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技術 旅行業務管理装置、旅行業務管理方法、及び旅行業務管理プログラム

出願人 株式会社日立製作所
発明者 秦野博光
出願日 2016年7月29日 (3年9ヶ月経過) 出願番号 2016-149466
公開日 2018年2月1日 (2年3ヶ月経過) 公開番号 2018-018368
状態 未査定
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 販売価格帯 ホテル施設 増減操作 イントラネット回線 旅程情報 パック旅行 各旅行者 合計人数
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月1日)のものです。
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図面 (15)

課題

ユーザの旅行計画立案サポートしつつ、旅行商品提供事業者に対して販売促進の機会をもたらすこと。

手段

ユーザに旅行商品を販売するための旅行業務管理装置であって、当該旅行商品のユーザに関する情報を格納し、ユーザによって設定される当該ユーザが計画している旅程の情報であるユーザ旅程情報を格納し、ユーザが購入決定した旅行商品に関する情報である購入決定情報と、ユーザが購入予定している旅行商品とをそれらの利用日ごとに記録しているユーザ旅程情報を格納し、前記購入決定情報を該当する旅行商品の提供元である事業者転送し、前記事業者が前記購入決定情報に基づいて販売した前記旅行商品を対応する前記ユーザ旅程情報に記録して前記購入予定情報とともに格納し、当該ユーザ旅程情報を該当するユーザの端末に送信する。

概要

背景

様々な産業分野で、ユーザに対してネットワークを通じて種々の有用な情報を提供するためのサービス運用されている。旅行業分野も例外ではなく、ユーザである観光客に対して、旅行先でのリアルタイム商品・サービスの販売情報を提供することで、追加の商品・サービスの購入を促すシステムが利用されている。例えば、特許文献1には、各旅行者需要合致した満足度の高い旬で最適な旅に関する情報を効率的に配信すること等により、旅行前から旅行後までの旅の全ての段階において総合的に旅行者支援する技術が記載されている。

概要

ユーザの旅行計画立案サポートしつつ、旅行商品提供事業者に対して販売促進の機会をもたらすこと。ユーザに旅行商品を販売するための旅行業務管理装置であって、当該旅行商品のユーザに関する情報を格納し、ユーザによって設定される当該ユーザが計画している旅程の情報であるユーザ旅程情報を格納し、ユーザが購入決定した旅行商品に関する情報である購入決定情報と、ユーザが購入を予定している旅行商品とをそれらの利用日ごとに記録しているユーザ旅程情報を格納し、前記購入決定情報を該当する旅行商品の提供元である事業者転送し、前記事業者が前記購入決定情報に基づいて販売した前記旅行商品を対応する前記ユーザ旅程情報に記録して前記購入予定情報とともに格納し、当該ユーザ旅程情報を該当するユーザの端末に送信する。

目的

様々な産業分野で、ユーザに対してネットワークを通じて種々の有用な情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ユーザに旅行商品販売するための旅行業務管理装置であって、当該旅行商品のユーザに関する情報を格納するためのユーザ情報記憶部と、ユーザによって設定される当該ユーザが計画している旅程の情報であるユーザ旅程情報を格納するためのユーザ旅程情報記憶部と、ユーザが購入決定した旅行商品に関する情報である購入決定情報と、ユーザが購入予定している旅行商品に関する情報である購入予定情報とをそれらの利用日ごとに記録しているユーザ旅程情報を前記ユーザ旅程記憶部に格納し、前記購入決定情報を該当する旅行商品の提供元である旅行商品提供事業者転送し、前記旅行商品提供事業者が前記購入決定情報に基づいて販売した前記旅行商品を対応する前記ユーザ旅程情報に記録して前記購入予定情報とともに前記ユーザ旅程情報記憶部に格納し、当該ユーザ旅程情報を該当するユーザの端末に送信する旅行情報処理部と、を備えている旅行業務管理装置。

請求項2

請求項1に記載の旅行業務管理装置であって、前記旅行情報処理部は、複数の前記ユーザ旅程情報に記録されている前記購入予定情報を、各購入予定情報に関わる日付ごとに集計する、旅行業務管理装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の旅行業務管理装置であって、前記旅行情報処理部は、前記購入予定情報に関わる旅行商品と関連する旅行商品の情報を前記購入予定情報を記録したユーザの端末に送信する、旅行業務管理装置。

請求項4

請求項3に記載の旅行業務管理装置であって、前記旅行情報処理部は、前記旅行商品提供事業者から前記関連する旅行商品についての付帯情報受け付け、当該付帯情報を前記関連する旅行商品の情報とともに前記購入予定情報を記録したユーザの端末に送信する、旅行業務管理装置。

請求項5

請求項2に記載の旅行業務管理装置であって、前記旅行情報処理部は、前記集計した購入予定情報を当該購入予定情報に関わる旅行商品提供事業者に供給し、前記事業者から、前記集計した購入予定情報に含まれるユーザの指定と、当該購入予定情報に関わる旅行商品についての付帯情報とを受信し、当該付帯情報を、前記指定されたユーザの端末に送信する、旅行業務管理装置。

請求項6

請求項2乃至5のいずれかに記載の旅行業務管理装置であって、前記購入予定情報は、当該購入予定情報に関連する地域を示す情報である地域情報を有し、前記旅行情報処理部は、前記地域情報に基づいて、前記集計した購入予定情報の前記旅行商品提供事業者への送信又は前記付帯情報の前記ユーザの端末への送信を行う、旅行業務管理装置。

請求項7

請求項6に記載の旅行業務管理装置であって、前記旅行情報処理部は、前記購入予定情報に関連する地域情報を、当該購入予定情報に対応付けられている販売された旅行商品に関する地域から推定する、旅行業務管理装置。

請求項8

請求項2乃至5のいずれかに記載の旅行業務管理装置であって、前記旅行情報処理部は、前記ユーザ情報に関連づけて記録されている当該ユーザ情報によって特定されるユーザに関する属性情報を取得し、取得した当該属性情報に基づいてユーザに送信する前記付帯情報を選択する、旅行業務管理装置。

請求項9

請求項6に記載の旅行業務管理装置であって、前記ユーザ情報又は前記ユーザ旅程情報に、当該ユーザ情報又はユーザ旅程情報に対応付けられるユーザの嗜好情報が含まれており、前記旅行情報処理部は、当該嗜好情報に基づいて、前記付帯情報の送信を行う、旅行業務管理装置。

請求項10

請求項1乃至9のいずれかに記載の旅行業務管理装置であって、前記旅行商品の提供事業者には、少なくとも交通機関宿泊施設とが含まれる、旅行業務管理装置。

請求項11

請求項3乃至5において、前記旅行情報処理部は、異なるカテゴリに属する旅行商品を組み合わせて構成されているパッケージ旅行商品に関する情報を保持しており、前記購入決定情報に基いて、前記パッケージ旅行商品に関する情報を選択し、前記ユーザの端末に送信する、旅行業務管理装置。

請求項12

請求項9に記載の旅行業務管理装置であって、前記旅行情報処理部は、各ユーザについての前記購入予定情報と、過去の旅行商品販売実績情報及び前記嗜好情報を含む前記ユーザ情報の少なくともいずれか一つとに基づいて、各ユーザのユーザ旅程情報に含まれる購入予定情報について、前記旅行商品提供事業者が提供する旅行商品についての購入可能性を示す購入予測情報を算出して、前記旅行商品提供事業者に送信する、旅行業務管理装置。

請求項13

ユーザに旅行商品を販売するための旅行業務管理方法であって、プロセッサメモリとを備えるコンピュータが、当該旅行商品のユーザに関する情報を格納し、ユーザによって設定される当該ユーザが計画している旅程の情報であるユーザ旅程情報を格納し、ユーザが購入決定した旅行商品に関する情報である購入決定情報と、ユーザが購入を予定している旅行商品とをそれらの利用日ごとに記録しているユーザ旅程情報を前記ユーザ旅程記憶部に格納し、前記購入決定情報を該当する旅行商品の提供元である事業者に転送し、前記事業者が前記購入決定情報に基づいて販売した前記旅行商品を対応する前記ユーザ旅程情報に記録して前記購入予定情報とともに前記ユーザ旅程情報記憶部に格納し、当該ユーザ旅程情報を該当するユーザの端末に送信する、旅行業務管理方法。

請求項14

請求項13に記載の旅行業務管理方法であって、各ユーザについての前記購入予定情報と、過去の旅行商品購入実績情報及び前記嗜好情報を含む前記ユーザ情報の少なくともいずれか一つとに基づいて、各ユーザのユーザ旅程情報に含まれる購入予定情報について、前記旅行商品提供事業者が提供する旅行商品についての購入可能性を示す購入予測情報を算出して、前記旅行商品提供事業者に送信する、旅行業務管理方法。

請求項15

ユーザに旅行商品を販売するための旅行業務管理方法であって、プロセッサとメモリとを備えるコンピュータに、当該旅行商品のユーザに関する情報を格納するステップと、ユーザによって設定される当該ユーザが計画している旅程の情報であるユーザ旅程情報を格納するステップと、ユーザが購入決定した旅行商品に関する情報である購入決定情報と、ユーザが購入を予定している旅行商品とをそれらの利用日ごとに記録しているユーザ旅程情報を前記ユーザ旅程記憶部に格納し、前記購入決定情報を該当する旅行商品の提供元である事業者に転送し、前記事業者が前記購入決定情報に基づいて販売した前記旅行商品を対応する前記ユーザ旅程情報に記録して前記購入予定情報とともに前記ユーザ旅程情報記憶部に格納し、当該ユーザ旅程情報を該当するユーザの端末に送信するステップと、を実行させる旅行業務管理プログラム

技術分野

0001

本発明は、旅行業務管理装置、旅行業務管理方法、及び旅行業務管理プログラムに関する。

背景技術

0002

様々な産業分野で、ユーザに対してネットワークを通じて種々の有用な情報を提供するためのサービス運用されている。旅行業分野も例外ではなく、ユーザである観光客に対して、旅行先でのリアルタイム商品・サービスの販売情報を提供することで、追加の商品・サービスの購入を促すシステムが利用されている。例えば、特許文献1には、各旅行者需要合致した満足度の高い旬で最適な旅に関する情報を効率的に配信すること等により、旅行前から旅行後までの旅の全ての段階において総合的に旅行者支援する技術が記載されている。

先行技術

0003

特開2015−18545号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1では、旅行者が観光地訪問する各種施設に関する情報は取り扱っているが、施設利用可能数に限りがあり、利用希望が集中した場合に供給不足になりやすい宿泊施設レンタカー等の在庫商品については情報提供を行っていない。そのため、旅行者はそれら在庫商品を有効に利用することができない一方、在庫商品提供者販売機会を増やすことができない問題があった。

0005

本発明は、上記の及び他の課題を解決するためになされたもので、ユーザの旅行計画立案サポートしつつ、旅行商品提供事業者に対して販売促進の機会をもたらす旅行業務管理装置、旅行業務管理方法、及び旅行業務管理プログラムを提供することを一つの目的としている。

課題を解決するための手段

0006

上記の及び他の目的を達成するための本発明の一態様は、ユーザに旅行商品を販売するための旅行業務管理装置であって、
前記旅行商品のユーザに関する情報を格納するためのユーザ情報記憶部と、
当該ユーザが計画している旅程の情報であるユーザ旅程情報を格納するためのユーザ旅程情報記憶部と、ユーザが購入決定した旅行商品に関する情報である購入決定情報と、ユーザが購入を予定している旅行商品とをそれらの利用日ごとに記録している前記ユーザ旅程情報を前記ユーザ旅程記憶部に格納し、前記購入決定情報を該当する旅行商品の提供元である事業者転送し、前記事業者が前記購入決定情報に基づいて販売した前記旅行商品を、対応する前記ユーザ旅程情報に記録して前記購入予定情報とともに前記ユーザ旅程情報記憶部に格納し、当該ユーザ旅程情報を要求に応じて出力するように構成されている旅行情報処理部と、
を備えている。

発明の効果

0007

本発明によれば、ユーザの旅行計画立案をサポートしつつ、旅行商品の提供事業者に対して販売促進の機会をもたらすことができる。

図面の簡単な説明

0008

図1は、本発明の一実施形態に係る旅行業務管理システム1の全体構成図である。
図2は、ユーザ情報テーブル1570の構成例を示す図である。
図3は、購入実績情報テーブル1571の構成例を示す図である。
図4は、仮旅行情報テーブル1572の構成例を示す図である。
図5は、希望旅程情報テーブル1573の構成例を示す図である。
図6は、販売実績情報テーブル1574の構成例を示す図である。
図7は、販売予測情報テーブル1575の構成例を示す図である。
図8は、パッケージ在庫情報テーブル1576の構成例を示す図である。
図9は、交通機関在庫情報テーブル350の構成例を示す図である。
図10は、宿泊施設在庫情報テーブル450の構成例を示す図である。
図11は、観光施設在庫情報テーブル550の構成例を示す図である。
図12は、旅程登録処理処理フロー例を示すフローチャートである。
図13は、追加在庫割当処理の処理フロー例を示すフローチャートである。
図14は、商品推奨処理の処理フロー例を示すフローチャートである。

実施例

0009

以下、本発明につき、その一実施形態に即して図面を用いて説明する。

0010

まず、本実施形態による旅行業務管理システム1の構成例について説明する。図1は、旅行業務管理システム1の全体構成例を示している。旅行業務管理システム1は、旅行業務管理サーバ100(旅行業務管理装置)と、ユーザ端末200と、交通システム300と、宿泊システム400と、観光システム500とが、通信ネットワーク600によって相互に通信可能に接続されて構成されている。

0011

旅行業務管理サーバ100は、例えば旅行運営会社等の団体が運営しているコンピュータであり、旅行業務管理システム1の主要な機能を実現する。旅行業務管理サーバ100は、ハードウェアとして、CPU(Central Processing Unit)などで構成される演算
110、RAM、ROM等の記憶デバイスで構成されているメモリ120、キーボードマウスタッチパネル等の入力デバイスと、液晶ディスプレイプリンタ等の出力デバイスで構成される入出力装置130、外部装置と適宜の通信プロトコルで通信するためのネットワークインタフェースカード等を備える通信インタフェース(通信IF)140、及び、ハードディスクドライブ(HDD)、半導体ドライブSSD)等の記憶デバイスで構成される補助記憶装置150を有している。なお、旅行業務管理サーバ100は、複数のコンピュータ、ストレージドライブを通信可能に接続してなるクラウドコンピューティング環境構築してもよい。

0012

補助記憶装置150には、旅行情報処理部を構成する、ユーザ認証部1510、購入情報登録部1520、旅行情報登録部1530、予約処理部1540、販売実績作成部1550、及び販売予測作成部1560の各プログラムが格納されている。各プログラムは、演算部110によりメモリ120に読み出されて実行される。

0013

ユーザ認証部1510は、旅行業務管理サーバ100に、後述するユーザ端末200等の外部装置からアクセスするユーザについてのユーザ認証処理を実行する機能を有する。ユーザ認証の方式としては、ログインパスワードの要求など、種々の方式を適宜採用すればよい。購入情報登録部1520は、旅行業務管理サーバ100においてユーザが購入した乗車券等の旅行商品の購入情報を登録する機能を有する。旅行情報登録部1530は、
ユーザが旅行業務管理サーバ100にアクセスして入力した希望旅程情報を登録する機能を有する。予約処理部1540は、ユーザが旅行業務管理サーバ100にアクセスして入力した予約情報を処理する機能を有する。販売実績作成部1550は、ユーザが旅行業務管理サーバ100にアクセスして購入した各種旅行商品の統計情報を作成する機能を有する。販売予測作成部1560は、旅行業務管理サーバ100でユーザが登録した希望旅程情報とユーザが購入した旅行商品の統計情報とを元に旅行商品の販売予測処理を実行する機能を有する。

0014

補助記憶装置150には、上記した各プログラムによって生成されるデータを格納するとともに、上記各プログラムによって使用されるデータを格納するデータテーブルである、ユーザ情報テーブル1570、購入実績情報テーブル1571,仮旅行情報テーブル1572、希望旅程情報テーブル1573、販売実績情報テーブル1574、販売予測情報テーブル1575、及びパッケージ用在庫情報テーブル1576が格納されている。各テーブルの具体的な構成例については後述する。

0015

旅行業務管理システム1の構成に戻ると、ユーザ端末200は、旅行業務管理サーバ100と通信可能に接続され、ユーザが旅行業務管理サーバ100にデータ入力を行ったり、旅行業務管理サーバ100から情報を取得したりするための端末である。ユーザ端末200は、プロセッサ、メモリ、入出力デバイス等を有し、通信ネットワーク600に接続可能な一般的なコンピュータであればよく、パーソナルコンピュータタブレット端末スマートフォン等で構成可能である。なお、上記した旅行業務管理サーバ100の一部の機能を、クライアントソフトウェアとして提供することでユーザ端末200側で実行させるようにしてもよい。

0016

交通システム300は、鉄道会社バス会社タクシー会社等の交通機関が保有して運営している管理システムであり、各交通機関在庫情報を管理するための機能を有する。交通システム300は、後述する交通機関在庫情報テーブル350を備えている。交通システム300は、旅行業務管理サーバ100と同様に、通信ネットワーク600に接続可能な一般的なコンピュータであればよい。なお、上記した旅行業務管理サーバ100の一部の機能を、クライアントソフトウェアとして提供することで交通システム300側で実行させるようにしてもよい。

0017

宿泊システム400は、ホテル旅館等の宿泊施設が保有して運営している管理システムであり、各宿泊施設が在庫情報を管理するための機能を有する。宿泊システム400は、後述する宿泊施設在庫情報テーブル450を備えている。宿泊システム400は、旅行業務管理サーバ100と同様に、通信ネットワーク600に接続可能な一般的なコンピュータであればよい。なお、上記した旅行業務管理サーバ100の一部の機能を、クライアントソフトウェアとして提供することで宿泊システム400側で実行させるようにしてもよい。

0018

観光システム500は、観光地において観光客が立ち寄る各種観光施設が保有して運営している管理システムであり、各観光施設が在庫情報を管理するための機能を有する。観光施設の在庫情報としては、一日の入場定員が決まっている美術館等の施設、受け入れ可能なゲストの数が決まっているレストラン等が含まれる。観光システム500は、後述する観光施設在庫情報テーブル550を備えている。観光システム500は、旅行業務管理サーバ100と同様に、通信ネットワーク600に接続可能な一般的なコンピュータであればよい。なお、上記した旅行業務管理サーバ100の一部の機能を、クライアントソフトウェアとして提供することで、観光システム500側で実行させるようにしてもよい。

0019

交通システム300、宿泊システム400、観光システム500は、後述するように、
旅行業務管理サーバ100から受け付ける在庫商品への予約要求に基づいて予約処理を実行し、その結果を旅行業務管理サーバ100に返す処理を行うためのプログラム、及びその他のプログラムが実装されている。
通信ネットワーク600は、有線又は無線インターネット回線あるいはイントラネット回線として構成することができる。

0020

なお、ユーザ端末200、交通システム300、宿泊システム400、観光システム500は、図1の例示にかかわらず、それぞれ旅行業務管理システム1の仕様に応じて複数接続することができる。

0021

次に、本実施形態の旅行業務管理サーバ100で用いるデータテーブルの構成を説明する。図2図8に、ユーザ情報テーブル1570、購入実績情報テーブル1571,仮旅行情報テーブル1572、希望旅程情報テーブル1573、販売実績情報テーブル1574、販売予測情報テーブル1575、及びパッケージ用在庫情報テーブル1576の構成例をそれぞれ示している。

0022

図2に例示するユーザ情報テーブル1570には、ユーザ端末200から旅行業務管理サーバ100にアクセスしてくる各ユーザの識別情報及び個人情報が記憶されている。ユーザが最初に旅行業務管理サーバ100にアクセスした時に、ユーザがユーザ情報テーブル1570に記録する情報を入力する。ユーザ情報テーブル1570のデータは、ユーザが旅行業務管理サーバ100にアクセスする際のユーザ認証に使用される。図2の例では、ユーザ情報テーブル1570には、各ユーザの固有識別情報であるユーザID、ユーザ認証に使用されるパスワード、及びユーザの性別誕生日住所電話番号、及びクレジットカード番号が記録されている。ユーザ情報テーブル1570に記録される情報はこれらに限定されることなく、システムの使用等に応じて適宜に決定することができる。

0023

図3に例示する購入実績情報テーブル1571には、各ユーザIDに対応付けて、旅行業務管理サーバ100を通じて購入した商品の購入履歴情報が記録されている。図3の例では、購入実績情報テーブル1571には、ユーザIDに対応付けて、購入した乗車券に関する購入実績区分購入品目名、購入日、出発地到着日が、「鉄道高速鉄道チーター3号、2016年1月5日、東京、新青森」のように記録されている。購入実績情報テーブル1571は、必要に応じて図3の例の交通機関の他、宿泊、観光についても記録するように構成することができる。例えば宿泊の場合、項目としては購入実績区分、購入品目名、購入日、到着日、出発日のように設定し、「ホテル、ABCホテル・シングル、2016年1月5日、2016年1月5日、2016年1月6日」のように記録することができる。観光に関する購入実績情報テーブル1571も、同様に作成することができる。

0024

図4に例示する仮旅行情報テーブル1572は、ユーザIDに対応付けて、ユーザが入力した旅行に関する仮の行程を示す情報が記録される。図4の例では、ユーザIDに対応付けて、利用予定日、対応ユーザを含む同行者旅行目的、旅行属性といったユーザの希望旅行情報が記録されている。利用予定日は、旅行期間初日から最終日までの期間である。旅行目的は、観光、ビジネス等が記録される。旅行属性には、ユーザがこの旅行に期待する各種の属性が記録される。旅行目的、旅行属性については、あらかじめプルダウンメニュー等で選択肢を用意しておきユーザに選択させるようにすることができる。

0025

図5に例示する希望旅程情報テーブル1573は、ユーザIDに対応付けて、そのユーザIDで特定されるユーザごとの仮旅行情報を実際の旅行行程に沿った形で記録する。希望旅程情報テーブル1573には、手配済みの交通機関等の情報に加え、宿泊施設、観光素材といった旅行商品の購入希望があるかの情報も含まれている。図5において、「手配予定」と記載されている項目は、ユーザが今後手配を希望している項目を示し、ユーザが
必要ないと判断した項目には「不要」が記録されている。図5の例では、ユーザID「AAA」で特定されるユーザが、2016年1月4日から1月7日までの期間に、東京を出発し、青森、函周遊して東京に帰着する旅程が入力されている。図5では、1月4、5,7日の交通機関が手配済みである一方、例えば初日の宿泊については手配予定であることが示されている。ユーザは、いったん希望旅程を入力した後、旅行業務管理サーバ100にアクセスすることにより、図5で手配予定となっている旅行商品を後日手配することができる。その際に手配済みとなった旅行商品については、図5に記録されることになる。

0026

図6に例示する販売実績情報テーブル1574には、旅行業務管理システム1、あるいは交通機関、宿泊施設、観光施設といった旅行商品提供事業者がユーザに対して販売した商品ごとに、購入したユーザの世代、性別、同行者数、購入日付、地域、種別販売額の各項目が記録されている。項目の種類は、販売実績の種別、例えば宿泊、交通、観光等の種別に従って、適宜変更することができる。旅行商品提供事業者の販売実績は、旅行業務管理サーバ100を経由して各事業者に転送された予約要求として把握される。

0027

図7に例示する販売予測情報テーブル1575には、交通事業者宿泊業者、観光業者等に提供する日ごとの商品販売予測データが記録される。図7の例は宿泊施設に関する販売予測情報であるため、日ごとに、手配予定者数、空部屋数、及び予約予測値が記録されている。図7のホテルの例では、手配予想者数は、旅行業務管理サーバ100で算出した、「函館」に宿泊し、「手配予定」となっている人の数、空部屋数は、当該ホテルのテーブル参照時での予約されていない部屋数、予約予測値は、過去実績などを分析して予想した、当日までにさらに予約されると予測される部屋数を示す。具体的な販売予測の手法については後述する。なお、記録される項目は、交通機関であれば利用者数列車種別座席等級等に、観光施設であれば入館者数等に設定すればよい。

0028

図8に例示するパッケージ用在庫情報テーブル1576には、交通、宿泊、観光等をパッケージ化した商品に関する在庫情報が記録される。パッケージ化した旅行商品、いわゆるパック旅行は、旅行業務管理システム1の運営主体である旅行業者等が、交通事業者、宿泊事業者等の商品提供者から調達する旅行商品を組み合わせて設定するものである。図8の例では、宿泊と交通機関とを組み合わせたパックについて、在庫商品のカテゴリ図8の例では宿泊+鉄道復路)、商品特性、購入平均年齢、パッケージが設定されている年月日、各商品提供者(交通、宿泊、観光)から旅行業務管理システム1に割り当てられた日ごとの旅行業合計在庫、販売済み在庫数である割当済在庫、未販売販の在庫数である未割当在庫、及び販売額といった旅行業務管理システム1が販売している旅行商品の情報が記憶されている。

0029

次に、交通事業者等の商品提供事業者における在庫情報について説明する。在庫情報は、旅行商品提供事業者が提供する旅行商品について、旅行業務管理サーバ100からの予約要求に応じて販売する際の基礎データを記録している。在庫情報では、自ら販売する商品だけでなく、旅行業務管理システム1の運営事業者のような旅行業者に販売委託する商品の情報も含まれている。

0030

図9に例示する交通機関在庫情報テーブル350は、交通事業者の交通システム300に保持されているデータテーブルである。交通機関在庫情報テーブル350には、日ごとの交通機関の全体在庫数である合計在庫、旅行業務管理システム1に販売を委託した商品の在庫数である旅行業割当在庫、交通事業者がユーザに直接販売した在庫数である販売済在庫、未販売の在庫数である未割当在庫、及び該当商品の販売額(商品価格)が記録されている。交通機関在庫情報テーブル350の場合、例えば一の優等列車の日ごとの指定座席といった旅行商品ごとに一のテーブルが生成される。

0031

図10に例示する宿泊施設在庫情報テーブル450は、宿泊事業者の宿泊システム400に保持されているデータテーブルである。宿泊施設在庫情報テーブル450には、該当する宿泊施設の日ごとの部屋の全体在庫数である合計在庫、旅行業務管理システム1に販売を委託した部屋の在庫数である旅行業割当在庫、宿泊施設がユーザに直接販売した在庫数である販売済在庫、未販売の在庫数である未割当在庫、及び販売額が記録されている。宿泊施設在庫情報テーブル450の場合、ホテル、旅館等の宿泊施設ごとに全体の部屋について一のテーブルを生成することができ、また部屋の和洋種別、グレードごとに別テーブルとすることもできる。

0032

図11に例示する観光施設在庫情報テーブル550は、観光事業者の観光システム500に保持されているデータテーブルである。観光施設在庫情報テーブル550は、日ごとの観光素材の全体在庫数である合計在庫、旅行業務管理システム1に販売を委託した在庫数である旅行業割当在庫、観光事業者がユーザに直接販売した在庫数である販売済在庫、未販売の在庫数である未割当在庫、販売額が記憶されている。観光施設在庫情報テーブル550の場合、美術館、レストランといった観光素材ごとに一のテーブルが生成される。

0033

次に、以上の構成を有する旅行業務管理システム1において、主として旅行業務管理サーバ100において実行されるテータ処理について、具体的に説明する。
==旅程登録処理==
まず、図12のフローチャートを参照して、本実施形態の旅行業務管理システム1における、旅行の計画から旅行商品販売までの処理フロー例を説明する。

0034

旅行業務管理システム1を利用して旅行を計画しようとするユーザは、ユーザ端末200を用いて旅行業務管理サーバ100にアクセスする。ユーザの利用が初回であれば、ユーザは旅行業務管理サーバ100から提示される入力画面に従ってユーザ情報テーブル1570の内容を入力して登録する。すでにユーザ情報を登録済みのユーザであれば、旅行業務管理サーバ100が提示するログイン画面にしたがってログインする。なお、ユーザには、旅行者である一般ユーザの他、一般ユーザからの依頼を受けて代行手配を行う旅行代理店販売員等も含まれる。ログイン処理は、ユーザ認証部1510が行う。

0035

次いで、ユーザは、ユーザ端末200を用いて希望する旅程の設定を、交通機関、宿泊施設等の旅行商品の予約を含めて行う(S201)。具体的には、旅行計画を希望するユーザは、図4に示す仮旅行情報テーブル1572及び図5に示す希望旅程情報テーブル1573の内容を入力して登録する。仮旅行情報テーブル1572には、登録しようとするユーザのユーザIDとともに、利用予定日、同行者の人数、年齢、性別などの情報、旅行目的、及び旅行属性を登録する。旅行目的は、観光、商用等の旅行の目的であり、旅行属性には、計画している旅行に関するユーザの要望等を属性として記録する。図4の例では、家族3名の観光を目的とした家族旅行であり、のんびり温泉グルメを楽しむことを希望していることが記録されている。旅行目的、旅行属性については、必ずしも登録を必須とする必要はない。また、仮旅行情報テーブル1572の各項目については、プルダウンメニュー等によりユーザの入力の手間を軽減するように構成することができる。

0036

ユーザは、仮旅行情報テーブル1572とともに、希望旅程情報テーブル1573にも情報を入力する。図5に例示する希望旅程情報テーブル1573では、仮旅行情報テーブル1572で登録した旅行日程の各日について、「交通」「宿泊」「観光」の項目が設定される。「交通」には、ユーザが利用を希望する鉄道、飛行機バス等の交通機関に関する情報を記録する。「宿泊」には、ユーザが利用を希望するホテル、旅館等の宿泊施設に関する情報を記録する。「観光」には、ユーザが訪問を希望する美術館、植物園等の観光施設に関する情報を記録する。この欄には、レストラン等の食事処を含ませることも
できる。また、上記した項目の他に利用区分を作成し、より細分化してもよい。

0037

図5に例示するように、ユーザは、各利用予定日について、利用区分ごとに利用希望の旅行商品の内容を記録する。例えば、2016年1月4日の「交通」について、ユーザは東京から青森までの列車「高速鉄道3号」の予約を入れている。このように、ユーザが各利用区分について記録した旅行商品は、後述するように旅行業務管理サーバ100から該当する交通機関等の業者へ転送され、旅行商品に関する予約が実行される。図5の例では、すでに同日の交通に関しては予約が完了している状態を示している。希望の予約が実行できなかった場合には、該当する日の利用区分の欄には、例えば「予約できません」といったメッセージを提示することができる。また、利用希望の旅行商品の内容には、交通機関における座席のグレード、禁煙喫煙の種別等、宿泊施設における客室の和洋の別、グレード等の詳細情報を含められるようにしてもよい。

0038

また同日の「宿泊」の欄について、「手配予定」を記録している。「手配予定」は、該当する利用区分について手配予定ではあるが、まだ手配していない状態である、あるいは手配するかどうか未定であることを、ユーザが設定する。手配予定の項目については、後述のとおり、旅行業務管理サーバ100により統計情報が作成されて、各事業者に提供され、あるいはユーザへのおすす商品情報の提供に使用されたりする。具体的には、予約処理部1540は、購入予定情報としての手配予定の項目に関連する地域を、関連する購入決定済みの旅行商品に関する地域の情報から推定して、旅行商品提供事業者に供給することができる。地域に関する情報の提供を受けた事業者は、その地域に関連する旅行商品の情報を、付帯情報として予約処理部1540に返すことができる。

0039

図5の2016年1月7日の利用区分「宿泊」、「観光」については、ユーザが「手配不要」と設定している。これは、ユーザが当該利用区分についてなにも予約する予定がないことを示している。

0040

ユーザ端末200で仮旅行情報テーブル1572、希望旅程情報テーブル1573に入力された希望旅程のデータは旅行業務管理サーバ100に送られ、予約処理部1540によって、交通機関、宿泊施設等の予約情報は、さらに交通システム300等の各事業者の管理システムへ転送される(S202)。S202で転送される予約情報は、転送先である各事業者において処理され、例えば交通システム300においてはユーザが予約希望する列車の予約処理等が実行される(S203)。具体的には、予約情報を受けた各事業者は、予約対象である旅行商品の在庫確認ののち予約を完了させ、その結果を旅行業務管理サーバ100に送信する。宿泊に関して予約情報がある場合には、図12破線で示すように、同様に宿泊システム400において予約処理が実行される(S204)。

0041

旅行商品の種類によっては、提供事業者から旅行業務管理システム1が販売委託を受けている場合がある。その場合には、旅行業務管理サーバ100の予約処理部1540が該当する旅行商品の予約処理を実行する。

0042

なお、上記のように、本実施形態の旅行業務管理システム1では、ユーザが入力した旅行商品に関する予約情報は、旅行業務管理サーバ100から各事業者へ転送されるが、S202でユーザ端末200から希望旅程情報を受け取った旅行業務管理サーバ100が、ユーザ端末200に対して希望する予約情報の全部又は一部を入力可能とする入力画面を生成して送信するようにすることができる。すなわち、希望旅程情報を受け取った旅行業務管理サーバ100は、交通機関の利用、宿泊の希望日、人数(仮旅行情報から自動入力させてもよい)、希望乗車区間・列車や希望の部屋グレードなどを入力するための画面を作成してユーザ端末200へ送信し、そのユーザによる入力結果を鉄道会社等の事業者に転送するように構成することができる。

0043

各事業者からユーザの予約要求に対する結果の回答を受け取った旅行業務管理サーバ100では、回答に含まれている乗車券購入情報などの予約情報を図5の希望旅程情報テーブル1573に登録する(S205)。登録した希望旅程情報は、ユーザが後に旅程を追加する場合、あるいは旅程を変更する場合等、必要に応じて更新登録することも可能とされている。旅行業務管理サーバ100は予約要求の処理結果を反映した登録結果をユーザ端末200へ送信し、ユーザ端末200に希望旅程情報テーブル1573の形態等で出力させるように構成されている(S206)。

0044

以上の構成によれば、ユーザはユーザ端末200から旅行業務管理サーバ100にアクセスすることにより、希望する旅程に関する旅行商品を一元的に手配することが可能である。

0045

==追加在庫割当処理==
次に、旅行業務管理サーバ100による追加在庫割当処理について説明する。本データ処理に関する処理例を、図13シーケンス図を参照して説明する。旅行業務管理サーバ100では、旅行商品の販売に関する統計データとして、販売実績情報、及び販売予測情報を作成する。販売実績情報、及び販売予測情報は、旅行業務管理システム1が保有している宿泊施設等の在庫があらたに販売されたことなどを契機として実行することができる。そのようにすることで、ユーザがあらたに希望旅程を登録する際、あるいは登録済みの希望旅程を見直す際に、常に最新の在庫情報に基づいて旅程を検討することができる。

0046

はじめに、旅行業務管理サーバ100の販売実績作成部1550は、旅行業務管理システム1での過去の販売実績である販売実績情報を作成する(S301)。図6に、販売実績情報テーブル1574の構成例を示している。販売実績情報テーブル1574には、1つの旅行商品の販売ごとに、購入者の世代、性別、同行者数、利用日付、購入対象の地域、種別(交通機関、宿泊施設、観光施設の別)、及び販売額(商品価格)を含む情報が記録される。購入対象の地域に関する情報は、

0047

次に、旅行業務管理サーバ100の販売予測作成部1560は、ユーザの旅行希望情報である図4及び図5に示す仮旅行情報と過去の販売実績情報とを用いて、販売予測情報を記録してなる販売予測情報テーブル1575を作成する(S302)。図7に販売予測情報テーブル1575の構成例を示している。

0048

図7の販売予測情報の例は、函館地区のABCホテル(仮称)向けに作成した、2016年1月4日から1月10日までの販売予測情報を示している。この販売予測情報テーブル1575において、手配予定者数の項目は、旅行情報登録部1530で算出した、「函館」に宿泊を計画しており、該当日に「手配予定」を記録している人の合計人数を示しており、現状の需要を把握するために使用される。空部屋数の項目は、図8のパッケージ用在庫情報テーブル1576における未割当在庫を示しており、旅行業務管理システム1が所持する在庫がどの程度残っているかを把握するために使用される。予約予測値の項目は、販売予測実行時点から旅行日当日までにさらに予約されると見込まれる販売数の予測値である。予約予測値は、図4及び図5に示す仮旅行情報、希望旅程情報と、図6に示す販売実績情報とから、適宜の統計処理、例えば種々提案されているレベニューマネジメント技術によって求めることができる。具体的には、販売実績情報から販売予測モデル式を作成し、当該モデル式に手配予定数、関連するユーザの属性、利用予定日などから、当日の需要予測を算出することができる。需要予測には、販売価格帯同行人数などの顧客嗜好の属性も含まれている。これらの属性情報に、宿泊施設の提供する部屋の販売価格や一部屋あたりの収容人数などの施設側の情報を対応付けることで、販売予測値を算出することができる。

0049

S302で販売予測情報作成後、旅行業務管理サーバ100は、旅行業務管理システム1と契約している宿泊施設事業者、観光施設事業者に対して、在庫過不足通知をする。在庫過不足通知は、例えば宿泊施設の場合、旅行業務管理サーバ100が、販売予測情報テーブル1575に記録されている空部屋数を調べて所定の数値範囲に入っているかを判定し、所定の数値内に入っていないと判定した場合に該当する宿泊施設等に送信する通知である。

0050

在庫過不足通知を受けた観光施設事業者や宿泊施設事業者は、旅行業務管理サーバ100の販売予測作成部1560に販売予測情報の送信要求を送って、図7に例示するような販売予測情報を取得する(S303)。次いで観光施設事業者や宿泊施設事業者は、図10に例示する宿泊施設在庫情報テーブル450、図11に例示する観光施設在庫情報テーブル550を参照し、在庫数又は販売額の見直しをするか判定する。在庫数又は販売額の見直しをするかの判定基準は、例えば宿泊施設であれば、図10の例の宿泊施設在庫情報テーブル450において、未割当在庫数が所定数を上回っているかどうか、等と設定することができる。在庫数又は販売額の見直しをしない場合は、宿泊システム400あるいは観光システム500はその旨旅行業務管理サーバ100に返信することができる。

0051

在庫数又は販売額の見直しをする場合、宿泊システム400、あるいは観光システム500は、旅行業務管理サーバ100から取得した販売予測情報を元に、図9図11の旅行業割当在庫と販売額とを決定する(S303)。旅行業務管理サーバ100は、決定された旅行業割当在庫と販売額とを宿泊システム400、あるいは観光システム500から受信して販売予測情報テーブル1575に登録する(S304)。登録された販売予測情報は、ユーザが仮旅行情報テーブル1572、希望旅程情報テーブル1573を更新するときに利用することができるようになる。
販売予測情報は、例えば次のように利用することができる。
旅行業割当在庫の調整

0052

例えば、図7に例示する販売予測情報の1月4日(月曜日)での予約予測値は、7件となっている。ABCホテルの事業者は、この情報を元に、自社で管理する在庫である図10の宿泊施設在庫情報を確認すると、1月4日の未割当在庫は7件と十分な数量があることが確認できる。このため、宿泊システム400は、旅行業割当在庫を200件から207件に増やし、販売額は1.5万円から変更なしで設定することを、旅行業務管理サーバ100に対して回答する。また、図10の宿泊施設在庫情報の1月8日のように、ホテル側での販売済在庫が伸びている日(1月7日は、販売済在庫が4であるが、1月8日は、販売済在庫が100となっている)については、図7の販売予測情報において、空部屋数(未割当在庫)6件をホテル側に戻すこともできる。この場合は、宿泊システム400は、図10の宿泊施設在庫情報における旅行業割当在庫を115件から6件減らして109件とし、販売額は1.6万円から変更なしと設定し、旅行業務管理サーバ100に対して回答する。
販売価格の調整

0053

例えば、図7に例示する販売予測情報で、1月9日(土曜日)での空部屋数と予約予測値とを確認すると、空部屋数は1件と少なく、予約予測値は15件となっている。図10の宿泊在庫情報で1月9日を確認すると、販売額は1.7万円で設定されているが、該当日が土曜日であることを考えると、多少販売価格を高めに設定しても販売できる可能性が高いと考えられる。このため、宿泊システム400では、旅行業務管理システム1に委託している旅行業割当在庫を200件のままとし(図10の例では、未割当在庫も14件あることから、旅行業割当在庫を200件から214件としても良い)、販売額を2.0万円に修正し、旅行業務管理サーバ100に対して回答することが考えられる。また、図7
の販売予測情報で1月6日(水曜日)における空部屋数と予約予測値を確認すると、空部屋数は13件と多いが、予約予測値は3件にとどまっている。図10の宿泊在庫情報で1月6日を確認すると、販売額は1.0万円で設定しているが、平日の木曜日ということもあり、もう少し販売価格を低めに設定しないと販売できない可能性が高いと考えられる。このため、宿泊システム400は旅行業割当在庫を220件のままとし、販売額は0.6万円に修正し、旅行業務管理サーバ100に対して回答することができる。

0054

なお、販売予測情報の内容を確認した後、旅行業務管理サーバ100に対して、割当数増減も販売価格の増減も不要であると宿泊システム400が判定した場合は、その旨旅行業務管理サーバ100に通報してもよい。

0055

以上の構成によれば、旅行業務管理サーバ100によって提供される販売予測情報に基づいて、交通機関、宿泊施設、観光施設をそれぞれ提供する事業者は、旅行業務管理システム1に委託販売する旅行商品の数、販売価格を適切に調整し、収益を向上させることができる。

0056

==旅行商品推奨処理==
次に、本実施形態の旅行業務管理サーバ100によって提供される旅行商品推奨機能について説明する。図14に、旅行商品推奨機能を実現するデータ処理例をシーケンス図で示している。旅行商品推奨機能は、本システムを用いて旅行を計画するユーザに対して、その仮登録情報等に基づいて、好適と考えられる旅行商品を推奨することにより旅行計画の便宜を図ろうとするものである。

0057

前記したように、旅行業務管理サーバ100と交通システム300、宿泊システム400、観光システム500とが適時に連携して在庫割当の調整が実行されている場合、ユーザは、図4の仮旅行情報及び図5の希望旅程情報を更新することにより、追加された旅行商品を参照し、購入できるようになる。また、ユーザは、登録されている仮旅行情報、希望旅程情報を更新しておくことで、最新の希望旅程で旅行商品の推奨を受けることができるようになる。すなわち、ユーザがユーザ端末200において希望旅程の更新を入力することで、更新条件が旅行業務管理サーバ100に送信される(S401)。

0058

希望旅程の更新条件を受信した旅行業務管理サーバ100では、旅行情報登録部1530が、図2のユーザ情報、図4の仮旅行情報に記録されている利用予定日、旅行目的、旅行属性、及び図5に記録されている希望旅程の手配予定情報から、ユーザ情報としてユーザの年齢、旅行期間、嗜好を抽出し、例えば旅行業務管理サーバ100の予約処理部1540が管理する図8のパッケージ用在庫情報の利用予定日、購入平均年齢、商品特性等の商品情報とのマッチングを行う(S402)。

0059

例えば、図5の希望旅程情報での旅行期間は、1月4日から1月7日であり、1月4日と1月6日に宿泊を予定している。図2のユーザ情報より、ユーザは30代で、図4の仮旅行情報に関して記録されている旅行属性からのんびり・温泉・グルメを希望していることがわかる。次に、図8のパッケージ用在庫情報を参照すると、(宿+鉄道復路)商品では、1月6日の宿泊情報がないが、利用予定日は、1月4日から1月7日となっており、ユーザの要望の一部を満たしていることから、該当ユーザとのマッチングが成立すると判定することができる。旅行業務管理サーバ100は、このマッチングが成立した商品の情報をユーザ端末200に通知する。

0060

通知を受けたユーザはユーザ端末200で通知内容を確認し、興味を持った商品に対して予約入力する(S403)。ユーザからの予約要求に従い、旅行業務管理サーバ100では、予約要求を該当する宿泊施設等の事業者へ転送する(S404)。例えばユーザか
らの予約要求にホテルの予約要求が含まれている場合、旅行業務管理サーバ100は対応する宿泊システム400に予約要求を転送する。ホテル予約通知を受けて、該当ホテルの宿泊システム400はその予約要求に部屋を割り当て、予約が完了した旨を旅行業務管理サーバ100に通知する(S405)。旅行業務管理サーバ100は、宿泊システム400からの回答を受けてユーザ端末200に対して、予約が完了した旨を回答する(S406)。ユーザ端末200では、旅行業務管理サーバ100からの予約回答を受けてこれを出力する(S407)。

0061

以上の旅行商品推奨処理によれば、本実施形態の旅行業務管理システム1により旅行を計画しているユーザに対し、アップデートされた宿泊施設等の在庫状況にもとづいて、当該ユーザの属性、嗜好等にマッチした旅行商品を推奨することができる。それにより、ユーザはより自分の好みに合った旅行のカスタマイズを実現することができる。

0062

以上説明したように、本実施形態による旅行業務管理システム1によれば、旅行地域ごとの需要や販売実績を作成し、在庫を管理する観光施設事業者やホテル施設事業者に対して販売予測情報を提供し、適切な在庫の増減操作を促すことで、宿泊施設やレンタカー等の在庫商品も現地観光客に対して、お勧め商品通知することが可能となる。

0063

なお、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に限定されることはなく、他の変形例、応用例等も、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内に含まれるものである。

0064

1旅行業務管理システム
100 旅行業務管理サーバ
110演算部
120メモリ
130入出力装置
140通信インタフェース
150補助記憶装置
200ユーザ端末
300交通システム
350交通機関在庫情報テーブル
400宿泊システム
450宿泊施設在庫情報テーブル
500観光システム
550観光施設在庫情報テーブル
600通信ネットワーク
1510ユーザ認証部
1520購入情報登録部
1530旅行情報登録部
1540予約処理部
1550販売実績作成部
1560販売予測作成部
1570ユーザ情報テーブル
1571購入実績情報テーブル
1572 仮旅行情報テーブル
1573希望旅程情報テーブル
1574販売実績情報テーブル
1575 販売予測情報テーブル
1576パッケージ用在庫情報テーブル

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