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技術 会議関連情報再現装置、会議関連情報再現方法および会議関連情報再現プログラム

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 加世田匠
出願日 2016年6月30日 (4年5ヶ月経過) 出願番号 2016-129784
公開日 2018年1月11日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2018-006950
状態 特許登録済
技術分野 ファクシミリ一般 FAX原画の編集
主要キーワード 部分設定 個人モード グループ期間 再現期間 操作ユーザー 画像関連処理 条件画像 参加モード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月11日)のものです。
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図面 (20)

課題

会議に関連するより多くの情報を容易に再現する。

解決手段

携帯情報装置は、参照情報を取得する参照情報取得部120と、複数の参照情報のうち追加情報の位置が発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報を同じグループ分類するグループ化部130と、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する参照情報表示部150とを備え、参照情報取得部120は、発表原稿を読み取った読取データを取得する読取データ取得部121と、読取データから発表データに存在しない画像を追加情報として抽出する追加情報抽出部122と、追加情報の位置に対応する発表データ中の位置を追加情報の追加された位置として決定する位置決定部123と、追加情報および決定された位置に基づいて、発表原稿に対応する参照情報を生成する記録媒体対応生成部124とを含む。

概要

背景

会議等において、発表用の資料として準備されたデータを参加者全員がそれぞれ携帯する携帯情報装置等の電子端末に表示する会議システムが知られている。例えば、特開2014−098972号公報には、画像表示装置と、1以上の電子端末とを有する電子会議システムであって、前記電子端末は、前記画像表示装置で表示された複数の画像を、当該複数の画像に対するユーザーの操作を示す操作情報と関連付けて記録媒体に記録する画像・操作記録手段を備え、前記画像表示装置は、前記電子端末と通信して、前記画像・操作記録手段により前記記録媒体に記録された複数の画像と、当該複数の画像に関連付けられた操作情報とに基づいて表示画像を生成する画像生成手段を備えることを特徴とする電子会議システムが記載されている。

上記の電子会議システムによれば、会議の参加者は、表示画像により会議に関連するユーザーの操作を再現して会議の内容を再確認することができる。一方、電子端末を携帯しないユーザーが会議に参加する場合などは、そのユーザーは、資料を印刷した用紙を参照しながら会議に参加する。この場合、特開2014−098972号公報に記載の電子会議システムにおいては、電子端末を携帯しないユーザーによる操作、例えば、用紙に手書きで記入する操作により生成される情報を収集することができないといった問題がある。
特開2014−098972号公報

概要

会議に関連するより多くの情報を容易に再現する。携帯情報装置は、参照情報を取得する参照情報取得部120と、複数の参照情報のうち追加情報の位置が発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報を同じグループ分類するグループ化部130と、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する参照情報表示部150とを備え、参照情報取得部120は、発表原稿を読み取った読取データを取得する読取データ取得部121と、読取データから発表データに存在しない画像を追加情報として抽出する追加情報抽出部122と、追加情報の位置に対応する発表データ中の位置を追加情報の追加された位置として決定する位置決定部123と、追加情報および決定された位置に基づいて、発表原稿に対応する参照情報を生成する記録媒体対応生成部124とを含む。

目的

この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、会議に関連するより多くの情報を容易に再現することが可能な会議関連情報再現装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

自装置および1以上の他装置のいずれかにより生成された参照情報を取得する参照情報取得手段と、前記参照情報は、前記自装置および1以上の他装置それぞれがアクセス可能発表データに追加された追加情報と、前記発表データ中で前記追加情報が追加された位置を示す位置情報とを含み、前記参照情報取得手段により取得された複数の参照情報のうち、追加情報の位置が前記発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報を同じグループ分類するグループ化手段と、前記1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する参照情報表示手段とを備え、前記参照情報取得手段は、前記発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データを取得する読取データ取得手段と、前記読取データ取得手段により取得された読取データから前記発表データに存在しない画像を前記追加情報として抽出する追加情報抽出手段と、前記読取データ中における前記抽出された追加情報の位置に対応する前記発表データ中の位置を前記抽出された追加情報の追加された位置として決定する位置決定手段と、前記追加情報抽出手段により抽出された追加情報および前記位置決定手段により決定された位置に基づいて、前記記録媒体に対応する参照情報を生成する記録媒体対応生成手段とを含む、会議関連情報再現装置

請求項2

前記参照情報取得手段は、前記追加情報抽出手段により抽出された追加情報のサイズを、前記読取データおよび前記発表データのうち少なくとも一方に基づいて決定するサイズ決定手段をさらに備える、請求項1に記載の会議関連情報再現装置。

請求項3

前記参照情報取得手段は、前記追加情報抽出手段により抽出された追加情報のサイズを、自装置および1以上の他装置のいずれかにより前記発表データに追加された追加情報のサイズに基づいて決定するサイズ決定手段をさらに備える、請求項1に記載の会議関連情報再現装置。

請求項4

前記位置決定手段は、前記追加情報抽出手段により抽出された追加情報が前記発表データに含まれる複数ページの画像のいずれの内に存在しない場合、前記発表データに含まれる複数ページのうち前記抽出された追加情報が最も近い画像に対応するページと、前記対応するページに対する前記抽出された追加情報の相対的な位置と、を前記追加情報の位置として決定する、請求項1〜3のいずれかに記載の会議関連情報再現装置。

請求項5

前記参照情報取得手段は、前記追加情報抽出手段により抽出される追加情報に前記発表データに含まれる複数ページの画像のいずれからの内から外に延びる条件画像が存在するか否かを判定する条件画像判定手段をさらに含み、前記位置決定手段は、前記追加情報に前記条件画像が存在する場合に、前記発表データに含まれる複数ページのうち前記条件画像と重なる画像のページ中で、当該ページの前記条件画像の端部の位置を当該追加情報の追加された位置に決定する、請求項1〜4のいずれかに記載の会議関連情報再現装置。

請求項6

会議の状態に関する情報を会議情報として取得する会議情報取得手段と、前記会議情報のうち少なくとも一部を出力する会議情報出力手段と、前記1以上のグループを選択可能に表示するグループリスト表示手段と、前記グループリスト表示手段により表示された1以上のグループのいずれか1つを選択するグループ選択手段とをさらに備え、前記会議情報出力手段は、前記グループ選択手段により前記1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、前記選択されたグループに対応する前記発表データ中の発表部分を表示する発表データ部分表示手段とを含み、前記参照情報表示手段は、前記発表データ部分表示手段により表示された発表部分に、前記選択されたグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の追加情報を重畳して表示する追加情報表示手段と、前記追加情報抽出手段により抽出される追加情報のうち少なくとも一部が前記発表データに含まれる複数ページの画像のいずれの内に存在しない場合に、当該追加情報の存在を示す指標を当該追加情報に代えて前記発表部分上に重畳表示する指標表示手段と、ユーザーによる前記指標の操作を受け付け、前記指標が操作された場合にその指標に対応する追加情報を表示する外側追加情報表示手段とを含む、請求項1〜5に記載の会議関連情報再現装置。

請求項7

前記発表データに追加された追加情報を含む前記発表データに対応する複数の参照情報の各々は、追加情報の入力の開始時刻終了時刻とを定める入力期間を含み、前記グループ化手段は、前記参照情報取得手段により取得された前記発表データに対応する複数の参照情報を、追加情報の位置が前記発表データ中における所定範囲内にありかつ開始時刻が所定期間以内にある複数の参照情報が同じグループに属するように分類し、前記参照情報取得手段により取得された前記記録媒体に対応する複数の参照情報の各々を、当該参照情報の追加情報の位置が、複数のグループのうちの1または複数のグループであって当該グループに含まれる複数の参照情報のいずれかの位置から所定範囲に含まれるグループに分類する、請求項6に記載の会議関連情報再現装置。

請求項8

前記会議情報は、時間の経過に伴って変化し、前記1以上のグループそれぞれに対して、当該グループに属する1以上の参照情報それぞれの入力期間に基づいてグループ期間を決定するグループ期間決定手段と、前記1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、前記選択されたグループに対して決定されたグループ期間を再生期間に決定する再生期間決定手段とをさらに備え、前記会議情報出力手段は、前記会議情報のうち前記決定された再生期間に対応する部分を出力する、請求項7に記載の会議関連情報再現装置。

請求項9

前記参照情報は、追加情報を追加したユーザーを識別するためのユーザー識別情報をさらに含み、前記参照情報取得手段は、前記読取データ取得手段により取得される読取データとともに当該読取データに含まれる追加情報を追加したユーザーのユーザー識別情報を取得するユーザー識別情報取得手段をさらに含み、前記記録媒体対応生成手段は、前記ユーザー識別情報取得手段により取得されるユーザー識別情報に基づいて、前記記録媒体に対応する参照情報を生成し、前記参照情報表示手段は、前記複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する際に、各参照情報に含まれる追加情報とその追加情報に対応するユーザー識別情報とを同時に表示する、請求項1〜8のいずれかに記載の会議関連情報再現装置。

請求項10

自装置および1以上の他装置のいずれかにより生成された参照情報を取得する参照情報取得ステップと、前記参照情報は、前記自装置および1以上の他装置それぞれがアクセス可能な発表データに追加された追加情報と、前記発表データ中で前記追加情報が追加された位置を示す位置情報とを含み、前記参照情報取得手段により取得された複数の参照情報のうち、追加情報の位置が前記発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報を同じグループに分類するグループ化ステップと、前記1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する参照情報表示ステップとを含み、前記参照情報取得ステップは、前記発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データを取得する読取データ取得ステップと、前記読取データ取得ステップにより取得された読取データから前記発表データに存在しない画像を前記追加情報として抽出する追加情報抽出ステップと、前記読取データ中における前記抽出された追加情報の位置に対応する前記発表データ中の位置を前記抽出された追加情報の追加された位置を示す位置情報として決定する位置決定ステップと、前記追加情報抽出ステップにより抽出された追加情報および前記位置決定ステップにより決定された位置に基づいて、前記記録媒体に対応する参照情報を生成する記録媒体対応生成ステップとを含む、会議関連情報再現方法

請求項11

自装置および1以上の他装置のいずれかにより生成された参照情報を取得する参照情報取得ステップと、前記参照情報は、前記自装置および1以上の他装置それぞれがアクセス可能な発表データに追加された追加情報と、前記発表データ中で前記追加情報が追加された位置を示す位置情報とを含み、前記参照情報取得手段により取得された複数の参照情報のうち、追加情報の位置が前記発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報を同じグループに分類するグループ化ステップと、前記1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する参照情報表示ステップとを前記自装置および前記1以上の他装置を制御するコンピュータに実行させ、前記参照情報取得ステップは、前記発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データを取得する読取データ取得ステップと、前記読取データ取得ステップにより取得された読取データから前記発表データに存在しない画像を前記追加情報として抽出する追加情報抽出ステップと、前記読取データ中における前記抽出された追加情報の位置に対応する前記発表データ中の位置を前記抽出された追加情報の追加された位置を示す位置情報として決定する位置決定ステップと、前記追加情報抽出ステップにより抽出された追加情報および前記位置決定ステップにより決定された位置に基づいて、前記記録媒体に対応する参照情報を生成する記録媒体対応生成ステップとを含む、会議関連情報再現プログラム

技術分野

0001

この発明は、会議関連情報再現装置、会議関連情報再現方法および会議関連情報再現プログラムに関し、特に、複数のユーザーが参加した会議に関連する情報を再現する会議関連情報再現装置、会議関連情報再現方法および会議関連情報再現プログラムに関する。

背景技術

0002

会議等において、発表用の資料として準備されたデータを参加者全員がそれぞれ携帯する携帯情報装置等の電子端末に表示する会議システムが知られている。例えば、特開2014−098972号公報には、画像表示装置と、1以上の電子端末とを有する電子会議システムであって、前記電子端末は、前記画像表示装置で表示された複数の画像を、当該複数の画像に対するユーザーの操作を示す操作情報と関連付けて記録媒体に記録する画像・操作記録手段を備え、前記画像表示装置は、前記電子端末と通信して、前記画像・操作記録手段により前記記録媒体に記録された複数の画像と、当該複数の画像に関連付けられた操作情報とに基づいて表示画像を生成する画像生成手段を備えることを特徴とする電子会議システムが記載されている。

0003

上記の電子会議システムによれば、会議の参加者は、表示画像により会議に関連するユーザーの操作を再現して会議の内容を再確認することができる。一方、電子端末を携帯しないユーザーが会議に参加する場合などは、そのユーザーは、資料を印刷した用紙を参照しながら会議に参加する。この場合、特開2014−098972号公報に記載の電子会議システムにおいては、電子端末を携帯しないユーザーによる操作、例えば、用紙に手書きで記入する操作により生成される情報を収集することができないといった問題がある。
特開2014−098972号公報

発明が解決しようとする課題

0004

この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、会議に関連するより多くの情報を容易に再現することが可能な会議関連情報再現装置を提供することである。

0005

この発明の他の目的は、会議に関連するより多くの情報を容易に再現することが可能な会議関連情報再現方法を提供することである。

0006

この発明のさらに他の目的は、会議に関連するより多くの情報を容易に再現することが可能な会議関連情報再現プログラムを提供することである。

課題を解決するための手段

0007

上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、会議関連情報再現装置は、自装置および1以上の他装置のいずれかにより生成された参照情報を取得する参照情報取得手段と、参照情報は、自装置および1以上の他装置それぞれがアクセス可能な発表データに追加された追加情報と、発表データ中で追加情報が追加された位置を示す位置情報とを含み、参照情報取得手段により取得された複数の参照情報のうち、追加情報の位置が発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報を同じグループ分類するグループ化手段と、1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する参照情報表示手段とを備え、参照情報取得手段は、発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データを取得する読取データ取得手段と、読取データ取得手段により取得された読取データから発表データに存在しない画像を追加情報として抽出する追加情報抽出手段と、読取データ中における抽出された追加情報の位置に対応する発表データ中の位置を抽出された追加情報の追加された位置として決定する位置決定手段と、追加情報抽出手段により抽出された追加情報および位置決定手段により決定された位置に基づいて、記録媒体に対応する参照情報を生成する記録媒体対応生成手段とを含む。

0008

この局面に従えば、自装置および1以上の他装置のいずれかにより生成された参照情報が取得され、発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データから発表データに存在しない画像が追加情報として抽出され、抽出された追加情報の位置に対応する発表データ中の位置が抽出された追加情報の追加された位置として決定され、抽出された追加情報および決定された位置に基づいて、記録媒体に対応する参照情報が生成される。そして、複数の参照情報のうち、追加情報の位置が発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報が同じグループに分類され、1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つが表示される。このため、発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データから抽出される、発表データに存在しない画像を、追加情報として、自装置または他装置で発表データに追加された追加情報とともに再現することができる。その結果、会議に関連するより多くの情報を容易に再現することが可能になる。

0009

好ましくは、参照情報取得手段は、追加情報抽出手段により抽出された追加情報のサイズを、読取データおよび発表データのうち少なくとも一方に基づいて決定するサイズ決定手段をさらに備える。

0010

この局面に従えば、抽出された追加情報を、読取データおよび発表データのうち少なくとも一方に追加された追加情報のサイズに応じたサイズで表示するので、表示される追加情報のサイズのばらつきを低減することができる。

0011

好ましくは、参照情報取得手段は、追加情報抽出手段により抽出された追加情報のサイズを、自装置および1以上の他装置のいずれかにより発表データに追加された追加情報のサイズに基づいて決定するサイズ決定手段をさらに備える。

0012

この局面に従えば、抽出された追加情報を、自装置および1以上の他装置のいずれかにより発表データに追加された追加情報のサイズに応じたサイズで表示するので、追加情報のサイズのばらつきを低減することができる。

0013

好ましくは、位置決定手段は、追加情報抽出手段により抽出された追加情報が発表データに含まれる複数ページの画像のいずれの内に存在しない場合、発表データに含まれる複数ページのうち抽出された追加情報が最も近い画像に対応するページと、対応するページに対する抽出された追加情報の相対的な位置と、を追加情報の位置として決定する。

0014

この局面に従えば、発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データから抽出される追加情報の発表データ中の位置が追加情報が最も近い画像に対応するページに対する抽出された追加情報の相対的な位置に決定されるので、読取データから抽出される追加情報を、1以上のグループのいずれかに分類することができる。このため、読取データから抽出される追加情報を、自装置または他装置で発表データに追加された追加情報とともに再現することができる。

0015

好ましくは、参照情報取得手段は、追加情報抽出手段により抽出される追加情報に発表データに含まれる複数ページの画像のいずれからの内から外に延びる条件画像が存在するか否かを判定する条件画像判定手段をさらに含み、位置決定手段は、追加情報に条件画像が存在する場合に、発表データに含まれる複数ページのうち条件画像と重なる画像のページ中で、当該ページの条件画像の端部の位置を当該追加情報の追加された位置に決定する。

0016

この局面に従えば、追加情報に条件画像が存在する場合に、条件画像と重なる画像のページ中で条件画像の端部の位置を追加情報の追加された位置に決定するので、追加情報の位置を発表データのページ内の適切な位置に決定することができる。

0017

好ましくは、会議関連情報再現装置は、会議の状態に関する情報を会議情報として取得する会議情報取得手段と、会議情報のうち少なくとも一部を出力する会議情報出力手段と、1以上のグループを選択可能に表示するグループリスト表示手段と、グループリスト表示手段により表示された1以上のグループのいずれか1つを選択するグループ選択手段とをさらに備え、会議情報出力手段は、グループ選択手段により1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに対応する発表データ中の発表部分を表示する発表データ部分表示手段とを含み、参照情報表示手段は、発表データ部分表示手段により表示された発表部分に、選択されたグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の追加情報を重畳して表示する追加情報表示手段と、追加情報抽出手段により抽出される追加情報のうち少なくとも一部が発表データに含まれる複数ページの画像のいずれの内に存在しない場合に、当該追加情報の存在を示す指標を当該追加情報に代えて発表部分上に重畳表示する指標表示手段と、ユーザーによる指標の操作を受け付け、指標が操作された場合にその指標に対応する追加情報を表示する外側追加情報表示手段とを含む。

0018

この局面に従えば、1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに対応する発表データ中の発表部分に、選択されたグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の追加情報が重畳して表示される。これにより、ユーザーは、発表データ中の発表部分を参照しつつ、その発表部分に追加された追加情報の存在を容易に認識することができる。また、発表データに含まれる複数ページの画像のいずれの内に存在しない追加情報に代えて、当該追加情報の存在を示す指標が発表部分上に重畳表示され、指標の操作があると、当該指標に対応する追加情報が表示される。これにより、複数ページの画像のいずれの内に存在しない追加情報を表示することができる。

0019

好ましくは、発表データに追加された追加情報を含む発表データに対応する複数の参照情報の各々は、追加情報の入力の開始時刻終了時刻とを定める入力期間を含み、グループ化手段は、参照情報取得手段により取得された発表データに対応する複数の参照情報を、追加情報の位置が発表データ中における所定範囲内にありかつ開始時刻が所定期間以内にある複数の参照情報が同じグループに属するように分類し、参照情報取得手段により取得された記録媒体に対応する複数の参照情報の各々を、当該参照情報の追加情報の位置が、複数のグループのうちの1または複数のグループであって当該グループに含まれる複数の参照情報のいずれかの位置から所定範囲に含まれるグループに分類する。

0020

この局面に従えば、発表データに対応する複数の参照情報それぞれが追加情報の位置および入力期間に基づいて1以上のグループに分類される。また、記録媒体に対応する複数の参照情報それぞれが、当該参照情報の追加情報の位置が、複数のグループのうちの1または複数のグループであって当該グループに含まれる複数の参照情報のいずれかの位置から所定範囲に含まれるグループに分類される。これにより、発表データに対応する複数の参照情報と記録媒体に対応する複数の参照情報とを複数のグループに適切に分類することができる。

0021

好ましくは、会議情報は、時間の経過に伴って変化し、会議関連情報再現装置は、1以上のグループそれぞれに対して、当該グループに属する1以上の参照情報それぞれの入力期間に基づいてグループ期間を決定するグループ期間決定手段と、1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに対して決定されたグループ期間を再生期間に決定する再生期間決定手段とをさらに備え、会議情報出力手段は、会議情報のうち決定された再生期間に対応する部分を出力する。

0022

この局面に従えば、1以上のグループそれぞれに対して、グループに属する1以上の参照情報それぞれの入力期間に基づいてグループ期間が決定され、1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに対して決定されたグループ期間が再生期間に決定され、会議情報のうち決定された再生期間に対応する部分が出力される。このため、自装置および1以上の他装置のいずれかを操作するユーザーにより追加情報が入力された期間の会議の状態を限定して再現することができる。

0023

好ましくは、参照情報は、追加情報を追加したユーザーを識別するためのユーザー識別情報をさらに含み、参照情報取得手段は、読取データ取得手段により取得される読取データとともに当該読取データに含まれる追加情報を追加したユーザーのユーザー識別情報を取得するユーザー識別情報取得手段をさらに含み、記録媒体対応生成手段は、ユーザー識別情報取得手段により取得されるユーザー識別情報に基づいて、記録媒体に対応する参照情報を生成し、参照情報表示手段は、複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する際に、各参照情報に含まれる追加情報とその追加情報に対応するユーザー識別情報とを同時に表示する。

0024

この局面に従えば、記録媒体に追加情報を追加したユーザーを識別するためのユーザー識別情報が読取データとともに取得される。取得されたユーザー識別情報に基づいて、記録媒体に対応する参照情報が生成される。複数の参照情報のうち少なくとも1つが表示される際に、各参照情報に含まれる追加情報とその追加情報に対応するユーザー識別情報とが同時に表示される。それにより、記録媒体に対応する参照情報についても、追加情報を追加したユーザーが誰であるのかをユーザーに通知することができる。

0025

この発明の他の局面によれば、会議関連情報再現方法は、自装置および1以上の他装置のいずれかにより生成された参照情報を取得する参照情報取得ステップと、参照情報は、自装置および1以上の他装置それぞれがアクセス可能な発表データに追加された追加情報と、発表データ中で追加情報が追加された位置を示す位置情報とを含み、参照情報取得手段により取得された複数の参照情報のうち、追加情報の位置が発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報を同じグループに分類するグループ化ステップと、1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する参照情報表示ステップとを含み、参照情報取得ステップは、発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データを取得する読取データ取得ステップと、読取データ取得ステップにより取得された読取データから発表データに存在しない画像を追加情報として抽出する追加情報抽出ステップと、読取データ中における抽出された追加情報の位置に対応する発表データ中の位置を抽出された追加情報の追加された位置を示す位置情報として決定する位置決定ステップと、追加情報抽出ステップにより抽出された追加情報および位置決定ステップにより決定された位置に基づいて、記録媒体に対応する参照情報を生成する記録媒体対応生成ステップとを含む。

0026

この局面に従えば、会議に関連するより多くの情報を容易に再現することが可能な会議関連情報再現方法を提供することができる。

0027

この発明の他の局面によれば、会議関連情報再現プログラムは、自装置および1以上の他装置のいずれかにより生成された参照情報を取得する参照情報取得ステップと、参照情報は、自装置および1以上の他装置それぞれがアクセス可能な発表データに追加された追加情報と、発表データ中で追加情報が追加された位置を示す位置情報とを含み、参照情報取得手段により取得された複数の参照情報のうち、追加情報の位置が発表データ中における所定範囲内にある複数の参照情報を同じグループに分類するグループ化ステップと、1以上のグループのいずれか1つが選択されることに応じて、選択されたグループに属する複数の参照情報のうち少なくとも1つを表示する参照情報表示ステップとを自装置および1以上の他装置を制御するコンピュータに実行させ、参照情報取得ステップは、発表データに基づく画像が形成された記録媒体を読み取った読取データを取得する読取データ取得ステップと、読取データ取得ステップにより取得された読取データから発表データに存在しない画像を追加情報として抽出する追加情報抽出ステップと、読取データ中における抽出された追加情報の位置に対応する発表データ中の位置を抽出された追加情報の追加された位置を示す位置情報として決定する位置決定ステップと、追加情報抽出ステップにより抽出された追加情報および位置決定ステップにより決定された位置に基づいて、記録媒体に対応する参照情報を生成する記録媒体対応生成ステップとを含む。

0028

この局面に従えば、会議に関連するより多くの情報を容易に再現することが可能な会議関連情報再現プログラムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0029

本発明の実施の形態に係る携帯情報装置を含む会議システムの全体概要の一例を示す図である。
本実施の形態におけるMFPのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
本実施の形態における携帯情報装置のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
携帯情報装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。
音声関連情報フォーマットの一例を示す図である。
発表画像関連情報のフォーマットの一例を示す図である。
ポインタ関連情報のフォーマットの一例を示す図である。
発表データに対応する参照情報のフォーマットの一例を示す図である。
記録媒体に対応する参照情報のフォーマットの一例を示す図である。
ユーザーAが携帯情報装置を操作して会議に参加するときの表示部の表示状態の一例を示す図である。
ユーザーAの携帯情報装置において生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。
ユーザーBの携帯情報装置において生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。
ユーザーCの携帯情報装置において生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。
ユーザーDの携帯情報装置において生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。
ユーザーEの携帯情報装置において生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。
ユーザーFの発表原稿に対応する参照情報の一例を説明するための模式図である。
ユーザーGの発表原稿に対応する参照情報の一例を説明するための模式図である。
ユーザーHの発表原稿に対応する参照情報の一例を説明するための模式図である。
発表データに対応する参照情報のグループ化の例を示す模式図である。
発表原稿に基づく参照情報のグループ化の例を示す模式図である。
グループリストの一例を示す図である。
グループリストの一例を示す図である。
グループリストから1つのグループ識別情報が選択された場合の表示例を示す図である。
ユーザーFの参照画像が選択された場合の表示例である。
ユーザーGの参照画像が選択された場合の表示例である。
図24の表示状態で文字サイズボタンが操作された場合の表示例である。
グループリストから1つのグループ識別情報が選択された場合の他の表示例を示す図である。
ユーザーHの参照画像が選択された場合の表示例である。
会議情報取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。
発表画像関連処理の流れの一例を示すフローチャートである。
発表データに対応する参照情報取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。
発表原稿に対応する参照情報取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。
グループ化処理の流れの一例を示すフローチャートである。
再現処理の流れの一例を示すフローチャートである。
第1の参照情報表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
第2の参照情報表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。

実施例

0030

以下、本発明の実施の形態に係る会議関連情報再現装置について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。以下では、会議関連情報再現装置の一例として携帯情報装置を説明する。

0031

図1は、本発明の実施の形態に係る携帯情報装置を含む会議システムの全体概要の一例を示す図である。図1を参照して、会議システム1は、複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)400と、複数(本例では5つ)の携帯情報装置200A,200B,200C,200D,200Eと、を含む。MFP400および携帯情報装置200A〜200Eは、同じ拠点に配置されてもよいし、互いに異なる拠点に配置されてもよい。MFP400および携帯情報装置200A〜200Eが複数の拠点に配置される場合、それらの複数の拠点の間の距離は特に限定されない。

0032

ネットワーク2Aに、MFP400および無線局3Aが接続されている。携帯情報装置200A,200Bは、無線局3Aと通信することにより、ネットワーク2Aに接続可能である。ネットワーク2Bに、無線局3Bが接続されている。携帯情報装置200C,200D,200Eは、無線局3Bと通信することにより、ネットワーク2Bに接続可能である。ネットワーク2A,2Bそれぞれは、インターネット5に接続される。このため、MFP400および携帯情報装置200A〜200Eは、互いに通信可能である。

0033

ネットワーク2A,2Bは、LAN(ローカルエリアネットワーク)であり、接続形態有線または無線を問わない。また、ネットワーク2A,2Bは、LANに限らず、WANワイドエリアネットワーク)、PSTN(公衆交換電話網)、インターネット等であってもよい。

0034

携帯情報装置200A〜200Eそれぞれは、パーソナルコンピューターである。携帯情報装置200A〜200Eのハードウェア構成および機能は同じなので、ここでは特に言及しない限り携帯情報装置200Aを例に説明する。なお、携帯情報装置200A〜200Eそれぞれは、後述する図4の機能を有していればよい。したがって、携帯情報装置200A〜200Eそれぞれは、後述する図4の機能と同様の機能を有する携帯情報端末であってもよい。このような携帯情報端末として、例えば、スマートフォンタブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)等がある。

0035

図2は、MFP400のハードウェア構成の概要の一例を示すブロック図である。図2を参照して、MFP400は、メイン回路410を含む。メイン回路410は、CPU411と、通信インターフェース(I/F)部412と、ROM(Read Only Memory)413と、RAM(Random Access Memory)414と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)415と、ファクシミリ部416と、外部記憶装置417と、を含む。CPU411は、自動原稿搬送装置420、原稿読取部430、画像形成部440、給紙部450および操作パネル460と接続され、MFP400の全体を制御する。

0036

ROM413は、CPU411が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM414は、CPU411がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM414は、原稿読取部430から連続的に送られてくる読取画像を一時的に記憶する。

0037

ファクシミリ部416は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部416は、受信したファクシミリデータを、HDD415に記憶するか、または、画像形成部440でプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部440に出力する。これにより、画像形成部440は、ファクシミリ部416により受信されたファクシミリデータに基づく画像を給紙部450により供給される用紙上に形成する。また、ファクシミリ部416は、原稿読取部430によって読み取られたデータ、またはHDD415に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。

0038

通信I/F部412は、ネットワーク2AにMFP400を接続するためのインターフェースである。通信I/F部412は、TCP(Transmission Control Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)等の通信プロトコルで、ネットワーク2A,2Bに接続された携帯情報装置200A〜200Eと通信する。

0039

外部記憶装置417は、CPU411により制御され、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)418、または半導体メモリが装着される。CPU411は、外部記憶装置417を介してCD−ROM418または半導体メモリにアクセス可能である。CPU411は、外部記憶装置417に装表されたCD−ROM418または半導体メモリに記録されたプログラムをRAM414にロードして実行する。なお、CPU411が実行するプログラムは、CD−ROM418に記録されたプログラムに限られず、HDD415に記憶されたプログラムをRAM414にロードして実行するようにしてもよい。この場合、通信I/F部412に接続されるネットワークを介して、ネットワークに接続された他のコンピューターが、MFP400のHDD415に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP400が、ネットワークに接続された他のコンピューターからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD415に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU411が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。

0040

なお、CPU411が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD−ROM418に限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード光カードマスクROMEPROM(Erasable Programable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの半導体メモリであってもよい。

0041

操作パネル460は、表示部461と操作部463とを含む。表示部461は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro−Luminescence Display)等のディスプレイであり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部463は、タッチパネル465と、複数のキーからなるハードキー部467と、を含む。ハードキー部467が含む複数のキーそれぞれは、接点スイッチを含み、CPU411に接続される。

0042

操作部463は、ハードキー部467が有する複数のキーが押下されると、押下されたキーに対応する指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。タッチパネル465は、表示部461の上面または下面に設けられ、操作ユーザーにより指示された位置の座標をCPU411に出力する。タッチパネル465は、操作ユーザーが指またはスタイラスペンで指示した位置を検出し、検出した位置の座標をCPU411に出力する。

0043

タッチパネル465は、表示部461の表示面と同じまたはそれ以上のサイズであるのが好ましい。タッチパネル465は、表示部461に重畳して設けられるので、タッチパネル465は、操作ユーザーが表示部461の表示面を指示すれば、表示部461の表示面中で操作ユーザーが指示した位置の座標をCPU411に出力する。タッチパネル465は、例えば、抵抗膜方式表面弾性波方式赤外線方式電磁誘導方式静電容量方式を用いることができ、その方式は限定されない。

0044

操作部463が受け付け可能な操作は、ハードキー部467が有する複数のキーを押下する操作、タッチパネル465を指示するシングルタッチ操作およびマルチタッチ操作を含む。

0045

HDD415には、1以上の会議の日時が割り当てられたスケジュールおよび各会議で用いられる資料となる発表データが予め記憶されている。発表データは、会議に参加する1以上のユーザーによって共有されるデータであり、携帯情報装置200A〜200Eそれぞれがアクセス可能となっている。また、CPU411は、予め定められた会議ごとに、携帯情報装置200A〜200Eを用いて会議に参加するユーザーを管理する。例えば、携帯情報装置200A〜200Eの各ユーザーは、会議の開始時に、予め付与されたユーザーID(識別子)およびパスワードを用いてCPU411へ会議の参加を要求する。HDD415には、予め複数のユーザーにそれぞれ対応するユーザーIDおよびパスワードが管理情報として記憶されている。CPU411は、携帯情報装置200A〜200Eから会議への参加要求があると、参加要求とともに入力されるユーザーIDおよびパスワードを管理情報と比較することにより、その参加要求を許可するか否かを判断する。

0046

CPU411は、携帯情報装置200A〜200Eのいずれかからの会議への参加要求を許可する場合に、その参加要求に対応する会議の発表データを、当該携帯情報装置にダウンロードさせる。また、CPU411は、携帯情報装置200A〜200Eのうち参加要求を許可した1以上の携帯情報装置の動作を管理する。

0047

本実施の形態に係る会議システム1においては、携帯情報装置200A〜200Eを用いて会議に参加している複数のユーザーそれぞれは、CPU411に自己発表者となるべき旨を要求することができる。CPU411は、あるユーザーから発表者となるべき旨の要求を受けた場合に、予め定められた条件に従ってそのユーザーからの要求を許可するか否かを判断する。

0048

例えば、CPU411は、携帯情報装置200A〜200Eのいずれか、例えば、携帯情報装置200Aからの発表者となるべき旨の要求を許可する場合に、その携帯情報装置に発表権限を付与する。一方、CPU411は、携帯情報装置200Aからの発表者となるべき旨の要求を許可しない場合に、その携帯情報装置200Aに発表権限を付与しない。発表権限とは、一の会議についての発表データのうちその会議に参加する全てのユーザーに提示すべき画像(以下、発表画像と呼ぶ。)を指定するとともに、自己の発言を全てのユーザーに出力する権限を意味する。

0049

任意のユーザーは、MFP400にHDD415に記憶された発表データに基づく原稿(以下、発表原稿と呼ぶ。)の作成を指示することができる。例えば、帯情報装置200A〜200Eを携帯しないユーザーが、発表データに基づく画像が形成された用紙を用いて会議に参加する場合である。ユーザーが、操作パネル460を操作することにより、発表データを指定する操作を入力する場合、CPU411は、画像形成部440を制御して、発表データに基づく画像を用紙に形成させる。このようにして、MFP400により発表原稿が作成される。発表原稿は、発表データに基づく画像が形成された記録媒体の一例である。発表原稿のサイズは、発表原稿の作成を指示したユーザーが指定するサイズである。例えば、A4の用紙サイズを指定する場合には、発表原稿のサイズはA4であり、A3の用紙サイズを指定する場合には、発表原稿のサイズはA3である。また、発表データが複数ページからなる場合、発表原稿は、発表データに含まれる複数ページごとに用紙に形成する場合には、複数ページのページ数と同じ枚数の用紙からなる。また、発表原稿は、発表データに含まれる複数ページの2以上の画像を1枚の用紙に形成する場合には、複数ページのページ数より少ない枚数の用紙からなる。例えば、発表データに10ページが含まれており、2ページを1枚の用紙に形成する場合は、発表原稿は、5枚の用紙からなり、4ページを1枚の用紙に形成する場合は、発表原稿は、3枚の用紙からなる。

0050

発表原稿を入手したユーザーは、会議に参加している間に、発表原稿に手書きでメモを追加する場合がある。ここで、手書きのメモが追加された発表原稿の画像を発表原稿画像という。この場合、ユーザーは、例えば、会議の終了後に、操作パネル460を操作してMFP400にログインし、MFP400にメモが追加された発表原稿を読み取らせることができる。具体的には、ユーザーが、発表原稿を自動原稿搬送装置420に載置し、操作パネル460に読み取りを指示する操作を入力すれば、CPU411は、原稿読取部430を制御して、発表原稿画像を読み取り、読み取った読取データを、ログインしたユーザーのユーザー識別情報と対応付けてHDD415に記憶する。

0051

さらに、MFP400に発表原稿画像を読み取らせたユーザーは、MFP400に、携帯情報装置200A〜200Eのいずれかに読取データとユーザー識別情報との組を送信させることができる。例えば、MFP400に発表原稿画像を読み取らせたユーザーが操作パネル460を操作して、携帯情報装置200A〜200Eのいずれかを指定するとともに、HDD415に記憶された読取データの送信を指示する操作を入力すれば、CPU411は、読取データおよびユーザー識別情報を指定された携帯情報装置に送信する。また、CPU411は、携帯情報装置200A〜200EのいずれかからHDD415に記憶された読取データの送信要求があった場合に、要求された読取データと、その読取データに対応付けられたユーザー識別情報とを、送信要求を送信してきた携帯情報装置に送信する。

0052

図3は、本実施の形態における携帯情報装置200Aのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。図3を参照して、本実施の形態における携帯情報装置200Aは、携帯情報装置200Aの全体を制御するための中央演算装置(以下「CPU」という)201と、CPU201が実行するプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)202と、CPU201の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)203と、データを不揮発的に記憶するフラッシュメモリ204と、情報を表示する表示部205と、ユーザーの操作を受け付ける操作部206と、携帯情報装置200Aの周辺音声を受ける音声入力部207と、音声を出力する音声出力部208と、無線LANI/F(無線ローカルエリアネットワークインターフェース)209と、外部記憶装置210と、を含む。

0053

フラッシュメモリ204は、CPU201が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。CPU201は、フラッシュメモリ204に記録されたプログラムを、RAM203にロードして実行する。CPU201がフラッシュメモリ204に記録されたプログラムを実行することにより、後述する参照情報および会議情報が生成され、生成された参照情報および会議情報がフラッシュメモリ204に記憶される。

0054

表示部205は、LCD(液晶表示装置)、有機ELD(有機エレクトロルミネッセンス表示装置)等である。操作部206は、メインキー206Aと、タッチパネル206Bと、キーボード206Cと、マウス206Dと、を備える。メインキー206Aは、例えば接点スイッチで構成されるハードキーである。タッチパネル206Bは、表示部205の上面または下面に表示部205に重畳して設けられる。タッチパネル206Bは、表示部205の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出し、検出された表示面の位置をCPU201に出力する。

0055

CPU201は、表示部205に表示されている画面と、タッチパネル206Bにより検出された位置とに基づいて、ユーザーの操作による各種の指示、文字、数字等のデータの入力を受け付ける。例えば、表示部205にテンキーの画像を含む画面を表示する場合には、タッチパネル206Bによる検出された位置に表示されたキーに対応する数字を受け付ける。さらに、CPU201は、タッチパネル206Bから入力される位置情報に基づいて、描画を検出することも可能である。具体的には、CPU201は、タッチパネル206Bにより検出される位置の画素画素値を「1」とし、他の画素の画素値を「0」とする手書き画像を示す描画データを生成する。

0056

キーボード206Cは、複数の英数キーを含む。CPU201は、ユーザーにより押下操作された英数キーを検出し、ユーザーの操作による各種の文字、数字等のデータの入力を受け付ける。マウス206Dは、表示部205に表示されるマウスポインタにより任意の位置を指示するための位置指示機構と、1以上のハードキーと、を含む。マウス206Dの位置指示機構は、ユーザーにより指示された位置情報をCPU201に出力する。マウス206Dのハードキーは、ユーザーの操作によるオンオフ信号をCPU201に出力する。CPU201は、マウス206Dから入力される位置情報に基づいて、表示部205の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する。また、CPU201は、マウス206Dから入力されるオン/オフ信号に基づいてユーザーによるマウス206Dの操作状態(例えばクリック操作ドラッグ操作等)を検出する。さらに、CPU201は、マウス206Dから入力される位置情報およびオン/オフ信号により検出される、位置情報および操作状態に基づいて描画を検出することも可能である。具体的には、CPU201は、マウス206Dにより指示される表示部205の表示面上の位置の画素の画素値を「1」とし、他の画素の画素値を「0」とする手書き画像を示す描画データを生成することもできる。

0057

音声入力部207は例えばマイクロホンであり、音声出力部208は例えばスピーカである。音声入力部207は、携帯情報装置200A周辺のユーザーの音声を集音し、集音した音を音声データに変換し、音声データをCPU201に出力する。音声出力部208は、CPU201により制御され、CPU201から入力される音声データを再生し、音を発生する。

0058

無線LANI/F209は、無線局3Aと通信し、携帯情報装置200Aをネットワーク2Aに接続するためのインターフェースである。携帯情報装置200Aに、MFP400のIP(Internet Protocol)アドレス登録しておくことにより、携帯情報装置200Aは、MFP400と通信することができ、データの送受信が可能となる。なお、本実施の形態においては、携帯情報装置200Aが無線LANI/F209を用いて、MFP400と通信する場合を例に説明するが、他の通信方法を用いて通信するようにしてもよい。具体的には、携帯情報装置200AおよびMFP400が、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線装置を搭載する場合には、携帯情報装置200Aが、MFP400と、1対1で通信するようにしてもよい。

0059

外部記憶装置210は、携帯情報装置200Aに着脱自在であり、会議関連情報再現プログラムが記憶されたCD−ROM210Aを装着可能である。CPU201は、外部記憶装置210を介してCD−ROM210Aにアクセス可能である。CPU201は、外部記憶装置210に装着されたCD−ROM210Aに記録された会議関連情報再現プログラムを、RAM203にロードして実行することが可能である。また、CPU201は、CD−ROM210Aに記録された会議関連情報再現プログラムを、ROM202またはフラッシュメモリ204に記憶させてもよい。この場合、CPU201は、ROM202またはフラッシュメモリ204に記憶された会議関連情報再現プログラムをRAM203にロードして実行することが可能である。

0060

CPU201が実行するプログラムは、ROM202、フラッシュメモリ204およびCD−ROM210Aに予め記憶されたプログラムに限られない。CPU201は、例えばフラッシュメモリ204に記憶されたプログラムであって、ネットワーク2A,2Bまたはインターネット5に接続された他のコンピューターにより書換えられたプログラムを実行してもよい。また、CPU201は、ネットワーク2A,2Bまたはインターネット5に接続された他のコンピューターによりフラッシュメモリ204に追加して書き込まれた新たなプログラムを実行してもよい。さらに、CPU201は、ネットワーク2またはインターネット5に接続された他のコンピューターからダウンロードされたプログラムを実行してもよい。ここでいうプログラムは、CPU201が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、または暗号化されたプログラム等を含む。

0061

CPU201が実行するプログラムを記憶する媒体は、CD−ROM210Aに限られず、MO(Magnetic Optical disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。また、CPU201が実行するプログラムを記憶する媒体は、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の半導体メモリであってもよい。

0062

図4は、携帯情報装置200Aが備えるCPU201が有する機能の一例を示すブロック図である。図4においては、携帯情報装置200B〜200Eが他装置として示される。

0063

図4に示す機能は、携帯情報装置200A〜200Eそれぞれが備えるCPU201が、ROM202、フラッシュメモリ204、CD−ROM210Aに記憶された各種プログラムを実行することにより、CPU201に形成される機能である。携帯情報装置200A〜200Eそれぞれが備えるCPU201が有する機能は同じである。以下では、携帯情報装置200A〜200EのCPU201を代表して、携帯情報装置200AのCPU201が有する機能を説明する。

0064

図4を参照して、CPU201は、会議情報取得部110と、参照情報取得部120と、グループ化部130と、グループリスト表示部131と、グループ期間決定部133と、選択部134と、再生期間決定部138と、参照情報表示部150と、会議情報出力部160と、再生動作指示部170と、計時部190と、を含む。計時部190は、現時点時刻情報を取得し、取得した時刻情報を会議情報取得部110および参照情報取得部120に出力する。

0065

会議情報取得部110は、時間の経過に伴って変化する会議の状態に関する情報を会議情報として取得する。会議情報は、会議に参加するユーザーの携帯情報装置200A〜200Eのいずれかで生成される。会議情報取得部110は、装置モード発表モードにある状態で、会議情報を生成し、生成された会議情報を無線LANI/F209を介して他の携帯情報装置200B〜200Eに送信する。一方、会議情報取得部110は、装置モードが参加モードにある状態で、他の携帯情報装置200B〜200Eのうち発表モードにある携帯情報装置から送信される会議情報を受信する。会議情報取得部110は、発表モードで会議情報を生成し、参加モードで会議情報を受信するので、携帯情報装置200Aのユーザーが参加する会議の期間中、会議情報を継続して取得する。

0066

ここでは、会議に参加するユーザーの携帯情報装置200A〜200Eのうち装置モードが発表モードにある携帯情報装置200Aで会議情報を生成する場合を説明する。この場合、携帯情報装置200Aが有する会議情報取得部110が会議情報を生成し、無線LANI/F209を介して他の携帯情報装置200B〜200Eに会議情報を送信する。他の携帯情報装置200B〜200Eそれぞれが有する会議情報取得部110は、携帯情報装置200Aにより生成された会議情報を携帯情報装置200Aから受信することにより、会議情報を取得する。

0067

会議情報は、音声関連情報、発表画像関連情報およびポインタ関連情報を含む。音声関連情報は、発表権限が付与された発表者の音声を、その音声が発生された時刻に関連付けた情報である。発表画像関連情報は、発表データのうち発表者により指定される発表部分を、その発表部分が指定された時刻に関連付けた情報である。ポインタ関連情報は、発表者により指示されるマウスポインタの位置を、その位置が指示された時刻に関連付けた情報である。

0068

会議情報取得部110は、ユーザーが会議に参加している状態で、装置モードを発表モードと参加モードとのいずれかに切り換える。具体的には、会議情報取得部110は、デフォルトで装置モードを参加モードに設定する。会議情報取得部110は、装置モードが参加モードにある状態で操作部206により発表モードがユーザーにより選択されると、無線LANI/F209を制御して自己が発表者となるべき旨の要求信号をMFP400に送信する。会議情報取得部110は、MFP400によって発表者となるべき旨の要求が許可されることを条件に、すなわち携帯情報装置200Aのユーザーに発表権限が付与された場合に装置モードを発表モードに切り換える。一方、会議情報取得部110は、MFP400によって発表者となるべき旨の要求が許可されない場合、すなわち携帯情報装置200Aのユーザーに発表権限が付与されない場合、装置モードを発表者モードに切り換えることなく、参加モードを維持する。

0069

携帯情報装置200Aは、装置モードが発表モードに切り換えられている状態で、発表部分を設定することが可能である。発表部分は、会議に用いられる発表データのうち会議に参加するユーザーの携帯情報装置200A〜200Eそれぞれに表示される部分である。携帯情報装置200Aは、参加モードにある状態で、発表部分を設定することが不可能である。

0070

会議情報取得部110は、音声入力部207から入力される音声データを取得する。会議情報取得部110は、発表モードにある状態で計時部190により取得される時刻情報に基づいて発表開始時刻および発表終了時刻を検出する。発表開始時刻は、装置モードが参加者モードから発表モードに切り換えられた時刻であり、携帯情報装置200Aのユーザーが発表者になった時刻である。発表終了時刻は、装置モードが発表モードから参加者モードに切り換えられた時刻であり、携帯情報装置200Aのユーザーが発表者でなくなった時刻である。会議情報取得部110は、発表開始時刻から発表終了時刻の間に音声データを取得する。会議情報取得部110は、音声データを、検出された発表開始時刻および発表終了時刻と関連付けることにより音声関連情報を生成する。

0071

会議情報取得部110は、発表モードにある状態で、発表者がマウス206Dを操作することによるマウスポインタの位置を検出する。会議情報取得部110は、発表モードにある状態で、検出されたマウスポインタの位置を、計時部190により取得される時刻情報に関連付けることによりポインタ関連情報を生成する。

0072

会議情報取得部110は発表部分設定部111を含む。発表部分設定部111は、発表モードにある状態で、発表者が操作部206を操作して発表ページを指定すると、指定された発表ページを抽出するとともに、発表ページの全体を発表部分に設定する。また、発表部分設定部111は、発表ページが抽出された状態で、発表者が操作部206を操作して発表ページを拡大または縮小すると、発表ページ中で拡大または縮小後の領域を発表部分に設定する。会議情報取得部110は、発表モードにある状態で発表部分設定部111により設定された発表部分を、計時部190により取得される時刻情報に関連付けることにより発表画像関連情報を生成する。

0073

会議情報取得部110は、会議情報を取得することに応じて、会議情報に含まれる発表画像関連情報で特定される発表部分の画像を表示部205に表示するとともに、取得された会議情報を参照情報取得部120、グループリスト表示部131および会議情報出力部160に出力する。

0074

図5は、音声関連情報のフォーマットの一例を示す図である。図5を参照して、音声関連情報は、音声データの項目と、発表開始時刻の項目と、発表終了時刻の項目と、を含む。音声データの項目には、発表者の音声を電子データに変換した音声データが設定される。発表開始時刻の項目には、装置モードが発表モードに切り換えられた時刻が設定され、発表終了時刻の項目には、装置モードが発表モードから参加者モードに切り換えられた時刻が設定される。

0075

図6は、発表画像関連情報のフォーマットの一例を示す図である。図6を参照して、発表画像関連情報は、ページデータの項目と、部分データの項目と、時刻情報の項目と、を含む。ページデータの項目には、会議に用いられる発表データに含まれる複数ページのうち発表者により指定された発表ページを識別するためのページ識別情報が設定される。部分データの項目には、発表ページのうち発表者により指定された領域を識別するための領域識別情報が設定される。時刻情報の項目には、発表ページのうち発表者により領域が指定された時点の時刻が設定される。

0076

図7は、ポインタ関連情報のフォーマットの一例を示す図である。図7を参照して、ポインタ関連情報は、位置の項目と、時刻情報の項目と、を含む。位置の項目には、発表者がマウスポインタで表示部205の画面上を指示した位置を示す位置データが設定され、時刻情報の項目には、位置データで示される位置が指示された時刻が設定される。

0077

図4に戻って、参照情報取得部120は、参照情報を取得する。ここで、本実施の形態に係る参照情報には、発表データに対応する参照情報と、発表原稿に対応する参照情報とが含まれる。

0078

まず、発表データに対応する参照情報について説明する。発表データに対応する参照情報は、会議に参加する携帯情報装置200A〜200Eそれぞれのユーザーが入力する追加情報を、その追加情報が入力される発表データ中の位置およびその追加情報が入力される時刻と関連付けた情報である。具体的には、参照情報は、追加情報を入力したユーザーを識別するためのユーザー識別情報と、追加情報と、追加情報の発表データ中の位置を示す位置情報と、入力期間と、を含む。

0079

参照情報取得部120は、操作部206が追加情報を受け付けると、発表データに対応する参照情報を生成するとともに、生成された参照情報を、無線LANI/F209を介して、他の携帯情報装置200B〜200Eそれぞれに送信する。追加情報は、携帯情報装置200Aを操作するユーザーが操作部206を操作して、入力する情報を含む。参照情報取得部120は、例えばキーボード206Cまたはソフトキーボードが文字列を受け付けると受け付けられた文字列を追加情報として受け付ける。また、参照情報取得部120は、ユーザーが指またはスタイラスペン等で指示する表示部205の表面中の位置を、タッチパネル206Bが検出する場合、検出された位置に基づいて手書きの描画を追加情報として受け付ける。

0080

参照情報取得部120は、追加情報を受け付ける場合、携帯情報装置200Aを操作するユーザー、追加情報が入力された発表データ中の位置、および入力期間を決定する。具体的には、参照情報取得部120は、携帯情報装置200Aにログインしたユーザーを携帯情報装置200Aを操作するユーザーに決定する。また、参照情報取得部120は、会議情報取得部110から入力される会議情報に含まれる発表画像関連情報で特定される発表部分と、表示部205に表示されている発表部分の画像中で追加情報が入力される領域の位置を位置情報に決定する。位置情報は、会議データに含まれる複数ページのうち発表部分が含まれるページを識別するためのページ識別情報と、そのページ中で追加情報が配置される領域の位置を示す領域位置情報と、を含む。さらに、参照情報取得部120は、計時部190により取得される時刻情報に基づいて、入力期間を決定する。入力期間は、追加情報の入力が開始された入力開始時刻から追加情報の入力が終了した入力終了時刻までの期間である。

0081

参照情報取得部120は、無線LANI/F209が他の携帯情報装置200B〜200Eのいずれかから発表データに対応する参照情報を受信すると、受信された参照情報を取得する。このため、参照情報取得部120は、携帯情報装置200Aを操作するユーザーが入力する追加情報に対応する参照情報を生成し、携帯情報装置200B〜200Eを操作するユーザーが入力する追加情報に対応する参照情報を受信するので、会議の期間中、会議に参加する全てのユーザーが入力する追加情報にそれぞれ対応する参照情報を継続して取得する。参照情報取得部120は、取得された発表データに対応する参照情報をグループ化部130および再生期間決定部138に出力する。

0082

図8は、発表データに対応する参照情報のフォーマットの一例を示す図である。図8を参照して、発表データに対応する参照情報は、ユーザーIDの項目と、追加情報の項目と、位置情報の項目と、入力期間の項目と、を含む。ユーザーIDの項目には、ユーザーを識別するためのユーザー識別情報が設定される。追加情報の項目には、ユーザーIDの項目に設定されたユーザー識別情報で特定されるユーザーにより入力される追加情報が設定される。位置情報の項目には、会議データ中で追加情報が入力される領域の位置を示す位置情報が設定される。入力期間の項目は、開始時刻の項目と、終了時刻の項目と、を含む。開始時刻の項目は、追加情報の入力が開始された入力開始時刻が設定され、終了時刻の項目は、追加情報の入力が終了した入力終了時刻が設定される。

0083

上記のように、発表データに対応する追加情報は、表示部205に表示される発表部分の画像上に入力される。ここで、発表データはページごとに当該ページの基準サイズを規定するための予め定められた基準画像(例えば、枠など)を含むものとする。この場合、基準サイズに対する追加情報の相対的なサイズは、基準サイズに対する発表部分のサイズの割合、表示部205に表示される発表部分の画像サイズおよび発表部分の画像上に入力された追加情報のサイズに基づいて一義的に定まる。

0084

続いて、発表原稿に対応する参照情報について説明する。発表原稿に対応する参照情報は、基本的には、発表原稿を用いて会議に参加したユーザーが発表原稿に手書きで書き込んだメモをデータ化したものである。

0085

図4を参照して、参照情報取得部120は、発表原稿の読取データに基づいて発表原稿に対応する参照情報を生成する。参照情報取得部120は、読取データ取得部121、追加情報抽出部122、位置決定部123、記録媒体対応生成部124、条件画像判定部125、ユーザー識別情報取得部126およびサイズ決定部127を含む。

0086

例えば、ユーザーがMFP400の操作パネル460を操作して、携帯情報装置200Aへの読取データの送信を指示すれば、上述したようにMFP400は、HDD415に記憶された読取データおよびその読取データに対応するユーザー識別情報を携帯情報装置200Aに送信する。読取データ取得部121は、MFP400から受信される読取データを取得する。また、ユーザー識別情報取得部126は、MFP400から読取データとともに受信されるユーザー識別情報を取得する。

0087

上記のように、発表原稿のサイズは必ずしも一定の大きさであるとは限らない。また、発表原稿においては、1枚の用紙に形成されるページ数も一定であるとは限らない。そのため、読取データにおいては、基準サイズに対する1ページ当たりの画像サイズの割合が発表原稿ごとに異なる可能性が高い。

0088

そこで、本実施の形態に係る追加情報抽出部122は、まず1枚の発表原稿に対応する読取データから、当該発表原稿に含まれる1以上のページを抽出する。この抽出処理は、例えば、パターンマッチング等を用いて発表原稿のページごとに設けられる基準画像を検出することにより実行される。

0089

その後、追加情報抽出部122は、抽出されたページごとの読取データとページごとの発表データとを対比することにより、読取データから発表データに存在しない画像を追加情報として抽出する。すなわち、追加情報抽出部122は、発表原稿画像に存在するが発表画像に存在しない画像を発表原稿に対応する追加情報として抽出する。このとき、追加情報抽出部122は、抽出した追加情報をベクトル化してもよい。これにより、追加情報を表示する際の当該追加情報の画質が向上するとともに、追加情報のデータ量を低減することができる。

0090

さらに、追加情報抽出部122は、抽出されたページごとの読取データに含まれる基準画像に基づいて、読取データの1ページ分の画像サイズを読取基準サイズとして定義した上で、読取基準サイズに対する追加情報のサイズの割合を拡大縮小率として算出する。

0091

発表原稿には、発表画像が形成される発表画像領域に加えて、発表画像領域を取り囲む余白領域が含まれる。そのため、発表原稿を使用するユーザーは、発表画像領域から余白領域に延びる引き出し線を用いて余白領域にメモを記載する可能性がある。そこで、余白領域にメモがあることを示すと考えられる特定の形状を有する画像を条件画像として設定する。本実施の形態では、発表データに含まれる複数ページの画像のいずれからの内から外に延びる画像、例えば発表原稿画像のうち発表画像領域から余白領域に延びる線状の画像を、条件画像として設定する。

0092

条件画像判定部125は、追加情報抽出部122により抽出される追加情報に条件画像が存在するか否かを判定する。

0093

位置決定部123は、読取データ中における抽出された追加情報の位置に対応する発表データ中の位置を、抽出された追加情報の追加された位置として決定し、決定した位置を示す情報を当該追加情報に対応する位置情報とする。また、位置決定部123は、条件画像判定部125により条件画像が存在すると判定された場合、発表データに含まれる複数ページのうち条件画像と重なる発表画像のページ中で、当該ページの条件画像の発表画像領域内の端部の位置を当該追加情報の追加された位置に決定する。これにより、追加情報の位置を発表データのページ内の適切な位置に決定することができる。

0094

さらに、位置決定部123は、追加情報抽出部122により抽出された追加情報が発表データに含まれる複数ページの画像のいずれの内に存在しない場合、発表データに含まれる複数ページのうち抽出された追加情報が最も近い画像に対応するページと、対応するページに対する抽出された追加情報の相対的な位置と、を追加情報の位置として決定する。

0095

このように、発表データに基づく画像が形成された発表原稿を読み取った読取データから抽出される追加情報の発表データ中の位置が追加情報が最も近い画像に対応するページに対する抽出された追加情報の相対的な位置に決定されるので、読取データから抽出される追加情報を、1以上のグループのいずれかに分類することができる。このため、読取データから抽出される追加情報を、発表データに追加された追加情報とともに再現することができる。

0096

ここで、発表画像または発表原稿上に書き込まれる追加情報の大きさは、ユーザーによって異なる。追加情報が文字である場合、複数のユーザーによってそれぞれ書き込まれる複数の追加情報の大きさにばらつきがあると、後述するように複数の追加情報を表示部205に表示する際に各追加情報を確認しにくい。

0097

追加情報に含まれる複数の文字それぞれは、例えば追加情報を含む描画画像を表す画素値のヒストグラム等に基づいて検出することができ、1文字のサイズを検出することができる。そこで、サイズ決定部127は、複数の追加情報の各々を、文字のサイズが適切な大きさで表示部205に表示することができるように、読取データおよび発表データのうち少なくとも一方に基づいて、追加情報ごとに基準サイズに対する当該追加情報の理想的なサイズを適切文字サイズとして決定する。この場合、適切文字サイズは、例えば読取データに対応する発表原稿に記載された複数の文字の最大、最小または平均のサイズと同じ大きさであってもよいし、発表データ中の複数の文字の最大、最小または平均のサイズと同じ大きさであってもよい。これにより、抽出された追加情報が、発表データの各ページまたは文字等のサイズに応じたサイズで表示されるので、表示される追加情報のサイズのばらつきを低減することができる。

0098

あるいは、サイズ決定部127は、複数の追加情報の各々を文字のサイズが適切な大きさで表示部205に表示することができるように、携帯情報装置200A〜200Eのいずれかにおいて発表画像に追加された追加情報のサイズに基づいて、適切文字サイズを決定するようにしてもよい。この場合、適切文字サイズは、例えば携帯情報装置200A〜200Eのいずれかにおいて発表画像に追加された複数の追加情報の最大、最小または平均のサイズと同じ大きさであってもよい。これにより、抽出された追加情報が、携帯情報装置200A〜200Eのいずれかにより発表データに追加された追加情報のサイズに応じたサイズで表示されるので、追加情報のサイズのばらつきを低減することができる。

0099

記録媒体対応生成部124は、ユーザー識別情報取得部126により取得されるユーザー識別情報、追加情報抽出部122により抽出された追加情報、追加情報抽出部122により算出された拡大縮小率、位置決定部123により決定される位置を示す位置情報、条件画像判定部125による判定結果、およびサイズ決定部127により決定された適切文字サイズに基づいて、発表原稿に対応する参照情報を生成する。

0100

図9は、発表原稿に対応する参照情報のフォーマットの一例を示す図である。図9を参照して、発表原稿に対応する参照情報は、ユーザーIDの項目と、追加情報の項目と、位置情報の項目と、拡大縮小率の項目と、適切文字サイズの項目と、条件画像判定結果の項目と、を含む。ユーザーIDの項目には、ユーザー識別情報取得部126により取得されるユーザー識別情報が設定される。追加情報の項目には、追加情報抽出部122により抽出された追加情報が設定される。位置情報の項目には、位置決定部123により決定された追加情報の位置を示す位置情報が設定される。拡大縮小率の項目には、追加情報抽出部122により算出される拡大縮小率が設定される。適切文字サイズの項目には、サイズ決定部127により決定された適切文字サイズが設定される。条件画像判定結果の項目には、条件画像判定部125による判定結果が設定される。参照情報取得部120は、取得された発表原稿に対応する参照情報をグループ化部130に出力する。

0101

なお、発表原稿に対応する参照情報は、少なくとも追加情報および位置情報の項目を含んでいればよく、ユーザーID、拡大縮小率、適切文字サイズおよび条件画像判定結果の項目を含まなくてもよい。

0102

図4に戻って、グループ化部130は、参照情報取得部120から入力される複数の参照情報を、1以上のグループのいずれかに分類する。本実施の形態では、グループ化部130は、まず発表データに対応する複数の参照情報について、位置情報により示される位置が発表データ中の所定範囲内にありかつ入力開始時刻が所定期間以内である1以上の参照情報を同じグループに分類する。なお、入力開始時刻が所定期間以内の1以上の参照情報を同じグループに分類するようにしてもよい。ここで、所定範囲および所定期間は、携帯情報装置200Aを操作するユーザーにより設定されてもよいし、会議システム1において予め定められてもよい。会議システム1において予め定められる場合、所定範囲および所定期間は、携帯情報装置200A〜200Dで同じ値となる。所定範囲および所定期間は、携帯情報装置200Aのユーザーにより設定される値である。所定範囲が短いほど、または所定期間が短いほど、グループ数が多くなる。反対に、所定範囲が長いほど、または所定期間が長いほど、グループ数が少なくなる。ここでは、グループ化部130が、位置情報により示される位置が発表データ中の所定範囲内にあり、かつ入力開始時間が所定期間以内である1以上の参照情報を同じグループに分類する場合を例に説明する。

0103

上記のように、発表画像に対応する参照情報には入力期間が含まれない。そこで、グループ化部130は、発表データに対応する複数の参照情報をグループ化した後、発表原稿に対応する複数の参照情報の各々を、発表データに対応する複数の参照情報が分類された複数のグループのうち、当該参照情報の追加情報の位置が、複数のグループのうちの1または複数のグループであって当該グループに含まれる複数の参照情報のいずれかの位置から所定範囲に含まれるグループのすべてに分類する。これにより、発表データに対応する複数の参照情報と記録媒体に対応する複数の参照情報とを複数のグループに適切に分類することができる。また、グループ化部130は、発表原稿に対応する参照情報の位置から所定範囲内に発表データに基づいて設定されたグループが存在しない場合に、その参照情報から最も近い位置にあるグループに当該参照情報を分類する。なお、グループ化部130は、参照情報取得部120からの入力が発表画像に対応する参照情報のみである場合、位置情報により示される位置が発表データ中の所定範囲内にある1以上の参照情報を同じグループに分類する。

0104

グループ化部130は、複数の参照情報を1以上のグループに分類した後、1以上のグループごとに1以上の参照情報を、グループリスト表示部131、グループ期間決定部133、参照情報表示部150に出力する。

0105

グループ期間決定部133には、グループ化部130から1以上のグループごとに発表データに対応する1以上の参照情報が入力される。グループ期間決定部133は、1以上のグループごとにグループ期間を決定する。グループ期間決定部133は、1以上のグループごとに、そのグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる入力期間に基づいてグループ期間を決定する。具体的には、グループ期間決定部133は、処理対象とするグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の入力開始時刻のうち最も前の時刻から処理対象とするグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の入力終了時刻のうち最も後の時刻までの期間をグループ期間として決定する。グループ期間決定部133は、1以上のグループごとに決定されたグループ期間を再生期間決定部138に出力する。

0106

ここで、参照情報取得部120からグループ化部130に入力される参照情報が発表画像に対応する参照情報のみである場合、グループ期間決定部133に入力される参照情報には入力期間が存在しない。そこで、グループ期間決定部133は、入力される参照情報の全てに入力期間が存在しない場合に、例えば全てのグループのグループ期間を発表開始時刻から発表終了時刻までの期間に決定する。

0107

グループリスト表示部131は、グループ化部130から1以上のグループごとに1以上の参照情報が入力され、会議情報取得部110から会議情報が入力される。グループリスト表示部131は、1以上のグループそれぞれを識別するためのグループ識別情報を表示部205に選択可能に表示する。グループリスト表示部131は、グループ化部130から1以上のグループごとに1以上の参照情報に基づいて、1以上のグループそれぞれのグループ識別情報を生成する。グループ識別情報は、そのグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の追加情報、そのグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の位置情報で特定される領域の位置を示す情報およびそのグループのグループ期間のうち少なくとも1つである。

0108

ここでは、グループ識別情報を、グループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の追加情報およびそのグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の位置情報とする場合を例に説明する。グループリスト表示部131は、グループに属する1以上の参照情報と、会議情報取得部110から入力される会議情報に含まれる発表画像関連情報とに基づいて、1以上の参照情報にそれぞれ対応する1以上の参照画像を生成する。参照画像は、参照情報に含まれるユーザー識別情報と、追加情報と、発表画像関連情報で特定される発表部分中で参照情報に含まれる位置情報で特定される領域の画像と、を含む。具体的には、グループリスト表示部131は、発表画像関連情報で特定される発表部分中で、参照情報に含まれる位置情報で特定される領域を含む部分の画像に、参照情報に含まれる追加情報の画像を参照情報に含まれる位置情報で特定される領域に合成した画像に、参照情報に含まれるユーザー識別情報の画像を付加することにより、参照画像を生成する。グループリスト表示部131は、グループに属する1以上の参照情報にそれぞれ対応する1以上の参照画像を生成し、生成された1以上の参照画像を配列した画像をグループ識別情報として生成する。グループリスト表示部131は、1以上のグループにそれぞれ対応して生成された1以上のグループ識別情報を配列したグループリストを表示部205に表示する。

0109

選択部134は、グループ選択部135、参照情報選択部136および指標選択部137を含む。グループ選択部135は、グループリスト表示部131により表示部205に選択可能に表示された1以上のグループ識別情報のうちから1つをユーザーが操作部206に入力する操作に基づいて選択する。具体的には、グループ選択部135は、例えば表示部205に表示される1以上のグループ識別情報のうちのいずれかの位置にマウスポインタが配置された状態でマウス206Dのクリック操作を受け付けることにより、マウスポインタが配置される位置に表示されたグループ識別情報で識別されるグループを選択する。これにより、ユーザーは所望のグループを容易に選択することができる。グループ選択部135は、ユーザーによりグループが選択されることに応じて、選択されたグループのグループ識別情報を再生期間決定部138および参照情報表示部150に出力する。

0110

参照情報選択部136は、グループ選択部135によりグループが選択された状態で、選択されたグループ識別情報に含まれる1以上の参照画像のうち1つをユーザーが操作部206に入力する操作に基づいて選択する。具体的には、参照情報選択部136は、グループ識別情報に含まれる1以上の参照画像のうちのいずれかの位置にマウスポインタが配置された状態で、マウス206Dのクリック操作を受け付けることにより、マウスポインタが配置される位置に表示された参照画像に対応する参照情報を選択する。参照情報選択部136は、ユーザーにより参照情報が選択されることに応じて、選択された参照情報を識別するための参照情報識別情報を再生期間決定部138および参照情報表示部150に出力する。

0111

後述するように、参照情報選択部136により参照情報が選択されると、参照情報表示部150により表示部205に選択された参照情報の追加情報が表示される。このとき、当該参照情報が条件画像の存在を示す判定結果を含む場合には、追加情報に代えて、当該参照情報の存在を示す指標が表示部205に表示される。

0112

指標選択部137は、参照情報選択部136により参照情報が選択されることにより表示部205に1以上の指標が表示された状態で、1以上の指標のうち1つをユーザーが操作部206に入力する操作に基づいて指標を選択する。具体的には、指標選択部137は、参照情報に含まれる1以上の指標のうちのいずれかの位置にマウスポインタが配置された状態で、マウス206Dのクリック操作を受け付けることにより、マウスポインタが配置される位置に表示された指標に対応する指標を選択する。指標選択部137は、ユーザーにより指標が選択されることに応じて、選択された指標を識別するための指標識別情報を参照情報表示部150に出力する。

0113

再生期間決定部138は、グループ期間決定部133から1以上のグループそれぞれのグループ期間が入力され、選択部134からグループ識別情報が入力される。再生期間決定部138は、グループ識別情報が入力されることに応じて、グループ期間決定部133から入力される1以上のグループそれぞれのグループ期間のうちからグループ識別情報で特定されるグループのグループ期間を決定し、決定したグループ期間を再生期間に決定する。再生期間は、再生開始時刻から再生終了時刻までの期間を示す。再生期間決定部138は、選択部134からグループ識別情報が与えられると、グループ期間決定部133から入力される1以上のグループそれぞれのグループ期間のうちからグループ識別情報が示すグループのグループ期間を再生期間に決定する。

0114

さらに、再生期間決定部138は、選択部134からグループ識別情報が入力された後に、参照情報識別情報が入力される場合がある。再生期間決定部138は、選択部134から参照情報識別情報が与えられると、参照情報取得部120から入力される複数の参照情報のうちから参照識別情報が示す参照情報を特定し、特定された参照情報に含まれる入力期間を再生期間に決定する。再生期間決定部138は、決定された再生期間を会議情報出力部160に出力する。

0115

会議情報出力部160は、会議情報取得部110から会議情報が入力され、再生期間決定部138から再生期間が入力される。会議情報出力部160は、会議情報のうち再生期間に対応する部分を出力する。これにより、追加情報が入力された期間の会議の状態を限定して再現することができる。会議情報出力部160は、発表データ部分表示部161を含むとともに、図示しない会議音声出力部、テキスト変換出力部、静的出力制御部および動的出力制御部を含む。

0116

発表データ部分表示部161は、会議情報取得部110により取得される会議情報の発表画像関連情報に基づいて、再生期間中に対応する発表部分を発表画像として表示部205の表示面中で予め定められた再現領域に表示する。具体的には、発表データ部分表示部161は、発表画像関連情報のうち時刻情報の項目に再生期間内の時刻が設定された発表画像関連情報を抽出する。発表データ部分表示部161は、抽出された発表画像関連情報のページデータの項目に設定されたページ識別情報および部分データの項目に設定された領域識別情報で特定される発表データ中の発表部分を特定する。

0117

会議音声出力部は、会議情報取得部110により取得される会議情報の音声関連情報に基づいて、再生期間中の発表者の音声を音声出力部208から出力する。具体的には、会議音声出力部は、音声データの項目に再生期間内の時刻が設定された音声関連情報をすべて抽出する。会議音声出力部は、抽出された音声関連情報の音声データの項目に設定された音声データを音声出力部208から出力する。それにより、ユーザーは会議における発表内容をより詳細に把握することができる。

0118

テキスト変換出力部は、音声認識することにより会議情報取得部110から取得される音声関連情報の音声データをテキストデータに変換する。また、テキスト変換出力部は、再生期間中の音声を文字認識したテキストデータの文字列を表示部205の表示面で予め定められた領域に表示する。具体的には、テキスト変換出力部は、音声データの項目に再生期間内の時刻が設定された音声関連情報をすべて抽出する。テキスト変換出力部は、抽出された音声関連情報の音声データをテキストデータに変換し、変換されたテキストデータの文字列を表示部205に表示する。それにより、会議中の発表者の音声をユーザーに視覚で認識させることができる。

0119

テキスト変換出力部は、再生期間中のテキストデータの文字列に限らず再生期間以外の期間におけるテキストデータの文字列を表示部205に表示してもよい。この場合、テキスト変換出力部は、例えば再生期間中のテキストデータの文字列を再生期間を除く期間中のテキストデータの文字列とは異なる表示態様強調表示する。それにより、ユーザーは、再生期間における発表者の音声を容易に認識することができる。

0120

静的出力制御部は、会議情報取得部110により取得される会議情報のポインタ関連情報に基づいて、再生期間中のマウスポインタの軌跡を示す軌跡画像を、表示部205に発表データ部分表示部161により表示される発表画像上に重畳表示する。具体的には、静的出力制御部は、ポインタ関連情報のうち時刻情報の項目に再生期間内の時刻が設定されたポインタ関連情報をすべて抽出する。静的出力制御部は、再現領域中で、抽出されたポインタ関連情報の位置の項目に設定された位置データで特定される位置を含む軌跡画像を表示する。再現領域には、再現期間における発表部分の画像が表示されているので、ユーザーは、再生期間における発表者のマウスポインタの軌跡を発表部分とともに容易に認識することができる。静的出力制御部は、マウスポインタの軌跡画像の表示態様を時間の経過とともに変化させて表示する。それにより、ユーザーは再生期間における発表者のマウスポインタの移動方向、移動速度等の操作状態を認識することができる。

0121

動的出力制御部は、会議情報取得部110により取得される会議情報のポインタ関連情報に基づいて、再生期間中のマウスポインタの動きを示す動画を表示部205の再現領域に重畳表示する。具体的には、動的出力制御部は、ポインタ関連情報のうち時刻情報の項目に再生期間内の時刻が設定されたポインタ関連情報をすべて抽出する。動的出力制御部は、再現領域中で、抽出されたポインタ関連情報の位置の項目に設定された位置データで特定される位置にマウスポインタの画像を表示する。再現領域には、再現期間における発表部分の画像が表示されているので、ユーザーは、再生期間における発表者のマウスポインタの位置、移動方向および移動速度等の操作状態を容易に認識することができる。

0122

再生動作指示部170は、発表者が操作部206を操作して会議情報の再生に関する動作を指示すると、指示された動作を受け付ける。また、再生動作指示部170は、指示された動作に基づいて会議情報出力部160の動的出力制御部を制御する。例えば、再生動作指示部170は、会議情報の再生が指示されると、動的出力制御部に再生期間中のポインタの動きを示す動画を再生させる。また、再生動作指示部170は、会議情報の再生中に会議情報の再生の停止が指示されると、動的出力制御部に再生されている動画を停止させる。さらに、再生動作指示部170は、会議情報の逆再生が指示されると、動的出力制御部に再生期間中のポインタの動きを示す動画を逆再生する。また、再生動作指示部170は、会議情報の逆再生中に会議情報の逆再生の停止が指示されると、動的出力制御部に逆再生されている動画を停止させる。

0123

なお、再生動作指示部170は、指示された動作に基づいて動的出力制御部により会議音声出力部を制御してもよい。この場合、再生動作指示部170は、会議情報の再生が指示されると、動的出力制御部により会議音声出力部に再生期間中の発表者の音声を再生させる。また、再生動作指示部170は、会議情報の再生中に会議情報の再生の停止が指示されると、動的出力制御部により会議音声出力部に再生されている音声を停止させる。

0124

会議情報出力部160は、再生期間決定部138により決定された再生期間に対応する会議情報の部分を1回のみ再生してもよい。または、会議情報出力部160は、再生期間決定部138により決定された再生期間に対応する会議情報の部分を繰り返し再生してもよい。

0125

また、再生期間決定部138は、グループ選択部135により第1のグループが選択された後に第2のグループが選択される場合であって、第1のグループに対応する第1のグループ期間と第2のグループに対応する第2のグループ期間とが重なる場合に、第1のグループ期間を再生期間に決定した後、第2のグループ期間のうち第1のグループ期間と重ならない部分を再生期間に決定する。この場合、第1のグループ期間と第2のグループ期間とが重なる期間に対応する会議情報が繰り返し出力されない。したがって、会議情報の出力が冗長にならない。

0126

さらに、再生期間決定部138は、参照情報選択部136により第1の参照情報が選択された後に第2の参照情報が選択される場合であって、第1の参照情報に対応する第1の入力期間と第2の参照情報に対応する第2の入力期間とが重なる場合に、第1の入力期間を再生期間に決定した後、第2の入力期間のうち第1の入力期間と重ならない部分を再生期間に決定する。この場合においても、第1の入力期間と第2の入力期間とが重なる期間に対応する会議情報が繰り返し出力されない。したがって、会議情報の出力が冗長にならない。

0127

参照情報表示部150は、グループ化部130から1以上のグループごとの1以上の参照情報が入力され、選択部134からグループ識別情報が入力される。また、参照情報表示部150は、選択部134から指標識別情報が入力される場合がある。参照情報表示部150は、追加情報表示部151、指標表示部152および外側追加情報表示部153を含む。追加情報表示部151は、選択部134からグループ識別情報が入力されることに応じて、グループ識別情報で特定されるグループに属する1以上の参照情報に基づいて、表示部205の再現領域に1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の追加情報を表示する。具体的には、追加情報表示部151は、参照情報に含まれる追加情報の画像を、表示部205の再現領域中で参照情報に含まれる位置情報で特定される位置に表示する。表示部205の再現領域には、発表データ部分表示部161によって発表部分の画像が表示されているので、追加情報表示部151は、追加情報の画像を発表部分の画像に重畳表示する。追加情報表示部151は、条件画像の存在を示す判定結果を含む参照情報、または余白領域内に位置情報を含む参照情報については、その参照情報に含まれる追加情報を表示しない。そのような追加情報は、再現領域に位置しないからである。

0128

追加情報表示部151は、選択部134から参照情報識別情報が入力されることに応じて、参照情報識別情報で特定される参照情報に含まれる追加情報の画像を、他の追加情報の画像の表示態様と異なる表示態様で表示する。これにより、ユーザーにより選択された参照画像に対応する追加画像の発表部分の画像中の位置を、ユーザーに通知することができる。

0129

指標表示部152は、グループ識別情報で特定されるグループに属する1以上の参照情報のうち少なくとも一部が条件画像の存在を示す判定結果を含む場合、またはグループ識別情報で特定されるグループに属する1以上の参照情報のうち少なくとも一部が余白領域内に位置する追加情報を含む場合に、当該参照情報の存在を示す指標を表示部205に表示する。具体的には、指標表示部152は、表示部205の再現領域中で参照情報に含まれる位置情報により特定される位置、または位置情報により特定される位置の近傍でかつ再現領域(発表画像領域の発表部分)内の位置に参照情報の存在を示す指標を重畳表示する。これにより、ユーザーは、発表データ中の発表部分を参照しつつ、その発表部分に追加された追加情報の存在を容易に認識することができる。

0130

外側追加情報表示部153は、選択部134から指標識別情報が入力されることに応じて、指標識別情報で特定される指標に対応する追加情報を表示部205に表示する。この追加情報は、発表原稿の余白領域に書き込まれた画像を含む。このとき、外側追加情報表示部153は、当該追加情報を表示部205に表示される発表部分の画像上に重畳表示してもよいし、表示部205の画面上の発表部分の画像とは異なる位置に表示してもよい。このように、発表データにおける複数ページの画像のいずれの内に存在しない追加情報を表示することができる。

0131

以下の説明では、ある会議に参加した携帯情報装置200A,200B,200C,200D,200EそれぞれのユーザーをユーザーA、ユーザーB、ユーザーC、ユーザーDおよびユーザーEと呼ぶ。また、発表原稿を用いて会議に参加した3人のユーザーをユーザーF、ユーザーGおよびユーザーHと呼ぶ。

0132

図10は、ユーザーAが携帯情報装置200Aを操作して会議に参加するときの表示部205の表示状態の一例を示す図である。図10を参照して、携帯情報装置200Aの表示部205の画面上には、参加ボタン221、発表ボタン222および一覧ボタン223が表示されるとともに、発表画像表示領域231が設けられる。ユーザーAは、操作部206を用いて参加ボタン221、発表ボタン222および一覧ボタン223をそれぞれ操作することができる。

0133

参加ボタン221は、「参加中」の文字列および「個人モード」の文字列のいずれかが表示される。発表ボタン222は、デフォルトで「個人モード」の文字列が表示される。ユーザーAが、「個人モード」の文字列が表示された参加ボタン221を操作すると、携帯情報装置200Aは、ユーザーIDおよびパスワードを用いてMFP400へ会議の参加を要求する。MFP400により会議への参加の要求が許可されると、参加ボタン221には「参加中」の文字列が表示される。このとき、発表画像表示領域231には、発表画像が表示される。一方、MFP400により会議への参加の要求が許可されないと、参加ボタン221には「個人モード」の文字列が表示される。発表ボタン222に「個人モード」の文字列が表示される場合は、携帯情報装置200AのユーザーAが会議に参加していないことを示す。

0134

発表ボタン222は、「発表」の文字列と、「書込み」の文字列とのいずれかが表示される。発表ボタン222は、デフォルトで「書込み」の文字列が表示される。ユーザーAが、「書込み」の文字列が表示された発表ボタン222を操作すると、CPU201は、MFP400に自己が発表者となるべき旨を要求する。MFP400により発表者となるべき旨の要求が許可され、発表権限が付与されると、発表ボタン222には「発表」の文字列が表示される。MFP400により発表者となるべき旨の要求が許可されないことにより発表権限が付与されないと、発表ボタン222には「書込み」の文字列が表示されたままである。

0135

CPU201により取得される発表データに対応する参照情報の具体例を説明する。図11は、ユーザーAの携帯情報装置200Aにおいて生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。図11を参照して、発表画像表示領域231に発表画像が表示されるとともに、発表画像の左上の領域に、追加情報として手書きの描画画像p1が配置されている。ここでは、追加情報の入力期間を、13時00分00秒から13時00分07秒までとしている。

0136

図12は、ユーザーBの携帯情報装置200Bにおいて生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。図12を参照して、発表画像表示領域231に発表画像が表示されるとともに、発表画像の左上の領域に、追加情報として吹き出しおよび「誤記」という文字列を含む画像p2が配置されている。ここでは、追加情報の入力期間を、13時00分05秒から13時00分09秒までとしている。

0137

図13は、ユーザーCの携帯情報装置200Cにおいて生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。図13を参照して、発表画像表示領域231に発表画像が表示されるとともに、発表画像の右上の領域に、追加情報として手書きの描画画像p3が配置されている。ここでは、追加情報の入力期間を、13時00分08秒から13時00分28秒までとしている。

0138

図14は、ユーザーDの携帯情報装置200Dにおいて生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。図14を参照して、発表画像表示領域231に発表画像が表示されるとともに、発表画像の左下の領域に、追加情報として手書きの描画画像p4が配置されている。ここでは、追加情報の入力期間を、13時00分30秒から13時00分38秒までとしている。

0139

図15は、ユーザーEの携帯情報装置200Eにおいて生成される発表データに対応する参照情報の一例を示す図である。図15を参照して、発表画像表示領域231に発表画像が表示されるとともに、発表画像の左下の領域に、追加情報として手書きの描画画像p5が配置されている。ここでは、追加情報の入力期間は、13時00分25秒から13時00分29秒までとしている。

0140

会議終了後に生成される発表原稿に対応する参照情報の具体例を説明する。図16は、ユーザーFの発表原稿に対応する参照情報の一例を説明するための模式図である。図16では、A4サイズの用紙上に図11図15に示される発表画像が印字された発表原稿が示される。また、図16の発表原稿においては、発表画像領域と余白領域との間の境界線が一点鎖線で示される。発表画像領域内の左上の領域に、追加情報として「誤記有り」という手書きの文字列からなる描画画像p6が配置されている。

0141

図17は、ユーザーGの発表原稿に対応する参照情報の一例を説明するための模式図である。図17では、A3サイズの用紙上に図11図15に示される発表画像と次のページの発表画像とが印字された発表原稿が示される。また、図17の発表原稿においては、発表画像領域と余白領域との間の境界線が一点鎖線で示される。さらに、この発表原稿においては、余白領域の左上の領域に、追加情報として「なおす」という手書きの文字列からなる描画画像p7が配置されている。

0142

図18は、ユーザーHの発表原稿に対応する参照情報の一例を説明するための模式図である。図18では、A4サイズの用紙上に図11図15に示される発表画像が印字された発表原稿が示される。また、図18の発表原稿においては、発表画像領域と余白領域との間の境界線が一点鎖線で示される。余白部分から発表画像領域内の左下の領域まで延びるように追加情報として引き出し線が配置されている。図18の引き出し線は、上記の条件画像に相当する。余白領域内に位置する引き出し線の一端部近傍に、追加情報として「ポイント」という手書きの文字列が配置されている。引き出し線および手書きの文字列により描画画像p8が形成されている。

0143

図19は、発表データに対応する参照情報のグループ化の例を示す模式図である。図19では、図11図15に示したユーザーA〜Eそれぞれの参照情報をグループ化する場合を例に示している。図19を参照して、ユーザーA〜Eそれぞれの参照情報の入力期間が時間軸上に白抜きの線で示される。ユーザーA〜Eそれぞれの参照情報は、入力開始時刻が所定期間以内にあり、かつ、位置情報により示される位置が発表画像中の所定範囲内にある1以上の参照情報が同じグループに分類される。

0144

具体的には、所定期間として、例えばn(nは自然数)秒間が予め設定される。また、所定範囲として、例えば追加情報の入力された位置を中心としてm(mは自然数)画素の範囲が設定される。この場合、ユーザーA〜Eにそれぞれ対応する5つの参照情報それぞれは、当該参照情報に含まれる入力開始時刻からn秒間の間に入力開始時刻が存在し、かつ、当該参照情報に含まれる追加情報の位置からm画素の範囲内にある参照情報を、当該参照情報と同じグループに分類する。このように、所定期間は、処理対象とする参照情報の入力開始時刻を基準として相対的に定められる。また、所定範囲は、処理対象の参照情報に含まれる追加情報の位置を基準として相対的に定められる。なお、互いに異なる追加情報の少なくとも一部が重複することが、所定範囲内であることを満たす条件として予め設定されてもよい。

0145

図11および図12を参照して、ユーザーAの追加情報の位置とユーザーBの追加情報の位置とはほぼ等しく、ユーザーBの追加情報はユーザーAの追加情報から所定範囲内にあるものとする。また、ユーザーAの参照情報に含まれる入力開始時刻とユーザーBの参照情報に含まれる入力開始時刻との間の差分は10秒以内であり、所定期間内であるものとする。この場合、図19を参照して、ユーザーAの参照情報とユーザーBの参照情報とは第1グループに分類される。また、ユーザーAの参照情報に含まれる入力開始時刻13:00:00からユーザーBの参照情報に含まれる入力終了時刻13:00:09までを第1グループのグループ期間αに決定する。

0146

図13を参照して、ユーザーCの参照情報の追加情報は、ユーザーA,B,D,Eの参照情報の追加情報から大きく離間しており、ユーザーA,B,D,Eの追加情報はユーザーAの追加情報から所定範囲内にないものとする。この場合、図19を参照して、ユーザーCの参照情報のみを第2グループに分類する。また、ユーザーCの参照情報に含まれる入力開始時刻13:00:08からユーザーCの参照情報に含まれる入力終了時刻13:00:28までを第2グループのグループ期間βに決定する。

0147

図14および図15を参照して、ユーザーDの追加情報の位置とユーザーEの追加情報の位置とはほぼ等しく、ユーザーEの追加情報はユーザーDの追加情報から所定範囲内にあるものとする。また、ユーザーDの参照情報に含まれる入力開始時刻とユーザーEの参照情報に含まれる入力開始時刻との間の差分は10秒以内であり、所定期間内であるものとする。この場合、図19を参照して、CPU201は、ユーザーDの参照情報とユーザーEの参照情報とを第3グループに分類する。また、ユーザーEの参照情報に含まれる入力開始時刻13:00:25からユーザーDの参照情報に含まれる入力終了時刻13:00:38までを第3グループのグループ期間γに決定する。

0148

図20は、発表原稿に基づく参照情報のグループ化の例を示す模式図である。図20では、図16図18に示したユーザーF〜Hそれぞれの参照情報をグループ化する場合を例に示している。図20を参照して、図19のグループ化によりユーザーA〜Fの参照情報が分類された第1〜第3グループに対応する画像上の占有領域がそれぞれ二点鎖線で示される。第1〜第3グループに対応する画像上の占有領域は、各グループに含まれる1以上の追加情報の位置から所定範囲内であることを示す領域である。この場合、発表原稿に基づくユーザーF〜Hの複数の参照情報の各々は、第1〜第3グループのうちいずれかに分類される。

0149

本例では、ユーザーFに対応する描画画像p6の一部が第1グループに対応する画像上の占有領域内に含まれる。これにより、ユーザーFの参照情報が第1グループに分類される。

0150

また、本例では、ユーザHに対応する描画画像p8は、条件画像である引き出し線を含む。この場合、描画画像p8に対応する位置情報は、発表画像領域内の「音声再現」という文字列の近傍に設定される。そのため、ユーザーHに対応する描画画像p8の一部が第3グループに対応する画像上の占有領域内に含まれる。これにより、ユーザーHの参照情報が第3グループに分類される。

0151

ところで、本例では、ユーザーGに対応する描画画像p7は、第1〜第3グループのいずれのグループに対応する画像上の占有領域内にも含まれない。この場合、ユーザーGの参照情報は、第1〜第3グループのうち描画画像p7から最も近い位置にある第1グループに分類される。

0152

図10を参照して、ユーザーAが一覧ボタン223を操作すると、第1〜第3グループそれぞれのグループ識別情報を配列したグループリストが表示部205に表示される。図21および図22は、グループリストの一例を示す図である。図21および図22を参照して、発表画像表示領域231の側方にグループリスト表示領域241が設けられる。また、グループリスト表示領域241の上方に文字サイズボタン291および戻るボタン292が表示される。

0153

グループリスト表示領域241にはスライダ249が設けられる。スライダ249は、グループリスト表示領域241においてグループリストを表示可能な領域を拡張する。図21では、スライダ249が画面の上方に位置することにより主として第1グループのグループリストが表示される。一方、図22では、スライダ249が画面の下方に位置することにより主として第3グループのグループリストが表示される。

0154

グループリスト表示領域241には、第1、第2および第3のグループそれぞれを識別するためのグループ識別情報242が表示される。各グループ識別情報242においては、そのグループ識別情報242に対応するグループに属する参照情報の参照画像243が配列される。各参照画像243は、その参照情報に含まれるユーザー識別情報と、追加情報と、発表画像関連情報で特定される発表部分中で参照情報に含まれる位置情報で特定される領域の画像と、を含む。それにより、ユーザーAは、1以上のグループを追加情報で識別することができる。なお、グループ識別情報242は、1以上のグループのグループ期間を含んでもよい。この場合、ユーザーAは、1以上のグループをグループ期間で識別することができる。

0155

さらに、グループ識別情報242においては、各参照画像243の近傍に、当該参照画像243で表される参照情報が発表データおよび発表原稿のいずれに対応するのかを示す文字列が表示される。したがって、ユーザーAは、各参照情報の種別を容易に識別することができる。

0156

ユーザーAは、操作部206を操作することによりグループリスト表示領域241に表示される複数のグループ識別情報242のうち1つを選択することができる。図23は、グループリストから1つのグループ識別情報242が選択された場合の表示例を示す図である。ユーザーAが1つのグループ識別情報242を選択すると、発表画像表示領域231の下方に音声テキスト表示領域251および再生操作表示領域261が設けられる。このとき、選択されたグループ識別情報242に対応するグループ期間が再生期間に決定される。

0157

図23を参照して、グループリスト表示領域241においては、ユーザーAにより選択されたグループ識別情報242のうち配列された参照画像243を除く部分が、選択されていない他のグループ識別情報242とは異なる態様で表示される。図23では、第1グループのグループ識別情報242のうち配列された参照画像243を除く部分がハッチングで示される。これにより、ユーザーAは、自己が選択したグループ識別情報242を容易に識別することができる。

0158

発表画像表示領域231には、選択された第1グループのグループ期間中に対応する発表画像401が表示される。また、その発表画像401上には、選択された第1グループのグループ期間中のマウスポインタの軌跡を示す軌跡画像402が表示される。また、その発表画像401上には、選択された第1グループに属する1以上の参照情報に含まれる1以上の追加情報として、描画画像p1,p2,p6が半透明の状態で表示される。

0159

このとき、発表データに対応する追加情報である描画画像p1,p2の発表画像上のサイズは、発表部分の画像上に入力された追加情報のサイズに基づいて一義的に定まる。一方、発表原稿に対応する追加情報である描画画像p6の発表画像上のサイズは、その追加情報について追加情報抽出部122により算出された拡大縮小率に基づいて定まる。それにより、発表画像表示領域231上には、ユーザーFの発表原稿が再現されるように、発表画像上にユーザーFの描画画像p6が表示される。

0160

ところで、第1グループに属するユーザーGの描画画像p7は、余白領域に位置する。図23の例では、発表画像表示領域231には、表示画像領域しか表示されない。そこで、本例では、描画画像p7に代えて、余白領域に追加情報(描画画像p7)の少なくとも一部が存在することを示す付箋状の指標p11が当該追加情報の近傍でかつ表示画像領域内の位置に半透明の状態で表示される。

0161

音声テキスト表示領域251には、選択された第1グループのグループ期間中の音声を文字認識したテキストデータの文字列が表示される。さらに、再生操作表示領域261には、会議情報の再生の開始、再生の停止、逆再生の開始、および逆再生の停止を指示するための操作ボタンと、会議情報の再生時刻を示す時刻スライダが表示される。

0162

この状態で、ユーザーAは、再生操作表示領域261に表示される操作ボタンを操作することにより、例えば選択された第1グループのグループ期間中のマウスポインタの動きを示す動画を発表画像表示領域231に表示される発表画像401上に重畳表示させることができる。また、選択された第1グループのグループ期間中の音声を音声出力部208から再生させることができる。

0163

なお、本例では、音声テキスト表示領域251には、選択された第1グループのグループ期間中の音声を文字認識したテキストデータの文字列が表示されるが、本発明はこれに限定されない。音声テキスト表示領域251には、第1グループのグループ期間を含みかつそのグループ期間の前後の期間を含む期間中の音声を文字認識したテキストデータの文字列が表示されてもよい。この場合、第1グループのグループ期間中のテキストデータの文字列は、そのグループ期間の前後の期間中のテキストデータの文字列とは異なる表示態様で強調表示される。それにより、ユーザーAは、第1グループのグループ期間における発表者の音声を容易に識別することができる。

0164

ユーザーAは、さらに操作部206を操作することにより選択された第1グループのグループ識別情報242に配列されたユーザーAの参照画像243、ユーザーBの参照画像243、ユーザーFの参照画像243、ユーザーEの参照画像243のうち1つを選択することにより、第1グループに属する複数の参照情報のうちの1つを選択することができる。あるいは、ユーザーAは、さらに操作部206を操作することにより発表画像401上に表示された描画画像p1,p2,p6および指標p11のいずれか1つを選択することにより、選択された画像または指標に対応する参照情報を選択することができる。このとき、選択された参照情報に含まれる入力期間が再生期間に決定される。

0165

図24は、ユーザーFの参照画像243が選択された場合の表示例である。図24を参照して、ユーザーAがユーザーFの参照画像243または描画画像p6を選択すると、選択されたユーザーFの参照画像243が、選択されていないユーザーA,B,Gの参照画像243とは異なる態様で表示される。図24では、ユーザーFの参照画像243がハッチングで示される。これにより、ユーザーAは、自己が選択した参照画像243を容易に識別することができる。

0166

ユーザーFの参照情報は、発表原稿に対応するので入力期間を含まない。この場合、発表画像表示領域231には、選択されている第1のグループのグループ期間中に対応する発表画像401が表示される。また、その発表画像401上には、グループ期間中のマウスポインタの軌跡を示す軌跡画像402が表示される。また、その発表画像401上には、選択されたユーザーFの参照情報に含まれる追加情報である描画画像p6が強調された状態で表示される。このとき、発表画像401上では、図23の例と同様に、選択されていないユーザーA,Bの描画画像p1,p2が半透明の状態で表示される。また、選択されていないユーザーGの参照情報に対応する指標p11が半透明の状態で表示される。音声テキスト表示領域251には、先に選択された第1グループのグループ期間中の音声を文字認識したテキストデータの文字列が表示される。

0167

図25は、ユーザーGの参照画像243が選択された場合の表示例である。図25を参照して、ユーザーAがユーザーGの参照画像243または指標p11を選択すると、選択されたユーザーGの参照画像243が、選択されていないユーザーA,B,Fの参照画像243とは異なる態様で表示される。図25では、ユーザーGの参照画像243がハッチングで示される。これにより、ユーザーAは、自己が選択した参照画像243を容易に識別することができる。

0168

ユーザーGの参照情報は、ユーザーFの参照情報と同様に、発表原稿に対応するので入力期間を含まない。この場合、発表画像表示領域231には、選択されている第1のグループのグループ期間中に対応する発表画像401が表示される。

0169

ここで、ユーザーGの参照情報に含まれる追加情報は、発表原稿の余白領域上に位置する。このように、選択された参照情報の追加情報が余白領域上に位置する場合、発表画像表示領域231には、発表画像401に加えて発表画像401を取り囲む余白領域画像403が表示される。また、発表画像表示領域231上には、ユーザーGの発表原稿が再現されるように、余白領域画像403上にユーザーGの描画画像p7が強調された状態で表示される。このとき、発表画像401上では、図23の例と同様に、ユーザーA,B,Fの描画画像p1,p2,p6が半透明の状態で表示されるとともにマウスポインタの軌跡画像402が表示される。なお、余白領域画像403が表示される際には、発表画像401上に表示される図23および図24の指標p11は消去される。音声テキスト表示領域251には、先に選択された第1グループのグループ期間中の音声を文字認識したテキストデータの文字列が表示される。

0170

図25の表示状態で、ユーザーAがユーザーFの参照画像243を再選択した場合には、表示部205は図24の表示状態に遷移する。それにより、発表画像表示領域231では、余白領域画像403が表示されなくなるとともに、ユーザーGの描画画像p6に代えて指標p11が表示される。

0171

ユーザーAは、グループ識別情報242の選択後に文字サイズボタン291を操作することにより、選択されたグループに属しかつ発表原稿に対応する参照情報の追加情報のサイズをその追加情報の適切文字サイズに調整することができる。

0172

図26は、図24の表示状態で文字サイズボタン291が操作された場合の表示例である。図26の例では、文字サイズボタン291が操作されることにより、ユーザーFの追加情報である描画画像p6に含まれる文字列のサイズが、発表画像401に含まれる発表データの文字列および発表データに基づく参照情報の描画画像p1,p2のサイズにほぼ一致する。それにより、描画画像p6の視認性が向上している。

0173

図27は、グループリストから1つのグループ識別情報242が選択された場合の他の表示例を示す図である。図27の表示例が図23の表示例と異なる点を説明する。

0174

図27の表示例では、ユーザーAが第3グループを選択することにより、第3グループのグループ識別情報242のうち配列された参照画像243を除く部分が、選択されていない他のグループ識別情報242とは異なる態様で表示される。図27では、第3グループのグループ識別情報242のうち配列された参照画像243を除く部分がハッチングで示される。

0175

発表画像表示領域231には、選択された第3グループのグループ期間中に対応する発表画像401が表示される。また、その発表画像401上には、選択された第3グループのグループ期間中のマウスポインタの軌跡を示す軌跡画像402が表示される。また、その発表画像401上には、選択された第1グループに属する1以上の参照情報に含まれる1以上の追加情報として、描画画像p4,p5が半透明の状態で表示される。

0176

ところで、第3グループに属するユーザーHの描画画像p8は、条件画像である引き出し線を含み、発表画像領域と余白領域とを跨ぐように位置する。図27の例では、発表画像表示領域231には、表示画像領域しか表示されない。そこで、本例では、描画画像p8に代えて、余白領域に追加情報(描画画像p8)の少なくとも一部が存在することを示す付箋状の指標p12が当該追加情報の位置情報で現される位置(引き出し線の端部位置)に半透明の状態で表示される。音声テキスト表示領域251には、第3グループのグループ期間中の音声を文字認識したテキストデータの文字列が表示される。

0177

図27の例においても、ユーザーAは、操作部206を操作することにより選択された第3グループのグループ識別情報242に配列されたユーザーDの参照画像243、ユーザーEの参照画像243、ユーザーHの参照画像243のうち1つを選択することにより、第3グループに属する複数の参照情報のうちの1つを選択することができる。あるいは、ユーザーAは、さらに操作部206を操作することにより発表画像401上に表示された描画画像p4,p5および指標p12のいずれか1つを選択することにより、選択された画像または指標に対応する参照情報を選択することができる。

0178

図28は、ユーザーHの参照画像243が選択された場合の表示例である。図28を参照して、ユーザーAがユーザーHの参照画像243または指標p12を選択すると、選択されたユーザーHの参照画像243が、選択されていないユーザーD,Eの参照画像243とは異なる態様で表示される。図28では、ユーザーHの参照画像243がハッチングで示される。

0179

ユーザーHの参照情報は、発表原稿に対応するので入力期間を含まない。この場合、発表画像表示領域231には、選択されている第3のグループのグループ期間中に対応する発表画像401が表示される。

0180

上記のように、ユーザーHの追加情報は条件画像を含み、その一部は発表原稿の余白領域上に位置する。この場合、発表画像表示領域231には、発表画像401に加えて発表画像401を取り囲む余白領域画像403が表示される。また、発表画像表示領域231上には、ユーザーHの発表原稿が再現されるように、発表画像401および余白領域画像403上にユーザーHの描画画像p8が強調された状態で表示される。このとき、発表画像401上では、図27の例と同様に、ユーザーD,Eの描画画像p4,p5が半透明の状態で表示されるとともにマウスポインタの軌跡画像402が表示される。なお、余白領域画像403が表示される際には、発表画像401上に表示される図27の指標p12は消去される。音声テキスト表示領域251には、先に選択された第3グループのグループ期間中の音声を文字認識したテキストデータの文字列が表示される。

0181

上記の例では、少なくとも一部が余白領域に存在する追加情報をユーザーAに提示するために、当該追加情報を含む参照情報が選択された場合に、発表画像表示領域231に発表画像401および余白領域画像403が表示され、それらの画像上に追加情報が重畳表示されるが、本発明はこれに限定されない。

0182

発表画像表示領域231に発表画像401のみが表示された状態で、少なくとも一部が余白領域に存在する追加情報を含む参照情報が選択された場合に、表示部205の画面上にその追加情報のみを示すポップアップウィンドウが発表画像表示領域231の表示とは別に表示されてもよい。

0183

あるいは、グループリストに表示される複数の参照情報のうち少なくとも1つの追加情報が余白領域に存在する場合には、発表画像表示領域231に発表画像401および余白領域画像403が表示され、それらの画像上に選択されたグループに属する全ての追加情報が重畳表示されてもよい。

0184

図29は、会議情報取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。会議情報取得処理は、各携帯情報装置200A〜200Eが備えるCPU201が、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204またはCD−ROM210Aに記憶された会議情報取得プログラムを実行することにより、CPU201によって実行される処理である。会議情報取得プログラムは、会議関連情報再現プログラムの一部である。以下に説明する各種処理の初期状態において、携帯情報装置200Aには予めMFP400から発表データがダウンロードされているものとする。また、携帯情報装置200Aのフラッシュメモリ204には、予めユーザーAのユーザー識別情報が記憶されているものとする。

0185

図29を参照して、ステップS01においては、装置モードを参加モードに設定し、処理をステップS02に進める。ステップS02においては、発表モードが選択されたか否かを判断する。発表モードが選択されると処理をステップS03に進めるが、そうでなければ処理をステップS11に進める。

0186

ステップS03においては、自己が発表者となるべき旨を要求するための発表者要求信号をMFP400へ送信し、処理をステップS04に進める。ステップS04においては、MFP400から発表者となるべき旨の要求に対する許可信号を受信したか否かを判断する。MFP400から許可信号を受信すると処理をステップS05に進めるが、そうでなければ処理をステップS02に戻す。

0187

ステップS05においては、装置モードを発表モードに設定する。ステップS06においては、会議情報が生成されたか否かを判断する。具体的には、後述する発表画像関連処理、ポインタ関連処理および音声関連処理のうち少なくとも1つの処理により発表画像関連情報、ポインタ関連情報および音声関連情報のいずれかが生成されたか否かを判断する。会議情報が生成されると処理をステップS07に進めるが、そうでなければ処理をステップS08に進める。

0188

ステップS07においては、生成された会議情報を会議に参加している全てのユーザーB〜Eの携帯情報装置200B〜200Eに送信し、処理をステップS08に進める。ステップS08においては、参加モードが選択されたか否かを判断する。参加モードが選択されると処理をステップS09に進めるが、そうでなければ処理をステップS06に進める。ステップS09においては、装置モードを参加モードに設定し、処理をステップS02に進める。

0189

ステップS11においては、他の携帯情報装置200B〜200Eのいずれかから会議情報を受信したか否かを判断する。会議情報を受信すると処理をステップS12に進めるが、そうでなければ処理をステップS02に戻す。ステップS12においては、受信された会議情報をRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶し、処理をステップS02に戻す。

0190

図30は、発表画像関連処理の流れの一例を示すフローチャートである。発表画像関連処理は、各携帯情報装置200A〜200Eが備えるCPU201が、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204またはCD−ROM210Aに記憶された発表画像関連プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。発表画像関連プログラムは、会議関連情報再現プログラムの一部である。ここでは、携帯情報装置200Aが備えるCPU201が発表画像関連プログラムを実行する場合を例に説明する。

0191

図30を参照して、ステップS21においては、装置モードが発表モードに設定されているか否かを判断する。装置モードが発表モードに設定されていると判断するまで待機状態となり(ステップS21でNO)、装置モードが発表モードに設定されていると判断するならば(ステップS21でYES)、処理をステップS22に進める。ステップS22においては、発表データ中に発表部分を設定し、設定された発表部分の画像を発表画像として表示部205に表示し、処理をステップS23に進める。具体的には、発表者であるユーザーAが操作部206を操作することにより指定された発表ページおよび領域で特定される領域を発表部分に設定する。さらに、発表データ中に設定された発表部分の画像を発表画像として表示部205に表示する。

0192

ステップS23においては、発表画像関連情報を生成し、生成された発表画像関連情報をRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶し、処理をステップS24に進める。ステップS22において設定された発表部分で特定される発表ページのページ識別情報をページデータの項目に設定し、発表部分で特定される領域の発表ページ中の位置を示す領域識別情報を部分データの項目に設定し、現時刻を時刻情報の項目に設定することにより発表画像関連情報を生成する。ステップS24においては、ステップS22で設定された発表部分を全てのユーザーB〜Eの携帯情報装置200B〜200Eに送信し、処理をステップS25に進める。

0193

ステップS25においては、発表部分が変更されたか否かを判断する。具体的には、ステップS22で設定された発表部分とは異なる領域がユーザーAにより新たに指定されたか否かを判断する。発表部分が変更されたと判断するならば処理をステップS22に戻すが、そうでなければ処理をステップS21に戻す。

0194

図31は、発表データに対応する参照情報取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。この参照情報取得処理は、各携帯情報装置200A〜200Eが備えるCPU201が、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204またはCD−ROM210Aに記憶された発表データに対応する参照情報取得プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。発表データに対応する参照情報取得プログラムは、会議関連情報再現プログラムの一部である。ここでは、携帯情報装置200Aが備えるCPU201が発表データに対応する参照情報取得プログラムを実行する場合を例に説明する。

0195

図31を参照して、ステップS31においては、携帯情報装置200を操作するユーザーを識別するためのユーザー識別情報を取得し、処理をステップS32に進める。ここでは、フラッシュメモリ204に携帯情報装置200Aを操作するユーザーのユーザー識別情報が記憶されているので、フラッシュメモリ204に記憶されたユーザー識別情報を読み出す。なお、携帯情報装置200Aを操作するユーザーが操作部206に入力するユーザー識別情報を取得するようにしてもよい。次のステップS32においては、ユーザーAが操作部206を操作することにより発表画像上への追加情報の入力が開始されたか否かを判断する。追加情報の入力が開始されると処理をステップS33に進めるが、そうでなければ処理をステップS39に進める。

0196

ステップS33においては、現時刻を入力開始時刻に設定し、処理をステップS34に進める。ステップS34においては、ユーザーAによる発表画像上への追加情報の入力が終了されたか否かを判断する。ユーザーAによる発表画像上への追加情報の入力が終了されたと判断されるまで待機状態となり(ステップS34でNO)、ユーザーAによる発表画像上への追加情報の入力が終了されたと判断すると(ステップS34でYES)、処理をステップS35に進める。

0197

ステップS35においては、現時刻を入力終了時刻に設定し、処理をステップS36に進める。ステップS36においては、発表画像中で追加情報が入力された領域の位置を位置情報に決定し、処理をステップS37に進める。ステップS37においては、ユーザーAの発表データに対応する参照情報を生成するとともに、生成された参照情報をRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶し、処理をステップS38に進める。具体的には、ステップS31で取得されたユーザー識別情報をユーザーIDの項目に設定し、ステップS33において入力開始時刻に設定された時刻を入力期間の項目の開始時刻の項目に設定し、ステップS35において入力終了時刻に設定された時刻を入力期間の項目の終了時刻の項目に設定し、ステップS32で入力が開始され、ステップS34で入力が終了された追加情報を、追加情報の項目に設定し、ステップS36において決定された位置情報を位置情報の項目に設定した参照情報を生成する。ステップS38においては、生成されている発表データに対応する参照情報を会議に参加している全てのユーザーB〜Eの携帯情報装置200B〜200Eに送信し、処理をステップS39に進める。

0198

ステップS39においては、他の携帯情報装置200B〜200Eのいずれかから発表データに対応する参照情報を受信したか否かを判断する。無線LANI/F209が、他の携帯情報装置200B〜200Eのいずれかから参照情報を受信すると処理をステップS40に進めるが、そうでなければ処理をステップS32に戻す。ステップS40においては、受信された参照情報をRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶し、処理をステップS32に戻す。

0199

図32は、発表原稿に対応する参照情報取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。この参照情報取得処理は、各携帯情報装置200A〜200Eが備えるCPU201が、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204またはCD−ROM210Aに記憶された発表原稿に対応する参照情報取得プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。発表原稿に対応する参照情報取得プログラムは、会議関連情報再現プログラムの一部である。ここでは、携帯情報装置200Aが備えるCPU201が発表データに対応する参照情報取得プログラムを実行する場合を例に説明する。

0200

図32を参照して、ステップS41においては、MFP400から発表原稿の読取データおよびそれに対応するユーザー識別情報を受信したか否かを判断する。無線LANI/F209がMFP400から読取データおよびユーザー識別情報を受信したと判断するまで待機状態となり(ステップS41でNO)、無線LANI/F209がMFP400から読取データおよびユーザー識別情報を受信したと判断すると(ステップS41でYES)、処理をステップS42に進める。

0201

本実施の形態に係る発表データには、ページごとに当該ページの基準サイズを規定するための予め定められた基準画像(例えば、枠など)が含まれる。そのため、発表原稿においても、発表データの1ページごとに基準画像が形成される。

0202

ステップS42においては、パターンマッチング等を用いて、受信した読取データから発表データの1ページごとに形成される基準画像を検出することによりページを抽出し、処理をステップS43に進める。それにより、1枚の発表原稿の用紙上に形成された発表データの1ページ分の画像サイズを読取基準サイズとして定義することができる。

0203

ステップS43においては、読取基準サイズに対する追加情報のサイズの割合を拡大縮小率として算出し、処理をステップS44に進める。ステップS44においては、抽出されたページごとの読取データとページごとの発表データとを対比することにより、読取データから発表データに存在しない1以上の画像の各々を追加情報として抽出し、処理をステップS45に進める。処理がステップS45に進む場合、読取データに含まれる1以上の追加情報が抽出される。

0204

ステップS45においては、抽出された1以上の追加情報から処理対象となる1つの追加情報を選択し、処理をステップS46に進める。ステップS46においては、処理対象である追加情報に予め定められた条件画像が存在するか否かを判定する。上記のように、本実施の形態では、条件画像は、発表原稿画像のうち発表画像領域から余白領域に延びる線状の画像として設定されている。条件画像が存在しないのであれば処理をステップS47に進めるが、条件画像が存在するのであれば処理をステップS48に進める。

0205

ステップS47においては、発表原稿画像中で追加情報が入力された領域の位置を位置情報に決定し、処理をステップS49に進める。ステップS48においては、発表原稿画像中で条件画像の端部が入力された領域の位置を当該追加情報の位置情報に決定し、処理をステップS49に進める。ステップS49においては、読取データおよび発表データに基づいて当該追加情報の適切文字サイズを決定し、処理をステップS50に進める。

0206

ステップS50においては、発表原稿に対応する参照情報を生成するとともに、生成された参照情報をRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶する。具体的には、ステップS41で受信されたユーザー識別情報をユーザーIDの項目に設定し、ステップS43で抽出されかつステップS45で選択された追加情報を追加情報の項目に設定し、ステップS47,S48のいずれかで決定された位置情報を位置情報の項目に設定し、ステップS43で算出された拡大縮小率を拡大縮小率の項目に設定し、ステップS46の判定結果を条件画像判定結果の項目に設定し、ステップS49で決定された適切文字サイズを適切文字サイズの項目に設定した参照情報を生成する。その後、処理をステップS51に進める。

0207

ステップS51においては、ステップS44で抽出された1以上の追加情報について、ステップS45において未だ選択されていない追加情報が存在するか否かを判断する。未選択の追加情報が存在するならば処理をステップS45に戻すが、そうでなければ処理をステップS41に戻す。

0208

なお、上記のステップS44において追加情報が抽出されない場合には、追加情報が存在しないものとしてステップS41の処理に戻ってもよい。

0209

本実施の形態においては、追加情報の少なくとも一部が余白領域にあるときに、当該追加情報の位置がページ番号のみで表されてもよい。例えば、上記のステップS46においては、追加情報に条件画像が存在するか否かを判断する代わりに、追加情報の少なくとも一部が余白領域に存在するか否かを判断する。それにより、追加情報の少なくとも一部が余白領域に存在しない場合には、ステップS47の処理に進む。一方、追加情報の少なくとも一部が余白領域に存在する場合には、当該追加情報を含むページをその参照情報の位置情報に決定し、ステップS47の処理に進む。

0210

さらに、本実施の形態においては、追加情報に条件画像が存在せずかつ追加情報の全部が余白領域にあるときに、当該余白領域に隣り合う発表画像領域における当該追加情報に最も近い位置を当該追加情報の位置として決定してもよい。

0211

図33は、グループ化処理の流れの一例を示すフローチャートである。グループ化処理は、各携帯情報装置200A〜200Eが備えるCPU201が、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204またはCD−ROM210Aに記憶されたグループ化プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。グループ化プログラムは、会議関連情報再現プログラムの一部である。ここでは、携帯情報装置200Aが備えるCPU201がグループ化プログラムを実行する場合を例に説明する。

0212

図33を参照して、ステップS61においては、図31に示した参照情報取得処理によりRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶された発表データに対応する参照情報を読み出し、処理をステップS62に進める。ステップS62においては、読み出された1以上の参照情報から処理対象となる1つの参照情報を選択し、処理をステップS63に進める。

0213

ステップS63においては、ステップS61において読みだされた1以上の参照情報のうちから入力開始時刻が、処理対象の参照情報の入力開始時刻から所定期間以内にある参照情報を抽出し、処理をステップS64に進める。ステップS64においては、ステップS63において抽出された参照情報のうちから位置情報により示される位置が、処理対象の参照情報の位置情報により示される位置から所定範囲内にある参照情報を抽出し、処理をステップS65に進める。

0214

ステップS65においては、処理対象の参照情報とステップS64で抽出された1以上の参照情報とを、同一のグループに分類し、RAM203またはフラッシュメモリ204に記憶する。次のステップS66においては、グループ期間を決定し、決定されたグループ期間をRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶し、処理をステップS67に進める。具体的には、ステップS65において記憶された同一のグループに属する1以上の参照情報を処理対象とし、1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の入力開始時刻のうち最も前の時刻から1以上の参照情報にそれぞれ含まれる1以上の入力終了時刻のうち最も後の時刻までの期間をグループ期間として決定する。

0215

ステップS67においては、ステップS61で読み出された1以上の参照情報について、ステップS62において未だ選択されていない参照情報が存在するか否かを判断する。未選択の参照情報が存在するならば処理をステップS62に戻すが、そうでなければ処理をステップS68に進める。

0216

ステップS68においては、図32に示した参照情報取得処理によりRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶された発表原稿に対応する参照情報を読み出し、処理をステップS69に進める。ステップS69においては、読み出された1以上の参照情報から処理対象となる1つの参照情報を選択し、処理をステップS70に進める。

0217

ステップS70においては、選択された参照情報の位置情報に基づいて、ステップS61〜S67の処理で分類されたいずれかのグループが当該参照情報の追加情報の位置から所定範囲内にあるか否かを判断する。いずれかのグループが所定範囲内にあるのであれば処理をステップS71に進めるが、そうでなければ処理をステップS72に進める。

0218

ステップS71においては、ステップS59で選択された参照情報を当該参照情報の追加情報の位置から所定範囲内にあるグループに分類し、RAM203またはフラッシュメモリ204に記憶し、処理をステップS63に進める。一方、ステップS72においては、ステップS69で選択された参照情報を当該参照情報の追加情報の位置から最も近い位置にあるグループに分類し、RAM203またはフラッシュメモリ204に記憶し、処理をステップS73に進める。

0219

ステップS73においては、ステップS68で読み出された1以上の参照情報について、ステップS69において未だ選択されていない参照情報が存在するか否かを判断する。未選択の参照情報が存在するならば処理をステップS69に戻すが、そうでなければ処理を終了する。

0220

なお、追加情報の少なくとも一部が余白領域にあることにより当該追加情報の位置がページ番号のみで特定される場合(位置情報がページ番号のみで表される場合)には、選択された参照情報のページに複数のグループが含まれる可能性がある。この場合、選択された参照情報は、当該位置情報により示されるページに設定された複数のグループ全てに分類されてもよい。

0221

なお、グループ化処理の開始時点でRAM203またはフラッシュメモリ204に発表データに対応する参照情報のみが記憶され、発表原稿に対応する参照情報が記憶されていない可能性がある。この場合、図33のグループ化処理のうちステップS68〜S73の処理を省略する。また、グループ化処理の開始時点でRAM203またはフラッシュメモリ204に発表原稿に対応する参照情報のみが記憶され、発表データに対応する参照情報が記憶されていない可能性がある。この場合、図33のグループ化処理のうちステップS61〜S67の処理を省略するとともに、ステップS70〜S72の処理に代えて、選択された参照情報から所定範囲内にある参照情報を抽出し、抽出された参照情報を同一のグループに分類し、RAM203またはフラッシュメモリ204に記憶する。さらに、各グループのグループ期間を発表開始時刻から発表終了時刻までの期間に決定し、記憶する。

0222

図34は、再現処理の流れの一例を示すフローチャートである。再現処理は、各携帯情報装置200A〜200Eが備えるCPU201が、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204またはCD−ROM210Aに記憶された再現プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。再現プログラムは、会議関連情報再現プログラムの一部である。ここでは、携帯情報装置200Aが備えるCPU201が再現プログラムを実行する場合を例に説明する。

0223

図34を参照して、ステップS81においては、グループリストを表示部205に表示し、処理をステップS82に進める。具体的には、図33に示したグループ化処理により1以上のグループごとに、当該グループに分類された1以上の参照情報がRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶されている。CPU201は、RAM203またはフラッシュメモリ204に記憶された1以上のグループをそれぞれ識別するための1以上のグループ識別情報を配列したグループリストを表示部205に表示する。グループ識別情報は、そのグループに属する1以上の参照情報にそれぞれ対応する1以上の参照画像を配列した画像である。参照画像は、参照情報に含まれるユーザー識別情報と、追加情報と、発表画像関連情報で特定される発表部分中で参照情報に含まれる位置情報で特定される領域の画像と、を含む。具体的には、CPU201は、発表データ中で参照情報の位置情報の項目に設定された位置情報で特定される領域を含む部分の画像に、参照情報に含まれる追加情報の画像を合成した画像に、参照情報に含まれるユーザー識別情報の画像を付加した参照画像を生成する。CPU201は、グループに属する1以上の参照情報にそれぞれ対応する1以上の参照画像を配列した画像をグループ識別情報として生成する。

0224

ステップS82においては、1以上のグループのうちいずれか1つが選択されたか否かを判断する。具体的には、グループリストで示される1以上のグループ識別情報のいずれか1つがユーザーAにより選択された場合に、選択されたグループ識別情報に対応するグループが選択されたと判断する。また、1以上のグループ識別情報のいずれも選択されない場合に、グループが選択されていないと判断する。グループが選択されると処理をステップS83に進めるが、そうでなければ処理を終了する。

0225

ステップS83においては、選択されたグループに対応して図33に示したグループ化処理により決定されたグループ期間を再生期間に決定し、処理をステップS84に進める。ステップS84においては、第1の参照情報表示処理を行い、処理をステップS85に進める。第1の参照情報表示処理により、表示部205に再生期間中の発表画像を表示する。第1の参照情報表示処理の詳細は後述する。

0226

ステップS85においては、静的出力制御処理を行い、処理をステップS86に進める。この静的出力制御処理においては、表示部205に表示される再生期間中の発表画像上に再生期間中のマウスポインタの軌跡を示す軌跡画像を表示する。また、再生期間中の音声を表す文字列を表示部205に表示する。

0227

ステップS86においては、再生動作の指示を受け付けたか否かを判断する。具体的には、ユーザーAが再生操作表示領域261に表示される操作ボタンが指示されたことをタッチパネル206Bが検出すると、再生動作の指示を受け付ける。再生動作の指示を受け付けたならば処理をステップS87に進めるが、そうでなければ処理をステップS88に進める。ステップS87においては、動的出力制御処理を行い、処理をステップS88に進める。この動的出力制御処理においては、再生期間中の発表画像上で再生期間中のマウスポインタの動きが再現されるようにマウスポインタの動画を表示する。また、再生期間中の音声を再生する。

0228

ステップS88においては、ステップS82において選択されたグループに属する1以上の参照情報のうちいずれか1つが選択されたか否かを判断する。具体的には、ステップS82で選択されたグループのグループ識別情報中に配列される1以上の参照画像のいずれか1つがユーザーAにより選択された場合に、選択された参照画像に対応する参照情報が選択されたと判断する。ステップS84の第1の参照情報表示処理では、表示部205に、ステップS83で決定された再生期間中に対応する発表画像が表示されるとともにその再生期間中に対応する1以上の追加情報または指標が発表画像上に表示される。ステップS88においては、発表画像上に表示された追加情報または指標が選択される場合に、その追加情報を含む参照情報または指標に対応する追加情報を含む参照情報が選択されたと判断する。また、1以上の参照画像のいずれも選択されない場合に、参照情報が選択されていないと判断する。参照情報が選択されると処理をステップS89に進めるが、そうでなければ処理をステップS82に戻す。参照情報は追加情報を含むので、参照情報の選択は、追加情報の選択と同じである。

0229

ステップS89においては、第2の参照情報表示処理を行い、処理をステップS90に進める。第2の参照情報表示処理により、表示部205に再生期間中の発表画像を表示するとともに、その発表画像中に、選択された追加情報を他の参照情報の追加情報よりも強調して表示する。あるいは、表示部205に再生期間中の発表画像および余白領域画像を表示するとともに、その発表画像および余白領域画像中に、選択された追加情報を他の参照情報の追加情報よりも強調して表示する。第2の参照情報表示処理の詳細は後述する。

0230

ステップS90においては、ステップS88または後述するステップS99において選択された参照情報が発表データに対応するか否かを判断する。参照情報が発表データに対応するのであれば処理をステップS91に進めるが、そうでなければ(参照情報が発表原稿に対応する場合)処理をステップS92に進める。

0231

ステップS91においては、ステップS88または後述するステップS99で選択される参照情報の入力期間を再生期間に決定し、処理をステップS93に進める。一方、ステップS92においては、ステップS82および後述するステップS100のうち直前のステップで選択されるグループのグループ期間を再生期間に決定し、処理をステップS93に進める。ステップS93においては、ステップS91またはステップS92のいずれかで決定された再生期間をRAM203またはフラッシュメモリ204に記憶し、処理をステップS94に進める。

0232

ステップS85の静的出力制御処理では、表示部205に、ステップS83で決定された再生期間中に対応する音声の文字列、換言すれば、ステップS82で選択されたグループのグループ期間中の音声の文字列が表示される。この場合、表示部205に表示される音声の文字列には、ステップS88で選択された参照情報の入力期間中の音声の文字列が含まれる。

0233

ステップS94においては、ステップS84,S89の処理で表示部205に表示される追加情報のうち発表原稿に対応する追加情報について、文字サイズを適切に調整すべき指示を受け付けたか否かを判断する。この指示は、例えばユーザーAが図23の文字サイズボタン291を操作することにより発生する。文字サイズを適切に調整すべき指示を受け付けたならば処理をステップS95に進めるが、そうでなければ処理をステップS96に進める。ステップS95においては、表示部205に表示される追加情報のうち発表原稿に対応する追加情報の文字のサイズを適切文字サイズに調整する。

0234

ステップS96においては、表示部205に表示される音声の文字列のうち、ステップS88で選択された参照情報の入力期間中の音声の文字列を、選択された参照情報の入力期間以外の期間中の音声の文字列よりも強調して表示し、処理をステップS97に進める。

0235

ステップS97においては、ステップS86と同様に、再生動作の指示を受け付けたか否かを判断する。再生動作の指示を受け付けたならば処理をステップS98に進めるが、そうでなければ処理をステップS99に進める。ステップS98においては、ステップS87と同様に、動的出力制御処理を行い、処理をステップS100に進める。

0236

ステップS99においては、ステップS82において選択されたグループに属する1以上の参照情報のうちいずれか1つが新たに選択されたか否かを判断する。参照情報が選択されたならば処理をステップS89に戻すが、そうでなければ処理をステップS100に進める。

0237

ステップS100においては、ステップS82と同様に、1以上のグループのうちいずれか1つが選択されたか否かを判断する。グループが選択されたならば処理をステップS83に戻すが、そうでなければ処理をステップS97に戻す。

0238

図35は、第1の参照情報表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。第1の参照情報表示処理は、図34に示した再現処理のステップS84において実行される処理である。第1の参照情報表示処理が実行される前の段階で、ユーザーAによりグループが選択されている。

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