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技術 学習支援システム、サーバ、および端末装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 藤田健一
出願日 2016年7月19日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2016-141267
公開日 2018年1月25日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2018-013829
状態 特許登録済
技術分野 電気的に作動する教習具 特定用途計算機 検索装置
主要キーワード 設定指示操作 中間試験 基準人数 未入力状態 模擬試験 関連条件 マスクROM 受験生
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月25日)のものです。
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図面 (14)

課題

端末装置のユーザによる単語の効率的な学習を支援することが可能な学習支援システムを提供する。

解決手段

学習支援システムの端末装置は、日付を含む対象期間と、対象期間に関連付けられた関連条件とを含む絞り込み条件を特定するための入力を受け付けユーザ関連情報の入力を受け付け、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とをサーバに送信する。サーバは、登録単語データベースに基づいて絞り込み条件を満たすユーザ関連情報を有する1以上のユーザを抽出し、当該1以上のユーザに対応する単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を端末装置に送信する。端末装置は、抽出結果をユーザに報知する。

概要

背景

従来、学習用端末である電子辞書は、コンテンツ英和辞典国語辞典等)に含まれる単語(見出し語)と、当該単語の説明情報とを表示する。また、このような電子辞書は、一般的に、検索された単語を登録する単語登録機能を有している。例えば、電子辞書を使用するユーザ(学習者)は、各種試験勉強のために自分が暗記したい(すべき)単語を検索して単語帳に登録する。このように、各ユーザが所有する電子辞書に記憶された情報を利用する技術が知られている。

例えば、特開2004−62228号公報(特許文献1)は、辞書を内蔵した端末における辞書検索情報を集計する辞書情報集計装置を開示している。この装置は、端末から辞書の未収録語に対する検索情報とその検索日付情報とを対応付けて取得し、当該取得された未収録語の検索情報をその検索日付情報と共に記憶し、当該記憶された未収録語の検索情報をその検索日付情報に対応付けて期間毎に集計して表示する。

概要

端末装置のユーザによる単語の効率的な学習を支援することが可能な学習支援システムを提供する。学習支援システムの端末装置は、日付を含む対象期間と、対象期間に関連付けられた関連条件とを含む絞り込み条件を特定するための入力を受け付けユーザ関連情報の入力を受け付け、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とをサーバに送信する。サーバは、登録単語データベースに基づいて絞り込み条件を満たすユーザ関連情報を有する1以上のユーザを抽出し、当該1以上のユーザに対応する単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を端末装置に送信する。端末装置は、抽出結果をユーザに報知する。

目的

本開示は、ある局面では、端末装置のユーザによる単語の効率的な学習を支援することが可能な学習支援システム、サーバおよび端末装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

サーバと、前記サーバと通信可能に構成された学習用端末装置とを備える学習支援システムであって、前記端末装置は、日付を含む対象期間と、前記対象期間に関連付けられた関連条件とを含む絞り込み条件を特定するための入力を受け付け条件入力部と、ユーザ関連情報の入力を受け付けるユーザ関連情報入力部と、前記ユーザ関連情報と、前記端末装置への登録単語および前記登録単語の登録日時を有する単語帳と、前記絞り込み条件とを前記サーバに送信する情報送信部とを含み、前記サーバは、複数の前記端末装置の各々について、当該端末装置により送信された、前記単語帳と前記ユーザ関連情報とを関連付けて格納する登録単語データベースと、前記登録単語データベースに基づいて前記絞り込み条件を満たすユーザ関連情報を有する1以上のユーザを抽出し、当該1以上のユーザに対応する前記単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を前記端末装置に送信する抽出処理部とを含み、前記端末装置は、前記抽出処理部から送信された前記抽出結果を前記端末装置のユーザに報知する報知部をさらに含む、学習支援システム。

請求項2

学習用の端末装置と通信可能に構成されたサーバであって、日付を含む対象期間と、前記対象期間に関連付けられた関連条件とを含む絞り込み条件と、ユーザ関連情報と、前記端末装置への登録単語および前記登録単語の登録日時を有する単語帳とを前記端末装置から受信するサーバ受信部と、複数の前記端末装置の各々について、当該端末装置により送信された、前記単語帳と前記ユーザ関連情報とを関連付けて格納する登録単語データベースと、前記登録単語データベースに基づいて前記絞り込み条件を満たすユーザ関連情報を有する1以上のユーザを抽出し、当該1以上のユーザに対応する前記単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を前記端末装置に送信する抽出処理部とを含む、サーバ。

請求項3

前記ユーザ関連情報は、前記端末装置の位置情報を含み、前記対象期間が過去1日以内である場合、前記抽出処理部は、前記登録単語データベースに格納された各前記ユーザ関連情報に含まれる各前記位置情報に基づいて、前記関連条件として前記端末装置の近傍に存在するという条件を満たす1以上の他の端末装置の1以上のユーザを抽出する、請求項2に記載のサーバ。

請求項4

前記ユーザ関連情報は、前記端末装置のユーザの学年情報を含み、前記対象期間が過去1年以上前から現在までの期間である場合、前記抽出処理部は、前記登録単語データベースに格納された各前記ユーザ関連情報に含まれる各前記学年情報に基づいて、前記関連条件として前記ユーザと同学年であるという条件を満たす前記1以上のユーザを抽出する、請求項2に記載のサーバ。

請求項5

サーバと通信可能に構成された学習用の端末装置であって、日付を含む対象期間と、前記対象期間に関連付けられた関連条件とを含む絞り込み条件を特定するための入力を受け付ける条件入力部と、ユーザ関連情報の入力を受け付けるユーザ関連情報入力部と、前記ユーザ関連情報と、前記端末装置への登録単語および前記登録単語の登録日時を有する単語帳と、前記絞り込み条件とを前記サーバに送信する情報送信部と、複数の前記端末装置の各々から送信された前記単語帳および前記ユーザ関連情報を関連付けて格納する登録単語データベースに基づいて前記サーバによって抽出された抽出結果を受信する情報受信部とを備え、前記抽出結果は、前記絞り込み条件を満たすユーザ関連情報を有する1以上のユーザに対応する前記単語帳に含まれる登録単語を有し、前記抽出結果を前記端末装置のユーザに報知する報知部をさらに備える、端末装置。

技術分野

0001

本開示は、学習用の複数の端末装置と、サーバとを備える学習支援システム、当該サーバ、および当該端末装置に関する。

背景技術

0002

従来、学習用端末である電子辞書は、コンテンツ英和辞典国語辞典等)に含まれる単語(見出し語)と、当該単語の説明情報とを表示する。また、このような電子辞書は、一般的に、検索された単語を登録する単語登録機能を有している。例えば、電子辞書を使用するユーザ(学習者)は、各種試験勉強のために自分が暗記したい(すべき)単語を検索して単語帳に登録する。このように、各ユーザが所有する電子辞書に記憶された情報を利用する技術が知られている。

0003

例えば、特開2004−62228号公報(特許文献1)は、辞書を内蔵した端末における辞書検索情報を集計する辞書情報集計装置を開示している。この装置は、端末から辞書の未収録語に対する検索情報とその検索日付情報とを対応付けて取得し、当該取得された未収録語の検索情報をその検索日付情報と共に記憶し、当該記憶された未収録語の検索情報をその検索日付情報に対応付けて期間毎に集計して表示する。

先行技術

0004

特開2004−62228号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、各種試験(学校内の試験、入学試験等)において、良い成績あるいは志望校に合格するためには他人よりも良い点数を取る必要がある。例えば、英語の試験において、英単語の暗記数が他人よりも少ない場合は他人よりも低い点数になる可能性が高くなる。そのため、他人が暗記している可能性のある英単語については自分も暗記しておきたいというニーズがある。

0006

ここで、特許文献1のように、各ユーザの電子辞書の辞書情報を集計してデータベース化すれば、どの単語が検索されたのかを把握することはできる。しかし、当該データベースには、ユーザの直接の競争相手とはならない他人の辞書情報も含んでいるため、ユーザが暗記すべき単語を効率的に把握することができない。

0007

本開示は、ある局面では、端末装置のユーザによる単語の効率的な学習を支援することが可能な学習支援システム、サーバおよび端末装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

ある実施の形態に従う学習支援システムは、サーバと、サーバと通信可能に構成された学習用の端末装置とを備える。端末装置は、日付を含む対象期間と、対象期間に関連付けられた関連条件とを含む絞り込み条件を特定するための入力を受け付け条件入力部と、ユーザの識別情報と、関連条件を満たすか否かの判定に用いられる所定情報とを含むユーザ関連情報の入力を受け付けるユーザ関連情報入力部と、ユーザ関連情報と、端末装置への登録単語および登録単語の登録日時を有する単語帳と、絞り込み条件とをサーバに送信する情報送信部とを含む。サーバは、複数の端末装置の各々について、当該端末装置により送信された、単語帳とユーザ関連情報とを関連付けて格納する登録単語データベースと、登録単語データベースに基づいて絞り込み条件を満たすユーザ関連情報を有する1以上のユーザを抽出し、当該1以上のユーザに対応する単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を端末装置に送信する抽出処理部とを含む。端末装置は、抽出処理部から送信された抽出結果を端末装置のユーザに報知する報知部をさらに含む。

発明の効果

0009

本開示によると、端末装置のユーザによる単語の効率的な学習を支援することが可能となる。

図面の簡単な説明

0010

実施の形態1に従う学習支援システムの全体構成を示す概略図である。
実施の形態1に従う電子辞書の外観を表した図である。
実施の形態1に従う電子辞書のハードウェア構成を示した図である。
実施の形態1に従うユーザ関連情報の入力画面を説明するための図である。
実施の形態1に従う単語帳を説明するための図である。
実施の形態1に従う絞り込み条件の設定画面を説明するための図である。
実施の形態1に従う集計結果の一例を示す図である。
実施の形態1に従う集計結果の他の例を示す図である。
実施の形態1に従う電子辞書およびサーバの機能ブロック図である。
実施の形態1に従う電子辞書およびサーバの処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態2に従う検索履歴テーブルを示す図である。
実施の形態2に従う電子辞書およびサーバの機能ブロック図である。
実施の形態2に従う集計結果の一例を示す図である。

実施例

0011

以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。

0012

以下では、端末装置の一例として、電子辞書を説明する。ただし、端末装置は、電子辞書に限定されるものではなく、辞書コンテンツを記憶しており、単語検索機能および単語登録機能を有するものであればよい。たとえば、端末装置は、これらの機能を有するスマートフォンタブレット等の各種の機器であってもよい。

0013

[実施の形態1]
<システム概要
図1は、実施の形態1に従う学習支援システム1の全体構成を示す概略図である。図1を参照して、学習支援システム1は、各電子辞書10を所有する各ユーザの単語学習を支援するためのシステムである。具体的には、学習支援システム1は、複数の電子辞書10A,10B,10C・・・と、サーバ20とを含む。説明の容易化のために、以下では、電子辞書10A,10B,10Cの各々に共通の構成や機能を説明する際には、それらを「電子辞書10」とも総称する。なお、典型的には、電子辞書10の数は、学習支援システム1のサービスを利用するユーザ数で規定される。

0014

電子辞書10は、ネットワーク30を介してサーバ20と通信可能に構成されている。例えば、電子辞書10は、無線LAN(Local Area Network)または有線LANを利用して、ルータ等の無線基地局(図示しない)に接続し、ネットワーク30を介してサーバ20と通信可能に構成される。なお、電子辞書10は、自身の有する無線通信接続機能よりネットワーク30を介してサーバ20と通信可能に構成されていてもよい。

0015

各電子辞書10は、定期的に(例えば、1日ごと)、後述するユーザ関連情報および単語帳をサーバ20に送信する(シーケンスSQ2)。サーバ20は、各電子辞書10から送信されるユーザ関連情報および単語帳を互いに関連付けて内部メモリ(登録単語データベース)に格納する(シーケンスSQ4)。

0016

電子辞書10Aは、ユーザにとって重要な(暗記すべき)単語を絞り込むための絞り込み条件の入力を受け付け、当該絞り込み条件をサーバ20に送信する(シーケンスSQ6)。サーバ20は、登録単語データベースと絞り込み条件とに基づいて、所定の集計処理を実行する(シーケンスSQ8)。サーバ20は、集計処理により得られた集計結果を電子辞書10Aに送信する(シーケンスSQ10)。電子辞書10Aは、当該集計結果をディスプレイに表示する(シーケンスSQ12)。

0017

<ハードウェア構成>
(電子辞書10)
図2は、実施の形態1に従う電子辞書10の外観を表した図である。図1を参照して、電子辞書10は、タッチスクリーン105と、複数の操作キーとを備える。タッチスクリーン105は、ディスプレイとタッチパネルとを含んで構成される。タッチパネルは、ユーザの指、スタイラスペン9等による入力を受け付ける。

0018

図3は、実施の形態1に従う電子辞書10のハードウェア構成を示した図である。図3を参照して、電子辞書10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)101と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)102と、データを揮発的に格納するRAM(Random Access Memory)103と、フラッシュメモリ104と、タッチスクリーン105と、スピーカ106と、電子辞書10のユーザによる指示の入力を受ける操作キー107と、通信IF(Interface)108と、IC(IntegratedCircuit)カードリーダライタ109と、電源ユニット110とを含む。

0019

タッチスクリーン105は、表示装置としてのディスプレイ1051と、入力装置としてのタッチパネル1052とにより構成される。具体的には、タッチスクリーン105は、ディスプレイ1051(たとえば液晶ディスプレイ)上にタッチパネル1052を位置決めした上で固定することにより実現される。なお、タッチスクリーンは、タッチパネルディスプレイタッチパネル付きディスプレイ、あるいはタッチパネルモニタとも称される。なお、タッチスクリーン105においては、タッチ位置の検出方法として、たとえば抵抗膜方式または静電容量方式を用いることができる。

0020

フラッシュメモリ104は、不揮発性半導体メモリである。フラッシュメモリ104は、CPU101が実行するオペレーティングシステムおよび各種のプログラム、各種のコンテンツおよびデータを格納している。また、フラッシュメモリ104は、電子辞書10が生成したデータ、電子辞書10の外部装置から取得したデータ等の各種データを格納する。

0021

フラッシュメモリ104は、例えば、上記コンテンツとして、英和辞典、和英辞典、日本史辞典、世界史辞典といった各種の科目教科)に関する辞典(辞書)を記憶している。また、フラッシュメモリ104は、例えば、上記データとして、後述する単語帳を記憶する。

0022

スピーカ106は、CPU101からの指令に応じて音を発生させる。通信IF108は、他の装置と通信を行なうための用いられるインターフェイスである。通信IF108は、無線および/または有線にてデータを送信するための処理を行なう。

0023

タッチパネル1052は、ユーザの指およびスタイラスペン9等による入力(タッチ入力)を受け付ける入力デバイスである。CPU101は、タッチパネル1052からの出力に基づいて入力位置を特定し、当該特定した入力位置に基づいた画面表示を行なう。

0024

各構成要素101〜110は、相互にデータバスによって接続されている。ICカードリーダライタ109には、メモリカード1091が装着される。

0025

図3に示される電子辞書10を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ104、メモリカード1091その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。

0026

なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROMFD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープカセットテープ光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カードマスクROMEPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。

0027

なお、電子辞書10は、自装置の位置情報を取得するためのGPS(Global Positioning System)受信機をさらに含んでいてもよい。GPS受信機は、GPS信号または基地局からの位置信号測位信号)を受信して電子辞書10の位置情報を取得する。GPS受信機は、取得した電子辞書10の位置情報をCPU101に入力する。

0028

(サーバ20)
サーバ20は、後述するような情報処理を全体として提供できればよく、そのハードウェア構成については公知のものを採用することができる。従って、サーバ20のハードウェア構成の詳細な説明は行なわない。例えば、サーバ20は、各種処理を実行するためのCPUと、CPUによって実行されるプログラム、データなどを格納するためのメモリと、電子辞書10と各種データを送受信するための通信インターフェイスとを含む。

0029

<処理の概要>
以下では、学習支援システム1における処理の概要を説明する。

0030

図4は、実施の形態1に従うユーザ関連情報の入力画面400を説明するための図である。具体的には、電子辞書10は、タッチパネル1052を介して、ユーザ関連情報の登録指示操作を受け付けた場合、図4に示す入力画面400をディスプレイ1051に表示する。

0031

図4を参照して、ユーザ関連情報41は、ユーザの年齢学年所属する学校、性別住所、志望高(中学校、高校、大学等)、偏差値、ユーザID、電子辞書10の装置IDおよび位置情報を含む。図2の例では、ユーザの年齢が「16」に、学年が「高校2年」に、通学先の学校が「XYZ高校」に、性別が「」に、偏差値が「55」に、装置IDが「ABC123」に、電子辞書10の位置情報を「送信する」に設定されている。また、住所、志望校、ユーザ名については未入力状態空欄状態)である。なお、電子辞書10は、登録ボタン43の選択を受け付けた場合、ユーザ関連情報41をフラッシュメモリ104に記憶する。

0032

図5は、実施の形態1に従う単語帳を説明するための図である。具体的には、単語帳51は、電子辞書10における単語登録機能によってフラッシュメモリ104に記憶されたデータである。図5を参照して、ある局面において、電子辞書10は、ユーザの単語帳への単語登録操作によって、英単語の単語帳51を記憶している。なお、単語帳51は、典型的には、英和辞典の閲覧中におけるユーザ操作に基づき作成される。

0033

単語帳51においては、典型的には、登録された単語(見出し語)の識別情報(単語ID)と、登録単語と、登録単語の登録日時と、登録単語の暗記状況とが関連付けて記憶されている。暗記状況が「済」に設定されている場合には、ユーザが登録単語を暗記済であることを示し、暗記状況が「未」に設定されている場合には、ユーザが登録単語を未だ暗記していないことを示す。すなわち、暗記状況は、登録単語をユーザが暗記しているか否かを示す暗記識別情報である。電子辞書10は、単語IDによって登録単語を一意に特定することができる。

0034

電子辞書10は、定期的にユーザ関連情報41と単語帳51とをサーバ20に送信する(図1中のシーケンスSQ2に対応)。電子辞書10は、定期的ではなく、ユーザ関連情報41および単語帳51の少なくとも一方が更新された場合に、ユーザ関連情報41および単語帳51を送信してもよい。また、電子辞書10は、ユーザ関連情報41のうちのすべての情報を毎回送信するのではなく、ユーザIDと更新された情報(例えば、位置情報)とをサーバ20に送信してもよい。

0035

サーバ20は、ユーザ関連情報41および単語帳51を関連付けて登録単語データベースに格納する(図1中のシーケンスSQ4に対応)。すなわち、サーバ20の登録単語データベースに格納されるユーザ関連情報41および単語帳51のセット数は、ユーザ(電子辞書10)の数と同一となる。

0036

図6は、実施の形態1に従う絞り込み条件の設定画面600を説明するための図である。具体的には、電子辞書10は、タッチパネル1052を介して、ユーザが暗記すべき単語を絞り込むための条件(絞り込み条件)の設定指示操作を受け付けた場合、図6に示す設定画面600をディスプレイ1051に表示する。ここでは、説明の便宜上、電子辞書10AのユーザAによる指示に従って絞り込み条件が設定され、当該絞り込み条件がサーバ20に送信されるものとする。

0037

図6を参照して、絞り込み条件は、ユーザAにとって重要な単語を絞り込むための条件である。具体的には、絞り込み条件は、日付を含む対象期間と、当該対象期間に関連付けられた関連条件とを少なくとも含む。対象期間は、ユーザAが暗記すべき単語として、どの期間に登録された単語を対象とするのかを示す期間である。また、絞り込み条件は、登録ユーザ数に関する条件と、暗記率に関する条件と、単語帳への登録済単語の表示条件と、暗記済単語の表示条件とを含む。

0038

ユーザAによる対象期間の入力欄61への選択操作に伴って、選択ウィンドウ63が表示される。ユーザAは、選択ウィンドウ63の中から、対象期間として現在時刻の1日前の時刻から現在時刻までの期間(過去1日間)、過去1週間、過去3ヶ月間、過去1年間のうちのいずれかを選択する。あるいは、ユーザAは、入力欄65に直接、所望の対象期間を入力する。

0039

本実施の形態では、関連条件対応表67に示すように、関連条件は、対象期間に応じて予め定められている。関連条件についての詳細は後述する。

0040

ユーザAは、登録ユーザ数の条件入力欄71と、暗記率の条件入力欄73と、登録済単語の表示の条件入力欄75と、暗記済単語の表示の条件入力欄77とを入力する。ユーザAは、上記のような操作入力により絞り込み条件を特定する。そして、ユーザAが設定ボタン69を選択すると、電子辞書10Aは、特定された絞り込み条件をサーバ20に送信する(図1中のシーケンスSQ6に対応)。

0041

サーバ20は、絞り込み条件に基づいてユーザAが暗記すべき単語を絞り込む際に、まず、関連条件を満たすユーザを抽出する。図6を参照すると、対象期間が「過去1日間」である場合には、関連条件として「近傍に存在」が設定されている。この場合、サーバ20は、登録単語データベースに格納された各ユーザ関連情報に含まれる各電子辞書10の位置情報に基づいて、電子辞書10Aの近傍に存在する他の電子辞書10のユーザを抽出する。例えば、30人のユーザが抽出されたとすると、サーバ20は、それら30人のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語について、過去1日以内に当該登録単語を登録したユーザの人数(後述の図7中の「登録人数」)を集計する(図1中のシーケンスSQ8に対応)。

0042

また、サーバ20は、当該30人のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語についての暗記状況を参照して、過去1日以内に当該登録単語を暗記済みのユーザの人数(後述の図7中の暗記人数)も集計する。さらに、サーバ20は、過去1日以内に各登録単語を登録したユーザに対する、各登録単語を暗記しているユーザの割合(後述の図7中の暗記率)も算出する。そして、サーバ20は、集計結果を電子辞書10Aに送信する(図1中のシーケンスSQ10に対応)。

0043

図7は、実施の形態1に従う集計結果の一例を示す図である。図7を参照して、過去1日以内には、単語「brave」,「dream」,「above」,「claim」等が登録されている。例えば、単語「brave」について、当該単語を登録した人数(登録人数)は「20人」であり、当該単語を暗記済(単語帳51内の暗記状況が「済」に設定)の人数(暗記人数)は「1人」であり、当該単語の暗記率は「5%」である。

0044

また、サーバ20は、絞り込み条件に含まれる登録ユーザ数条件と、暗記率条件と、登録済単語の表示条件と、暗記済単語の表示条件とに基づいて、過去1日以内に登録された各登録単語についての集計結果を送信する。

0045

図6に示す絞り込み条件の場合、複数の単語「brave」,「dream」,「above」,「claim」(以下、単語群G)は、登録人数が「2人」以上かつ暗記率が「5%」以上という条件を満たしている。また、登録済単語および暗記済単語の表示条件は、いずれも「表示」に設定されている。そのため、サーバ20は、単語群Gの集計結果を電子辞書10Aに送信する。例えば、仮に、単語「claim」の登録人数が「1人」であった場合には、上記条件を満たさないため、単語「claim」以外の複数の単語「brave」,「dream」,「above」についての集計結果が電子辞書10Aに送信される。

0046

また、仮に、登録済単語(および暗記済単語)の表示条件が、「非表示」に設定されている場合には、サーバ20は、電子辞書10A(ユーザA)に対応する単語帳51を参照して、単語群Gの各単語が登録済か(および暗記済か)否かを判断し、単語群Gのうち登録済(暗記済)ではない単語についての集計結果を電子辞書10Aに送信する。

0047

また、登録済単語(および暗記済単語)の表示条件が、「表示形態変更」に設定されている場合には、サーバ20は、登録済(暗記済)の単語と、登録されていない(暗記していない)単語とを区別可能フラグを、単語群Gの各単語に関連付けて、各単語の集計結果を電子辞書10Aに送信する。これにより、電子辞書10Aは、各単語が登録済(暗記済)か否かに応じて、各単語の表示形態字体、色等)を変更して、集計結果をディスプレイ1051に表示することができる。

0048

ここで、上記のように対象期間「過去1日間」に対して、関連条件「近傍に存在」が設定される理由について詳細に説明する。説明の容易化のため、複数のユーザX1〜Xnが、試験T(学校内の試験、入学試験等)のために単語学習を行なっている場合を想定する。この場合、複数のユーザX1〜Xnの各々は、一般的に、試験Tにおいて他ユーザよりも良い成績を収めるために単語を登録していく。

0049

通常、複数のユーザX1〜Xnは、試験Tを受ける際には同一の部屋(あるいは会場)に集められる。そのため、試験T直前(例えば、数時間前等)においては、ユーザX1と、競争相手である残りのユーザX2〜Xnとは近傍に存在すると考えられる。そして、複数のユーザX1〜Xnによって過去1日以内に登録された単語は、試験勉強の最終段階で登録された単語であることから、平易な単語ではなく競争相手との差が出やすい比較的難しい単語である可能性が高い。そのため、ユーザX1としては、現在近傍に存在するユーザX2〜Xnが試験直前にどのような単語を登録したのかを把握したいというニーズが存在する。ユーザX1の「近傍に存在」する他のユーザとは、例えば、ユーザX1と同じ教室(または同じ学校)にいる他ユーザである。

0050

対象期間「過去1日間」のように現在時刻に近い過去から現在時刻までの集計結果を確認する場合には、上記のようなニーズが存在することが多い。そのため、対象期間「過去1日間」に関連条件「近傍に存在」が設定されていれば、ユーザX1は、対象期間「過去1日間」を選択するだけで、残りのユーザX2〜Xnが試験直前に暗記した可能性のある比較的難しい単語を確認でき、当該単語の暗記漏れを防ぐことができる。なお、対象期間が過去1日以内である場合には上記と同様のニーズが存在すると考えられるため、対象期間が、例えば、過去2時間以内等であっても関連条件「近傍に存在」が設定される。

0051

再び図6を参照して、他の例として、対象期間が「過去1年間」である場合には、関連条件として「同一学年」が設定されている。この場合、サーバ20は、登録単語データベースに格納された各ユーザ関連情報に含まれる学年情報に基づいて、ユーザAと同一学年(同学年)のユーザを抽出する。例えば、2000人のユーザが抽出されたとすると、サーバ20は、当該2000人のユーザに対応する単語帳に含まれる各登録単語について、過去1年以内に当該単語を登録したユーザの人数を集計する。

0052

図8は、実施の形態1に従う集計結果の他の例を示す図である。図8を参照して、過去1年間で、単語「dream」,「big」,「small」,「claim」等が登録されている。例えば、単語「dream」については、登録人数は「1000人」であり、暗記人数は「200人」であり、暗記率は「20%」である。

0053

上記のように対象期間「過去1年間」に対して、関連条件「同一学年」が設定される理由について説明する。対象期間が「過去1年間」等のように遠い過去から現在時刻までの集計結果を確認する場合には、今すぐにどの単語を暗記すべきかというよりは、他のユーザが過去にどの単語を登録(あるいは暗記)して現在に至っているのかという傾向を把握したいというニーズが存在することが多い。そして、学内の試験および入学試験等の場合、競争相手は概ね自分と同学年のユーザであるため、同学年のユーザの単語登録の傾向を把握することで効率的に単語学習を進めることができる。なお、対象期間が過去1年以上前から現在までの期間である場合には、同様のニーズが存在すると考えられるため、対象期間が、例えば、過去2年以内等であっても関連条件「同一学年」が設定される。

0054

再び図6を参照して、さらに他の例として、対象期間が「ユーザ指定期間」である場合には、関連条件の一例として「同一学校かつ同一学年」が設定されている。ユーザにより具体的に指定された期間の集計結果を確認する場合には、ユーザにとっての競争相手は比較的狭い範囲に絞られる場合が多い。例えば、試験期間が学校ごとに異なる学内の試験(中間試験等)では、競争相手は同一学校かつ同一学年の他人に絞られる。

0055

これにより、対象期間が「ユーザ指定期間」に対して、関連条件として「同一学校かつ同一学年」を設定しておけば、例えば、試験期間の始期(例えば、9/1)から現在までを対象期間として指定するだけで、競争相手(同一学校および同一学年の他ユーザ)の単語登録の傾向を把握できる。そのため、効率的に学内試験のための単語学習を進めることが可能となる。

0056

機能構成
図9は、実施の形態1に従う電子辞書10およびサーバ20の機能ブロック図である。電子辞書10は、主な機能構成として、ユーザ関連情報入力部202と、条件入力部206と、端末送信部208と、端末受信部210と、報知部212とを含む。これらの機能は、典型的には、電子辞書10のCPU101がフラッシュメモリ104(または、ROM102)に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。また、電子辞書10は、フラッシュメモリ104により実現される単語帳格納部204をさらに含む。

0057

サーバ20は、主な機能構成として、抽出処理部301と、サーバ受信部302とを含む。これらの機能は、典型的には、サーバ20のCPUがメモリ(ROM、ハードディスク等)に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。また、サーバ20は、メモリにより実現される登録単語データベース304をさらに含む。

0058

電子辞書10のユーザ関連情報入力部202は、入力装置(タッチパネル1052または操作キー107)を介して、ユーザ関連情報の入力を受け付ける。具体的には、ユーザ関連情報入力部202は、ユーザ関連情報の入力画面400(図4参照)において、ユーザから各種情報の入力を受け付ける。また、別の局面では、ユーザ関連情報入力部202は、GPS受信機を介して、ユーザ関連情報に含まれる電子辞書10の位置情報の入力を受け付ける。GPS受信機は、電子辞書10に搭載されている構成であってもよいし、電子辞書10の外部に接続されている構成であってもよい。なお、ユーザ関連情報は、電子辞書10のユーザの識別情報(ユーザID)と、関連条件を満たすか否かの判定に用いられる所定情報(例えば、位置情報、学年情報、学校情報)とを少なくとも含む。

0059

単語帳格納部204は、図5に示すような単語帳51を格納する。
条件入力部206は、入力装置を介して、電子辞書10のユーザにとって重要な単語を絞り込むための絞り込み条件を特定するための入力を受け付ける。具体的には、条件入力部206は、絞り込み条件の設定画面600(図6参照)において、ユーザによる各種条件の入力を受け付ける。

0060

端末送信部208は、通信IF108を介して、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とをサーバ20に送信する。具体的には、端末送信部208は、定期的(あるいは、情報更新時)にユーザ関連情報および単語帳を送信する。また、端末送信部208は、条件設定時(設定画面600において設定ボタン69の選択時)に絞り込み条件を送信する。なお、端末送信部208は、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とをサーバ20に同時送信するように構成されていてもよい。

0061

サーバ20のサーバ受信部302は、通信IFを介して、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とを各電子辞書10から受信する。サーバ受信部302は、各電子辞書10から受信したユーザ関連情報と単語帳とを関連付けて登録単語データベース304に格納する。すなわち、単語帳は、ユーザ(電子辞書10)ごとにサーバ20によって管理される。また、サーバ受信部302は、電子辞書10から受信した絞り込み条件を抽出処理部301に出力する。

0062

抽出処理部301は、登録単語データベース304に基づいて、絞り込み条件を満たすユーザ関連情報を有する1以上のユーザを抽出し、当該1以上のユーザに対応する単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を電子辞書10に送信する。具体的には、抽出処理部301は、抽出部303と、集計部306と、サーバ送信部308とを含む。

0063

抽出部303は、登録単語データベース304を参照して、絞り込み条件中の対象期間に関連付けて設定されている関連条件を満たす1以上のユーザを抽出する。

0064

より詳細には、抽出部303は、対象期間が過去1日以内である場合、登録単語データベース304に格納された各ユーザ関連情報に含まれる各位置情報に基づいて、電子辞書10の近傍に存在(例えば、10m範囲内に存在)するという条件を満たす1以上の他の電子辞書10の1以上のユーザを抽出する。また、抽出部303は、対象期間が過去1年以上前から現在までの期間である場合、登録単語データベース304に格納された各ユーザ関連情報に含まれる各学年情報に基づいて、電子辞書10のユーザと同学年である1以上のユーザを抽出する。さらに、抽出部303は、対象期間が入力欄65においてユーザにより直接入力された期間(ユーザ指定期間)である場合、登録単語データベース304に格納された各ユーザ関連情報に含まれる各学年情報および各学校情報に基づいて、同一学校かつ同一学年である1以上のユーザを抽出する。

0065

集計部306は、当該抽出された1以上のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語について、当該1以上のユーザのうち対象期間内に当該登録単語を登録したユーザの人数の集計処理を実行する。さらに、集計部306は、1以上のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語の暗記識別情報(暗記状況)に基づいて、当該対象期間内に当該登録単語を暗記しているユーザの人数の集計処理をさらに実行する。

0066

サーバ送信部308は、集計部306の集計結果(抽出処理部301による抽出結果に対応)を電子辞書10に送信する。ある局面では、サーバ送信部308は、当該1以上のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語について、対象期間内に当該登録単語を登録したユーザの人数が基準人数以上である場合に、当該登録単語についての集計結果を電子辞書10に送信する。基準人数は、絞り込み条件の設定画面600における登録ユーザ数に対応しており、ユーザによって定められる。

0067

電子辞書10の端末受信部210は、サーバ20から送信された集計結果を受信する。
報知部212は、端末受信部210により受信された集計結果(抽出処理部301による抽出結果)を電子辞書10のユーザに報知する。具体的には、報知部212は、集計結果をディスプレイ1051に表示させる。あるいは、報知部212は、集計結果をスピーカ106を介して音声出力する。

0068

<処理手順>
図10は、実施の形態1に従う電子辞書10およびサーバ20の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下の電子辞書10の各ステップは、電子辞書10のCPU101がメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。以下のサーバ20により実行される各ステップは、サーバ20のCPUがメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。

0069

図10を参照して、電子辞書10は、タッチパネル1052(およびGPS受信機)を介して、ユーザ関連情報41の入力を受け付ける(ステップS10)。電子辞書10は、通信IF108を介して、ユーザ関連情報41および単語帳51をサーバ20に送信する(ステップS12)。

0070

サーバ20は、通信IFを介して、ユーザ関連情報41および単語帳51を電子辞書10から受信する(ステップS50)。サーバ20は、ユーザ関連情報41および単語帳51を互いに関連付けてメモリ(登録単語データベース)に格納する。

0071

電子辞書10は、絞り込み条件の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS14)。当該入力を受け付けていない場合には(ステップS14においてNO)、電子辞書10はステップS14の処理を繰り返す。当該入力を受け付けた場合には(ステップS14においてYES)、電子辞書10は、通信IF108を介して、絞り込み条件をサーバ20に送信する(ステップS16)。

0072

サーバ20は、通信IFを介して、絞り込み条件を電子辞書10から受信する(ステップS52)。サーバ20は、登録単語データベースと絞り込み条件とに基づいて、各登録単語についての集計処理を実行する(ステップS54)。サーバ20は、通信IFを介して、集計結果(例えば、図7および図8に示すような集計結果)を電子辞書10に送信する(ステップS56)。

0073

電子辞書10は、通信IFを介して、集計結果を受信する(ステップS18)。電子辞書10は、ディスプレイ1051に集計結果を表示して(ステップS20)、処理を終了する。

0074

<利点>
実施の形態1によると、対象期間を指定するだけで、ユーザにとって暗記すべき単語の集計結果を確認できるため、効率的に学習を進めることができる。また、他人が暗記している可能性のある単語の暗記漏れを防ぐことができる。

0075

[実施の形態2]
上述の実施の形態1では、サーバ20が対象期間内に登録された各登録単語についての集計処理を実行する構成について説明した。実施の形態2では、サーバ20が対象期間内に検索された各検索単語についての集計処理をさらに実行する構成について説明する。

0076

図11は、実施の形態2に従う検索履歴テーブルを示す図である。具体的には、検索履歴テーブル81は、電子辞書10における単語検索機能によってフラッシュメモリ104に記憶されたデータである。図11を参照して、ある局面において、電子辞書10は、ユーザの単語の検索操作によって、英単語の検索履歴テーブル81を記憶している。なお、検索履歴テーブル81は、典型的には、英和辞典の閲覧中におけるユーザ操作に基づき作成される。

0077

検索履歴テーブル81においては、典型的には、検索された単語(検索単語)の識別情報と、検索単語と、検索単語が検索された日時(検索日時)とが関連付けて記憶されている。電子辞書10は、識別情報によって、検索単語を一意に特定することができる。

0078

図12は、実施の形態2に従う電子辞書10およびサーバ20の機能ブロック図である。実施の形態2に従う電子辞書10の機能構成は、図9中の電子辞書10の機能構成に、検索履歴テーブル格納部214を追加したものである。実施の形態2に従うサーバ20の機能構成は、図9に示すサーバ20の機能構成に、検索履歴データベース310を追加したものである。そのため、実施の形態2に従う電子辞書10およびサーバ20の機能構成のうち、実施の形態1のそれらと同様の機能構成については詳細な説明は繰り返さない。

0079

検索履歴テーブル格納部214は、図11に示すような検索履歴テーブル81を格納する。

0080

端末送信部208は、通信IF108を介して、ユーザ関連情報41と、単語帳51と、絞り込み条件と、検索履歴テーブル81とをサーバ20に送信する。典型的には、端末送信部208は、定期的に検索履歴テーブル81をサーバ20に送信する。なお、端末送信部208は、定期的ではなく、検索履歴テーブル81が更新された(すなわち、単語が検索された)場合に、検索履歴テーブル81を送信してもよい。なお、端末送信部208は、検索履歴テーブル81を、ユーザ関連情報41、単語帳51および絞り込み条件の各々と、別々のタイミングで送信してもよいし、同時に送信してもよい。

0081

サーバ受信部302は、各電子辞書10から受信したユーザ関連情報41と検索履歴テーブル81とを関連付けて検索履歴データベース310に格納する。すなわち、検索履歴テーブル81は、ユーザ(電子辞書10)ごとにサーバ20によって管理される。

0082

抽出処理部301は、検索履歴データベース310に基づいて、絞り込み条件を満たす1以上のユーザに対応する検索履歴テーブル81に含まれる検索単語を有する抽出結果を電子辞書10に送信する。

0083

具体的には、抽出部303は、検索履歴データベース310を参照して、絞り込み条件中の関連条件を満たす1以上のユーザを抽出する。例えば、抽出部303は、対象期間が過去1日以内である場合、検索履歴データベース310に格納された各ユーザ関連情報に含まれる各位置情報に基づいて、電子辞書10の近傍に存在するという条件を満たす1以上の他の電子辞書10の1以上のユーザを抽出する。

0084

そして、集計部306は、当該抽出された1以上のユーザに対応する検索履歴テーブル81に含まれる各検索単語について、当該1以上のユーザのうち対象期間内に当該検索単語を検索したユーザの人数の集計処理を実行する。例えば、対象期間が「過去1日間」である場合には、図13に示すような集計結果が得られる。

0085

図13は、実施の形態2に従う集計結果の一例を示す図である。図13に示す集計結果には、図7に示す集計結果と比較して、検索人数の項目が追加されている。具体的には、過去1日以内には、単語「brave」,「dream」,「above」,「claim」等が登録および検索されている。例えば、単語「brave」について、登録人数は「20人」であり、暗記人数は「1人」であり、暗記率は「5%」であり、検索人数は「30人」である。典型的には、ユーザが単語を検索すると、当該単語が自動的に検索履歴テーブルに登録される。その後、ユーザが、当該単語を単語帳に登録するための操作を行なうと、当該単語が単語帳に登録される。そのため、基本的には、登録人数よりも検索人数の方が多くなる。

0086

これにより、ユーザは、例えば、試験直前に対象期間が「過去1日間」の集計結果を確認することにより、自分の近傍に存在する残りのユーザが試験前日以降から現時点までの間にどのような単語を登録し、検索したのかを把握できる。

0087

<利点>
実施の形態2によると、検索されたが、単語帳に登録されていない単語も把握できるため、ユーザは、単語の暗記漏れをより精度良く防ぐことができる。

0088

[実施の形態3]
また、コンピュータを機能させて、上述の実施の形態1および2で説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。

0089

プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。

0090

また、本実施の形態にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。

0091

[その他の実施の形態]
1)上述した実施の形態では、登録単語および検索単語が英単語である場合について説明したが、これに限られない。例えば、登録単語および検索単語は、日本史の単語、世界史の単語、英語以外の他の言語の単語であってもよい。

0092

2)上述した実施の形態では、ユーザが対象期間を入力することにより当該対象期間に関連付けられた関連条件が設定される構成について説明したが、当該構成に限られない。例えば、ユーザは対象期間の代わりに、関連条件自体を入力する構成であってもよい。例えば、ユーザが関連条件として「近傍に存在」を選択(入力)すると対象期間が「過去1日間」に設定され、関連条件として「同一学年」を選択すると対象期間が「過去1年間」に設定されてもよい。

0093

また、ユーザが関連条件として「近傍に存在」を選択した場合、ユーザ(すなわち、電子辞書10)が存在する場所に応じて対象期間が設定される構成であってもよい。例えば、ユーザが学校にいるときに関連条件として「近傍に存在」を選択した場合には、対象期間「過去1日間」や「過去2日間」が設定される。これは、自分のライバル新規にどんな単語を覚えたのかを知ろうとした場合、ほぼ毎日会うようなライバル(学校の同級生)に対しては、対象期間を「過去1日間」等短い期間に設定すれば事足りるためである。

0094

他の例として、ユーザが塾の教室にいるときに関連条件として「近傍に存在」を選択した場合には、対象期間「過去1週間」が設定される。これは、自分のライバルである塾の生徒とは週1回(あるいは週2回)しか会わない可能性が高いためである。

0095

さらに他の例として、ユーザが模擬試験等(半年に1回または年1回)の会場にいるときに関連条件として「近傍に存在」を選択した場合には、対象期間「過去半年」、「過去1年間」、あるいは「高校1年生から現在に至るまでの期間」が設定される。これは、自分のライバルである模擬試験を受けに来た受験生とは半年に1回、1年に1回、あるいは受験の直前(受験半年前)に1回だけしか会わないためである。

0096

なお、GPS受信機で取得した位置情報と、予め電子辞書10の内部メモリに記憶された学校、塾、模擬試験会場等の位置情報とを比較することにより、電子辞書10は、ユーザ(電子辞書10)がどの場所(例えば、学校、塾、模擬試験会場等)に存在するのかを判断する。あるいは、電子辞書10は、ユーザからどの場所に存在するのかを示す情報の入力を受け付けてもよい。

0097

3)上述した実施の形態では、対象期間「過去1日間」に対して、関連条件「近傍に存在」が設定され、対象期間が「過去1年間」である場合には、関連条件として「同一学年」が設定される構成について説明した。ここで、対象期間「過去1週間」に対して、関連条件「同一の塾」または「同一の予備校」が設定される構成であってもよい。なぜなら、ユーザは、自分が通っている塾(あるいは予備校)と同一(名前、場所等が完全一致)の塾(あるいは予備校)に通う生徒とは週1回(あるいは週2回)程度しか会わない。そのため、ユーザとしてはライバルが先週までにどのような単語を登録したのかを把握したいというニーズが存在するためである。この場合、電子辞書10は、ユーザ関連情報の入力画面400において、ユーザが通っている塾、予備校等の情報の入力を受け付ける。すなわち、ユーザ関連情報は、塾情報、学校情報をさらに含む。

0098

4)上述した実施の形態では、抽出結果の一例として、対象期間における登録単語と、当該登録単語を登録したユーザの人数とを含む集計結果(図7図8等)を電子辞書10に送信する構成について説明したが、当該構成に限られない。例えば、抽出処理部301は、抽出結果として、当該人数の集計処理を行わずに対象期間に登録された登録単語のみ(例えば、単語「brave」等のみ)を電子辞書10に送信する構成であってもよい。この場合であっても、電子辞書10のユーザは、サーバ20から送信された抽出結果を確認することで、関連条件(「近傍に存在」等)を満たすユーザが、対象期間にどのような単語を登録していたのかを把握できる。

0099

5)上述した実施の形態の図5に示す単語帳は、登録単語の識別情報、登録単語、登録日時および暗記状況に加えて、さらに、暗記日時の項目を含む構成であってもよい。暗記日時は、ユーザが登録単語を暗記して、暗記状況を「済」に設定した日時である。そのため、暗記状況が「未」の登録単語については、暗記日時は登録されない。この場合、対象期間は、どの期間に暗記された単語を対象とするのかを示す期間であってもよい。例えば、対象期間が「過去1日間」である場合には、サーバ20は、登録単語データベースに格納された各ユーザ関連情報に含まれる各電子辞書10の位置情報に基づいて、電子辞書10の近傍に存在する他の電子辞書10のユーザを抽出する。そして、30人のユーザが抽出されたとすると、サーバ20は、それら30人のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語について、暗記日時に基づき過去1日以内に当該登録単語を暗記したユーザの人数を集計することができる。すなわち、電子辞書10のユーザは、自身の近傍に存在するユーザが直前(過去1日以内)に暗記した単語を把握することができる。同様に、対象期間が「過去1年間」である場合には、電子辞書10のユーザは、自身と同一学年の他のユーザが過去1年以内に暗記した単語を把握することができる。

0100

6)上述した実施の形態の図11に示す検索履歴テーブルは、検索単語の識別情報、検索単語および検索日時に加えて、さらに、図5に示す暗記状況および暗記日時の項目を含む構成であってもよい。この場合、ユーザは、単語を検索するとともに暗記状況(検索単語を暗記しているか否か)を設定することができ、当該設定内容が暗記状況および暗記日時に反映される。これにより、ユーザは単語を登録しなくても、単語の暗記状況を設定できるため、当該ユーザの単語の暗記状況を精度よく反映することができる。

0101

上述の実施の形態として例示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能である。

0102

また、上述した実施の形態において、その他の実施の形態で説明した処理や構成および変形例で説明した処理や構成を適宜採用して実施する場合であってもよい。

0103

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0104

1学習支援システム、10電子辞書、20サーバ、41ユーザ関連情報、43登録ボタン、30ネットワーク、51単語帳、61,65入力欄、63選択ウィンドウ、67関連条件対応表、69 設定ボタン、71,73,75,77条件入力欄、81検索履歴テーブル、101 CPU、102 ROM、103 RAM、104フラッシュメモリ、105タッチスクリーン、106スピーカ、107操作キー、109カードリーダライタ、110電源ユニット、202 ユーザ関連情報入力部、204 単語帳格納部、206条件入力部、208端末送信部、210端末受信部、212報知部、214 検索履歴テーブル格納部、301抽出処理部、302 サーバ受信部、304登録単語データベース、306集計部、308 サーバ送信部、310検索履歴データベース、400入力画面、600 設定画面、1051ディスプレイ、1052タッチパネル、1091メモリカード。

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