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技術 宿泊施設の部屋使用管理システム

出願人 株式会社スーパーホテル株式会社アルメックス
発明者 山本梁介田畑和弘
出願日 2016年7月29日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2016-150795
公開日 2018年2月1日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2018-018469
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 部屋データ 無断侵入 入力開始ボタン 使用管理システム ドア施錠装置 風除室 チェックイン機 個別管理
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月1日)のものです。
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図面 (8)

課題

客が単独で部屋の使用の申込みを行うことができ、事務処理の大部分を自動化できる宿泊施設の部屋使用管理システムを提供する。

解決手段

部屋使用管理システム1は、客が部屋申込み手段(チェックイン機7)を操作することにより、第一のIDテーブルから選択された指定部屋の個別IDがID出力装置から出力され、個別IDが指定部屋のID入力装置8に入力されることにより、ID入力装置に入力された個別IDが第二のIDテーブルに存在することで、個別IDは適正であること及びID入力装置への個別IDの入力時刻が、第二のIDテーブルによって対応づけられた使用時間帯内であることを判定し、指定部屋のドア施錠装置解除され、部屋申込み手段及び部屋個別管理手段は、互いにネットワークを介して個別IDの授受を行わない。

概要

背景

ホテルウィークリーマンション等の部屋を使用する場合、客は、まず部屋の使用を申し込むことになるが、従来のフロント事務所係員による有人での処理を、IDを発行することによって無人でもできるシステムが利用されていた。

概要

客が単独で部屋の使用の申込みを行うことができ、事務処理の大部分を自動化できる宿泊施設の部屋使用管理システムを提供する。部屋使用管理システム1は、客が部屋申込み手段(チェックイン機7)を操作することにより、第一のIDテーブルから選択された指定部屋の個別IDがID出力装置から出力され、個別IDが指定部屋のID入力装置8に入力されることにより、ID入力装置に入力された個別IDが第二のIDテーブルに存在することで、個別IDは適正であること及びID入力装置への個別IDの入力時刻が、第二のIDテーブルによって対応づけられた使用時間帯内であることを判定し、指定部屋のドア施錠装置解除され、部屋申込み手段及び部屋個別管理手段は、互いにネットワークを介して個別IDの授受を行わない。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

部屋の使用条件入力装置、及び部屋のドア施錠装置解除するための個別IDを出力するID出力装置を備えてなる宿泊施設内の適宜箇所に設けられた部屋申込み手段と、ID入力装置、ドア施錠装置、及び前記個別IDを判別するID処理装置を備えてなる各部屋に設置された部屋個別管理手段と、出入口用ID入力装置、出入口用施錠装置、及び出入口用ID処理装置を備え、前記部屋申込み手段とネットワークで接続されて宿泊施設の出入り口に設けられた出入り口管理手段と、前記個別IDを含む第一のIDテーブルを作成する第一のID出力プログラム及び前記個別IDを含む第二のIDテーブルを作成する第二のID出力プログラムと、を備え、前記第一のIDテーブルから選択された指定部屋の前記個別IDは、客が前記部屋申込み手段を操作することにより、前記ID出力装置から出力され、前記個別IDが前記指定部屋の前記ID入力装置に入力されることにより、前記ID処理装置が、前記ID入力装置に入力された前記個別IDが前記第二のIDテーブルに存在することにより前記個別IDは適正であること、及び、前記ID入力装置に前記個別IDが入力された時刻は、前記ID入力装置に前記個別IDが初めて入力された時刻から、前記第二のIDテーブルによって対応づけられた使用時間帯内であることを判定すると、前記指定部屋の前記ドア施錠装置が解除され、出入口用ID処理装置は、前記部屋申込み手段に入力された客の個人情報を参照できるように構成されてなり、前記個人情報が前記出入口用ID入力装置に入力されることにより、前記出入口用ID処理装置が、前記個人情報と前記個別IDとの関連付けが認められると判定すると、前記出入口用施錠装置が解除され、前記部屋申込み手段及び前記部屋個別管理手段は、互いにネットワークを介して前記個別IDの授受を行わないことを特徴とする宿泊施設の部屋使用管理システム

請求項2

前記部屋申込み手段に使用料金徴収装置を設け、使用料金が投入されたことを条件として、前記個別IDを前記ID出力装置が出力するようにした請求項1に記載の宿泊施設の部屋使用管理システム。

請求項3

各部屋の使用管理のためのデータを含む管理ファイルを有する管理コンピュータに部屋申込み手段をデータ通信可能に接続し、前記部屋申込み手段から送信されたデータに基づいて前記管理ファイルを更新可能にした請求項1又は2に記載の宿泊施設の部屋使用管理システム。

請求項4

前記管理コンピュータに複数の前記部屋申込み手段をデータ通信可能に接続した請求項3に記載の宿泊施設の部屋使用管理システム。

技術分野

0001

この発明は、ホテルウィークリーマンション等の宿泊施設の部屋の使用管理を行うためのシステムに関するものである。

背景技術

0002

ホテルやウィークリーマンション等の部屋を使用する場合、客は、まず部屋の使用を申し込むことになるが、従来のフロント事務所係員による有人での処理を、IDを発行することによって無人でもできるシステムが利用されていた。

先行技術

0003

特許第3000437号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、特許文献1に記載される管理システムでは、IDを発行するチェックイン機、及び各部屋のドア施錠しているドア施錠装置等の装置類を互いに情報の授受ができるようにネットワーク構築し、回線によって接続する必要があった。このため、管理システムの構築時に回線の引き回し作業や相互の接続設定作業が必要となるため、コストの低減は困難であった。

0005

しかし、各装置を回線から切り離して情報の授受ができない構成とすれば、IDを用いた管理業務合理化及び利用客への安全確保に支障を生じることになるという問題があった。

課題を解決するための手段

0006

前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。

0007

この発明に係る宿泊施設の部屋使用管理システムは、部屋の使用条件入力装置、及び部屋のドア施錠装置を解除するための個別IDを出力するID出力装置を備えてなる宿泊施設内の適宜箇所に設けられた部屋申込み手段と、ID入力装置、ドア施錠装置、及び前記個別IDを判別するID処理装置を備えてなる各部屋に設置された部屋個別管理手段と、出入口用ID入力装置、出入口用施錠装置、及び出入口用ID処理装置を備え、前記部屋申込み手段とネットワークで接続されて宿泊施設の出入り口に設けられた出入り口管理手段と、前記個別IDを含む第一のIDテーブルを作成する第一のID出力プログラム及び前記個別IDを含む第二のIDテーブルを作成する第二のID出力プログラムと、を備え、前記第一のIDテーブルから選択された指定部屋の前記個別IDは、客が前記部屋申込み手段を操作することにより、前記ID出力装置から出力され、前記個別IDが前記指定部屋の前記ID入力装置に入力されることにより、前記ID処理装置が、前記ID入力装置に入力された前記個別IDが前記第二のIDテーブルに存在することにより前記個別IDは適正であること、及び、前記ID入力装置に前記個別IDが入力された時刻は、前記ID入力装置に前記個別IDが初めて入力された時刻から、前記第二のIDテーブルによって対応づけられた使用時間帯内であることを判定すると、前記指定部屋の前記ドア施錠装置が解除され、出入口用ID処理装置は、前記部屋申込み手段に入力された客の個人情報を参照できるように構成されてなり、前記個人情報が前記出入口用ID入力装置に入力されることにより、前記出入口用ID処理装置が、前記個人情報と前記個別IDとの関連付けが認められると判定すると、前記出入口用施錠装置が解除され、前記部屋申込み手段及び前記部屋個別管理手段は、互いにネットワークを介して前記個別IDの授受を行わないことを特徴とする。

0008

なお、前記ID入力装置に前記個別IDが入力された時刻はID処理装置が当該時刻を認識した時刻と同じとすることができる。

0009

前記部屋申込み手段に使用料金徴収装置を設け、使用料金が投入されたことを条件として、前記個別IDを前記ID出力装置が出力するようにしてもよい。

0010

各部屋の使用管理のためのデータを含む管理ファイルを有する管理コンピュータに部屋申込み手段をデータ通信可能に接続し、前記部屋申込み手段から送信されたデータに基づいて前記管理ファイルを更新可能にしてもよい。

0011

前記管理コンピュータに複数の前記部屋申込み手段をデータ通信可能に接続してもよい。

0012

上述の手段を採用した結果、この発明は次のような作用を有する。この発明に係る宿泊施設の部屋使用管理システムは、客が単独で、部屋申込み手段により部屋の使用の申込みを行い、自分が入室する部屋の個別IDを入手し、施錠を解除して当該部屋を使用することができる。しかも、申込みの受付や部屋の使用管理に関する事務処理の大部分を自動化できる。

0013

さらに、設定された使用時間帯以外の時間に部屋が勝手に使用されることを防止できる。さらに、部屋の使用者のみが宿泊施設に入れるようにすることができる。

0014

各部屋の使用管理のためのデータを含む管理ファイルを有する管理コンピュータに部屋申込み手段をデータ通信可能に接続し、部屋申込み手段から送信されたデータに基づいて前記管理ファイルを更新可能にすれば、管理コンピュータにより部屋の申込み・使用状況の管理を行うことができる。

0015

管理コンピュータに複数の部屋申込み手段をデータ通信可能に接続すれば、複数箇所で部屋の使用の申込みを行うことができ、しかも管理コンピュータにより、これら複数の部屋申込み手段による使用の申込みを一元的に管理することができる。

0016

個人情報は、客の氏名、住所電話番号、到着日・出発日生年月日、もしくは勤務先等、客を特定できる情報であればよい。

発明の効果

0017

この発明に係る宿泊施設の部屋使用管理システムは、上述のような構成を有しており、係員によらず、部屋の申込み手段により、客が単独で部屋の使用の申込みを行うことができ、また、事務処理の大部分を自動化できるので、スムーズに部屋の使用管理を行うことができる。

0018

また、本発明によれば、部屋申込み手段と部屋個別管理手段とを、ネットワークを介した個別ID授受ができないように回線から切り離しても顧客管理の合理化を図ることができると共に、ネットワーク回線の引き回し及び回線の接続設定のためのコストを軽減することができる

図面の簡単な説明

0019

この発明に係る宿泊施設の部屋使用管理システム1の一例の全体構成図である。
部屋申込み手段であるチェックイン機7の正面図である。
第一のIDテーブルTb1及び第二のIDテーブルTb2の概略を示す図である。
ID入力装置8の正面図である。
管理コンピュータ11の動作を説明するためのフローチャートである。
チェックイン機7の動作を説明するためのフローチャートである。
部屋個別管理手段10の動作を説明するためのフローチャートである。

実施例

0020

以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。

0021

図1は、この発明に係る部屋使用管理システム1をホテルに使用する場合の実施形態の一例を示すシステム全体の構成図である。

0022

この発明に係る宿泊施設の部屋使用管理システム1は、部屋の使用条件入力装置2、及び使用条件入力装置2を備えてなる部屋申込み手段であるチェックイン機7を有する。チェックイン機7は、使用条件入力装置2によって使用条件が入力された後、指定部屋3のドア施錠装置4を解除するための個別ID5を出力するID出力装置6を備える。また、チェックイン機7は図2に示すような構成からなる装置であり、宿泊施設内の適宜箇所に設けられ、本実施形態では、フロントの傍と風除室の2か所に設置されているが、設置箇所台数はこの構成に限定されず適宜である。

0023

客がチェックイン機7に設けられた使用条件入力装置2を操作することによりID出力装置6から指定部屋3の個別ID5が出力される。

0024

部屋使用管理システム1において、各部屋には、ID入力装置8(8a,8b,...)、ドア施錠装置4(4a,4b,...)、及びID処理装置9(9a,9b,...)を備えてなる部屋個別管理手段10が設置されている。ID処理装置9は、それぞれ演算装置C2(C2a,C2b,...)、及びID処理用記憶装置M2(M2a,M2b,...)を備えてなる。

0025

ID出力装置6は第一のID出力プログラムP1が利用可能に構成されてなり、また、ID処理装置9は第二のID出力プログラムP2を利用可能に構成されてなる。チェックイン機7及び部屋個別管理手段10は、互いにネットワークを介しておらず、ネットワークを介して個別ID5の授受を行わないが、第一のID出力プログラムP1が作成する第一のIDテーブルTb1、及び第二のID出力プログラムP2が作成する第二のIDテーブルTb2によって共通の個別ID5を有する。

0026

管理コンピュータ11は、ID出力用記憶装置M1に管理ファイルを記憶しており、チェックイン機7の上位機としてネットワークを介して接続され、データ通信が可能となっている。また、管理コンピュータ11には、演算装置C1を介して前記ID出力用記憶装置M1に記憶された情報を処理可能な第一のID出力プログラムが記録されており、第一のID出力プログラムは、チェックイン機7からの情報送信を受けて所定の情報をチェックイン機7へ返す機能を有する。

0027

管理ファイルは、各部屋の部屋番号、使用料金、ID、客の氏名、住所、電話番号、到着日・出発日、生年月日、勤務先等、各部屋の使用管理を行うためのデータから構成されており、各チェックイン機7から送信された情報、及び管理コンピュータ11に付属するキーボード外部記憶装置から入力されたデータに基づいて作成、更新される。管理ファイルに含まれるデータは、管理コンピュータ11により一元的に管理可能である。

0028

一方、ID処理装置9には、演算装置C2を介して前記ID出力用記憶装置M2に記憶された情報を処理可能な第二のID出力プログラムP2が記録されている。なお、第一のID出力プログラムP1はID出力用記憶装置M1に、第二のID出力プログラムP2はID出力用記憶装置M2に記憶されていることが好ましい。また、ID出力用記憶装置M1及びID処理用記憶装置M2はそれぞれ複数の記憶装置の集合体からなるものであってもよい。

0029

第一のID出力プログラムP1は、所定のテーブル作成時刻になると、ID出力用記憶装置M1に個別ID5を含む第一のIDテーブルTb1を作成する。一方、前記テーブル作成時刻になると、第二のID出力プログラムP2も、ID処理用記憶装置M2に第一のIDテーブルTb1に生成された個別ID5と同一の個別ID5を含む前記第一のIDテーブルTb1とIDテーブルTb2を作成する。第一のIDテーブルTb1と第二のIDテーブルTb2に生成された個別ID5は、図3(a)、(b)に示すように、テーブル作成時刻と次回テーブル作成時刻との間に同一の部屋について個別ID5が発行された回数、及びチェックイン機7において指定された宿泊日数に対応する対応表形式で部屋ごとに作成されたものである。なお、個別ID5は数ケタ数字、もしくは、数字以外の文字記号との組み合わせからなる文字列でもよい。なお、第一のID出力プログラムP1は、第一のIDテーブルTb1を作成する際に、ID出力用記憶装置M1に記録されている管理ファイルの情報を参照してその時点で使用可能な部屋についてのみ第一のIDテーブルを作成することとしてもよい。これにより、第一のIDテーブルに含まれる部屋は確実に使用可能であることにより、使用できない部屋の個別ID5を発行するといった誤りを回避することができるからである。

0030

その他、管理コンピュータ11は、事務所に設置されたプリンター111や通信装置112に接続されることで、プリンター111に各部屋の使用状況を打ち出すことができる。また、通信装置112を介して外部からメインテナンスできるものであっても好ましい。

0031

また、管理コンピュータ11は、チェックイン機7によらない通常の予約の管理や、フロントでの会計その他の業務の管理、顧客管理を行うようにすることもできる。

0032

表示装置12は、液晶ディスプレイ等適宜の表示装置で構成されてなり、前記部屋データに基づく情報やその他ガイダンスの表示を行い、客が部屋を指定し、使用料金を投入するように促す。例えば、指定ガイダンス、使用料金の投入ガイダンス等を表示するとよい。部屋の位置や、構成(シングルツイン間取り等)を表示させるようにしてもよい。さらに、前記表示と共に、音声で説明がなされるようにしてもよい。

0033

また、表示装置12に示された選択肢から客が指定部屋3a,3b,...の位置や構成を選択して使用条件入力装置2に入力し、これに応じて管理コンピュータ11が適当な指定部屋3aを決定し、その部屋番号を表示するようにしてもよい。

0034

客は、表示装置12に表示された部屋の使用料金を使用料金の徴収装置13の紙幣投入口13a又は硬貨投入口13bに投入する。投入された金額が使用料金より大きい場合には返却口14aからつり銭が出るようになっている。

0035

客が使用条件入力装置2への情報入力及び表示装置12に表示された使用料金を徴収装置13へ投入することによりチェックイン機7への操作が完了すると、第一のID出力プログラムP1が、宿泊日数と個別ID5を出力しようとする指定部屋3のIDの出力回数の情報から、第一のIDテーブルTb1から個別ID5が選択される。第一のID出力プログラムP1によって選択された個別ID5は、ID出力装置6から出力される。

0036

本実施の形態では、表示装置12は、ID出力装置6としての機能を兼ね備えており、部屋の指定及び使用料金の投入がされたことを条件として指定された指定部屋3の個別ID5を出力するようにしている。

0037

また、チェックイン機7には領収書発行装置14bが設けられている。なお、領収書に個別ID5を記載することによりこの発行装置14bにID出力装置6としての機能を兼用させることもできる。

0038

チェックイン機7は、指定部屋3に関する使用契約データを管理コンピュータ11に送信する。使用契約データには指定部屋3の部屋番号と使用時間帯Tが含まれる。使用時間帯Tは、第一のIDテーブルTb1から選択された個別ID5から、すべての部屋について一定の規則に従って設定される。使用時間帯Tの例として、宿泊日数が一泊であれば、ID入力装置8へ個別ID5が入力された時刻から翌日の午前10時までとすることができる。

0039

チェックイン機7が複数設置されていても、管理コンピュータ11は各チェックイン機7,7’から送信された使用契約データにより管理ファイルの更新を行うため、この管理ファイルに含まれる使用可能な部屋の情報に基づいて第一のID出力プログラムP1が作成する第一のIDテーブルTb1に含まれる部屋を選択することにより、部屋の使用の申込みを一元的に管理することができる。

0040

チェックイン機7は、係員がいない場合でも、客が単独で操作することができる。フロントに設置されたチェックイン機7のように、近くに係員がいるチェックイン機7は、係員が客に代わって操作するようにしてもよい。また、係員を常に配備する必要がないので、一日24時間中、部屋の申込みの受付を行うようにすることもできる。

0041

部屋個別管理手段10は、部屋ごとに設けられたID入力装置8、部屋のドア施錠装置4、及びID処理装置9からなる。

0042

客は、例えば、指定部屋3aの前に行き、個別ID5を指定部屋3aのID入力装置8aに入力する。ID入力装置8(8a,8b,...)は、図4に示したようなもので、各部屋のドアの傍に設置され、数字キー108を有し、これらを押すことによってIDを入力できるようになっている。ID入力装置8に表示部を設け(図示せず)、間違ったIDを入力した場合にエラー表示がなされるようにしてもよい。

0043

指定部屋3のドア施錠装置4は電気錠で、通常は施錠された状態にあり、ID処理装置9からの解除信号により、施錠を解除するようにしている。

0044

ID処理装置9は、宿泊施設内に設置され、記憶装置及び演算装置を有し、各ID入力装置8と接続されている。ID処理装置9は、ID出力用記憶装置M2に前記第一のID出力プログラムP1とは別個の第二のID出力プログラムP2を有しており、演算装置を介して部屋ごとに対応してなる個別ID5を出力してID出力用記憶装置M2に記憶している。

0045

個別ID5が、指定部屋3のID入力装置8に入力されると、ID処理装置9が入力された個別ID5が適正であるか否かを判別する。ID処理装置9は、個別ID5が前記第二のIDテーブルTb2に存在することにより適正であること、及び、ID入力装置8へ個別ID5が入力された時刻から対応する宿泊日数で設定される使用時間帯T内であることを判定すると、指定部屋3のドア施錠装置4が解除され、客は指定部屋3へ入室することができる。ここで、使用時間帯TにはID入力装置8に個別ID5が入力された時刻が含まれる。

0046

ID処理装置9は、ID入力装置8や前記ドア施錠装置4と同様に、部屋ごとに設けられてもよく、また、各ID入力装置8に内蔵されていても好ましい。部屋ごとに独立したID処理装置9及びID入力装置8が設置されることにより、互いにネットワークで接続する必要がなく、システム全体の省スペース化を図ることができる。

0047

なお、各ID入力装置8に特定のIDを入力すると、ID処理装置9による判断を行わず、ドア施錠装置4の施錠が解除されるようにしてもよい。このようにすれば、ID処理装置9が何らかの理由で停止、故障している場合でも、ホテルの管理者が前記特定のIDを入力することにより部屋のドアを開けることができる。

0048

このドア施錠装置4は、従来のような鍵を必要としないので、鍵の紛失や、鍵を偽造又は盗難した者による部屋への無断侵入のような問題が生じない。しかも、ID出力装置6から出力される個別ID5が部屋の申込みの度ごとに新規に発行されるようにしているので、過去に部屋を使用した客がその個別ID5を覚えていたとしても、再びその個別ID5により当該部屋のドア施錠装置4を解除することはできない。

0049

次に、このシステムの動作を流れ図に基づいて説明する。

0050

図5は、前記管理コンピュータ11の動作を説明する流れ図である。

0051

管理コンピュータ11は、テーブル作成時刻T1に到達すると(ST101)、第一のID出力プログラムP1によって個別ID5が格納された第一のIDテーブルTb1を作成してID処理用記憶装置M1に保存する(ST102)。管理コンピュータ11がチェックイン機7から使用契約データを受信した場合(ST103)、この使用契約データに基づいてID出力プログラムP1が第一のIDテーブルTb1からチェックイン機7に個別ID5を送信する(ST104)。

0052

図6は、チェックイン機7の動作を説明する流れ図である。

0053

チェックイン機7は、客が使用条件入力装置2の入力開始ボタンを押したか否かを判断する(ST201)。入力開始ボタンが押された場合、表示装置12に宿泊日数と使用料金に関する使用ガイダンスを表示する(ST202)。客が使用条件入力装置2に宿泊日数を指定して入力を行った場合(ST203)は、使用料金の投入ガイダンスを表示装置12に表示し(ST204)、使用金額が投入されたか否かを判断する(ST205)。

0054

投入金額が使用料金より小さい場合(ST206)は使用料金の投入ガイダンスの表示の段階に戻る。投入金額が大きい場合(ST207)は返却口14aよりつりを出す(ST208)。

0055

所定の使用料金が投入されたことを確認すると、チェックイン機7は料金投入完了情報と指定された宿泊日数の情報を含む使用契約データを管理コンピュータ11に送信する(ST209)。

0056

管理コンピュータ11がチェックイン機7から使用契約データを受信すると、使用契約データに基づいてID出力プログラムP1が第一のIDテーブルTb1からチェックイン機7に指定部屋3の部屋番号と個別ID5を送信する(ST210)。

0057

次に、指定部屋3の部屋番号と個別ID5をID出力装置6(この例ではID出力装置6を表示装置12と兼用してもよい。)に出力する(ST211)。そして、客が確認キー(図示せず)を押したか否かを判断し(ST212)、押した場合には領収書を発行する(ST213)。

0058

その後、チェックイン機7は指定部屋3の部屋番号と個別ID5の表示を表示装置12から消滅させ(ST214)、当該指定部屋3について使用契約が成立したことを管理コンピュータ11に認識させるための、契約完了データを管理コンピュータ11に送信する(ST215)。

0059

図7は、部屋個別管理手段10の動作を説明する流れ図である。ID処理装置9は、テーブル作成時刻T1に(ST301)第二のID出力プログラムP2によって個別ID5が格納された第二のIDテーブルTb2を作成してID処理用記憶装置M2に保存する(ST302)。

0060

次に、客が前記ID入力装置8にIDを入力したか否かをID処理装置9が判断する(ST303)。個別ID5が指定部屋3のID入力装置8に入力されると、ID処理装置9は、前記個別ID5の入力が初めてであるかどうかを判別し(ST304)、初めてである場合、第二のIDテーブルTb2において一致する個別ID5を検索する(ST305)。個別ID5が存在することにより適正であると判断すると(ST306)、第二のIDテーブルTb2から、入力された個別ID5が何日の宿泊日数に対応するものであるかを判別する(ST307)。

0061

次に、ID入力装置8に個別ID5が初めて入力された時刻から、前記判別された宿泊日数で設定されるチェックアウトの時刻が前記個別ID5に対応づけられてID処理用記憶装置M2に保存される(ST308)。このとき、使用時間帯Tは、ID入力装置8に個別ID5が初めて入力された時刻から、チェックアウトの時刻までに設定される。続いて、ID処理装置9は、ID入力装置8に個別ID5が入力された時刻は使用時間帯T内であると判定し(ST309a)、指定部屋3のドア施錠装置4が解除され(ST310)、客は指定部屋3へ入室することができる。

0062

なお、ID処理装置9によって適正であると判断された個別ID5が、第二のIDテーブルTb2とは別個に、前記使用時間帯Tの経過まで指定部屋3の入室のために有効な個別IDとして、ID処理用記憶装置M2に保存されてもよい。これにより、客がチェックアウトするまでに次のテーブル作成時刻T1が到来して第二のIDテーブルTb2が更新されても、客は使用時間帯Tの経過まで同じ個別ID5で指定部屋3に入室することができる。

0063

個別ID5のID入力装置8への入力が2回目以降である場合(ST304)、ID処理装置9は、ID入力装置8に入力された個別ID5が適正であること(ST309b)、及び、その入力が使用時間帯T内であることを判定すると(ST309a)、指定部屋3のドア施錠装置4が解除され(ST310)、客は指定部屋3へ入室することができる。ID入力装置8への個別ID5の適正の判断は、第二のIDテーブルTb2に個別ID5が存在することを確認する、もしくは、前記第二のIDテーブルTb2とは別個に、前記使用時間帯Tの経過まで指定部屋3の入室のために有効な個別IDとして保存されたIDと同一であることを確認することのいずれによって判断してもよい。

0064

入力したIDが個別ID5と同一でない場合、もしくは個別ID5のID入力装置8への入力時刻が設定された使用時間帯T内でなかった場合は、ID入力装置8の表示部にエラー表示を行う(ST311)。ドアがいったん開き、再び閉じられるとドア施錠装置4によってドアは施錠される(ST312)。

0065

また、この実施形態に係る宿泊施設には、前記部屋個別管理手段10とは別に、宿泊施設の出入り口20(自動ドア)に出入口用ID処理装置15に接続された出入口用ID入力装置16及び出入口用施錠装置17からなる出入り口管理手段18が設けられている。出入り口管理手段18は、管理コンピュータ11とネットワークで接続されてなり、出入口用ID処理装置15は、第一のIDテーブルTb1から管理コンピュータ11を介して個別ID5と関連付けられた個人情報19を保持している。これにより、出入口用ID処理装置15は、管理コンピュータ11を介してチェックイン機7に入力された客の個人情報19を参照可能に構成されてなる。

0066

出入口用ID入力装置16に入力された客の個人情報19が、いずれかの部屋の個別ID5と関連付けが有ると出入口用ID処理装置15が判定したことを条件として、前記出入口用施錠装置17の施錠を解除され、宿泊施設の出入り口が解放される。前記出入り口を施錠する時間帯を設定することにより、この時間帯においては、出入口用ID入力装置16に自己の個人情報19を入力した客のみが宿泊施設内に入れるようにすることができる。なお、出入口用ID処理装置15は外部のオペレーターシステムに接続され、出入口用ID入力装置16に入力された個人情報19と個別ID5との関連性有りと判定を行ったオペレーターによって、オペレーターシステムを介して出入口用ID処理装置15に前記関連付けがあると判定させてもよい。個人情報19と個別ID5との関連性をオペレーターが判定可能であることで、個人情報19に軽微誤差があっても臨機応変に対応することができ、客が宿泊施設外に締め出されることを防止することができるからである。

0067

1宿泊施設の部屋使用管理システム
2 部屋の使用条件入力装置
4 部屋のドア施錠装置
6ID出力装置
7チェックイン機(部屋申込み手段)
8 部屋のID入力装置
9ID処理装置
11管理コンピュータ
12表示装置
15出入口用ID処理装置
16 出入口用ID入力装置
17 出入口用施錠装置

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  • 株式会社村田製作所の「 ハンガーラック用リーダ装置、ハンガーラック、及び衣料品の商品管理システム」が 公開されました。( 2019/12/05)

    【課題】ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができるハンガーパイプ用リーダ装置を提供する。【解決手段】本発明に係るハンガーパイプ用リーダ装置は、複数のハンガ... 詳細

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