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技術 自動連続画像彫刻装置

出願人 株式会社ワールドベンチャー
発明者 星山勇一
出願日 2016年6月30日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2016-130809
公開日 2018年1月11日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2018-001582
状態 特許登録済
技術分野 クレジットカード等 装飾技術
主要キーワード 検出スペース 事前位置決め センサー取付け 連動結合 アライメントブロック 前位置決め 透かし彫り モーター取付板
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課 題

装装置の大型化抑制と正確な画像彫刻とを可能にする自動連画像彫刻装置を提供する。

解決手段

彫刻媒体収容部3と、既彫刻媒体収容部5と、媒体ディスペンサー7と、媒体位置決め搬送部9と、画像彫刻部11とを備え、未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5との間に、媒体ディスペンサー7により移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出するセンサー133を配置し、センサー133がカード状彫刻媒体の非正常を検出したとき排出制御する媒体排出部13を備えたことを特徴とする。

概要

背景

従来から磁気カード或いは合成紙上に画像を彫刻する機器が特許文献1−3として提案されている。これらの機器は、いずれも彫刻だけの単機能だけであり、連続した自動画像彫刻ができなかった。

これに対し、出願人は特許文献4の自動連画像彫刻装置を提案した。

この自動連続画像彫刻装置は、クレジットカードなど、カードに画像彫刻するものであり、カードマガジンと、カードディスペンサーと、リードライトユニットと、カード位置決め部と、カード搭載テーブルと、カード搬送部と、画像彫刻部と、カード収納マガジンと、カード搬送用ロボットとを備えている。

カードマガジンは、データをリード及びライト可能な長方形状のカードを複数枚収納可能とし、カードディスペンサーは、カードマガジンに収納されたカードをカード長尺方向へ順次繰り出す。

リードライトユニットは、カードディスペンサーから繰り出されたカードを繰り出し方向で受け入れてデータのリード又はライトを行いカード長尺方向へ搬出する。

カード位置決め部は、リードライトユニットから搬出されたカードをこの搬出方向で受け入れて位置決めを行う。

カード搭載テーブルは、カード位置決め部で位置決め後のカードがカード短尺方向への移動により搭載され、カード搬送部は、カード搭載テーブルに搭載されたカードを搭載位置と画像彫刻位置との間でカード長尺方向へ搬送する。

画像彫刻部は、カード搬送部で画像彫刻位置に搬送されてきたカードに対して制御部からの画像信号に従い彫刻針により画像彫刻を行う。

カード収納マガジンは、画像彫刻部で画像彫刻後に前記搭載位置に搬送を戻された既彫刻のカードをカード短尺方向への移動により受け入れて収納する。

カード搬送用ロボットは、カード位置決め部からカード搭載テーブルへ、このカード搭載テーブルからカード収納マガジンへとカードをカード短尺方向で直線的に移載させる。

従って、カードへの画像彫刻を連続して自動的に行わせることができる。

しかし、かかる従来の自動連続画像彫刻装置では、カードが2枚重ね、或いは彫刻すべき面が表裏逆になっている場合においてもカードが画像彫刻部に送られ、画像彫刻が行なわれるため、不正確な画像彫刻が無駄に行なわれるという問題があった。

これに対し、正常、非正常を検出するセンサーを取り付けることが考えられる。

しかし、単にセンサーを取り付けると、検出スペースを設けなければならず、装置の大型化抑制と正確な画像彫刻との両立が困難になるという問題があった。

概要

装装置の大型化抑制と正確な画像彫刻とを可能にする自動連続画像彫刻装置を提供する。未彫刻媒体収容部3と、既彫刻媒体収容部5と、媒体ディスペンサー7と、媒体位置決め搬送部9と、画像彫刻部11とを備え、未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5との間に、媒体ディスペンサー7により移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出するセンサー133を配置し、センサー133がカード状彫刻媒体の非正常を検出したとき排出制御する媒体排出部13を備えたことを特徴とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

彫刻カード彫刻媒体複数枚上下に重ねて収容する未彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部に並んで配置され彫刻済みの既彫刻のカード状彫刻媒体を収容する既彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部の上部から前記重ねられた未彫刻のカード状彫刻媒体の最上位吸着させ前記未彫刻媒体収容部の上方外へ移動させ且つ前記未彫刻媒体収容部及び既彫刻媒体収容部の隣接方向へ直線的に移動する媒体ディスペンサーと、前記媒体ディスペンサーの移動方向に配置され前記未彫刻のカード状彫刻媒体を引き継ぎ位置で引き継いで移動させ彫刻位置位置決める媒体位置決め搬送部と、前記彫刻位置に配置され前記彫刻位置の未彫刻のカード状彫刻媒体に画像彫刻を行う画像彫刻部と、を備え、前記未彫刻媒体収容部と既彫刻媒体収容部との相互間に、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出するセンサーを配置し、前記センサーが前記カード状彫刻媒体の非正常を検出したとき排出制御する媒体排出部を備えた、ことを特徴とする自動連画像彫刻装置

請求項2

請求項1記載の自動連続画像彫刻装置であって、前記センサーは、前記前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の単一枚を正常として検出する、又は前記前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の表裏の正常を検出する、ことを特徴とする自動連続画像彫刻装置。

請求項3

未彫刻のカード状彫刻媒体を複数枚上下に重ねて収容する未彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部に並んで配置され彫刻済みの既彫刻のカード状彫刻媒体を収容する既彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部の上部から前記重ねられた未彫刻のカード状彫刻媒体の最上位を吸着させ前記未彫刻媒体収容部の上方外へ移動させ且つ前記未彫刻媒体収容部及び既彫刻媒体収容部の隣接方向へ直線的に移動する媒体ディスペンサーと、前記媒体ディスペンサーの移動方向に配置され前記未彫刻のカード状彫刻媒体を引き継ぎ位置で引き継いで移動させ彫刻位置に位置決める媒体位置決め搬送部と、前記彫刻位置に配置され前記彫刻位置の未彫刻のカード状彫刻媒体に画像彫刻を行う画像彫刻部と、を備え、前記未彫刻媒体収容部と既彫刻媒体収容部とは、前記媒体ディスペンサーの移動方向にそれぞれ複数連接して配置され、前記未彫刻媒体収容部と前記既彫刻媒体収容部との相互間と前記未彫刻媒体収容部又は前記既彫刻媒体収容部の何れかの相互間とに、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置し、又は前記未彫刻媒体収容部又は前記既彫刻媒体収容部の何れかの相互間に、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置し、若しくは前記未彫刻媒体収容部と前記既彫刻媒体収容部との双方の相互間に、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置し、前記第1センサーは、前記前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の単一枚を正常として検出し、前記第2センサーは、前記前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の表裏の正常を検出し、前記第1、第2センサーの一方又は双方が前記カード状彫刻媒体の非正常を検出したとき排出制御する媒体排出部を備えた、ことを特徴とする自動連続画像彫刻装置。

技術分野

0001

本発明は、カード彫刻媒体を画像彫刻する自動連画像彫刻装置に関する。

背景技術

0002

従来から磁気カード或いは合成紙上に画像を彫刻する機器が特許文献1−3として提案されている。これらの機器は、いずれも彫刻だけの単機能だけであり、連続した自動画像彫刻ができなかった。

0003

これに対し、出願人は特許文献4の自動連続画像彫刻装置を提案した。

0004

この自動連続画像彫刻装置は、クレジットカードなど、カードに画像彫刻するものであり、カードマガジンと、カードディスペンサーと、リードライトユニットと、カード位置決め部と、カード搭載テーブルと、カード搬送部と、画像彫刻部と、カード収納マガジンと、カード搬送用ロボットとを備えている。

0005

カードマガジンは、データをリード及びライト可能な長方形状のカードを複数枚収納可能とし、カードディスペンサーは、カードマガジンに収納されたカードをカード長尺方向へ順次繰り出す。

0006

リードライトユニットは、カードディスペンサーから繰り出されたカードを繰り出し方向で受け入れてデータのリード又はライトを行いカード長尺方向へ搬出する。

0007

カード位置決め部は、リードライトユニットから搬出されたカードをこの搬出方向で受け入れて位置決めを行う。

0008

カード搭載テーブルは、カード位置決め部で位置決め後のカードがカード短尺方向への移動により搭載され、カード搬送部は、カード搭載テーブルに搭載されたカードを搭載位置と画像彫刻位置との間でカード長尺方向へ搬送する。

0009

画像彫刻部は、カード搬送部で画像彫刻位置に搬送されてきたカードに対して制御部からの画像信号に従い彫刻針により画像彫刻を行う。

0010

カード収納マガジンは、画像彫刻部で画像彫刻後に前記搭載位置に搬送を戻された既彫刻のカードをカード短尺方向への移動により受け入れて収納する。

0011

カード搬送用ロボットは、カード位置決め部からカード搭載テーブルへ、このカード搭載テーブルからカード収納マガジンへとカードをカード短尺方向で直線的に移載させる。

0012

従って、カードへの画像彫刻を連続して自動的に行わせることができる。

0013

しかし、かかる従来の自動連続画像彫刻装置では、カードが2枚重ね、或いは彫刻すべき面が表裏逆になっている場合においてもカードが画像彫刻部に送られ、画像彫刻が行なわれるため、不正確な画像彫刻が無駄に行なわれるという問題があった。

0014

これに対し、正常、非正常を検出するセンサーを取り付けることが考えられる。

0015

しかし、単にセンサーを取り付けると、検出スペースを設けなければならず、装置の大型化抑制と正確な画像彫刻との両立が困難になるという問題があった。

先行技術

0016

特開平1−115676号公報
特開平5−24394号公報
実開昭63−201762号公報
特許第4516669号公報

発明が解決しようとする課題

0017

解決しようとする問題点は、装置の大型化抑制と正確な画像彫刻との両立が困難になる点である。

課題を解決するための手段

0018

本発明は、装置の大型化抑制と正確な画像彫刻とを可能とするため、未彫刻のカード状彫刻媒体を複数枚上下に重ねて収容する未彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部に並んで配置され彫刻済みの既彫刻のカード状彫刻媒体を収容する既彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部の上部から前記重ねられた未彫刻のカード状彫刻媒体の最上位吸着させ前記未彫刻媒体収容部の上方外へ移動させ且つ前記未彫刻媒体収容部及び既彫刻媒体収容部の隣接方向へ直線的に移動する媒体ディスペンサーと、前記媒体ディスペンサーの移動方向に配置され前記未彫刻のカード状彫刻媒体を引き継ぎ位置で引き継いで移動させ彫刻位置に位置決める媒体位置決め搬送部と、前記彫刻位置に配置され前記彫刻位置の未彫刻のカード状彫刻媒体に画像彫刻を行う画像彫刻部とを備え、前記未彫刻媒体収容部と既彫刻媒体収容部との相互間に、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出するセンサーを配置し、前記センサーが前記カード状彫刻媒体の非正常を検出したとき排出制御する媒体排出部を備えたことを特徴とする。

発明の効果

0019

本発明は、上記構成であるから、センサーを未彫刻媒体収容部と既彫刻媒体収容部との相互間を利用して配置することができ、且つ媒体ディスペンサーの直線的な移動方向にも沿うことにより、センサーを合理的に配置し、装置の大型化抑制と正確な画像彫刻とを可能とする。

図面の簡単な説明

0020

自動連続画像彫刻装置を正面側から見た全体斜視図である。(実施例1)
自動連続画像彫刻装置を背面側から見た一部省略の全体斜視図である。(実施例1)
カードカセットと媒体ディスペンサーと事前位置決め部と媒体位置決め搬送部と彫刻部との関係を示す一部省略の正面図である。(実施例1)
カードカセットと媒体ディスペンサーと事前位置決め部と媒体位置決め搬送部と彫刻部との関係を示す一部省略の平面図である。(実施例1)
カードカセットと媒体ディスペンサーと事前位置決め部と媒体位置決め搬送部と彫刻部との関係を示す背面側から見た状態の一部省略の斜視図である。(実施例1)
カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係をXZ面で切断して示す背面側から見た状態の斜視図である。(実施例1)
カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係を異なるXZ面で切断して示す背面側から見た状態の斜視図である。(実施例1)
カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係を示す背面上方側から見た状態の一部省略の斜視図である。(実施例1)
カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係を異なるXZ面で切断して示す側面上方側から見た状態の斜視図である。(実施例1)
カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係を異なるXZ面で切断して示す背面側から見た状態の一部省略の斜視図である。(実施例1)
カードカセットの下部側をXY面で切断して背面側から見た状態の斜視図である。(実施例1)
カードカセットの下部側をXY面で切断して背面下方側から見た状態の斜視図である。(実施例1)
カードカセットの上部側を異なるXZ面で切断して示す背面上方側から見た状態の斜視図である。(実施例1)
媒体ディスペンサーをカードカセットとの関係で一部を省略して示す背面下方側から見た斜視図である。(実施例1)
媒体ディスペンサーをカードカセットとの関係で一部を省略して示す前面上方側から見た斜視図である。(実施例1)
事前位置決め部の一部透視斜視図である。(実施例1)
事前位置決め部の一部透視平面図である。(実施例1)
事前位置決め部のXY面で切断した断面図である。(実施例1)
事前位置決め部の異なるXY面で切断した断面図である。(実施例1)
事前位置決め部のさらに異なるXY面で切断した断面図である。(実施例1)

0021

装置の大型化抑制と正確な画像彫刻とを可能にするという目的を、未彫刻のカード状彫刻媒体を複数枚上下に重ねて収容する未彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部に並んで配置され彫刻済みの既彫刻のカード状彫刻媒体を収容する既彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部の上部から前記重ねられた未彫刻のカード状彫刻媒体の最上位を吸着させ前記未彫刻媒体収容部の上方外へ移動させ且つ前記未彫刻媒体収容部及び既彫刻媒体収容部の隣接方向へ直線的に移動する媒体ディスペンサーと、前記媒体ディスペンサーの移動方向に配置され前記未彫刻のカード状彫刻媒体を引き継ぎ位置で引き継いで移動させ彫刻位置に位置決める媒体位置決め搬送部と、前記彫刻位置に配置され前記彫刻位置の未彫刻のカード状彫刻媒体に画像彫刻を行う画像彫刻部とを備え、前記未彫刻媒体収容部と既彫刻媒体収容部との相互間に、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出するセンサーを配置し、前記センサーが前記カード状彫刻媒体の非正常を検出したとき排出制御する媒体排出部を備えたことにより実現した。

0022

前記センサーは、前記前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の単一枚を正常として検出する、又は前記前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の表裏の正常を検出する構成でもよい。

0023

未彫刻のカード状彫刻媒体を複数枚上下に重ねて収容する未彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部に並んで配置され彫刻済みの既彫刻のカード状彫刻媒体を収容する既彫刻媒体収容部と、前記未彫刻媒体収容部の上部から前記重ねられた未彫刻のカード状彫刻媒体の最上位を吸着させ前記未彫刻媒体収容部の上方外へ移動させ且つ前記未彫刻媒体収容部及び既彫刻媒体収容部の隣接方向へ直線的に移動する媒体ディスペンサーと、前記媒体ディスペンサーの移動方向に配置され前記未彫刻のカード状彫刻媒体を引き継ぎ位置で引き継いで移動させ彫刻位置に位置決める媒体位置決め搬送部と、前記彫刻位置に配置され前記彫刻位置の未彫刻のカード状彫刻媒体に画像彫刻を行う画像彫刻部とを備え、前記未彫刻媒体収容部と既彫刻媒体収容部とは、前記媒体ディスペンサーの移動方向にそれぞれ複数連接して配置され、前記未彫刻媒体収容部と前記既彫刻媒体収容部との相互間と前記未彫刻媒体収容部又は前記既彫刻媒体収容部の何れかの相互間とに、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置し、又は前記未彫刻媒体収容部又は前記既彫刻媒体収容部の何れかの相互間に、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置し、若しくは前記未彫刻媒体収容部と前記既彫刻媒体収容部との双方の相互間に、前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置し、前記第1センサーは、前記前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の単一枚を正常として検出し、前記第2センサーは、前記前記媒体ディスペンサーにより移動する未彫刻のカード状彫刻媒体の表裏の正常を検出し、前記第1、第2センサーの一方又は双方が前記カード状彫刻媒体の非正常を検出したとき排出制御する媒体排出部を備えてもよい。

0024

[自動連続画像彫刻装置]
図1は、自動連続画像彫刻装置の全体概略斜視図である。図2は、自動連続画像彫刻装置を背面側から見た一部省略の全体概略斜視図である。なお、以下の説明において、Y方向とは、カードが直線的に移動する横方向であり、装置を正面から見て左右方向である。X方向とは、Y方向に直交する方向であり、装置を正面から見て奥行き方向である。Z方向とは、XY方向に直交する装置の上下方向である。前後とは、Y方向での前後である。左右とは、X方向であり、装置の左右である。

0025

図1図2で示す自動連続画像彫刻装置1は、カード状彫刻媒体に無理なく連続して自動的に画像を彫刻することを可能にする。この自動連続画像彫刻装置1は、未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5と、媒体ディスペンサー7と、媒体位置決め搬送部9と、画像彫刻部11とを備えている。

0026

未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5は、本実施例において同一構造に形成されている。但し、未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5を異なる構造で形成することもできる。

0027

未彫刻媒体収容部3は、矩形状の未彫刻のカード状彫刻媒体を、複数枚上下に重ねて収容するものである。既彫刻媒体収容部5は、彫刻済みの既彫刻のカード状彫刻媒体を収容するものである。本実施例では、未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5がそれぞれ2台備えられ、既彫刻媒体収容部5に対し未彫刻媒体収容部3がY方向の前方に並んで全体的に直線的に配置されている。

0028

カード状彫刻媒体は、プラスチック、合成紙、特殊合成紙などにより平面矩形状に形成されたものであり、表面に彫刻層を備え、彫刻により例えば透かし彫り表示などの画像を形成することができる。カード状彫刻媒体の例としては、本人認証カード、クレジットカード等がある。カード状彫刻媒体は、その他、画像彫刻の必要性と可能性とがあれば、種々のカード状の媒体に適用することもできる。以下、カード状彫刻媒体を、単に「カード」と称する。

0029

媒体ディスペンサー7は、未彫刻媒体収容部3の上部から前記重ねられた未彫刻のカードの最上位を吸着させ未彫刻媒体収容部の上方外へ移動させ且つ未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5の隣接方向であるY方向へ直線的に移動してカードをY方向へ移動させるものである。

0030

媒体位置決め搬送部9は、媒体ディスペンサー7の直線移動方向であるY方向の端部側に配置され未彫刻のカードを引き継ぎ位置TOPで引き継いで移動させ彫刻位置EGPに位置決めるものである。

0031

画像彫刻部11は、彫刻位置EGPに配置され未彫刻のカードに画像彫刻を行うものである。

0032

そして、媒体ディスペンサー7は、未彫刻のカードを引き継ぎ位置TOPで開放して引き継がせ、媒体位置決め搬送部9は、画像彫刻後の既彫刻のカードを彫刻位置EGPから引継ぎ位置TOPへ戻し、媒体ディスペンサー7は、引継ぎ位置TOPの既彫刻のカードを吸着して上方へ移動させ且つ既彫刻媒体収容部5上へ移動して既彫刻のカードを開放し落下させることになる。

0033

本実施例では、未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5と媒体位置決め搬送部9との間に未彫刻のカードを事前に位置決める事前位置決め部13を備えている。

0034

媒体ディスペンサー7は、未彫刻のカードを事前位置決め部13で位置決めてから引継ぎ位置TOPで媒体位置決め搬送部9へ引き継がせ、且つ未彫刻のカードが事前位置決め部13で位置決められているとき引継ぎ位置TOPの既彫刻のカードを既彫刻媒体収容部5上へ移動させる。

0035

ここで、各部の構造をより具体的に説明する。

0036

[未彫刻媒体収部及び既彫刻媒体収部]
図3は、カードカセットと媒体ディスペンサーと事前位置決め部と媒体位置決め搬送部と彫刻部との関係を示す一部省略の正面図である。図4は、カードカセットと媒体ディスペンサーと事前位置決め部と媒体位置決め搬送部と彫刻部との関係を示す一部省略の平面図である。図5は、カードカセットと媒体ディスペンサーと事前位置決め部と媒体位置決め搬送部と彫刻部との関係を示す背面側から見た状態の一部省略の斜視図である。図6は、カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係をXZ面で切断して示す背面側から見た状態の斜視図である。図7は、カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係を異なるXZ面で切断して示す背面側から見た状態の斜視図である。図8は、カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係を示す背面上方側から見た状態の一部省略の斜視図である。図9は、カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係を異なるXZ面で切断して示す側面上方側から見た状態の斜視図である。図10は、カードカセットと媒体ディスペンサーとの関係を異なるXZ面で切断して示す背面側から見た状態の一部省略の斜視図である。図11は、カードカセットの下部側をXY面で切断して背面側から見た状態の斜視図である。図12は、カードカセットの下部側をXY面で切断して背面下方側から見た状態の斜視図である。図13は、カードカセットの上部側を異なるXZ面で切断して示す背面上方側から見た状態の斜視図である。

0037

図1図13のように、未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5は、上記のように本実施例において同一構造に形成されている。

0038

装置フレーム15には、区画用側板17、19、21、23、25が設けられている。側板17、19、21、23、25は、相互間が同幅で離間形成され、合計4箇所のカセット収納部27、29、31、33がY方向に直線的に隣接して形成されている。側板21、23の上面板等のY方向での配置幅は、後述のセンサー取付けのために他の側板17、19、25よりも若干幅広に設定されている。

0039

つまり、側板17、19、21、23、25は、装置前側前面板装置上方側の上面板とを一体に備え、側板21、23の前面板及び上面板のY方向の幅がセンサー取付け用の空間幅に対応している。

0040

未彫刻媒体収容部3は、カセット収納部27、29にカードカセット35、37をワンタッチ着脱自在に備えている。既彫刻媒体収容部5は、カセット収納部31、33にカードカセット39、41をワンタッチで着脱自在に備えている。

0041

カードカセット35、37、39、41は、基本的に同一構造であり、カードカセット35について説明し、カードカセット37、39、41の説明は省略する。

0042

カードカセット35は、カセットベース43にカセット側板45a、45bが取り付けられたものである。カセットベース43には、正面に取手47が取り付けられている。カードカセット35の上端は、開口し、カードの出し入れが可能となっている。カセット側板45a、45bの内部下端には、カード受け部49が設けられている。カセット側板45a、45bの外面上部側には、係合突部51a、51bがカセット側板45a、45bの外面側に突出するように設けられている。

0043

係合突部51a、51bは、一対のアームからなる係止アーム体53により着脱可能に係止ロックされている。係止アーム体53は、側板17、19間に中間部の軸53aが回転自在に取り付けられている。係止アーム体53と側板17、19との間には、リターンスプリング55が取り付けられ、係止アーム体53を係止ロック方向に回転付勢している。側板19側には、解除用ソレノイド57が取り付けられ、係止アーム体53に結合されている。従って、解除用ソレノイド57によりリターンスプリング55に抗して係止アーム体53を回転させると、係止アーム体53による係合突部51a、51bの係止ロックが解除され、側板19側には、インターロック59が取り付けられ、カードカセット35の一側背面を着脱可能にロックしている。

0044

従って、カードカセット35を側板17、19間のカセット収納部27に装置の前面側から挿入すると、係合突部51a、51bが係止アーム体53の先端に当接し、さらなる押し込みにより係止アーム体53が軸53aを中心にして回転し係合突部51a、51bが係止アーム体53の先端を付勢力に抗して乗り越え、そのまま係止ロックされる。カードカセット35の下部側は、インターロック59により結合される。これら係止及び結合により、カードカセット35をカセット収納部27に装着することができる。インターロック59に結合されることで、後述するテーブルを昇降させるステッピングモーター等の動作が許容される。

0045

タン操作などにより解除用ソレノイド57を駆動すると係止アーム体53の回転により係合突部51a、51bの係止ロックが解除される。

0046

カセット収納部27の下部には、キャリッジ61が配置されている。キャリッジ61は、テーブル63を支持し、テーブル63は、カードカセット35の下端に対向している。テーブル63は、カードカセット35の下端からカードカセット35の内部を上昇し、カード受け部49に積層収容されたカードを上昇させることができる。このカードの上昇により積層上端のカードをカードカセット35における上部取り出し位置に配置させることができる。

0047

キャリッジ61には、リニアブッシュ65及びボールソケット66が固定して取り付けられている。リニアブッシュ65は、カセットシャフト67に昇降ガイド可能に嵌合し、ボールソケット66は、ボールねじ69に係合している。

0048

カセットシャフト67の下端部は、モーター取付板71に固定して取り付けられ、ボールねじ69の下端部は、スラスト針状ころ軸受73によりモーター取付板71に回転自在に支持されている。カセットシャフト67の上端部は、上板75に固定して取り付けられ、ボールねじ69の上端部は、ベアリング77を介して上板75に回転自在に支持されている。

0049

モーター取付板71は、側板19に固定されている。このモーター取付板71にステッピングモーター79が取り付けられている。ステッピングモーター79の出力軸及びボールねじ69の下端には、タイミングギヤ81、83が取り付けられ、タイミングギヤ81、83にタイミングベルト85が掛け回されている。

0050

ボールねじ69の駆動によりボールソケット66が昇降駆動され、カセットシャフト67に沿ってキャリッジ61が昇降ガイドされる。

0051

上板75には、エアブロック87がノズルシャフト89により揺動可能に支持されている。エアブロック87のX方向後端部と側板19との間には引張スプリング91が介設されている。引張スプリング91は、エアブロック87を付勢し、エアブロック87のX方向前端が若干上に向くようにしている。エアブロック87の前端に一対のノズル92a、92bが固定されている。ノズル92a、92bからエアを噴出し、媒体ディスペンサー7による一枚ずつのカードの取り出しを可能とする。ノズル92a、92bには、真空ポンプ94が接続され、ノズル92a、92bから脈動するエアの噴出しを行なわせる。このエアの噴出しにより密着する下層のカードを分離する。

0052

なお、未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5との並びは、Y方向で逆にすることもできる。未彫刻のカードカセットと既彫刻のカードカセットとを交互に並べるように未彫刻媒体収容部と既彫刻媒体収容部とを構成することもできる。

0053

[媒体ディスペンサー]
図14は、媒体ディスペンサーをカードカセットとの関係で一部を省略して示す背面下方側から見た斜視図である。図15は、媒体ディスペンサーをカードカセットとの関係で一部を省略して示す前面上方側から見た斜視図である。

0054

図5図10図14図15のように、前記媒体ディスペンサー7は、図の位置においてカードカセット35の上部に配置され、ガイドレール93に走行可能に支持されている。媒体ディスペンサー7は、ガイドレール93に沿ってY方向に往復走行ガイドされる。ガイドレール93は、装置フレーム15にY方向に沿って取り付けられている。

0055

ガイドレール93にガイドブロック95が取り付けられ、ガイドブロック93がガイドレール93に沿ってガイドされるようになっている。

0056

ガイドブロック95にはY軸ベース97が取り付けられ、Y軸ベース97には、Y軸モーターベース99が取り付けられている。Y軸モーターベース99には、ステッピングモーター101が取り付けられ、Y軸カバー103、Y軸昇降ガイド105が支持されている。

0057

Y軸モーターベース99とY軸昇降ガイド105との間には、すべりシャフト107及びボールねじ109が支持されている。

0058

Y軸モーターベース99の下部側に昇降ブロック111が配置され、昇降ブロック111は、すべりシャフト107にリニアブッシュを介してガイド可能に結合され、同ボールねじ109にボールソケットを介して昇降駆動可能に結合されている。

0059

ステッピングモーター101の出力軸及びボールねじ109には、Y軸モーターベース99上でタイミングギヤ100、102が取り付けられ、タイミングギヤ100、102間にタイミングベルト104が掛け回されている。

0060

従って、ステッピングモーター101の駆動によりボールねじ109を連動させ、昇降ブロック111を昇降駆動させることができる。

0061

昇降ブロック111には、パッドノズル113が支持され、下方に指向してカードカセット35の上部に対向している。パッドノズル113には、コイルスプリング外装され、パッドノズル113先端がカードカセット35上部のカードに弾接可能となっている。

0062

パッドノズル113には、真空ポンプ115が接続され、パッドノズル113によりカードカセット35の上部のカードを吸着し、或いは吸着したカードを開放できるようになっている。

0063

ガイドブロック95には、ハーネススライド板117が取り付けられ、ハーネススライド板117にタイミングベルト用金具119が取り付けられている。タイミングベルト用金具119は、タイミングベルト121に結合されている。タイミングベルト121は、タイミングギヤ123、125間に掛け回されている。タイミングギヤ123は、ステッピングモータ127の出力軸に取り付けられ、タイミングギヤ125は、装置フレーム15の端部に支持されている。ステッピングモータ127は、装置フレーム15側に固定されている。

0064

従って、ステッピングモータ127の駆動によりタイミングベルト121がガイドレール93に沿って駆動され、タイミングベルト用金具119を介してガイドブロック95がガイドレール93に沿って移動する。ガイドブロック95が移動するとY軸ベース97を介して媒体ディスペンサー7がY方向に移動する。このような移動を介し媒体ディスペンサー7をガイドレール93に沿って往復させ、また途中で停止させることができる。かかる移動、停止制御は、予めインストールされたプログラムにより行なわれる。手動ボタン操作等により媒体ディスペンサー7を手動で移動させることもできる。

0065

ハーネススライド板117には、ケーブル129の一端が支持され、ケーブル129の他端は、装置フレーム15側に取り付けられたケーブルガイド131に支持されている。媒体ディスペンサー7が往復動作するときにケーブル129がケーブルガイド131上に折り畳まれ、或いはケーブルガイド131上から展開される。ケーブル129は、モーター等各部への給電のためのものである。

0066

[センサー]
図1図3図5の上記のように、未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5とは、本実施例において媒体ディスペンサー7の移動方向にそれぞれ複数連接して配置されている。

0067

未彫刻媒体収容部3のカセット収納部29と既彫刻媒体収容部5のカセット収納部31との間には、スペースを利用してセンサーである第1センサーとしてソニックセンサー133が配置されている。ソニックセンサー133の一方は、装置フレーム15に固定され、他方は側板21の上面板に取り付けられている。側板21の上面板には、ソニックセンサー133用の孔が形成されている。

0068

ソニックセンサー133は、媒体ディスペンサー7により吸着搬送されるカードが単一枚であることの正常の検出に供するものである。カードが複数枚が同時に搬送されているときは、媒体排出部として機能する事前位置決め部13により排出処理がなされる。

0069

カセット収納部31、33間には、スペースを利用してセンサーである第2センサーとしてカラーセンサー135が配置されている。カラーセンサー135は、側板23の上面板に取り付けられている。側板23の上面板には、カラーセンサー135用の孔が形成されている。

0070

カラーセンサー135は、媒体ディスペンサー7により吸着搬送されるカードが表裏の正常の検出に供するものである。媒体ディスペンサー7により吸着搬送されるカードの表裏が誤っていれば非正常として事前位置決め部13により排出制御処理がなされる。

0071

つまり、ソニックセンサー133とカラーセンサー135との一方又は双方がカードの非正常を検出したとき排出制御する媒体排出部として事前位置決め部13を備えている。

0072

なお、第1センサーは、複数体の未彫刻媒体収容部3間、複数体の既彫刻媒体収容部5間の何れか間のスペースに配置し、第2センサーは、未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5相互間に配置することもできる。

0073

第1、第2センサーの一方は、複数体の未彫刻媒体収容部3間、他方は、複数体の既彫刻媒体収容部5間の何れか間のスペースに配置することもできる。

0074

未彫刻媒体収容部3或いは既彫刻媒体収容部5を3対以上配置するときは、第1、第2センサー共に未彫刻媒体収容部3間或いは既彫刻媒体収容部5間の異なるスペースに配置することができる。

0075

つまり、未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5との相互間と未彫刻媒体収容部3又は既彫刻媒体収容部5の何れかの相互間とに、媒体ディスペンサー7により移動する未彫刻のカードの正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置した構成となる。

0076

又は、未彫刻媒体収容部3又は既彫刻媒体収容部5の何れかの相互間に、媒体ディスペンサー7により移動する未彫刻のカードの正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置した構成となる。

0077

若しくは、未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5との双方の相互間に、媒体ディスペンサー7により移動する未彫刻のカードの正常、非正常を検出する第1センサーと第2センサーとを各別に配置した構成となる。

0078

第1、第2センサーは、媒体ディスペンサー7の直線的な移動に対して未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5との間等のスペースを利用して配置するから、配置に無理が無く、装置をコンパクトに形成することができる。

0079

第1、第2センサーは、媒体ディスペンサー7の直線的な移動に対して直線的に配置することができ、カードの直線的な移動に対して検出を無理なく円滑に行わせることができる。

0080

未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5とは、それぞれ単一体を隣接配置する構成にすることもでき、この場合は、未彫刻媒体収容部3と既彫刻媒体収容部5との間のスペースを利用して第1、第2センサーの何れか一方を配置する構成にすることもできる。この場合、カードの重ねと表裏との一方の正常、非正常を検出することになる。

0081

[事前位置決め部]
図16は、事前位置決め部の一部透視斜視図である。図17は、事前位置決め部の一部透視平面図である。図18は、事前位置決め部のXY面で切断した断面図である。図19は、事前位置決め部の異なるXY面で切断した断面図である。図20は、事前位置決め部の異なるXY面で切断した断面図である。

0082

図1図3図5図16図20のように、前記事前位置決め部13は、既彫刻媒体収容部5の側板25に隣接配置されている。

0083

事前位置決め部13は、上部開口のケース状アライメント走行ベース137にストッパー板139及びベルト141a、141bを主として備えた構成である。

0084

ストッパー板139は、断面L字型に形成され、X方向に位置決め面を向けて配置されている。ストッパー板139の下面にはアライメントブロック141が取り付けられ、一対のすべりシャフト143a、143bに嵌合し、すべりガイドされるようになっている。すべりシャフト143a、143bは、アライメントベース145に固定して支持されている。アライメントベース145は、アライメント走行ベース137に固定されている。

0085

アライメントベース145には、ボールねじ147が回転可能に支持されている。ボールねじ147にはボールソケット149が嵌合し、ボールソケット149は、アライメントブロック141に固定されている。

0086

従って、ボールねじ147の回転駆動によりアライメントブロック141がX方向へ移動し、ストッパー板139によるアライメント位置を決定することができる。カードのX方向の位置決めは、予め決定されたストッパー板139のアライメント位置で行なわれる。

0087

ボールねじ147には、アライメント走行ベース137外においてタイミングギヤ151が取り付けられている。ステッピングモータ153の出力軸には、タイミングギヤ155が取り付けられている。タイミングギヤ151、155間にタイミングベルト157が掛け回されている。

0088

従って、ステッピングモータ153の駆動によりタイミングベルト157を介してボールねじ147を正逆回転駆動することができる。

0089

アライメント走行ベース137には、X方向の手前側アライナー駆動シャフト159a、159bがY方向に向けて取り付けられている。アライナー駆動シャフト159a、159bには、タイミングギヤ161a、161bがそれぞれ一対取り付けられている。アライメント走行ベース137には、底部側にステッピングモーター163が取り付けられ、ベルト141a側においてモーターの出力軸にタイミングギヤ165が取付られている。ベルト141aは、タイミングギヤ161a、161b、165間に掛け回され、ベルト141bは、タイミングギヤ161a、161b間に掛け回されている。

0090

アライメント走行ベース137の一側には、ベルト141a、141bのX方向手前側である排出側に排出トレー167が設けられている。

0091

従って、媒体ディスペンサー7により搬送されたカードCがベルト141a、141b上に移載されるとステッピングモーター163の駆動によりベルト141aがX方向の奥側であるストッパー板139方向へ走行駆動されると、アライナー駆動シャフト159a、159b等を介してベルト141bが同期して同方向へ走行駆動される。この駆動によりカードCがストッパー板139に突き当てられ、X方向に位置決められる。カードCのY方向の位置決めは、媒体ディスペンサー7に吸着された位置となっている。

0092

媒体ディスペンサー7により搬送されたカードCが2枚重ねであったり、表裏の誤りがあると、カードCがベルト141a、141b上に移載されたとき、ステッピングモーター163が逆方向に駆動される。この駆動により、ベルト141a、141bが排出方向へ走行駆動され、カードCは排出トレー167に排出され、画像彫刻部11での間違った無駄な画像彫刻を防止することができる。

0093

[媒体位置決め搬送部及び画像彫刻部]
図1図3図5のように、前記媒体位置決め搬送部9及び画像彫刻部11は、事前位置決め部13に隣接して配置されている。

0094

媒体位置決め搬送部9は、用紙セット台175を備えている。用紙セット台175は、Y軸駆動機構スライダを介してシャフトに支持され、Y方向に往復駆動されるように構成されている。彫刻に際しては、用紙セット台175の吸着部177にカードCを吸着させて支持する。用紙セット台175は、彫刻時に彫刻位置EGPにおいてY方向に小さな範囲で往復動し、彫刻針171aによるX、Z方向への彫刻動作と合わせてカードCにプログラミングされた画像彫刻を行なう。

0095

また、用紙セット台175は、制御により彫刻位置EGPと引き継ぎ位置TOPとの間を往復移動可能とされている。

0096

吸着部177は、多孔平面部材微細孔からの吸引を行わせるための機構であり、真空ポンプが電磁弁を介して多孔平面部材側に接続されている。真空ポンプの稼働により多孔平面部材の微細孔からの吸引を行わせ、多孔平面部材にカードを密着性良く吸着固定させる。

0097

このとき、圧力スイッチの圧力検出により彫刻を可能とする圧力状態、例えば50KPa以上とすることで、被彫刻媒体の膨らみやずれ等の無い状態を検出し、彫刻可能な正確な位置での密着状態を知ることができる。この圧力検出により、彫刻ヘッド173等を自動で動作させることもできる。圧力状態50KPa以上としての値は、被彫刻媒体の膨らみやずれ等の無いことを検出できるものとして実験的に求めたものである。

0098

画像彫刻部11は、装置フレーム15側に支持された機構ベース169を備えている。機構ベース169上に振動発生部171を支持した彫刻ヘッド173が配置されている。

0099

彫刻ヘッド173は、X軸駆動機構、及びZ軸駆動機構に連動結合され、X方向及びZ方向に往復駆動制御されるものである。

0100

この彫刻ヘッド173の振動発生部171は、永久磁石側に対して電磁石側がばねによりフローティング支持され、永久磁石側及び電磁石側間の作用とばねの作用とにより電磁石側が、微小揺動振動する。

0101

このような微小振動により、コイルへの通電切り換え彫刻信号に基づいて行わせることで、画像データを電気信号に変換した信号に基づいて彫刻針171aを振動させ、且つ前記X方向、Z方向へ彫刻ヘッド173を移動させ、用紙セット台175のY方向移動と共にカードCの表面に微細彫刻を行なう。

0102

[自動連続画像彫刻装置の動作]
カードカセット35、37には、予め未彫刻のカードが収容されている。

0103

各部の駆動は、制御部のプログラムにより自動制御され、始動スイッチのONにより稼働する。

0104

媒体ディスペンサー7では、ステッピングモーター101の駆動によりパッドノズル113が下降し、カードカセット35の最上位のカードをパッドノズル113が吸着する。ステッピングモーター101の駆動の戻りによりパッドノズル113がカードCを吸着したまま規定位置まで上昇する。

0105

パッドノズル113がカードCを吸着したまま上昇するとき、その途中でノズル92a、92bからエアが脈動するように噴出され、エアがカードに当たる。このエアの当たりにより、パッドノズル113が吸着するカードCに下層のカードが密着するなどして共に引き上げられても、分離されて下層のカードは落下し、パッドノズル113が吸着するカードCを一枚にすることができる。

0106

従って、媒体ディスペンサー7によるカードの一枚ずつの取り出しを正確に行わせることができ、連続的な彫刻を円滑に行なわせることができる。

0107

次いで、ステッピングモータ127の駆動によりタイミングベルト121がガイドレール93に沿って駆動され、媒体ディスペンサー7がY方向に事前位置決め部13まで移動する。

0108

一方、カードカセット35からカードCが取り出されると、センサーの検出に基づいてステッピングモーター101が駆動され、キャリッジ61を介してテーブル63が上昇し、最上位のカードが取り出し位置に待機する。

0109

媒体ディスペンサー7の事前位置決め部13までの移動途中では、ソニックセンサー133の検出により、媒体ディスペンサー7が吸着搬送するカードCが単一枚か否かが制御部で判断され、カラーセンサー135の検出により媒体ディスペンサー7が吸着搬送するカードCの表裏の正誤が制御部で判断される。

0110

媒体ディスペンサー7がY方向に事前位置決め部13まで移動するとベルト141a、141b上で停止する。

0111

事前位置決め部13のベルト141a、141b上で媒体ディスペンサー7はパッドノズル113を下降させると共にパッドノズル113によるカードCの吸着を開放し、カードCを事前位置決め部13上に引き継がせる。

0112

事前位置決め部13上に引き継ぎ移載されたカードCは、ベルト141a、141b上に渡るように載置される。

0113

カードCの単一枚か否かの判断及び表裏の正誤判断結果が正しいものであれば、ステッピングモーター163の駆動によりベルト141a、141bがストッパー板139方向に走行し、カードCの一辺がストッパー板139に突き当たり、X方向の位置決めが行なわれる。

0114

従って、画像彫刻部11での画像彫刻をカードの正しい位置に行わせることができる。

0115

なお、カードCのY方向の位置決めは、媒体ディスペンサー7に吸着された位置となるが、用紙セット台175の吸着部177周囲に位置決め金具を配置し、カードCを吸着部177上に配置するとき媒体ディスペンサー7の若干の移動によりカードCをY方向へ若干移動させ、カードを金具に当接させる等して位置決めることもできる。この位置決めの際には、パッドノズル113の撓みを利用してカードCの金具への当接を可能にすることができる。

0116

カードCの単一枚か否かの判断及び表裏の正誤判断結果が正しくなければ、ステッピングモーター163の逆転駆動によりベルト141a、141bが反ストッパー板139方向に走行し、カードCが排出トレー167に排出される。

0117

従って、連続的な彫刻動作においてカードに正しく彫刻を行うことができる。

0118

事前位置決め部13上でX方向の位置決めが行なわれると、上方で待機していた媒体ディスペンサー7がパッドノズル113を下降させ、位置決め後のカードCを吸着する。

0119

カードCを吸着した媒体ディスペンサー7は、ステッピングモータ127の駆動によりY方向に移動し、引き継ぎ位置TOP上で待機する用紙セット台175上に停止する。

0120

引き継ぎ位置TOP上で媒体ディスペンサー7はパッドノズル113を下降させると共にパッドノズル113によるカードCの吸着を開放し、カードCを媒体位置決め搬送部9の用紙セット台175に引き継がせる。

0121

用紙セット台175上に引き継がれたカードCは、吸着部177での吸引により用紙セット台175に固定される。

0122

カードCを引き継いだ用紙セット台175は、彫刻位置EGPまで移動し、制御部からの画像信号に従い彫刻針171aによりカードCに画像彫刻が行なわれる。

0123

次いで、媒体ディスペンサー7は、カードカセット35までY方向に戻り最上位のカードを吸着して上記同様に事前位置決め部13に移載し、事前位置決め部13上で未彫刻のカードの位置決めが行なわれる。

0124

このとき彫刻位置EGPで彫刻された既彫刻の先のカードCが用紙セット台175の移動により引き継ぎ位置TOPまで戻される。

0125

事前位置決め部13上に待機する媒体ディスペンサー7が引き継ぎ位置TOPまで移動し、引き継ぎ位置TOPの既彫刻のカードCを吸着し、既彫刻媒体収容部5のカードカセット39までY方向に戻る。

0126

カードカセット39上で媒体ディスペンサー7は、パッドノズル113による既彫刻のカードCの吸着を解除し、カードカセット39のテーブル上に移載する。カードカセット39のテーブル上への移載は、センサーが検知し、次の既彫刻のカードを移載できるようにステッピングモーターが駆動され、キャリッジを介してテーブルが下降する。

0127

既彫刻のカードCを開放した媒体ディスペンサー7は、事前位置決め部13まで移動し、事前位置決め部13上に待機する未彫刻のカードを前記同様に吸着し、引き継ぎ位置TOPに待機する用紙セット台175に既彫刻のカードCを移載する。

0128

次いで、媒体ディスペンサー7は、カードカセット35までY方向に戻り最上位のカードを吸着し、上記同様に事前位置決め部13に移載して未彫刻のカードCの位置決めが行なわれる。

0129

かかる動作の繰り返しにより未彫刻媒体収容部3のカードカセット35内の未彫刻のカードが順次彫刻され、既彫刻媒体収容部5のカードカセット39に順次収容される。

0130

カードカセット35内のカードの彫刻が終了すると未彫刻媒体収容部3のカードカセット37内の未彫刻のカードの前記のような取出しにより彫刻が行なわれ、既彫刻媒体収容部5のカードカセット41に順次収容される。

0131

このような連続動作は、カードカセット35内のカードの取出しによる彫刻で終了することもでき、カードカセット35を用いず、カードカセット37内のカードの取出しによる彫刻を行なわせることもできる。

0132

既彫刻媒体収容部5のカードカセット39、41も何れか一方のみを用いて既彫刻のカードを収容させることもできる。

0133

媒体ディスペンサー7をY方向へ往復動作させることで、未彫刻のカードの取り出し、位置決め、用紙セット台175への支持、既彫刻のカードの収容を行わせることができ、全体的に円滑な彫刻動作を行なわせることができる。

0134

ガイドレール93及びタイミングベルト121も直線的に配置することができ、構造を簡素化することができる。

0135

未彫刻媒体収容部3、既彫刻媒体収容部5、事前位置決め部13、媒体位置決め搬送部9及び画像彫刻部11をY方向に直線的に並べることができ、全体的に装置をコンパクトに形成することができる。従って、装置の設置スペースの小型化を可能とする。

0136

カードは、未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5に対して上下に積層することができ、装置の大型化を抑制することができる。

0137

上下に積層した未彫刻のカードは、テーブルの昇降駆動により取り出し位置に待機させることができ、媒体ディスペンサー7による吸着取出しを円滑に行わせることができる。

0138

既彫刻媒体収容部5に対する既彫刻のカードの収容は、テーブルの昇降駆動により適正な上下位置でカードを引き継ぎ収容させることができ、円滑な収容動作を行なわせることができる。

0139

事前位置決め部13は、未彫刻媒体収容部3及び既彫刻媒体収容部5と媒体位置決め搬送部9との間に備えたため、未彫刻のカードCを事前位置決め部13で位置決めてから引継ぎ位置TOPで媒体位置決め搬送部9の用紙セット台175へ引き継がせ、且つ未彫刻のカードCが事前位置決め部13で位置決められているとき引継ぎ位置TOPの既彫刻のカードCを既彫刻媒体収容部5上へ移動させることができる。

実施例

0140

従って、未彫刻のカードCの次の彫刻のための待機と、既彫刻のカードCの取り出しとを搬送路重複して行なわせることができ、作業効率の向上を図ることができる。

0141

1自動連続画像彫刻装置
3 未彫刻媒体収容部
5 既彫刻媒体収容部
7媒体ディスペンサー
9 媒体位置決め搬送部
11 画像彫刻部
13事前位置決め部(媒体排出部)
133ソニックセンサー(センサー、第1センサー)
135カラーセンサー(センサー、第2センサー)
TOP引き継ぎ位置
EGP彫刻位置
Cカード(カード状彫刻媒体)

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