピアリンクに変換する。当該変換の一部として、一次ゾーンプレーヤー1502は、変換を行うべきサテライトゾーンプレーヤー1504—1508のそれぞれにプローブパケットを送信する。一次ゾーンプレーヤー1502とサテライトゾーンプレーヤー1504−1508は、それぞれのスパニングツリープロトコルテーブルを更新することで、各サテライトゾーンプレーヤー1504—1508と一次ゾーンプレーヤー1502との間にシングルリンクを反映する。

0102

図6、7では、一次ゾーンプレーヤー600とサテライトゾーンプレーヤー700を示したが、図6、7に示す1つ又は複数のインタフェース、データ構造エレメント、プロセスおよび/又はデバイスを、任意の方法により、組合せ、分割、再配置、省略、削除および/又は実装してもよい。さらに、プロセッサ408、メモリ410、オーディオ処理コンポーネント412、モジュール414、オーディオアンプ416、スピーカ418、アンテナ420、第1スペクトルインタフェース604、第2スペクトルインタフェース606、制御インタフェース608、オーディオインタフェース610、チャネル選択部612、デュアルスペクトルインタフェース704、制御インタフェース706、オーディオインタフェース708、チャネル選択部710、および/又は、より一般的な、一次ゾーンプレーヤー600および/又はサテライトゾーンプレーヤー700は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/又はハードウェア、ソフトウェアおよび/又はファームウェアの任意の組み合わせによって実装されてもよい。これより、例えば、プロセッサ408、メモリ410、オーディオ処理コンポーネント412、モジュール414、オーディオアンプ416、スピーカ418、アンテナ420、第1スペクトルインタフェース604、第2スペクトルインタフェース606、制御インタフェース608、オーディオインタフェース610、チャネル選択部612、デュアルスペクトルインタフェース704、制御インタフェース706、オーディオインタフェース708、チャネル選択部710、および/又は、より一般的な、一次ゾーンプレーヤー600および/又はサテライトゾーンプレーヤー700は、1つ又は複数の回路、プログラマブルプロセッサ特定用途向け集積回路ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、および/又はフィールドプログラマブルロジックデバイスFPLD)などにより実装されてもよい。

0103

特許請求の範囲の請求項がソフトウェアおよび/又はファームウェアの実施を純粋にカバーするように読めるときには、プロセッサ408、メモリ410、オーディオ処理コンポーネント412、モジュール414、オーディオアンプ416、スピーカ418、アンテナ420、第1スペクトルインタフェース604、第2スペクトルインタフェース606、制御インタフェース608、オーディオインタフェース610、チャネル選択部612、デュアルスペクトルインタフェース704、制御インタフェース706、オーディオインタフェース708、および/又はチャネル選択部710のうちの少なくとも1つが、本明細書にて、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、ソフトウェアおよび/又はファームウェアを記録しているメモリ、DVD、CDなど)を含むように明示的に定義される。さらに、オーディオ再生デバイス602および/又はオーディオ情報ソース604は、図7、8に示されるものに加えて又はその代わりに、1つ又は複数のエレメント、プロセスおよび/又はデバイスを備えてもよく、および/又は、図示したエレメント、プロセスおよびデバイスの全て又はそのいずれかを複数備えてもよい。

0104

図17は、1つ又は複数のサテライトゾーンプレーヤーを通じて低遅延オーディオを提供する例示的な方法1700のフローチャートを示す。方法1700は、図6図8図10および/又は図12図15の任意の一次ゾーンプレーヤー600、802、1202、1204および/又は1502によって実行することができる。

0105

例えば、ユーザが複数のゾーンプレーヤーをグループ化することでホームシアターを構成することを選択したときに、図17の方法1700を開始してもよい。方法1700は、(例えば、図6のチャネル選択部612を通じて)5GHzスペクトルなどの第2スペクトル内でオーディオチャネルが選択されることによって開始される(ブロック1702)。一次ゾーンプレーヤー600は、(例えば、制御インタフェース608および/又は第2スペクトルインタフェース606を通じて)新しいサテライトゾーンプレーヤーが存在するかどうかを決定する(ブロック1704)。いくつかの例では、新たなサテライトゾーンプレーヤーが存在するかどうかを決定することには、スター型ネットワーク(例えば、ホームシアターネットワーク)に接続すべきサテライトゾーンプレーヤーが存在するかどうかを決定することが含まれる。

0106

新しいサテライトゾーンプレーヤーが存在する場合(ブロック1704)、一次ゾーンプレーヤー600は、第1周波数スペクトル(例えば、2.4GHzスペクトル)内のチャネルを通じてサテライトに制御情報を送信する(ブロック1706)。例えば、一次ゾーンプレーヤー600は、一次ゾーンプレーヤー600を識別するための情報(例えば、第1スペクトルインタフェース606のUUID、UDN、MACアドレスなど)や、第2周波数スペクトル内で選択されたチャネルを識別するための情報を送信してもよい。一次ゾーンプレーヤー600は、第2周波数スペクトル内で選択されたチャネルを通じて(例えば、5GHzのチャネルを通じて)、プローブを送信する(ブロック1708)。例えば、一次ゾーンプレーヤー600は、一次ゾーンプレーヤー600の識別情報(例えば、第2スペクトルインタフェース606のUUID、MACアドレスなど)を含むプローブを送信する(ブロック1708)。

0107

一次ゾーンプレーヤー600は、送信したプローブが受信されたか否かを判定する(ブロック1710)。例えば、サテライトゾーンプレーヤーがプローブを受信した場合、当該サテライトゾーンプレーヤーは、同じスペクトル(例えば、5GHzスペクトル)内の同じチャネル又は異なるチャネルを通じて、一次ゾーンプレーヤー600にアクノリッジメントを送信して、プローブの受信確認を行ってもよい。別の例では、サテライトゾーンプレーヤーがプローブを受信した場合、当該サテライトゾーンプレーヤーは、同じスペクトル(例えば、5GHzスペクトル)上のチャネルを通じて、プローブメッセージ自体の送信を開始する。プローブの受信が明示的又は暗黙的に確認されていない場合(ブロック1710)、一次ゾーンプレーヤー600は、タイムアウト条件に達したか否かを判定する(ブロック1712)。例えば、一次ゾーンプレーヤー600は、プローブの(明示的又は暗黙的な)アクノリッジメントを受信するまで待機してもよく、プローブのアクノリッジメントがその時間内に受信されない場合は、一次ゾーンプレーヤー600はタイムアウト条件と判定する。タイムアウト条件がない場合には(ブロック1712)、制御はブロック1710に戻り、プローブについて明示的又は暗黙的な受信確認が行われたかどうかを決定する。タイムアウト条件が発生した場合(ブロック1712)、制御はブロック1706に戻り、サテライトゾーンプレーヤーに制御情報を再送信する。

0108

プローブについて明示的又は黙示的な受信確認がされた場合(ブロック1710)、一次ゾーンプレーヤー600は、選択されたチャネル(5GHzのチャネル)を通じて(例えば、オーディオインタフェース610および第2スペクトルインタフェース606を経由して)オーディオ情報を送信する(ブロック1714)。オーディオ情報は、例えば、ホームシアターソース、別のゾーンプレーヤー、ローカルネットワークソースおよび/又はインターネットソースから受信したオーディオ情報に基づくものであってもよい。

0109

一次ゾーンプレーヤー600は、(例えば、定期的にあるいはサテライトゾーンプレーヤーからの通信が欠落していることに応答して)1つ又は複数の接続が切断されたか、あるいは、選択したチャネル(例えば、5GHzスペクトルチャネル)における閾値以下までクオリティが劣化したかどうかを決定する(ブロック1716)。接続が切断されていない、又は選択されたチャネルにおける閾値よりもクオリティが下回っていない場合(ブロック1716)、一次ゾーンプレーヤー600はオーディオの送信を継続して行う(ブロック1714)。

0110

1つ又は複数の接続が切断されたか、又は、クオリティが閾値を超えて劣化している場合(ブロック1716)、一次ゾーンプレーヤー600は、タイムアウト条件が発生したか否かを判定する(ブロック1718)。例えば、所定の閾値時間の間に接続が切断される(例えば、アイドル状態非応答状態などになる)、又は、閾値を下回るまでクオリティが劣化した場合(例えば、パケットのエラー率が1パーセントよりも多く増加している場合)、タイムアウト条件が発生したとみなすことができるとともに、一次ゾーンプレーヤー600は、接続が回収されないことを予測することができる。タイムアウト条件が発生した場合(ブロック1718)、一次ゾーンプレーヤー600は、オーディオを送信するために使用する新しいチャネルを、(例えば、チャネル選択部612を通じて)第2スペクトル(例えば、5GHzスペクトル)から選択する(ブロック1720)。その後、制御はブロック1706に戻り、第1又は第2スペクトルのいずれかのチャネルを通じて制御情報を送信する。例えば、接続が切断されたサテライトゾーンプレーヤーは、当該失われた接続を検知するとともに、タイムアウト条件の後に、再構成のために第1スペクトル内のチャネルに戻るように構成されてもよい。

0111

ブロック1716において、閾値を下回るまで劣化したクオリティや切断された接続を検知することには、オーディオを1つ又は複数のサテライトスピーカに提供する際の待ち時間が許容できない量かどうかを判定することが追加的又は代替的に含まれてもよい。

0112

図18は、サテライトゾーンプレーヤーをゾーンプレーヤーネットワークに接続するための例示的な方法1800のフローチャートを示す。方法1800は、図7—16のサテライトゾーンプレーヤー700、804、806、1302、1504、1506、および/又は1508のいずれによっても実行することができる。方法1800は、(ホームシアターシステム用などの)低遅延オーディオを提供する図17の方法1700と組み合わせて使用することができる。

0113

方法1800は、ゾーンプレーヤー(例えば、図7のサテライトゾーンプレーヤー700)を起動することによって開始される(ブロック1802)。サテライトゾーンプレーヤー700の起動は、例えばサテライトゾーンプレーヤー700の電源投入時であってもよく、さらに、第1スペクトル(例えば、予め定められたチャネルおよび/又はスペクトル、2.4GHzスペクトル)内のチャネルに接続するように図7のデュアルスペクトルインタフェース704を初期化すること、および/又は、制御インタフェース706やオーディオインタフェース708を初期化することなどが含まれる。サテライトゾーンプレーヤー700は、メッシュネットワーク(例えば、図8—11のゾーンプレーヤーネットワーク、メッシュネットワーク814)に接続するように制御インタフェース706を構成する(ブロック1804)。メッシュネットワーク814に接続することには、1つ又は複数の他のゾーンプレーヤー(例えば、図8—11のゾーンプレーヤー810、812)および/又は制御部(例えば、図5の制御部500)からの構成情報を送信する、および/又は受信することが含まれてもよい。

0114

サテライトゾーンプレーヤー700は、一次ゾーンプレーヤー(例えば、図6、8の一次ゾーンプレーヤー600、802)から現在のチャネル(例えば、デュアルスペクトルインタフェース704によって現在チューニングされているチャネル)にてプローブを受信したか否かを決定する(ブロック1806)。プローブは、現在のチャネルおよび/又はスペクトルに基づいて、異なるコンテンツを有していてもよい。現在のチャネルが第1スペクトル内にあるときに受信したプローブには例えば、第2スペクトル(例えば、5GHzスペクトル)内のオーディオチャネルについてのチャネル情報や、スター型構成内においてサテライトゾーンプレーヤー700へオーディオ情報を送信する一次ゾーンプレーヤー600用の識別情報が含まれてもよい。対照的に、現在のチャネルが第2スペクトル(例えば、5GHzスペクトル)内にあるときに受信したプローブには例えば、一次ゾーンプレーヤー600用の識別情報や、および/又は、キープアライブ情報などの制御情報が含まれてもよい。

0115

プローブが受信されていない場合(ブロック1806)、サテライトゾーンプレーヤー700は、タイムアウト条件が発生したか否かを決定する(ブロック1808)。例えば、一次ゾーンプレーヤー600から少なくともある閾値時間の間プローブが受信されていない場合、サテライトゾーンプレーヤー700は、タイムアウト条件と判定することができる。ブロック1808のタイムアウト条件は、図17のブロック1712のタイムアウト条件と同じ時間量又は異なる時間量であってもよい。タイムアウト条件が発生した場合(ブロック1808)、サテライトゾーンプレーヤー700は、(制御インタフェース706を通じて)メッシュネットワーク(例えば、ゾーンプレーヤーネットワーク)に接続する(ブロック1810)。例えば、制御インタフェース706は、第1スペクトル内のチャネルおよび/又は以前に使用されたチャネルとは異なる第1スペクトルチャネル内のチャネルに接続するようにデュアルスペクトルインタフェース704を構成してもよい。メッシュネットワークに接続した後(ブロック1810)、方法1800に関するデュアルスペクトルインタフェース704が、第1スペクトルにおいて通信するように構成される。メッシュネットワークに接続した後(ブロック1810)、又は、タイムアウト条件が発生していない場合(ブロック1808)、制御はブロック1806に戻り、プローブが受信されたか否かを決定する。

0116

現在のチャネルで一次ゾーンプレーヤー600からプローブが受信された場合(ブロック1806)、サテライトゾーンプレーヤー700は、オーディオチャネルが現在のチャネルと同じであるか否かを決定する(ブロック1812)。例えば、制御インタフェース706は、デュアルスペクトルインタフェース704が選択されたオーディオチャネル(例えば、プローブを通じてサテライトゾーンプレーヤーによって特定されたチャネル)を通じて通信するように構成されているかどうかを決定する。プローブ中のオーディオチャネルが現在のチャネルと同じでない場合(ブロック1812)、チャネル選択部710は、デュアルスペクトルインタフェース704を当該プローブで特定されたオーディオチャネルに切り換える(ブロック1814)。オーディオチャネルへの切り替え後(ブロック1814)、方法1800に関するデュアルスペクトルインタフェース704は、第1スペクトルで通信するように構成される。その後、制御はブロック1806に戻り、現在の新しいチャネルでプローブが受信されたかどうかを決定する。

0117

プローブ中のオーディオチャネルが現在のチャネルと同じである場合(ブロック1812)、サテライトゾーンプレーヤー700は、スター型ネットワークを通じて一次ゾーンプレーヤー600に接続されているかどうかを決定する(ブロック1816)。例えば、制御インタフェース706は、スパニングツリープロトコルテーブルを評価することで、サテライトゾーンプレーヤー700が接続されたデバイスおよび/又はポートを決定する。スパニングツリープロトコルテーブルが単一のピアツーピア接続を含む場合、制御インタフェースは、サテライトゾーンプレーヤー700がスター型ネットワークを通じて接続されていることを決定する。いくつかの他の実施例では、制御インタフェース706は、サテライトゾーンプレーヤー700がスター型ネットワークを通じて一次ゾーンプレーヤーに接続するとき、および/又は別のデバイスに接続するとき、および/又は異なる種類の接続を通じて接続するときに修正された状態又はフラグを維持する。

0118

サテライトゾーンプレーヤー700がスター型ネットワークを通じて一次ゾーンプレーヤーに接続されている場合(ブロック1816)、サテライトゾーンプレーヤー700は、(例えばオーディオインタフェース708および/又はデュアルスペクトルインタフェース704を通じて)オーディオ情報を受信するとともに、受信したオーディオを(例えば、図7のコンポーネント408—418を通じて)再生する。いくつかの例では、オーディオ情報には、サテライトゾーンプレーヤー700が当該オーディオを、一次ゾーンプレーヤー600によって再生されるオーディオと同期しておよび/又は一次ゾーンプレーヤー600に接続された他のサテライトゾーンプレーヤーと同期して再生することを可能にする同期情報を含む。その後、制御はブロック1806に戻り、プローブが受信されたかどうかを決定する(ブロック1806)。いくつかの例では、サテライトゾーンプレーヤー700は、(例えば、オーディオ情報がちりばめられた)オーディオチャネルおよび/又は制御チャネルを通じてプローブ(例えば、制御情報)を受信しながら、第1チャネルを通じてオーディオ情報を受信するとともにオーディオの再生を継続して行う。

0119

サテライトゾーンプレーヤー700がスター型ネットワークを通じて一次ゾーンプレーヤー600に接続されていない場合(ブロック1816)、サテライトゾーンプレーヤー700は、スター型ネットワークを通じて一次ゾーンプレーヤー1820に接続する(ブロック1820)。例えば、制御インタフェース706は、スパニングツリープロトコルテーブルを第1構成(例えば、メッシュネットワーク用)から第2構成(例えば、スター型ネットワーク用)へ再構成することができる。その後、制御はブロック1806に戻り、一次ゾーンプレーヤー600からプローブが受信されたかどうかを決定する。

0120

図17の方法1700および/又は図18の方法1800を用いて、一次ゾーンプレーヤーは、1つ又は複数の低遅延チャネルを使用するとともにサテライトゾーンプレーヤーが再生するための低遅延オーディオを提供するように、1つ又は複数のサテライトゾーンプレーヤーを構成することができる。方法1700によれば、ある時間の枠内で高いクオリティのオーディオを配信することができ、オーディオとそれに対応するビデオとの体感的なタイムラグを低減(例えば、回避)することができる。方法1700によれば、接続が切断された場合に、一次ゾーンプレーヤーによるサテライトゾーンプレーヤーの再構成が可能になる。例えば、オーディオ情報の配信用に選択されたチャネルに干渉が生じて、1つ又は複数の接続が切断される又は許容できない量まで遅延が増加した場合には、一次ゾーンプレーヤーは、オーディオ情報の配信のために用いる新たなチャネルを同じスペクトル内から選択するとともに、それに応じてサテライトゾーンプレーヤーを再構成してもよい。

0121

VI.結論
上述したように、ビデオとオーディオ間の体感可能なラグを低減又は回避しながら、ホームシアター環境において無線でオーディオを再生するシステムおよび方法が提供される。本明細書に記載の実施形態はさらに、無線通信リンクを通じたオーディオコンテンツの低遅延配信が必要又は望ましいとされるシステムでも有用である。

0122

一例では、オーディオデバイスは、制御インタフェース、チャネル選択部およびオーディオインタフェースで構成されるとともに、オーディオデバイス自体がオーディオ再生機能を有するものとして提供される。制御インタフェースは、第1スペクトル内の周波数チャネルを通じて再生デバイスに制御情報を送信する。一実施形態では、制御情報は、オーディオ情報を再生デバイスに送信するために使用するオーディオインタフェースおよび/又は周波数チャネルを特定するものである。チャネル選択部は、再生デバイスにオーディオ情報を送信するための第2スペクトル内の周波数チャネルを選択する。オーディオインタフェースは、第2スペクトル内の周波数チャネルを通じて再生デバイスにオーディオ情報を送信する。

0123

いくつかの実施形態では、制御インタフェースが再生デバイスとの通信が切断されたことを検出したときに、チャネル選択部は、再生デバイスにオーディオ情報を送信するための異なる周波数チャネルを第2スペクトルから選択する。他の実施形態では、制御情報が第2スペクトル内のチャネルでの通信が切断されたことを検出したときに、チャネル選択部は、再生デバイスにオーディオ情報を送信するための異なる周波数チャネルを第1スペクトルから選択する。

0124

いくつかの実施形態では、オーディオデバイスの制御インタフェースを用いて、再生デバイス以外の複数のオーディオデバイスへ制御情報を送信する一方で、オーディオデバイスのオーディオインタフェースが再生デバイスへのオーディオ情報の送信を行う。さらなる実施形態では、再生デバイス以外のオーディオデバイスは、メッシュネットワーク上のオーディオデバイスとともに構成されており、再生デバイスは、オーディオデバイスとともにスター型ネットワークにて構成されている。

0125

別の例では、オーディオデバイスは、制御インタフェース、チャネル選択部、オーディオインタフェースおよびスピーカで構成されるものとして提供される。制御インタフェースは、第1スペクトル内の第1チャネルを通じて制御情報を受信する。制御情報には、オーディオインタフェース、オーディオ情報の提供元、および/又は第2スペクトル内の周波数チャネルに関する識別情報が含まれる。チャネル選択部は、制御情報に基づいてオーディオチャネルを選択する。オーディオインタフェースは、オーディオデバイスからオーディオ情報を受信する。スピーカは、当該オーディオ情報に基づいて音声を出力する。

0126

いくつかの実施形態では、オーディオインタフェース用の周波数チャネルが選択されていない又は選択が解除されたときに、制御インタフェースは、オーディオデバイスのメッシュネットワークに接続する。さらなる実施形態では、オーディオインタフェースが選択されたときに、制御インタフェースは、当該オーディオデバイスとともにスター型ネットワークに接続する。

0127

別の例として提供される方法は、第1スペクトル内の通信チャネルを通じて再生デバイスに制御情報を送信するステップと、第2スペクトル内の通信チャネルを選択するステップと、第2スペクトル内の第2通信チャネルを通じて再生デバイスにオーディオ情報を送信するステップとを含む。

0128

さらなる方法は、通信チャネル上の通信の切断を検出するステップと、オーディオ情報を送信するための異なる通信チャネルを第2スペクトル内から選択するステップとが含まれる。

0129

いくつかの実施形態では、方法はさらに、第1スペクトルの通信チャネルを通じて再生デバイス以外のデバイスと通信するステップを含む。

0130

本明細書では、様々な例示のシステム、方法、装置、および生産物は、他のコンポーネントの中で、ハードウェア上で実行されるファームウェアおよび/又はソフトウェアを含むことが開示されている。しかしながら、そのような例は、単なる例示であり、これにより限定されものではない。例えば、これらのファームウェアコンポーネントハードウェアコンポーネント、および/又はソフトウェアコンポーネントのいくつか又はすべてが、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、ファームウェアのみ、又はハードウェア、ソフトウェア、および/又はファームウェアの任意の組み合わせにおいて具現化可能であることが意図されている。したがって、例示のシステム、方法、装置、および/又は生産物を説明しているが、提供されるそれらの例は、それらのシステム、方法、装置、および/又は生産物を実施する唯一の方法ではない。

0131

さらに、本明細書での「実施形態」の言及は、実施形態に関連して述べられた特定の特徴、構造、又は特性が、発明の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。本明細書の様々な場所でこの語句が用いられているが、その全てが必ずしも同じ実施形態を言及するものではなく、又、他の実施形態に対して相互排他的な別個の実施形態又は代替の実施形態でもない。このように、本明細書で述べられた実施形態に関して他の実施形態との組合せが可能であることが、明示的および暗黙的に当業者によって理解される。

0132

本明細書は、環境、システム、手順、ステップ、論理ブロック、処理、および他のシンボル表現に関して広く示されており、それらはネットワークに接続されるデータ処理デバイスの動作に直接又は間接的に類似するものである。これらの処理説明および表現は、一般的に当業者によって使用され、それらの仕事の内容を他の当業者に最も効率良く伝えることができる。本開示を理解するために、多くの具体的な内容が提供されている。しかしながら、本開示の特定の実施形態が特定の具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者に理解される。他の例では、実施形態を不必要に曖昧にすることを避けるために、周知の方法、手順、コンポーネント、および回路を詳細に説明していない。したがって、本開示の範囲は、上記した実施形態よりむしろ添付された特許請求の範囲によって定義される。

0133

添付の特許請求の範囲のいずれかがソフトウェアおよび/又はファームウェアへの実装を純粋にカバーするように読み取れる場合には、少なくとも1つの例における要素の1つ又は複数が、ソフトウェアおよび/又はファームウェアを記憶するメモリ、DVD、CD、Blu−ray(登録商標)等の有形媒体を含むように、本明細書で明示的に定められる。

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