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技術 リモートノード、センターノード、通信システム、通信端末、通信方法、及びプログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 宮谷徹彦
出願日 2016年8月4日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-153795
公開日 2018年2月8日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-023035
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード SoCデバイス 終了周波数 外部メモリデバイス カテネーション 繰り返し指定 センターノード 更新通知メッセージ SRメッセージ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

C−RAN(Centralized Radio Access Network)構造を適用した場合に発生する処理時間の増大の影響を低下させるとともに効率的な無線リソーススケジューリングを実現することができるリモートノードを提供する。

解決手段

リモートノード10は、無線通信利用可能な無線リソースのうち、センターノード20から予め指定された第1の無線リソースに関するスケジューリングを行うスケジューラ11と、第1の無線リソース、もしくは無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノード20によってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末30と無線通信する通信部12と、を備える。

概要

背景

現在、無線通信システムに用いられる基地局は、Layer 1処理部分とLayer 2処理部分とをまとめて実行するベースバンド処理部を有している。Layer 1処理部分は、物理レイヤに関する処理を行い、Layer 2処理部分は、物理レイヤを制御する処理を行う。

一方、今後の無線通信システムにおいて、アンテナ本数及びシステム無線帯域幅の増大に伴い、Layer 1処理部分とLayer 2処理部分とが分離されるC−RAN(Centralized Radio Access Network)構造の適用が検討されている。C−RAN構造は、例えば、非特許文献1に開示されている。非特許文献1においては、Layer 1処理部分がDistributed UnitもしくはLower layers of NR(New Radio)BS(Base Station)として記載され、Layer 2処理部分がCentral UnitもしくはUpper Layer of NR BSとして記載されている。非特許文献1には、複数のDistributed Unitが一つのCentral Unitに接続する構成が開示されている。

また、非特許文献1には、Central UnitとDistributed Unitとの間における機能分散の例についても記載されている。例えば、非特許文献1には、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)等のMAC(Medium Access Control)レイヤにおいて実行される機能をDistributed Unitに配置することが記載されている。このように、HARQに関する機能がDistributed Unitに配置されることによって、再送処理におけるDistributed UnitとCentral Unitとの間の信号伝達が省略され、再送処理時間の増大を抑制することができる。

概要

C−RAN(Centralized Radio Access Network)構造を適用した場合に発生する処理時間の増大の影響を低下させるとともに効率的な無線リソーススケジューリングを実現することができるリモートノードを提供する。リモートノード10は、無線通信利用可能な無線リソースのうち、センターノード20から予め指定された第1の無線リソースに関するスケジューリングを行うスケジューラ11と、第1の無線リソース、もしくは無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノード20によってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末30と無線通信する通信部12と、を備える。

目的

本発明の目的は、C−RAN構造を適用した場合に発生する処理時間の増大の影響を低下させるとともに効率的な無線リソースのスケジューリングを実現することができるリモートノード、センターノード、通信システム、通信方法、及び、プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

無線通信利用可能な無線リソースのうち、センターノードから予め指定された第1の無線リソースに関するスケジューリングを行うスケジューラと、前記第1の無線リソース、もしくは前記無線通信に利用可能な無線リソースのうちセンターノードによってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末と無線通信する通信部と、を備えるリモートノード

請求項2

前記スケジューラは、前記第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、再送信されるダウンリンクデータを受信する第1の通信端末に前記第1の無線リソースを割り当て、前記通信部は、前記第1の無線リソースを用いて前記ダウンリンクデータを前記第1の通信端末へ再送信する、請求項1に記載のリモートノード。

請求項3

前記スケジューラは、前記第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、アップリンクデータを送信する第2の通信端末に前記第1の無線リソースを割り当て、前記通信部は、前記第1の無線リソースを用いて前記第2の通信端末から送信された前記アップリンクデータを受信する、請求項1又は2に記載のリモートノード。

請求項4

前記スケジューラは、前記第2の通信端末がアップリンクデータを送信するために前記第2の通信端末からスケジューリングを要求するメッセージを受信すると、前記メッセージに含まれる前記第2の通信端末の識別情報に基づいて、前記第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、前記第2の通信端末に前記第1の無線リソースを割り当てるか否かを決定する、請求項3に記載のリモートノード。

請求項5

前記スケジューラは、前記第2の通信端末から送信されたアップリンクデータの復号に失敗した場合、前記第2の通信端末が前記アップリンクデータを再送信するために前記第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、前記第2の通信端末に前記第1の無線リソースを割り当てる、請求項3又は4に記載のリモートノード。

請求項6

前記通信部は、前記第1の無線リソースに関するスケジューリングの結果に関する情報を前記センターノードへ送信する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のリモートノード。

請求項7

前記通信部は、前記第1の無線リソースに関するスケジューリングの結果に関する情報を前記センターノードへ送信した後に、前記センターノードから更新された前記第1の無線リソースに関する情報を受信する、請求項6に記載のリモートノード。

請求項8

前記第1の無線リソースは、前記通信端末が利用可能な時間帯情報と、前記通信端末が利用可能な周波数帯情報とが指定される、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のリモートノード。

請求項9

前記時間帯情報は、前記通信端末が利用可能な期間及び利用不可能な期間の少なくとも一方と、前記利用可能な期間及び利用不可能な期間の少なくとも一方が発生する周期と、を示す、請求項8に記載のリモートノード。

請求項10

前記周波数帯情報は、開始周波数終了周波数とを示す、請求項8又は9に記載のリモートノード。

請求項11

前記周波数帯情報は、開始周波数と前記通信端末が利用可能な周波数帯域幅とを示す、請求項8又は9に記載のリモートノード。

請求項12

リモートノードにおいて無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記リモートノードが自律的にスケジューリングを行うことができる第1の無線リソースを指定するスケジューラと、前記第1の無線リソースを用いて通信端末と無線通信を行う前記リモートノードへ、前記第1の無線リソースに関する情報を送信する通信部と、を備えるセンターノード。

請求項13

前記通信部は、前記リモートノードから送信された前記第1の無線リソースに関するスケジューリングの結果に関する情報を受信し、前記スケジューラは、前記第1の無線リソースに関するスケジューリングの結果に関する情報に基づいて、前記第1の無線リソースを更新する、請求項12に記載のセンターノード。

請求項14

前記スケジューラは、前記リモートノードが、予め定められた閾値よりも多くの前記第1の無線リソースを前記通信端末に割り当てた場合、前記第1の無線リソースを増加させ、前記閾値よりも少ない前記第1の無線リソースを前記通信端末に割り当てた場合、前記第1の無線リソースを減少させる、請求項13に記載のセンターノード。

請求項15

リモートノードにおいて無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記リモートノードが自律的にスケジューリングを行うことができる第1の無線リソースを指定し、前記第1の無線リソースを用いて第1の通信端末と無線通信を行う前記リモートノードへ、前記第1の無線リソースに関する情報を送信するように構成されるセンターノードと、無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記センターノードから予め指定された前記第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、前記第1の無線リソース、もしくは前記無線通信に利用可能な無線リソースのうち前記センターノードによってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末と無線通信するように構成されたリモートノード、とを備える通信システム

請求項16

リモートノードにおいて無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記リモートノードが自律的に通信端末に割り当てることができる無線リソースとしてセンターノードから前記リモートノードへ予め通知された第1の無線リソースを用いて、前記リモートノードと無線通信を行う通信部を備える、通信端末。

請求項17

無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノードから予め指定された第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、前記第1の無線リソース、もしくは前記無線通信に利用可能な無線リソースのうちセンターノードによってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末と無線通信する、通信方法

請求項18

リモートノードにおいて無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記リモートノードが自律的に通信端末に割り当てることができる第1の無線リソースを指定し、前記第1の無線リソースを用いて前記通信端末と無線通信を行う前記リモートノードへ、前記第1の無線リソースに関する情報を送信する、通信方法。

請求項19

無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノードから予め指定された第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、前記第1の無線リソース、もしくは前記無線通信に利用可能な無線リソースのうちセンターノードによってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末と無線通信することをコンピュータに実行させるプログラム

請求項20

リモートノードにおいて無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記リモートノードが自律的に通信端末に割り当てることができる第1の無線リソースを指定し、前記第1の無線リソースを用いて前記通信端末と無線通信を行う前記リモートノードへ、前記第1の無線リソースに関する情報を送信することをコンピュータに実行させるプログラム。

技術分野

0001

本発明はリモートノードセンターノード通信ステム通信端末通信方法、及びプログラムに関し、特に移動通信を行うリモートノード、センターノード、通信システム、通信端末、通信方法、及びプログラムに関する。

背景技術

0002

現在、無線通信システムに用いられる基地局は、Layer 1処理部分とLayer 2処理部分とをまとめて実行するベースバンド処理部を有している。Layer 1処理部分は、物理レイヤに関する処理を行い、Layer 2処理部分は、物理レイヤを制御する処理を行う。

0003

一方、今後の無線通信システムにおいて、アンテナ本数及びシステム無線帯域幅の増大に伴い、Layer 1処理部分とLayer 2処理部分とが分離されるC−RAN(Centralized Radio Access Network)構造の適用が検討されている。C−RAN構造は、例えば、非特許文献1に開示されている。非特許文献1においては、Layer 1処理部分がDistributed UnitもしくはLower layers of NR(New Radio)BS(Base Station)として記載され、Layer 2処理部分がCentral UnitもしくはUpper Layer of NR BSとして記載されている。非特許文献1には、複数のDistributed Unitが一つのCentral Unitに接続する構成が開示されている。

0004

また、非特許文献1には、Central UnitとDistributed Unitとの間における機能分散の例についても記載されている。例えば、非特許文献1には、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)等のMAC(Medium Access Control)レイヤにおいて実行される機能をDistributed Unitに配置することが記載されている。このように、HARQに関する機能がDistributed Unitに配置されることによって、再送処理におけるDistributed UnitとCentral Unitとの間の信号伝達が省略され、再送処理時間の増大を抑制することができる。

先行技術

0005

3GPP TR 38.801 V0.2.0 (2016-06)

発明が解決しようとする課題

0006

Central Unitには、複数のDistributed Unitが接続されている。そのため、Central Unitは、それぞれのDistributed Unitが効率的に無線リソースを使用することができるように、それぞれのDistributed Unitにおいて用いられる無線リソースのスケジューリングを行う。一方、非特許文献1に開示されているように、HARQに関する機能がDistributed Unitに配置された場合、Distributed Unitは、Central Unitにおける制御を伴わずに再送制御に関する無線リソースのスケジューリングを行う。この場合、Central Unitにおけるスケジューリングと、Distributed Unitにおけるスケジューリングとの整合がとれなくなり、効率的に無線リソースを使用することができないという問題が発生する。

0007

本発明の目的は、C−RAN構造を適用した場合に発生する処理時間の増大の影響を低下させるとともに効率的な無線リソースのスケジューリングを実現することができるリモートノード、センターノード、通信システム、通信方法、及び、プログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明の第1の態様にかかるリモートノードは、無線通信利用可能な無線リソースのうち、センターノードから予め指定された第1の無線リソースに関するスケジューリングを行うスケジューラと、前記第1の無線リソース、もしくは前記無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノードによってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末と無線通信する通信部と、を備える。

0009

本発明の第2の態様にかかるセンターノードは、リモートノードにおいて無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記リモートノードが自律的にスケジューリングを行うことができる第1の無線リソースを指定するスケジューラと、前記第1の無線リソースを用いて前記通信端末と無線通信を行う前記リモートノードへ、前記第1の無線リソースに関する情報を送信する通信部と、を備える。

0010

本発明の第3の態様にかかる通信システムは、リモートノードにおいて無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記リモートノードが自律的にスケジューリングを行うことができる第1の無線リソースを指定し、前記第1の無線リソースを用いて前記第1の通信端末と無線通信を行う前記リモートノードへ、前記第1の無線リソースに関する情報を送信するように構成されるセンターノードと、無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記センターノードから予め指定された前記第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、前記第1の無線リソース、もしくは前記無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記センターノードによってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末と無線通信するように構成されたリモートノード、とを備える。

0011

本発明の第4の態様にかかる通信端末は、リモートノードにおいて無線通信に利用可能な無線リソースのうち、前記リモートノードが自律的に通信端末に割り当てることができる無線リソースとしてセンターノードから前記リモートノードへ予め通知された第1の無線リソースを用いて、前記リモートノードと無線通信を行う通信部を備える。

0012

本発明の第5の態様にかかる通信方法は、無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノードから予め指定された第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、前記第1の無線リソース、もしくは前記無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノードによってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末と無線通信する。

0013

本発明の第6の態様にかかるプログラムは、無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノードから予め指定された第1の無線リソースに関するスケジューリングを行い、前記第1の無線リソース、もしくは前記無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノードによってスケジューリングが行われた第2の無線リソースを用いて通信端末と無線通信することをコンピュータに実行させる。

発明の効果

0014

本発明により、C−RAN構造を適用した場合に発生する処理時間の増大の影響を低下させるとともに効率的な無線リソースのスケジューリングを実現することができるリモートノード、センターノード、通信システム、通信方法、及び、プログラムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0015

実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。
実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。
実施の形態2にかかるセンターノードの構成図である。
実施の形態2にかかる自律設定無線リソースを説明する図である。
実施の形態2にかかるリモートノードの構成図である。
実施の形態2にかかる自律設定無線リソースを説明する図である。
実施の形態2にかかるUEの構成図である。
実施の形態2にかかるアップリンクデータ通信処理の流れを示す図である。
実施の形態2にかかるダウンリンクデータ通信処理の流れを示す図である。
実施の形態2にかかるアップリンクデータの再送信に関するリモートノードにおける処理の流れを示す図である。
実施の形態2にかかるダウンリンクデータの再送信に関するリモートノードにおける処理の流れを示す図である。
実施の形態3にかかるアップリンクデータの再送信に関するリモートノードにおける処理の流れを示す図である。
実施の形態4にかかるアップリンクデータ送信時における自動設定無線リソースの更新処理の流れを示す図である。
実施の形態4にかかるダウンリンクデータ送信時における自動設定無線リソースの更新処理の流れを示す図である。
実施の形態4にかかる更新された自律設定無線リソースの例を示す図である。
実施の形態4にかかる更新された自律設定無線リソースの例を示す図である。
実施の形態4にかかる更新された自律設定無線リソースの例を示す図である。
各実施の形態リモートノードの構成図である。
各実施の形態通信端末及びUEの構成図である。
各実施の形態センターノードの構成図である。

実施例

0016

(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、リモートノード10、センターノード20、及び通信端末30を有している。

0017

リモートノード10は、無線通信におけるLayer 1処理を実行する。Layer 1は、例えば、物理レイヤと称されてもよい。また、リモートノード10は、Distributed Unit、もしくはLower layers of NRBSと称されてもよい。さらに、リモートノード10は、RRU(Remote Radio Unit)と称されてもよい。リモートノード10は、プロセッサメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。

0018

センターノード20は、無線通信におけるLayer 2処理を実行する。Layer 2処理は、物理レイヤを制御する処理である。センターノード20は、Central UnitもしくはUpper Layer of NRBSと称されてもよい。さらに、センターノード20は、BBU(Base Band Unit)と称されてもよい。センターノード20は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。

0019

通信端末30は、リモートノード10と無線通信を行う装置である。通信端末30は、例えば、携帯電話端末スマートフォン端末、もしくは通信機能を有するコンピュータ装置であってもよい。また、通信端末30は、IoT(Internet of Things)端末、M2M(Machine to Machine)端末、もしくはMTC(Machine Type Communication)端末であってもよい。通信端末30は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。

0020

続いて、リモートノード10の構成例について説明する。リモートノード10は、スケジューラ11及び通信部12を有している。スケジューラ11及び通信部12等のリモートノード10を構成する構成要素は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、リモートノード10を構成する構成要素は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。

0021

スケジューラ11は、無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノード20から予め指定された無線リソースに関するスケジューリングを行う。無線通信は、リモートノード10と通信端末30との間において実行される通信である。無線通信は、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において規定されたLTE(Long Term Evolution)もしくはLTE以降の新たな無線通信方式であってもよい。

0022

センターノード20から予め指定された無線リソースは、例えば、リモートノード10と通信端末30との間の無線通信が実行される前に、センターノード20において指定された無線リソースである。リモートノード10は、通信端末30との間の無線通信が実行される前に、センターノード20において指定された無線リソースに関する情報を取得していてもよい。もしくは、リモートノード10は、通信端末30との間の無線通信が実行されている最中にセンターノード20において指定された無線リソースに関する情報を取得してもよい。この場合、リモートノード10は、センターノード20において指定された無線リソースに関する情報を取得した後に、指定された無線リソースに関するスケジューリングを行う。

0023

スケジューリングは、スケジューラ11が無線リソースを通信端末30に割り当てる処理である。スケジューラ11が通信端末30に無線リソースを割り当てた場合、リモートノード10及び通信端末30は、通信端末30に割り当てられた無線リソースを用いて無線通信を行う。スケジューラ11は、センターノード20において指定された無線リソースを、2以上の通信端末に割り当ててもよい。

0024

通信部12は、スケジューラ11においてスケジューリングが行われた無線リソース、もしくは無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノード20によってスケジューリングが行われた無線リソースを用いて通信端末30と無線通信を行う。リモートノード10が利用可能な無線リソースは、スケジューラ11においてスケジューリングが行われる無線リソースと、センターノード20においてスケジューリングが行われる無線リソースとを有する。

0025

以上説明したように、リモートノード10は、無線通信に利用可能な無線リソースのうち、センターノード20において指定された無線リソースについては、自律的にスケジューリングを行うことができる。そのため、リモートノード10は、センターノード20において指定された無線リソースに関して、センターノード20にスケジューリング結果を問い合わせる必要が無い。その結果、リモートノード10が、センターノード20において指定された無線リソースを用いた無線通信を行う場合、リモートノード10とセンターノード20との間の信号伝送を減少させることができるため、リモートノード10とセンターノード20との間の信号伝送に伴う処理遅延を抑制することができる。

0026

さらに、リモートノード10が無線通信に利用可能な無線リソースは、スケジューラ11がスケジューリングを行う無線リソースと、センターノード20がスケジューリングを行う無線リソースとに分類される。つまり、スケジューラ11がスケジューリングを行う無線リソースと、センターノード20がスケジューリングを行う無線リソースとを分けて運用することによって、スケジューラ11におけるスケジューリング結果と、センターノード20におけるスケジューリング結果とが不整合を起こすことが回避される。

0027

(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、リモートノード10、リモートノード15、及びリモートノード16がセンターノード20に接続する構成を示している。また、図2の通信システムは、センターノード20がコアネットワーク40に接続する構成を示している。図2は、3台のリモートノードがセンターノード20に接続している構成を示しているが、センターノード20に接続するリモートノードの台数は3台に制限されない。また、図2の通信システムは、UE(User Equipment)31が、リモートノード10と無線通信を行うことを示している。UE31は、図1の通信端末30に相当する。リモートノード10、リモートノード15、及びリモートノード16は、センターノード20から物理的に離れた位置に配置される。

0028

リモートノード10、リモートノード15、及びリモートノード16は、例えば、イーサネット登録商標)を介してセンターノード20と接続してもよい。リモートノード10、リモートノード15、及びリモートノード16は、無線通信における物理(PHY)レイヤに関する処理及びMACレイヤの一部の機能に関する処理を実行してもよい。MACレイヤの一部の機能は、例えば、再送制御を行うHARQ及び無線リソースの割当制御を行うスケジューリングであってもよい。

0029

コアネットワーク40は、リモートノード10、リモートノード15、及びリモートノード16のいずれかと無線通信を行うUE31に関する移動制御もしくはベアラ制御等を行う。UEは、3GPPにおいて通信端末の総称として用いられている。

0030

センターノード20は、リモートノード10が形成する通信エリアに位置するUE31に対して無線リソースのスケジューリングをおこなう。さらに、センターノード20は、リモートノード15が形成する通信エリアに位置するUE、及びリモートノード16が形成する通信エリアに位置するUEに対して無線リソースのスケジューリングを行う。センターノード20は、MACレイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤに関する処理を実行してもよい。

0031

ただし、センターノード20は、リモートノード10、リモートノード15、及びリモートノード16が自律的にスケジューリングを行う無線リソースを指定する。そのため、センターノード20は、リモートノード10等が自律的にスケジューリングを行う無線リソースとして指定した無線リソースについてはスケジューリングを行わない。

0032

センターノード20及びリモートノード10が行うスケジューリングは、MACレイヤにおいて実行される機能として、MACスケジューリングと称されてもよい。

0033

続いて、図3を用いてセンターノード20の構成例について説明する。センターノード20は、スケジューラ21及び通信部22を有している。スケジューラ21及び通信部22等のセンターノード20を構成する構成要素は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、センターノード20を構成する構成要素は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。

0034

スケジューラ21は、例えば、リモートノード10において無線通信に利用可能な無線リソースのうち、リモートノード10が自律的にスケジューリングを行うことができる無線リソースを指定する。リモートノードが自律的にスケジューリングを行うことができる無線リソースを、これ以降、自律設定無線リソースと称する。スケジューラ21は、リモートノード15及びリモートノード16についてもリモートノード10と同様に自律設定無線リソースを指定する。

0035

通信部22は、自律設定無線リソースを用いてUE31と無線通信を行うリモートノード10へ、自律設定無線リソースに関する情報を送信する。無線リソースは、例えば、時間帯情報と、周波数帯情報とを用いて特定される。自律設定無線リソースは、例えば、リモートノード10が自律的に設定可能な時間帯情報と、リモートノード10が自律的に設定可能な周波数帯情報とを、用いて特定される。言い換えると、自律設定無線リソースはリモートノード10が自律的に設定可能な時間リソースと、リモートノード10が自律的に設定可能な周波数リソースとを、用いて特定される。

0036

図4を用いて、スケジューラ21が指定する自律設定無線リソースについて説明する。図4は、縦軸に無線リソースの周波数が示され、横軸に無線リソースの時間が示されている。図4の時間t1から時間t2の間、さらに、周波数f1から周波数f2の間の領域が、UE31が利用可能な無線リソースを示している。さらに、図4は、横軸に沿って、自律制御がONとなる期間及び自律制御がOFFとなる期間を示している。自律制御ONとは、リモートノード10が自律的に無線リソースのスケジューリングを行うことができる期間であり、自律制御OFFとは、リモートノード10が自律的に無線リソースのスケジューリングを行うことができない期間である。

0037

図4網掛けの領域が、自律設定無線リソースを示している。自律設定無線リソースは、自律制御がONとなる期間であり、さらに、特定の周波数帯に設定されている。図4に示されている自律設定無線リソースは、特定のパターンに従って指定されている。例えば、図4に示されている自律設定無線リソースは、一定の周期に、高周波数帯域低周波数帯域とが繰り返し指定されている。自律設定無線リソースを指定するパターンは、図4のパターンに制限されない。図4に示される自律設定無線リソース以外の無線リソースは、センターノード20においてスケジューリングが行われる無線リソースである。

0038

スケジューラ21は、はじめに、自律制御がONとなる期間もしくは自律制御がOFFとなる期間が開始されるタイミングと、自律制御がONとなる期間もしくは自律制御がOFFとなる期間が発生する周期を用いて自律設定無線リソースにおける時間リソースを特定してもよい。また、スケジューラ21は、自律設定無線リソースの開始周波数終了周波数とを用いて、自律設定無線リソースにおける周波数リソースを特定してもよい。さらに、スケジューラ21は、自律設定無線リソースの開始周波数とUE31が利用可能な周波数帯域幅とを用いて自律設定無線リソースにおける周波数リソースを特定してもよい。

0039

続いて、図5を用いて、本発明の実施の形態2にかかるリモートノード10の詳細な構成例について説明する。図5のリモートノード10は、図1のリモートノード10をより詳細に示している。リモートノード15及びリモートノード16は、リモートノード10と同様の構成であるため説明を省略する。

0040

図5のリモートノード10における通信部12は、無線部51、FFT部52、復調部53、U−Plane復号部54、C−Plane復号部55、符号化部56、再送バッファ57、符号化部58、変調部59、IFFT部60、及びノード間通信部61を有している。通信部12を構成する構成要素は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、通信部12を構成する構成要素は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。

0041

無線部51は、UE31から送信されたRF(Radio Frequency)帯のUplink受信信号ベースバンド帯の信号へダウンコンバートする。RF帯の信号は、無線周波数信号もしくは高周波数信号等と称されてもよい。無線部51は、ベースバンド帯のUplink受信信号をFFT(Fast Fourier Transform)部52へ出力する。また、無線部51は、UE31へ送信するベースバンド帯のDownlink送信信号を、ベースバンド帯からRF帯の信号へ変換する。

0042

FFT部52は、時間領域に関するUplink受信信号を周波数領域に関するUplink受信信号へと変換する。FFT部52は、周波数領域に関するUplink受信信号を復調部53へ出力する。Uplink受信信号は、UE毎に、使用する周波数リソースが異なる。復調部53は、UE毎に異なる周波数リソースを使用するUplink受信信号の無線伝送路歪の補正等を行う。復調部53は、無線伝送路歪の補正等を行ったUplink受信信号のうち、ユーザデータであるU(User)-PlaneデータをU−Plane復号部54へ出力する。また、復調部53は、無線伝送路歪の補正等を行ったUplink受信信号のうち、制御信号であるC-PlaneデータをC−Plane復号部55へ出力する。

0043

U-Planeデータは、例えば、UE31から送信されたユーザデータである。C-Planeデータは、例えば、リモートノード10がUE31へ送信したユーザデータをUE31が正常に受信したか否かを示す送達確認信号であってもよい。送達確認信号は、UE31からリモートノード10へ送信される。送達確認信号は、例えば、ACK信号もしくはNACK信号であってもよい。ACK信号は、UE31がユーザデータを正常に受信したことを示し、NACK信号は、UE31がユーザデータを正常に受信することができなかったことを示す。UE31がユーザデータを正常に受信したとは、UE31がユーザデータを正常に復号できたことと言い換えられてもよい。

0044

U−Plane復号部54は、U-Planeデータについて誤り訂正復号を行う。U−Plane復号部54は、U-Planeデータをノード間通信部61へ出力する。さらに、U−Plane復号部54は、誤り訂正復号において実行されるCRC(Cyclic Redundancy Check)の結果をノード間通信部61及びスケジューラ11へ出力する。U−Plane復号部54は、誤り訂正復号に成功した場合、CRC−OKをノード間通信部61及びスケジューラ11へ出力する。U−Plane復号部54は、誤り訂正復号に失敗した場合、CRC−NGをノード間通信部61及びスケジューラ11へ出力する。

0045

C−Plane復号部55は、C-Planeデータについて誤り訂正復号を行う。C−Plane復号部55は、ACK信号もしくはNACK信号であるC-Planeデータをノード間通信部61及びスケジューラ11へ出力する。

0046

スケジューラ11は、予めセンターノード20から送信された自律設定無線リソースに関する情報を保持している。スケジューラ11は、U−Plane復号部54から、CRC−NGを受け取った場合、UE31がユーザデータを再送信する際に使用する無線リソースを割り当てるために、自律設定無線リソースのスケジューリングを行い、UE31へ自律設定無線リソースを割り当てる。スケジューラ11は、UE31がユーザデータの再送信に使用する無線リソースを示すDCI(Downlink Control Information)制御信号を符号化部56へ出力する。

0047

符号化部56は、DCI制御信号に誤り訂正符号化を実施する。符号化部56は、誤り訂正符号化されたDCI制御信号を変調部59へ出力する。変調部59は、DCI制御信号について変調処理を行う。変調部59が実行する変調方式は、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying)もしくはQAM(Quadrature Amplitude Modulation)等であってもよく、その他の変調方式であってもよい。変調部59は、変調処理を行ったDCI制御信号を当該信号が格納される物理チャネルへ格納し、その物理チャネルをIFFT(InverseFFT)部60へ出力する。

0048

IFFT部60は、周波数領域にマッピングされた物理チャネルを時間領域表現された物理チャネルへと変換する。当該物理チャネルは、Downlink送信信号である。IFFT部60は、Downlink送信信号を無線部51へ出力する。

0049

スケジューラ11は、C−Plane復号部55からNACK信号を受け取った場合、リモートノード10からUE31へユーザデータを再送信する。スケジューラ11は、ユーザデータを再送信する際に使用する無線リソースを割り当てるために、自律設定無線リソースのスケジューリングを行い、UE31へ自律設定無線リソースを割り当てる。スケジューラ11は、リモートノード10からUE31へユーザデータを再送信する際に使用する無線リソースを示すDCI制御信号を符号化部56へ送信する。

0050

符号化部56は、DCI制御信号に誤り訂正符号化を実施する。符号化部56は、誤り訂正符号化されたDCI制御信号を変調部59へ出力する。変調部59は、DCI制御信号について変調処理を行う。変調部59は、変調処理を行ったDCI制御信号を当該信号が格納される物理チャネルへ格納し、その物理チャネルをIFFT部60へ出力する。

0051

IFFT部60は、周波数領域にマッピングされた物理チャネルを時間領域表現された物理チャネルへと変換する。当該物理チャネルは、Downlink送信信号である。IFFT部60は、Downlink送信信号を無線部51へ出力する。

0052

さらに、スケジューラ11は、リモートノード10からUE31へユーザデータを再送信することを指示する再送信指示信号を、再送バッファ57へ出力する。再送バッファ57は、再送信指示信号を受け取ると、再送信指示信号に設定されている無線リソースに、再送信するユーザデータを設定する。再送バッファ57は、格納しているユーザデータを符号化部58へ出力する。

0053

符号化部58は、再送信するユーザデータに誤り訂正符号化を実施する。符号化部58は、誤り訂正符号化されたユーザデータを変調部59へ出力する。変調部59は、ユーザデータについて変調処理を行う。変調部59は、変調処理を行ったユーザデータを当該信号が格納される物理チャネルへ格納し、その物理チャネルをIFFT部60へ出力する。

0054

IFFT部60は、周波数領域にマッピングされた物理チャネルを時間領域に変換する。時間領域の物理チャネルは、Downlink送信信号である。IFFT部60は、Downlink送信信号を無線部51へ出力する。

0055

また、ノード間通信部61は、センターノード20が自律設定無線リソース以外の無線リソースに関するスケジューリングを実施した結果UE31等に割り当てられる無線リソースに関する情報が設定されたDCI制御信号をセンターノード20から受信する。さらに、ノード間通信部61は、センターノード20から、自律設定無線リソース以外の無線リソースを用いてUE31等へ送信するユーザデータを受信する。

0056

ノード間通信部61は、UE31等に割り当てられる無線リソースに関する情報が設定されたDCI制御信号を符号化部56へ出力する。また、ノード間通信部61は、センターノード20から受信したユーザデータを再送バッファ57へ出力する。

0057

符号化部56は、DCI制御信号に誤り訂正符号化を実施する。符号化部56は、誤り訂正符号化されたDCI制御信号を変調部59へ出力する。変調部59は、DCI制御信号について変調処理を行う。変調部59は、変調処理を行ったDCI制御信号を当該信号が格納される物理チャネルへ格納し、その物理チャネルをIFFT部60へ出力する。

0058

再送バッファ57は、ノード間通信部61から受け取ったユーザデータを符号化部58へ出力する。符号化部58は、再送バッファ57から受け取ったユーザデータに誤り訂正符号化を実施する。符号化部58は、誤り訂正符号化されたユーザデータを変調部59へ出力する。変調部59は、ユーザデータについて変調処理を行う。変調部59は、変調処理を行ったユーザデータを当該信号が格納される物理チャネルへ格納し、その物理チャネルをIFFT部60へ出力する。

0059

続いて、図6を用いて、スケジューラ11が実行する自律設定無線リソースのスケジューリングについて説明する。スケジューラ11は、予めセンターノード20が図4に示すように指定した自律設定無線リソースに関する情報を有している。スケジューラ11は、図4に示される自律設定無線リソースを、再送信を行うUEもしくはリモートノード10が送信する再送信データを受信するUEへ割り当てる。

0060

図6は、自律制御がONとなる最初の期間及び2回目の期間に、UE31、UE32、及びUE33に対して自律設定無線リソースを割り当てたことを示している。さらに、図6は、自律制御がONとなる3回目の期間に、UE31及びUE32に対して自律設定無線リソースを割り当てたことを示している。自律制御がONとなる3回目の期間においては、いずれのUEに対しても割り当てられなかった自律設定無線リソースがBlankとして示されている。

0061

続いて、図7を用いて本発明の実施の形態2にかかるUE31の構成例について説明する。UE31は、通信部35及び制御部36を有している。通信部35及び制御部36等のUE31の構成要素は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、UE31の構成要素は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。

0062

通信部35は、リモートノード10がスケジューリングを行った自律設定無線リソースを用いて、リモートノード10と無線通信を行う。また、通信部35は、センターノード20がスケジューリングを行った無線リソースを用いて、リモートノード10と無線通信を行ってもよい。

0063

制御部36は、リモートノード10がスケジューリングを行った自律設定無線リソースもしくはセンターノード20がスケジューリングを行った無線リソースを用いて受信するデータに関する復調処理等を実行する。また、制御部36は、リモートノード10がスケジューリングを行った自律設定無線リソースもしくはセンターノード20がスケジューリングを行った無線リソースを用いて送信するデータに関する変調処理等を実行する。

0064

続いて、図8を用いて本発明の実施の形態2にかかるアップリンクデータの通信処理の流れについて説明する。はじめに、センターノード20は、リモートノード10へ、自律設定無線リソースに関する情報を送信する(S11)。具体的には、センターノード20は、図4に示されるように、リモートノード10が自律的にスケジューリングを行うことができる期間及び周波数を特定した情報をリモートノード10へ送信する。

0065

次に、UE31は、リモートノード10へアップリンクデータを送信する(S12)。UE31がアップリンクデータの送信に使用する無線リソースは、センターノード20においてスケジューリングされた結果、UE31に割り当てられた無線リソースとする。ここでは、リモートノード10は、アップリンクデータの復号に失敗したため、UE31からリモートノード10へ送信されるアップリンクデータの再送信が必要と判定する。

0066

次に、リモートノード10は、UE31へDCI制御信号を送信する(S13)。リモートノード10は、こうしてUE31へアップリンクデータの再送信を促す。ステップS13において送信されるDCI制御信号には、自律設定無線リソースについてスケジューリングが行われた結果、UE31に割り当てられた無線リソースに関する情報が設定されている。

0067

次に、UE31は、ステップS13において受信したDCI制御信号において指定された無線リソースを用いて、ステップS12において送信したアップリンクデータの再送信を行う(S14)。

0068

続いて、図9を用いて本発明の実施の形態2にかかるダウンリンクデータの通信処理の流れについて説明する。はじめに、センターノード20は、リモートノード10へ、自律設定無線リソースに関する情報を送信する(S21)。具体的には、センターノード20は、図4に示されるように、リモートノード10が自律的にスケジューリングを行うことができる期間及び周波数を特定した情報をリモートノード10へ送信する。

0069

次に、リモートノード10は、UE31へダウンリンクデータを送信する(S22)。リモートノード10がダウンリンクデータの送信に使用する無線リソースは、センターノード20においてスケジューリングされた結果、UE31に割り当てられた無線リソースとする。

0070

次に、UE31は、ダウンリンクデータの復号に失敗したとして、NACK信号をリモートノード10へ送信する(S23)。

0071

次に、リモートノード10は、UE31へDCI制御信号を送信する(S24)。ステップS24におけるDCI制御信号には、自律設定無線リソースについてスケジューリングが行われた結果、UE31に割り当てられた無線リソースに関する情報が設定されている。またリモートノード10は、このDCI制御信号を用いて、ダウンリンクデータの再送信を行うことをUE31へ通知する。

0072

次に、リモートノード10は、ステップS24において送信したDCI制御信号において指定した無線リソースを用いて、ステップS22において送信したダウンリンクデータの再送信を行う(S25)。

0073

次に、図10を用いて、アップリンクデータの再送信に関するリモートノード10における処理の流れについて説明する。はじめに、リモートノード10のU−Plane復号部54は、UE31から送信されたアップリンクデータに関するCRCを実行する(S31)。次に、スケジューラ11は、U−Plane復号部54において実行されたCRCの結果が、CRC−NGであるか否かを判定する(S32)。

0074

スケジューラ11は、CRC−NGであると判定した場合、センターノード20から予め通知された自律設定無線リソースに関するスケジューリングを行い、UE31へ無線リソースの割り当てを行う(S33)。

0075

次に、スケジューラ11は、通信部12を介してDCI制御信号をUE31へ送信する(S34)。DCI制御信号には、スケジューラ11がスケジューリングを行った結果、UE31に割り当てられた無線リソースの情報が設定されている。UE31は、DCI制御信号を受信すると、DCI制御信号において指定された無線リソースを使用して、アップリンクデータの再送信を行う。ステップS32において、スケジューラ11は、U−Plane復号部54において実行されたCRCの結果が、CRC−OKであると判定した場合、自律設定無線リソースのスケジューリングを行わない。

0076

次に、図11を用いて、ダウンリンクデータの再送信に関するリモートノード10における処理の流れについて説明する。はじめに、リモートノード10のC−Plane復号部55は、UE31から送信された制御信号を受信する(S41)。次に、スケジューラ11は、C−Plane復号部55が受信した制御信号が、NACK信号であるか否かを判定する(S42)。

0077

スケジューラ11は、NACK信号であると判定した場合、センターノード20から予め通知された自律設定無線リソースに関するスケジューリングを行い、UE31へ無線リソースの割り当てを行う(S43)。

0078

次に、スケジューラ11は、通信部12を介してDCI制御信号をUE31へ送信する(S44)。DCI制御信号には、スケジューラ11がスケジューリングを行った結果、UE31に割り当てられた無線リソースの情報が設定されている。

0079

次に、通信部12は、スケジューラ11においてスケジューリングを行った結果、UE31に割り当てられた無線リソースを用いて、再送バッファ57に格納されているダウンリンクデータをUE31へ再送信する(S45)。ステップS42において、スケジューラ11は、制御信号がACKであると判定した場合、自律設定無線リソースのスケジューリングを行わない。

0080

以上説明したように、実施の形態2にかかるセンターノード20は、予め設定した自律設定無線リソースに関する情報をリモートノード10へ送信することができる。また、リモートノード10は、自律設定無線リソースをスケジューリングして、アップリンクデータを再送信するUE31に無線リソースを割り当てることができる。これより、リモートノード10が、UE31から送信されたアップリンクデータの復号に失敗した場合に、センターノード20に対して、UE31に割り当てる無線リソースを問合せすることを回避することができる。つまり、リモートノード10が、UE31へ、アップリンクデータの再送信に使用する無線リソースを通知する際に、リモートノード10とセンターノード20との間における信号伝送が回避される。その結果、リモートノード10が、UE31へ、アップリンクデータの再送信に使用する無線リソースを通知する際に、リモートノード10とセンターノード20との間において信号伝送が行われる場合と比較して、発生する遅延を低減させることができる。

0081

さらに、リモートノード10は、自律設定無線リソースをスケジューリングして、ダウンリンクデータの再送信に使用する無線リソースを、再送信するダウンリンクデータの宛先となるUE31に割り当てることができる。これより、リモートノード10が、送信したダウンリンクデータに関するNACK信号を受信した場合、センターノード20に対して、UE31に対するダウンリンクデータの再送信に使用する無線リソースを問合せすることを回避することができる。つまり、リモートノード10が、UE31へダウンリンクデータの再送信を行う際に、リモートノード10とセンターノード20との間における信号伝送が回避される。その結果、リモートノード10が、UE31へダウンリンクデータの再送信を行う際に、リモートノード10とセンターノード20との間において信号伝送が行われる場合と比較して、発生する遅延を低減させることができる。

0082

(実施の形態3)
続いて、図12を用いて実施の形態3にかかるアップリンクデータの送信に関するリモートノード10における処理の流れについて説明する。はじめに、リモートノード10のC−Plane復号部55は、UE31から制御信号としてSR(Scheduling Request)メッセージを受信する。UE31は、アップリンクデータが発生した場合に、アップリンクデータの送信に使用する無線リソースを問い合わせるためにSRメッセージをリモートノード10へ送信する。SRメッセージには、UE31の識別情報が含まれる。UE31の識別情報は、IMSI(Internationa Mobile Subscriber Identity)、UE31に割り当てられている電話番号、UE31が利用するサービス識別する情報、UE31に関する契約情報等であってもよい。

0083

次に、スケジューラ11は、SRメッセージに特定の識別情報が含まれるか否かを判定する(S52)。特定の識別情報は、予め、低遅延サービスを許容するUEの識別情報として、予めコアネットワーク40から通知された情報であってもよい。例えば、特定の識別情報は、コアネットワーク40から低遅延サービスを許容するUEを示すIMSIもしくは電話番号であってもよい。もしくは、特定の識別情報は、低遅延サービスを許容するサービスを識別する情報等であってもよい。

0084

コアネットワーク40から予め通知された特定の識別情報は、例えば、リモートノード10が有するメモリ等に保存されてもよい。

0085

スケジューラ11は、SRメッセージに含まれるUE31の識別情報が、リモートノード10において保持されている特定の識別情報と一致した場合、センターノード20から予め通知された自律設定無線リソースに関するスケジューリングを行い、UE31へ無線リソースの割り当てを行う(S53)。

0086

次に、スケジューラ11は、通信部12を介してDCI制御信号をUE31へ送信する(S54)。DCI制御信号には、スケジューラ11がスケジューリングを行った結果、UE31に割り当てられた無線リソースの情報が設定されている。UE31は、DCI制御信号を受信すると、DCI制御信号において指定された無線リソースを使用して、アップリンクデータの送信を行う。

0087

スケジューラ11は、ステップS52において、SRメッセージに特定の識別情報が含まれないと判定した場合、自律設定無線リソースのスケジューリングを行わない。つまり、SRメッセージに特定の識別情報が含まれない場合、センターノード20が、自律設定無線リソース以外の無線リソースのスケジューリングを行い、SRメッセージを送信してきたUEに無線リソースを割り当てる。

0088

以上説明したように、実施の形態3にかかるリモートノード10は、自律設定無線リソースをスケジューリングして、アップリンクデータを送信する特定のUE31に無線リソースを割り当てることができる。これより、リモートノード10は、センターノード20に対して特定のUE31に割り当てる無線リソースを問合せすることを回避することができる。その結果、UE31は、他のUEよりも短い遅延時間にてアップリンクデータを送信することができる。

0089

また、特定のUEもしくは特定のサービスにおけるアップリンクデータの送信に用いられる無線リソースについては、リモートノード10がスケジューリングを行うことによって、センターノード20におけるスケジューリングに関する負荷を低減することができる。

0090

また、ダウンリンクデータについても、特定のUEもしくは特定のサービスに用いられる無線リソースについては、リモートノード10がスケジューリングを行ってもよい。これにより、センターノード20におけるスケジューリングに関する負荷を低減することができる。

0091

(実施の形態4)
続いて、図13を用いて実施の形態4にかかるアップリンクデータ送信時における自動設定無線リソースの更新処理の流れについて説明する。図13のステップS61〜S64は、図8のステップS11〜S14と同様であるため詳細な説明を省略する。

0092

リモートノード10は、自動設定無線リソースのスケジューリングを行い、UE31に割り当てる無線リソースに関する情報を設定したDCI制御信号をUE31へ送信した後に、センターノード20へ割当実施報告メッセージを送信する(S65)。割当実施報告メッセージには、例えば、UEに割り当てた自律設定無線リソースの領域が示されていてもよい。自律設定無線リソースは、例えば、スケジューリングによって割り当てるUEの数、もしくはUEが送受信するデータ量等に応じて、UEに割り当てられる量が変化する。例えば、アップリンクデータを再送信するUEが多い場合、もしくは再送信するアップリンクデータのデータ量が多い場合、自律設定無線リソースの多くがUEに割り当てられる。一方、例えばアップリンクデータを再送信するUEが少ない場合、もしくは再送信するアップリンクデータのデータ量が少ない場合、自律設定無線リソースの中でいずれのUEにも割り当てられない無線リソースが増加する。

0093

割当実施報告メッセージには、自律設定無線リソースの中でUEに割り当てられた無線リソースの量が示されてもよい。

0094

図13においては、リモートノード10が、ステップS64においてアップリンクデータを受信した後に、割当実施報告メッセージをセンターノード20へ送信していることを示しているが、ステップS64においてアップリンクデータを受信する前に、割当実施報告メッセージをセンターノード20へ送信してもよい。

0095

次に、センターノード20は、リモートノード10から割当実施報告メッセージを受信すると、自律設定無線リソースを更新し、自律設定無線リソース更新通知メッセージをリモートノード10へ送信する(S66)。

0096

センターノード20は、例えば、自律設定無線リソースのうち、予め設定した閾値を上回る量の無線リソースがUEに割り当てられてることが割り当て実施報告メッセージにおいて示されている場合、ステップS61においてリモートノード10に通知した自律設定無線リソースを増加させるように自律設定無線リソースを更新してもよい。また、センターノード20は、自律設定無線リソースのうち、予め設定した閾値を下回る量の無線リソースがUEに割り当てられてることが割り当て実施報告メッセージにおいて示されている場合、ステップS61においてリモートノード10に通知した自律設定無線リソースを減少させるように自律設定無線リソースを更新してもよい。

0097

ステップS67及びS68は、ステップS63及びS64と同様であるため詳細な説明を省略する。

0098

続いて、図14を用いて実施の形態4にかかるダウンリンクデータ送信時における自動設定無線リソースの更新処理の流れについて説明する。図13のステップS71〜S75は、図9のステップS11〜S15と同様であるため詳細な説明を省略する。

0099

リモートノード10は、自動設定無線リソースのスケジューリングを行い、UE31に割り当てる無線リソースに関する情報を設定したDCI制御信号をUE31へ送信した後に、センターノード20へ割当実施報告メッセージを送信する(S76)。例えば、ダウンリンクデータの再送信先となるUEが多い場合、もしくは再送信するダウンリンクデータのデータ量が多い場合、自律設定無線リソースの多くがUEに割り当てられる。一方、例えばダウンリンクデータの再送信先となるUEが少ない場合、もしくは再送信するダウンリンクデータのデータ量が少ない場合、自律設定無線リソースの中でいずれのUEにも割り当てられない無線リソースが増加する。

0100

図14においては、リモートノード10が、ステップS75においてダウンリンクデータを送信した後に、割当実施報告メッセージをセンターノード20へ送信していることを示しているが、ステップS75においてダウンリンクデータを受信する前に、割当実施報告メッセージをセンターノード20へ送信してもよい。

0101

次に、センターノード20は、リモートノード10から割当実施報告メッセージを受信すると、自律設定無線リソースを更新し、自律設定無線リソース更新通知メッセージをリモートノード10へ送信する(S77)。

0102

ステップS78及びS79は、ステップS74及びS75と同様であるため詳細な説明を省略する。

0103

続いて、図15を用いて実施の形態4にかかる更新された自律設定無線リソースの例について説明する。図15は、自律設定無線リソースが、更新タイミングに更新されたことを示している。具体的には、図15は、自律設定無線リソースが更新されることによって、自律設定無線リソースが増加したことを示している。図15は、自律設定無線リソースが自律制御ONとなる期間は、更新タイミング前と同様であるが、自律設定無線リソースとして用いられる周波数が増加していることを示している。また、図15は、スケジューラ11が、UE31及びUE32に割り当てる周波数リソースを増加させていることを示している。

0104

続いて、図16を用いて実施の形態4にかかる更新された自律設定無線リソースの例について、図15とは異なる例について説明する。図16は、自律設定無線リソースが更新されることによって、自律設定無線リソースが増加したことを示している。図16は、自律設定無線リソースが自律制御ONとなる期間が、更新タイミング前よりも長くなり、さらに自律設定無線リソースとして用いられる周波数リソースが増加していることを示している。また、図16は、スケジューラ11が、UE31及びUE32に割り当てる周波数リソースを増加させていることを示している。スケジューラ11は、UE31、UE32、及びUE33ともに割り当てる時間リソースを増加させている。

0105

図16は、更新タイミング後に、時間リソース及び周波数リソースが増加していることを示しているが、時間リソースのみが増加してもよい。

0106

続いて、図17を用いて実施の形態4にかかる更新された自律設定無線リソースの例について、図15及び図16とは異なる例について説明する。図17は、自律設定無線リソースが更新されることによって、自律設定無線リソースが増加したことを示している。図17は、自律設定無線リソースが自律制御ONとなる期間が、更新タイミング前よりも長くなり、さらに自律設定無線リソースとして用いられる周波数リソースが増加していることを示している。また、図17は、スケジューラ11が、UE31に割り当てる時間リソースを減らし、新たにUE34に時間リソースを割り当てていることを示している。また、図17は、スケジューラ11が、UE31及びUE32に割り当てる周波数リソースを増加させていることを示し、UE32及びUE33に割り当てる時間リソースを増加させていることを示している。

0107

図15図17においては、自律設定無線リソースが増加する例を示したが、自律設定無線リソースが減少する場合もある。自律設定無線リソースが減少した場合、スケジューラ11は、UEに割り当てる無線リソースを減少させるか、もしくは、無線リソースを割り当てるUEの数を減少させてもよい。

0108

以上説明したように、実施の形態4にかかる自律設定無線リソースの更新処理を実行することによって、自律設定無線リソースの時間帯及び周波数帯を変更することができる。センターノード20は、割当実施報告メッセージを受信することによって、自律設定無線リソースの過不足を把握することができる。これより、センターノード20は、自律設定無線リソースの使用状況に応じて、自律設定無線リソースを増減することができるため、最適な量の自律設定無線リソースを設定することができる。リモートノード10はセンターノード20へ、割当実施報告メッセージを複数回送信してもよい。センターノード20は割当実施報告メッセージを受信するたびに、自律設定無線リソースの更新処理を実行してもよい。つまりセンターノード20は、自律設定無線リソースの更新処理を複数回実行してもよい。

0109

なお、実施の形態4においては、センターノード20が、自律設定無線リソースの使用状況もしくは割り当て状況に従って自律設定無線リソースを変更する例について説明したが、自律設定無線リソースの使用状況もしくは割り当て状況以外の情報に従って、自律設定無線リソースを変更してもよい。

0110

例えば、センターノード20は、リモートノード10とUE31との間の無線通信路混雑状況無線通信品質、もしくは低遅延サービスの重要度等に従って、自律設定無線リソースを変更もしくは更新してもよい。

0111

続いて以下では、上述の複数の実施形態で説明された、リモートノード10、センターノード20、通信端末30、及びUE31の構成例について説明する。図18は、リモートノード10の構成例を示すブロック図である。図18を参照すると、リモートノード10は、RFトランシーバ1001、ネットワークインターフェース1003、プロセッサ1004、及びメモリ1005を含む。RFトランシーバ1001は、UEsと通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ1001は、複数のトランシーバを含んでもよい。RFトランシーバ1001は、アンテナ1002及びプロセッサ1004と結合される。RFトランシーバ1001は、変調シンボルデータ(又はOFDMシンボルデータ)をプロセッサ1004から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナ1002に供給する。また、RFトランシーバ1001は、アンテナ1002によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをプロセッサ1004に供給する。

0112

ネットワークインターフェース1003は、ネットワークノード(e.g., 他のリモートノード、センターノード20)と通信するために使用される。ネットワークインターフェース1003は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。

0113

プロセッサ1004は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理を含むデータプレーン処理とコントロールプレーン処理を行う。例えば、LTEおよびLTE-Advancedの場合、プロセッサ1004によるデジタルベースバンド信号処理は、MACレイヤ、およびPHYレイヤの信号処理を含んでもよい。

0114

プロセッサ1004は、複数のプロセッサを含んでもよい。例えば、プロセッサ1004は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., DSP)、及びコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., CPU又はMPU)を含んでもよい。

0115

メモリ1005は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1005は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。メモリ1005は、プロセッサ1004から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1004は、ネットワークインターフェース1003又は図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1005にアクセスしてもよい。

0116

メモリ1005は、上述の複数の実施形態で説明されたリモートノード10による処理を行うための命令群およびデータを含むソフトウェアモジュールコンピュータプログラム)を格納してもよい。いくつかの実装において、プロセッサ1004は、当該ソフトウェアモジュールをメモリ1005から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたリモートノード10の処理を行うよう構成されてもよい。

0117

図19は、通信端末30及びUE31の構成例を示すブロック図である。Radio Frequency(RF)トランシーバ1101は、リモートノード10と通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ1101により行われるアナログRF信号処理は、周波数アップコンバージョン、周波数ダウンコンバージョン、及び増幅を含む。RFトランシーバ1101は、アンテナ1102及びベースバンドプロセッサ1103と結合される。すなわち、RFトランシーバ1101は、変調シンボルデータ(又はOFDMシンボルデータ)をベースバンドプロセッサ1103から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナ1102に供給する。また、RFトランシーバ1101は、アンテナ1102によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをベースバンドプロセッサ1103に供給する。

0118

ベースバンドプロセッサ1103は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理(データプレーン処理)とコントロールプレーン処理を行う。デジタルベースバンド信号処理は、(a)データ圧縮復元、(b) データのセグメンテーションコンカテネーション、(c)伝送フォーマット伝送フレーム)の生成/分解、(d)伝送路符号化復号化、(e)変調(シンボルマッピング)/復調、及び(f) Inverse Fast Fourier Transform(IFFT)によるOFDMシンボルデータ(ベースバンドOFDM信号)の生成などを含む。一方、コントロールプレーン処理は、レイヤ1(e.g.,送信電力制御)、レイヤ2(e.g.,無線リソース管理、及びhybrid automatic repeat request(HARQ)処理)、及びレイヤ3(e.g.,アタッチモビリティ、及び通話管理に関するシグナリング)の通信管理を含む。

0119

例えば、LTEおよびLTE-Advancedの場合、ベースバンドプロセッサ1103によるデジタルベースバンド信号処理は、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)レイヤ、Radio Link Control(RLC)レイヤ、MACレイヤ、およびPHYレイヤの信号処理を含んでもよい。また、ベースバンドプロセッサ1103によるコントロールプレーン処理は、Non-Access Stratum(NAS)プロトコルRRCプロトコル、及びMAC CEの処理を含んでもよい。

0120

ベースバンドプロセッサ1103は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., Digital Signal Processor(DSP))とコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., Central Processing Unit(CPU)、又はMicro Processing Unit(MPU))を含んでもよい。この場合、コントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサは、後述するアプリケーションプロセッサ1104と共通化されてもよい。

0121

アプリケーションプロセッサ1104は、CPU、MPU、マイクロプロセッサ、又はプロセッサコアとも呼ばれる。アプリケーションプロセッサ1104は、複数のプロセッサ(複数のプロセッサコア)を含んでもよい。アプリケーションプロセッサ1104は、メモリ1106又は図示されていないメモリから読み出されたシステムソフトウェアプログラム(Operating System(OS))及び様々なアプリケーションプログラム(例えば、通話アプリケーションWEBブラウザメーラカメラ操作アプリケーション音楽再生アプリケーション)を実行することによって、通信端末10及びUE30の各種機能を実現する。

0122

いくつかの実装において、図19破線(1105)で示されているように、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのチップ上に集積されてもよい。言い換えると、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのSystem on Chip(SoC)デバイス1105として実装されてもよい。SoCデバイスは、システムLarge Scale Integration(LSI)またはチップセットと呼ばれることもある。

0123

メモリ1106は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリ又はこれらの組合せである。メモリ1106は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。例えば、メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103、アプリケーションプロセッサ1104、及びSoC1105からアクセス可能外部メモリデバイスを含んでもよい。メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103内、アプリケーションプロセッサ1104内、又はSoC1105内に集積された内蔵メモリデバイスを含んでもよい。さらに、メモリ1106は、Universal IntegratedCircuit Card(UICC)内のメモリを含んでもよい。

0124

メモリ1106は、上述の複数の実施形態で説明された通信端末30及びUE31による処理を行うための命令群およびデータを含むソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)を格納してもよい。いくつかの実装において、ベースバンドプロセッサ1103又はアプリケーションプロセッサ1104は、当該ソフトウェアモジュールをメモリ1106から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明された通信端末30及びUE31の処理を行うよう構成されてもよい。

0125

図20は、センターノード20の構成例を示すブロック図である。図20を参照すると、センターノード20は、ネットワークインターフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワークインターフェース1201は、ネットワークノード(e.g.,リモートノード10、コアネットワーク40)と通信するために使用される。ネットワークインターフェース1201は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。

0126

プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてシーケンス図及びフローチャートを用いて説明されたセンターノード20の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU、又はCPUであってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。

0127

プロセッサ1202は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理を含むデータプレーン処理とコントロールプレーン処理を行う。例えば、LTEおよびLTE-Advancedの場合、プロセッサ1004によるデジタルベースバンド信号処理は、PDCPレイヤ、RLCレイヤ、およびMACレイヤの信号処理を含んでもよい。さらに、プロセッサ1202による信号処理は、X2-Uインタフェース及びS1-UインタフェースでのGTP-U・UDP/IPレイヤの信号処理を含んでもよい。また、プロセッサ1004によるコントロールプレーン処理は、X2APプロトコル、S1-MMEプロトコルおよびRRCプロトコルの処理を含んでもよい。

0128

プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。例えば、プロセッサ1004は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., DSP)、X2-Uインタフェース及びS1-UインタフェースでのGTP-U・UDP/IPレイヤの信号処理を行うプロセッサ(e.g., DSP)、及びコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., CPU又はMPU)を含んでもよい。

0129

メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。

0130

図20の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明されたセンターノード20の処理を行うことができる。

0131

図18図20を用いて説明したように、上述の実施形態におけるリモートノード10、センターノード20、通信端末30、及びUE31が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。

0132

上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROMPROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。

0133

なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本発明は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。

0134

10リモートノード
11スケジューラ
12通信部
15 リモートノード
16 リモートノード
20センターノード
21 スケジューラ
22 通信部
30通信端末
31 UE
35 通信部
36 制御部
40コアネットワーク
51無線部
52FFT部
53復調部
54 U−Plane復号部
55 C−Plane復号部
56 符号化部
57再送バッファ
58 符号化部
59変調部
60IFFT部
61ノード間通信部
1001RFトランシーバ
1002アンテナ
1003ネットワークインターフェース
1004プロセッサ
1005メモリ
1101 RFトランシーバ
1102 アンテナ
1103ベースバンドプロセッサ
1104アプリケーションプロセッサ
1105SoCデバイス
1106 メモリ
1201ネットワークインタフェース
1202 プロセッサ
1203 メモリ

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