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技術 用紙搬送装置及び画像形成装置

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 千野佑太渡邊潔田中利尚萩原淳次山下達也
出願日 2016年7月29日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-149281
公開日 2018年2月1日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2018-016468
状態 特許登録済
技術分野 シートの整合・反転
主要キーワード 上流ローラ 用紙属性情報 ギア連結 位置合わせ動作 案内位置 追従回転 斜行ロール CISセンサ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

用紙の用紙搬送方向と交差する方向における画像と用紙との位置あわせの精度を向上させることができる用紙搬送装置及び画像形成装置を提供する。

解決手段

基準面を有し、用紙の搬送方向と交差する方向の一方側の側部が挿入されて用紙を基準面に沿って搬送方向下流側へ案内する案内手段と、用紙をニップした状態で搬送方向と交差する方向に幅寄せして用紙の側端を基準面に突き当てる幅寄せ手段と、案内手段の用紙搬送方向下流側で用紙の先端が突き当てられ用紙の斜行補正するとともに用紙をニップして搬送する第1搬送部材対と、案内手段の用紙搬送方向上流側で用紙をニップして下流側へ搬送する第2搬送部材対と、第2搬送部材対の用紙搬送方向上流側で用紙をニップして下流側へ搬送する第3搬送部材対と、用紙の搬送方向に沿った用紙長さに基づいて案内手段を用紙搬送方向と交差する方向に移動させる移動手段と、を備えた。

概要

背景

シートが搬送されるシート搬送路の一側端部にシート搬送方向と平行にサイド基準面を配置してなるサイドガイドと、シート搬送方向に対して所定の傾き角度をもって配置され、シート搬送路においてシートをニップしつつ当該シートをサイド基準面側に斜行させるシート斜行手段と、シート搬送方向に対するシート斜行手段の傾き角度を変更する角度変更手段と、シート搬送路におけるシートの位置ズレ状態及び搬送対象となるシートに関連するシート関連情報のうち、少なくとも一方の情報に基づいて角度変更手段の駆動を制御する制御手段とを備えるシート搬送装置が知られている(特許文献1)。

概要

用紙の用紙搬送方向と交差する方向における画像と用紙との位置あわせの精度を向上させることができる用紙搬送装置及び画像形成装置を提供する。基準面を有し、用紙の搬送方向と交差する方向の一方側の側部が挿入されて用紙を基準面に沿って搬送方向下流側へ案内する案内手段と、用紙をニップした状態で搬送方向と交差する方向に幅寄せして用紙の側端を基準面に突き当てる幅寄せ手段と、案内手段の用紙搬送方向下流側で用紙の先端が突き当てられ用紙の斜行を補正するとともに用紙をニップして搬送する第1搬送部材対と、案内手段の用紙搬送方向上流側で用紙をニップして下流側へ搬送する第2搬送部材対と、第2搬送部材対の用紙搬送方向上流側で用紙をニップして下流側へ搬送する第3搬送部材対と、用紙の搬送方向に沿った用紙長さに基づいて案内手段を用紙搬送方向と交差する方向に移動させる移動手段と、を備えた。

目的

本発明は、画像と用紙との位置あわせの精度を向上させることができる用紙搬送装置及び画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基準面を有し、用紙の搬送方向と交差する方向の一方側の側部が挿入されて前記用紙を前記基準面に沿って搬送方向下流側へ案内する案内手段と、前記用紙をニップした状態で前記搬送方向と交差する方向に幅寄せして前記用紙の側端を前記基準面に突き当てる幅寄せ手段と、前記案内手段の用紙搬送方向下流側で前記用紙の先端が突き当てられ前記用紙の斜行補正するとともに前記用紙をニップして搬送する第1搬送部材対と、前記案内手段の用紙搬送方向上流側で前記用紙をニップして下流側へ搬送する第2搬送部材対と、前記第2搬送部材対の用紙搬送方向上流側で前記用紙をニップして下流側へ搬送する第3搬送部材対と、前記用紙の搬送方向に沿った用紙長さに基づいて前記案内手段を用紙搬送方向と交差する方向に移動させる移動手段と、を備えた、ことを特徴とする用紙搬送装置

請求項2

前記移動手段は、前記用紙長さが前記第1搬送部材対と前記第2搬送部材対との用紙搬送方向における距離よりも長い場合に、前記幅寄せ手段のニップを解除した状態で前記案内手段を前記用紙の側部が挿入されない位置まで移動して退避させ、前記用紙長さが前記第1搬送部材対と前記第2搬送部材対との用紙搬送方向における距離よりも短い場合に、前記幅寄せ手段がニップした状態で前記案内手段を前記用紙の側部が挿入される位置まで移動させる、ことを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。

請求項3

前記移動手段は、前記案内手段を保持するリンク部材と、前記リンク部材に連結され前記案内手段を前記用紙の側部が挿入される挿入位置と前記用紙の側部が挿入されない退避位置との間で移動させるロータリーソレノイドと、を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の用紙搬送装置。

請求項4

基準面を有し、用紙の搬送方向と交差する方向の一方側の側部が挿入されて前記用紙を前記基準面に沿って搬送方向下流側へ案内する案内手段と、前記用紙をニップした状態で前記搬送方向と交差する方向に幅寄せして前記用紙の側端を前記基準面に突き当てる幅寄せ手段と、前記案内手段の用紙搬送方向下流側で前記用紙の先端が突き当てられ前記用紙の斜行を補正するとともに前記用紙をニップして搬送する第1搬送部材対と、前記案内手段の用紙搬送方向上流側で前記用紙をニップして下流側へ搬送する第2搬送部材対と、前記第2搬送部材対の用紙搬送方向上流側で前記用紙をニップして下流側へ搬送する第3搬送部材対と、を備え、前記用紙の搬送方向に沿った用紙長さが前記第1搬送部材対と前記第3搬送部材対との用紙搬送方向における距離よりも長い場合に、前記幅寄せ手段と前記第2搬送部材対のニップを解除した後に前記第3搬送部材対が前記第1搬送部材対に向けて前記用紙を送り込んでループを形成する、ことを特徴とする用紙搬送装置。

請求項5

前記用紙長さが前記第1搬送部材対と前記第3搬送部材対との用紙搬送方向における距離よりも長い場合に、前記第1搬送部材対が前記用紙の搬送を開始した後に前記第3搬送部材対の搬送速度を前記第1搬送部材対の搬送速度よりも大きくする、ことを特徴とする請求項4に記載の用紙搬送装置。

請求項6

請求項1ないし5のいずれか1項に記載の用紙搬送装置と、前記用紙搬送装置により搬送される用紙に画像を形成する画像形成手段と、を有する、ことを特徴とする画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、用紙搬送装置及び画像形成装置に関する。

背景技術

0002

シートが搬送されるシート搬送路の一側端部にシート搬送方向と平行にサイド基準面を配置してなるサイドガイドと、シート搬送方向に対して所定の傾き角度をもって配置され、シート搬送路においてシートをニップしつつ当該シートをサイド基準面側に斜行させるシート斜行手段と、シート搬送方向に対するシート斜行手段の傾き角度を変更する角度変更手段と、シート搬送路におけるシートの位置ズレ状態及び搬送対象となるシートに関連するシート関連情報のうち、少なくとも一方の情報に基づいて角度変更手段の駆動を制御する制御手段とを備えるシート搬送装置が知られている(特許文献1)。

先行技術

0003

特開2002−60097号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、画像と用紙との位置あわせの精度を向上させることができる用紙搬送装置及び画像形成装置を提供する。

課題を解決するための手段

0005

前記課題を解決するために、請求項1記載の用紙搬送装置は、
基準面を有し、用紙の搬送方向と交差する方向の一方側の側部が挿入されて前記用紙を前記基準面に沿って搬送方向下流側へ案内する案内手段と、
前記用紙をニップした状態で前記搬送方向と交差する方向に幅寄せして前記用紙の側端を前記基準面に突き当てる幅寄せ手段と、
前記案内手段の用紙搬送方向下流側で前記用紙の先端が突き当てられ前記用紙の斜行を補正するとともに前記用紙をニップして搬送する第1搬送部材対と、
前記案内手段の用紙搬送方向上流側で前記用紙をニップして下流側へ搬送する第2搬送部材対と、
前記第2搬送部材対の用紙搬送方向上流側で前記用紙をニップして下流側へ搬送する第3搬送部材対と、
前記用紙の搬送方向に沿った用紙長さに基づいて前記案内手段を用紙搬送方向と交差する方向に移動させる移動手段と、を備えた、
ことを特徴とする。

0006

請求項2記載の発明は、請求項1に記載の用紙搬送装置において、
前記移動手段は、前記用紙長さが前記第1搬送部材対と前記第2搬送部材対との用紙搬送方向における距離よりも長い場合に、前記幅寄せ手段のニップを解除した状態で前記案内手段を前記用紙の側部が挿入されない位置まで移動して退避させ、前記用紙長さが前記第1搬送部材対と前記第2搬送部材対との用紙搬送方向における距離よりも短い場合に、前記幅寄せ手段がニップした状態で前記案内手段を前記用紙の側部が挿入される位置まで移動させる、
ことを特徴とする。

0007

請求項3記載の発明は、請求項2に記載の用紙搬送装置において、
前記移動手段は、前記案内手段を保持するリンク部材と、前記リンク部材に連結され前記案内手段を前記用紙の側部が挿入される挿入位置と前記用紙の側部が挿入されない退避位置との間で移動させるロータリーソレノイドと、を有する、
ことを特徴とする。

0008

前記課題を解決するために、請求項4記載の用紙搬送装置は、
基準面を有し、用紙の搬送方向と交差する方向の一方側の側部が挿入されて前記用紙を前記基準面に沿って搬送方向下流側へ案内する案内手段と、
前記用紙をニップした状態で前記搬送方向と交差する方向に幅寄せして前記用紙の側端を前記基準面に突き当てる幅寄せ手段と、
前記案内手段の用紙搬送方向下流側で前記用紙の先端が突き当てられ前記用紙の斜行を補正するとともに前記用紙をニップして搬送する第1搬送部材対と、
前記案内手段の用紙搬送方向上流側で前記用紙をニップして下流側へ搬送する第2搬送部材対と、
前記第2搬送部材対の用紙搬送方向上流側で前記用紙をニップして下流側へ搬送する第3搬送部材対と、を備え、
前記用紙の搬送方向に沿った用紙長さが前記第1搬送部材対と前記第3搬送部材対との用紙搬送方向における距離よりも長い場合に、前記幅寄せ手段と前記第2搬送部材対のニップを解除した後に前記第3搬送部材対が前記第1搬送部材対に向けて前記用紙を送り込んでループを形成する、
ことを特徴とする。

0009

請求項5記載の発明は、請求項4に記載の用紙搬送装置において、
前記用紙長さが前記第1搬送部材対と前記第3搬送部材対との用紙搬送方向における距離よりも長い場合に、前記第1搬送部材対が前記用紙の搬送を開始した後に前記第3搬送部材対の搬送速度を前記第1搬送部材対の搬送速度よりも大きくする、
ことを特徴とする。

0010

前記課題を解決するために、請求項6に記載の画像形成装置は、
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の用紙搬送装置と、
前記用紙搬送装置により搬送される用紙に画像を形成する画像形成手段と、を有する、
ことを特徴とする。

発明の効果

0011

請求項1に記載の発明によれば、画像と用紙との位置あわせの精度を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、給送される長尺用紙の画像との位置あわせの精度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、給送される用紙の用紙長さに応じて簡易な構成で案内手段を移動させることができる。
請求項4、5に記載の発明によれば、簡易な構成で給送される長尺用紙の用紙搬送方向と交差する方向における画像と用紙との位置あわせの精度を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0012

画像形成装置の概略構成の一例を示す断面模式図である。
(a)は第1実施形態に係る用紙搬送装置の概要を示す平面模式図、(b)は断面模式図である。
シフト機構の構成を示す模式図である。
(a)、(b)は移動機構とサイドガイドの移動位置を示す模式図である。
(a)、(b)、(c)は第1実施形態に係る用紙搬送装置における長尺用紙の位置合わせ時の搬送過程を示す模式図である。
第1実施形態に係る用紙搬送装置における位置合わせ処理を示すフローチャートである。
(a)、(b)、(c)は第2実施形態に係る用紙搬送装置における長尺用紙の位置合わせ時の搬送過程を示す模式図である。
第2実施形態に係る用紙搬送装置における位置合わせ処理を示すフローチャートである。
(a)、(b)は比較例の用紙搬送装置における長尺用紙の位置合わせ時の搬送過程を示す模式図である。
比較例の用紙搬送装置における位置合わせ処理を示すフローチャートである。

実施例

0013

次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。

0014

「第1実施形態」
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
(1.1)画像形成装置の全体構成
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成の一例を示す断面模式図である。
画像形成装置1は、画像形成部100と、画像形成部100の一端に装着された用紙供給部200と、画像形成部100の他の一端に設けられ、印刷された用紙が排紙される排紙部300と、操作情報部400と、上位機器から送信された印刷情報から画像情報を生成する画像処理部500と、を備えて構成されている。

0015

画像形成部100は、システム制御装置10(不図示)、露光装置20、感光体ユニット30、現像装置40、用紙搬送装置50、転写装置60、定着装置70、を備えて構成され、画像処理部500から受け取った画像情報を用紙供給部200から送り込まれた用紙P上にトナー画像として形成する。

0016

用紙供給部200は、画像形成部100に対する用紙供給を行う。すなわち、種類(例えば、材質や厚さ、用紙サイズ、紙目)の異なる用紙Pを収容する複数の用紙積載部を備えており、これら複数の用紙積載部のいずれか一つから繰り出した用紙Pを画像形成部100に対して供給するように構成されている。

0017

排紙部300は、画像形成部100にて画像出力が行われた用紙Pの排出を行う。そのために、排紙部300は、画像出力後の用紙Pが排出される排紙収容部を備えている。なお、排紙部300は、画像形成部100から出力される用紙束に対して、裁断ステープル針綴じ)等の後処理を行う機能を有したものであってもよい。

0018

操作情報部400は、各種の設定や指示の入力及び情報表示に用いられるものである。すなわち、いわゆるユーザインタフェースに相当するもので、具体的には液晶表示パネル、各種操作ボタンタッチパネル等を組み合わせて構成されている。

0019

(1.2)画像形成部の構成及び動作
このような構成の画像形成装置1では、画像形成のタイミングに合わせて用紙供給部200のうち、印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定されたトレイ1、2、3から繰り出された用紙Pが画像形成部100へ送り込まれる。

0020

感光体ユニット30は、露光装置20の下方に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向に沿って、帯電器32、露光装置20、現像装置40、一次転写ローラ62、クリーニングブレード34が配置され、回転する感光体ドラム31の表面は、帯電器32により帯電され、露光装置20から出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。

0021

現像装置40は、内部に現像剤が収容される現像ハウジング41を有する。現像ハウジング41内には、感光体ドラム31に対向して配置された現像ローラ42が配設されている。それぞれの現像装置40は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれが現像ローラ42でイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。

0022

用紙搬送装置50は、用紙供給部200から供給される用紙Pの姿勢を制御して転写装置60に案内して導くために、第3搬送部材対としての第1上流ローラ51、第2搬送部材対としての第2上流ローラ52、案内手段としてのサイドガイド53、サイドガイド53に搬送される用紙Pを幅寄せする幅寄せ手段としての複数の斜行ローラ54、搬送される用紙Pの搬送方向(図2中 矢印A1参照)の先端を位置合わせして転写装置60へ送り出す第1搬送部材対としてのレジストレーションローラ(以降レジストローラと記載する)55を備えている。

0023

転写装置60は、各感光体ユニット30の感光体ドラム31上に形成された各色トナー像多重転写される中間転写ベルト61、各感光体ドラム31上に形成された各色トナー像を中間転写ベルト61に順次転写一次転写)する一次転写ローラ62、中間転写ベルト61上に重畳して転写された各色トナー像を用紙Pに一括転写二次転写)する二次転写ベルト63とから構成されている。

0024

各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、システム制御装置11により制御される電源装置等(不図示)から所定の転写電圧印加された一次転写ローラ62により中間転写ベルト61上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。

0025

中間転写ベルト61上の重畳トナー像は、中間転写ベルト61の移動に伴って二次転写ベルト63が配置された二次転写部TRに搬送される。重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせてレジストローラ55から用紙Pが二次転写部TRに供給される。そして、二次転写ベルト63を介して二次転写ローラ64と対向するバックアップローラ65には、システム制御装置11により制御される電源装置等から所定の転写電圧が印加され、用紙Pに中間転写ベルト61上の多重トナー像が一括転写される。

0026

感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード34により除去され、廃トナー収容部(不図示)に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電器32により再帯電される。

0027

定着装置70は一方向へ回転する無端状の定着ベルト71と、定着ベルト71の周面に接し、一方向へ回転する加圧ローラ72とを有し、定着ベルト71と加圧ローラ72の圧接領域によってニップ部(定着領域)が形成される。
転写装置60においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で定着装置70に搬送される。定着装置70に搬送された用紙Pは、一対の定着ベルト71と加圧ローラ72により、加熱と圧着の作用でトナー像が定着される。

0028

定着の終了した用紙Pは、排紙部300に送り込まれる。用紙Pの両面に画像出力を行う場合には、用紙Pの表裏反転され、再び用紙搬送装置50を介して二次転写部TRへ送り込まれる。そして、トナー像の転写および転写像の定着が行われた後に、排紙部300に送り込まれることになる。排紙部300へ送り込まれた用紙Pは、必要に応じて裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を経た後に、排紙収容部へ排出される。

0029

(2)用紙搬送装置の構成と作用
(2.1)用紙搬送装置の構成
図2(a)は本実施形態に係る用紙搬送装置50の概要を示す平面模式図、(b)は断面模式図、図3はシフト機構80の構成を示す模式図、図4(a)、(b)は移動機構90とサイドガイド53の移動位置を示す模式図、図5(a)、(b)、(c)は用紙搬送装置50における長尺用紙の位置合わせ時の搬送過程を示す模式図、図6は用紙搬送装置における位置合わせ処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、用紙搬送装置50の構成と動作について説明する。

0030

用紙搬送装置50は、図2に示すように、対構成からなるレジストローラ55、レジストローラ55の上流側に配設される複数(本例では3つ)の斜行ローラ54、斜行ローラ54の上流側に配設される第1上流ローラ51、第2上流ローラ52、用紙搬送方向に交差(直交)する方向の一方に移動可能に配設されたサイドガイド53、サイドガイド53を案内位置と退避位置に移動させる移動手段としての移動機構90を備えている。

0031

第1上流ローラ51は、駆動モータ(不図示)で回転駆動される駆動第1上流ローラ51Aと、駆動第1上流ローラ51Aに圧接配置されて追従回転する従動第1上流ローラ51Bからなり、用紙供給部200から供給される用紙Pをニップして搬送方向下流側へ搬送する。
第2上流ローラ52は、同様に駆動モータ(不図示)で回転駆動される駆動第2上流ローラ52Aと、駆動第2上流ローラ52Aに圧接配置されて追従回転する従動第2上流ローラ52Bからなり、用紙Pをニップして搬送方向下流側へ搬送する。

0032

斜行ローラ54は、用紙Pの搬送方向に対し先端側がサイドガイド53に向かって僅かに傾斜し、且つ、駆動モータ(不図示)で回転駆動される駆動斜行ローラ54Aと、駆動斜行ローラ54Aに圧接配置されて追従回転する従動斜行ロール54Bとで構成されており、ニップ解除モータ(不図示)で、従動斜行ロール54Bが駆動斜行ローラ54Aに対しニップ若しくはニップ解除されるようになっている。

0033

レジストローラ55は、駆動モータ85(図3に図示)で回転駆動される駆動レジストローラ55Aと、軸端ギア86でギア連結され、駆動レジストローラ55Aに圧接して追従回転する従動レジストローラ55Bとで構成されている。
レジストローラ55は、停止状態で上流側から搬送される用紙Pの先端が突き当てられた状態で第2上流ローラ52によって用紙Pを余分に送り用紙Pにループ(レジループ)を形成することで用紙Pの搬送方向と交差(直交)する方向の位置合わせを行うようになっている。

0034

更にレジストローラ55(55A、55B)は、図3に示すように、用紙Pの搬送方向と交差する方向(図中 矢印B1及びB2参照)に移動可能に回転支持されて、一端にはカップリング84を介してレジストローラ55を移動させる変位手段の一例としてのシフト機構80が設けられている。

0035

図3に示すように、シフト機構80は、レジストローラ55の端部に設けられたラック81と、ラック81に噛み合うピニオンギア82と、ピニオンギア82を回転させるモータ83とにより構成されている。本実施の形態においては、モータ83を正転及び逆転することで、レジストローラ55が用紙Pの搬送方向と交差する方向(図中 矢印B1及びB2参照)に移動可能になっている。

0036

サイドガイド53は、図4に示すように、搬送される用紙P側が開口する凹字状の断面を有しており、その凹部内側の底部には、用紙Pの搬送方向と平行な基準面53aが形成されている。
各斜行ローラ54(54A、54B)で幅寄せされる用紙Pは、サイドガイド53の基準面53aで側端を位置合わせされた状態で基準面53aに沿ってレジストローラ55に向かって搬送される。

0037

サイドガイド53は、移動機構90で用紙Pの側部が挿入される挿入位置と用紙Pの側部が挿入されない退避位置との間で移動可能になっている。
具体的には、サイドガイド53の側端が第1リンク部材91及び第2リンク部材92を介してロータリーソレノイド93に連結されて、ロータリーソレノイド93が回転する(図4(b)中 矢印R1参照)ことで用紙Pの搬送方向と交差(直交)する方向に移動可能になっている(図4(b)中 矢印B1参照)。

0038

図2(a)に示すように、レジストローラ55の用紙Pの搬送方向上流側で、用紙Pの搬送経路の一方の側に片寄った一端部には側辺検知手段としてCIS(Contact Image Sensor)センサ88が配置されている。
CISセンサ88は、用紙Pに対して光を照射するLED等からなる複数の発光素子(不図示)と、複数の発光素子によって照射された用紙Pからの反射光受光するCCD等からなる複数の受光素子(不図示)を備えている。
発光素子から下方へ光線が照射され、この光線が搬送される用紙Pで反射されて、用紙Pからの反射光が受光素子で受光され、受光素子で得られる信号を2値化するとともに、2値化後の濃度レベルの変化で用紙Pの側辺を検知する。

0039

(2.2)用紙搬送装置の動作
図9(a)、(b)は比較例の用紙搬送装置600における長尺用紙の位置合わせ時の搬送過程を示す模式図、図10は用紙搬送装置600における位置合わせ処理を示すフローチャートである。
本実施形態に係る用紙搬送装置50の長尺用紙の搬送時における位置合わせ動作について説明する前に、サイドガイド53の移動機構90を有しない比較例の用紙搬送装置600における長尺用紙の位置合わせについて説明する。

0040

搬送方向の長さが長い長尺用紙を搬送して位置合わせをする場合には、斜行ローラ54のニップを解除して用紙Pが移動しやすい状態にする(S301)。
そして、レジストローラ55の回転駆動を停止した状態で第1上流ローラ51、第2上流ローラ52で用紙Pを搬送して用紙Pの先端をレジストローラ55に突き当てる(S302)。

0041

そして、第2上流ローラ52でレジストローラ55に向けて用紙Pを送り込んで(S303)、用紙Pにループ(レジループ)を形成する(S304)。
ループが形成された状態で停止しているレジストローラ55を回転させて(S305)、搬送方向と交差(直交)する方向が位置合わせされた用紙Pを二次転写部TRに向けて搬送する。

0042

このように、長尺用紙は、用紙長さがレジストローラ55と第2上流ローラ52との距離よりも長く、位置合わせ時に用紙後端側が第1上流ローラ51、第2上流ローラ52にニップされているために、斜行ローラ54でサイドガイド53に幅寄せして位置合わせする補正は行わず、レジストローラ55でループを形成して搬送方向と交差(直交)する方向の位置合わせを行っている。
一方、用紙Pの一方の側部はサイドガイド53の凹部内側に挿入された状態となっているために、ループを形成するための上方の空間が少なく、位置合わせに必要なループ量を形成できない虞があった。

0043

本実施形態に係る用紙搬送装置50は、搬送される用紙Pが長尺用紙である場合には、サイドガイド53を用紙Pの側部が挿入されない退避位置に移動した状態で搬送方向と交差(直交)する方向の位置合わせを行う。

0044

画像形成装置1は、図6のフローチャートに示すように、操作情報部400を介して用紙Pの材質や厚さ、サイズ等といった用紙属性情報受け取り(S101)、搬送される用紙Pが長尺用紙であるか否かが判断される(S102)。
用紙Pが長尺用紙である場合(S102:Yes)、斜行ローラ54のニップを解除(S103)して(図5(b) 矢印C1参照)、ロータリーソレノイド93をオンにしてサイドガイド53を用紙Pの側部が挿入されない退避位置まで移動させる(S104:図5(a)中 矢印B2参照)。

0045

そして、第1上流ローラ51、第2上流ローラ52を回転させて、用紙Pの先端部をレジストローラ55に送り込み(S105)、レジストローラ55でレジループを形成する(S106)。このとき、サイドガイド53は、用紙Pの側部が挿入されない位置に退避しているために、用紙Pの上面がサイドガイド53の凹部の天面53bに接触してループ形成阻害されることがない。そのために、長尺用紙の位置合わせに必要な十分なループ量を確保することができる。

0046

その後、レジストローラ55を回転させて、先端部が位置合わせされ斜行が補正された状態で用紙Pを二次転写部TRに搬送する(S112)。

0047

用紙Pが長尺用紙ではない場合(S102:No)、サイドガイド53を用紙Pの側部が挿入される初期位置へ移動させる(S107)。そして、搬送される用紙Pを斜行ローラ54でサイドガイド53の基準面53aに向かって幅寄せして(S108)用紙Pの側端をサイドガイド53に沿って位置合わせしながら搬送する。

0048

そして、CISセンサ88で用紙Pの側端を検知し(S109)、斜行ローラ54のニップ解除がなされている場合(S110:Yes)には、用紙Pの側辺の位置に基づいて、用紙Pはレジストローラ55でニップした状態でレジストローラ55を搬送方向と交差する方向に移動させる(S111)。
このレジストローラ55の移動により、レジストローラ55が搬送している用紙Pの側辺を、感光体ドラム31上において形成される画像の幅方向の位置に合わせる。

0049

その後、レジストローラ55を回転させて、側端部が位置合わせされ斜行が補正された状態で用紙Pを二次転写部TRに搬送する(S112)。

0050

本実施形態に係る用紙搬送装置50は、搬送される用紙Pが長尺用紙である場合には、サイドガイド53を用紙Pの側部が挿入されない退避位置まで移動させた状態で、ループ形成のための必要な上方空間を確保した状態でレジループを形成して、長尺用紙の搬送方向と交差する方向の画像と用紙との位置合わせの精度を向上させることができる。

0051

「第2実施形態」
図7(a)、(b)、(c)は本実施形態に係る用紙搬送装置50Aにおける長尺用紙の位置合わせ時の搬送過程を示す模式図、図8は用紙搬送装置50Aにおける位置合わせ処理を示すフローチャートである。
下図面を参照しながら本実施形態に係る用紙搬送装置50Aの構成と長尺用紙の搬送時における位置合わせ動作について説明するが、第1実施形態に係る用紙搬送装置50と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。

0052

用紙搬送装置50Aは、レジストローラ55、レジストローラ55の上流側に配設される複数(本例では3つ)の斜行ローラ54、斜行ローラ54の上流側に配設される第1上流ローラ51、第2上流ローラ52、用紙搬送方向に交差(直交)する方向の一方に配設されたサイドガイド53、を備えている。

0053

第1上流ローラ51は、駆動モータ(不図示)で回転駆動される駆動第1上流ローラ51Aと、駆動第1上流ローラ51Aに圧接配置されて追従回転する従動第1上流ローラ51Bからなり、用紙供給部200から供給される用紙Pをニップして搬送方向下流側へ搬送する。
更に、駆動第1上流ローラ51Aは、システム制御装置10で制御される駆動モータ(不図示)で、レジストローラ55の駆動レジストローラ55Aと同一搬送速度である第1搬送速度V1及び第1搬送速度V1よりも速い第2搬送速度V2のいずれかで回転駆動される。

0054

第2上流ローラ52は、駆動モータ(不図示)で回転駆動される駆動第2上流ローラ52Aと、駆動第2上流ローラ52Aに圧接配置されて追従回転する従動第2上流ローラ52Bからなり、用紙Pをニップして搬送方向下流側へ搬送する。
また、ニップ解除モータ(不図示)で、従動第2上流ローラ52Bが駆動第2上流ローラ52Aに対しニップ若しくはニップ解除されるようになっている。

0055

サイドガイド53は、用紙Pの搬送方向と交差(直交)する方向の一方に固定して立設され、凹部内部の基準面53aを用紙Pの側端が初期的に揃えられる幅方向初期位置として設定するようにされている。

0056

このように構成された用紙搬送装置50Aにおいて、搬送される用紙Pの位置合わせを行う場合には、まず、操作情報部400を介して用紙Pの材質や厚さ、サイズ等といった用紙属性情報を受け取り(S201)、搬送される用紙Pが長尺用紙であるか否かが判断される(S202)。
用紙Pが長尺用紙である場合(S202:Yes)、搬送される用紙Pを斜行ローラ54でサイドガイド53の基準面53aに向かって幅寄せして(S203)用紙Pの側端をサイドガイド53に沿って位置合わせしながら搬送する。

0057

そして、斜行ローラ54及び第2上流ローラ52のニップを解除(S204)して用紙Pが移動しやすい状態にする。この状態で、第1上流ローラ51を回転させて、用紙Pの先端部をレジストローラ55に送り込み(S205)、レジストローラ55でレジループを形成する(S206)。

0058

このとき、サイドガイド53には、用紙Pの側部が挿入された状態でループ形成が十分になされない虞があるが、サイドガイド53の上流側に配置されている第2上流ローラ52の従動第2上流ローラ52Bがニップ解除されているために、サイドガイド53の一端93cと第1上流ローラ51との間(図7(b)、(c)中区間S参照)には、ループ形成を行う空間が確保されることになる。
そのために、長尺用紙の位置合わせに必要な十分なループ量を確保することができる。

0059

そして、CISセンサ88で用紙Pの側端を検知し(S207)、用紙Pの側辺の位置に基づいて、用紙Pをレジストローラ55でニップした状態でレジストローラ55を搬送方向と交差する方向に移動させる(S208)。
このレジストローラ55の移動により、レジストローラ55が搬送している用紙Pの側辺を、感光体ドラム31上において形成される画像の幅方向の位置に合わせる。

0060

その後、側端部が位置合わせされ斜行が補正された状態でレジストローラ55を回転させて、用紙Pを二次転写部TRに向けて搬送を開始し、第1上流ローラ51を第2搬送速度V2に増速して(S210)、用紙Pに弛みを付与した状態で幅方向の移動による用紙Pのねじれを解消しながら二次転写部TRに向けて搬送する。
そのために、簡易な構成で長尺用紙の用紙搬送方向と交差する方向における画像と用紙Pとの位置あわせの精度を向上させることができることができる。

0061

用紙Pが長尺用紙ではない場合(S202:No)、搬送される用紙Pを斜行ローラ54でサイドガイド53の基準面53aに向かって幅寄せして(S211)用紙Pの側端をサイドガイド53に沿って位置合わせしながら搬送する。

0062

そして、CISセンサ88で用紙Pの側端を検知し(S212)、斜行ローラ54のニップ解除がなされている場合(S213:Yes)には、用紙Pの側辺の位置に基づいて、用紙Pをレジストローラ55でニップした状態でレジストローラ55を搬送方向と交差する方向に移動させる(S214)。
このレジストローラ55の移動により、レジストローラ55が搬送している用紙Pは幅方向が、感光体ドラム31上において形成される画像の幅方向の位置に合わせされた状態で二次転写部TRに搬送される。

0063

1・・・画像形成装置
100・・・画像形成部
10・・・システム制御装置
20・・・露光装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像装置
50、50A、600・・・用紙搬送装置
51・・・第1上流ローラ
52・・・第2上流ローラ
53・・・サイドガイド
54・・・斜行ローラ
55・・・レジストローラ
60・・・転写装置
70・・・定着装置
80・・・シフト機構
90・・・移動機構
91・・・第1リンク部材
92・・・第2リンク部材
93・・・ロータリーソレノイド
200・・・用紙供給部
300・・・排紙部
400・・・操作情報部
500・・・画像処理部

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