図面 (/)

技術 印刷装置及び印刷方法

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 又木裕司
出願日 2016年7月26日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-146544
公開日 2018年2月1日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2018-015944
状態 特許登録済
技術分野 インクジェット(インク供給、その他) インクジェット記録方法及びその記録媒体
主要キーワード ガイドボード ホットエアナイフ 前処理制御 平積み状態 水性ニス ガイド面側 吸熱効果 計量ローラ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減する印刷装置及び印刷方法を提供する。

解決手段

水を含む水性ニスを塗布する際の記録面の温度をTp、水性ニスの皮膜化時間をtw、塗布された水性ニスが乾燥した印刷物の記録面における第1方向の光沢度と第1方向に直交する方向の光沢度との差分である光沢差許容値に応じて決まる定数をaとすると、 Tp−(40/6)×tw≦a の関係を満たす印刷装置によって上記課題を解決する。ここで、温度Tpの単位は℃であり、皮膜化時間twの単位は分である。

概要

背景

液体吐出ヘッドノズルから液体吐出させて記録媒体の記録面に画像を記録する印刷装置が知られている。また、印刷物の光沢を向上させ、さらに擦り傷等から印刷物を守るために、画像記録後の記録媒体の表面にニスを塗布することが行われている。

例えば、特許文献1には、印刷物の表面の保護及び光沢の向上のために印刷物をコーティングするニス引きユニットが記載されている。

また、特許文献2には、ワックス成分を含有するインクを使用して画像が記録されたメディア画像表面を加熱してインクを乾燥させ、インクが乾燥されたメディアの画像表面に活性光線硬化型のニスを塗布する画像記録装置が記載されている。

概要

水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減する印刷装置及び印刷方法を提供する。水を含む水性ニスを塗布する際の記録面の温度をTp、水性ニスの皮膜化時間をtw、塗布された水性ニスが乾燥した印刷物の記録面における第1方向の光沢度と第1方向に直交する方向の光沢度との差分である光沢差許容値に応じて決まる定数をaとすると、 Tp−(40/6)×tw≦a の関係を満たす印刷装置によって上記課題を解決する。ここで、温度Tpの単位は℃であり、皮膜化時間twの単位は分である。

目的

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減する印刷装置及び印刷方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

インクを用いて記録媒体の記録面に画像を記録する記録部と、前記記録媒体を加熱して、前記記録面の前記インクを乾燥させる乾燥部と、前記乾燥部による前記記録媒体の加熱後に、前記記録面に水を含む水性ニスを第1方向に塗布するニス塗布部と、を備え、前記水性ニスを塗布する際の前記記録面の温度をTp、前記水性ニスの皮膜化時間をtw、前記塗布された水性ニスが乾燥した印刷物の前記記録面における前記第1方向の光沢度と前記第1方向に直交する方向の光沢度との差分である光沢差許容値に応じて決まる定数をaとすると、Tp−(40/6)×tw≦a…(式A)の関係を満たす印刷装置。ここで、前記温度Tpの単位は℃であり、前記皮膜化時間twの単位は分である。

請求項2

前記許容値をGpとすると、a=5.2×Gp−26の関係を満たす請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

前記皮膜化時間twは、5グラムの前記水性ニスを入れた直径60ミリメートル平らな底を有するプラスチック製の容器を80℃のプレート上に水平に載置してから、前記容器を水平に対して45度の角度で傾けた際に前記容器内の前記水性ニスにシワが発生するまでの時間である請求項1又は2に記載の印刷装置。

請求項4

前記乾燥部と前記ニス塗布部との間に配置され、前記記録媒体の記録面の温度を調整する前処理部を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項5

前記前処理部は、前記記録面に風を吹き付ける送風部を備えた請求項4に記載の印刷装置。

請求項6

前記前処理部は、前記記録媒体に接触して回転する温度調整ローラを備えた請求項4又は5に記載の印刷装置。

請求項7

前記定数aと、使用する水性ニスの前記皮膜化時間twとを取得する取得部と、前記取得した前記定数a及び前記皮膜化時間twにおいて前記式Aを満たす前記温度Tpの上限を算出する算出部と、を備え、前記前処理部は、前記記録媒体の記録面の温度を前記温度Tpの上限よりも低い温度に調整する請求項4から6のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項8

前記水性ニスの種類ごとの前記温度Tpの上限を記憶するテーブルを備えた請求項7に記載の印刷装置。

請求項9

前記定数aと、前記前処理部によって調整される前記記録媒体の記録面の温度Tpとを取得する取得部と、前記取得した前記定数a及び前記温度Tpにおいて前記式Aを満たす皮膜化時間twの下限を算出する算出部と、前記算出された皮膜化時間twの下限よりも長い皮膜化時間twを有する水性ニスを選択する選択部と、を備えた請求項4から6のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項10

前記ニス塗布部は、前記記録媒体の記録面に接触して表面に保持した水性ニスを転写塗布するニス塗布ローラを備えた請求項1から9のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項11

インクを用いて記録媒体の記録面に画像を記録する記録工程と、前記記録媒体を加熱して、前記記録面の前記インクを乾燥させる乾燥工程と、前記乾燥工程による前記記録媒体の加熱後に、前記記録面に水を含む水性ニスを第1方向に塗布するニス塗布工程と、を備え、前記水性ニスを塗布する際の前記記録面の温度をTp、前記水性ニスの皮膜化時間をtw、前記塗布された水性ニスが乾燥した印刷物の前記記録面における前記第1方向の光沢度と前記第1方向に直交する方向の光沢度との差分である光沢差の許容値に応じて決まる定数をaとすると、Tp−(40/6)×tw≦a…(式B)の関係を満たす印刷方法。ここで、前記温度Tpの単位は℃であり、前記皮膜化時間twの単位は分である。

技術分野

0001

本発明は印刷装置及び印刷方法係り、特に印刷水性ニスの塗布とをインラインで行う印刷装置及び印刷方法に関する。

背景技術

0002

液体吐出ヘッドノズルから液体吐出させて記録媒体の記録面に画像を記録する印刷装置が知られている。また、印刷物の光沢を向上させ、さらに擦り傷等から印刷物を守るために、画像記録後の記録媒体の表面にニスを塗布することが行われている。

0003

例えば、特許文献1には、印刷物の表面の保護及び光沢の向上のために印刷物をコーティングするニス引きユニットが記載されている。

0004

また、特許文献2には、ワックス成分を含有するインクを使用して画像が記録されたメディア画像表面を加熱してインクを乾燥させ、インクが乾燥されたメディアの画像表面に活性光線硬化型のニスを塗布する画像記録装置が記載されている。

先行技術

0005

特開2005−199718号公報
特開2015−164786号公報

発明が解決しようとする課題

0006

インクを用いて画像を印刷した後にインラインで水性ニスを塗布すると、水性ニスの種類によっては、印刷物の搬送方向の光沢度と搬送方向に垂直な方向の光沢度とで差が生じることがわかった。特許文献1及び特許文献2においては、このような課題を認識していない。

0007

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減する印刷装置及び印刷方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために印刷装置の一の態様は、インクを用いて記録媒体の記録面に画像を記録する記録部と、記録媒体を加熱して、記録面のインクを乾燥させる乾燥部と、乾燥部による記録媒体の加熱後に、記録面に水を含む水性ニスを第1方向に塗布するニス塗布部と、を備え、水性ニスを塗布する際の記録面の温度をTp、水性ニスの皮膜化時間をtw、塗布された水性ニスが乾燥した印刷物の記録面における第1方向の光沢度と第1方向に直交する方向の光沢度との差分である光沢差許容値に応じて決まる定数をaとすると、Tp−(40/6)×tw≦a…(式A)の関係を満たす。

0009

ここで、温度Tpの単位は℃であり、皮膜化時間twの単位は分である。

0010

本態様によれば、水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減することができる。

0011

許容値をGpとすると、a=5.2×Gp−26の関係を満たすことが好ましい。これにより、定数aを適切に定義することができる。

0012

皮膜化時間twは、5グラムの水性ニスを入れた直径60ミリメートル平らな底を有するプラスチック製の容器を80℃のプレート上に水平に載置してから、容器を水平に対して45度の角度で傾けた際に容器内の水性ニスにシワが発生するまでの時間であることが好ましい。これにより、皮膜化時間twを適切に定義することができる。

0013

乾燥部とニス塗布部との間に配置され、記録媒体の記録面の温度を調整する前処理部を備えることが好ましい。これにより、水性ニスが塗布される際の記録媒体の記録面の温度を適切な温度に調整することができる。

0014

前処理部は、記録面に風を吹き付ける送風部を備えることが好ましい。これにより、記録媒体の記録面の温度を適切に調整することができる。

0015

前処理部は、記録媒体に接触して回転する温度調整ローラを備えてもよい。これにより、記録媒体の記録面の温度を適切に調整することができる。

0016

定数aと、使用する水性ニスの皮膜化時間twとを取得する取得部と、取得した定数a及び皮膜化時間twにおいて式Aを満たす温度Tpの上限を算出する算出部と、を備え、前処理部は、記録媒体の記録面の温度を温度Tpの上限よりも低い温度に調整することが好ましい。これにより、記録面の温度を低い温度に調整することができるので、式Aの関係を満たすことができ、水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減することができる。

0017

水性ニスの種類ごとの温度Tpの上限を記憶するテーブルを備えてもよい。これにより、温度Tpの上限を適切に取得することができる。

0018

定数aと、前処理部によって調整される記録媒体の記録面の温度Tpとを取得する取得部と、取得した定数a及び温度Tpにおいて式Aを満たす皮膜化時間twの下限を算出する算出部と、算出された皮膜化時間twの下限よりも長い皮膜化時間twを有する水性ニスを選択する選択部と、を備えてもよい。これにより、皮膜化時間の長い水性ニスを選択することができるので、式Aの関係を満たすことができ、水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減することができる。

0019

ニス塗布部は、記録媒体の記録面に接触して表面に保持した水性ニスを転写塗布するニス塗布ローラを備えることが好ましい。これにより、水性ニスを適切に塗布することができる。

0020

上記目的を達成するために印刷方法の一の態様は、インクを用いて記録媒体の記録面に画像を記録する記録工程と、記録媒体を加熱して、記録面のインクを乾燥させる乾燥工程と、乾燥工程による記録媒体の加熱後に、記録面に水を含む水性ニスを第1方向に塗布するニス塗布工程と、を備え、水性ニスを塗布する際の記録面の温度をTp、水性ニスの皮膜化時間をtw、塗布された水性ニスが乾燥した印刷物の記録面における第1方向の光沢度と第1方向に直交する方向の光沢度との差分である光沢差の許容値に応じて決まる定数をaとすると、Tp−(40/6)×tw≦a…(式B)の関係を満たす。ここで、温度Tpの単位は℃であり、皮膜化時間twの単位は分である。

0021

本態様によれば、水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減することができる。

0022

また、プログラムコンピュータ読み取り可能なコードが記録された非一時的記録媒体も本態様に含まれる。

発明の効果

0023

本発明によれば、水性ニスを塗布した印刷物の面内方向の光沢度の差を低減することができる。

図面の簡単な説明

0024

インクジェット記録装置の全体構成を示す図
インクジェット記録装置のシステム構成を示すブロック図
ニスの皮膜化時間twの決定処理を示すフローチャート
ニスを塗布した用紙の光沢度を測定した位置を示す図
ニス塗布時の用紙Pの記録面の温度とニスの皮膜化時間との関係をプロットした図
ニス塗布時の用紙Pの記録面の温度とニスの皮膜化時間との関係をプロットした図
インクジェット記録装置における印刷方法の処理を示すフローチャート
制御テーブルの一例を示す図
インクジェット記録装置における印刷方法の処理を示すフローチャート
インクジェット記録装置の全体構成を示す図

実施例

0025

以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施形態について詳説する。

0026

<第1の実施形態>
〔インクジェット記録装置の全体構成〕
インクジェット記録装置10(印刷装置の一例)は、枚葉の用紙P(記録媒体の一例)に水性インクを用いて画像を記録するインクジェット方式プリンタである。インクジェット記録装置10は、図1に示すように、画像記録部20、第1チェーン搬送部30、インク乾燥定着部40、ニス塗布部50、ニス前処理部60、第2チェーン搬送部80、ニス乾燥定着部90等を備えている。

0027

〈画像記録部〉
画像記録部20は、用紙Pの記録面に水性インクを付与して画像を記録する画像記録手段であり、搬送胴22、ヘッドユニット24等から構成される。

0028

搬送胴22は、図示されない給紙部から用紙Pを受け取り、受け取った用紙Pを外周面に保持して回転搬送し、第1チェーン搬送部30に受け渡す円筒形状のドラムである。搬送胴22は図示されない回転軸に固定されており、回転軸を中心に回転駆動される。また、搬送胴22は、外周面に図示されない爪形状のグリッパを備えている。このグリッパは、給紙部から用紙Pが受け渡される位置で用紙Pの先端を把持し、第1チェーン搬送部30に用紙Pを受け渡す位置で用紙Pの把持を解除する。

0029

搬送胴22の外周面には図示されない吸着孔が多数形成されており、吸着孔に発生させた負圧によって用紙Pが搬送胴22の外周面に吸着保持される。なお、負圧吸引によって用紙Pを吸着固定する構成に限らず、例えば、静電吸着により用紙Pを吸着保持してもよい。

0030

ヘッドユニット24は、搬送胴22によって搬送される用紙Pの記録面にそれぞれマゼンタ(M)、黒(K)、シアン(C)、及びイエロー(Y)の4色の水性インクを付与するインクジェットヘッド24M、24K、24C、及び24Yを備えている。インクジェットヘッド24M、24K、24C、及び24Yは、それぞれ図示されないノズル面を搬送胴22に向けて配置されており、ノズル面には水性インクを吐出する図示されない複数のノズルが設けられている。なお、水性インクとは、水及び水に可溶な溶媒染料顔料などの色材を溶解又は分散させたインクをいい、以下において単にインクと表記する場合がある。

0031

以上のように構成された画像記録部20は、給紙部から供給された用紙Pの先端をグリッパにより把持し、用紙Pを搬送胴22の外周面に保持し、搬送胴22を回転させることで用紙Pを搬送する。インクジェットヘッド24M、24K、24C、及び24Yは、それぞれノズル面が対向する位置に搬送されてきた用紙Pに対してノズルから各色インクを吐出し、用紙Pの記録面に画像を記録する(インクを用いて画像を記録する一例)。その後、搬送胴22は、画像が記録された用紙Pを第1チェーン搬送部30に受け渡す。

0032

〈第1チェーン搬送部〉
第1チェーン搬送部30(搬送部の一例)は、画像記録部20から受け取った用紙Pをニス塗布部50まで搬送するチェーングリッパであり、第1スプロケット32、第2スプロケット34、チェーン36、グリッパ38等から構成される。

0033

第1スプロケット32は画像記録部20側に設置され、第2スプロケット34はニス塗布部50側に設置されている。第1スプロケット32と第2スプロケット34とは、図示されない軸受軸支されて回転自在に設けられるとともに、第1スプロケット32には図示されないモータが連結される。

0034

チェーン36は無端状に形成されており、第1スプロケット32及び第2スプロケット34に巻き掛けられている。第1スプロケット32と第2スプロケット34との間には、チェーン36の走行ガイドする図示されない複数のチェーンガイドが設けられている。

0035

第1スプロケット32、第2スプロケット34、チェーン36、及びチェーンガイドは、それぞれ一対で構成され、用紙Pの搬送方向であるY方向に直交するX方向における用紙Pの両側に配設される。

0036

グリッパ38は、一対で設けられるチェーン36に掛け渡されて設置され、チェーン36に一定の間隔をもって複数取り付けられている。グリッパ38は、搬送胴22から用紙Pが受け渡される位置で用紙Pの先端を把持し、ニス圧胴52に用紙Pを受け渡す位置で用紙Pの把持を解除する。

0037

以上のように構成された第1チェーン搬送部30は、第1スプロケット32に接続されたモータを駆動すると、第1スプロケット32が図1において右回りに回転し、チェーン36が走行する。グリッパ38は、搬送胴22から受け渡された用紙Pの先端を把持し、チェーン36の走行経路に沿って移動することで用紙Pを搬送し、ニス圧胴52に用紙Pを受け渡す。これにより、用紙Pが搬送経路に沿って搬送される。

0038

〈インク乾燥定着部〉
インク乾燥定着部40(乾燥部の一例)は、通過する用紙Pの記録面のインクを加熱して乾燥定着させる加熱定着手段であり、加熱乾燥ユニット42、ガイドボード44、ジャムセンサ46a及び46b等から構成される。

0039

加熱乾燥ユニット42は、赤外線ヒータ42H及びホットエアナイフ42Nから構成され、赤外線ヒータ42Hにより空気を加熱し、ホットエアナイフ42Nにより加熱した空気を用紙Pへ吹き付ける。

0040

加熱乾燥ユニット42と対向する位置には、ガイド手段の一例であるガイドボード44が配置されている。ガイドボード44は矩形板状部材であり、用紙Pを保持する平坦な用紙保持面を備えている。用紙保持面のY方向のサイズは加熱乾燥ユニット42よりも大きく、用紙保持面のX方向のサイズは用紙Pの幅よりも大きく形成されている。

0041

ガイドボード44は、チェーン36から一定の距離を離して、用紙保持面を加熱乾燥ユニット42に向けて配置されている。用紙保持面には図示されない多数の吸着孔が設けられており、吸着孔に連通するポンプ等の図示されない吸引手段により、第1チェーン搬送部30により搬送される用紙Pを用紙保持面に吸着する。

0042

ジャムセンサ46a及び46bは、それぞれ用紙Pの搬送経路における加熱乾燥ユニット42の直前及び直後に配置されている。ジャムセンサ46a及び46bにより、用紙Pの搬送の有無を検出することで、インク乾燥定着部40における用紙Pのジャム詰まり)を検出することができる。

0043

以上のように構成されたインク乾燥定着部40は、第1チェーン搬送部30によって搬送される用紙Pを記録面の反対面である裏面側からガイドボード44により吸着し、加熱乾燥ユニット42により用紙Pの記録面を加熱して記録面のインクを乾燥定着させる。

0044

なお、ジャムセンサ46aにおいて検出された用紙Pが一定時間経過後にジャムセンサ46bにおいて検出されない場合は、インク乾燥定着部40においてジャムが発生したと判断する。ジャムと判断した場合は、用紙Pの搬送を強制的に停止させ、加熱乾燥ユニット42の熱源への通電遮断する等の安全確保措置を行う。

0045

〈ニス塗布部〉
ニス塗布部50は、画像が記録された用紙Pの記録面にニス(コーティング液)を塗布するニス塗布手段であり、ニス圧胴52、ニス胴54、ニス供給ローラ56、ニスチャンバー58等から構成される。

0046

ニス圧胴52は、第1チェーン搬送部30から用紙Pを受け取り、受け取った用紙Pを外周面に保持して回転することで用紙PをY方向に搬送し、第2チェーン搬送部80に受け渡す円筒形状のドラムである。ニス圧胴52は、図示されない回転軸に固定されており、回転軸を中心に回転駆動される。さらに、ニス圧胴52は、外周面に図示されない爪形状のグリッパを備えている。このグリッパは、第1チェーン搬送部30から用紙Pが受け渡される位置で用紙Pの先端を把持し、第2チェーン搬送部80に用紙Pを受け渡す位置で用紙Pの把持を解除する。

0047

ニス胴54は、表面に保持したニスを用紙Pの記録面に転写塗布(コーティング)するニス塗布ローラであり、外周面には図示されないニス版(樹脂版あるいはブランケットとも呼ばれる)が巻かれている。ニス供給ローラ56は、ニス胴54のニス版表面に一定量のニスを供給する計量ローラである。ニスチャンバー58は、ニスを貯留しており、このニスにニス供給ローラ56の一部を浸漬することで、ニス供給ローラ56にニスを供給する。ニスチャンバー58へのニスの供給は、図示されないニス循環装置によって行われる。ニスの種類については特に限定されないが、ここでは水性ニスが使用される。なお、水性ニスとは、水及び水に可溶な溶媒を含むニスである。

0048

以上のように構成されたニス塗布部50は、ニスチャンバー58からニス供給ローラ56にニスが供給される。ニスチャンバー58から供給されたニスは、図示されないチャンバーブレードによりニス供給ローラ56の表面から余分なニスが掻き落とされることで、ニス供給ローラ56にニスが定量計量かつ均一に供給される。続いて、ニス供給ローラ56からニス胴54のニス版に、計量されたニスが均一に転写される。

0049

一方、第1チェーン搬送部30からニス圧胴52に受け渡された用紙Pは、ニス圧胴52の外周面に保持され、ニス圧胴52が回転することで搬送方向であるY方向(第1方向の一例)に搬送され、ニス圧胴52とニス胴54との接触点ニップ点)に到達する。

0050

ニス版とニス圧胴52によってY方向に搬送される用紙Pの記録面とがニップ点において接触し、ニップ点が順次用紙Pの記録面内のY方向に移動することで、ニス胴54のニス版に均一塗布されて保持されたニスは、インク乾燥定着部40により加熱された用紙Pの記録面に一様に転写塗布される。すなわち、ニス塗布部50は、加熱後の用紙Pの記録面にニスをY方向に塗布する。このように、ニスが用紙Pの記録面に一様に転写されることで、ニス乾燥定着部90におけるニスの乾燥定着が安定する。

0051

なお、ニス圧胴52の外周面に設けられた図示されないグリッパは、ニス圧胴52の外周面よりも外側に突出している。したがって、ニス圧胴52には、グリッパとニス胴54との衝突を回避するために、グリッパが配置された位置のニス圧胴52の端部に図示されない乗り上げ台が設けられている。

0052

ニス胴54によって用紙Pの記録面にニスを一様に転写塗布した後、ニス圧胴52は、第2チェーン搬送部80に用紙Pを受け渡す。

0053

ニス塗布部50は、ニスチャンバー58のチャンバーブレードとニス供給ローラ56との接触圧力、及び/又はニス胴54のニス版とニス圧胴52に保持された用紙Pとのニップ圧力を調整できるように構成されている。また、ニス供給ローラ56の表面とニス胴54のニス版の表面との線速度を調整可能に構成されており、用紙Pへのニスの供給量を調整することも可能である。

0054

また、用紙Pに記録される画像パターンに合わせて、用紙Pの記録面にニスのパターンを塗布する場合もあり、スポットニスと呼ばれている。スポットニスは、記録した画像に対する位置合わせが必要であり、位置合わせのためにニス胴54に巻かれたニス版を移動させる機能を備えている。このニス版の移動は、Y方向の位置調整天地調整)及びX方向の位置調整(左右調整)は、ニス胴54及び図示されないギアの噛み合いを調整することで行う。また、斜めの調整は、ニス版を斜めに貼り(巻き)直したり、ニス圧胴52への用紙Pの受け渡しを斜めにしたりすることで行う。

0055

〈ニス前処理部〉
ニス前処理部60は、用紙Pの記録面に画像を記録してからニスを塗布するまでの間に、記録面の温度を調整する前処理手段であり、送風ユニット62及びガイドボード66等から構成される。

0056

送風ユニット62(送風部の一例)は、第1チェーン搬送部30により搬送される用紙Pの記録面へ環境温度の吹き付け風を供給する図示されない電動ファンを備えている。送風ユニット62は、第1チェーン搬送部30による用紙Pの搬送の有無にかかわらず、電動ファンにより常時吹き付け風を供給する。なお、送風ユニット62に対向する位置を用紙Pが通過する場合にのみ、送風ユニット62からの吹き付け風を供給してもよい。

0057

送風ユニット62と対向する位置には、ガイドボード66が配置されている。ガイドボード66は、第1チェーン搬送部30により搬送される用紙Pを裏面側からガイドするガイド面を備えている。

0058

第1チェーン搬送部30の用紙Pの搬送経路は、第2スプロケット34において用紙Pの裏面をニス圧胴52の外周面に向ける凹状の湾曲した区間Cを有している。ガイドボード66のガイド面は、この凹状の湾曲した区間Cに沿って湾曲して設けられている。

0059

ガイドボード66には、送風ユニット62からの吹き付け風を通気させるための図示されない複数の通気穴が貫通して形成されている。この通気穴により、ガイドボード66上に用紙Pが存在しない場合であっても、送風ユニット62から供給された吹き付け風を、ガイドボード66の反対面側に通気させることができる。これにより、ガイドボード66のガイド面側に吹き付け風が滞留することを防止することができる。なお、通気穴は、少なくとも送風ユニット62と対向する位置に設けられていればよい。

0060

また、ガイドボード66のガイド面の反対面側には、図示されないダクトが設けられている。送風ユニット62から供給された吹き付け風は、図示されない通気穴を介してガイドボード66を通気し、図示されないダクトの内部に流入する。ダクトの内部に流入した気体は、ダクトを介してインクジェット記録装置10の外部へ排気される。

0061

また、送風ユニット62の吹き付け風により、用紙Pの裏面とガイドボード66とが接触し、用紙Pの裏面が損傷する可能性がある。これを回避するため、通気穴にX方向を軸として回転する図示されないコロを併設してもよい。これにより、吹き付け風により用紙Pがガイドボード66に押し付けられても、コロが用紙Pの搬送に伴って回転することにより用紙Pが円滑に搬送され、用紙Pの裏面の損傷を防止することができる。

0062

ここでは、送風ユニット62をガイドボード66に対向して設けたが、送風ユニット62をガイドボード66のX方向の一方に配置し、X方向の側方から吹き付け風を供給してもよい。この場合は、ガイドボード66のX方向の他方に図示されないダクトを設けてもよい。

0063

以上のように構成されたニス前処理部60は、第1チェーン搬送部30によって搬送される用紙Pを記録面の裏面側からガイドボード66によりガイドし、送風ユニット62により用紙Pの記録面に空気流を供給することで、用紙Pの記録面を冷却し、記録面の温度をニスの塗布に適切な温度に調整することができる。

0064

ここでは、用紙Pの記録面の温度を調整するために、送風ユニット62から環境温度の吹き付け風を供給して冷却したが、環境温度よりも低い温度の冷風を用紙Pの記録面に吹き付けてもよい。また、記録面の温度を上げる場合には、環境温度より高い温度の温風を用紙Pの記録面に吹き付けてもよいし、及び/又はガイドボード66にヒータを内蔵し、ヒータにより用紙Pの裏面から加熱してもよい。

0065

〈第2チェーン搬送部〉
第2チェーン搬送部80は、ニス塗布部50から受け取った用紙Pを図示されない排紙部まで搬送するチェーングリッパであり、第1スプロケット82、第2スプロケット84、チェーン86、グリッパ88等から構成される。

0066

第1スプロケット82はニス塗布部50側に設置され、第2スプロケット84は図示されない排紙部側に設置されている。第1スプロケット82と第2スプロケット84とは、図示されない軸受に軸支されて回転自在に設けられるとともに、第1スプロケット82には図示されないモータが連結される。

0067

チェーン86は無端状に形成されており、第1スプロケット82及び第2スプロケット84に巻き掛けられている。第1スプロケット82と第2スプロケット84との間には、チェーン86の走行をガイドする図示されない複数のチェーンガイドが設けられている。

0068

第1スプロケット82、第2スプロケット84、チェーン86、及びチェーンガイドは、それぞれ一対で構成され、用紙Pの搬送方向に直交する方向における用紙Pの両側に配設される。

0069

グリッパ88は、一対で設けられるチェーン86に掛け渡されて設置され、チェーン86に一定の間隔をもって複数取り付けられている。グリッパ88は、ニス圧胴52から用紙Pが受け渡される位置で用紙Pの先端を把持し、図示されない排紙部に用紙Pを受け渡す位置で用紙Pの把持を解除する。

0070

以上のように構成された第2チェーン搬送部80は、第1スプロケット82に接続された図示されないモータを駆動すると、第1スプロケット82が図1において右回りに回転し、チェーン86が走行する。グリッパ88は、ニス圧胴52から受け渡された用紙Pの先端を把持し、チェーン86の走行経路に沿って移動することで用紙Pを搬送し、図示されない排紙部に用紙Pを受け渡す。

0071

〈ニス乾燥定着部〉
ニス乾燥定着部90は、通過する用紙Pの記録面のニスを乾燥定着させるニス乾燥定着手段であり、加熱乾燥ユニット92、ガイドボード96、ジャムセンサ98a及び98b等から構成される。

0072

加熱乾燥ユニット92は、赤外線ヒータ92H及びホットエアナイフ92Nから構成され、赤外線ヒータ92Hにより空気を加熱し、ホットエアナイフ92Nにより加熱した空気を用紙Pへ吹き付ける。加熱乾燥ユニット92は、その出力強度が調整可能に構成されている。

0073

加熱乾燥ユニット92と対向する位置には、ガイドボード96が配置されている。ガイドボード96は矩形の板状部材であり、Y方向のサイズは加熱乾燥ユニット92よりも大きく、X方向のサイズは用紙Pの幅よりも大きく形成されている。

0074

また、ガイドボード96は、用紙Pを保持する平坦な用紙保持面を備えており、チェーン86から一定の距離を離して、用紙保持面を加熱乾燥ユニット92に向けて配置されている。用紙保持面には図示されない多数の吸着孔が設けられており、第2チェーン搬送部80により搬送される用紙Pを用紙保持面に吸着する。

0075

ジャムセンサ98a及び98bは、それぞれ用紙Pの搬送経路における加熱乾燥ユニット92の直前及び直後に配置されている。ジャムセンサ98a及び98bにより、用紙Pの搬送の有無を検出することで、ニス乾燥定着部90における用紙Pのジャムを検出することができる。

0076

以上のように構成されたニス乾燥定着部90は、第2チェーン搬送部80によって搬送される用紙Pを記録面の裏面側からガイドボード96により吸着し、加熱乾燥ユニット92により用紙Pの記録面を加熱して、記録面のニスを乾燥定着させる。加熱乾燥ユニット92の出力強度は、適宜適切な値に調整すればよい。

0077

また、ジャムセンサ98aにおいて検出された用紙Pが一定時間経過後にジャムセンサ98bにおいて検出されない場合は、ニス乾燥定着部90において用紙Pのジャムが発生したと判断する。ジャムと判断した場合は、用紙Pの搬送を強制的に停止させ、赤外線ヒータ92H及びホットエアナイフ92Nへの通電を遮断する等の安全確保措置を行う。

0078

第2チェーン搬送部80によってニス乾燥定着部90を通過した用紙Pは、その後図示されない排紙部へ送られる。用紙Pを回収する排紙部は、用紙Pを平積みスタック)する。

0079

なお、第2チェーン搬送部80の用紙Pの搬送経路における加熱乾燥ユニット92と図示されない排紙部との間に、通過する用紙Pに送風して冷却する冷却装置を配置してもよい。また、排紙部において用紙Pを平積みした集積部に風を送り平積み状態のまま用紙間に風を通して冷却する冷却装置を配置してもよい。

0080

〔インクジェット記録装置のシステム構成〕
図2は、インクジェット記録装置10のシステム構成を示すブロック図である。インクジェット記録装置10は、前述した画像記録部20、第1チェーン搬送部30、インク乾燥定着部40、ニス塗布部50、ニス前処理部60、第2チェーン搬送部80、ニス乾燥定着部90の他、入力部12、CPU(Central processing unit)14、画像記録制御部120、第1チェーン搬送制御部130、インク乾燥定着制御部140、ニス塗布制御部150、ニス前処理制御部160、第2チェーン搬送制御部180、及びニス乾燥定着制御部190を備えている。

0081

入力部12は、印刷する画像データ等をユーザがインクジェット記録装置10に入力するためのユーザインターフェースである。

0082

CPU14は、入力部12からの入力に応じてインクジェット記録装置10の各部を統括制御する制御手段である。CPU14は、図示されない記憶部に制御テーブル16を備えている。制御テーブル16の詳細については後述する。

0083

画像記録制御部120は、CPU14からの制御信号に従って画像記録部20を制御し、搬送胴22により用紙Pを搬送させ、インクジェットヘッド24M、24K、24C、及び24Yによって用紙Pの記録面に画像を記録させる。

0084

第1チェーン搬送制御部130は、CPU14からの制御信号に従って第1チェーン搬送部30を制御し、図示されないモータにより第1スプロケット32を回転させ、チェーン36を走行させてグリッパ38によって把持した用紙Pを搬送させる。

0085

インク乾燥定着制御部140は、CPU14からの制御信号に従ってインク乾燥定着部40を制御し、図示されない吸着手段により用紙Pをガイドボード44に吸着させ、加熱乾燥ユニット42によって用紙Pの記録面を加熱させ、記録面のインクを乾燥定着させる。また、ジャムセンサ46a及び46bによってジャムの発生を検出させる。

0086

ニス塗布制御部150は、CPU14からの制御信号に従ってニス塗布部50を制御し、用紙Pの記録面にニスを第1方向に塗布させる。

0087

ニス前処理制御部160は、CPU14からの制御信号に従ってニス前処理部60を制御し、送風ユニット62により用紙Pの記録面に空気流を供給させる。

0088

第2チェーン搬送制御部180は、CPU14からの制御信号に従って第2チェーン搬送部80を制御し、図示されないモータにより第1スプロケット82を回転させ、チェーン86を走行させてグリッパ88によって把持した用紙Pを搬送させる。

0089

ニス乾燥定着制御部190は、CPU14からの制御信号に従ってニス乾燥定着部90を制御し、図示されない吸着手段により用紙Pをガイドボード96に吸着させ、加熱乾燥ユニット92により用紙Pの記録面を加熱させる。記録面のニスを乾燥定着させる。また、ジャムセンサ98a及び98bによってジャムの発生を検出させる。

0090

なお、画像記録制御部120、第1チェーン搬送制御部130、インク乾燥定着制御部140、ニス塗布制御部150、ニス前処理制御部160、第2チェーン搬送制御部180、及びニス乾燥定着制御部190は、CPU14、又はCPU14とは異なる1つ又は複数のCPUにより構成し、図示されない記憶部に保存されているプログラムを読み出して実行することにより動作させてもよい。

0091

このように画像の記録とニスの塗布とをインラインで行うインクジェット記録装置10において印刷された用紙Pには、ニスの乾燥後のY方向の光沢度GyとX方向の光沢度Gxとで差が生じる。本願発明者は、鋭意検討の結果、この光沢度の差は、ニスを塗布する際の記録面の温度及びニスの物性が関係していることを見出した。

0092

〔ニスの皮膜化時間〕
本実施形態では、ニスの物性を示す指標として、ニスの皮膜化時間を用いる。ニスの皮膜化時間twは、5グラムのニスを入れた直径60ミリメートルの平らな底を有するプラスチック製の容器を80℃のホットプレート上に水平に載置してから、容器を水平に対して45度の角度で傾けた際に容器内のニスにシワが発生するまでの時間と定義する。ここで、シワとは、ホットプレートから加えられた熱により粘度が上昇したニスがカップの傾斜によって流動することでニスの表面にできる、凹形状を指す。

0093

ニスの皮膜化時間twの測定方法について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。

0094

最初に、プラスチック製のカップ(容器の一例)に、皮膜化時間を測定したいニスを5g入れる(ステップS2)。このカップの底は、直径60ミリメートルの平らな底を有している。

0095

次に、このカップを80℃に熱したホットプレートの上に水平に載置し(ステップS4)、カップをホットプレート上に載置してからの経過時間の計測を開始する(ステップS6)。

0096

続いて、カップをホットプレート上に載置してから1分間経過したか否かを判定する(ステップS8)。1分間が経過していない場合は、引き続きステップS8の判定処理を行う。

0097

1分間が経過した場合は、ステップS10に移行し、カップを水平に対して45度の角度で傾け(ステップS10)、カップ内のニスにシワが発生したか否かを判定する(ステップS12)。

0098

シワが発生していない場合は、カップを水平に戻し(ステップS14)、ステップS8の処理に戻る。カップを傾けて水平に戻すまでの時間は1秒程度とする。

0099

ステップS8では、カップを傾けてから1分間が経過したか否かを判定し、さらに1分間が経過した場合はステップS10に移行する。すなわち、1分おきにカップを傾けて、ニスにシワが発生するか否かを判定する。

0100

シワが発生した場合は、ホットプレート上に載置してからニスにシワが発生するまでの経過時間をこのニスの皮膜化時間twに決定して(ステップS16)、本フローチャートの処理を終了する。皮膜化時間twの単位は分とする。

0101

以上のように、使用するニスの皮膜化時間twを予め取得しておく。

0102

〔ニスの皮膜化時間とニス塗布時の紙面温度との関係〕
続いて、ニスの皮膜化時間、ニス塗布時の紙面温度、及び光沢差の関係について調べた。

0103

まず、インクジェット記録装置10において用紙Pの記録面にニスを塗布した。また、ニスを塗布する際の記録面の温度を取得した。

0104

次に、このニスの乾燥後に光沢度を測定した。光沢度の測定は、JIS(Japanese Industrial Standards) Z 8741に準拠して、光沢度計(BYK社製micro−RTI gross)を用いて入反射角60度で行った。光沢度は、光沢性が高いほど値が大きく、単位は無次元である。ここでは、図4に示すように、搬送方向であるY方向が532mm、X方向が750mmのサイズの用紙Pにニスを塗布し、用紙Pの9ヶ所の位置においてX方向の光沢度Gx及びY方向の光沢度Gyについて測定した。さらに、それぞれの位置のY方向の光沢度GyとX方向の光沢度Gxとの差分である光沢差ΔG=Gy−Gxを算出し、9ヶ所の光沢差ΔGを平均した値を、このニス及びニス塗布時の記録面の温度の組み合わせにおける光沢差ΔGとした。

0105

ニス塗布部50は、用紙Pの記録面にY方向にニスを塗布するため、Gy>Gxの関係を有する。したがって、光沢差ΔGは正の値となる。なお、以下において、光沢差ΔGに代えて、光沢差ΔGの絶対値である|ΔG|を用いてもよい。

0106

図5及び図6は、ニスの種類ごとに、ニス塗布時の用紙Pの記録面の温度とニスの皮膜化時間との関係をプロットした図である。同図の横軸は、単位を℃としてニス塗布時の用紙Pの記録面の温度を示し、縦軸は、単位を分としてニスの皮膜化時間を示している。また、印刷物として許容される光沢差を示す許容値を満たす場合を黒塗り記号で示し、満たさない場合を白抜きの記号で示している。図5での許容値は0であり、図6での許容値は5である。

0107

図5及び図6に示すW7515、W3950、W7777、W7300、及びW985は、いずれもHi-Tech Coatings社製の水性ニスであり、それぞれ皮膜化時間が測定回数2回の平均で16分、14分、12分、6.5分、及び5分であった。W7300希釈はW7300にW7300の20質量%の水を加えて希釈したものであり、皮膜化時間は測定回数2回の平均で9.5分であった。また、HYDLITH2012は、DICグラフィックス社製の水性ニスであり、皮膜化時間は測定回数2回の平均で13分であった。

0108

許容値が0の場合、図5に示すように、皮膜化時間が5分であるW985、皮膜化時間が7分であるW7300、及び皮膜化時間が9分であるW7300希釈は、用紙Pの記録面の温度が40℃、60℃、及び80℃において許容値を満たしていない。皮膜化時間が12分であるW7777は、用紙Pの記録面の温度が60℃及び80℃において許容値を満たしていないが、40℃において許容値を満たしている。

0109

また、皮膜化時間が13分であるHYDLITH2012及びW3950は、用紙Pの記録面の温度が80℃において許容値を満たしていないが、40℃及び60℃において許容値を満たしている。さらに、皮膜化時間が16分であるW7515は、用紙Pの記録面の温度が60℃及び80℃において許容値を満たしており、40℃においても満たしていると考えられる。

0110

一方、許容値が5の場合、図6に示すように、W985は、用紙Pの記録面の温度が40℃、60℃、及び80℃において許容値を満たしていない。W7300は、用紙Pの記録面の温度が60℃及び80℃において許容値を満たしていないが、40℃において許容値を満たしている。W7300希釈は、用紙Pの記録面の温度が80℃において許容値を満たしていないが、40℃及び60℃において許容値を満たしている。

0111

また、W7777、HYDLITH2012、W3950は、用紙Pの記録面の温度が40℃、60℃、及び80℃において、許容値を満たしている。さらに、W7515についても、用紙Pの記録面の温度が60℃及び80℃において、許容値を満たしており、40℃においても満たしていると考えられる。

0112

許容値を満たす場合と満たさない場合との境界を表す直線を図5及び図6に示す。これらの直線から、下記の式1を導くことができる。すなわち、ニスを塗布する際の記録面の温度をTp、ニスの皮膜化時間をtw、塗布されたニスが乾燥した後の記録面におけるY方向の光沢度とX方向の光沢度との差分である光沢差の許容値に応じて定まる定数をaとすると、
Tp−(40/6)×tw≦a …(式1)
を満たすことで、許容値を満たすことができる。なお、Tpの単位は℃であり、twの単位は分である。

0113

また、許容値をGpとすると、式1の右辺である定数aは、
a=5.2×Gp−26 …(式2)
と表すことができる。

0114

したがって、定数aの値は、許容値Gpが0の場合は−26、許容値Gpが5の場合は0、許容値Gpが10の場合は26となる。

0115

〔ニス前処理部における記録面の温度制御
続いて、インクジェット記録装置10における印刷方法について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。本実施形態では、式1を満たすようにニス前処理部60を動作させる。

0116

印刷開始前に、ニス前処理部60の条件設定を行う。ニス前処理部60の条件設定は、最初に、ユーザがステップS22において、入力部12を用いて印刷物として許容される光沢差の許容値GpをCPU14(取得部の一例)に入力する。ここでは光沢差の許容値Gpが0であるとする。なお、ユーザに定数aを入力させてもよい。

0117

次に、CPU14は、ステップS24において、制御テーブル16から使用するニスを選択する。図8は、許容値が0の場合の制御テーブル16の一例を示す図である。制御テーブル16には、使用可能なニスの種類と、そのニスを使用した場合に許容値を満足するための用紙Pの記録面の温度Tpの上限とが関連付けられて記憶されている。すなわち、温度Tpの上限は、各ニスの皮膜化時間twと許容値Gpとを式1及び式2に代入して求められる温度Tpの最大値である。

0118

図8に示す例では、W7515、W3950、HYDLITH2012、及びW7777の4種類のニスが用意されており、ここではW3950のニスを選択するものとする。選択可能なニスを図示されない表示部に表示し、表示されたニスの中からユーザが選択する構成としてもよい。

0119

続いて、CPU14(算出部の一例)は、ステップS26において、ステップS24で選択したニスについて制御テーブル16から許容値を満足するための温度Tpの上限を取得し、ニスを塗布する際の記録面の温度Tpを取得した上限以下にするための送風ユニット62の風量を決定する。図8に示すように、W3950のニスを用いる場合の記録面の温度Tpの上限は60℃である。

0120

送風ユニット62は、図示されない電動ファンの単位時間当たりの回転数を変更することで風量を調整可能となっている。CPU14は、記録面の温度Tpを取得した温度Tpの上限以下にするように、図示されない電動ファンの回転数を決定する。図示されない電動ファンの単位時間当たりの回転数と、第1チェーン搬送部30の搬送速度で搬送され、加熱乾燥ユニット42によって加熱された記録媒体をその回転数で冷却した場合の記録面の温度Tpの関係を示すテーブルを用いてもよい。また、送風ユニット62に複数の電動ファンを設け、駆動する電動ファンの数を変更して風量を調整してもよい。

0121

以上で、ニス前処理部60の条件設定は終了する。続いて印刷を開始する。

0122

印刷は、まずステップS28において、画像記録制御部120、第1チェーン搬送制御部130、ニス塗布制御部150、及び第2チェーン搬送制御部180が、用紙Pの搬送を開始する。用紙Pは、前述のように搬送胴22、第1チェーン搬送部30、ニス圧胴52、及び第2チェーン搬送部80によって順に搬送される。

0123

続いて、画像記録制御部120は、ステップS30(記録工程の一例)において、搬送胴22の外周面に保持されて回転搬送される用紙Pの記録面にヘッドユニット24からインクを吐出し、用紙Pの記録面に画像を記録する。

0124

その後、用紙Pは第1チェーン搬送部30に受け渡され、インク乾燥定着制御部140は、ステップS32(乾燥工程の一例)において、インク乾燥定着部40によって用紙Pの記録面のインクを乾燥定着させる。

0125

続いて、ニス前処理制御部160(制御部の一例)は、ステップS34において、ニス前処理部60の送風ユニット62からステップS26で設定された風量で用紙Pを冷却する。これにより、ステップS32でインク乾燥定着部40によって加熱された用紙Pの記録面の温度は、制御テーブル16から取得した温度Tpの上限以下に冷却される。ここでは、記録面の温度Tpは60℃以下に冷却される。

0126

その後、用紙Pはニス圧胴52に受け渡され、ステップS36(ニス塗布工程の一例)において、ニス塗布制御部150は、記録面の温度Tpが60℃以下となった用紙Pの記録面にニス塗布部50によってニスをY方向に塗布する。

0127

ニスが塗布された用紙Pは第2チェーン搬送部80に受け渡され、ステップS38において、ニス乾燥定着制御部190がニス乾燥定着部90によって用紙Pに塗布されたニスを乾燥させる。

0128

CPU14は、ステップS40において、全ての印刷が終了したか否かを判定する。全ての印刷が終了した場合は、本フローチャートの処理を終了する。引き続き印刷を行う場合は、ステップS28に戻り、同様の処理を繰り返す。

0129

本実施形態によれば、取得した許容値Gpとニスに応じた記録面の温度Tpの上限を取得し、取得された温度Tpの上限以下にする風量で記録面を冷却するので、ニスを塗布する際の記録面の温度Tpとニスの皮膜化時間twと許容値Gpに応じて決まる定数aとの関係が式1を満たすことができる。したがって、ニスの乾燥後の印刷物の面内方向の光沢度の差を低減することができ、Y方向の光沢度GyとX方向の光沢度Gxとの差分である光沢差ΔGが許容値Gpを満たすことができる。

0130

<第2の実施形態>
図9は、第2の実施形態に係る印刷方法の処理を示すフローチャートである。なお、図7に示すフローチャートと共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態では、式1を満たすようにニスの選択を行う。

0131

第1の実施形態と同様に、最初に、ユーザはステップS22において、入力部12を用いて印刷物の光沢差の許容値をCPU14(取得部の一例)に入力する。ここでは許容値が0であるとする。

0132

次に、CPU14は、ステップS50において、送風ユニット62の風量を取得する。

0133

続いて、CPU14(算出部の一例、選択部の一例)は、ステップS52において、送風ユニット62の風量から決まるニスを塗布する際の用紙Pの記録面の温度Tpを算出する。そして、制御テーブル16から温度Tpの上限が温度Tp以下のニスを選択する。すなわち、許容値Gpと温度Tpとを式1及び式2に代入して求められる皮膜化時間twの下限以上の皮膜化時間twを有するニスを選択する。例えば、温度Tpが50℃であるとすると、温度Tpの上限が40℃であるW7777のニスを選択することができる。

0134

なお、送風ユニット62の風量から温度Tpを算出するのではなく、ニスを塗布する際に送風ユニット62によって冷却した記録面の温度を実際に測定することで温度Tpを取得してもよい。

0135

ステップS28以降の処理は、第1の実施形態と同様である。ニス塗布部50は、ステップS36において、ステップS52で選択したニスを用紙Pの記録面に塗布する。

0136

本実施形態によれば、送風ユニット62の風量から決まるニスを塗布する際の用紙Pの記録面の温度Tpを取得し、取得された記録面の温度Tp以下で許容値Gpを満足できるニスを選択するので、皮膜化時間の長いニスを選択することができ、ニスを塗布する際の記録面の温度Tpとニスの皮膜化時間twと許容値Gpに応じて決まる定数aとの関係が式1を満たすことができる。したがって、ニスの乾燥後の印刷物の面内方向の光沢度の差を低減することができ、Y方向の光沢度GyとX方向の光沢度Gxとの差分である光沢差ΔGが許容値Gpを満たすことができる。

0137

<第3の実施形態>
図10は、第3の実施形態に係るインクジェット記録装置100の全体構成を示す図である。図1に示すインクジェット記録装置10とは、ニス前処理部60に冷却ローラ78を備えたところが異なる。

0138

冷却ローラ78(温度調整ローラの一例)は、用紙Pに接触することで用紙Pから吸熱し、用紙Pの温度を下げる冷却手段であり、ニス圧胴52の回転に従動して回転する円筒形状のドラムを含んで構成される。冷却ローラ78は、ニス圧胴52に向けて付勢され、ニス圧胴52との間で用紙Pを挟持して、冷却ローラ78の外周面が用紙Pの記録面と接触するように設けられている。冷却ローラ78には、内部に冷却水流通させる図示されない流通路、及び/又は内部に風を通気させる図示されない通気路等の、冷却ローラ78自体を冷却する機構が設けられている。

0139

冷却ローラ78は、ニス圧胴52の用紙Pの搬送経路において、第1チェーン搬送部30から用紙Pを受け取る位置からニス胴54とのニップ点までの間に配置されている。この位置に配置することで、用紙Pの搬送経路を長くすることなく、用紙Pを冷却することができる。

0140

なお、冷却ローラ78についても、図示されない乗り上げ台により、ニス圧胴52の図示されないグリッパとの衝突が回避される。

0141

冷却ローラ78は、吸熱効果を上げるため、一般的に熱伝導率が良いアルミニウム等の金属材料が用いられる。一方、ニス圧胴52も鉄鋼等の金属が用いられる。このように、用紙Pが搬送されない状態では、金属同士が接触し、ニス圧胴52及び/又は冷却ローラ78の表面が損傷する可能性がある。したがって、ニス圧胴52の外周面と冷却ローラ78の外周面との間に隙間を設けることで、用紙Pが搬送されない状態での動作時に、冷却ローラ78とニス圧胴52との金属同士の接触面積をできるだけ減らすようにしている。

0142

以上のように構成されたニス前処理部60は、第1チェーン搬送部30によって搬送される用紙Pを記録面の裏面側からガイドボード66によりガイドし、送風ユニット62により用紙Pの記録面に空気流を供給して用紙Pの記録面の温度を調整する。また、冷却ローラ78は、ニス圧胴52によって搬送される用紙Pの記録面と接触し、用紙Pの記録面の温度を調整する。ここでは、送風ユニット62の風量及び冷却ローラ78自体の温度を調整することで、用紙Pの記録面の温度を許容値に応じた所望の温度にする。

0143

これにより、ニスを塗布する際の記録面の温度とニスの皮膜化時間との関係が式1を満たすことができる。したがって、ニスの乾燥後の印刷物の面内方向の光沢度の差を低減することができ、Y方向の光沢度GyとX方向の光沢度Gxとの差分である光沢差ΔGが許容値Gpを満たすことができる。

0144

ここでは、送風ユニット62と冷却ローラ78とを備えた構成としたが、送風ユニット62を備えずに、冷却ローラ78のみを用いて用紙Pの記録面を所望の温度にしてもよい。また、記録面の温度を上げる場合には、加熱ローラとして構成してもよい。

0145

〔その他〕
本実施形態に係る印刷方法は、コンピュータに上記の各工程を実行せるために構成したプログラムを記憶したCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)等の非一時的な記録媒体を構成することも可能である。

0146

本実施形態は、印刷とニスの塗布とをインラインで行う装置に適用可能である。印刷は、インクジェットヘッドからインクを吐出して画像を記録するインクジェット方式に限定されず、インクを用いて記録媒体の記録面に画像を記録するものであれば、どのような方式であってもよい。

0147

本発明の技術的範囲は、上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。各実施形態における構成等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各実施形態間で適宜組み合わせることができる。

0148

10インクジェット記録装置
12 入力部
14 CPU
16 制御テーブル
20画像記録部
22搬送胴
24ヘッドユニット
24Cインクジェットヘッド
24K インクジェットヘッド
24M インクジェットヘッド
24Y インクジェットヘッド
30 第1チェーン搬送部
32 第1スプロケット
34 第2スプロケット
36 チェーン
38グリッパ
40インク乾燥定着部
42加熱乾燥ユニット
42H赤外線ヒータ
42Nホットエアナイフ
44ガイドボード
46aジャムセンサ
46b ジャムセンサ
50ニス塗布部
52ニス圧胴
54ニス胴
56ニス供給ローラ
58 ニスチャンバー
60 ニス前処理部
62送風ユニット
66 ガイドボード
78冷却ローラ
80 第2チェーン搬送部
82 第1スプロケット
84 第2スプロケット
86 チェーン
88 グリッパ
90 ニス乾燥定着部
92 加熱乾燥ユニット
92H 赤外線ヒータ
92N ホットエアナイフ
96 ガイドボード
98a ジャムセンサ
98b ジャムセンサ
100 インクジェット記録装置
120画像記録制御部
130 第1チェーン搬送制御部
140 インク乾燥定着制御部
150 ニス塗布制御部
160 ニス前処理制御部
180 第2チェーン搬送制御部
190 ニス乾燥定着制御部
C区間
P 用紙
S2〜S16 ニスの皮膜化時間twの測定処理
S22〜S52印刷方法の処理

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ