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図面 (13)

課題・解決手段

細長医療装置を選択的に固定し、係合し、又は把持するトルク装置が開示される。トルク装置は、トルク装置を操作することによって、細長い医療装置のトルキング許容するように構成されてもよい。細長い医療装置を選択的に固定し、係合し、又は把持する固定機構も開示される。固定機構は、開示されるトルク装置を伴う使用に適合されてもよく、又は、固定機構はまた、他の医療装置を伴う使用に適合されてもよい。例えば、固定機構は、縫合材料固定装置を伴う使用に適合されてもよい。

概要

背景

概要

細長医療装置を選択的に固定し、係合し、又は把持するトルク装置が開示される。トルク装置は、トルク装置を操作することによって、細長い医療装置のトルキング許容するように構成されてもよい。細長い医療装置を選択的に固定し、係合し、又は把持する固定機構も開示される。固定機構は、開示されるトルク装置を伴う使用に適合されてもよく、又は、固定機構はまた、他の医療装置を伴う使用に適合されてもよい。例えば、固定機構は、縫合材料固定装置を伴う使用に適合されてもよい。

目的

ハウジング120は、トルク装置110の別の構成要素の取り付け又は連結のためのベースを提供する

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請求項1

細長医療装置を固定するトルク装置であって、前記トルク装置が、第1の開口を備えるハウジングであって、前記第1の開口が状の第1の端部とテーパ状の第2の端部、及び、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延在する第1の側面と第2の側面、を画定し、前記第1の側面と前記第2の側面のそれぞれが凹部を備える、ハウジングと、前記ハウジングの少なくとも一部の中にスライド可能に配設されたアクチュエータであって、前記アクチュエータが第2の開口を備え、前記第2の開口が弓状の第1の端部とテーパ状の第2の端部、及び、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延在する第1の側面と第2の側面、を画定し、前記第1の側面と前記第2の側面のそれぞれが凹部を備える、アクチュエータと、を備え、前記第1の開口と前記第2の開口が、細長い医療装置の通路として構成されている、トルク装置。

請求項2

前記第1の開口の前記弓状の第1の端部と前記テーパ状の第2の端部の向きが、前記第2の開口の前記弓状の第1の端部と前記テーパ状の第2の端部の向きに対して、実質的に反転されている、請求項1に記載のトルク装置。

請求項3

前記弓状の第1の端部の横方向の寸法が、前記テーパ状の第2の端部の横方向の寸法より大きい、請求項1又は2に記載のトルク装置。

請求項4

前記トルク装置が、解放構成固定構成との間を遷移するように構成されており、前記第1及び第2の開口のうちの前記弓状の第1の端部が、前記解放構成では、実質的に整列されており、細長い医療装置が前記弓状の第1の端部を貫通して変位可能であり、前記第1及び第2の開口のうちの前記弓状の第1の端部が、前記固定構成では、実質的に整列されておらず、前記第1の開口と前記第2の開口とを貫通して配設された細長い医療装置の一部が、前記第1の開口及び前記第2の開口の、前記細長い医療装置の一部との協調的係合によって固定されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項5

前記トルク装置が固定構成にあるとき、前記第1の開口及び前記第2の開口を貫通して配設された細長い医療装置の一部が、前記ハウジング及び前記アクチュエータによって、前記第1及び第2の開口のうちの前記テーパ状の第2の端部に向かって変位されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項6

前記トルク装置が固定構成にあるとき、前記凹部のうちの少なくとも2つが、前記第1の開口及び前記第2の開口を貫通して配設された細長い医療装置の一部と係合する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項7

前記トルク装置が固定構成にあるとき、前記凹部のうちのそれぞれが、前記第1の開口及び前記第2の開口を貫通して配設された細長い医療装置の一部と係合する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項8

前記凹部同士の間の、前記細長い医療装置の前記一部との係合の位置は、前記第1の開口及び前記第2の開口を貫通して配設された前記細長い医療装置の前記一部の断面のサイズに依存する、請求項7に記載のトルク装置。

請求項9

前記アクチュエータが、非作動位置に向けて付勢されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項10

前記ハウジング内に配設されて前記アクチュエータと連結された付勢部材を更に含み、前記付勢部材が、前記アクチュエータを、作動位置から非作動位置に向けて付勢するように構成され、前記アクチュエータが作動位置にあるとき、前記第1の開口の前記弓状の第1の端部と前記第2の開口の前記弓状の第1の端部とが、実質的に整列されており、細長い医療装置が、前記弓状の第1の端部を貫通して変位可能であり、前記アクチュエータが非作動位置にあるとき、前記第1の開口の前記弓状の第1の端部と前記第2の開口の前記弓状の第1の端部とが、実質的に整列されておらず、前記第1の開口と前記第2の開口とを貫通して配設された細長い医療装置が、前記第1の開口及び前記第2の開口の、前記細長い医療装置の一部との協調的係合によって固定されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項11

前記付勢手段がバネを備える、請求項10に記載のトルク装置。

請求項12

前記アクチュエータが完全な作動位置にあるとき、前記第1及び第2の開口のうちの前記弓状の第1の端部が、実質的に整列されており、前記第1の開口及び前記第2の開口を貫通して延在する細長い医療装置が、前記トルク装置に対して変位可能である、請求項1〜11のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項13

前記第1の開口が、前記ハウジングの一部を貫通して延在する第1のルーメンの一部の断面であり、前記第2の開口が、前記アクチュエータの一部を貫通して延在する第2のルーメンの一部の断面である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項14

前記トルク装置が解放構成にあるとき、前記第1のルーメンが、前記第2のルーメンと実質的に連続であり、前記トルク装置が固定構成にあるとき、前記第1のルーメンが、前記第2のルーメンから実質的にオフセットしている、請求項13に記載のトルク装置。

請求項15

前記ハウジングが球状の部分を備える、請求項1〜14のいずれか一項に記載のトルク装置。

請求項16

前記球状の部分が複数の隆起を備える、請求項15に記載のトルク装置。

請求項17

前記複数の隆起が、互いに対して実質的に平行に配設されている、請求項16に記載のトルク装置。

請求項18

細長い医療装置を係合する固定機構であって、前記固定機構が、弓状の第1の端部とテーパ状の第2の端部、及び、前記弓状の第1の端部と前記テーパ状の第2の端部との間に延在する第1の側面と第2の側面、を画定する第1の開口であって、前記第1の側面が第1の凹部を備え、前記第2の側面が第2の凹部を備える、第1の開口と、前記第1の開口に隣接してスライド可能に配設された第2の開口であって、前記第2の開口が、弓状の第1の端部とテーパ状の第2の端部、及び、前記弓状の第1の端部と前記テーパ状の第2の端部との間に延在する第1の側面と第2の側面、を画定し、前記第1の側面が第1の凹部を備え、前記第2の側面が第2の凹部を備え、前記第2の開口の前記弓状の第1の端部と前記テーパ状の第2の端部の向きが、前記第1の開口の前記弓状の第1の端部と前記テーパ状の第2の端部に対して、実質的に反転されている、第2の開口と、を備え、前記第1の開口と前記第2の開口とが、細長い医療装置を受容するように構成されている、固定機構。

請求項19

前記固定機構が、解放構成と固定構成との間を遷移するように構成されており、前記第1の開口の前記弓状の第1の端部と前記第2の開口の前記弓状の第1の端部とが、前記解放構成では、実質的に整列されており、細長い医療装置が、前記弓状の第1の端部を貫通して変位可能であり、前記第1の開口の前記弓状の第1の端部と前記第2の開口の前記弓状の第1の端部とが、前記固定構成では、実質的に整列されておらず、前記第1の開口と前記第2の開口とを貫通して配設された細長い医療装置が、前記細長い医療装置の一部と前記第1の開口及び前記第2の開口との相互作用によって、実質的に係合されている、請求項18に記載の固定機構。

請求項20

細長い医療装置が前記固定機構によって係合されているとき、前記第1の凹部のうちの少なくとも1つ、及び前記第2の凹部のうちの少なくとも1つが、前記第1の開口及び前記第2の開口を貫通して配設された前記細長い医療装置の一部と係合する、請求項18又は19に記載の固定機構。

請求項21

アクチュエータを更に備え、前記アクチュエータの作動が、前記第2の開口を、前記第1の開口に対して平行な平面内で変位させる、請求項18〜20のいずれか一項に記載の固定機構。

請求項22

前記アクチュエータが非作動位置にあるとき、前記第1の開口及び前記第2の開口を貫通して配設された細長い医療装置の一部が、前記第1の凹部のうちの少なくとも1つ、及び前記第2の凹部のうちの少なくとも1つ、によって係合されているように、前記アクチュエータが付勢されている、請求項21に記載の固定機構。

請求項23

前記第1の開口の前記第1の凹部が、前記第1の開口の前記第2の凹部に対して実質的に対称であり、前記第2の開口の前記第1の凹部が、前記第2の開口の前記第2の凹部に対して実質的に対称である、請求項18〜22のいずれか一項に記載の固定機構。

請求項24

前記細長い医療装置が、ガイドワイヤ縫合材料、又はテザーのうちの少なくとも1つから選択されている、請求項18〜23のいずれか一項に記載の固定機構。

請求項25

細長い医療装置を操作する方法であって、細長い医療装置を、固定装置の一部の中に配設することであって、前記固定装置が第1の開口及び第2の開口を備える、ことと、前記第1の開口の側面の凹部と前記第2の開口の側面の凹部とが、交差して前記細長い医療装置の一部を係合するように、前記第2の開口を前記第1の開口に対して変位させることと、を含む、方法。

請求項26

アクチュエータを押圧し、前記第2の開口を、前記第1の開口に対して平行な平面内でスライド可能に変位させることを更に含む、請求項25に記載の方法。

請求項27

前記固定機構を回転し、前記細長い医療装置を操作することを更に含む、請求項25又は26に記載の方法。

請求項28

細長い医療装置を固定するトルク装置であって、前記トルク装置が、細長い医療装置の通路として構成された第1の開口を備えるハウジングであって、前記第1の開口が、前記ハウジングの長手方向の軸線に整列され、前記ハウジングが、互いに対して実質的に平行に配設された複数の隆起を備える球状の部分を更に備える、ハウジングと、前記ハウジングの少なくとの一部の中にスライド可能に配設されたアクチュエータであって、前記アクチュエータが第2の開口を備える、アクチュエータと、を備え、前記第1及び前記第2の開口が整列されているとき、前記第1の開口と前記第2の開口とが、前記細長い医療装置の通路として構成されている、トルク装置。

請求項29

互いに対して実質的に平行に配設されている前記複数の隆起がまた、前記ハウジングの長手方向の軸線に対しても実質的に平行である、請求項28に記載のトルク装置。

請求項30

前記球状の部分が、実質的に球形状である、請求項28又は29に記載のトルク装置。

請求項31

前記球状の部分が、実質的に円形の断面を有する、請求項28〜30のいずれか一項に記載のトルク装置。

技術分野

0001

(関連出願の相互参照
本出願は、本明細書にその全体が参照によって組み込まれる、2014年10月22日に出願された米国特許仮出願第62/067,208号、表題トルク装置及び固定機構(Torque Device and Securement Mechanism)」の優先権を主張するものである。

0002

(発明の分野)
本開示は、医療処置中に、細長医療装置の操作を容易にするために、細長い医療装置を選択的に固定し、係合し、又は把持するように構成されたトルク装置及び固定機構に関する。

図面の簡単な説明

0003

本明細書に開示される実施形態は、添付の図面と併用して、以下の記載及び添付の特許請求の範囲からより完全に明白となるであろう。実施形態の様々な態様が図面で提示されるが、図面は典型的な実施形態のみを図示しており、以下の添付図面を通して追加の特殊性及び詳細とともに説明される。
トルク装置の実施形態の斜視図である。
図1のトルク装置の近位端を示す図である。
図1のトルク装置の、解放構成の側部断面図である。
図1のトルク装置の、固定構成の側部断面図である。
図3Aのトルク装置の遠位端を示す図である。
図4Aのトルク装置の一部の詳細図である。
図3Bのトルク装置の遠位端を示す図である。
図5Aのトルク装置の一部の詳細図である。
図5Aのトルク装置の断面図である。
図1のトルク装置の分解斜視図である。
トルク装置の別の実施形態の斜視図である。
図8のトルク装置の遠位端を示す図である。

実施例

0004

本開示は、トルク装置を操作することによって、細長い医療装置を選択的に固定し、係合し、又は把持するように、及び、細長い医療装置の移動又は回転などの変位を容易にするように構成され得るトルク装置に関する。本開示の1つの実施形態によれば、トルク装置は、押圧解放構成を備え、その押圧開放構成では、トルク装置のアクチュエータが非作動又は非押圧されるとき、トルク装置が細長い医療装置を固定し、係合し、又は把持する位置へと、装置が自動的にバネ付勢される。

0005

なお、本開示の恩恵を受ける当業者であれば、様々な特徴は時々、開示を効率化する目的で、1つの実施形態、図面、又はその説明にまとめられるものとして認識するであろう。多くのこれらの特徴は単独及び/又は互いに組み合わされて使用されてもよい。更に、本開示の恩恵を受ける当業者であれば、本明細書に開示される多くの特徴は、現在知られているか今後開発される他のトルク装置又はトルク装置組立体と併せて使用されてもよいように認識するであろう。

0006

実施形態は図面を参照して理解されてもよく、類似する部品は全体を通して類似する数字割り当てられる。本開示の構成要素は、本明細書の図面にて一般的に説明されて図示されるように、広範囲の異なる構成にて配置及び設計可能である。よって、以下の、装置の実施形態のより詳細な記載は、本開示の範囲を限定する意図はなく、本開示の可能な実施形態の単なる代表的なものである。幾つかの場合では、周知の構造、材料、又は動作が示されないか詳細に説明されない。実施形態の様々な態様が図面で提示される一方で、図面は具体的に示されない限りは縮尺に合わせて描かれているとは限らない。

0007

「接続される」、「連結される」、及び「連通される」の表現は、2つ以上の実体間での機械電気磁気電磁気液体、及び熱的相互作用を含むがそれらに限定されない相互作用の任意の形態を指す。2つの構成要素は、互いに直接接触していなくても、互いに連結されていてもよい。例えば、2つの構成部品は、中間構成部品によって互いに連結され得る。

0008

用語「近位」及び「遠位」は、本明細書に開示されるデバイスを含む医療デバイスの両端を指す。本明細書にて用いるように、医療デバイスの近位部分は使用中に施術者に最も近い部分であり、遠位部分はその反対側の端の部分である。例えば、トルク装置の近位端は、トルク装置の使用中に、施術者に最も近い端として定義される。遠位端は近位端とは反対側の、トルク装置の長手方向に沿った端である。

0009

多様な細長い医療装置が、本開示のトルク装置及び/又は固定機構とともに使用されてもよい。本明細書で説明される細長い医療装置は、カテーテルインターベンショナル器具ガイドワイヤシース縫合材料、及びテザーを非限定的に含む。したがって、ガイドワイヤなどの特有の細長い医療装置を参照する以下の特有の開示は、同様に、他の細長い装置に適用されてもよい。

0010

ガイドワイヤ又は他のインターベンショナル器具は、多様な医療処置に使用されてもよい。かかる処置として、血管成形術、ステントチューブ挿入、ペースメーカ挿入、電気整理検査、アテレクトミ、並びに、血栓溶解及び他の冠血管及び末梢血管処置、並びに、エンドウロロジー及び胃腸系内視鏡治療における処置、が挙げられる。患者内の所望の位置にガイドワイヤを位置決めするために、施術者は、ガイドワイヤを操作することによって、患者の解剖学的組織を貫通してガイドワイヤを案内してもよい。かかる操作としては、ガイドワイヤを、患者の脈管構造又は患者の身体の別の部位に、ガイドワイヤをトルキングしながら、前進させることを含み得る。ガイドワイヤをトルキングすることにより、患者の脈管構造又は患者の解剖学的組織の他の関連部位捻転及び分岐を通り抜けるときに、施術者は、ガイドワイヤの末端又は先端の空間的配向を変更することができる。

0011

同様に、縫合材料が、多様な医療処置に使用されてもよい。かかる処置としては、外傷又は手術の後の身体組織を合わせての縫合がある。複数のタイプの縫合材料が開発され、多様な組織適合されている。例えば、縫合材料は、異なる材質、形状、及び/又はサイズのものが入手可能である。テザーもまた、多様な医療処置に使用されてもよい。かかる処置としては、身体構造識別又は標識化がある。

0012

図1は、トルク装置110の実施形態の斜視図である。いくつかの実施形態では、トルク装置110は、医療処置中に、細長い医療装置の操作を容易にするために、細長い医療装置を選択的に固定し、係合し、又は把持するように構成されてもよい。トルク装置110は、ガイドワイヤ、縫合材料、テザー、又は他の細長い医療装置に選択的に固定し、係合し、又は把持するように構成されてもよい。例えば、トルク装置110は、身体構造の識別にあたり、テザーの使用を容易にするために、テザーを固定するように構成されてもよい。図示された実施形態では、トルク装置110は、ハウジング120及びアクチュエータ140を備える。

0013

ハウジング120は、トルク装置110の別の構成要素の取り付け又は連結のためのベースを提供することができる。本開示の1つの実施形態によれば、ハウジング120は、ポリマー系の材料又は類似材料の射出成形による一体型本体として形成される。図示した実施形態では、ハウジング120は、球状の部分135、遠位端部分122、近位端部分124、及び第1のチャネル128(第1のチャネル128は以下により詳細に説明する)を備える。球状の部分135は、施術者がトルク装置110をしっかり握ることを可能にする又は許容するので、医療処置中に、施術者がトルク装置110を確実に保持して操作することができる。球状の部分135の実質的に丸い形状又は球形状は、かかる球状の部分を欠くトルク装置と比較して、施術者によるトルク装置110の向上した制御又は把持の提供を実現することができる。例えば、球状の部分135は、医療処置中に、トルク装置110が回転された又は左右に動かされたときにさえも、トルク装置110は施術者によって把持されたまま又は確保されたままとすることを可能としても又は許容してもよい。いくつかの実施形態では、遠位端部分122は、球状の部分135に一体的に固定されてもよい。いくつかの別の実施形態では、遠位端部分122は、球状の部分135と連結されてもよい。図示されるように、遠位端部分122は、細長い医療装置の、トルク装置110内への導入を実現する又は許容する第2のチャネル155aを提供する。

0014

ある実施形態では、近位端部分124はまた、球状の部分135に、遠位端部分122の実質的に反対の位置で一体的に固定されてもよい。ある別の実施形態では、近位端部分124は、球状の部分135に、遠位端部分122の実質的に反対の位置で連結されてもよい。図示されるように、施術者が医療処置中にトルク装置110を把持して操作できるように、近位端部分124は、施術者がトルク装置110を把持することをも可能にする又は許容する、ハンドル画定する。球状の部分135でのトルク装置110の操作は、少なくとも部分的に、近位端部分124の直径に比べて球状の部分135が大きな直径であることによって、施術者に、トルク装置110の向上したより良い回転制御を有することを許容してもよい。例えば、より大きな直径によって、回転の各角度はより長い弧の長さに等しく、したがって、より細かい回転制御を可能とすることができる。比較すると、施術者は、トルク装置110を近位端部分124で把持すれば、球状の部分135とは反対に、少なくとも部分的には球状の部分135に比べてより小さい近位端124の直径のために、より速く、又はより敏速にトルク装置110を操作又は回転させることが可能である。細長い医療装置の導入がまた、トルク装置110の近位端からトルク装置110内へと可能となるように又は許容されるように、第2のチャネル155b(図2参照)もまた、近位端部分124の少なくとも一部を貫通して延在してもよい。

0015

図1に示すように、第1のチャネル128は、球状の部分135によって画定される。第1のチャネル128は、アクチュエータ140を収容するように、またアクチュエータ140の第1のチャネル128内での所望の動きを可能にするように、構成されてもよい。第1のチャネル128はまた、施術者が、トルク装置110の操作中に、アクチュエータ140を作動させると又は押圧すると、アクチュエータ140の移動を可能とする又は許容する、均一の又は実質的に均一のスライド面を提供してもよい。いくつかの実施形態では、アクチュエータ140は、非作動位置に向けて付勢されてもよい。例えば、アクチュエータ140は、施術者によってアクチュエータ140が作動されない又は押圧されないときには、非作動位置に配設、又は位置付けられてもよい。

0016

球状の部分135は、図示されるように、1つ又は複数の隆起139を、又は複数の隆起139を更に画定してもよい。1つ又は複数の隆起139は、互いに対して平行に、又は実質的に平行に配設されてもよい。球状の部分135及び/又は1つ又は複数の隆起139は、トルク装置110の表面摩擦又は把持性を増大させてもよい。例えば、施術者の手袋をした手及び/又は指は、医療処置中に、体液(例えば血液)及び/又は手術液(例えば食塩水)の1つ又は複数との接触によって、滑りやすくなることがある及び/又は湿潤することがある。球状の部分135及び/又は1つ又は複数の隆起139は、施術者の手袋をした手及び/又は指が滑りやすく、又は湿潤しているときでさえ、施術者によるトルク装置110の感触的把持又は確保を容易にすることができる。

0017

近位端部分124は、図1に示すように、リブ127及び外側把持面129を備える。外側把持面129は、触覚的把持を向上させるように構成されてもよい。外側把持面129は、全体形状として、例えば横方向の断面では、実質的に円筒状である。別の形状の外側把持面129も企図される。

0018

リブ127は、図示されるように、外側把持面129とともに、人間工学的な把持面を提供し得る複数の長手方向に延在する部材を備える。リブ127の構成は、近位端部分124の外側上に逃げ面を提供することができ、それによって近位端部分124の把持を容易にすることができる。外側把持面129の形状とリブ127の組み合わせは、施術者によるトルク装置110の人手での把持と操作を容易にすることができる。

0019

図示された実施形態では、アクチュエータ140は、ハウジング120の第1のチャネル128内に位置付けられる。1つの実施形態によれば、アクチュエータ140は、ポリカーボネート材料の射出成形による一体型本体として形成される。アクチュエータ140は、施術者が、トルク装置110とともに使用される細長い医療装置に係合し又は解放することを可能にすることができる。アクチュエータ140が非作動位置にあるとき、トルク装置110は、細長い医療装置の長さに沿って、位置決め、又は再位置決めされてもよい。アクチュエータ140が作動位置にあるとき、細長い医療装置は固定され又は係合され、細長い医療器具の把持、細長い医療器具の患者内への前進、及び/又は、細長い医療装置の回転による細長い医療装置の一部(例えば末端又は先端)の空間的配向の変更、を実現してもよい。

0020

施術者は、アクチュエータ140を作動させて又は押圧して細長い医療装置を解放し、細長い医療装置の、トルク装置110に関する動きや移動を可能とすることができる。アクチュエータ140が非作動又は非押圧されるときには、細長い医療装置は固定され、細長い医療装置のトルク装置110に関する動きや移動は最小とされてもよい。図示された実施形態では、アクチュエータ140はボタンを備える。調節装置ダイアルノブ、スイッチ、トグル、及び引き金を非限定的に含むアクチュエータ140の別の実施形態はまた、本開示の範囲に含まれる。トルク装置110の適切な使用は、直感的に、そして、トルク装置110の誤用の可能性を、及び/又は、トルク装置110とともに使用され得る細長い医療装置の不注意による損傷を、減らす又は実質的に減らすように、構成されてもよい。例えば、アクチュエータ140が作動又は押圧されると、細長い医療装置は、トルク装置110の遠位端部分122又は近位端部分124のいずれからも、トルク装置110を貫通して挿入されてもよい。更に、アクチュエータ140の構成は、アクチュエータ140が非作動位置にあるときに、細長い医療装置上に自動的に働く力の所望の大きさの力を超える力を、施術者が細長い医療装置に及ぼす可能性を最小とすることができる。

0021

アクチュエータ140が非作動位置にあるとき、トルク装置110とともに使用される細長い医療装置は係合されてもよい。図示された実施形態では、アクチュエータ140はキャッチ142を備え、一方ハウジング120の球状の部分135は、ウィンドウ134及びストップ136を備える。キャッチ142は、アクチュエータ140の、作動又は押圧との間及び非作動又は非押圧との間に、ウィンドウ134内を移動してもよい。ストップ136は、アクチュエータ140の上向きの移動を制限し、アクチュエータ140をハウジング120内に維持することができる。ストップ136とキャッチ142との間の相互作用は、施術者が、細長い医療装置を破損させ得るような方法で、高い程度の把持力を細長い医療装置上に及ぼすことを、難しくする及び/又は非現実的とすることができる。細長い医療装置への損傷もまた限定する又は減少させることができる。その理由は、細長い医療装置上の把持力が、例えば使用者によって直接提供される力ではなく、付勢部材(以下に更に説明する)によって提供されてもよいためである。

0022

図2は、図1のトルク装置110の近位端を示す図である。図示された実施形態では、トルク装置110の少なくとも一部の長さに沿って長手方向に延在する第2のチャネル155bの近位端が示されている。施術者が細長い医療装置を、近位端部分124を貫通してトルク装置110に挿入するときに、細長い医療装置は、第2のチャネル155bの近位部分内への挿入のために方向付けされてもよい。

0023

図3Aは、図1のトルク装置110の、解放構成の側部断面図である。図3Bは、図1のトルク装置110の、固定構成の側部断面図である。図示されるように、ハウジング120は、長手方向に伸ばされてもよく、遠位端部分122及び近位端部分124を備える。第1のルーメン170a、170b(第1のルーメン170aは、ハウジング120の遠位端部分122の少なくとも一部を貫通して延在するルーメンの一部であり、第1のルーメン170bは、ハウジング120の近位端部分124の少なくとも一部を貫通して延在するルーメンの一部である)が提供され、それらは、細長い医療装置60の、ハウジング120の長さの少なくとも一部を貫通しての通過を許容する。アクチュエータ140は、長手方向に延在する第2のルーメン175を画定する。第1のルーメン170a、170bと第2のルーメン175との組み合わせが、トルク装置110の少なくとも一部を貫通して長手方向に延在する管腔構成又は通路を提供することができる。更に、第1及び第2のルーメン170a、170b、175は、細長い医療装置の1つ又は複数の直径、大きさ、サイズ、及び/又は形状を受容するように寸法設定されている。

0024

図示されるように、より広い開口に向かうテーパ勾配テーパ面156aが、第2のチャネル155a内に配設される。第2のチャネル155aは、細長い医療装置60のトルク装置110内への挿入を容易にするように構成されてもよい。例えば、テーパ面156aのテーパ構成は、その中で細長い医療装置60の末端又は先端がトルク装置110内へ挿入されることができる、より広い開口を可能としてもよい。ひとたび細長い医療装置60が第2のチャネル155a内に挿入されると、テーパ面156aは、細長い医療装置60の末端又は先端をトルク装置110のより狭い第1のルーメン170aに向けて方向付けすることができる。少なくとも近位端部分124の一部を貫通して配設された又は延在する第2のチャネル155bはまた、トルク装置110の近位端部分124の中への及び/又それを貫通しての、細長い医療装置60の挿入を容易にすることができるテーパ面156bを備えてもよい(すなわち、第2のチャネル155a及びテーパ面156aについて上述したものと類似の方法による)。

0025

図3Aを参照すると、テーパ面156aは、遠位端部分122とともに提供され、したがって、細長い医療装置60の、第2のチャネル155aの遠位端部分への挿入を容易にする。上述したように、テーパ面156aのテーパ構成は、細長い医療装置60の末端がその中に挿入され得るより広い開口を可能にする又は許容することができる。ひとたび細長い医療装置60が遠位端部分122に挿入されると、テーパ面156aは、細長い医療装置60の末端又は先端を比較的より狭い第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175に向けて方向付けすることができる。

0026

第1のチャネル128は、直線的に、また第1及び第2のルーメン170a、170b、175の長手方向に実質的に垂直に、延在する。アクチュエータ140は、第1のチャネル128内に配設又は装着され、また、実質的に外側の直線方向に移動又はスライドするように構成され、その移動又はスライドする方向は、第1及び第2のルーメン170a、170b、175が伸びる長手方向に対して実質的に垂直である。アクチュエータ140が作動又は押圧されると(矢印で示すように)、第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175は、ハウジング120及びアクチュエータ140のそれぞれの少なくとも一部を貫通して実質的に連続となることができる。言い換えると、アクチュエータ140が作動又は押圧されて、第2のルーメン175を第1のルーメン170a、170bと整列させると、第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175のそれぞれは、第2のルーメン175の近位端及び遠位端に隣接するアクチュエータ140とハウジング120との間の可能なギャップを除いて、実質的に長手方向に連続する側壁を備える。したがって、第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175は、ハウジング120の遠位端部分122から、アクチュエータ140を貫通して、ハウジング120の近位端部分124まで、実質的に連続となることができる。

0027

引き続き図3Aを参照して、アクチュエータ140が作動又は押圧されると、第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175が長手方向に整列し、細長い医療装置60の、トルク装置110を貫通する通過が可能となる又は許容される。図示されるように、アクチュエータ140は、アクチュエータ140の底部の、又は底部に隣接する、ストップ面144を備える。アクチュエータ140が完全に押圧されたときには、ストップ面144は、第1のチャネル128の床145に接触してもよい。ストップ面144が、第1のチャネル128の床145と当接又は接触したときには、第2のルーメン175は、第1のルーメン170a、170bと整列することができる。言い換えると、第2のルーメン175と第1のルーメン170a、170bを整列させて、したがって、トルク装置110の第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175のそれぞれを貫通して、細長い医療装置60の通過を可能とする又は許容するために、施術者はアクチュエータ140を、施術者がアクチュエータ140を下方に変位できなくなるまで、押圧してもよい。これが、トルク装置110の、単純で、直感的な、簡単な操作を実現させることができる。

0028

図3Bを参照すると、細長い医療装置60は、トルク装置110の全長に沿って通されたものとして図示されている。更に、アクチュエータ140は非作動又は非押圧され、弾力性の付勢部材又は弾力性の部材とも呼ばれる付勢部材150が、アクチュエータ140を、非作動又は非押圧位置へと付勢又は変位させている(上向きの矢印で示すように)。いくつかの実施形態では、図示された実施形態などのように、付勢部材150は、コイルバネなどのバネを備えてもよい。付勢部材150は、ハウジング120内に配設されてもよく、及び/又はアクチュエータ140に連結されてもよい。付勢部材150は、アクチュエータ140を、作動位置から非作動位置に向けて付勢するように構成されてもよい。図示するように、アクチュエータ140のストップ面144は、第1のチャネル128の床145とは、もはや接触せず、したがって、第2のルーメン175は、第1のルーメン170a、170bとは、もはや整列せず、又は実質的に整列しない。

0029

第2のルーメン175は、上部壁面176及び下部壁面178を備える。上部壁面176は、第2のルーメン175を通して下部壁面178と連続である。第1のルーメン170aもまた、上部壁面171a及び下部壁面173aを備える。上部壁面171aは、遠位端部分122の少なくとも一部を通して下部壁面173aと連続である。同様に、第1のルーメン170bは、上部壁面171b及び下部壁面173bを備える。上部壁面171bは、近位端部分124の少なくとも一部を通して下部壁面173bと連続である。図3Bに示されるように、アクチュエータ140が非作動又は非押圧されるとき、細長い医療装置60は、下部壁面178と上部壁面171a、171bとの間で協調的に係合されてもよい。下部壁面178と上部壁面171a、171bとの間の細長い医療装置60の協調的な係合は、細長い医療装置60を協調的に固定し、係合し、又は把持して、細長い医療装置60の長さに沿ったトルク装置110の位置を維持することができる。

0030

図3Bを引き続き参照すると、ハウジング120、及び第1のルーメン170a、170bのそれぞれと第2のルーメン175に関するアクチュエータ140の垂直方向の動きは、アクチュエータ140とハウジング120に付随する第1のルーメン170a、170bのそれぞれの一部と第2のルーメン175との間の、より狭い許容誤差を実現することができる。その結果、細長い医療装置60が係合又は固定構成にあるときに、細長い医療装置60の曲げは、ハウジング120とアクチュエータ140の相互作用によって、制限又は最小化することができる。

0031

図示された実施形態では、第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175は、実質的に連続構成を有する。言い換えれば、アクチュエータ140と第2のルーメン175は、アクチュエータ140と細長い医療装置60との間の増大した接触領域を提供し、細長い医療装置60の曲げ又はよじれ(kinking)を最小化する。第1のルーメン170a、170bもまた、ハウジング120と細長い医療装置60との間の引き伸ばされた接触領域を提供することができる。離散した接触点しか有することのない設計に比べて、この配置は、細長い医療装置60の、曲げ又はよじれを更に制限又は最小化することができる。更に、細長い医療装置60と、第2のルーメン175と、第1のルーメン170a、170bとの間の接触は、細長い医療装置60の所望の固定、係合、又は把持を容易にすることができる。これは次に、トルク装置110のトルキングによる、細長い医療装置60の許容されるトルキングに必要とされ得る摩擦の大きさ又は固定のレベルを提供するための、より小さいバネ力を有する付勢部材150(例えばバネ)を使用する可能性に帰着してもよい。より小さいバネ力は、アクチュエータ140の操作のより優れた容易さ、より少ない施術者の身体疲労、よじれなどによる細長い医療装置60の損傷リスクの低減、に帰着してもよい。

0032

細長い医療装置60がトルク装置110に挿入されず、アクチュエータ140が作動されていない又は押圧されていない場合には、その結果としての第2のルーメン175と第1のルーメン170a、170bとの間の整列の欠落が、細長い医療装置60の、トルク装置110を貫通しての通過を制限又は妨げることができる。施術者が、始めにアクチュエータ140を作動させず又は押圧せずに細長い医療装置60をトルク装置110に挿入しようとすると、トルク装置110の直感的性質及び操作性によって、施術者が細長い医療装置60が抵抗に直面していると認識したときに、施術者によってアクチュエータ140が押圧される結果となることができる。言い換えれば、トルク装置110の設計と操作性は、施術者又は他の医療従事者に、特別な訓練なしで、また低減された又は最小化された細長い医療装置60への損傷のリスクを伴って、トルク装置110の装填とその操作を可能とする又は許容することができる。

0033

図4A及び図5Aは、それぞれ図3A及び図3Bのトルク装置110の遠位端の図である。図示された実施形態では、ハウジング120は第1の開口180を備える。図4Bは、図示されるように、図4Aのトルク装置110の、ハウジング120の第1の開口180及びアクチュエータ140の第2の開口190、の詳細図を示す。図4Bを参照すると、第1の開口180は、状の(又は丸い)第1の端部181、及びテーパ状の(又はった)第2の端部182を画定する。更に、第1の側面183及び第2の側面184が、弓状の第1の端部181とテーパ状の第2の端部182との間に延在する。更に、第1の側面183は、第1の凹部185を備え、第2の側面184は、第2の凹部186を備える。直線の点線は、第1の側面183の第1の凹部185の、凹状の及び/又は弓状の変位の観察のための参考として機能してもよい。図示されるように、直線の点線は、弓状の第1の端部181に沿って側部に配設された点から、テーパ状の第2の端部182に沿って側部に配設された点に延在する。言い換えれば、直線の点線は、弓状の第1の端部181と、テーパ状の第2の端部182に配設された弧の両方の接線である。第2の端部が一点に収束する実施形態では、直線の点線が、例えば、その点と交差してもよい。凹部186、195、196はまた、同じように凹状に又は弓状に、置き換えられてもよい。第1及び第2の凹部の凹状は、基準点に関して解釈されることも留意されてもよい。例えば、第1の側面183の第1の凹部185は、第1の開口180の基準点からは凹と考えてもよいが、第1の側面183の第1の凹部185は、周囲のハウジング120の基準点からは凸と考えてもよい。

0034

再び図4Aを参照すると、ハウジング120の少なくとも一部の中にスライド可能に配設されたアクチュエータ140は、第2の開口190を備える。再び図4Bを参照すると、第2の開口190はまた、弓状の第1の端部191、及びテーパ状の第2の端部192を画定する。更に、第1の側面193及び第2の側面194が、弓状の第1の端部191とテーパ状の第2の端部192との間に延在する。更に、第1の側面193は、第1の凹部195を備え、第2の側面194は、第2の凹部196を備える。第1の開口180及び第2の開口190は、細長い医療装置60の通路のために構成されてもよい。例えば、第1の開口180及び第2の開口190は、細長い医療装置60の通過又は受容のための大きさとサイズに設定されていてもよい。

0035

図4Bを引き続き参照すると、第1の開口180の弓状の第1の端部181とテーパ状の第2の端部182の向きは、第2の開口190の弓状の第1の端部191とテーパ状の第2の端部192の向きに対して、実質的に反転されている。いくつかの実施形態では、第2の開口190に対する第1の開口180の向きを正確に反転させることができる。いくつかの別の実施形態では、第1の開口180の向きを、第2の開口190に対して、実質的に反転させることができ又は多少の正確さで反転させることができる。

0036

弓状の第1の端部181、191の、又は弓状の第1の端部181、191の少なくとも一部の、横方向の寸法は、テーパ状の第2の端部182、192の、又はそれぞれテーパ状の第2の端部182、192の少なくとも一部の、横方向の寸法より大きい。例えば、弓状の第1の端部181は、テーパ状の第2の端部182より概して広く、同様に、テーパ状の第2の端部182は、弓状の第1の端部181より概して狭い。

0037

図4A及び図4Bを参照すると、アクチュエータ140が作動又は押圧されると、第1及び第2の開口180、190の弓状の第1の端部181、191のより大きな断面領域が整列又は実質的に整列し、細長い医療装置60と、第1及び第2の開口180、190の側面との間のクリアランスを可能とする。その結果、細長い医療装置60は、第1及び第2の開口180、190のそれぞれの中で移動可能となり、細長い医療装置60をトルク装置110を貫通して通すこと、並びに、トルク装置110を細長い医療装置60に沿って再位置決めすることが可能となる又は許容される。

0038

多様な実施形態で、アクチュエータ140が作動位置(すなわち、完全な作動位置)にあるとき、第1及び第2の開口180、190のそれぞれの弓状の第1の端部181、191は、実質的に整列されており、第1及び第2の開口180、190を貫通して配設された又は延在する細長い医療装置60が、トルク装置110に対して変位可能である。

0039

ここで図5A及び図5Bを参照すると、アクチュエータ140が非作動又は非押圧されるときには、第1及び第2の凹部185、186、195、196のうちの少なくとも1つ又は複数が、細長い医療装置60に接触するか、又は係合している。したがって、細長い医療装置60は、第1及び第2の開口180、190と細長い医療装置60の少なくとも一部の外面との間の4つまでの接触点を伴って、第1の開口180と第2の開口190との間で係合されてもよい。更に、4つの伸長された接触領域が、第2のルーメン175と第1のルーメン170a、170bとの境界面に提供されてもよい(図3B参照)。更に、図3Bに示すように、接触が、第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175に沿って提供されてもよい。その結果、細長い医療装置60の改良された又は最適化された固定が、細長い医療装置60の長さに沿ういかなる1つの接触領域でも過剰な力が加えられることなく、提供され得る。

0040

ある実施形態では、第1の開口180は、ハウジング120の少なくとも一部を貫通して延在する第1のルーメン170a、170bの少なくとも一部の断面であってもよい。同様に、第2の開口190は、アクチュエータ140の少なくとも一部を貫通して延在する第2のルーメン175の少なくとも一部の断面であってもよい(図3A及び図3B参照)。更に、トルク装置110が解放構成にあるとき、第1のルーメン170a、170bのうちの1つ又は両方が、第2のルーメン175と連続であってもよく、又は実質的に連続であってもよい。反対に、トルク装置110が固定構成にあるとき、第1のルーメン170a、170bのうちの1つ又は両方が、第2のルーメン175からオフセットであってもよく、又は実質的にオフセットであってもよい。上述したように、アクチュエータ140と第2のルーメン175は、アクチュエータ140と細長い医療装置60との間の増大した接触領域を提供し、細長い医療装置60の曲げ又はよじれを最小化することができる。同様に、第1のルーメン170a、170bもまた、ハウジング120と細長い医療装置60との間の引き伸ばされた接触領域を提供することができる。

0041

第1及び第2の凹部185、186、195、196は、固定構成において、細長い医療装置60の多様な直径、大きさ、形状、及び/又はサイズの固定を可能とする。例えば、より小さい細長い医療装置60が使用される場合、細長い医療装置60は、第1及び第2の開口180、190のテーパ状の第2の端部182、192により近く係合されてもよい(図5A及び図5B参照)。より大きい細長い医療装置60が使用される場合、細長い医療装置60は、第1及び第2の開口180、190のテーパ状の第2の端部182、192からより離れて係合されてもよい(図9参照)。結果として、4つの伸長された接触領域、及び類似の全体の接触領域が、第1のルーメン170a、170b及び第2のルーメン175によって、使用される細長い医療装置60のサイズによることなく、提供される。本開示の1つの実施形態によれば、トルク装置110の単独サイズは、直径0.025cm〜0.097cm(0.010インチ〜0.038インチ)の範囲のガイドワイヤとともに使用されるように構成される。別の実施形態では、トルク装置110のルーメンの単独サイズは、0.036cm〜0.086cm(0.014インチ〜0.034インチ)の範囲の直径を有するガイドワイヤを固定できるものとして提供される。別の実施形態では、トルク装置110のルーメンの単独サイズは、0.046cm〜0.071cm(0.018インチ〜0.028インチ)の範囲の直径を有するガイドワイヤを固定できるものとして提供される。追加する直径の間からなる範囲で使用されるトルク装置110の単独サイズも、本開示の範囲内である。

0042

ある実施形態では、トルク装置110は、解放構成(図4A参照)と固定構成(図5A参照)との間を遷移するように構成されている。解放構成では、細長い医療装置60は、トルク装置110の第1及び第2の開口180、190を貫通して変位可能又は延在可能である。言い換えれば、トルク装置110が解放構成にあるときには、細長い医療装置60を、トルク装置110の第1及び第2の開口180、190を貫通して自由に通すことが可能である。固定構成では、トルク装置110の第1及び第2の開口180、190を貫通して配設された又は延在する細長い医療装置60は、トルク装置110の少なくとも第1及び第2の開口180、190によって固定され、係合され、又は把持されてもよい。言い換えれば、トルク装置110が固定構成にあるときには、細長い医療装置60を、トルク装置110の第1及び第2の開口180、190を貫通して自由に通すことができない。

0043

トルク装置110が解放構成にあるときには、第1及び第2の開口180、190のそれぞれの弓状の第1の端部181、191は、図4Bに示すように、整列され、又は実質的に整列され、細長い医療装置60が、第1及び第2の開口180、190の少なくともそれぞれを貫通して変位可能、延在可能、又は通されることが可能である。反対に、トルク装置110が固定構成にあるときには、第1及び第2の開口180、190のそれぞれの弓状の第1の端部181、191は、図5Bに示すように、整列されず、又は実質的に整列されず、第1及び第2の開口180、190の少なくともそれぞれを貫通して配設された細長い医療装置60の一部又は複数部分が、第1及び第2の開口180、190の、細長い医療装置60の一部又は複数部分との協調的係合によって、固定されている。言い換えれば、トルク装置110が固定構成にあるときには、細長い医療装置60は、トルク装置110の第1及び第2の開口180、190の少なくともそれぞれを貫通して変位できず、延在できず、又は通すことができない。

0044

多様な実施形態では(図5A及び図5B参照)、トルク装置110が固定構成にあるときには、トルク装置110の第1及び第2の開口180、190の少なくともそれぞれを貫通して配設された細長い医療装置60の一部は、第1及び第2の開口180、190のそれぞれのテーパ状の第2の端部182、192に向けて、ハウジング120及び/又はアクチュエータ140によって、変位されてもよい。例えば、トルク装置110が解放構成から固定構成に遷移するときに、ハウジング120及び/又はアクチュエータ140によって、又はそれらを経由して働く力又は複数の力は、ハウジング120及び/又はアクチュエータ140の少なくとも一部を貫通して配設された又は延在する細長い医療装置60の少なくとも一部を、第1及び第2の開口180、190のそれぞれのテーパ状の第2の端部182、192に向けて移動、又は移行させてもよい。

0045

図5A及び図5Bに示されるように、トルク装置110が固定構成にあるときには、凹部185、186、195、196のそれぞれは、第1の開口180と第2の開口190とを貫通して配設された、又は延在する細長い医療装置60の一部と係合してもよい。いくつかの実施形態では、トルク装置110が固定構成にあるときには、凹部185、186、195、196のうちの少なくとも3つは、第1の開口180と第2の開口190を貫通して配設された、又は延在する細長い医療装置60の一部と係合してもよい。いくつかの実施形態では、トルク装置110が固定構成にあるときには、凹部185、186、195、196のうちの少なくとも2つは、第1の開口180と第2の開口190を貫通して配設された、又は延在する細長い医療装置60の一部と係合してもよい。更にいくつかの別の実施形態では、トルク装置110が固定構成にあるときには、凹部185、186、195、196のうちの少なくとも1つは、第1の開口180と第2の開口190を貫通して配設された、又は延在する細長い医療装置60の一部と係合してもよい。

0046

本開示のトルク装置110は、多様な周囲長さ、直径、大きさ、サイズ、及び/又は形状の細長い医療装置60を伴う使用のために構成されてもよい。したがって、第1及び第2の開口180、190のうちの凹部185、186、195、196と、細長い医療装置60、又は細長い医療装置60の一部との係合は、第1及び第2の開口180、190を貫通して配設された、又は延在する細長い医療装置60、又は細長い医療装置60の一部の断面寸法又はサイズに依存してもよい。例えば、細長い医療装置60、又は細長い医療装置60の一部は、上部、底部、第1の側部、及び/又は第2の側部を備えてもよい。第1及び第2の開口180、190の凹部185、186、195、196の1つ又は複数は、第1及び第2の開口180、190を貫通して配設された、又は延在する細長い医療装置60、又は細長い医療装置60の一部の、上部、底部、第1の側部、及び/又は第2の側部のうちの少なくとも1つと係合するように、又は相互作用するように構成されてもよい。

0047

アクチュエータ140が作動位置にあるときには(図4B参照)、第1の開口180の弓状の第1の端部181、及び第2の開口190の弓状の第1の端部191は、実質的に整列されてもよく、細長い医療装置60が、弓状の第1の端部181、191を貫通して変位可能又は延在可能である。反対に、アクチュエータ140が作動位置にあるときには(図5B参照)、第1の開口180の弓状の第1の端部181、及び第2の開口190の弓状の第1の端部191は、実質的に整列することができず、第1の開口180及び第2の開口190を貫通して配設された、又は延在する細長い医療装置60が、第1の開口180及び第2の開口190の、細長い医療装置60の少なくとも一部との協調的係合によって固定される。

0048

引き続き図5Bを参照すると、いくつかの実施形態では、第1の開口180のテーパ状の第2の端部182の直径は、約0.008インチであってもよい。かかる構成では、固定構成において、直径約0.036cm(0.014インチ)を有する細長い医療装置60(例えばガイドワイヤ)は、テーパ状の第2の端部182の末端に完全に隣接して変位されないことになり、少なくとも一部は、第1及び第2の凹部185、186の一部によって係合されることになる。別の例では、固定構成において、直径約0.097cm(0.038インチ)を有する細長い医療装置60(例えばガイドワイヤ)もまた、テーパ状の第2の端部182の末端に完全に隣接して変位されないことになり、少なくとも一部は、第1及び第2の凹部185、186の一部によって係合されることになる。更に、0.097cm(0.038インチ)の直径の細長い医療装置60は、第1及び第2の凹部185、186によって、0.036cm(0.014インチ)の直径の細長い医療装置60の係合点より、テーパ状の第2の端部182の末端まで、より遠位の点で係合されてもよい。

0049

本開示の1つの実施形態では、トルク装置110の1つ又は複数の構成要素の材料特性は、細長い医療装置60の固定、係合、又は把持を容易にするように設計されている。例えば、本開示の1つの実施形態によれば、ハウジング120、アクチュエータ140、及び/又は第1及び第2のルーメン170a、170b、175の1つ又は複数の部分は、ポリプロピレンポリエチレン、又はDELRIN登録商標)などのアセチル樹脂、上述したものの組み合わせ、又は類似のショア(shore)特性を有する材料、からなる。本開示の別の実施形態によれば、ハウジング120とアクチュエータ140の材料特性は互いに異なる。

0050

図6は、図5Aのトルク装置110の断面図である。図示された実施形態では、ハウジング120、アクチュエータ140、及び付勢部材150の並置状態が示されている。アクチュエータ140の移動が、キャッチ142のうちの少なくとも1つの、ストップ136のうちの少なくとも1つとの干渉によって制限されるように、ハウジング120はストップ136を画定し、アクチュエータ140はキャッチ142を画定する。弾力性の突起物がキャッチ142の一例である。当業者には理解されるように、任意の好適な構造を使用してストップ及びキャッチを提供してもよい。例示的な実施形態では、ハウジング120はウィンドウ134を画定し、ストップ136は、ウィンドウ134に隣接するハウジング120の一部によって画定される。更に、アクチュエータ140のキャッチ142は、ウィンドウ134内に受容され、ハウジング120のストップ136と干渉してアクチュエータ140を第1のチャネル128内に維持する、弾力性のキャッチ142として提供されてもよい。

0051

既に説明したように、アクチュエータ140はストップ面144を画定する。ストップ面144は、アクチュエータ140が作動中又は押圧中に、第1のチャネル128内のアクチュエータ140の、第1の開口180の弓状の第1の端部181が第2の開口190の弓状の第1の端部191と長手方向に整列する点の外側への動き又は移動を制限する又は妨げるために、位置決めされる(図4A及び図4B参照)。いくつかの実施形態では、付勢部材150によってアクチュエータ140上に働く力は、細長い医療装置60の破損の可能性を制限するように、又は減らすようにあらかじめ定められている。任意選択で、キャッチ142及びウィンドウ134は、アクチュエータ140の非作動、又は非押圧の間に、アクチュエータ140の第1のチャネル128内での上向きの動き又は移動を制限し、アクチュエータ140とハウジング120によって細長い医療装置60に加えられる剪断力に起因する細長い医療装置60への損傷の可能性を制限する又は減少させるように、構成されてもよい。

0052

トルク装置110は更に付勢部材150を含み、その付勢部材150が、アクチュエータ140を非作動位置に向けて付勢し、その非作動位置では第2のルーメンが、ハウジング120によって画定される第1のルーメンと整列しないように構成されてもよい(図3B参照)。当業者には理解されるように、付勢部材150は、アクチュエータ140に弾力性の付勢を提供できる任意の付勢する及び/又は弾力性の本体であってもよい。例示的実施形態では、付勢部材150はコイルバネである。付勢部材150がコイルバネを備える図示した実施形態では、アクチュエータ140は、更に、付勢部材150を受容して支持するように寸法設定されたポスト146を備えてもよい。

0053

コイルバネなどのバネによって加えられる力は、バネの変位の大きさに比例する。本開示のトルク装置では、第1及び第2の開口は、第1及び第2の凹部を備える。したがって、第1及び第2の開口の協調的係合によって係合される細長い医療装置は、第1及び第2の開口内で、凹部を欠く第1及び第2の開口を貫通して配設された細長い医療装置より、弓状の第1の端部により近い位置で係合される。この係合は、バネのより大きな変位に対応し、したがって、端部により近い係合に比べて、結果として生じる力はより大きい。例えば、第1及び第2の開口が、実質的に直線の第1及び第2の側面(図4B直線の点線に類似)を備える実施形態では、第1及び第2の開口の協調的係合によって係合される細長い医療装置は、第1及び第2の開口内で、凹部を備える第1及び第2の開口を貫通して配設された細長い医療装置より、テーパ状の第2の端部に近い位置で係合される。第1及び第2の開口の第1及び第2の側面の形状(すなわち、凹状対直線)は、第1及び第2の開口が、第1及び第2の開口を貫通して配設された細長い医療装置の少なくとも一部の外面と、どの点で接触又は係合するかに影響する、又はその点を決定する。したがって、第1及び第2の凹部を備えるトルク装置の実施形態では、バネの機械的優位性の一部は保たれ得る。

0054

上述したように、多様な直径を有する細長い医療装置が、本開示のトルク装置とともに使用されてもよい。更に、凹状の開口の使用は、共通のトルク装置の、複数のサイズの細長い医療装置を伴う使用を容易にする。上述したように、凹状の側面は、直線の側面の開口と比べて、小さい相対変位で医療装置を係合する。同様に、細長い医療装置の大きいものと小さいものを係合したときの変位の違いは、直線の側面に比べて、凹状の側面を使用した場合の方が小さい。これは同様に、小さな直径の医療装置を伴う場合でも、バネ力の大きな部分(直線の側面に比べて)を使用するように構成され得る。言い換えると、バネによって供給される係合力の、例えば、大きなガイドワイヤに比べて小さなガイドワイヤを把持するときの違いは、直線の側面の開口での同様の違いより小さくなるであろう。

0055

図7は、図1のトルク装置110の構成要素の分解図である。トルク装置110の構成は、トルク装置110の単純な、及び/又は効率的な組立体の提供をもたらすことができる。例えば、トルク装置110は、アクチュエータ140を反転させて、付勢部材150をアクチュエータ140のポスト146(図6参照)の上に置き、反転されたハウジング120をアクチュエータ140の上に置くことによって、組み立ててもよい。アクチュエータ140及びハウジング120は、次に、弾力性のキャッチ142が、ハウジング120のストップ136に乗り上げる際に内側に変形し、次に、ハウジン部120のストップ136を通過すると外側方向に付勢し、ハウジング120のウィンドウ134に入るまで、共に強く押されてもよい。アクチュエータ140を第1のチャネル128に挿入した後では、トルク装置110は、自己保持型の、一体型の組立体となることができる。言い換えると、アクチュエータ140は、非作動又は非押圧のとき、付勢部材150によって突き出されることもあり得ず、そうならずに、アクチュエータ140は、キャッチ142のストップ136との干渉のためにハウジング120内に保持されることができる。

0056

図8は、図1図7に関して説明されるトルク装置の構成要素にある点で類似していてもよい、トルク装置の別の実施形態の斜視図を示す。なお、全ての図示される実施形態は類似する特徴を有してもよいように認識される。したがって、同様の特徴は、先頭の桁が「2」に増分されて同様の参照番号が割り当てられる。例えば、ハウジングは図1図7では「120」が割り当てられ、図8では類似するハウジングに「220」が割り当てられる。よって、同様に識別された特徴に関する関連性のある上述される開示は、以後繰り返されなくてもよい。更に、図1図7に示されるトルク装置及び関連する構成要素の特有の特徴は、図面の参照番号で示されないか識別されない、又は具体的にそれ以降に記載される説明にて取り上げられない場合がある。しかしながら、かかる特徴は、他の実施形態に図示される及び/又はかかる実施形態に対して説明される特徴として、明白に同一であるか、実質的に同一であってもよい。したがって、かかる特徴の関連する記載は、図8に示すトルク装置の特徴に同等に適用される。図1図7に図示するトルク装置及び構成要素に対して記載される特徴及びそれらの変形例の任意の好適な組み合わせは、図8のトルク装置及び構成要素とともに使用可能であり、逆もしかりである。このパターンでの開示は、続く図面及び以後に説明されるさらなる実施形態に同等に適用される。

0057

図8に示された実施形態では、トルク装置210は、ハウジング220及びアクチュエータ240を備える。ハウジング220は、ハンドルを画定する近位端部分224を有し、更に複数のリブ又は把持面227、及びテーパ状のセクション226を備える、一体の成形部品であってもよい。テーパ状のセクション226は、球状の部分235に隣接する近位端部分224の一部に位置付けられてもよい。テーパ状のセクション226は、例えば、施術者が細長い医療装置60に力を加えているときに、近位端部分224の把持を容易にすることができる。したがって、施術者は、患者から細長い医療装置60を除去する又は引き抜くときに、近位端部分224を確実に把持することができる。図示した実施形態では、トルク装置110を参照して上述したように、ハウジング220は一体部材として成形されてもよく、アクチュエータ240は、アクチュエータ240と、ハウジング220に関連する1つ又は複数の内部の構成要素との係合によって、ハウジング220内に固定されてもよい。

0058

図示された球状の部分235は、上で開示された球状の部分135(図1参照)に比べて、より球状である。球状の部分235の他の形状及び/又はサイズはまた、本開示の範囲に含まれる。

0059

図9は、図8のトルク装置210の遠位端を示す図である。図示された実施形態では、第1及び第2の開口280、290は、大きな直径の細長い医療装置60に協調的に係合するために使用される。4つまでの凹部285、286、295、296が、細長い医療装置60に接触又は係合する。このように、細長い医療装置60は、第1及び第2の開口280、290の側面の間に係合される。

0060

第1及び第2の開口280、290の形状は、第1及び第2の開口180、190を参照して説明したように、多様な直径、大きさ、形状、及び/又はサイズの細長い医療装置60の係合又は固定を可能にする又は許容する。例えば、小さい直径のガイドワイヤが使用されると、ガイドワイヤは、テーパ状の第2の端部182、192のより近くで係合されてもよい(図4B参照)。図9に示されるガイドワイヤ60などの大きな直径のガイドワイヤが使用されると、ガイドワイヤ60は、テーパ状の第2の端部282、292からより離れて係合されてもよい。

0061

第1の開口180に類似した第1の開口、及び第2の開口190に類似した第2の開口を備える細長い医療装置を係合するために構成された固定機構は、多様な他の装置での使用に適合されてもよい。例えば、固定機構は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる、表題「縫合材料固定装置(SUTURE SECUREMENTAPPARATUS)」の米国特許出願公開第2009/0234295号明細書などで開示される縫合材料固定装置などの、縫合材料固定装置とともに使用するために適合されてもよい。

0062

上述したように、固定機構は第1の開口を備えてもよく、第1の開口が、弓状の第1の端部181に類似した弓状の第1の端部、並びに、テーパ状の第2の端部182に類似したテーパ状の第2の端部、並びに第1の側面183に類似した第1の側面、並びに、第2の側面184に類似した第2の側面、を画定し、第1及び第2の側面が、弓状の第1の端部とテーパ状の第2の端部との間に延在する。第1の側面は、第1の凹部185に類似した第1の凹部を備えてもよく、第2の側面は、第2の凹部186に類似した第2の凹部を備えてもよい。

0063

更に、上述したように、固定機構は第2の開口を更に備えてもよく、第2の開口が、第1の開口に隣接してスライド可能に配設される。第2の開口は、弓状の第1の端部191に類似した弓状の第1の端部、並びに、テーパ状の第2の端部192に類似したテーパ状の第2の端部、並びに第1の側面193に類似した第1の側面、並びに、弓状の第1の端部とテーパ状の第2の端部との間に延在する、第2の側面194に類似した第2の側面、を画定する。更に、第1の側面は、第1の凹部195に類似した第1の凹部を備えてもよく、第2の側面は、第2の凹部196に類似した第2の凹部を備えてもよい。更に、第2の開口の弓状の第1の端部とテーパ状の第2の端部の向きは、第1の開口の弓状の第1の端部とテーパ状の第2の端部に対して、反転されていてもよく、又は実質的に反転されていてもよい。上述したように、第1の開口と第2の開口は、細長い医療装置の通路のために、又は細長い医療装置を受容するように、構成されてもよい。

0064

いくつかの実施形態では、固定機構は、解放構成と固定構成との間を遷移するように構成されてもよい。解放構成では、第1の開口の弓状の第1の端部、及び第2の開口の弓状の第1の端部は、整列されても又は実質的に整列されてもよく、細長い医療装置が、弓状の第1の端部を貫通して変位可能又は通されることが可能である。固定構成では、第1の開口の弓状の第1の端部と第2の開口の弓状の第1の端部は、整列しなくてもよく、又は実質的に整列しなくてもよく、第1の開口と第2の開口を貫通して配設された又は通された細長い医療装置が、細長い医療装置の少なくとも一部と第1及び第2の開口との間の相互作用によって、又は細長い医療装置と第1及び第2の開口との協調的係合によって係合されるか、又は固定されてもよい。

0065

ある実施形態では、細長い医療装置が固定機構によって係合されているときには、第1の凹部のうちの少なくとも1つ、及び第2の凹部のうちの少なくとも1つが、第1及び第2の開口を貫通して配設された又は延在する細長い医療装置の少なくとも一部と係合する。

0066

固定機構は更にアクチュエータを含んでもよく、アクチュエータの作動又は押圧が、第2の開口を、第1の開口に対して平行な平面内で変位させる。更に、アクチュエータが非作動位置にあるときには、第1及び第2の開口を貫通して配設された又は通された細長い医療装置の少なくとも一部が、第1の凹部のうちの少なくとも1つ、及び第2の凹部のうちの少なくとも1つ、によって係合されるように、アクチュエータが付勢されてもよい。

0067

いくつかの実施形態では、第1の開口の第1の凹部は、第1の開口の第2の凹部と実質的に対称であってもよく、及び/又は、第2の開口の第1の凹部は、第2の開口の第2の凹部と実質的に対称であってもよい。第1及び第2の凹部のうちの、他の適切な形状及び/又はサイズもまた熟考される。上述したように、固定機構と組み合わせて使用される細長い医療装置は、ガイドワイヤ、縫合材料、テザー、又は他の細長い医療装置のうちの少なくとも1つから選択されてもよい。

0068

細長い医療装置を固定装置で操作する及び/又は固定する例証的方法は、例えば、細長い医療装置を、固定装置の一部内に配設すること、又は固定装置の一部を貫通して配設すること、を含んでもよい。いくつかの例では、施術者は、細長い医療装置を、固定装置の第1の開口と第2の開口のそれぞれを貫通して配設してもよい。上述したように、第1の開口は、第2の開口に隣接して配設されてもよい。細長い医療装置を操作する又は固定する方法は、第1の開口の少なくとも1つの側面の少なくとも1つの凹部、及び第2の開口の少なくとも1つの側面の少なくとも1つの凹部が交差して、細長い医療装置の少なくとも一部を係合及び/又は固定するように、第2の開口を、第1の開口に対して変位させる(すなわち、スライド可能に変位させる)ことを更に含んでもよい。

0069

いくつかの実施形態では、方法は更に、アクチュエータを使用して、第2の開口を、第1の開口に対して平行な平面内でスライド可能に変位させることを含んでもよい。例えば、既に説明したように、第2の開口は、アクチュエータの少なくとも一部を貫通して配設されてもよい。ある実施形態では、方法は更に、固定装置の一部を把持して回転させ、細長い医療装置を回転させることを含んでもよい。施術者は、意図される回転又は他の変位の性質に応じて、固定装置の特定の部分を把持してもよい。例えば、施術者は、上述した球状の部分などの、球状の部分を把持して、係合された及び/又は固定された細長い医療装置を、高度な制御を伴って、操作しても又は回転させてもよい。施術者は、上述した近位端部分などの別の部分を把持し、固定された装置の、より素早い回転又は操作を容易にしてもよい。

0070

近似値への参照は本明細書全体にわたって、例えば用語「実質的に」の使用によって行われる。かかる参照のそれぞれについて、いくつかの実施形態では、値、特徴、又は特性は近似値なしで特定されてもよいように理解される。例えば、「約」及び「実質的に」などの修飾句が用いられるところでは、これらの用語は、その範囲内に、それらの修飾句が不在の場合での修飾される言葉を含む。例えば、用語「実質的にまっすぐな」が特徴に対して用いられるところでは、さらなる実施形態では、その特徴は正確にまっすぐな構成を有することができるように理解される。

0071

本明細書全体にわたる「ある実施形態」又は「その実施形態」への参照は、その実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。よって、引用される表現、又はその変形は、この明細書を通して引用されるように、必ずしも全て同一の実施形態を参照しているとは限らない。

0072

同様に、上の実施形態の記載において、様々な特徴は時々、開示を効率化する目的で、1つの実施形態、図面、又はその説明にまとめられるものとして認識されるべきである。この開示される方法は、しかしながら、その請求項に明示的に記載される特徴よりも多くの特徴をいかなる請求項が要するという意図を反映するように解釈されるものではない。むしろ、以下の請求項が反映するように、発明的な態様は、いかなる1つの上記の開示される実施形態の全ての特徴よりも少ない組み合わせにある。

0073

この記載に続く請求項は本記載に明示的に組み込まれており、各請求項はそれぞれ個別に別々の実施形態として独立している。本開示は、独立請求項とそれらの従属請求項のあらゆる置き換えを含む。また、続く独立及び従属請求項から由来可能な追加の実施形態もまた、本記載に明示的に組み込まれている。

0074

さらなる推敲なく、当業者であれば、前の記載を本発明をその最大限まで活用するために用いることができると考えられる。本明細書に開示される請求項及び実施形態は、単に図示的且つ例示的であり、いかなる方法においても本開示の範囲の限定ではないように解釈されるものとする。当業者にとっては、本開示の助けをもって、上記の実施形態の詳細が本開示の根本にある原則から逸脱することなく変更可能であることは明白にわかるであろう。言い換えると、上の記載に具体的に開示される実施形態の様々な変形例及び改善は、添付請求項の範囲内である。したがって、本発明の範囲は以下の請求項及びそれらの等価物によって定義される。

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