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技術 起動装置

出願人 オリンパス株式会社
発明者 井開拓人薬袋哲夫瀬川英建
出願日 2016年7月4日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-132531
公開日 2018年1月11日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2018-000613
状態 特許登録済
技術分野 内視鏡
主要キーワード 受信アンテナユニット 非起動状態 起動システム 配置制御 起動装置 体内情報 開封動作 交流磁界
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

カプセル型内視鏡簡易な操作で確実に起動させた状態で取り出すことができる起動装置を提供する。

解決手段

起動装置3は、外部から印加される信号に応じて動作するスイッチ部21を有する被検体内導入装置2が配置されてなる第1筐体4と、第1筐体4に連結されてなる第2筐体5と、第1筐体4または第2筐体5に配置されてなり、信号を発生する発生部6と、第1筐体4と第2筐体5とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、被検体導入装置2と発生部6との相対的な位置または向きを変化させる変化部7と、を備える。

概要

背景

従来、被検体内導入装置(以下、「カプセル型内視鏡」という)を収容したカプセル型内視鏡セットにおいて、使用時に収容容器から取り出して使用する際にカプセル型内視鏡を簡易な操作で起動状態とする技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、カプセル型内視鏡を取り出す開口部に、カプセル型内視鏡を起動するためにカプセル起動用押圧部とカプセル型内視鏡を収容容器から取り出すカプセル取出用押圧部とを設けられている。ユーザは、カプセル起動用押圧部を押下した後に、カプセル取出用押圧部を押下する2ステップの操作によって、カプセル型内視鏡を起動させた状態で収容容器から取り出す。

概要

カプセル型内視鏡を簡易な操作で確実に起動させた状態で取り出すことができる起動装置を提供する。起動装置3は、外部から印加される信号に応じて動作するスイッチ部21を有する被検体内導入装置2が配置されてなる第1筐体4と、第1筐体4に連結されてなる第2筐体5と、第1筐体4または第2筐体5に配置されてなり、信号を発生する発生部6と、第1筐体4と第2筐体5とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、被検体導入装置2と発生部6との相対的な位置または向きを変化させる変化部7と、を備える。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カプセル型内視鏡を簡易な操作で確実に起動させることができる起動装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

外部から印加される信号に応じて動作するスイッチ部を有する被検体内導入装置が配置されてなる第1筐体と、前記第1筐体に連結されてなる第2筐体と、前記第1筐体または前記第2筐体に配置されてなり、前記信号を発生する発生部と、前記第1筐体と前記第2筐体とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、前記被検体内導入装置と前記発生部との相対的な位置または向きを変化させる変化部と、を備えることを特徴とする起動装置

請求項2

前記変化部は、外部からの力に応じて、前記第1筐体または前記第2筐体を他方に対して移動させることによって、前記接している部分の少なくとも一部を前記非接触の状態に変化させることを特徴とする請求項1に記載の起動装置。

請求項3

前記変化部は、外部からの力に応じて、前記第1筐体または前記第2筐体を他方に対して回転させることによって、前記接している部分の少なくとも一部を前記非接触の状態に変化させることを特徴とする請求項1に記載の起動装置。

請求項4

前記変化部は、前記第1筐体または前記第2筐体を他方に対してスライド移動させることによって、前記被検体内導入装置と前記発生部との距離を変化させることを特徴とする請求項2に記載の起動装置。

請求項5

前記発生部は、前記接している部分の少なくとも一部を前記非接触の状態に変化させる際に、前記スイッチ部の近傍を通過する位置に配置されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の起動装置。

請求項6

前記スイッチ部を動作させるために必要な強度を有する前記信号が前記発生部によって前記スイッチ部に印加される位置において、前記第1筐体と前記第2筐体とが前記非接触の状態に変化することを停止させる停止部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の起動装置。

請求項7

前記第1筐体に設けられてなり、前記スイッチ部の近傍に開口部を有し、前記信号を遮蔽する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の起動装置。

請求項8

一端側が前記第2筐体に接続され、他端側が前記被検体内導入装置を覆うように前記第1筐体に配置されてなり、前記信号を遮蔽する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の起動装置。

請求項9

前記変化部は、前記第2筐体に設けられてなり、前記発生部を収容し、前記スイッチ部に前記発生部をガイドするガイド部と、前記第1筐体に設けられてなり、前記ガイド部に挿入可能であり、前記ガイド部における前記発生部の移動を規制する規制部と、前記第1筐体に対して前記第2筐体を回転可能に連結する連結部と、を有し、前記発生部は、前記第1筐体が水平な状態で維持されている場合において、前記第1筐体に対して前記第2筐体が回転したとき、前記規制部による規制が解除されることを特徴とする請求項3に記載の起動装置。

請求項10

前記変化部は、前記第1筐体に設けられてなり、前記被検体内導入装置を収容し、前記発生部に前記被検体内導入装置をガイドするガイド部と、前記第2筐体に設けられてなり、前記ガイド部に挿入可能であり、前記ガイド部における前記被検体内導入装置の移動を規制する規制部と、前記第1筐体に対して前記第2筐体を回転可能に連結する連結部と、を有し、前記被検体内導入装置は、前記第1筐体が水平な状態で維持されている場合において、前記第1筐体に対して前記第2筐体が回転したとき、前記規制部による規制が解除されることを特徴とする請求項3に記載の起動装置。

請求項11

前記発生部は、前記第1筐体に配置されてなり、前記第2筐体は、蓋であり、前記変化部は、外部からの力に応じて、前記蓋を開封させることによって、前記接している部分の少なくとも一部を前記非接触の状態に変化させることを特徴とする請求項1に記載の起動装置。

請求項12

前記変化部は、前記第1筐体または前記第2筐体を他方に対して移動させることによって、前記発生部が前記被検体内導入装置に前記信号を印加する向きを変化させることを特徴とする請求項2に記載の起動装置。

請求項13

前記第2筐体は、前記第1筐体に接着された蓋であり、前記変化部は、前記第1筐体に設けられてなり、前記被検体内導入装置に向けて所定の角度で傾斜し、前記発生部が配置されてなる傾斜部と、前記蓋に設けられてなり、前記発生部の移動を規制する規制部と、前記第1筐体に設けられてなり、前記第1筐体から前記蓋の一部が開封された場合、前記規制部による規制を解除する解除部と、を有することを特徴とする請求項12に記載の起動装置。

技術分野

0001

本発明は、被検体内に導入される被検体内導入装置起動する起動装置に関する。

背景技術

0002

従来、被検体内導入装置(以下、「カプセル型内視鏡」という)を収容したカプセル型内視鏡セットにおいて、使用時に収容容器から取り出して使用する際にカプセル型内視鏡を簡易な操作で起動状態とする技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、カプセル型内視鏡を取り出す開口部に、カプセル型内視鏡を起動するためにカプセル起動用押圧部とカプセル型内視鏡を収容容器から取り出すカプセル取出用押圧部とを設けられている。ユーザは、カプセル起動用押圧部を押下した後に、カプセル取出用押圧部を押下する2ステップの操作によって、カプセル型内視鏡を起動させた状態で収容容器から取り出す。

先行技術

0003

特開2014−4072号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上述した特許文献1では、ユーザがカプセル起動用押圧部を押下することなく、非起動状態のカプセル型内視鏡を収容容器から取り出してしまうことができるという問題点があった。

0005

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カプセル型内視鏡を簡易な操作で確実に起動させることができる起動装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る起動装置は、外部から印加される信号に応じて動作するスイッチ部を有する被検体内導入装置が配置されてなる第1筐体と、前記第1筐体に連結されてなる第2筐体と、前記第1筐体または前記第2筐体に配置されてなり、前記信号を発生する発生部と、前記第1筐体と前記第2筐体とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、前記被検体内導入装置と前記発生部との相対的な位置または向きを変化させる変化部と、を備えることを特徴とする。

0007

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記変化部は、外部からの力に応じて、前記第1筐体または前記第2筐体を他方に対して移動させることによって、前記接している部分の少なくとも一部を前記非接触の状態に変化させることを特徴とする。

0008

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記変化部は、外部からの力に応じて、前記第1筐体または前記第2筐体を他方に対して回転させることによって、前記接している部分の少なくとも一部を前記前記非接触の状態に変化させることを特徴とする。

0009

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記変化部は、前記第1筐体または前記第2筐体を他方に対してスライド移動させることによって、前記被検体内導入装置と前記発生部との距離を変化させることを特徴とする。

0010

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記発生部は、前記接している部分の少なくとも一部を前記非接触の状態に変化させる際に、前記スイッチ部の近傍を通過する位置に配置されてなることを特徴とする。

0011

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記スイッチ部を動作させるために必要な強度を有する前記信号が前記発生部によって前記スイッチ部に印加される位置において、前記第1筐体と前記第2筐体とが前記非接触の状態に変化することを停止させる停止部をさらに備えたことを特徴とする。

0012

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記第1筐体に設けられてなり、前記スイッチ部の近傍に開口部を有し、前記信号を遮蔽する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする。

0013

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、一端側が前記第2筐体に接続され、他端側が前記被検体内導入装置を覆うように前記第1筐体に配置されてなり、前記信号を遮蔽する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする。

0014

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、一端側が前記第2筐体に接続され、他端側が前記被検体内導入装置を覆うように前記第1筐体に配置されてなり、前記信号を遮蔽する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする。

0015

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記変化部は、前記第2筐体に設けられてなり、前記発生部を収容し、前記スイッチ部に前記発生部をガイドするガイド部と、前記第1筐体に設けられてなり、前記ガイド部に挿入可能であり、前記ガイド部における前記発生部の移動を規制する規制部と、前記第1筐体に対して前記第2筐体を回転可能に連結する連結部と、を有し、前記発生部は、前記第1筐体が水平な状態で維持されている場合において、前記第1筐体に対して前記第2筐体が回転したとき、前記規制部による規制が解除されることを特徴とする。

0016

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記変化部は、前記第1筐体に設けられてなり、前記被検体内導入装置を収容し、前記発生部に前記被検体内導入装置をガイドするガイド部と、前記第2筐体に設けられてなり、前記ガイド部に挿入可能であり、前記ガイド部における前記被検体内導入装置の移動を規制する規制部と、前記第1筐体に対して前記第2筐体を回転可能に連結する連結部と、を有し、前記被検体内導入装置は、前記第1筐体が水平な状態で維持されている場合において、前記第1筐体に対して前記第2筐体が回転したとき、前記規制部による規制が解除されることを特徴とする。

0017

また、本発明に係る起動装置は、上記発明において、前記発生部は、前記第1筐体に配置されてなり、前記第2筐体は、蓋であり、前記変化部は、外部からの力に応じて、前記蓋を開封させることによって、前記接している部分の少なくとも一部を前記非接触の状態に変化させることを特徴とする。

0018

また、本発明に係る起動装置は、前記変化部は、前記変化部は、前記第1筐体または前記第2筐体を他方に対して移動させることによって、前記発生部が前記被検体内導入装置に前記信号を印加する向きを変化させることを特徴とする。

0019

また、本発明に係る起動装置は、前記第2筐体は、前記第1筐体に接着された蓋であり、前記変化部は、前記第1筐体に設けられてなり、前記被検体内導入装置に向けて所定の角度で傾斜し、前記発生部が配置されてなる傾斜部と、前記蓋に設けられてなり、前記発生部の移動を規制する規制部と、前記第1筐体に設けられてなり、前記第1筐体から前記蓋の一部が開封された場合、前記規制部による規制を解除する解除部と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0020

本発明によれば、カプセル型内視鏡を簡易な操作で確実に起動させることができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0021

図1は、本発明の実施の形態1に係る起動システム概略構成を示す斜視図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る起動システムの側面を示す模式図である。
図3Aは、本発明の実施の形態1に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図3Bは、本発明の実施の形態1に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図3Cは、本発明の実施の形態1に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図4は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る起動システムの概略構成を示す斜視図である。
図5は、図4のV−V線断面図である。
図6は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る起動システムの側面を示す模式図である。
図7は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る起動システムにおける第1筐体の上面を示す模式図である。
図8は、本発明の実施の形態2に係る起動システムの正面を示す模式図である。
図9は、本発明の実施の形態2に係る起動システムの側面を示す模式図である。
図10Aは、本発明の実施の形態2に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図10Bは、本発明の実施の形態2に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図10Cは、本発明の実施の形態2に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図11は、本発明の実施の形態2の変形例1に係る起動システムの側面を示す模式図である。
図12は、本発明の実施の形態2の変形例2に係る起動システムの側面を示す模式図である。
図13Aは、本発明の実施の形態2の変形例2に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図13Bは、本発明の実施の形態2の変形例2に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図13Cは、本発明の実施の形態2の変形例2に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図14は、本発明の実施の形態3に係る起動システムの側面を示す模式図である。
図15は、本発明の実施の形態3に係る起動システムの平面を示す模式図である。
図16Aは、本発明の実施の形態3に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図16Bは、本発明の実施の形態3に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図16Cは、本発明の実施の形態3に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図17は、本発明の実施の形態3の変形例に係る起動システムの平面を示す模式図である。
図18は、本発明の実施の形態4に係る起動システムの平面を示す模式図である。
図19Aは、本発明の実施の形態4に係る起動システムによるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図19Bは、本発明の実施の形態4に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図19Cは、本発明の実施の形態4に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図20は、本発明の実施の形態5に係る起動システムの側面を示す模式図である。
図21Aは、本発明の実施の形態5に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図21Bは、本発明の実施の形態5に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図21Cは、本発明の実施の形態5に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図22は、本発明の実施の形態6に係る起動システムの側面を示す模式図である。
図23Aは、本発明の実施の形態6に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図23Bは、本発明の実施の形態6に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図23Cは、本発明の実施の形態6に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法を模式的に説明する図である。
図24は、本発明の実施の形態7に係る起動システムの概略構成を示す側面図である。
図25は、本発明におけるその他の実施に係る発生部の形状の一例を示す模式図である。
図26は、本発明におけるその他の実施に係る発生部の形状の別の一例を示す模式図である。
図27は、本発明におけるその他の実施に係る発生部の形状の別の一例を示す模式図である。

実施例

0022

以下、本発明を実施するための形態を図面とともに詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。即ち、本発明は、各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。また、以下の説明において、被検体体内に導入されて被検体の体内画像撮像するカプセル型内視鏡を収容し、カプセル型内視鏡を取り出す際に起動させる起動システムを例示するが、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、同一の構成には同一の符号を付して説明する。

0023

(実施の形態1)
〔起動システムの構成〕
図1は、本発明の実施の形態1に係る起動システムの概略構成を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る起動システムの側面を示す模式図である。

0024

図1および図2に示す起動システム1は、被検体内の体内画像を撮像して外部へ送信するカプセル型内視鏡2と、カプセル型内視鏡2を収容するとともに、カプセル型内視鏡2を起動する起動装置3(収容容器)と、を備える。

0025

〔カプセル型内視鏡の構成〕
カプセル型内視鏡2は、被検体内を撮像する撮像機能と、被検体内を撮像して得られた画像データを含む体内情報受信アンテナユニットへ送信する無線通信機能と、を有する。カプセル型内視鏡2は、被検体内に飲み込まれることによって被検体内の食道を通過し、消化管腔の蠕動運動によって被検体の体腔内を移動する。カプセル型内視鏡2は、被検体の体腔内を移動しながら微小時間間隔、例えば0.5秒間隔(2fps)で被検体の体腔内を逐次撮像し、撮像した被検体内の画像データを生成して受信アンテナユニットへ順次無線送信する。また、カプセル型内視鏡2は、外部から印加された信号に応じて動作するスイッチ部21を有する。スイッチ部21は、例えば、外部から印加される磁界に基づいて、電圧または電流を発生するコイルオン状態またはオフ状態に変化するリードスイッチ等を用いて実現される。

0026

〔起動装置の構成〕
起動装置3は、カプセル型内視鏡2が配置されてなる矩形状の第1筐体4と、第1筐体4に連結され、第1筐体4の長手方向に移動可能な矩形状の第2筐体5と、第2筐体5に配置されてなり、カプセル型内視鏡2を起動する信号を発生する発生部6と、第1筐体4と第2筐体5とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させる変化部7と、を備える。

0027

発生部6は、例えば磁石を用いて実現され、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21に磁界を印加することによって、カプセル型内視鏡2を起動させる。また、発生部6は、カプセル型内視鏡2から所定の距離離れた位置の第2筐体5に配置されてなる。具体的には、発生部6は、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に作用しない位置であって、第2筐体5の移動に伴ってカプセル型内視鏡2のスイッチ部21の近傍を通過可能な経路上に配置されてなる。より具体的には、発生部6は、第1筐体4が第2筐体5によって密閉されている状態において、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に作用しない位置に配置されてなる。

0028

変化部7は、第1筐体4の長手方向に沿って第1筐体4の上面に設けられた矩形状の溝部71と、第2筐体5の長手方向に沿って溝部71と対向する第2筐体5の下面に設けられた矩形状の凸部72と、を有する。凸部72は、溝部71と連結する。これにより、変化部7は、外部からの力に応じて、第2筐体5を第1筐体4の長手方向に移動方向を規制しながら第1筐体4と第2筐体5とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離を変化させる。

0029

〔カプセル型内視鏡の起動方法〕
次に、起動装置3によるカプセル型内視鏡2の起動方法について説明する。図3A図3Cは、起動装置3によるカプセル型内視鏡2の起動方法を模式的に説明する図である。

0030

まず、ユーザは、第1筐体4が第2筐体5によって密閉された状態の起動装置3からカプセル型内視鏡2を取り出すために、第2筐体5を第1筐体4の長手方向(矢印(A)を参照)に押圧し、第1筐体4に対して第2筐体5をスライド移動させることによって、第2筐体5と第1筐体4とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させる(図3A図3B)。この結果、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離が短くなることによって、スイッチ部21に印加される磁界が強くなる。この結果、スイッチ部21がオン状態となることで、カプセル型内視鏡2が起動する。

0031

その後、ユーザは、カプセル型内視鏡2を起動装置3から取り出し可能な位置まで、第2筐体5を移動させて、カプセル型内視鏡2を第1筐体4から取り出す(図3B図3C)。このように、カプセル型内視鏡2を起動装置3から取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3からカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0032

以上説明した本発明の実施の形態1によれば、ユーザ操作により変化部7が第1筐体4に対して第2筐体5を第1筐体4の長手方向に沿って移動させ、第1筐体4と第2筐体5とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させるので、カプセル型内視鏡2を簡易な操作で確実に起動させることができる。

0033

また、本発明の実施の形態1によれば、第1筐体4に対して第2筐体5を第1筐体4の長手方向に沿って移動させる1ステップの操作で、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3からカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0034

なお、本発明の実施の形態1では、第2筐体5が第1筐体4に連結されていたが、例えば第2筐体5が第1筐体4に連結自在(着脱自在)であってもよい。

0035

また、本発明の実施の形態1では、第2筐体5または第1筐体4のどちらか一方に、ユーザによる押圧方向と逆方向に向けて第2筐体5を付勢するバネ等の付勢部材を設けてもよい。これにより、ユーザが第2筐体5を手から離した場合において、第2筐体5の下面が第1筐体4の上面と全て接する初期位置に戻るとき、発生部6がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21上の近傍を通過することによって、カプセル型内視鏡2を停止させることができる。この結果、カプセル型内視鏡2が起動した状態のまま放置されることを防止し、無駄な電力消費されることを防止することができる。

0036

(実施の形態1の変形例1)
次に、本発明の実施の形態1の変形例1について説明する。本実施の形態1の変形例1は、起動装置における変化部の構成が異なる。以下においては、本実施の形態1の変形例1に係る起動装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動システム1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0037

〔起動装置の構成〕
図4は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る起動システムの概略構成を示す斜視図である。図5は、図4のV−V線断面図である。図4および図5に示す起動システム1aは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3aを備える。

0038

起動装置3aは、上述した変化部7に換えて、変化部7aを備える。変化部7aは、溝部71aと、凸部72aと、停止部73aと、を有する。

0039

溝部71aは、第1筐体4の長手方向に沿って第1筐体4の上面に設けられ、矩形状をなす。

0040

凸部72aは、第2筐体5の長手方向に沿って溝部71aと対向する第2筐体5の下面に設けられ、矩形状をなす。

0041

停止部73aは、爪部74aと、穴部75aと、を有する。爪部74aは、溝部71aに設けられる。爪部74aは、第2筐体5が第1筐体4に対して移動した場合、発生部6が発生した磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21を動作させるために必要な磁界が印加される位置において第2筐体5を一旦停止させる。穴部75aは、凸部72aに設けられる。穴部75aは、第2筐体5が第1筐体4に対して移動した場合、爪部74aと嵌まることによって、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21の近傍を通過する位置において発生部6を停止させる。具体的には、穴部75aは、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21の真上に発生部6を停止させる。

0042

このように構成された起動装置3aは、ユーザが第1筐体4に対して第2筐体5を第1筐体4の長手方向に押圧し、第1筐体4に対して第2筐体5をスライド移動させた場合、爪部74aが穴部75aに嵌まることによって、発生部6が発生した磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21を動作させるために必要な強度で印加される位置において第2筐体5を一旦停止させる。これにより、より確実にスイッチ部21をオン状態にすることができる。

0043

その後、ユーザが第1筐体4に対して第2筐体5を第1筐体4の長手方向にさらに押圧した場合、爪部74aが穴部75aから離れることで、第2筐体5がスライド移動する。これにより、ユーザは、カプセル型内視鏡2を起動装置3aから取り出すことができる。

0044

以上説明した本発明の実施の形態1の変形例1によれば、発生部6が発生した磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21を動作させるために必要な強度で印加される位置において、第1筐体4および第2筐体5のいずれか一方を他方に対して停止させる停止部73aをさらに設けたので、より確実に発生部6の信号をカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に印加することができる。

0045

(実施の形態1の変形例2)
次に、本発明の実施の形態1の変形例2について説明する。本実施の形態1の変形例2は、発生部6が発生する信号を遮蔽する遮蔽部材をさらに備える。以下においては、本実施の形態1の変形例2に係る起動装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動システム1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0046

〔起動装置の構成〕
図6は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る起動システムの側面を示す模式図である。図7は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る起動システムにおける第1筐体の上面を示す模式図である。図6および図7に示す起動システム1bは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3bを備える。

0047

起動装置3bは、第1筐体4の上面に発生部6が発生する信号を遮蔽する遮蔽部材8が設けられている。

0048

遮蔽部材8は、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21の近傍に開口部81を有する。具体的には、遮蔽部材8は、開口部81を除く第1筐体4の上面に形成される。もちろん、開口部81を除く第1筐体4の内面全てに遮蔽部材8を形成してもよい。遮蔽部材8は、アルミニウム等を用いて実現される。

0049

このように構成された起動装置3bは、ユーザが第1筐体4に対して、第2筐体5を第1筐体4の長手方向(図3Bの矢印(A)を参照)に押圧する。この場合において、発生部6が開口部81の位置に移動したときのみ、発生部6が発生した磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に印加され、スイッチ部21がオン状態となることによって、カプセル型内視鏡2が起動する。これにより、外部からの磁界よってカプセル型内視鏡2が起動する誤動作を防止することができる。さらに、起動装置3bの小型化することができる。

0050

以上説明した本発明の実施の形態1の変形例2によれば、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21の近傍に開口部81を有し、発生部6が発生する磁界を遮蔽する遮蔽部材8を設けたので、外部からの磁界によってカプセル型内視鏡2が起動する誤動作を防止することができる。

0051

(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2は、上述した実施の形態1に係る起動装置3と構成が異なる。具体的には、上述した実施の形態1に係る起動装置3は、第1筐体4に対して、第2筐体5をスライド移動させることによって、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離を変化させていたが、本実施の形態2に係る起動装置は、カプセル型内視鏡2および発生部6のどちらか一方を移動させることによって、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離を変化させる。以下においては、本実施の形態2に係る起動装置の構成を説明後、本実施の形態2に係る起動装置によるカプセル型内視鏡2の起動方法について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動装置3と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0052

〔起動装置の構成〕
図8は、本発明の実施の形態2に係る起動システムの正面を示す模式図である。図9は、本発明の実施の形態2に係る起動システムの側面を示す模式図である。図8および図9に示す起動システム1cは、上述した実施の形態1に係る起動装置3に換えて、起動装置3cを備える。

0053

起動装置3cは、カプセル型内視鏡2が配置されてなる第1筐体4cと、第1筐体4cに連結された第2筐体5cと、第2筐体5cに配置されてなり、カプセル型内視鏡2を起動する信号を発生する発生部6と、第1筐体4cと第2筐体5cとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させる変化部7cと、を備える。

0054

発生部6は、例えば磁石を用いて実現され、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21に磁界を印加することによって、カプセル型内視鏡2を起動させる。また、発生部6は、カプセル型内視鏡2から所定の距離離れた位置の第2筐体5cに配置されてなる。具体的には、発生部6は、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に作用しない位置に配置されている。より具体的には、発生部6は、第1筐体4aが第2筐体5aによって密閉されている状態において、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に作用しない位置に配置されている。

0055

変化部7cは、連結部71cと、ガイド部72cと、規制部73cと、孔部74cと、を有する。連結部71cは、ヒンジ等を用いて実現され、第1筐体4cに対して第2筐体5cを回転可能に連結する。ガイド部72cは、第2筐体5cに設けられてなり、発生部6を移動可能に保持し、第1筐体4cに収容されたカプセル型内視鏡2のスイッチ部21の近傍に発生部6をガイドする。規制部73cは、第1筐体4cに設けられ、第1筐体4cと第2筐体5cとが密閉されている状態においてガイド部72cに収容された発生部6の移動を規制する。孔部74cは、ガイド部72cに設けられ、規制部73cが挿入される。

0056

〔カプセル型内視鏡の起動方法〕
次に、起動装置3cによるカプセル型内視鏡2の起動方法について説明する。図10A図10Cは、起動装置3cによるカプセル型内視鏡2の起動方法を模式的に説明する図である。

0057

まず、ユーザは、カプセル型内視鏡2を起動装置3cから取り出すために、第1筐体4cが第2筐体5cによって密閉された状態で、第1筐体4cを水平に保持している場合において、第1筐体4cに対して第2筐体5cを回転することによって(矢印(C)を参照)、第1筐体4cと第2筐体5cとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させる(図10A図10B)。これにより、規制部73cがガイド部72cの孔部74cから抜けることによって、発生部6は、ガイド部72cに沿ってカプセル型内視鏡2側に移動する(図10B図10C)。この結果、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6の距離が短くなることによって、スイッチ部21に印加される磁界が強くなるため、スイッチ部21がオン状態となり、カプセル型内視鏡2が起動する。

0058

その後、ユーザは、カプセル型内視鏡2を起動装置3cから取り出し可能な位置まで、第2筐体5cを回転させて、カプセル型内視鏡2を第1筐体4cから取り出す。このように、カプセル型内視鏡2を起動装置3cから取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3からカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0059

以上説明した本発明の実施の形態2によれば、ユーザ操作により変化部7cが第1筐体4cに対して第2筐体5cを回転させ、第1筐体4cと第2筐体5cとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させるので、カプセル型内視鏡2を簡易な操作で確実に起動させることができる。

0060

また、本発明の実施の形態2によれば、第1筐体4cに対して第2筐体5cを回転させる1ステップの操作で、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3cからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0061

なお、本発明の実施の形態2では、ガイド部72cに挿脱可能な規制部73cを第1筐体4cに設けていたが、例えば磁石を第1筐体4cに設けて発生部6がガイド部72cを移動することを規制してもよい。この場合、第1筐体4cに対して、第2筐体5cを回転させることによって、磁石による磁界が発生部6に作用しなくなることで、磁石による規制がなくなり、発生部6がガイド部72cに沿ってカプセル型内視鏡2側に移動する。もちろん、この磁石が発生する磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に作用しないようにすることは言うまでもない。

0062

また、本発明の実施の形態2では、規制部73cに換えて、発生部6の移動を規制する接着材を第1筐体4cに塗布してもよい。この場合、第1筐体4cに対して、第2筐体5cを回転させることによって、接着材が発生部6から剥離することで、接着材による規制がなくなり、発生部6がガイド部72cに沿ってカプセル型内視鏡2側に移動する。

0063

また、本発明の実施の形態2では、上述した実施の形態1の変形例2のようにカプセル型内視鏡2のスイッチ部21の近傍に開口部81を有する遮蔽部材8を第1筐体4cの上面に設けてもよい。これにより、外部からの磁界によってカプセル型内視鏡2が起動する誤動作を防止することができる。

0064

(実施の形態2の変形例1)
次に、本発明の実施の形態2の変形例1について説明する。本実施の形態2の変形例1は、第1筐体がユーザによって上方に引き上げることによって、カプセル型内視鏡2を移動させる。以下においては、本実施の形態2の変形例1に係る起動装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動システム1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0065

〔起動装置の構成〕
図11は、本発明の実施の形態2の変形例1に係る起動システムの側面を示す模式図である。図11に示す起動システム1dは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3dを備える。

0066

起動装置3dは、カプセル型内視鏡2が配置されてなる第1筐体4dと、第1筐体4dに連結され、発生部6が配置されてなる第2筐体5dと、第1筐体4dに対して第2筐体5dを回転可能に連結する変化部7cと、を備える。

0067

このように構成された起動装置3dは、ユーザがカプセル型内視鏡2を起動装置3dから取り出すために、第2筐体5dが水平に保持されている場合において、第2筐体5dに対して第1筐体4dを回転することによって、第1筐体4dと第2筐体5dとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させる。これにより、規制部73cがガイド部72cの孔部74c(図示しない)から抜けることによって、カプセル型内視鏡2がガイド部72cに沿って発生部6側に移動する。この結果、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離が短くなることによって、スイッチ部21に印加される磁界が強くなるため、スイッチ部21がオン状態となり、カプセル型内視鏡2が起動する。

0068

その後、ユーザは、カプセル型内視鏡2を起動装置3dから取り出し可能な位置まで、第1筐体4dを回転させて、カプセル型内視鏡2を第1筐体4dから取り出す。このように、カプセル型内視鏡2を起動装置3dから取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3dからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0069

なお、図11の場合、カプセル型内視鏡2は、ガイド部72cによって移動する移動方向と反対側に撮像機能を有するドーム部が配置されるように起動装置3dに収容されることが好ましい。

0070

以上説明した本発明の実施の形態2の変形例1によれば、ユーザ操作により変化部7cが第2筐体5dに対して第1筐体4dを回転させ、第1筐体4dと第2筐体5dとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させるので、カプセル型内視鏡2を簡易な操作で確実に起動させることができる。

0071

また、本発明の実施の形態2の変形例1によれば、第1筐体4dに対して第2筐体5dを回転させる1ステップの操作で、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3dからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0072

なお、本発明の実施の形態2の変形例1では、ガイド部72cの発生部6側にクッション等の緩衝材ゴム等の弾性部材を設けてもよい。これにより、カプセル型内視鏡2が移動した際の衝撃を吸収することができる。

0073

(実施の形態2の変形例2)
次に、本発明の実施の形態2の変形例2について説明する。本実施の形態2の変形例2は、カプセル型内視鏡および発生部が第1筐体に配置されてなる。以下においては、本実施の形態2の変形例2に係る起動装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動システム1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0074

〔起動装置の構成〕
図12は、本発明の実施の形態2の変形例2に係る起動システムの側面を示す模式図である。図12に示す起動システム1eは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3eを備える。

0075

起動装置3eは、カプセル型内視鏡2および発生部6eが配置されてなる第1筐体4eと、第1筐体4eに接着材(図示せず)によって接着された蓋状をなす第2筐体5eと、第1筐体4eに配置されてなる発生部6eと、第1筐体4eと第2筐体5eとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させる変化部7eと、を備える。

0076

発生部6eは、例えば磁石を用いて実現され、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21に磁界を印加することによって、カプセル型内視鏡2を起動させる。また、発生部6eは、第1筐体4eにおいてカプセル型内視鏡2から所定の距離離れた位置に配置されてなる。具体的には、発生部6eは、第1筐体4eが第2筐体5eによって密閉されている状態において、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に作用しない位置に配置されてなる。さらに、発生部6eは、例えば三角柱をなす。

0077

変化部7eは、傾斜部71eと、規制部72eと、解除部73eと、停止部74eと、を有する。傾斜部71eは、第1筐体4eに設けられてなり、所定の角度で傾斜されて形成されてなる。規制部72eは、第2筐体5eに設けられてなり、接着材等を用いて実現され、発生部6に接着することによって発生部6が傾斜部71eを滑走することを規制する。解除部73eは、第1筐体4eに設けられてなり、第2筐体5eが第1筐体4eに開封される際に規制部72eによる発生部6の規制を解除する。停止部74eは、発生部6を所定位置に停止させる。

0078

〔カプセル型内視鏡の起動方法〕
次に、起動装置3eによるカプセル型内視鏡2の起動方法について説明する。図13A図13Cは、起動装置3eによるカプセル型内視鏡2の起動方法を模式的に説明する図である。

0079

まず、ユーザは、第1筐体4eが第2筐体5eによって密閉された状態の起動装置3eからカプセル型内視鏡2を取り出すため、蓋である第2筐体5eの一部を第1筐体4eに対して開封することによって、第2筐体5eと第1筐体4eとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させる(図13A図13B)。これにより、解除部73eを介して発生部6が規制部72eから離れることによって、発生部6が傾斜部71eをカプセル型内視鏡2側に向けて滑走して停止部74eで停止する(図13B図13C)。この結果、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離が短くなることによって、スイッチ部21に印加される磁界が強くなるため、スイッチ部21がオン状態となり、カプセル型内視鏡2が起動する。

0080

その後、ユーザは、カプセル型内視鏡2を起動装置3eから取り出し可能な位置まで、第2筐体5eを開封させて、カプセル型内視鏡2を第1筐体4eから取り出す。このように、カプセル型内視鏡2を起動装置3eから取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3eからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0081

以上説明した本発明の実施の形態2の変形例2によれば、ユーザが蓋である第2筐体5eを第1筐体4eから開封することによって、変化部7eが第1筐体4eと第2筐体5eとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させるので、カプセル型内視鏡2を簡易な操作で確実に起動させることができる。

0082

また、本発明の実施の形態2の変形例2によれば、ユーザが蓋である第2筐体5eを第1筐体4eから開封する1ステップの操作で、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3eからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0083

なお、本発明の実施の形態2の変形例2では、発生部6が傾斜部71eを滑走してカプセル型内視鏡2側に移動していたが、例えば発生部6およびカプセル型内視鏡2それぞれの配置を変更し、カプセル型内視鏡2が傾斜部71eを滑走して発生部6側に移動するようにしてもよい。

0084

また、本発明の実施の形態2の変形例2では、規制部72eを接着材等によって発生部6の移動を規制し、第2筐体5eの開封に応じて発生部6の規制を解除してカプセル型内視鏡2側に移動させていたが、磁石等を第2筐体5eに設けることによって発生部6の移動を規制してもよい。

0085

また、本発明の実施の形態2の変形例2では、例えば第2筐体5eの開封に応じて糸や可撓性のある材質(柔らかい樹皮)等で発生部6をカプセル型内視鏡2に引っ張ることによって移動させるようにしてもよい。

0086

(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態3は、上述した実施の形態1に係る起動装置と構成が異なる。具体的には、上述した実施の形態1に係る起動装置3は、第1筐体4に対して、第2筐体5をスライド移動させることによって、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離を変化させていたが、本実施の形態3に係る起動装置は、第1筐体に対して第2筐体を回転させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させる。以下においては、本実施の形態3に係る起動装置の構成の説明後、本実施の形態3に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の駆動方法について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動装置3と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0087

〔起動装置の構成〕
図14は、本発明の実施の形態3に係る起動システムの側面を示す模式図である。図15は、本発明の実施の形態3に係る起動システムの平面を示す模式図である。図14および図15に示す起動システム1fは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3fを備える。

0088

起動装置3fは、カプセル型内視鏡2が配置されてなる第1筐体4fと、第1筐体4fに連結された第2筐体5fと、第2筐体5fに配置されてなる発生部6と、第1筐体4fと第2筐体5fとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させる変化部7fと、を備える。

0089

発生部6は、例えば磁石を用いて実現され、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21に磁界を印加することによって、カプセル型内視鏡2を起動させる。また、発生部6は、第1筐体4fにおいてカプセル型内視鏡2から所定の距離離れた位置に配置されてなる。具体的には、発生部6は、第1筐体4fが第2筐体5fによって密閉されている状態において、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に作用しない位置に配置されてなる。

0090

変化部7fは、第1筐体4fに対して回転可能に第2筐体5fを連結する。変化部7fは、外部からの力に応じて、第1筐体4fに対して第2筐体2fが回転することによって、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離を変化させる。変化部7fは、例えばベアリングシャフト等を用いて実現される。

0091

〔カプセル型内視鏡の起動方法〕
次に、起動装置3fによるカプセル型内視鏡2の起動方法について説明する。図16A図16Cは、起動装置3fによるカプセル型内視鏡2の起動方法を模式的に説明する図である。

0092

まず、ユーザは、第1筐体4fが第2筐体5fによって密閉された起動装置3fからカプセル型内視鏡2を取り出すために、第1筐体4fに対して第2筐体5fを所定の方向に回転させることによって、第2筐体5fに配置された発生部6をカプセル型内視鏡2のスイッチ部21が配置された位置まで移動させる(図16A図16B図16C)。これにより、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離が短くなることによって、スイッチ部21に印加される磁界が強くなるため、スイッチ部21がオン状態となることで、カプセル型内視鏡2が起動する。

0093

その後、ユーザは、第2筐体5fを第1筐体4fから取り外すことによって、カプセル型内視鏡2を起動装置3fから取り出す。このように、カプセル型内視鏡2を起動装置3fから取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3fからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0094

以上説明した本発明の実施の形態3によれば、変化部7fを介して第2筐体5fを第1筐体4fに対して回転させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させるので、カプセル型内視鏡2を簡易な操作で確実に起動させることができる。

0095

なお、本発明の実施の形態3では、第2筐体5fを回転させた後に、第2筐体5fを取り外していたが、例えば変化部7fが回転に応じて回転軸が変化することによって第1筐体4fに対して第2筐体5fが所定の角度になるように移動するようなものであってもよい。

0096

また、本発明の実施の形態3では、第2筐体5fを回転させていたが、第1筐体4fを回転させることによってカプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させてもよい。

0097

また、本発明の実施の形態3では、上述した実施の形態1の変形例1の停止部73aを、発生部6が発生した磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21を動作させるために必要な磁界が印加される位置に設けてもよい。これにより、第2筐体5fが回転した場合、爪部74aが穴部75aに嵌まることによって、発生部6が発生した磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21を動作させるために必要な強度で印加される位置において第2筐体5fを一旦停止させる。これにより、より確実にスイッチ部21をオン状態にすることができる。

0098

また、本発明の実施の形態3では、図17に示すように、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21の近傍に開口部81fを有し、この開口部81fを除く第1筐体4fの上面に遮蔽部材8fを設けてもよい。これにより、外部からの磁界によってカプセル型内視鏡2が起動する誤動作を防止することができる。さらに、起動装置3fの小型化を行うことができる。なお、図17においては、遮蔽部材8fをハッチングによって表現した。

0099

(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態4は、上述した実施の形態1に係る起動装置3と構成が異なる。以下においては、本実施の形態4に係る起動装置の構成について説明後、本実施の形態4に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動システム1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0100

図18は、本発明の実施の形態4に係る起動システムの平面を示す模式図である。図18に示す起動システム1gは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3gを備える。

0101

起動装置3gは、カプセル型内視鏡2および発生部6の各々が並列して配置されてなる第1筐体4gと、第1筐体4gに連結された第2筐体5gと、第1筐体4gと第2筐体5gとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させる変化部7gと、を備える。

0102

第2筐体5gは、第1蓋部51gと、第2蓋部52gと、を有する。第1蓋部51gは、第1筐体4gの一方の側面に変化部7gを介して連結される。第2蓋部52gは、第1筐体4gの他方の側面に変化部7gを介して連結される。

0103

発生部6は、例えば磁石を用いて実現され、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21に磁界を印加することによって、カプセル型内視鏡2を起動させる。また、発生部6は、第1筐体4においてカプセル型内視鏡2から所定の距離離れた位置に配置されてなる。具体的には、発生部6は、第1筐体4gが第2筐体5gによって密閉されている状態において、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に作用しない位置に配置されてなる。

0104

変化部7gは、第1連結部71gと、第2連結部72gと、押圧部73gと、を備える。第1連結部71gは、第1蓋部51gと第1筐体4gに対して第1蓋部51gを回転可能に連結する。第2連結部72gは、第1筐体4iに対して第2蓋部52gを回転可能に連結する。押圧部73gは、第1筐体4gの側面に進退可能に設けられてなり、第1蓋部51gの押圧によって発生部6をカプセル型内視鏡2側に移動させる。第1連結部71gおよび第2連結部72gは、ヒンジ等を用いて実現される。

0105

〔カプセル型内視鏡の起動方法〕
次に、起動装置3gによるカプセル型内視鏡2の起動方法について説明する。図19A図19Cは、起動装置3gによるカプセル型内視鏡2の起動方法を模式的に説明する図である。

0106

まず、ユーザは、第1筐体4gが第2筐体5gによって密閉された状態の起動装置3gからカプセル型内視鏡2を取り出すため、第1蓋部51gおよび第2蓋部52gを開けることによって、第2筐体5gと第1筐体4gとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させる(図19A図19B)。これにより、第1連結部71gを介して第1蓋部51gが回転して押圧部73gを押圧することによって、発生部6がカプセル型内視鏡2側に向けて移動する(図19B図19C)。この結果、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離が短くなることによって、スイッチ部21がオン状態となり、カプセル型内視鏡2が起動する。

0107

その後、ユーザは、カプセル型内視鏡2を第1筐体4gから取り出す。このように、カプセル型内視鏡2を起動装置3gから取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3gからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0108

以上説明した本発明の実施の形態4によれば、第1蓋部51gおよび第2蓋部52gを開くことによって、第1筐体4gと第2筐体5gとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させ、押圧部73gが第1蓋部51gによって押圧され、発生部6がカプセル型内視鏡2側に移動することによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置が変化するので、カプセル型内視鏡2を簡易な操作で確実に起動させることができる。

0109

また、本発明の実施の形態4では、例えば第1蓋部51gの開封に応じて糸や可撓性のある材質(柔らかい樹皮)等でカプセル型内視鏡2を発生部6に引っ張ることによって移動させるようにしてもよい。あるいは、第2蓋部52gの開封に応じて糸や可撓性のある材質(柔らかい樹皮)等で発生部6をカプセル型内視鏡2に引っ張ることによって移動させるようにしてもよい。もしくは、第1蓋部51gおよび第2蓋部52gの開封に応じて糸や可撓性のある材質(柔らかい樹皮)等で発生部6とカプセル型内視鏡2とを互いに近づけることによって移動させるようにしてもよい。

0110

また、本発明の実施の形態4では、第1蓋部51gの開封に応じて発生部6の設置面が傾斜し、傾斜部を滑走してカプセル型内視鏡2側に移動させてもよい。あるいは、第2蓋部52gの開封に応じて発生部6の設置面が傾斜し、傾斜部を滑走してカプセル型内視鏡2側に移動させてもよい。もしくは、第1蓋部51gおよび第2蓋部52gの開封に応じて発生部6の設置面が傾斜し、傾斜部を滑走してカプセル型内視鏡2側に移動させてもよい。

0111

また、本発明の実施の形態4では、カプセル型内視鏡2側の外側の近傍に金属体が配置され、第1蓋部51gの開封に応じて接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させ、発生部6が金属体に引き寄せられることによりカプセル型内視鏡2側に移動させてもよい。あるいは、第2蓋部52gの開封に応じて接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させ、発生部6が金属体に引き寄せられることによりカプセル型内視鏡2側に移動させてもよい。もしくは、第1蓋部51gおよび第2蓋部52gの開封に応じて接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させ、発生部6が金属体に引き寄せられることによりカプセル型内視鏡2側に移動させてもよい。

0112

(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について説明する。本実施の形態5は、上述した実施の形態1に係る起動装置3と構成が異なる。具体的には、本実施の形態5に係る起動装置は、信号が最も強くなるように発生部の向きを変化させることによって、カプセル型内視鏡を起動する。以下においては、本実施の形態5に係る起動装置の構成を説明後、本実施の形態5に係る起動装置によるカプセル型内視鏡の起動方法について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動システム1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0113

〔起動装置の構成〕
図20は、本発明の実施の形態5に係る起動システムの側面を示す模式図である。図20に示す起動システム1hは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3hを備える。

0114

起動装置3hは、カプセル型内視鏡2が配置されてなる第1筐体4hと、第1筐体4hに接着材等によって接着されて連結された蓋状をなす第2筐体5hと、第2筐体5hに配置されてなる発生部6hと、第1筐体4hと第2筐体5hとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6hとの相対的な向きを変化させる変化部7hと、を備える。

0115

発生部6hは、三角柱をなす磁石を用いて実現され、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21に磁界を印加することによって、カプセル型内視鏡2を起動させる。また、発生部6hは、第1筐体4hにおいてカプセル型内視鏡2から所定の距離離れた位置に配置されている。具体的には、発生部6hは、第1筐体4hが第2筐体5hによって密閉されている状態において、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に対して弱くなる向きとなるように配置されている。

0116

変化部7hは、傾斜部71hと、規制部72hと、解除部73hと、保持部74hと、を有する。傾斜部71hは、第1筐体4hに設けられてなり、所定の角度で傾斜され、発生部6hの向きを変化させる。規制部72hは、接着材等を用いて実現され、発生部6hに接着することによって発生部6hが移動することを規制する。解除部73hは、第1筐体4hに設けられてなり、規制部72hによる発生部6hの規制を解除する。保持部74hは、傾斜部71hを介して回転した発生部6hを保持する。

0117

〔カプセル型内視鏡の起動方法〕
次に、起動装置3hによるカプセル型内視鏡2の起動方法について説明する。図21A図21Cは、起動装置3hによるカプセル型内視鏡2の起動方法を模式的に説明する図である。

0118

まず、ユーザは、第1筐体4hが第2筐体5hによって密閉された状態の起動装置3hからカプセル型内視鏡2を取り出すため、第1筐体4hに対して第2筐体5hの一部を開封することによって、第2筐体5hと第1筐体4hとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させる(図21A図21B)。これにより、磁界がカプセル型内視鏡2のスイッチ部21に対して弱くなる向きとなるように配置されている発生部6hが解除部73hを介して規制部72hから離れる。そして、発生部6hは、傾斜部71hを介してカプセル型内視鏡2側に回転して保持部74hに保持される(図21B図21C)。この結果、発生部6hの磁界が最も強くなる頂点の向きがカプセル型内視鏡2のスイッチ部21側に向くことによって、スイッチ部21がオン状態となり、カプセル型内視鏡2が起動する。

0119

その後、ユーザは、カプセル型内視鏡2を起動装置3hから取り出し可能な位置まで、第2筐体5hを開封させて、カプセル型内視鏡2を第1筐体4hから取り出す。このように、カプセル型内視鏡2を起動装置3hから取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3hからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0120

以上説明した本発明の実施の形態5によれば、ユーザが第1筐体4hに対して第2筐体5hを開封することによって、第1筐体4hと第2筐体5hとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化することによって、カプセル型内視鏡2と発生部6hとの相対的な向きを変化させるので、カプセル型内視鏡2を簡易な操作で確実に起動させることができる。

0121

また、本発明の実施の形態5によれば、ユーザが第1筐体4hに対して第2筐体5hを開封する1ステップの操作で、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3hからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0122

(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6について説明する。本実施の形態6は、上述した実施の形態1に係る起動装置3と構成が異なる。具体的には、本実施の形態6に係る起動装置は、カプセル型内視鏡と発生部との間に遮蔽部材を介在させる。以下においては、本実施の形態6に係る起動装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動装置3と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0123

〔起動装置の構成〕
図22は、本発明の実施の形態6に係る起動システムの側面を示す模式図である。図22に示す起動システム1iは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3iを備える。

0124

図22に示す起動装置3iは、カプセル型内視鏡2が配置されてなる第1筐体4iと、第1筐体4iに連結された第2筐体5iと、第2筐体5iに配置されてなる発生部6と、第1筐体4iと第2筐体5iとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させることによって、カプセル型内視鏡2と発生部6との相対的な位置を変化させる変化部7と、カプセル型内視鏡2と発生部6との間に設けられてなり、発生部6が発生する信号を遮蔽する遮蔽部材8iと、を備える。

0125

遮蔽部材8iは、アルミニウム等を用いて実現され、一端側が第2筐体5iに接続され、他端がカプセル型内視鏡2を被うように第1筐体4iに配置されてなる。遮蔽部材8iは、第2筐体5iの移動に伴って第2筐体5iに収容される。

0126

〔カプセル型内視鏡の起動方法〕
次に、起動装置3iによるカプセル型内視鏡2の起動方法について説明する。図23A図23Cは、起動装置3iによるカプセル型内視鏡2の起動方法を模式的に説明する図である。

0127

まず、ユーザは、第1筐体4iが第2筐体5iによって密閉された起動装置3iにからカプセル型内視鏡2を取り出すために、第2筐体5iを第1筐体4iの長手方向に押圧し、第1筐体4iに対して第2筐体5iを移動させることによって、第2筐体5iと第1筐体4iとが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させる(図23A図23B)。これにより、第2筐体5iの移動に伴って遮蔽部材8iが第2筐体5iに収容される(図23B図23C)。この結果、カプセル型内視鏡2と発生部6との間に、遮蔽部材8iが介在しなくなることによって、スイッチ部21に磁界が印加される。すなわち、スイッチ部21がオン状態となることで、カプセル型内視鏡2が起動する。

0128

その後、ユーザは、カプセル型内視鏡2を起動装置3iから取り出し可能な位置まで、第2筐体5iを移動させて、カプセル型内視鏡2を第1筐体4iから取り出す。このように、カプセル型内視鏡2を起動装置3iから取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3iからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0129

以上説明した本発明の実施の形態6によれば、カプセル型内視鏡2と発生部6との間に遮蔽部材8iを設け、第2筐体5iの移動に伴って遮蔽部材8iが第2筐体5iに収容されるので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができるとともに、外部からの磁界によってカプセル型内視鏡2が起動する誤動作を防止することができる。

0130

また、本発明の実施の形態6によれば、第1筐体4iに対して第2筐体5iを第1筐体4iの長手方向に沿って移動させる1ステップの操作で、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3iからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0131

なお、本発明の実施の形態6では、カプセル型内視鏡2と発生部6との間に遮蔽部材8iのみを設けていたが、例えば、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21の部分を除く領域を遮蔽部材8iと別の遮蔽部材によって覆うように設けてもよい。

0132

(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7について説明する。本実施の形態7は、上述した実施の形態1に係る起動装置3と構成が異なる。具体的には、本実施の形態7に係る起動装置は、複数の第1筐体が1つの第2筐体によって連結される。以下においては、本実施の形態7に係る起動装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る起動装置3と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

0133

〔起動装置の構成〕
図24は、本発明の実施の形態7に係る起動システムの概略構成を示す側面図である。図24に示す起動システム1jは、上述した実施の形態1に係る起動システム1の起動装置3に換えて、起動装置3jを備える。

0134

起動装置3jは、各々にカプセル型内視鏡2が配置されてなる複数の第1筐体4jと、複数の第1筐体4jと連結された第2筐体5jと、第2筐体5jに配置されてなる発生部6と、を備える。第2筐体5jは、内部に長手方向に沿って空洞を有し、発生部6を移動可能に保持する。

0135

このように構成された起動装置3jは、ユーザが第2筐体5jを上方に持ち上げ、第1筐体4jを1箇所毎に開封することによって、一つずつカプセル型内視鏡2を取り出す。この場合、発生部6は、第2筐体5jの開封に伴って順次移動しながら、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21と発生部6との距離が短くなることによって、スイッチ部21に印加される磁界が強くなる。これにより、スイッチ部21がオン状態となることで、カプセル型内視鏡2が起動する。よって、カプセル型内視鏡2を起動装置3jから取り出す動作とカプセル型内視鏡2を起動させる動作を1つの動作で連動させながら行うので、簡易な操作でカプセル型内視鏡2を確実に起動することができる。すなわち、ユーザの操作に依存することなく、カプセル型内視鏡2を確実に起動させた状態で起動装置3jからカプセル型内視鏡2を取り出すことができる。

0136

以上説明した本発明の実施の形態7によれば、1つの第2筐体5jによって複数の第1筐体4jを連結し、起動装置3jの開封動作に伴って発生部6が順次移動することで、カプセル型内視鏡2と発生部6との距離が短くなることによって、カプセル型内視鏡2を簡易な操作で確実に起動させることができるとともに、複数のカプセル型内視鏡2を収容する場合、省スペース保管することができる。

0137

また、本発明の実施の形態7では、第1筐体4j毎に取り外し可能なように第2筐体5jに連続した小穴ミシン目)を設けてもよい。

0138

(その他の実施の形態)
また、上述した実施の形態では、発生部6の形状が立方体または三角柱であったが、これに限定されることなく、図25に示す三角錐をなす発生部6k、図26に示す円錐台をなす発生部6n、図27に示す円環状をなす発生部6mであってもよい。例えば、図25に示す発生部6kおよび図26の発生部6nの場合、磁界が集中するようにカプセル型内視鏡2のスイッチ部21の検出面と一致するように一部を細くすることによって、磁界が集中するようにしてもよい。また、図27に示す発生部6mの場合、開口面が最も磁界が強くなる。即ち、発生部6k、発生部6nおよび発生部6mの各々で磁界が最も強くなる位置にカプセル型内視鏡2のスイッチ部21が配置されるようにすればよい。なお、発生部6k、発生部6nおよび発生部6mの各々で磁界が最も強くなる位置に必ずしも配置する必要はなく、発生部6k、発生部6nおよび発生部6mの各々の領域R1にカプセル型内視鏡2のスイッチ部21の検出面が配置されるようにしてもよい。これにより、カプセル型内視鏡2のスイッチ部21の配置制御を小さくすることができる。

0139

また、本発明の実施の形態では、ユーザが第1筐体または第2筐体を移動させることによって、第1筐体と第2筐体とが接している部分の少なくとも一部を非接触の状態に変化させていたが、例えばボタンを押下することによって第2筐体が開く構造としてもよい。この場合において、第1筐体に第2筐体を付勢する付勢部材と、この付勢部材を所定の位置で保持させる爪部と、爪部による保持を解除するボタン等によって構成すればよい。このとき、ボタンの押下に応じて、発生部がカプセル型内視鏡側に移動する構成、または向きが変更する構成としてもよい。もちろん、押下するだけでなく、例えばボタンに換えてツマミを引き上げる構成としてもよい。このとき、つまみを引き上げた場合、発生部がカプセル型内視鏡側に移動する構成、または向きが変更する構成としてもよい。

0140

また、本発明の実施の形態では、発生部を磁石として説明したが、例えば交流磁界を発生する電磁石無線信号を発生するもの、超音波を発するもの、および光を発生するものであってもよい。この場合、カプセル型内視鏡のスイッチ部も変更すればよい。

0141

また、本発明の実施の形態では、カプセル型内視鏡のスイッチ部に磁界が印加された場合に、スイッチ部がオン状態となっていたが、例えば磁界が印加された場合にスイッチ部がオフ状態となることによって、カプセル型内視鏡が起動するようにしてもよい。

0142

また、本明細書において、前述の各動作の説明において、便宜上「まず」、「次に」、「続いて」、「その後」等を用いて動作を説明しているが、この順で動作を実施することが必須であることを意味するものではない。

0143

また、本発明は、上述した実施の形態および変形例そのままに限定されるものではなく、実施段階では、発明の要旨を逸脱しない範囲内で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明を形成することができる。例えば、上述した実施の形態および変形例に記載した全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、各実施の形態および変形例で説明した構成要素を適宜組み合わせてもよい。

0144

また、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語とともに記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能である。

0145

1,1a〜1j起動システム
2カプセル型内視鏡
3,3a〜3j起動装置
4,4c,4d,4e,4f,4i,4j 第1筐体
5,5c,5d,5e,5f,5i,5j 第2筐体
6,6k,6m,6n 発生部
7,7a,7c,7e,7f,7h 変化部
8,8f,8i遮蔽部材
21 スイッチ部
72e,72h,73c規制部
52c,52d 孔部
71,71a 溝部
71e 傾斜部
72,72a 凸部
73e,73h 停止部
74a 爪部
74c 孔部
74h 保持部
75a穴部
81 開口部

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