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課題・解決手段

熱制御装置及び方法を開示す。方法は、端末(120)の端末ステータス情報を取得し、端末ステータス情報が端末温度パラメータを含み、環境ステータス情報及び/又はユーザステータス情報を取得し、環境ステータス情報が環境温度パラメータ及び/又は環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報がユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、ユーザ皮膚抵抗パラメータの少なくとも1つを含み、端末ステータス情報と環境ステータス情報及びユーザステータス情報のどちらか又は両方に従い熱制御ポリシーを決定する。動作中の端末(120)が発する熱がユーザの熱快適性ベルに影響を与える問題が解決される。効果的な熱制御ポリシーがユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、動作中の端末(120)が発する熱のユーザへの影響を減らしユーザの熱快適性レベルを高める。

概要

背景

スマートフォンタブレットコンピュータ、およびマルチメディアプレイヤーなどの端末は、既に、人々の日々の仕事および生活においてますます重要な役割を担っている。

絶えず高まるユーザの要求を満たすために、設計者は、端末の性能と構造との両方を大きく改善する。性能の点では、端末が、より高い計算処理能力を有し、より多くの機能をサポートする。構造の点では、端末がより持ち運びしやすいように、端末の本体が一層スリムであるように設計される。

本発明の実装中に、発明者は、上述の技術が少なくとも次の問題を有することを発見する。動作している端末の一部の構成要素が熱を発生し、熱がユーザと直接接触している本体の筐体を使用することによってユーザに伝達されるために、ユーザの熱快適性ベル(thermal comfort level)が影響を受ける。

概要

熱制御装置及び方法を開示す。方法は、端末(120)の端末ステータス情報を取得し、端末ステータス情報が端末温度パラメータを含み、環境ステータス情報及び/又はユーザステータス情報を取得し、環境ステータス情報が環境温度パラメータ及び/又は環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報がユーザ体温パラメータ、ユーザ心電パラメータ、ユーザ脳波パラメータ、ユーザ皮膚抵抗パラメータの少なくとも1つを含み、端末ステータス情報と環境ステータス情報及びユーザステータス情報のどちらか又は両方に従い熱制御ポリシーを決定する。動作中の端末(120)が発する熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与える問題が解決される。効果的な熱制御ポリシーがユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、動作中の端末(120)が発する熱のユーザへの影響を減らしユーザの熱快適性レベルを高める。

目的

本発明の実施形態は、熱制御装置および方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

熱制御装置であって、端末端末ステータス情報を取得するように構成された第1の取得モジュールであって、前記端末ステータス情報が、少なくとも端末温度パラメータを含む、第1の取得モジュールと、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するように構成された第2の取得モジュールであって、前記環境ステータス情報が、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、前記ユーザステータス情報が、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む、第2の取得モジュールと、前記端末ステータス情報と、前記環境ステータス情報および前記ユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するように構成されたポリシー実行モジュールであって、前記熱制御ポリシーが、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む、ポリシー実行モジュールとを含む、装置。

請求項2

前記端末ステータス情報が、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む請求項1に記載の装置。

請求項3

前記第2の取得モジュールが、環境センサーを使用することによって前記環境ステータス情報を取得するように構成された環境取得サブモジュールであって、前記環境センサーが、前記端末および/もしくはウェアラブルデバイスおよび/もしくは温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/もしくは湿度センサーを含む、環境取得サブモジュール、ならびに/またはバイオセンサーを使用することによって前記ユーザステータス情報を取得するように構成されたユーザ取得サブモジュールであって、前記バイオセンサーが、前記端末および/もしくは前記ウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー心電図センサー、脳波図センサー、もしくは皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む、ユーザ取得サブモジュールを含む請求項1に記載の装置。

請求項4

前記ポリシー実行モジュールが、モード決定サブモジュールおよびポリシー実行サブモジュールを含み、前記モード決定サブモジュールが、前記端末ステータス情報と、前記環境ステータス情報および前記ユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定するように構成され、前記ポリシー実行サブモジュールが、前記プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行するように構成される請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。

請求項5

前記ポリシー実行サブモジュールが、第1の計算ユニットおよび第1の実行ユニットを含み、前記第1の計算ユニットが、前記熱制御ポリシーが前記端末温度制御ポリシーを含むとき、前記端末ステータス情報、前記プロファイル、および前記プロファイルに対応する熱知覚エラー項目に従って熱知覚値を計算するように構成され、前記熱知覚値エラー項目が、前記プロファイル内の異なるユーザの間の熱知覚の差を反映するために使用され、前記第1の実行ユニットが、前記プロファイルおよび前記熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行するように構成される請求項4に記載の装置。

請求項6

前記ポリシー実行サブモジュールが、第1の記録ユニットおよび第1の更新ユニットをさらに含み、前記第1の記録ユニットが、前記プロファイルがVであり、前記プロファイルVに対応する前記熱知覚値エラー項目がδvであるときに、前記端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録するように構成され、前記第1の予め決められた条件が、前記端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内に前記ユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指し、前記第1の更新ユニットが、前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量Kおよび前記第1の予め決められた条件を満たす前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量K'に従って前記熱知覚値エラー項目δvを更新するように構成される請求項5に記載の装置。

請求項7

前記ポリシー実行サブモジュールが、第2の計算ユニットおよび第2の実行ユニットを含み、前記第2の計算ユニットが、前記熱制御ポリシーが前記環境温度制御ポリシーを含むときに、前記端末ステータス情報、前記プロファイル、および前記プロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目に従って予測される環境温度を計算するように構成され、前記予測される環境温度エラー項目が、前記プロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用され、前記第2の実行ユニットが、前記予測される環境温度に従って前記環境温度制御ポリシーを決定し、実行するように構成される請求項4に記載の装置。

請求項8

前記ポリシー実行サブモジュールが、第2の記録ユニットおよび第2の更新ユニットをさらに含み、前記第2の記録ユニットが、前記プロファイルがVであり、前記プロファイルVに対応する前記予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、前記環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録するように構成され、前記第2の予め決められた条件が、前記環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内に前記ユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指し、前記第2の更新ユニットが、前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量Mおよび前記第2の予め決められた条件を満たす前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量M'に従って前記予測される環境温度エラー項目μvを更新するように構成される請求項7に記載の装置。

請求項9

熱制御装置であって、バス、ならびに前記バスに接続されるプロセッサおよびメモリを含み、前記メモリが、1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されるように構成され、前記プロセッサが、端末の端末ステータス情報を取得するように構成され、前記端末ステータス情報が、少なくとも端末温度パラメータを含み、前記プロセッサが、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するようにさらに構成され、前記環境ステータス情報が、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、前記ユーザステータス情報が、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含み、前記プロセッサが、前記端末ステータス情報と、前記環境ステータス情報および前記ユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成され、前記熱制御ポリシーが、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む、装置。

請求項10

前記端末ステータス情報が、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む請求項9に記載の装置。

請求項11

前記プロセッサが、環境センサーを使用することによって前記環境ステータス情報を取得するようにさらに構成され、前記環境センサーが、前記端末および/もしくはウェアラブルデバイスおよび/もしくは温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/もしくは湿度センサーを含み、ならびに/または前記プロセッサが、バイオセンサーを使用することによって前記ユーザステータス情報を取得するようにさらに構成され、前記バイオセンサーが、前記端末および/もしくは前記ウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、もしくは皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む請求項9に記載の装置。

請求項12

前記プロセッサが、前記端末ステータス情報と、前記環境ステータス情報および前記ユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定するようにさらに構成され、前記プロセッサが、前記プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行するようにさらに構成される請求項9から11のいずれか一項に記載の装置。

請求項13

前記プロセッサが、前記熱制御ポリシーが前記端末温度制御ポリシーを含むとき、前記端末ステータス情報、前記プロファイル、および前記プロファイルに対応する熱知覚値エラー項目に従って熱知覚値を計算するようにさらに構成され、前記熱知覚値エラー項目が、前記プロファイル内の異なるユーザの間の熱知覚の差を反映するために使用され、前記プロセッサが、前記プロファイルおよび前記熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成される請求項12に記載の装置。

請求項14

前記プロセッサが、前記プロファイルがVであり、前記プロファイルVに対応する前記熱知覚値エラー項目がδvであるときに、前記端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録するようにさらに構成され、前記第1の予め決められた条件が、前記端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内に前記ユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指し、前記プロセッサが、前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量Kおよび前記第1の予め決められた条件を満たす前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量K'に従って前記熱知覚値エラー項目δvを更新するようにさらに構成される請求項13に記載の装置。

請求項15

前記プロセッサが、前記熱制御ポリシーが前記環境温度制御ポリシーを含むときに、前記端末ステータス情報、前記プロファイル、および前記プロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目に従って予測される環境温度を計算するようにさらに構成され、前記予測される環境温度エラー項目が、前記プロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用され、前記プロセッサが、前記予測される環境温度に従って前記環境温度制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成される請求項12に記載の装置。

請求項16

前記プロセッサが、前記プロファイルがVであり、前記プロファイルVに対応する前記予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、前記環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録するようにさらに構成され、前記第2の予め決められた条件が、前記環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内に前記ユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指し、前記プロセッサが、前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量Mおよび前記第2の予め決められた条件を満たす前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量M'に従って前記予測される環境温度エラー項目μvを更新するようにさらに構成される請求項15に記載の装置。

請求項17

熱制御方法であって、端末の端末ステータス情報を取得するステップであって、前記端末ステータス情報が、少なくとも端末温度パラメータを含む、ステップと、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するステップであって、前記環境ステータス情報が、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、前記ユーザステータス情報が、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、前記端末ステータス情報と、前記環境ステータス情報および前記ユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するステップであって、前記熱制御ポリシーが、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む、ステップとを含む、方法。

請求項18

前記端末ステータス情報が、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む請求項17に記載の方法。

請求項19

環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得する前記ステップが、環境センサーを使用することによって前記環境ステータス情報を取得することであって、前記環境センサーが、前記端末および/もしくはウェアラブルデバイスおよび/もしくは温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/もしくは湿度センサーを含む、取得すること、ならびに/またはバイオセンサーを使用することによって前記ユーザステータス情報を取得することであって、前記バイオセンサーが、前記端末および/もしくは前記ウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、または皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む、取得することを含む請求項17に記載の方法。

請求項20

前記端末ステータス情報と、前記環境ステータス情報および前記ユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行する前記ステップが、前記端末ステータス情報と、前記環境ステータス情報および前記ユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定することと、前記プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行することとを含む請求項17から19のいずれか一項に記載の方法。

請求項21

前記プロファイルに対応する前記熱制御ポリシーを実行することが、前記熱制御ポリシーが前記端末温度制御ポリシーを含むとき、前記端末ステータス情報、前記プロファイル、および前記プロファイルに対応する熱知覚値エラー項目に従って熱知覚値を計算することであって、前記熱知覚値エラー項目が、前記プロファイル内の異なるユーザの間の熱知覚の差を反映するために使用される、計算することと、前記プロファイルおよび前記熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行することとを含む請求項20に記載の方法。

請求項22

前記プロファイルがVであり、前記プロファイルVに対応する前記熱知覚値エラー項目がδvであるときに、前記端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録するステップであって、前記第1の予め決められた条件が、前記端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内に前記ユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指す、ステップと、前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量Kおよび前記第1の予め決められた条件を満たす前記端末温度制御ポリシーのための時間の前記量K'に従って前記熱知覚値エラー項目δvを更新するステップとをさらに含む請求項21に記載の方法。

請求項23

前記プロファイルに対応する前記熱制御ポリシーを実行することが、前記熱制御ポリシーが前記環境温度制御ポリシーを含むときに、前記端末ステータス情報、前記プロファイル、および前記プロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目に従って予測される環境温度を計算することであって、前記予測される環境温度エラー項目が、前記プロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用される、計算することと、前記予測される環境温度に従って前記環境温度制御ポリシーを決定し、実行することとを含む請求項20に記載の方法。

請求項24

前記プロファイルがVであり、前記プロファイルVに対応する前記予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、前記環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録するステップであって、前記第2の予め決められた条件が、前記環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内に前記ユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指す、ステップと、前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量Mおよび前記第2の予め決められた条件を満たす前記環境温度制御ポリシーのための時間の前記量M'に従って前記予測される環境温度エラー項目μvを更新するステップとをさらに含む請求項23に記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、コンピュータおよびインターネット技術の分野に関し、特に、熱制御装置および方法に関する。

背景技術

0002

スマートフォンタブレットコンピュータ、およびマルチメディアプレイヤーなどの端末は、既に、人々の日々の仕事および生活においてますます重要な役割を担っている。

0003

絶えず高まるユーザの要求を満たすために、設計者は、端末の性能と構造との両方を大きく改善する。性能の点では、端末が、より高い計算処理能力を有し、より多くの機能をサポートする。構造の点では、端末がより持ち運びしやすいように、端末の本体が一層スリムであるように設計される。

0004

本発明の実装中に、発明者は、上述の技術が少なくとも次の問題を有することを発見する。動作している端末の一部の構成要素が熱を発生し、熱がユーザと直接接触している本体の筐体を使用することによってユーザに伝達されるために、ユーザの熱快適性ベル(thermal comfort level)が影響を受ける。

課題を解決するための手段

0005

動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与える問題を解決するために、本発明の実施形態は、熱制御装置および方法を提供する。技術的な解決策は、以下のようなものである。

0006

第1の態様によれば、熱制御装置が提供され、装置は、
端末の端末ステータス情報を取得するように構成された第1の取得モジュールであって、端末ステータス情報が、少なくとも端末温度パラメータを含む、第1の取得モジュールと、
環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するように構成された第2の取得モジュールであって、環境ステータス情報が、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報が、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む、第2の取得モジュールと、
端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するように構成されたポリシー実行モジュールであって、熱制御ポリシーが、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む、ポリシー実行モジュールとを含む。

0007

第1の態様の第1のあり得る実装方法においては、端末ステータス情報が、充電(charge)および放電(discharge)ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む。

0008

第1の態様に関連して、第1の態様の第2のあり得る実装方法においては、第2の取得モジュールが、
環境センサーを使用することによって環境ステータス情報を取得するように構成された環境取得サブモジュールであって、環境センサーが、端末および/もしくはウェアラブルデバイスおよび/もしくは温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/もしくは湿度センサーを含む、環境取得サブモジュール、ならびに/または
バイオセンサーを使用することによってユーザステータス情報を取得するように構成されたユーザ取得サブモジュールであって、バイオセンサーが、端末および/もしくはウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー心電図センサー、脳波図センサー、もしくは皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む、ユーザ取得サブモジュールを含む。

0009

第1の態様、第1の態様の第1のあり得る実装方法、または第1の態様の第2のあり得る実装方法に関連して、第1の態様の第3のあり得る実装方法においては、ポリシー実行モジュールが、モード決定サブモジュールおよびポリシー実行サブモジュールを含み、
モード決定サブモジュールが、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定するように構成され、
ポリシー実行サブモジュールが、プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行するように構成される。

0010

第1の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第1の態様の第4のあり得る実装方法においては、ポリシー実行サブモジュールが、第1の計算ユニットおよび第1の実行ユニットを含み、
第1の計算ユニットが、熱制御ポリシーが端末温度制御ポリシーを含むとき、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する熱知覚エラー項目(thermal perception value error item)に従って熱知覚値(thermal perception value)を計算するように構成され、熱知覚値エラー項目が、プロファイル内の異なるユーザの間の熱知覚の差を反映するために使用され、
第1の実行ユニットが、プロファイルおよび熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行するように構成される。

0011

第1の態様の第4のあり得る実装方法に関連して、第1の態様の第5のあり得る実装方法においては、ポリシー実行サブモジュールが、第1の記録ユニットおよび第1の更新ユニットをさらに含み、
第1の記録ユニットが、プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する熱知覚値エラー項目がδvであるときに、端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録するように構成され、第1の予め決められた条件が、端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内にユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指し、
第1の更新ユニットが、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kおよび第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'に従って熱知覚値エラー項目δvを更新するように構成される。

0012

第1の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第1の態様の第6のあり得る実装方法においては、ポリシー実行サブモジュールが、第2の計算ユニットおよび第2の実行ユニットを含み、
第2の計算ユニットが、熱制御ポリシーが環境温度制御ポリシーを含むときに、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目(expected environment temperature error item)に従って予測される環境温度を計算するように構成され、予測される環境温度エラー項目が、プロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用され、
第2の実行ユニットが、予測される環境温度に従って環境温度制御ポリシーを決定し、実行するように構成される。

0013

第1の態様の第6のあり得る実装方法に関連して、第1の態様の第7のあり得る実装方法においては、ポリシー実行サブモジュールが、第2の記録ユニットおよび第2の更新ユニットをさらに含み、
第2の記録ユニットが、プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録するように構成され、第2の予め決められた条件が、環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内にユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指し、
第2の更新ユニットが、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mおよび第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'に従って予測される環境温度エラー項目μvを更新するように構成される。

0014

第2の態様によれば、熱制御装置が提供され、装置は、バス、ならびにバスに接続されるプロセッサおよびメモリを含み、メモリが、1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令が、プロセッサによって実行されるように構成され、
プロセッサが、端末の端末ステータス情報を取得するように構成され、端末ステータス情報が、少なくとも端末温度パラメータを含み、
プロセッサが、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するようにさらに構成され、環境ステータス情報が、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報が、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含み、
プロセッサが、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成され、熱制御ポリシーが、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む。

0015

第2の態様の第1のあり得る実装方法においては、端末ステータス情報が、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む。

0016

第2の態様に関連して、第2の態様の第2のあり得る実装方法においては、
プロセッサが、環境センサーを使用することによって環境ステータス情報を取得するようにさらに構成され、環境センサーが、端末および/もしくはウェアラブルデバイスおよび/もしくは温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/もしくは湿度センサーを含み、ならびに/または
プロセッサが、バイオセンサーを使用することによってユーザステータス情報を取得するようにさらに構成され、バイオセンサーが、端末および/もしくはウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、もしくは皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む。

0017

第2の態様、第2の態様の第1のあり得る実装方法、または第2の態様の第2のあり得る実装方法に関連して、第2の態様の第3のあり得る実装方法においては、
プロセッサが、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定するようにさらに構成され、
プロセッサが、プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行するようにさらに構成される。

0018

第2の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第2の態様の第4のあり得る実装方法においては、
プロセッサが、熱制御ポリシーが端末温度制御ポリシーを含むとき、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する熱知覚値エラー項目に従って熱知覚値を計算するようにさらに構成され、熱知覚値エラー項目が、プロファイル内の異なるユーザの間の熱知覚の差を反映するために使用され、
プロセッサが、プロファイルおよび熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成される。

0019

第2の態様の第4のあり得る実装方法に関連して、第2の態様の第5のあり得る実装方法においては、
プロセッサが、プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する熱知覚値エラー項目がδvであるときに、端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録するようにさらに構成され、第1の予め決められた条件が、端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内にユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指し、
プロセッサが、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kおよび第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'に従って熱知覚値エラー項目δvを更新するようにさらに構成される。

0020

第2の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第2の態様の第6のあり得る実装方法においては、
プロセッサが、熱制御ポリシーが環境温度制御ポリシーを含むときに、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目に従って予測される環境温度を計算するようにさらに構成され、予測される環境温度エラー項目が、プロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用され、
プロセッサが、予測される環境温度に従って環境温度制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成される。

0021

第2の態様の第6のあり得る実装方法に関連して、第2の態様の第7のあり得る実装方法においては、
プロセッサが、プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録するようにさらに構成され、第2の予め決められた条件が、環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内にユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指し、
プロセッサが、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mおよび第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'に従って予測される環境温度エラー項目μvを更新するようにさらに構成される。

0022

第3の態様によれば、熱制御方法が提供され、方法は、
端末の端末ステータス情報を取得するステップであって、端末ステータス情報が、少なくとも端末温度パラメータを含む、ステップと、
環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するステップであって、環境ステータス情報が、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報が、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するステップであって、熱制御ポリシーが、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む、ステップとを含む。

0023

第3の態様の第1のあり得る実装方法においては、端末ステータス情報が、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む。

0024

第3の態様に関連して、第3の態様の第2のあり得る実装方法においては、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するステップが、
環境センサーを使用することによって環境ステータス情報を取得することであって、環境センサーが、端末および/もしくはウェアラブルデバイスおよび/もしくは温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/もしくは湿度センサーを含む、取得すること、ならびに/または
バイオセンサーを使用することによってユーザステータス情報を取得することであって、バイオセンサーが、端末および/もしくはウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、または皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む、取得することを含む。

0025

第3の態様、第3の態様の第1のあり得る実装方法、または第3の態様の第2のあり得る実装方法に関連して、第3の態様の第3のあり得る実装方法においては、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するステップが、
端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定することと、
プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行することとを含む。

0026

第3の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第3の態様の第4のあり得る実装方法においては、プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行することが、
熱制御ポリシーが端末温度制御ポリシーを含むとき、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する熱知覚値エラー項目に従って熱知覚値を計算することであって、熱知覚値エラー項目が、プロファイル内の異なるユーザの間の熱知覚の差を反映するために使用される、計算することと、
プロファイルおよび熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行することとを含む。

0027

第3の態様の第4のあり得る実装方法に関連して、第3の態様の第5のあり得る実装方法においては、方法が、
プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する熱知覚値エラー項目がδvであるときに、端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、端末温度制御ポリシーのための時間の前記量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録するステップであって、第1の予め決められた条件が、端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内にユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指す、ステップと、
端末温度制御ポリシーのための時間の量Kおよび第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'に従って熱知覚値エラー項目δvを更新するステップとをさらに含む。

0028

第3の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第3の態様の第6のあり得る実装方法においては、プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行することが、
熱制御ポリシーが環境温度制御ポリシーを含むときに、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目に従って予測される環境温度を計算することであって、予測される環境温度エラー項目が、プロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用される、計算することと、
予測される環境温度に従って環境温度制御ポリシーを決定し、実行することとを含む。

0029

第3の態様の第6のあり得る実装方法に関連して、第3の態様の第7のあり得る実装方法においては、方法が、
プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録するステップであって、第2の予め決められた条件が、環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内にユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指す、ステップと、
環境温度制御ポリシーのための時間の量Mおよび第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'に従って予測される環境温度エラー項目μvを更新するステップとをさらに含む。

0030

本発明の実施形態において提供される技術的な解決策は、以下の有益な効果を有する可能性がある。

0031

端末温度パラメータを含む端末ステータス情報が取得され、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報が取得され、それから、熱制御ポリシーがユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って決定され、実行され、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0032

任意で、ユーザが実際におかれているシナリオが、異なるプロファイルを設定することによって端末ステータス、環境ステータス、およびユーザステータスの異なる観点からさらにシミュレーションされ、ユーザの熱の知覚が、知られ、ユーザの熱快適性レベルに影響を与える理由が、知られ、このことが、熱制御ポリシーの目標を絞った選択を促進し、熱制御の効率性および正確性を改善する。

0033

任意で、端末温度制御ポリシーを使用することによって端末の温度がさらに調節および制御され、このことが、ユーザの局所的な熱快適性レベルを改善し、その結果、端末の性能とユーザの局所的な熱快適性レベルとが、釣り合いを取られる。環境温度制御ポリシーを使用することによって環境温度がさらに調節および制御され、このことが、ユーザの熱快適性レベル全体をさらに改善する。

0034

任意で、熱知覚値エラー項目および/または予測される環境温度エラー項目が、熱制御ポリシーに対するユーザの反応に従ってリアルタイムで、定期的に、または不定期にさらに更新され、その結果、上述のパラメータが、対応するプロファイル内の異なるユーザの間の熱の知覚の差をより正確に反映することができ、それによって、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たす。

0035

本発明の実施形態における技術的な解決策をより明瞭に説明するために、以下で、実施形態を説明するために必要とされる添付の図面を簡潔に説明する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を示すに過ぎず、当業者は、創造的な努力なしにこれらの添付の図面からその他の図面を導き出すことがやはり可能である。

図面の簡単な説明

0036

本発明の各実施形態の実装環境の概略的な構造図である。
本発明の実施形態による熱制御装置の構造ブロック図である。
本発明の別の実施形態による熱制御装置の構造ブロック図である。
本発明のさらに別の実施形態による熱制御装置の構造ブロック図である。
本発明のさらに別の実施形態による熱制御装置の構造ブロック図である。
本発明の実施形態による熱制御システムの概略的な構造図である。
本発明のさらに別の実施形態による熱制御装置の概略的な構造図である。
本発明の実施形態による熱制御方法の方法の流れ図である。
本発明の別の実施形態による熱制御方法の方法の流れ図である。
本発明のさらに別の実施形態による熱制御方法の方法の流れ図である。
本発明のさらに別の実施形態による熱制御方法の方法の流れ図である。

実施例

0037

本発明の目的、技術的な解決策、および利点をより明瞭にするために、以下で、さらに、本発明の実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。

0038

図1を参照すると、図1は、本発明の各実施形態の実装環境の概略構造図である。実装環境は、端末120および温度制御デバイス140を含み得る。

0039

端末120は、モバイル電話、タブレットコンピュータ、電子ブックリーダ携帯情報端末(英語: Personal Digital Assistant、略してPDA)、またはラップトップポータブルコンピュータなどのモバイル端末またはポータブル電子デバイスである可能性がある。温度センサーが、端末120に配置される可能性があり、ユーザが接している端末の表面の温度を収集するように構成される。

0040

端末120は、ワイヤレス接続の方法で温度制御デバイス140に接続される。ワイヤレス接続の方法は、赤外線接続である可能性があり、またはワイヤレスネットワーク接続である可能性がある。

0041

温度制御デバイス140は、1つの温度制御デバイス、たとえば、インテリジェントエアコンである可能性があり、または温度制御デバイスのクラスタ、たとえば、複数の温度制御デバイスを含むインテリジェントな恒温システムである可能性がある。温度制御デバイス140は、環境の温度を調節するように構成される。環境センサーが、温度制御デバイス140内に配置される可能性があり、温度センサーおよび/または湿度センサーを含む可能性がある。温度センサーは、ユーザがいる環境の温度を収集するように構成され、湿度センサーは、ユーザがいる環境の湿度を収集するように構成される。

0042

任意で、実装環境は、ウェアラブルデバイス160をさらに含み得る。

0043

ウェアラブルデバイス160は、ワイヤレスネットワークを使用することによって端末120および/または温度制御デバイス140に接続され得る。ウェアラブルデバイス160は、スマートウォッチ、スマートバンド(smart band)、スマートヘルメットなどである可能性がある。バイオセンサーが、ウェアラブルデバイス160内に配置される可能性がある。バイオセンサーは、ユーザの生理機能に関連するパラメータを収集するように構成され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、または皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含み得る。

0044

任意で、実装環境は、サーバ180をさらに含み得る。

0045

サーバ180は、ワイヤレスネットワークを使用することによって端末120、温度制御デバイス140、またはウェアラブルデバイス160のうちの1つまたは複数に接続され得る。サーバ180は、1つのサーバである可能性があり、複数のサーバを含むサーバクラスタである可能性があり、またはクラウドコンピューティングサービスセンターである可能性がある。

0046

加えて、上述のデバイスに含まれるセンサーは、例示的であるに過ぎない。実際の応用においては、実際の要件に応じて異なるデバイス内に異なるセンサーが配置される可能性がある。

0047

図2を参照すると、図2は、本発明の実施形態による熱制御装置の構造ブロック図である。この実施形態においては、熱制御装置が図1に示された実装環境に応用される例が、説明のために使用される。あり得る実装方法においては、熱制御装置が、図1に示された実装環境内の端末の一部またはすべてとしてソフトウェアハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって実装され得る。熱制御装置は、第1の取得モジュール210、第2の取得モジュール220、およびポリシー実行モジュール230を含み得る。

0048

第1の取得モジュール210は、端末の端末ステータス情報を取得するように構成される。端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0049

第2の取得モジュール220は、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するように構成される。環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。

0050

ポリシー実行モジュール230は、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するように構成され、熱制御ポリシーは、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む。

0051

まとめると、この実施形態において提供される熱制御装置は、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報を取得し、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得し、それから、ユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って熱制御ポリシーを決定し、実行し、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0052

図3を参照すると、図3は、本発明の別の実施形態による熱制御装置の構造ブロック図である。この実施形態においては、熱制御装置が図1に示された実装環境に応用される例が、説明のために使用される。あり得る実装方法においては、熱制御装置が、図1に示された実装環境内の端末の一部またはすべてとしてソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって実装され得る。熱制御装置は、第1の取得モジュール210、第2の取得モジュール220、およびポリシー実行モジュール230を含み得る。

0053

第1の取得モジュール210は、端末の端末ステータス情報を取得するように構成される。端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0054

任意で、端末ステータス情報は、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む。

0055

第2の取得モジュール220は、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するように構成される。環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。

0056

あり得る実装方法において、第2の取得モジュール220は、環境取得サブモジュール220aおよび/またはユーザ取得サブモジュール220bを含む。

0057

環境取得サブモジュール220aは、環境センサーを使用することによって環境ステータス情報を取得するように構成され、環境センサーは、端末および/またはウェアラブルデバイスおよび/または温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/または湿度センサーを含む。

0058

ユーザ取得サブモジュール220bは、バイオセンサーを使用することによってユーザステータス情報を取得するように構成され、バイオセンサーは、端末および/またはウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、または皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む。

0059

ポリシー実行モジュール230は、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するように構成され、熱制御ポリシーは、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む。

0060

特に、ポリシー実行モジュール230は、モード決定サブモジュール230aおよびポリシー実行サブモジュール230bを含む。

0061

モード決定サブモジュール230aは、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定するように構成される。

0062

ポリシー実行サブモジュール230bは、プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行するように構成される。

0063

まとめると、この実施形態において提供される熱制御装置は、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報を取得し、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得し、それから、ユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って熱制御ポリシーを決定し、実行し、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0064

加えて、この実施形態において提供される熱制御装置によって、ユーザが実際におかれているシナリオが、異なるプロファイルを設定することによって端末ステータス、環境ステータス、およびユーザステータスの異なる観点からさらにシミュレーションされ、ユーザの熱の知覚が、知られ、ユーザの熱快適性レベルに影響を与える理由が、知られ、このことが、熱制御ポリシーの目標を絞った選択を促進し、熱制御の効率性および正確性を改善する。

0065

加えて、この実施形態において提供される熱制御装置は、端末温度制御ポリシーを使用することによって端末の温度をさらに調節し、制御し、このことが、ユーザの局所的な熱快適性レベルを改善し、その結果、端末の性能とユーザの局所的な熱快適性レベルとが、釣り合いを取られる。熱制御装置は、環境温度制御ポリシーを使用することによって環境温度をさらに調節し、制御し、このことが、ユーザの熱快適性レベル全体をさらに改善する。

0066

図4を参照すると、図4は、本発明のさらに別の実施形態による熱制御装置の構造ブロック図である。この実施形態においては、熱制御装置が図1に示された実装環境に応用される例が、説明のために使用される。あり得る実装方法においては、熱制御装置が、図1に示された実装環境内の端末の一部またはすべてとしてソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって実装され得る。熱制御装置は、第1の取得モジュール210、第2の取得モジュール220、およびポリシー実行モジュール230を含み得る。

0067

第1の取得モジュール210は、端末の端末ステータス情報を取得するように構成される。端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0068

任意で、端末ステータス情報は、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む。

0069

第2の取得モジュール220は、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するように構成される。環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。

0070

あり得る実装方法において、第2の取得モジュール220は、環境取得サブモジュール220aおよび/またはユーザ取得サブモジュール220bを含む。

0071

環境取得サブモジュール220aは、環境センサーを使用することによって環境ステータス情報を取得するように構成され、環境センサーは、端末および/またはウェアラブルデバイスおよび/または温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/または湿度センサーを含む。

0072

ユーザ取得サブモジュール220bは、バイオセンサーを使用することによってユーザステータス情報を取得するように構成され、バイオセンサーは、端末および/またはウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、または皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む。

0073

ポリシー実行モジュール230は、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するように構成され、熱制御ポリシーは、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む。

0074

特に、ポリシー実行モジュール230は、モード決定サブモジュール230aおよびポリシー実行サブモジュール230bを含む。

0075

モード決定サブモジュール230aは、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定するように構成される。

0076

ポリシー実行サブモジュール230bは、プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行するように構成される。

0077

あり得る実装方法において、ポリシー実行サブモジュール230bは、第1の計算ユニット230b1および第1の実行ユニット230b2を含む。

0078

第1の計算ユニット230b1は、熱制御ポリシーが端末温度制御ポリシーを含むとき、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する熱知覚値エラー項目に従って熱知覚値を計算するように構成され、熱知覚値エラー項目は、プロファイル内の異なるユーザの間の熱の知覚の差を反映するために使用される。

0079

第1の実行ユニット230b2は、プロファイルおよび熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行するように構成される。

0080

任意で、ポリシー実行サブモジュール230bは、第1の記録ユニット230b3および第1の更新ユニット230b4をさらに含む。

0081

第1の記録ユニット230b3は、プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する熱知覚値エラー項目がδvであるときに、端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録するように構成され、第1の予め決められた条件は、端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内にユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指す。

0082

第1の更新ユニット230b4は、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kおよび第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'に従って熱知覚値エラー項目δvを更新するように構成される。

0083

まとめると、この実施形態において提供される熱制御装置は、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報を取得し、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得し、それから、ユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って熱制御ポリシーを決定し、実行し、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0084

加えて、この実施形態において提供される熱制御装置は、さらに、端末温度制御ポリシーに対するユーザの反応に従ってリアルタイムで、定期的に、または不定期に熱知覚値エラー項目を更新し、その結果、熱知覚値エラー項目は、対応するプロファイル内の異なるユーザの間の熱の知覚の差をより正確に反映することができ、それによって、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たす。

0085

図5を参照すると、図5は、本発明のさらに別の実施形態による熱制御装置の構造ブロック図である。この実施形態においては、熱制御装置が図1に示された実装環境に応用される例が、説明のために使用される。あり得る実装方法においては、熱制御装置が、図1に示された実装環境内の端末の一部またはすべてとしてソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって実装され得る。熱制御装置は、第1の取得モジュール210、第2の取得モジュール220、およびポリシー実行モジュール230を含み得る。

0086

第1の取得モジュール210は、端末の端末ステータス情報を取得するように構成される。端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0087

任意で、端末ステータス情報は、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む。

0088

第2の取得モジュール220は、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するように構成される。環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。

0089

あり得る実装方法において、第2の取得モジュール220は、環境取得サブモジュール220aおよび/またはユーザ取得サブモジュール220bを含む。

0090

環境取得サブモジュール220aは、環境センサーを使用することによって環境ステータス情報を取得するように構成され、環境センサーは、端末および/またはウェアラブルデバイスおよび/または温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/または湿度センサーを含む。

0091

ユーザ取得サブモジュール220bは、バイオセンサーを使用することによってユーザステータス情報を取得するように構成され、バイオセンサーは、端末および/またはウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、または皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む。

0092

ポリシー実行モジュール230は、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するように構成され、熱制御ポリシーは、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む。

0093

特に、ポリシー実行モジュール230は、モード決定サブモジュール230aおよびポリシー実行サブモジュール230bを含む。

0094

モード決定サブモジュール230aは、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定するように構成される。

0095

ポリシー実行サブモジュール230bは、プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行するように構成される。

0096

図4に示された実施形態とは異なり、別のあり得る実装方法において、ポリシー実行サブモジュール230bは、第2の計算ユニット230b5および第2の実行ユニット230b6を含む。

0097

第2の計算ユニット230b5は、熱制御ポリシーが環境温度制御ポリシーを含むときに、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目に従って予測される環境温度を計算するように構成され、予測される環境温度エラー項目は、プロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用される。

0098

第2の実行ユニット230b6は、予測される環境温度に従って環境温度制御ポリシーを決定し、実行するように構成される。

0099

任意で、ポリシー実行サブモジュール230bは、第2の記録ユニット230b7および第2の更新ユニット230b8をさらに含む。

0100

第2の記録ユニット230b7は、プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録するように構成され、第2の予め決められた条件は、環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内にユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指す。

0101

第2の更新ユニット230b8は、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mおよび第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'に従って予測される環境温度エラー項目μvを更新するように構成される。

0102

まとめると、この実施形態において提供される熱制御装置は、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報を取得し、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得し、それから、ユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って熱制御ポリシーを決定し、実行し、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0103

加えて、この実施形態において提供される熱制御装置は、さらに、環境温度制御ポリシーに対するユーザの反応に従ってリアルタイムで、定期的に、または不定期に予測される環境温度エラー項目を更新し、その結果、予測される環境温度エラー項目は、対応するプロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差をより正確に反映することができ、それによって、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たす。

0104

端末温度制御ポリシーを実行するように構成された機能モジュールおよび環境温度制御ポリシーを実行するように構成された機能モジュールは、それぞれ、例を使用することによって図4および図5に示された実施形態において説明されていることに留意されたい。実際の応用において、温度制御装置は、熱温度制御ポリシーを実行するように構成された機能モジュールのみを含む可能性があり、または環境温度制御ポリシーを実行するように構成された機能モジュールのみを含む可能性があり、または端末温度制御ポリシーを実行するように構成された機能モジュールと、環境温度制御ポリシーを実行するように構成された機能モジュールとの両方を含む可能性があり、特に限定されない。

0105

図2、図3、図4、および図5に示された実施形態で提供された熱制御装置において、熱制御装置は、図1に示された実装環境内のデバイスの一部またはすべてとしてソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって独立して実装され得ることにさらに留意されたい。たとえば、熱制御装置は、図1に示された実装環境内の端末の一部またはすべてとしてソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって実装され得る。代替的に、熱制御装置は、図1に示された実装環境内の2つ以上のデバイスの一部またはすべてとしてソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって実装され得る。たとえば、一部の機能モジュールが、ソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって端末の一部またはすべてとして実装され、その他の機能モジュールが、ソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによってサーバの一部またはすべてとして実装される。実際の応用においては、実際の要件に応じて異なるデバイスにおいて異なる機能モジュールが構成される可能性があり、熱制御の解決策全体がデバイスの間のインタラクションおよび協力によって実装される。

0106

図6を参照すると、図6は、本発明の実施形態による熱制御システムの概略的な構造図である。熱制御システムは、端末620および温度制御デバイス640を含む。

0107

端末620は、ワイヤレス接続の方法で温度制御デバイス640に接続される。ワイヤレス接続の方法は、赤外線接続である可能性があり、またはワイヤレスネットワーク接続である可能性がある。

0108

任意で、熱制御システムは、ウェアラブルデバイス660をさらに含み得る。

0109

ウェアラブルデバイス660は、ワイヤレスネットワークを使用することによって端末620および/または温度制御デバイス640に接続され得る。

0110

任意で、熱制御システムは、サーバ680をさらに含み得る。

0111

サーバ680は、ワイヤレスネットワークを使用することによって端末620、温度制御デバイス640、またはウェアラブルデバイス660のうちの1つまたは複数に接続され得る。

0112

端末620は、図2、図3、図4、または図5に示された実施形態において提供された熱制御装置のすべてのまたは一部の機能モジュールを含み得る。端末620は、図2、図3、図4、または図5に示された実施形態において提供された熱制御装置の一部の機能モジュールを含むとき、その他の機能モジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、またはこれらの組合せを使用することによって温度制御デバイス640、ウェアラブルデバイス660、またはサーバ680のうちの1つまたは複数のデバイスに組み込まれる可能性がある。

0113

まとめると、この実施形態において提供される熱制御システムは、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報を取得し、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得し、それから、ユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って熱制御ポリシーを決定し、実行し、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0114

実施形態において提供された熱制御装置およびシステムが熱制御動作を実行するとき、機能モジュールの分割のみが、例を使用することによって説明されることにさらに留意されたい。実際の応用においては、上述の機能が、必要に応じて異なる機能モジュールに割り振られ、異なる機能モジュールによって完成される可能性があり、つまり、デバイスの内部構造が、上述の機能のすべてまたは一部を完成するために異なる機能モジュールに分割される。加えて、実施形態において提供された熱制御装置およびシステムならびに熱制御方法の方法の実施形態は、同じ概念に属する。それらの特定の実装プロセスに関しては、方法の実施形態を参照するものとし、詳細は、本明細書において再び説明されない。

0115

図7を参照すると、図7は、本発明のさらに別の実施形態による熱制御装置の概略的な構造図である。熱制御装置は、図1に示された実装環境内の端末に独立して応用される可能性があり、または図1に示された実装環境内の2つ以上のデバイスに応用される可能性がある。熱制御装置700は、バス710、バス710に接続されたプロセッサ720およびメモリ730を含む。メモリ730は、1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令は、プロセッサ720によって実行されるように構成される。

0116

プロセッサ720は、端末の端末ステータス情報を取得するように構成される。端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0117

プロセッサ720は、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得するようにさらに構成される。環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。

0118

プロセッサ720は、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成され、熱制御ポリシーは、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む。

0119

まとめると、この実施形態において提供される熱制御装置は、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報を取得し、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得し、それから、ユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って熱制御ポリシーを決定し、実行し、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0120

図7に示された実施形態に基づいて提供される任意の実施形態において、端末ステータス情報は、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む。

0121

図7に示された実施形態に基づいて提供される任意の実施形態において、
プロセッサ720は、環境センサーを使用することによって環境ステータス情報を取得するようにさらに構成され、環境センサーは、端末および/もしくはウェアラブルデバイスおよび/もしくは温度制御デバイス内に配置され、少なくとも温度センサーおよび/もしくは湿度センサーを含み、ならびに/または
プロセッサ720は、バイオセンサーを使用することによってユーザステータス情報を取得するようにさらに構成され、バイオセンサーは、端末および/もしくはウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、もしくは皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む。

0122

図7に示された実施形態に基づいて提供される任意の実施形態において、
プロセッサ720は、端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定するようにさらに構成され、
プロセッサ720は、プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行するようにさらに構成される。

0123

図7に示された実施形態に基づいて提供される任意の実施形態において、
プロセッサ720は、熱制御ポリシーが端末温度制御ポリシーを含むとき、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する熱知覚値エラー項目に従って熱知覚値を計算するようにさらに構成され、熱知覚値エラー項目は、プロファイル内の異なるユーザの間の熱知覚の差を反映するために使用され、
プロセッサ720は、プロファイルおよび熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成される。

0124

図7に示された実施形態に基づいて提供される任意の実施形態において、
プロセッサ720は、プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する熱知覚値エラー項目がδvであるときに、端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録するようにさらに構成され、第1の予め決められた条件は、端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内にユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指し、
プロセッサ720は、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kおよび第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'に従って熱知覚値エラー項目δvを更新するようにさらに構成される。

0125

図7に示された実施形態に基づいて提供される任意の実施形態において、
プロセッサ720は、熱制御ポリシーが環境温度制御ポリシーを含むときに、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目に従って予測される環境温度を計算するようにさらに構成され、予測される環境温度エラー項目は、プロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用され、
プロセッサ720は、予測される環境温度に従って環境温度制御ポリシーを決定し、実行するようにさらに構成される。

0126

図7に示された実施形態に基づいて提供される任意の実施形態において、
プロセッサ720は、プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録するようにさらに構成され、第2の予め決められた条件は、環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内にユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指し、
プロセッサ720は、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mおよび第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'に従って予測される環境温度エラー項目μvを更新するようにさらに構成される。

0127

任意で、この実施形態において提供される熱制御装置によって、ユーザが実際におかれているシナリオが、異なるプロファイルを設定することによって端末ステータス、環境ステータス、およびユーザステータスの異なる観点からさらにシミュレーションされ、ユーザの熱の知覚が、知られ、ユーザの熱快適性レベルに影響を与える理由が、知られ、このことが、熱制御ポリシーの目標を絞った選択を促進し、熱制御の効率性および正確性を改善する。

0128

任意で、この実施形態において提供される熱制御装置は、端末温度制御ポリシーを使用することによって端末の温度をさらに調節し、制御し、このことが、ユーザの局所的な熱快適性レベルを改善し、その結果、端末の性能とユーザの局所的な熱快適性レベルとが、釣り合いを取られる。熱制御装置は、環境温度制御ポリシーを使用することによって環境温度をさらに調節し、制御し、このことが、ユーザの熱快適性レベル全体をさらに改善する。

0129

任意で、熱知覚値エラー項目および/または予測される環境温度エラー項目が、熱制御ポリシーに対するユーザの反応に従ってリアルタイムで、定期的に、または不定期にさらに更新され、その結果、上述のパラメータが、対応するプロファイル内の異なるユーザの間の熱の知覚の差をより正確に反映することができ、それによって、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たす。

0130

本発明の方法の実施形態は、下の通りであり、方法の実施形態は、上述の装置の実施形態に対応する。本発明の装置の実施形態の開示されていない詳細に関しては、本発明の方法の実施形態を参照されたい。

0131

図8を参照すると、図8は、本発明の実施形態による熱制御方法の方法の流れ図である。この実施形態においては、熱制御方法が図1に示された実装環境に応用される例が、説明のために使用される。熱制御方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。

0132

ステップ802:端末の端末ステータス情報を取得し、端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0133

ステップ804: 環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得し、環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含み、ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。

0134

ステップ806:端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って熱制御ポリシーを決定し、実行し、熱制御ポリシーは、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む。

0135

まとめると、この実施形態において提供される熱制御方法によって、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報が取得され、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報が取得され、それから、熱制御ポリシーがユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って決定され、実行され、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0136

図9を参照すると、図9は、本発明の別の実施形態による熱制御方法の方法の流れ図である。この実施形態においては、熱制御方法が図1に示された実装環境に応用される例が、説明のために使用される。熱制御方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。

0137

ステップ901:端末の端末ステータス情報を取得し、端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0138

端末温度パラメータは、ユーザと直接接触している端末の筐体の温度である可能性がある。温度センサーが、前もって端末に配置される可能性があり、端末温度パラメータは、温度センサーを使用することによって収集される。

0139

端末ステータス情報は、端末の使用を反映するために使用される1つまたは複数のパラメータを含む。任意で、端末ステータス情報は、充電および放電ステータスパラメータ、ならびに/または使用ステータスパラメータをさらに含む。充電および放電ステータスパラメータは、端末が充電ステータスにあるのかまたは放電ステータスにあるのかを反映するために使用される。使用ステータスパラメータは、端末の使用ステータスを反映するために使用され、よくある仕様ステータスは、通話ステータスカメラ使用ステータス、アプリケーションプログラム使用ステータスなどを含む。充電および放電ステータスパラメータならびに使用ステータスパラメータは、関連するマン-マシンインタラクション情報を使用することによって取得され得る。

0140

ステップ902: 環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得する。

0141

環境ステータス情報は、ユーザがいる環境を反映するために使用される1つまたは複数のパラメータを含む。実施形態において、環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含む。環境ステータス情報は、環境センサーを使用することによって取得され得る。環境センサーは、端末および/またはウェアラブルデバイスおよび/または温度制御デバイス内に配置される。環境ステータス情報が環境温度パラメータを含むとき、環境センサーは、温度センサーを含む。環境ステータス情報が環境湿度パラメータを含むとき、環境センサーは、湿度センサーを含む。

0142

ユーザステータス情報は、ユーザの生理機能および/または動きを反映するために使用される1つまたは複数のパラメータを含む。実施形態において、ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。ユーザステータス情報は、ユーザの体温、心拍、および感情などの異なる点でユーザの熱の知覚を反映する可能性がある。ユーザステータス情報は、バイオセンサーを使用することによって取得され得る。バイオセンサーは、端末および/またはウェアラブルデバイス内に配置され、体温センサー、心電図センサー、脳波図センサー、または皮膚抵抗センサーのうちの少なくとも1つを含む。

0143

確かに、別のあり得る実施形態において、バイオセンサーは、筋電センサー血圧センサーなどをさらに含み得る。代替的に、ユーザステータス情報は、重力センサー、3軸加速度計、またはジャイロスコープなどのモーションセンサーを組み合わせることによってさらに収集され得る。

0144

ステップ901およびステップ902のユーザの熱の知覚に関連する様々な情報は、図1に示された実装環境内の異なるデバイスによって収集することを通じて取得され得る。特定の実施形態においては、端末内の温度センサーが、端末温度パラメータを収集し、温度制御デバイス内の温度センサーが、環境温度パラメータを収集し、ウェアラブルデバイス内の心電図センサーが、ユーザ心電図パラメータを収集する。そして、デバイスは、収集を通じて取得された、ユーザの熱の知覚に関連する様々な情報を、組み込むために端末に送信する。それに対応して、端末は、ユーザの熱の知覚に関連する様々な情報を取得し、取得された情報を以下のステップを使用することによって処理および分析し、それから、適切な熱制御ポリシーを実行する。

0145

ステップ903:端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定する。

0146

端末は、プロファイルライブラリを予め記憶する可能性があり、プロファイルライブラリは、複数のプロファイルを含む。ユーザの熱の知覚に関連する様々な情報を取得した後、端末は、取得された情報を前処理し、処理の結果に従ってマッチングすることによってプロファイルライブラリから対応するプロファイルを取得する。プロファイル内で、ユーザが実際におかれているシナリオが、端末ステータス、環境ステータス、およびユーザステータスの異なる観点からシミュレーションされ、ユーザの熱の知覚が、反映される。

0147

異なるプロファイルが分類によって取得されるとき、少なくとも1つの分類条件が、端末ステータス、環境ステータス、およびユーザステータスの異なる観点から設定される可能性がある。たとえば、端末ステータスに関しては、端末の充電および放電ステータスを区別するために使用される分類条件と、端末の使用ステータスを区別するために使用される分類条件とが、設定される可能性がある。環境ステータスに関しては、環境温度を区別するために使用される分類条件と、環境湿度を区別するために使用される分類条件とが、設定される可能性がある。ユーザステータスに関しては、ユーザ体温ステータスを区別するために使用される分類条件、ユーザ心拍ステータスを区別するために使用される分類条件、ユーザ感情ステータスを区別するために使用される分類条件などが、設定される可能性がある。

0148

この実施形態においては、取得される情報が充電および放電ステータスパラメータ、使用ステータスパラメータ、ならびにユーザ心電図パラメータを含む例が使用される。端末は、上述のパラメータを別々に前処理して3つの分類条件を取得する。特に、

0149

1. 第1の分類条件は、充電および放電ステータスパラメータに従って決定される。

0150

第1の分類条件は、端末の充電および放電ステータスを区別するために使用される。任意で、第1の分類条件は、端末が充電ステータスにあるかまたは放電ステータスにあるかということである。端末が充電ステータスにあるとき、端末の発熱は比較的明らかである。端末の充電および放電ステータスは、端末による熱の発生の理由およびプロファイルの特徴をより直観的に反映することができる、異なるプロファイルを区別するための分類条件として使用され、その結果、その後のプロセスにおいて、目標を絞った熱制御ポリシーが選択され、実行される。

0151

2.第2の分類条件は、使用ステータスパラメータに従って決定される。

0152

第2の分類条件は、端末の使用ステータスを区別するために使用される。任意で、第2の分類条件は、端末が通話ステータスにあるか、カメラ使用ステータスにあるか、またはアプリケーションプログラム使用ステータスにあるかということである。上述の3つの使用ステータスは、端末の3つのよくある使用ステータスである。カメラ使用ステータスは、カメラが写真撮影または画像撮影を実行するために使用されていることを指す。アプリケーションプログラム使用ステータスにおけるアプリケーションプログラムは、端末にインストールされた任意のアプリケーションプログラムである可能性があり、ブラウザ電子メール、インスタントメッセージサービス文書処理キーボード仮想化ウィンドウウィジェット、暗号化、デジタル著作権管理音声認識音声複製(speech replication)、位置特定オーディオおよびビデオ再生などを含むがこれらに限定されない。端末の使用ステータスは、端末による熱の発生の理由およびプロファイルの特徴をより直観的に反映することができる、異なるプロファイルを区別するための分類条件として使用され、その結果、その後のプロセスにおいて、目標を絞った熱制御ポリシーが選択され、実行される。

0153

加えて、この実施形態においては、端末の使用ステータスが通話ステータス、カメラ使用ステータス、およびアプリケーションプログラム使用ステータスに分類される例のみが使用される。別のあり得る実装方法において、使用ステータスは、実際の場合に応じて異なる量および異なる種類の使用ステータスに分類される可能性があり、この実施形態において特に限定されない。

0154

3. 第3の分類条件は、ユーザ心電図パラメータに従って決定される。

0155

第3の分類条件は、端末のユーザステータスを区別するために使用される。ユーザステータスは、ユーザの体温、心拍、および感情などの異なる点で反映される可能性がある。

0156

ユーザステータス情報がユーザ心電図パラメータである例を使用して、第3の分類条件を決定するためにユーザ心電図パラメータに対して以下の処理が実行される可能性があり、つまり、異なる時間期間内の隣接する洞調律心拍(sinus heartbeat)の間の時間間隔が、ユーザ心電図パラメータに従って抽出され、標準偏差変化率が、異なる期間内の時間間隔の標準偏差に従って計算され、第3の分類条件が、標準偏差の変化率と変化率の閾値との間の値の関係に従って、決定され、第3の分類条件は、標準偏差の変化率が変化率の閾値を超えているか、または標準偏差の変化率が変化率の閾値未満であるかということである。

0157

特に、端末が最近10分以内のユーザ心電図パラメータを取得すると仮定される。まず、初めの5分を含む第1の時間期間内の隣接する洞調律心拍の間の時間間隔と、後の5分を含む第2の時間期間内の隣接する洞調律心拍の間の時間間隔とが、最近10分以内のユーザ心電図パラメータから検出される。それから、第1の時間期間内の時間間隔の標準偏差x1と、第2の時間期間内の時間間隔の標準偏差x2とが、別々に計算される。第1の時間期間内の時間間隔{t1, t2, ..., ti, ..., tn}の標準偏差x1が計算される例が使用され、ここで、

0158

0159

であり、n≧1であり、nは整数である。そして、標準偏差の変化率εが計算され、ここで、

0160

0161

である。最後に、標準偏差の変化率εと変化率の閾値ε0との間の値の関係が比較され、ここで、変化率の閾値ε0は、予め設定された経験から得られた値、たとえば0.1である。

0162

代替的に、ユーザステータス情報がユーザ脳波図パラメータであるときは、ユーザ脳波図パラメータが処理され、特定される可能性があり、ユーザの感情に関連する第3の分類条件がそれに応じて決定される。

0163

ユーザステータスは、ユーザの体温、ユーザの心拍の変化、またはユーザの感情の変化に応じてユーザの熱の知覚を反映することができる、異なるプロファイルを区別するための分類条件として使用され、その結果、熱制御ポリシーが、後続のプロセスにおいてより正確でより効果的に選択され、実行される。

0164

上述の3つの分類条件に関連して、特定の例において、プロファイルライブラリは、下のTable -1(表1)に示される12個のプロファイルを含む可能性がある。

0165

0166

少なくとも1つの分類条件が取得された後、分類条件に合うプロファイルが、マッチングによってプロファイルライブラリから取得される。上記Table -1(表1)を参照して、第1の分類条件が充電ステータスであり、第2の分類条件が通話ステータスであり、第3の分類条件がε>ε0であると仮定すると、3つの分類条件に合うプロファイルは、プロファイル1である。

0167

ユーザが実際におかれているシナリオが、異なるプロファイルを設定することによって端末ステータス、環境ステータス、およびユーザステータスの異なる観点からシミュレーションされ、ユーザの熱の知覚が、知られ、ユーザの熱快適性レベルに影響を与える理由が、知られる。たとえば、プロファイルがプロファイル1であるとき、端末の充電および通話によって引き起こされた熱が原因でユーザの熱快適性レベルが影響を受けると判定される可能性があり、ユーザの心拍が、明らかに変わり、端末の発熱も比較的明らかであることを示す。

0168

ステップ904:プロファイルに対応する熱制御ポリシーを実行し、熱制御ポリシーは、端末温度制御ポリシーおよび/または環境温度制御ポリシーを含む。

0169

端末温度制御ポリシーは、端末の温度を調節し、制御するために使用される。端末の温度を調節し、制御することによってユーザの局所的な熱快適性レベルが改善される可能性があり、つまり、端末に直接接触しているユーザの手および皮膚の熱快適性レベルが改善され、それによって、ユーザが端末を使用するプロセスにおいて生み出される温熱性痛覚過敏(thermalgesia)を防止する。環境温度制御ポリシーは、環境の温度を調節し、制御するために使用される。環境の温度を調節し、制御することによってユーザの熱快適性レベル全体が改善される可能性があり、その結果、ユーザは、より適切な環境内で端末を使用する。

0170

端末温度制御ポリシーは、端末上で実行される以下の操作、すなわち、1.スクリーン輝度下げること、2.充電電流を制限すること、3.バックグラウンドの進行を整理すること、4.プロセッサのコア/周波数を制限すること、5.データサービスを停止すること、6.電力バックオフ(power back-off)、7. 画像最適化機能を無効にすること、8.フラッシュオフにすること、9.フレーム破棄すること、10.高温を気付かせること、11. スクリーンをオフにすることのうちの1つまたは複数である。

0171

いくつかの端末温度制御ポリシーが、以下で簡潔に説明される。シーケンス番号5を有する端末温度制御ポリシーは、ウェブページブラウジング、情報の送信および受信、テレビ電話ネットワークビデオ(network video)、ならびにネットワークゲームなどのサービスを停止することを指す。シーケンス番号6を有する端末温度制御ポリシーは、通信のために使用される無線周波数回路送信電力を減らすことを指す。シーケンス番号9を有する端末温度制御ポリシーは、ビデオまたはゲームプロセスにおいて画像を切り替え頻度を減らすことを指す。

0172

あり得る実施形態においては、異なる端末温度制御ポリシーが、異なるプロファイルにおいて設定され得る。上記Table -1(表1)を参照すると、たとえば、プロファイル1に対応する端末温度制御ポリシーが、シーケンス番号1、2、3、4、5、10、および11を有する端末温度制御ポリシーを含む可能性があり、別の例として、プロファイル3に対応する端末温度制御ポリシーが、シーケンス番号1、2、3、4、7、8、10、および11を有する端末温度制御ポリシーを含む可能性がある。

0173

加えて、環境温度制御ポリシーは、温度制御デバイスを使用することによって、ユーザがいる環境の温度を調節し、制御することを指す。あり得る実施形態において、端末は、端末温度パラメータおよびプロファイルに従って予測される環境温度を計算し、それから、環境温度を予測される環境温度に調節し、制御するように温度制御デバイスを制御し得る。

0174

ステップ901からステップ904は、図1に示された実装環境内の端末によって独立して実行される可能性があり、または図1に示された実装環境内の温度制御デバイス、ウェアラブルデバイス、もしくはサーバによって独立して実行される可能性があり、または図1に示された実装環境内の2つ以上のデバイスによって協力して実行される可能性があることに留意されたい。この実施形態においては、ステップ901からステップ904が図1に示された実装環境内の端末によって独立して実行される例のみが、説明のために使用され、特に限定されない。

0175

まとめると、この実施形態において提供される熱制御方法によって、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報が取得され、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報が取得され、それから、熱制御ポリシーがユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って決定され、実行され、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0176

加えて、この実施形態において提供される熱制御方法によって、ユーザが実際におかれているシナリオが、異なるプロファイルを設定することによって端末ステータス、環境ステータス、およびユーザステータスの異なる観点からさらにシミュレーションされ、ユーザの熱の知覚が、知られ、ユーザの熱快適性レベルに影響を与える理由が、知られ、このことが、熱制御ポリシーの目標を絞った選択を促進し、熱制御の効率性および正確性を改善する。

0177

加えて、この実施形態において提供される熱制御方法によって、端末温度制御ポリシーを使用することによって端末の温度がさらに調節および制御され、このことが、ユーザの局所的な熱快適性レベルを改善し、その結果、端末の性能とユーザの局所的な熱快適性レベルとが、釣り合いを取られる。環境温度制御ポリシーを使用することによって環境温度がさらに調節および制御され、このことが、ユーザの熱快適性レベル全体をさらに改善する。

0178

端末温度制御ポリシーを決定するプロセスおよび環境温度制御ポリシーを決定するプロセスが、図10および図11の2つの実施形態を使用することによって下でそれぞれ説明される。図10に示される実施形態において、まず、端末温度制御ポリシーを決定するプロセスが説明される。

0179

図10を参照すると、図10は、本発明のさらに別の実施形態による熱制御方法の方法の流れ図である。この実施形態においては、熱制御方法が図1に示された実装環境に応用される例が、説明のために使用される。熱制御方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。

0180

ステップ1001:端末の端末ステータス情報を取得し、端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0181

ステップ1002: 環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得する。

0182

環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含む。ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。

0183

ステップ1003:端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定する。

0184

ステップ1001からステップ1003は、図9に示された実施形態のステップ901からステップ903と同じであるかまたは同様である。詳細に関しては、図9に示された実施形態の説明を参照するものとし、詳細は、この実施形態において再び説明されない。プロファイルがユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報に従って決定された後、対応する端末温度制御ポリシーが、ステップ1004およびステップ1005に従って決定される。

0185

ステップ1004:熱制御ポリシーが端末温度制御ポリシーを含むとき、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する熱知覚値エラー項目に従って熱知覚値を計算する。

0186

熱知覚値エラー項目は、プロファイル内の異なるユーザの間の熱の知覚の差を反映するために使用される。各プロファイルに関して、プロファイルに対応する熱知覚値エラー項目の初期値は、0に予め設定される可能性がある。熱知覚値エラー項目は、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たすために、端末温度制御ポリシーに対するユーザの反応に従って後続のプロセスにおいて動的に調節され得る。

0187

あり得る実装方法においては、ステップ1003で決定されたプロファイルがVである仮定すると、熱知覚値Tが、第1のユーザ定義アルゴリズムg(Ω)に従って計算される。
T=g(Ω)+δv,
g(Ω)は、端末ステータス情報およびプロファイルVに従って定式化される第1のユーザ定義のアルゴリズムを表し、δvは、プロファイルVに対応する熱知覚値エラー項目を表し、熱知覚値エラー項目δvは、プロファイルV内の異なるユーザの間の熱の知覚の差を反映するために使用される。

0188

加えて、異なる取得された情報に応じて、第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)は、以下のいくつかのあり得る場合を含む可能性がある。

0189

1. 取得された情報が端末温度パラメータxおよび環境温度パラメータyを含むとき、第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)は、
g(Ω)=g(x, y, mv)
であり、ここで、端末温度パラメータxは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、環境温度パラメータyは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、mvは、プロファイルVに対応するプロファイル因子(profile factor)を表し、プロファイル因子mvは、熱知覚値Tと正の相関関係にある。

0190

プロファイルVに対応するプロファイル因子mvは、予め設定された経験から得られた値である。異なるプロファイルは、異なるプロファイル因子に対応する。たとえば、プロファイル1に対応するプロファイル因子m1は、1.1に予め設定される可能性がある。

0191

特定の例において、第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)は、
g(Ω)=g(x, y, mv)=x×φ(y)×mv
であり、ここで、φ(y)は、熱知覚値Tに対する環境温度パラメータyの影響の関数を表し、ymin≦y≦ymaxであるとき、

0192

0193

であり、y>ymaxであるとき、

0194

0195

であり、y

0196

0197

であり、ここで、y0は、基準環境温度を表し、ymaxは、環境温度の調節可能および制御可能な範囲の上限の値を表し、yminは、環境温度の調節可能および制御可能な範囲の下限の値を表す。y0、ymax、およびyminは、すべて、実際の場合に応じて予め設定され得る。たとえば、y0=26℃、ymax=36℃、およびymin=16℃である。

0198

第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)から分かるように、端末温度パラメータxは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、ymin≦y≦ymaxであるとき、環境温度パラメータyは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、異なるプロファイルVは、プロファイルVに対応するプロファイル因子mvを使用することによって熱知覚値Tの値に影響を与える。

0199

2. 取得された情報が端末温度パラメータx、環境温度パラメータy、および環境湿度パラメータzを含むとき、第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)は、
g(Ω)=g(x, y, z, mv)
であり、ここで、端末温度パラメータxは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、環境温度パラメータyは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、環境湿度パラメータzは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、プロファイル因子mvは、熱知覚値Tと正の相関関係にある。

0200

特定の例において、第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)は、

0201

0202

であり、ここで、φ(y)は、熱知覚値Tに対する環境温度パラメータyの影響の関数を表し、ymin≦y≦ymaxであるとき、

0203

0204

であり、y>ymaxであるとき、

0205

0206

であり、y

0207

0208

であり、ここで、y0は、基準環境温度を表し、ymaxは、環境温度の調節可能および制御可能な範囲の上限の値を表し、yminは、環境温度の調節可能および制御可能な範囲の下限の値を表す。

0209

0210

は、熱知覚値Tに対する環境湿度パラメータzの影響の関数を表し、zmin≦z≦zmaxであるとき、

0211

0212

であり、z>zmaxであるとき、

0213

0214

であり、z

0215

0216

であり、ここで、z0は、基準環境湿度を表し、zmaxは、環境湿度の上限の値を表し、zminは、環境湿度の下限の値を表し、βは、比例係数である。比例係数βは、相対的な湿度変化と熱の知覚の変化との間の比例関係を反映するために使用される。たとえば、β=3であるとき、そのことは、10%の相対的な湿度変化によって引き起こされた熱の知覚の変化が0.3であることを示す。z0、zmax、zmin、およびβは、すべて、実際の場合に応じて予め設定され得る。たとえば、z0=50%、zmax=70%、zmin=30%、およびβ=3である。

0217

第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)から分かるように、端末温度パラメータxは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、ymin≦y≦ymaxであるとき、環境温度パラメータyは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、zmin≦z≦zmaxであるとき、環境湿度パラメータzは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、異なるプロファイルVは、プロファイルVに対応するプロファイル因子mvを使用することによって熱知覚値Tの値に影響を与える。

0218

3. 取得された情報が端末温度パラメータx、環境温度パラメータy、およびユーザ体温パラメータwを含むとき、第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)は、
g(Ω)=g(x, y, w, mv)
であり、ここで、端末温度パラメータxは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、環境温度パラメータyは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、ユーザ体温パラメータwは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、プロファイル因子mvは、熱知覚値Tと正の相関関係にある。

0219

特定の例において、第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)は、
g(Ω)=g(x, y, w, mv)=x×φ(y)×mv+τ(w)
であり、ここで、φ(y)は、熱知覚値Tに対する環境温度パラメータyの影響の関数を表し、ymin≦y≦ymaxであるとき、

0220

0221

であり、y>ymaxであるとき、

0222

0223

であり、y

0224

0225

であり、ここで、y0は、基準環境温度を表し、ymaxは、環境温度の調節可能および制御可能な範囲の上限の値を表し、yminは、環境温度の調節可能および制御可能な範囲の下限の値を表す。τ(w)は、熱知覚値Tに対するユーザ体温パラメータwの影響の関数を表し、wmin≦w≦wmaxであるとき、τ(w)=1であり、w>wmaxであるとき、

0226

0227

であり、w

0228

0229

であり、ここで、wmaxは、快適な熱の状態にあるユーザの体温の上限の値を表し、wminは、快適な熱の状態にあるユーザの体温の下限の値を表す。wmaxおよびwminは、両方とも、実際の場合に応じて予め設定され得る。たとえば、wmax=33.7℃およびwmin=32.6℃である。ユーザの体温はユーザの皮膚の温度を指すことに留意されたい。

0230

第1のユーザ定義のアルゴリズムg(Ω)から分かるように、端末温度パラメータxは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、ymin≦y≦ymaxであるとき、環境温度パラメータyは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、wmin≦w≦wmaxであるとき、ユーザ体温パラメータwは、熱知覚値Tと正の相関関係にあり、異なるプロファイルVは、プロファイルVに対応する異なるプロファイル因子mvを使用することによって熱知覚値Tの値に影響を与える。

0231

この実施形態においては、上述の3つの第1のユーザ定義のアルゴリズムのみが説明のための例として使用されることに留意されたい。実際の応用においては、熱知覚値を計算するために異なる取得された情報に応じて異なるアルゴリズムが予め設定される可能性があり、この実施形態において特に限定されない。

0232

ステップ1005:プロファイルおよび熱知覚値に従って対応する端末温度制御ポリシーを決定し、実行する。

0233

熱知覚値Tが計算された後、プロファイルVおよび熱知覚値Tに対応する端末温度制御ポリシーが決定され、実行される。端末温度制御ポリシーは、端末の端末温度を調節し、制御するために使用される。端末の温度を調節し、制御することによってユーザの局所的な熱快適性レベルが改善される可能性があり、つまり、端末に直接接触しているユーザの手および皮膚の熱快適性レベルが改善され、それによって、ユーザが端末を使用するプロセスにおいて生み出される温熱性痛覚過敏を防止する。

0234

端末温度制御ポリシーは、端末上で実行される以下の操作、すなわち、1.スクリーンの輝度を下げること、2.充電電流を制限すること、3.バックグラウンドの進行を整理すること、4.プロセッサのコア/周波数を制限すること、5.データサービスを停止すること、6.電力のバックオフ、7. 画像最適化機能を無効にすること、8.フラッシュをオフにすること、9.フレームを破棄すること、10.高温を気付かせること、11. スクリーンをオフにすることのうちの1つまたは複数である。

0235

あり得る実装方法において、ステップ1003で決定されたプロファイルがVであると仮定して、このステップは、以下のいくつかのサブステップ、すなわち、
第1に、プロファイルVに対応する端末温度制御の対応を取得するサブステップと、
第2に、端末温度制御の対応に従って、熱知覚値Tの範囲に対応する端末温度制御ポリシーを選択するサブステップとを含み得る。

0236

異なるプロファイルは、異なる端末温度制御の対応に対応する。端末温度制御の対応の各グループに関して、端末温度制御の対応は、異なる熱知覚値の範囲と異なる端末温度制御ポリシーとの間の対応を含む。

0237

たとえば、プロファイル1に対応する端末温度制御の対応が、下のTable -2(表2)に示される可能性がある。

0238

0239

この実施形態においては、上述のいくつかの端末温度制御ポリシーのみが、説明のための例として使用され、別のあり得る実施形態においては、別の異なる端末温度制御ポリシーが、実際の場合に応じてさらに定式化される可能性があることに留意されたい。

0240

加えて、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たすために、この実施形態において提供された熱制御方法によって、端末温度制御ポリシーに対するユーザの反応に従ってリアルタイムで、定期的に、または不定期に熱知覚値エラー項目がさらに更新される可能性があり、その結果、熱知覚値エラー項目は、対応するプロファイル内の異なるユーザの間の熱の知覚の差をより正確に反映することができる。特に、この実施形態において提供される熱制御方法は、以下のステップ1006およびステップ1007をさらに含み得る。

0241

ステップ1006:プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する熱知覚値エラー項目がδvであるときに、端末温度制御ポリシーを実行する時間の量Kと、端末温度制御ポリシーのための時間の量Kの中の、第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'とを記録する。

0242

第1の予め決められた条件は、端末温度制御ポリシーが有効になった後に第1の予め決められた継続時間内にユーザが第1の予め決められた反応を生じることを指す。第1の予め決められた継続時間は、予め設定された経験から得られた値、たとえば3分である。第1の予め決められた反応は、以下の場合、つまり、1. ユーザが端末を保持する方法を変える場合、2. ユーザが端末を使用することを止める場合、または3. ユーザの心拍数増幅が心拍数の増幅の予め設定された閾値を超えている場合のうちの1つまたは複数を含むがこれらに限定されない。

0243

端末温度制御ポリシーが有効になった後のある時間の期間内に、ユーザが上述の反応をするとき、そのことは、ユーザの熱の知覚が比較的明らかであることを示す。この場合、熱知覚値エラー項目δvの値が、適切に調整される可能性があり、その結果、熱知覚値エラー項目δvは、ユーザの熱の知覚をより正確に反映することができる。

0244

ステップ1007:端末温度制御ポリシーのための時間の量Kおよび第1の予め決められた条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量K'に従って熱知覚値エラー項目δvを更新する。

0245

あり得る実装方法において、熱知覚値エラー項目δvは、以下の式を使用することによって更新される可能性がある。

0246

0247

ここで、Kは、端末温度制御ポリシーのための時間の量を表し、K'は、第1の予め決定された条件を満たす端末温度制御ポリシーのための時間の量を表し、

0248

0249

は、更新された熱知覚値エラー項目を表し、δvは、更新の前の熱知覚値エラー項目を表し、ΔTは、定数である。ΔTは、予め設定された経験から得られた値である。たとえば、ΔT=0.5℃である。K'のより大きな値は、ユーザが端末の発熱により敏感であることを示し、K'に対応する熱知覚値エラー項目δvの変化増幅(change amplification)は、より大きく、対照的に、K'のより小さな値は、ユーザが端末の発熱により敏感でないことを示し、K'に対応する熱知覚値エラー項目δvの変化増幅は、より小さい。

0250

ユーザの使用の癖が、端末温度制御ポリシーに対するユーザの反応によって知られ、熱知覚値エラー項目δvの値が、ユーザの使用の癖に応じて動的に調節され、その結果、熱知覚値エラー項目δvは、対応するプロファイルV内の異なるユーザの熱の知覚の差をより正確に反映することができ、それによって、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たす。

0251

ステップ1001からステップ1007は、図1に示された実装環境内の端末によって独立して実行される可能性があり、または図1に示された実装環境内の温度制御デバイス、ウェアラブルデバイス、もしくはサーバによって独立して実行される可能性があり、または図1に示された実装環境内の2つ以上のデバイスによって協力して実行される可能性があることに留意されたい。たとえば、ステップ1001からステップ1006は、端末によって実行される可能性がある。上述のパラメータKおよびK'を記録した後、端末は、パラメータKおよびK'をサーバにリアルタイムで、定期的に、または不定期に送信する。サーバは、ステップ1007を実行して熱知覚値エラー項目δvを更新し、更新された熱知覚値エラー項目を端末にフィードバックする。

0252

まとめると、この実施形態において提供される熱制御方法によって、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報が取得され、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報が取得され、それから、熱制御ポリシーがユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って決定され、実行され、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、ユーザの熱快適性レベルを高める。

0253

加えて、この実施形態において提供される熱制御方法によって、熱知覚値エラー項目が、端末温度制御ポリシーに対するユーザの反応に従ってリアルタイムで、定期的に、または不定期にさらに更新され、その結果、熱知覚値エラー項目が、対応するプロファイル内の異なるユーザの間の熱の知覚の差をより正確に反映することができ、それによって、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たす。

0254

図10に示される実施形態において、端末温度制御ポリシーを決定するプロセスが説明される。図11に示される実施形態を使用することによって、端末温度制御ポリシーを決定するプロセスが以下で説明される。

0255

図11を参照すると、図11は、本発明のさらに別の実施形態による熱制御方法の方法の流れ図である。この実施形態においては、熱制御方法が図1に示された実装環境に応用される例が、説明のために使用される。熱制御方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。

0256

ステップ1101:端末の端末ステータス情報を取得し、端末ステータス情報は、少なくとも端末温度パラメータを含む。

0257

ステップ1102: 環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報を取得する。

0258

環境ステータス情報は、少なくとも環境温度パラメータおよび/または環境湿度パラメータを含む。ユーザステータス情報は、ユーザ体温パラメータ、ユーザ心電図パラメータ、ユーザ脳波図パラメータ、またはユーザ皮膚抵抗パラメータのうちの少なくとも1つを含む。

0259

ステップ1103:端末ステータス情報と、環境ステータス情報およびユーザステータス情報のうちのどちらかまたは両方とに従って、ユーザがいるプロファイルを決定する。

0260

ステップ1101からステップ1103は、図9に示された実施形態のステップ901からステップ903と同じであるかまたは同様である。詳細に関しては、図9に示された実施形態の説明を参照するものとし、詳細は、この実施形態において再び説明されない。プロファイルがユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報に従って決定された後、対応する環境温度制御ポリシーが、ステップ1104およびステップ1105に従って決定される。

0261

ステップ1104:熱制御ポリシーが環境温度制御ポリシーを含むときに、端末ステータス情報、プロファイル、およびプロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目に従って予測される環境温度を計算する。

0262

熱知覚値エラー項目と同様に、各プロファイルに関して、プロファイルに対応する予測される環境温度エラー項目の初期値は、0に予め設定される可能性がある。予測される環境温度エラー項目は、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たすために、環境温度制御ポリシーに対するユーザの反応に従って後続のプロセスにおいて動的に調節され得る。

0263

あり得る実装方法においては、ステップ1103で決定されたプロファイルがVであると仮定すると、予測される環境温度Eが、第2のユーザ定義のアルゴリズムh(Ω)に従って計算され得る。
E=h(Ω)+μv
ここで、h(Ω)は、端末ステータス情報およびプロファイルVに従って定式化される第2のユーザ定義のアルゴリズムを表し、μvは、プロファイルVに対応する予測される環境温度エラー項目を表し、予測される環境温度エラー項目μvは、プロファイルV内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差を反映するために使用される。

0264

加えて、異なる取得された情報に従って、第2のユーザ定義のアルゴリズムh(Ω)は、複数の計算方法をやはり有する。あり得る計算方法において、ステップ1103において決定されたプロファイルがVであると仮定すると、第2のユーザ定義のアルゴリズムh(Ω)は、
h(Ω)=h(x, mv)
であり、ここで、端末温度パラメータxは、予測される環境温度Eと正の相関関係にあり、mvは、プロファイルVに対応するプロファイル因子を表し、プロファイル因子mvは、予測される環境温度Eと正の相関関係にある。プロファイルVに対応するプロファイル因子mvは、予め設定された経験から得られた値である。異なるプロファイルは、異なるプロファイル因子に対応する。たとえば、プロファイル1に対応するプロファイル因子m1は、1.1に予め設定される可能性がある。

0265

加えて、ステップ1104が実行される前に、以下のステップがさらに実行される可能性がある。

0266

1.端末温度パラメータとプロファイルVに対応するプロファイル因子mvとの積が予め決められた閾値を超えているかどうかを判定する。

0267

2. 積が予め決められた閾値を超えている場合、ステップ1104を実行する。

0268

3. 積が予め決められた閾値未満である場合、予め設定された基準環境温度を予測される環境温度Eとして使用する。

0269

環境温度は、上述のステップにおける決定によってより適切な範囲内で調節および制御される可能性があり、端末温度パラメータの過大な影響が原因で過度に高くまたは過度に低く調節および制御されず、このことが、環境温度をユーザが快適と感じる範囲内に維持することができる。

0270

特定の例において、予測される環境温度Eは、以下の方法で決定され得る。
第1に、端末温度パラメータxとプロファイルVに対応するプロファイル因子mvとの積x×mvが、予め決められた閾値Xと比較され、x×mv≧Xである場合、予測される環境温度Eは、次の式、

0271

0272

を使用することによって計算され、x×mv基準環境温度y0が、予測される環境温度Eとして使用され、ここで、
y0は、基準環境温度を表し、yminは、環境温度の調節可能および制御可能な範囲の下限の値を表し、μvは、プロファイルVに対応する予測される環境温度エラー項目を表し、αは、定数であり、α>0である。y0、ymin、およびαは、すべて、実際の場合に応じて予め設定され得る。たとえば、y0=26℃、ymin=16℃、およびα=2である。

0273

ステップ1105:予測される環境温度に従って環境温度制御ポリシーを決定し、実行する。

0274

環境温度制御ポリシーは、環境の温度を調節し、制御するために使用される。環境温度の調節および制御目標に関しては、計算された予測される環境温度が、基準として使用される可能性がある。環境の温度を調節し、制御することによってユーザの熱快適性レベル全体が改善される可能性があり、その結果、ユーザは、より適切な環境内で端末を使用する。

0275

たとえば、計算によって予測される環境温度を取得した後、端末は、予測される環境温度または予測される環境温度に対応する制御命令を温度制御デバイスに無線で送信する。それに対応して、端末によって送信された情報を受信した後、温度制御デバイスは、環境温度を受信された情報に従って予測される環境温度に調節し、制御する。

0276

加えて、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たすために、この実施形態において提供された熱制御方法によって、環境温度制御ポリシーに対するユーザの反応に従ってリアルタイムで、定期的に、または不定期に予測される環境温度エラー項目がさらに更新される可能性があり、その結果、予測される環境温度エラー項目は、対応するプロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差をより正確に反映することができる。特に、この実施形態において提供される熱制御方法は、以下のステップ1006およびステップ1007をさらに含み得る。

0277

ステップ1106:プロファイルがVであり、プロファイルVに対応する予測される環境温度エラー項目がμvであるときに、環境温度制御ポリシーを実行する時間の量Mと、環境温度制御ポリシーのための時間の量Mの中の、第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'とを記録する。

0278

第2の予め決められた条件は、環境温度制御ポリシーが有効になった後に第2の予め決められた継続時間内にユーザが第2の予め決められた反応を生じることを指す。たとえば、第2の予め決められた反応は、ユーザが環境温度を再び手動で調節し、制御することである。第2の予め決められた継続時間は、予め設定された経験から得られた値、たとえば5分である。

0279

環境温度制御ポリシーが有効になった後のある時間の期間内に、第2の予め決められた反応が生み出されるとき、そのことは、ユーザが予測される環境温度を前もって自動的に調節し、制御した後に得られた環境温度にユーザが満足していないことを示す。この場合、予測される環境温度エラー項目μvの値が、適切に調整される可能性があり、その結果、予測される環境温度エラー項目μvが、環境温度に対するユーザの要件をより正確に反映することができ、したがって、後続のプロセスにおいて計算によって得られる予測される環境温度は、ユーザの個人的な要件により合致する。

0280

ステップ1107:環境温度制御ポリシーのための時間の量Mおよび第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーのための時間の量M'に従って予測される環境温度エラー項目μvを更新する。

0281

特定の例においては、第2の予め決められた反応がユーザが環境温度を再び手動で調節し、制御することであるとき、このステップは、以下の2つのサブステップ、すなわち、
第1に、毎回第2の予め決められた条件を満たす環境温度制御ポリシーに関して、この手動の調節および制御に対応する予測される環境温度ならびにこの手動の調節および制御に対応する調節および制御された環境温度を記録するサブステップと、
第2に、予測される環境温度エラー項目μvを次の式、すなわち、

0282

0283

を使用することによって更新するサブステップであって、

0284

0285

が、更新された予測される環境温度エラー項目を表し、μvが、更新前の予測される環境温度エラー項目を表し、Eiが、第iの手動の調節および制御に対応する予測される環境温度を表し、

0286

0287

が、第iの手動の調節および制御に対応する調整および制御された環境温度を表し、ここで、i∈[1, M']であり、iが整数である、サブステップとを含み得る。

0288

ユーザの使用の癖が、環境温度制御ポリシーに対するユーザの反応によって知られ、予測される環境温度エラー項目μvの値が、ユーザの使用の癖に応じて動的に調節され、その結果、予測される環境温度エラー項目μvは、対応するプロファイルV内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差をより正確に反映することができ、それによって、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たす。

0289

ステップ1101からステップ1107は、図1に示された実装環境内の端末によって独立して実行される可能性があり、図1に示された実装環境内の温度制御デバイス、ウェアラブルデバイス、もしくはサーバによって独立して実行される可能性があり、または図1に示された実装環境内の2つ以上のデバイスによって協力して実行される可能性があることに留意されたい。たとえば、ステップ1101からステップ1104は端末によって実行され、ステップ1105は端末および温度制御デバイスによって協力して実行され、ステップ1106およびステップ1107は端末およびサーバによって協力して実行される。実際の応用において、異なるステップは、各デバイスのデータストレージ能力およびデータ処理能力に応じて異なるデバイスに割り振られ、実行される可能性があり、この実施形態において特に限定されない。

0290

まとめると、この実施形態において提供される熱制御方法によって、端末温度パラメータを含む端末ステータス情報が取得され、環境ステータス情報および/またはユーザステータス情報が取得され、それから、熱制御ポリシーがユーザの熱の知覚に関連する取得された情報に従って決定され、実行され、その結果、動作している端末によって生成される熱がユーザの熱快適性レベルに影響を与えるという問題が、解決され、効果的な熱制御ポリシーが、ユーザの熱の知覚に関連する様々な取得された情報を参照して実行され、それによって、動作している端末によって生成される熱のユーザに対する影響を減らし、使用の熱快適性レベルを高める。

0291

加えて、この実施形態において提供される熱制御方法によって、予測される環境温度エラー項目が、環境温度制御ポリシーに対するユーザの反応に従ってリアルタイムで、定期的に、または不定期にさらに更新され、その結果、予測される環境温度エラー項目が、対応するプロファイル内の異なるユーザの間の環境温度の知覚の差をより正確に反映することができ、それによって、ユーザのパーソナライズされた熱快適性の要件を満たす。

0292

端末温度制御ポリシーを決定するプロセスおよび環境温度制御ポリシーを決定するプロセスは、それぞれ、例を使用することによって図10および図11に示された実施形態において説明されていることにさらに留意されたい。実際の応用においては、端末温度制御ポリシーが独立して実行される可能性があり、または環境温度制御ポリシーが独立して実行される可能性があり、または端末温度制御ポリシーと環境温度制御ポリシーとの両方が実行され、この実施形態においてにおいて特に限定されない。

0293

文脈上明らかに支持される例外の場合を除いて、本明細書において使用される単数形の「a」(「a」、「an」、および「the」)は複数形も含むように意図されることを理解されたい。本明細書において使用される「および/または(and/or)」は、関連して挙げられる1つまたは複数の項目の任意のおよびすべてのあり得る組合せを含むことを指すことをさらに理解されたい。

0294

本発明の上述の実施形態のシーケンス番号は、例示を目的とするに過ぎず、実施形態の優先度を示すように意図されていない。

0295

当業者は、実施形態のステップのすべてまたは一部が、ハードウェアまたは関連するハードウェアに指示を与えるプログラムによって実装され得ることを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ可読ストレージ媒体に記憶され得る。ストレージ媒体は、読み出し専用メモリ磁気ディスク、または光ディスクを含む可能性がある。

0296

上述の説明は、本発明の例示的な実施形態であるに過ぎず、本発明を限定するように意図されていない。本発明の精神および原理から逸脱することなくなされたあらゆる修正、均等な置き換え、および改善は、本発明の保護範囲内に入る。

0297

120端末
140温度制御デバイス
160ウェアラブルデバイス
180サーバ
210 第1の取得モジュール
220 第2の取得モジュール
220a 環境取得サブモジュール
220b ユーザ取得サブモジュール
230ポリシー実行モジュール
230aモード決定サブモジュール
230b ポリシー実行サブモジュール
230b1 第1の計算ユニット
230b2 第1の実行ユニット
230b3 第1の記録ユニット
230b4 第1の更新ユニット
230b5 第2の計算ユニット
230b6 第2の実行ユニット
230b7 第2の記録ユニット
230b8 第2の更新ユニット
620 端末
640 温度制御デバイス
660 ウェアラブルデバイス
680 サーバ
700熱制御装置
710バス
720プロセッサ
730 メモリ

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