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技術 写真作成ゲーム機および撮影方法

出願人 フリュー株式会社
発明者 山田優美諸岡侑加西川舞中嶋俊介住永雅典笹野里香高松瞳
出願日 2017年1月18日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2017-006443
公開日 2018年2月8日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2018-022126
状態 特許登録済
技術分野 スタジオ装置 処理装置と組み合わされたカメラ 自動賃貸装置 写真撮影方法及び装置 カメラの表示・駒の計数
主要キーワード ベストポジション 密着度合い 右側面前 修正ツール 目標枠 略六角形 中央下方 対象枠
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月8日)のものです。
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図面 (20)

課題

利用者にとってより満足度の高い画像を提供する。

解決手段

撮影制御部は、1以上の利用者を被写体として撮影し、表示制御部は、撮影タイミングより前に、利用者が映るライブビュー画像を表示する。認識部は、ライブビュー画像において、顔認識により、利用者の顔および顔パーツの少なくともいずれかが検出されたか否かを判定する。例えばライブビュー画像には、認識部による認識結果に応じた案内が出力される。本技術は、写真シール作成装置に適用することができる。

概要

背景

従来、アミューズメント施設等に設置される写真シール機が知られている。写真シール機は、利用者撮影し、利用者の操作に応じて撮影画像に対して編集を施す。写真シール機は、編集が施された撮影画像をシール紙印刷する。

近年、写真シール機においては、撮影画像に対して適切な画像処理を施すために、撮影画像に対する顔認識が行われている。例えば、特許文献1には、編集対象となる撮影画像を選択する画面において、撮影画像とともに、認識結果を表示する写真シール作成装置が記載されている。

これにより、利用者に、認識に失敗した画像を選択させないように促すことができ、認識に失敗し適切に画像処理が施されなかった画像が出力されてしまうことを抑制することができる。

また、特許文献1には、ライブビュー画面において、認識された顔に設定される対象枠と、理想的な位置に設定される目標枠とが一致したときに、ベストポジションであることを示すベスポジ枠が表示されることが記載されている。

ライブビュー画面にベスポジ枠が表示されることで、利用者は、撮影空間内において自分が最適な位置にいることを簡単に認識することができる。

さらに、特許文献2には、ライブビュー画像において認識された顔の位置に応じて、被写体同士の顔を近づけるように誘導することが記載されている。

概要

利用者にとってより満足度の高い画像を提供する。撮影制御部は、1以上の利用者を被写体として撮影し、表示制御部は、撮影タイミングより前に、利用者が映るライブビュー画像を表示する。認識部は、ライブビュー画像において、顔認識により、利用者の顔および顔パーツの少なくともいずれかが検出されたか否かを判定する。例えばライブビュー画像には、認識部による認識結果に応じた案内が出力される。本技術は、写真シール作成装置に適用することができる。

目的

本技術は、写真作成ゲーム機および撮影方法に関し、特に、利用者にとって満足度の高い画像を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

1以上の利用者を被写体として撮影する撮影制御部と、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像を表示する表示制御部と、前記ライブビュー画像において、顔認識により、前記利用者の顔および顔パーツの少なくともいずれかが検出されたか否かを判定する認識部と、前記認識部による認識結果に応じた案内を出力する出力部とを備える写真作成ゲーム機

請求項2

前記出力部は、前記認識部による認識結果に応じて、前記認識部による認識に成功するように前記利用者を促す案内を出力する請求項1に記載の写真作成ゲーム機。

請求項3

前記出力部は、モニタとして構成され、前記表示制御部は、前記モニタに表示される画面に、前記ライブビュー画像の表示とともに、前記案内に関する表示を行う請求項2に記載の写真作成ゲーム機。

請求項4

前記表示制御部は、前記認識部による認識に成功している前記利用者の顔について、前記案内に関する表示を行う請求項3に記載の写真作成ゲーム機。

請求項5

前記表示制御部は、前記認識部による認識に失敗している前記利用者の顔について、前記案内に関する表示を行う請求項3に記載の写真作成ゲーム機。

請求項6

前記出力部は、スピーカとして構成され、前記スピーカは、前記案内に関する音声を出力する請求項2に記載の写真作成ゲーム機。

請求項7

前記撮影制御部は、複数回の撮影のうちの1回の撮影を、前記利用者の顔を認証するための認証用撮影として行い、前記認識部は、前記認証用撮影以外の通常撮影の際に表示される前記ライブビュー画像において、前記顔および前記顔パーツの少なくともいずれかを認識し、前記出力部は、前記認識部による認識結果に応じた案内を出力する請求項1乃至6のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。

請求項8

前記通常撮影により得られた撮影画像に写る前記利用者の顔それぞれに対する画像処理度合いの選択を、前記認証用撮影の結果に基づいて、前記利用者の顔毎に受け付ける選択画面を表示する選択画面表示制御部と、前記選択画面において前記利用者の顔毎に選択された度合いの前記画像処理を、前記撮影画像に写る前記利用者の顔毎に施す画像処理部とをさらに備え、前記選択画面は、前記認識部による認識に成功した前記利用者の顔に対する前記画像処理の度合いの選択を受け付ける請求項7に記載の写真作成ゲーム機。

請求項9

前記選択画面には、前記認証用撮影により得られた前記利用者毎の認証用画像が表示され、前記画像処理部は、前記選択画面において前記利用者の顔毎に選択された度合いの前記画像処理を、対応する前記利用者の前記認証用画像に施す請求項8に記載の写真作成ゲーム機。

請求項10

前記画像処理部は、前記選択画面において前記利用者の顔毎に選択された度合いの前記画像処理を、前記撮影画像に写る、前記認識部による認識に成功した前記利用者の顔に施す請求項8または9に記載の写真作成ゲーム機。

請求項11

前記選択画面は、前記利用者が所定の人数以上の場合、前記認識部による認識に成功した前記利用者の顔全てに対する前記画像処理の度合いの選択を一括して受け付ける請求項8に記載の写真作成ゲーム機。

請求項12

1以上の利用者を被写体として撮影し、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像を表示し、前記ライブビュー画像において、顔認識により、前記利用者の顔および顔パーツの少なくともいずれかが検出されたか否かを判定し、前記認識部による認識結果に応じた案内を出力するステップを含む撮影方法

請求項13

1以上の利用者を被写体として撮影する撮影制御部と、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像を表示する表示制御部と、前記ライブビュー画像に映る前記利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定する顔サイズ判定部と、前記ライブビュー画像に映る複数の前記利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かを判定する距離判定部と、前記顔のサイズが前記所定サイズより小さいと判定された場合、前記利用者に対する第1のガイダンスを出力し、前記顔同士が前記所定距離より離れていると判定された場合、前記利用者に対する第2のガイダンスを出力する出力部とを備える写真作成ゲーム機。

請求項14

前記ライブビュー画像において、顔認識により前記利用者の顔が検出されたか否かを判定する認識部をさらに備え、前記顔サイズ判定部は、前記認識部の認識結果に基づいて、前記利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定し、前記距離判定部は、前記認識部の認識結果に基づいて、複数の前記利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かを判定する請求項13に記載の写真作成ゲーム機。

請求項15

前記第1のガイダンスは、前記利用者にカメラに近づくように促すガイダンスであり、前記第2のガイダンスは、前記利用者同士に互いに近づくように促すガイダンスである請求項13または14に記載の写真作成ゲーム機。

請求項16

前記顔サイズ判定部は、複数の前記利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かにかかわらず、前記利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定する請求項13乃至15のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。

請求項17

前記距離判定部は、複数のうちの少なくともいずれかの前記顔のサイズが前記所定サイズより小さくないと判定された場合、前記顔同士が前記所定距離より離れているか否かを判定する請求項16に記載の写真作成ゲーム機。

請求項18

前記顔サイズ判定部は、検出された顔パーツの所定の点同士の間の距離に基づいて、前記顔のサイズが前記所定サイズより小さいか否かを判定する請求項13乃至17のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。

請求項19

前記距離判定部は、検出された複数の前記顔の所定の点同士の間の距離に基づいて、前記顔同士が前記所定距離より離れているか否かを判定する請求項13乃至17のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。

請求項20

前記出力部は、複数回の撮影において、前記顔のサイズが前記所定サイズより小さいと初めて判定された場合にのみ、前記第1のガイダンスを出力する請求項13乃至19のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。

請求項21

前記出力部は、複数回の撮影において、前記顔同士が前記所定距離より離れていると初めて判定された場合にのみ、前記第2のガイダンスを出力する請求項13乃至19のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。

請求項22

前記顔サイズ判定部は、所定の撮影範囲またはカメラアングルで撮影される場合にのみ、前記顔のサイズが前記所定サイズより小さいか否かを判定する請求項13乃至21のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。

請求項23

前記距離判定部は、所定人数の前記利用者が撮影される場合にのみ、前記顔同士が前記所定距離より離れているか否かを判定する請求項13乃至21のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。

請求項24

1以上の利用者を被写体として撮影し、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像を表示し、前記ライブビュー画像に映る前記利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定し、前記ライブビュー画像に映る複数の前記利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かを判定し、前記顔のサイズが前記所定サイズより小さいと判定された場合、前記利用者に対する第1のガイダンスを出力し、前記顔同士が前記所定距離より離れていると判定された場合、前記利用者に対する第2のガイダンスを出力するステップを含む撮影方法。

技術分野

0001

本技術は、写真作成ゲーム機および撮影方法に関し、特に、利用者にとって満足度の高い画像を提供することができるようにする写真作成ゲーム機および撮影方法に関する。

背景技術

0002

従来、アミューズメント施設等に設置される写真シール機が知られている。写真シール機は、利用者を撮影し、利用者の操作に応じて撮影画像に対して編集を施す。写真シール機は、編集が施された撮影画像をシール紙印刷する。

0003

近年、写真シール機においては、撮影画像に対して適切な画像処理を施すために、撮影画像に対する顔認識が行われている。例えば、特許文献1には、編集対象となる撮影画像を選択する画面において、撮影画像とともに、認識結果を表示する写真シール作成装置が記載されている。

0004

これにより、利用者に、認識に失敗した画像を選択させないように促すことができ、認識に失敗し適切に画像処理が施されなかった画像が出力されてしまうことを抑制することができる。

0005

また、特許文献1には、ライブビュー画面において、認識された顔に設定される対象枠と、理想的な位置に設定される目標枠とが一致したときに、ベストポジションであることを示すベスポジ枠が表示されることが記載されている。

0006

ライブビュー画面にベスポジ枠が表示されることで、利用者は、撮影空間内において自分が最適な位置にいることを簡単に認識することができる。

0007

さらに、特許文献2には、ライブビュー画像において認識された顔の位置に応じて、被写体同士の顔を近づけるように誘導することが記載されている。

先行技術

0008

特開2012−74778号公報
特許第5304751号公報

発明が解決しようとする課題

0009

ライブビュー画像に対して顔認識が行われ、その認識に成功すれば、より確実に撮影画像に対して適切な画像処理を施すことができるようになる。しかしながら、ライブビュー画面にベスポジ枠が表示されたり、被写体同士の顔を近づけるように誘導されるだけでは、利用者は、自分が最適な位置にいることを簡単に把握することはできても、顔の認識に成功しているか否かを把握することはできなかった。

0010

その結果、顔の認識に失敗した場合には、適切に画像処理が施されなかった画像が出力され、利用者にとって満足度の低い画像が提供されてしまうおそれがある。

0011

本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、利用者にとってより満足度の高い画像を提供することができるようにするものである。

課題を解決するための手段

0012

本技術の第1の側面の写真作成ゲーム機は、1以上の利用者を被写体として撮影する撮影制御部と、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像を表示する表示制御部と、前記ライブビュー画像において、顔認識により前記利用者の顔および顔パーツの少なくともいずれかが検出されたか否かを判定する認識部と、前記認識部による認識結果に応じた案内を出力する出力部とを備える。

0013

本技術の第1の側面の撮影方法は、1以上の利用者を被写体として撮影し、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像を表示し、前記ライブビュー画像において、顔認識により前記利用者の顔および顔パーツの少なくともいずれかが検出されたか否かを判定し、前記認識部による認識結果に応じた案内を出力するステップを含む。

0014

本技術の第1の側面においては、1以上の利用者が被写体として撮影され、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像が表示され、前記ライブビュー画像において、顔認識により前記利用者の顔および顔パーツの少なくともいずれかが検出されたか否かが判定され、前記認識部による認識結果に応じた案内が出力される。

0015

本技術の第2の側面の写真作成ゲーム機は、1以上の利用者を被写体として撮影する撮影制御部と、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像を表示する表示制御部と、前記ライブビュー画像に映る前記利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定する顔サイズ判定部と、前記ライブビュー画像に映る複数の前記利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かを判定する距離判定部と、前記顔のサイズが前記所定サイズより小さいと判定された場合、前記利用者に対する第1のガイダンスを出力し、前記顔同士が前記所定距離より離れていると判定された場合、前記利用者に対する第2のガイダンスを出力する出力部とを備える。

0016

本技術の第2の側面の撮影方法は、1以上の利用者を被写体として撮影し、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像を表示し、前記ライブビュー画像に映る前記利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定し、前記ライブビュー画像に映る複数の前記利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かを判定し、前記顔のサイズが前記所定サイズより小さいと判定された場合、前記利用者に対する第1のガイダンスを出力し、前記顔同士が前記所定距離より離れていると判定された場合、前記利用者に対する第2のガイダンスを出力するステップを含む。

0017

本技術の第2の側面においては、1以上の利用者が被写体として撮影され、撮影タイミングより前に、前記利用者が映るライブビュー画像が表示され、前記ライブビュー画像に映る前記利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かが判定され、前記ライブビュー画像に映る複数の前記利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かが判定され、前記顔のサイズが前記所定サイズより小さいと判定された場合、前記利用者に対する第1のガイダンスが出力され、前記顔同士が前記所定距離より離れていると判定された場合、前記利用者に対する第2のガイダンスが出力される。

発明の効果

0018

本技術によれば、利用者にとってより満足度の高い画像を提供することが可能となる。

図面の簡単な説明

0019

本技術の写真シール作成装置の外観の構成例を示す斜視図である。
利用者の移動について説明する図である。
撮影部の構成例を示す斜視図である。
撮影部の構成例を示す正面図である。
背景部の構成例を示す図である。
編集ユニットの構成例を示す図である。
編集ユニットの右側面の構成例を示す図である。
シール紙の例を示す図である。
編集画像レイヤ構造の例を示す図である。
写真シール作成装置の内部の構成例を示すブロック図である。
図10の制御部の機能構成例を示すブロック図である。
図11撮影処理部の構成例を示すブロック図である。
図11編集処理部の構成例を示すブロック図である。
写真シール作成ゲーム処理について説明するフローチャートである。
撮影処理について説明するフローチャートである。
レタッチ撮影時のライブビュー表示画面の例を示す図である。
レタッチ撮影時の撮影結果確認画面の例を示す図である。
ライブビュー画像表示処理について説明するフローチャートである。
アップ撮影時のライブビュー表示画面の例を示す図である。
アップ撮影時のライブビュー表示画面の例を示す図である。
アップ撮影時のライブビュー表示画面の例を示す図である。
撮影結果確認画面の例を示す図である。
全身撮影時のライブビュー表示画面の例を示す図である。
撮り直し対象選択画面の例を示す図である。
撮り直し後選択画面の例を示す図である。
編集処理について説明するフローチャートである。
盛れ感選択画面の例を示す図である。
フェイスカラー選択画面の例を示す図である。
メイク感選択画面の例を示す図である。
袋選択画面の例を示す図である。
盛れ感選択画面の例を示す図である。
編集画面の例を示す図である。
図11の撮影処理部の他の構成例を示すブロック図である。
アップ撮影または上から全身撮影時のライブビュー画像表示処理について説明するフローチャートである。
顔のサイズの判定について説明する図である。
利用者がカメラに近づくように促すガイダンスの例を示す図である。
顔同士の距離の判定について説明する図である。
利用者同士が互いに近づくように促すガイダンスの例を示す図である。
OKガイダンスの例を示す図である。
正面全身撮影時のライブビュー画像表示処理について説明するフローチャートである。
大人数用コースでのアップ撮影または上から全身撮影時のライブビュー画像表示処理について説明するフローチャートである。
3人の顔同士の距離の判定について説明する図である。
顔の位置の判定について説明する図である。

実施例

0020

<写真シール作成装置の外観構成
図1は、写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。

0021

写真シール作成装置1は、撮影画像や編集済みの画像を提供するゲーム機である。写真シール作成装置1は、画像をシール紙に印刷したり、利用者の携帯端末上で画像を閲覧可能にするためにその画像をサーバに送信したりすることで、利用者に画像を提供する。

0022

写真シール作成装置1は、アミューズメント施設や店舗に設置される。写真シール作成装置1の利用者は、主に子高校生や女子大学生などの若い女性が中心とされる。写真シール作成装置1において、1組あたり主に2人や3人などの複数人の利用者がゲームを楽しむことができる。もちろん、1人の利用者がゲームを楽しむこともできる。

0023

写真シール作成装置1において、利用者は、自身が被写体となって撮影作業を行う。利用者は、編集作業を行うことによって、撮影によって得られた撮影画像に対して、背景画像前景画像(手書きの文字スタンプ画像など)である合成用画像を合成させる。これにより、撮影画像が彩り豊かな画像に編集される。利用者は、編集済みの画像である編集画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させる。

0024

写真シール作成装置1は、撮影ユニット11と編集ユニット12が接した状態で設置されることによって構成される。撮影ユニット11と編集ユニット12は電気的に接続される。撮影ユニット11は、人が中に入ることができる程度の大きさを有する箱形状の筐体を有する。

0025

撮影ユニット11は、撮影部21と背景部22から構成される。撮影部21と背景部22は離して設置される。撮影部21と背景部22の間に設けられる空間が、利用者が撮影作業を行う撮影空間となる。

0026

撮影部21は、利用者を被写体として撮影する装置である。撮影空間に臨む撮影部21の正面にはカメラなどが設けられる。撮影部21の、編集ユニット12と接する面には正面パネル41が設けられる。撮影空間にいる利用者から見て右側の面を右側面、左側の面を左側面とすると、撮影部21の右側面が側面パネル42Aにより構成され、左側面が側面パネル42B(図2)により構成される。

0027

背景部22は、それぞれ板状の部材である背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52B(図2)から構成される。背面パネル51は、正面を向いている利用者の背面側に位置する。側面パネル52Aは、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル52Bは、背面パネル51の左端に取り付けられる。

0028

側面パネル42Aと側面パネル52Aは、所定の間隔をあけてほぼ同一平面に設けられる。側面パネル42Aと側面パネル52Aの上部は、板状の部材である連結部31Aによって連結される。また、側面パネル42Aと側面パネル52Aの下部は、床面に設けられた例えば金属製の部材である連結部34によって連結される。

0029

側面パネル42Bと側面パネル52Bも同様にほぼ同一平面に設けられる。側面パネル42Bと側面パネル52Bの上部は連結部31Bによって連結される。側面パネル42Bと側面パネル52Bの下部は、床面に設けられた金属製の部材である連結部(図示せず)によって連結される。

0030

側面パネル42A、連結部31A、および側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が、撮影空間の出入り口となる。また、側面パネル42B、連結部31B、および側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も、撮影空間の出入り口となる。

0031

撮影空間の上方には、撮影部21の正面パネル41、連結部31A、連結部31B、および背景部22の背面パネル51に囲まれる開口が形成される。その開口の一部を覆うように天井照明ユニット32が設けられる。天井照明ユニット32の一端は連結部31Aに固定され、他端は連結部31Bに固定される。

0032

天井照明ユニット32の内部には蛍光灯が設けられる。天井照明ユニット32は、撮影空間の照明として機能するとともに、撮影を行っている利用者に対してストロボ光照射する。

0033

編集ユニット12は、撮影画像に編集を施すための装置である。編集ユニット12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル41に接するようにして、撮影ユニット11に連結している。

0034

図1に示される編集ユニット12の構成を正面側の構成とすると、編集ユニット12の正面側と背面側のそれぞれに、編集作業で用いられる構成が設けられる。この構成により、2組の利用者が同時に編集を行うことができる。

0035

編集ユニット12の正面側は、床面に対して垂直な面である面12Aと、面12Aの上方に形成された斜面12Bから構成される。斜面12Bには、編集作業に用いられる構成として、タブレット内蔵モニタタッチペンが設けられる。

0036

斜面12Bの上方右側には、照明装置73の一端を支持する柱状の支持部71A(図6)が設けられる。斜面12Bの左側には、照明装置73の他端を支持する柱状の支持部71Bが設けられる。支持部71Aの右側には板状のパネル72が設けられる。パネル72の上面にはカーテンレール75を支持する支持部74が設けられる。

0037

編集ユニット12の上方にはカーテンレール75が取り付けられる。カーテンレール75は、3本のレール75A乃至75Cが組み合わされて構成される。3本のレール75A乃至75Cは、上から見たときの形状がコの字状となるように組み合わされる。平行に設けられるレール75Aとレール75Bの一端は、連結部31Aと連結部31Bにそれぞれ固定され、レール75Aとレール75Bの他端は、レール75Cの両端にそれぞれ接合される。

0038

カーテンレール75には、編集ユニット12の正面前方の空間と背面前方の空間が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。そのカーテンにより囲まれる編集ユニット12の正面前方の空間と背面後方の空間が、利用者が編集作業を行う編集空間となる。

0039

後述するように、編集ユニット12の右側面には、印刷済みのシール紙が排出される排出口が設けられる。編集ユニット12の右側面前方の空間が、印刷が終了するのを利用者が待つ印刷待ち空間となる。

0040

<利用者の移動について>
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について説明する。

0041

図2は、写真シール作成装置1を上から見た平面図である。

0042

まず、利用者は、白抜き矢印#1で示されるように出入り口G1から、または白抜き矢印#2で示されるように出入り口G2から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入る。出入り口G1は側面パネル42Aと側面パネル52Aの間の開口であり、出入り口G2は側面パネル42Bと側面パネル52Bの間の開口である。利用者は、撮影空間A1において、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなどを利用して撮影作業を行う。

0043

撮影作業を終えた利用者は、白抜き矢印#3で示されるように出入り口G1から撮影空間A1を出て編集空間A2−1に移動するか、白抜き矢印#4で示されるように出入り口G2から撮影空間A1を出て編集空間A2−2に移動する。

0044

編集空間A2−1は、編集ユニット12の正面側の編集空間である。一方、編集空間A2−2は、編集ユニット12の背面側の編集空間である。利用者が編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかは、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方が移動先として案内される。

0045

編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は、編集作業を開始する。編集空間A2−1の利用者と編集空間A2−2の利用者は同時に編集作業を行うことができる。

0046

編集作業が終了した後、編集画像の印刷が開始される。印刷が開始されると、編集空間A2−1での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#5で示されるように編集空間A2−1から印刷待ち空間A3に移動する。また、編集空間A2−2での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#6で示されるように編集空間A2−2から印刷待ち空間A3に移動する。印刷待ち空間A3に移動した利用者は、印刷が終了するのを待つ。

0047

印刷が終了すると、利用者は、編集ユニット12の右側面に設けられた排出口から排出されたシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終える。

0048

次に、各部の構成について説明する。

0049

<撮影部の構成>
図3は、撮影部21の構成例を示す斜視図であり、図4は、撮影部21の構成例を示す正面図である。

0050

撮影部21の外枠は、複数のキャスターが取り付けられたベース部43に、正面パネル41、側面パネル42A、および側面パネル42Bが立設して構成される。

0051

正面パネル41の略中央には、略箱形状の撮影・表示ユニット101が設けられる。撮影・表示ユニット101の正面側には、上から順に、前下がりの斜面101A、垂直に対して僅かに前傾した斜面101B、および、斜面101Aより急な斜面101Cが形成される。

0052

斜面101Bの略中央には円形の開口部が形成され、開口部には、撮影空間A1にいる利用者を撮影するカメラ111のレンズが設けられる。撮影・表示ユニット101の内部には、例えば一眼レフカメラであるカメラ111がチルト可能に取り付けられている。

0053

斜面101Cにはタッチパネルモニタ112が設けられる。タッチパネルモニタ112は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。

0054

タッチパネルモニタ112は、カメラ111により取り込まれた動画像(以下、ライブビュー画像ともいう)を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)を表示して利用者の操作を受け付ける機能とを備える。タッチパネルモニタ112には、カメラ111により取り込まれたライブビュー画像や撮影画像が表示される。撮影画像は、所定のタイミングでカメラ111により取り込まれた静止画像である。

0055

後に詳述するように、利用者は、自身の全身が写る画像である全身画像と、顔部分を中心として、自身の略から上の範囲が大きく写る画像であるアップ画像を撮影することができる。

0056

正面パネル41には、撮影・表示ユニット101を挟んで対称発光部102Lと発光部102Rが形成される。発光部102Lと発光部102Rは、例えば正面パネル41に形成された細幅の溝に、透光性を有するカバーが嵌め込まれることによって構成される。正面パネル41に形成された細幅の溝にはLEDなどの発光体が設けられる。

0057

図4に示すように、撮影・表示ユニット101の左側の発光部102Lは、細幅の直線状部102L−1乃至102L−3から構成される。直線状部102L−2は、その長さを撮影・表示ユニット101の縦方向の長さと略同じ長さにするように垂直方向に形成される。直線状部102L−1は、直線状部102L−2の上端から右斜め上方に向けて形成され、直線状部102L−3は、直線状部102L−1の下端から右斜め下方に向けて形成される。

0058

一方、撮影・表示ユニット101の右側の発光部102Rは、細幅の直線状部102R−1乃至102R−3から構成される。直線状部102R−2は、その長さを撮影・表示ユニット101の縦方向の長さと略同じ長さにするように垂直方向に形成される。直線状部102R−1は、直線状部102R−2の上端から左斜め上方に向けて形成され、直線状部102R−3は、直線状部102R−2の下端から左斜め下方に向けて形成される。

0059

図4に示されるように、発光部102Lと発光部102Rを合わせた形状は略六角形になる。発光部102Lと発光部102Rが発光することにより、撮影空間A1の印象としてシャープな印象を演出することができる。

0060

撮影・表示ユニット101の上方には、曲面のカバーを利用者に向けた上ストロボユニット103が設置される。上ストロボユニット103は、所定の取り付け部材を用いて、正面パネル41などに固定される。上ストロボユニット103は、正面上方から、利用者の顔付近にストロボ光を照射する。

0061

撮影・表示ユニット101の下方には、カメラ111による撮影に合わせて利用者の下半身にストロボ光を照射する足元ストロボユニット104が設けられる。足元ストロボユニット104の正面は垂直面を形成する板状部材121により構成され、上面は緩やかな斜面を形成する板状部材122により構成される。板状部材121と板状部材122は、乳白色のアクリル板などの透光性を有する板状部材である。

0062

足元ストロボユニット104の板状部材121の左右には、垂直面を構成する板状部材123Lと板状部材123Rがそれぞれ設けられる。板状部材123Rには、利用者が硬貨投入する硬貨投入口が設けられる。

0063

足元ストロボユニット104の板状部材122の左右には、板状部材122と同様の緩やかな斜面を形成する板状部材124Lと板状部材124Rがそれぞれ設けられる。板状部材124Lと板状部材124Rにより形成される斜面は、利用者が手荷物を置くためなどに用いられる。

0064

図示はしないが、正面パネル41の例えば天井付近にはスピーカが設けられる。そのスピーカは、撮影作業に関する案内音声BGM効果音などを出力する。

0065

<背景部の構成>
図5は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す図である。

0066

背面パネル51の上方中央には背面上ストロボ131が設けられる。また、背面パネル51の上方右側(図中、左側)には背面右ストロボ132が設けられ、背面パネル51の上方左側(図中、右側)には背面左ストロボ133が設けられる。

0067

背面上ストロボ131は、後方上側から利用者にストロボ光を照射する。背面右ストロボ132は、後方右側から利用者にストロボ光を照射する。背面左ストロボ133は、後方左側から利用者にストロボ光を照射する。

0068

背面パネル51の撮影空間A1側(図中、手前側)の面は例えば緑色の面となる。また、図示はしないが、側面パネル52A,52Bそれぞれの撮影空間A1側の面も例えば緑色の面である。

0069

これらの面の緑色は、クロマキ処理によって利用者の領域を抽出するための色である。これにより、撮影画像に対してクロマキ処理を施し、利用者が所望する背景画像を、撮影画像の背景部分に合成することができる。なお、これらの面の色は、クロマキ処理を行うことができる色であればよく、青色などの他の色であってもよい。

0070

<編集ユニットの構成>
図6は、編集ユニット12の正面側(編集空間A2−1側)の構成例を示す図である。

0071

斜面12Bのほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ141が設けられる。タブレット内蔵モニタ141の左右にはタッチペン142Aとタッチペン142Bが設けられる。

0072

タブレット内蔵モニタ141は、タッチペン142A,142Bを用いた操作入力を受け付ける。タブレット内蔵モニタ141には、編集作業に用いられる編集画面などが表示される。例えば、タッチペン142Aはタブレット内蔵モニタ141に向かって左側に立つ利用者により用いられ、タッチペン142Bはタブレット内蔵モニタ141に向かって右側に立つ利用者により用いられる。以下、適宜、タッチペン142Aとタッチペン142Bを区別する必要がない場合、タッチペン142という。

0073

図7は、編集ユニット12の右側面の構成例を示す図である。

0074

編集ユニット12の右側面の下部にはシール紙排出口151が設けられる。編集ユニット12の内部にはプリンタが設けられる。そのプリンタにより、編集空間A2−1の利用者が編集を行った画像、または、編集空間A2−2の利用者が編集を行った画像が所定のレイアウトでシール紙に印刷され、シール紙排出口151から排出される。

0075

<シール紙の例>
図8は、以上のような外観構成を有する写真シール作成装置1により作成されるシール紙の例を示す図である。

0076

図8に示す横長のシール紙には、5枚の編集画像である編集画像161−1乃至161−5が横に並べて印刷されている。

0077

編集画像161−1乃至161−5のうち、編集画像161−1乃至161−3は、アップ画像に対して編集が施されることによって生成された画像であり、編集画像161−4と編集画像161−5は、全身画像に対して編集が施されることによって生成された画像である。

0078

アップ画像と全身画像は縦横比が異なる。例えば、アップ画像の横方向の長さと縦方向の長さの比は1:1.2であり、全身画像の横方向の長さと縦方向の長さの比は3:4である。図8の例においては、アップ画像と全身画像が、横方向の長さを同じ長さとして印刷されている。なお、実際には、利用者の背景には、所定の色や柄の画像である背景画像が、前景には、手書きの文字やスタンプ画像などの前景画像が、それぞれ合成用画像として合成される。

0079

シール紙の縁の余白には、機種名(LOVERY)と撮影日の他に、メールアドレス、IDなどが印刷される。余白領域に印刷されたメールアドレスとIDは、写真シール作成装置1からサーバに送信された画像を携帯電話機などの携帯端末で閲覧するときに利用される。

0080

図9は、編集画像のレイヤ構造の例を示す図である。

0081

左端の編集画像P1が編集によって生成される画像である。編集画像P1は、背景画像P11、撮影画像P12、前景画像P13の各レイヤの画像から構成される。

0082

図9の例において、背景画像P11は、レンガを重ねた壁面の柄の画像である。前景画像P13は、「Love my friend」の手書き文字の画像とハート型の画像を含む画像である。「Love my friend」の手書き文字の画像は、撮影画像P12の中央下方の位置にペンツールを用いて利用者によって入力されたペン画像である。また、ハート型の画像は、撮影画像P12の左上の位置にスタンプツールを用いて利用者によって入力されたスタンプ画像である。

0083

このように、編集画像P1は、クロマキ処理によって抽出した撮影画像P12の被写体の領域を背景画像P11に重ね、その上に前景画像P13を重ねることによって生成される。ペン画像やスタンプ画像を背景画像P11上に入力し、被写体の背景に表示させるようにすることも可能とされる。

0084

<写真シール作成装置の内部構成>
図10は、写真シール作成装置1の内部の構成例を示すブロック図である。上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。

0085

制御部201は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成される。制御部201は、ROM(Read Only Memory)206や記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、撮影部208の各構成、編集部209A,209Bの各構成、およびプリンタ241も接続される。

0086

記憶部202は、ハードディスクフラッシュメモリなどの不揮発性記憶媒体である。記憶部202は、制御部201から供給された各種の設定情報などを記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201により適宜読み出される。

0087

通信部203は、インターネットなどのネットワークインタフェースである。通信部203は、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。通信部203は、例えば、利用者により選択された撮影画像をサーバに送信する。通信部203から送信された画像は、サーバにおいて所定の記憶領域が割り当てられて保存され、サーバにアクセスしてきた携帯端末に表示されたり、ダウンロードされたりする。

0088

ドライブ204には、光ディスク半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によりリムーバブルメディア205から読み出されたプログラムやデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。

0089

ROM206は、制御部201において実行されるプログラムやデータを記憶する。RAM207は、制御部201が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。

0090

撮影部208は、撮影空間A1にいる利用者を対象とした撮影処理を実現する。撮影部208は、硬貨処理部221、照明装置222、カメラ111、タッチパネルモニタ112、およびスピーカ223から構成される。

0091

硬貨処理部221は、硬貨投入口への硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、例えば400円などの所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、ゲームの開始を指示する起動信号を制御部201に出力する。

0092

照明装置222は、上ストロボユニット103、足元ストロボユニット104などの、撮影空間A1内に設けられる各照明装置である。照明装置222のそれぞれは、制御部201から供給される照明制御信号に従って発光する。

0093

カメラ111は、制御部201によるシャッタ制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像のデータを制御部201に出力する。

0094

編集部209Aは、編集空間A2−1にいる利用者を対象とした編集処理を実現する。編集部209Aは、タブレット内蔵モニタ141、タッチペン142A,142B、およびスピーカ231から構成される。編集部209Bは、編集部209Aと同一の構成を有し、編集空間A2−2にいる利用者を対象とした編集処理を実現する。

0095

タブレット内蔵モニタ141は、制御部201による制御に従って各種の画面を表示し、表示した画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号は制御部201に供給される。

0096

プリンタ241は、制御部201から供給された印刷データに基づいて、シール紙ユニット242に収納されているシール紙に編集画像を印刷する。プリンタ241は、編集画像を所定のレイアウトで印刷したシール紙をシール紙排出口151に排出する。

0097

<制御部の構成>
図11は、制御部201の機能構成例を示すブロック図である。図11に示す機能部のうちの少なくとも一部は、制御部201内のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。

0098

制御部201は、撮影処理部301、編集処理部302、および印刷処理部303から構成される。

0099

撮影処理部301は、撮影部208の各部を制御して撮影処理を行う。編集処理部302は、編集部209A,209Bの各部を制御して編集処理を行う。印刷処理部303は、プリンタ241を制御して編集画像をシール紙に印刷する。

0100

<撮影処理部の構成例>
図12は、撮影処理部301の構成例を示すブロック図である。

0101

撮影処理部301は、表示制御部311、音声出力制御部312、撮影制御部313、および認識部314から構成される。

0102

表示制御部311は、タッチパネルモニタ112の表示を制御する。例えば、表示制御部311は、タッチパネルモニタ112に、カメラ111に取り込まれたライブビュー画像を表示させたり、撮影結果である撮影画像を表示させたりする。

0103

音声出力制御部312は、スピーカ223からの音声の出力を制御する。例えば、音声出力制御部312は、撮影作業の進め方などを説明する音声をスピーカ223から出力させる。

0104

撮影制御部313は、カメラ111を制御することで、利用者を被写体として撮影し、ライブビュー画像や撮影画像を生成する。

0105

認識部314は、ライブビュー画像において、顔認識により、利用者の顔および顔パーツ(例えば目や口などの顔の器官)の少なくともいずれかが検出されたか否かを判定する。

0106

<編集処理部の構成例>
図13は、編集処理部302の構成例を示すブロック図である。

0107

編集処理部302は、表示制御部321、編集制御部322、認証部323、および画像処理部324から構成される。

0108

表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141の表示を制御する。例えば、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141に、撮影画像に施される画像処理の内容を選択するための選択画面や、撮影画像を対象とした編集作業のための編集画面を表示させる。

0109

編集制御部322は、編集画面に対する利用者の操作に応じて、撮影画像に編集を施す。具体的には、編集制御部322は、編集画面において利用者により選択された合成用画像を、撮影画像の所定の位置に合成する。

0110

認証部323は、撮影処理部301が行うレタッチ撮影により得られるレタッチ用画像に基づいて、撮影画像に写る利用者の顔を認証する。レタッチ撮影の詳細は後述する。

0111

画像処理部324は、タブレット内蔵モニタ141に表示される、撮影画像に施される画像処理の度合いを選択するための選択画面に対する選択操作に基づいて、選択された度合いの画像処理を撮影画像に施す。

0112

<写真シール作成装置の動作>
ここで、図14のフローチャートを参照して、写真シール作成ゲームを提供する写真シール作成装置1の動作について説明する。図14の処理は、所定の金額分の硬貨が硬貨投入口に投入されたときに開始される。

0113

ステップS1において、撮影処理部301は、撮影処理を行う。撮影処理においては、アップ撮影および全身撮影が行われる。

0114

アップ撮影は、顔を中心として、利用者のほぼ胸から上の範囲(上半身)が写る画像であるアップ画像を得るための撮影である。全身撮影は、利用者の全身が写る画像である全身画像を得るための撮影である。本実施形態では、全身撮影によって、斜め上から見た利用者の全身が写る画像が得られるものとするが、正面から見た利用者の全身が写る画像が得られるようにしてもよい。

0115

ステップS2において、編集処理部302は、編集処理を行う。編集処理においては、撮影画像の編集が行われる。

0116

ステップS3において、印刷処理部303は、プリンタ241を制御することで印刷処理を実行し、編集処理によって得られた編集画像をシール紙に印刷する。なお、撮影処理により得られた撮影画像に対して編集が施されていない場合、撮影画像がそのままシール紙に印刷される。

0117

ステップS4において、プリンタ241は、編集画像が印刷されたシール紙をシール紙排出口151に排出し、処理を終了させる。

0118

<撮影処理>
次に、図15のフローチャートを参照して、図14のステップS1において行われる撮影処理について説明する。

0119

撮影処理が開始されると、ステップS31において、表示制御部311は、コース選択画面をタッチパネルモニタ112に表示させる。

0120

コース選択画面は、利用者の人数に応じて行われる撮影の種類を決定する人数コースの選択に用いられる画面である。人数コースには、利用者が2人の場合に適した撮影が行われる2人用コースと、利用者が3人以上、特に4人以上の場合に適した撮影が行われる大人数用コースとがある。2人用コースが選択された場合と、大人数用コースが選択された場合とでは、得られる撮影画像の撮影範囲画角)とサイズが異なる。大人数用コースにおいて得られる撮影画像は、2人用コースにおいて得られる撮影画像より大きくなる。

0121

以下においては、主に、2人用コースが選択された場合の処理について説明する。

0122

人数コース選択画面において、いずれかの人数コースが選択されると、レタッチ撮影の仕方を説明する画面がタッチパネルモニタ112に表示されるなどしてガイダンスが出力される。その後、ステップS32において、撮影制御部313は、利用者の顔を認証するためのレタッチ撮影を行う。

0123

レタッチ撮影は、人物、具体的には利用者の顔を認証するために行われる撮影である。レタッチ撮影により得られた認証用の画像(以下、レタッチ用画像という)は、編集処理において編集対象とされたり、印刷処理においてシール紙に印刷されることはなく、顔の認証のためだけに利用される。

0124

このような目的から、レタッチ撮影のガイダンスでは、利用者に対して、正面を向いて撮影することを促す画面の表示や音声の出力が行われる。

0125

ガイダンスが終了すると、撮影制御部313によって、カメラ111による動画像の撮影が開始され、撮影によって得られた動画像がライブビュー表示画面に表示される。

0126

図16は、レタッチ撮影のライブビュー表示画面の例を示す図である。

0127

ライブビュー表示画面の上部には、「最初にひとりひとりの顔を登録するよ!枠の中に入って前を向いて撮影してね!」のメッセージが表示され、その下に設けられた画像表示領域411,412には、2人の利用者それぞれが映る動画像がリアルタイムで表示される。また、画像表示領域411,412の下には、「登録した画像はシールに印刷されないよ!」のメッセージが表示される。

0128

カメラ111により撮影された動画像のうち、所定の範囲が切り出されて、画像表示領域411,412の表示に用いられる。2人の利用者は、画像表示領域411,412の表示を確認しながら、それぞれの顔が画像表示領域411,412に収まるように、顔の位置を調整する。これにより、レタッチ用画像による顔認証の精度を確保することができる。

0129

このようなライブビュー画像が所定の時間表示された後、撮影前のカウントダウンが開始され、撮影のタイミングになったとき、撮影制御部313は、レタッチ用画像としての静止画像を取得する撮影を行い、レタッチ撮影の撮影結果をタッチパネルモニタ112に表示させる。

0130

図17は、レタッチ撮影の撮影結果確認画面の例を示す図である。

0131

図17に示される撮影結果確認画面の画像表示領域411,412には、レタッチ撮影によって得られた静止画像(レタッチ用画像)として、2人の利用者それぞれの顔の顔画像が表示される。画像表示領域411,412の下には「登録完了!」のメッセージが表示される。2人の利用者それぞれの顔画像は、記憶部202に記憶され、5回の撮影により得られる撮影画像に写る利用者の顔の認証に用いられる。

0132

以上のようにして、レタッチ撮影が行われる。

0133

なお、人数コースとして大人数用コースが選択された場合、レタッチ撮影のライブビュー表示画面および撮影結果確認画面には、2人の利用者がそれぞれ映る画像表示領域411,412に代えて、複数の利用者が一緒に映る画像表示領域が1つのみ設けられるものとする。

0134

レタッチ撮影が終了すると、撮影の仕方を説明する画面がタッチパネルモニタ112に表示されるなどしてガイダンスが出力される。その後、ライブビュー表示画面がタッチパネルモニタ112に表示される。

0135

その状態で撮影タイミングになったとき、ステップS33において、撮影制御部313は、1回目の撮影を行う。撮影によって得られた撮影画像は、撮影結果としてタッチパネルモニタ112に表示される。利用者は、1回目の撮影結果を確認しながら、次の撮影の準備を行うことができる。

0136

そして、2回目以降の撮影が行われる。すなわち、2回目の撮影タイミングになったとき、ステップS34において、撮影制御部313は、2回目の撮影を行う。

0137

同様にして、ステップS35乃至S37において、撮影制御部313は、それぞれ3乃至5回目の撮影を行う。

0138

なお、1乃至5回目の撮影のうち、1乃至3回目の撮影として、アップ撮影が行われ、4,5回目の撮影として、全身撮影が行われる。

0139

アップ撮影および全身撮影のそれぞれにおいては、カメラ111のチルト角が、撮影制御部313によって制御される。

0140

具体的には、全身撮影が行われるときのカメラ111のチルト角(カメラ111のレンズの光軸が水平方向にある状態)をデフォルトの状態とすると、アップ撮影が行われるときには、カメラ111がデフォルトの状態より所定角度だけ前傾するようにチルト角が調整される。なお、チルト角の調整といったハードウェア構成の制御ではなく、ソフトウェア(画像処理)によって、チルト角を調整して撮影したような画像が生成されるようにしてもよい。

0141

また、アップ撮影および全身撮影のそれぞれが行われるときには、チルト角が制御されるだけではなく、音声出力制御部312により出力されるガイダンスにより、利用者の立ち位置も変更される。

0142

例えば、撮影空間の床面には、カメラ111から最も近い立ち位置と、最も遠い立ち位置の、2つの立ち位置を示すラベル貼付してある。アップ撮影が行われるときには、利用者に対して、カメラ111から最も近い立ち位置に立つように指示するガイダンスが出力される。また、全身撮影が行われるときには、利用者に対して、カメラ111から最も遠い立ち位置に立つように指示するガイダンスが出力される。

0143

このようにして、ステップS33乃至S37において、5回の撮影が終わった後、ステップS38において、表示制御部311は、撮り直し対象選択画面をタッチパネルモニタ112に表示させる。

0144

撮り直し対象選択画面は、5枚の撮影画像の中から、撮り直しの対象とする撮影画像である撮り直し対象画像の選択に用いられる画面である。撮り直し対象選択画面には、5枚の撮影画像が表示され、そのいずれかが選択されることで、撮り直し対象画像が選択・決定される。また、撮り直し対象選択画面には、撮り直しを行わないことを選択するためのボタンも表示され、そのボタンが選択されることで、撮り直しは行われないようになる。

0145

ステップS39においては、5枚の撮影画像、および、撮り直しを行わないことを選択するためのボタンのいずれが選択されたかに応じて、撮り直しを行うか否かが判定される。

0146

撮り直し対象選択画面において、5枚の撮影画像のいずれかが選択された場合、撮り直しを行うと判定され、処理はステップS40に進む。

0147

ステップS40において、撮影制御部313は、撮影(撮り直し)を行う。

0148

撮り直しが行われた後、ステップS41において、表示制御部311は、撮り直し後選択画面をタッチパネルモニタ112に表示させる。

0149

撮り直し後選択画面は、撮り直し対象選択画面において選択された撮り直し対象画像、および、撮り直しにより得られた撮影画像のいずれか一方の選択に用いられる画面である。撮り直し後選択画面には、撮り直し対象選択画面において選択された撮り直し対象画像、および、撮り直しにより得られた撮影画像が表示され、そのいずれかが選択されることで、最終的に編集や印刷の対象となる画像が選択・決定される。

0150

撮り直し後選択画面において、撮り直し対象選択画面において選択された撮り直し対象画像、および、撮り直しにより得られた撮影画像のいずれかが選択されると、処理はステップS42に進む。

0151

一方、撮り直し対象選択画面において、撮り直しを行わないことを選択するためのボタンが選択された場合、撮り直しを行わないと判定され、ステップS40,S41はスキップされ、処理はステップS42に進む。

0152

ステップS42において、撮影処理部301は、撮影空間A1にいる利用者に対して、編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動を案内する。編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動の案内は、撮影部209のタッチパネルモニタ92に案内画面を表示させることによって、または音声をスピーカ232から出力させることによって行われる。

0153

以上のようにして、撮影処理が行われる。

0154

ところで、上述した撮影処理における1乃至5回目の撮影(以下、通常撮影という)それぞれの撮影タイミングより前に表示されるライブビュー表示画面には、ライブビュー画像における顔および顔パーツの認識に成功させるための案内表示が行われる。

0155

<ライブビュー画像表示処理>
ここで、図18を参照して、通常撮影の際に実行されるライブビュー画像表示処理について説明する。

0156

顔および顔パーツの認識に成功することで得られる撮影画像には、より確実に適切な画像処理が施されるようになる。ここで、全身画像においては、アップ画像に比べて画像全体に対する顔の大きさが小さくなるため、全身画像の顔部分に画像処理が施されたとしても、利用者がその仕上がりを確認するのは容易ではない。

0157

しかしながら、近年、利用者は、写真シール機で撮影された画像を携帯電話機などの携帯端末で利用している。中には、携帯端末において、全身画像の顔部分をトリミングして利用する利用者もいる。このようなことから、アップ画像だけでなく、全身画像の顔部分に対しても適切な画像処理が施されるようにする必要がある。

0158

そこで、図18の処理は、アップ撮影および全身撮影のいずれが行われる際にも実行されるものとする。なお、図18の処理は、レタッチ撮影が行われる際には実行されない。

0159

ステップS51において、撮影制御部313は、カメラ111を制御することで、カメラ111から、利用者が映る動画像であるライブビュー画像を取り込む。このとき、表示制御部311は、タッチパネルモニタ112に、ライブビュー画像を表示するためのライブビュー表示画面を表示させる。

0160

ステップS52において、表示制御部311は、タッチパネルモニタ112に表示されているライブビュー表示画面上の所定の領域に、カメラ111から取り込まれたライブビュー画像を表示する。

0161

ステップS53において、認識部314は、カメラ111から取り込まれたライブビュー画像において、顔認識により、利用者の顔および目が検出されたか否かを判定する。

0162

ここで、認識部314による顔認識の処理の詳細について説明する。

0163

具体的には、認識部314は、ライブビュー画像における目領域の輪郭点を抽出し、抽出された輪郭点で囲まれる領域の形状を判別することで顔認識を行い、顔および目が検出されたか否かを判定する。抽出される輪郭点の数や位置は任意とされる。この場合、例えば目を閉じている利用者についての認識は失敗し、目は検出されなかったと判定される。これにより、後述するような、目領域に対する画像処理が、閉じている目に施されることで不自然になることを防ぐことができる。なお、ライブビュー画像においては、目領域の輪郭点に加え、顔領域の輪郭点がさらに抽出されるようにしてもよいし、顔領域の輪郭点のみが抽出されるようにしてもよい。

0164

また、認識部314は、ライブビュー画像において抽出された輪郭点で囲まれる領域の色情報を取得することで顔認識を行い、顔および目が検出されたか否かを判定することもできる。例えば、顔領域の輪郭点が抽出されるようにし、抽出された顔領域の輪郭点で囲まれる領域の色情報から、その領域の色が肌色ではないと判定された場合、顔認識は失敗し、顔は検出されなかったと判定される。また、目領域の輪郭点で囲まれる領域の色情報から、その領域の色に白色と黒色以外の色が含まれていると判定された場合、顔認識は失敗し、目は検出されなかったと判定される。

0165

なお、本実施の形態においては、後述するように、ライブビュー画像において顔認識に成功することで得られた撮影画像について、顔領域および目領域に対する画像処理が施されるものとする。ただし、撮影画像において、顔領域に対する画像処理のみが施される場合や、目領域に対する画像処理のみが施される場合には、ライブビュー画像においては、顔のみが検出されたり、目のみが検出されるようにする。

0166

さらに、認識部314は、顔の傾きに基づいて、顔認識に成功したか否かを決定するようにしてもよい。撮影画像において、上下方向または左右方向に所定角度以上傾いている顔に対して画像処理が施された場合であっても、利用者はそのことに気づかない可能性が高い。そこで、例えば、顔が上下方向または左右方向に所定角度以上傾いていると判定された場合、顔認識は失敗と判定される。これにより、撮影画像に対して不要な画像処理が施されることを避けることができる。

0167

さて、図18のフローチャートの説明に戻り、ステップS54において、表示制御部311は、ライブビュー表示画面において、認識部314による認識結果(利用者の顔や目が検出されたか否か)に応じた案内表示を行う。

0168

ステップS55において、表示制御部311は、撮影タイミングになったか否かを判定する。撮影タイミングになっていないと判定された場合、処理はステップS51に戻り、ライブビュー画像の表示および認識結果に応じた案内表示が繰り返される。

0169

そして、撮影タイミングになったと判定された場合、ライブビュー画像表示処理は終了し、撮影制御部313による撮影が行われる。

0170

図19は、アップ撮影時のライブビュー表示画面の例を示す図である。

0171

ライブビュー表示画面の略中央には画像表示領域431が設けられる。画像表示領域431には、カメラ111により取り込まれた動画像であるライブビュー画像が表示される。また、画像表示領域431の下方には、「カメラ目線ポーズ!」のメッセージが表示される。

0172

ライブビュー表示画面の下側には、5つのサムネイル画像表示領域432乃至436が横方向に並んで表示される。サムネイル画像表示領域432乃至436それぞれには、5回の通常撮影に対応する5枚のモデル画像がそれぞれ表示される。サムネイル画像表示領域432乃至436に表示される5枚のモデル画像のうち、サムネイル画像表示領域432乃至434に表示される3枚のモデル画像はアップ画像とされ、サムネイル画像表示領域435,436に表示される2枚のモデル画像は全身画像とされる。

0173

また、サムネイル画像表示領域432乃至436のうち、これから行われる撮影に対応するモデル画像が表示されているサムネイル画像表示領域は、選択枠強調表示される。図19の例では、1回目の撮影の際に利用者が見本とするモデル画像が表示されているサムネイル画像表示領域432が選択枠で強調表示されている。

0174

ここで、上述したように、画像表示領域431に表示されているライブビュー画像においては、認識部314によって、顔認識が行われる。

0175

ライブビュー表示画面においては、認識部314による認識に成功するように利用者を促す案内表示がなされる。具体的には、図19に示されるように、画像表示領域431に表示されているライブビュー画像において、認識部314による認識に成功している利用者の顔の部分には、案内表示としての枠F11,F12が表示される。すなわち、図19の例では、ライブビュー画像に映る2人の利用者それぞれの顔認識に成功している。これにより、ライブビュー画像に映る利用者は、顔の認識に成功していることを把握することができ、立ち位置や顔の向きを維持しようとするようになる。なお、図19の例では、ライブビュー画像に映る利用者の顔の認識に失敗している場合には、枠は表示されない。

0176

また、認識部314による認識に失敗している利用者の顔について、案内表示がなされるようにしてもよい。例えば、図20の例では、画像表示領域431に表示されているライブビュー画像に映る2人の利用者のうち、左側の利用者の顔については、その認識に成功し、右側の利用者の顔については、その認識に失敗している。

0177

この場合、ライブビュー画像に映る右側の利用者の顔の近傍に、認識部314による認識に失敗している旨のメッセージを含む吹き出し画像B11が表示される。これにより、ライブビュー画像に映る利用者は、顔の認識に失敗していることを把握することができ、顔の認識に成功するように立ち位置や顔の向きを変えようとするようになる。

0178

なお、図21に示されるように、顔の認識に成功している左側の利用者の顔の近傍に、認識部314による認識に成功している旨のメッセージを含む吹き出し画像B21が表示されるようにしてもよい。

0179

図22は、撮影結果確認画面の例を示す図である。

0180

図22に示される撮影結果確認画面の画像表示領域431には、撮影によって得られた撮影画像として、2人の利用者が写る静止画像が表示される。画像表示領域431の下には「こんな風にとれたよ」のメッセージが表示される。

0181

以上のようにして、通常撮影が行われる。

0182

以上の処理によれば、ライブビュー表示画面において、利用者は、顔の認識に成功しているか否かを把握することはできるようになるので、顔の認識に失敗することを避けることができ、自分の好きなポーズや立ち位置などについての自由度を確保しながら、顔の認識に成功するように、顔の向きや位置を調整することができる。結果として、適切に画像処理が施された画像が出力されるようになり、利用者にとってより満足度の高い画像を提供することが可能となる。

0183

また、利用者がとるポーズによって顔や目に手がかかるなどして、顔や目が検出されなかった場合には、顔の認識に失敗していることを、利用者に知らせることもできる。

0184

以上においては、通常撮影としてアップ撮影が行われる際のライブビュー表示画面の例について説明したが、全身撮影が行われる際にも、上述したライブビュー画像表示処理は実行される。

0185

図23は、全身撮影時のライブビュー表示画面の例を示す図である。

0186

図23の例では、画像表示領域431に、2人の利用者の全身が映るライブビュー画像が表示される。また、図23の例では、画像表示領域431に表示されているライブビュー画像において、認識部314による認識に成功している利用者の顔の部分には、案内表示としての枠F31,F32が表示される。

0187

なお、図23の例においても、図20の例と同様に、認識部314による認識に失敗している利用者の顔について、認識部314による認識に失敗している旨のメッセージを含む吹き出し画像が表示されるようにしてもよいし、図21の例と同様に、認識部314による認識に成功している利用者の顔について、認識部314による成功に失敗している旨のメッセージを含む吹き出し画像が表示されるようにしてもよい。

0188

以上においては、ライブビュー画像に対して、認識部314による認識に成功するように促す案内表示がなされるものとした。しかしながら、認識に失敗したまま撮影が行われてしまった場合には、撮り直し対象選択画面に表示されるその撮影画像に、認識に失敗した旨の表示がなされるようにしてもよい。

0189

図24は、撮り直し対象選択画面の例を示す図である。

0190

撮り直し対象選択画面の上方には、「撮りなおしたい画像を1枚まで選んでね!」のメッセージが表示され、その下に、撮り直しの対象として選択可能な5枚の撮影画像451乃至455と、撮り直しを行わないときに操作されるボタン456とが表示される。また、撮り直し対象選択画面の右下隅には、選択した撮り直し対象画像を決定するときに操作されるボタン457が表示される。

0191

撮り直し対象選択画面において、利用者により、撮影画像451乃至455のいずれかが選択され、ボタン457が操作されると、選択された撮影画像が、撮り直し対象画像として決定される。一方、利用者により、ボタン456が操作されると、撮り直しを行わないことが決定される。

0192

また、撮り直し対象選択画面においては、撮影画像451乃至455のうち、顔の認識に失敗したまま撮影が行われて得られた撮影画像には、認識に失敗した旨の表示がなされている。図24の例では、撮影画像451上に、認識部314による認識に失敗した旨のメッセージを含む吹き出し画像B41が表示されている。

0193

これにより、利用者は、認識に失敗したまま撮影が行われて得られた撮影画像を迅速に見つけて、撮り直し対象画像として選択することができる。

0194

図25は、撮り直し後選択画面の例を示す図である。

0195

図25に示すように、撮り直し後選択画面の上方には、「どちらの画像にする?」のメッセージが表示され、その下に、撮り直し対象画像として選択された撮影画像471と、撮り直し撮影で取得された撮影画像472とが左右に並んで表示される。また、撮り直し後選択画面の右下隅には、撮影画像の選択を決定するときに操作されるボタン473が表示される。

0196

撮り直し後選択画面において、利用者により、撮影画像471,472のうちのいずれか一方が選択され、ボタン473が操作されると、選択された撮影画像が、最終的に編集や印刷の対象となる画像として決定される。

0197

また、撮り直し後選択画面においては、撮影画像471には、認識に失敗した旨の表示がなされている。図25の例では、撮影画像471上に、認識部314による認識に失敗した旨のメッセージを含む吹き出し画像B51が表示されている。

0198

これにより、利用者は、認識に失敗したまま撮影が行われて得られた撮影画像を、最終的に編集や印刷の対象となる画像として選択しないようにすることができる。

0199

<大人数用コースの例>
以上においては、人数コースとして2人用コースが選択された場合のライブビュー画像表示処理について説明してきたが、大人数用コースが選択された場合にも、ライブビュー画像における顔の認識が行われる。

0200

なお、大人数用コースが選択された場合、ライブビュー画像における顔の認識は、所定数を上限として行われる。例えば、大人数用コースが選択された場合、ライブビュー画像における顔の認識は12人分まで行われ、認識に成功した顔の部分に案内表示としての枠が表示される。したがって、ライブビュー画像に例えば13人の利用者が映る場合、いずれか1人の利用者については顔の認識は行われない。

0201

ここで、12人の利用者全員について、顔の認識に成功した場合、ライブビュー画像には12個の枠が表示されることになるが、この場合、ライブビュー画像の表示が煩雑になり、利用者が撮影作業を行いづらくなってしまう。

0202

そこで、この場合には、認識に成功した顔の部分には何も表示されず、認識に失敗した顔の部分に枠が表示されるようにしてもよい。

0203

例えば、抽出された輪郭点で囲まれる領域の形状と、輪郭点で囲まれる領域の色情報とに基づいて、顔の認識が行われるものとする。このとき、輪郭点で囲まれる領域が肌色であると判定されても、輪郭点で囲まれる領域の形状が顔でないと判定された場合には、顔の認識は失敗と判定され、その顔の部分(輪郭点で囲まれる領域)に枠が表示される。逆に、輪郭点で囲まれる領域の形状が顔であると判定されても、輪郭点で囲まれる領域が肌色でないと判定された場合には、顔の認識は失敗と判定され、その顔の部分(輪郭点で囲まれる領域)に枠が表示されるようにしてもよい。

0204

これにより、ライブビュー画像の表示が煩雑になることを避け、利用者は撮影作業を行いやすくなる。

0205

以上においては、ライブビュー画像における顔の認識は、所定数を上限として行われるものとしたが、ライブビュー画像における全ての顔について認識が行われるようにしてもよい。

0206

また、ライブビュー画像において認識に成功した顔の部分への枠の表示は、所定数を下限として行われるようにしてもよい。ライブビュー画像に映る顔の数が1つや2つの場合、利用者のとるポーズや立ち位置の自由度は高く、ライブビュー画像に案内表示がなされなくとも、顔の認識に成功しやすい。そこで、例えば、ライブビュー画像において認識に成功した顔の数が3つ以上の場合に、認識に成功した顔の部分に枠が表示されるようにする。

0207

さらに、ライブビュー画像における顔の認識が、所定数を上限として行われるようにした上で、ライブビュー画像において認識に成功した顔の部分への枠の表示が、所定数を下限として行われるようにしてもよい。

0208

さらにまた、ライブビュー画像において認識に成功した顔の数がある数を超えた場合には、認識に失敗した顔の部分に枠が表示され、ライブビュー画像において認識に成功した顔の数がある数を下回った場合には、認識に成功した顔の部分に枠が表示されるようにしてもよい。これにより、ライブビュー画像の表示が煩雑になることを避ける。

0209

以上においては、人数コースとして、2人用コースと大人数用コースとが設けられるものとしたが、例えば4人用コースが設けられるようにしてもよい。

0210

人数コースとして、4人用コースが選択された場合であっても、4人の利用者全ての顔の認識に成功すると、ライブビュー画像には4個の枠が表示されることになり、ライブビュー画像の表示が煩雑になる。そこで、この場合においても、認識に失敗した顔の部分に枠が表示されるようにすることで、ライブビュー画像の表示が煩雑になることを避ける。

0211

さらに、5回の通常撮影のうち、例えば、4回目までの撮影時のライブビュー画像において認識に成功した顔の数が4つで、5回目の撮影時のライブビュー画像において認識に成功している顔の数が3つである場合、5回目の撮影時のライブビュー画像において、1つの顔の認識に失敗していると推定される。そこで、5回目の撮影時のライブビュー画像において、認識に失敗していると推定される顔の部分に枠が表示されるようにする。

0212

<認識に成功するように促す案内の例>
以上においては、ライブビュー画像の表示時に、顔の認識に成功するように促す案内として、枠が表示されるものとしたが、音声が出力されるようにしてもよい。具体的には、音声出力制御部312が、顔の認識に成功するように促す音声をスピーカ223から出力させるようにする。

0213

また、顔の認識に成功するように促す案内として、撮影空間内の照明(各ストロボユニットによるストロボ発光定常光)の色味や発光量が変化するようにしてもよいし、顔の認識に失敗していると判定される場合には、カメラ111のシャッタ制御により撮影が行われないようにしてもよい。

0214

さらに、ライブビュー画像において認識に成功した顔の数に応じて、撮影タイミングで得られる原画像から撮影画像を得るためのトリミング枠のサイズや、カメラ111のレンズの焦点距離が変更されるようにしてもよい。

0215

例えば、ライブビュー画像において2つの顔の認識に成功した場合のトリミング枠のサイズより、ライブビュー画像において3つの顔の認識に成功した場合のトリミング枠のサイズが大きくなるようにする。また、ライブビュー画像において2つの顔の認識に成功した場合の焦点距離より、ライブビュー画像において3つの顔の認識に成功した場合の焦点距離が短くなるようにする。

0216

これにより、顔の数(利用者の数)が多いほど、撮影画像に写る範囲が広くなり、撮影画像全体見た目が窮屈な印象になることを避けることができ、人物と背景のバランスのよい構図を実現することができる。

0217

<編集処理>
次に、図26のフローチャートを参照して、図14のステップS2において行われる編集処理について説明する。以下、基本的には、人数コースとして2人用コースが選択された場合の例について説明する。

0218

編集処理が開始されると、ステップS71において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141に盛れ感選択画面を表示させる。盛れ感選択画面は、顔の大きさや形状(輪郭)、目の大きさなどを変えることで顔の見た目の印象が誇張された(良く見える)様子を表す「盛れ感」の選択に用いられる画面である。

0219

図27は、盛れ感選択画面の例を示す図である。

0220

盛れ感選択画面においては、主な構成が左右対称に設けられている。このような画面構成により、2人の利用者がそれぞれ盛れ感を同時に選択することができる。

0221

図27の盛れ感選択画面において、左右それぞれの領域の上側には、画像表示部511L,511Rが設けられる。画像表示部511L,511Rには、レタッチ撮影により得られたレタッチ用画像(顔画像)がそれぞれ表示される。

0222

画像表示部511L,511Rそれぞれの下方には、選択部512L,512Rが表示される。選択部512L,512Rそれぞれの中央には、撮影処理により得られた5枚のアップ画像それぞれに写る利用者の顔の盛れ感を選択するためのボタン521−1乃至521−3が設けられる。

0223

ボタン521−1乃至521−3それぞれは、盛れ感を与える画像処理の度合いに対応する。ボタン521−1は、盛れ感として「ナチュラル」を選択するためのボタンであり、ボタン521−2は、盛れ感として「おすすめ」を選択するためのボタンであり、ボタン521−3は、盛れ感として「げき盛れ」を選択するためのボタンである。

0224

ボタン521−1乃至521−3のいずれかが選択されると、画像処理部324は、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像に対して、選択されたボタンに対応する盛れ感を与える画像処理を施す。利用者は、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像の変化を確認することで、所望の盛れ感を選択することができる。

0225

ボタン521−1乃至521−3の下方には、OKボタン522が設けられる。

0226

ボタン521−1乃至521−3のいずれかが選択された状態で、OKボタン522が押下されることで、撮影画像それぞれに写る利用者の顔領域全体に対する、盛れ感を与える画像処理の度合いが決定され、撮影画像それぞれに写る利用者の顔領域全体に対して、決定された度合いの画像処理が施される。

0227

また、ボタン521−1の左方には、盛れ感OFFボタン523が設けられる。ボタン521−1乃至521−3のいずれかが選択された状態で、盛れ感OFFボタン523が押下されることで、選択されているボタンに対応して、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像に対して施されている度合いの画像処理がキャンセルされる。

0228

なお、盛れ感選択画面の中心よりやや上の位置には、両矢印の形状の入れ替えボタン513が設けられる。撮影空間においてカメラ111に向かう2人の利用者の左右の位置と、編集空間においてタブレット内蔵モニタ141に向かう2人の利用者の左右の位置とが異なる場合がある。この場合、利用者のいずれかが、入れ替えボタン513を操作することで、利用者それぞれが、立ち位置を変えることなく、自分の顔についての画像処理の度合いを選択することができる。

0229

盛れ感選択画面において、OKボタン522が押下されるか、または、盛れ感選択画面が表示されてから開始されたカウントダウンが終了する(カウントが0になる)と、処理はステップS72に進む。

0230

ステップS72において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141にフェイスカラー選択画面を表示させる。フェイスカラー選択画面は、撮影画像に写る利用者のフェイスカラー(肌の明るさ)の選択に用いられる画面である。

0231

図28は、フェイスカラー選択画面の例を示す図である。

0232

フェイスカラー選択画面は、基本的には、図27の盛れ感選択画面と同様の構成を有し、主な構成が左右対称に設けられている。このような画面構成により、2人の利用者がそれぞれフェイスカラーを同時に選択することができる。

0233

図28のフェイスカラー選択画面において、左右それぞれの領域の上側には、図27の盛れ感選択画面と同様、画像表示部511L,511Rが設けられる。

0234

画像表示部511L,511Rそれぞれの下方には、選択部531L,531Rが表示される。選択部531L,531Rそれぞれの中央には、撮影処理により得られた5枚の撮影画像それぞれに写る利用者のフェイスカラーを選択するためのボタン541−1乃至541−3が設けられる。

0235

ボタン541−1乃至541−3それぞれは、フェイスカラーを変える画像処理の度合いに対応する。ボタン541−1は、フェイスカラーとして「普通肌」を選択するためのボタンであり、ボタン541−2は、フェイスカラーとして「美白肌」を選択するためのボタンであり、ボタン541−3は、フェイスカラーとして「超美白肌」を選択するためのボタンである。

0236

ボタン541−1乃至541−3のいずれかが選択されると、画像処理部324は、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像に対して、選択されたボタンに対応するフェイスカラーに変える画像処理を施す。利用者は、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像の変化を確認することで、所望のフェイスカラーを選択することができる。

0237

ボタン541−1乃至541−3の下方には、OKボタン542が設けられる。

0238

ボタン541−1乃至541−3のいずれかが選択された状態で、OKボタン542が押下されることで、撮影画像それぞれに写る利用者の顔領域全体に対する、フェイスカラーを変える画像処理の度合いが決定され、撮影画像それぞれに写る利用者の顔領域に対して、決定された度合いの画像処理が施される。

0239

フェイスカラー選択画面において、OKボタン542が押下されるか、または、フェイスカラー選択画面が表示されてから開始されたカウントダウンが終了する(カウントが0になる)と、処理はステップS73に進む。

0240

ステップS73において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141にメイク感選択画面を表示させる。メイク感選択画面は、撮影画像に写る利用者のメイク感の選択に用いられる画面である。メイク感は、メイクを施しているように見せるための顔パーツに対する画像処理の度合いを示し、この例では、メイク感として、目の濃さと、チークおよびリップの色が選択される。

0241

図29は、メイク感選択画面の例を示す図である。

0242

メイク感選択画面もまた、基本的には、図27の盛れ感選択画面と同様の構成を有し、主な構成が左右対称に設けられている。このような画面構成により、2人の利用者がそれぞれメイク感を同時に選択することができる。

0243

図29のメイク感選択画面において、左右それぞれの領域の上側には、図27の盛れ感選択画面と同様、画像表示部511L,511Rが設けられる。

0244

画像表示部511L,511Rそれぞれの下方には、選択部551L,551Rが表示される。選択部551L,551Rそれぞれの中央には、撮影処理により得られた5枚の撮影画像それぞれに写る利用者のメイク感を選択するためのボタン561−1乃至561−3が設けられる。

0245

ボタン561−1乃至561−3それぞれは、メイク感を変える画像処理の度合いに対応する。ボタン561−1は、メイク感として「ナチュラル」を選択するためのボタンであり、ボタン561−2は、メイク感として「おすすめ」を選択するためのボタンであり、ボタン561−3は、メイク感として「しっかり」を選択するためのボタンである。

0246

ボタン561−1乃至561−3のいずれかが選択されると、画像処理部324は、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像に対して、選択されたボタンに対応するメイク感に変える画像処理を施す。利用者は、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像の変化を確認することで、所望のメイク感を選択することができる。

0247

ボタン561−1乃至561−3の下方には、OKボタン562が設けられる。

0248

ボタン561−1乃至561−3のいずれかが選択された状態で、OKボタン562が押下されることで、撮影画像それぞれに写る利用者の顔領域、目領域、および口領域に対する、メイク感を変える画像処理の度合いが決定され、撮影画像それぞれに写る利用者の顔領域、目領域、および口領域に対して、決定された度合いの画像処理が施される。

0249

メイク感選択画面において、OKボタン562が押下されるか、または、メイク感選択画面が表示されてから開始されたカウントダウンが終了する(カウントが0になる)と、処理はステップS74に進む。

0250

ステップS74において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141に涙袋選択画面を表示させる。涙袋選択画面は、撮影画像に写る利用者の涙袋メイク(下まぶたに添ったふくらみ部分に対するメイクの濃さ)の選択に用いられる画面である。

0251

図30は、涙袋選択画面の例を示す図である。

0252

涙袋選択画面もまた、基本的には、図27の盛れ感選択画面と同様の構成を有し、主な構成が左右対称に設けられている。このような画面構成により、2人の利用者がそれぞれ涙袋メイクを同時に選択することができる。

0253

図30の涙袋選択画面において、左右それぞれの領域の上側には、図27の盛れ感選択画面と同様、画像表示部511L,511Rが設けられる。

0254

画像表示部511L,511Rそれぞれの下方には、選択部571L,571Rが表示される。選択部571L,571Rそれぞれの中央には、撮影処理により得られた5枚の撮影画像それぞれに写る利用者の涙袋メイクを選択するためのボタン581−1,581−2が設けられる。

0255

ボタン581−1,581−2それぞれは、涙袋メイクを変える画像処理の度合いに対応する。ボタン581−1は、涙袋メイクとして「ナチュラル」を選択するためのボタンであり、ボタン581−2は、涙袋メイクとして「しっかり」を選択するためのボタンである。

0256

ボタン581−1,581−2のいずれかが選択されると、画像処理部324は、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像に対して、選択されたボタンに対応する涙袋メイクに変える画像処理を施す。利用者は、画像表示部511L,511Rに表示されている顔画像の変化を確認することで、所望の涙袋メイクを選択することができる。

0257

ボタン581−1,581−2の下方には、OKボタン582が設けられる。

0258

ボタン581−1,581−2のいずれかが選択された状態で、OKボタン582が押下されることで、撮影画像それぞれに写る利用者の目領域に対する、涙袋メイクを変える画像処理の度合いが決定され、撮影画像それぞれに写る利用者の目領域に対して、決定された度合いの画像処理が施される。

0259

涙袋選択画面において、OKボタン582が押下されるか、または、涙袋選択画面が表示されてから開始されたカウントダウンが終了する(カウントが0になる)と、処理はステップS75に進む。

0260

以上のように、盛れ感選択画面、フェイスカラー選択画面、メイク感選択画面、および涙袋選択画面は、撮影画像に写る利用者自身の顔を、自分のなりたい顔に仕上げるためのレタッチ機能を提供するレタッチ画面として表示される。

0261

それぞれのレタッチ画面において、利用者の顔(レタッチ用画像)毎に選択された度合いの画像処理は、上述したように、画像処理部324によって、撮影画像に写る利用者の顔毎に施される。具体的には、認証部323が、記憶部202に記憶されているレタッチ用画像に基づいて、撮影画像に写る利用者の顔をそれぞれ認証する。そして、画像処理部324は、レタッチ用画像に対応して選択された度合いの画像処理を、認証の結果に基づいて、撮影画像においてそのレタッチ用画像(顔画像)に最も一致すると判定された顔領域に施す。

0262

また、画像処理部324は、認識部314による認識に成功した利用者の顔に対して、レタッチ画面において選択された度合いの画像処理を施す。したがって、ライブビュー画像において、2人の利用者のうちのいずれか一方の顔の識別に失敗した場合、対応する撮影により得られた撮影画像において識別に失敗した方の利用者の顔領域には、選択された度合いにかかわらず画像処理は施されない。

0263

なお、人数コースとして大人数用コースが選択された場合には、図31に示されるようなレタッチ画面が表示される。

0264

図31は、大人数用コースが選択された場合のレタッチ画面の一例としての盛れ感選択画面の例を示す図である。

0265

図31の盛れ感選択画面の上側には、画像表示部591が設けられる。画像表示部591には、レタッチ撮影により得られたレタッチ用画像が表示される。ここでのレタッチ用画像は、複数の利用者が一緒に写る画像であり、図31の例では、2人の利用者が写る画像とされるが、実際には3人以上の利用者が写る画像とされる。

0266

画像表示部591の下方には、選択部592が表示される。選択部592の中央には、撮影処理により得られた5枚の撮影画像それぞれに写る利用者の顔の盛れ感を選択するためのボタン521−1乃至521−3、OKボタン522、および盛れ感OFFボタン523が設けられる。

0267

ボタン521−1乃至521−3のいずれかが選択されると、画像処理部324は、画像表示部591に表示されているレタッチ用画像に写る利用者の顔に対して、選択されたボタンに対応する盛れ感を与える画像処理を施す。利用者は、画像表示部591に表示されているレタッチ用画像に写る利用者の顔の変化を確認することで、所望の盛れ感を選択することができる。

0268

ボタン521−1乃至521−3のいずれかが選択された状態で、OKボタン522が押下されることで、撮影画像それぞれに写る利用者全ての顔領域全体に対する、盛れ感を与える画像処理の度合いが決定され、撮影画像それぞれに写る利用者全ての顔領域全体に対して、決定された度合いの画像処理が施される。

0269

すなわち、人数コースとして大人数用コースが選択された場合、それぞれのレタッチ画面において選択された度合いの画像処理が、画像処理部324によって、撮影画像に写る利用者全ての顔に一括して施される。

0270

なお、この場合においても、画像処理部324は、認識部314による認識に成功した利用者の顔に対して、レタッチ画面において選択された度合いの画像処理を施す。したがって、ライブビュー画像において、複数の利用者のうちのいずれかの顔の識別に失敗した場合、対応する撮影により得られた撮影画像において識別に失敗した利用者の顔領域には、選択された度合いにかかわらず画像処理は施されない。

0271

さて、図26のフローチャートに戻り、上述したそれぞれのレタッチ画面の表示が終了すると、処理はステップS75に進む。

0272

ステップS75において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141に名前入力画面を表示させる。

0273

名前入力画面は、利用者による名前の入力に用いられる画面である。名前入力画面には、名前の入力に用いることが可能なひらがなを選択するためのボタンと、選択されたボタンに対応する文字列が表示されるテキストボックスが表示される。

0274

名前入力画面において、名前の入力が終了すると、処理はステップS76に進む。

0275

ステップS76において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141に編集画面を表示させる。

0276

編集画面は、編集対象となる撮影画像の編集に用いられる画面である。編集画面には、編集対象となる撮影画像と、編集に用いられるスタンプ画像やペン画像などの各種の編集ツール(合成用画像)が表示される。

0277

利用者は、タッチペン132A,132Bを用いて、スタンプ画像やペン画像などを編集対象となる撮影画像上の所定の位置へ重畳することで、編集対象となる撮影画像に対する合成用画像の合成が行われる。

0278

すなわち、ステップS77において、編集制御部322は、利用者の操作に応じて、編集対象となる撮影画像に編集を施す。

0279

編集作業が終了すると、ステップS78において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141に分割数選択画面を表示させる。

0280

分割数選択画面は、最終的に出力されるシール紙の分割数やシールレイアウトの選択に用いられる画面である。シールレイアウトは、1枚の写真シールに配置される編集画像(撮影画像)の枚数や位置、大きさを決定するレイアウト(配置パターン)である。ここで、利用者により選択されたシールレイアウトに従って編集画像が配置されてなる画像、すなわち、シール紙に印刷されて最終的に出力される画像をレイアウト画像という。

0281

したがって、分割数選択画面には、例えば5枚の撮影画像それぞれにレタッチ機能により画像処理が施され、さらに編集が施された編集画像が、異なるシールレイアウトで配置されたレイアウト画像が複数表示される。

0282

分割数選択画面において、レイアウト画像のいずれかが選択されると、処理はステップS79に進む。

0283

ステップS79において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141に携帯送信用画像選択画面を表示させる。

0284

携帯送信用画像選択画面は、利用者の所有する携帯端末に送信するための携帯送信用画像の選択に用いられる画面である。携帯送信用画像選択画面には、5枚の撮影画像に加え、そのうちのいずれかに所定の編集が施された、携帯送信専用の携帯専用画像が表示される。

0285

携帯送信用画像選択画面において、画像のいずれかが選択されると、処理はステップS80に進む。

0286

ステップS80において、表示制御部321は、タブレット内蔵モニタ141にアドレス入力画面を表示させる。

0287

アドレス入力画面は、利用者の所有する携帯端末のメールアドレスの入力に用いられる画面である。アドレス入力画面には、メールアドレスに用いることが可能なアルファベット記号、携帯電話機のキャリアを選択するためのボタンと、選択されたボタンに対応する文字列が表示されるテキストボックスが表示される。

0288

アドレス入力画面において、メールアドレスの入力が終了すると、処理はステップS81に進む。

0289

ステップS81において、編集処理部302は、通信部203を制御することで、インターネットなどのネットワークを介して、利用者により選択された携帯送信用画像を、利用者により入力されたメールアドレスとともに、サーバに送信する。サーバは、例えば写真シール作成装置1の製造メーカにより管理される。

0290

サーバは、利用者により入力されたメールアドレス宛てに、携帯端末がサーバにアクセスするのに必要なURL(Uniform Resource Locator)が記載されたメールを送信する。そして、そのURLに基づいて、利用者が所有する携帯端末が、ネットワークを介してサーバにアクセスすることで、サーバに送信された携帯送信用画像が携帯端末に提供される。

0291

そして、ステップS82において、編集処理部302は、編集作業を終えた利用者に対して、印刷待ち空間A3への移動を案内する。印刷待ち空間A3への移動の案内は、編集部209のタブレット内蔵モニタ141に案内画面を表示させることによって、または音声をスピーカ231から出力させることによって行われる。

0292

以上のようにして、編集処理が行われる。

0293

以上の処理によれば、ライブビュー画像における顔の認識に成功した撮影画像に対して、レタッチ画面において選択された度合いの画像処理が施されるようになる。したがって、より確実に撮影画像に対して適切な画像処理が施されるので、利用者にとってより満足度の高い画像を提供することが可能となる。

0294

なお、上述した処理において、全ての撮影時のライブビュー画像において、顔の認識に失敗した場合には、全てのレタッチ画面の表示がスキップされるようにしてもよい。

0295

また、レタッチ画面において、レタッチ用画像に加えて、撮影画像も表示するようにした場合、顔の認識に成功したライブビュー画像に対応する撮影画像のみ表示されるようにし、顔の認識に失敗したライブビュー画像に対応する撮影画像は表示されないようにしてもよい。すなわち、全ての撮影時のライブビュー画像において、顔の認識に成功した場合、レタッチ画面には、全ての撮影画像が表示されるようになる。

0296

<編集画面の構成>
ここで、上述した編集処理のステップS76において表示される編集画面の構成について説明する。

0297

図32は、タブレット内蔵モニタ141に表示される編集画面の例を示す図である。

0298

編集画面は、基本的に、縦長四角形の領域である背景選択領域610の左右に領域が形成されることによって構成される。背景選択領域610の上には、編集作業に割り当てられた制限時間の残り時間などが表示される。

0299

背景選択領域610は、背景画像の選択に用いられるボタンなどの表示領域である。背景選択領域610は、編集画面が表示されている間、常時表示される。利用者は、編集画面を用いて編集を行っている間、背景画像の選択をいつでも行うことができる。すなわち、利用者は、編集作業において背景画像を選択することができるので、編集対象となる撮影画像に写る自身の表情やポーズなどに最適な背景画像を見つけ出すことができる。

0300

背景選択領域610の左側の領域(以下、単に左側の領域という)は、タブレット内蔵モニタ141に向かって左側にいる利用者により用いられる領域である。背景選択領域610の右側の領域(以下、単に右側の領域という)は、タブレット内蔵モニタ141に向かって右側にいる利用者により用いられる領域である。

0301

すなわち、背景選択領域610の表示に対しては、タッチペン142A、タッチペン142Bのいずれのタッチペンを用いた操作も受け付けられるが、左側の領域の表示に対しては、タッチペン142Aを用いた操作のみが受け付けられ、右側の領域の表示に対しては、タッチペン142Bを用いた操作のみが受け付けられる。

0302

タブレット内蔵モニタ141に向かって左側にいる利用者がタッチペン142Aを用いて背景選択領域610のボタンを押下し、背景画像を選択した場合、その操作は、左側の領域の表示を用いて行っている編集に反映される。

0303

一方、右側にいる利用者がタッチペン142Bを用いて背景選択領域610のボタンを押下し、背景画像を選択した場合、その操作は、右側の領域の表示を用いて行っている編集に反映される。

0304

左側の領域と右側の領域には、主な構成が左右対称に設けられる。なお、図32の各領域を囲む破線は画面に実際に表示されるものではない。

0305

左側の領域の中央上方のサムネイル表示領域611Lは、撮影画像を表すサムネイル画像の表示領域である。サムネイル画像は、例えば撮影画像をそれぞれ縮小することによって生成される。利用者(タブレット内蔵モニタ141に向かって左側にいる利用者)は、サムネイル表示領域611Lに表示されているサムネイル画像を選択することによって、編集対象とする撮影画像を選択する。

0306

図32の例においては、5枚の撮影画像を表すサムネイル画像P21乃至P25がサムネイル表示領域611Lに並んで表示されている。また、左端のサムネイル画像P21が選択されることによって、1枚目の撮影画像が編集対象とされている。

0307

なお、サムネイル画像P21乃至P23はアップ画像のサムネイル画像であり、サムネイル画像P24,P25は全身画像のサムネイル画像である。

0308

左側の領域の略中央に大きく形成された編集領域612Lは、編集対象として選択された撮影画像の表示領域である。利用者は、タッチペン142Aを用いて編集ツールを選択し、編集領域612Lに表示された撮影画像の編集を行うことができる。

0309

編集領域612Lの左側には、編集の見本を表示するときに操作されるボタン613Lと、上述した携帯専用画像を作成するときに操作されるボタン614Lが表示される。

0310

編集領域612Lの下には、横長長方形の領域である編集パレット615Lが表示される。編集パレット615Lは、ペンツール、スタンプツールなどの各種の編集ツール(コンテンツ)の選択に用いられるボタンなどが表示される領域である。

0311

編集パレット615Lの上には、編集ツールのカテゴリの選択に用いられる6種類のタブが表示される。編集パレット615Lの右には、編集ツールの種類の選択に用いられる6種類のタブが表示される。利用者は、編集パレット615Lに表示させる編集ツールの種類とカテゴリを、これらのタブを用いて切り替えることができる。

0312

編集領域612Lの右側には修正ツール選択領域616Lが形成される。修正ツール選択領域616Lは、消しゴムツールの選択に用いられるボタン、1つ前または1つ後の作業に戻るときに操作される「進む」、「戻る」ボタン、既に入力済みの編集を全てキャンセルし、編集前の状態に戻すときに操作される「最初から」ボタンなどが縦に並べて表示される領域である。消しゴムツールは、入力した編集を消すときに用いられるツールである。修正ツール選択領域616Lには「1set戻る」ボタンも表示される。「1set戻る」ボタンを押すことにより、所定の時間の間に入力された編集をまとめて取り消すことができる。

0313

修正ツール選択領域616Lの上には、編集処理を終了するときに操作される終了ボタン617Lが表示される。

0314

タブレット内蔵モニタ141に向かって右側にいる利用者が使う右側の領域には、上述した左側の領域の構成と同じ構成が、位置を対称にして配置される。図32の例においては、サムネイル表示領域611Rからサムネイル画像P22を選択することによって、2枚目の撮影画像が編集対象とされている。

0315

ところで、編集画面においても、ライブビュー画像における顔の認識結果に応じた表示がなされる。

0316

具体的には、図32の編集画面の左側の領域において選択されているサムネイル画像P21について、対応するライブビュー画像において、認識部314による認識に失敗した旨のメッセージを含む吹き出し画像B61が表示されている。

0317

このようなサムネイル画像、すなわち、顔の認識に失敗したライブビュー画像に対応する撮影画像が、編集対象として選択されている場合、図32の編集画面の左側の領域に示されるように、編集パレット615Lには、認識に失敗して検出されなかった顔または顔パーツを隠すことが可能なスタンプツールが表示されるようになる。例えば、図32の例では、編集パレット615Lの左下隅に、顔領域を隠すことが可能なハート型のスタンプ画像や、目領域を隠すことが可能なサングラスを模したスタンプ画像が表示される。

0318

一方、顔の認識に成功したライブビュー画像に対応する撮影画像が、編集対象として選択されている場合、図32の編集画面の右側の領域に示されるように、編集パレット615Rには、検出された顔や顔パーツの位置に応じて合成されるスタンプツールが表示されるようになる。例えば、図32の例では、編集パレット615Rに、利用者の選択操作のみで、撮影画像に写る人物の頭や目、、口などの各位置に自動的に合成される、眼鏡を模したスタンプ画像や、動物、鼻、口を模したスタンプ画像が表示される。

0319

<変形例>
以下においては、上述した実施形態の変形例について説明する。

0320

(撮影処理に関する変形例)
全身撮影が行われる際、ライブビュー画像において、利用者の全身が認識されるようにしてもよい。例えば、距離画像センサによって取得される距離画像から人物マスク画像を生成することで、利用者の全身が認識されるものとする。

0321

全身撮影により得られる全身画像に対して、被写体の脚を細く長くみせるための画像処理(脚長処理)が施される場合、左右の脚が交差していたり、が曲がっていたりすると、脚長処理が適切に施されないおそれがある。

0322

そこで、全身撮影が行われる際、ライブビュー画像において、利用者の全身が認識されるようにし、左右の脚が交差していることや、膝が曲がっていることが検知されたときに、左右の脚をまっすぐ伸ばすよう案内する表示や音声出力がなされるようにする。これにより、脚長処理が適切に施された全身画像を提供することができる。

0323

また、ライブビュー画像において検知された顔について笑顔度を測定し、笑顔度が所定の値を超えたときに、その顔の部分に、案内表示としての枠が表示されるようにしてもよい。

0324

例えば、撮影に関するコースとして、上述した写真シール作成ゲームが提供されるプリコースと、証明写真の撮影が行われる証明写真コースとを有する写真シール機において、証明写真コースが選択された場合には、笑顔で写ることは好ましくない。そこで、ライブビュー画像において検知された顔について笑顔度を測定し、笑顔度が所定の値を下回ったときに、その顔の部分に、案内表示としての枠が表示されるようにしてもよい。

0325

さらに、撮影に関するコースとして、男女ペアの利用者に向けたカップルコースを設けるようにしてもよい。カップルコースが選択された場合、ライブビュー画像において、利用者同士の距離に基づいて密着度合い数値化し、その値をライブビュー画像に表示するとともに、その値が所定値を下回った場合には、利用者同士がより近づくよう促す案内表示がなされるようにしてもよい。

0326

また、ライブビュー画像において、顔の大きさを検知するようにし、顔の大きさが所定の大きさを超える場合には、案内表示として、カメラ111から遠ざかるよう立ち位置の変更を促す表示がなされるようにしてもよい。逆に、顔の大きさが所定の大きさを下回る場合には、案内表示として、カメラ111に近づくよう立ち位置の変更を促す表示がなされるようにしてもよい。

0327

なお、上述した撮影処理において、レタッチ撮影および5回の通常撮影に加えて、携帯端末に送信するためだけの画像として、例えば動画像を生成する撮影が行われるようにしてもよい。ここで、動画像を生成する撮影が行われている間においても、顔の認識に成功するように利用者を促す案内表示が行われるようにすることができる。

0328

また、以上においては、図18のライブビュー画像表示処理は、アップ撮影および全身撮影のいずれが行われる際にも実行されるものとしたが、画像処理が施された後の仕上がりを確認するのが容易なアップ画像が得られるアップ撮影が行われる際のみに実行されるようにしてもよい。

0329

(編集処理に関する変形例)
図32の編集画面においては、5回の撮影により得られた5枚の撮影画像が全て編集対象として選択できるものとしたが、編集処理の冒頭に、5枚の撮影画像の中から編集対象とする撮影画像を選択させるための選択画面が表示されるようにしてもよい。

0330

この場合、ライブビュー画像において顔の認識に失敗して行われた撮影により得られた撮影画像のみが、その選択画面に表示されるようにしてもよい。これにより、より確実に撮影画像に対して適切な画像処理を施すことができるようになる。

0331

また、ライブビュー画像において顔の認識に失敗して行われた撮影により得られた撮影画像については、選択画面において選択させることなく、編集対象から除外されるようにしてもよい。

0332

この場合、編集対象となる撮影画像の枚数が少なくなるので、利用者が編集作業にかかる時間をもてあます可能性がある。そこで、除外された撮影画像に代えて顔の認識に成功して行われた撮影により得られた撮影画像のコピーが、編集対象として提供されるようにしてもよい。

0333

さらに、1枚の撮影画像において、利用者の一方がライブビュー画像における顔認識(目検出)に成功し、利用者の他方がライブビュー画像における顔認識(目検出)に失敗している場合には、それぞれの利用者で、レタッチ画面において選択可能な画像処理の内容や、画像処理の度合いを異ならせるようにしてもよい。

0334

例えば、レタッチ画面において、顔認識に成功している利用者については、目の大きさや形状を変える画像処理の度合いを選択させ、顔認識に失敗している利用者については、キャッチライトの色や大きさを変える画像処理の度合いを選択させるようにする。なお、顔認識(目検出)に失敗している利用者については、目の輪郭点の抽出に失敗しているものの、瞳に写るキャッチライトの輪郭点の抽出には成功していることを前提とする。

0335

(印刷処理に関する変形例)
ライブビュー画像において顔の認識に失敗して行われた撮影により得られた撮影画像は、印刷対象から除外されるようにしてもよい。

0336

また、ライブビュー画像において顔の認識に失敗して行われた撮影により得られた撮影画像を印刷対象に含める場合であっても、レイアウト画像において、最も小さいサイズの画像として配置されるようにしたり、利用者の目につきにくい位置に配置されるようにする。ここで、利用者の目につきにくい位置とは、例えば、レイアウト画像全体の右下隅などとされる。

0337

レイアウト画像における画像の配置を決定するシールレイアウトの中には、利用者に選択された1枚の編集画像(撮影画像)を、他の画像より大きいサイズで配置させるものがある。この場合、ライブビュー画像において顔の認識に失敗して行われた撮影により得られた撮影画像は、その選択対象から除外されるようにしてもよい。

0338

(携帯送信用画像に関する変形例)
ライブビュー画像において顔の認識に失敗して行われた撮影により得られた撮影画像は、携帯送信用画像の選択対象から除外されるようにしてもよい。

0339

また、ライブビュー画像において顔の認識に失敗して行われた撮影により得られた撮影画像を携帯送信用画像の選択対象に含める場合には、その画像を、携帯端末において拡大表示できないようにしたり、ぼかしやフィルタ加工などの画像処理が施されるようにする。これにより、検出されなかった顔や目の部分を、利用者にはっきりと確認させないようにすることができる。

0340

<他の実施の形態>
上述したように、ライブビュー画像において、顔のサイズが所定サイズを下回る場合には、案内表示として、カメラ111に近づくよう立ち位置の変更を促す表示がなされるようにしてもよいものとした。これにより、利用者の顔が大きくしっかりと写る撮影画像が得られる。

0341

一方で、写真シール作成装置1の主な利用者である2人組の利用者が撮影作業を行う際、利用者同士の顔が離れていると、被写体のバランスの悪い撮影画像が得られてしまう。

0342

そこで、以下においては、利用者の顔が大きくしっかりと写り、かつ、被写体のバランスのよい撮影画像を得るための構成について説明する。

0343

<撮影処理部の他の構成例>
図33は、撮影処理部301の他の構成例を示すブロック図である。

0344

図33の撮影処理部301は、表示制御部311、音声出力制御部312、撮影制御部313、認識部314、顔サイズ判定部711、および距離判定部712から構成される。

0345

図33の撮影制御部301において、図12の撮影制御部301と同様の機能を有する構成には、同一の符号を付すものとし、その説明は省略する。

0346

顔サイズ判定部711は、ライブビュー画像に映る利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定する。

0347

距離判定部712は、ライブビュー画像に映る複数の利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かを判定する。

0348

<ライブビュー画像表示処理>
本実施の形態においては、撮影処理において、アップ撮影、上から全身撮影、および正面全身撮影の3種類の撮影が行われるものとする。上から全身撮影は、斜め上から見た利用者の全身が写る画像を得るための撮影であり、正面全身撮影は、正面から見た利用者の全身が写る画像を得るための撮影である。アップ撮影、上から全身撮影、および正面全身撮影はそれぞれ、カメラ111の撮影範囲とカメラアングル(カメラの俯角)が異なる。なお、それぞれの撮影において、実際にカメラアングルを変更する以外にも、撮影画像を、画像処理により、見かけ上(擬似的に)カメラの俯角をつけた画像に変換するようにしてもよい。

0349

また、複数回行われる撮影として、上述した3種類のうちのいずれの撮影が行われるかは、利用者により選択される撮影に関するコースの1つである撮影コースによって決定される。具体的には、撮影コースには、「アップのみ」コース、「アップ+上から全身」コース、「アップ+正面全身」コースの3コースが用意される。撮影コースとして「アップのみ」コースが選択されると、5回行われる通常撮影全てが、アップ撮影となる。撮影コースとして「アップ+上から全身」コースが選択されると、5回行われる通常撮影のうち、1乃至3回目の撮影がアップ撮影となり、4,5回目の撮影が上から全身撮影となる。また、撮影コースとして「アップ+正面全身」コースが選択されると、5回行われる通常撮影のうち、1乃至3回目の撮影がアップ撮影となり、4,5回目の撮影が正面全身撮影となる。

0350

ここでは、まず、図34のフローチャートを参照して、アップ撮影または上から全身撮影が行われる際のライブビュー画像表示処理について説明する。なお、ここでは、人数コースとして2人用コースが選択されていることを前提とする。

0351

図34の処理は、1回の撮影が行われる毎に実行され、撮影毎に決められたポーズを利用者にとらせるためのナレーションが終了すると開始される。

0352

ここで、図34のステップS111乃至S113における処理は、図18のステップS51乃至S53における処理と基本的に同様であるので、その説明は省略する。

0353

なお、ステップS112において表示されるライブビュー画像は、クロマキ処理によって抽出した、動画像を構成する各フレームにおける被写体領域の画像を、所定の背景画像に重ねることによって生成される。

0354

また、ステップS113においては、このようにして生成されたライブビュー画像に対して、上述した顔認識の処理が実行される。

0355

そして、ステップS114において、顔サイズ判定部711は、認識部314による認識結果に基づいて、ライブビュー画像に映る利用者の顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定する。具体的には、顔サイズ判定部711は、ライブビュー画像において認識された顔のうち、最も小さい顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定する。

0356

例えば、図35に示されるように、ライブビュー画像721において2人の利用者の顔U1,U2が認識されたとする。まず、顔サイズ判定部711は、顔U1,U2それぞれについて、顔認識により検出された左右の目の中心同士の距離d1,d2を求める。次に、顔サイズ判定部711は、求めた距離d1,d2のうちの短い方(図35の例では距離d1)について、その距離が規定された距離(規定値)より短いか否かを判定することで、最も小さい顔(図35の例では顔U1)のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定する。

0357

なお、アップ撮影が行われる場合と、上から全身撮影が行われる場合とでは、上述の規定値は異なるものする。具体的には、上から全身撮影により得られた全身画像(上から全身画像)においては、アップ画像に比べて画像全体に対する顔の大きさが小さくなるため、上から全身撮影が行われる場合の規定値は、アップ撮影が行われる場合の規定値より小さい値をとる。

0358

また、顔認識により検出された左右の目の中心同士の距離に基づいて、顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定する以外にも、例えば、検出された左右の目の中心それぞれと鼻との距離や、口の左右の口角同士の距離、顔の輪郭点のうちの所定の2点同士の距離など、顔パーツや顔の所定の点同士の距離に基づいて、顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定するようにしてもよい。また、検出された左右の目の面積の大きさや、顔の肌色部分の面積の大きさに基づいて、顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定するようにしてもよい。

0359

さらに、顔サイズ判定部711は、認識部314により認識された顔の数にかかわらず、顔のサイズが所定サイズより小さいか否かを判定することもできる。具体的には、認識された顔の数が1つの場合には、単にその顔のサイズが所定サイズより小さいか否かが判定され、認識された顔の数が3つ以上の場合には、それらのうちの最も小さい顔のサイズが所定サイズより小さいか否かが判定されるようにする。

0360

なお、顔認識によって検出される顔の数に上限を設けるようにしてもよい。これにより、顔の誤検出の割合を低くすることができる。また逆に、顔認識によって検出される顔の数に下限を設けるようにしてもよい。

0361

また、以上においては、検出された顔のうちの最も小さい顔のサイズが所定サイズより小さいか否かが判定されるものとしたが、検出された顔のサイズの平均値(検出された左右の目の中心同士の距離の平均値)が所定サイズより小さいか否かが判定されるようにしてもよい。さらに、検出された顔のうちの最も大きい顔と最も小さい顔のサイズの差が所定値より大きいか否かによって、検出された顔のうちの最も小さい顔のサイズが所定サイズより小さいか否かが判定されるようにしてもよい。

0362

さて、ステップS114において、顔のサイズが所定サイズより小さいと判定されると、処理はステップS115に進む。

0363

ステップS115において、顔サイズ判定部711は、複数回行われるアップ撮影または上から全身撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと初めて判定されたか否かを判定する。

0364

具体的には、撮影コースとして「アップのみ」コースが選択されている場合、1乃至5回目のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと初めて判定されたか否かが判定される。また、撮影コースとして「アップ+上から全身」コースが選択されている場合、1乃至3回目のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと初めて判定されたか否かが判定され、4,5回目の上から全身撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと初めて判定されたか否かが判定される。さらに、撮影コースとして「アップ+正面全身」コースが選択されている場合、1乃至3回目のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと初めて判定されたか否かが判定される。

0365

ステップS115において、顔のサイズが所定サイズより小さいと初めて判定されたと判定された場合、処理はステップS116に進む。

0366

ステップS116において、表示制御部311および音声出力制御部312は、利用者にカメラ111に近づくように促すガイダンスを出力する。

0367

例えば、図36に示されるライブビュー表示画面において、画像表示領域431に表示されているライブビュー画像の下側に、利用者にカメラ111に近づくように促すモデル画像M71と吹き出し画像B71とが重畳表示される。吹き出し画像B71には、利用者にカメラ111に近づくように促すメッセージ「もっとカメラに近づいて〜」が表示されている。また、スピーカ223からは、モデル画像M71および吹き出し画像B71が表示されるのと同時に、吹き出し画像B71に表示されているメッセージの音声が出力される。

0368

このようなガイダンスにより、利用者は、カメラ111に近づくようにその立ち位置を変えて撮影に臨むことができる。

0369

なお、カメラ111に近づくように促すガイダンスは、特定の利用者に向けたものではないものの、例えば2人の利用者のうちの1人がカメラ111から離れた位置に立っている場合、上述したガイダンスにより、その利用者をカメラ111に近づけさせることはできる。

0370

一方、ステップS115において、顔のサイズが所定サイズより小さいと初めて判定されたと判定されなかった場合、すなわち、複数回行われるアップ撮影または上から全身撮影において、既に一度、カメラ111に近づくように促すガイダンスが出力されている場合には、再度、そのガイダンスは出力されることなく処理は終了する。

0371

すなわち、撮影コースとして「アップのみ」コースが選択されている場合、そのゲーム内に行われる5回のアップ撮影において、一度、カメラ111に近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと判定された場合であっても、そのガイダンスは出力されない。

0372

また、撮影コースとして「アップ+上から全身」コースが選択されている場合、そのゲーム内に行われる3回のアップ撮影において、一度、カメラ111に近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと判定された場合であっても、そのガイダンスは出力されない。同様に、そのゲーム内に行われる2回の上から全身撮影において、一度、カメラ111に近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降の上から全身撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと判定された場合であっても、そのガイダンスは出力されない。

0373

したがって、撮影コースとして「アップ+上から全身」コースが選択されている場合には、最大2回、このガイダンスが出力されることになる。なお、「アップ+上から全身」コースにおいて、3回のアップ撮影および2回の上から全身撮影を通して、一度、カメラ111に近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降の撮影において、そのガイダンスは出力されないようにしてもよい。これにより、ガイダンスが繰り返し出力されることによる利用者の不快感を抑えることができる。

0374

さらに、撮影コースとして「アップ+正面全身」コースが選択されている場合、そのゲーム内に行われる3回のアップ撮影において、一度、カメラ111に近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さいと判定された場合であっても、そのガイダンスは出力されない。

0375

このように、複数回行われるアップ撮影や上から全身撮影において、一度、カメラ111に近づくように促すガイダンスが出力されていれば、通常、利用者は、カメラ111に近づき適切な立ち位置へ移動するので、それ以降の撮影においては、ガイダンスが出力されなくとも、利用者は適切な立ち位置で撮影に臨むことができる。

0376

さて、ステップS114において、顔のサイズが所定サイズより小さくないと判定されると、処理はステップS117に進む。

0377

ステップS117において、距離判定部712は、認識部314による認識結果に基づいて、ライブビュー画像に映る利用者の顔同士が所定距離より離れているか否かを判定する。具体的には、距離判定部712は、ライブビュー画像において認識された顔の所定の点同士の距離に基づいて、顔同士が所定距離より離れているか否かを判定する。

0378

例えば、図37に示されるように、ライブビュー画像721において2人の利用者の顔U1,U2が認識されたとする。まず、距離判定部712は、顔U1,U2それぞれについて、顔認識により検出された鼻の位置を顔の中心点P1,P2とする。次に、距離判定部712は、顔U1,U2それぞれ顔の中心点P1,P2同士の距離d3が規定値より長いか否かを判定することで、顔同士が所定距離より離れているか否かを判定する。

0379

ここでは、アップ撮影が行われる場合と、上から全身撮影が行われる場合とで、上述の規定値は同じであるものとするが、異なる値であってもよい。

0380

なお、図37の例では、検出された鼻の位置を顔の中心点とするものとしたが、例えば、検出された左右の目の中点を顔の中心点とするようにしてもよい。また、顔の中心点同士の距離が規定値より長いか否かを判定するようにしたが、それぞれの顔のサイズを数値化し、その平均値で顔の中心点同士の距離を割った値(顔の中心点同士の距離をそれぞれの顔の平均サイズで正規化した値)が規定値より長いか否かを判定するようにしてもよい。さらに、顔の中心点同士以外の任意の点同士の距離に基づいて、顔同士が所定距離より離れているかを判定するようにしてもよい。

0381

さて、ステップS117において、顔同士が所定距離より離れていると判定されると、処理はステップS118に進む。

0382

ステップS118において、距離判定部712は、複数回行われるアップ撮影または上から全身撮影において、顔同士の距離が所定距離より離れていると初めて判定されたか否かを判定する。

0383

具体的には、撮影コースとして「アップのみ」コースが選択されている場合、1乃至5回目のアップ撮影において、顔同士の距離が所定距離より離れていると初めて判定されたか否かが判定される。また、撮影コースとして「アップ+上から全身」コースが選択されている場合、1乃至3回目のアップ撮影において、顔同士の距離が所定距離より離れていると初めて判定されたか否かが判定され、4,5回目の上から全身撮影において、顔同士の距離が所定距離より離れていると初めて判定されたか否かが判定される。さらに、撮影コースとして「アップ+正面全身」コースが選択されている場合、1乃至3回目のアップ撮影において、顔同士の距離が所定距離より離れていると初めて判定されたか否かが判定される。

0384

ステップS118において、顔同士の距離が所定距離より離れていると初めて判定されたと判定された場合、処理はステップS119に進む。

0385

ステップS119において、表示制御部311および音声出力制御部312は、利用者に、互いに近づくように促すガイダンスを出力する。

0386

例えば、図38に示されるライブビュー表示画面において、画像表示領域431に表示されているライブビュー画像の下側に、利用者に互いに近づくように促すモデル画像M72と吹き出し画像B72とが重畳表示される。吹き出し画像B72には、利用者に互いに近づくように促すメッセージ「もっともっとくっついて〜」が表示されている。また、スピーカ223からは、モデル画像M72および吹き出し画像B72が表示されるのと同時に、吹き出し画像B72に表示されているメッセージの音声が出力される。

0387

このようなガイダンスにより、利用者は、互いに近づくようにその立ち位置を変えて撮影に臨むことができる。

0388

一方、ステップS117において、顔同士が所定距離より離れていると初めて判定されたと判定されなかった場合、すなわち、複数回行われるアップ撮影または上から全身撮影において、既に一度、互いに近づくように促すガイダンスが出力されている場合には、再度、そのガイダンスは出力されることなく処理は終了する。

0389

すなわち、撮影コースとして「アップのみ」コースが選択されている場合、そのゲーム内に行われる5回のアップ撮影において、一度、互いに近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降のアップ撮影において、顔同士が所定距離より離れていると判定された場合であっても、そのガイダンスは出力されない。

0390

また、撮影コースとして「アップ+上から全身」コースが選択されている場合、そのゲーム内に行われる3回のアップ撮影において、一度、互いに近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降のアップ撮影において、顔同士が所定距離より離れていると判定された場合であっても、そのガイダンスは出力されない。同様に、そのゲーム内に行われる2回の上から全身撮影において、一度、互いに近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降の上から全身撮影において、顔同士が所定距離より離れていると判定された場合であっても、そのガイダンスは出力されない。

0391

したがって、撮影コースとして「アップ+上から全身」コースが選択されている場合には、最大2回、このガイダンスが出力されることになる。なお、「アップ+上から全身」コースにおいて、3回のアップ撮影および2回の上から全身撮影を通して、一度、互いに近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降の撮影において、そのガイダンスは出力されないようにしてもよい。これにより、ガイダンスが繰り返し出力されることによる利用者の不快感を抑えることができる。

0392

さらに、撮影コースとして「アップ+正面全身」コースが選択されている場合、そのゲーム内に行われる3回のアップ撮影において、一度、互いに近づくように促すガイダンスが出力されていれば、それ以降のアップ撮影において、顔同士が所定距離より離れていると判定された場合であっても、そのガイダンスは出力されない。

0393

このように、複数回行われるアップ撮影や上から全身撮影において、一度、互いに近づくように促すガイダンスが出力されていれば、通常、利用者は、互いに近づき適切な立ち位置へ移動するので、それ以降の撮影においては、ガイダンスが出力されなくとも、利用者は適切な立ち位置で撮影に臨むことができる。

0394

なお、ステップS117の判定処理にあたり、顔認識により認識された顔の数が2より少ない場合、すなわち、認識された顔の数が1または0の場合、ステップS117乃至S119はスキップされ、処理は終了するものとする。

0395

さて、ステップS117において、顔同士が所定距離より離れていないと判定されると、処理はステップS120に進む。

0396

ステップS120においては、複数回行われるアップ撮影または上から全身撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さくなく、かつ、顔同士の距離が所定距離より離れていないと、初めて判定されたか否かが判定される。

0397

具体的には、撮影コースとして「アップのみ」コースが選択されている場合、1乃至5回目のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さくなく、かつ、顔同士の距離が所定距離より離れていないと、初めて判定されたか否かが判定される。また、撮影コースとして「アップ+上から全身」コースが選択されている場合、1乃至3回目のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さくなく、かつ、顔同士の距離が所定距離より離れていないと、初めて判定されたか否かが判定され、4,5回目の上から全身撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さくなく、かつ、顔同士の距離が所定距離より離れていないと、初めて判定されたか否かが判定される。さらに、撮影コースとして「アップ+正面全身」コースが選択されている場合、1乃至3回目のアップ撮影において、顔のサイズが所定サイズより小さくなく、かつ、顔同士の距離が所定距離より離れていないと、初めて判定されたか否かが判定される。

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