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技術 情報提供方法および情報提供装置

出願人 日産自動車株式会社
発明者 斎藤大介井上裕史岡本雅己西山乘河西純
出願日 2016年7月12日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2016-137357
公開日 2018年1月18日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2018-010396
状態 特許登録済
技術分野 教示用装置 交通制御システム
主要キーワード ドアセンサー イグニッション状態 切り返し回数 イグニッションオフ後 センサー群 サーバー処理 電力線通信網 ウィンドウ装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月18日)のものです。
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図面 (5)

課題

駐車場の情報を適切に提供できる情報提供方法および情報提供装置を提供する。

解決手段

車両の位置情報を含む複数のプローブ情報を複数の車両から収集し、収集した複数のプローブ情報の解析結果に基づいた情報を提供する情報提供方法であって、車両が駐車を開始してから駐車を完了するまでの、駐車行動に要する駐車所要時間を駐車場ごとに算出し、前記駐車所要時間に基づいた情報を出力する情報提供方法。

概要

背景

従来、駐車場の満空情報に基づいて、駐車場を案内する技術が知られている(たとえば特許文献1)。

概要

駐車場の情報を適切に提供できる情報提供方法および情報提供装置を提供する。車両の位置情報を含む複数のプローブ情報を複数の車両から収集し、収集した複数のプローブ情報の解析結果に基づいた情報を提供する情報提供方法であって、車両が駐車を開始してから駐車を完了するまでの、駐車行動に要する駐車所要時間を駐車場ごとに算出し、前記駐車所要時間に基づいた情報を出力する情報提供方法。

目的

本発明が解決しようとする課題は、駐車場の情報を適切に提供できる情報提供方法および情報提供装置を提供する

効果

実績

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0件
牽制数
0件

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請求項1

車両の位置情報を含む複数のプローブ情報を複数の車両から収集し、収集した複数のプローブ情報の解析結果に基づいた情報を提供する情報提供方法であって、前記複数のプローブ情報に基づいて、車両が駐車を開始してから駐車を完了するまでの、駐車行動に要する駐車所要時間を駐車場ごとに算出し、前記駐車所要時間に基づいた情報を出力する情報提供方法。

請求項2

請求項1に記載の情報提供方法であって、対象車両から前記対象車両の位置情報または目的地の位置情報を取得し、前記対象車両の周辺または前記目的地の周囲に存在する駐車場の前記駐車所要時間に基づいた情報を出力する情報提供方法。

請求項3

請求項1または2に記載の情報提供方法であって、車両が駐車場に進入した時刻を、車両が駐車を開始した時刻として、前記駐車所要時間を算出する情報提供方法。

請求項4

請求項1または2に記載の情報提供方法であって、車両が駐車場から所定距離の範囲に到達し、かつ、車両が停車または徐行を開始した時刻を、車両が駐車を開始した時刻として、前記駐車所要時間を算出する情報提供方法。

請求項5

請求項1〜4のいずれかに記載の情報提供方法であって、イグニッションオフドア開閉、およびキーロックのうち、いずれかが行われた時刻を、車両が駐車を完了した時刻として、前記駐車所要時間を算出する情報提供方法。

請求項6

請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供方法であって、前記駐車所要時間が属する所定の時間範囲を示す指標値を、前記駐車所要時間に基づいた情報として出力する情報提供方法。

請求項7

請求項1〜6の何れかに記載の情報提供方法であって、前記駐車所要時間に基づいた情報として、車両が駐車を開始してから駐車場に進入するまでの第1駐車所要時間の情報と、車両が駐車場に進入してから駐車を完了するまでの第2駐車所要時間の情報とを出力する情報提供方法。

請求項8

請求項1〜7の何れかに記載の情報提供方法であって、前記複数のプローブ情報に基づいて、駐車場の属性情報推定し、前記駐車所要時間に基づいた情報に加えて、駐車場の属性情報を出力する情報提供方法。

請求項9

車両の位置情報を含む複数のプローブ情報を複数の車両から収集し、収集した複数のプローブ情報の解析結果に基づいた情報を提供する制御器を備える情報提供装置であって、前記制御器は、前記複数のプローブ情報に基づいて、車両が駐車を開始してから駐車を完了するまでの、駐車行動に要する駐車所要時間を駐車場ごとに算出し、前記駐車所要時間に基づいた情報を駐車場情報として出力する情報提供装置。

技術分野

0001

本発明は、情報提供方法および情報提供装置に関する。

背景技術

0002

従来、駐車場の満空情報に基づいて、駐車場を案内する技術が知られている(たとえば特許文献1)。

先行技術

0003

特開2012−184974号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、駐車場に空きがある場合でも、駐車場内の内部構造が複雑な場合や、機械式駐車場などでは、駐車するまでに時間がかかってしまう場合があり、ユーザにとって利用しやすい駐車場を適切に案内できない問題があった。

0005

本発明が解決しようとする課題は、駐車場の情報を適切に提供できる情報提供方法および情報提供装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、複数のプローブ情報に基づいて、車両が駐車を開始してから駐車を完了するまでの、駐車行動に要する駐車所要時間を駐車場ごとに算出し、前記駐車所要時間に基づいた情報を出力することで、上記課題を解決する。

発明の効果

0007

本発明によれば、車両が駐車行動を開始してから、車両の駐車行動を完了するまでにかかる駐車所要時間の情報を提供することで、ユーザに駐車場の情報を適切に提供することができる。

図面の簡単な説明

0008

本実施形態に係る情報提供システムの構成を示す構成図である。
本実施形態に係るプローブ情報送信処理を示すフローチャートである。
本実施形態に係るプローブ情報解析処理を示すフローチャートである。
本実施形態に係る情報提供処理を示すフローチャートである。

実施例

0009

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

0010

図1は、本実施形態に係る情報提供システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報提供システムは、複数の車両に搭載された複数の車載装置100と、車両の外部に設置された情報提供装置200とから構成される。複数の車載装置100と情報提供装置200とは、通信回線を介して各種情報の授受が可能となっている。通信回線としては、たとえば、携帯電話網無線LAN網DSRC(Dedicated Short Range Communications)網および電力線通信網などが挙げられる。また、車載装置100がフラッシュメモリ等の着脱式記憶媒体に各種情報を記録し、記録した各種情報を、通信機能を有する端末(たとえばスマートフォン)経由で送受信する構成としてもよい。なお、図1に示す例では、1つの車両に搭載された1つの車載装置100のみを例示しているが、情報提供システムは、車載装置100を複数備える構成とすることができる。

0011

車載装置100は、図1に示すように、センサー群110、操作機器群120、車載通信装置130、車載制御装置140、および提示装置150を有する。これら装置は、相互に情報の授受を行うためにCAN(Controller Area Network)その他の車載LANによって接続されている。

0012

センサー群110は、自車両の位置を検出するGPS装置を少なくとも含む。GPS装置は、複数の衛星通信から送信される電波を検出して、自車両の位置情報を、周期的に取得するとともに、取得した自車両の位置情報と、ジャイロセンサーから取得した角度変化情報と、車速センサーから取得した車速とに基づいて、自車両の現在位置を検出する。また、GPS装置は、現在の時刻情報も取得する。加えて、センサー群110には、シフトポジションを検知するシフトポジションセンサー、3軸方向の加速度を検出するジャイロセンサー、アクセル開度を検出するアクセル開度センサーブレーキ開度を検出するブレーキ開度センサー、車速を検出する車速センサー、自車両の周囲の画像を撮像するカメラ、およびドア開閉を検出するドアセンサーなどを含むことができる。

0013

操作機器群120は、ドライバーが操作可能な操作部材であり、イグニッションオンオフ切り替えイグニッションスイッチハザードランプ点灯させるためのハザードランプ点灯スイッチワイパーを動作させるためのワイパースイッチウィンドウの開閉を制御するウィンドウ装置などを含むことができる。ドライバーが操作した操作機器群120の操作情報は、車載制御装置140に送信される。

0014

車載通信装置130は、電気通信回線網などを介して、情報提供装置200のサーバー通信装置210と通信可能となっている。車載通信装置130は、車載制御装置140から取得した情報を情報提供装置200に送信するとともに、情報提供装置200から情報を受信し、受信した情報を車載制御装置140に送信する。

0015

提示装置150は、ディスプレイスピーカーなどの装置であり、情報提供装置200から提供された情報を、ディスプレイの画面に表示し、あるいはスピーカーから音声出力などすることにより、ドライバーに提示することができる。

0016

車載制御装置140は、駐車場に関する駐車場情報をドライバーに提示するためのプログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、このROMに格納されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)と、アクセス可能記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)とから構成される。なお、動作回路としては、CPU(Central Processing Unit)に代えて又はこれとともに、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いることができる。

0017

車載制御装置140は、ROMに格納されたプログラムをCPUにより実行することにより、プローブ情報を取得するプローブ情報取得機能と、取得したプローブ情報を情報提供装置200に送信するプローブ情報送信機能と、情報提供装置200から受信した情報をドライバーに提示する情報提示機能と、を備える。以下に、車載制御装置140が備える各機能について説明する。

0018

車載制御装置140のプローブ情報取得機能は、センサー群110から各センサーの検出結果をプローブ情報として取得する。たとえば、プローブ情報取得機能は、GPS装置から自車両の位置情報および現在の時刻情報を、シフトポジションセンサーからシフトポジションの情報を、アクセル開度センサーからアクセル開度の情報を、ブレーキ開度センサーからブレーキ開度の情報を、車速センサーから車速情報を、カメラから自車両の周囲の画像情報を、ドアセンサーからドアの開閉状態の情報をそれぞれプローブ情報として取得することができる。

0019

さらに、プローブ情報取得機能は、操作機器群120から各操作機器の操作情報をプローブ情報として取得する。たとえば、プローブ情報取得機能は、イグニッションスイッチからイグニッション状態の情報を、ハザードランプ点灯スイッチからハザードランプの点灯状況の情報を、ワイパースイッチからワイパーの動作状況の情報を、ウィンドウ装置からウィンドウの開閉状態の情報を、それぞれプローブ情報として取得することができる。そして、プローブ情報取得機能は、センサー群110および操作機器群120から取得したプローブ情報を、車載制御装置140のRAMに一時的に蓄積する。

0020

車載制御装置140のプローブ情報送信機能は、プローブ情報取得機能により取得され、車載制御装置140のRAMに一時的に蓄積されているプローブ情報を、車載通信装置130を介して、情報提供装置200に送信する。たとえば、プローブ情報送信機能は、イグニッションオフまたはイグニッションオンのタイミング、一定時間ごと、および車両が一定距離走行する度に、車載制御装置140のRAMに蓄積されたプローブ情報を情報提供装置200に送信することができる。なお、本実施形態においては、一定時間ごとに、プローブ情報を情報提供装置200に送信するものとして説明する。さらに、本実施形態では、車載装置100を搭載する車両の車種情報や車両のID情報が車載制御装置140のRAMに予め記憶されており、プローブ情報送信機能は、車両の車種情報や車両のID情報を車載制御装置140のRAMから取得し、プローブ情報として情報提供装置200に送信することができる。なお、車種情報には、車両の寸法(全長全幅全高)や種別大型車、普通車、小型車)などの情報も含まれる。

0021

車載制御装置140の情報提示機能は、車載通信装置130を介して、情報提供装置200から送信された駐車場情報を受信し、提示装置150を介して、受信した駐車場情報をドライバーに提示する。なお、駐車場情報の詳細および駐車場情報の提示方法の詳細については後述する。

0022

次に、本実施形態に係る情報提供装置200について説明する。情報提供装置200は、車両の外部に設置されたサーバーであり、図1に示すように、サーバー通信装置210と、サーバー処理装置220と、データベース230とを有している。

0023

サーバー通信装置210は、電話回線網などにより、車載装置100の車載通信装置130と通信可能となっている。サーバー通信装置210は、複数の車両にそれぞれ搭載された複数の車載装置100から複数のプローブ情報を受信し、受信した複数のプローブ情報をサーバー処理装置220に出力するとともに、サーバー処理装置220から取得した情報を車載装置100に送信する。

0024

データベース230は、複数の車両から取得した複数のプローブ情報が格納されている。このようなプローブ情報には、プローブ情報が取得された際の車両の位置、日時、外気温雨滴検出結果、車両の車種、シフトポジションの位置、アクセル開度、ブレーキ開度、操舵角、3軸方向の加減速空気圧、イグニッションの状態、ハザードランプの点灯状況、ワイパーの動作状況、ウィンドウの開閉状態などが含まれる。

0025

サーバー処理装置220は、駐車場情報を車載装置100に提供するためのプログラムを格納したROMと、このROMに格納されたプログラムを実行するCPUと、アクセス可能な記憶装置として機能するRAMとから構成される。サーバー処理装置220は、ROMに格納されたプログラムをCPUにより実行することにより、車両が駐車行動に要する駐車所要時間を駐車場ごとに特定するプローブ情報解析機能と、駐車所要時間を含む駐車場情報を車載装置100に提供する情報提供機能と、を備える。以下に、サーバー処理装置220が備える各機能について説明する。

0026

サーバー処理装置220のプローブ情報解析機能は、複数の車両に搭載された複数の車載装置100から収集されたプローブ情報に基づいて、車両が駐車を開始してから駐車が完了するまでの、駐車行動に要する駐車所要時間を駐車場ごとに算出する。たとえば、プローブ情報解析機能は、プローブ情報に含まれる車両の位置情報に基づいて、データベース230に蓄積された複数のプローブ情報の中から、車両が駐車場およびその周辺に存在する場合のプローブ情報を、対象プローブ情報として抽出する。

0027

そして、プローブ情報解析機能は、対象プローブ情報に含まれる車両の位置情報に基づいて、たとえば、当該車両が駐車場に進入した時刻t1を、当該駐車場における当該車両の駐車開始時刻として算出する。また、プローブ情報解析機能は、時間的に連続して得られた対象プローブ情報に含まれる当該車両のイグニッション状態に基づいて、当該車両が当該駐車場でイグニッションオフにした時刻t2を、当該駐車場における当該車両の駐車完了時刻として算出する。そして、プローブ情報解析機能は、駐車開始時刻t1から駐車完了時刻t2までの時間を、当該駐車場において当該車両が駐車行動に要した実際所要時間として算出する。

0028

さらに、プローブ情報解析機能は、複数の車両から取得した複数の対象プローブ情報に基づいて、各駐車場において駐車に要した実際所要時間を、車両ごと、日時ごとに算出する。さらに、プローブ情報解析機能は、算出した複数の実際所要時間の指標値(たとえば平均値中央値、または最頻値)を駐車場ごとに算出し、算出した実際所要時間の指標値を、駐車所要時間として取得する。そして、プローブ情報解析機能は、各駐車場における駐車所要時間の情報を、データベース230に保存する。また、プローブ情報解析機能は、所定期間ごとに、最新の対象プローブ情報に基づいて、各駐車場における駐車所要時間を算出することで、データベース230に保存した駐車所要時間の情報を更新することができる。

0029

また、プローブ情報解析機能は、車両が駐車場内に進入した時刻を車両の駐車開始時刻とするのではなく、車両が駐車場の外で駐車待ちを開始した時刻を車両の駐車開始時刻とすることもできる。具体的には、プローブ情報解析機能は、車両が駐車場周辺に到達した後(駐車場から所定距離以内となった後)に、車両が停車あるいは徐行を開始した時刻を、車両が駐車待ちを開始した駐車開始時刻として取得することができる。これにより、車両が駐車行動に要する実際の時間を、駐車所要時間としてより正確に把握することができる。

0030

なお、プローブ情報解析機能は、プローブ情報に含まれるシフトポジションの情報、アクセル開度の情報、ブレーキ開度の情報、車速情報、カメラの撮像画像情報、およびハザードランプの点灯状況の情報などから、車両が停車あるいは徐行しているか否かを判断することができる。たとえば、プローブ情報解析機能は、シフトポジションがパーキングポジションである場合、アクセル開度が所定値以下である場合、ブレーキ開度が所定値以上である場合、カメラの撮像画像が所定値以上変化しない場合、ハザードランプが点灯している場合などに車両が停車または徐行していると判断することができる。また、プローブ情報解析機能は、車速がゼロである場合には車両が停車していると判断することができ、車速が所定時速以下(たとえば10Km以下)である場合には、車両が徐行していると判断することができる。

0031

さらに、プローブ情報解析機能は、車両がイグニッションオフになったタイミングを車両の駐車完了時刻とするのではなく、たとえば、イグニッションオフ後にドアの開閉があった時刻、あるいは、ドア開閉後にキーロックがあった時刻を、駐車完了時刻とすることができる。また、プローブ情報解析機能は、車両のウィンドウが閉められた時刻、ワイパースイッチがオフになった時刻を、駐車完了時刻としてもよい。これにより、車両が駐車行動に要する時間を、駐車所要時間としてより正確に把握することができる。

0032

さらに、プローブ情報解析機能は、駐車場情報に含まれる駐車所要時間を、対象車両が駐車を開始した後に駐車場に進入するまでに要する時間と、対象車両が駐車場に進入した後に駐車が完了するまでに要する時間とに分けて算出することもできる。

0033

加えて、プローブ情報解析機能は、駐車場の属性情報の取得も行う。たとえば、プローブ情報解析機能は、プローブ情報に含まれる、駐車場でのアクセル開度、ブレーキ開度、操舵角、3軸方向の加減速、および空気圧などに基づいて、駐車場が「平置き式の駐車場」か「立体駐車場」か、駐車場の入口または出口遮断機があるか、駐車場が踏み板式かなどを判定し、判定結果を属性情報として取得することができる。たとえば、プローブ情報解析機能は、アクセル開度、ブレーキ開度、操舵角、並びに、3軸方向の加減速度などに基づいて、車両が駐車場に進入してから駐車するまでと、車両が駐車場から進出するまでとで、ほぼ同じ通路を通っている場合には、平置き式の駐車場と判定することができ、一方、スロープを回っていると判断できる場合には、立体駐車場と判定することができる。また、プローブ情報解析機能は、停車時のアクセル開度や上下方向の加速度に基づいて、駐車場が踏み板式の駐車場が否かを判定することもできる。

0034

また、プローブ情報解析機能は、プローブ情報に含まれる位置情報、操舵角、ステアリング操作量フロント窓の開閉動作、およびドアの開閉動作などに基づいて、駐車時の車両の切り返し回数前進後退反復回数、フロント窓の開閉回数、およびドアの開閉時間回数)などを特定し、駐車場ごとの駐車時の車両の切り返し回数、前進後退の反復回数、フロント窓の開閉回数、およびドアの開閉時間(回数)の分布により、駐車場の駐車難易度を属性情報として、判定することができる。

0035

なお、プローブ情報解析機能は、車両ごとに、車両の切り返し回数、前進後退の反復回数、フロント窓の開閉回数、およびドアの開閉時間(回数)を特定し、特定の車両のみが、切り返し回数、前進後退の反復回数、フロント窓の開閉回数、またはドアの開閉時間(回数)が多い場合には、このようなドライバーの履歴を除いて、駐車場の駐車難易度を判定することができる。また、プローブ情報解析機能は、車両のサイズ(車種)ごとに、車両の切り返し回数、前進後退の反復回数、フロント窓の開閉回数、およびドアの開閉時間(回数)を特定することで、車両の切り返し回数、前進後退の反復回数、フロント窓の開閉回数、およびドアの開閉時間(回数)が車両のサイズに起因するか否かを判断する構成とすることができる。そして、対象車両のサイズが比較的小さい場合には、サイズの小さい車両のプローブ情報に基づいて、駐車場の駐車難易度を判定することができ、一方、対象車両のサイズが比較的大きい場合には、サイズの大きい車両のプローブ情報に基づいて、駐車場の駐車難易度を判定する構成とすることもできる。

0036

サーバー処理装置220の情報提供機能は、駐車所要時間および駐車場の属性情報を含む駐車場情報を、車載装置100に提供する。具体的には、情報提供機能は、車載装置100を搭載した対象車両から駐車場情報の要求があった場合に、対象車両または対象車両の目的地の周囲に存在する駐車場の駐車所要時間の情報および属性情報を含む駐車場情報をデータベース230から取得し、対象車両の車載装置100に送信する。これにより、対象車両の車載装置100は、対象車両または目的地の周囲の駐車場の駐車所要時間および属性情報を含む駐車場情報を、ドライバーに提示することができる。

0037

続いて、図2〜4を参照して、本実施形態に係る情報提供システムの動作について説明する。なお、図2は、本実施形態に係るプローブ情報送信処理を示すフローチャートであり、図3は、本実施形態に係るプローブ情報解析処理を示すフローチャートであり、図4は、本実施形態に係る情報提供処理を示すフローチャートである。

0038

まず、図2を参照して、車両のプローブ情報を車載装置100から情報提供装置200に送信するプローブ情報送信処理を説明する。図2に示すプローブ情報送信処理は、各車両に搭載された車載装置100によりそれぞれ実行される。

0039

まず、ステップS101では、車載制御装置140により、イグニッションオンになったか否かの判断が行われる。イグニッションオフである間はステップS101で待機し、イグニッションオンになった場合に、ステップS102に進む。

0040

ステップS102では、車載制御装置140のプローブ情報取得機能により、プローブ情報の取得が行われる。プローブ情報取得機能は、センサー群110から各センサーの検出結果を、操作機器群120から各操作機器の操作情報を、それぞれプローブ情報として取得することができる。そして、ステップS103では、車載制御装置140のプローブ情報取得機能により、ステップS102で取得されたプローブ情報が、車載制御装置140のRAMに一時的に蓄積される。

0041

ステップS104では、車載制御装置140のプローブ情報送信機能により、前回プローブ情報を送信してから一定期間が経過したか否かの判断が行われる。一定期間が経過した場合には、ステップS105に進み、車載制御装置140のプローブ情報送信機能により、ステップS103で蓄積されたプローブ情報が、車載装置100から情報提供装置200に送信される。一方、一定期間が経過していない場合には、ステップS102に戻り、プローブ情報の取得と蓄積が繰り返される。

0042

ステップS106では、車載制御装置140のプローブ情報送信機能により、イグニッションオフになったか否かの判断が行われる。イグニッションオンである場合には、ステップS102に戻り、プローブ情報の取得および一時的な蓄積が一定間隔で繰り返し行われる。そして、イグニッションオフになった場合には、図2に示すプローブ情報送信処理が終了する。

0043

続いて、図3を参照して、情報提供装置200において、車載装置100から受信したプローブ情報を解析するプローブ情報解析処理を説明する。なお、図3に示すプローブ情報解析処理は、情報提供装置200のサーバー処理装置220により、一定の間隔で繰り返し行われる。

0044

ステップS201では、サーバー処理装置220のプローブ情報解析機能により、複数の車載装置100から送信された複数のプローブ情報を受信し、受信したプローブ情報をデータベース230に蓄積する処理が行われる。なお、ステップS201の処理は、車載装置100からプローブ情報が送信される度に逐次実行される。

0045

ステップS202では、プローブ情報解析機能により、プローブ情報の蓄積を開始してから一定時間が経過したか否かの判断が行われる。一定時間が経過するまで、ステップS201のプローブ情報の蓄積を繰り返し、一定期間が経過した場合には、ステップS203に進む。

0046

ステップS203では、プローブ情報解析機能により、対象プローブ情報の抽出が行われる。具体的には、プローブ情報解析機能は、プローブ情報に含まれる車両の位置情報に基づいて、データベース230に蓄積された複数のプローブ情報の中から、車両が駐車場およびその周辺(駐車場から所定距離の範囲内)に存在していた場合に得られたプローブ情報を、対象プローブ情報として抽出する。

0047

ステップS204では、プローブ情報解析機能により、ステップS203で抽出された複数の対象プローブ情報に基づいて、各車両が駐車に要した実際所要時間の算出が行われる。たとえば、プローブ情報解析機能は、まず、対象プローブ情報に含まれる車両の位置情報に基づいて、車両が駐車場に進入した時刻を駐車開始時刻として算出し、対象プローブ情報に含まれる車両のイグニッション状態に基づいて、車両が駐車場でイグニッションオフにした時刻を駐車完了時刻として算出する。そして、プローブ情報解析機能は、駐車開始時刻から駐車完了時刻までの時間を、車両が駐車に要した実際所要時間として算出する。また、本実施形態において、プローブ情報解析機能は、対象プローブ情報に含まれる各種情報に基づいて、車両が駐車場の周囲で停車または徐行を開始してから駐車を完了するまでの時間を、車両が駐車に要した実際所要時間として算出することもできる。そして、プローブ情報解析機能は、複数の車両から取得した複数の対象プローブ情報に基づいて、車両ごと、日時ごとに、車両が駐車に要した実際所要時間を算出する。

0048

ステップS205では、プローブ情報解析機能により、駐車所要時間が駐車場ごとに算出される。具体的には、プローブ情報解析機能は、ステップS204で算出した、車両ごと、日時ごとの複数の実際所要時間を、駐車場ごとにグループ化し、駐車場ごとにグループ化した複数の実際所要時間の指標値(たとえば平均値、中央値、または最頻値)を、駐車所要時間として駐車場ごとに算出することができる。

0049

ステップS206では、プローブ情報解析機能により、属性情報の取得が行われる。たとえば、プローブ情報解析機能は、プローブ情報に含まれる駐車場でのアクセル開度、ブレーキ開度、操舵角、3軸方向の加速度、および空気圧、さらにはプローブ情報に基づいて特定された前進後退の反復回数、フロント窓の開閉回数、ドアの開閉時間(回数)などに基づいて、駐車場が「平置き式」か「立体式」か、駐車場の入口または出口に遮断機があるか、駐車場が踏み板式か、駐車場の駐車難易度などを判定し、判定結果を属性情報として取得することができる。

0050

ステップS207では、プローブ情報解析機能により、ステップS205で算出した駐車所要時間の情報と、ステップS206で取得された属性情報とが、駐車場ごとにそれぞれ関連付けられて、データベース230に蓄積される。

0051

続いて、図4を参照して、駐車所要時間を含む駐車場情報をドライバーに提供する情報提供処理について説明する。なお、図4に示す情報提供処理のうち、ステップS301〜S302,S306〜S307は車載装置100により実行され、ステップS303〜S305は情報提供装置200により実行される。また、図4に示す例では、駐車場情報が提供される車両を対象車両として説明する。

0052

ステップS301では、車載制御装置140の情報提示機能により、イグニッションオンであるか否かの判断が行われる。イグニッションオフである場合はステップS301で待機し、イグニッションオンになった場合に、ステップS302に進む。

0053

ステップS302では、車載制御装置140の情報提示機能により、駐車場情報の要求が情報提供装置200に送信される。たとえば、情報提示機能は、ユーザが操作機器群120を介して駐車場情報の要求を手動で指示した場合に、対象車両のID情報、対象車両の位置情報、および対象車両の目的地の情報を含む要求情報を情報提供装置200に送信することができる。また、情報提示機能は、対象車両が目的地の周囲に接近した場合に、対象車両のID情報、対象車両の位置情報、および目的地の情報を含む要求情報を情報提供装置200に自動で送信することができる。

0054

ステップS303〜S305の処理は、車載装置100から駐車場情報の要求を受信した情報提供装置200により実行される。まず、ステップS303では、サーバー処理装置220の情報提供機能により、ステップS302で送信された対象車両の位置情報や目的地の情報に基づいて、対象車両あるいは対象車両の目的地の周囲に存在する駐車場が探索される。

0055

そして、ステップS304では、サーバー処理装置220の情報提供機能により、対象車両あるいは対象車両の目的地の周囲に存在する駐車場の駐車場情報が、データベース230から抽出される。そして、ステップS305では、サーバー処理装置220の情報提供機能により、ステップS304で抽出された駐車場情報が、対象車両の車載装置100に送信される。

0056

本実施形態では、図3に示すプローブ情報解析処理により、駐車場ごとの駐車場情報がデータベース230に蓄積されており、情報提供機能は、データベース230を参照することで、対象車両あるいは対象車両の目的地の周囲に存在する駐車場の駐車場情報を抽出することができる。そして、情報提供機能は、抽出した対象車両あるいは対象車両の目的地の周囲に存在する駐車場の駐車場情報を、サーバー通信装置210を介して、対象車両の車載装置100に送信することができる。これにより、対象車両の車載装置100は、対象車両あるいは対象車両の目的地の周囲に存在する駐車場の駐車場情報を情報提供装置200から受信することができる。

0057

ステップS306,S307は、車載装置100の車載制御装置140により実行される。ステップS306では、車載制御装置140の情報提示機能により、駐車場情報の提示が行われる。具体的には、情報提示機能は、ステップS305において情報提供装置200から送信された、対象車両または対象車両の目的地の周囲に存在する駐車場の駐車場情報を、提示装置150を介して、ドライバーに提示する。また、本実施形態における駐車場情報には、車両が駐車場で駐車に要する駐車所要時間の情報と、当該駐車場の属性情報とが含まれる。情報提示機能は、駐車所要時間の情報を、そのまま提示してもよいし、あるいは、駐車所要時間を複数の時間範囲のいずれかに分類することで、駐車所要時間が属する範囲の指標値を提示してもよい。このような指標値として、たとえば、駐車までのおおよその時間(たとえば「駐車までおおよそ10分」あるいは「駐車までおおよそ30分」など)、一定の時間範囲(たとえば「10分〜15分」、「30分〜45分」、「1時間以上」など)、お勧めの度合(たとえば「お勧め」、「少し待ちます」、「避けるべき」など)を用いることができる。

0058

また、本実施形態において、情報提示機能は、対象車両または対象車両の目的地の周辺に駐車場が複数ある場合には、複数の駐車場の駐車場情報を優先順位順に並べて提示することができる。たとえば、情報提示機能は、駐車所要時間が短い駐車場の優先順位を高くし、駐車所要時間が短い順に駐車場情報を並べる構成とすることができる。

0059

さらに、本実施形態において、情報提示機能は、駐車場情報に含まれる駐車所要時間を、対象車両が駐車を開始した後に駐車場に進入するまでに要する時間と、対象車両が駐車場に進入した後に駐車が完了するまでに要する時間とに分けて提示することもできる。これにより、ドライバーに、好みに応じた駐車場を選択させることができる。また、対象車両が駐車を開始した後に駐車場に進入するまでに要する時間と、対象車両が駐車場に進入した後に駐車が完了するまでに要する時間とに分けて提示することで、他の乗員を先に降ろしてドライバーだけ駐車位置に移動する、あるいは、他の乗員を先に降ろしてドライバーだけ駐車場の周りで待機する(駐車しない)という判断を、ドライバーに行わせることもできる。

0060

加えて、本実施形態では、ドライバーは、入力装置(不図示)を介して、ドライバーに提示する駐車場の属性情報を設定することができる。たとえば、ドライバーは、属性情報のうち、駐車場が「平置き式」か「立体式」か、駐車場の入口または出口に遮断機があるか、駐車場が踏み板式か、駐車場の駐車難易度のうち、いずれかの情報を優先してドライバーに提示するかを選択することができる。また、このようにユーザが選択した選択履歴に基づいて、ドライバーに属性情報を自動で提示する構成とすることもできる。これにより、ドライバーの好みに合った属性情報をドライバーに優先して提示することができる。また、ドライバーの好みに合った駐車場の駐車場情報を優先してドライバーに提示する構成とすることもできる。たとえば、ドライバーが「平置き式の駐車場」を好む場合には、「平置き式の駐車場」を優先してドライバーに提示することができる。

0061

ステップS307では、車載制御装置140の情報提示機能により、イグニッションがオフになったか否かの判断が行われる。イグニッションがオンである場合には、ステップS301に戻り、図4に示す情報提供処理が一定間隔で繰り返し行われる。そして、イグニッションがオフになった場合には、図4に示す情報提供処理を終了する。

0062

以上のように、本実施形態では、複数の車両から収集したプローブ情報に基づいて、車両が駐車を開始してから駐車を完了するまでの、車両の駐車行動に要する駐車所要時間を駐車場ごとに特定する。そして、対象車両の車載装置100から駐車場情報の要求を受信した場合に、対象車両または対象車両の目的地の周辺の駐車場の駐車場情報を対象車両の車載装置100に送信する。これにより、対象車両の車載装置100は、たとえば、対象車両または対象車両の目的地の周辺に存在する駐車場の駐車所要時間の情報をドライバーに提示することができる。その結果、対象車両のドライバーに、車両を駐車するために駐車場でかかる時間を駐車場ごとに把握させることができ、対象車両のドライバーに駐車に適した駐車場を選択させることができる。また、本実施形態では、駐車所要時間に基づいた情報を出力することで、満車である場合でもしばらく駐車待ちすることで比較的早く駐車できる駐車場や、反対に、空車がある場合でも駐車場が複雑なため比較的早く駐車できない駐車場などの情報を、対象車両のドライバーに把握させることができる。

0063

また、本実施形態では、対象車両の位置情報や対象車両の目的地の情報を対象車両から取得し、対象車両の周囲や対象車両の目的地の周囲に存在する駐車場の駐車所要時間の情報を提供することで、対象車両の周囲または対象車両が駐車する目的地の周辺の駐車場の駐車所要時間の情報を、対象車両のドライバーに適切に提供することができる。

0064

さらに、本実施形態では、車両が駐車場に進入した時刻を車両が駐車を開始した時刻として、駐車所要時間を算出することで、車両が駐車場で駐車するために必要な時間をドライバーに適切に提示することができる。また、本実施形態では、車両が駐車場の周囲(駐車場から所定距離の範囲)に到達し、かつ、車両が停車または徐行を開始した時刻を、車両が駐車を開始した時刻として、駐車所要時間を算出する。これにより、車両が駐車場に駐車するために駐車場の外で待つこととなる待ち時間も、駐車所要時間に含めることができるため、車両が駐車場で駐車するために必要な駐車所要時間をより適切に算出することができる。

0065

加えて、本実施形態では、イグニッションオフ、ドアの開閉、およびキーロックのうち、いずれかが行われた時刻を、車両が駐車を完了した時刻として、駐車所要時間を算出する。この場合、車両が駐車場で駐車を完了した時刻を適切に判断することができるため、車両が駐車場で駐車するために必要な駐車所要時間をドライバーにより適切に提示することができる。

0066

また、本実施形態では、駐車所要時間を複数の時間範囲のいずれかに分類し、駐車所要時間の情報を、駐車所要時間が属する時間範囲の指標値で提示することができる。たとえば、駐車所要時間の情報を、駐車までのおおよその時間(たとえば「駐車までおおよそ10分」あるいは「駐車までおおよそ30分」など)で提示してもよいし、一定の時間範囲(たとえば「10分〜15分」、「30分〜45分」、「1時間以上」など)で提示してもよいし、お勧めの度合(たとえば「お勧め」、「少し待ちます」、「避けるべき」など)で提示してもよい。このように、駐車所要時間を複数の範囲のいずれかに分類し、駐車所要時間の情報を、駐車所要時間が属する範囲の指標値で提示することで、駐車所要時間の情報をドライバーに把握させ易くすることができる。

0067

なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。

0068

たとえば、上述した実施形態では、対象車両または対象車両の目的地の周辺にある駐車場の駐車場情報を提供する構成を例示したが、対象車両または対象車両の目的地の周辺に複数の駐車場がある場合には、これら全ての駐車場の駐車場情報を提供する構成としてもよいし、あるいは、駐車所要時間が最も短い1〜数件の駐車場の駐車場情報のみを提供する構成としてもよい。また、上述した実施形態では、対象車両または対象車両の目的地の周辺にある駐車場の駐車場情報を提供する構成を例示したが、対象車両の車載装置100が走行予定経路の情報を情報提供装置200に送信することで、走行予定経路沿いの駐車場の駐車場情報を提供する構成としてもよい。さらに、上述した実施形態では、情報提供装置200において、対象車両または対象車両の目的地の周辺に複数の駐車場を探索する構成を例示したが、情報提供装置200は、全ての駐車場情報を車載装置100に送信し、車載装置100において、対象車両または対象車両の目的地の周辺に複数の駐車場を探索する構成としてもよい。

0069

また、上述した実施形態では、駐車所要時間を駐車場ごとに算出する構成を例示したが、この構成に限定されず、駐車所要時間を、駐車場ごと、車両のサイズごと、曜日ごと、時間帯ごとに算出する構成とすることができる。たとえば、情報提供装置200は、対象プローブ情報に含まれる車両の車種情報、時刻情報に基づいて、対象プローブ情報が取得された車両のサイズ、曜日、または時間帯を特定することで、駐車所要時間を、駐車場ごと、車両のサイズごと、曜日ごと、時間帯ごとに算出することができる。そして、情報提供装置200は、対象車両から取得した対象車両の車種情報および日時情報に基づいて、対象車両のサイズ、曜日、時間帯に対応する駐車所要時間を特定することで、対象車両のサイズ、曜日、時間帯に応じた駐車所要時間の情報を、対象車両の車載装置100に送信することができる。これにより、対象車両の状況により適合した精度の高い駐車所要時間を対象車両のドライバーに把握させることができる。特に、車両のサイズが大きい場合には、駐車場が小さい場合に特に駐車時間がかかる場合などがあり、また、軽自動車専用の駐車枠や、立体駐車場では背の高い車両の向けの駐車枠が特別に設けられている場合があり、車両のサイズによって駐車所要時間が大きく変化する場合があるが、このような場合でも、上記実施形態によれば、ドライバーに適切な駐車所要時間を提示することができる。

0070

また、上述した実施形態では、駐車所要時間を駐車場ごとに算出する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば駐車所要時間を、駐車場への進入から駐車が完了するまでの走行距離ごとに算出する構成とすることができる。たとえば、車両が駐車場に進入してからの駐車場内での走行距離ごとに、駐車所要時間を算出することで、駐車場の敷地面積が広い場合に、駐車所要時間は少なくても駐車場の入り口から遠い、駐車場の入り口から近いが駐車所要時間が大きいなどの、駐車場の利便性を示す情報をドライバーに提示することができる。たとえば、このような情報として、駐車場の入り口から近い場所は○分待ち、駐車場の入口から遠い場所は△分待ちという、駐車場情報を対象車両のドライバーに提示することができる。

0071

さらに、上述した実施形態では、駐車所要時間を駐車場ごとに算出する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、駐車場の敷地を複数の領域に分割し、当該領域ごとに駐車所要時間を算出する構成とすることができる。これにより、駐車場の中で、時間のかかるエリアと直ぐに停められるエリアとを統計的に算出し、対象車両のドライバーに提示することができる。たとえば、同一の駐車場の敷地内で、エリアA1は○分待ち、エリアA2は△分待ちのように、駐車所要時間を提示することができる。

0072

また、上述した実施形態では、車両が駐車を開始してから駐車を完了するまでの、駐車行為に要する駐車所要時間に基づいた情報をドライバーに提供する構成を例示したが、この構成に加えて、たとえば、車両が駐車を解除してから駐車場から進出するまでの退出時間を、駐車所要時間と合わせて提供する構成とすることができる。

0073

さらに、上述した実施形態に加えて、駐車所要時間を駐車場の満車状態空車状態とで分けて算出する構成とすることができる。たとえば、情報提供装置200は、各駐車場を管理する外部サーバーから駐車場の満空情報を日時と関連付けて取得することで、各車両から取得したプローブ情報が満車状態で取得されたものか、空車状態で取得されたものかを判断することができる。そして、情報提供装置200は、満車状態で取得されたプローブ情報に基づいて、満車時における駐車場の駐車所要時間を、空車状態で取得されたプローブ情報に基づいて、空車時における駐車場の駐車所要時間を算出することができる。これにより、情報提供装置200は、駐車場情報が提供される駐車場が満車状態である場合には、当該駐車場が満車時の駐車所要時間を提供することができ、駐車場情報が提供される駐車場が空車状態である場合には、当該駐車場が空車時の駐車所要時間を提供することができる。これにより、駐車場の満空状態に応じた駐車所要時間を対象車両のドライバーに適切に把握させることができる。

0074

また、上述した実施形態では、アクセルペダルの操作量としてアクセル開度を、ブレーキペダルの操作量としてブレーキ開度を検出する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、アクセルペダルの操作量としてアクセルペダルの踏み込み量を、ブレーキペダルの操作量としてブレーキペダルの踏み込み量を検出する構成としてもよい。

0075

さらに、本実施形態では、情報提供装置200が駐車場情報を対象車両の車載装置100に送信する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、情報提供装置200が駐車場情報を、対象車両のドライバーが所有する携帯端末に送信する構成としてもよい。

0076

なお、上述した実施形態に係る制御器は、本発明の情報提供装置200のサーバー処理装置220に相当する。

0077

100…車載装置
110…センサー群
120…操作機器群
130…車載通信装置
140…車載制御装置
150…提示装置
200…情報提供装置
210…サーバー通信装置
220…サーバー処理装置
230…データベース

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