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技術 システム、情報処理装置、携帯端末、情報処理方法及びプログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 三平善郎
出願日 2016年7月28日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-148703
公開日 2018年2月1日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-019279
状態 特許登録済
技術分野 電話機の機能 付属装置、全体制御
主要キーワード 用格納領域 停止リクエスト NFCタグ 情報処理装置自身 接続済み 開始リクエスト ダイレクトアクセス 処理リクエスト
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図面 (15)

課題

無線ダイレクト起動すればよいことをユーザー通知可能とする技術を提供することを目的とする。

解決手段

情報処理装置は、無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を近接無線通信が可能なタグに書き込む。携帯端末は、近接無線通信を介してタグより情報を取得し、情報処理装置と接続できなかった場合、取得した情報に基づいて、情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面と、情報処理装置でダイレクト接続を開始してから操作を行えば情報処理装置と接続できる旨のエラー画面と、を切り替えて表示する。

概要

背景

無線通信をする技術として情報処理装置自身無線基地局となって携帯端末無線ダイレクトに接続できるものがある。ここで、無線ダイレクト接続は一時的な接続であるため、Wi−Fi接続するためのID(SSID)やPasskeyは一時的なものであり、接続毎に異なる場合が多い。そのため、携帯端末から無線ダイレクト接続するためには毎回、携帯端末でそれらの値を入力して接続する必要がある。
そのための解決手段として、携帯端末で手入力せずにID/Passkeyを格納したNFCタグ情報処理装置に装着し、携帯端末でNFCタグにタッチし認識し、ID/Passkeyを設定する方法がある(特許文献1)。

概要

無線ダイレクトを起動すればよいことをユーザー通知可能とする技術を提供することを目的とする。情報処理装置は、無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を近接無線通信が可能なタグに書き込む。携帯端末は、近接無線通信を介してタグより情報を取得し、情報処理装置と接続できなかった場合、取得した情報に基づいて、情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面と、情報処理装置でダイレクト接続を開始してから操作を行えば情報処理装置と接続できる旨のエラー画面と、を切り替えて表示する。

目的

本発明は、無線ダイレクトを起動すればよいことをユーザーに通知可能とする技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

情報処理装置と、携帯端末と、を含むシステムであって、前記情報処理装置は、無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を近接無線通信が可能なタグに書き込む書き込み手段を有し、前記携帯端末は、前記近接無線通信を介して前記タグより前記情報を取得する取得手段と、前記情報処理装置と接続できなかった場合、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面と、前記情報処理装置でダイレクト接続を開始してから操作を行えば前記情報処理装置と接続できる旨のエラー画面と、を切り替えて表示する表示制御手段と、を有するシステム。

請求項2

前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報が、前記無線ダイレクト設定が有効であることを示していた場合、前記情報処理装置でダイレクト接続を開始してから操作を行えば前記情報処理装置と接続できる旨のエラー画面を表示し、前記取得手段により取得された前記情報が、前記無線ダイレクト設定が有効でないことを示していた場合、前記情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面を表示する請求項1記載のシステム。

請求項3

前記情報処理装置は、前記無線ダイレクト設定を有効にするか、無効にするかを設定する設定手段を更に有し、前記書き込み手段は、前記設定手段による前記設定に基づいて、前記無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を近接無線通信が可能なタグに書き込む請求項1又は2記載のシステム。

請求項4

前記設定手段は、操作部に表示された設定画面を介した操作に応じて、前記無線ダイレクト設定を有効にするか、無効にするかを設定する請求項3記載のシステム。

請求項5

前記書き込み手段は、有線LAN接続モード、又は無線ダイレクト接続モードに応じて、異なるフォーマットの情報を前記タグに書き込む請求項1乃至4の何れか1項記載のシステム。

請求項6

前記無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報は前記有線LAN接続モードのフォーマットに書き込まれる請求項5記載のシステム。

請求項7

前記タグは、NFCタグである請求項1乃至6の何れか1項記載のシステム。

請求項8

前記情報処理装置は、印刷装置である請求項1乃至7の何れか1項記載のシステム。

請求項9

情報処理装置と、携帯端末と、を含むシステムであって、前記情報処理装置は、無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を、近接無線通信を介して送信する送信手段を有し、前記携帯端末は、前記近接無線通信を介して前記情報を受信する受信手段と、前記情報処理装置と接続できなかった場合、前記受信手段により受信された前記情報に基づいて、無線ダイレクト接続を開始できるか否か判定する判定手段と、前記判定手段により前記無線ダイレクト接続を開始できると判定された場合、前記近接無線通信を介して前記情報処理装置に前記無線ダイレクト接続の開始を指示する制御手段と、を有するシステム。

請求項10

前記制御手段は、前記判定手段により前記無線ダイレクト接続を開始できないと判定された場合、前記情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面を表示する請求項9記載のシステム。

請求項11

前記情報処理装置は、前記無線ダイレクト設定を有効にするか、無効にするかを設定する設定手段を更に有し、前記送信手段は、前記設定手段による前記設定に基づいて、前記無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を、前記近接無線通信を介して送信する請求項9又は10記載のシステム。

請求項12

前記設定手段は、操作部に表示された設定画面を介した操作に応じて、前記無線ダイレクト設定を有効にするか、無効にするかを設定する請求項11記載のシステム。

請求項13

前記近接無線通信は、BluetoothLowEnergyである請求項9乃至12の何れか1項記載のシステム。

請求項14

前記情報処理装置は、印刷装置である請求項9乃至13の何れか1項記載のシステム。

請求項15

無線ダイレクト設定を有効にするか、無効にするかを設定する設定手段と、前記設定手段による前記設定に基づいて、前記無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を近接無線通信が可能なタグに書き込む書き込み手段と、を有する情報処理装置。

請求項16

無線ダイレクト設定を有効にするか、無効にするかを設定する設定手段と、前記設定手段による前記設定に基づいて、前記無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を、近接無線通信を介して送信する送信手段と、を有する情報処理装置。

請求項17

近接無線通信を介して情報処理装置のタグより無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を取得する取得手段と、前記情報処理装置と接続できなかった場合、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面と、前記情報処理装置でダイレクト接続を開始してから操作を行えば前記情報処理装置と接続できる旨のエラー画面と、を切り替えて表示する表示制御手段と、を有する携帯端末。

請求項18

近接無線通信を介して無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を受信する受信手段と、情報処理装置と接続できなかった場合、前記受信手段により受信された前記情報に基づいて、無線ダイレクト接続を開始できるか否か判定する判定手段と、前記判定手段により前記無線ダイレクト接続を開始できると判定された場合、前記近接無線通信を介して前記情報処理装置に前記無線ダイレクト接続の開始を指示する制御手段と、を有する携帯端末。

請求項19

情報処理装置と、携帯端末と、を含むシステムにおける情報処理方法であって、前記情報処理装置が、無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を近接無線通信が可能なタグに書き込む書き込みステップと、前記携帯端末が、前記近接無線通信を介して前記タグより前記情報を取得する取得ステップと、前記携帯端末が、前記情報処理装置と接続できなかった場合、前記取得ステップにより取得された前記情報に基づいて、前記情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面と、前記情報処理装置でダイレクト接続を開始してから操作を行えば前記情報処理装置と接続できる旨のエラー画面と、を切り替えて表示する表示制御ステップと、を含む情報処理方法。

請求項20

情報処理装置と、携帯端末と、を含むシステムにおける情報処理方法であって、前記情報処理装置が、無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を、近接無線通信を介して送信する送信ステップと、前記携帯端末が、前記近接無線通信を介して前記情報を受信する受信ステップと、前記携帯端末が、前記情報処理装置と接続できなかった場合、前記受信ステップにより受信された前記情報に基づいて、無線ダイレクト接続を開始できるか否か判定する判定ステップと、前記携帯端末が、前記判定ステップにより前記無線ダイレクト接続を開始できると判定された場合、前記近接無線通信を介して前記情報処理装置に前記無線ダイレクト接続の開始を指示する制御ステップと、を含む情報処理方法。

請求項21

情報処理装置が実行する情報処理方法であって、無線ダイレクト設定を有効にするか、無効にするかを設定する設定ステップと、前記設定ステップによる前記設定に基づいて、前記無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を近接無線通信が可能なタグに書き込む書き込みステップと、を含む情報処理方法。

請求項22

情報処理装置が実行する情報処理方法であって、無線ダイレクト設定を有効にするか、無効にするかを設定する設定ステップと、前記設定ステップによる前記設定に基づいて、前記無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を、近接無線通信を介して送信する送信ステップと、を含む情報処理方法。

請求項23

携帯端末が実行する情報処理方法であって、近接無線通信を介して情報処理装置のタグより無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を取得する取得ステップと、前記情報処理装置と接続できなかった場合、前記取得ステップにより取得された前記情報に基づいて、前記情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面と、前記情報処理装置でダイレクト接続を開始してから操作を行えば前記情報処理装置と接続できる旨のエラー画面と、を切り替えて表示する表示制御ステップと、を含む情報処理方法。

請求項24

携帯端末が実行する情報処理方法であって、近接無線通信を介して無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を受信する受信ステップと、情報処理装置と接続できなかった場合、前記受信ステップにより受信された前記情報に基づいて、無線ダイレクト接続を開始できるか否か判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記無線ダイレクト接続を開始できると判定された場合、前記近接無線通信を介して前記情報処理装置に前記無線ダイレクト接続の開始を指示する制御ステップと、を含む情報処理方法。

請求項25

コンピュータを、請求項15又は16記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム

請求項26

コンピュータを、請求項17又は18記載の携帯端末の各手段として機能させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、システム情報処理装置携帯端末情報処理方法及びプログラムに関する。

背景技術

0002

無線通信をする技術として情報処理装置自身無線基地局となって携帯端末と無線ダイレクトに接続できるものがある。ここで、無線ダイレクト接続は一時的な接続であるため、Wi−Fi接続するためのID(SSID)やPasskeyは一時的なものであり、接続毎に異なる場合が多い。そのため、携帯端末から無線ダイレクト接続するためには毎回、携帯端末でそれらの値を入力して接続する必要がある。
そのための解決手段として、携帯端末で手入力せずにID/Passkeyを格納したNFCタグを情報処理装置に装着し、携帯端末でNFCタグにタッチし認識し、ID/Passkeyを設定する方法がある(特許文献1)。

先行技術

0003

特開2013−157736号公報

発明が解決しようとする課題

0004

情報処理装置が無線ダイレクト機能を有しているが、無線ダイレクトが起動されておらず有線LAN接続で動作している場合を考える。この場合、NFCタグには、SSID/Passkeyが含まれず、情報処理装置のIPアドレスのみが格納されている。
ここで、ユーザーは情報処理装置が接続する無線アクセスポイントのSSID/Passkeyを知らず、情報処理装置が接続されている無線アクセスポイントに通信できない場合を考える。この場合、無線アクセスポイントと接続できなくても、無線ダイレクトを起動すれば接続可能であるが、単にNFCタッチをしただけでは、情報処理装置への接続エラーとなるだけで、ユーザーは無線ダイレクトを起動すればよいかを知ることができない課題がある。
本発明は、無線ダイレクトを起動すればよいことをユーザーに通知可能とする技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、情報処理装置と、携帯端末と、を含むシステムであって、前記情報処理装置は、無線ダイレクト設定が有効か否かを示す情報を近接無線通信が可能なタグに書き込む書き込み手段を有し、前記携帯端末は、前記近接無線通信を介して前記タグより前記情報を取得する取得手段と、前記情報処理装置と接続できなかった場合、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記情報処理装置と通信できなかった旨のエラー画面と、前記情報処理装置でダイレクト接続を開始してから操作を行えば前記情報処理装置と接続できる旨のエラー画面と、を切り替えて表示する表示制御手段と、を有する。

発明の効果

0006

本発明によれば、無線ダイレクトを起動すればよいことをユーザーに通知可能とする技術を提供することができる。

図面の簡単な説明

0007

通信システムのシステム構成の一例を示す図である。
携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
携帯端末のソフトウェア構成の一例を示す図である。
印刷装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
印刷装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
実施形態1の携帯端末の情報処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態1の携帯端末の画面の一例を示す図である。
印刷装置の画面の一例を示す図である。
実施形態1の印刷装置の情報処理の一例を示すフローチャートである。
印刷装置の設定画面の一例を示す図である。
実施形態1の印刷装置の情報処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態2の携帯端末の情報処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態2の携帯端末の画面の一例を示す図である。
実施形態2の印刷装置の情報処理の一例を示すフローチャートである。

実施例

0008

以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。

0009

<実施形態1>
図1を用いて、通信システムのシステム構成を説明する。通信システムは、携帯端末100、印刷装置110、印刷装置に添付されるNFCタグ111、印刷装置が接続する有線LAN接続112を含む。また、通信システムは、印刷装置が基地局として動く無線ダイレクト接続113、無線アクセスポイント130、無線アクセスポイント130からの無線通信131とで構成される。
印刷装置110は、無線アクセスポイント130との間でLANケーブル等を用いた有線LAN接続112で接続される。また、印刷装置110は、印刷装置自体が無線アクセスポイントとなって、無線ダイレクト接続113を提供する。
携帯端末100は、Wi−Fi等の無線通信を実行可能である。ユーザーは無線アクセスポイント130のSSIDやPasskeyを携帯端末100に入力する。これにより、携帯端末100は、無線アクセスポイント130や印刷装置110の無線ダイレクト接続113に接続できる。そして、携帯端末100は、無線通信で探索パケットを送信することで、ネットワーク上に存在する印刷装置110等を見つけることができる。加えて、携帯端末100は、無線アクセスポイント130や無線ダイレクト接続113を介して印刷装置110と通信することができる。携帯端末100は、無線アクセスポイント130や無線ダイレクト接続113を介して印刷装置110等の外部装置印刷ジョブを送信することができる。印刷ジョブを受信した印刷装置110は、印刷を実行する。
また、携帯端末100と印刷装置110とは、NFCやBluetooth(登録商標)等の近接無線通信を実行することができる。本実施形態の場合、印刷装置110は、NFCタグ111を備えている。そして、携帯端末100は、NFCタグ111に格納されている印刷装置110に接続するための情報(印刷装置のIPアドレス、MACアドレスモデル名、無線ダイレクト接続113のSSID、Passkey)を読みとることができる。印刷装置110に接続するための情報の詳細は表A、表Bとして別途説明する。

0010

次に図2を用いて、携帯端末100のハードウェア構成を説明する。本実施形態の携帯端末100はスマートフォンタブレットPC等の装置を想定しているが、無線通信と二次元バーコード読み取りとを実行可能な情報処理装置であれば他の装置であってもよい。
CPU201は、ROM202が記憶しているプログラムを読み出して、携帯端末100の動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM202は、プログラムを記憶している。RAM203は、CPU201の主メモリワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。フラッシュメモリー204は、写真電子文書等の様々なデータを記憶する。また、後述するOS(Operating System)302のプログラムや印刷装置用アプリケーション301のプログラムもフラッシュメモリー204に記憶されている。
本明細書では、1つのCPU201がROM202に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより携帯端末100のソフトウェア構成及び後述する図6図12のフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であってもよい。例えば、複数のCPUが協働してROM202に記憶されているプログラムに基づき処理を実行し、携帯端末100のソフトウェア構成及び後述する図6図12のフローチャートに示す各処理を実行するようにしてもよい。

0011

操作パネル205は、ユーザーのタッチ操作を検出可能なタッチパネル機能を備える。そして、OS302やアプリケーションが提供する各種画面を表示する。ユーザーは操作パネル205にタッチ操作を入力することで、携帯端末100に所望の操作指示をCPU201に入力することができる。なお、携帯端末100はハードウェアキーを備えていて、ユーザーはこのハードウェアキーを用いて携帯端末100に操作指示を入力することもできる。
スピーカ206とマイク207とは、ユーザーが他の携帯端末や固定電話電話をする際に使用される。
近接無線通信部208は、NFCの近接無線通信を実行する。本実施形態の場合、印刷装置110がNFCタグを備えている。ユーザーが携帯端末100を印刷装置110のNFCタグ111に近付けることで、近接無線通信部208と印刷装置110のNFCタグ111との間で近接無線通信が確立される。加えて、近接無線通信部208がNFCタグの情報を取得できる。
無線通信部209は、Wi−Fi等の無線通信を実行する。携帯端末100は、無線通信部209から探索パケットを送信することで、無線アクセスポイント130経由で通信できる印刷装置110を探索・発見することができる。また、携帯端末100の場合、ハンドオーバーを用いることで、ユーザーにしてみれば簡単な操作で無線通信部209による無線通信を実現することができる。より具体的には、印刷装置110のNFCタグ111から近接無線通信部208が取得した接続情報(無線ダイレクト接続113のSSIDやPasskey)を用いることで、無線通信部209は無線ダイレクト接続113に接続することができる。

0012

次に図3を用いて、携帯端末100のソフトウェア構成を説明する。
OS302は、携帯端末100全体の動作を制御するためのソフトウェアである。携帯端末100には、後述する印刷装置用アプリケーション301を含め、様々なアプリケーションをインストールすることができる。OS302は、これらのアプリケーションとの間で情報をやり取りし、アプリケーションから受けた指示に従って、操作パネル205に表示する画面を変更する。加えて、OS302は、近接無線通信部208、無線通信部209による無線通信を実行する。
印刷装置用アプリケーション301は、携帯端末100にインストールされたアプリケーションである。印刷装置用アプリケーション301は、近接無線通信部208を用いて印刷装置を検索したりNFCタグ111に書き込まれた印刷装置110と通信するための情報を用いて、印刷装置110に接続して印刷処理したりするアプリケーションである。
携帯端末100には、印刷装置用アプリケーション301の他に様々なアプリケーションがインストールされているが、説明を省略する。

0013

次に図4を用いて、印刷装置110のハードウェア構成を説明する。
図4において、印刷装置110のコントローラユニット401は、文書等の画像を読み取って画像データを入力する画像入力デバイスとしてのスキャナ451や画像出力デバイスであるプリンタ452と接続する。また、コントローラユニット401は、図1で示した携帯端末100と無線アクセスポイント130や無線ダイレクト接続113を経由して通信を行う。コントローラユニット401は、それらの機器と接続することで、画像情報デバイス情報入出力を行うためのコントローラである。
CPU411は、図1の印刷装置110内のシステム全体を制御する。RAM412は、CPU411が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ、画像データを一時記憶するための画像メモリである。ROM415は、ブートROMであり、印刷装置110のシステムのブートプログラムが格納されている。
メモリ416は、印刷装置110のハードディスクドライブである。メモリ416には、図5に示すシステムソフトウェアアプリケーションソフトウェアのプログラム、画像データが格納される。メモリ416の画像データ用格納領域には、携帯端末100から受信した印刷ジョブが格納される。
操作部I/F413は、操作部414とのインタフェース部であり、操作部414に表示する画像データを操作部414に対して出力する。また、操作部I/F413は、操作部414から印刷装置110のユーザーが入力した情報をCPU411に伝える機能を有する。

0014

近接無線通信部418は、NFCタグ111であり、携帯端末100と近接無線通信を行うことができる。有線ネットワークI/F421は、有線LAN接続112に接続され、無線アクセスポイント130経由で携帯端末100と情報の入出力を行う。無線ネットワークI/F419は、無線ダイレクト接続113に対応し、無線ネットワークと通信し、携帯端末100と情報の入出力を行う。
Image BusI/F417は、データ構造を変換するバスブリッジであり、システムバス420及び画像データを高速転送する画像バス437に接続されている。画像バス437は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。画像バス437上には、ラスターイメージプロセッサRIP)432、デバイスI/F433、スキャナ画像処理部434、プリンタ画像処理部435、画像回転部436、及び画像圧縮伸張・密度変換部431の各デバイスが配置される。
RIP432は、PDLコードビットマップイメージ展開する。デバイスI/F433は、スキャナ451やプリンタ452とコントローラユニット401とを接続する。スキャナ画像処理部434は、スキャナ451より入力された画像データに対して補正、加工、及び編集を行う。プリンタ画像処理部435は、プリンタ452に出力する画像データに対して印刷補正、解像度変換等を行う。画像回転部436は、画像データの回転を行う。画像圧縮伸張・密度変換部431は、多値画像データをJPEGに変換したり、2値画像データに対してJBIG、MMR、又はMH圧縮伸長処理をしたりする。

0015

次に図5を用いて、印刷装置110のソフトウェア構成を説明する。
Scan機能部502は、スキャナ451を用いたScan機能を提供する。Scan機能部502は、紙文書を読み取り、二値又は多値画像データに変換する機能を有する。Scan機能部502は、Scan機能部502により読み取られ、画像データに変換された画像を、プリンタ452に対するコマンドを付加してプリンタ452に出力する機能を有する。
ジョブ制御機能部504は、Scan機能部502から受信した画像データをプリントジョブとしてキューイングし、順次、Print機能部503や、後述するネットワーク機能部505に対して出力する。
ネットワーク機能部505は、TCP/IP、HTTP、FTP、LDAPSNMPSMTP、SSL、SMB等の各種ネットワークプロトコル機能を有する。例えば、ネットワーク機能部505は、有線LAN接続112や無線ネットワークを経由して携帯端末100からの印刷ジョブを受信することができる。
ユーザインターフェース(UI)機能部506は、印刷装置110の操作部414のユーザーによる入出力を管理する。加えて、UI機能部506は、操作部414上に入力フィールド出力メッセージフィールド等を表示し、ユーザーからの入力フィールドに対する入力値受け取り他機能部に通知する。また、UI機能部506は、他機能部からのユーザーに対するメッセージを予めデザインされた画面に表示する機能を有する。また、UI機能部506は、NFCタグ111である、近接無線通信部418に、ネットワーク機能部505の動作モードに応じた接続情報(印刷装置110のIPアドレスや無線ダイレクト接続113のSSIDやPasskey)を格納することができる。

0016

図6は、実施形態1における、携帯端末100で印刷装置110のNFCタグ111にタッチし、印刷装置110に接続を試みる情報処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザーによって印刷操作等が行われると、CPU201は、操作パネル205に図7(A)に示す画面を表示する。ユーザーは、図7(A)の画面の指示に従い、携帯端末100を印刷装置110のNFCタグ111にタッチする。s610において、CPU201は、近接無線通信部208を用いて、印刷装置110のNFCタグ111に格納されている情報を読み取り、読み取った情報を解析する。NFCタグ111には、次に示す表A又は表Bのような情報が、印刷装置110にハンドオーバーするための情報として格納されている。
ここで、s610でCPU201が読み込むNFCタグ111のフォーマットを記載する。このフォーマットは表A、表Bの2種類あり、表Aは印刷装置110が有線LAN接続112で接続されており、無線ダイレクト接続113が開始されていない場合である。表Bは印刷装置110が無線ダイレクト接続113を開始している場合である。

0017

まず表Aの1つ目は、起動アプリケーション情報で、携帯端末をNFCタグ111にタッチした場合に起動するアプリケーション名が記載される。表1の場合では、com.example.printappという名前のNFC連携印刷アプリケーションが起動されることを示している。2つ目は、ネットワーク接続情報であるMACアドレスのレコードである。印刷装置110のMACアドレスを示している。本実施形態では、MACアドレスのみを記載しているが、IPアドレスやUUID等、印刷装置110を区別できる情報の組み合わせであってもよい。3つ目は、印刷装置名情報を格納するレコードである。本実施形態では印刷装置名としてPrinter01が格納される。四つ目は、後ほど述べるdmode部分である。ここには、1又は0のどちらかの値が入っている。

0018

次に表Bの内、1.起動アプリケーション情報と、3.ネットワーク接続情報と、4.印刷装置名情報は、表Aのそれぞれのレコードと同一である。表Aに含まれず表Bに含まれるのは、印刷装置110に接続できる無線ダイレクト接続113のSSIDとPassword情報からなる、Wi−Fi接続情報である。また、表Bにはdmodeは含まれない。これは、フォーマットが既に無線ダイレクト接続用の情報を示しているからである。表1、表2に示されるように、表A、表Bは異なるフォーマットである。

0019

s611において、CPU201は、s610で取得した印刷装置情報(接続情報)から、印刷装置110が有線LAN接続112で接続されているか、無線ダイレクト接続113であるかを判断する。より具体的には、CPU201は、接続情報に無線ダイレクト接続113のSSID/Passkeyが含まれている場合(表B)、無線ダイレクト接続113と判断し、そうでない場合、有線LAN接続と判断する。CPU201は、無線ダイレクト接続113と判断した場合、s621に移り、有線LAN接続と判断した場合、s612に移る。
s621において、CPU201は、無線通信部209の接続先をNFCタグ111に含まれるSSID/Passkeyに切り替えて、無線ダイレクト接続113を行う。そして、CPU201は、NFCタグ111を読み取った際に取得したネットワーク接続情報等に基づき携帯端末100と印刷装置110とが通信できる状態にし、印刷装置110と通信する。
一方、s612において、CPU201は、有線LAN情報で印刷装置110との接続を試みる。
s613において、CPU201は、一定時間内に印刷装置110に接続できたかを判断する。CPU201は、一定時間内に印刷装置110に接続できた場合、s631に移り、一定時間内に印刷装置110に接続できなかった場合、s614に移る。s631において、CPU201は、印刷装置110と有線LAN経由で通信を行う。一方、携帯端末100が、無線アクセスポイント130とは別の無線アクセスポイントに接続中であったり、無線通信部209が停止中であったりする場合、一定時間内に印刷装置110との接続ができず、s614に移行することになる。

0020

s614において、CPU201は、s610で取得した接続情報から、無線ダイレクト通信の動作モードを示すフラグ、dmodeを確認する。dmodeが開始できないことを示す0ならば、印刷装置110はユーザー操作等をしても無線ダイレクト接続113を開始できないため、CPU201は、s615に移る。s615において、CPU201は、図7(B)に示すように、操作パネル205にエラー画面を表示する。一方、dmodeが開始可能を示す1ならば、ユーザーが印刷装置110を操作して無線ダイレクト接続113を有効にすれば接続可能であるため、CPU201は、s641に移る。s641において、CPU201は、図7(C)に示すように、操作パネル205にメッセージを表示する。図7(C)の表示後どのようなユーザー操作をして印刷装置110と通信するかは、後述する。s615、s641の処理は、表示制御の処理の一例である。

0021

印刷装置110の操作部414に表示されるメッセージの一例を図8(A)〜図8(C)に示す。図8(A)のメッセージについては、NFCタグ111に含まれる情報として、dmodeが1である場合と、0である場合と、で二つのパターンがある。図8(A)の画面は、有線LAN接続モードにおけるメッセージ画面の一例である。図8(B)の画面は、無線ダイレクト未開始の場合のメッセージ画面の一例である。図8(C)の画面は、無線ダイレクト開始の場合のメッセージ画面の一例である。
また、以下に示すように、NFCタグ111に書き込まれる情報としては3つのパターンがある。そして、以下に示す図9、11のフローチャートでは、NFCタグ111に書き込む処理としては、s711、同じ情報を書くs721及びs811、s821の4か所の3パターンに分かれている。各ステップの処理については、以下で詳細に述べる。

0022

図9は、実施形態1における、印刷装置110の起動時にNFCタグ111に情報を書き込む情報処理の一例を示すフローチャートである。
s701において、CPU411は、無線ダイレクト設定が有効であるか否かを無線ダイレクト設定のFlagに基づき判定する。この無線ダイレクト設定のFlagは、印刷装置110のコントローラユニット401のメモリ416に保持されており、有効又は無効の情報を保持している。CPU411は、印刷装置110の操作部414の図10の設定画面1100を介したユーザーの設定操作に基づいて、無線ダイレクト設定のFlagの有効、無効の情報を設定、変更することができる。CPU411は、無線ダイレクト設定が有効の場合、s721へ移り、無効の場合、s711に移る。
s711において、CPU411は、印刷装置110には有線LAN接続112経由での接続であり、無線ダイレクト接続113は無効で利用できないことを示す情報をNFCタグ111に書き込む。より具体的には、CPU411は、表Aのフォーマットで、dmodeには0の情報を書き込む。この処理により、dmode=0となり、無線ダイレクト設定が無効であることを携帯端末100がNFCタグ111にタッチして取得可能となる。そして、CPU411は、図9に示すフローチャートの処理を終了する。
一方、s721において、CPU411は、印刷装置110には有線LAN接続112経由での接続であるが、無線ダイレクト接続113は開始操作を行えば利用できることを示す情報をNFCタグ111に書き込む。より具体的には、CPU411は、表Aのフォーマットで、dmodeには1の情報を書き込む。この処理により、dmode=1となり、無線ダイレクト設定が有効であることを携帯端末100がNFCタグ111にタッチして取得可能となる。そして、ユーザーが印刷装置110で無線ダイレクトを開始すれば、通信できることをNFCタグ111にタッチすることで通知する。そして、CPU411は、図9に示すフローチャートの処理を終了する。

0023

図9は、実施形態1における、印刷装置110の起動時にNFCタグ111に情報を書き込む情報処理の一例を示すフローチャートである。
s701において、CPU411は、無線ダイレクト設定が有効であるか否かを無線ダイレクト設定のFlagに基づき判定する。この無線ダイレクト設定のFlagは、印刷装置110のコントローラユニット401のメモリ416に保持されており、有効又は無効の情報を保持している。CPU411は、印刷装置110の操作部414の環境設定画面(図10)を介したユーザーの設定操作に基づいて、無線ダイレクト設定のFlagの有効、無効の情報を設定、変更することができる。CPU411は、無線ダイレクト設定が有効の場合、s721へ移り、無効の場合、s711に移る。

0024

s711において、CPU411は、印刷装置110には有線LAN接続112経由での接続であり、無線ダイレクト接続113は無効で利用できないことを示す情報をNFCタグ111に書き込む。より具体的には、CPU411は、表Aのフォーマットで、dmodeには0の情報を書き込む。この処理により、dmode=0となり、無線ダイレクト設定が無効であることを携帯端末100がNFCタグ111にタッチして取得可能となる。そして、CPU411は、図9に示すフローチャートの処理を終了する。
一方、s721において、CPU411は、印刷装置110には有線LAN接続112経由での接続であるが、無線ダイレクト接続113は開始操作を行えば利用できることを示す情報をNFCタグ111に書き込む。より具体的には、CPU411は、表Aのフォーマットで、dmodeには1の情報を書き込む。この処理により、dmode=1となり、無線ダイレクト設定が有効であることを携帯端末100がNFCタグ111にタッチして取得可能となる。そして、ユーザーが印刷装置110で無線ダイレクトを開始すれば、通信できることをNFCタグ111にタッチすることで通知する。そして、CPU411は、図9に示すフローチャートの処理を終了する。

0025

図11は、実施形態1における、印刷装置110がNFCタグ111に情報を書き込む情報処理の一例を示すフローチャートである。印刷装置110の操作部414に表示されている図8(B)、(C)に示されている画面のStartボタン1006とStopボタン1008とを用いてユーザーによって無線ダイレクト接続モードが切り替えられた場合に、状態に応じて情報が書き込まれる。
s801において、CPU411は、無線ダイレクト接続113が起動されているか否かを無線ダイレクト接続113の起動のFlagに基づき判定する。この無線ダイレクト接続113の起動のFlagは、印刷装置110のコントローラユニット401のメモリ416に保持されており、起動又は停止の情報を保持している。CPU411は、無線ダイレクト接続113が起動されている場合、s821へ移り、停止の場合、s811に移る。

0026

s811において、CPU411は、印刷装置110には有線LAN接続112経由での接続であり、無線ダイレクト接続113は開始操作を行えば利用できることを示す情報をNFCタグ111に書き込む。より具体的には、CPU411は、表Aのフォーマットで、dmodeには1の情報を書き込む。ここで、dmode=1とすることで無線ダイレクト設定が有効であることを携帯端末100に、NFCタグ111がタッチされたときに通知することができる。そして、ユーザーが印刷装置110で無線ダイレクトを開始すれば、通信できることを通知することができる。そして、CPU411は、図11に示すフローチャートの処理を終了する。
一方、s821において、CPU411は、無線ダイレクト起動済みで、無線ダイレクト接続用の情報をNFCタグ111に書き込む。より具体的には、CPU411は、表Bのフォーマットで、印刷装置110が無線ダイレクトアクセスポイントとして動いているSSID、Passkeyの情報を書き込む。そして、CPU411は、図11に示すフローチャートの処理を終了する。

0027

以上の処理により、印刷装置110の無線ダイレクト設定が有効の場合には、CPU411は、s721又はs811により表1のようなdmode=1の情報をNFCタグ111に書き込む。そして、ユーザーが携帯端末100でNFCタグ111にタッチする。すると、携帯端末100には、無線ダイレクト接続113に接続するための情報(SSID/Passkey)が無いため接続に失敗する。その結果、s641により、CPU201は、図7(C)のような無線ダイレクト接続113の開始を指示する文言を携帯端末100に表示する。これにより、ユーザーは、印刷装置110の操作部414に表示されている、図8の画面において無線ダイレクト接続モードボタン1002を選択する。そして、ユーザーが無線ダイレクト接続113を開始するStartボタン1006を選択すると、印刷装置110は、無線ダイレクト接続機能を開始し、NFCタグ111に表2の内容を書き込む(s821)。そこで、ユーザーが再度、携帯端末100でNFCタグ111にタッチすることで、無線ダイレクト接続113に接続するための情報(SSID/Passkey)を取得し、無事、印刷装置110に無線ダイレクト接続113で接続することができる。

0028

<実施形態2>
実施形態1の変形例として実施形態2を説明する。実施形態1では、近接無線通信の一例としてNFCを例に説明を行ったが、実施形態2では、近接無線通信の一例として双方向通信が可能なBLE(Bluetooth Low Energy)を例に説明を行う。無線ダイレクト設定が有効な(図10のボタン1101が選択されている)場合、実施形態1では、ユーザー操作によって無線ダイレクト接続113を開始していたが、本実施形態2では、双方向通信機能によってBLEから無線ダイレクト通信を開始することを示す。なお、実施形態1と共通となる図3、5については説明を省略する。
印刷装置110には、実施形態1では、NFCタグ111が内蔵されていたが、実施形態2では、NFCタグ111の代わりにBLEモジュールが内蔵されており、BLEモジュールにより近接無線通信が確立される。
同様に、近接無線通信部208は、実施形態1では、NFCによる近接無線通信であったが、実施形態2では、BLEによる近接無線通信である。携帯端末100と印刷装置110との間で近接無線通信が確立され、情報のやりとりを行うことができる。
また、近接無線通信部418は、実施形態1では、NFCタグ111であったが、実施形態では、BLEによる近接無線通信である。

0029

図12は、実施形態2における、携帯端末100で印刷装置110と近接無線通信を行うことで印刷装置110に接続を試みる情報処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザーによって印刷操作等が行われると、s1201において、CPU201は、近接無線通信を用いて近くにある印刷装置を検索し、発見した印刷装置のリストを表示する(図13(A))。
s1202において、CPU201は、操作パネル205に表示した図13(A)の画面におけるユーザーが使いたい印刷装置110を示す無線ダイレクト接続開始ボタン1411が選択されるのを待つ。CPU201は、ユーザーが無線ダイレクト接続開始ボタン1411を選択した場合、s1210に移り、選択しない場合、選択を待つ。
s1210において、CPU201は、近接無線通信部208を用いて、s602で選択された印刷装置110に対して近接無線通信を行い、印刷装置110の無線ダイレクト接続113の状態を問い合わせ、印刷装置110のデバイス情報(接続情報)を取得する。
s1211において、CPU201は、s610で取得した、無線ダイレクト接続113の状態を示す接続情報から、接続情報は、有線LAN接続112を示しているか、無線ダイレクト接続113を示しているかを判断する。CPU201は、無線ダイレクト接続113と判断した場合、s1221に移り、有線LAN接続と判断した場合、s1212に移る。

0030

s1221の処理は印刷装置110の無線ダイレクト接続113が起動済みの場合の処理である。s1221において、CPU201は、近接無線通信を用いて、印刷装置110から、SSID/Passkeyを取得する。そして、CPU201は、無線通信部209の接続先を取得したSSID/Passkeyに切り替えて、印刷装置110と無線ダイレクト接続113を行う。そして、CPU201は、近接無線通信を用いて、印刷装置110の無線ネットワークのIPアドレスの問い合わせを行う。そしてCPU201は、問い合わせ、取得したIPアドレスに接続を試み、携帯端末100と印刷装置110とが通信できる状態にし、印刷装置110と通信する。
一方、s1212において、CPU201は、有線LAN情報で印刷装置110との接続を試みる。より具体的には、CPU201は、近接無線通信を用いて、印刷装置110の有線ネットワークのIPアドレスの問い合わせを行う。そしてCPU201は、問い合わせた結果、取得したIPアドレスに基づき印刷装置110と接続を試みる。
s1213において、CPU201は、一定時間内に印刷装置110に接続できたかを判断する。CPU201は、一定時間内に印刷装置110に接続できた場合、s1231に移り、一定時間内に印刷装置110に接続できなかった場合、s1214に移る。携帯端末100が既に無線アクセスポイント130に接続済みの場合、s1212で取得した印刷装置110のIPアドレスに接続可能となる。この場合、CPU201は、s1231に移る。s1231において、CPU201は、印刷装置110と有線LAN経由で通信を行う。一方、携帯端末100が、無線アクセスポイント130とは別の無線アクセスポイントに接続中であったり、無線通信部209が停止中であったりする場合、印刷装置110との接続ができない。この場合、CPU201は、s1214に移行する。

0031

s1214において、CPU201は、s1210で取得した接続情報から、無線ダイレクト通信の動作モードを示すdmodeを確認する。dmodeが開始できないことを示す0ならば、CPU201は、s1215に移る。s1215において、CPU201は、印刷装置110はユーザー操作等をしても無線ダイレクト接続113を開始できないため、エラー表示図13(B))を行う。
一方、フラグdmodeが開始可能を示す1ならば、CPU201は、s1241に移る。s1241において、CPU201は、近接無線通信を経由して、印刷装置110の無線ダイレクト接続113を有効にする。より具体的には、CPU201は、近接無線通信部208を用いて、近接無線通信を介して、印刷装置110の無線ダイレクト接続機能の開始を指示する。そして、s1221に移り、CPU201は、無線ダイレクト通信で印刷装置110と通信する。

0032

図14は、実施形態2における、印刷装置110の携帯端末100からの近接無線通信のリクエストに対する情報処理の一例を示すフローチャートである。
s1301において、CPU411は、近接無線通信の携帯端末100からの処理リクエストを受け取る。
s1302において、CPU411は、s1301で受け取ったリクエストの種類によって、以下のs1311〜s1371の処理に分岐する。
無線ダイレクト接続113の開始リクエストの場合、s1311において、CPU411は、無線ダイレクト接続機能を開始する。そしてCPU411は、図14に示すフローチャートの処理を終了する。
無線ダイレクト接続113の停止リクエストの場合、s1321において、CPU411は、無線ダイレクト接続機能を停止する。そしてCPU411は、図14に示すフローチャートの処理を終了する。
無線ダイレクト接続状態問い合わせの場合、s1331において、CPU411は、現在の無線ダイレクト接続機能の状態に対して近接無線通信を用いてリクエスト送信元の携帯端末100に返す。返す内容としては、停止中、起動済みの情報と、停止中の場合の実施形態1のdmodeに該当する無線ダイレクト設定有効であるかのFlag情報(1又は0)と、を返す。そしてCPU411は、図14に示すフローチャートの処理を終了する。

0033

SSID/Passkey問い合わせの場合、s1351において、CPU411は、現在の無線ダイレクト接続機能のSSID/Passkeyに関して近接無線通信を用いてリクエスト送信元の携帯端末100に返す。そしてCPU411は、図14に示すフローチャートの処理を終了する。
印刷装置の有線ネットワークIP問い合わせの場合、s1361において、CPU411は、現在の有線ネットワークI/F421のIPアドレスを、近接無線通信を用いてリクエスト送信元の携帯端末100に返す。そしてCPU411は、図14に示すフローチャートの処理を終了する。
印刷装置の無線ダイレクト接続IP問い合わせの場合、s1371において、CPU411は、現在の無線ダイレクト接続113のIPアドレスを、近接無線通信を用いてリクエスト送信元の携帯端末100に返す。そしてCPU411は、図14に示すフローチャートの処理を終了する。

0034

以上によって、印刷装置110の有線LAN接続できず、また無線ダイレクト接続113が停止中でも、近接無線通信を用いることで、無線ダイレクト通信に自動的に接続することができる。

0035

<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

0036

以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。

0037

以上、上述した各実施形態の処理によれば、近接無線通信情報の中に無線ダイレクトが起動可能状態であるかの情報を格納し、起動可能だが接続に失敗した場合には、その旨をユーザーに通知する。そのことで、ユーザーは携帯端末の表示を見ることのみで接続する手段を知ることができる。
よって、無線ダイレクトを起動すればよいことをユーザーに通知可能とする技術を提供することができる。

0038

100携帯端末
110印刷装置
201 CPU
411 CPU

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