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技術 ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構を有する独立してユーザ選択可能な2つ以上の複数用量の薬剤を送達するための薬品送達装置

出願人 ウォックハートリミテッド
発明者 コクレ,マンダーヤランバルシ,サチーダナンダジョシ,ウメシュデ,サンジブ
出願日 2015年10月26日 (5年6ヶ月経過) 出願番号 2017-521251
公開日 2017年12月7日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-536155
状態 特許登録済
技術分野 化合物または医薬の治療活性 他の有機化合物及び無機化合物含有医薬 注入、注射、留置装置 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬
主要キーワード 螺旋状バネ 収容パッケージ 可変比率 副構成要素 各動作サイクル 起動機構 予設定 カートリッジチャンバ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題・解決手段

発明の一態様は、単一起動ボタンに動作可能に接続されてもよい単一吐出インターフェースに動作可能に接続された単一の装置内の薬剤リザーバ別個カートリッジに収容された独立してユーザ選択可能な2つ以上の複数用量の薬剤送達するための薬品送達装置であってもよい。本発明の別の態様は、薬品送達装置のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構ロック解除を、ロックスライダのロック解除によってユーザによる片手の操作で簡単に行い得ることであってもよい。

概要

背景

ある特定の疾病治療には、1つ以上の異なる活性薬物を使用する必要がある。これらの異なる活性薬物の最適な治療用量は、互いに特定の関係で送達されなければならないことがある。これらの異なる活性薬剤の単一製薬は、安定性、毒性、及び効果のない治療実績などの理由で不可能なことがある。

1つ以上の活性薬剤を送達する際の異なる活性薬物の送達に関わる問題点には、製剤の長期にわたる保存期間中の相互作用が挙げられる。したがって、好適な送達方法には、1つ以上の活性薬物を別個に保存し、送達の時点で吸入経路ポンプ無針注射、及び注射などの様々な周知の送達機構によってこれらの薬剤を組み合わせることが含まれる。

複数の薬剤を組み合わせた治療の別の問題点は、1つ以上の薬物の量及び/又は比率がユーザによって変わることがあり、また治療の異なる段階で変わり得ることである。1つ以上の活性薬物の併用治療で起こり得る別の変化は、患者症候又は健康状態に応じた用量の変化である。したがって、このような場合には複数の活性薬物の予混合製剤は、これらの予混合製剤は、異なる活性薬物の割合が固定されていることから、効果的でないことが判明することがある。

1つ以上の薬物を送達するための1つ以上の薬品送達装置の使用は、器用さ計算能力などの患者の付加的な技能を必要とする。特に患者の移動が多く、また1つ以上の薬品送達装置を保管している場合は、経済的な要因に加えて、複数の装置の取り扱いに関して別の関連する問題点が生じ得る。

したがって、1つ以上の活性薬物を送達する必要性は、ユーザが簡単に実行できる単一射出又は送達ステップによる装置及び方法によって達成され得る。

1つ以上の活性薬物の送達に関する先行技術であるUS8、092、421号、US8、092、422号及びUS8、376、987号は2つのチャンバシリンジ又はカープルを備えている。これらの先行技術のチャンバシリンジによって1つ又は複数の薬剤を保持し得るが、これらは注入ペン装置での使用に適さない。US8、651、338号は、ユーザ設定可能な可変用量と固定用量とを含む1つ以上の薬剤の所定の組み合わせを送達するための送達装置に関し、ユーザは薬剤の1つの可変用量を設定することもでき、薬剤は単一起動、単一投薬インターフェースを介して投与され得る。US’338の発明では、薬品の固定用量は可変用量の設定に基づいて自動的に設定される。US’338の発明は両方の薬剤のうちの一方の量を変えることを可能にする。しかし、「固定用量」薬物の変更は、各々のバリエーションが異なる容積及び/又は濃度の「固定用量」薬物を有する様々な「固定用量」薬物収容パッケージを製造することによって達成され得る。US’338の発明は、「固定用量」の可変用量送達要件を満たすには、異なる容積及び/又は濃度の「固定用量」薬物の幾つかのパッケージ担持する必要があるため不利である。同様に、先行技術出願のUS20130261556号、US20130245561号、WO2012085173号、及びUS20130197447号は、1つ以上の薬物の所定の組み合わせの送達に関してUS’338の特徴を有している。

先行技術特許出願のUS20130245604号の送達装置は、単一起動によって単一インターフェースを介した単一可変用量設定による3つ以上の薬剤を送達する2つのチャンバを備えている。この装置では、第2の薬物の用量は、プログラムされ、保存された治療用量プロファイルから電気機械用量設定機構によって選択される。保存された治療用量プロファイルは、線形用量プロファイル非線形用量プロファイル、固定比率、固定用量プロファイル、固定用量可変用量プロファイル、遅延固定用量−可変用量プロファイル、又は複数レベルの固定用量可変用量プロファイルであってよい。US’604の送達装置は、第2の薬剤の保存された治療用量プロファイルの任意の1つ以上の組み合わせの使用が、多種多様患者プロファイル集団適合する可変用量プロファイルほどにはフレキシブルではないため不利である。

WO2012107493号は、第2の薬剤送達システムの起動が、第1の用量送達機構ロックアウトして、第1の薬剤のそれ以上の用量設定と投与を防げる、いずれかの単一投薬インターフェースを介してユーザ設定可能な第1の薬剤の可変用量と第2の薬剤の予設定用量を送達するための送達装置に関する。

WO1994003392号は、ユーザにより選択される量と比率で異なるタイプのインスリンを投与するのに特に有用な可変比率ディスペンサに向けられている。量と比率の両方について併用用量が選択されると、ディスペンサの各動作サイクルで同じ比率の併用用量が自動的に送達される。しかし、WO′392号に開示されている装置では、ディスペンサによって送達される2つの薬剤成分の量と比率の両方をユーザが随意に調節することはできず、装置の特定の構成要素等の修正交換によって可能になる。そのため患者には装置を修正する付加的な技能と練習が必要になる。したがって、1つ以上の薬剤の多様な可変用量を満たすためにWO′392号の使用範囲は限定され、患者の要件通りのフレキシビリティは不十分である。この装置の更に別の欠点は、1つの薬剤のみ、すなわち1つのタイプのインスリンが送達されるべき場合に、第2の薬剤が誤って設定され得ることである。

先行技術の特許出願US20120220949号、US20120130346号、US20120136334号、US20120226238号、US20120123346号、US20120116349号、US20130144262号、US20130218089号、US20130226081号、US20130226143号、US20130245563号、EP2514455号、EP2514457号、EP2514450号、EP2514459号、WO2012072562号、WO2012143434号、及びWO2012143435号は、薬品送達装置に取り付け可能な薬用モジュールに関し、その各々が特定の薬用モジュール機能を示す。これらの投薬モジュール内の薬剤はUS’338号のようにユーザ設定できない固定用量と同類であろう。

したがって、ユーザがより簡単に実行できる単回の注射又は送達ステップで患者の要件通りに可変量で2つ以上の薬剤を送達するための薬品送達装置及び方法を提供する必要性が高まっている。特定の実施形態では、本発明はロックされていない状態で個々の用量設定器による用量設定を可能にし、用量の送達が完了するとロックされる、個々のユーザ操作可能な用量ロッキング機構を有する2つ以上の薬剤用の別個の貯蔵容器を提供することによって問題点を克服する。患者又は医療専門家は、薬品送達装置の使用が簡単であると感じる筈である。

概要

発明の一態様は、単一起動ボタンに動作可能に接続されてもよい単一吐出インターフェースに動作可能に接続された単一の装置内の薬剤リザーバの別個のカートリッジに収容された独立してユーザ選択可能な2つ以上の複数用量の薬剤を送達するための薬品送達装置であってもよい。本発明の別の態様は、薬品送達装置のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構のロック解除を、ロックスライダのロック解除によってユーザによる片手の操作で簡単に行い得ることであってもよい。

目的

本発明によって対処される課題は、(i)患者の用量要求通りの可変量で2つ以上の薬剤、及び(ii)2つの薬剤は可変量でよく、第3の薬剤は患者の用量要件通りの固定量でよい、3種以上の薬剤の投与を容易にする薬品送達装置及びその使用方法を提供することである。

効果

実績

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請求項1

2つ以上の薬剤送達するように適合された薬品送達装置(12)であって、前記装置は、2つ以上のハウジング(10)を含み、各ハウジングは、用量設定機構(2)、用量送達機構(5)及び取外し可能な薬剤カートリッジ(1a)を備え、前記装置(12)は、共通の針ハブ(7a)、吐出インターフェース(7)及び起動機構(6)を備え、(i)前記装置(12)が用量設定機構(2)及び用量送達機構(5)をロック及びロック解除することができるユーザ操作可能な用量ロッキング機構(8)を備え、(ii)前記装置(12)が少なくとも1つの薬剤を可変用量で送達可能であることを特徴とする薬品送達装置。

請求項2

前記装置は、少なくとも1つの薬剤を固定用量で送達可能である、請求項1に記載の薬品送達装置。

請求項3

前記ユーザ操作可能な用量ロッキング機構(8)は、可変用量又は固定用量を設定するように適合された、請求項1に記載の薬品送達装置。

請求項4

前記ユーザ操作可能な用量ロッキング機構(8)は、ノブ(8a)、バネ(8b)及び前記ハウジング(10)に取り付けられたブラケット(8c)を備える、請求項3に記載の薬品送達装置。

請求項5

前記ノブ(8a)は前記ブラケット(8c)の遠位端に向けて配置され、前記ノブ(8a)はノブ上面(8a1)、ノブ下面(8a2)、ノブ縦面(8a3)及び前記ノブ下面(8a2)の中間部に配置されたノブ突出部(8aa)を更に備える、請求項4に記載の薬品送達装置。

請求項6

前記用量設定機構(2)は、用量設定器(4)、用量ドラム(3)、用量ドラム長手方向溝(3b)を備え、前記ノブ(8a)の前記ノブ突出部(8aa)が前記用量ドラム長手方向溝(3b)と整列したときに前記用量設定器(4)がロックされる、請求項5に記載の薬品送達装置。

請求項7

前記用量ドラム(3)は、用量ドラム螺旋溝(3a)を有し、前記用量ドラム(3)の外面上でその近位部に向けて設けられた前記用量ドラム長手方向溝(3b)が遠位方向に延び、次の用量ドラム螺旋溝の前で終端する、請求項6に記載の薬品送達装置。

請求項8

前記用量設定機構(2)は、用量設定器(4)、用量ドラム螺旋溝(3a)を備え、前記ノブ(8a)を近位方向にスライドして、前記ノブ(8a)の前記ノブ突出部(8aa)が前記用量ドラム(3)の前記用量ドラム螺旋溝(3a)と整列すると、前記用量設定器(4)がロック解除される、請求項5に記載の薬品送達装置。

請求項9

ブラケット縦面(8c1、8c2)及びブラケット横面(8c3、8c4)を有するブラケット(8c)を更に備え、ブラケット縦面(8c1、8c2)が近位端から遠位端に互いに平行に延び、ブラケット横面(8c3)が前記ブラケット(8c)の遠位部に向かい、ブラケット横面(8c4)が前記ブラケット(8c)の近位部に向かっている、請求項8に記載の薬品送達装置。

請求項10

ロック状態では、前記ノブ縦面(8a3)は遠位の前記ブラケット横面(8c3)を付勢する、請求項9に記載の薬品送達装置。

請求項11

ロック状態では、弛緩状態の前記バネ(8b)の近位端は前記ブラケット横面(8c4)の近位端を付勢し、前記バネ(8b)の遠位端は、遠位の前記ブラケット横面(8c3)を付勢する、請求項9に記載の薬品送達装置。

請求項12

ロック解除状態では、前記ノブ上面(8a1)及びノブ下面(8a2)の近位端は、前記ブラケット横面(8c4)の遠位部を付勢する、請求項8に記載の薬品送達装置。

請求項13

ロック解除状態では、前記バネ(8b)の近位端は、圧縮状態で、近位の前記ブラケット横面(8c4)を付勢し、前記バネ(8b)の遠位端は、遠位の前記ブラケット横面(83c)の近位部を付勢する、請求項12に記載の薬品送達装置。

請求項14

ロック状態では、ノブ縦面(8a3)と遠位の前記ブラケット横面(8c3)の近位部との篏合、及び、弛緩状態の前記バネ(8b)の遠位端と前記ノブ縦面(8a3)の近位部との篏合、及び前記バネ(8b)の近位端と近位のブラケット横面(8c4)の遠位部との篏合によって前記ノブ(8a)が前記ブラケット(8c)内で保持されるように、前記ノブ(8a)が前記ノブ縦面(8a3)を有する、請求項11に記載の薬品送達装置。

請求項15

ロック解除状態では、前記ノブ縦面(8a3)の近位部と圧縮状態にある前記バネ(8b)の遠位端との篏合、及び、前記バネ(8b)の近位端と近位の前記ブラケット横面(8c4)の遠位部との篏合によって前記ノブ(8a)が前記ブラケット(8c)内で保持される、請求項13に記載の薬品送達装置。

請求項16

2つの薬剤が可変用量として送達され、1つの薬剤が固定用量として送達されるように3つの薬剤を送達するように適合された請求項1〜15のいずれかに記載の薬品送達装置。

請求項17

1つの薬剤が可変用量として、1つの薬剤が固定用量として送達される、2つのハウジングを備える2つの薬剤を到達するように適合された請求項1〜15のいずれかに記載の薬品送達装置。

請求項18

2つの薬剤が可変用量として送達される2つのハウジングを備える2つの薬剤を到達するように適合された請求項1〜15のいずれかに記載の薬品送達装置。

請求項19

前記薬剤がヒトインスリン、ヒトインスリンアナログ、ヒトインスリン誘導体エキセンディン−3、エキセンディン−4、エキセンディン−3アナログ、エキセンディン−4アナログ、エキセンディン−3誘導体又はエキセンディン−4誘導体、グルカゴン様ペプチドGLP−1)、GLP−1アナログ、GLP−1誘導体、鎮静剤催眠剤抗炎症剤抗生物質抗糖尿病薬抗高血圧薬抗骨粗鬆症薬抗血栓薬抗ウイルス薬抗真菌薬抗コリン薬抗不安薬アドレナリン作動薬抗精神病薬抗パーキンソン病薬抗痙攣薬中枢神経刺激剤抗狭心症薬抗不整脈薬抗高脂血症薬利尿剤抗喘息剤、抗凝血剤抗貧血剤ビタミンホルモン抗ヒスタミン剤抗ガン剤抗アレルギー薬、抗間接炎剤、抗アルツハイマー剤、バソプレシン受容体遮断剤抗痙攣剤ステロイド麻酔剤血栓溶解剤制酸剤プロトンポンプ阻害剤、プロステアーゼ阻害剤血小板凝集抑制剤粘液溶解薬抗マラリア剤制吐剤緩下剤去痰剤酵素避妊薬気管支拡張剤鎮咳剤抗片頭痛薬駆虫薬食欲抑制薬及び抗てんかん薬及びそれらの組み合わせを含む群から選択される、請求項1〜15のいずれかに記載の薬品送達装置。

請求項20

前記薬剤がインスリンインスリンアナログインスリン誘導体、GLP−1、GLP−1アナログ、GLP−1誘導体、及びそれらの組み合わせを含む群から選択される、請求項19に記載の薬品送達装置。

請求項21

前記薬剤がインスリン、インスリンアスパルトインスリングラルギン、インスリンデテミル、インスリングルリシンインスリンリスプロ、インスリンデグルデクエキセナチドリラグルチドリキシセナチドデュラグルチド、アルビグルチド、タスポグルチド及びセマグルチドから選択される請求項20に記載の薬品送達装置。

技術分野

0001

本発明の一態様は、単一起動ボタンに動作可能に接続され得る単一投与吐出インターフェースに動作可能に接続された単一装置内の薬剤リザーバ別個カートリッジに収容された独立してユーザ選択可能な2つ以上の複数用量の薬剤送達するための薬品送達装置であってもよく、装置は更に、ハウジング内に収容された用量設定機構の2つ以上の別個の独立の用量設定器を有することができ、装置は、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構ロック解除したときに、適宜の用量を選択可能な用量設定器のそれぞれに動作可能に接続されたユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構を備えていてもよい。単一起動ボタンを起動すると、2つ以上の薬剤の選択された用量が投与され、用量送達が完了すると、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構が自動的にロックされる。本発明の別の態様は、薬剤送達装置のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構のロック解除を、ユーザによるロックスライダのロック解除によって片手の操作で簡単に行い得ることであってもよい。

背景技術

0002

ある特定の疾病治療には、1つ以上の異なる活性薬物を使用する必要がある。これらの異なる活性薬物の最適な治療用量は、互いに特定の関係で送達されなければならないことがある。これらの異なる活性薬剤の単一製薬は、安定性、毒性、及び効果のない治療実績などの理由で不可能なことがある。

0003

1つ以上の活性薬剤を送達する際の異なる活性薬物の送達に関わる問題点には、製剤の長期にわたる保存期間中の相互作用が挙げられる。したがって、好適な送達方法には、1つ以上の活性薬物を別個に保存し、送達の時点で吸入経路ポンプ無針注射、及び注射などの様々な周知の送達機構によってこれらの薬剤を組み合わせることが含まれる。

0004

複数の薬剤を組み合わせた治療の別の問題点は、1つ以上の薬物の量及び/又は比率がユーザによって変わることがあり、また治療の異なる段階で変わり得ることである。1つ以上の活性薬物の併用治療で起こり得る別の変化は、患者症候又は健康状態に応じた用量の変化である。したがって、このような場合には複数の活性薬物の予混合製剤は、これらの予混合製剤は、異なる活性薬物の割合が固定されていることから、効果的でないことが判明することがある。

0005

1つ以上の薬物を送達するための1つ以上の薬品送達装置の使用は、器用さ計算能力などの患者の付加的な技能を必要とする。特に患者の移動が多く、また1つ以上の薬品送達装置を保管している場合は、経済的な要因に加えて、複数の装置の取り扱いに関して別の関連する問題点が生じ得る。

0006

したがって、1つ以上の活性薬物を送達する必要性は、ユーザが簡単に実行できる単一射出又は送達ステップによる装置及び方法によって達成され得る。

0007

1つ以上の活性薬物の送達に関する先行技術であるUS8、092、421号、US8、092、422号及びUS8、376、987号は2つのチャンバシリンジ又はカープルを備えている。これらの先行技術のチャンバシリンジによって1つ又は複数の薬剤を保持し得るが、これらは注入ペン装置での使用に適さない。US8、651、338号は、ユーザ設定可能な可変用量と固定用量とを含む1つ以上の薬剤の所定の組み合わせを送達するための送達装置に関し、ユーザは薬剤の1つの可変用量を設定することもでき、薬剤は単一起動、単一投薬インターフェースを介して投与され得る。US’338の発明では、薬品の固定用量は可変用量の設定に基づいて自動的に設定される。US’338の発明は両方の薬剤のうちの一方の量を変えることを可能にする。しかし、「固定用量」薬物の変更は、各々のバリエーションが異なる容積及び/又は濃度の「固定用量」薬物を有する様々な「固定用量」薬物収容パッケージを製造することによって達成され得る。US’338の発明は、「固定用量」の可変用量送達要件を満たすには、異なる容積及び/又は濃度の「固定用量」薬物の幾つかのパッケージ担持する必要があるため不利である。同様に、先行技術出願のUS20130261556号、US20130245561号、WO2012085173号、及びUS20130197447号は、1つ以上の薬物の所定の組み合わせの送達に関してUS’338の特徴を有している。

0008

先行技術特許出願のUS20130245604号の送達装置は、単一起動によって単一インターフェースを介した単一可変用量設定による3つ以上の薬剤を送達する2つのチャンバを備えている。この装置では、第2の薬物の用量は、プログラムされ、保存された治療用量プロファイルから電気機械的用量設定機構によって選択される。保存された治療用量プロファイルは、線形用量プロファイル非線形用量プロファイル、固定比率、固定用量プロファイル、固定用量可変用量プロファイル、遅延固定用量−可変用量プロファイル、又は複数レベルの固定用量可変用量プロファイルであってよい。US’604の送達装置は、第2の薬剤の保存された治療用量プロファイルの任意の1つ以上の組み合わせの使用が、多種多様患者プロファイル集団適合する可変用量プロファイルほどにはフレキシブルではないため不利である。

0009

WO2012107493号は、第2の薬剤送達システムの起動が、第1の用量送達機構ロックアウトして、第1の薬剤のそれ以上の用量設定と投与を防げる、いずれかの単一投薬インターフェースを介してユーザ設定可能な第1の薬剤の可変用量と第2の薬剤の予設定用量を送達するための送達装置に関する。

0010

WO1994003392号は、ユーザにより選択される量と比率で異なるタイプのインスリンを投与するのに特に有用な可変比率ディスペンサに向けられている。量と比率の両方について併用用量が選択されると、ディスペンサの各動作サイクルで同じ比率の併用用量が自動的に送達される。しかし、WO′392号に開示されている装置では、ディスペンサによって送達される2つの薬剤成分の量と比率の両方をユーザが随意に調節することはできず、装置の特定の構成要素等の修正交換によって可能になる。そのため患者には装置を修正する付加的な技能と練習が必要になる。したがって、1つ以上の薬剤の多様な可変用量を満たすためにWO′392号の使用範囲は限定され、患者の要件通りのフレキシビリティは不十分である。この装置の更に別の欠点は、1つの薬剤のみ、すなわち1つのタイプのインスリンが送達されるべき場合に、第2の薬剤が誤って設定され得ることである。

0011

先行技術の特許出願US20120220949号、US20120130346号、US20120136334号、US20120226238号、US20120123346号、US20120116349号、US20130144262号、US20130218089号、US20130226081号、US20130226143号、US20130245563号、EP2514455号、EP2514457号、EP2514450号、EP2514459号、WO2012072562号、WO2012143434号、及びWO2012143435号は、薬品送達装置に取り付け可能な薬用モジュールに関し、その各々が特定の薬用モジュール機能を示す。これらの投薬モジュール内の薬剤はUS’338号のようにユーザ設定できない固定用量と同類であろう。

0012

したがって、ユーザがより簡単に実行できる単回の注射又は送達ステップで患者の要件通りに可変量で2つ以上の薬剤を送達するための薬品送達装置及び方法を提供する必要性が高まっている。特定の実施形態では、本発明はロックされていない状態で個々の用量設定器による用量設定を可能にし、用量の送達が完了するとロックされる、個々のユーザ操作可能な用量ロッキング機構を有する2つ以上の薬剤用の別個の貯蔵容器を提供することによって問題点を克服する。患者又は医療専門家は、薬品送達装置の使用が簡単であると感じる筈である。

発明が解決しようとする課題

0013

本発明によって対処される課題は、(i)患者の用量要求通りの可変量で2つ以上の薬剤、及び(ii)2つの薬剤は可変量でよく、第3の薬剤は患者の用量要件通りの固定量でよい、3種以上の薬剤の投与を容易にする薬品送達装置及びその使用方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0014

本発明の一態様は、単一起動ボタンに動作可能に接続されてもよい単一吐出インターフェースに動作可能に接続された単一装置内の薬剤リザーバの別個のカートリッジに収容された独立してユーザ選択可能な2つ以上の複数用量の薬剤を送達するための薬品送達装置であってよい。前記装置は更にハウジング内に収容された用量設定機構の2つ以上の別個の独立の用量設定器を有することができ、前記装置は、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構をロック解除すると、適宜の用量の選択を可能にする用量設定器のそれぞれに動作可能に接続されたユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構を備えていてもよい。単一起動ボタンを起動すると、2つ以上の薬剤の選択された用量が吐出され、用量送達が完了すると、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構が自動的にロックされる。

0015

本発明の別の態様は、本発明の薬品送達装置のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構をより簡単に操作することができること、すなわちユーザ一般によって、及び特に体力がない老人によって用量設定のロッキング機構のロック解除できることであってもよい。

0016

本発明の別の態様は、薬品送達装置のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構のロック解除を、ロックスライダのロック解除によってユーザによる片手の操作で簡単に行い得ることであってもよい。

0017

本発明の別の態様は、薬品送達装置の1実施形態のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構が、単一インターフェースを介して単一起動によって第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の2つの等しい又は等しくない可変用量の送達さえも可能にし、薬剤投与が完了すると2つの用量設定機構を自動的にロックすることであってもよい。

0018

本発明の別の態様は、薬品送達装置の1実施形態のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構が、単一インターフェースを介して単一起動によって第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)、及び第3の薬剤(111aa)の2つの等しい又は等しくない可変用量及び1つの固定用量の送達さえも可能にし、薬剤投与が完了すると2つの用量設定機構を自動的にロックすることであってもよい。

0019

特定の実施形態では、本発明の薬品送達装置、すなわち複数用量の、ユーザ選択可能な装置は、単一吐出インターフェースを介して単一の装置内で独立して選択可能な2つ以上の薬剤を送達し得る。薬剤、すなわち第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)は、共通の針ハブを介して単一の針を通して送達されてもよい。一実施形態における薬品送達装置は、2つの薬剤のそれぞれについて2つの別個の独立した用量設定器を含んでいてもよく、動作可能に接続された独立したユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構を有する用量設定機構の各用量設定器は、用量ロッキング機構のロックを解除すると適切な用量を選択し易くし得る。本発明の別の態様では、用量ロッキング機構は用量設定機構の用量ドラムに動作可能に接続され得る。薬剤は、薬剤リザーバに収容されたカートリッジに収容されていてもよい。

0020

2つ以上の薬剤を送達するように適合された薬品送達装置は、2つ以上のハウジングを含み、各ハウジングは、用量設定機構、用量送達機構、及び取外し可能な薬剤カートリッジを備えている。装置(12)は、共通の針ハブ、吐出インターフェース、及び起動機構を備えている。この装置は、(i)用量設定機構及び用量送達機構をロック及びロック解除することができるユーザ操作可能な用量ロッキング機構を備え、(ii)装置が可変用量の少なくとも1つの薬剤を送達可能であることを特徴とする。

0021

薬品送達装置は、2つの薬剤が可変用量として送達され、1つの薬剤が固定用量として送達されるように、3つの薬剤を送達するように適合される。

0022

薬品送達装置は、2つの薬剤を送達するように適合され、2つのハウジングを含み、1つの薬剤は可変用量として送達され、1つの薬剤は固定用量として送達される。

0023

薬品送達装置は、2つの薬剤を送達するように適合され、2つのハウジングを含み、2つの薬剤が可変用量として送達される。

0024

薬品送達装置は、少なくとも1つの薬剤を固定用量で送達するように適合されている。

0025

薬品送達装置のユーザ操作可能な用量ロッキング機構は、可変又は固定用量を設定するように適合されている。

0026

本発明の薬品送達装置のある実施形態では、1つ以上の薬剤は、ヒトインスリン、ヒトインスリンアナログ、ヒトインスリン誘導体エキセンディン-3、エキセンディン-4、エキセンディン-3アナログ、エキセンディン-4アナログ、エキセンディン-3誘導体、又はエキセンディン−4誘導体、グルカゴン様ペプチドGLP-1)、GLP-1アナログ、GLP-1誘導体、鎮静剤催眠剤抗炎症剤抗生物質抗糖尿病薬抗高血圧薬抗骨粗鬆症薬抗血栓薬抗ウイルス薬抗真菌薬抗コリン薬抗不安薬アドレナリン作動薬抗精神病薬抗パーキンソン病薬抗痙攣薬中枢神経刺激剤抗狭心症薬抗不整脈薬抗高脂血症薬利尿剤抗喘息剤、抗凝血剤抗貧血剤ビタミンホルモン抗ヒスタミン剤抗ガン剤抗アレルギー薬抗関節炎剤、抗アルツハイマー剤、バソプレシン受容体遮断剤抗痙攣剤ステロイド麻酔剤血栓溶解剤制酸剤プロトンポンプ阻害剤プロテアーゼ阻害剤血小板凝集抑制剤粘液溶解薬抗マラリア剤制吐剤緩下剤去痰剤酵素避妊薬気管支拡張剤鎮咳剤抗片頭痛薬駆虫薬食欲抑制薬及び抗てんかん薬及びそれらの組み合わせを含む群から選択される。

0027

インスリンアナログの例には、それらに限定されないがGly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位のプロリンがAsp、Lys、Leu、Val又はAlaによって置換され、B29位においてLysがProで置換されていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28-B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン又はDes(B30)ヒトインスリンが挙げられる。インスリン誘導体の例には、それらに限定されないがB29-N-ミリストイル-des(B30)ヒトインスリン;B29-N-パルミトイル-des(B30)ヒトインスリン;B29-N-ミリストイルヒトインスリン;B29-N-パルミトイルヒトインスリン;B28-N-ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28-N-パルミトイル-LysB28ProB29ヒトインスリン;B30-N-ミリストイル-ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30-N-パルミトイル-ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29-N-(N-パルミトイル-Y-グルタミル)-des(B30)ヒトインスリン;B29-N-(N-リトコール-Y-グルタミル)-des(B30)ヒトインスリン;B29-N-(ω-カルボキシヘプタデカノイル)-des(B30)ヒトインスリン及びB29-N-(ω-カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリン、又はそれらの組み合わせが挙げられる。

0028

ヒトインスリンの誘導体の例には、トレオニンメチルエステル830ヒトインスリン及びNεB29テトラデカノイルdes(b30)ヒトインスリンがある。

0029

エキセンディン-4(1-39)を含む群から選択されるエキセンディン-4の例には、配列H-His-Gly-Glu-Gly-Thr-Phe-Thr-Ser-Asp-Leu-Ser-Lys-Gln-Met-Glu-Glu-Glu-Ala-Val-Arg-Leu-Phe-Ile-Glu-Trp-Leu-Lys-Asn-Gly-Gly-Pro-Ser-Ser-Gly-Ala-Pro-P-ro-Pro-Ser-NH2のペプチド、又はそれらの混合物がある。

0030

本発明の薬品送達装置の一実施形態では、薬剤品の1つは、GLP-1(7-37)、そのインスリン分泌性アナログ及びそれらのインスリン分泌性誘導体を含む群から選択される。GLP-1アナログの非限定的な例には、GLP-1(7-36)アミド、Arg34-GLP-1(7-37)、Gly8-GLP-1(7-37)、Gly8-GLP-1(7-36)-アミド、Aib8-GLP-1(7-36)-アミド、Aib8-GLP-1(7-37)、Val8Asp22-GLP-1(7-36)-アミド、Val8-GLP-1(7-36)-アミド、Val8Asp22-GLP-1(7-37)がある。GLP-1誘導体の非限定的な例には、デスアミノ-His7、Arg26、Lys34(NC-(γ-Glu(Nα-ヘキサデカノイル))-GLP- -1(7-37)、Lys34(N-(γ-Glu(Nα-ヘキサデカノイル))-GLP- -1(7-37)、デスアミノ-His7、Arg26、Lys34(NC-オクタノイル)-GLP-1(7-37)、Lys34(N-オクタノイル)-GLP-1(7-37)、Arg26,34、Lys33(NC-(ω-カルボキシペンタデカノイル))-GLP-1(7-38)、Lys33(NC-(ω-カルボキシペンタデカノイル))-GLP-1(7-38)、Arg26,34、Lys36(NC.-(γ-Glu(Nα-ヘキサデカノイル)))-GLP- -1(7-36)及びArg34、Lys36(NC.-(γ-Glu(Nα-ヘキサデカノイル)))-GLP- -1(7-36)及びArg34、Lys26(NC-(γ-Glu(Nα-ヘキサデカノイル)))-GLP-1(7-37)、Lys26(NC-(γ-Glu(Nα-ヘキサデカノイル)))-GLP-1(7-37)、Val8Glu22-GLP-1(7-36)-アミド、Val8Glu22-GLP-1(7-37)、Val8Lys22-GLP-1(7-36)-アミド、Val8Lys22-GLP-1(7-37)、Val8Arg22-GLP-1(7-36)-アミド、Val8Arg22-GLP-1(7-37)、Val8His22-GLP-1(7-36)-アミド、Val8His22-GLP-1(7-37)、Val8Trp19Glu22-GLP-1(7-37)、Val8Glu22Val25-GLP-1(7-37)、Val8Tyr16Glu22-GLP-1(7-37)、Val8Trp16Glu22-GLP-1(7-37)、Val8Leu16Glu22-GLP-1(7-37)、Val8Tyr18Glu22-GLP-1(7-37)、Val8Glu22His37-GLP-1(7-37)、Val8Glu22IIe33-GLP-1(7-37)、Val8Trp16Glu22Val25IIe33-GLP-1(7-37)、Val8Trp16Glu22IIe33-GLP-1(7-37)、、Val8Glu22Val25IIe33-GLP-1(7-37)、Val8Trp16Glu22Val25-GLP-1(7-37)及びそのアナログ(類縁体)がある。

0031

治療効果のある適切な薬剤品成分には、6−メチルメルカプトプリン(MMPR)、アブシキシマブアセトアミノフェンアセタゾラミドナトリウムアセチルシステインACTHアシクロビルナトリウム、アデノシン、メシルアラトロフロキサシン、アルブミンヒト血清アルコールエチルアルデスロイキンアレムツズマブアルフェンタニル塩酸塩アロプリノールナトリウム、アルプロスタジルアルテプラーゼアミホスチン硫酸アミカシンアミノ酸溶液アミノカプロン酸アミノフィリン、アミノsyn3.5M、アミノsyn7、アミノsyn8.5、アミノsynII、アミオダロン塩酸塩塩化アンモニウムアモバルビタールナトリウムアモキシリンナトリウム、アモキシリンクラブラン酸アムホテリシンB、アムホテリシンBコレステロール硫酸コンプレックス、アムホテリシンBリピドコンプレックス、アンフォテリシンリポソームアンピシリンナトリウムスルバクタムナトリウムアムサクリンアナキンラアニデュラファンギン、アニレリジンリン酸塩アニストレプラーゼ、抗胸腺細胞グロブリンウサギ)、アルガトロバンアルギニン塩酸塩アリピプラゾールアスコルビン酸アスパラギナーゼアテノロールアトクリウムベシレート、アトロピン硫酸塩、オーロチオグルコースアザシチジンアザチオプリンナトリウム、アジスロマイシン二水和物、アズロシリンナトリウム、アズトレオナムバシトラシンバクロフェンベンズキナミド塩酸塩、メタンスルホン酸ベンズトロピンリン酸ベタメタゾンナトリウムベバシズマブビバリルジン硫酸ブレオマイシン、血液全体、ボルテゾミブブレチリウムトシレートマレイン酸ブロムフェニルアミンブメタニド塩酸ブピバカインブピバカインリポソーム、ブプレノルフィン塩酸塩ブスルファンブトルファノール酒石酸塩カフェイン、カフェインクエン酸カルシトリオール塩化カルシウムエデト酸二ナトリウムカルシウムグルセプト酸カルシウムグルコン酸カルシウムカルベニシリン二ナトリウムカルボプラチンカルムスチンカスポファンギン酢酸塩セファマンドールナフェート(CefamandoleNafate)、セファドンセファゾリンナトリウムセフェピム塩酸塩、セフメノキシムセフメタゾールナトリウム、セフォニシドナトリウムセフォペラゾンナトリウム、セフォラニド、セフォタキシムナトリウムセフォテタン二ナトリウムセフォキシチンナトリウムセフピロム硫酸塩、セフタロリンフォサミルセフタジジムセフチゾキシムナトリウムセフトリアキソンナトリウムセフロキシムナトリウムセファロチンナトリウム、セファロチンナトリウム、ニュートラル(Cephalothin Sodium, Neutral)、セファピリンナトリウムセフラジンセツキシマブクロラムフェニコールコハク酸ナトリウムクロルジアゼポキシド塩酸塩、エジシル酸クロルチアゾール、硫酸クロロキンクロチアジナトリウム、マレイン酸クロルフェニラミンクロルプロマジン塩酸塩、シドフォビル塩酸シメチジンシプロフロキサシン、シサトラクリウムベシル酸塩シスプラチンクラドリビンクラリスロマイシンリン酸クリンダマイシンブドウ糖アミノ酸(Clinimix)注射、クロファラビンクロナゼパムクロニジン塩酸塩クロキサシリンナトリウムコデインリン酸塩コデイン硫酸塩、コリチンメタナトリウム、コラーゲン塞栓症用)、コニバプタン塩酸塩、結合型エストロゲンコルチコトロピン、コトリモキサゾール、シアノコバラミン乳酸シクリジンシクロホスファミドシクロスポリンシタラビンダカルバジンダクチノマイシンダルテパリンナトリウム、ダナパロイドナトリウム、ダントロレンナトリウムダプトマイシンダウノルビシン塩酸塩デフェロキサミンメシレートデスラノシドデキサメタゾンリン酸ナトリウムコハク酸デキサメタゾンナトリウム、デクスメデトミジン塩酸塩、デクスラゾキサンデキストラン、ジアモルヒネ塩酸塩、ジアトリゾエート(ナトリウム及びメグルミン)、ジアゼパムジアゾキシドジクロロメトトレキセートニリン酸ジエチルスチルベストロールジギトキシンジゴキシンメシル酸ジヒドロエルゴタミンジルチアゼム塩酸塩ジメンヒドリナートジフェンヒドラミン塩酸塩リン酸ジソピラミドジスルフィラムドブタミン塩酸塩、ドセタキセルドラセトロンメシル塩酸、ドーパミン塩酸塩、ドリペネム、塩化ドキサクリウム、ドキサプラム塩酸塩、ドキソルビシン塩酸塩、ドキソルビシン塩酸塩リポソーム、ドキシサイクリン塩酸塩、ドロペリドール、ドロトレコギンアルファエデト酸カルシウム二ナトリウム塩化エドロホニウム、エナラプリラト、エノキサプリンナトリウム、エフェドリン硫酸塩、エピネフリン塩酸塩、エピポフィトキシン(VP-16-213)、エピルビシン塩酸塩、エポエチンアルファエポプロステノールナトリウムエプチフィバチドマレイン酸エルゴノビンエルゴタミン酒石酸塩、エルタペネムグルコヘプトン酸エリスロマイシンラクトビオン酸エリスロマイシンエスモロール塩酸塩エソメプラゾールナトリウムエタクリン酸ナトリウム、エタノールアミンオレアートエチドロン酸二ナトリウム、エトミデートエトポシドリン酸エトポシド、ファモチジン脂肪エマルジョンフェノルドパムメシレートクエン酸フェンタニル、クエン酸フェンタニル及びドロペリドール、フィルグラスチュール、FK506、フロクサシリン、フロクスウリジンフルコナゾール、フルシット オオサジンフルダラビンリン酸塩、フルマゼニルフルオロウラシルフルフェナジンHCl、葉酸ナトリウム塩、ホスアプレピタントメグルミン、ホスカルネットナトリウム、フォスフェニトインナトリウム、フレアミン(Freamin) II、フレアミンIII、フロセミドガラクトース硝酸ガリウムガンシクロビルナトリウム、ガチフロキサシンゲムシタビン塩酸塩硫酸ゲンタマイシングロブリン、免疫(ヒト)、グリコピロレート金チオリンゴ酸ナトリウムグラニセトロン塩酸塩乳酸ハロペリドールヘパリンナトリウムヘロイン塩酸塩、ヘタスターチ、乳酸化電解注射液中のヘタスターチ、ヒアルロニダーゼヒドララジン塩酸塩、塩酸、リン酸ヒドロコルチゾンナトリウムコハク酸ヒドロコルチゾンナトリウムヒドロモルホン塩酸塩ヒドロキシジン塩酸塩、臭化ブチルヒオスシン高カロリー輸液溶剤イブプロフェンイブチリドフマル酸塩イダルビシン塩酸塩イホスファミドイミペネム-シラスタチンナトリウム免疫グロブリン静脈注射(ヒト)、乳酸イナムリノン、インジゴチン二硫酸ナトリウム、インドメタシンナトリウム三水和物インフリキシマブインスリンアスパルトインスリンリスプロ、インスリン、レギュラインターフェロンアルファ-2a、インターフェロンアルファ-2b、インターロイキン-2、組み換え体(Recombinant)、イントラリピドヨージパミド(ナトリウム及びメグルミン)、イプロプラチン(Iproplatin)、イリノテカン塩酸塩鉄デキストラン鉄スクロースイソプロテレノール塩酸塩、硝酸イソソルビドイトラコナゾールカナマイシン硫酸塩、ケタミン塩酸塩、ケトプロフェンケトロラクトロメタミンラベタロール塩酸塩、ランソプラゾールロイコボリンカルシウム酒石酸レバロルファンレベチラセタムレボブピバカインレボカルニチンレボドパレボフロキサシンカルシウムレボロイコボリン酒石酸レボファノール、レボチロキシンナトリウムリドカイン塩酸塩、リンコマイシン塩酸塩、リネゾリドリポシン登録商標)II、ロラゼパム硫酸マグネシウムマンニトール溶液塩酸メクロレタミンメルファラン、メナジオール二リン酸ナトリウムメナジオン重亜硫酸ナトリウム、メノトロピン、塩酸メペリジン、メルカプトプリンナトリウム、メロペネムメスナ、重酒石酸メタノラミノール、塩化メタンコリンメサドン塩酸塩、メチシリンナトリウムメトカルバモールメトヘキシタールナトリウムメトトレキセートナトリウム、メトトリメプラジン塩酸塩、メトキサミン塩酸塩、塩酸メチルドパマレイン酸メチルエルノビン、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウムメトクロプラミド塩酸塩、メトプロロール酒石酸塩、メトロニダゾール塩酸塩、メズロシリンナトリウム、ミカファンギンナトリウム、ミコナゾールミダゾラム塩酸塩、乳酸ミルリノンミノサイクリン塩酸塩ミトラマイシンマイトマイシンミトキサトロン塩酸塩、ミバクリウム塩化物、モルヒネ塩酸塩、硫酸モルヒネモルヒネ酒石酸塩、モキサラクタム二ナトリウム、モキシフロキサシン塩酸塩、複数のビタミン点滴、MVI-12、ミコフェノール酸モフェチル塩酸塩、Nメチルフォルアミド、N,N-ジメチルアセトアミドナフシリンナトリウム、塩酸ナルブフィンナロキソン塩酸塩メチル硫酸ネオスチグミン、ネシリチド、硫酸ネチルマイシンニカルジピン塩酸塩、ニトロフラントインナトリウム、ニトログリセリンニトロプルシドナトリウムニザチジン、重酒石酸ノルエピネフリン、N-ホスホノアセチル-L-アスパラギン酸(Pala)、オクトレオチド酢酸塩、オフツマブ、オフロキサシンオメプラゾールナトリウムオンダンセトロン塩酸塩、アヘンアルカロイド、混合物、クエン酸オルフェナドリンオキサシリンナトリウムオキサリプラチンオキシコンチン塩酸塩、塩酸オキシモルフォンオキシトシンパクリタキセルパロノセトロン塩酸塩、パミドロ酸ニナトリウム、臭化パンクロニウムパニツムマブパントプラゾールナトリウム、パパべリン塩酸塩、パラアルデヒド非経口栄養混合物、ぺメトレキセド、ペニシリンGカリウムペニシリンGナトリウムイセチオン酸ペンタミジン、乳酸ペンタゾシンペントバルビタールナトリウムペントスタチンペルフルオロケミカル乳剤腹膜透析溶液ペルフェナジンペルツズマブフェノバルビタールナトリウムメシル酸フェントラミンフェニレフリン塩酸塩、フェニトインナトリウム、ホスホノホルメートフィトナジオンピペラシリン及びタゾバクタムピペラシリンナトリウムプリカマイシン、ポリミキシンB硫酸塩、酢酸カリウム塩化カリウムリン酸カリウム、塩化プラリドキシムリン酸プレドニゾロンナトリウムプロカインアミド塩酸塩、プロカイン塩酸塩、エジシル酸プロクロルペラジン、メシル酸プロクロルペラジン、プロマジン塩酸塩、プロメタジン塩酸塩、プロパフェノン塩酸塩、プロポフォールプロプラノロール塩酸塩、硫酸プロタミンタンパク質加水分解物ピリドスチグミン臭化物ピリドキシン塩酸塩キシリジングルコネート、硫酸キニジンキヌプリスチン及びダルホプリスチンラニチジン塩酸塩レミフェンタニル塩酸塩レセルピンレテプラーゼリボ不ラビンリファンピンリトドリン塩酸塩リツキシマブ臭化ロクロニウムロミデプシンロピバカイン塩酸塩サルグラモスチム、臭化水素酸スコポラミンセコバルビタールナトリウム、クエン酸シルデナフィル酢酸ナトリウムアスコルビン酸ナトリウム重炭酸ナトリウム塩化ナトリウムクエン酸ナトリウムグリコール酸ナトリウムヨウ化ナトリウム乳酸ナトリウムリン酸ナトリウムチオ硫酸ナトリウムソマトロピンソタロール塩酸塩、ストレプトキナーゼ硫酸ストレプトマイシンストレプトゾシン、塩化サクシニルコリン、スフェンタニルクエン酸塩スルファメトキサゾールトリメトプリムスルフィソキサゾールジエタノールアミンスマトリプタンコハク酸塩スラミンタクロリムステイコプラニンテラバンシンテムシロリムステネクテプラーゼ、テニポシド、硫酸テルブタリンテリパラチド酢酸塩、テトラカインHCIテトラサイクリンHCI、テオフィリン予混合物チアミン塩酸塩チエチルプラジンマレイン酸塩チオペンタールナトリウムチオリダジン塩酸塩、チオテパチオチキセン塩酸塩、チカルシリン二ナトリウム、チカルシリン二ナトリウム-クラブラン酸カリウムチゲサイクリンチロフィバン塩酸塩トブラマイシン
酸塩、トラゾリン塩酸塩、トポテカン塩酸塩トルセミド、完全非経口溶液微量元素溶液トラマドール塩酸塩トラネキサム酸トラスツズマブトラバソール(Travasol)、トレポロスチニルナトリウム、トリフルオペラジン塩酸塩、トリフルプロマジン塩酸塩、トリメトベンズアミド塩酸塩、グルクロン酸トリメトレキサートトロメタミントロファミン(Trophamin)、トリプトファン塩化ツボクラリンウロキナーゼバルプロ酸ナトリウムバンコマイシン塩酸塩、バソプレシン、臭化ベクロニウムベラパミル塩酸塩、ビダラビン硫酸ビンブラスチン硫酸ビンクリスチンビノレルビン酒石酸塩ビタミンAビタミンB複合体ビタミンCを含むビタミンB複合体、ビタミンEビタミンKボリコナゾールワルファリンナトリウムジコノチドジドブジンおよびこれらの組み合わせも含まれ得る。

0032

本発明の別の態様は、独立してユーザ選択可能な可変用量の第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)を送達するための薬品送達装置が以下の重要な特徴を有し得る。(i)一実施形態では、個々の可変用量設定機構は、それぞれのチャンバ/薬剤リザーバのカートリッジに収容された第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のそれぞれに対して設けられてもよい。(ii)第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)をそれぞれの薬剤チャンバ/薬剤リザーバから送達するために、単一吐出インターフェースに動作可能に接続された単一起動ボタンが設けられてもよい。(iii)第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のためのロック及びロック解除機構は、それらが機能するように用量設定機構のそれぞれの用量設定器と連結されてもよい。(iv)第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の用量設定器のそれぞれについて個々にロック解除が提供されてもよい。(v)第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の用量設定器のそれぞれは、それぞれのロッキング機構のロック解除後にのみ動作可能であってもよい。(vi)単一起動ボタンのユーザ操作による第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の設定用量の送達の完了後、それぞれの用量設定器は自動的にロックされ得る。本発明の薬品送達装置の特徴(i)〜(vi)は、選択された用量が等しくないか等しいかに応じて、薬剤(laa)及び薬剤(11aa)の送達を単独で、又は一緒に行い得る。薬剤(1aa)、薬剤(11aa)の送達の可能な方法は以下の通りであってよい。(a)一実施形態では、等しい用量の薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)の可変薬品送達が行われる。例えば、5、10、15及び20IU等の等しい用量の薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)の両方を送達することができ、(b)別の実施形態では、異なる用量の薬剤(1aa)と薬剤(11aa)の可変薬品送達を行うことができる。例えば、薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)のそれぞれの用量は、15IU及び5IU、20IU及び5IUなどの組み合わせであってよい。(c)別の実施形態では、薬剤(11aa)がブロックされている間に、薬剤(1aa)からの可変薬品送達を行うことができ、(d)更に別の実施形態では、薬剤(1aa)がロックされている間に薬剤(11aa)からの可変薬品送達が行われてもよい。

0033

発明の更に別の態様は、薬品送達装置が3つ以上の薬剤を送達し得ることであってもよい。独立してユーザ選択可能な可変用量の第1の薬剤(1aa)、独立してユーザ選択可能な可変用量の第2の薬剤(11aa)、及びユーザ選択可能な固定用量の第3の薬剤(111aa)を含む3つの薬剤を送達するための薬品送達装置が以下の重要な特徴を有し得る。(i)個々の可変用量設定は、チャンバ/薬剤リザーバのカートリッジに収容される第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のそれぞれについて提供されることができ、別個のユーザ選択可能な固定用量設定は、カートリッジチャンバリザーバに収容される第3の薬剤(111aa)について行い得る。(ii)第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)及び第3の薬剤(111aa)をそれぞれの薬剤チャンバ/薬剤リザーバから送達するために、単一吐出インターフェースに動作可能に接続された単一起動ボタンが設けられてもよい。(iii)第1の薬剤(laa)、第2の薬剤(11aa)及び第3の薬剤(111aa)のためのロック機構及びロック解除機構は、それらが機能するようにそれぞれの用量設定器とリンク/連結されてもよい。(iv)第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)、及び第3の薬剤(111aa)の用量設定器のそれぞれについて個々にロック解除が提供されてもよい。(v)第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)、及び第3の薬剤(111aa)の用量設定器のそれぞれは、それぞれのロッキング機構のロック解除後にのみ動作可能であってもよい。(vi)単一起動ボタンのユーザ操作による第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)及び第3の薬剤(111aa)の設定用量の送達の完了後、それぞれの用量設定器は自動的にロックされ得る。

0034

3つの薬剤を送達するための本発明の薬品送達装置の(i)〜(vi)の特徴は、第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)及び第3の薬剤(111aa)の用量設定が等しいか等しくないかによって単独で、又は一緒に行い得る。薬剤(1aa)、薬剤(11aa)及び薬剤(111aa)の送達の可能な方法は、以下の通りであり得る。(a)一実施形態では、薬剤(111aa)がロックされている間に、等しい用量の薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)の可変薬品送達がユーザによる単一起動ボタンの作動によって送達され得る。(b)別の実施形態では、異なる用量の薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)の可変薬品送達は、薬剤(111aa)がロックされている間に、ユーザによる単一起動ボタンの起動によって送達され得る。(c)別の実施形態では、薬剤(1aa)の可変薬品送達は、薬剤(11aa)及び薬剤(111aa)がロックされている間に、ユーザによる単一起動ボタンの起動によって送達され得る。(d)別の実施形態では、薬剤(11aa)の可変薬品送達は、薬剤(1aa)及び薬剤(111aa)がロックされている間に、ユーザによる単一起動ボタンの起動によって送達され得る。(e)別の実施形態では、薬剤(1aa)の可変薬品送達及び薬剤(111aa)の固定用量薬品送達は、薬剤(11aa)がロックされている間に、ユーザによる単一起動ボタンの起動によって送達され得る。(f)別の実施形態では、薬剤(11aa)の可変薬品送達及び薬剤(111aa)の固定用量薬品送達は、薬剤(1aa)がロックされている間にユーザによる単一起動ボタンの起動によって送達され得る。(g)別の実施形態では、薬剤(111aa)の固定用量薬品送達は、薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)がロックされている間に、ユーザによる単一起動ボタンの起動によって送達されてもよい。(h)更に別の実施形態では、薬剤(1aa)、薬剤(11aa)の可変用量送達、及び薬剤(111aa)の固定用量は、ユーザによる単一起動ボタンの起動によって送達され得る。

0035

単一吐出インターフェースを介して単一の装置内で独立してユーザが選択可能な2つの薬剤を送達するための薬品送達装置の実施形態では、装置は、1つ以上の用量を含む第1の薬剤(1aa)を収容するカートリッジを備える薬剤リザーバに動作可能に接続されたユーザ操作可能な用量設定器を備える円筒形ハウジングを有する。同様に、装置は、1つ以上の用量を含む第2の薬剤(11aa)を含む別個のカートリッジを備える別個の薬剤リザーバに動作可能に接続されたユーザ操作可能な可変用量設定器を備える別個の円筒形ハウジングを有している。薬品送達装置の第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の薬剤リザーバのそれぞれは、円筒形用量ドラムの近位端に向かって設けられた円筒用量設定器を含む別個の用量設定機構を備えていてもよい。第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の用量ドラムは、その近位部から遠位部まで延びるそれらの外周面に設けられた内向き(内側)の螺旋溝を有してもよい。用量ドラムは更に、それらの近位部に設けられた長手方向溝を有してもよい。第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の用量ドラムの長手方向溝は、近位部の螺旋溝の初期位置から延びていてもよく、遠位の内向きの螺旋溝(図1;3b、33b)の直前終端してもよい。用量ドラムの近位部の長手方向溝の初期位置及び螺旋溝の始点は、同一で1つであってもよい。 用量選択の間に、内向きの螺旋溝が設けられる場合は、用量ドラムは、時計回り方向に回転し得るが、外向きの螺旋溝が設けられる場合は、用量ドラムは反対方向、すなわち反時計回り方向に回転し得る。

0036

2つの薬剤を送達するための薬品送達装置は、円筒状ハウジングに格納された第1の薬剤(1aa)用量送達機構と、円筒形ハウジングに取り付けられ、用量設定機構の用量設定器に動作可能に接続されたユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構、及び他の円筒状ハウジングに格納された第2の薬剤(11aa)用量送達機構と、別の円筒形ハウジングに取り付けられ、用量設定機構の第2の用量設定器に動作可能に接続された別個のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構とを備え得る。

0037

薬品送達装置の薬剤リザーバのカートリッジに含まれる第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の薬品送達装置のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構のそれぞれは、ノブブラケット及びバネの要素を備えていてもよい。ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構は、用量設定機構をロック及びロック解除することができ、用量送達機構を順に能動化することができる。ノブは、用量設定機構のロック及びロック解除中に異なる位置を取り得る。バネの機能は、設定用量の送達後に用量設定器の自動ロックを達成することであり、用量ドラムのカウンタベルゼロ位置に達し得る。バネは、ロック解除中に圧縮位置を取ることができ、ロック状態の間は弛緩位置を取ることができる。ノブの機能は、ロッキング機構のロックを解除することであり得る。ブラケットは、ノブ及びバネを支持するためのものであってもよい。第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のロッキング機構のブラケットは、それぞれのハウジングの外面上でその近位部に向かってしっかりと取り付けられ得る。ブラケットは、溶接一体成形スナップ嵌めによって、ハウジングの外面にしっかりと保持され得る。ブラケットは、長方形正方形台形楕円形などの任意の形状であってもよい。図1図16に示す本発明の実施形態では、ブラケットは長方形であってもよい。ブラケットは、互いに平行で長方形を形成し得るブラケットの長手方向の表面と、ブラケット横面とによって界接(境界)されることができ、ノブとバネがその内部に配置され得る。

0038

ノブは、頂部のノブ上面、底部のノブ下面、遠端に向かう側面のノブ縦面、及びノブ下面の中間部のいずれかから下方に突出するノブ突出部によって界接され得る。ノブは、ブラケット内で拘束され得る。ノブは、ブラケットの遠位端に向かって配置されてもよい。その意図は使用中にノブが外れないことである。ノブは、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構のロック又はロック解除中に、ノブ突出部を長手方向溝又は内向きの螺旋溝に嵌合することによって、薬品送達装置の用量設定機構の用量ドラムとの接触を確立する重要な構成要素であり得る。

0039

第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の用量設定器は、ノブのノブ突出部が用量ドラムの長手方向溝と整列するときにロックされ得る。ロック状態では、ノブの縦面は、ブラケットの遠位の横面を偏倚させる。用量設定器は、ノブを近位方向にスライドしたときに、ノブのノブ突出部が用量ドラムの用量ドラム螺旋溝と整列したときにロック解除され得る。

0040

薬剤リザーバの第1の薬剤(1aa)を収容するカートリッジ、及び別個の薬剤リザーバの第2の薬剤(11aa)を収容するカートリッジは、単一の針を含む共通の針ハブに動作可能に接続され得る。選択された用量の第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)は、単一吐出インターフェースを介して単一起動ボタンの起動で共通の針ハブを介して単一の針を通して送達され得る。

0041

2つの薬剤を送達するための薬品送達装置の実施形態では、第1の薬剤(1aa)用量設定機構の用量設定器、及び第2の薬剤(11aa)容量設定機構の用量設定器は、単一起動ボタン、及び単一吐出インターフェースに作動的に接続されることができ、それによって等しい用量が選択され得る場合に第1の薬剤(1aa)用量、及び第2の薬剤(11aa)の送達を容易にし得る。第1の薬剤(1aa)と第2の薬剤(11aa)の用量が等しくない選択があり得る場合、残りの用量が他の選択された薬剤用量と一致するまでより高用量の薬剤が最初に送達され、投与の完了まで両方の薬剤の同時送達が行われる(図3及び図4)。例えば、選択された第1の薬品(laa)の投薬量が例えば40国際単位のインスリンであり、選択された第2の薬品(11aa)が例えば20国際単位のインスリンアナログである場合、単一吐出インターフェースを介して単一起動ボタンを起動すると同時に、本発明の薬品送達装置は先ず20国際単位のインスリンのみを送達し、続いて、20国際単位のインスリン及びインスリンアナログを同時に送達する。

0042

ユーザ操作可能な用量ロッキング機構は、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構、又はユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構のいずれかであってもよい。ユーザ操作可能な用量ロッキング機構は、用量設定機構及び用量送達機構をロック及びロック解除することができる。

0043

本発明で用いられる用語は、以下のようなものであってもよい。本発明の薬品送達装置に使用される「ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構」は、薬剤リザーバ(1、11)に格納され得るカートリッジ(1a、11a)に含まれる要求に応じてユーザが用量を変更し得る薬剤(1aa、11aa)の送達に使用されるロッキング機構を指してもよい。ユーザは、それぞれのロッキング機構のロックを解除した後、要求に応じて用量設定器を操作することによって可変用量を独立して設定することが可能であり得る。

0044

本発明の薬品送達装置で用いられる「ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構」は、薬剤リザーバ(111)に更に格納され得るカートリッジ(111a)に含まれる固定用量の薬剤(111aa)の送達に使用されるロッキング機構を指してもよい。ユーザはロッキング機構のロック解除後に用量設定器を操作することによって固定用量のみを設定し得る。

0045

「ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構」及び「ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構」の両方で使用される構成要素、及びこれらの機能方法は、ロック及びロック解除に関して同一であってもよい。

0046

薬品送達装置の構成要素又は副構成要素の近位部又は近位端は、薬品送達装置の用量設定部又は用量設定端部を指してもよい。

0047

薬品送達装置の構成要素又は副構成要素の遠位部又は遠位端は、薬品送達装置の送達部又は送達端部を指してもよい。

0048

起動機構は、単一起動ボタンであってよい。

0049

本発明で使用される薬剤は、治療的効果のある1つ又は1つ以上の医薬成分又はその組み合わせを指してもよい。例えば、第1の薬剤(laa)、第2の薬剤(11aa)及び第3の薬剤(111aa)のそれぞれは、1つの治療的効果のある薬剤成分、又は1つ以上の治療的効果のある薬剤成分のいずれかを含み得る。

0050

以下に本発明の実施形態を記載する。様々な実施形態は、本発明を説明するためだけ役割を果たす。しかし、それらは、決して本発明の範囲を制限するものではないことを理解されたい。しかし、当業者は、同様の機能的設計に想到するために、薬品送達装置の様々な構成要素、例えば、カートリッジホルダ又は用量ドラム、ハウジングなどへの自明の変更を行うことが可能であり、本発明はそのような変更の全てを包含するものとみなし得る。

0051

本発明の(i)ユーザ操作可能な2つの可変用量ロッキング機構と、(ii)ユーザ操作可能な2つの可変用量ロッキング機構と、ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構とを含む薬品送達装置の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1から図19を参照して詳細に説明する本発明は、可変用量の第1の薬剤(1aa)、第2の薬品(11aa)及び固定用量の3の薬品(111aa)が、本発明をより良く説明するための実施形態の1つであってもよい。しかし、薬品送達装置の別の実施形態では、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構が薬剤のうちの1つのためであり、ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構が薬剤のうちの2つのためであってもよい。3つの薬剤の全てが、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構又はユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構のいずれかを有してもよい、薬品送達装置の更に別の実施形態も存在し得る。本発明は、そのような変更のすべてを包含するものと見なし得る。

0052

本発明の上記の、及び他の利点及び目的、及びこれらを獲得する態様は、添付図面を参照した本発明の実施形態の以下の説明によってより明らかになり、本発明がより理解されよう。

図面の簡単な説明

0053

単一インターフェースを介した単一起動により薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を送達するための、図13の薬品送達装置における薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)上の可変用量設定器と連結(リンク)されたロッキング機構の構成要素の分解斜視図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を送達するための、図13の薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)に示されたゼロ用量設定の、ロック状態の可変用量設定器に連結されたロッキング機構の斜視図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を送達するための、図13の薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)に示された等しい可変用量設定の、ロック解除状態の可変用量設定器に連結されたロッキング機構の斜視図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を送達するための、図13の薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)に示された等しくない可変用量設定の、ロック解除状態の可変用量設定器に連結されたロッキング機構の斜視図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を送達するための、図13の薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)に示された用量設定操作の準備ができているロック状態の可変用量設定器と連結されたロッキング機構のスライドノブの分解図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を送達するための、図13の薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)に用量設定されていないロック状態の可変用量設定器と連結されたロッキング機構の斜視図である。
用量設定操作が開始される準備ができているロック状態の薬剤リザーバ(1)上の可変用量設定器と連結されたロッキング機構のスライドノブを示す薬剤リザーバ(1)の図6のA−Aに沿った断面図である。本断面図は取り付けノブ(8a)と用量ドラムの用量ドラム長手方向溝との嵌合の詳細を示す。
図7の「D」の詳細拡大図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を送達するための、図13の薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)に示された等用量設定されているロック解除状態の可変用量設定器に連結されたロッキング機構のスライドノブの分解図である。
等用量が設定されたロック解除状態の可変用量設定器を有する、図9の上面図である。
可変用量設定されたロック解除状態の薬剤リザーバ(1)上の可変用量設定器に連結されたロッキング機構のスライドノブを示す薬剤リザーバ(1)の図10のA-Aに沿った断面図である。本断面図は用量ドラムの用量ドラム螺旋溝と取り付けノブ(8a)との篏合の詳細を示す。
図11の「E」の詳細の拡大図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤を送達するための薬品送達装置の、薬剤リザーバ(1)の用量が設定されていないロック状態の可変用量設定器と、薬剤リザーバ(11)の可変用量が設定されたロック解除状態の可変用量設定器とに連結されたロッキング機構を示す図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤を送達するための薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)の用量が設定されていないロック状態の可変用量設定器に連結されたロッキング機構を示す図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤を送達するための薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)の等しい可変用量が設定されたロック解除状態の可変用量設定器に連結されたロッキング機構を示す図である。
単一インターフェースを介して単一起動による薬品送達装置の薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)の等しい可変用量が設定されたロック解除状態の可変用量設定器のスライドノブを示す、図15のA−Aに沿った断面図である。
図16の「F」の詳細図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)及び第3の薬剤(111aa)を送達するための薬品送達装置(12)におけるロック状態の2つの可変用量設定器と1つの固定用量設定器とに連結されたロッキング機構の斜視図である。
単一インターフェースを介して単一起動によって薬剤(111aa)を送達するためのロック解除状態の固定用量設定器のスライドノブを示す図18の固定用量薬剤(111aa)について示される薬剤(1aa)についての図16と類似する断面図である。

0054

図面は本発明の実施形態を表すが、図面は必ずしも縮尺通りではなく、本発明をより良く例示し、説明するために、幾つかの図面で特定の特徴が誇張又は省略されることがある。

実施例

0055

ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)と、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)とを備える2つ薬剤、すなわち、薬剤(1aa)と薬剤(11aa)とを送達するための本発明の薬品送達装置(12)の詳細な説明は、図1から図17を参照して以下のように記載し得る。2つの独立してユーザ選択可能な複数用量の薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)薬剤を送達するための本発明の薬品送達装置(12)は、薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)のカートリッジ(1a)とカートリッジ(11a)に収納されることができ、薬剤(1aa)に関連するユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)、及び薬剤(11aa)に関連するユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)は、単一吐出インターフェース(7)に作動的に接続された単一装置内のハウジング(10)及びハウジング(100)内に取り付けることができ、装置は、用量設定器(4)、ハウジング(10)内に収容される用量設定機構(2)の用量ドラム(3)、用量設定器(44)、ハウジング(100)内に収容される用量設定機構(22)の用量ドラム(33)を備え、装置は更に、用量設定機構(2)に動作可能に接続された用量送達機構(5)と、用量設定機構(22)に動作可能に接続された用量送達機構(55)とを備え、ハウジング(10)上に取り付けられたユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)は用量設定器(4)に作動的に接続され、ハウジング(100)上に取り付けられたユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)は用量設定器(44)に作動的に接続され、これらによって、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)をロック解除すると適切な用量の薬剤(1aa)の選択が、またユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)をロック解除すると適切な用量の薬剤(11aa)の選択が可能になり、単一起動ボタン(6)を起動すると、選択された用量の薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を投与(吐出)することができ、用量の投与が完了すると、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)とユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)とが自動的にロックされる。薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)は共通の針ハブ(7a)に装着された針(7aa)を通して投与され得る。針ハブ(7a)は、薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)に動作可能に接続され得る。

0056

図1図9及び図13を参照すると、薬品送達装置(12)の薬剤リザーバ(1)のカートリッジ(1a)に含まれる第1の薬剤(1aa)のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)は、ノブ(8a)、バネ(8b)、及びブラケット(8c)を備え得る。薬剤リザーバ(1)のカートリッジ(1a)に含まれる第1の薬剤(1aa)のロッキング機構(8)のブラケット(8c)は、ハウジング(10)の外表面上でその近位部に向けてしっかりと固定され得る。ブラケット(8c)は溶接/一体成形/スナップ嵌めによりハウジング(10)の外面にしっかりと保持され得る。ブラケット(8c)は、長方形、正方形、台形、楕円形等の任意の形状であってもよい。図1から図16に示す本発明の実施形態では、ブラケットは、長方形形状であってもよい。ブラケット(8c)は、互いに平行で長方形の形状を形成する、ブラケット縦面(8c1、8c2)とブラケット横面(8c3、8c4)とによって界接されてもよく、ノブ(8a)とバネ(8b)とがその内部に配置され得る。バネ(8b)は長方形の形状であってもよい。らせん状バネ(図示せず)を用いることもできる。バネ(8b)の機能は、設定された用量が送達され、用量ドラム(3)のカウンタレベルがゼロ位置に達した後に、用量設定器(4)の自動ロックを達成することであってよい。バネ(8b)の材料特性は、装置の使用中に反復的な圧縮及び弛緩に耐えることができるようなものであってよい。弛緩したバネ(8b)の近位部は、赤色に着色されていてもよい。ノブの上面(8a1)は緑色に着色されていてもよい。バネ(8b)の遠位部は、ノブの上面(8a1)ノブの下面(8a2)との間で所定の位置に保持され、バネ(8b)の近位部はブラケット横面(8c4)の近位部による付勢バイアス/偏倚)によって保持され得る。

0057

ノブ(8a)はその頂部がノブ上面(8a1)、底部がノブ下面(8a2)、遠端部に向かう側面がノブ鉛直面(8a3)によって界接されてもよい。ノブ突出部(8aa)はノブ下面(8a2)の中央部のより近くで下方に向けて突出してもよい。ノブ(8a)は、ブラケット(8c)内で拘束されてもよい。図2図5から図8図13及び図14に示すように、ノブ(8a)は、ブラケット(8c)の遠位端に向かって配置されてもよい。ブラケット(8c)内にノブ(8a)を配置する意図は、ノブ(8a)がその使用中に外れないようにするためであってよい。ノブ(8a)は、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)のロック又はロック解除中にノブ突出部(8aa)と、用量ドラム(3)の縦溝(長手方向溝)(3b)又は内向きの螺旋溝(3a)との篏合によって薬品送達装置の(12)の用量設定機構(2)の用量ドラム(3)との接触を確立する重要な構成要素であり得る。

0058

図1図2図5から図8図13及び図14を参照すると、第1の薬剤(1aa)が開始位置のカートリッジ(1a)内にある状態で薬品送達装置(12)のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)はロック状態にある。ロック状態では、ノブの縦面(8a3)は、バネ(8b)の遠位端の緩和力によって遠位のブラケット横面(8c3)の近位端を付勢し得る。更に弛緩したバネ(8b)の近位端は、近位のブラケット横面(8c4)の遠位端と嵌合(当接)し得る。ノブ(8a)は、バネ(8b)の遠位端の緩和力によるノブの縦面(8a3)と遠位のブラケット横面(8c3)とのこの嵌合、及び弛緩したバネ(8b)の近位端と近位のブラケット横面(8c4)の遠位端との嵌合によって所定位置に保持され得る。また、この状態になると、このようにしてノブの下面(8a2)に位置するノブ突出部(8aa)は、用量ドラム(3)の長手方向溝(3b)の近位部と整列し得る。

0059

ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)のロック解除を、図1図3図4図9図10図11図12図15図16及び図17を参照して説明する。選択された用量の第1の薬剤(1aa)が投与され、次いで、所望の用量を設定するために薬品送達装置(12)のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)がロック解除される必要があると想定する。用量を設定するには、ロッキング機構(8)のノブ(8a)は、薬品送達装置(12)の近位部に向かってスライドされ、又は押し込まれなければならない。そうすることによって、ノブ(8a)のノブ突出部(8aa)はその初期ロック位置から近位方向に用量ドラム(3)の長手方向溝(3b)に沿って移動し得る。この運動はノブ(8a)を近位部に向かって押しやり、可撓性バネ(8b)を圧縮し得る。それによって、図1に示すように、ノブ突出部(8aa)を用量ドラム(3)の螺旋溝(3a)の初期位置に整列させ得る。長手方向溝(3b)の近位端と螺旋溝(3a)の近位部の初期位置は、1つで同一であってもよい。ノブ突出部(8aa)は、バネ(8b)の圧縮力を支持するように、長手方向溝(3b)と螺旋溝(3a)近位部との接合部で螺旋溝(3a)のすぐ隣の位置を取り得る。更に、ロック解除状態でノブ(8a)は、ノブ縦面(8a3)の近位部又は近位端と圧縮状態のバネ(8b)の遠位端との嵌合、及びバネ(8b)近位端と近位のブラケット横面(8c4)の遠位部との嵌合によってブラケット(8c)内の所定の位置に保持され得る。図3に示す実施形態では、薬剤(1aa)の所望の用量は、12IUに設定されてもよく、又は、図4に示すように8IUに設定されてもよく、これは、薬剤(1aa)と薬剤(11aa)の用量が等しい場合と、薬剤(1aa)と薬剤(11aa)の用量が等しくない場合のいずれかに対応し得る。図9図10を参照すると、ロッキング機構(8)のノブ突出部(8aa)とロッキング機構(88)のノブ突出部(88aa)とが、薬剤(1aa)と薬剤(11aa)の設定投与量に対応する螺旋溝(3a)及び螺旋溝(33a)の経路を移動したことを理解し得る。この投与量設定中、ロッキング機構(8)のバネ(8b)及びロッキング機構(88)のバネ(88)(図示せず)は、薬剤(1aa)及び薬剤薬剤(11aa)について図16及び図17に示した圧縮状態にあるであろう。図11及び図12は、図10の断面図の突起部(8aa)の位置を示している。

0060

図1図9及び図13を参照すると、薬品送達装置(12)の薬剤リザーバ(11)のカートリッジ(11a)に含まれる第2の薬剤(11aa)のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)は、ノブ(88a)、バネ(88b)、及びブラケット(88c)を備え得る。薬品リザーバ(11)のカートリッジ(11a)内に含まれる第2の薬剤(11aa)のロッキング機構(88)のブラケット(88c)は、ハウジング(100)の外面で近位部に向けてしっかりと取り付けられ得る。ブラケット(88c)は、溶接/一体成形/スナップ嵌めによりハウジング(100)の外面にしっかりと保持され得る。ブラケット(88c)は、長方形、正方形、台形、楕円形等の任意の形状であってよい。図1から図16に示すように、本発明の一実施形態では、ブラケット(8c、88c)は長方形の形状であってもよい。ブラケット(88c)は、互いに平行で長方形の形状を形成する、ブラケット縦面(88c1、88c2)と、ブラケット横面(88c3、88c4)とによって界接されてもよく、ノブ(88a)とバネ(88b)がその内部に配置され得る。バネ(88b)は、長方形の形状であってもよい。螺旋状バネ(図示せず)を用いることもできる。バネ(88b)の機能は、設定された用量が送達され、用量ドラム(33)のカウンタレベルがゼロ位置に達した後に、用量設定器(44)の自動ロックを達成することであってよい。バネ(88b)の材料特性は、装置(12)の使用中に反復的な圧縮及び弛緩に耐えることができるようなものであってよい。弛緩したバネ(8b)の近位部は、赤色に着色されていてもよい。ノブの上面(88a1)は緑色に着色されていてもよい。バネ(88b)の遠位部は、ノブの上面(88a1)とノブの下面(88a2)との間で所定の位置に保持され、バネ(88b)の近位部は、ブラケット横面(88c4)の近位部による付勢によって保持され得る。

0061

ノブ(88a)は、頂部がノブ上面(88a1)、底部がノブ下面(88a2)、遠端に向かう側面がノブ縦面(88a3)によって界接されてもよい。ノブ突出部(88aa)は、ノブ下面(88a2)の中央部のより近くで下方に向けて突出してもよい。ノブ(88a)は、ブラケット(88c)内で拘束されてもよい。図2図5から図6、及び図14に示すように、ノブ(88a)は、ブラケット(88c)の遠位端に向かって配置されてもよい。ブラケット(88c)内にノブ(88a)を配置する意図は、ノブ(88a)がその使用中に外れないようにするためであってよい。ノブ(88a)は、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)のロック又はロック解除中に、ノブ突出部(88aa)と、用量ドラム(33)の長手方向溝(33b)又は内向きの螺旋溝(33a)との篏合によって薬品送達装置の(12)の用量設定機構(22)の用量ドラム(33)との接触を確立する重要な構成要素であり得る。

0062

図2図5図6及び図14を参照すると、第2の薬剤(11aa)が開始位置のカートリッジ(11a)内にある状態で薬品送達装置(12)のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)はロック状態にある。ロック状態では、ノブの縦面(88a3)は、バネ(88b)の遠位端の緩和力によって遠位のブラケット横面(88c3)の近位端を付勢し得る。更に、弛緩したバネ(88b)の近位端は、近位のブラケット横面(88c4)の遠位端と嵌合し得る。ノブ(88a)は、バネ(88b)の遠位端の緩和力によるノブの縦面(88a3)と遠位のブラケット横面(88c3)とのこの篏合、及び弛緩したバネ(88b)の近位端と近位のブラケット横面(88c4)の遠位端との篏合によって所定位置に保持され得る。また、この状態になると、このようにノブの下面(88a2)に位置するノブ突出部(88aa)は、用量ドラム(33)の長手方向溝(33b)の近位部と整列し得る。

0063

ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)のロック解除を、図1図3図4図9図10図13及び図15を参照して説明する。選択された用量の第2の薬剤(11aa)が投与され、次いで、所望の用量を設定するために薬品送達装置(12)のユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)がロック解除されると想定する。用量を設定するには、ロッキング機構(88)のノブ(88a)は、薬品送達装置(12)の近位部に向かってスライドされ、又は押し込まれなければならない。そうすることによって、ノブ(88a)のノブ突出部(88aa)はその初期ロック位置から近位方向に用量ドラム(33)の長手方向溝(33b)に沿って移動し得る。この運動はノブ(88a)を近位部に向かって押しやり、可撓性バネ(88b)を圧縮し得る。それによって、図1に示すように、ノブ突出部(88aa)を用量ドラム(33)の螺旋溝(33a)の初期位置に整列させ得る。長手方向溝(33b)の近位端と螺旋溝(33a)の近位部の初期位置は同一であってもよい。ノブ突出部(88aa)は、バネ(88b)の圧縮力を支持するために長手方向溝(33b)と近位部螺旋溝(3a)との接合部で螺旋溝(33a)のすぐ隣の位置を取り得る。更に、ロック解除状態でノブ(88a)は、ノブ縦面(88a3)の近位部又は近位端と圧縮状態のバネ(88b)の近位端との嵌合、及びバネ(88b)近位端と近位のブラケット横面(88c4)の遠位部との篏合によってブラケット(88c)内の所定の位置に保持され得る。図3に示す実施形態では、薬剤(11aa)の所望の用量は、12IUに設定されてもよく、これは第1の薬剤(1aa)と第2の薬剤(11aa)の用量が等しい場合と、第1の薬剤(1aa)と第2の薬剤(11aa)の用量が等しくない場合のいずれかに対応する。図9図10図13、及び図15を参照すると、ロッキング機構(88)のノブ突出部(88aa)が、第2の薬剤(11aa)の設定投与量に対応する螺旋溝(33a)の経路を移動したことを理解し得る。この投与量設定中、ロッキング機構(88)のバネ(88b)は圧縮状態にあるであろう。

0064

図3図9図10及び図15に示す第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の等しい設定用量、又は、図14に示す第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の等しくない設定用量の、ユーザ操作可能な可変ロッキング機構(8、88)のロック解除後の投与/送達を以下のように説明する。

0065

図3図9図10及び図15を参照すると、第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の選択された等しい設定用量のためにユーザにより単一起動ボタン(6)が起動されると、単一吐出インターフェース(7)は、用量ドラム(3)と用量ドラム(33)を回転させ得る。それによって、動作可能に用量設定機構(2、22)に接続された図16に示した用量送達機構(5)、及び、ハウジング(100)内に位置する用量送達機構(55)(図示せず)は、共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して同時に12IUの薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)を押し出させ得る。螺旋溝(3a)及び螺旋溝(33a)とそれぞれ整列されたノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は、それぞれの薬剤(1aa、11aa)の全用量が送達されるまで、螺旋溝で案内される経路内を反時計方向に移動し得る。これが生じると、第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(3a)及び螺旋溝(33a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)及び長手方向溝(33b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)及び(88b)の弛緩とバネ力の結果として、ノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は、長手方向溝(3b)及び長手方向溝(33b)の初期位置に戻りロッキング動作が完了し得る。

0066

図4に示すように、第1の薬剤(1aa)は8IUに、また第2の薬剤(11aa)は12IUに設定されてもよい。図4を参照すると、選択された等しくない設定用量の第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のためにユーザにより単一起動ボタン(6)が起動されると、単一吐出インターフェース(7)は、用量ドラム(3、33)に内向きの螺旋溝が設けられているか外向きの螺旋溝が設けられているかに応じて用量ドラム(33)を反時計回り方向又は時計回り方向に回転させ得る。用量設定機構(2)及び用量設定機構(22)に動作可能に接続された第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の図16に示す用量送達機構(5)及び用量送達機構(55)(図示せず)は、4IUの薬剤(1aa)をカートリッジ(11a)のみから押し出して、共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して送達を開始し得る。ノブ突出部(88aa)のみが、その用量インジケータ(99)が8IUを示すまで、螺旋溝で案内される経路内を反時計回り方向に移動し得る。この状態が生じると、用量インジケータ(99)は、8IUを示し、用量インジケータ(9)は、選択された用量であるが何も送達されない8IUを示し得る。単一起動ボタン(6)の起動を継続すると、ノブ突出部(8aa)とノブ突出部(88aa)は、螺旋溝(3a)及び螺旋溝(33aa)とそれぞれ整列し、8IUの用量の薬剤(1aa、11aa)が針(7aa)を通して送達されるまで、螺旋溝で案内される経路を反時計回り方向に移動し得る。この状態になると、第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(3a)及び螺旋溝(33a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)及び長手方向溝(33b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)及び(88b)の弛緩とバネ力の結果として、ノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は長手方向溝(3b)と長手方向溝(33b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0067

図13に示すように、唯一の薬剤(11aa)の投与/送達は次のように説明される。図13を参照すると、本発明の薬品送達装置(12)の1実施形態は、薬剤(1aa)がロックされている間に、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)をロック解除することによって選択された12IUの可変用量の薬剤(11aa)のために単一起動ボタン(6)が起動されると、用量設定機構(22)に動作可能に接続された単一吐出インターフェース(7)は、用量ドラム(33)を反時計回り方向に回転させ得る。図示しないハウジング(100)内に配置された用量設定機構(22)に動作可能に接続された用量送達機構(55)は、カートリッジ(11a)から共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して12IUの薬剤(11aa)を押し出し得る。これが生じると、第2の薬剤(11aa)のノブ突出部(88aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(33a)の近位部の始部と、長手方向溝(33b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(88b)の弛緩とバネ力の結果として、ノブ突出部(88aa)は、長手方向溝(33b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0068

同様に、(図示しないが)図13から類推されるように、本発明の薬品送達装置の(12)実施形態は、薬剤(11aa)がロックされている間に、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)をロック解除することによって選択された12IUの可変用量の薬剤(1aa)のために単一起動ボタン(6)が起動されると、用量設定機構(2)に動作可能に接続された単一吐出インターフェース(7)は用量ドラム(3)を反時計回り方向に回転させ得る。用量設定機構(22)に動作可能に接続された図16に示す用量送達機構(5)は、カートリッジ(11a)から共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して12IUの薬剤(1aa)を押し出し得る。この状態になると、第1の薬剤(11aa)のノブ突出部(8aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(3a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)の弛緩とバネ力の結果として、ノブ突出部(8aa)は、長手方向溝(3b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0069

ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)及び必要に応じてユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)を備える、3つの薬剤、すなわち第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)、及び必要に応じて薬剤(111aa)を送達するための本発明の実施形態の薬品送達装置(12)の詳細な説明は、図18及び図19を参照して以下のように記載され得る。独立してユーザ選択可能な3つの可変/固定の複数用量の薬剤を送達するための本発明の薬品送達装置(12)では、薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)は、薬剤リザーバ(1)及び薬剤リザーバ(11)のカートリッジ(1a)及びカートリッジ(11a)に収容されてよく、必要に応じて、固定用量の薬剤(111aa)が、薬剤リザーバ(111)のカートリッジ(111a)に収容されてもよい。単一吐出インターフェース(7)に動作可能に接続された単一装置内において、薬剤(1aa)に関連するユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)及び薬剤(11aa)に関連するユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)がハウジング(10)及びハウジング(100)上に取り付けられ、必要に応じて、ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)がハウジング(1000)上に取り付けられてもよい。装置は、用量設定器(4)と、ハウジング(10)内に格納される用量設定機構(2)の用量ドラム(3)と、用量設定器(44)と、ハウジング(100)内に格納される用量設定機構(22)の用量ドラム(33)と、必要に応じてハウジング(1000)内に格納される用量設定機構(222)の用量ドラム(333)を備え得る。装置は更に、用量設定機構(2)に動作可能に接続された用量送達機構(5)、用量設定機構(22)に動作可能に接続された用量送達機構(55)、及び必要に応じて、用量設定機構(222)に動作可能に接続された用量送達機構(555)(図18には図示せず)を備えることができ、ハウジング(10)に取り付けられたユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)は用量設定器(4)に動作可能に接続され、ハウジング(100)に取り付けられたユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)は用量設定器(44)に動作可能に接続され、必要に応じて、ハウジング(1000)に取り付けられたユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)は、用量設定器(444)に動作可能に接続されてもよく、それによって、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)をロック解除して適切な用量の薬剤(1aa)を選択し、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)をロック解除して適切な用量の薬剤(11aa)を選択し、必要に応じてユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)をロック解除して適切な用量の薬剤(111aa)を選択することが可能になり、ユーザによる単一起動ボタン(6)の起動により、選択された用量の薬剤(1aa)、薬剤(11aa)、及び薬剤(111aa)が吐出され、各用量の吐出が完了すると、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)及びユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)が自動的にロックされ得る。薬剤(1aa)、薬剤(11aa)、及び薬剤(111aa)は、共通の針ハブ(7a)に装着された針(7aa)を通して送達され得る。針ハブ(7a)は、薬剤リザーバ(1)、薬品リザーバ(11)、及び薬剤リザーバ(111)に動作可能に接続され得る。

0070

図18及び図19を参照すると、薬品送達装置(12)の薬剤リザーバ(111)のカートリッジ(111a)に収容される第3の薬剤(111aaa)のロッキング機構(888)は、ノブ(888a)、バネ(888b)、及びブラケット(888c)を備え得る。薬剤リザーバ(111)のカートリッジ(111a)に収容される第3の薬剤(111aa)のロッキング機構(888)のブラケット(888c)は、ハウジング(1000)の外面にその近位部に向かってしっかりと取り付けられ得る。ブラケット(888c)は、溶接/一体成形/スナップ嵌めによってハウジング(1000)の外面にしっかりと保持され得る。ブラケット(888c)は長方形、正方形、台形、楕円形などの任意の形状であってもよい。図19に示す本発明の実施形態では、ブラケット(888c)は長方形であってもよい。ブラケット(888c)は、互いに平行で長方形の形状を形成する、ブラケットの縦面(888c1、888c2)(図示せず)と、ブラケット横面(888c3、888c4)とによって界接されてもよく、ノブ(888a)とバネ(888b)がその内部に配置され得る。ブラケット(888c)の形状は、ブラケット(8c)及びとブラケット(88c)の形状と同じであってもよい。バネ(888c)の形状は長方形であってもよい。らせん状バネ(図示せず)を用いてもよく、長方形の形状のバネと同様の機能を果たし得る。バネ(888b)の機能は、設定された用量が送達され、用量ドラム(333)のカウンタレベルがゼロ位置に達した後に、用量設定器(444)の自動ロックを達成することであってよい。バネ(888b)の材料特性は、装置の使用中に反復的な圧縮及び弛緩に耐えることができるようなものであってよい。弛緩したバネ(888b)の近位部は赤色に着色されていてもよい。ノブの上面(8a1)は緑色に着色されていてもよい。バネ(888b)の遠位部は、ノブの上面(888a1)とノブの下面(888a2)との間の所定の位置に保持され、バネ(888b)の近位部はブラケット横面(888c4)の近位部での付勢によって保持され得る。

0071

図19を参照すると、ノブ(888a)はその頂部がノブ上面(888a1)、底部がノブ下面(888a2)、その遠端部に向かう側面がノブ縦面(888a3)によって界接されてもよい。ノブ突出部(888aa)はノブ下面(888a2)の中央部のより近で下方に突出してもよい。ノブ(888a)は、ブラケット(888c)内で拘束されてもよい。図19に示すように、ノブ(888a)は、ブラケット(888c)の遠位端に向かって配置されてもよい。ブラケット(888c)内にノブ(888a)を配置する意図は、ノブ(888a)がその使用中に外れないようにするためであってよい。ノブ(888a)は、ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)のロック又はロック解除中に、ノブ突出部(888aa)と、用量ドラム(333)の長手方向溝(333b)、又は内向きの螺旋溝(333a)との篏合によって薬品送達装置の(12)の用量設定機構(222)の用量ドラム(333)との接触を確立する重要な構成要素であり得る。

0072

図18を参照すると、開始位置にあるカートリッジ(111a)内に第3の薬剤(111aa)を有する薬品送達装置(12)のユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)はロックされた状態にあるであろう。第3の薬剤(111aa)をロックするための技術的特徴も第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)と同じであってよく、これは図2及び図5から図8を参照することによって理解できよう。ロック状態で、ノブの縦面(888a3)は、バネ(888b)の遠位端の緩和力によって遠位のブラケット横面(888c3)の近位端を付勢し得る。更に弛緩したバネ(888b)の近位端は、近位のブラケット横面(888c4)の遠位端と嵌合し得る。ノブ(888a)は、バネ(888b)の遠位端の緩和力によるノブの縦面(888a3)と遠位のブラケット横面(888c3)とのこの篏合、及び、弛緩したバネ(888b)の近位端と近位のブラケット横面(888c4)の遠位端との篏合によって所定位置に保持され得る。また、この状態になると、このようにノブの下面(888a)に位置するノブ突出部(888aa)は、用量ドラム(333)の長手方向溝(333b)の近位部と整列し得る。

0073

しかし、薬剤リザーバ(111)のカートリッジ(111a)に収容される第3の薬剤(111aa)を送達するための薬品送達装置(12)のハウジング(111)内に位置する選択された用量設定(222)及び吐出機構(555)は、ユーザによるユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)の用量設定器(444)の回転が固定用量のみを設定するようなものになろう。例えば、5IUの第3の薬剤(111aa)を送達するための薬品送達装置(12)のハウジング(111)内に位置する用量設定(222)及び吐出機構(555)の選択された設計では、ユーザは過不足なく正確に5IUを設定することができよう。このようなシナリオでは、ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)をロック解除し、図18に示す薬品送達装置(12)の用量を設定すれば、第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の選択された可変用量の組み合わせがどのようなものであっても、5IUだけ第3の薬剤(111aa)を送達するであろう。5IUの第3の薬剤(111aa)以外の任意の他の固定用量、例えば10IUが送達されるべきであるとするならば、薬剤リザーバ(111)のカートリッジ(111a)に収容される第3の薬剤(111aa)を送達するための薬品送達装置(12)のハウジング(111)内に位置する選択された用量設定(222)及び吐出機構(555)は、ロック解除後のユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)の用量設定器(444)のユーザによる回転が10IUの固定用量のみを設定するようなものになろう。

0074

ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)のロック解除は、図18及び図19を参照して説明し得る。選択された第3の薬剤(111aa)の用量が投与されるべきであるとするならば、薬品送達装置(12)のユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)は、所望の用量を設定するためにロック解除されなければならないであろう。用量設定するには、ロッキング機構(888)のノブ(888a)は、薬品送達装置(12)の近位部に向かってスライドされ、又は押し込まれなければならない。そうすることによって、ノブ(888a)のノブ突出部(888aa)は、その初期ロック位置から近位方向に用量ドラム(333)の長手方向溝(333b)に沿って移動し得る。この運動はノブ(888a)を近位部に向かって押しやり、可撓性バネ(888b)を圧縮し得る。それによって、ノブ突出部(888aa)を用量ドラム(333)の螺旋溝(333a)の初期位置に整列させ得る。長手方向溝(333b)の近位端と螺旋溝(333a)の近位部の初期位置は1つで同一であってもよい。ノブ突出部(888aa)は、バネ(888b)の圧縮力を支持するために、長手方向溝(333b)と螺旋溝(333a)の近位部との接合部で螺旋溝(333a)のすぐ隣の位置を取り得る。更に、ロック解除状態で、ノブ(888a)は、ノブ縦面(888a3)の近位部又は近位端と圧縮状態のバネ(888b)の遠位端との嵌合、及び、バネ(888b)の近位端と近位のブラケット横面(888c4)の遠位部との篏合によってブラケット(888c)内で所定の位置に保持され得る。図19に示す実施形態では、薬剤(111aa)の固定用量は5IUに設定されてもよい。図19を参照すると、ロッキング機構(888)のノブ突出部(888aa)は、薬剤(111aa)の固定投与量に対応する螺旋溝(333a)の経路を移動したことが理解し得る。固定投与量の設定中、ロッキング機構(888)のバネ(888b)は、図19に示すように圧縮状態にあるであろう。

0075

図18に示す可変用量の薬剤(1aa)、可変用量の薬剤(11aa)、及び、固定用量の薬剤(111aa)を送達するための薬品送達装置(12)の実施形態において、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)及びユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)を備えることによって、薬剤(1aa、11aa、111aa)の投与の以下のような柔軟性を可能にし得る。3つの薬剤を送達するための図18に示す薬品送達装置(12)の実施形態でのユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8、88)の機能、及び、選択された用量の薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)の送達は、図1から図17に示したものと同一であってよい。したがって、3つの薬剤を送達するための薬品送達装置(12)の様々な実施形態における薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)の送達を説明するために図1から図17を参照した。

0076

図18を参照すると、ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)がロックされ得るとして、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8、88)のロック解除後に、ユーザにより第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の12IUの選択された等設定用量(図3に類似する)のために単一起動ボタンが起動されると、単回投与インターフェース(7)は、用量ドラム(3)及び用量ドラム(33)を回転させ得る。これにより、用量設定機構(2、22)に動作可能に接続された(図16に類似する)用量送達機構(5)及びハウジング(100)内に配置された用量送達機構(55)(図示せず)が共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して12IUの薬剤(1aa)と薬品(11aa)を同時に押し出し、螺旋溝(3a)及び螺旋溝(33a)とそれぞれ整列されたノブ突出部(8aa)とノブ突出部(88aa)は、薬剤(1aa、11aa)の全用量が送達されるまで、螺旋溝で案内された経路を反時計回り方向に移動し得る。この状態になると、第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(3a)と螺旋溝(33a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)及び長手方向溝(33b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)及び(88b)の弛緩とバネ力の結果として、ノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は長手方向溝(3b)と長手方向溝(33b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0077

図4と類似して、ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)がロックされ得る図18に示した薬物送達装置(12)の実施形態では、薬剤(1aa)は8IUの用量に、また薬剤(11aa)は12IUの用量に設定され得る。図18を参照すると、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8、88)をロック解除することによって、ユーザにより、選択された等しくない設定用量の第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のために単一起動ボタン(6)が起動されると、単一吐出インターフェース(7)は、用量ドラム(3、33)に内向きの螺旋溝が設けられているか外向きの螺旋溝が設けられているかに応じて用量ドラム(33)を反時計回り方向又は時計回り方向に回転させ得る。用量設定機構(2)及び用量設定機構(22)に動作可能に接続された第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)の図16に類似の用量送達機構(5)及び用量送達機構(55)(図示せず)は、4IUの薬剤(11aa)をカートリッジ(11a)のみから押し出して、共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して送達を開始し得る。ノブ突出部(88aa)のみが、その用量インジケータ(99)が8IUを示すまで、螺旋溝で案内される経路内を反時計回り方向に移動し得る。この状態が生じると、用量インジケータ(99)は、8IUを示し、用量インジケータ(9)は、選択された用量であるが何も送達されない8IUを示し得る。単一起動ボタン(6)の起動を継続すると、ノブ突出部(8aa)とノブ突出部(88aa)は、それぞれ螺旋溝(3a)と螺旋溝(33a)と整列し、8IUの用量の薬剤(1aa、11aa)が針(7aa)を通して送達されるまで、螺旋溝で案内される経路を反時計回り方向に移動し得る。この状態になると、第1の薬剤(1aa)及び第2の薬剤(11aa)のノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(3a)と螺旋溝(33a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)及び長手方向溝(33b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)及び(88b)の弛緩とバネ力の結果として、ノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(88aa)は長手方向溝(3b)と長手方向溝(33b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0078

図13に類似して、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)及びユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)がロックされ得る、図18に示した3つの薬品を送達するための送達装置(12)の実施形態における薬剤(11aa)だけの投与/送達は、次のように説明される。図13に類似して、図18に示す本発明の薬品送達装置(12)の実施形態は、薬剤(1aa)及び薬剤(111aa)がロックされている間に、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)をロック解除することによって選択された12IUの可変用量の薬剤(11aa)のために単一起動ボタン(6)が起動すると、用量設定機構(22)に動作可能に接続された単一吐出インターフェース(7)は用量ドラム(33)を反時計回り方向に回転させ得る。ハウジング(100)内に配置され、用量設定機構(22)に動作可能に接続された用量送達機構(55)(図示せず)は、カートリッジ(11a)から共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して12IUの薬剤(11aa)を押し出し得る。この状態になると、第2の薬剤(11aa)のノブ突出部(88aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(33a)の近位部の始部と、長手方向溝(33b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(88b)の弛緩とバネ力の結果として、ノブ突出部(88aa)は長手方向溝(33b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0079

同様に図13に類似して、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)及びユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)がロックされ得る図18に示した3つの薬剤を送達するための本発明の薬剤送達装置(12)の実施形態では、薬剤(1aa)だけの投与/送達は次のように説明される(図示せず)。図13に類似して、本発明の薬品送達装置(12)の実施形態は、薬剤(11aa)及び薬剤(111aa)がロックされている間に、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)をロック解除することによって選択された12IUの可変用量の薬剤(1aa)のために単一起動ボタン(6)が起動されると、用量設定機構(2)に動作可能に接続された単一吐出インターフェース(7)は、用量ドラム(3)を反時計回り方向に回転させ得る。用量設定機構(2)に動作可能に接続された図16に示す用量送達機構(5)は、カートリッジ(1a)から共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して12IUの薬剤(1aa)を押し出し得る。この状態になると、第1の薬剤(1aa)のノブ突出部(8aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(3a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)の弛緩とバネ力の結果としてノブ突出部(8aa)は長手方向溝(3b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0080

同様に図13に類似して、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(8)及びユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)がロックされ得る図18及び図19に示す3つの薬剤を送達するための本発明の薬剤送達装置(12)の実施形態では、薬剤(111aa)だけの投与/送達は次のように説明される(図示せず)。図19に示すように、本発明の薬品送達装置(12)の実施形態は、薬剤(1aa)及び薬剤(11aa)がロックされている間に、ユーザ操作可能な固定用量ロッキング機構(888)をロック解除することによって選択された5IUの固定用量の薬剤(111aa)のために単一起動ボタン(6)が起動されると、用量設定機構(222)に動作可能に接続された単一吐出インターフェース(7)は用量ドラム(333)を反時計回り方向に回転させ得る。用量設定機構(222)に動作可能に接続された図19に示す用量送達機構(555)は、カートリッジ(111a)から共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して5IUの薬剤(111aa)を押し出し得る。この状態になると、第3の薬剤(111aa)のノブ突出部(888aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(333a)の近位部の始部と、長手方向溝(333b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(888b)の弛緩とバネ力の結果としてノブ突出部(888aa)は長手方向溝(333b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0081

同様に、図3図9図10及び図15(薬剤が3つの実施形態については同様の図は図示せず)に類似して、ユーザ操作可能な可変用量ロッキング機構(88)がロックされ得る図18及び図19に示す3つの薬剤を送達するための本発明の薬剤送達装置(12)の実施形態では、薬剤(1aa)及び薬剤(111aa)の投与/送達は次のように説明される。図3図9図10及び図15に類似して、本発明の薬品送達装置(12)の実施形態では、ユーザによって選択された可変用量の第1の薬剤(1aa)及び固定用量の第3の薬剤(111aa)のために単一起動ボタン(6)が起動されると、単一吐出インターフェース(7)は用量ドラム(3)及び用量ドラム(333)を回転させ得る。それによって、用量設定機構(2、222)に動作可能に接続された図16に類似する用量送達機構(5)及びハウジング(1000)内に配置された図19に示す用量送達機構(555)は、共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して選択された用量の第1の薬剤(1aa)及び第3の薬剤(111aa)を押し出し得る。螺旋溝(3a)及び螺旋溝(333a)とそれぞれ整列されたノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(888aa)は、第1の薬剤及び第3の薬剤(1aa、111aa)の全用量が送達されるまで、螺旋溝で案内される経路内を反時計方向に移動し得る。この状態になると、第1の薬剤(1aa)及び第3の薬剤(111aa)のノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(888aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(3a)及び螺旋溝(333a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)及び長手方向溝(333b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)及びバネ(888b)の弛緩とバネ力の結果としてノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(888aa)は長手方向溝(3b)及び長手方向溝(333b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。本発明の実施形態では、第1の薬剤(1aa)の用量と第3の薬剤(111aa)の固定用量が等しい場合(例えば5IU)は、薬剤(1aa)と薬剤(111aa)とは同時に送達され得る。薬剤(1aa)の可変用量の設定(例えば3IU)が薬剤(111aa)の固定用量(例えば5IU)よりも少ない場合は、両方の用量が等しくなるまで(例えば2IU)、先ずより多い固定用量のみが送達され、次いで両方の薬剤(1aa)と薬剤(111aa)が同時に送達され得る。同様に、第1の薬剤(1aa)の可変用量設定(例えば10IU)が薬剤(111aa)の固定用量(例えば5IU)よりも多い場合は、両方の用量が等しくなるまで、先ずより多い用量の薬剤(1aa)(5IU)のみが送達され、次いで両方の薬剤(1aa)と固定用量の薬剤(111aa)が同時に送達され得る。

0082

図3図9図10及び図15に類似して、3つの薬剤(1aa、11aa、111aa)を送達するための薬品送達装置(12)の実施形態は、薬剤(11aa)がロックされている間に、ユーザによって選択された等しい設定用量の第1の薬剤(1aa)及び第3の薬剤(111aa)のために単一起動ボタン(6)が起動されると、単一吐出インターフェース(7)は用量ドラム(3)及び用量ドラム(333)を反時計回り方向に回転させ得る。それによって、用量設定機構(2、222)に動作可能に接続された図16に示した用量送達機構(5)及びハウジング(1000)(図示せず)内に配置された図19に示した用量送達機構(555)は、共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して5IUの薬剤(1aa)及び薬剤(111aa)を押し出し得る。螺旋溝(3a)及び螺旋溝(333a)とそれぞれ整列されたノブ突出部(8aa)とノブ突出部(888aa)は、薬剤(1aa、111aa)の全投与量が送達されるまで、螺旋溝で案内された経路を反時計回り方向に移動し得る。この状態になると、第1の薬剤(1aa)及び第3の薬剤(111aa)のノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(888aa)は、接合部、すなわち、螺旋溝(3a)と螺旋溝(333a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)及び長手方向溝(333b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)及び(888b)の弛緩とバネ力の結果としてノブ突出部(8aa)及びノブ突出部(888aa)は長手方向溝(3b)と長手方向溝(333b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0083

図18に示すように、3つの薬剤を送達するための本発明の薬品送達装置(12)は、3つの薬剤、すなわち薬剤(1aa)、薬剤(11aa)、及び薬剤(111aa)を投与/送達するために使用し得る。ある実施形態(図示せず)では、第1の薬剤(1aa)は2IUに設定され、第2の薬剤(11aa)は3IUに設定され、第3の薬剤(111aa)は5IUに設定され得る。ユーザによって選択された等しくない設定用量の第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(111aa)、及び固定用量の第3の薬剤(111aa)のためにの単一起動ボタン(6)が起動されると、単一吐出インターフェース(7)は用量ドラム(333)を反時計回り方向に回転させ得る。用量設定機構(222)、用量設定機構(22)、及び用量設定機構(2)に動作可能に接続された図19に示す用量送達機構(555)、図16に示す用量送達機構(5)、及び用量送達機構(55)(図示せず)は、最初に2IUの薬剤(111aa)をカートリッジ(111a)のみから押し出し、共通の針ハブ(7a)を介して針(7aa)を通して送達し得る。ノブ突出部(888aa)のみが、用量インジケータ(999)が3IUを示すまで、螺旋溝で案内される経路内を反時計方向に移動し得る。この状態になると、用量インジケータ(999)は3IUを示し、用量インジケータ(99)は選択された用量であるが何も送達されていない3IUを示す。単一起動ボタン(6)の起動を継続すると、ノブ突出部(888aa)及びノブ突出部(88aa)は、螺旋溝(333a)及び螺旋溝(33a)とそれぞれ整列し、1IUの用量の薬剤(11aa、111aa)が針(7aa)を通して送達されるまで、螺旋溝で案内される経路を反時計回り方向に移動し得る。この状態になると、用量インジケータ(999)は2IUを示し、用量インジケータ(99)は2IUを示し、用量インジケータ(9)は選択された用量であるが何も送達されていない2IUを示す。単一起動ボタン(6)の起動を継続すると、ノブ突出部(888aa)、ノブ突出部(88aa)及びノブ突出部(8aa)は、螺旋溝(333a)、螺旋溝(33a)、及び螺旋溝(3a)とそれぞれ整列し、2IUの用量の薬剤(1aa、11aa、111aa)が針(7aa)を通して同時に送達されるまで、螺旋溝で案内される経路を反時計回り方向に移動し得る。この状態になると、第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)及び第3の薬剤(111aa)のノブ突出部(8a)、ノブ突出部(88aa)及びノブ突出部(888aa)は接合部、すなわち、螺旋溝(3a)、螺旋溝(33a)及び螺旋溝(333a)の近位部の始部と、長手方向溝(3b)、長手方向溝(33b)、及び長手方向溝(333b)の近位端との接合部に位置し得る。この時点で、バネ(8b)バネ(88b)及びバネ(888b)の弛緩とバネ力の結果としてノブ突出部(8aa)、ノブ突出部(88aa)及びノブ突出部(888aa)は長手方向溝(3b)、長手方向溝(33b)、及び長手方向溝(333b)の初期位置に戻り、ロッキング動作が完了し得る。

0084

本発明で使用される構成要素の用語の概要を以下の表に示す。以下の表では構成要素の同様の符号は、薬品リザーバ(1)、薬品リザーバ(11)、及び薬剤リザーバ(111)内の構成要素の第1の薬剤(1aa)、第2の薬剤(11aa)、及び第3の薬剤(111aa)にそれぞれ対応する。

0085

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