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技術 計算装置、計算方法、及びプログラム

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 高島敏文有川和彦吉澤博明吉川裕紀玉本真一
出願日 2016年6月30日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2016-131082
公開日 2018年1月11日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2018-005534
状態 特許登録済
技術分野 電卓等
主要キーワード 加算結果データ 被演算数 電子式卓上計算機 計算結果データ 計算処理プログラム 電子式計算機 シート数 利用モード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月11日)のものです。
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図面 (8)

課題

除算余り数値データを容易に次の計算に用いて連続した計算を行なう。

解決手段

患者に必要な薬の総個数を、例えば服用期間と1日の服用個数とに基づき算出し“105”、[÷余り]の演算データを入力して1箱あたりの薬の個数“42”を入力し計算実行すると、計算結果の数値データが、患者に必要な薬の箱数とばら個数とに対応した商の数値データ“2”(箱)と余りの数値データ“21”(個)として算出される。この際、余り利用モードに設定されていれば、前記余りの数値データ“21”(個)が次の計算の被演算数として計算式データエリアのXレジスタに記憶され、続けて、前記[÷余り]の演算データを入力して1シートあたりの薬の個数(14個)を入力し計算実行すると、計算結果の数値データが、前記2箱に加えて必要な薬のシート数とばら個数とに対応した商の数値データ“1”(シート)と余りの数値データ“7”(個)として算出される。

概要

背景

従来、除算の商と余りを一度に表示できる計算器が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。

また、商と余りを算出する除算を実行する際に、[=]キー操作回数に対応して設定される単位の有効桁数で前記除算を実行する電子式計算機が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。

概要

除算の余りの数値データを容易に次の計算に用いて連続した計算を行なう。患者に必要な薬の総個数を、例えば服用期間と1日の服用個数とに基づき算出し“105”、[÷余り]の演算データを入力して1箱あたりの薬の個数“42”を入力し計算実行すると、計算結果の数値データが、患者に必要な薬の箱数とばら個数とに対応した商の数値データ“2”(箱)と余りの数値データ“21”(個)として算出される。この際、余り利用モードに設定されていれば、前記余りの数値データ“21”(個)が次の計算の被演算数として計算式データエリアのXレジスタに記憶され、続けて、前記[÷余り]の演算データを入力して1シートあたりの薬の個数(14個)を入力し計算実行すると、計算結果の数値データが、前記2箱に加えて必要な薬のシート数とばら個数とに対応した商の数値データ“1”(シート)と余りの数値データ“7”(個)として算出される。

目的

本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、除算により得られた余りの数値データを容易に次の計算に用いて連続した計算を行なうことが可能になる計算装置計算方法、及びその制御プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ユーザ操作に応じて、商と余りとを計算する商余り除算計算結果の商の数値データを利用する商利用状態、又は前記計算結果の余りの数値データを利用する余り利用状態の何れかの状態を初期設定する初期設定手段と、ユーザ操作に応じて入力された数値データについて、ユーザにより前記商余り除算の指定がされると、前記入力された数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させる商余り表示制御手段と、前記商余り表示制御手段により前記商の数値データと前記余りの数値データとが表示された状態で、ユーザにより演算の指定がされると、前記初期設定手段による初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを、前記指定された演算に利用可能に入力する初期設定対応商余り入力手段と、を備えたことを特徴とする計算装置

請求項2

前記初期設定手段は、ユーザの初期表示操作後に、ユーザにより複数回以上の前記商余り除算の指定がされることにより、前記商利用状態、又は前記余り利用状態の何れかの状態を初期設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の計算装置。

請求項3

前記初期設定手段は、ユーザの初期表示操作後に、ユーザにより前記商余り除算の指定が1回行われると、前記初期設定されている前記商利用状態を示す表示、又は前記初期設定されている前記余り利用状態を示す表示を行う状態表示制御手段を備える、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の計算装置。

請求項4

前記商余り表示制御手段により商の数値データと余りの数値データとが表示される毎に、前記初期設定手段による初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを加算して記憶する加算記憶手段と、前記加算記憶手段により記憶された前記商の数値データ又は前記余りの数値データを加算した加算結果の数値データについて、前記加算結果の数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させる加算結果商余り表示制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の計算装置。

請求項5

ユーザ操作に応じて、商と余りとを計算する商余り除算の計算結果の商の数値データを利用する商利用状態、又は前記計算結果の余りの数値データを利用する余り利用状態の何れかの状態を初期設定し、ユーザ操作に応じて入力された数値データについて、ユーザにより前記商余り除算の指定がされると、前記入力された数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させ、前記商の数値データと前記余りの数値データとが表示された状態で、ユーザにより演算の指定がされると、前記初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを、前記指定された演算に利用可能に入力する、ようにした計算方法

請求項6

コンピュータを、ユーザ操作に応じて、商と余りとを計算する商余り除算の計算結果の商の数値データを利用する商利用状態、又は前記計算結果の余りの数値データを利用する余り利用状態の何れかの状態を初期設定する初期設定手段と、ユーザ操作に応じて入力された数値データについて、ユーザにより前記商余り除算の指定がされると、前記入力された数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させる商余り表示制御手段と、前記商余り表示制御手段により前記商の数値データと前記余りの数値データとが表示された状態で、ユーザにより演算の指定がされると、前記初期設定手段による初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを、前記指定された演算に利用可能に入力する初期設定対応商余り入力手段、として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム

技術分野

0001

本発明は、商と余りを算出する除算機能を備えた計算装置計算方法、及びその制御プログラムに関する。

背景技術

0002

従来、除算の商と余りを一度に表示できる計算器が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。

0003

また、商と余りを算出する除算を実行する際に、[=]キー操作回数に対応して設定される単位の有効桁数で前記除算を実行する電子式計算機が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。

先行技術

0004

特開昭53−53225号公報
特許第3252493号公報

発明が解決しようとする課題

0005

前記従来の計算器や電子式計算機では、除算により得られた商の数値データを用いて連続した計算を行なうことができる。

0006

しかしながら、前記除算により得られた余りの数値データを容易に次の計算に用いて連続した計算を行なうことはできない。

0007

従来、例えば薬局において、所定の個数錠剤行列状に並べられて一枚のシートに収容された薬のシートや当該シートが所定の枚数纏められて箱詰めされた薬の箱を対象に、患者に対し当該患者が一定の期間に必要な数の薬を渡すのに、前記薬の箱が何箱でシートが何シートでばら何個になるかを、簡単に見通し良く求めたい要望がある。

0008

本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、除算により得られた余りの数値データを容易に次の計算に用いて連続した計算を行なうことが可能になる計算装置、計算方法、及びその制御プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明に係る計算装置は、ユーザ操作に応じて、商と余りとを計算する商余り除算の計算結果の商の数値データを利用する商利用状態、又は前記計算結果の余りの数値データを利用する余り利用状態の何れかの状態を初期設定する初期設定手段と、ユーザ操作に応じて入力された数値データについて、ユーザにより前記商余り除算の指定がされると、前記入力された数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させる商余り表示制御手段と、前記商余り表示制御手段により前記商の数値データと前記余りの数値データとが表示された状態で、ユーザにより演算の指定がされると、前記初期設定手段による初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを、前記指定された演算に利用可能に入力する初期設定対応商余り入力手段と、を備えたことを特徴としている。

発明の効果

0010

本発明によれば、除算により得られた余りの数値データを容易に次の計算に用いて連続した計算を行なうことが可能になる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の計算装置の実施形態に係る電卓電子式卓上計算機)10の外観構成を示す正面図。
前記電卓10の電子回路の構成を示すブロック図。
前記電卓10の計算処理プログラム22aに従った計算処理(その1)を示すフローチャート
前記電卓10の計算処理プログラム22aに従った計算処理(その2)を示すフローチャート。
前記電卓10の計算処理プログラム22aに従った計算処理(その3)を示すフローチャート。
前記電卓10の計算処理に従った第1実施形態のユーザ操作に対応する表示動作を示す図。
前記電卓10の計算処理に従った第2実施形態のユーザ操作に対応する表示動作を示す図。

実施例

0012

下図面により本発明の実施の形態について説明する。

0013

図1は、本発明の計算装置の実施形態に係る電卓(電子式卓上計算機)10の外観構成を示す正面図である。

0014

この電卓10は、上に置いても片手で持っても操作し易い小型の本体ケース手前側にキー入力部11を備え、キー入力部11の奥側に表示部12を備えている。

0015

前記キー入力部11には、オールクリアキー初期表示操作キー)[AC]11a、クリアキー[C]、数値データ入力用の各数値キー([0][00][1]〜[9][.])、演算データ入力用の各演算子キー([+][−][×][÷][+/-][÷余り]11b等)、月日データ入力キー日数]11c、計算実行キー[=]、総合計表示キーGT]11d、数値メモリ操作用の各キー([MRC][M−][M+])等が備えられる。

0016

前記[÷余り]キー11bは、除算の計算結果を商と余りで算出するための演算子キーである。また、前記[÷余り]キー11bは、前記[AC]キー11aの操作後は、前記除算により算出された商を利用して次の計算を行なう商利用モードと、余りを利用して次の計算を行なう余り利用モードとの何れの利用モードに設定されているかを確認するための利用モード確認キーとして機能し、さらに、前記商利用モードと余り利用モードとの設定を切替えるための利用モード切替キー[商⇔余り]としても機能する。電源投入時等のリセット時は、前記商利用モードに初期設定される。

0017

なお、前記[÷]キーは、前記[日数]キー11cにより月日データを入力する際に、第1の月日と第2の月日との期間を入力する期間キー[〜]としても機能する。

0018

前記表示部12は、10桁のセグメントからなる液晶表示パネルを備え、入力された計算式や計算実行された計算結果に応じた数値データ、シンボルデータ等がその都度表示される。

0019

前記図1における表示部12では、前記[÷余り]キー11bの演算データに従い除算された計算結果の商“2”と余り“21”が表示されている状態を示し、前記余り利用モードでは[余り]シンボルRが表示され、商利用モードでは[商]シンボルQが表示される。

0020

図2は、前記電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。

0021

前記電卓10の電子回路は、コンピュータであるCPU(プロセッサ)21を備えている。前記CPU21は、メモリ22に記憶される電卓制御プログラムに従い回路各部の動作を制御し、前記キー入力部11のユーザ操作に応じた各種の計算機能を実行する。

0022

前記CPU(プロセッサ)21には、前記キー入力部11、表示部12、メモリ22、記録媒体読取部24が接続される他に、外部機器(30)との通信を行なう通信部25も接続される。

0023

前記電卓制御プログラムは、前記メモリ22に予め記憶されるか、メモリカード等の外部記録媒体23から記録媒体読取部24により読み取られて前記メモリ22に記憶されるか、通信ネットワークN上のWebサーバプログラムサーバ)30から通信部25を介してダウンロードされ前記メモリ22に記憶される。

0024

前記電卓制御プログラムには、ユーザ操作に応じた各種の計算処理を前記CPU21に実行させるための計算処理プログラム22aが含まれる。

0025

また、前記メモリ22には、計算式データエリア22b、計算結果(=)データエリア22c、総合計(GT)メモリエリア22d、AC後状態フラグエリア22eが確保される。

0026

前記計算式データエリア22bには、前記キー入力部11の操作に応じて入力される計算式の被演算数演算数の数値データ、前記計算式の演算子に従い前記被演算数と演算数の数値データを計算した計算データを新たな被演算数の数値データとして記憶するためのXレジスタとYレジスタ、及び前記演算子の演算データを記憶するための演算データレジスタが確保される。

0027

例えば、前記計算式の先頭の被演算数の数値データが入力されると当該被演算数の数値データは前記Xレジスタに記憶される。続いて前記演算子が入力された後に演算数の数値データが入力されると、当該演算子の演算データは前記演算データレジスタに記憶され、前記演算数の数値データは前記Yレジスタに記憶される。ここで、続けて次の演算子が入力された場合は、前記Xレジスタに記憶された被演算数の数値データと前記Yレジスタに記憶された演算数の数値データとが前記演算データレジスタに記憶(保留)された演算データに従い計算され、計算された計算データが新たな被演算数として前記Xレジスタに上書きされて記憶される。また、前記次(今回)の演算子の演算データが前記演算データレジスタに上書きされて記憶される。続いて入力された次の演算数の数値データは前記Yレジスタに上書きされて記憶される。そして、前記[=](計算実行)キーが操作された場合は、前記Xレジスタに記憶された被演算数の数値データと前記Yレジスタに記憶された演算数の数値データとが前記演算データレジスタに記憶された演算データに従い計算され、計算結果データとして前記計算結果(=)データエリア22cに記憶される。

0028

なお、前記[÷余り]キー11bの演算データに従い商と余りの計算結果データが算出された際に、前記商利用モードに設定されている状態では、当該商の数値データが次の計算の被演算数として前記Xレジスタに記憶され、また前記余り利用モードに設定されている状態では、当該余りの数値データが次の計算の被演算数として前記Xレジスタに記憶される。

0029

前記計算結果(=)データエリア22cは、前記[=](計算実行)キーの操作に応じて計算実行された計算結果データが記憶される。

0030

前記総合計(GT)メモリエリア22dには、前記[=](計算実行)キーの操作に応じて計算実行された計算結果データが前記計算結果(=)データエリア22cに記憶される毎に当該計算結果データが順次加算され、当該加算された結果の加算結果データとして記憶される。前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶された加算結果データは前記[AC](オールクリア)キー11aの操作に応じて“0”にクリアされる。

0031

なお、前記[÷余り]キー11bの演算データに従い計算実行された商と余りの計算結果データが算出された際に、前記商利用モードに設定されている状態では、当該商の数値データが前記総合計(GT)メモリエリア22dの加算結果データに加算され、前記余り利用モードに設定されている状態では、当該余りの数値データが前記総合計(GT)メモリエリア22dの加算結果データに加算される。

0032

前記AC後状態フラグエリア22eには、前記[AC]キー11aによりオールクリアの入力操作が行われた後にその状態を示すフラグ(AC後状態フラグ)がONに設定されて記憶され、他のキーによる入力操作が行われた後に当該AC後状態フラグがOFFに設定されて記憶される。

0033

このように構成された電卓10は、前記CPU21が前記電卓制御プログラム(計算処理プログラム22a含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べるような、各種の計算機能を実現する。

0034

次に、前記構成の電卓10による各種の計算機能に応じた動作について説明する。

0035

図3図4図5は、前記電卓10の計算処理プログラム22aに従った計算処理(その1,2,3)を示すフローチャートである。

0036

(第1実施形態)
図6は、前記電卓10の計算処理に従った第1実施形態のユーザ操作に対応する表示動作を示す図である。

0037

ここでは、薬局において、1箱に3シート(1シートに14個(計42個の錠剤))入った薬があり、前記電卓10を利用することで、患者が必要とする錠剤の個数と、当該必要個数が何箱+何シート+ばら何個になるかを求めることを仮定する。

0038

前記電卓10において、図6(A)に示すように、前記[AC](オールクリア)キー11aによりAC入力操作が行われると(ステップS1(Yes))、前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データが“0”にクリアされる(ステップS2)。

0039

また、前記計算式データエリア22bのXレジスタ,Yレジスタ,演算データレジスタがクリア(消去)され、さらに、前記表示部12の数値データがクリアされて“0.”が表示される(ステップS3)。

0040

すると、前記AC後状態フラグエリア22eに記憶されるAC後状態フラグがONに設定される(ステップS4)。

0041

そして、前記[÷余り]キー11bを使用して商と余りの計算を行なうのに、現在の利用モードを確認するため、当該[÷余り]キー11bにより[÷余り]の演算データが入力されると(ステップS9(Yes))、前記AC後状態フラグがONに設定されていると判断され(ステップS10(Yes))、現在の利用モードが商利用モードであることを示す[商]シンボルQが表示部12に表示される(ステップS11)。

0042

ここで、図6(B)に示すように、前記[÷余り]キー11bが繰り返し操作されると(ステップS12(Yes))、現在の利用モードが商利用モードに設定されている場合には余り利用モードに切替えられて設定され、現在の利用モードが余り利用モードに設定されている場合には商利用モードに切替えられて設定される(ステップS13)。ここでは、前記商利用モードから余り利用モードに切替えられて設定され、前記表示部12に[余り]シンボルRが表示される。

0043

すると、前記AC後状態フラグエリア22eに記憶されるAC後状態フラグがOFFに設定される(ステップS8)。

0044

次に、図6(C)に示すように、前記[AC]キー11aの再操作後(ステップS1〜S4)、前記患者に薬が必要な期間(日数)を計算するのに、図6(D)(E)に示すように、前記[日数]キー11cを使用して、4[日数(月)]→8[日数(日)]→[÷(〜)]→5[日数(月)]→13[日数(日)]と月日の数値データを入力すると(ステップS5(Yes))、前記表示部12に[日数計算]シンボルと[〜(期間)]シンボルが表示されて当該入力された月日の数値データ“4−8”と“5−13”が順次表示される(ステップS6)。

0045

そして、例えば、後から入力された月日“5−13”に対応した数値データが被演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶され、先に入力された月日“4−8”に対応した数値データが演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶され、演算子[−]に対応した演算データが演算データレジスタに記憶される(ステップS7)。

0046

また、前記AC後状態フラグエリア22eに記憶されるAC後状態フラグがOFFに設定される(ステップS8)。

0047

ここで、前記患者に薬が必要な期間(日数)に必要とする前記錠剤の総個数(日数×3個(/1日))を計算するのに、図6(F)(G)に示すように、演算子キー[×]と数値キー[3]を操作する。

0048

前記図6(F)で示したように、演算子[×]に対応した演算データ(÷余り以外)が入力されると(ステップS14(Yes))、前記計算式データエリア22bのXレジスタ、Yレジスタ、演算データレジスタに、それぞれ前記被演算数としての月日“5−13”に対応した数値データ、演算数としての月日“4−8”に対応した数値データ、演算子[−]に対応した演算データが入力(記憶)済みであると判断される(ステップS15(Yes))。

0049

また、前記演算データレジスタに保留されている演算データ[−]は、[÷余り]の演算データではないと判断される(ステップS16(No))。

0050

すると、前記演算データレジスタに記憶されている演算データ[−]に従い、前記Xレジスタに記憶された月日“5−13”に対応した数値データから前記Yレジスタに記憶された月日“4−8”に対応した数値データを減算する計算が実行され、該当期間(日数)に対応する計算結果の数値データ“35”が表示される(ステップS24)。

0051

すると、前記計算結果の数値データ“35”が前記計算式データエリア22bのXレジスタに次の計算の被演算数として記憶される(ステップS25)。

0052

そして、今回入力された演算子[×]に対応した演算データが前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに記憶される(ステップS21)。

0053

また、前記図6(G)で示したように、数値キー[3]に対応した数値データ“3”が入力されると(ステップS5(Yes))、入力された数値データ“3”が表示され(ステップS6)、前記計算式データエリア22bのYレジスタに次の計算の演算数として記憶される(ステップS7,S8)。

0054

ここで、図6(H)に示すように、[÷余り]キー11bが操作され、[÷余り]の演算データが入力されると(ステップS9(Yes))、前記AC後状態フラグエリア22eのAC後状態フラグはONではなくOFFに設定されていると判断される(ステップS10(No))。また、前記計算式データエリア22bのXレジスタ、Yレジスタ、演算データレジスタに、それぞれ前記被演算数としての数値データ“35”(日数)、演算数としての数値データ“3”(個)、演算子[×]に対応した演算データが入力(記憶)済みであると判断される(ステップS15(Yes))。

0055

そして、前記演算データレジスタに保留されている演算データ[×]は、[÷余り]の演算データではないと判断される(ステップS16(No))。

0056

すると、前記演算データレジスタに記憶されている演算データ[×]に従い、前記Xレジスタに記憶された数値データ“35”(日数)に前記Yレジスタに記憶された数値データ“3”(個)を乗算する計算が実行され、前記患者に必要な薬(錠剤)の総個数に対応する計算結果の数値データ“105”が表示される(ステップS24)。

0057

すると、前記計算結果の数値データ“105”が前記計算式データエリア22bのXレジスタに次の計算の被演算数として記憶される(ステップS25)。

0058

そして、今回入力された演算子[÷余り]に対応した演算データが前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに記憶される(ステップS21)。

0059

ここで、図6(I)に示すように、前記1箱に入った薬の個数(計42個)に対応した数値データ“42”が入力されると(ステップS5(Yes))、入力された数値データ“42”が表示され(ステップS6)、前記計算式データエリア22bのYレジスタに次の計算の演算数として記憶される(ステップS7,S8)。

0060

そして、図6(J)に示すように、[=](計算実行)キーが操作されると(ステップS31(Yes))、前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに保留された演算データ[÷余り]が記憶されていると判断される(ステップS32,S33(Yes))。

0061

すると、前記演算データレジスタに記憶されている演算データ[÷余り]に従い、前記Xレジスタに記憶された数値データ“105”(患者に必要な薬の総個数)を前記Yレジスタに記憶された数値データ“42”(1箱に入った薬の個数)で除算する計算が実行され、前記患者に必要な薬の箱数とこれに加えて必要な薬の個数とに対応する計算結果の商の数値データ“2”と余りの数値データ“21”とが表示される(ステップS34)。

0062

ここで、現在、余り利用モードに設定されていると判断されると(ステップS35(Yes))、総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データ(ここでは“0”)に対して、前記計算結果である余りの数値データ“21”が加算され、更新された加算結果データ“21”として前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶される(ステップS36)。

0063

なお、前記ステップS35において、商利用モードに設定されていると判断された場合は(ステップS35(No))、前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データ(ここでは“0”)に対して、前記計算結果である商の数値データ“2”が加算され、更新された加算結果データ“2”として前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶される(ステップS37)。

0064

続いて、図6(K)に示すように、[÷余り]キー11bが操作され、[÷余り]の演算データが入力されると(ステップS9(Yes))、前記AC後状態フラグエリア22eのAC後状態フラグはONではなくOFFに設定されていると判断される(ステップS10(No))。また、前記計算式データエリア22bのXレジスタ、Yレジスタ、演算データレジスタに、数値データや演算データは入力(記憶)済みではないと判断される(ステップS15(No))。

0065

すると、前記図6(J)で示したように、前記商と余りの表示状態“2−21”であり(ステップS26(Yes))、前記余り利用モードに設定されていると判断され(ステップS27(Yes))、前記余りの数値データ“21”(前記薬2箱に加えて患者に必要な薬の個数)が、前記表示部12に表示され、次の計算の被演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶される(ステップS28)。

0066

そして、今回入力された演算子[÷余り]に対応した演算データが前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに記憶される(ステップS21)。

0067

前記ステップS27において、商利用モードに設定されていると判断された場合は(ステップS27(No))、前記商の数値データ“2”が、前記表示部12に表示され、次の計算の被演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶される(ステップS29)。そして、今回入力された演算子[÷余り]に対応した演算データが前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに記憶される(ステップS21)。

0068

なお、前記図6(H)で示したように計算されて表示された、前記患者に必要な薬(錠剤)の総個数“105”について、42個入りの薬の箱が2箱とこれに加えて必要な薬の個数に相当することが分かっている場合には、前記図6(J)で示した[=](計算実行)キーの操作を省略し、前記図6(I)で示した数値データ“42”を入力した後に(ステップS5〜S8)、続けて、前記図6(K)で示したように、[÷余り]キー11bを操作して、[÷余り]の演算データを入力してもよい(ステップS9(Yes),S10(No))。

0069

この場合、前記計算式データエリア22bのXレジスタ、Yレジスタ、演算データレジスタに、それぞれ前記被演算数としての数値データ“105”、演算数としての数値データ“42”、演算子[÷余り]に対応した演算データが入力(記憶)済みであると判断される(ステップS15(Yes))。また、前記演算データレジスタに保留されている演算データは、[÷余り]の演算データであると判断される(ステップS16(Yes))。

0070

よって、前記演算データレジスタに記憶されている演算データ[÷余り]に従い、前記Xレジスタに記憶された数値データ“105”を前記Yレジスタに記憶された数値データ“42”で除算する計算が実行され、前記同様に算出された患者に必要な薬の箱数とこれに加えて必要な薬の個数とに対応する計算結果の商の数値データ“2”と余りの数値データ“21”とが一時記憶される(ステップS17)。

0071

そして、現在、余り利用モードであると判断され(ステップS18(Yes))、前記余りの数値データ“21”(前記薬2箱に加えて患者に必要な薬の個数)が、次の計算の被演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶され(ステップS19)、前記表示部12に表示される(ステップS20)。

0072

そして、今回入力された演算子[÷余り]に対応した演算データが前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに記憶される(ステップS21)。

0073

なお、前記ステップS18において、商利用モードに設定されていると判断された場合は(ステップS18(No))、前記商の数値データ“2”が、次の計算の被演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶され(ステップS22)、前記表示部12に表示される(ステップS23)。

0074

続いて、図6(L)に示すように、前記1シートに入った薬の個数(14個)に対応した数値データ“14”が入力されると(ステップS5(Yes))、入力された数値データ“14”が表示され(ステップS6)、前記計算式データエリア22bのYレジスタに次の計算の演算数として記憶される(ステップS7,S8)。

0075

そして、図6(M)に示すように、[=](計算実行)キーが操作されると(ステップS31(Yes))、前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに保留された演算データ[÷余り]が記憶されていると判断される(ステップS32,S33(Yes))。

0076

すると、前記患者に必要な薬が何箱になるかを計算した場合と同様に、前記演算データレジスタに記憶されている演算データ[÷余り]に従い、前記Xレジスタに記憶された数値データ“21”(前記2箱に加えて患者に必要な薬の個数)を前記Yレジスタに記憶された数値データ“14”(1シートに入った薬の個数)で除算する計算が実行され、前記患者に必要な薬のシートの枚数とばらの個数とに対応する計算結果の商の数値データ“1”と余りの数値データ“7”とが表示される(ステップS34)。

0077

これにより、前記患者が必要とする薬の総個数(105個)と、当該必要個数が2箱+1シート+ばら7個になることを、簡単に見通し良く求めることができる。

0078

なお、前記[=](計算実行)キーが操作された際に(ステップS31(Yes))、前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに保留された演算データが[÷余り]以外の演算データであると判断された場合は(ステップS32,S33(No))、当該計算式データエリア22bに記憶されている計算式データに対応した計算が実行され、計算結果の数値データが表示される(ステップS38)。

0079

そして、前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データに対して、前記計算結果の数値データが加算され、更新された加算結果データとして前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶される(ステップS39)。

0080

また、前記[=](計算実行)キーが操作された際に(ステップS31(Yes))、前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに保留された演算データが無いと判断された場合は(ステップS32(No))、前記表示部12に現在表示されている数値データがそのまま計算結果の数値データとして前記計算結果(=)データエリア22cに記憶され一時保存される(ステップS40)。そして、前記同様に、前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データが更新される(ステップS39)。

0081

したがって、前記構成の電卓10による第1実施形態の計算機能によれば、患者に必要な薬の総個数を、例えば服用期間(35日)と1日当たり服用個数(3個)とに基づき算出し(105個)、[÷余り]の演算データを入力して1箱あたりの薬の個数(42個)を入力し計算実行すると、計算結果の数値データが、前記患者に必要な薬の箱数とばら個数とに対応した商の数値データ“2”(箱)と余りの数値データ“21”(個)として算出される。この際、余り利用モードに設定されていれば、前記余りの数値データ“21”(個)が次の計算の被演算数として計算式データエリア22bのXレジスタに記憶され、続けて、前記[÷余り]の演算データを入力して1シートあたりの薬の個数(14個)を入力し計算実行すると、計算結果の数値データが、前記2箱に加えて必要な薬のシート数とばら個数とに対応した商の数値データ“1”(シート)と余りの数値データ“7”(個)として算出される。

0082

このように、除算により得られた余りの数値データを容易に次の計算に用いて連続した計算を行なうことが可能になるので、例えば薬局において、前記患者に対し必要な薬が何箱+何シート+ばら何個になるかを、簡単に見通し良く求めることができる。

0083

(第2実施形態)
図7は、前記電卓10の計算処理に従った第2実施形態のユーザ操作に対応する表示動作を示す図である。

0084

この第2実施形態では、前記[÷余り]の計算機能を利用して、複数の患者にそれぞれ必要な薬を何シート+ばら何個と求めて渡して行くときに、単純に患者の順番で前記シートをばらして行くと、例えば1個のばらが出て纏めにくく、患者側でも無くし易い場合が出る。このため、各患者に渡すばらのシートの部分をできるだけ大きな纏まりにして見通し良く分けることができるように、予め、各患者に渡すばらの個数を合わせて何シート+ばら何個になるかを求めることを仮定する。

0085

この第2実施形態において、前記第1実施形態と同様のユーザ操作に対応する表示動作については、前記図3図5に示すフローチャートのステップ符号を付してその詳細な説明を省略する。

0086

前記第1実施形態と同様に、図7(A)に示すように、[AC]キー11a及び[÷余り]キー11bの操作に応じて余り利用モード([余り]シンボルR表示)に設定されている状態で(ステップS1〜S4/S8〜S13)、例えば、患者Aが12日間に服用する薬の総個数を求めるため、図7(B)(C)に示すように、計算式データ“12[×]3”を入力する。

0087

すると、前記入力された演算子[×]の演算データは、前記[÷余り]の演算データ以外の演算データで(ステップS14(Yes))、前記計算式データエリア22bに計算式データが入力済みではなく(ステップS15(No))、前記表示部12は商と余りの表示状態ではないので(ステップS26(No))、当該表示部12に表示されている数値データ“12”(図7(B)参照)が被演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶される(ステップS30)。

0088

また、今回入力された前記演算子[×]の演算データが、前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに記憶される(ステップS21)。

0089

そして、続いて入力された数値データ“3”(図7(C)参照)が演算数として前記計算式データエリア22bのYレジスタに記憶される(ステップS5〜S8)。

0090

ここで、前記入力された計算式データ“12[×]3”の計算を実行して求められる前記患者Aに必要な薬の総個数を対象に、前記1シートの薬の個数“14”により前記[÷余り]の計算を行なうため、図7(D)(E)に示すように、前記[÷余り]キー11aを操作して[÷余り]の演算データを入力し、前記1シートの薬の個数である数値データ“14”を入力する。

0091

すると、前記[÷余り]の演算データの入力(図7(D)参照)に応じて(ステップS9(Yes))、前記AC後状態フラグ(22e)がONではなく(ステップS10(No))、前記計算式データ“12[×]3”は入力済みで(ステップS15(Yes))、前記演算データレジスタに記憶されて保留されている演算データ[×]は[÷余り]の演算データではないと判断される(ステップS16(No))。そして、前記保留されている演算データ[×]に従い前記計算式データ“12[×]3”の計算が実行され、その計算結果の数値データ“36”が、前記表示部12に表示され(ステップS24)、次の計算の被演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶される(ステップS25)。また、今回入力された前記[÷余り]の演算データが前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに記憶される(ステップS21)。

0092

そして、前記数値データ“14”の入力(図7(E)参照)に応じて、当該入力された数値データ“14”が演算数として前記計算式データエリア22bのYレジスタに記憶される(ステップS5〜S8)。

0093

ここで、図7(F)に示すように、[=](計算実行)キーが操作されると(ステップS31(Yes))、前記演算データレジスタに保留された[÷余り]の演算データがあるので(ステップS32,S33(Yes))、前記演算データ[÷余り]に従い、前記Xレジスタに記憶された数値データ“36”(患者Aに必要な薬の総個数)を前記Yレジスタに記憶された数値データ“14”(1シートの薬の個数)で除算する計算が実行され、前記患者Aに必要な薬のシート数とこれに加えて必要な薬のばら個数とに対応する計算結果の商の数値データ“2”と余りの数値データ“8”とが表示される(ステップS34)。

0094

ここで、現在、余り利用モードに設定されているので(ステップS35(Yes))、前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データ(ここでは“0”)に対して、前記計算結果である余りの数値データ“8”が加算され、更新された加算結果データ“8”として前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶される(ステップS36)。

0095

また、患者Bについても、前記患者Aと同様に、図7(G)(H)(I)に示すように、計算式データ“25(日)[×]3(個)”、演算データ[÷余り]、数値データ“14”(個/シート)、[=]キー、と順次入力するとこで、当該患者Bに必要な薬の総個数“75”が算出されて表示される(ステップS14,S15(No)→S26(No)→S30→S21→S5〜S8→S9,S10(No)→S15,S16(No)→S24)。また、前記患者Bに必要な薬の総個数“75”に対応した薬のシート数とこれに加えて必要な薬のばら個数とに対応する商の数値データ“5”と余りの数値データ“5”とが算出されて表示される(ステップS25→S21→S5〜S8→S31〜S34)。

0096

ここでも、現在、余り利用モードに設定されているので(ステップS35(Yes))、前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データ(ここでは前記患者Aに渡す薬のシート以外のばら個数“8”)に対して、前記患者Bに渡す薬のシート以外のばら個数である余りの数値データ“5”が加算され、更新された加算結果データ“13”として前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶される(ステップS36)。

0097

さらに、患者Cについても、前記患者A,Bと同様に、図7(J)(K)(L)に示すように、計算式データ“18(日)[×]3(個)”、演算データ[÷余り]、数値データ“14”(個/シート)、[=]キー、と順次入力するとこで、当該患者Cに必要な薬の総個数“54”が算出されて表示される(ステップS14,S15(No)→S26(No)→S30→S21→S5〜S8→S9,S10(No)→S15,S16(No)→S24)。また、前記患者Cに必要な薬の総個数“54”に対応した薬のシート数とこれに加えて必要な薬のばら個数とに対応する商の数値データ“3”と余りの数値データ“12”とが算出されて表示される(ステップS25→S21→S5〜S8→S31〜S34)。

0098

そして、前記同様に、余り利用モードに設定されているので(ステップS35(Yes))、前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データ(ここでは前記患者A,Bに渡す薬のシート以外の合計のばら個数“13”)に対して、前記患者Cに渡す薬のシート以外のばら個数である余りの数値データ“12”が加算され、更新された加算結果データ“25”として前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶される(ステップS36)。

0099

ここで、図7(M)に示すように、[GT]キー11dにより総合計の表示を指示する操作が行われると(ステップS41(Yes))、前記総合計(GT)メモリエリア22dに記憶されている加算結果データ“25”が読み出されて表示され、前記患者A,B,Cに渡す薬のシート以外の合計のばら個数を確認できる。

0100

そして、前記各患者A,B,Cに渡す薬のシート以外の合計のばら個数“25”について、何シート+ばら何個に相当するかを求めるため、図7(N)(O)(P)に示すように、前記同様に[÷余り]キー11bにより[÷余り]の演算データを入力し、前記1シートに入った薬の個数である数値データ“14”を入力し、前記[=]キーにより計算の実行を指示する。

0101

すると、前記同様に、前記入力されて表示された数値データ“25”(各患者に渡すシート以外の合計のばら個数)(図7(N)参照)が、被演算数として前記計算式データエリア22bのXレジスタに記憶され、今回入力された前記[÷余り]の演算データが前記計算式データエリア22bの演算データレジスタに記憶される(ステップS9,S10(No)→S15(No)→S26(No)→S30→S21)。また、前記入力されて表示された数値データ“14”(1シートに入った薬の個数)(図7(O)参照)が、演算数として前記計算式データエリア22bのYレジスタに記憶される(ステップS5〜S8)。

0102

そして、前記各患者A,B,Cに渡す薬のシート以外の合計のばら個数“25”が、何シート+ばら何個になるかに対応する商の数値データ“1”と余りの数値データ“11”として算出されて表示される(ステップS31〜S34)。

0103

これにより、前記患者Aに2シート+ばら8個(図7(F)参照)、前記患者Bに5シート+ばら5個(図7(I)参照)、前記患者Cに3シート+ばら12個(図7(L)参照)の薬を渡すのを容易に知ることができるだけでなく、予め、前記各患者に渡すばらの合計が1シート+ばら11個になることを容易に知ることができる。よって、例えば前記患者Cにはばら12個の纏まり、前記患者Aにはばら8個の纏まり、前記患者Bにはばら2個と3個の纏まりとして見通し良く分けて渡せるようになる。

0104

したがって、前記構成の電卓10による第2実施形態の計算機能によれば、前記第1実施形態と同様に、除算により得られた余りの数値データを容易に次の計算に用いて連続した計算を行なうことで、例えば薬局において、患者に対し必要な薬が何箱+何シート+ばら何個になるかを、簡単に見通し良く求めることができる。

0105

しかも、前記第2実施形態の計算機能によれば、前記余り利用モードを設定した状態では、前記除算により余りの数値データが得られる毎に、当該余りの数値データを前記総合計(GT)メモリエリア22dの加算結果データに繰り返し加算して記憶でき、当該加算結果データを[GT]キー11dにより読み出して次の計算に用いることができる。

0106

これにより、例えば、複数の患者にそれぞれ必要な薬を何シート+ばら何個と求めて渡して行くときに、予め、各患者に渡すばらの個数を合わせて何シート+ばら何個になるか容易に求めることができ、各患者に渡すばらのシートの部分をできるだけ大きな纏まりにして見通し良く分けて渡すことができる。

0107

なお、前記各実施形態において記載した計算装置(電卓10)による各処理の手法、すなわち、図3図4図5のフローチャートに示す計算処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスクフロッピ(登録商標ディスクハードディスク等)、光ディスクCD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録装置媒体に格納して配布することができる。そして、そして、電子式計算機のコンピュータ(CPU)は、前記外部記録装置の媒体に記憶されたプログラムを記憶装置に読み込み、読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した[÷余り]の計算機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。

0108

また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、前記通信ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から前記プログラムのデータを、電子式計算機に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述した[÷余り]の計算機能を実現することもできる。

0109

本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。

0110

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。

0111

[1]
ユーザ操作に応じて、商と余りとを計算する商余り除算の計算結果の商の数値データを利用する商利用状態、又は前記計算結果の余りの数値データを利用する余り利用状態の何れかの状態を初期設定する初期設定手段と、
ユーザ操作に応じて入力された数値データについて、ユーザにより前記商余り除算の指定がされると、前記入力された数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させる商余り表示制御手段と、
前記商余り表示制御手段により前記商の数値データと前記余りの数値データとが表示された状態で、ユーザにより演算の指定がされると、前記初期設定手段による初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを、前記指定された演算に利用可能に入力する初期設定対応商余り入力手段と、
を備えたことを特徴とする計算装置。

0112

[2]
前記初期設定手段は、ユーザの初期表示操作後に、ユーザにより複数回以上の前記商余り除算の指定がされることにより、前記商利用状態、又は前記余り利用状態の何れかの状態を初期設定する、
ことを特徴とする[1]に記載の計算装置。

0113

[3]
前記初期設定手段は、ユーザの初期表示操作後に、ユーザにより前記商余り除算の指定が1回行われると、前記初期設定されている前記商利用状態を示す表示、又は前記初期設定されている前記余り利用状態を示す表示を行う状態表示制御手段を備える、
ことを特徴とする[1]又は[2]に記載の計算装置。

0114

[4]
前記商余り表示制御手段により商の数値データと余りの数値データとが表示される毎に、前記初期設定手段による初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを加算して記憶する加算記憶手段と、
前記加算記憶手段により記憶された前記商の数値データ又は前記余りの数値データを加算した加算結果の数値データについて、前記加算結果の数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させる加算結果商余り表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする[1]乃至[3]の何れかに記載の計算装置。

0115

[5]
ユーザ操作に応じて、商と余りとを計算する商余り除算の計算結果の商の数値データを利用する商利用状態、又は前記計算結果の余りの数値データを利用する余り利用状態の何れかの状態を初期設定し、
ユーザ操作に応じて入力された数値データについて、ユーザにより前記商余り除算の指定がされると、前記入力された数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させ、
前記商の数値データと前記余りの数値データとが表示された状態で、ユーザにより演算の指定がされると、前記初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを、前記指定された演算に利用可能に入力する、
ようにした計算方法。

0116

[6]
コンピュータを、
ユーザ操作に応じて、商と余りとを計算する商余り除算の計算結果の商の数値データを利用する商利用状態、又は前記計算結果の余りの数値データを利用する余り利用状態の何れかの状態を初期設定する初期設定手段と、
ユーザ操作に応じて入力された数値データについて、ユーザにより前記商余り除算の指定がされると、前記入力された数値データに対応する商の数値データと余りの数値データとを表示させる商余り表示制御手段と、
前記商余り表示制御手段により前記商の数値データと前記余りの数値データとが表示された状態で、ユーザにより演算の指定がされると、前記初期設定手段による初期設定に応じた商の数値データ又は余りの数値データを、前記指定された演算に利用可能に入力する初期設定対応商余り入力手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。

0117

10 …電卓(電子式卓上計算機)
11 …キー入力部
11a…[AC]キー
11b…[÷余り]キー
11c…[日数]キー
11d…[GT]キー
12 …表示部
21 …CPU
22 …メモリ
22a…計算処理プログラム
22b…計算式データエリア
22c…計算結果(=)データエリア
22d…総合計(GT)メモリエリア
22e…AC後状態フラグエリア
23 …外部記録媒体
24 …記録媒体読取部
25 …通信部
30 …Webサーバ
N …通信ネットワーク

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