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技術 電子機器及びハードディスク装置のホルダー

出願人 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
発明者 衛藤和孝土田真也青木圭一
出願日 2016年7月29日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2016-150625
公開日 2018年2月1日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2018-018452
状態 特許登録済
技術分野 計算機・構造 動的記録再生装置のキャビネット
主要キーワード 部品カバー ワイヤー状 エンタテインメント装置 ポリエチレンテレフタラート 外装部材 収容室 コネクタ部 テープ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

取り外し可能な部品に摘まみ部を設けることが容易な電子機器を提供する。

解決手段

電子機器1は取り出しが可能なハードディスクアッセンブリ2と、ハードディスクアッセンブリ2に設けられ且つ互いに離れている2つの取付部21a、21bとを有している。摘まみ部材29は2つの取付部21a、21bに取り付けられており、2つの取付部21a、21bの間の距離よりも長い柔軟性を有する。摘まみ部材29はハードディスクアッセンブリ2から遠ざかる方向に膨らむように湾曲している湾曲部29aを有している。摘まみ部材29は湾曲部29aの膨らみが小さくなるように弾性変形可能である。

概要

背景

ゲーム装置パーソナルコンピュータなどの電子機器には、ユーザや作業者交換可能な部品を備えるものがある。例えば、下記特許文献1の電子機器は、そのような部品の一例として、ハードディスク装置を有している。特許文献1の電子機器はハードディスク装置や回路基板などを収容するハウジングを有し、このハウジングにハードディスク装置を出し入れするための開口が形成されている。ハウジングには開口を閉じるカバーが取り付けられている。ハードディスク装置はホルダーによって保持されている。

概要

取り外し可能な部品に摘まみ部を設けることが容易な電子機器を提供する。電子機器1は取り出しが可能なハードディスクアッセンブリ2と、ハードディスクアッセンブリ2に設けられ且つ互いに離れている2つの取付部21a、21bとを有している。摘まみ部材29は2つの取付部21a、21bに取り付けられており、2つの取付部21a、21bの間の距離よりも長い柔軟性を有する。摘まみ部材29はハードディスクアッセンブリ2から遠ざかる方向に膨らむように湾曲している湾曲部29aを有している。摘まみ部材29は湾曲部29aの膨らみが小さくなるように弾性変形可能である。

目的

本開示の目的の一つは、取り外し可能な部品に摘まみ部を容易に設けることができる電子機器、及び摘まみ部を設けることが容易なハードディスク装置のホルダーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
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請求項1

本体と、前記本体に設けられている収容室と、前記収容室に収容され且つ前記収容室から取り出しが可能な部品と、前記部品に設けられ且つ互いに離れている2つの取付部と、前記2つの取付部に取り付けられている摘まみ部材と、を有し、前記摘まみ部材は前記2つの取付部の間の距離よりも長い柔軟性を有する部材であり、前記部品から遠ざかる方向に膨らむように湾曲している湾曲部を含み、前記湾曲部の膨らみが小さくなるように弾性変形可能であることを特徴とする電子機器

請求項2

前記摘まみ部材の前記湾曲部は、前記湾曲部の前記膨らみが小さくなるように弾性変形した状態で前記電子機器に収納されていることを特徴とする請求項1に記載される電子機器。

請求項3

前記収容室を閉じるための部品カバーを有し、前記摘まみ部材の前記湾曲部は前記部品カバーによって押され、前記湾曲部の前記膨らみが小さくなるように弾性変形した状態で前記部品カバーの内側に収納されていることを特徴とする請求項2に記載される電子機器。

請求項4

前記本体は前記収容室を露出させる開口が形成された外装部材を有し、前記部品カバーは前記外装部材に取り付けられて、前記開口を閉じており、前記部品カバーが前記本体の外装部材から取り外されたとき、前記摘まみ部材の前記湾曲部は前記外装部材よりも外側に膨らむことを特徴とする請求項3に記載される電子機器。

請求項5

前記部品は壁部を有し、前記2つの取付部は前記壁部の内面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載される電子機器。

請求項6

前記部品は装置と、前記装置を保持し且つ前記壁部を有しているホルダーとを有し、前記壁部は前記2つの取付部のうちの一方が設けられている第1の壁部と、前記2つの取付部のうちの一方が設けられている第2の壁部とを有し、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間で前記装置が露出していることを特徴とする請求項5に記載される電子機器。

請求項7

前記摘まみ部材の前記湾曲部は前記第1の壁部と前記第2の壁部との間で前記部品から遠ざかる方向に膨らんでいることを特徴とする請求項6に記載される電子機器。

請求項8

ハードディスク装置を取り囲む壁部と、前記壁部に設けられている、互いに離れている2つの取付部と、前記2つの取付部に取り付けられている摘まみ部材と、を有し、前記摘まみ部材は前記2つの取付部の間の距離よりも長い柔軟性を有する部材であり、前記ハードディスク装置から遠ざかる方向に膨らむように湾曲している湾曲部を含み、前記湾曲部の膨らみが小さくなるように弾性変形可能であることを特徴とするハードディスク装置のホルダー。

技術分野

0001

本発明は、本体から取り外し可能な、ハードディスク装置などの部品を備える電子機器において、部品の取り外し作業を容易化するための技術に関する。

背景技術

0002

ゲーム装置パーソナルコンピュータなどの電子機器には、ユーザや作業者交換可能な部品を備えるものがある。例えば、下記特許文献1の電子機器は、そのような部品の一例として、ハードディスク装置を有している。特許文献1の電子機器はハードディスク装置や回路基板などを収容するハウジングを有し、このハウジングにハードディスク装置を出し入れするための開口が形成されている。ハウジングには開口を閉じるカバーが取り付けられている。ハードディスク装置はホルダーによって保持されている。

先行技術

0003

特開2010−244214号公報

発明が解決しようとする課題

0004

作業者が指で摘まむための摘まみ部が取り外しが可能な部品に設けられていれば、取り外しの作業性を向上できる。ところが、電子機器には、取り外しが可能な部品の他にも、種々の部品が設けられている。そのため、他の部品との干渉を避けながら取り外し可能な部品に摘まみ部を設ける必要があり、摘まみ部の位置や形状を決めるのが難しい場合がある。

0005

本開示の目的の一つは、取り外し可能な部品に摘まみ部を容易に設けることができる電子機器、及び摘まみ部を設けることが容易なハードディスク装置のホルダーを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するための電子機器は、本体と、前記本体に設けられている収容室と、前記収容室に収容され且つ前記収容室から取り出しが可能な部品と、前記部品に設けられ且つ互いに離れている2つの取付部と、前記2つの取付部に取り付けられている摘まみ部材とを有している。前記摘まみ部材は前記2つの取付部の間の距離よりも長い柔軟性を有する部材であり、前記部品から遠ざかる方向に膨らむように湾曲している湾曲部を含み、前記湾曲部の膨らみが小さくなるように弾性変形可能である。この電子機器によれば、取り外し可能な部品に摘まみ部材を容易に設けることができる。

0007

上記課題を解決するためのハードディスク装置のホルダーは、ハードディスク装置を取り囲む壁部と、前記壁部に設けられている、互いに離れている2つの取付部と、前記2つの取付部に取り付けられている摘まみ部材とを有している。前記摘まみ部材は前記2つの取付部の間の距離よりも長い柔軟性を有する部材であり、前記ハードディスク装置から遠ざかる方向に膨らむように湾曲している湾曲部を含み、前記湾曲部の膨らみが小さくなるように弾性変形可能である。これによって、摘まみ部材を容易にホルダーに設けることができる。

図面の簡単な説明

0008

本発明の実施形態に係る電子機器の斜視図である。
電子機器の平面図である。
電子機器が有しているハードディスクアッセンブリ部品カバーとの位置関係を示す平面図である。
ハードディスクアッセンブリを構成するホルダーの斜視図である。

実施例

0009

以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態の一例である電子機器1の斜視図である。図2は電子機器1の平面図である。図3は取り外しが可能な部品と部品カバー7との位置関係を示す平面図である。電子機器1は、部品の一例として、ハードディスク装置3とホルダー20とで構成されるハードディスクアッセンブリ2を有している。図4はホルダー20の斜視図である。以下の説明においては、図1に示すX1、X2をそれぞれ右方向、左方向と称し、Y1、Y2をそれぞれ前方、後方と称し、Z1、Z2をそれぞれ上方、下方と称する。

0010

電子機器1は、例えばゲーム装置やオーディオ・ビジュアル機器として機能するエンタテインメント装置である。電子機器1は、ゲームプログラムの実行により生成した動画像データや、光ディスクなどの記録媒体から取得した映像音声データ及び/又はネットワークを通して取得した映像・音声データをテレビジョンなどの表示装置に出力する。電子機器1はゲーム装置などのエンタテインメント装置に限られず、パーソナルコンピュータでもよい。

0011

図1に示すように、電子機器1は、電子機器1の外面を構成している外装部材Aと、外装部材Aに収容されている種々の部品を有している。電子機器1の例では、外装部材Aには、回路基板4や、ハードディスクアッセンブリ2などが収容されている(図2参照)。ハードディスクアッセンブリ2はハードディスク装置3とハードディスク装置3を保持するホルダー20とを有している。ハードディスク装置3は回路基板4に実装されているマイクロプロセッサ(不図示)で実行されるプログラムや、プログラムの実行において利用されるデータが格納されている。外装部材Aは、例えば、回路基板4等の上側を覆う上カバー5と、回路基板4等の下側を覆う下カバー6とを有している。

0012

電子機器1の本体にはハードディスクアッセンブリ2を収容する収容室が設けられている。本明細書において、電子機器1の「本体」とはハードディスクアッセンブリ2以外の部分である。電子機器1の例では、本体の下部に収容室が設けられている。下カバー6には収容室を露出させる開口(収容室の入り口)が形成されている。図1に示すように、下カバー6には開口を閉じるための部品カバー7が取り付けられている。電子機器1の例では、下カバー6は上方に開いた箱状であり、底部と、底部の左右の縁から立ち上がる側壁部6aと、底部の後縁から立ち上がる後壁部6bとを有している。収容室を露出させるための開口は側壁部6a(より具体的には、左壁部)の後部に形成されている。したがって、電子機器1の例では、ハードディスクアッセンブリ2は、右方向へのスライドによって収容室に挿入され、左方向へのスライドによって収容室から取り出される。収容室の位置や、ハードディスクアッセンブリ2の挿入方向は、電子機器1の例に限られない。例えば、収容室は電子機器1の後方に開口してもよい。この場合、ハードディスクアッセンブリ2は前方へのスライドによって収容室に挿入される。

0013

図2に示すように、電子機器1の例では、部品カバー7は略L字形状を有している。すなわち、部品カバー7は下カバー6に形成されている開口を閉じる第1板部7aと、第1板部7aの後端に接続し且つ下カバー6の後壁部6bの後側に取り付けられる第2板部7bとを有している。第2板部7bは下カバー6の後壁部6bに形成されている穴に引っ掛かる係合部7d(図3参照)を有している。また、第1板部7aは下カバー6の開口の縁に引っ掛かる係合部7c(図3参照)を有している。部品カバー7の形状は、電子機器1の例に限られない。例えば、部品カバー7は第2板部7bを有していなくてもよい。

0014

図2に示すように、回路基板4は、平面視において、ハードディスクアッセンブリ2の位置を避けた形状を有している。電子機器1の例では、回路基板4は矩形の角部が切り欠かれた形状を有している。ハードディスク装置3はその端部にコネクタ部3aを有している。回路基板4には、ハードディスク装置3のコネクタ部3aに接続するコネクタ4aが実装されている。コネクタ4aは回路基板4の縁に実装されている。コネクタ4aは、ハードディスクアッセンブリ2の挿入方向(電子機器1の例では、右方向)における、収容室の奥部に位置している。したがって、ハードディスクアッセンブリ2を回路基板4に沿った方向にスライドさせて収容室に挿入することによって、ハードディスク装置3のコネクタ部3aは自動的にコネクタ4aに接続する。

0015

上述したように、ハードディスクアッセンブリ2はホルダー20を有している。図4に示すように、ホルダー20は上方に開いた箱状である。すなわち、ホルダー20は底部24と、ハードディスクアッセンブリ2の挿入方向における後側に位置する後壁部21と、挿入方向における前側に位置している前壁部22とを有している。また、ホルダー20は、挿入方向に伸びており且つ互いに向き合っている側壁部23A、23Bとを有している。ハードディスク装置3は、側壁部23Aに取り付けられているダンパー23a(図3参照)と、側壁部23Bに取り付けられているダンパー23a(図3参照)とによって挟まれている。ホルダー20は金属によって形成されている。

0016

図4に示すように、ハードディスクアッセンブリ2には摘まみ部材29が設けられている。摘まみ部材29はテープ状或いはワイヤー状の部材である。電子機器1の例では、摘まみ部材29はテープ状である。すなわち、摘まみ部材29は厚さよりも大きな幅(電子機器1の例では、上下方向での幅)を有する部材である。摘まみ部材29は円形四角形の断面を有するワイヤー状でもよい。

0017

摘まみ部材29はホルダー20に取り付けられている。具体的には、図4に示すように、ホルダー20に互いに離れて位置する2つの取付部21a、21bが設けられ、摘まみ部材29は取付部21a、21bに取り付けられている。摘まみ部材29は2つの取付部21a、21bの距離(2つの取付部21a、21bを結ぶ直線の長さ)よりも長い柔軟性を有する部材である。そのため、摘まみ部材29は湾曲した状態で取付部21a、21bに取り付けられている。ここで柔軟性とは、摘まみ部材29に力が作用したときに撓むことができる性質を意味する。

0018

図4に示すように、摘まみ部材29は2つの取付部21a、21bの間に、ハードディスクアッセンブリ2から離れる方向に膨らむように湾曲している湾曲部29aを有している。言い換えれば、摘まみ部材29の湾曲部29aはハードディスクアッセンブリ2の挿入方向とは反対方向(電子機器1の例では左方向)に膨らむように湾曲している。湾曲部29aはハードディスクアッセンブリ2の挿入方向に開口した略U字形状を有している。湾曲部29aはハードディスクアッセンブリ2から離れる方向への膨らみが小さくなるように弾性変形可能である。すなわち、湾曲部29aは挿入方向とは反対方向への膨らみが小さくなるように弾性変形可能である。そのため、電子機器1が有する他の部品・部材が湾曲部29aに当たった場合でも、湾曲部29aが弾性変形するので、ハードディスクアッセンブリ2に摘まみ部材29を設けることが容易となる。このように弾性変形可能な摘まみ部材29は、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)などのプラスチックで形成される。摘まみ部材29は薄い金属でもよい。

0019

上述したように、電子機器1は、下カバー6に取り付けられて収容室の開口を閉じる部品カバー7を有している。図3は収容室の開口を閉じている部品カバー7とハードディスクアッセンブリ2との位置関係を示している。この図に示すように、摘まみ部材29の湾曲部29aは、湾曲部29aの膨らみ(ハードディスクアッセンブリ2の挿入方向とは反対方向(左方向)への膨らみ)が小さくなるように弾性変形した状態で電子機器1に収納されている。すなわち、摘まみ部材29の湾曲部29aは部品カバー7によって押されて、湾曲部29aの膨らみが小さくなるように弾性変形した状態で部品カバー7の内側に収納されている。部品カバー7は湾曲部29aの弾性力に抗して下カバー6に取り付けられている。そのため、図2に示すように、部品カバー7を下カバー6から取り外すと、湾曲部29aはその弾性力によってハードディスクアッセンブリ2から離れる方向に膨らむ。すなわち、湾曲部29aはその弾性力によってハードディスクアッセンブリ2の挿入方向とは反対方向に膨らみ、初期の形状(図4で示す形状)に復帰する。

0020

図2に示すように、部品カバー7が外装部材Aから取り外されたとき、すなわち下カバー6から取り外されたとき、摘まみ部材29の湾曲部29aは外装部材Aよりも外側に膨らむ。電子機器1の例では、ハードディスク装置3のコネクタ部3aが回路基板4のコネクタ4aに接続されている状態で、すなわちハードディスク装置3が適正な位置にある状態で部品カバー7が下カバー6から取り外されたとき、湾曲部29aは下カバー6よりも外側に膨らむ。詳細には、電子機器1の平面視において、湾曲部29aの少なくとも頂部Pは下カバー6の側壁部6aよりも外側(左側)に位置する。この構造によれば、作業者は部品カバー7を取り外したとき、湾曲部29aに容易にアクセスできるので、ハードディスクアッセンブリ2の取り出しの作業性を向上できる。

0021

図4に示すように、電子機器1の例では、取付部21a、21bはホルダー20の後壁部21に設けられている。詳細には、取付部21a、21bは後壁部21の内面に設けられ、摘まみ部材29の両端部は後壁部21の内面に沿って配置されている。後壁部21は上述したようにハードディスクアッセンブリ2の挿入方向における後側に位置する壁部である。後壁部21の内面に設ける取付部21a、21bによると、摘まみ部材29を利用してハードディスクアッセンブリ2を収容室から引き出すとき、取付部21a、21bから摘まみ部材29に作用する力は後壁部21に沿った方向の力となる。一方、例えば摘まみ部材29が後壁部21の外面に設けられた取付部に取り付けられる場合には、取付部から摘まみ部材29に作用する力が後壁部21に対して垂直な力となる。そのため、取付部21a、21bを後壁部21の内面に設ける構造では、取付部21a、21bを後壁部21の外面に設ける構造に比べて、摘まみ部材29を引っ張る力に対する摘まみ部材29の強度を向上できる。なお、取付部21a、21bの位置は、電子機器1の例に限られない。例えば、2つの取付部21a、21bはホルダー20の側壁部23A、23Bにそれぞれ設けられてもよい。この場合、取付部21a、21bは側壁部23A、23Bの外面に設けられてもよい。

0022

摘まみ部材29は、例えばかしめ加工によって取付部21a、21bに取り付けられる。すなわち、取付部21a、21bは筒状に形成され、摘まみ部材29に穴が形成される。摘まみ部材29の穴に取付部21a、21bが嵌められる。そして、筒状の取付部21a、21bの端部をフランジ状に変形させて、摘まみ部材29を取付部21a、21bに固定する。摘まみ部材29の取り付け構造は電子機器1の例に限られない。例えば、摘まみ部材29は螺子ボルトなどの固定具によってホルダー20に取り付けられてもよい。

0023

図4に示すように、電子機器1の例では、ホルダー20の後壁部21は第1壁部21Aと第2壁部21Bとを含んでいる。第1壁部21Aと第2壁部21Bはハードディスクアッセンブリ2の挿入方向に対して直交する方向(電子機器1の例では、前後方向)において互いに離れている。2つの取付部21a、21bは第1壁部21Aと第2壁部21Bとにそれぞれ設けられている。摘まみ部材29は、2つの取付部21a、21bから第1壁部21Aと第2壁部21Bの内側に向かって伸びている。摘まみ部材29の湾曲部29aは第1壁部21Aと第2壁部21Bとの間に位置し、ハードディスクアッセンブリ2の挿入方向とは反対方向、すなわちハードディスク装置3から離れる方向に膨らんでいる。

0024

図4に示すように、後壁部21の第1壁部21Aと第2壁部21Bは互いに離れている。そのため、ハードディスク装置3は第1壁部21Aと第2壁部21Bの間において、挿入方向とは反対方向に露出している。ホルダー20の後壁部21のこの構造によると、作業者はハードディスクアッセンブリ2を電子機器1の収容室に挿入するとき、ハードディスク装置3を直接的に押すことができる。その結果、ハードディスク装置3のコネクタ部3aを回路基板4のコネクタ4aにスムーズに接続できる。なお、ホルダー20の構造は、電子機器1の例に限られない。例えば、後壁部21は互いに離れている第1壁部21Aと第2壁部21Bを有していなくてもよい。言い換えれば、第1壁部21Aと第2壁部21Bは互いに繋がっていてもよい。この場合、摘まみ部材29は取付部21a、21bから後壁部21の上縁を超えて、ハードディスクアッセンブリ2の挿入方向とは反対方向に伸びてもよい。

0025

図4に示すように、ホルダー20の第1壁部21Aと第2壁部21Bは、側壁部23A、23Bにそれぞれ接続されている。すなわち、第1壁部21Aと第2壁部21Bのそれぞれは、それらの端部に屈曲部21cを有している。屈曲部21cは側壁部23A、23Bに固定されている。この構造によると、摘まみ部材29をハードディスクアッセンブリ2の挿入方向とは反対方向に引っ張ったときに、第1壁部21Aと第2壁部21Bが撓むことを抑えることができる。

0026

以上説明したように、電子機器1はその本体に設けられている収容室と、収容室に収容され且つ収容室から取り出しが可能な部品(具体的には、ハードディスクアッセンブリ2)と、この部品に設けられ且つ互いに離れている2つの取付部21a、21bと、2つの取付部21a、21bに取り付けられており、2つの取付部21a、21bの間の距離よりも長い柔軟性を有する摘まみ部材29とを有している。摘まみ部材29は部品から遠ざかる方向に膨らむように湾曲している湾曲部29aを有している。摘まみ部材29は、湾曲部29aの膨らみが小さくなるように弾性変形可能である。この構造によると、電子機器1が有する他の部品・部材が湾曲部29aに当たった場合でも、湾曲部29aが弾性変形する。その結果、取り外しが可能な部品に摘まみ部材29を設けることが容易となる。

0027

また、ホルダー20は、ハードディスク装置3を取り囲む壁部21、22、23と、壁部21に設けられている、互いに離れている2つの取付部21a、21bと、2つの取付部21a、21bに取り付けられており、2つの取付部21a、21bの間の距離よりも長い柔軟性を有する摘まみ部材29とを有している。摘まみ部材29はハードディスク装置3から遠ざかる方向に膨らむように湾曲している湾曲部29aを有している。摘まみ部材29は、湾曲部29aの膨らみが小さくなるように弾性変形可能である。この構造によると、ホルダー20に摘まみ部材29を設けることが容易となる。

0028

本発明は以上説明した電子機器1及びホルダー20に限られず、種々の変更がなされてよい。

0029

例えば、電子機器1の本体から取り外し可能な部品は、必ずしもハードディスクアッセンブリ2に限られない。例えば、電子機器1が携帯端末である場合、電子機器1の本体から取り外し可能な部品としてバッテリを有してもよい。この場合、バッテリに板状の部材、例えばバッテリを取り囲むホルダーが取り付けられ、このホルダーに摘まみ部材29が取り付けられてもよい。

0030

また、電子機器1は本体から取り外し可能な部品として、光ディスクドライブを有してもよい。例えば、電子機器1はラックを有する筐体を有し、ラックに光ディスクドライブが挿入可能であってもよい。この場合、摘まみ部材29はこの光ディスクドライブに設けられてもよい。摘まみ部材29は光ディスクドライブの挿入方向における後側に取り付けられてもよいし、光ディスクドライブの側面に取り付けられてもよい。

0031

また、電子機器1はテレビジョンでもよい。テレビジョンは比較的大きなハウジングを有している。したがって、電子機器1がテレビジョンのように比較的大きなハウジングを有している場合、摘まみ部材29は湾曲部29aが膨らんでいる状態で電子機器1に収納されてもよい。すなわち、摘まみ部材29は、湾曲部29aの膨らみが小さくなるようには弾性変形していない状態で、電子機器1に収納されてもよい。

0032

また、電子機器1は部品カバー7を有していなくてもよい。摘まみ部材29の湾曲部29aは電子機器1のハウジングによって押されて弾性変形している状態で、ハウジングに収容されてもよい。

0033

また、摘まみ部材29が取り付けられる部材(電子機器1の例ではホルダー20)はプラスチックによって形成されてもよい。この場合、摘まみ部材29はプラスチックに設けられている2つの取付部21a、21bに溶着されてもよい。

0034

1電子機器、2ハードディスクアッセンブリ、3ハードディスク装置、3aコネクタ部、4回路基板、4aコネクタ、5 上カバー、6 下カバー、6a側壁部、6b後壁部、7部品カバー、7a 第1板部、7b 第2板部、7c係合部、7d 係合部、A外装部材、20ホルダー、21 後壁部、21a取付部、21c屈曲部、22前壁部、23A 側壁部、23B 側壁部、23aダンパー、24 底部、29 摘まみ部材、29a湾曲部。

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