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技術 撮像装置

出願人 株式会社ザクティ
発明者 荒川龍徳村中剛
出願日 2016年7月11日 (4年5ヶ月経過) 出願番号 2016-136843
公開日 2018年1月18日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2018-010040
状態 特許登録済
技術分野 カメラ構造、機構 カメラの付属品 カメラ本体及び細部(構成部品等)
主要キーワード 位置決め用フランジ リング差 フランジ位置 各固定ボス 前部ケース バヨネット方式 後部ケース ビス止め用
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

樹脂製の外装ケースレンズマウント周辺との間の隙間の発生を防止する。

解決手段

外装ケース10が樹脂で成形されている撮像装置1である。外装ケース10の外側に配置されて撮像レンズ3が装着可能なレンズマウント60と、外装ケース10に開口するレンズ開口部12を通じて外側に露出するマウント固定部70とを備える。レンズマウント60がマウント固定部70に固定され、かつ、外装ケース10が、レンズ開口部12の内側に張り出したフランジ部14a〜14eを介して、マウント固定部70に固定されている。

概要

背景

近年では、軽量化や低コスト化を図るため、デジタルカメラ等の撮像装置において、プラスチック樹脂)製の外装ケースを備えた機種が増加している。レンズ一体型コンパクトなタイプだけでなく、撮像レンズ交換できる一眼レフタイプカメラにおいてもプラスチック製の外装ケースが採用されつつある(例えば特許文献1)。

特許文献1のカメラの場合、外装ケースに収容されるシャーシマウント保持部)に、レンズマウントビス止めして取り付けられている。外装ケースの前面には、レンズマウントよりも大径の開口が形成されており、その開口を通じてレンズマウントを外装ケースの外側に突出させている。

概要

樹脂製の外装ケースとレンズマウント周辺との間の隙間の発生を防止する。外装ケース10が樹脂で成形されている撮像装置1である。外装ケース10の外側に配置されて撮像レンズ3が装着可能なレンズマウント60と、外装ケース10に開口するレンズ開口部12を通じて外側に露出するマウント固定部70とを備える。レンズマウント60がマウント固定部70に固定され、かつ、外装ケース10が、レンズ開口部12の内側に張り出したフランジ部14a〜14eを介して、マウント固定部70に固定されている。

目的

本発明の目的は、樹脂製の外装ケースを採用した場合であっても、レンズマウントの周辺の隙間の発生を抑制することができる撮像装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

外装ケース樹脂成形されている撮像装置であって、前記外装ケースの外側に配置されて撮像レンズが装着可能なレンズマウントと、前記外装ケースに収容されたシャーシに設けられ、前記外装ケースに開口するレンズ開口部を通じて外側に露出するマウント固定部と、を備え、前記レンズマウントが前記マウント固定部に固定され、かつ、前記外装ケースが、前記レンズ開口部の内側に張り出したフランジ部を介して、前記マウント固定部に固定されている撮像装置。

請求項2

請求項1に記載の撮像装置において、前記フランジ部が、前記外装ケースを位置決めする位置決め用フランジ部、及び該位置決め用フランジ部によって位置決めされた該外装ケースを前記マウント固定部に固定する固定用フランジ部を含む、撮像装置。

請求項3

請求項2に記載の撮像装置において、前記マウント固定部は、前記レンズマウントが固定される座面を突端に有する複数の固定ボスを有し、前記座面が、前記マウント固定部に固定及び位置決めされた前記固定用フランジ部及び前記位置決め用フランジ部よりも外側に突出している撮像装置。

請求項4

請求項3に記載の撮像装置において、前記レンズ開口部の周囲を囲むように前記外装ケースの外側に配置されるカバー部材を更に備え、前記カバー部材が、前記固定用フランジ部を挟み込んだ状態で前記マウント固定部に固定されている撮像装置。

技術分野

0001

本発明は、外装ケース樹脂成形されている撮像装置に関する。

背景技術

0002

近年では、軽量化や低コスト化を図るため、デジタルカメラ等の撮像装置において、プラスチック(樹脂)製の外装ケースを備えた機種が増加している。レンズ一体型コンパクトなタイプだけでなく、撮像レンズ交換できる一眼レフタイプカメラにおいてもプラスチック製の外装ケースが採用されつつある(例えば特許文献1)。

0003

特許文献1のカメラの場合、外装ケースに収容されるシャーシマウント保持部)に、レンズマウントビス止めして取り付けられている。外装ケースの前面には、レンズマウントよりも大径の開口が形成されており、その開口を通じてレンズマウントを外装ケースの外側に突出させている。

先行技術

0004

特開2016−38412号公報(段落0025〜0026、図2図3

発明が解決しようとする課題

0005

金属製の外装ケースと異なり、プラスチック製の外装ケースの場合、成形時の寸法や形態のばらつきが発生し易い。また、温度変化の影響も受け易いため、経時的な寸法変化や形状変化も生じ易い。

0006

そのため、特許文献1のカメラのように、外装ケースの開口を通じてレンズマウントを外装ケースの外側に突出させた場合には、シャーシと外装ケースとの間で位置ずれが発生したり開口部分が歪んだりすることによって、レンズマウントと開口との間に隙間が生じるおそれがある。

0007

そこで本発明の目的は、樹脂製の外装ケースを採用した場合であっても、レンズマウントの周辺の隙間の発生を抑制することができる撮像装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、外装ケースが樹脂で成形されている撮像装置に関する。

0009

前記撮像装置は、前記外装ケースの外側に配置されて撮像レンズが装着可能なレンズマウントと、前記外装ケースに収容されたシャーシに設けられ、前記外装ケースに開口するレンズ開口部を通じて外側に露出するマウント固定部とを備える。そして、前記レンズマウントが前記マウント固定部に固定され、かつ、前記外装ケースが、前記レンズ開口部の内側に張り出したフランジ部を介して、前記マウント固定部に固定されている。

0010

すなわち、この撮像装置によれば、マウント固定部に、レンズマウントが固定されるだけでなく、レンズ開口部の内側に張り出したフランジ部を介して外装ケースも固定されているので、レンズ開口部の周囲の隙間の発生が効果的に防止できる。

0011

特に、前記フランジ部は、前記外装ケースを位置決めする位置決め用フランジ部、及び該位置決め用フランジ部によって位置決めされた該外装ケースを前記マウント固定部に固定する固定用フランジ部を含むようにするのが好ましい。

0012

そうすれば、単にマウント固定部に外装ケースを固定してレンズ開口部の周囲の隙間を塞ぐだけでなく、外装ケースをマウント固定部に対して位置決めできるので、組付け精度を向上させることができる。

0013

更には、前記マウント固定部は、前記レンズマウントが固定される座面を突端に有する複数の固定ボスを有し、前記座面が、前記マウント固定部に固定及び位置決めされた前記固定用フランジ部及び前記位置決め用フランジ部よりも外側に突出しているようにするとよい。

0014

そうすれば、外装ケースに成形時のばらつきがあっても、その影響を受けずに、レンズマウントを固定ボスに固定することができるので、シャーシに対し、レンズマウントを精度高く位置決めした状態で安定して固定できる。

0015

また更には、前記レンズ開口部の周囲を囲むように前記外装ケースの外側に配置されるカバー部材を更に備え、前記カバー部材が、前記固定用フランジ部を挟み込んだ状態で前記マウント固定部に固定されているようにするとよい。

0016

そうすれば、レンズ開口部の周囲の隙間を、外装ケースとカバー部材とで確実に覆うことができる。そのカバー部材が単にマウント固定部に固定するだけでなく、固定用フランジ部を挟み込んだ状態で固定されているので、固定部位を少なくできるうえに、外装ケースをマウント固定部に強固に固定できる。

発明の効果

0017

本発明の撮像装置によれば、外装ケースが樹脂で成形されていても、レンズマウントの周辺の隙間の発生を抑制することができる。

図面の簡単な説明

0018

本実施形態のカメラを示す概略斜視図である。
カメラの主な構成部材を示す分解斜視図である。
プロテクタが装着された状態のシャーシの前側を示す概略図である。
前部ケースの一部を示す概略図である。
マウント固定部に、前部ケースが組み付けられた状態を示す概略図である。
デックリングを示す概略図である。
マウント固定部に、前部ケース及びデックリングが組み付けられた状態を示す概略図である。
バヨネットスプリングを示す概略図である。
マウント固定部に、前部ケース、デックリング、及びバヨネットスプリングが組み付けられた状態を示す概略図である。
レンズマウントを示す概略図である。
マウント固定部に、前部ケース、デックリング、バヨネットスプリング、及びレンズマウントが組み付けられた状態を示す概略図である。
図11における矢印I−I線での概略断面図である。

実施例

0019

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。説明で用いる上下左右、前後等の方向は、特に言及しない限り、図に示す矢印に従うものとする。

0020

図1に、本発明を適用したミラーレス一眼デジタルカメラ1(撮像装置の一例、単にカメラ1ともいう)を簡略化したものを示す。このカメラ1は、大略、カメラ本体2と撮像レンズ3とで構成されている。カメラ本体2の右側は、前方が曲面状に膨出して把持し易いグリップ部2aとなっており、その上部に、シャッタータン2bが配置されている。

0021

撮像レンズ3は、撮影条件に応じて交換できるようになっており、カメラ本体2の前面に配置されたレンズマウント60に装着される。このカメラ1では、撮像レンズ3の脱着機構に公知のバヨネット方式が採用されている。従って、各々の中心線Jを前後方向に一致させた状態で、撮像レンズ3をレンズマウント60の載置面61に載置し、その状態で撮像レンズ3を所定方向回動させることで、撮像レンズ3をカメラ本体2に簡単に取り付けることができる。

0022

撮像レンズ3を取り外すには、レンズ取り外しボタン4を押すことで、レンズマウント60から突出して撮像レンズ3の回動を規制していたロックピン5が後退して、撮像レンズ3が回動できるようになるので、レンズ取り外しボタン4を押しながら取り付け時とは逆の方向に撮像レンズ3を回動させる。そうすることで、撮像レンズ3をカメラ本体2から簡単に取り外すことができる。

0023

撮像レンズ3をカメラ本体2に装着することにより、カメラ本体2に設けられた複数の接続端子2cは、撮像レンズ3に設けられている接続端子(不図示)と電気的に接続され、レンズマウント60の載置面61を基準に、撮像レンズ3は精度高く位置決めされる。

0024

図2に示すように、カメラ本体2は、外装ケース10、制御基板15、撮像ユニット20、バッテリーケース25、プロテクタ30、デックリング40(カバー部材)、バヨネットスプリング50、レンズマウント60などで構成されている。

0025

外装ケース10は、カメラ本体2の外郭を構成する部材(筐体)である。外装ケース10は、カメラ本体2の前面を覆う前部ケース11や、カメラ本体2の上部を覆うケース上部、カメラ本体2の後部を覆う後部ケースなどで構成されており、図2では、便宜上、前部ケース11のみを表示している。

0026

このカメラ1では、樹脂を用いた射出成形により、外装ケース10が成形されている。外装ケース10を樹脂製とすることで、カメラ本体2の軽量化及び低コスト化が図られている。外装ケース10に用いられる樹脂としては、例えばPC樹脂ABS樹脂ASA樹脂などが挙げられる。

0027

前部ケース11の裏面の右側には、バッテリーを収容する大容量のバッテリーケース25が組み付けられている。外装ケース10の内部右側のスペースの大部分は、バッテリーケース25によって占められている。

0028

制御基板15は、多数の電子部品電子回路を有する横長な板状の部材であり、外装ケース10の内部後側に収容されている。制御基板15は、撮像ユニット20と協働して、カメラ操作に応じた撮像処理や、撮影された画像データの入出力処理など、カメラ1における制御を包括的に実行する。

0029

撮像ユニット20は、CMOSイメージセンサーなどの撮像素子21や、撮像レンズ3と撮像素子21との間の光路遮断又は解放するシャッター(不図示)、そのシャッターを駆動制御するレンズシャッター部22など、撮像処理に関連する主要な部品を有している。これら部品が、例えばアルミダイキャスト金属枠などで構成された高剛性のシャーシ23に組み付けられて一体化されることにより、撮像ユニット20が構成されている。撮像ユニット20は、シャーシ23の支持壁23aを前方に向け、バッテリーケース25の左側に隣接した状態で、外装ケース10に収容されている。

0030

図3に示すように、シャーシ23の支持壁23aには、撮像素子21を露出させる窓部23bが形成されている。その窓部23bの周囲を囲むように、円環状に壁面から突出したマウント固定部70が支持壁23aに設けられていて、このマウント固定部70にプロテクタ30が固定されている。

0031

プロテクタ30は、マウント固定部70の周方向の3箇所に等間隔で配置された各固定座71にビス止めしてシャーシ23に固定されており、窓部23bと撮像素子21との間の隙間を塞いでいる。プロテクタ30には、上述した複数の接続端子2cが円弧状に設けられており、プロテクタ30をシャーシ23にビス止めすることで、これら接続端子2cが、前方から見た時、撮像素子21の直下に位置決めされるように設定されている。

0032

(マウント固定部70)
マウント固定部70には、第1〜第4からなる4つの固定ボス72a〜72d、第1〜第3からなる3つのフランジ締結座73a〜73c、第1及び第2からなる2つのフランジ位置決めピン74a,74b、2つのスプリング位置決めボス75,75、ロックピン5を出退させるロックピンボス76などが所定の配置で設けられている。

0033

具体的には、第1〜第4の固定ボス72a〜72dは、上下左右の方向に対して約45度傾いた状態で周方向に略等間隔で配置されている。各固定ボス72a〜72dの突端には、平坦な座面77が形成されており、各座面77にはネジ孔78が形成されている。各座面77は、同一の平面上に位置するように設定されている。

0034

第1フランジ締結座73aは、右斜め上に位置する第1固定ボス72aの右下側に配置されている。第2フランジ締結座73bは、左斜め上に位置する第2固定ボス72bの右上側に配置されている。第3フランジ締結座73cは、右斜め下に位置する第3固定ボス72cの左下側に配置されている。第3フランジ締結座73cに隣接(周方向)して位置決め凸部79が設けられている。第1〜第3の各フランジ締結座73a〜73cには、締結孔80が形成されている。

0035

第1フランジ位置決めピン74aは、第1固定ボス72aの左上側に配置されている。第2フランジ位置決めピン74bは、左斜め下に位置する第4固定ボス72dの右下側に配置されている。

0036

マウント固定部70の左端部に、ロックピン5をスライド可能に挿通させるロックピンボス76が配置されている。ロックピンボス76と対向して、スプリング位置決めボス75の一方が、マウント固定部70の右端部に配置されている。スプリング位置決めボス75の他方は、ロックピンボス76の上方に隣接して配置されている。各スプリング位置決めボス75の上部にも、差込孔81が形成されており、これら差込孔81に位置決めピンPが挿入されている。

0037

(レンズ開口部12)
図2に示すように、前部ケース11の前壁面11aには、マウント固定部70の外径よりも僅かに大きな内径を有する円形の開口からなるレンズ開口部12が形成されている。撮像ユニット20を外装ケース10に組み付けることで、マウント固定部70及びプロテクタ30の部分は、このレンズ開口部12を通じて前部ケース11の外側に露出するようになっている。

0038

図4に示すように、前壁面11aのレンズ開口部12の外周側には、環状凹部13が形成されている。レンズ開口部12の内側には、第1〜第5からなる複数のフランジ部14a〜14eが、所定位置からその中心に向かって張り出している。

0039

具体的には、第1及び第2のフランジ部14a,14bはレンズ開口部12の右斜め上に隣接して配置され、第1フランジ部14aと対向して第3フランジ部14cが配置されている。第4フランジ部14dはレンズ開口部12の左斜め上に配置され、これと対向して第5フランジ部14eが配置されている。

0040

第2、第4、第5の各フランジ部14b,14d,14eには、ビス止め用ビス孔15が形成されている(固定用フランジ部)。第1及び第3の各フランジ部14a,14cには、第1及び第2フランジ位置決めピン74a,74bが差し込まれる差込孔16が形成されている(位置決め用フランジ部)。第1フランジ部14aの差込孔16は第1フランジ位置決めピン74aに嵌合するように形成されているのに対し、第3フランジ部14cの差込孔16は、第2フランジ位置決めピン74bよりも大径に形成されている。第5フランジ部14eには、ビス孔15と周方向に隣接する位置に差込孔16が形成されている。

0041

図5に、マウント固定部70に、前部ケース11が組み付けられた状態を示す。第2フランジ部14bは第1フランジ締結座73aの上に重なり、第4フランジ部14dは第2フランジ締結座73bの上に重なる。第5フランジ部14eは、その差込孔16に位置決め凸部79が挿入された状態で、第3フランジ締結座73cの上に重なる。その際、第1及び第3の各フランジ部14a,14cの差込孔16の各々に第1及び第2フランジ位置決めピン74a,74bが挿入される。

0042

(デックリング40)
図6に、デックリング40を示す。デックリング40は、レンズ開口部12の周囲を囲むように、前部ケース11の前壁面11aの外側に配置される円環状の樹脂製部材である。デックリング40は、高さの低い円筒状の周壁部40aと、周壁部40aの内側に張り出した張出部40bとを有している。張出部40bは、固定ボス72a〜72d、スプリング位置決めボス75、ロックピンボス76との重なりを避けるように形成されている。張出部40bには、前部ケース11の第1〜第5のフランジ部14a〜14eの各ビス孔15及び差込孔16に対応した位置にリングビス孔41及びリング差込孔42が形成されている。

0043

図7に、マウント固定部70に、前部ケース11及びデックリング40が組み付けられた状態を示す。デックリング40は、その下端部が環状凹部13に入り込んだ状態で、張出部40bのリング差込孔42に位置決めピンPが入り込み、各リングビス孔41が各ビス孔15の上に重なる。

0044

そうして、これらリングビス孔41及びビス孔15を通じて各フランジ締結座73a〜73cの締結孔80にビス止めすることで、前部ケース11及びデックリング40は、所定位置に位置決めされた状態で、マウント固定部70に固定される。各フランジ部14a〜14eは、張出部40bによって挟み込まれた状態でマウント固定部70に固定される。

0045

従って、レンズ開口部12の周囲の隙間は、前部ケース11とデックリング40とで確実に覆うことができる。張出部40bで挟み付けることにより、前部ケース11をシャーシ23に強固に固定できる。

0046

またこの時、各フランジ部14a〜14e及び張出部40bよりも、各固定ボス72a〜72dの座面77は、外側(カメラ1における前側)に突出した状態となっている。換言すれば、座面77は、固定された張出部40bの最も外側に位置する部分から、外側に所定の距離(離間距離)を離れて位置するように設定されている。

0047

(バヨネットスプリング50)
図8に、バヨネットスプリング50を示す。バヨネットスプリング50は、弾性を有する厚みの薄いリング状の金属板材であり、デックリング40の内側に配置される。バヨネットスプリング50の厚みは、離間距離よりも薄く設定されている。バヨネットスプリング50は、各々が周方向に等間隔で配置された3つの第1弾性部50a及び第2弾性部50bと、スプリング位置決めボス75,75に装着された位置決めピンPに対応して形成された第1位置決め孔73a(丸孔)及び第2の位置決め孔73b(長孔)を有している。バヨネットスプリング50の外周部位には、固定ボス72a〜72d及びロックピンボス76との重複を避ける切欠が形成されている。

0048

図9に、マウント固定部70に、前部ケース11、デックリング40、及びバヨネットスプリング50が組み付けられた状態を示す。バヨネットスプリング50は、第1及び第2の位置決め孔73a,73bに、スプリング位置決めボス75,75に装着された位置決めピンPが入り込むことにより、所定位置に位置決めされた状態で、張出部40bの上側(カメラ1における前側)に配置される。

0049

(レンズマウント60)
図10に、レンズマウント60を示す。レンズマウント60は、周方向に帯状に延びる円環状の金属部材であり、その平坦な表面が撮像レンズ3の載置面61となっている。レンズマウント60は、バヨネットスプリング50の上に重ねるようにデックリング40の内側に配置される。レンズマウント60の内周縁には、周方向に等間隔で配置された円弧状の3つのレンズ固定枠62が形成されている。

0050

載置面61には、固定ボス72a〜72dのネジ孔78に対応した4箇所に、挿通孔63aが開口するネジ止め凹部63が形成されている。また、ロックピンボス76に対応した位置には、ロックピン5が挿通されるロック孔64が形成されている。また更に、バヨネットスプリング50の第1及び第2の位置決め孔73a,73bから突出した位置決めピンP,Pに対応して、レンズマウント60の裏面(載置面61の反対面)の2箇所には、位置決めピンPの突端が嵌合する位置決め凹部65が形成されている。

0051

図11及び図12に、マウント固定部70に、前部ケース11、デックリング40、バヨネットスプリング50、及びレンズマウント60が組み付けられた状態を示す。レンズマウント60は、各位置決め凹部65に各位置決めピンPの突端が嵌め込まれて位置決めされた状態で、固定ボス72a〜72dの座面77に載置され、各ネジ止め凹部63及び挿通孔63aを通じて所定のネジをネジ孔78に締結することで、マウント固定部70に固定される。ネジの頭部は、レンズマウント60の載置面61から突出しないように、ネジ止め凹部63に収容されている。

0052

レンズマウント60の大部分はデックリング40に嵌まり込み、その載置面61は、デックリング40よりも僅かに前方に突出し、前部ケース11の外側に露出している。従って、レンズマウント60の周囲の隙間は、デックリング40によって完全に塞がれた状態となっている。

0053

この時、フランジ部14a〜14eや張出部40bの成形誤差によるばらつきよりも大きな離間距離が設定されているため、レンズマウント60は、フランジ部14a〜14eや張出部40b、バヨネットスプリング50によって突き上げられること無く、固定ボス72a〜72dに固定することができる。すなわち、レンズマウント60は、これらから独立して(これらから影響を受けること無く)固定ボス72a〜72dに固定することができるので、撮像素子21が組み付けられているシャーシ23に対し、レンズマウント60を精度高く位置決めした状態で固定できる。

0054

1カメラ(撮像装置)
2 カメラ本体
10外装ケース
11前部ケース
12レンズ開口部
13環状凹部
14b,14d,14e 第2,4,5のフランジ部(固定用フランジ部)
14a,14c 第1,第3のフランジ部(位置決め用フランジ部)
20撮像ユニット
23シャーシ
30プロテクタ
40デックリング(カバー部材)
50バヨネットスプリング
60レンズマウント
61 載置面
70マウント固定部
72a〜72d 第1〜第4の固定ボス
73a〜73c 第1〜第3のフランジ締結座
74a,74b 第1、第2のフランジ位置決めピン
75 スプリング位置決めボス
76ロックピンボス
77 座面
P 位置決めピン

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