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技術 資材移送装置組立体及び資材移送方法

出願人 旭化成ホームズ株式会社
発明者 岩下尚武栗原昴平池田浩仁林真人岩城雅大
出願日 2016年6月29日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2016-129256
公開日 2018年1月11日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2018-003363
状態 特許登録済
技術分野 現場における建築要素の搬送及び組立作業 ローラコンベヤ搬送用ローラ
主要キーワード 設置ステップ 撤収作業 移送ステップ かさ上げ 仮囲い 移送作業 レール上面 格子幅
関連する未来課題
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図面 (9)

課題

資材移送先を容易に変更することができる資材移送装置組立体及び資材移送方法を提供する。

解決手段

資材を載置する第1の載置面を有するとともに第1の接続部が設けられた第1の一対のレールを備える第1の資材移送装置と、資材を載置する第2の載置面を有するとともに第2の接続部が設けられた第2の一対のレールを備える第2の資材移送装置と、を備え、前記第1の一対のレールが前記第2の一対のレールに対して、前記第2の一対のレールを含む平面内で回動するように、前記第1接続部と前記第2接続部とが接続される。

概要

背景

住宅等の建築現場において、型枠や土等の資材移送される。ここで、特に鉄筋又は基礎が設置された後に資材を移送するために、特許文献1に記載される移送装置が提案されている。この移送装置は、上面に摺動部が形成された一対のレールと、当該一対のレール間に架け渡されて当該一対のレールを平行に保つ複数の桟材とを有するレール部材を備える。この移送装置によれば、レール部材同士を連結した状態で、レール部材のレール上面の摺動部に資材を載せて移送させることができる。

概要

資材の移送先を容易に変更することができる資材移送装置組立体及び資材移送方法を提供する。資材を載置する第1の載置面を有するとともに第1の接続部が設けられた第1の一対のレールを備える第1の資材移送装置と、資材を載置する第2の載置面を有するとともに第2の接続部が設けられた第2の一対のレールを備える第2の資材移送装置と、を備え、前記第1の一対のレールが前記第2の一対のレールに対して、前記第2の一対のレールを含む平面内で回動するように、前記第1接続部と前記第2接続部とが接続される。

目的

本発明は、資材の移送先を容易に変更することができる資材移送装置組立体及び資材移送方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

資材を載置する第1の載置面を有するとともに第1の接続部が設けられた第1の一対のレールを備える第1の資材移送装置と、資材を載置する第2の載置面を有するとともに第2の接続部が設けられた第2の一対のレールを備える第2の資材移送装置と、を備え、前記第1の一対のレールが前記第2の一対のレールに対して、前記第2の一対のレールを含む平面内で回動するように、前記第1の接続部と前記第2の接続部とが接続される、資材移送装置組立体

請求項2

前記第1の接続部が前記第1の一対のレールの端部に配置されるとともに、前記第2の接続部が前記第2の一対のレールの端部に配置され、前記第1の載置面に、載置された資材を前記第1の一対のレールの延在方向に搬送させる第1の搬送部材を設けるとともに、前記第2の載置面に、載置された資材を前記第2の一対のレールの延在方向に搬送させる第2の搬送部材を設けた、請求項1に記載の資材移送装置組立体。

請求項3

前記第1の接続部と前記第2の接続部とが重なり、この重なる部分に前記第1の接続部と前記第2の接続部とを連結する軸を設け、前記第1の一対のレールが前記第2の一対のレールに対して、前記軸の周りに回動する、請求項1又は2に記載の資材移送装置組立体。

請求項4

前記第1の接続部と前記第2の接続部とは、前記第1の一対のレールと前記第2の一対のレールとを着脱可能に接続している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の資材移送装置組立体。

請求項5

前記第1の一対のレールの端部又は前記第2の一対のレールの端部に、移送される資材が突き当たるストッパが設けられた、請求項1〜4のいずれか一項に記載の資材移送装置組立体。

請求項6

請求項1〜5のいずれか一項に記載の資材移送装置組立体を使用して資材を移送させる資材移送方法であり、前記第1の一対のレールを第1の方向に向けるとともに、前記第2の一対のレールを第2の方向に向ける設置ステップと、資材を、前記第1の載置面上及び前記第2の載置面上で移送させる移送ステップと、を含む、資材移送方法。

請求項7

前記移送ステップの後に、前記第1及び第2の一対のレールの一方を、前記他方に対して回動させることにより、前記一方のレールを第3の方向に向けるステップを更に含む、請求項6に記載の資材移送方法。

請求項8

前記第1の接続部と前記第2の接続部との接続を解除するステップを更に含む、請求項6又は7に記載の資材移送方法。

技術分野

0001

本発明は資材移送装置組立体及び資材移送方法に関する。

背景技術

0002

住宅等の建築現場において、型枠や土等の資材が移送される。ここで、特に鉄筋又は基礎が設置された後に資材を移送するために、特許文献1に記載される移送装置が提案されている。この移送装置は、上面に摺動部が形成された一対のレールと、当該一対のレール間に架け渡されて当該一対のレールを平行に保つ複数の桟材とを有するレール部材を備える。この移送装置によれば、レール部材同士を連結した状態で、レール部材のレール上面の摺動部に資材を載せて移送させることができる。

先行技術

0003

特開2014−34821号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ここで、特許文献1に記載される移送装置では、レール部材同士が連結されている時に、連結された複数のレール部材が一直線状に延在している。そのため、資材の移送先を変更するために、移送元から移送先への方向を変える場合には、連結された複数のレール全体の延在方向を変更する必要があるが、この変更作業は容易ではなかった。

0005

本発明は、資材の移送先を容易に変更することができる資材移送装置組立体及び資材移送方法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の第1の態様としての資材移送装置組立体は、資材を載置する第1の載置面を有するとともに第1の接続部が設けられた第1の一対のレールを備える第1の資材移送装置と、資材を載置する第2の載置面を有するとともに第2の接続部が設けられた第2の一対のレールを備える第2の資材移送装置と、を備え、前記第1の一対のレールが前記第2の一対のレールに対して、前記第2の一対のレールを含む平面内で回動するように、前記第1の接続部と前記第2の接続部とが接続されるものである。

0007

本発明の1つの実施形態として、前記第1の接続部が前記第1の一対のレールの端部に配置されるとともに、前記第2の接続部が前記第2の一対のレールの端部に配置され、前記第1の載置面に、載置された資材を前記第1の一対のレールの延在方向に搬送させる第1の搬送部材を設けるとともに、前記第2の載置面に、載置された資材を前記第2の一対のレールの延在方向に搬送させる第2の搬送部材を設けることが好ましい。

0008

本発明の1つの実施形態として、前記第1の接続部と前記第2の接続部とが重なり、この重なる部分に前記第1の接続部と前記第2の接続部とを連結する軸を設け、前記第1の一対のレールが前記第2の一対のレールに対して、前記軸の周りに回動することが好ましい。

0009

本発明の1つの実施形態として、前記第1の接続部と前記第2の接続部とは、前記第1の一対のレールと前記第2の一対のレールとを着脱可能に接続していることが好ましい。

0010

本発明の1つの実施形態として、前記第1の一対のレールの端部又は前記第2の一対のレールの端部に、移送される資材が突き当たるストッパが設けられることが好ましい。

0011

本発明の第2の態様としての資材移送方法は、本発明の資材移送装置組立体を使用して資材を移送させる資材移送方法であり、前記第1の一対のレールを第1の方向に向けるとともに、前記第2の一対のレールを第2の方向に向ける設置ステップと、資材を、前記第1の載置面上及び前記第2の載置面上で移送させる移送ステップと、を含むものである。

0012

本発明の1つの実施形態として、前記移送ステップの後に、前記第1及び第2の一対のレールの一方を、前記他方に対して回動させることにより、前記一方の一対のレールを第3の方向に向けるステップを更に含むことが好ましい。

0013

本発明の1つの実施形態として、前記第1の接続部と前記第2の接続部との接続を解除するステップを更に含むことが好ましい。

発明の効果

0014

本発明によれば、資材の移送先を容易に変更することができる資材移送装置組立体及び資材移送方法を提供することができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の第1の実施形態としての資材移送装置組立体の平面図である。
資材移送装置の底面図であり、一対のレールを平行に保ちながら、一方のレールと他方のレールとの間の距離を変化させる様子を示す図である。
資材移送装置組立体を用いて資材を移送する様子を示す図である。
資材移送装置組立体に設けられたストッパを示す図である。
図1に示す資材移送装置組立体の他の接続形態を示す図である。
本発明の第1の実施形態としての資材移送方法を示す図である。
資材移送装置組立体のかさ上げ部材について示す図である。
資材の移送先を様々に変える例を示す図である。

実施例

0016

以下、本発明に係る資材移送装置組立体の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。

0017

図1は、本発明に係る資材移送装置組立体の第1の実施形態としての資材移送装置組立体100を示す図である。資材移送装置組立体100は、第1の資材移送装置10と、第2の資材移送装置20とを備える。なお、この実施形態では、資材移送装置組立体が2つの資材移送装置を備えるものとしているが、資材移送装置組立体は3つ以上の資材移送装置を備えることもできる。

0018

第1の資材移送装置10は、2本のレール11’、11’’で構成される第1の一対のレール11を備える。第1の一対のレール11は、底板11aと、底板11aの両側部に連結されて上方に延在する2枚の側板11b1,11b2とを備える。底板11aの長手方向一端には、別の底板で構成される第1の接続部11cが連結されている。この第1の接続部11cには孔11dが設けられており、ボルト40を孔11dに挿入することができる。底板11aの長手方向他端には孔11eが設けられている。また、底板11aの孔11dと孔11eとの間には、複数の孔11fが設けられている。

0019

第1の一対のレール11の延在方向d1に沿って回転する複数のローラ13が、側板11b1と側板11b2との間に配設されている。ローラ13はボルトによって側板11b1及び側板11b2のそれぞれと回動可能に接続される。資材移送装置組立体100を用いて、型枠や土等の資材500を移送する際には、資材500は複数のローラ13の上に載置される(図6参照)。すなわち、ローラ13の上部は、資材が載置される第1の載置面を構成する。ローラ13の材質を、金属、ゴム樹脂等とすることができる。ローラ13のピッチは、例えば10cm〜30cmとする。ローラ13が資材500を移送する原理の詳細は後述する。

0020

第1の資材移送装置10は、第1の桟材12を更に備える。第1の資材移送装置10の底面図である図2に示すように、第1の桟材12は、第1の一対のレール11のそれぞれの底板11aとピン部材により回動可能に接続されている。そして第1の桟材12を2つの底板11aに対して回動させることによって、図2Aから図2Cに示すように、第1の一対のレール11を平行に保ちながら、一方のレール11’と他方のレール11’’との間の距離を変化させることができる。第1の資材移送装置10は、例えば折り畳まれた形態(図2A)、完全に開いて梯子状となった形態(図2C)、及び図2Aと図2Cとの間の形態(図2B)をとることができる。なお、第1の桟材12は、第1の一対のレール11のそれぞれの底板11aとボルトにより接続されていてもよい。この場合、ボルトを緩めた状態とすることで、第1の桟材12を2つの底板11aに対して回動可能に接続することができる。

0021

第2の資材移送装置20は、第2の一対のレール21と、第2の桟材22とを備える。第2の資材移送装置20の構成は、第1の資材移送装置10の構成と同じであるため、詳細な説明は省略する。

0022

上述したように、第1の接続部11cには孔11dが設けられている。また、第2の一対のレール21には第2の接続部として孔21eが設けられている。そして図1に示すように、第1の接続部11cの孔11dと、第2の一対のレール21の第2の接続部である孔21eとが鉛直方向において重なり、軸がこれらの孔を貫通するボルト40を設けて、第1の一対のレール11と、第2の一対のレール21とを連結している。このボルト40を締めきらない状態とすることで、第1の一対のレール11を第2の一対のレール21に対して、第2の一対のレール11を含む平面(図1紙面と平行な面)内で、ボルト40の軸の周りに回動可能に接続することができる。

0023

第1の接続部11cの孔11dと、第2の接続部である孔21eとを接続するボルト40を取り外すことで、第1の接続部11cと、第2の接続部との間の接続を解除することができる。このように、第1の接続部11cと第2の接続部である孔21eとにより、第1の一対のレール11と第2の一対のレール21とが着脱可能に接続されている。これにより、資材移送装置組立体100の設置作業撤収作業をより容易とすることができる。

0024

この実施形態の資材移送装置組立体100では、第1の一対のレール11と、第2の一対のレール21とが連結されている状態で、第1の一対のレール11の延在方向d1と、第2の一対のレール21の延在方向d2とをそれぞれ、自由に変更することができる。そのために、資材の移送先を変更する際には、図8に示すように、例えば資材の移送先に近い一対のレール21を、他方の一対のレール11に対して回動させることで、一対のレール11を動かすことなく、資材の移送先を変更させることができる。このように、この実施形態の資材移送装置組立体100では、資材の移送先を容易に変更することができ、資材移送の作業性を向上させることができる。

0025

ところで、建設現場には、仮囲い控え等を設けることがあるが、これらの部材は資材を移送する際の障害物となる場合がある。そのような場合に、この実施形態の資材移送装置組立体100では、第1の一対のレール11の延在方向d1と、第2の一対のレール21の延在方向d2とを、障害物を回避するように設定することができる。

0026

次に、図3を参照して、資材移送装置組立体100を用いて資材500を移送する際の、資材移送装置組立体100の挙動について説明する。

0027

まず初めに、資材500を第1の一対のレール11のローラ13の上に載置する。次に、資材500を作業者が図の上方向に押すと、図3Aに示すようにローラ13の上部は図の上方向に回転して、資材500が搬送される。すなわち、資材500の移動方向dMは、第1の一対のレール11の延在方向d1と平行である。

0028

そして図3Bに示すように、移送される資材500の一部が、第1の一対のレール11に接続された第2の一対のレール21のローラ23(一対のレール21の左下のローラ)上に到達すると、ローラ23は第2の一対のレール21の延在方向d2に沿って回転する。このローラ23の回転によって資材500に作用する搬送力は、図の右方向の成分を含む。そのため、資材500の移動方向dMが、第2の一対のレール21の延在方向d2に近づく。また、この搬送力の右向きの成分により、資材500の側面500a,500bの延在方向は、第2の一対のレール21の延在方向d2に徐々に近づく。

0029

そして図3Cに示すように、移送される資材500の大部分が第2の一対のレール21上に到達すると、第2の一対のレール21の多数のローラ23が、第2の一対のレール21の延在方向d2に沿って回転する。そのため、資材500の移動方向dMと、側面500a及び500bの延在方向とが、第2の一対のレール21の延在方向d2により近づく。

0030

最終的に、図3Dに示すように、移送される資材500が完全に第2の一対のレール21上に到達すると、資材500を支持するローラは、第2の一対のレール21のローラ23のみとなる。そのため、資材500の移動方向dMは、第2の一対のレール21の延在方向d2と平行である。また、好適な例では、図3Dに示すように、資材500の側面500a,500bの延在方向は、第2の一対のレール21の延在方向d2と一致する。

0031

このように、この実施形態の資材移送装置組立体100では、第1の接続部11cが第1の一対のレール11の端部に配置されるとともに、第2の接続部としての孔21eが第2の一対のレール21の端部に配置され、第1の載置面(ローラ13の上面)に、載置された資材500を第1の一対のレール11の延在方向d1に搬送させるローラ13(第1の搬送部材)を設けるとともに、第2の載置面(ローラ23の上面)に、載置された資材500を第2の一対のレール21の延在方向d2に搬送させるローラ23(第2の搬送部材)を設けることによって、移送する資材500をレールの延在方向に沿って他の外力を資材500に加えることなく方向転換させることができる。なお、資材500を移送させるスピードや、資材500とローラとの間の摩擦係数等の条件を適切に設置することにより、第1の一対のレール11の延在方向d1と、第2の一対のレール21の延在方向d2との間の角度を最大60°とした状態でも、上述したような方向転換を行うことが可能である。

0032

なお、搬送部材としてのローラ13,23に変えて又はこれとともに、他の搬送部材を設けることもできる。例えばベアリングを設けることができる。また、第1の一対のレール11と第2の一対のレール21との上面をベルトコンベアとすることもできる。ただし、上述したように移送する資材をレールの延在方向に沿って方向転換させるためには、搬送部材は、資材の移動方向をレールの延在方向に指向させるものであることが好ましい。

0033

ここで、図4に示すように、第2の一対のレール21の、第1の一対のレール11との接続部分とは反対側の端部に、ストッパ60を設けることができる。ここでは、第2の一対のレール21の一方のレール21’に設けたストッパ60について説明する。ストッパ60は、レール21’の2枚の側板21b1,21b2にそれぞれ連結されて載置面側に側板21b1,21b2よりも突出する板部材60a1,60a2と、板部材60a1,60a2の突出した部分に挟まれてボルト60cにより回転可能に接続されるローラ60bとを備える。例えば、資材500を第1の一対のレール11から第2の一対のレール21へ移送する際に、移送される資材がストッパ60のローラ60bに突き当たることで、資材500が一対のレール21を越えて移動することを抑制して、資材500が一対のレール21から転落することを抑制することができる。ここで、ローラ60bの材質をゴム等の弾性体とすることで、資材500がストッパ60のローラ60bに突き当たる際に資材500が受ける衝撃を小さくすることができる。このようなストッパ60を設けることで、作業の安全性を向上させることができる。なお、第1の一対のレール11の、第2の一対のレール21の接続部分とは反対側の端部に、ストッパを設けることもできる。

0034

図5は、資材移送装置組立体100の他の接続形態を示す図である。この接続形態では、第1の一対のレール11の一方のレール11’に設けられた複数の孔11fの1つである孔11f1と、第2の一対のレール21の一方のレール21’の孔21d1とが重なった状態で、ボルト40aの軸がこれらの孔を貫通して、レール11’と、レール21’とが接続されている。また、レール11’の複数の孔11fの1つであり、孔11f1とは別の孔11f2と、一対のレール21の他方のレール21’’の孔21d2とが重なった状態で、ボルト40bの軸がこれらの孔を貫通して、レール11’と、レール21’’とが接続されている。ボルト40a及び40bを締めきらない状態とすることで、一対のレール11を第2の一対のレール21に対して、第2の一対のレール21を含む平面内で、ボルト40a及び40bの軸の周りに回動可能に接続することができる。このように、この実施形態では、レール11’の孔11f1及び孔11f2が第1の接続部を構成し、レール21’の孔21d1とレール21’’の孔21d2とが第2の接続部を構成する。このように第1の一対のレール11と第2の一対のレール21とを接続することで、資材の移送経路分岐させることができる。

0035

図5の接続形態の資材移送装置組立体100を用いて、第1の一対のレール11や第2の一対のレール21の延在方向を変更させること無く、資材を第1の一対のレール11のみに沿って移送させることができるとともに、資材を分岐した第2の一対のレール21に沿って移送させることができる。ある例では、資材を分岐した第2の一対のレール21に沿って移送させる場合に、第1及び第2の接続部付近に作業者を配置して、第1の一対のレール11に沿って移送されている資材を受け止めた後に、資材を第2の一対のレール21に沿って押すことで、資材の移送方向を変えることができる。なお、第1及び第2の接続部に分岐器を設けて、資材の移送方向を切り換えることもできる。

0036

以下、本発明に係る資材移送方法の実施形態について、図面を参照して説明する。この実施形態の資材移送方法では、上述した資材移送装置組立体100を使用する。

0037

(ステップ1)図6に示すように、資材移送装置組立体100を建築現場の建物の基礎600で支持させる。理解を容易とするために、基礎600は二点鎖線で示している。ここで、資材移送装置組立体100の第1の一対のレール11の第1の接続部11cと、第2の一対のレール21の第2の接続部21eとを、基礎600の上又はその付近に配置することが、これらの接続部に過大な負荷が加わらないようにする観点から好ましい。

0038

ここで、基礎600の格子幅(ピッチ)が大きい場合には、第1の接続部又は第2の接続部を基礎600の上又はその付近に配置することが難しくなる。そのような場合には、基礎600に架け渡した足場板等を利用して、資材移送装置組立体100を支持させることもできる。

0039

また、基礎600から突出するアンカーボルトと接触しないように資材移送装置組立体100を配置する。図7に示すように、アンカーボルト700と接触しないようにするために、基礎600上にかさ上げ部材200を設けることができる。図7に示す例では、かさ上げ部材200は、角柱状支持部材201、及び支持部材201上に架け渡された平板202で構成される。この例では、かさ上げ部材200の平板202の上に資材移送装置組立体100を配置する。

0040

資材移送装置組立体100を、建築現場の建物の基礎600で支持させた後又は支持させる際に、第1の一対のレール11を第1の延在方向d1に向けるとともに、第2の一対のレール21を第2の延在方向d2に向ける。これらの方向は、移送元及び移送先の位置等を考慮して適宜設定される。この作業は、第2の一対のレール21を第1の一対のレール11に対して回動させることで実施することができる。また、第1の一対のレール11と第2の一対のレール21とを分離させた状態で、第1の一対のレール11を第1の延在方向d1に向けるとともに、第2の一対のレール21を第2の延在方向d2に向けて配置し、その後、第1の一対のレール11と第2の一対のレール21と接続することもできる。

0041

(ステップ2)図6のように、資材500を資材移送装置組立体100のローラ13上(第1の載置面上)に載置する。この実施形態では、資材500をそり状の樹脂製容器300とし、容器300に積載された客土を移送する場合を例示説明する。そり状の容器300を用いることで、容器300を少し傾けるだけで容器300に積載された客土を一方に設けられた排出開口から落とすことができ、作業者の負担を軽減することができる。またこの実施形態では、容器300の底面に、容器300に使用される樹脂よりも表面の粗い材質からなる板材等を貼り付けることによりローラとの摩擦係数を大きくして、資材移送装置組立体100上での資材の方向転換がより確実に行われるようにできる。なお、資材移送装置組立体100によって移送される資材を型枠や鉄筋等とすることもできる。

0042

(ステップ3)重機800(図8参照)等を用いて、容器300に客土を搭載する。

0043

(ステップ4)一人目の作業者1001が、資材500を資材移送装置組立体100の第1の一対のレール11の延在方向d1に沿って押す。すると、資材500は、図3を用いて説明したように、第1の一対のレール11のローラ13上(第1の載置面上)と、第2の一対のレール21のローラ23上(第2の載置面上)とで、方向転換しながら移送される。移送される資材500は、第2の一対のレール21の、第1の一対のレール11との接続部分とは反対側の端部付近に位置する二人目の作業者1002によって受け止められる。

0044

(ステップ5)二人目の作業者1002は、容器300で構成される資材500を傾けて、容器300に搭載された客土を基礎の周囲に落とす。落とされた客土は、根伐り部への埋戻し土として利用される。

0045

(ステップ6)二人目の作業者1002は、空の容器となった資材500を、第2の一対のレール21から第1の一対のレール11に向かって押す。資材500は、ステップ4とは逆方向に、方向転換しながら移送される。そして一人目の作業者1001は、移送される資材500を受け止める。

0046

(ステップ7)ステップ3からステップ6までを何回か繰り返して、多量の客土を移送することができる。なお、ステップ3からステップ6までを一回のみ行うこともできる。

0047

(ステップ8)他の移送先に資材を移送するために、第2の一対のレール21を、第1の一対のレール11に対して回動させて、第2の一対のレール21を異なる方向(第3の方向)に向けることができる。このステップを行うことで、資材の移送先を容易に変更することができる。なお、上記ステップに変えて又は上記ステップとともに、第1の一対のレール11を、第2の一対のレール21に対して回動させて、第1の一対のレール21を異なる方向に向けることもできる。また、これらのステップを行わないようにすることもできる。

0048

(ステップ9)ステップ3から8を何回か繰り返して移送作業が完了した後に、第1の一対のレール11の第1の接続部11cと第2の一対のレール21の第2の接続部21eとの接続を解除することができる。このステップを行うことで、資材移送装置組立体100の撤去作業をより容易に行うことができる。なお、このステップを行わないようにすることもできる。

0049

ステップ8及び9について、資材の移送先を様々に変える例を図8に示す。この図に示すように、本発明の資材移送装置組立体は、互いに接続された多数の資材移送装置を備えることができる。そして、それぞれの資材移送装置の一対のレールを、他の資材移送装置の一対のレールに対して回動させることができ、また、ある一対のレールと他の一対のレールとを着脱することができる。これらの回動・着脱作業を繰り返すことで、建設現場全体に資材を容易に移送することができる。

0050

本発明は資材移送装置組立体及び資材移送方法に関する。

0051

10:第1の資材移送装置
11:第1の一対のレール
11’、11’’:レール
11a:底板
11b1、11b2:側板
11c:第1の接続部
11d、11e、11f、11f1、11f2:孔
12:第1の桟材
13:ローラ
20:第2の資材移送装置
21:第2の一対のレール
21’、21’’:レール
21d、21f1、21f2:孔
21e:孔(第2の接続部)
21b1、21b2:側板
22:第2の桟材
23:ローラ
40、40a、40b:ボルト
60:ストッパ
60a1、60a2:板部材
60b:ローラ
60c:ボルト
100:資材移送装置組立体
200:かさ上げ部材
201:支持部材
202:平板
300:容器
500:資材
500a、500b:資材の側面
600:基礎
700:アンカーボルト
800:重機
1001、1002:作業者
d1:第1の一対のレールの延在方向
d2:第2の一対のレールの延在方向
dM:資材の移動方向

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