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技術 硬筆姿勢教習具

出願人 株式会社シルヴァンブリーズ
発明者 高木悦夫
出願日 2016年7月28日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-148498
公開日 2018年2月1日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2018-017911
状態 特許登録済
技術分野 電気的に作動する教習具
主要キーワード 姿勢ガイド 基準配置 横断面形 Y座標 垂直基準線 側板部材 誘導領域 ガラスペ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

で字等を書くときの硬筆の適切な姿勢を学習することができる硬筆姿勢教習具を提供する。

解決手段

硬筆姿勢教習具10は、平板部材20と、平板部材20の上面20aに設けられ、硬筆部材Pの先端が配置される基準点O(基準配置部)と平板部材20に付設され、硬筆部材Pの先端が基準点Oに配置されているときの硬筆部材Pの目標姿勢を案内する手配置領域25、投影領域B、模範像32を備える。上記構成により、先端が基準配置部に配置された硬筆部材を把持する学習者が硬筆姿勢ガイド部により、学習者が握る硬筆部材の目標姿勢を学習する。

概要

背景

従来、子供に鉛筆等の把持仕方を教える教習具としては、特許文献1〜特許文献6が公知である。これらの教習具は、鉛筆等の硬の把持の仕方、すなわち、指をどのように硬筆に配置するかを学習することに重点が置かれたものである。

概要

硬筆で字等を書くときの硬筆の適切な姿勢を学習することができる硬筆姿勢教習具を提供する。硬筆姿勢教習具10は、平板部材20と、平板部材20の上面20aに設けられ、硬筆部材Pの先端が配置される基準点O(基準配置部)と平板部材20に付設され、硬筆部材Pの先端が基準点Oに配置されているときの硬筆部材Pの目標姿勢を案内する手配置領域25、投影領域B、模範像32を備える。上記構成により、先端が基準配置部に配置された硬筆部材を把持する学習者が硬筆姿勢ガイド部により、学習者が握る硬筆部材の目標姿勢を学習する。

目的

本発明の目的は、上記課題を解決して、硬筆で字等を書くときの硬筆の適切な姿勢を学習することができる硬筆姿勢教習具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

平板部と、前記平板部の上面に設けられ、硬または硬筆モデル(以下、硬筆または硬筆モデルを含めたものを硬筆部材という)の先端が配置される、或いは配置された基準配置部と前記平板部に付設され、前記硬筆部材の先端が前記基準配置部に配置されているときの前記硬筆部材の目標姿勢を案内する硬筆姿勢ガイド部とを備える硬筆姿勢教習具。

請求項2

前記硬筆姿勢ガイド部は、前記平板部の上面に設けられて、前記硬筆部材を把持する学習者の手の配置場所を案内する手配置領域を含む請求項1に記載の硬筆姿勢教習具。

請求項3

前記手配置領域は、前記硬筆部材の先端が前記基準配置部に配置され、かつ前記硬筆部材を把持している学習者が前記手配置領域に手が配置された際に、前記硬筆部材の前記平板部に対する推奨姿勢角度となるものである請求項2に記載の硬筆姿勢教習具。

請求項4

前記平板部の上面には、前記基準配置部に前記硬筆部材の先端が配置された状態で目標姿勢の硬筆部材の影が投影される範囲を示す投影領域が設けられており、前記硬筆姿勢ガイド部は、前記投影領域を含む請求項3に記載の硬筆姿勢教習具。

請求項5

前記平板部の一側部には側板部が立設され、前記硬筆姿勢ガイド部が、前記側板部において、前記基準配置部側の側面に設けられた模範像である請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の硬筆姿勢教習具。

請求項6

前記基準配置部は、前記平板部に設けられ、前記硬筆部材の先端を着脱自在に取付ける、または一体に取付ける取付部を含む請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載の硬筆姿勢教習具。

請求項7

前記取付部は、前記硬筆部材の先端を着脱自在に嵌合する嵌合部を有する請求項6に記載の硬筆姿勢教習具。

請求項8

前記取付部は、前記平板部の上面に沿って移動自在に配置されている請求項6または請求項7に記載の硬筆姿勢教習具。

技術分野

0001

本発明は、硬把持姿勢教習するための硬筆姿勢教習具に関する。

背景技術

0002

従来、子供に鉛筆等の把持仕方を教える教習具としては、特許文献1〜特許文献6が公知である。これらの教習具は、鉛筆等の硬筆の把持の仕方、すなわち、指をどのように硬筆に配置するかを学習することに重点が置かれたものである。

先行技術

0003

実開昭60−8976号公報
実開昭61−200287号公報
実開平7−1462号公報
実用新案登録第3170961号
特開平8−76683号公報
特許第5339629号

発明が解決しようとする課題

0004

ところが、従来は、把持の仕方が適切にできた状態で、硬筆で字等を書くときの硬筆の姿勢については、これらの教習具では教えることはできない。
本発明の目的は、上記課題を解決して、硬筆で字等を書くときの硬筆の適切な姿勢を学習することができる硬筆姿勢教習具を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記問題点を解決するために、本発明の硬筆姿勢教習具は、平板部と、前記平板部の上面に設けられ、硬筆または硬筆モデル(以下、硬筆または硬筆モデルを含めたものを硬筆部材という)の先端が配置される、或いは配置された基準配置部と前記平板部に付設され、前記硬筆部材の先端が前記基準配置部に配置されているときの前記硬筆部材の目標姿勢を案内する硬筆姿勢ガイド部とを備えるものである。

0006

上記構成により、先端が基準配置部に配置された硬筆部材を把持する学習者が硬筆姿勢ガイド部により、学習者が握る硬筆部材の目標姿勢を学習する。
また、前記硬筆姿勢ガイド部は、前記平板部の上面に設けられて、前記硬筆部材を把持する学習者の手の配置場所を案内する手配置領域を含むものとしてよい。

0007

上記構成により、硬筆姿勢ガイド部として含まれる手配置領域が設けられているため、学習者は、硬筆部材を把持して、案内された手配置領域に手を配置し、かつ、硬筆部材の先端が基準配置部に配置すると、把持した硬筆部材の姿勢を安定させて、学習者が握る硬筆部材の目標姿勢が学習される。

0008

また、前記手配置領域は、前記硬筆部材の先端が前記基準配置部に配置され、かつ前記硬筆部材を把持している学習者が前記手配置領域に手が配置された際に、前記硬筆部材の前記平板部に対する推奨姿勢角度となるものとすることが好ましい。

0009

上記構成により、手配置領域に学習者が配置し、かつ、硬筆部材の先端を基準配置部に配置した状態で、前記硬筆部材の前記平板部に対する推奨姿勢角度とすることができる。
また、前記平板部の上面には、前記基準配置部に前記硬筆部材の先端が配置された状態で目標姿勢の硬筆部材の影が投影される範囲を示す投影領域が設けられており、前記硬筆姿勢ガイド部は、前記投影領域を含むようにしてもよい。

0010

上記構成により、基準配置部に前記硬筆部材の先端が配置された状態で適切な姿勢になったときに、該硬筆部材の影が投影される範囲を示す投影領域に硬筆部材が投影されるように配置すれば、硬筆部材の好適な向きを案内することができる。

0011

また、前記平板部の一側部には側板部が立設され、前記硬筆姿勢ガイド部が、前記側板部において、前記基準配置部側の側面に設けられた模範像であることが好ましい。
上記構成により、側板部の側面に設けられた模範像を硬筆姿勢ガイド部とすることにより、学習者はこの模範像を見て硬筆部材の目標姿勢を案内する。

0012

また、前記基準配置部は、前記平板部に設けられ、前記硬筆部材の先端を着脱自在に取付ける、または一体取付ける取付部を含むことが好ましい。
上記構成により、硬筆部材が取付部に対して着脱、または一体に取付けることにより、学習者は、取付部に支持された硬筆部材を適切な握り方をすると、学習者は、握る硬筆部材の目標姿勢を学習することとなる。

0013

また、前記取付部は、前記硬筆部材の先端を着脱自在に嵌合する嵌合部を有していてもよい。
上記構成により、学習者は、取付部に支持された硬筆部材を適切な握り方をすると、学習者は、握る硬筆部材の目標姿勢を学習することとなる。

0014

また、前記取付部は、前記平板部の上面に沿って移動自在に配置されていることが好ましい。
上記構成により、学習者は、硬筆部材を平板部の上面に沿って移動する際にも硬筆部材を適切な握り方をした状態で、硬筆姿勢ガイド部が案内する適切な姿勢を保持することにより、硬筆部材の適切な姿勢を学習することができる。

発明の効果

0015

本発明によれば、硬筆で字等を書くときの硬筆の適切な姿勢を学習することができる効果を奏する。

図面の簡単な説明

0016

第1実施形態の硬筆姿勢教習具の斜視図。
硬筆姿勢教習具の側板の正面図。
硬筆姿勢教習具の基盤の平面図。
第2実施形態の硬筆姿勢教習具の斜視図。
(a)は、第2実施形態の要部断面図、(b)〜(d)は、他の実施形態の要部断面図。
第3実施形態の硬筆姿勢教習具の斜視図。
同じく要部断面図。

実施例

0017

<第1実施形態>
図1図3を参照して、本発明を具体化した第1実施形態の硬筆姿勢教習具を説明する。

0018

図1に示すように、硬筆姿勢教習具10は、平板部材20及び側板部材30を有している。平板部材20は、長方形をなすように形成されており、その一側部には一体となった前記側板部材30が立設されている。なお、平板部材20の外形形状は、限定するものではなく、他の形状であってもよい。

0019

平板部材20の上面20aは、平面であって、相互に直交するX軸線21と、Y軸線22とが、印刷等により描かれている。また、X軸線21とY軸線22との交点基準点Oとしている。本実施形態では、基準点Oを基準配置部としている。

0020

また、上面20aには、基準点Oを中心として、径が異なる一対の円23、24が同じく印刷により描かれている。小さな円である円24内の領域24aは、大きな円である円23の領域中、領域24aには含まれていない領域とは異なる色で彩色されている。領域24aは、基準点Oを囲む領域であり、硬筆部材Pの先端を基準点Oに合致させる場合、その基準点Oに硬筆部材Pを誘導するための誘導領域である。

0021

本実施形態の硬筆部材Pは、鉛筆、ペンガラスペン、ボールペンも含む)、万年筆等のように実際に書くことができるものの他、これらの形状を模した硬筆モデルを含む。また、本実施形態での硬筆モデルを使用する場合は、硬筆モデルは先端がっているものが好ましい。

0022

X軸線21、Y軸線22を有する上面20aをXY座標平面としたとき、上面20aは、X軸において、基準点Oから右を「+」、左を「−」、並びに、Y軸において、基準点Oから上を「+」、下を「−」とすると、第1象限A1、第2象限A2、第3象限A3及び第4象限A4となる領域を有する。

0023

第4象限A4の領域には、学習者の右手が配置される手配置領域25が印刷等により描かれている。手配置領域25は、硬筆姿勢ガイド部の一例である。
手配置領域25は、学習者が、硬筆部材Pを右手の指で適切に把持した状態で当該手配置領域25に配置し、かつ、基準点Oに該硬筆部材Pの先端を一致させた際に、硬筆部材Pの平板部材20に対する角度が推奨姿勢角度θとなるように設定された位置に配置されている。なお、本実施形態の推奨姿勢角度θは、60°≦θ≦80°である。

0024

このように手配置領域25は、硬筆部材Pを適正に把持する学習者の右手を、上面20aの適正な配置位置に案内するものである。
ここで、手配置領域25に学習者の右手が配置されていること、基準点Oに硬筆部材Pの先端が一致していること、及び硬筆部材Pの平板部材20に対する角度が後述する推奨姿勢角度内に入っている状態を、硬筆姿勢教習具10における硬筆部材Pの「適切な姿勢状態」という。この硬筆姿勢教習具10における硬筆部材Pの適切な姿勢状態は、硬筆部材Pの目標姿勢に合致したものである。

0025

なお、目標姿勢とは、硬筆部材Pの先端が基準配置部に一致するように配置されて硬筆姿勢ガイド部により案内されるときの目指すべき硬筆部材の姿勢をいう。
また、図1図3に示すように第4象限A4には、投影領域Bが印刷等により描かれている。投影領域Bは、硬筆部材Pが前述した「適切な姿勢状態」にあるとき(すなわち、硬筆部材Pの目標姿勢に合致したとき)、硬筆部材Pが平板部材20の上面20aに投影される領域である。投影領域Bは、硬筆姿勢ガイド部の一例である。「適切な姿勢状態」で、硬筆部材Pが投影領域Bに投影可能に配置されると、硬筆部材Pの向き(すなわち、方向)が、ものを書くのに適切な向きとなる。

0026

また、第2象限A2には、投影領域Bを区画する一対の線が基準点Oで交差して延長して設けられた拡張領域B1が描かれている。
図1図2に示すように側板部材30は、長方形をなすように形成されている。なお、側板部材30の形状は、限定するものではなく、他の形状であってもよい。側板部材30は、側板部に相当する。

0027

図1図2に示すように、側板部材30において、平板部材20側の内側面30aは平面を有している。内側面30aには、その下端から上端垂直基準線31が印刷等により描かれており、垂直基準線31の下端は、X軸線21と連結されている。

0028

内側面30aには、模範像32が印刷等により描かれている。模範像32は、硬筆像33と、該硬筆像33を適切な握り方をした右手像34の像であり、硬筆像33の先端が、垂直基準線31とX軸線21の交点に合致させた像である。模範像32は、硬筆姿勢ガイド部の一例である。

0029

なお、「適切な握り方」とは、一般には、手の第2指(人指し指末節と第3指(中指)の末節間に配置した硬筆部材を、第1指(親指)の末節で挟み込みするとともに、硬筆部材を第2指(人指し指)の中節から基節の範囲でいずれかの部位に接するようにするものである。

0030

図1図2に示すように、さらに、内側面30aには、模範像32の右手像34、硬筆像33を縮小した右手像34a、及び硬筆像33aを有する縮小模範像35が印刷等により描かれている。縮小模範像35には、さらに、硬筆像33aが平板部材20の上面となす推奨姿勢角度θが印刷等により描かれている。

0031

図1図2に示すように、さらに、内側面30aには、模範像32を、参考にするべく旨の推奨文36が印刷等により記されている。
(本実施形態の作用)
上記のように構成された硬筆姿勢教習具10の作用を説明する。

0032

学習者は、側板部材30の推奨文36に促されて、模範像32の持ち方通りに硬筆部材Pを把持する。そして、硬筆部材Pを右手Mの指で適切に把持した状態で、右手Mを手配置領域25上に配置するとともに、硬筆部材Pの先端を基準点Oに合致させる。このとき、学習者は、基準点Oを囲む領域24aに誘導されて基準点Oに対して硬筆部材Pの先端を基準点Oに合致することになる。

0033

なお、右手Mの手配置領域25に対する配置と、硬筆部材Pの先端を基準点Oに合致させる順序はどちらを先にしてもよい。また、右手Mを手配置領域25上に載置することが好ましいが、軽く浮かせた状態であってもよい。この状態で、さらに、硬筆部材Pを投影領域Bの直上方に配置することが好ましい。

0034

この状態に硬筆部材Pが配置されると、硬筆部材Pの姿勢は、推奨姿勢角度θの範囲内に収まるとともに、硬筆部材Pの向き(すなわち、方向)が、ものを書くのに適切な向きとなる。このようにして、学習者は、硬筆部材Pを適切な姿勢状態とすることができ、すなわち、硬筆部材Pの目標姿勢を容易に得ることができ、目標姿勢を学習することができる。

0035

本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1)本実施形態の硬筆姿勢教習具10は、平板部材20と、平板部材20の上面20aに設けられ、硬筆部材Pの先端が配置される基準点O(基準配置部)と平板部材20に付設され、硬筆部材Pの先端が基準点Oに配置されているときの硬筆部材Pの目標姿勢を案内する手配置領域25、投影領域B、模範像32(硬筆姿勢ガイド部)を備える。

0036

上記構成により、先端が基準配置部に配置された硬筆部材を把持する学習者が硬筆姿勢ガイド部により、学習者が握る硬筆部材の目標姿勢を学習することができる。
(2)本実施形態の硬筆姿勢教習具10は、硬筆姿勢ガイド部として、平板部材20の上面20aに設けられて、硬筆部材Pを把持する学習者の手の配置場所を案内する手配置領域25を含む。

0037

この結果、学習者は、硬筆部材Pを把持して、案内された手配置領域25に手を配置し、かつ、硬筆部材Pの先端が基準点Oに配置すると、把持した硬筆部材Pの姿勢を安定させて、学習者が握る硬筆部材Pの目標姿勢が学習できる。

0038

(3)本実施形態の硬筆姿勢教習具10では、手配置領域25は、硬筆部材Pの先端が基準点Oに配置され、かつ硬筆部材Pを把持している学習者が手配置領域25に手が配置された際に、硬筆部材Pの平板部材20に対する推奨姿勢角度θにする。

0039

上記構成により、手配置領域25に学習者が配置し、かつ、硬筆部材Pの先端を基準点Oに配置した状態で、硬筆部材Pの平板部材20に対する推奨姿勢角度とすることが容易にできるものとなる。

0040

(4)本実施形態の硬筆姿勢教習具10では、平板部材20の上面20aには、基準点Oに硬筆部材Pの先端が配置された状態で目標姿勢の硬筆部材Pの影が投影される範囲を示す投影領域Bが描かれている。また、硬筆姿勢ガイド部は、投影領域Bを含む。

0041

この結果、上記構成により、基準点Oに硬筆部材Pの先端が配置された状態で適切な姿勢になったときに、硬筆部材Pの影が投影される範囲を示す投影領域Bに硬筆部材Pが投影されるように配置すれば、硬筆部材Pの好適な向きを案内することができる。

0042

(5)本実施形態の硬筆姿勢教習具10では、平板部材20の一側部には側板部材30(側板部)が立設され、硬筆姿勢ガイド部が、側板部材30において、基準点O側の内側面30aに設けられた模範像32を含む。上記構成により、側板部材30の内側面30aに設けられた模範像32を硬筆姿勢ガイド部とすることにより、学習者はこの模範像32を見て硬筆部材Pの目標姿勢を案内できる。

0043

<第2実施形態>
前記実施形態では、硬筆部材Pは、先端が尖っているものとしたが、第2実施形態では、硬筆部材は、硬筆モデルP1としており、先端が尖っていないものである。

0044

図4は、第2実施形態における硬筆姿勢教習具10の斜視図である。
なお、本実施形態を含めて、以下に説明する各実施形態の硬筆姿勢教習具10は、前記実施形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明を省略し、前記実施形態と異なる構成について説明する。

0045

本実施形態では、平板部材20のX軸線21とY軸線22との交点部分には、基準点Oの代わりに、基準配置部及び取付部としての嵌合孔40が形成されている。嵌合孔40は、本実施形態では、上面20aに対して、斜状に穿孔されている。

0046

図5(a)に示すように斜状の角度は、推奨姿勢角度θであり、嵌合孔40が斜状の方向は、投影領域Bから拡張領域B1ヘ向く方向とされている。嵌合孔40には硬筆モデルP1が着脱自在に嵌合されている。そして、硬筆モデルP1が嵌合孔40に嵌合された状態では硬筆モデルP1は、嵌合孔40により規制されて推奨姿勢角度θとなるように配置される。なお、硬筆モデルP1は、第1実施形態の硬筆部材Pと異なり、先端は尖っていないものである。また、硬筆モデルP1の横断面形状は、嵌合孔40の軸心に直角に切断した際の横断面形状と同一とされている。

0047

硬筆姿勢教習具10の他の構成は、第1実施形態と同様の構成を有する。
(本実施形態の作用)
本実施形態では、第1実施形態と同様に学習者は、側板部材30の推奨文36に促されて、模範像32の持ち方通りに硬筆モデルP1を把持する。そして、硬筆モデルP1を右手Mの指で適切に把持した状態で、右手Mを手配置領域25上に配置するとともに、硬筆モデルP1の先端を嵌合孔40に嵌合させる。このとき、学習者は、嵌合孔40を囲む領域24aに誘導されて嵌合孔40に対して硬筆モデルP1の先端を基準点Oに嵌合することになる。このとき、硬筆モデルP1は嵌合孔40に規制されて推奨姿勢角度θに保持されることになる。

0048

なお、本実施形態においても、右手Mの手配置領域25に対する配置と、硬筆モデルP1の先端を嵌合孔40に嵌合させる順序はどちらを先にしてもよい。また、右手Mを手配置領域25上に載置することが好ましいが、軽く浮かせた状態であってもよい。この状態で、第1実施形態と同様に、硬筆部材Pを投影領域Bの直上方に配置することが好ましい。

0049

このようにして硬筆モデルP1は、嵌合孔40により推奨姿勢角度θに保持されているため、学習者は、その推奨姿勢角度θを学習できることになる。
本実施形態では、下記の特徴を有する。

0050

(1)本実施形態の硬筆姿勢教習具10では、基準配置部は、平板部材20に設けられ、硬筆モデルP1(硬筆部材)の先端を着脱自在に取付ける嵌合孔40(取付部)を含む。上記構成により、硬筆モデルP1(硬筆部材)が嵌合孔40(取付部)に対して着脱自在に取付けることにより、学習者は、取付部に取付けられた硬筆モデルP1(硬筆部材)を適切な握り方をすると、学習者は、握る硬筆モデルP1の目標姿勢を学習することができる。

0051

<第3実施形態>
図6図7を参照して第3実施形態を説明する。
本実施形態では、主に取付部の構成、及び取付部が移動自在にされているところが第2実施形態と異なっており、他の構成は、第1実施形態と同様の構成を有している。

0052

図6に示すように、具体的には、第1実施形態のX軸線21及びY軸線22の代わりに、平板部材20の上面20aには、X軸方向(図6において、平板部材20の左右方向)に延びる溝50と、Y軸方向(図6において、X軸方向と直交する方向)に延びる溝60が凹設されている。

0053

溝50、60の交差部位には、両溝50、60に対してそれぞれスライドするスライダ45が嵌合されている。すなわち、スライダ45は平板部材20の上面に沿って移動自在にされている。図7に示すように、スライダ45の上面には、嵌合凹部45aが凹設されている。前記嵌合凹部45aは、斜状に凹設されている。嵌合凹部45aを有するスライダ45は、取付部の一例である。

0054

一方、硬筆モデルP1の先端は、硬筆モデルP1の中心軸に対して斜状に切断された端面を有するとともに、嵌合凹部45aに対して着脱自在に嵌合可能となっている。
図7に示すように、さらに、硬筆モデルP1は、その先端が嵌合凹部45aに嵌合された際に、第2実施形態と同様に嵌合凹部45aに規制されて上面20aに対する角度が推奨姿勢角度θとなるようにされている。

0055

(本実施形態の作用)
図6に示すように、第3実施形態では、スライダ45は、溝50、60の交差部位に予め配置した状態とする。スライダ45をこの状態にして、第2実施形態と同様に、学習者は、硬筆モデルP1を右手Mで適切に把持して、スライダ45の嵌合凹部45aに嵌合する。ここまでは、右手Mの手配置領域25に対する配置の仕方、硬筆モデルP1の投影領域Bに対する配置の仕方は第2実施形態と同様である。

0056

本実施形態において、特徴的であることは、上記の状態にした後、右手Mを溝50、或いは溝60に沿って移動させると硬筆モデルP1を介してスライダ45が溝50、60を摺動する。このとき、硬筆モデルP1は、嵌合凹部45aにより推奨姿勢角度θに保持されているので、学習者は、この移動中における推奨姿勢角度θを学習できることになる。

0057

本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1)本実施形態の硬筆姿勢教習具10では、スライダ45(取付部)は、平板部材20の上面に沿って移動自在に配置されている。この結果、学習者は、硬筆モデルP1(硬筆部材)を平板部材20の上面に沿って移動する際にも硬筆モデルP1(硬筆部材)を適切な握り方をした状態で、硬筆姿勢ガイド部が案内する目標姿勢を保持することにより、移動時における硬筆モデルP1(硬筆部材)の目標姿勢、すなわち、推奨姿勢角度θを学習することができる。

0058

なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
・第1、第2実施形態において、側板部材30を省略してもよい。

0059

・第1、第2実施形態において、投影領域を省略してもよい。
・第1、第2実施形態において、手配置領域を省略してもよい。
・上記実施形態では、硬筆姿勢教習具10を、硬筆部材を右手で適正に把持する場合の教習具としたが、硬筆部材を左手で適正に把持する場合の教習具に変更してもよい。この場合、上面20aに垂直であってY軸線22を含む仮想平面を対称面としたとき、この対称面を基準として、手配置領域25及び投影領域Bを第3象限A3に配置するとともに、側板部材30を、平板部材20において、前記実施形態とは反対側の側部に設ければよい。

0060

・前記実施形態では、推奨姿勢角度θは60°≦θ≦80°としたが、この範囲に限定するものではない。例えば、推奨姿勢角度θをこの範囲より広くてもよく、或いは狭くてもよい。

0061

・第2実施形態では、取付部としての嵌合孔40を平板部材20に設けたが、取付部の変形例1〜変形例3として図5(b)〜図5(d)のようにしてもよい。
<変形例1>
図5(b)では、嵌合孔40の代わりに、平板部材20には、嵌合部としてのピン状の突起41を上面20aの上面20aから斜状に突出したところが第2実施形態と異なっている。なお、突起41は、平板部材20と一体にしたモデル係合部材42の上面から突出させてもよく、或いは、図示はしないが平板部材20から直接突出させてもよい。突起41の上面20aに対する角度を推奨姿勢角度θとしている。突起41を有するモデル係合部材42は、取付部の一例である。

0062

そして、硬筆モデルP1の先端面には、突起41に対してその突出方向において、着脱自在に嵌合する嵌合孔P1aが形成されている。硬筆モデルP1は、嵌合孔P1aが突起41に嵌合された際に、突起41に規制されて上面20aに対する角度が推奨姿勢角度θとなるようにされている。

0063

<変形例2>
図5(c)は、図5(b)のモデル係合部材42の代わりに、平板部材20には、上面に嵌合部としての嵌合凹部43aを有するモデル係合部材43を有している。嵌合凹部43aは、斜状に凹設されている。モデル係合部材43は、取付部の一例である。そして、硬筆モデルP1の先端は、硬筆モデルP1の中心軸に対して斜状に切断された端面を有しており、嵌合凹部43aに嵌合された際に、嵌合凹部43aに規制されて上面20aに対する角度が推奨姿勢角度θとなるようにされている。

0064

<変形例3>
図5(d)は、図5(c)の嵌合凹部43aの代わりに、モデル係合部材43の上面には、嵌合部としての円錐台状の嵌合凹部43bを有している。嵌合凹部43bを有するモデル係合部材43は取付部の一例である。

0065

そして、硬筆モデルP1の先端P1bは、先へ行くほど径が小さくなる円錐形状を有しており、嵌合凹部43bに嵌合された際に、嵌合凹部43bに規制されて上面20aに対する角度が推奨姿勢角度θとなるようにされている。

0066

上記した変形例1〜変形例3のように構成しても、第2実施形態と同様の効果を実現することができる。
・第2実施形態及び変形例1〜変形例3では、硬筆部材P及び硬筆モデルP1を平板部材20側の部材に対して着脱自在に構成したが、硬筆部材P及び硬筆モデルP1を平板部材20に対して一体となるように、かつ、推奨姿勢角度θとなるように固定していてもよい。

0067

・第3実施形態では、溝50、60を一対設けたが、いずれか一方を省略してもよく、或いは、さらに溝を設けて、スライダ45をこの溝に対して移動自在にしてもよい。また、溝が延びる方向は適宜の方向でよい。また、溝の代わりに上面20aにガイドレールを設けてスライダ45をレール上において、移動自在に配置してもよい。

0068

10…硬筆姿勢教習具、20…平板部材(平板部)、20a…上面、
21…X軸線、22…Y軸線、23…円、24…円、24a…領域、
25…手配置領域(硬筆姿勢ガイド部)、30…側板部材(側板部)、
30a…内側面、31…垂直基準線、32…模範像(硬筆姿勢ガイド部)、
33、33a…硬筆像、34、34a…右手像、35…縮小模範像、
36…推奨文、40…嵌合孔(基準配置部、取付部)、
41…突起(取付部)、42…モデル係合部材、43…モデル係合部材、
43a…嵌合凹部、43b…嵌合凹部、50、60…溝、
A1…第1象限、A2…第2象限、A3…第3象限、A4…第4象限、
B…投影領域(硬筆姿勢ガイド部)、B1…拡張領域、
O…基準点(基準配置部)、P…硬筆部材、P1…硬筆モデル、P1a…嵌合孔、
P1b…先端、θ…推奨姿勢角度。

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