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技術 学習支援システム、サーバ、および端末装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 藤田健一
出願日 2016年7月14日 (4年5ヶ月経過) 出願番号 2016-139239
公開日 2018年1月18日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2018-010186
状態 特許登録済
技術分野 電気的に作動する教習具
主要キーワード 設定指示操作 所定年数 基準人数 マスクROM 登録ユーザ数 検索履歴データベース 登録人数 辞書コンテンツ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月18日)のものです。
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図面 (15)

課題

端末装置のユーザの志望校に適した効率的な単語学習を支援することが可能な学習支援システムを提供する。

解決手段

学習支援システムの端末装置は、ユーザ関連情報の入力を受け付け、ユーザにより指定される対象期間と、志望校条件とを含む絞り込み条件の入力を受け付け、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とをサーバに送信する。サーバは、登録単語データベースに基づいて、志望校条件を満たす1以上のユーザに対応する単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を端末装置に送信する。端末装置は、抽出結果をユーザに報知する。

概要

背景

従来、学習用端末である電子辞書は、コンテンツ英和辞典国語辞典等)に含まれる単語(見出し語)と、当該単語の説明情報とを表示する。また、このような電子辞書は、一般的に、検索された単語を登録する単語登録機能を有している。例えば、電子辞書を使用するユーザ(学習者)は、各種試験勉強のために自分が暗記したい(すべき)単語を検索して単語帳に登録する。このように、各ユーザが所有する電子辞書に記憶された情報を利用する技術が知られている。

例えば、特開2004−62228号公報(特許文献1)は、辞書を内蔵した端末における辞書検索情報を集計する辞書情報集計装置を開示している。この装置は、端末から辞書の未収録語に対する検索情報とその検索日付情報とを対応付けて取得し、当該取得された未収録語の検索情報をその検索日付情報と共に記憶し、当該記憶された未収録語の検索情報をその検索日付情報に対応付けて期間毎に集計して表示する。

概要

端末装置のユーザの志望校に適した効率的な単語学習を支援することが可能な学習支援システムを提供する。学習支援システムの端末装置は、ユーザ関連情報の入力を受け付け、ユーザにより指定される対象期間と、志望校条件とを含む絞り込み条件の入力を受け付け、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とをサーバに送信する。サーバは、登録単語データベースに基づいて、志望校条件を満たす1以上のユーザに対応する単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を端末装置に送信する。端末装置は、抽出結果をユーザに報知する。

目的

本開示は、ある局面では、端末装置のユーザの志望校に適した効率的な単語学習を支援することが可能な学習支援システム、サーバおよび端末装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

サーバと、前記サーバと通信可能に構成された学習用端末装置とを備える学習支援システムであって、前記端末装置は、前記端末装置のユーザの識別情報と、前記ユーザの志望校とを含むユーザ関連情報の入力を受け付けるユーザ関連情報入力部と、前記ユーザにより指定される対象期間と、前記志望校に関する志望校条件とを含む絞り込み条件の入力を受け付ける条件入力部と、前記ユーザ関連情報と、前記端末装置への登録単語および前記登録単語の登録日時を有する単語帳と、前記絞り込み条件とを前記サーバに送信する情報送信部とを含み、前記サーバは、複数の前記端末装置の各々について、当該端末装置により送信された、前記単語帳と前記ユーザ関連情報とを関連付けて格納する登録単語データベースと、前記登録単語データベースに基づいて、前記志望校条件を満たす1以上のユーザに対応する前記単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を前記端末装置に送信する抽出処理部とを含み、前記端末装置は、前記抽出処理部から送信された前記抽出結果を前記ユーザに報知する報知部をさらに含む、学習支援システム。

請求項2

学習用の端末装置と通信可能に構成されたサーバであって、前記端末装置のユーザの識別情報および前記ユーザの志望校を有するユーザ関連情報と、前記ユーザにより指定される対象期間および前記志望校に関する志望校条件を有する絞り込み条件と、前記端末装置への登録単語および前記登録単語の登録日時を有する単語帳とを前記端末装置から受信するサーバ受信部と、複数の前記端末装置の各々について、当該端末装置により送信された、前記単語帳と前記ユーザ関連情報とを関連付けて格納する登録単語データベースと、前記登録単語データベースに基づいて、前記志望校条件を満たす1以上のユーザに対応する前記単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を前記端末装置に送信する抽出処理部とを備える、サーバ。

請求項3

前記抽出処理部は、各前記ユーザ関連情報の履歴に基づいて各前記ユーザ関連情報に対応する各ユーザの最終志望校を特定し、前記志望校条件として前記ユーザの志望校が前記最終志望校と一致するという条件を満たす前記1以上のユーザを抽出する、請求項2に記載のサーバ。

請求項4

前記ユーザ関連情報は、前記ユーザが属する所属学校をさらに含み、前記抽出処理部は、各前記ユーザ関連情報の履歴に基づいて各前記ユーザ関連情報に対応する各ユーザの最終志望校および前記所属学校を特定し、前記志望校条件として前記最終志望校が前記所属学校と一致しており、かつ前記ユーザの志望校が前記最終志望校と一致しているという条件を満たす前記1以上のユーザを抽出する、請求項2に記載のサーバ。

請求項5

サーバと通信可能に構成された学習用の端末装置であって、前記端末装置のユーザの識別情報と、前記ユーザの志望校とを含むユーザ関連情報の入力を受け付けるユーザ関連情報入力部と、前記ユーザにより指定される対象期間と、前記志望校に関する志望校条件とを含む絞り込み条件の入力を受け付ける条件入力部と、前記ユーザ関連情報と、前記端末装置への登録単語および前記登録単語の登録日時を有する単語帳と、前記絞り込み条件とを前記サーバに送信する情報送信部と、複数の前記端末装置の各々から送信された前記単語帳および前記ユーザ関連情報を関連付けて格納する登録単語データベースに基づいて前記サーバによって抽出された、前記志望校条件を満たす1以上のユーザに対応する前記単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を受信する情報受信部と、前記抽出結果を前記端末装置のユーザに報知する報知部とを備える、端末装置。

技術分野

0001

本開示は、学習用の複数の端末装置と、サーバとを備える学習支援システム、当該サーバ、および当該端末装置に関する。

背景技術

0002

従来、学習用端末である電子辞書は、コンテンツ英和辞典国語辞典等)に含まれる単語(見出し語)と、当該単語の説明情報とを表示する。また、このような電子辞書は、一般的に、検索された単語を登録する単語登録機能を有している。例えば、電子辞書を使用するユーザ(学習者)は、各種試験勉強のために自分が暗記したい(すべき)単語を検索して単語帳に登録する。このように、各ユーザが所有する電子辞書に記憶された情報を利用する技術が知られている。

0003

例えば、特開2004−62228号公報(特許文献1)は、辞書を内蔵した端末における辞書検索情報を集計する辞書情報集計装置を開示している。この装置は、端末から辞書の未収録語に対する検索情報とその検索日付情報とを対応付けて取得し、当該取得された未収録語の検索情報をその検索日付情報と共に記憶し、当該記憶された未収録語の検索情報をその検索日付情報に対応付けて期間毎に集計して表示する。

先行技術

0004

特開2004−62228号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、学習者が自分の志望校に合格するためには、当該志望校の入学試験において、他人よりも良い点数を取る必要がある。例えば、英語試験において、英単語の暗記数が他人よりも少ない場合は他人よりも低い点数になる可能性が高くなり、その結果、志望校に不合格となる可能性も高くなる。そのため、自分が志望校に合格するためには、どの単語をどのタイミングで学習すべきであるのかを把握したいというニーズが存在する。

0006

ここで、特許文献1のように、各ユーザの電子辞書の辞書情報を集計してデータベース化すれば、どの単語が検索されたのかを把握することはできる。しかしながら、当該データベースを参照しても、自分の志望校に合格するために、どの単語をどのタイミングで学習すべきであるのかを把握することはできない。すなわち、特許文献1は、上記ニーズを満たすための技術については何ら教示ないし示唆していない。

0007

本開示は、ある局面では、端末装置のユーザの志望校に適した効率的な単語学習を支援することが可能な学習支援システム、サーバおよび端末装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

ある実施の形態に従うと、サーバと、サーバと通信可能に構成された学習用の端末装置とを備える学習支援システムが提供される。端末装置は、端末装置のユーザの識別情報と、ユーザの志望校とを含むユーザ関連情報の入力を受け付けるユーザ関連情報入力部と、ユーザにより指定される対象期間と、志望校に関する志望校条件とを含む絞り込み条件の入力を受け付ける条件入力部と、ユーザ関連情報と、端末装置への登録単語および登録単語の登録日時を有する単語帳と、絞り込み条件とをサーバに送信する情報送信部とを含む。サーバは、複数の端末装置の各々について、当該端末装置により送信された、単語帳とユーザ関連情報とを関連付けて格納する登録単語データベースと、登録単語データベースに基づいて、志望校条件を満たす1以上のユーザに対応する単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を端末装置に送信する抽出処理部とを含む。端末装置は、結果送信部から送信された抽出結果をユーザに報知する報知部をさらに含む。

発明の効果

0009

本開示によると、端末装置のユーザの志望校に適した効率的な単語学習を支援することが可能となる。

図面の簡単な説明

0010

実施の形態1に従う学習支援システムの全体構成を示す概略図である。
実施の形態1に従う電子辞書の外観を表した図である。
実施の形態1に従う電子辞書のハードウェア構成を示した図である。
実施の形態1に従うユーザ関連情報の入力画面を説明するための図である。
実施の形態1に従う単語帳を説明するための図である。
実施の形態1に従うユーザ関連情報の履歴を説明するための図である。
実施の形態1に従う絞り込み条件の設定画面を説明するための図である。
実施の形態1に従う集計結果の一例を示す図である。
実施の形態1に従う集計結果の他の例を示す図である。
実施の形態1に従う電子辞書およびサーバの機能ブロック図である。
実施の形態1に従う電子辞書およびサーバの処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態2に従う検索履歴テーブルを示す図である。
実施の形態2に従う電子辞書およびサーバの機能ブロック図である。
実施の形態2に従う集計結果の一例を示す図である。

実施例

0011

以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。

0012

以下では、端末装置の一例として、電子辞書を説明する。ただし、端末装置は、電子辞書に限定されるものではなく、辞書コンテンツを記憶しており、単語検索機能および単語登録機能を有するものであればよい。たとえば、端末装置は、これらの機能を有するスマートフォンタブレット等の各種の機器であってもよい。

0013

[実施の形態1]
<システム概要
図1は、実施の形態1に従う学習支援システム1の全体構成を示す概略図である。図1を参照して、学習支援システム1は、各電子辞書10を所有する各ユーザの単語学習を支援するためのシステムである。具体的には、学習支援システム1は、複数の電子辞書10A,10B,10C・・・と、サーバ20とを含む。説明の容易化のために、以下では、電子辞書10A,10B,10Cの各々に共通の構成や機能を説明する際には、それらを「電子辞書10」とも総称する。なお、典型的には、電子辞書10の数は、学習支援システム1のサービスを利用するユーザ数で規定される。

0014

電子辞書10は、ネットワーク30を介してサーバ20と通信可能に構成されている。例えば、電子辞書10は、無線LAN(Local Area Network)または有線LANを利用して、ルータ等の無線基地局(図示しない)に接続し、ネットワーク30を介してサーバ20と通信可能に構成される。なお、電子辞書10は、自身の有する無線通信接続機能よりネットワーク30を介してサーバ20と通信可能に構成されていてもよい。

0015

各電子辞書10は、定期的に(例えば、1日ごと)、後述するユーザ関連情報および単語帳をサーバ20に送信する(シーケンスSQ2)。サーバ20は、各電子辞書10から送信されるユーザ関連情報および単語帳を互いに関連付けて内部メモリ(登録単語データベース)に格納する(シーケンスSQ4)。

0016

電子辞書10Aは、ユーザにとって重要な(暗記すべき)単語を絞り込むための絞り込み条件の入力を受け付け、当該絞り込み条件をサーバ20に送信する(シーケンスSQ6)。サーバ20は、登録単語データベースと絞り込み条件とに基づいて、所定の集計処理を実行する(シーケンスSQ8)。サーバ20は、集計処理により得られた集計結果を電子辞書10Aに送信する(シーケンスSQ10)。電子辞書10Aは、当該集計結果をディスプレイに表示する(シーケンスSQ12)。

0017

<ハードウェア構成>
(電子辞書10)
図2は、実施の形態1に従う電子辞書10の外観を表した図である。図2を参照して、電子辞書10は、タッチスクリーン105と、複数の操作キーとを備える。タッチスクリーン105は、ディスプレイとタッチパネルとを含んで構成される。タッチパネルは、ユーザの指、スタイラスペン9等による入力を受け付ける。

0018

図3は、実施の形態1に従う電子辞書10のハードウェア構成を示した図である。図3を参照して、電子辞書10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)101と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)102と、データを揮発的に格納するRAM(Random Access Memory)103と、フラッシュメモリ104と、タッチスクリーン105と、スピーカ106と、電子辞書10のユーザによる指示の入力を受ける操作キー107と、通信IF(Interface)108と、IC(IntegratedCircuit)カードリーダライタ109と、電源ユニット110とを含む。

0019

タッチスクリーン105は、表示装置としてのディスプレイ1051と、入力装置としてのタッチパネル1052とにより構成される。具体的には、タッチスクリーン105は、ディスプレイ1051(たとえば液晶ディスプレイ)上にタッチパネル1052を位置決めした上で固定することにより実現される。なお、タッチスクリーンは、タッチパネルディスプレイタッチパネル付きディスプレイ、あるいはタッチパネルモニタとも称される。なお、タッチスクリーン105においては、タッチ位置の検出方法として、たとえば抵抗膜方式または静電容量方式を用いることができる。

0020

フラッシュメモリ104は、不揮発性半導体メモリである。フラッシュメモリ104は、CPU101が実行するオペレーティングシステムおよび各種のプログラム、各種のコンテンツおよびデータを格納している。また、フラッシュメモリ104は、電子辞書10が生成したデータ、電子辞書10の外部装置から取得したデータ等の各種データを揮発的に格納する。

0021

フラッシュメモリ104は、例えば、上記コンテンツとして、英和辞典、和英辞典、日本史辞典、世界史辞典といった各種の科目教科)に関する辞典(辞書)を記憶している。また、フラッシュメモリ104は、例えば、上記データとして、後述する単語帳を記憶する。

0022

スピーカ106は、CPU101からの指令に応じて音を発生させる。通信IF108は、他の装置と通信を行なうための用いられるインターフェイスである。通信IF108は、無線および/または有線にてデータを送信するための処理を行なう。

0023

タッチパネル1052は、ユーザの指およびスタイラスペン9等による入力(タッチ入力)を受け付ける入力デバイスである。CPU101は、タッチパネル1052からの出力に基づいて入力位置を特定し、当該特定した入力位置に基づいた画面表示を行なう。

0024

各構成要素101〜110は、相互にデータバスによって接続されている。ICカードリーダライタ109には、メモリカード1091が装着される。

0025

図3に示される電子辞書10を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ104、メモリカード1091その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。

0026

なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROMFD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープカセットテープ光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カードマスクROMEPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。

0027

(サーバ20)
サーバ20は、後述するような情報処理を全体として提供できればよく、そのハードウェア構成については公知のものを採用することができる。従って、サーバ20のハードウェア構成の詳細な説明は行なわない。例えば、サーバ20は、各種処理を実行するためのCPUと、CPUによって実行されるプログラム、データなどを格納するためのメモリと、電子辞書10と各種データを送受信するための通信インターフェイスとを含む。

0028

<処理の概要>
以下では、学習支援システム1における処理の概要を説明する。

0029

図4は、実施の形態1に従うユーザ関連情報の入力画面400を説明するための図である。具体的には、電子辞書10は、タッチパネル1052を介して、ユーザ関連情報の登録指示操作を受け付けた場合、図4に示す入力画面400をディスプレイ1051に表示する。

0030

図4を参照して、ユーザ関連情報41は、ユーザの生年月日年齢学年所属する学校(在籍)校、卒業した学校(出身校)、性別住所、志望校(中学校、高校、大学等)、偏差値、ユーザID、および電子辞書10の装置IDを含む。図4の例では、ユーザの生年月日が「1996/10/**」に、年齢が「18」に、学年が「高校3年」に、在籍校が「H高校」に、出身校が「F中学」に、性別が「」に、住所が「**県**市」に、第1志望校が「Z大学」に、第2志望校が「Y大学」に、偏差値が「60」に、ユーザIDが「U1」に、装置IDが「ab12」に設定されている。また、ユーザ関連情報の最終更新日は、「2015年3月**日」である。なお、電子辞書10は、登録ボタン43の選択を受け付けた場合、ユーザ関連情報41をフラッシュメモリ104に記憶する。

0031

図5は、実施の形態1に従う単語帳を説明するための図である。具体的には、単語帳51は、電子辞書10における単語登録機能によってフラッシュメモリ104に記憶されたデータである。図5を参照して、ある局面において、電子辞書10は、ユーザの単語帳への単語登録操作によって、英単語の単語帳51を記憶している。なお、単語帳51は、典型的には、英和辞典の閲覧中におけるユーザ操作に基づき作成される。

0032

単語帳51においては、典型的には、登録された単語(見出し語)の識別情報(単語ID)と、登録単語と、登録単語の登録日時と、登録単語の暗記状況と、登録単語の暗記日時とが関連付けて記憶されている。暗記状況が「済」に設定されている場合には、ユーザが登録単語を暗記済であることを示し、暗記状況が「未」に設定されている場合には、ユーザが登録単語を未だ暗記していないことを示す。すなわち、暗記状況は、登録単語をユーザが暗記しているか否かを示す暗記識別情報である。また、暗記日時は、ユーザが登録単語を暗記して、暗記状況を「済」に設定した日時である。そのため、暗記状況が「未」の登録単語については、暗記日時は登録されない。電子辞書10は、単語IDによって登録単語を一意に特定することができる。

0033

電子辞書10は、定期的にユーザ関連情報41と単語帳51とをサーバ20に送信する(図1中のシーケンスSQ2に対応)。電子辞書10は、定期的ではなく、ユーザ関連情報41および単語帳51の少なくとも一方が更新された場合に、ユーザ関連情報41および単語帳51を送信してもよい。また、電子辞書10は、ユーザ関連情報41のうちのすべての情報を毎回送信するのではなく、ユーザIDと更新された情報とをサーバ20に送信してもよい。

0034

サーバ20は、ユーザ関連情報41および単語帳51を関連付けて登録単語データベースに格納する(図1中のシーケンスSQ4に対応)。すなわち、サーバ20の登録単語データベースに格納されるユーザ関連情報41および単語帳51のセット数は、ユーザ(電子辞書10)の数と同一となる。典型的には、サーバ20は、単語帳51に関しては、登録単語データベースに格納されている単語帳51を、電子辞書10から受信した最新の単語帳51に更新し直す(上書き保存する)。一方、サーバ20は、ユーザ関連情報41に関しては、電子辞書10から受信した最新のユーザ関連情報41に更新し直すのではなく、過去所定年数分(例えば、10年分)のユーザ関連情報41の履歴を記憶している。

0035

図6は、実施の形態1に従うユーザ関連情報の履歴を説明するための図である。図6を参照すると、ユーザID「U1」のユーザ(以下、単に「ユーザU1」と称する。)は、「2012/4/**」以降、ユーザ関連情報41および単語帳51を定期的にサーバ20に送信し続けている。

0036

ユーザU1の第1志望校および第2志望校は、高校1年〜2年までは変化していないが、高校3年の初め(2014/5/**)にそれぞれ「Y大学」、「X大学」に変化し、さらに高校3年の終わり頃(2015/3/**)に、「Z大学」、「Y大学」に変化している。なお、更新日「2015/3/**」の次の更新日「2015/4/**」には、ユーザU1は大学1年になっているため、更新日「2015/3/**」が高校3年時の最終更新日となる。このことから、最終的な第1志望校は「Z大学」であり、第2志望校は「Y大学」と特定される。また、在籍校が「Z大学」になっているため、ユーザU1は第1志望校に合格できたことがわかる。

0037

なお、サーバ20は、定期的に電子辞書10から送信されてくるユーザ関連情報のすべての履歴を記憶しておく必要はなく、基準期間ごとに(例えば、1週間ごとに)履歴を記憶するように構成されていてもよい。

0038

図7は、実施の形態1に従う絞り込み条件の設定画面600を説明するための図である。具体的には、電子辞書10は、タッチパネル1052を介して、ユーザが暗記すべき単語を絞り込むための条件(絞り込み条件)の設定指示操作を受け付けた場合、図7に示す設定画面600をディスプレイ1051に表示する。ここでは、説明の便宜上、電子辞書10AのユーザAによる指示に従って絞り込み条件が設定され、当該絞り込み条件がサーバ20に送信されるものとする。また、ユーザAは、現在高校2年生であり、大学受験に向けた単語学習のスケジュール管理のために学習支援システム1により提供されるサービスを利用するものとする。

0039

図7を参照して、絞り込み条件は、ユーザAにとって重要な単語を絞り込むための条件である。具体的には、絞り込み条件は、ユーザにより指定される対象期間と、志望校に関する条件(以下、単に「志望校条件」と称する。)とを少なくとも含む。対象期間は、ユーザAが暗記すべき単語として、どの期間に登録された単語を対象とするのかを示す期間である。また、絞り込み条件は、登録ユーザ数に関する条件と、暗記率に関する条件と、単語帳への登録済単語の表示条件と、暗記済単語の表示条件とを含む。なお、設定画面600には、現在日付と、基準時からの経過時間とが表示される。具体的には、現在日付が「2016/7/**」であり、経過時間が「16ヶ月目」であることが表示される。この例では、ユーザAは、基準時を高校1年の4月(すなわち、2015年4月を「1ヶ月目」)に設定している。そのため、経過時間が「16ヶ月目」と表示される。

0040

ユーザAによる対象期間の入力欄61への選択操作に伴って、選択ウィンドウ62が表示される。ユーザAは、選択ウィンドウ62の中から、対象期間として今月、来月、今年、卒業まで、のうちのいずれかを選択する。対象期間として過去の期間、例えば、先月、先々月、去年などのうちのいずれかを選択する構成であってもよいし、高校1年の4月、高校2年の1年間などを選択する構成であってもよい。あるいは、ユーザAは、入力欄65に直接、所望の対象期間(例えば、高校3年の1月〜3月等)を入力してもよい。

0041

また、ユーザAによる最終志望校の入力欄63への選択操作に伴って、選択ウィンドウ64が表示される。ユーザAは、選択ウィンドウ64の中から、最終志望校がユーザAと「同一」の各ユーザを絞り込みの対象とするのか、最終志望校がユーザAと「同一レベル」の各ユーザを絞り込みの対象とするのかを選択する。なお、「同一レベル」の学校とは、予め定められた各学校の偏差値情報などを利用して、ユーザAの志望校の偏差値を基準として、所定範囲内の偏差値を有する学校のことである。例えば、ユーザAの志望校の偏差値が「55」であり、所定範囲が「1以内」の場合には、偏差値が「54〜56」である学校が「同一レベル」の学校となる。

0042

また、ユーザAは、登録ユーザ数の条件入力欄71と、暗記率の条件入力欄73と、登録済単語の表示の条件入力欄75と、暗記済単語の表示の条件入力欄77とを入力する。そして、ユーザAが設定ボタン69を選択すると、電子辞書10Aは、絞り込み条件をサーバ20に送信する(図1中のシーケンスSQ6に対応)。

0043

サーバ20は、絞り込み条件に基づいてユーザAが暗記すべき単語を絞り込む際に、まず、志望校条件を満たすユーザを抽出する。図7を参照して、対象期間が「今月」であり、最終志望校が「同一」である場合には、サーバ20は、登録単語データベースに格納された各ユーザ関連情報の履歴を参照して、最終志望校がユーザAの志望校と「同一」であるユーザを抽出する。具体的には、各ユーザ関連情報の履歴を参照して、高校3年の最後に更新したユーザ関連情報41に含まれる志望校(例えば、ユーザU1の場合には「Z大学」、図6参照)が、ユーザAの志望校と「同一」であるユーザを抽出する。

0044

例えば、700人のユーザが抽出されたとすると、サーバ20は、それら700人のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語(単語T1〜Tn)について、16ヶ月目(高校2年の7月)に当該登録単語を登録したユーザの人数を集計する。

0045

また、サーバ20は、当該700人のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語についての暗記日時を参照して、16ヶ月目(高校2年の7月)に当該登録単語を暗記したユーザの人数(後述の図8中の暗記人数)も集計する。さらに、サーバ20は、16ヶ月目に各登録単語を登録したユーザに対する、各登録単語を暗記しているユーザの割合(後述の図8中の暗記率)も算出する。そして、サーバ20は、集計結果を電子辞書10Aに送信する(図1中のシーケンスSQ10に対応)。

0046

図8は、実施の形態1に従う集計結果の一例を示す図である。図8を参照して、高校2年の4月には、単語Tk1,Tk2,Tk3,Tk4等が登録されている。例えば、単語Tk1について、当該単語を登録した人数(登録人数)は「500人」であり、当該単語を暗記した人数(暗記人数)は「25人」であり、当該単語の暗記率は「5%」である。

0047

また、サーバ20は、絞り込み条件に含まれる登録ユーザ数条件と、暗記率条件と、登録済単語の表示条件と、暗記済単語の表示条件とに基づいて、16ヶ月目(高校2年の7月中)に登録された各登録単語についての集計結果を送信する。

0048

図7に示す絞り込み条件の場合、複数の単語Tk1〜Tk4(以下、単語群G)は、登録人数が「50人」以上かつ暗記率が「5%」以上という条件を満たしている。また、登録済単語および暗記済単語の表示条件は、いずれも「表示」に設定されている。そのため、サーバ20は、単語群Gの集計結果を電子辞書10Aに送信する。例えば、仮に、単語Tk3の登録人数が「30人」であった場合には、上記条件を満たさないため、単語Tk3以外の複数の単語Tk1,Tk2,Tk4についての集計結果が電子辞書10Aに送信される。

0049

また、仮に、登録済単語(および暗記済単語)の表示条件が、「非表示」に設定されている場合には、サーバ20は、電子辞書10A(ユーザA)に対応する単語帳51を参照して、単語群Gの各単語が登録済か(および暗記済か)否かを判断し、単語群Gのうち登録済(暗記済)ではない単語についての集計結果を電子辞書10Aに送信する。

0050

また、登録済単語(および暗記済単語)の表示条件が、「表示形態変更」に設定されている場合には、サーバ20は、登録済(暗記済)の単語と、登録されていない(暗記していない)単語とを区別可能フラグを、単語群Gの各単語に関連付けて、各単語の集計結果を電子辞書10Aに送信する。これにより、電子辞書10Aは、各単語が登録済(暗記済)か否かに応じて、各単語の表示形態字体、色等)を変更して、集計結果をディスプレイ1051に表示することができる。

0051

上記のように、ユーザAは、サーバ20から送信される集計結果を確認することで、自身と同一(または同一レベル)の志望校を最終志望校とした過去のユーザが、高校2年の4月にどのような単語を主に登録し、暗記していたのかを把握できる。図8の例では、ユーザAは、比較的登録人数の多い単語Tk1〜Tk4については、少なくとも今月中(高校2年の7月中)に登録しておくことが推奨される。

0052

なお、ユーザによっては、より精度の高い集計結果を得るために、最終志望校が同一(または同一レベル)であるユーザの単語帳ではなく、最終志望校が同一(または同一レベル)であって、かつ実際に当該最終志望校に合格したユーザの単語帳を対象とした集計結果を確認したいというニーズも考えられる。そこで、サーバ20は、各ユーザ関連情報の履歴を参照して、最終志望校が在籍校と一致しており(すなわち、最終志望校に合格)、かつ当該最終志望校がユーザAの志望校と同一(または同一レベル)であるという条件を満たすユーザを抽出してもよい。そして、サーバ20は、抽出された各ユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語について、対象期間内に当該登録単語を登録したユーザの人数を集計する。

0053

また、高校3年間の単語学習スケジュール計画を立てるために、高校1年の4月〜高校3年の3月までの期間内に、所定期間(例えば、1ヶ月)ごとの集計結果を確認したいというニーズも考えられる。この場合、サーバ20は、対象期間内に登録単語を登録したユーザの人数の集計処理を期間ごとに実行する。例えば、高校1年の4月〜高校3年の3月までを対象期間とした1ヶ月ごとの集計結果は、図9のように表わされる。

0054

図9は、実施の形態1に従う集計結果の他の例を示す図である。ここでは、説明の容易化のため、各単語T1〜Tnの登録人数のみの集計結果を示すものとする。なお、図8に示すように、各単語T1〜Tnの暗記人数および暗記率の集計結果を示してもよいことは言うまでもない。

0055

サーバ20は、各ユーザ関連情報の履歴を参照して、最終志望校がユーザAの志望校と「同一」であるユーザを抽出する。サーバ20は、抽出された各ユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語(単語T1〜Tn)について、高校1年4月〜高校3年3月まで(対象期間)に当該登録単語を登録したユーザの人数を1ヶ月ごとに集計する。例えば、図9に示すように、単語T1については、高校1年の4月には登録人数「2000人」であるが、高校3年の4月には登録人数「100人」と徐々に少なくなっている。このことから、この集計結果を確認することにより、ユーザAは、単語T1については高校1年の初め頃に学習すべき(登録、暗記すべき)比較的平易な単語であると把握できる。

0056

一方、例えば、単語Tnについては、高校1年の4月には登録人数「1人」であるが、高校3年の4月には登録人数「400人」となっており、登録人数が最も多くなっている。このことから、ユーザAは、単語Tnについては高校3年の初め頃に学習すべき比較的難しい単語であると把握できる。

0057

機能構成
図10は、実施の形態1に従う電子辞書10およびサーバ20の機能ブロック図である。図10を参照して、電子辞書10は、主な機能構成として、ユーザ関連情報入力部202と、条件入力部206と、端末送信部208と、端末受信部210と、報知部212とを含む。これらの機能は、典型的には、電子辞書10のCPU101がフラッシュメモリ104(または、ROM102)に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。また、電子辞書10は、フラッシュメモリ104により実現される単語帳格納部204をさらに含む。

0058

サーバ20は、主な機能構成として、抽出処理部301と、サーバ受信部302とを含む。これらの機能は、典型的には、サーバ20のCPUがメモリ(ROM、ハードディスク等)に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。また、サーバ20は、メモリにより実現される登録単語データベース304をさらに含む。

0059

電子辞書10のユーザ関連情報入力部202は、入力装置(タッチパネル1052または操作キー107)を介して、ユーザ関連情報の入力を受け付ける。具体的には、ユーザ関連情報入力部202は、ユーザ関連情報の入力画面400(図4参照)において、ユーザから各種情報の入力を受け付ける。なお、ユーザ関連情報は、電子辞書10のユーザの識別情報(ユーザID)と、ユーザの志望校とを少なくとも含む。

0060

単語帳格納部204は、図5に示すような単語帳51を格納する。
条件入力部206は、入力装置を介して、電子辞書10のユーザにとって重要な単語を絞り込むための絞り込み条件の入力を受け付ける。具体的には、条件入力部206は、絞り込み条件の設定画面600(図7参照)において、ユーザによる各種条件の入力を受け付ける。なお、絞り込み条件は、ユーザにより指定される対象期間と、志望校に関する志望校条件とを少なくとも含む。

0061

端末送信部208は、通信IF108を介して、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とをサーバ20に送信する。具体的には、端末送信部208は、定期的(あるいは、情報更新時)にユーザ関連情報および単語帳を送信する。また、端末送信部208は、条件設定時(設定画面600において設定ボタン69の選択時)に絞り込み条件を送信する。なお、端末送信部208は、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とをサーバ20に同時送信するように構成されていてもよい。

0062

サーバ20のサーバ受信部302は、通信IFを介して、ユーザ関連情報と、単語帳と、絞り込み条件とを各電子辞書10から受信する。サーバ受信部302は、各電子辞書10から受信したユーザ関連情報と単語帳とを関連付けて登録単語データベース304に格納する。すなわち、単語帳は、ユーザ(電子辞書10)ごとにサーバ20によって管理される。

0063

典型的には、サーバ受信部302は、登録単語データベース304に格納されている各電子辞書10に対応する各単語帳51を、各電子辞書10から受信した最新の各単語帳51に更新する。また、サーバ受信部302は、各ユーザ関連情報41については時系列に順次格納していく。これにより、登録単語データベース304には、過去所定年数分(例えば、10年分)のユーザ関連情報41の履歴データが格納される。また、サーバ受信部302は、電子辞書10から受信した絞り込み条件を抽出処理部301に出力する。

0064

抽出処理部301は、登録単語データベース304に基づいて、志望校条件を満たす1以上のユーザに対応する単語帳に含まれる登録単語を有する抽出結果を電子辞書10に送信する。具体的には、抽出処理部301は、抽出部303と、集計部306と、サーバ送信部308とを含む。

0065

抽出部303は、登録単語データベース304に格納された各ユーザ関連情報41の履歴(例えば、図6など)を参照して、志望校条件を満たす1以上のユーザを抽出する。

0066

より詳細には、抽出部303は、各ユーザ関連情報41の履歴に基づいて各ユーザ関連情報41に対応する各ユーザの最終志望校を特定し、志望校条件として電子辞書10のユーザの志望校が最終志望校と一致するという条件を満たす1以上のユーザを抽出する。ここで、最終志望校は、予め定められた期間において最後に更新されたユーザ関連情報に含まれる志望校である。予め定められた期間は、高校、大学等の入学試験を控えた学年の1年間(例えば、高校3年時の1年間、中学3年時の1年間など)を含む。

0067

また、抽出部303は、各ユーザ関連情報の履歴に基づいて各ユーザ関連情報に対応する各ユーザの最終志望校および在籍校(現在所属している学校)を特定し、志望校条件として最終志望校が在籍校と一致しており(すなわち、最終志望校に合格)、かつ電子辞書10のユーザの志望校が当該最終志望校と一致しているという条件を満たす1以上のユーザを抽出してもよい。

0068

集計部306は、当該抽出された1以上のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語について、当該1以上のユーザのうち対象期間内に当該登録単語を登録したユーザの人数の集計処理を実行する。さらに、集計部306は、1以上のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語の暗記日時に基づいて、当該対象期間内に当該登録単語を暗記したユーザの人数の集計処理をさらに実行する。なお、集計部306は、対象期間内に当該登録単語を登録した(暗記した)ユーザの人数を所定期間ごとに集計してもよい。

0069

サーバ送信部308は、集計部306の集計結果(抽出処理部301による抽出結果に対応)を電子辞書10に送信する。ある局面では、サーバ送信部308は、当該1以上のユーザに対応する各単語帳に含まれる各登録単語について、対象期間内に当該登録単語を登録したユーザの人数が基準人数以上である場合に、当該登録単語についての集計結果を電子辞書10に送信する。基準人数は、絞り込み条件の設定画面600における登録ユーザ数に対応しており、ユーザによって定められる。

0070

電子辞書10の端末受信部210は、通信IF108を介して、サーバ20から送信された集計結果を受信する。

0071

報知部212は、端末受信部210により受信された集計結果(抽出処理部301による抽出結果)を電子辞書10のユーザに報知する。具体的には、報知部212は、集計結果をディスプレイ1051に表示させる。あるいは、報知部212は、集計結果をスピーカ106を介して音声出力する。

0072

<処理手順>
図11は、実施の形態1に従う電子辞書10およびサーバ20の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下の電子辞書10の各ステップは、電子辞書10のCPU101がメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。以下のサーバ20により実行される各ステップは、サーバ20のCPUがメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。

0073

図11を参照して、電子辞書10は、タッチパネル1052を介して、ユーザ関連情報41の入力を受け付ける(ステップS10)。電子辞書10は、通信IF108を介して、ユーザ関連情報41および単語帳51をサーバ20に送信する(ステップS12)。

0074

サーバ20は、通信IFを介して、ユーザ関連情報41および単語帳51を電子辞書10から受信する(ステップS50)。サーバ20は、ユーザ関連情報41および単語帳51を互いに関連付けてメモリ(登録単語データベース)に格納する。

0075

電子辞書10は、絞り込み条件の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS14)。当該入力を受け付けていない場合には(ステップS14においてNO)、電子辞書10はステップS14の処理を繰り返す。当該入力を受け付けた場合には(ステップS14においてYES)、電子辞書10は、通信IF108を介して、絞り込み条件をサーバ20に送信する(ステップS16)。

0076

サーバ20は、通信IFを介して、絞り込み条件を電子辞書10から受信する(ステップS52)。サーバ20は、登録単語データベースと絞り込み条件とに基づいて、各登録単語についての集計処理を実行する(ステップS54)。サーバ20は、通信IFを介して、集計結果(例えば、図8および図9に示すような集計結果)を電子辞書10に送信する(ステップS56)。

0077

電子辞書10は、通信IFを介して、集計結果を受信する(ステップS18)。電子辞書10は、ディスプレイ1051に集計結果を表示して(ステップS20)、処理を終了する。

0078

<利点>
実施の形態1によると、自分と同じ志望校を受験した人(合格した人)が、どのタイミングでどのような単語を登録していた(暗記していた)のかを精度よく把握することができる。そのため、自分が志望校に合格するための単語学習計画を適切に立てることができる。

0079

[実施の形態2]
上述の実施の形態1では、サーバ20が対象期間内に登録された各登録単語についての集計処理を実行する構成について説明した。実施の形態2では、サーバ20が対象期間内に検索された各検索単語についての集計処理をさらに実行する構成について説明する。

0080

図12は、実施の形態2に従う検索履歴テーブルを示す図である。具体的には、検索履歴テーブル81は、電子辞書10における単語検索機能によってフラッシュメモリ104に記憶されたデータである。図12を参照して、ある局面において、電子辞書10は、ユーザの単語の検索操作によって、英単語の検索履歴テーブル81を記憶している。なお、検索履歴テーブル81は、典型的には、英和辞典の閲覧中におけるユーザ操作に基づき作成される。

0081

検索履歴テーブル81においては、典型的には、検索された単語(検索単語)の識別情報と、検索単語と、検索単語が検索された日時(検索日時)とが関連付けて記憶されている。典型的には、検索日時は、検索単語が初めて検索された日時である。電子辞書10は、識別情報によって、検索単語を一意に特定することができる。

0082

図13は、実施の形態2に従う電子辞書10およびサーバ20の機能ブロック図である。実施の形態2に従う電子辞書10の機能構成は、図10中の電子辞書10の機能構成に、検索履歴テーブル格納部214を追加したものである。実施の形態2に従うサーバ20の機能構成は、図10に示すサーバ20の機能構成に、検索履歴データベース310を追加したものである。そのため、実施の形態2に従う電子辞書10およびサーバ20の機能構成のうち、実施の形態1のそれらと同様の機能構成については詳細な説明は繰り返さない。

0083

検索履歴テーブル格納部214は、図12に示すような検索履歴テーブル81を格納する。

0084

端末送信部208は、通信IF108を介して、ユーザ関連情報41と、単語帳51と、絞り込み条件と、検索履歴テーブル81とをサーバ20に送信する。典型的には、端末送信部208は、定期的に検索履歴テーブル81をサーバ20に送信する。なお、端末送信部208は、定期的ではなく、検索履歴テーブル81が更新された(すなわち、単語が検索された)場合に、検索履歴テーブル81を送信してもよい。なお、端末送信部208は、検索履歴テーブル81を、ユーザ関連情報41、単語帳51および絞り込み条件の各々と、別々のタイミングで送信してもよいし、同時に送信してもよい。

0085

サーバ受信部302は、各電子辞書10から受信したユーザ関連情報41と検索履歴テーブル81とを関連付けて検索履歴データベース310に格納する。サーバ受信部302は、各ユーザ関連情報41を時系列に順次、検索履歴データベース310に格納していく。これにより、検索履歴データベース310には、過去所定年数分(例えば、10年分)のユーザ関連情報41の履歴データが格納される。検索履歴テーブル81は、ユーザ(電子辞書10)ごとにサーバ20によって管理される。

0086

抽出処理部301は、検索履歴データベース310に基づいて、志望校条件を満たす1以上のユーザに対応する検索履歴テーブル81に含まれる検索単語を有する抽出結果を電子辞書10に送信する。

0087

具体的には、抽出部303は、検索履歴データベース310に格納された各ユーザ関連情報41の履歴を参照して、志望校条件を満たす1以上のユーザを抽出する。抽出方式は、例えば、図10の説明において上述した方式と同様である。

0088

集計部306は、当該抽出された1以上のユーザに対応する検索履歴テーブル81に含まれる各検索単語について、当該1以上のユーザのうち対象期間内に当該検索単語を検索したユーザの人数の集計処理を実行する。例えば、対象期間が「今月」である場合には、図14に示すような集計結果が得られる。

0089

図14は、実施の形態2に従う集計結果の一例を示す図である。図14に示す集計結果には、図8に示す集計結果と比較して、検索人数の項目が追加されている。具体的には、高校2年の7月(16ヶ月目)には、単語Tk1〜Tk4等が登録および検索されている。例えば、単語Tk1について、登録人数は「500人」であり、暗記人数は「25人」であり、暗記率は「5%」であり、検索人数は「600人」である。典型的には、ユーザが単語を検索すると、当該単語が自動的に検索履歴テーブルに登録される。その後、ユーザが、当該単語を単語帳に登録するための操作を行なうと、当該単語が単語帳に登録される。そのため、基本的には、登録人数よりも検索人数の方が多くなる。

0090

ユーザは、このような集計結果を確認することにより、最終志望校が同一であった過去の各ユーザが高校2年の7月(16ヶ月目)にどの単語を登録し、検索したのかを把握できる。

0091

<利点>
実施の形態2によると、検索されたが、単語帳に登録されていない単語も把握できるため、ユーザは、単語の暗記漏れをより精度良く防ぐことができる。

0092

[実施の形態3]
また、コンピュータを機能させて、上述の実施の形態1および2で説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。

0093

プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。

0094

また、本実施の形態にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。

0095

[その他の実施の形態]
上述した実施の形態では、登録単語および検索単語が英単語である場合について説明したが、これに限られない。例えば、登録単語および検索単語は、日本史の単語、世界史の単語、英語以外の他の言語の単語であってもよい。

0096

上述した実施の形態では、最終志望校が、予め定められた期間(高校、大学等の入学試験を控えた学年の1年間)において最後に更新されたユーザ関連情報に含まれる志望校であることについて説明したが、これに限られない。例えば、ユーザ関連情報の履歴を参照して、最新の志望校を最終志望校として規定する構成であってもよい。

0097

上述した実施の形態において、ユーザ関連情報に含まれる生年月日、年齢、学年は必ずしもすべて入力する必要はなく、一部計算によって算出する構成であってもよい。例えば、生年月日と現在日時とに基づいて年齢を算出する構成であってもよい。また、基本的には、ある特定の日付(例えば、日本であれば4月1日)に到達すると、学年が上がるため、生年月日と現在日時とに基づいて学年を算出する構成であってもよい。

0098

上述した実施の形態では、抽出結果の一例として、対象期間における登録単語と、当該登録単語を登録したユーザの人数とを含む集計結果(図8図9等)を電子辞書10に送信する構成について説明したが、当該構成に限られない。例えば、抽出処理部301は、抽出結果として、当該人数の集計処理を行わずに対象期間に登録された登録単語のみ(例えば、単語Tk1〜Tk4のみ)を電子辞書10に送信する構成であってもよい。この場合であっても、電子辞書10のユーザは、サーバ20から送信された抽出結果を確認することで、志望校条件(自身と同一の志望校が最終志望校等)を満たす過去のユーザが、対象期間にどのような単語を登録していたのかを把握できる。

0099

上述した実施の形態の図12に示す検索履歴テーブルにおいて、検索単語の識別情報、検索単語および検索日時に加えて、さらに、図5に示す暗記状況および暗記日時の項目を含む構成であってもよい。この場合、ユーザは、単語を検索するとともに暗記状況(検索単語を暗記しているか否か)を設定することができ、当該設定内容が暗記状況および暗記日時に反映される。これにより、ユーザは単語を登録しなくても、単語の暗記状況を設定できるため、当該ユーザの単語の暗記状況を精度よく反映することができる。

0100

上述の実施の形態として例示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能である。

0101

また、上述した実施の形態において、他の実施の形態で説明した処理や構成および変形例で説明した処理や構成を適宜採用して実施する場合であってもよい。

0102

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0103

1学習支援システム、10電子辞書、20サーバ、41ユーザ関連情報、43登録ボタン、30ネットワーク、51単語帳、61,63,65入力欄、62,64選択ウィンドウ、69 設定ボタン、71,73,75,77条件入力欄、81検索履歴テーブル、101 CPU、102 ROM、104フラッシュメモリ、105タッチスクリーン、106スピーカ、107操作キー、109カードリーダライタ、110電源ユニット、202 ユーザ関連情報入力部、204 単語帳格納部、206条件入力部、208端末送信部、210端末受信部、212報知部、214 検索履歴テーブル格納部、301抽出処理部、302 サーバ受信部、303 抽出部、304登録単語データベース、306集計部、308 サーバ送信部、310検索履歴データベース、400入力画面、600 設定画面、1051ディスプレイ、1052タッチパネル、1091メモリカード。

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