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技術 止め刺し器および止め刺し方法

出願人 株式会社末松電子製作所
発明者 末松謙一末松弘石田秀之渡邉将志
出願日 2016年7月11日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-136875
公開日 2018年1月18日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2018-007577
状態 未査定
技術分野 捕獲、駆除
主要キーワード 環状ワイヤー 接地工 ブリッジバー 線状ワイヤー 農業地域 クリップ形状 宙吊り状態 絶縁棒
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月18日)のものです。
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図面 (5)

課題

簡単に害獣を止め刺すことができる、止め刺し器および止め刺し方法を提供する。

解決手段

止め刺し器1は、絶縁性材料で形成された棒状の絶縁棒2と、絶縁棒2の一端に配置された、かつ、電圧印加されたときに陽極となるプラス電極部3と、プラス電極部3と電気的に接続されており、かつ、プラス電極部に平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧出力時間1〜10m秒印加可能なパルス状電圧印加回路5を備える。止め刺し作業者は、クリップ形状を有するマイナス電極部6で檻12の金属棒12Aを挟持してマイナス電極部6を接地し、出力オンオフスイッチ10を押してパルス状電圧印加回路5をオン切替え、プラス電極部3にパルス状電圧を印加し、イノシシ13にプラス電極部3を接触させる。

概要

背景

山間の農業地域では、イノシシ鹿などの害獣田畑侵入して、農作物を食い荒らしてしまう食害が多発している。
そこで、害獣の田畑への侵入を防止するために、田畑の周囲に防護柵が設置されている。

防護柵としては、フェンス電気柵が用いられており、田畑への害獣侵入を防止する上で一定の成果を上げている。
しかし、防護柵に侵入を阻まれた害獣は、他の田畑へ侵入し食害を与える。従って、その田畑の周囲にも防護柵の設置が必要となる。

すなわち、防護柵の設置は、一時凌ぎの食害防止策であることは否めない。
そこで近年、害獣の捕獲が勧められている。

また、捕獲方法としては、箱罠を用いて捕獲する方法が多い。そして、様々な箱罠が提案されている。

例えば、特許文献1には、図4に示すような檻が記載されている。
すなわち、特許文献1に記載された檻100は、側柵(101、102、103)と、天井104と、入り口柵105と、底柵106とが互いに接続されて組み立てられている。また、入り口柵105は、上下に可動する。
また、檻100の内部の底面すなわち底柵106の上面には、網の周囲を固定した可動枠107が載置されている。

また、複数本鋼材縦横に組み合わされて構成された引き上げ枠110が、檻100の天井柵104の上面に載置されている。
また、引き上げ枠110の中央近傍には、上方に伸び引き上げ索113の一端が接続されており、引き上げ枠110の四隅近傍には、下方に伸びた接続部108の一端が接続されている。
また、接続部108の他端は可動枠107に接続されている。

また、天井柵104の上方には、2本のブリッジ支柱111と、ブリッジ支柱111の上端架設されたブリッジバー114とで構成されたブリッジ部が配置されている。
また、ブリッジバー114の略中央には巻き上げ機112の本体が取付けられており、巻き上げ機112の本体に、引き上げ索113の他端が接続されている。

また、巻き上げ機112により、引き上げ枠110を引き上げ、それにともない接続部108を介して可動枠107および網を天井柵104に向かって上昇させる。

エサで檻の内部に誘い込まれた害獣は、可動枠107の網の上に立った状態となり、その状態で巻き上げ機112を操作して可動枠107および網を天井柵104に向かって上昇させる。
すると、害獣の四肢が可動枠107に張られた網目の中に入り込み、引き上げを続行することで害獣の腹部包み込む状態で害獣を宙吊り状態にして、その動き拘束する。

概要

簡単に害獣を止め刺すことができる、止め刺し器および止め刺し方法を提供する。止め刺し器1は、絶縁性材料で形成された棒状の絶縁棒2と、絶縁棒2の一端に配置された、かつ、電圧印加されたときに陽極となるプラス電極部3と、プラス電極部3と電気的に接続されており、かつ、プラス電極部に平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧出力時間1〜10m秒印加可能なパルス状電圧印加回路5を備える。止め刺し作業者は、クリップ形状を有するマイナス電極部6で檻12の金属棒12Aを挟持してマイナス電極部6を接地し、出力オンオフスイッチ10を押してパルス状電圧印加回路5をオン切替え、プラス電極部3にパルス状電圧を印加し、イノシシ13にプラス電極部3を接触させる。

目的

本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、簡単に害獣を止め刺すことができる、止め刺し器および止め刺し方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

絶縁性材料で形成されており、かつ、棒状である棒状部材と、該棒状部材の一端に配置されており、かつ、電圧印加されたときに陽極となるプラス電極部と、該プラス電極部と電気的に接続されており、かつ、同プラス電極部に平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧出力時間1〜10m秒印加可能なパルス状電圧印加回路と、該パルス状電圧印加回路と電気的に接続されており、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部とを備える止め刺し器。

請求項2

前記パルス状電圧印加回路は、パルス出力制御信号出力可能な制御部と、該制御部が出力したパルス出力制御信号に基づいて交互にオンになることが可能な2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタとを有する請求項1に記載の止め刺し器。

請求項3

前記パルス状電圧印加回路は、2つの前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタそれぞれと電気的に接続された2つのダイオードと、該ダイオードおよび前記絶縁ゲートバイポーラトランジスタと電気的に接続された2つの電解コンデンサとを有する請求項2に記載の止め刺し器。

請求項4

前記パルス状電圧印加回路は、パルス状電圧が出力される出力端子と、該出力端子と電気的に接続されており、かつ、容量が0.1μFである出力コンデンサとを有する請求項1、請求項2または請求項3に記載の止め刺し器。

請求項5

電圧が印加されたときに陽極となるプラス電極部を害獣に接触させる接触工程と、前記プラス電極部に、平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧を出力時間1〜10m秒で印加する電圧印加工程と、前記プラス電極部に前記パルス状電圧を印加可能なパルス状電圧印加回路と電気的に接続された、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部を接地する接地工程とを備える止め刺し方法。

技術分野

0001

本発明は止め刺し器および止め刺し方法に関する。詳しくは、例えば捕獲したイノシシを止め刺すための、止め刺し器および止め刺し方法に係るものである。

背景技術

0002

山間の農業地域では、イノシシや鹿などの害獣田畑侵入して、農作物を食い荒らしてしまう食害が多発している。
そこで、害獣の田畑への侵入を防止するために、田畑の周囲に防護柵が設置されている。

0003

防護柵としては、フェンス電気柵が用いられており、田畑への害獣侵入を防止する上で一定の成果を上げている。
しかし、防護柵に侵入を阻まれた害獣は、他の田畑へ侵入し食害を与える。従って、その田畑の周囲にも防護柵の設置が必要となる。

0004

すなわち、防護柵の設置は、一時凌ぎの食害防止策であることは否めない。
そこで近年、害獣の捕獲が勧められている。

0005

また、捕獲方法としては、箱罠を用いて捕獲する方法が多い。そして、様々な箱罠が提案されている。

0006

例えば、特許文献1には、図4に示すような檻が記載されている。
すなわち、特許文献1に記載された檻100は、側柵(101、102、103)と、天井104と、入り口柵105と、底柵106とが互いに接続されて組み立てられている。また、入り口柵105は、上下に可動する。
また、檻100の内部の底面すなわち底柵106の上面には、網の周囲を固定した可動枠107が載置されている。

0007

また、複数本鋼材縦横に組み合わされて構成された引き上げ枠110が、檻100の天井柵104の上面に載置されている。
また、引き上げ枠110の中央近傍には、上方に伸び引き上げ索113の一端が接続されており、引き上げ枠110の四隅近傍には、下方に伸びた接続部108の一端が接続されている。
また、接続部108の他端は可動枠107に接続されている。

0008

また、天井柵104の上方には、2本のブリッジ支柱111と、ブリッジ支柱111の上端架設されたブリッジバー114とで構成されたブリッジ部が配置されている。
また、ブリッジバー114の略中央には巻き上げ機112の本体が取付けられており、巻き上げ機112の本体に、引き上げ索113の他端が接続されている。

0009

また、巻き上げ機112により、引き上げ枠110を引き上げ、それにともない接続部108を介して可動枠107および網を天井柵104に向かって上昇させる。

0010

エサで檻の内部に誘い込まれた害獣は、可動枠107の網の上に立った状態となり、その状態で巻き上げ機112を操作して可動枠107および網を天井柵104に向かって上昇させる。
すると、害獣の四肢が可動枠107に張られた網目の中に入り込み、引き上げを続行することで害獣の腹部包み込む状態で害獣を宙吊り状態にして、その動き拘束する。

先行技術

0011

実用新案登録第3190081号公報

発明が解決しようとする課題

0012

一般的に、捕獲された害獣は止め刺され、すなわち屠殺され、食用の肉に加工される。しかし、作業者刃物で害獣を止め刺そうとするとき害獣は大暴れするので、止め刺し作業は容易ではない。

0013

特許文献1に記載の檻によって害獣は宙吊りにされるが、宙吊りになっているだけで依然として害獣は元気であり、作業者が刃物を害獣に刺し込んで止め刺そうとするときに体を激しく動かして抵抗するおそれがある。

0014

また、単に檻に入れられただけの害獣よりは、宙吊りにすることで動きも抑えられて止め刺しやすくなってはいるが、気が弱い作業者などにとっては、依然として止め刺し難いと言える。
従って、このような場合でも、簡単に害獣を止め刺すことができる止め刺し器や止め刺し方法が求められていた。

0015

本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、簡単に害獣を止め刺すことができる、止め刺し器および止め刺し方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0016

上記の目的を達成するために、本発明の止め刺し器は、絶縁性材料で形成されており、かつ、棒状である棒状部材と、該棒状部材の一端に配置されており、かつ、電圧印加されたときに陽極となるプラス電極部と、該プラス電極部と電気的に接続されており、かつ、同プラス電極部に平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧出力時間1〜10m秒印加可能なパルス状電圧印加回路と、該パルス状電圧印加回路と電気的に接続されており、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部とを備える。

0017

ここで、絶縁性材料で形成されており、かつ、棒状である棒状部材と、棒状部材の一端に配置されており、かつ、電圧が印加されたときに陽極となるプラス電極部とによって、止め刺し作業者は、棒状部材を持って、害獣と距離を置きながらプラス電極部を害獣に接触させることができる。

0018

また、プラス電極部と電気的に接続されており、かつ、プラス電極部に平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧を出力時間1〜10m秒で印加可能なパルス状電圧印加回路によって、パルス状電圧の平均電圧値を低く設定しながらも1パルス当たり出力エネルギーすなわち放電エネルギー下げることなく維持できる。

0019

また、パルス状電圧印加回路と電気的に接続されており、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部によって、止め刺し作業者は、マイナス電極部を接地するだけで、地面に接している害獣をマイナス電極部に接触していることにすることができる。

0020

また、本発明の止め刺し器において、パルス状電圧印加回路は、パルス出力制御信号出力可能な制御部と、制御部が出力したパルス出力制御信号に基づいて交互にオンになることが可能な2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタとを有するものとすることができる。

0021

この場合、出力エネルギーの損失を小さくすることができる。

0022

さらに、本発明の止め刺し器において、パルス状電圧印加回路は、2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタそれぞれと電気的に接続された2つのダイオードと、ダイオードおよび絶縁ゲートバイポーラトランジスタと電気的に接続された2つの電解コンデンサとを有するものとすることができる。

0023

この場合、倍電圧整流を行うことができ、電源の効率を上げることができる。

0024

また、本発明の止め刺し器において、パルス状電圧印加回路は、パルス状電圧が出力される出力端子と、出力端子と電気的に接続されており、かつ、容量が0.1μFである出力コンデンサとを有するものとすることができる。

0025

この場合、出力波形矩形にし易くなる。

0026

また、上記の目的を達成するために、本発明の止め刺し方法は、電圧が印加されたときに陽極となるプラス電極部を害獣に接触させる接触工程と、前記プラス電極部に、平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧を出力時間1〜10m秒で印加する電圧印加工程と、前記プラス電極部に前記パルス状電圧を印加可能なパルス状電圧印加回路と電気的に接続された、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部を接地する接地工程とを備える。

0027

ここで、電圧が印加されたときに陽極となるプラス電極部を害獣に接触させる接触工程と、プラス電極部に、平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧を出力時間1〜10m秒で印加する電圧印加工程とによって、害獣に衝撃を与え、害獣を気絶または死に至らしめることができる。

0028

また、プラス電極部に前記パルス状電圧を印加可能なパルス状電圧印加回路と電気的に接続された、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部を接地する接地工程によって、地面に接している害獣をマイナス電極部に接触していることにすることができる。

発明の効果

0029

本発明に係る止め刺し器は、簡単に害獣を止め刺すことができる。
本発明に係る止め刺し方法は、簡単に害獣を止め刺すことができる。

図面の簡単な説明

0030

本発明を適用した止め刺し器を用いて、檻に入れられたイノシシを止め刺す様子の一例を示す概略図である。
本発明を適用した止め刺し器が備えるパルス状電圧印加回路の一例を示す概略図である。
本発明を適用した止め刺し器を用いて、くくり式罠で捕獲されたイノシシを止め刺す様子の一例を示す概略図である。
従来の害獣捕獲用の檻を示す概略図である。

実施例

0031

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した止め刺し器を用いて、檻に入れられたイノシシを止め刺す様子の一例を示す概略図である。また、図2は、本発明を適用した止め刺し器が備えるパルス状電圧印加回路の一例を示す概略図である。

0032

図1に示す本発明の止め刺し器1は、樹脂またはゴムなどの絶縁性材料で形成された、かつ、棒状である絶縁棒2を備える。
ここで、絶縁棒は棒状部材の一例である。

0033

また、本発明の止め刺し器1は、絶縁棒2の一端に配置された、かつ、電圧が印加されたときに陽極となるプラス電極部3を備える。また、プラス電極部3は針金状の金属である。

0034

また、本発明の止め刺し器1は、回路などの電気部品を有し、かつ、プラス電極部3と電気的に接続された電源装置4を備える。

0035

また、本発明の止め刺し器1は、プラス電極部3と電気的に接続されたパルス状電圧印加回路5を備える。
ここで、パルス状電圧印加回路5は、電源装置4に内蔵されている。

0036

また、図2に示すように、パルス状電圧印加回路5は、蓄電池14と、蓄電池14から出力された直流電圧交流電圧へ変換可能なインバータ15を有する。

0037

また、パルス状電圧印加回路5は、インバータ15が変換した交流電圧を整流して直流電圧へ変換可能な、第1のダイオード16および第2のダイオード17を有する。

0038

また、パルス状電圧印加回路5は、整流されて変換された直流電圧を蓄積可能な、第1の電解コンデンサ18および第2の電解コンデンサ19を有する。
ここで、第1の電解コンデンサ18の容量および第2の電解コンデンサ19の容量はそれぞれ、例えば5400μFである。

0039

また、パルス状電圧印加回路5は、整流されて変換された直流電圧を蓄積可能な、第1の昇圧用コンデンサ23および第2の昇圧用コンデンサ24を有する。
ここで、第1の昇圧用コンデンサ23の容量および第2の昇圧用コンデンサ24の容量はそれぞれ、例えば3.3μFである。

0040

また、第1の電解コンデンサ18は、第1の昇圧用コンデンサ23と電気的に接続されている。また、第2の電解コンデンサ19は、第2の昇圧用コンデンサ24と電気的に接続されている。

0041

また、パルス状電圧印加回路5は、第1の昇圧用コンデンサ23と電気的に接続されており、かつ、第1の昇圧用コンデンサ23が蓄積した直流電圧を出力可能な第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21を有する。

0042

また、パルス状電圧印加回路5は、第2の昇圧用コンデンサ24と電気的に接続されており、かつ、第2の昇圧用コンデンサ24が蓄積した直流電圧を出力可能な第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ22を有する。

0043

また、パルス状電圧印加回路5は、第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21と第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ22とに電気的に接続されたパルストランス20を有する。
ここで、パルストランスはドライブ回路の一例である。

0044

また、パルス状電圧印加回路5は、所定の周波数例えば50kHzを有するパルス出力制御信号をパルストランス20へ出力可能な制御部33を有する。

0045

また、パルス状電圧印加回路5は、インバータ15が変換した交流電圧を直流電圧へ変換して制御部33へ出力可能な制御部電源34を有する。

0046

また、パルストランス20は、制御部33から入力されたパルス出力制御信号を交互に、第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21と第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ22へ出力可能である。

0047

また、第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21および第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ22は、入力されたパルス出力制御信号に基づいて交互にオンになることが可能である。
ここで、「絶縁ゲートバイポーラトランジスタがオンになる」とは、絶縁ゲートバイポーラトランジスタを構成する、コレクタエミッタの間が導通することを意味する。

0048

また、パルス状電圧印加回路5は、1次側巻線2次側巻線とを有し、かつ、入力された電圧を昇圧可能な昇圧トランス25を有する。
ここで、昇圧トランス25は、第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21および第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ22と電気的に接続されている。
また、昇圧トランス25は、第1の昇圧用コンデンサ23および第2の昇圧用コンデンサ24と電気的に接続されている。

0049

また、第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21および第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ22が、入力されたパルス出力制御信号に基づいて交互にオンになることによって、パルス状電圧を昇圧トランス25へ出力することが可能である。
その結果、昇圧トランス25からもパルス状電圧を出力することが可能である。

0050

また、パルス状電圧印加回路5は、昇圧トランス25と電気的に接続された全波整流回路26を有する。
ここで、全波整流回路26は、昇圧トランス25から入力されたパルス状電圧を全て正のパルス状電圧として出力可能である。

0051

また、パルス状電圧印加回路5は、全波整流回路26が出力したパルス状電圧を蓄積可能な出力コンデンサ27を有する。
また、出力コンデンサ27の一端は接地されており、出力コンデンサ27の容量は例えば0.1μFである。

0052

また、パルス状電圧印加回路5は、出力コンデンサ27が蓄積したパルス状電圧を出力可能な、第1の出力端子30および第2の出力端子31を有する。

0053

また、図示していないが、第1の出力端子30はプラス電極部3と電気的に接続されており、第2の出力端子31はマイナス電極部6と電気的に接続されている。
従って、パルス状電圧印加回路5は、プラス電極部3にパルス状電圧を印加可能である。

0054

ここで、パルス状電圧は平均電圧値0.35〜1.5kVを有しており、パルス状電圧の出力時間は1〜10m秒である。
また、パルス状電圧の周波数は、100〜300Hzである。
また、パルス状電圧の1パルス当たりの出力エネルギーすなわち放電エネルギーは、0.5〜10Jである。

0055

また、パルス状電圧の出力時間は、好ましくは2.5〜7m秒、最も好ましくは5m秒である。
また、例えばパルス状電圧の出力時間が5m秒である場合、10m秒を1周期としてパルス状電圧が繰り返し出力される。

0056

一般的に、イノシシなどの害獣を止め刺そうとするとき、害獣は大暴れするので、止め刺し器を用いた止め刺し作業を短時間で済ませるべく、比較的短時間の出力で害獣を気絶または死に至らしめることができるようにする必要がある。

0057

そして、比較的短時間の出力で害獣を気絶または死に至らしめることができるようにするためには、最大電圧値10〜40kVすなわち平均電圧値3〜5kVという比較的高い電圧値を有するパルス状電圧を印加する必要がある。

0058

しかし、このようにパルス状電圧の電圧値が比較的高いと、止め刺し器が故障し易いという問題がある。
従って、本発明の止め刺し器は、パルス状電圧の平均電圧値を0.35〜1.5kVというように低く設定しながらも、害獣を気絶または死に至らしめるために必要な1パルス当たりの放電エネルギーを下げることなく維持するべく、出力時間を従来の出力時間よりも長くしている。
例えば、従来の出力時間が10μ秒であるのに対し、本発明の止め刺し器の出力時間は5m秒である。

0059

なお、本発明の止め刺し器の出力時間は、従来の出力時間よりも長いが、止め刺し作業に悪影響を及ぼすほど長くなったわけではなく、止め刺し作業に支障をきたすことはない。
むしろ、最大電圧値10〜40kVもしくは平均電圧値3〜5kVという比較的高い電圧値を有するパルス状電圧を、例えば10μ秒という比較的短い時間で出力する従来の止め刺し器と、平均電圧値0.35〜1.5kVという比較的低い電圧値を有するパルス状電圧を、例えば5m秒という比較的長い時間で出力する本発明の止め刺し器は、放電エネルギーは略同じであるが、害獣に対する止め刺し効果は、本発明の止め刺し器の方が良い。

0060

また、最大電圧値10〜40kVもしくは平均電圧値3〜5kVという比較的高い電圧値を有するパルス状電圧を、例えば10μ秒という比較的短い時間で出力する従来の止め刺し器は、高価なパルス発生装置を必要としていたが、本発明の止め刺し器のように比較的低い電圧値を有するパルス状電圧を、例えば5m秒という比較的長い時間で出力する場合、高価なパルス発生装置は不要である。

0061

また、パルス状電圧印加回路5は、第1の出力端子30および第2の出力端子31と並列に、かつ、電気的に接続された、第1の抵抗器28および第2の抵抗器29を有する。
また、出力コンデンサ27も、第1の出力端子30および第2の出力端子31と並列に、かつ、電気的に接続されている。

0062

また、パルス状電圧印加回路5は、第1の出力端子30および第2の出力端子31から出力されるパルス状電圧の電圧値を検出可能な出力電圧検出部32を有する。
また、出力電圧検出部32は、検出したパルス状電圧の電圧値を制御部33へ送信可能である。

0063

また、制御部33は、出力電圧検出部32から送信されたパルス状電圧の電圧値が所定の値を超えた場合、パルス出力制御信号の出力を停止可能である。

0064

また、本発明の止め刺し器1が備える電源装置4は、制御部33からパルス出力制御信号が出力されているときに点灯可能な出力ランプ9を有する。
また、電源装置4ではなく、絶縁棒2の表面に出力ランプ9が取付けられるようにすることもできる。

0065

また、本発明の止め刺し器1が備える電源装置4には、パルス出力制御信号の周波数を表示可能な設定周波数表示部8を有する。

0066

また、本発明の止め刺し器1は、パルス出力制御信号の出力のオンオフ切替え可能な出力オンオフスイッチ10を備える。
すなわち、出力オンオフスイッチ10は、パルス状電圧印加回路5のオンオフを切替え可能である。
また、出力オンオフスイッチ10は、止め刺し作業者が操作し易いように、絶縁棒2の表面に取付けられている。

0067

また、本発明の止め刺し器1は、パルス出力制御信号の周波数を変更可能な出力周波数変更スイッチ11を備える。
また、出力周波数変更スイッチ11は、止め刺し作業者が操作し易いように、絶縁棒2の表面に取付けられている。
また、絶縁棒2ではなく、電源装置4が出力周波数変更スイッチ11を有することもできる。

0068

また、パルス状電圧印加回路5は蓄電池14を有するので、蓄電池14に充電して本発明の止め刺し器1を、止め刺し作業を行う現場へ持ち運んで使用することができる。

0069

また、本発明の止め刺し器1は、パルス状電圧印加回路5と電気的に接続された、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部6を備える。
ここで、マイナス電極部6は、表面が樹脂またはゴムなどの絶縁性材料で覆われた導電線7を介してパルス電圧印加回路5と電気的に接続されている。

0070

また、マイナス電極部6は、金属棒などの導電性部材を挟持可能な形状を有する。マイナス電極部6は、具体的には例えばクリップ形状を有する。

0071

ここで、プラス電極部は必ずしも針金状でなくてもよい。しかし、プラス電極部が針金状であれば、害獣にプラス電極部を接触させやすいので好ましい。
特にイノシシは、目の前に出された物に対して自ら接触する習性を持つので、プラス電極部を接触させやすい。

0072

また、マイナス電極部は必ずしも導電性部材を挟持可能な形状を有していなくてもよい。
しかし、マイナス電極部が導電性部材を挟持可能な形状を有していれば、檻の金属棒や、地面に突き刺さった金属棒に、簡単にマイナス電極部を接続することができるので、マイナス電極部自体を地面に突き刺す必要がなく、マイナス電極部を接地しやすいので好ましい。

0073

また、必ずしも蓄電池を使用しなくてもよく、乾電池太陽電池を使用することもできる。

0074

また、パルス状電圧印加回路が、プラス電極部に平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧を出力時間1〜10m秒で印加可能であれば、必ずしもパルス状電圧印加回路は図2に示すような構成でなくてもよい。
また、絶縁ゲートバイポーラトランジスタの代わりにMOSFETを使用することもできる。

0075

しかし、パルス状電圧印加回路が、2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタを有していれば、出力エネルギーの損失を小さくすることができるので好ましい。

0076

また、パルス状電圧印加回路が、2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタそれぞれと電気的に接続された2つのダイオードと、ダイオードおよび絶縁ゲートバイポーラトランジスタと電気的に接続された2つの電解コンデンサとを有していれば、倍電圧整流を行うことができ、電源の効率を上げることができるので好ましい。

0077

また、パルス状電圧印加回路が、出力端子と電気的に接続されており、かつ、容量が0.1μFである出力コンデンサを有していれば、出力波形を矩形にし易くなるので好ましい。

0078

図3は、本発明を適用した止め刺し器を用いて、くくり式罠で捕獲されたイノシシを止め刺す様子の一例を示す概略図である。

0079

ここで、図3に示す本発明の止め刺し器の構成は、図1に示す本発明の止め刺し器の構成と同じであるので、説明を省略する。
なお、くくり式罠で捕獲されたイノシシを止め刺す場合、本発明の止め刺し器の針金状のプラス電極部の長さは、約5〜6cmとすることが好ましい。

0080

次に、図1図2および図3を参照して、本発明の止め刺し器を用いてイノシシを止め刺す方法である本発明の止め刺し方法を説明する。また、イノシシは害獣の一例である。

0081

すなわち、本発明の止め刺し方法は、電圧が印加されたときに陽極となるプラス電極部3をイノシシ13に接触させる接触工程と、プラス電極部3に、平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧を出力時間1〜10m秒で印加する電圧印加工程と、プラス電極部3にパルス状電圧を印加可能なパルス状電圧印加回路5と電気的に接続された、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部6を接地する接地工程とを備える。

0082

図1および図2を参照して、本発明の止め刺し方法を説明する。
止め刺し作業者は、クリップ形状を有するマイナス電極部6で檻12の金属棒12Aを挟持し、マイナス電極部6を接地する。
すなわち、檻12の金属棒12Aは地面に接しているので、マイナス電極部6を檻12の金属棒12Aに接続することで、マイナス電極部6を接地することができる。

0083

また、檻12の中では、生きているイノシシ13が暴れ回っている。
止め刺し作業者は、一端にプラス電極部3が配置された絶縁棒2を持って、プラス電極部3を檻12の中に差し込む。

0084

ここで、イノシシ13の足は、暴れ回っていても必ず地面または檻12の地面に接触した底部の金属棒12Aに接触しているので、マイナス電極部6は常にイノシシ13に接触していることになる。

0085

また、止め刺し作業者は、絶縁棒2の表面に取付けられた出力オンオフスイッチ10を押してパルス状電圧印加回路5をオンに切替える。

0086

すなわち、止め刺し作業者が、出力オンオフスイッチ10を押すことでパルス出力制御信号の出力をオンに切替える。
すると、制御部33が、例えば周波数50kHzを有するパルス出力制御信号をパルストランス20へ出力する。

0087

次に、パルストランス20が、制御部33から入力されたパルス出力制御信号を交互に、第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21と第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ22へ出力する。

0088

そして、第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21および第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ22が、入力されたパルス出力制御信号に基づいて交互にオンになり、パルス状電圧を昇圧トランス25へ出力する。

0089

さらに、昇圧トランス25が、パルス状電圧を全波整流回路26へ出力する。

0090

次に、全波整流回路26が、昇圧トランス25から入力されたパルス状電圧を全て正のパルス状電圧として出力する。

0091

そして、出力コンデンサ27が、全波整流回路26から入力されたパルス状電圧を蓄積し、出力コンデンサ27からパルス状電圧が、第1の出力端子30および第2の出力端子31へ放出される。

0092

すると、パルス状電圧印加回路5が、プラス電極部3に例えば平均電圧値0.8kV、平均電流値1.6Aおよび周波数100Hzを有するパルス状電圧を例えば出力時間5m秒で印加する。
また、このときのパルス状電圧の1パルス当たりの放電エネルギーは6.4Jである。

0093

また、パルス状電圧の1パルス当たりの放電エネルギー6.4Jは、平均電圧値と平均電流値と出力時間とに基づいて算出された値であるが、このように平均電圧値と平均電流値とに基づいて算出された1パルス当たりの放電エネルギーは、実測された1パルス当たりの放電エネルギーと略同じである。

0094

一方、平均電圧値に基づかず、最大電圧値に基づいて算出された、パルス状電圧の1パルス当たりの放電エネルギーは、実測された1パルス当たりの放電エネルギーから大きくずれてしまう。

0095

また、出力オンオフスイッチ10が押されている間は、プラス電極部3にパルス状電圧が印加されており、出力オンオフスイッチ10から指を離す、すなわち出力オンオフスイッチ10が押されなくなるとパルス状電圧印加回路5はオフに切替わり、プラス電極部3にパルス状電圧が印加されなくなる。

0096

また、止め刺し作業者は、出力オンオフスイッチ10を押し続けながら、プラス電極部3をイノシシ13に近づける。
すると、イノシシ13は、自らプラス電極部3に接触することが多いが、イノシシ13が自らプラス電極部3に接触しない場合は、止め刺し作業者がプラス電極部3をイノシシ13に接触させる。

0097

プラス電極部3を一瞬、イノシシ13に接触させるだけで、1発目のパルス状電圧がイノシシ13に印加される。
この1発目のパルス状電圧をイノシシ13に印加した後、続けて約0.01秒ごとにパルス状電圧がイノシシ13に印加される。

0098

1発目のパルス状電圧をイノシシ13に印加してから、約2秒経過後にイノシシ13は気絶し、1発目のパルス状電圧をイノシシ13に印加してから、約5秒経過後にイノシシ13は死に至る。
すなわち、本発明の止め刺し器1は、プラス電極部3またはマイナス電極部6をイノシシ13の体内に差し込むことなく、イノシシ13を気絶または死に至らしめることができる。

0099

次に、図3を参照して、本発明の止め刺し方法を説明する。
図3は、くくり式罠で捕獲されたイノシシを止め刺す様子の一例を示しているが、くくり式罠とは、檻を使用しない罠である。

0100

くくり式罠は次のようにして設置される。
まず、地面に直径約30cmの穴を掘り、穴の周囲を環状ワイヤーで取り囲む。環状ワイヤーは、長手方向を有する締め付け具の一端に取付けられており、締め付け具の他端には直線状ワイヤーの一端が取付けられている。

0101

また、直線状ワイヤーの他端は、立木にくくりつけられている。直線状ワイヤーの長さは約2mである。
穴は、外部から判らないように、枯草や土で隠されている。

0102

この穴にイノシシ13が足を踏み込むと、イノシシ13の踏み込んだ足には環状ワイヤー36が絡みつき、締め付け具38でイノシシ13の足はしっかり締め付けられる。
一端が締め付け具38に取付けられた直線状ワイヤー37の他端は立木39にくくりつけられているので、イノシシ13は立木39に繋がれた状態となる。

0103

このようにして、くくり式罠でイノシシ13を捕獲する。

0104

また、クリップ形状を有するマイナス電極部6で、地面に突き刺した金属棒35を挟持し、マイナス電極部6を接地する。

0105

止め刺し作業者は、一端に約1mの長さを有するプラス電極部3が配置された絶縁棒2を持って、プラス電極部3をイノシシ13に近づける。

0106

このとき、止め刺し作業者は、絶縁棒2の表面に取付けられた出力オンオフスイッチ10を押してパルス状電圧印加回路5をオンに切替え、プラス電極部3に例えば平均電圧値0.8kV、平均電流値1.6Aおよび周波数100Hzを有するパルス状電圧を例えば出力時間5m秒で印加する。
なお、このときのパルス状電圧印加回路5の動作は、図1および図2を参照して説明した本発明の止め刺し方法のパルス状電圧印加回路5の動作と同じであるので説明を省略する。

0107

また、止め刺し作業者は、出力オンオフスイッチ10を押し続けながら、プラス電極部3をイノシシ13に近づけ、プラス電極部3をイノシシ13に接触させる。

0108

パルス状電圧が印加されたプラス電極部3をイノシシ13に接触させると、パルス状電圧がイノシシ13に印加され、イノシシ13は死に至る。

0109

くくり式罠で捕獲されたイノシシは、檻に入れられたイノシシ以上に動き回るが、本発明の止め刺し器および本発明の止め刺し方法は、パルス状電圧が印加されたプラス電極部をイノシシに接触させるだけで死に至らしめるので、効果をより発揮できる。

0110

また、害獣としてイノシシを例に挙げて説明したが、例えば捕獲したを止め刺す場合にも、本発明の止め刺し器や本発明の止め刺し方法は効果を発揮する。

0111

以上のように、本発明の止め刺し器は、絶縁性材料で形成された、かつ、棒状である棒状部材すなわち絶縁棒と、絶縁棒の一端に配置された、かつ、電圧が印加されたときに陽極となるプラス電極部とを備えているので、止め刺し作業者は、棒状部材を持って、害獣と距離を置きながらプラス電極部を害獣に接触させることができる。

0112

また、本発明の止め刺し器は、プラス電極部と電気的に接続されており、かつ、プラス電極部に平均電圧値0.35〜1.5kVを有するパルス状電圧を出力時間1〜10m秒で印加可能なパルス状電圧印加回路を備えているので、パルス状電圧の平均電圧値を低く設定しながらも1パルス当たりの出力エネルギーすなわち放電エネルギーを下げることなく維持できる。

0113

また、本発明の止め刺し器は、パルス状電圧印加回路と電気的に接続された、かつ、電圧が印加されたときに陰極となるマイナス電極部を備えているので、止め刺し作業者は、マイナス電極部を接地するだけで、地面に接している害獣をマイナス電極部に接触していることにすることができる。

0114

従って、本発明の止め刺し器は、プラス電極部とマイナス電極部のうちプラス電極部のみを害獣に接触させればよいので、簡単に害獣を止め刺すことができる。
また、このような本発明の止め刺し器を用いて害獣を止め刺す方法である本発明の止め刺し方法も、簡単に害獣を止め刺すことができる。

0115

また、本発明の止め刺し器は、パルス状電圧の平均電圧値を0.35〜1.5kVというように低く設定しているので、故障し難い。さらに、本発明の止め刺し器は、パルス状電圧の平均電圧値を0.35〜1.5kVというように低く設定すると共にパルス状電圧の出力時間を比較的長く設定しているので、高価なパルス発生装置は不要である。

0116

また、本発明の止め刺し器は、害獣を止め刺すときに、短時間だけ作動できればよいので、大掛かりな電源を必要としない。従って、本発明の止め刺し器は、屋外のどこにでも持って行くことができ、その場で止め刺し作業を行うことができる。

0117

また、刃物で害獣を止め刺す場合は、慣れ専門家でなくては困難であるが、本発明の止め刺し器は、専門的な熟練を要せず、すぐに使用することができる。
また、本発明の止め刺し器は、電気による衝撃を害獣に与えて気絶または死に至らしめるので、害獣を出血させることなく搬送できる。

0118

1 止め刺し器
2絶縁棒
3プラス電極部
4電源装置
5パルス状電圧印加回路
6マイナス電極部
7導電線
8設定周波数表示部
9出力ランプ
10出力オンオフスイッチ
11出力周波数変更スイッチ
12 檻
12A金属棒
13イノシシ
14蓄電池
15インバータ
16 第1のダイオード
17 第2のダイオード
18 第1の電解コンデンサ
19 第2の電解コンデンサ
20パルストランス
21 第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
22 第2の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
23 第1の昇圧用コンデンサ
24 第2の昇圧用コンデンサ
25昇圧トランス
26全波整流回路
27出力コンデンサ
28 第1の抵抗器
29 第2の抵抗器
30 第1の出力端子
31 第2の出力端子
32出力電圧検出部
33 制御部
34 制御部電源
35 金属棒
36環状ワイヤー
37 直線状ワイヤー
38締め付け具
39 立木

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