図面 (/)

技術 円錐形摩擦リング伝達装置及び円錐形摩擦リング伝達装置の動作のための方法

出願人 ロース,ウルリッチ
発明者 ロース,ウルリッチ
出願日 2015年8月14日 (6年6ヶ月経過) 出願番号 2017-510384
公開日 2017年10月5日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2017-529500
状態 特許登録済
技術分野 摩擦伝動装置 伝動装置の一般的な細部
主要キーワード 流体フィード 主駆動モーター 調整モーター 方向歯車 調整スピンドル ノズル効果 太陽ホイール 摩擦円錐
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題・解決手段

本発明の目的は、流体損失がほとんどないが、動作上確実な様式で円錐形摩擦リング伝達装置の主伝達要素のうちの少なくとも1つを濡らすことである。これは、主伝達要素のうちの少なくとも1つを流体で濡らすための流体供給をもつ円錐形摩擦リング伝達装置によって達成される。流体供給は、流体が主伝達要素上にそれからドロップするドロップディスペンサーを有することによって及び/又は流体が主伝達要素上にそれから落下する出口を有することによって特徴づけられる。損失がほとんどない動作上確実な濡れプロセスを提供するために、円錐形摩擦リング伝達装置を動作するための方法も提供され、円錐形摩擦リング伝達装置の摩擦リングは2つの摩擦リング間の間隔において移動され、主伝達要素のうちの少なくとも1つが流体供給を介して流体で濡らされる。本方法は、流体が、濡らすために100kPa(1バール)未満の圧力で回路において伝導されることを特徴とする。

概要

背景

流体で濡らす技術的実装については、例えば、国際特許出願第2007/02552号明細書から、主伝達要素のうちの少なくとも1つ、特に摩擦リングローリング運動又は回転運動によって流体で濡らされ得るように、流体フィードのための流体ジェットノズルを提供することならびに/あるいは流体サンプにおいて主伝達要素のうちの1つ又は複数のサブ領域を転がすことが知られている。

概要

本発明の目的は、流体の損失がほとんどないが、動作上確実な様式で円錐形摩擦リング伝達装置の主伝達要素のうちの少なくとも1つを濡らすことである。これは、主伝達要素のうちの少なくとも1つを流体で濡らすための流体供給をもつ円錐形摩擦リング伝達装置によって達成される。流体供給は、流体が主伝達要素上にそれからドロップするドロップディスペンサーを有することによって及び/又は流体が主伝達要素上にそれから落下する出口を有することによって特徴づけられる。損失がほとんどない動作上確実な濡れプロセスを提供するために、円錐形摩擦リング伝達装置を動作するための方法も提供され、円錐形摩擦リング伝達装置の摩擦リングは2つの摩擦リング間の間隔において移動され、主伝達要素のうちの少なくとも1つが流体供給を介して流体で濡らされる。本方法は、流体が、濡らすために100kPa(1バール)未満の圧力で回路において伝導されることを特徴とする。

目的

流体で濡らす技術的実装については、例えば、国際特許出願第2007/02552号明細書から、主伝達要素のうちの少なくとも1つ、特に摩擦リングがローリング運動又は回転運動によって流体で濡らされ得るように、流体フィードのための流体ジェットノズルを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

ハウジング(23)を有し、前記ハウジング(23)中に配設された主伝達要素を有する円錐形摩擦リング伝達装置であって、前記要素が、少なくとも第1の摩擦円錐(3、30)、第2の摩擦円錐(4、31)、及び摩擦リング(5、32)を備え、前記伝達において、前記2つの摩擦円錐が、摩擦を使用して、前記摩擦リング(5、32)によって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、前記伝達において、前記摩擦リング(5、32)が、前記2つの摩擦円錐のうちの一方の周り係合し、前記間隔において変位可能になるように配設され、及び前記伝達において、前記主伝達要素のうちの少なくとも1つが、流体フィード(66)を介して流体で濡らされる、円錐形摩擦リング伝達装置において、前記流体フィード(66)は、前記流体が前記主伝達要素上にそれから滴下するドロップディスペンサー(68)、ならびに/あるいは前記流体が前記主伝達要素上にそれから落下するオーバーフロー及び/又は出口(70)を有することを特徴とする、円錐形摩擦リング伝達装置。

請求項2

前記ドロップディスペンサー(68)は滴下(72)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の円錐形摩擦リング伝達装置。

請求項3

前記出口(70)は出口樋(74)、特にオーバーフロー樋(76)を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の円錐形摩擦リング伝達装置。

請求項4

前記出口(70)はドロップディスペンサー(68)として構成されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の円錐形摩擦リング伝達装置。

請求項5

前記出口(70)はオーバーフロー(78)を備えることを特徴とする、請求項4に記載の円錐形摩擦リング伝達装置。

請求項6

前記ドロップディスペンサー(68)ならびに/あるいは前記オーバーフロー及び/又は出口(70)は前記ハウジング(23)上に配設され、好ましくはハウジング壁(94)上に直接配設されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の円錐形摩擦リング伝達装置。

請求項7

前記ドロップディスペンサー(68)及び/又は前記出口(70)は、濡らされるべき前記主伝達要素上に配設されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の円錐形摩擦リング伝達装置。

請求項8

ハウジング(23)を有し、前記ハウジング(23)中に配設された主伝達要素を有する円錐形摩擦リング伝達装置の動作のための方法であって、前記要素が、少なくとも第1の摩擦円錐(3、30)、第2の摩擦円錐(4、31)、及び摩擦リング(5、32)を備え、前記伝達において、前記2つの摩擦円錐が、摩擦を使用して、前記摩擦リング(5、32)によって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、前記伝達において、前記摩擦リング(5、32)が、前記2つの摩擦円錐のうちの一方の周りに係合し、並進比の変動のために前記間隔において変位され、及び前記伝達において、前記主伝達要素のうちの少なくとも1つが、流体フィード(66)を介して流体で濡らされる、方法において、濡らすために、前記流体は、100kPa(1バール)未満の圧力において回路(82)において案内されることを特徴とする、方法。

請求項9

前記流体フィード(66)は熱交換器(84)及び/又はフィルタ(86)を備えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の円錐形摩擦リング伝達装置又は動作方法

請求項10

前記流体フィードは電気ポンプ(88)を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の円錐形摩擦リング伝達装置又は動作方法。

請求項11

前記流体はトラクション流体であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の円錐形摩擦リング伝達装置又は動作方法。

技術分野

0001

本発明は、ハウジングを有し、ハウジング中に配設された主伝達要素を有する円錐形摩擦リング伝達装置に関し、上記要素は、少なくとも第1の摩擦円錐、第2の摩擦円錐、及び摩擦リングを備え、上記伝達において、2つの摩擦円錐は、摩擦を使用して、摩擦リングによって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、上記伝達において、摩擦リングは、2つの摩擦円錐のうちの一方の周り係合し、間隔において変位可能になるように配設され、及び上記伝達において、主伝達要素のうちの少なくとも1つは、流体フィードを介して流体で濡らされる。

0002

本発明は、ハウジング(23)を有し、ハウジング(23)中に配設された主伝達要素を有する円錐形摩擦リング伝達装置の動作のための方法にさらに関し、上記要素は、少なくとも第1の摩擦円錐、第2の摩擦円錐、及び摩擦リングを備え、上記伝達において、2つの摩擦円錐は、摩擦を使用して、摩擦リングによって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、上記伝達において、摩擦リングは、2つの摩擦円錐のうちの一方の周りに係合し、並進比の変動のために間隔において変位され、及び上記伝達において、主伝達要素のうちの少なくとも1つは、流体フィードを介して流体で濡らされる。

0003

主伝達要素のうちの少なくとも1つを流体で濡らすことは、冷却流体の形態の流体を使用して、円錐形摩擦リング伝達装置の動作中に主伝達要素を冷却するのに特に役立つことができる。

背景技術

0004

流体で濡らす技術的実装については、例えば、国際特許出願第2007/02552号明細書から、主伝達要素のうちの少なくとも1つ、特に摩擦リングがローリング運動又は回転運動によって流体で濡らされ得るように、流体フィードのための流体ジェットノズルを提供することならびに/あるいは流体サンプにおいて主伝達要素のうちの1つ又は複数のサブ領域を転がすことが知られている。

先行技術

0005

国際特許出願第2007/025522号明細書

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の課題は、円錐形摩擦リング伝達装置の場合において、低損失であるが動作上確実に、主伝達要素のうちの少なくとも1つを流体で濡らすことを可能にすることである。

課題を解決するための手段

0007

この点について、本発明は、可能ならば、圧力なしに、又はほとんど圧力なしに循環中に又は濡れ自体の間に流体を搬送するという基本的認識又は基本的発想から始まる。この基本的認識から始まって、独立請求項の特徴を有する、円錐形摩擦リング伝達装置及び円錐形摩擦リング伝達装置の動作のための方法が、具体的な解決策として提案される。さらなら有利な実施形態は、従属請求項及び以下の説明について見つけられる。

0008

ハウジングを有し、ハウジング中に配設された主伝達要素を有する円錐形摩擦リング伝達装置であって、上記要素が、少なくとも第1の摩擦円錐、第2の摩擦円錐、及び摩擦リングを備え、上記伝達において、2つの摩擦円錐が、摩擦を使用して、摩擦リングによって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、上記伝達において、摩擦リングが、2つの摩擦円錐のうちの一方の周りに係合し、間隔において変位可能になるように配設され、及び上記伝達において、主伝達要素のうちの少なくとも1つが、流体フィード又は液体フィードとして流体又は液体で濡らされる、円錐形摩擦リング伝達装置は、流体フィードが、流体が主伝達要素上にそれから滴下するドロップディスペンサー、ならびに/あるいは流体が主伝達要素上にそれから落下するオーバーフロー及び/又は出口を有することを特徴とすることができる。

0009

主伝達要素を流体で濡らすための流体ジェットノズルが提供され、上記ノズルの使用がノズル効果の結果として流体損失に結び付けられる、国際特許出願第2007/02552号明細書から知られている円錐形摩擦リング伝達装置とは対照的に、流体がそれぞれの主伝達要素上にそれから滴下することができるか又は滴下するドロップディスペンサーの提供によって、極めて低い損失とともに流体で濡らすことが達成され得、言い換えれば、濡らすために提供される総流体のうち極めて少量しか、濡れプロセスの結果としてそれぞれの主伝達要素に接触しない、濡らすことが達成される。

0010

極めて低い損失とともに流体で濡らすことは、流体が圧力の影響下で流体ジェットノズルを通して押される、国際特許出願第2007/025522号明細書から知られる手順の方法とは甚だしく対照的に、特に、それぞれの流体が、重力の影響によって、ほとんど圧力なしに、ドロップごとの濡れによって搬送されるという状況の結果である。特に、ドロップごとの濡れはまた、動作上確実な様式で行われ得る。

0011

損失が低く動作上確実に濡らすことはまた、特に、流体がそれぞれの主伝達要素上に落下することを可能にすることによって流体のほぼ圧力なし搬送が行われる状況の結果として、ドロップディスペンサーについてのみ説明した理由に類似して、流体が主伝達要素上にそれから落下するオーバーフロー又は出口の提供によって有利に行われ得る。

0012

主伝達要素を濡らすことは、ドロップディスペンサーの提供又はオーバーフローもしくは出口の提供によって重力の影響によって行われるので、時間に関して滴下プロセス又は落下プロセスより先に来る流体経路は、どんな大きい搬送圧力もなしに有利に利用可能にされ得る。

0013

流体を搬送することは、流体の収容のための流体サンプを備えることができる流体回路関与とともに好ましくは行われ得、流体サンプ中では、例えば、ドロップディスペンサー又は出口による濡れへと累積的に濡らすことを実装するために、主伝達要素のうちの1つ又は複数が転がるか又は回転することができる。流体は、次いで有利には、提供された流体回路を通って、流体サンプからドロップディスペンサーあるいはオーバーフロー及び/又は出口に搬送され得、特に流体が冷却剤又は冷却流体もしくは冷却液として使用された場合、流体の一部が結局は蒸発することもできるので、流体は、少なくとも部分的に、ドロップディスペンサーあるいはオーバーフロー及び/又は出口によって濡らした後に、ドロップディスペンサーあるいはオーバーフロー及び/又は出口から最終的に流体サンプに戻される。

0014

ドロップディスペンサーあるいはオーバーフロー及び/又は出口は、例えば、例えば、金属シート又はシートメタルタブ又はシートメタルにおいて構成された、穴の提供によって有利に実装され得る。特にドロップディスペンサー又は出口を形成するための金属シートの提供によって又はシートメタル材料の提供によって、ドロップディスペンサー又は出口は、軽量及びコスト有利な様式で、円錐形摩擦リング伝達装置上で有利に利用可能にされ得る。

0015

穴のサイズに応じて、これらの穴は、ある穴サイズを超え、そのサイズがそれぞれの流体の粘性特性に特に依存する場合でも、出口が利用可能にされ得るように、ドロップディスペンサーの形成又は出口の形成のいずれかのために提供され得る。この穴サイズ未満で、それぞれの穴は、出口ではなくドロップディスペンサーとして働き得る。

0016

しかしながら、同様に、例えば、投射など、他の構成がドロップ形成のために、したがってドロップディスペンサーの一部として使用され得る。また、樋が、例えば、オーバーフローとして使用され得、その場合、ドロップの形成を促進するモジュールが、オーバーフロー又は出口の後にくる別のロケーションにおいて提供され得る。

0017

ハウジングを有し、ハウジング中に配設された主伝達要素を有する円錐形摩擦リング伝達装置であって、上記要素が、少なくとも第1の摩擦円錐、第2の摩擦円錐、及び摩擦リングを備え、上記伝達において、2つの摩擦円錐が、摩擦を使用して、摩擦リングによって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、及び上記伝達において、主伝達要素のうちの少なくとも1つが、流体フィードとして流体又は液体で濡らされる、円錐形摩擦リング伝達装置は、円錐形摩擦リング伝達装置が、流体が濡らすために案内されるか又は案内され得、流体を100kPa(1バール)未満の圧力において案内するためにセットアップされた、循環を有することをも特徴とすることができる。

0018

流体を循環で100kPa未満の圧力において案内することによって、低損失で動作上確実に主伝達要素のうちの少なくとも1つを濡らすことは、特に、より大幅に大きい搬送圧力を必要とする流体ジェットノズルの提供の結果として、国際特許出願第2007/025522号明細書から知られる解決策の場合に予期されるような高損失で濡らすことが、100kPa未満の圧力又は搬送圧力に起因して起こり得ない状況の結果として、有利に実装され得る。

0019

実際の一実施形態の場合、ドロップディスペンサーは滴下樋を備えることができる。ドロップディスペンシングの技術的実装のために、この点について、滴下樋は、滴下樋を通過する複数の穴を特に有することができ、これらの穴は、摩擦円錐のうちの1つの全長にわたって又は摩擦円錐の全長の部分長にわたってそれらの穴を摩擦円錐からある距離を置いて有利に配置するために、互いの後にくるように特に配設され得る。このようにして、それぞれの円錐を流体で均一に濡らすことが有利に可能にされ得る。必要な場合、樋はオーバーフローすることもでき、したがって、オーバーフローは、流体を利用可能にするために利用され得、これは、適用可能な場合、樋から滴下するドロップの形態で又は何らかの他の重力関連の方法で起こることができる。

0020

さらなる実際の一実施形態の場合、出口は出口樋を備えることができるか、又はオーバーフローはオーバーフロー樋を備えることができる。出口の出口樋はまた、互いの後にくるように配設された複数又は多数の穴を備えることができ、これらの穴は、滴下樋についてすでに上記で説明したように、均一に濡らすことを伴って、出口樋において形成される。

0021

オーバーフローは、対応する流体レベルを超えた後にのみ、流体が出口を通ってそれぞれの主伝達要素上に落下するようにオーバーフロー樋を備える場合、特に有利であり得る。このようにして、特に、オーバーフローにより可能になる、流体が流れ出る前の流体運動の著しい低減の結果として、動作上極めて確実にそれぞれの主伝達要素を流体で濡らすことが利用可能にされ得る。

0022

ドロップディスペンサーを単純で実際的な様式で実装するために、出口はドロップディスペンサーとして有利に構成され得る。したがって、例えば、出口は、金属シートにおいて又はシートメタルタブもしくはシートメタル樋において形成された少なくとも1つ又は複数の穴を有することができ、これらの穴のサイズは、流体がドロップずつに穴から下方へ落下するような様式で寸法決定される。この目的のために、穴のサイズは、流体のドロップずつの落下を実装するために、流体のそれぞれの粘性に有利に適合される。

0023

特に、ドロップディスペンサーとして構成された出口は、オーバーフロー樋についてすでに上記で説明した有利な効果を伴うオーバーフローであり得る。

0024

実際の一実施形態では、ドロップディスペンサーならびに/あるいはオーバーフロー及び/又は出口はハウジング上に配設され、好ましくはハウジング壁上に直接配設される。流体フィードあるいはドロップディスペンサー及び/又は出口は、ドロップディスペンサー及び/又は出口をハウジング上に配置することによって、好ましくはハウジングのハウジング壁上に直接配置することによって構造的に単純でコンパクトな様式で円錐形摩擦リング伝達装置に組み込まれ得る。特に好ましくは、濡れ経路、言い換えればドロップディスペンサーあるいはオーバーフロー及び/又は出口からそれぞれの摩擦円錐まで流体が進む経路をできる限り小さく保ち、極めて低損失で動作上確実に濡らすことを伴うために、ドロップディスペンサー及び/又は出口は、それぞれの摩擦円錐に対向するハウジングのハウジング壁の側面上に配設される。

0025

ドロップディスペンサーあるいは出口及び/又はオーバーフローは、好ましくは、それらのドロップディスペンサーあるいは出口及び/又はオーバーフローが樋を備える場合、それぞれの樋がハウジング壁に平行に走る及び/又はハウジング壁によってカバーされるような様式で配設され得る。

0026

樋をハウジング壁でカバーすることによって、樋は、その樋に対向するハウジング壁の側面とともに、それぞれの樋中に形成された開口に流体を供給するための閉じられた流体チャネルを形成することができる。提供されるカバーリングの結果として、この流体チャネルの形成は、構造的に単純な様式で有利に実装され得る。この点について、カバーリングは必ずしも密閉されるとは限らない。代わりに、特定の動作状態において特に大量の流体が流体フィードにおいて利用可能にされる場合、流体はカバーリングと樋との間にオーバーフローすることができると考えられる。

0027

ハウジング壁に対する樋の平行配置のために、樋の動作上確実な取付けは構造的に単純な様式で実装され得る。

0028

主伝達要素上への流体の重力駆動の滴下又は落下を実装するために、ドロップディスペンサーならびに/あるいはオーバーフロー及び/又は出口は、濡らされるべき主伝達要素の上に配設される。

0029

流体は、円錐形摩擦リング伝達装置の動作のために提供される任意の流体であり得る。特に、流体は、円錐形摩擦リング伝達装置の動作中にそれぞれの主伝達要素を冷却するための冷却流体であり得る。

0030

円錐形摩擦リング伝達装置は、少なくとも第1の摩擦円錐、第2の摩擦円錐、及び摩擦リングを有し、2つの摩擦円錐は、摩擦を使用して、摩擦リングによって互いに相互作用する。2つの摩擦円錐間に配設された摩擦リングを介して2つの摩擦円錐間にトルクが伝達され得る。この点について、流体はまた、2つの摩擦円錐間の摩擦リングに関してトルクの伝達のために使用される、例えば、ナフテン油など、特にトラクション流体であり得る。この場合、トルクの伝達は、それぞれの間隙又は間隔においてトラクション流体のせん断応力として起こり、それにより、理想的な場合、通常金属性の接触面のアブレシブ摩耗を完全に防ぐことが可能になる。

0031

それぞれの主伝達要素を流体で濡らしている間の低圧搬送又は滴下又は流出によって、搬送又は濡れ中に流体がより少ない応力を受けることに存する損失も最小限に抑えられる。これは、過大な圧力応力にトルク伝達特性が極めて敏感に反応するトラクション流体の形態の流体の場合に特に有利である。

0032

ハウジングと、ハウジング中に配設された主伝達要素とを有する円錐形摩擦リング伝達装置の動作のための方法であって、上記要素が、少なくとも第1の摩擦円錐、第2の摩擦円錐、及び摩擦リングを備え、上記伝達において、2つの摩擦円錐が、摩擦を使用して、摩擦リングによって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、上記伝達において、摩擦リングが、2つの摩擦円錐のうちの一方の周りに係合し、並進比の変動のために間隔において変位され、及び上記伝達において、主伝達要素のうちの少なくとも1つが、流体フィードを介して流体で濡らされる、方法は、濡らすために、流体が、100kPa(1バール)未満の圧力において循環で案内されることを特徴とすることができる。

0033

上記で説明したように、流体ジェットノズルによって流体で濡らすことを提供する、国際特許出願第2007/02552号明細書から知られる流体フィードと比較して、流体を循環で100kPa(1バール)未満の圧力において案内することによって流体の比較的低圧の搬送が行われる。このようにして、したがって、損失が低くまた動作上確実に主伝達要素を流体で濡らすことが可能である。

0034

すでに上記で説明したように、循環又は流体回路は、特に有利な様式で、流体サンプを備えることができ、このサンプ中では、主伝達要素のうちの少なくとも1つを流体で累積的に濡らすことも、流体サンプにおけるローリング又は回転によって実装され得るように、主伝達要素のうちの1つ又は複数が転がることができる。

0035

円錐形摩擦リング伝達装置の、又は円錐形摩擦リング伝達装置の動作のための方法の実際の一実施形態では、流体フィードは熱交換器及び/又はフィルタを備える。流体のテンパリングは、熱交換器の提供によって、単純で実際的な様式で、特に動作上確実な様式で行われ得る。フィルタは、望ましくない粒子又は他の不純物の有利な除去又は防止のために提供され得る。

0036

円錐形摩擦リング伝達装置の、又は動作方法のさらなる実際の一実施形態では、流体フィードは電気ポンプを備えることができる。電気ポンプの使用は、ポンプが単独で及び主駆動モーターに依存せずに動作され得、したがって主駆動モーターの起こり得る故障又は変動を受けないという利点を流体にもたらすので、電気ポンプの提供によって、それぞれの流体は、動作上極めて確実な様式でドロップディスペンサー又は出口に供給され得る。

0037

ハウジングを有し、ハウジング中に配設された主伝達要素を有する、円錐形摩擦リング伝達装置の動作のための方法であって、上記要素が、少なくとも第1の摩擦円錐、第2の摩擦円錐、及び摩擦リングを備え、上記伝達において、2つの摩擦円錐が、摩擦を使用して、摩擦リングによって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、上記伝達において、摩擦リングが、2つの摩擦円錐のうちの一方の周りに係合し、並進比の変動のために間隔において変位され、及び上記伝達において、主伝達要素のうちの少なくとも1つが、流体フィードを介して流体で濡らされる、方法は、濡らすため流体が流体フィードのドロップディスペンサーによって主伝達要素上に滴下されること、ならびに/あるいは流体が流体フィードのオーバーフロー及び/又は出口から主伝達要素上に落下することを可能にされることを特徴とすることができる。

0038

提供された主伝達要素上に流体を滴下することによって、又は提供された主伝達要素上に流体が落下することを可能にすることによって濡らすことは、すでに上記で説明したように有利な効果に結び付けられる。

0039

上記及び特許請求の範囲において説明した解決策の特徴はまた、利点を相応に累積的に実装することが可能となるために、適用可能な場合、組み合わされ得ることを理解されたい。

0040

本発明のさらなる利点、目的、及び特性は、添付の図面においても詳細に示されている、例示的な実施形態についての以下の説明を使用して説明される。図面は以下を示す。

図面の簡単な説明

0041

一般的な技術背景についての説明のための、図2ラインI−Iに沿った円錐形摩擦リング伝達装置を通る概略断面図;
図1に関係する平面図;
一般的な技術背景についての説明のための、円錐形摩擦リング伝達装置をもつ前輪駆動のための車両駆動装置を通る縦断面図;
図3の断面IV−IVによる調整デバイスの別の図;
縦断面における図4の詳細;
一般的な技術背景についての説明のための円錐形摩擦リング伝達装置をもつ車両のための後輪駆動装置を通る縦断面図;
円錐形摩擦リング伝達装置の例示的な一実施形態の概略詳細図;
平面図における出口樋の概略図;
平面図における滴下樋の概略図;
図9による滴下樋の概略断面図;
オーバーフロー樋を備える出口の概略断面図。

実施例

0042

図1及び図2は、円錐形摩擦リング伝達装置を概略的に示す。

0043

円錐形摩擦リング伝達装置は、本質的に、半径方向間隔とともに平行軸1、2上に配設された2つの摩擦円錐3、4からなり、上記円錐は、互いに反対方向に配設され、同じ円錐角βを有する。円錐3、4間の間隙を埋める摩擦リング5が円錐3、4間に配設される;摩擦リング5は摩擦円錐3を囲みケージ6中に保持される。

0044

ケージ6は、2つのクロスヘッド7、8と、2つのクロスヘッド7、8中に収容される2つの平行アクスル9、10とによって形成されるフレームからなる。これらのアクスル9、10は、軸1、2に平行に配設され、同時に、角度βで傾斜された摩擦円錐3、4の母線に平行に配設され、互いに対向する2つのジャーナル12を有する調整ブリッジ11を担持し、これら2つのジャーナル12上には、各インスタンスにおいて、案内ローラー13が位置する。案内ローラー13は、摩擦リング5の両側に係合し、必要とされる軸案内をこのリングに与える。

0045

クロスヘッド7の中心は回転の垂直軸14によって形成され、回転垂直軸14の周りにケージ6全体が枢動され得る。この目的のために、下側クロスヘッド8は、下側クロスヘッド8に係合する、まったく詳細に図示されていない横駆動装置15と、調整モーター16とに接続される。

0046

この例示的な実施形態では、回転軸14は、摩擦円錐3、4の回転軸によって決定される平面中にある。回転軸14は、この平面に平行な平面中にあることもできるか、又は鋭角で言及される第1の平面と交差することができる。

0047

ケージ6が数度の角度だけ枢動された場合、摩擦駆動は、調整ブリッジ11の軸調整、及びそれにより摩擦円錐の並進比の変化をもたらす。これのためにはエネルギーの小さい消費で十分である。

0048

図3は、円錐形摩擦リング伝達装置を有する車両のための前輪駆動装置を示す。前輪駆動装置は、本質的に、液圧変換器又は流体継手17、継手の後にくるスイッチングユニット18、円錐形摩擦リング伝達装置19、及び動力テイクオフ20からなる。

0049

流体継手17の動力テイクオフ部分はシャフト21上に位置し、シャフト21上にはブレーキディスク22も配設され、このディスクは、ハウジング23中に保持されたブレーキシュー24と相互作用し、電子制御され得る。

0050

ブレーキディスク22の直後に自走ギアホイール25が位置する;自走ギアホイール25は、部分的にのみ示されている中間ギア26と係合して置かれ、動力テイクオフ20における後退ギアをもたらすことができる。ギアホイール25は一方の側上にクラウン歯車装置を有し、このクラウン歯車装置を用いて、ギアホイール25は、スイッチングカフ27との係合にもたらされ得、スイッチングカフ27はシャフト21上に保持され、軸方向に変位可能であり、内側軸歯車装置を有し、作動され得る。

0051

転方向反転が望まれる場合、後続の伝達がトルク衝撃によって損なわれないように、最初にブレーキ22、24が作動される。次いで、図3のスイッチングカフ27は、図3に示されているスイッチングカフ27の中立位置から右側に移動され、ピニオン28との係合に入り、ピニオン28は、円錐形摩擦リング伝達装置19の摩擦円錐30の駆動シャフト29と堅固に接続される。

0052

円錐形摩擦リング伝達装置19はまた、図1及び図2に示されている例示的な実施形態を使用してすでに説明したように、同じ円錐角β及び平行軸を有する、互いの反対側に配設され互いから半径方向間隔において配設された、2つの摩擦円錐30、31からなる。さらに、上側の摩擦円錐20は摩擦リング32によって囲まれ、摩擦リング32は、摩擦円錐30の内部マントル表面で摩擦円錐30との摩擦係合に、及び摩擦円錐31の外部マントル表面で摩擦円錐31との摩擦係合に置かれる。

0053

2つの摩擦円錐30、31は、図示のように、異なる直径を有することができ、このようにして、適用可能な場合、後続の動力テイクオフ20における並進段が省かれる。

0054

重量の理由により、摩擦円錐30、31は、それらのマントル表面のみが重要であるので、中空であるようにも構成され得る。

0055

摩擦リング32は、図4及び図5も示すように、ケージ33中保持され、ケージ33は、ロケーション34(図3)において、回転軸40を中心としてハウジング中で枢動するように配設され、上記軸は、摩擦円錐30、31の回転軸によって決定される平面中にある。長い枢動経路を回避するために、それは、摩擦円錐30、31の軸方向長さのほぼ中央にある。回転軸40は、上述のように、これに平行な平面中にあることもできるか、又は鋭角で最初に言及される平面と交差することができる。

0056

2つの平行アクスル35、36はケージ33中に保持される;水平に対する平行アクスル35、36の傾斜角βは、摩擦円錐30、31の円錐角βに等しい。これらのアクスル35、36上に調整ブリッジ37が案内され、上記ブリッジは、案内ローラー39がその上に取り付けられるアタッチメント38を有する。これらのローラーは、図5が示すように、周囲溝41を有し、ローラーのフランジ42で摩擦リング32の周りに係合する。

0057

摩擦リングは、図示のように、摩擦リングの軸が摩擦円錐30、31の軸に平行になるように配設され得る。ただし、摩擦リングは、摩擦リングの軸が、互いに対向する摩擦円錐30、31の母線に平行になり、摩擦円錐のマントル表面上に垂直に置かれるような様式でもケージ中に保持され得る。

0058

ケージ33の調整のために、ハウジング23中に取り付けられた調整スピンドル48が提供され、上記スピンドルは、図示されていない調整モーター又は磁石と接続され、ケージ33上に係合する。

0059

ケージ33のわずかな回転の場合、摩擦リング32は軸40を中心として回転され、それにより、摩擦円錐に対する位置が変更され、したがって、摩擦リング32は、摩擦リング32の位置を自動的に動かし、円錐形摩擦リング伝達装置19の並進比を変更する。

0060

摩擦円錐31の動力テイクオフシャフト43は押下方向44に収容され、動力テイクオフシャフト43は、今度はハウジング23中に取り付けられ、動力テイクオフピニオン45、46を担持する。

0061

押下デバイス44は、摩擦円錐31上で対応する半径方向歯車装置と相互作用する半径方向歯車装置64を有する、摩擦円錐31に対向するフランジ47を有する、動力テイクオフシャフト43にわたって係合する拡張シャフトからなる。半径方向歯車装置64は、摩擦円錐31上に軸方向圧力をもたらす。

0062

一方の駆動及び動力テイクオフ17、18、20と、他方の円錐形摩擦リング伝達装置19との間で、ハウジング23が隔壁49によって区画に分割される場合、有利である。このようにして、潤滑性能をもたない冷却流体、例えばシリコーン油は、摩擦値が影響を受けないように、円錐形摩擦リング伝達装置19のハウジング部分中に流れることができるようにすることが可能である。トラクション流体、あるいはセラミック粉末又は他の固体粒子をもつ油、及び特に、ナフテン油は、円錐形摩擦リング伝達装置のための冷却流体としても好適である。

0063

円錐形摩擦リング伝達装置の少なくとも1つの伝達装置部分、例えば摩擦円錐30、31又は摩擦リング32の摩擦面が、硬金属又はセラミック、例えば窒化チタン炭窒化チタン窒化チタンアルミニウムなどから構成されたコーティングからなる場合、有利である。

0064

図6は、車両の後輪駆動における円錐形摩擦リング伝達装置の使用を示す。

0065

円錐形摩擦リング伝達装置19の前に流体継手又は液圧変換器17が位置し、円錐形摩擦リング伝達装置19の後ろ遊星ギア50が位置する。

0066

流体継手17のテイクオフシャフトは上側の摩擦円錐30のシャフト51を同時に形成し、これは、摩擦リング32を介して、ピニオン53が位置する動力テイクオフシャフト52上で下側の摩擦円錐31を駆動し、ピニオン53は、伝達動力テイクオフシャフト53’上に位置する自由に回転可能なギアホイール54とかみ合う。伝達動力テイクオフシャフト53’は、シャフト51と整合し、自由に回転するようにシャフト51中に収容される。

0067

ギアホイール54と一部分において接続されたピニオン55は、遊星ギア50の太陽ホイールを形成する。この太陽ホイールは遊星ギアホイール56とかみ合い、遊星ギアホイール56は遊星キャリア57中に保持され、遊星キャリア57は伝達動力テイクオフシャフト53’の周りを走ることが可能である。遊星キャリア57は、リングギア59を囲む円筒アタッチメント58を有し、リングギア59は、遊星ギアホイール56とかみ合い、長手方向歯車装置60を介して伝達動力テイクオフシャフト53’と堅固に接続される。

0068

さらに、遊星ギア50においてマルチプレートクラッチ61が提供され、上記クラッチは、伝達動力テイクオフシャフト53’をリングギア59と接続することが可能である。最後に、遊星キャリア54の円筒アタッチメント58にブレーキ62が割り当てられる。

0069

前進駆動はマルチプレートクラッチ61の作動によってオンにされる。ブレーキ62が作動された場合、遊星キャリア57は所定の位置に保持され、伝達動力テイクオフシャフト53’の回転の方向の変化、言い換えれば後退駆動が起こる。

0070

図7に記載の円錐形摩擦リング伝達装置は、ハウジング23、及びハウジング23中に配設された主伝達要素を有し、上記要素は、第1の摩擦円錐3、第2の摩擦円錐、及び摩擦リングを備える。図7による表現では、これらの主伝達要素のうちの第1の摩擦円錐3のみが示されている。この点について、図7に記載の概略図は、この例示的な実施形態に従って、2つの摩擦円錐が、摩擦を使用して、摩擦リングによって互いに相互作用し、固定間隔だけ互いに離間されて配設され、及びこの例示的な実施形態に従って、摩擦リングが、2つの摩擦円錐のうちの一方の周りに係合し、間隔において変位されるように配設される、この例示的な実施形態のさらなる特徴を示してもいない。例えば、図1図6を使用して上記で説明した円錐形摩擦リング伝達装置は、図7に示されている円錐形摩擦リング伝達装置として使用され得、適用可能な場合、例えば摩擦リングの異なる配置可能性をもつか又は他の設計詳細の異なる実施形態をもつ、他の円錐形摩擦リング伝達装置も、相応に使用され得ることを理解されたい。

0071

図7に記載の円錐形摩擦リング伝達装置は、主伝達要素、特に2つの摩擦円錐を流体で濡らすための流体フィード66をさらに有する。

0072

流体フィード66はドロップディスペンサー68を有し、ドロップディスペンサー68から、主伝達要素、特に摩擦円錐上に流体が滴下するか又は滴下され得、この目的のために、ドロップディスペンサー68は、濡らされるべき1つ又は複数の主伝達要素の上に配設される。

0073

さらに、流体フィードは、流体がその中で案内されるか又は案内され得る循環82を有する。流体をテンパリングするために、及び存在し得る考えられる破壊的粒子を除去するために、熱交換器84及びフィルタ86がさらに提供される。循環流の実装のために電気ポンプ88も提供される。

0074

技術的に濡らすことを実装するために、流体サンプ92中に存在するか又は収容された流体は、循環82を通して、電気ポンプ88によってドロップディスペンサー68に供給され、ここから、流体は、主伝達要素のうちの少なくとも1つを濡らす目的で、主伝達要素のうちの少なくとも1つの上に滴下し、特に摩擦円錐3上にも滴下する。熱又は熱現像、L及び付随の蒸発又は漏洩によって円錐形摩擦リング伝達装置の動作中に逃げる、存在し得る流体部分の他に、ドロップディスペンサー68から離れて滴下した流体が流体サンプ92中に戻る。

0075

ドロップディスペンサー68は、図9及び10に記載の滴下樋72を備える。滴下樋72は、滴下樋72の長手方向において互いの後にくるように配設された複数の穴96を有し、上記穴96は滴下樋72を通過する(図7も参照)。提供される穴96は、それらの穴がそれぞれの主伝達要素上へのドロップずつの落下を可能にするような様式で寸法決定されており、穴サイズの寸法決定においてそれぞれの流体の粘性が考慮に入れられた。

0076

円弧状領域100を有する開口96からの流体の滴下を利用可能にするために、円弧状領域100をもつ滴下樋72の開口96が提供され、上記滴下はできる限りフロー最適化される(図10の拡大詳細図を参照)。

0077

ドロップディスペンサー68又は滴下樋72はハウジング23のハウジング壁94上に直接配設される。滴下樋72は、ハウジング壁94に平行に走り、図10に示されているように、ハウジング壁94によってカバーされる。提供されるカバーリングによって、滴下樋72のための流体チャネル98が、構造的に単純で動作上確実な様式で有利に作成され得る。

0078

代替的又は累積的に、流体フィード66は、出口樋74を備える出口70を有することができる(図8も参照)。図9に記載の滴下樋72とは対照的に、流体が穴96を通って主伝達要素のうちの少なくとも1つの上に落下することができるように出口を実装するために、穴は、図8に記載の出口樋の場合では長円形の穴の形態で構成される。

0079

滴下樋72だけでなく、出口樋74についても、代替的に、オーバーフロー78を実装するために図11に記載のオーバーフロー樋76の形態でも構成され得る。図11に記載のオーバーフロー樋76はまた、図示のように、流体チャネル98を形成するためにハウジング壁94上に直接配設され得、この壁によってカバーされ得る。

0080

具体的な実装形態によっては、必要な場合、樋72、74、76自体がオーバーフローとして働くように、余分の流体がハウジング23又はハウジング壁94と樋72、74、76との間をオーバーフローすることもできる。

0081

これらの例示的な実施形態では、樋72、74、76は構造的に単純な様式でシートメタル材料から生成され、他の実施形態では、樋72、74、76は異なる様式で又は異なる材料からも生成され得る。

0082

流体フィード66によって主伝達要素に供給される流体は、具体的には、主伝達要素を冷却するための冷却流体であるか、又は、例えば、ナフテン油など、第1の摩擦円錐3から摩擦リングを介した第2の摩擦円錐へのトルクの伝達のためのトラクション流体であり得、この伝達はできる限り接触なしの様式で行われる。

0083

主伝達要素のうちの少なくとも1つ、言い換えれば、例えば摩擦円錐3が、流体フィード66を介して流体で濡らされる、図7図11に記載の円錐形摩擦リング伝達装置の動作のための方法、濡らすための流体は、100kPa(1バール)未満の圧力において循環82で案内される。この低圧及び滴下によって、特に流体はその場合循環又は濡れ中により少ない応力を受けるので、損失はこの点についてかなり最小限に抑えられる。これは、この流体のトルク伝達効果が、過度高圧の応力に極めて敏感に反応するので、トラクション流体の形態の流体の場合に特に有利である。

0084

1 軸
2 軸
3摩擦円錐
4 摩擦円錐
5摩擦リング
6ケージ
7クロスヘッド
8 クロスヘッド
9アクスル
10 アクスル
11調整ブリッジ
12ジャーナル
13案内ローラー
14回転軸
15横駆動装置
16調整モーター
17流体継手
18スイッチングユニット
19円錐形摩擦リング伝達装置
20動力テイクオフ
21シャフト
22ブレーキディスク
23ハウジング
24ブレーキシュー
25ギアホイール
26中間ギア
27スイッチングカフ
28ピニオン
29駆動シャフト
30 摩擦円錐
31 摩擦円錐
32 摩擦リング
33 ケージ
34ロケーション
35 アクスル
36 アクスル
37 調整ブリッジ
38アタッチメント
39 案内ローラー
40 回転軸
41周囲溝
42フランジ
43 動力テイクオフシャフト
44 押下デバイス
45 動力テイクオフピニオン
46 動力テイクオフピニオン
47 フランジ
48調整スピンドル
49隔壁
50遊星ギア
51 シャフト
52 動力テイクオフシャフト
53 ピニオン
53’伝達動力テイクオフシャフト
54 ギアホイール
55 ピニオン
56 遊星ギアホイール
57遊星キャリア
58円筒アタッチメント
59リングギア
60長手方向歯車装置
61マルチプレートクラッチ
62ブレーキ
64半径方向歯車装置
66流体フィード
68ドロップディスペンサー
70出口
72 ドロップ樋
74出口樋
76オーバーフロー樋
78オーバーフロー
82循環
84熱交換器
86フィルタ
88電気ポンプ
92流体サンプ
94ハウジング壁
96 穴
98流体チャネル
100 円弧状領域

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • ジヤトコ株式会社の「 動力伝達装置のハウジング部材」が 公開されました。( 2021/09/30)

    【課題・解決手段】エンジン(ENG)のシリンダーブロック(6)と接続する無段変速機(1)のコンバータハウジング(3)であって、シリンダーブロック側の合わせ面は、隣合うボルト孔(32b)を回転軸(X1)... 詳細

  • 本田技研工業株式会社の「 駆動装置およびこれを備えた車両」が 公開されました。( 2021/09/30)

    【課題】ブリーザ吹きを抑制できる駆動装置およびこれを備えた車両を提供する。【解決手段】本発明の駆動装置は、ステータ2aとロータ2bとを有する回転電機2と回転電機2に接続されその動力を伝達する複数の歯車... 詳細

  • ジヤトコ株式会社の「 潤滑油排出構造」が 公開されました。( 2021/09/30)

    【課題】潤滑油をオイルパン側の空間に戻す。【解決手段】ベルト式の無段変速機の変速機ケースに、変速機構部の収容室20を囲む周壁部11が、前記収容室を側方に開口させる向きで設けられており、前記周壁部に、鉛... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ