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技術 グラフ自動作成装置および方法

出願人 アズビル株式会社
発明者 馬淵敏暢
出願日 2016年7月4日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2016-132244
公開日 2018年1月11日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2018-005591
状態 特許登録済
技術分野
  • -
主要キーワード 構成組 管理対象毎 時系列グラフ セルシウス温度 ポイントリスト 自動作成装置 各管理対象 グラフ形式
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

一連グラフ化作業を更に容易とし、人為的ミスの発生を低減する。

解決手段

ポイントリスト61と単位リスト62とを設ける。ポイントリスト61にはポイント名称とデータの単位とが対応づけられている。単位リスト62には、各種の単位毎に、その単位の種類と、同じ種類の単位を代表するベース単位を区別する情報と、ベース単位に単位を揃えるための係数とが対応づけられている。グラフ化するポイントが指定された場合、指定されたポイントのデータの単位をポイントリスト61から取得し、取得した単位の種類を単位リスト62から取得し、同じ種類の単位のポイントを同軸割り当てたグラフ構成を組み立てる。組み立てられたグラフ構成の各軸の表示単位を決定し、指定されたポイントのデータを取得し、そのグラフ構成に対してグラフ化して表示する。この際、同じ種類で異なる単位のポイントに対しては、ベース単位を用いる。

概要

背景

従来より、ビルの制御システムなどでは、電力量や温度などの所望の管理対象のデータ(時系列計測データ)をグラフ化して表示するようにしている(例えば、特許文献1参照)。この場合、システム内の各所に管理対象が定められ、この管理対象はポイントとも呼ばれる。

このようなシステムにおいて、所望のポイントのデータのグラフ化作業は、以下のような手順に沿って行われる。

(1)グラフ形式の選択
(2)ポイントの選択
(3)ポイントごとの係数の設定(単位の換算など)
(4)ポイントごとの軸の割り当ての設定(Y軸左、Y軸右、など)
(5)軸の単位の設定
(6)グラフ化

概要

一連のグラフ化作業を更に容易とし、人為的ミスの発生を低減する。ポイントリスト61と単位リスト62とを設ける。ポイントリスト61にはポイントの名称とデータの単位とが対応づけられている。単位リスト62には、各種の単位毎に、その単位の種類と、同じ種類の単位を代表するベース単位を区別する情報と、ベース単位に単位を揃えるための係数とが対応づけられている。グラフ化するポイントが指定された場合、指定されたポイントのデータの単位をポイントリスト61から取得し、取得した単位の種類を単位リスト62から取得し、同じ種類の単位のポイントを同軸に割り当てたグラフ構成を組み立てる。組み立てられたグラフ構成の各軸の表示単位を決定し、指定されたポイントのデータを取得し、そのグラフ構成に対してグラフ化して表示する。この際、同じ種類で異なる単位のポイントに対しては、ベース単位を用いる。

目的

本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

管理対象毎にその管理対象名称とデータの単位とを対応づけたポイントリストと、前記管理対象のデータの単位として用いられる各種の単位毎に、その単位の種類と、同じ種類の単位を代表するベース単位を区別する情報と、前記ベース単位に単位を揃えるための係数とを対応づけた単位リストと、前記各管理対象のデータとを記憶する記憶部と、前記管理対象の中からグラフ化する管理対象として指定された管理対象のデータの単位を前記ポイントリストから取得する単位取得部と、前記単位取得部によって取得された単位の種類を前記単位リストから取得し、同じ種類の単位の管理対象を同軸割り当てたグラフ構成を組み立てるグラフ構成組立部と、前記グラフ構成組立部によって組み立てられたグラフ構成の各軸の表示単位を決定する表示単位決定部と、前記指定された管理対象のデータを前記記憶部に記憶されている各管理対象のデータの中から取得するデータ取得部と、前記データ取得部によって取得されたデータを前記グラフ構成組立部によって組み立てられたグラフ構成に対してグラフ化して表示する表示部とを備え、前記表示単位決定部は、前記指定された管理対象が複数であり、その複数の管理対象の中に同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合、前記単位リストからその管理対象の種類の単位を代表するベース単位を取得し、その取得したベース単位をその管理対象が割り当てられている軸の表示単位として決定し、前記データ取得部は、前記指定された管理対象が複数であり、その複数の管理対象の中に同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合、前記単位リストからその管理対象の単位に対応する係数を取得し、この係数によって前記ベース単位に単位が揃えられたデータをその管理対象のデータとして前記記憶部に記憶されている各管理対象のデータの中から取得することを特徴とするグラフ自動作成装置

請求項2

請求項1に記載されたグラフ自動作成装置において、前記管理対象のデータは、時系列計測データであることを特徴とするグラフ自動作成装置。

請求項3

請求項1に記載されたグラフ自動作成装置において、前記単位リストに書き込まれた係数は、前記ベース単位に単位を揃えるための換算式であることを特徴とするグラフ自動作成装置。

請求項4

請求項1に記載されたグラフ自動作成装置において、前記グラフ構成組立部は、横軸を時間、縦軸データ値とするグラフ構成を組み立てることを特徴とするグラフ自動作成装置。

請求項5

管理対象毎にその管理対象の名称とデータの単位とを対応づけたポイントリストと、前記管理対象のデータの単位として用いられる各種の単位毎に、その単位の種類と、同じ種類の単位を代表するベース単位を区別する情報と、前記ベース単位に単位を揃えるための係数とを対応づけた単位リストと、前記各管理対象のデータとをメモリに記憶させるステップと、前記管理対象の中からグラフ化する管理対象として指定された管理対象のデータの単位を前記ポイントリストから取得する単位取得ステップと、前記単位取得ステップによって取得された単位の種類を前記単位リストから取得し、同じ種類の単位の管理対象を同軸に割り当てたグラフ構成を組み立てるグラフ構成組立ステップと、前記グラフ構成組立ステップによって組み立てられたグラフ構成の各軸の表示単位を決定する表示単位決定ステップと、前記指定された管理対象のデータを前記メモリに記憶されている各管理対象のデータの中から取得するデータ取得ステップと、前記データ取得ステップによって取得されたデータを前記グラフ構成組立ステップによって組み立てられたグラフ構成に対してグラフ化して表示する表示ステップとを備え、前記表示単位決定ステップは、前記指定された管理対象が複数であり、その複数の管理対象の中に同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合、前記単位リストからその管理対象の種類の単位を代表するベース単位を取得し、その取得したベース単位をその管理対象が割り当てられている軸の表示単位として決定し、前記データ取得ステップは、前記指定された管理対象が複数であり、その複数の管理対象の中に同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合、前記単位リストからその管理対象の単位に対応する係数を取得し、この係数によって前記ベース単位に単位が揃えられたデータをその管理対象のデータとして前記メモリに記憶されている各管理対象のデータの中から取得することを特徴とするグラフ自動作成方法

技術分野

0001

本発明は、電力量や温度など管理対象のデータのグラフを自動的に作成するグラフ自動作成装置および方法に関する。

背景技術

0002

従来より、ビルの制御システムなどでは、電力量や温度などの所望の管理対象のデータ(時系列計測データ)をグラフ化して表示するようにしている(例えば、特許文献1参照)。この場合、システム内の各所に管理対象が定められ、この管理対象はポイントとも呼ばれる。

0003

このようなシステムにおいて、所望のポイントのデータのグラフ化作業は、以下のような手順に沿って行われる。

0004

(1)グラフ形式の選択
(2)ポイントの選択
(3)ポイントごとの係数の設定(単位の換算など)
(4)ポイントごとの軸の割り当ての設定(Y軸左、Y軸右、など)
(5)軸の単位の設定
(6)グラフ化

先行技術

0005

特開2015−130131号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、従来のグラフ化作業では、設定の多くを人が手作業で行っており、期待するグラフを作成するまでに多くのステップを必要としていた。

0007

例えば、「Wh」のポイントA、「kWh」のポイントB、「℃」のポイントCでグラフ表示を行おうとすると、AとBを同じY軸に割り当て、BをAと同じ単位にするため1000倍する等、単純な作業にはならず、人為的ミスも発生し易い。

0008

なお、特許文献1には、計測データと単位とを関連付けて保存することで、計測データの単位を途中で変更した場合などでも、単位情報を元に換算すればグラフ表示し易くなる、という技術が示されている。しかし、この技術は、例えば複数のポイントのデータを1つの時系列グラフにするというような場合、一部の作業を容易に行えるのみで、一連のグラフ化作業を容易に行えるものではない。

0009

例えば、ポイントAのデータ(Wh),ポイントBのデータ(kWh),ポイントCのデータ(℃)の3つのポイントのデータをグラフ表示する場合、グラフ作成の手順は以下のステップに沿って行われる。

0010

(0)表示したいポイントを(人が)指定する。
(1)ポイントAとポイントBのデータを「電力の単位」、ポイントCのデータを「気温の単位」と(人が)判断する。
(2)ポイントAとBの軸をY軸左に、ポイントCの軸をY軸右に(人が)決める
(3)Y軸左の単位を「Wh」とし、Y軸右の単位を「℃」と(人が)決める。
(4)ポイントAのデータを1倍したデータと、ポイントBのデータを1000倍したデータと、ポイントCのデータを1倍したデータを取得する。
(5)ポイントA,B,Cのデータをグラフ上に表示する。

0011

特許文献1に示された技術は、上記の(4)について容易にすることができるのみで、(1),(2),(3)についての作業については人が行わなければならない。

0012

本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、一連のグラフ化作業を更に容易とし、人為的ミスの発生を低減することが可能なグラフ自動作成装置および方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0013

このような目的を達成するために本発明は、管理対象毎にその管理対象の名称とデータの単位とを対応づけたポイントリスト(61)と、管理対象のデータの単位として用いられる各種の単位毎に、その単位の種類と、同じ種類の単位を代表するベース単位を区別する情報と、ベース単位に単位を揃えるための係数とを対応づけた単位リスト(62)と、各管理対象のデータ(63)とを記憶する記憶部(6)と、管理対象の中からグラフ化する管理対象として指定された管理対象のデータの単位をポイントリスト(61)から取得する単位取得部(1)と、単位取得部(1)によって取得された単位の種類を単位リスト(62)から取得し、同じ種類の単位の管理対象を同軸に割り当てたグラフ構成を組み立てるグラフ構成組立部(2)と、グラフ構成組立部(2)によって組み立てられたグラフ構成の各軸の表示単位を決定する表示単位決定部(3)と、指定された管理対象のデータを記憶部(6)に記憶されている各管理対象のデータの中から取得するデータ取得部(4)と、データ取得部(4)によって取得されたデータをグラフ構成組立部(2)によって組み立てられたグラフ構成に対してグラフ化して表示する表示部(5)とを備え、表示単位決定部(3)は、指定された管理対象が複数であり、その複数の管理対象の中に同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合、単位リスト(62)からその管理対象の種類の単位を代表するベース単位を取得し、その取得したベース単位をその管理対象が割り当てられている軸の表示単位として決定し、データ取得部(4)は、指定された管理対象が複数であり、その複数の管理対象の中に同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合、単位リスト(62)からその管理対象の単位に対応する係数を取得し、この係数によって前記ベース単位に単位が揃えられたデータをその管理対象のデータとして記憶部(6)に記憶されている各管理対象のデータの中から取得することを特徴とする。

0014

本発明において、記憶部(6)には、ポイントリスト(61)と、単位リスト(62)と、各管理対象のデータ(63)とが記憶されている。ポイントリスト(61)には、管理対象毎に、その管理対象の名称とデータの単位(例えば、「Wh」,「kWh」,「MWh」,「℃」,「゜F」)とが対応づけられている。単位リスト(62)には、管理対象のデータの単位として用いられる各種の単位(例えば、「Wh」,「kWh」,「MWh」,「℃」,「゜F」)毎に、その単位の種類(例えば、電力量,温度)と、同じ種類の単位を代表するベース単位(例えば、電力量であれば「Wh」、温度であれば「℃」)を区別する情報と、ベース単位に単位を揃えるための係数(例えば、「kWh」であれば「Wh*103」、「MWh」であれば「Wh*106」、「゜F」であれば「1.8*℃+32」)とが対応づけられている。

0015

本発明において、単位取得部(1)は、管理対象の中からグラフ化する管理対象が指定されると、その指定された管理対象のデータの単位をポイントリスト(61)から取得する。グラフ構成組立部(2)は、単位取得部(1)によって取得された単位の種類を単位リスト(62)から取得し、同じ種類の単位の管理対象を同軸に割り当てたグラフ構成を組み立てる。例えば、単位リスト(62)から取得された単位の種類が「電力」であった場合、管理対象のデータの単位(「Wh」,「kWh」,「MWh」など)に拘わらず、その管理対象を同軸に割り当てたグラフ構成を組み立てる。表示単位決定部(3)は、グラフ構成組立部(2)によって組み立てられたグラフ構成の各軸の表示単位を決定し、データ取得部(4)は、指定された管理対象のデータを記憶部(6)に記憶されている各管理対象のデータの中から取得する。表示部(5)は、データ取得部(4)によって取得されたデータをグラフ構成組立部(2)によって組み立てられたグラフ構成に対してグラフ化して表示する。

0016

本発明において、表示単位決定部(3)は、指定された管理対象が複数であり、その複数の管理対象の中に同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合(例えば、A:「kWh」,B:「MWh」)、単位リスト(62)からその管理対象の種類の単位を代表するベース単位(例えば、「Wh」)を取得し、その取得したベース単位をその管理対象(A,B)が割り当てられる軸の表示単位として決定する。また、データ取得部(4)は、指定された管理対象が複数であり、その複数の管理対象の中に同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合(例えば、A:「kWh」,B:「MWh」)、単位リスト(62)からその管理対象の単位に対応する係数(例えば、「Wh*103」、「Wh*106」)を取得し、この係数によってベース単位(例えば、「Wh」)に単位が揃えられたデータをその管理対象(A,B)のデータとして記憶部(6)に記憶されている各管理対象のデータの中から取得する。表示部(5)は、このデータ取得部(4)が取得した管理対象(A,B)のデータ(管理対象(A,B)のベース単位に単位が揃えられたデータ)を、グラフ構成組立部(2)によって組み立てられたグラフ構成に対してグラフ化して表示する。この場合、そのグラフ構成における管理対象(A,B)が割り当てられる軸の表示単位は、表示単位決定部(3)によって決定された表示単位(ベース単位:例えば、「Wh」)とされる。

0017

このようにして、本発明では、グラフ化する管理対象が指定されると、後は自動的に、記憶部(6)に記憶されているポイントリスト(61)や単位リスト(62)を用いて同じ種類の単位の管理対象を同軸に割り当てたグラフ構成が組み立てられ、またこのグラフ構成における各軸の表示単位が定められ、このグラフ構成に対して指定された管理対象のデータがグラフ化して表示される(同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合にはベース単位に単位を揃えて表示される)ものとなり、一連のグラフ化作業を更に容易とし、人為的ミスの発生を低減することが可能となる。

0018

なお、上記説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の構成要素を、括弧を付した参照符号によって示している。

発明の効果

0019

以上説明したことにより、本発明によれば、管理対象の中からグラフ化する管理対象が指定されると、後は自動的に、グラフ構成が組み立てられ、またこのグラフ構成における各軸の表示単位が定められ、このグラフ構成に対して指定された管理対象のデータがグラフ化して表示される(同じ種類で異なる単位の管理対象があった場合にはベース単位に単位を揃えて表示される)ものとなり、一連のグラフ化作業を更に容易とし、人為的ミスの発生を低減することが可能となる。

図面の簡単な説明

0020

図1は、本発明の実施の形態に係るグラフ自動作成装置の要部の構成を示すブロック図である。
図2は、このグラフ自動作成装置において用いるポイントリストの一例を示す図である。
図3は、このグラフ自動作成装置において用いる単位リストの一例を示す図である。
図4は、このグラフ自動作成装置における処理の流れを示す図である。
図5は、このグラフ自動作成装置における計測データの表示例1を示す図である。
図6は、このグラフ自動作成装置における計測データの表示例2を示す図である。

実施例

0021

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係るグラフ自動作成装置100の要部の構成を示すブロック図である。

0022

このグラフ自動作成装置100は、プロセッサ記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現され、その主要構成要素として単位取得部1とグラフ構成組立部2と表示単位決定部3と計測データ取得部4と表示部5と記憶部(メモリ)6とを備えている。

0023

このグラフ自動作成装置100において、記憶部6には、ポイントリスト61と、単位リスト62と、各ポイントのデータ63とが記憶されている。この実施の形態において、各ポイントのデータ63は、ビルの制御システムなどのシステム内の各所に管理対象として定められたポイントのデータであり、この例では各ポイントの所定の周期収集された時系列の計測データとされている。

0024

ポイントリスト61は、管理対象として定められたポイント毎にそのポイントの名称とデータの単位とを対応づけたリストとされている。図2にポイントリスト61の一例を示す。この例では、NO.1のポイントの名称を「A消費電力」、NO.2のポイントの名称を「B棟消費電力」、NO.3のポイントの名称を「A棟C会議室−温度」とし、「A棟消費電力」のデータの単位として「kWh」が、「B棟消費電力」のデータの単位として「MWh」が、「A棟C会議室−温度」のデータの単位として「℃」が対応づけられている。このポイントリスト61中の単位は各ポイントの収集される計測データの単位(記憶部6内に記憶されている各ポイントの計測データの単位)を示している。

0025

単位リスト62は、ポイントのデータの単位として用いられる各種の単位毎に、その単位の種類と、同じ種類の単位を代表するベース単位を区別する情報と、ベース単位に単位を揃えるための係数とを対応づけたリストとされている。図3に単位リスト62の一例を示す。

0026

この例では、NO.1の単位を「Wh」とし、このNO.1の単位「Wh」に対し、その単位の種類が「電力量」であり、この単位「Wh」が「電力量」の単位を代表するベース単位であり、このベース単位に単位を揃えるための係数が「1」であることが対応づけられている。また、NO.2の単位を「kWh」とし、このNO.2の単位「kWh」に対し、その単位の種類が「電力量」であり、この単位「kWh」は「電力量」の単位を代表するベース単位ではなく、ベース単位に単位を揃えるための係数が「Wh*103」であることが対応づけられている。また、NO.3の単位を「MWh」とし、このNO.3の単位「MWh」に対し、その単位の種類が「電力量」であり、この単位「MWh」は「電力量」の単位を代表するベース単位ではなく、ベース単位に単位を揃えるための係数が「Wh*106」であることが対応づけられている。

0027

また、NO.4の単位を「℃」(セルシウス温度)とし、このNO.4の単位「℃」に対し、その単位の種類が「温度」であり、この単位「℃」は「温度」の単位を代表するベース単位であり、ベース単位に単位を揃えるための係数が「1」であることが対応づけられている。また、NO.5の単位を「゜F」(ファーレンハイト温度)とし、このNO.5の単位「゜F」に対し、その単位の種類が「温度」であり、この単位「゜F」は「温度」の単位を代表するベース単位ではなく、ベース単位に単位を揃えるための係数が「1.8*℃+32」であることが対応づけられている。

0028

なお、図3に示した単位リスト62において、「Wh*103」、「Wh*106」、「1.8*℃+32」を係数と呼んでいるが、この場合の係数はベース単位に単位を揃えるための換算式を示している。本発明において、単位リストで使用する係数は、このような換算式に限られるものではない。

0029

また、単位リスト62での単位の種類は、その種類に含まれる単位の上位概念の単位名称を使用している。すなわち、「Wh」,「kWh」,「MWh」などの単位であれば、その上位概念の単位名称である「電力量」を使い、「℃」,「゜F」などの単位であれば、その上位概念の単位名称である「温度」を使っている。また、ベース単位であるか否かについては、同一種類の単位の中でベース単位とされる単位に対し「レ」点を付すことによって区別している。

0030

なお、この単位リスト62中、ベース単位は、後述するグラフの作成前やグラフ作成後に、ユーザが指定(変更)することができるようにしてもよい。この場合、指定(変更)されたベース単位に合わせて、単位リスト62中の係数が定められることは言うまでもない。

0031

また、このグラフ自動作成装置100において、単位取得部1は、システム内のポイントの中からグラフ化するポイントが指定されると、その指定されたポイントのデータの単位をポイントリスト61から取得する。例えば、ポイントとして「A棟消費電力」がユーザによって指定されると、単位取得部1は、ポイントリスト61から「A棟消費電力」に対応づけられている単位として「kWh」を取得する。

0032

グラフ構成組立部2は、単位取得部1によって取得された単位の種類を単位リスト62から取得し、同じ種類の単位のポイントを同軸に割り当てたグラフ構成を組み立てる。例えば、ポイントとして「A棟消費電力」,「B棟消費電力」,「A棟C会議室−温度」が指定されている場合には、単位の種類が同じ「電力量」である「A棟消費電力」(「kWh」)と「B棟消費電力」(「MWh」)をY軸左に割り当てたグラフ構成を決定する。この場合、「A棟C会議室−温度」(℃)は、同じ種類の単位のものが他にないので、Y軸右に単独で割り当てる。なお、このグラフ構成では、縦軸データ値を示すY軸とし、横軸を時間を示すX軸とする。

0033

表示単位決定部3は、グラフ構成組立部2によって組み立てられたグラフ構成の各軸の表示単位を決定する。この表示単位決定部3の機能について、ポイントとして「A棟消費電力」,「B棟消費電力」,「A棟C会議室−温度」が指定されている場合を例にとって説明する。この場合、グラフ構成組立部2によって、Y軸左には「A棟消費電力」と「B棟消費電力」が割り当てられ、Y軸右には「A棟C会議室−温度」が割り当てられている。表示単位決定部3は、Y軸左に同じ種類(電力量)で異なる単位(「kWh」、「MWh」)のポイント(「A棟消費電力」,「B棟消費電力」)が割り当てられているので、単位リスト62から「電力量」の単位を代表するベース単位として「Wh」を取得し、この取得したベース単位「Wh」を「A棟消費電力」と「B棟消費電力」が割り当てられているY軸左の表示単位として決定する。Y軸右には「A棟C会議室−温度」だけが割り当てられているので、表示単位決定部3は、単位取得部1で取得された「A棟C会議室−温度」の単位「℃」をそのままY軸右の表示単位として決定する。

0034

計測データ取得部4は、ユーザによって指定されたポイントの計測データを各ポイントのデータ63の中から取得する。この計測データ取得部4の機能について、ポイントとして「A棟消費電力」,「B棟消費電力」,「A棟C会議室−温度」が指定されている場合を例にとって説明する。この場合、グラフ構成組立部2によって、Y軸左には「A棟消費電力」と「B棟消費電力」が割り当てられ、Y軸右には「A棟C会議室−温度」が割り当てられている。計測データ取得部4は、Y軸左に同じ種類(電力量)で異なる単位(「kWh」、「MWh」)のポイント(「A棟消費電力」,「B棟消費電力」)が割り当てられているので、単位リスト62から「kWh」に対応する係数として「Wh*103」を、「MWh」に対応する係数として「Wh*106」を取得し、この取得した係数によってベース単位「Wh」に単位が揃えられた「A棟消費電力」と「B棟消費電力」の計測データを記憶部6に記憶されている各ポイントのデータ63の中から取得する。

0035

すなわち、「A棟消費電力」(「kWh」)については、係数(換算式)が「Wh*103」(kWh=Wh*103)であるので、「kWh」の前に付されている数値を103倍してベース単位「Wh」に単位を揃えた電力量を取得する。「B棟消費電力」(「MWh」)については、係数(換算式)が「Wh*106」(MWh=Wh*106)であるので、「MWh」の前に付されている数値を106倍してベース単位「Wh」に単位を揃えた電力量を取得する。Y軸右には「A棟C会議室−温度」だけが割り当てられているので、計測データ取得部4は、「A棟C会議室−温度」(℃)の計測データを記憶部6に記憶されている各ポイントのデータ63の中からそのまま取得する。

0036

表示部5は、計測データ取得部4によって取得された計測データをグラフ構成組立部2によって組み立てられたグラフ構成に対してグラフ化して表示する。上述した例で言えば、「A棟消費電力」(「kWh」)については103倍してベース単位「Wh」に単位が揃えられた計測データを、「B棟消費電力」(「MWh」)については106倍してベース単位「Wh」に単位を揃えられた計測データを、「A棟C会議室−温度」(℃)の計測データについてはそのままの単位の計測データを、グラフ構成組立部2によって組み立てられたグラフ構成に対してグラフ化して表示する。このグラフ構成組立部2によって組み立てられたグラフ構成に対しては、「A棟消費電力」と「B棟消費電力」が割り当てられるY軸左の表示単位は「Wh」とされ、「A棟C会議室−温度」が割り当てられるY軸右の表示単位は「℃」とされている。

0037

図4に、このグラフ自動作成装置100における処理の流れを示す。ユーザからグラフ化するポイントが指定されると(ステップS101)、単位取得部1はその指定されたポイントのデータの単位をポイントリスト61から取得する(ステップS102)。この場合、ポイントリスト61のポイントの名称の一覧を画面上に表示し、この画面上に表示されたポイントの名称の一覧から所望のポイントをユーザに選択させるというような方式が考えられる。この場合、ユーザは、1つのポイントを指定するとは限らず、複数のポイントを指定することもある。

0038

単位取得部1が取得した指定されたポイントのデータの単位はグラフ構成組立部2へ送られる。グラフ構成組立部2は、単位取得部1によって取得された単位の種類を単位リスト62から取得し(ステップS103)、すなわち単位取得部1によって取得された単位の種類を判別し、同じ種類の単位のポイントが複数あった場合、その同じ種類の単位のポイントを同軸に割り当てたグラフ構成を組み立てる(ステップS104)。

0039

次に、表示単位決定部3は、グラフ構成組立部2によって組み立てられたグラフ構成の各軸の表示単位を決定する(ステップS105)。ここで、指定されたポイントが複数であり、その複数のポイントの中に同じ種類で異なる単位のポイントがあった場合、すなわち同じ種類で異なる単位のポイントが同軸に割り当てられていた場合、表示単位決定部3は、単位リスト62からそのポイントの種類の単位を代表するベース単位を取得し、この取得したベース単位をそのポイントが割り当てられている軸の表示単位として決定する。

0040

次に、計測データ取得部4は、ユーザによって指定されたポイントの計測データを記憶部6に記憶されている各ポイントのデータ63の中から取得する(ステップS106)。ここで、指定されたポイントが複数であり、その複数のポイントの中に同じ種類で異なる単位のポイントがあった場合、すなわち同じ種類で異なる単位のポイントがグラフ構成組立部2によって組み立てられたグラフ構成の同じ軸に割り当てられていた場合、計測データ取得部4は、単位リスト62からそのポイントの単位に対応する係数を取得し、この係数によってベース単位に単位が揃えられた計測データをそのポイントの計測データとして各ポイントのデータ63の中から取得する。

0041

最後に、表示部5は、計測データ取得部4によって取得された計測データをグラフ構成組立部2によって組み立てられたグラフ構成に対してグラフ化して表示する(ステップS107)。

0042

この図4に示した処理の流れにおいて、ステップS101の後のステップS102〜107の処理は、グラフ自動作成装置100が全て行う。すなわち、ユーザによってグラフ化したポイントが指定されると(ステップS101)、後は自動的に、ポイントの単位の取得(ステップS102)、ポイントの単位の種類の取得(ステップS103)、グラフ構成の組み立て(ステップS104)、表示単位の決定(ステップS105)、ポイントデータの取得(ステップS106)、グラフ化(ステップS107)という一連のグラフ化作業の処理をグラフ自動作成装置100が行う。

0043

図5に計測データの表示例1を示す。この表示例1は、ユーザが「kWh」の単位のポイントA,Bと、「℃」の単位のポイントCを指定した場合である。この場合、ポイントAとBとは同じ種類(電力量)の単位であるので、Y軸左に割り当てられる。ポイントCは、同種の単位のものが他にないので、Y軸右に割り当てられる。また、ポイントAとBとは単位が同じ「kWh」であるので、Y軸左の表示単位はベース単位「Wh」ではなく、「kWh」とされる。また、ポイントAとBとは単位が同じ「kWh」であるので、その計測データのベース単位「Wh」への換算は行われず、取得した単位のまま計測データがグラフ化される。

0044

図6に計測データの表示例2を示す。この表示例2は、ユーザが「kWh」の単位のポイントAと、「Wh」の単位のポイントBを指定した場合である。この場合、ポイントAとBとは同じ種類(電力量)の単位であるので、Y軸左に割り当てられる。また、ポイントAとBとは同じ種類ではあるが、単位が異なっているので、Y軸左の表示単位はベース単位「Wh」とされる。また、ポイントAの単位は「kWh」であるので、その計測データのベース単位「Wh」への換算が行われ、このベース単位「Wh」に換算された計測データがグラフ化される。一方、ポイントBの計測データはベース単位「Wh」であり、単位リスト62中の係数が「1」であるので、取得した単位のまま計測データがグラフ化される。

0045

このようにして、本実施の形態では、グラフ化したいポイントが指定されると、後は自動的に、記憶部6に記憶されているポイントリスト61や単位リスト62を用いて同じ種類の単位のポイントを同軸に割り当てたグラフ構成が組み立てられ、またこのグラフ構成における各軸の表示単位が定められ、このグラフ構成に対して指定されたポイントの計測データがグラフ化して表示される(同じ種類で異なる単位のポイントがあった場合にはベース単位に単位を揃えて表示される)ものとなり、一連のグラフ化作業を更に容易とし、人為的ミスの発生を低減することができるようになる。

0046

なお、上述した実施の形態では、指定されたポイントが複数であり、その複数のポイントの中に同じ種類で異なる単位のポイントがあった場合、単位リストからそのポイントの種類の単位を代表するベース単位を取得し、その取得したベース単位をそのポイントが割り当てられている軸の表示単位とすると共に、ベース単位に換算した計測データをグラフ化して表示するようにしたが、全てのポイントについてそのポイントの種類の単位を代表するベース単位を取得し、その取得したベース単位をそのポイントが割り当てられている軸の表示単位とすると共に、ベース単位に換算した計測データをグラフ化して表示するようにしてもよい。

0047

この場合、例えば図5に示した例では、Y軸左の表示単位がベース単位「Wh」とされ、ポイントAおよびBの計測データがベース単位「Wh」に換算されて表示されるものとなる。また、図5において、Y軸右の表示単位が「℃」ではなく「゜F」であった場合(ポイントCの計測データの単位が「゜F」であった場合)、このY軸右の表示単位がベース単位「℃」とされ、ポイントCの計測データがベース単位「℃」に換算されて表示されものとなる。

0048

また、上述した実施の形態では、グラフ自動作成装置100内に記憶部6が設けられているが、この記憶部6は外部の記憶装置に設けられていてもよい。すなわち、グラフ自動作成装置100と外部の記憶装置とがネットワークを介して接続されており、このネットワークを介して接続された外部の記憶装置からデータを取得するようにしてもよい。この場合、外部の記憶装置を含めた構成が本発明でいうグラフ自動作成装置として定義されるものであり、他にも各ポイントのデータ63の記憶部を外部に設けたり、表示部5を外部に設けるなど、各種の変形が考えられる。

0049

また、上述した実施の形態では、組み立てられるグラフ構成をX軸とY軸(左,右)の2軸構成としたが、3軸以上のグラフ構成としてもよい。例えば、温度、電力量、湿度など、種類が異なる3つ以上の単位に関するグラフを同一画面上に表示するようにしてもよい。

0050

また、上述した実施の形態では、ポイントのデータを時系列の計測データとしたが、時系列の計測データに限られるものではない。また、散布図ヒストグラムなど時系列グラフ以外においても、上述と同様にして、自動的に、軸の割り当てやベース単位への換算などを行うようにして、組み立てられたグラフ構成に対して、指定されたポイントのデータをグラフ化して表示するようにしてもよい。

0051

〔実施の形態の拡張
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

0052

1…単位取得部、2…グラフ構成組立部、3…表示単位決定部、4…計測データ取得部、5…表示部、6…記憶部(メモリ)、61…ポイントリスト、62…単位リスト、63…各ポイントのデータ、100…グラフ自動作成装置。

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