図面 (/)

技術 シーリング方法およびシール部材

出願人 日東エルマテリアル株式会社錦産業株式会社
発明者 田村崇浅野潤治
出願日 2016年7月6日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-133823
公開日 2018年1月11日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2018-003998
状態 特許登録済
技術分野 管の敷設 建築環境 シーリング材組成物
主要キーワード 水密作用 ニトリルブチルゴム ガイド材 略板形状 体積発泡倍率 シリコーン系粘着剤組成物 部分剥離 ゴム系粘着剤組成物
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

第1壁に対して一方側からしか作業できない場合であっても、第1開口部と挿入部材との間の防水性の向上を図ることのできるシーリング方法およびシール部材を提供すること。

解決手段

第1壁18の第1開口部23と、第1開口部23に挿入される挿入部材12との隙間をシールするためのシーリング方法では、貫通穴9が形成された弾性層2と、貫通穴9を囲うように弾性層2の表面に配置される粘着層3と、粘着層3の表面に配置される離型シート4と、を備えるシール部材1を、第1壁18の厚み方向の一方側から、第1開口部23を通過させ、第1壁18の厚み方向の他方側において、充填領域10が確保されるように第1壁18に対して位置決めし、離型シート4を剥離し、粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に貼付し、挿入部材12を貫通穴9に圧入するように第1開口部23に挿入する。

概要

背景

従来より、建物等の壁を貫通する開口部と、その開口部に挿入される挿入部材との間に、水が浸入することを防止する防水構造が知られている。

このような防水構造では、円筒形状を有するガイド材を壁の開口部に組み付け、そのガイド材に対して挿入部材を挿入し、ガイド材と挿入部材との間に、全周にわたって緩衝材介装することにより、ガイド材と挿入部材との隙間を埋めている。そして、緩衝材の上から、さらにシーリング材充填することで、ガイド材と挿入部材との隙間を完全に塞ぐ防水構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。

概要

第1壁に対して一方側からしか作業できない場合であっても、第1開口部と挿入部材との間の防水性の向上をることのできるシーリング方法およびシール部材を提供すること。 第1壁18の第1開口部23と、第1開口部23に挿入される挿入部材12との隙間をシールするためのシーリング方法では、貫通穴9が形成された弾性層2と、貫通穴9を囲うように弾性層2の表面に配置される粘着層3と、粘着層3の表面に配置される離型シート4と、を備えるシール部材1を、第1壁18の厚み方向の一方側から、第1開口部23を通過させ、第1壁18の厚み方向の他方側において、充填領域10が確保されるように第1壁18に対して位置決めし、離型シート4を剥離し、粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に貼付し、挿入部材12を貫通穴9に圧入するように第1開口部23に挿入する。

目的

本発明の目的は、第1壁に対して一方側からしか作業できない場合であっても、第1開口部と挿入部材との間の防水性の向上を図ることのできるシーリング方法およびシール部材を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

第1壁の厚み方向を貫通する第1開口部と、前記第1開口部よりも小さいサイズを有し、前記第1開口部に挿入される挿入部材との隙間をシールするためのシーリング方法であって、前記挿入部材を挿入するために設けられ、前記挿入部材の外径と同一、または、前記挿入部材の外径よりも小さく、前記挿入部材を圧入可能な貫通穴が形成された弾性層と、前記貫通穴を囲うように前記弾性層の表面に配置される粘着層と、前記粘着層の表面に配置される離型シートと、を備えるシール部材を用意する用意工程、前記シール部材を、前記第1壁の前記厚み方向の一方側から、前記第1壁の前記厚み方向の他方側に位置させるために、前記第1開口部を通過させる通過工程、前記離型シートを前記第1壁の前記厚み方向の他方面に向かい合わせ、前記厚み方向から見て、前記第1開口部内に前記貫通穴が位置し、前記シール部材において前記貫通穴と前記第1開口部との間にシーリング材充填する領域が確保されるように、前記シール部材を前記第1壁に対して位置決めする位置決め工程、前記離型シートを剥離し、前記粘着層を前記第1壁の前記厚み方向の他方面に貼付する貼付工程、および、前記挿入部材を、前記貫通穴に圧入するように前記第1開口部に挿入する挿入工程を備えていることを特徴とする、シーリング方法。

請求項2

前記第1壁の前記厚み方向の他方側に間隔を隔てるように第2壁が対向配置され、前記第2壁は、前記厚み方向に投影したときに前記第1開口部と重なる第2開口部を有し、前記第1壁と前記第2壁との間は、前記第1開口部および前記第2開口部からのみ作業可能な空間であり、前記挿入工程において、前記挿入部材は、前記第2壁の前記厚み方向の他方側から、前記第2開口部を介して、前記貫通穴に圧入されるように、前記第1開口部に挿入されることを特徴とする、請求項1に記載のシーリング方法。

請求項3

前記通過工程において、前記シール部材は、折り曲げられた状態で、前記第1開口部に通過され、前記第1壁の前記厚み方向の他方側において、前記折り曲げられた状態から復元することを特徴とする、請求項1または2に記載のシーリング方法。

請求項4

前記通過工程の前に、前記離型シートを部分的に剥離して前記粘着層を部分的に露出させる部分剥離工程をさらに備え、前記位置決め工程において、部分的に露出した前記粘着層を前記第1壁の前記厚み方向の他方面に貼付することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシーリング方法。

請求項5

前記離型シートは、前記貫通穴を中心として、前記貫通穴を囲うように順次配置される複数の剥離部を備え、前記貼付工程では、複数の前記剥離部の内、最も外側に位置する前記剥離部から少なくとも1つを剥離することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシーリング方法。

請求項6

前記位置決め工程において、前記厚み方向から見て、前記第1開口部に対して、前記離型シートの内周、または、隣接する複数の前記剥離部の境界部分のいずれかを一致させるようにして、前記シール部材を前記第1壁に対して位置決めすることを特徴とする、請求項5に記載のシーリング方法。

請求項7

前記離型シートは、隣接する複数の前記剥離部の間を部分的に連結する連結部を備えていることを特徴とする、請求項5または6に記載のシーリング方法。

請求項8

前記離型シートは、前記貫通穴から離れるように前記粘着層よりも外側に突出するタブを備え、前記位置決め工程において、前記タブを起点として前記離型シートを前記粘着層から剥離して、前記タブを前記第1開口部から露出させることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシーリング方法。

請求項9

前記離型シートは、前記貫通穴から離れるように前記粘着層よりも外側に突出するタブを備え、前記連結部は、前記タブと前記貫通穴との間に配置され、前記位置決め工程において、前記タブを起点として前記離型シートを前記粘着層から剥離して、前記タブを前記第1開口部から露出させることを特徴とする、請求項7に記載のシーリング方法。

請求項10

壁の厚み方向を貫通する開口部と、前記開口部よりも小さいサイズを有し、前記開口部に挿入される挿入部材との隙間をシールするために用いられるシール部材であって、前記挿入部材を挿入するために設けられ、前記挿入部材の外径と同一、または、前記挿入部材の外径よりも小さく、前記挿入部材を圧入可能な貫通穴が形成された弾性層と、前記貫通穴を囲うように前記弾性層の表面に配置される粘着層と、前記粘着層の表面に配置される離型シートと、を備えることを特徴とする、シール部材。

請求項11

前記弾性層は、折り曲げ可能であり、折り曲げられた状態から復元する復元力を有することを特徴とする、請求項10に記載のシール部材。

請求項12

前記離型シートは、前記貫通穴を中心として、前記貫通穴を囲うように順次配置される複数の剥離部を備えていることを特徴とする、請求項10または11に記載のシール部材。

請求項13

前記離型シートの内周、または、隣接する複数の前記剥離部の境界部分のいずれかは、前記開口部と一致することを特徴とする、請求項12に記載のシール部材。

請求項14

前記離型シートは、隣接する複数の前記剥離部の間を部分的に連結する連結部を備えていることを特徴とする、請求項12または13に記載のシール部材。

請求項15

前記離型シートは、前記貫通穴から離れるように前記粘着層よりも外側に突出するタブを備えていることを特徴とする、請求項10〜14のいずれか一項に記載のシール部材。

請求項16

前記離型シートは、前記貫通穴から離れるように前記粘着層よりも外側に突出するタブを備え、前記連結部は、前記タブと前記貫通穴との間に配置されていることを特徴とする、請求項14に記載のシール部材。

技術分野

0001

本発明は、シーリング方法およびシール部材、詳しくは、第1壁の第1開口部と、第1開口部に挿入される挿入部材との隙間をシールするために好適に用いられるシーリング方法、および、その方法に用いられるシール部材に関する。

背景技術

0002

従来より、建物等の壁を貫通する開口部と、その開口部に挿入される挿入部材との間に、水が浸入することを防止する防水構造が知られている。

0003

このような防水構造では、円筒形状を有するガイド材を壁の開口部に組み付け、そのガイド材に対して挿入部材を挿入し、ガイド材と挿入部材との間に、全周にわたって緩衝材介装することにより、ガイド材と挿入部材との隙間を埋めている。そして、緩衝材の上から、さらにシーリング材充填することで、ガイド材と挿入部材との隙間を完全に塞ぐ防水構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。

先行技術

0004

特開2005−214247

発明が解決しようとする課題

0005

しかるに、例えば、間隔を隔てた2枚の壁から構成される二重構造の壁に対して、防水構造を施す場合には、2枚の壁の間では作業ができず、緩衝材を適切に配置できない場合がある。

0006

このような場合には、ガイド材と緩衝材との間、もしくは、挿入部材と緩衝材との間に隙間が生じ、シーリング材をうまく充填することができず、防水性を確保できないという不具合に繋がる。

0007

そこで、本発明の目的は、第1壁に対して一方側からしか作業できない場合であっても、第1開口部と挿入部材との間の防水性の向上を図ることのできるシーリング方法およびシール部材を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明[1]は、第1壁の厚み方向を貫通する第1開口部と、第1開口部よりも小さいサイズを有し、第1開口部に挿入される挿入部材との隙間をシールするためのシーリング方法であって、挿入部材を挿入するために設けられ、挿入部材の外径と同一、または、挿入部材の外径よりも小さく、挿入部材を圧入可能な貫通穴が形成された弾性層と、貫通穴を囲うように弾性層の表面に配置される粘着層と、粘着層の表面に配置される離型シートと、を備えるシール部材を用意する用意工程、シール部材を、第1壁の厚み方向の一方側から、第1壁の厚み方向の他方側に位置させるために、第1開口部を通過させる通過工程、離型シートを第1壁の厚み方向の他方面に向かい合わせ、厚み方向から見て、第1開口部内に貫通穴が位置し、シール部材において貫通穴と第1開口部との間にシーリング材を充填する領域が確保されるように、シール部材を第1壁に対して位置決めする位置決め工程、離型シートを剥離し、粘着層を第1壁の厚み方向の他方面に貼付する貼付工程、および、挿入部材を、貫通穴に圧入するように第1開口部に挿入する挿入工程を備えているシーリング方法を含んでいる。

0009

このようなシーリング方法によれば、シール部材は、第1壁の厚み方向の一方側から、第1壁の第1開口部を通過して、第1壁の厚み方向の他方側に配置される。

0010

そして、シール部材は、貫通穴と第1開口部との間にシーリング材を充填する領域が確保されるように第1壁に対して位置決めされた後、離型シートが剥離されることで、第1壁の厚み方向の他方面に貼付される。

0011

そのため、作業者は、第1壁に対して厚み方向の一方側にいながら、シール部材を、第1壁の厚み方向の他方側に位置させて、第1壁の厚み方向の他方面に対して貼付することができる。

0012

その結果、シール部材を第1壁に対して貼付することができながら、第1開口部と挿入部材との間の防水性の向上を図ることができる。

0013

また、作業者が第1壁に対して厚み方向の一方側から作業しているにも関わらず、挿入工程後のシール部材を第1壁の厚み方向の一方側から見たときには、シーリング材を充填する領域が第1開口部から露出されるのみである。

0014

そのため、第1壁を厚み方向の一方側から見たときの良好な仕上がりを得ることができる。

0015

本発明[2]は、第1壁の厚み方向の他方側に間隔を隔てるように第2壁が対向配置され、第2壁は、厚み方向に投影したときに第1開口部と重なる第2開口部を有し、第1壁と第2壁との間は、第1開口部および第2開口部からのみ作業可能な空間であり、挿入工程において、挿入部材は、第2壁の厚み方向の他方側から、第2開口部を介して、貫通穴に圧入されるように、第1開口部に挿入される、上記[1]に記載のシーリング方法を含んでいる。

0016

このようなシーリング方法によれば、シール部材を第1壁の第1方向の一方側から他方側に挿入して、第1壁と第2壁との間に位置させることができる。

0017

そのため、シール部材を、第1開口部および第2開口部からのみ作業可能な空間に配置して、第1壁の第1方向の他方面に貼付することができる。

0018

また、挿入部材が第2壁の厚み方向の他方側から貫通穴に圧入されるので、挿入工程において、シール部材の粘着層が、第1壁の厚み方向の他方面に押し付けられる。

0019

その結果、シール部材と第1壁とをより密着させることができるので、より一層の防水性の向上を図ることができる。

0020

本発明[3]は、通過工程において、シール部材が、折り曲げられた状態で、第1開口部に通過され、第1壁の厚み方向の他方側において、折り曲げられた状態から復元する、上記[1]または[2]に記載のシーリング方法を含んでいる。

0021

このようなシーリング方法によれば、第1開口部に対して、第1開口部よりも大きいサイズのシール部材を、通過させることができる。

0022

そのため、第1開口部と挿入部材との間の防水性のより一層の向上を図ることができる。

0023

本発明[4]は、通過工程の前に、離型シートを部分的に剥離して粘着層を部分的に露出させる部分剥離工程をさらに備え、位置決め工程において、部分的に露出した粘着層を第1壁の厚み方向の他方面に貼付する、上記[1]〜[3]のいずれか一項に記載のシーリング方法を含んでいる。

0024

このようなシーリング方法によれば、部分的に露出した粘着層を第1壁の厚み方向の他方面に貼付しながら、シール部材の位置を調整することができる。

0025

そのため、シール部材を、第1壁の第1開口部に対して、容易に位置決めすることができる。

0026

本発明[5]は、離型シートが、貫通穴を中心として、貫通穴を囲うように順次配置される複数の剥離部を備え、貼付工程では、複数の剥離部の内、最も外側に位置する剥離部から少なくとも1つを剥離する、上記[1]〜[4]のいずれか一項に記載のシーリング方法を含んでいる。

0027

このようなシーリング方法によれば、剥離させる剥離部の数を調整して、第1壁の厚み方向の他方面に貼付させる粘着層の面積を調整することができる。

0028

そのため、第1開口部のサイズが多岐にわたる場合であっても、異なる種類のシール部材を準備する必要がないので、シール部材の汎用性を高めることができる。

0029

本発明[6]は、位置決め工程において、厚み方向から見て、第1開口部に対して、離型シートの内周、または、隣接する複数の剥離部の境界部分のいずれかを一致させるようにして、シール部材を第1壁に対して位置決めする、上記[5]に記載のシーリング方法を含んでいる。

0030

このようなシーリング方法によれば、第1壁の厚み方向の一方側から、第1開口部を目視して、離型シートの内周、または、隣接する複数の剥離部の境界部分のいずれかを第1開口部に合わせるようにして、位置決めすることができる。

0031

そのため、シール部材を第1壁に対して、任意の位置に、確実に位置決めすることができる。

0032

本発明[7]は、離型シートが、隣接する複数の剥離部の間を部分的に連結する連結部を備えている、上記[5]または[6]に記載のシーリング方法を含んでいる。

0033

このようなシーリング方法によれば、離型シートが連結部を備えていることにより、複数の剥離部の内2つ以上を剥離させるときに、まとめて剥離させることができる。

0034

そのため、複数の剥離部を容易に剥離させることができる。

0035

また、連結部が隣接する複数の剥離部の間を連結するのは部分的であるので、容易に切り離すことができる。

0036

そのため、剥離したい剥離部と、その剥離部に隣接する剥離部とを連結する連結部を切り離すことにより、複数の剥離部の内、剥離したい剥離部のみを剥離することができる。

0037

本発明[8]は、離型シートが、貫通穴から離れるように粘着層よりも外側に突出するタブを備え、位置決め工程において、タブを起点として離型シートを粘着層から剥離して、タブを第1開口部から露出させる、上記[1]〜[7]のいずれか一項に記載のシーリング方法を含んでいる。

0038

このようなシーリング方法によれば、作業者は、タブを把持して、離型シートを粘着層から容易に剥離させることができる。

0039

また、位置決め工程において粘着層から剥離された離型シートのタブは、第1開口部から露出される。

0040

そのため、貼付工程において、第1開口部から露出するタブを引っ張ることで、離型シートを粘着層から剥離させることができる。

0041

その結果、離型シートを容易に剥離させながら、シール部材を第1壁の厚み方向の他方面に貼付することができる。

0042

本発明[9]は、離型シートが、貫通穴から離れるように粘着層よりも外側に突出するタブを備え、連結部が、タブと貫通穴との間に配置され、位置決め工程において、タブを起点として離型シートを粘着層から剥離して、タブを第1開口部から露出させる、上記[7]に記載のシーリング方法を含んでいる。

0043

このようなシーリング方法によれば、タブを第1開口部に向けて引っ張ると、離型シートは、連結部を通過するように剥離する。

0044

そのため、最も外側に位置する剥離部を剥離させるときに、隣接する剥離部もまとめて剥離することができる。

0045

その結果、複数の剥離部をまとめて剥離することができる。

0046

本発明[10]は、壁の厚み方向を貫通する開口部と、開口部よりも小さいサイズを有し、開口部に挿入される挿入部材との隙間をシールするために用いられるシール部材であって、挿入部材を挿入するために設けられ、挿入部材の外径と同一、または、挿入部材の外径よりも小さく、挿入部材を圧入可能な貫通穴が形成された弾性層と、貫通穴を囲うように弾性層の表面に配置される粘着層と、粘着層の表面に配置される離型シートと、を備えるシール部材を含んでいる。

0047

このようなシール部材は、離型シートを剥離させることで、壁に貼付される。このとき、開口部から目視することにより、壁に対して、弾性層の貫通穴が開口部に位置するように、シール部材を貼付することができる。

0048

そのため、作業者は、挿入部材を、貫通穴に圧入するように、壁の開口部に挿入することができる。

0049

その結果、挿入部材と開口部との隙間を確実にシールして、防水性の向上を図ることができる。

0050

本発明[11]は、弾性層が、折り曲げ可能であり、折り曲げられた状態から復元する復元力を有する、本発明[10]に記載のシール部材を含んでいる。

0051

このようなシール部材によれば、開口部よりもシール部材が大きい場合であっても、シール部材を折り曲げることで、開口部を通過させることができる。

0052

そのため、作業者は、壁に対して、壁の厚み方向の一方側にいながら、壁の厚み方向の他方面に、シール部材を貼付することができる。

0053

さらに、シール部材を開口部よりも大きいサイズにすることができるので、開口部と挿入部材との間の防水性の向上を図ることができる。

0054

本発明[12]は、離型シートが、貫通穴を中心として、貫通穴を囲うように順次配置される複数の剥離部を備えている、本発明[10]または[11]に記載のシール部材を含んでいる。

0055

このようなシール部材によれば、剥離させる剥離部の数を調整して、壁に貼付させる粘着層の面積を調整することができる。

0056

そのため、開口部のサイズが多岐にわたる場合であっても、異なる種類のシール部材を準備する必要がないので、シール部材の汎用性を高めることができる。

0057

本発明[13]は、離型シートの内周、または、隣接する複数の剥離部の境界部分のいずれかが、開口部と一致する、本発明[12]に記載のシール部材を含んでいる。

0058

このようなシール部材によれば、開口部を目視して、離型シートの内周、または、隣接する複数の剥離部の境界部分のいずれかを開口部に合わせることで、シール部材を壁に対して、任意の位置に、確実に貼付することができる。

0059

本発明[14]は、離型シートが、隣接する複数の剥離部の間を部分的に連結する連結部を備えている、本発明[12]または[13]に記載のシール部材を含んでいる。

0060

このようなシール部材によれば、離型シートが連結部を備えていることにより、複数の剥離部の内2つ以上を剥離させるときに、まとめて剥離させることができる。

0061

そのため、複数の剥離部を容易に剥離させることができる。

0062

また、連結部が隣接する複数の剥離部の間を連結するのは部分的であるので、容易に切り離すことができる。

0063

そのため、剥離したい剥離部と、その剥離部に隣接する剥離部とを連結する連結部を切り離すことにより、複数の剥離部の内、剥離したい剥離部のみを剥離することができる。

0064

本発明[15]は、離型シートが、貫通穴から離れるように粘着層よりも外側に突出するタブを備えている、本発明[10]〜[14]のいずれか一項に記載のシール部材を含んでいる。

0065

このようなシール部材によれば、作業者は、タブを把持して、離型シートを粘着層から容易に剥離させることができる。

0066

また、このようなシール部材によれば、シール部材を壁に対して位置決めした後、離型シートを剥離して、シール部材を壁に貼付することができる。

0067

具体的には、タブを起点として、離型シートを部分的に剥離して、部分的に露出した粘着層を壁に貼付する。これにより、シール部材の位置を調整し、壁に対して位置決めすることができる。このとき、タブを開口部から露出させておく。

0068

そして、開口部から露出するタブを引っ張ることにより、シール部材が位置決めされた状態で、離型シートをすべて剥離させることができる。

0069

その結果、シール部材を壁に対して、任意の位置に確実に貼付することができる。

0070

本発明[16]は、離型シートが、貫通穴から離れるように粘着層よりも外側に突出するタブを備え、連結部は、タブと貫通穴との間に配置されている、本発明[14]に記載のシール部材を含んでいる。

0071

このようなシール部材によれば、タブを貫通穴に向けて引っ張ると、離型シートは、連結部を通過するように剥離する。

0072

そのため、最も外側に位置する剥離部を剥離させるときに、隣接する剥離部もまとめて剥離することができる。

0073

その結果、複数の剥離部をまとめて剥離することができる。

発明の効果

0074

本発明のシーリング方法およびシール部材によれば、第1壁に対して一方側からしか作業できない場合であっても、第1開口部と挿入部材との間の防水性の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

0075

図1は、本発明のシール部材の一実施形態を示す斜視図である。
図2は、図1に示すシール部材を用いた第1のシーリング方法により、挿入部材と第1開口部との隙間をシールした状態を示す断面図である。
図3は、図2に示すシーリング方法における部分剥離工程を説明するための説明図であって、シール部材を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図4は、図2に示すシーリング方法における挿入工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図5は、図2に示すシーリング方法における挿入工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の他方側から見た斜視図である。
図6は、図2に示すシーリング方法における位置決め工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図7は、図2に示すシーリング方法における位置決め工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の他方側から見た斜視図である。
図8は、図2に示すシーリング方法における貼付工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図9は、図2に示すシーリング方法における貼付工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の他方側から見た斜視図である。
図10は、図2に示すシーリング方法における挿入工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の他方側から見た斜視図である。
図11は、図2に示すシーリング方法における挿入工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図12は、図1に示すシール部材を用いた第2のシーリング方法により、挿入部材と第1開口部との隙間をシールした状態を示す断面図である。
図13は、図12に示す第2のシーリング方法における部分剥離工程を説明するための説明図であって、シール部材を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図14は、図12に示す第2のシーリング方法における挿入工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図15は、図12に示す第2のシーリング方法における挿入工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の他方側から見た斜視図である。
図16は、図12に示す第2のシーリング方法における位置決め工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図17は、図12に示す第2のシーリング方法における位置決め工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の他方側から見た斜視図である。
図18は、図12に示す第2のシーリング方法における貼付工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図19は、図12に示す第2のシーリング方法における貼付工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の他方側から見た斜視図である。
図20は、図12に示す第2のシーリング方法における挿入工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の他方側から見た斜視図である。
図21は、図12に示す第2のシーリング方法における挿入工程を説明するための説明図であって、第1壁を厚み方向の一方側から見た斜視図である。
図22は、本発明のシール部材の変形例を示す斜視図である。

実施例

0076

1.シール部材1の詳細
本発明の一実施形態としてのシール部材1は、図1に示すように、略円環形状を有する。シール部材1は、弾性層2と、粘着層3と、離型シート4と、を順次備える。

0077

弾性層2は、例えば、緩衝クッション)作用および水密作用を有する弾性体から形成されている。弾性層2は、折り曲げ可能であり、折り曲げられた状態から復元する復元力を有する。弾性層2は、シール部材1の外形形状に対応する略円環形状を有する。弾性層2は、貫通穴9を有する。

0078

貫通穴9は、挿入部材12(後述)を挿入するために設けられている。貫通穴9は、挿入部材12(後述)の外径と同一、または、挿入部材12(後述)の外径よりも小さい略円形状を有する。貫通穴9には、挿入部材12(後述)を圧入可能である。

0079

弾性層2の外径は、例えば、50mm以上、好ましくは、70mm以上、より好ましくは、100mm以上であり、例えば、210mm以下、好ましくは、190mm以下、より好ましくは、170mm以下である。

0080

弾性層2の内径、すなわち、貫通穴9の直径は、挿入部材12(後述)の外径100%に対して、例えば、80%以上、好ましくは、85%以上であり、例えば、100%以下、好ましくは、100%未満、より好ましくは、95%以下である。具体的には、弾性層2の内径、すなわち、貫通穴9の直径は、例えば、5mm以上、好ましくは、15mm以上、より好ましくは、25mm以上であり、例えば、150mm以下、好ましくは、130mm以下、より好ましくは、110mm以下である。

0081

弾性層2を形成する材料としては、例えば、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、例えば、1−ブテンなどのα−オレフィンジシクロペンタジエン、例えば、エチリデンノルボルネンなどの非共役二重結合を有する環状または非環状のポリエンを成分とするゴム系共重合体、例えば、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレンターポリマーシリコーンゴムポリウレタン系ゴム、ポリアミド系ゴム、天然ゴムポリイソブチレンポリイソプレンクロロプレンゴムブチルゴムニトリルブチルゴムスチレンブタジエンゴム、スチレン・ブタジエンスチレンゴム、スチレン・イソプレン・スチレンゴム、スチレン・エチレン・ブタジエンゴム、スチレン・エチレン・ブチレン・スチレンゴム、スチレン・イソプレン・プロピレン・スチレンゴム、アクリルゴムなどの各種ゴムが挙げられる。好ましくは、耐候性の観点から、EPDMが挙げられる。

0082

そして、弾性層2は、上記した材料、公知の発泡剤、(必要により、公知の架橋剤や、加硫促進剤軟化剤充填剤発泡助剤などの公知の添加剤)を含有する発泡組成物を、加熱して発泡および架橋することにより、発泡体として得ることができる。

0083

なお、このような弾性層2の色は、例えば、白色である。

0084

弾性層2の厚みは、例えば、0.5mm以上、好ましくは、1mm以上であり、例えば、10mm以下、好ましくは、5mm以下である。

0085

また、弾性層2の見掛け密度は、例えば、0.01g/cm3以上、好ましくは、0.02g/cm3以上であり、例えば、0.5g/cm3以下、好ましくは、0.25g/cm3以下である。

0086

また、弾性層2を発泡体として得た場合には、弾性層2の発泡倍率体積発泡倍率)は、例えば、1.1倍以上、好ましくは、1.5倍以上であり、例えば、60倍以下、好ましくは、40倍以下である。

0087

粘着層3は、貫通穴9を囲うように弾性層2の表面に配置(積層)される。粘着層3は、略円環形状を有する。より詳しくは、粘着層3は、貫通穴9から、貫通穴9の径方向に間隔を隔てて貫通穴9を囲うように配置されている。言い換えると、弾性層2における貫通穴9の周囲は、粘着層3から露出している。

0088

粘着層3の外径は、弾性層2の外径と同じである。粘着層3の内径は、弾性層2の内径、すなわち、貫通穴9の直径よりも大きい。粘着層3の内径は、貫通穴9と第1壁18(後述)の第1開口部23(後述)との間(後述する充填領域10)に対して、防水可能なシーリング材を十分な量充填できるように、貫通穴9との距離が開いていればよい。具体的には、粘着層3の内径は、例えば、20mm以上、好ましくは、40mm以上、好ましくは、60mm以上であり、例えば、180mm以下、好ましくは、160mm以下、さらに好ましくは、140mm以下である。

0089

粘着層3は、例えば、水密作用を有する粘着剤組成物からなる。粘着層3を形成する粘着剤組成物としては、例えば、ゴム系粘着剤組成物樹脂系粘着剤組成物などが挙げられる。

0090

ゴム系粘着剤組成物は、例えば、ブチルゴム、ポリイソブチレン、ゴムアスファルトなどのゴムを主成分として含有する。

0091

樹脂系粘着剤組成物としては、アクリル系粘着剤組成物シリコーン系粘着剤組成物、ポリウレタン系粘着剤組成物、ポリエステル系粘着剤組成物などが挙げられる。

0092

これら粘着剤としては、好ましくは、ゴム系粘着剤組成物が挙げられ、さらに好ましくは、耐久性の観点から、ブチルゴムを含有するゴム系粘着剤組成物が挙げられる。

0093

また、粘着剤組成物には、必要により、例えば、公知の粘着付与剤、充填剤および軟化剤が含有される。

0094

なお、このような粘着層3は、弾性層2とは異なる色を有する。粘着層3の色は、例えば、黒色である。

0095

粘着層3の厚みは、例えば、10μm以上、好ましくは、100μm以上であり、例えば、2000μm以下、好ましくは、1000μm以下である。

0096

離型シート4は、粘着層3の表面に配置(積層)される。離型シート4は、粘着層3の全面を被覆する略円環形状を有する。離型シート4の外径は、粘着層3の外径と同じであり、離型シート4の内径は、粘着層3の内径と同じである。言い換えると、離型シート4の外径は、弾性層2の外径と同じであり、離型シート4の内径は、弾性層2の内径、すなわち、貫通穴9の直径よりも大きい。

0097

離型シート4は、例えば、柔軟性(フレキシビリティ)および靭性スティフネス)を有するフィルムからなる。

0098

離型シート4を形成するフィルムとして、具体的には、ポリエチレン(PE)フィルム、ポリプロピレン(PP、配向ポリプロピレン(OPP)を含む)フィルムなどのオレフィン系フィルム、例えば、PETフィルムなどのエステル系フィルムなどの合成樹脂フィルムなどが挙げられる。好ましくは、オレフィン系フィルムが挙げられる。

0099

また、離型シート4は、その表面を、適宜、シリコーン系長鎖アルキル系、フッ素系、硫化モリブデンなどの剥離剤により表面処理することができる。

0100

また、離型シート4は、上記した合成樹脂フィルムを単層として用いることができ、あるいは、上記した合成樹脂フィルムを複数積層した積層フィルムとして用いることができ、そのような積層フィルムとして、例えば、PEフィルムおよびその表面にOPPフィルムが積層された積層フィルム、PEフィルムおよびその表面にポリエステルフィルムが積層された積層フィルムなどが挙げられる。

0101

なお、離型シート4は、透明である。

0102

離型シート4の厚みは、例えば、50μm以上、好ましくは、75μm以上、さらに好ましくは、100μm以上であり、例えば、500μm以下、好ましくは、400μm以下、さらに好ましくは、300μm以下である。

0103

また、離型シート4の引張強度(JIS Z 1702)は、例えば、10MPa以上、好ましくは、15MPa以上、さらに好ましくは、20MPa以上であり、通常、500MPa以下である。離型シート4の引張強度が、上記範囲内にない場合には、貼付工程(後述)において、離型シート4が破損して、破損した離型シート4が、粘着層3と、第1壁18(後述)との間に残存する場合がある。

0104

離型シート4は、貫通穴9を中心として、貫通穴9を囲うように順次配置される複数の剥離部を備えている。具体的には、離型シート4は、第1剥離部5と、第2剥離部6とに分割されている。

0105

第1剥離部5は、離型シート4の径方向の外側を構成する。第1剥離部5は、略円環形状を有する。第1剥離部5の外径は、粘着層3の外径と同じである。第1剥離部5の内径は、粘着層3の内径よりも大きい。具体的には、第1剥離部5の内径は、例えば、粘着層3の外径と内径との間に、第1壁18(後述)の第1開口部23(後述)の直径に応じて、適宜決められる。

0106

第2剥離部6は、離型シート4における第1剥離部5よりも径方向の内側を構成する。第2剥離部6は、略円環形状を有する。第2剥離部6は、第1剥離部5と、径方向において隣接している。言い換えると、第2剥離部6の外周は、第1剥離部5の内周と一致している。第2剥離部6の内径は、粘着層3の内径と同じである。

0107

また、離型シート4は、タブ7と、連結部8と、を備えている。

0108

タブ7は、第1剥離部5と連続している。タブ7は、第1剥離部5の径方向の外側端縁から、貫通穴9と反対側(すなわち、径方向の外側)に向かって突出する。言い換えると、タブ7は、貫通穴9から離れるように粘着層3よりも外側に突出する。タブ7は、略矩形状を有する。タブ7は、作業者が確実に把持可能なサイズを有する。

0109

タブ7の突出量(シール部材1における径方向の寸法)は、例えば、3mm以上、好ましくは、5mm以上であり、例えば、40mm以下、好ましくは、20mm以下である。

0110

タブ7の幅(シール部材1における周方向の寸法)は、例えば、5mm以上、好ましくは、10mm以上であり、例えば、180mm以下、好ましくは、100mm以下、さらに好ましくは、50mm以下である。

0111

連結部8は、第1剥離部5の内周の一部と、第2剥離部6の外周の一部とを部分的に連結している。言い換えると、連結部8は、第1剥離部5と第2剥離部6との間を部分的に連結する。連結部8は、タブ7と貫通穴9との間に配置されている。より具体的には、連結部8は、タブ7と貫通穴9とを結ぶ仮想線上に位置してもよい。連結部8の幅(シール部材1における周方向の寸法)は、タブ7の幅よりも小さい。連結部8の幅は、作業前には第1剥離部5と第2剥離部6とが連結された状態を確実に維持し、作業時には簡単に切り離せる幅であればよい。より好ましくは、作業者が切り離し易いように、可能な限り小さい方がよい。

0112

2.シール部材1の製造方法
上記のようなシール部材1を形成するには、まず、所定の基材の上に弾性層2を形成し、別途、所定の基材の表面に粘着層3を形成する。

0113

次いで、弾性層2と粘着層3とを貼り合わせる。

0114

その後、貼り合わされた弾性層2および粘着層3をシール部材1の形状に打ち抜き、予め所定形状に形成された離型シート4を粘着層3に積層させる。

0115

このとき、離型シート4は、第1剥離部5と第2剥離部6とに分割されるように、かつ、タブ7と連結部8とを備えるように、形成される。

0116

第1剥離部5と第2剥離部6とを分割する切り込みは、粘着層3に入らないように形成される。例えば、予め、第1剥離部5と第2剥離部6とに分割された離型シート4を形成し、その離型シート4を、粘着層3に積層させる。

0117

なお、第1剥離部5と第2剥離部6とを分割する切り込みが、粘着層3に入るように形成されてもよい。

0118

3.シール部材1を用いた第1のシーリング方法
次に、このシール部材1を用いた第1のシーリング方法(本発明のシーリング方法の第1実施形態)について説明する。

0119

このシール部材1は、例えば、図2に示すように、壁の一例としての第1壁18と、挿入部材12とに対して、組み付けられる。なお、以下の説明において、第1壁18に対して、シール部材1を組み付けようとする作業者が位置する側を、厚み方向の一方側とし、シール部材1が貼付される側を、厚み方向の他方側とする。

0120

第1壁18は、厚みを有する略板形状を有する。第1壁18は、開口部の一例としての第1開口部23を有する。

0121

第1開口部23は、第1壁18を、第1壁18の厚み方向に沿って貫通する。第1開口部23は、略円形状を有する。第1開口部23の直径は、弾性層2の外径よりも小さく、弾性層2の内径よりも大きい。

0122

また、第1壁18の厚み方向の他方側には、第2壁19が配置されている。

0123

第2壁19は、第1壁18の厚み方向の他方側に間隔を隔てて配置される。言い換えると、第2壁19は、第1壁18に対して、厚み方向の他方側に対向配置されている。第2壁19は、厚みを有する略板形状を有する。第2壁19は、第2開口部24を有する。

0124

第2開口部24は、厚み方向に投影したときに第1開口部23と重なる。第2開口部24の直径は、第1開口部23の直径と同じである。なお、第2開口部24は、厚み方向に投影したときに第1開口部23と重なっていなくてもよく、また、第2開口部24の直径は、第1開口部23の直径と異なっていてもよい。

0125

なお、第1壁18と第2壁19との間は、第1開口部23および第2開口部24からのみ作業可能な空間21として、区画されている。

0126

このように、第1壁18は、第2壁19と組み合わされることで、二層構造からなる家屋などの建築物外壁、例えば、バルコニーの壁として、構成されている。

0127

挿入部材12は、第1開口部23および第2開口部24に対して挿入される。挿入部材12は、略円筒形状を有する。挿入部材12の外径は、第1開口部23の直径よりも小さい。言い換えると、挿入部材12は、第1開口部23よりも小さいサイズを有する。

0128

そして、上記したシール部材1は、第1開口部23と、第1開口部23に挿入される挿入部材12との隙間をシールするために用いられる。

0129

なお、以下の説明において、煩雑化を防ぐために、図4図9では、第2壁19の図示を省略する。

0130

この方法では、まず、図1に示すように、上記したシール部材1を用意する(用意工程)。

0131

次いで、この方法では、図3に示すように、離型シート4を部分的に剥離して粘着層3を部分的に露出させる(部分剥離工程)。

0132

詳しくは、作業者は、タブ7を把持して、タブ7が貫通穴9に向かうように、離型シート4を粘着層3から部分的に剥離する。つまり、作業者は、タブ7を起点として、離型シート4を粘着層3から剥離する。このとき、第1剥離部5と第2剥離部6とが連結部8によって連結されていることにより、第1剥離部5と第2剥離部6とがまとめて剥離される。また、離型シート4は、タブ7が貫通穴9から露出する位置まで、剥離される。

0133

次いで、この方法では、図4および図5に示すように、シール部材1を、第1壁18の厚み方向の一方側から、第1壁18の厚み方向の他方側に位置させるために、第1開口部23を通過させる(通過工程)。

0134

詳しくは、作業者は、シール部材1を、タブ7と貫通穴9とを結ぶ仮想線に沿って、シール部材1の積層方向における離型シート4側が頂部となる山折りとなるように、折り曲げる。

0135

そして、シール部材1は、折り曲げられた状態で、第1壁18の厚み方向の一方側から、第1開口部23に通過される。そして、シール部材1は、第1壁18の厚み方向の他方側、すなわち、空間21において、折り曲げられた状態から復元する。

0136

次いで、この方法では、図6および図7に示すように、離型シート4を第1壁18の厚み方向の他方面に向かい合わせ、厚み方向の一方側から見て、第1開口部23内に貫通穴9が位置し、シール部材1において貫通穴9と第1開口部23との間にシーリング材を充填する領域(充填領域10)が確保されるように、シール部材1を第1壁18に対して位置決めする(位置決め工程)。

0137

詳しくは、厚み方向から見て、第1開口部23に対して、離型シート4の内周(第2剥離部6の内周)を一致させるようにして、シール部材1を第1壁18に対して位置決めする。このとき、タブ7を第1開口部23から露出させる。

0138

そして、作業者は、部分的に露出した粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に貼付する。このとき、作業者は、貫通穴9に指や工具を入れて、部分的に露出した粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に押し付けるようにして、貼付する。

0139

次いで、この方法では、図8および図9に示すように、離型シート4を剥離し、粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に貼付する(貼付工程)。

0140

詳しくは、作業者は、第1開口部23から露出するタブ7を把持して、離型シート4を引っ張り、粘着層3から剥離させる。このとき、第1剥離部5および第2剥離部6の両方が、粘着層3から剥離する。なお、剥離した離型シート4は、作業者のいる第1壁18の厚み方向の一方側に引き出されるので、離型シート4を空間21内に落下させることなく、容易に処理することができる。

0141

そして、作業者は、再度、貫通穴9に指や工具を入れて、露出した粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に押し付けるようにして、貼付する。

0142

次いで、この方法では、図10および図11に示すように、挿入部材12を、貫通穴9に圧入するように第1開口部23に挿入する(挿入工程)。

0143

詳しくは、挿入部材12は、第2壁19の厚み方向の他方側から、第2開口部24を介して、貫通穴9に圧入されるように、第1開口部23に挿入される。これにより、充填領域10において、弾性層2は、厚み方向の一方側に向かって湾曲するようにして、挿入部材12の周面に密着する。

0144

こうして、図2に示すように、第1壁18に対して挿入部材12が組み付けられ、シール部材1によって第1開口部23と挿入部材12との隙間がシールされる。

0145

そして、第1開口部23と挿入部材12との隙間、すなわち、充填領域10に、仮想線で示す樹脂材料などの公知のシーリング材15を充填する。

0146

以上により、第1開口部23と挿入部材12との隙間のシールが完了する。

0147

4.作用効果
このシーリング方法によれば、図4および図5に示すように、シール部材1は、第1壁18の厚み方向の一方側から、第1開口部23を通過して、第1壁18の厚み方向の他方側に配置される。

0148

そして、シール部材1は、図6図9に示すように、貫通穴9と第1開口部23との間にシーリング材を充填する充填領域10が確保されるように第1壁18に対して位置決めされた後、離型シート4が剥離されることで、第1壁18の厚み方向の他方面に貼付される。

0149

そのため、作業者は、第1壁18に対して厚み方向の一方側にいながら、シール部材1を、第1壁18の厚み方向の他方側に位置させて、第1壁18の厚み方向の他方面に対して貼付することができる。

0150

その結果、図2および図11に示すように、シール部材1を第1壁18に対して貼付することができながら、第1開口部23と挿入部材12との間の防水性の向上を図ることができる。

0151

また、作業者が第1壁18に対して厚み方向の一方側から作業しているにも関わらず、挿入工程後のシール部材1を第1壁18の厚み方向の一方側から見たときには、シーリング材を充填する充填領域10が第1開口部23から露出されるのみである。

0152

そのため、第1壁18を厚み方向の一方側から見たときの良好な仕上がりを得ることができる。

0153

また、このシーリング方法によれば、図4および図5に示すように、シール部材1を第1壁18の第1方向の一方側から他方側に挿入して、第1壁18と第2壁19との間に位置させることができる。

0154

そのため、シール部材1を、第1開口部23および第2開口部24からのみ作業可能な空間21に配置して、第1壁18の第1方向の他方面に貼付することができる。

0155

また、図10および図11に示すように、挿入部材12が第2壁19の厚み方向の他方側から貫通穴9に圧入されるので、挿入工程において、シール部材1の粘着層3が、第1壁18の厚み方向の他方面に押し付けられる。

0156

その結果、シール部材1と第1壁18とをより密着させることができるので、より一層の防水性の向上を図ることができる。

0157

また、このシーリング方法によれば、図4および図5に示すように、シール部材1を折り曲げることで、第1開口部23に対して、第1開口部23よりも大きいサイズのシール部材1を、通過させることができる。

0158

そのため、第1開口部23と挿入部材12との間の防水性のより一層の向上を図ることができる。

0159

また、このシーリング方法によれば、図3に示すように、予め離型シート4を部分的に剥離することにより、図7に示すように、部分的に露出した粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に貼付しながら、シール部材1の位置を調整することができる。

0160

そのため、図6および図7に示すように、シール部材1を、第1壁18の第1開口部23に対して、容易に位置決めすることができる。

0161

また、このシール部材1を用いたシーリング方法によれば、図6に示すように、第1壁18の厚み方向の一方側から、第1開口部23を目視して、離型シート4の内周を第1開口部23に合わせるようにして、位置決めすることができる。

0162

そのため、シール部材1を第1壁18に対して、任意の位置に、確実に位置決めすることができる。

0163

また、このシール部材1を用いたシーリング方法によれば、図3に示すように、離型シート4が連結部8を備えていることにより、第1剥離部5と第2剥離部6とをまとめて剥離させることができる。

0164

そのため、第1剥離部5と第2剥離部6とを容易に剥離させることができる。

0165

また、このシール部材1を用いたシーリング方法によれば、図3に示すように、作業者は、タブ7を把持して、離型シート4を粘着層3から容易に剥離させることができる。

0166

また、位置決め工程において粘着層3から剥離された離型シート4のタブ7は、図6に示すように、第1開口部23から露出される。

0167

そのため、図8に示すように、貼付工程において、第1開口部23から露出するタブ7を引っ張ることで、離型シート4を粘着層3から剥離させることができる。

0168

その結果、離型シート4を容易に剥離させながら、シール部材1を第1壁18の厚み方向の他方面に貼付することができる。

0169

また、このシーリング方法によれば、図8に示すように、タブ7を第1開口部23に向けて引っ張ると、離型シート4は、連結部8を通過するように剥離する。

0170

そのため、第1剥離部5を剥離させるときに、第1剥離部5に隣接する第2剥離部6もまとめて剥離することができる。

0171

その結果、第1剥離部5と第2剥離部6とをまとめて剥離することができる。

0172

このシール部材1によれば、図2および図3に示すように、離型シート4を剥離させることで、第1壁18に貼付される。このとき、第1開口部23から目視することにより、第1壁18に対して、弾性層2の貫通穴9が第1開口部23内に位置するように、シール部材1を貼付することができる。

0173

そのため、作業者は、挿入部材12を、貫通穴9に圧入するように、第1壁18の第1開口部23に挿入することができる。

0174

その結果、挿入部材12と第1開口部23との隙間を確実にシールして、防水性の向上を図ることができる。

0175

また、このシール部材1によれば、図4および図5に示すように、第1開口部23よりもシール部材1が大きい場合であっても、シール部材1を折り曲げることで、第1開口部23を通過させることができる。

0176

そのため、ユーザは、第1壁18に対して、第1壁18の厚み方向の一方側にいながら、第1壁18の厚み方向の他方面に、シール部材1を貼付することができる。

0177

さらに、シール部材1を第1開口部23よりも大きいサイズにすることができるので、第1開口部23と挿入部材12との間の防水性の向上を図ることができる。

0178

また、このシール部材1によれば、図8に示すように、タブ7を貫通穴9に向けて引っ張ると、離型シート4は、連結部8を通過するように剥離する。

0179

そのため、第1剥離部5を剥離させるときに、第1剥離部5に隣接する第2剥離部6もまとめて剥離することができる。

0180

その結果、第1剥離部5と第2剥離部6とをまとめて剥離することができる。

0181

5.シール部材1を用いた第2のシーリング方法
図12図21を参照して、第2のシーリング方法(本発明のシーリング方法の第2実施形態)について説明する。なお、以下の説明において、上記した実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。

0182

上記したシール部材1は、図12に示すように、第1壁18が上記した第1開口部23よりも大きい径を有する開口部を備えている場合であっても、第1開口部23よりも大きい径を有する開口部と、第1開口部23よりも大きい径を有する開口部に挿入される挿入部材12との隙間をシールすることができる。

0183

具体的には、第1壁18は、第1開口部31を有する。第1開口部31は、第1壁18を、第1壁18の厚み方向に沿って貫通する。第1開口部31は、略円形を有する。第1開口部31の直径は、上記した第1開口部23よりも大きい。具体的には、第1開口部31の直径は、離型シート4の第1剥離部5の内径(第2剥離部6の外径)と同じである。言い換えると、離型シート4の第1剥離部5の内径(第2剥離部6の外径)は、第1開口部23に合わせたサイズに設定されている。

0184

また、第2壁19は、第2開口部32を有する。第2開口部32は、厚み方向に投影したときに第1開口部31と重なる。第2開口部32の直径は、第1開口部31の直径と同じである。

0185

そして、第2のシーリング方法では、上記した第1のシーリング方法と同様に、シール部材1を用意する(用意工程)
次いで、第2のシーリング方法では、図13に示すように、離型シート4を部分的に剥離して粘着層3を部分的に露出させる(部分剥離工程)。

0186

詳しくは、作業者は、タブ7を把持して、タブ7が貫通穴9に向かうように、離型シート4を粘着層3から部分的に剥離する。このとき、作業者は、連結部8近傍の第2剥離部6を押さえながら、タブ7を起点として、離型シート4を剥離していく。これにより、連結部8が第1剥離部5から切り離され、離型シート4において、第1剥離部5のみが粘着層3から剥離される。なお、第1剥離部5は、タブ7が貫通穴9から露出する位置まで、剥離される。

0187

次いで、第2のシーリング方法では、図14および図15に示すように、シール部材1を、第1壁18の厚み方向の一方側から、第1壁18の厚み方向の他方側に位置させるために、第1開口部31を通過させる(通過工程)。

0188

詳しくは、シール部材1が、上記した第1のシーリング方法と同様に、山折りとなるように折り曲げられ、第1開口部31を通過された後、第1壁18の厚み方向の他方側において、折り曲げられた状態から復元する。

0189

次いで、第2のシーリング方法では、図16および図17に示すように、離型シート4における第1剥離部5のみを第1壁18の厚み方向の他方面に向かい合わせ、厚み方向の一方側から見て、第1開口部31内に貫通穴9が位置し、シール部材1において貫通穴9と第1開口部31との間にシーリング材を充填する領域(充填領域10)が確保されるように、シール部材1を第1壁18に対して位置決めする(位置決め工程)。

0190

詳しくは、厚み方向から見て、第1開口部31に対して、第2剥離部6の外周(第1剥離部5と第2剥離部6との境界部分)を一致させるようにして、シール部材1を第1壁18に対して位置決めする。このとき、タブ7を第1開口部31から露出させる。

0191

そして、作業者は、部分的に露出した粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に貼付する。このとき、作業者は、貫通穴9に指や工具を入れて、部分的に露出した粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に押し付けるようにして、貼付する。

0192

なお、上記した第1のシーリング方法では、充填領域10は、弾性層2のみであったが、第2のシーリング方法では、弾性層2に加えて、第2剥離部6も、充填領域10として確保される。

0193

次いで、第2のシーリング方法では、図18および図19に示すように、第2剥離部6が弾性層2から剥離されないように、第1剥離部5のみを剥離し、粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に貼付する(貼付工程)。

0194

詳しくは、作業者は、第1開口部23から露出するタブ7を把持して、第1剥離部5を引っ張り、粘着層3から剥離させる。このとき、連結部8は切り離されているため、第1剥離部5のみが、粘着層3から剥離する。

0195

そして、作業者は、再度、貫通穴9に指や工具を入れて、露出した粘着層3を第1壁18の厚み方向の他方面に押し付けるようにして、貼付する。

0196

次いで、第2のシーリング方法では、図20および図21に示すように、挿入部材12を、貫通穴9に圧入するように第1開口部31に挿入する(挿入工程)。

0197

詳しくは、挿入部材12は、第2壁19の厚み方向の他方側から、第2開口部32を介して、貫通穴9に圧入されるように、第1開口部31に挿入される。これにより、充填領域10において、弾性層2は、厚み方向の一方側に向かって湾曲するようにして、挿入部材12の周面に密着する。

0198

こうして、図12に示すように、第1壁18に対して挿入部材12が組み付けられ、シール部材1によって第1開口部23と挿入部材12との隙間がシールされる。

0199

そして、第1開口部31と挿入部材12との隙間、すなわち、充填領域10に、仮想線で示す樹脂材料などの公知のシーリング材15を充填する。

0200

以上により、第1開口部31と挿入部材12との隙間のシールが完了する。

0201

このシール部材1を用いた第2のシーリング方法によれば、図3および図13に示すように、離型シート4において、剥離させる剥離部の数を調整して、第1壁18の厚み方向の他方面に貼付させる粘着層3の面積を調整することができる。

0202

そのため、図2および図12に示すように、第1壁18の開口部のサイズが多岐にわたる場合であっても、異なる種類のシール部材1を準備する必要がないので、シール部材1の汎用性を高めることができる。

0203

また、このシール部材1を用いた第2のシーリング方法によれば、図16に示すように、第1壁18の厚み方向の一方側から、第1開口部31を目視して、隣接する複数の剥離部の境界部分、すなわち、第1剥離部5と第2剥離部6との境界部分を第1開口部31に合わせるようにして、位置決めすることができる。

0204

そのため、シール部材1を第1壁18に対して、任意の位置に、確実に位置決めすることができる。

0205

また、このシール部材1を用いた第2のシーリング方法によれば、図13に示すように、連結部8が第1剥離部5と第2剥離部6との間を連結するのは部分的であるので、容易に切り離すことができる。

0206

そのため、第1剥離部5と、第1剥離部5に隣接する第2剥離部6とを連結する連結部8を切り離すことにより、第1剥離部5のみを剥離することができる。

0207

6.変形例
上記した実施形態では、離型シート4は、第1剥離部5および第2剥離部6の2つの剥離部を備えているが、剥離部の数は、2つに限定されない。

0208

例えば、離型シート4は、図22に示すように、第1剥離部5および第2剥離部6に加えて、第3剥離部39を備えていてもよい。

0209

第3剥離部39は、離型シート4における第2剥離部6よりも径方向の内側を構成する。第3剥離部39は、略円環形状を有する。第3剥離部39は、第2剥離部6と、径方向において、隣接している。言い換えると、第3剥離部39の外周は、第2剥離部6の内周と一致している。

0210

なお、剥離部は、3つ以上設けられていてもよい。これにより、第1壁18に形成される開口部のサイズが多岐にわたる場合であっても、対応することができる。言い換えると、第1壁18に形成される開口部のサイズの数に応じて、離型シート4に設けられる剥離部の数を調整することで、シール部材1の汎用性を高めることができる。

0211

また、上記した実施形態では、弾性層2が白色であり、粘着層3が黒色であったが、これらの色は、逆であってもよい。また、弾性層2および粘着層3に採用される色は、白色および黒色に限定されず、目視したときに、境目判別可能であれば、何色でもよい。さらには、弾性層2と粘着層3との色は、同じであってもよい。このような場合であっても、粘着層3が厚みを有しているので、作業者は、弾性層2と粘着層3との境目を判別することができる。

0212

また、上記した実施形態では、シール部材1は、第1壁18に対して貼付されるが、第1壁18および第2壁19の両方に貼付してもよい。その場合、シール部材1は、第2壁19に対しては、第2壁19の厚み方向の一方側に貼付される。

0213

1シール部材
2弾性層
3粘着層
4離型シート
5 第1剥離部
6 第2剥離部
7タブ
8 連結部
9貫通穴
10充填領域
12挿入部材
18 第1壁
19 第2壁
21 空間
23 第1開口部
24 第2開口部
31 第1開口部
32 第2開口部
39 第3剥離部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ