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技術 排水手段が設けられているフィルタ・カートリッジおよび関連フィルタ群

出願人 ユーエフアイフィルターズエッセ.ピ.ア.
発明者 ジョルジョジロンディ
出願日 2015年11月6日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2017-529254
公開日 2017年12月7日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2017-536504
状態 特許登録済
技術分野 液体燃料の供給
主要キーワード 密閉結合 環状台座 隣接リング 本解決策 接続キャップ 支持コア 排水導管 付加ガス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題・解決手段

管状構造を有するフィルタ壁と、フィルタ壁の端部に固定されている第1の支持プレートおよびフィルタ壁の反対側端部に固定されている第2の支持プレートと、フィルタ壁の内側に同軸に挿入され、かつ燃料の通過用の径方向開口部が設けられている支持コアとを含み、該支持コアは、その上端部において、コアの内部に同軸に配置される管形状を有する疎水壁の収容台座を有し、疎水壁は、収容台座内に収容されるように構成され、かつフィルタ壁の内容積カートリッジ出口穴部と流体連通して配置することを可能にするバイパス導管の少なくとも部分を設けた支持シャンクを備える、燃料を濾過するフィルタ・カートリッジ。

概要

背景

既知の通り、自動車分野における燃料濾過は、一般に、略ビーカ形態の本体が設けられた外ケーシングを備えるフィルタ群により得られる。本体の開口端部には、濾過される液体の入口と濾過された液体の出口とが設けられたカバーにより閉鎖されており、ケーシング内容積を、入口と連通する第1チャンバと出口と連通する第2チャンバの2つの個別のチャンバにさらに分割可能な少なくともフィルタカートリッジが、ケーシングの内部に備えられている。

このように、フィルタ群の入口から出口に向かって流動する燃料は、中に存在する不純物を留めるフィルタ壁を必ず横断する。

典型的なフィルタ・カートリッジは、管形状を有するフィルタ壁、例えば襞のあるフィルタ壁または奥壁と、フィルタ壁の両端部に固定されている2つの支持プレートとを備える。

より高い剛性および機械抵抗をフィルタ壁に確保することを目的として、カートリッジはまた、通常はコアとして既知の有孔支持管を備える場合がある。有孔支持管は管状フィルタ壁の内側に挿入され、端部で2つのプレートに固定される。

このように、支持コアは、流圧ピーク振動、衝撃および他の同様な応力に起因するフィルタ壁の変形に対抗することができる。

先行技術では、濾過される燃料中に存在する可能性がある水は、燃料流動方向において、フィルタ壁の下流に配置されている疎水壁によって、燃料から分離される。分離された水は、処理される燃料(例えば、ディーゼル)より重い比重量を有するため、重力により、ビーカ体の底部に貯留する傾向があるので、水は、ビーカ体の底部から既知のタイプの手段により除去される。

燃料がディーゼルである場合の既知のタイプのフィルタ群の問題は、低温でのパラフィンの形成に起因する。パラフィンはフィルタ壁および疎水壁の表面上に堆積するため、燃料の通過を妨げ、低温状態からエンジン始動させることを困難にする。

この欠点を取り除くために、先行技術では、パラフィンを融解させてエンジンの低温始動を可能にするために、カートリッジの内部でディーゼルを加熱する加熱デバイスの使用を含む。

しかし、加熱デバイスの使用は、フィルタ群のコストおよび寸法を増大させ、フィルタ群の設計を複雑にする。

概要

管状構造を有するフィルタ壁と、フィルタ壁の端部に固定されている第1の支持プレートおよびフィルタ壁の反対側端部に固定されている第2の支持プレートと、フィルタ壁の内側に同軸に挿入され、かつ燃料の通過用の径方向開口部が設けられている支持コアとを含み、該支持コアは、その上端部において、コアの内部に同軸に配置される管形状を有する疎水壁の収容台座を有し、疎水壁は、収容台座内に収容されるように構成され、かつフィルタ壁の内容積をカートリッジの出口穴部と流体連通して配置することを可能にするバイパス導管の少なくとも部分を設けた支持シャンクを備える、燃料を濾過するフィルタ・カートリッジ。

目的

本発明の目的は、先行技術に記載されている前述の既知のシステムに対して有利な代替案を同時に提供しながら、簡単で、合理的で、比較的安価な解決策を用いて、先行技術の前述の欠点を取り除くように構成された、フィルタ群およびフィルタ・カートリッジを開示することである

効果

実績

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請求項1

管状構造を有するフィルタ壁(31)と、該フィルタ壁(31)の端部に固定されている第1の支持プレート(32)および前記フィルタ壁(31)の反対側端部に固定されている第2の支持プレート(33)と、前記フィルタ壁(31)の内側に同軸に挿入され、かつ前記燃料の通過用の径方向開口部(44、66、88)が設けられている支持コア(40、61、81)とを含み、該支持コア(40、61、81)は、その端部において、前記コアの内部に同軸に配置される管形状を有する疎水壁(50、70、90)の収容台座(100、101、102)を有し、前記疎水壁(50、70、90)は、前記収容台座(100、101、102)内に収容されるように構成され、かつ前記フィルタ壁(31)の内容積を、前記第1の支持プレート(32)に与えられた出口穴部(320)と流体連通して配置することを可能にするバイパス導管の少なくとも部分(55、75、95)を設けた支持シャンク(51、71、91)を備えている、燃料を濾過するためのフィルタカートリッジ(30)。

請求項2

前記バイパス導管は、前記シャンク(71、91)内に作製されている単一部分(75、95)を備える、請求項1に記載のカートリッジ。

請求項3

前記収容台座(100、101、102)は、前記支持シャンク(51、71、91)の垂直部(512、713、913)を収容する内穴部(460、640、840)を画定する少なくとも環状当接部(46、64、84)を備える、請求項1に記載のフィルタ・カートリッジ。

請求項4

セパレータの前記支持シャンク(51、71、91)は前記収容穴部(460、640、840)の内面において締まり嵌めにより密閉固定されている、請求項3に記載のフィルタ・カートリッジ。

請求項5

前記収容台座(100)は、前記支持シャンク(51)の外側に分岐している対応する歯(515)を収容可能な少なくとも陥凹部(450)を設けた少なくとも側壁(45)をさらに備える、請求項1に記載のフィルタ・カートリッジ。

請求項6

前記陥凹部(450)の壁が貫通孔(451)を有し、前記歯(515)は、前記支持シャンク(51)上に存在する、前記バイパス導管の前記部分(55)と軸方向に整合されている、請求項5に記載のフィルタ・カートリッジ。

請求項7

前記シャンク(51)上に存在している前記バイパス導管の前記部分(55)は、シャフト(51)の上縁部で軸方向に開口する溝部(550)を備える、請求項5に記載のフィルタ・カートリッジ。

請求項8

前記支持シャンク(51、71、91)は、水平部(511、712、912)と垂直部(512、713、913)とを有し、段構造の下部環状当接部(510、711、911)が分岐した上部環状壁(51、710、910)を備える、請求項1に記載のフィルタ・カートリッジ。

請求項9

前記支持コア(81)の高さは、前記フィルタ壁(31)より低く、前記水平部(912)は前記支持コア(81)の上縁部上に取り付けられている、請求項2に記載のフィルタ・カートリッジ。

請求項10

2つの角度離間されたバイパス導管を備える、請求項1に記載のカートリッジ。

請求項11

前記疎水壁(50、70、90)は、前記支持シャンク(51、71、91)から分岐するフレーム(52、72、92)の周囲に固定された疎水ネット(54、74、94)を備える、請求項1に記載のカートリッジ。

請求項12

濾過される燃料用の入口(23)と、濾過された燃料用の出口(24)と、請求項1から11のいずれか一項に記載のフィルタ・カートリッジ(30、60、80)とが設けられた外ケーシング(20)を備え、前記ケーシング(20)の内容積を、前記入口(23)と連通する第1チャンバと、前記出口(24)と連通する第2チャンバとに分割することができる、フィルタ群(10)。

技術分野

0001

本発明は、流体濾過するフィルタカートリッジおよび関連フィルタ群に関する。

0002

一般に、本発明は、濾過される流体中に存在する水を分離し排出する手段が設けられたフィルタ・カートリッジおよび関連フィルタ群に関する。より詳細には、燃料、すなわちディーゼル燃料を濾過する自動車セクターに関する。

背景技術

0003

既知の通り、自動車分野における燃料の濾過は、一般に、略ビーカ形態の本体が設けられた外ケーシングを備えるフィルタ群により得られる。本体の開口端部には、濾過される液体の入口と濾過された液体の出口とが設けられたカバーにより閉鎖されており、ケーシング内容積を、入口と連通する第1チャンバと出口と連通する第2チャンバの2つの個別のチャンバにさらに分割可能な少なくともフィルタ・カートリッジが、ケーシングの内部に備えられている。

0004

このように、フィルタ群の入口から出口に向かって流動する燃料は、中に存在する不純物を留めるフィルタ壁を必ず横断する。

0005

典型的なフィルタ・カートリッジは、管形状を有するフィルタ壁、例えば襞のあるフィルタ壁または奥壁と、フィルタ壁の両端部に固定されている2つの支持プレートとを備える。

0006

より高い剛性および機械抵抗をフィルタ壁に確保することを目的として、カートリッジはまた、通常はコアとして既知の有孔支持管を備える場合がある。有孔支持管は管状フィルタ壁の内側に挿入され、端部で2つのプレートに固定される。

0007

このように、支持コアは、流圧ピーク振動、衝撃および他の同様な応力に起因するフィルタ壁の変形に対抗することができる。

0008

先行技術では、濾過される燃料中に存在する可能性がある水は、燃料流動方向において、フィルタ壁の下流に配置されている疎水壁によって、燃料から分離される。分離された水は、処理される燃料(例えば、ディーゼル)より重い比重量を有するため、重力により、ビーカ体の底部に貯留する傾向があるので、水は、ビーカ体の底部から既知のタイプの手段により除去される。

0009

燃料がディーゼルである場合の既知のタイプのフィルタ群の問題は、低温でのパラフィンの形成に起因する。パラフィンはフィルタ壁および疎水壁の表面上に堆積するため、燃料の通過を妨げ、低温状態からエンジン始動させることを困難にする。

0010

この欠点を取り除くために、先行技術では、パラフィンを融解させてエンジンの低温始動を可能にするために、カートリッジの内部でディーゼルを加熱する加熱デバイスの使用を含む。

0011

しかし、加熱デバイスの使用は、フィルタ群のコストおよび寸法を増大させ、フィルタ群の設計を複雑にする。

発明が解決しようとする課題

0012

本発明の目的は、先行技術に記載されている前述の既知のシステムに対して有利な代替案を同時に提供しながら、簡単で、合理的で、比較的安価な解決策を用いて、先行技術の前述の欠点を取り除くように構成された、フィルタ群およびフィルタ・カートリッジを開示することである。

課題を解決するための手段

0013

上記の目的は、独立請求項に説明されている本発明の特徴により達成される。従属請求項は本発明の好適なかつ/または特に有利な態様を詳述している。

0014

詳細には、本発明は、管状構造を有するフィルタ壁と、フィルタ壁の端部に固定されている第1の支持プレートおよびフィルタ壁の反対側端部に固定されている第2の支持プレートと、フィルタ壁の内側に同軸に挿入され、かつ燃料の通過用の径方向開口部が設けられた支持コアとを備え、支持コアは、その上端部において、コアの内部に同軸に配置される管形状を有する疎水壁の収容台座を有し、疎水壁は、収容台座内に収容されるように構成され、かつフィルタ壁の内容積を、第1の支持プレートに与えられた出口穴部と流体連通して配置することを可能にするバイパス導管を設けた支持シャンクを備える、燃料を濾過するためのフィルタ・カートリッジを開示している。

0015

本解決策を用いると、パラフィンが疎水壁の表面上に形成し堆積している場合、バイパス導管を通って流動することにより、ディーゼルは疎水壁を迂回することができる。

0016

このさらなる態様では、本発明は、濾過される燃料用の入口および濾過された燃料用の出口を設けられた外ケーシングと、前述の通り、ケーシングの内容積を、入口と連通する第1チャンバおよび出口と連通する第2チャンバに分割可能なフィルタ・カートリッジとを備えるフィルタ群を開示している。

0017

本発明のさらなる特徴および利点が、添付の図表(tables)の図を活用して、非限定的例として与えられている後続の説明を読むことから、明らかにされる。

図面の簡単な説明

0018

本発明の第1の実施形態によるフィルタ群の断面図である。
図1のフィルタ・カートリッジのより大縮尺の断面図である。
本発明の第1の実施形態によるカートリッジのいくつかの構成要素の側面図である。
図3のIV−IVの断面図である。
図3の構成要素の1つの斜視断面図である。
図3の部分のより大縮尺の断面図である。
本発明によるフィルタ・カートリッジの第2の実施形態の断面図である。
本発明によるフィルタ・カートリッジの第3の実施形態の断面図である。

実施例

0019

本発明の第1の実施形態を例示する図1から図6までを詳細に参照すると、符号10は、全体として、自動車のディーゼルエンジン用のディーゼルのフィルタ群を示す。

0020

フィルタ群10は、全体として符号20で示される外ケーシングを含み、外ケーシングは、ビーカ体21により、ケーシング20を閉鎖することができる上部カバー22により形成されている。

0021

カバー22は、濾過されるディーゼル用の入口導管23と、濾過されたディーゼル用の出口導管24と、ビーカ体21の底部上で水を貯留するために適切な接続キャップ26が設けられた排出導管25とを備える。

0022

レベルセンサ27がビーカ体21の底部から立ち上がり、適切な軸部により支持されており、ディーゼルの濾過中にビーカ体21の底部上に貯留する水のレベルを検出することができる。レベルセンサ27は、当該セクターの技術者に既知であるように、車両の電子制御基板(図示せず)に関連している。

0023

あるいは、センサは、群のカバーに固定可能な電子デバイス上に配置することが可能であり、フィルタの中心空洞部内に挿入可能な柱状部を備える。この場合、分離水レベルの検出プローブは、フィルタ手段の支持コア内に、疎水膜支持フレーム内に、かつカートリッジの下部プレート内に組み込むことが可能である。フィルタ空洞部内での柱状部を挿入することで、センサを軸方向/径方向に延長することができ、より小型の構造体特徴付けられる。

0024

フィルタ・カートリッジがハウジング20の内部に収容されており、全体として符号30で示されている。

0025

フィルタ・カートリッジ30は、一般に、プラスチックで作製される2つの円板形支持プレートと、フィルタ壁31の両端部に同軸に固定されている上部支持プレート32と下部支持プレート33と、の間に配置されている。この例では、襞のある壁である管状フィルタ壁31を備える。

0026

下部支持プレート33は、フィルタ壁31の下端部を閉鎖し、貫通孔である中心穴部330を設けている。中心穴部330の縁部から複数の台フィン34が分岐しており、これらはフィルタ・カートリッジ30をビーカ体21の内部で定位置に維持する機能を有する。

0027

さらに、下部支持プレート33は、第1の環状シール333が中に含まれ、環状台座332が設けられている下降縁部331を備える。

0028

第1の環状シール333は、下部支持プレート33とビーカ体21との間の密閉シールを確保するために、環状台座332とビーカ体21の内壁との間で、底部の近傍に配置されているビーカ体の内壁の、例えばテーパ区域において、圧縮され得る。

0029

上部支持プレート32は、出口導管24の外面上に設けられている環状台座323内に配置された第2の環状シール321を間置することにより、ケーシング20の内部に突出する、出口導管24と結合するための中心穴部320を備える。

0030

さらに、下部支持プレート33は、ビーカ体21の底部の近傍で開口し、カニューレ301によりフィルタの機能中にビーカ体21の底部上に集まる水を排出する排水導管25に接続された導管300を備える。

0031

フィルタ壁31は、濾過される燃料の入口導管23と連通して配置される外容積または「汚れた側」と、出口導管24と連通して配置される内容積または「きれいな側」を画定している。

0032

支持コア40が、フィルタ壁の内側かつ2つのプレート32と33との間に挿入されており、支持コアは、フィルタ壁31の内径より実質的に小さい外径を有する。その結果、フィルタ壁31の内面と支持コア40の外面との間に空間が画定される。

0033

図2から図5までを詳細に参照すると、支持コア40は、角度離間され、かつ垂直リブ42と共にディーゼルの通過用の径方向開口部44を画定し、単一網状体を形成する複数のリング43により互いに結合された垂直リブ42を備える。支持コアの上端部および下端部は、例えば超音波溶接(または赤外線溶接)によりそれぞれ上部プレート32および下部プレート33に固定されている。

0034

さらに、本発明の第1の実施形態では、支持コア40は、上縁部の近傍に、リング43の外面と外側で同一平面上にある2つの垂直壁45(図5)と、垂直壁45の下縁部に配置されている内部環状当接部46とを有する。

0035

2つの垂直壁45および内部環状当接部46は、支持コア40の内部に同軸に配置されており、燃料中に含有されている水粒子を途中で捕捉する機能を有する、管形状の疎水壁50の収容台座100(図5)を画定している。

0036

詳細には、疎水壁50は、支持シャンク51から分岐するフレーム52(図4)であり、円筒状でコアと同軸の、疎水ネット54の支持シャンク51を備える。

0037

さらなる詳述では、環形状を有し、内部で穿孔された支持シャンクは、軸方向にコア40の内部に展開する4つの垂直ロッド520を備えるフレーム52を下方に支持しており、垂直ロッドの下端部は閉鎖基部521に固定されている。疎水ネット54はフレーム52の垂直ロッド520に(例えば、共成形により)固定されている。この疎水ネットの技術特徴は当該セクターの技術者に既知である。

0038

図3から図5までを参照すると、シャンク51は垂直環状壁51aを有し、段構造の下部環状当接部510が垂直環状壁51aから分岐している。下部環状当接部は水平部511と垂直部512とを有する。

0039

詳細には、疎水ネット50が支持コア40の内部に挿入された場合、シャンク51は、支持コア40の収容台座100内に挿入され、水平部511は、環状当接部46の対応する部分上に取り付けられる。一方、シャンク51の垂直部512は、環状当接部46により画定されている穴部460内に挿入される。

0040

支持シャンク51の垂直部512の外径は、垂直部512が締まり嵌めにより穴部内に挿入される。密閉シールを確保するため、内収容穴部460の内径より若干大きい。本発明の異なる変形形態では、既知のタイプの他の適切なシール手段により、または垂直部512および/または内穴部460の表面の特別な外形により、密閉シールが確保される。例えば、付加ガスケット補助なしに2つの要素の密閉結合を確保するために、下部当接部の垂直壁上に設けられている対応する外形と相互作用することを目的として、内穴部460の内壁および/または下部環状当接部510の垂直壁を画定している縁部は、適切にテーパが付けられた円錐外形、内側に向かって径方向に分岐しているリップフラップまたは環状突出部を有する。

0041

シャンク51は、フィルタ壁31と、プレート32の穴部320と、燃料の出口導管24と連通して内容積を配置することを可能にするバイパス導管の少なくとも部分55を備える。

0042

本実施形態では、シャンク51上に存在するバイパス導管の部分55は、シャンク51の上縁部で軸方向に開口する溝部550を備える(図3)。

0043

さらなる詳述では、本発明の本実施形態は、シャンク51の上縁部から分岐し、互いに角度当距離離間された(be angularly equidistanced)2つの溝部550を備える。

0044

図3図5および図6を参照すると、シャンク51には、各溝部550の下に、壁45の内面に作られた対応する陥凹部450(図6)内に挿入可能な外歯515が設けられている。

0045

歯515および各受容陥凹部450の存在により、コア40の内部での疎水壁50の急速で迅速な配置を可能にする。

0046

また、壁45は貫通孔451を有する。貫通孔451は、バイパス導管の第2の部分を実現し、陥凹部450の底壁上に開口し、濾過されたディーゼルが中に配置される、きれいな側として既知のフィルタ壁の内容積を配置する。バイパス導管の対応する部分55は、シャンク51上に配置されており、本実施形態では溝部550により実現されている。

0047

厳しい温度を伴う、すなわち摂氏ゼロ度に近いまたはそれより低い環境条件の場合には、フィルタ群の内部に形成されるパラフィンが疎水ネット54上に堆積するので、疎水ネットを通るディーゼルの通過を妨げる。この場合、ディーゼルは、バイパス導管を通って、すなわちコアの壁45上に存在する穴部451および溝部550を通って流動することでエンジンの始動を可能にする。ディーゼルの漸進的な加熱、およびその結果として生じるパラフィンの分解により、通常の機能条件では、導管が流体の通過に対して疎水セパレータにより示される抵抗より大きい抵抗を示すので、導管を通る流体の通過がより不利になる。

0048

図7は、本発明によるフィルタ壁の第2の実施形態を示す。本発明の第2の実施形態を説明するに当たり、同一参照番号が、既述の同一構成要素を示すのに用いられる。

0049

本発明の第2の実施形態は、バイパス導管が疎水壁のシャンク内に完全に設けられていること、すなわちバイパス導管がシャンク内に設けられている単一部分を備える点において、先行する実施形態と異なる。

0050

図7は、前述のプレートと同一の2つのプレート32と33との間に配置されているフィルタ壁31を備えるフィルタ・カートリッジ60を示す。

0051

支持コア61は、壁31の内側に収容されており、この支持コア61はフィルタ壁31の内径より実質的に小さい外径を有し、その結果、フィルタ壁31の内面と支持コア61の外面との間に空間が画定されている。支持コア61は、垂直リブ62と共にディーゼルの通過用の径方向開口部66を画定する網状一体構造体を形成した複数のリング63、63aおよび63bにより互いに結合されており、角度当距離離間された垂直リブ62を備える。

0052

支持コア61の上端部および下端部をそれぞれ実現するリング63aおよび63bは、上部プレート32および下部プレート33にそれぞれ固定されている。

0053

支持コア61は、コア60の上端部を画定するリング63aと、隣接リング63との間に配置される内部環状当接部64と、をさらに備える。

0054

上部リング63aおよび内部環状当接部64は、支持コア61の内部に同軸に配置され、燃料中に含有されている水粒子を途中で捕捉する機能を有し、管形状を有する疎水壁70の収容台座101を画定している。

0055

詳細には、疎水壁70は、支持シャンク71から分岐しているフレーム72に関連する疎水ネット74の支持シャンク71を備える。

0056

さらなる詳述では、環形状を有し、内部で穿孔される支持シャンク71は、4つの垂直ロッド720を備えたフレーム72を下方に支持している。垂直ロッド720は、軸方向にコア61の内部に展開し、垂直ロッドの下端部は閉鎖基部721に固定されている。疎水ネット74が、フレーム72の垂直ロッド720に(例えば、共成形により)固定されている。この疎水ネット74は、略円筒形の形状と、当該セクターの技術者に既知の技術特徴とを有する。

0057

コア71は、下部環状当接部711が分岐して段構造化されており、水平部712と垂直部713とを示す上部環状壁710を備える。

0058

疎水壁70が支持コア61の内部に挿入された場合、シャンク71は、コアの収容台座101内に挿入され、水平部712は環状当接部64の対応する水平部上に取り付けられる。一方、シャンク71の垂直部713は、環状当接部64により画定されている穴部640内に挿入される。

0059

垂直部713が締まり嵌めで穴部内に挿入されて密閉シールを確保するように、支持シャンク71の垂直部713の外径は内収容穴部640の内径より若干大きくされている。シャンク71は、フィルタ壁31の内容積を、プレート32上に存在する穴部320と連通して、カートリッジがフィルタ群10内に挿入された場合には燃料の出口導管24と連通して配置可能な少なくともバイパス導管75を設けられている。

0060

本実施形態では、シャンク71は、角度当距離離間されている2つのバイパス導管75を有し、これらは、シャンク71において、詳細には上部環状壁710に設けられている較正貫通孔により実現されている。

0061

本発明のいくつかの変形形態は、支持シャンク内に異なる数のバイパス導管および/または異なる構成を含む。

0062

図8は、本発明によるフィルタ壁の第3の実施形態を示す。本発明の第2の実施形態を説明するに当たり、上述において既に記載されている同一構成要素を示すのに、同一参照番号が用いられている。

0063

本発明によるカートリッジの第3の実施形態は、バイパス導管がシャンク内に完全に設けられている点、すなわち、バイパス導管がシャンク内に設けられている単一部分をなす点において、記載されている第1の実施形態と異なる。

0064

図8は、前述のプレートと同一の2つのプレート32と33との間に配置されているフィルタ壁31を備えるフィルタ・カートリッジ80を示す。

0065

支持コア81が壁31の内側に収容されている。この支持コア81は、フィルタ壁31の内径より実質的に小さい外径を有しているため、フィルタ壁31の内面と支持コア81の外面との間に空間が画定されている。本実施形態では、支持コア81は下部プレート33にのみ固定されており、フィルタ壁31の高さよりも低い高さを有する。

0066

支持コア81は、ディーゼル燃料の通過用の径方向開口部88を画定するネット構造の一体構造体を垂直リブ82と共に形成する複数のリング83により互いに結合され、角度当距離離間された垂直リブ82を備える。

0067

支持コア81は、内側に向き、かつ支持コア81の上端部に配置されている環状当接部84をさらに備える。

0068

環状当接部84は管状疎水壁90の収容台座102を画定しており、疎水壁は支持コア81の内部に同軸に配置されている。疎水壁は燃料中に含有されている水粒子を途中で捕捉する機能を有する。

0069

詳細には、疎水壁90は、支持シャンク91から分岐しているフレーム92に関連する疎水ネット94の支持シャンク91を備える。

0070

さらなる詳述では、環形状を有し、かつ内部で穿孔されている支持シャンクは、軸方向にコア81の内部で展開し、かつ下端部が閉鎖基部921に固定されている4つの垂直ロッド920を備えたフレーム92を支持する。略円筒形の形状を有するかつ技術特徴が当該セクターの技術者に既知の疎水ネット94が、フレーム92に、詳細には垂直ロッド920に固定されている。

0071

シャンク91は、段構造の下部環状当接部911が分岐している上部環状壁910を含み、この下部環状当接部911は水平部912と垂直部913とを有する。

0072

詳細には、疎水壁90が支持コア81の内部に挿入された場合、シャンク91は、支持コアの収容台座102内に挿入され、水平部912は支持コア81の上縁部、すなわち環状当接部84上に取り付けられる。一方、シャンク91の垂直部913は、環状当接部84により画定されている穴部840内に挿入される。

0073

したがって、シャンク91の上部環状壁910は上部プレート32の下面とコアの縁部との間に配置されている。この構成を用いて、コア91は、コアと共に、フィルタ・カートリッジに対するより大きな機械抵抗を示すことに寄与する。

0074

垂直部913が締まり嵌めで穴部内に挿入されるように、支持シャンク91の垂直部913の外径は内収容穴部840の内径より若干大きくされている。

0075

シャンク91は、プレート上に存在する穴部320と共に、かつカートリッジがフィルタ群10内に挿入された場合、燃料の出口導管24と共に、フィルタ壁31の内容積31を配置可能にする少なくともバイパス導管95を設けられている。

0076

本実施形態では、シャンク91は、角度当距離離間されている2つのバイパス導管75を有し、これらの各々は、シャンク71内に、詳細には上部環状壁910に設けられた較正貫通孔を用いて実現される。本発明の実施形態全てが、燃料の出口穴部320の近傍に配置されているバイパス導管を備えると有利である。バイパス導管の配置は、燃料中に含有される水粒子がバイパス導管を通って流動する可能性を低減するので有利である。実際、水粒子はディーゼル油より重いため、容器21の底部上に堆積する傾向がある。

0077

考えられるように、本発明は多数の修正形態および変形形態の影響を受け易く、全ては本発明のコンセプトの範囲内に入る。

0078

さらに、詳述の全ては、他の技術的に同等の要素に置き換えることが可能である。

0079

実際に、使用される材料、および偶発的な形状および寸法は、以下の特許請求の範囲の保護範囲を断念することなく、要求に基づく任意のものとすることができる。

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