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技術 複層金属化キャストフィルム及びそれから作製されるパッケージング

出願人 ダウグローバルテクノロジーズエルエルシー
発明者 ニコラス・シー・マッツォーラジョージ・カミネロ・ゴメスエンジェルス・ドメネック
出願日 2015年7月30日 (6年3ヶ月経過) 出願番号 2017-504736
公開日 2017年9月28日 (4年1ヶ月経過) 公開番号 2017-528341
状態 特許登録済
技術分野 積層体(2) 被包材
主要キーワード 積層結合 金属化基材 真空金属化 セカント係数 積層特性 OF値 製作条件 装飾印刷
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月28日)のものです。
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課題・解決手段

0.94g/cc超の密度及び1.3g/10分以下のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第1の層と、内表面及び外表面を有し、かつ0.94g/cc超の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第2の層であって、第2の層の外表面が、第1の層の反対側を向き、第2の層が、外表面上に堆積した金属及び/または金属酸化物層を更に含む、第2の層と、を含む、複層金属化キャストフィルムが提供される。本複層金属化キャストフィルムを含むパッケージングもまた提供される。

概要

背景

積層フィルムは、パッケージング用途のために幅広く使用されている。基材の選択は、少なくとも部分的には、最終用途機能的要件(例えば、熱安定性バリア、耐酷使性、及び/または封着)に依存する。あるいは、パッケージ審美性(例えば、高光沢、透明性、及び/または装飾印刷)が、基材の選択に影響を与え得る。パッケージング市場のうちの相当部分は、消費者に対する影響を増大させるために、積層パッケージ外部層として光沢性フィルムを使用する。いくつかの用途では、金属化フィルムの使用はまた、そのようなフィルムによって提供される外観及びバリア特性の両方ために使用される。

典型的な金属化基材としては、ポリプロピレン(PP)、二軸配向ポリプロピレンBOPP)、及びポリエチレンテレフタレート(PET)が挙げられる。ポリエチレン系フィルムは一般に、それらの金属接着及び結合強度が不良であるため、金属化フィルムの基材としては使用されない。むしろ、ポリエチレン系層またはフィルムは一般に、内部基材として使用され、摩擦係数を低下させるために移行性スリップ剤の添加を必要とする。移行性スリップの添加は、ポリエチレン系フィルムまたは層表面上への金属の接着を更に一層低下させることが知られている。

概要

0.94g/cc超の密度及び1.3g/10分以下のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第1の層と、内表面及び外表面を有し、かつ0.94g/cc超の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第2の層であって、第2の層の外表面が、第1の層の反対側を向き、第2の層が、外表面上に堆積した金属及び/または金属酸化物層を更に含む、第2の層と、を含む、複層金属化キャストフィルムが提供される。本複層金属化キャストフィルムを含むパッケージングもまた提供される。なし

目的

本発明は、0.94g/cc超の密度及び1.3g/10分以下のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第1の層と、内表面及び外表面を有し、かつ0.94g/cc超の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第2の層であって、第2の層の外表面が、第1の層の反対側を向き、第2の層が、外表面上に堆積した金属及び/または金属酸化物層を更に含む、第2の層と、を含む、複層金属化キャストフィルムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

複層金属化キャストフィルムであって、a.0.94g/cc超の密度及び1.3g/10分以下のメルトインデックスを有するポリエチレンを含む、第1の層(コア)と、b.内表面及び外表面を有し、かつ0.94g/cc超の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するポリエチレンを含む、第2の層であって、前記第2の層の前記外表面が、前記第1の層の反対側を向き、前記第2の層が、前記第2の層の前記外表面上に堆積した金属及び/または金属酸化物を更に含む、第2の層と、を含む、複層金属化キャストフィルム。

請求項2

2g/10分以上のメルトインデックス及び0.94g/cc未満の密度を有するポリエチレンを含む、第3の層を更に含み、前記第3の層が、前記フィルムの第2の外部層である、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項3

前記フィルムが、400MPa超の2%MD係数を有する、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項4

前記フィルムが、100ミクロン未満の厚さを有する、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項5

前記フィルムが、30グラム未満のMD引裂強度を有する、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項6

前記第2の層の前記外表面が、処理された表面であり、かつ少なくとも38ダイン/cmの範囲内の表面エネルギーを有する、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項7

前記フィルムが、0.1〜3の光学密度を有する、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項8

前記第2の層が、0.3未満の摩擦係数を有する、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項9

各前記第2及び第3の層が、同一のポリエチレンを含む、請求項2に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項10

前記第1の層が、0.95g/cc超の密度を有する直鎖状ポリエチレンを含む、請求項1記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項11

前記第1の層の前記ポリエチレンが、1.0g/10分以下のメルトインデックスを有する、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項12

前記第1の層が、50重量%未満の1つ以上の追加のポリマーを更に含む、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項13

前記1つ以上の追加のポリマーが、低密度ポリエチレンである、請求項12に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項14

前記フィルムが、1.5以上の光学密度を有し、かつ前記第2の層が金属化されないことを除き同一の構造及び組成を有する比較フィルムと比較して、改善したバリア特性を呈する、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項15

前記第2の層が、アルミニウムで金属化される、請求項1に記載の複層金属化キャストフィルム。

請求項16

請求項1に記載の複層金属化キャストフィルムを含む、パッケージング

技術分野

0001

本発明は、複層金属化キャストフィルム及びそれから作製されるパッケージングに関する。

背景技術

0002

積層フィルムは、パッケージング用途のために幅広く使用されている。基材の選択は、少なくとも部分的には、最終用途機能的要件(例えば、熱安定性バリア、耐酷使性、及び/または封着)に依存する。あるいは、パッケージ審美性(例えば、高光沢、透明性、及び/または装飾印刷)が、基材の選択に影響を与え得る。パッケージング市場のうちの相当部分は、消費者に対する影響を増大させるために、積層パッケージ外部層として光沢性フィルムを使用する。いくつかの用途では、金属化フィルムの使用はまた、そのようなフィルムによって提供される外観及びバリア特性の両方ために使用される。

0003

典型的な金属化基材としては、ポリプロピレン(PP)、二軸配向ポリプロピレンBOPP)、及びポリエチレンテレフタレート(PET)が挙げられる。ポリエチレン系フィルムは一般に、それらの金属接着及び結合強度が不良であるため、金属化フィルムの基材としては使用されない。むしろ、ポリエチレン系層またはフィルムは一般に、内部基材として使用され、摩擦係数を低下させるために移行性スリップ剤の添加を必要とする。移行性スリップの添加は、ポリエチレン系フィルムまたは層表面上への金属の接着を更に一層低下させることが知られている。

0004

第1の実施形態において、本発明は、0.94g/cc超の密度及び1.3g/10分以下のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第1の層と、内表面及び外表面を有し、かつ0.94g/cc超の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第2の層であって、第2の層の外表面が、第1の層の反対側を向き、第2の層が、外表面上に堆積した金属及び/または金属酸化物層を更に含む、第2の層と、を含む、複層金属化キャストフィルムを提供する。封着性能を提供するために、第3の層がまた追加されてもよく、0.94g/cc未満の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む。

0005

本明細書で使用される場合、「ポリマー」という用語は、同一の種類または異なる種類のものであるかに関わらず、モノマー重合によって調製されたポリマー化合物を指す。したがって、ポリマーという総称は、通常1種類のモノマーのみから調製されたポリマーを指すために用いられる「ホモポリマー」という用語、及び2つ以上の異なるモノマーから調製されたポリマーを指す「コポリマー」を包含する。

0006

「ポリエチレン」は、50重量%超のエチレンモノマー由来している単位を含むポリマーを意味するものとする。これは、ポリエチレンホモポリマーまたはコポリマー(2つ以上のコモノマーに由来する単位を意味する)を含む。当該技術分野において既知であるポリエチレンの一般的な形態としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレンLLDPE)、超低密度ポリエチレン(ULDPE)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、直鎖状及び実質的直鎖状低密度樹脂の両方を含むシングルサイト触媒直鎖状低密度ポリエチレン(m−LLDPE)、及び高密度ポリエチレン(HDPE)が挙げられる。これらのポリエチレン材料は一般に、当該技術分野において既知であるが、以下の説明は、これらの異なるポリエチレン樹脂のうちのいくつかの間の違いを理解する上で有益であり得る。

0007

「LDPE」という用語はまた、「高圧エチレンポリマー」または「高分岐ポリエチレン」とも呼ばれる場合もあり、14,500psi(100MPa)超の圧力で、過酸化物などのフリーラジカル開始剤を使用して、オートクレーブ反応器または管状反応器内でポリマーが部分的または全体的に単独重合または共重合されることを意味するように定義される(例えば、本明細書に参照によって組み込まれる米国第4,599,392号を参照されたい)。LDPE樹脂は典型的に、0.916〜0.940g/ccの範囲内の密度を有する。

0008

「LLDPE」という用語は、従来のチーグラーナッタ触媒系を使用して作製された樹脂、及びメタロセンなどのシングルサイト触媒を使用して作製された樹脂(「m−LLDPE」と呼ばれることもある)の両方を含む。LLDPEは、LDPEよりも少ない長鎖分枝を含有し、米国特許第5,272,236号、米国特許第5,278,272号、米国特許第5,582,923号、及び米国特許第5,733,155号に更に定義される実質的直鎖状エチレンポリマー;米国特許第3,645,992号におけるものなどの均一分岐直鎖状エチレンポリマー組成物;米国特許第4,076,698号に開示されるプロセスに従って調製されるものなどの不均一分岐エチレンポリマー;ならびに/またはこれらのブレンド(米国第3,914,342号または米国第5,854,045号に開示されるものなど)が挙げられる。直鎖状PEは、当該技術分野において既知である任意の種類の反応器または反応器構成を使用して、気相溶液相、もしくはスラリー重合、またはこれらの任意の組み合わせによって作製することができる(気相及び溶液相反応器が最も好ましい)。

0009

「HDPE」という用語は、一般にチーグラー・ナッタ触媒クロム触媒、またはメタロセン触媒によってすら調製される、約0.940g/cc超の密度を有するポリエチレンを指す。

0010

本発明において、以下の分析方法が使用される。
密度は、ASTMD792に従って判定される。
「メルトインデックス」は、「I2」とも呼ばれ、ASTM D1238(190℃、2.16kg)に従って判定される。
2%セカント係数は、ASTM D882に従って判定される。
エルメンドルフ引裂は、ASTM D−1922に従って判定される。
光沢は、ASTM D−2457に従って45°の角度で判定される。
結果として得られるフィルムのヘイズは、トータルヘイズ(つまり、内部ヘイズ足す外部ヘイズ)を指し、ASTM D1003に従って判定される。
清澄度は、ASTM D1746に従って判定される。
摩擦係数(COF)は、ASTM D−1894に従って測定される。
積層結合は、ASTM F904に従って測定される。

0011

フィルム
本発明は、複層金属化キャストフィルムであって、
a.0.94g/cc超の密度及び1.3g/10分以下のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第1の層と、
b.内表面及び外表面を有し、かつ0.94g/cc超の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するエチレン系ポリマーを含む、第2の層であって、第2の層の外表面が、第1の層の反対側を向き、第2の層が、外表面上に堆積した金属及び/または金属酸化物層を更に含む、第2の層と、を含む、複層金属化キャストフィルムを提供する。

0012

特定の一実施形態において、本フィルムは、2g/10分以上のメルトインデックス及び0.94g/cc未満の密度を有するエチレン系ポリマーを含む、第3の層を更に含み、第3の層は、本フィルムの第2の外部層である。エチレン系ポリマーは、第2及び第3の層のそれぞれにおいて同一のポリマーであってもよいが、そうでなくてもよい。

0013

(少なくとも2つの外部層または外側層が存在する場合、内側層またはコア層である)第1の層は一般に、フィルムの30〜80重量パーセント、より好ましくはキャストフィルムの40〜70重量パーセントを構成する。第2の層は一般に、キャストフィルムの20〜70重量パーセント、より好ましくはキャストフィルムの30〜60重量パーセントを構成する。存在する場合、第3の層が、第2の層とおおよそ同一の厚さであることが一般に好ましく、故に、存在する場合、第3の層及び第2の層がそれぞれ、キャストフィルムの5〜40重量パーセント、より好ましくはキャストフィルムの10〜30重量パーセントを含むことが一般に好ましい。本キャストフィルムが追加の層を含み得ることもまた企図される。これらの層は、追加の機能性を提供するように選択することができ、例えば、バリア特性は、エチレンビニルアルコールEVOH)、ポリアミド(PA)、または塩化ポリビニリデンPVDC)を含むバリア層によって改善することができる。

0014

本発明のフィルムの第1の層は、高密度ポリエチレンポリマー(HDPE)を含む。HDPE材料は、当該技術分野において既知であり、一般に少なくとも0.94g/ccの密度を有する直鎖状ポリエチレン材料を指す。本発明において、任意の種類のHDPEを使用することができる。これには、米国特許第5,272,236号、米国特許第5,278,272号、米国特許第5,582,923号、及び米国特許第5,733,155号に更に定義される実質的直鎖状エチレンポリマー;米国特許第3,645,992号におけるものなどの均一分岐直鎖状エチレンポリマー組成物;米国特許第4,076,698号に開示されるプロセスに従って調製されるものなどの不均一分岐エチレンポリマー;ならびに/またはこれらのブレンド(米国第3,914,342号または米国第5,854,045号に開示されるものなど)が挙げられる。HDPEは、当該技術分野において既知である任意の種類の反応器または反応器構成を使用して、気相、溶液相、もしくはスラリー重合、またはこれらの任意の組み合わせによって作製することができる(気相及びスラリー相反応器が最も好ましい)。好ましいHDPE樹脂は、The Dow Chemical Companyによって、例えば、DOLEX(商標)2050B及びELITE(商標)5960Gの商品名で販売される。

0015

第1の層(少なくとも3層を有する構造における内部層)中に使用するためのHDPE構成成分は、少なくとも0.940g/ccの密度を有する。少なくとも0.940g/ccからの全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示される。例えば、HDPE密度の下限は、0.940、0.942、0.95、または0.955g/ccであり得る。特定の一実施形態において、HDPEは、0.969g/cc以下の密度を有する 0.969g/cc以下からの全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、HDPE密度の上限は、0.969、0.958、0.949g/ccであり得る。第1の層中に使用するためのHDPE構成成分はまた、1.3g/10分以下のメルトインデックス、つまりI2も有する。1.3g/10分以下からの全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示される。例えば、HDPEのI2は、1.3、1.2、1.1、または1.0g/10分未満であり得る。特定の一実施形態において、HDPEのI2は、0.01g/10分以上であり得る。0.01g/10分以上の全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示される。例えば、HDPEのI2下限は、0.01、0.05、0.1、0.5、または1g/10分であり得る。

0016

第1の層は、好ましくは、密度及びメルトインデックス制限を満たす約50〜100%の1つ以上のHDPEを含有するが、他の材料もまた含有してもよい。したがって、第1の層中に使用するための合計組成物は、有利に75〜98%のHDPEまたは85〜90%のHDPEを含み得る。コア層に少量で有利に添加され得る1つのポリマーは、当該産業において低密度ポリエチレンまたはLDPEとして知られる、高圧低密度型の樹脂である。0.917〜0.935g/cc、好ましくは0.920〜0.929g/ccの範囲内の密度を有するLDPEが好ましい。LDPEが0.1〜5.0g/10分、より好ましくは0.3〜2.0g/10分のメルトインデックスを有することもまた、好ましい。本発明の第1の層は最大50重量パーセントのLDPEを含有してもよい一方で、第1の層が2〜20パーセントのLDPE、より好ましくは5〜15%のLDPEを含むことが好ましい。

0017

特定の一実施形態において、第1の層は、1.3g/10分以上のI2を有する、50重量%未満のHDPEを含有してもよい。50重量%未満の全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示される。例えば、第1の層中の1.3g/10分以上のI2を有するHDPEの量は、50重量%未満、または代替形態において45重量%未満、または代替形態において40重量%未満、または代替形態において35重量%未満であり得る。

0018

別の実施形態において、第1の層は、50重量%未満のLDPEを含有してもよい。50重量%未満の全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示される。例えば、第1の層中のLDPEの量は、50重量%未満、または代替形態において45重量%未満、または代替形態において40重量%未満、または代替形態において35重量%未満であり得る。

0019

第2の層は、内表面及び外表面を有し、第2の層の外表面は、第1の層の反対側を向き、第2の層は、外表面上に堆積した金属及び/または金属酸化物層を更に含む。第2の層は、0.94g/cc超の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するポリエチレンを含む。存在する場合、第3の層もまた、0.94g/cc未満の密度及び2.0g/10分以上のメルトインデックスを有するポリエチレンを含む。

0020

(第2及び第3の層ポリエチレンについて独立して)0.94g/cm3(g/cc)超の密度の全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、密度は、0.94、0.945、0.95、0.955、または0.96g/ccの下限からの範囲であり得る。特定の一実施形態において、(第2及び第3の層ポリエチレンについて独立して)密度は、0.98、0.97、または0.96g/ccの上限を有する。(第2及び第3の層ポリエチレンについて独立して)2.0g/10分以上のメルトインデックス(I2)の全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、メルトインデックスは、2.0、5、10、50、または100g/10分の下限からの範囲であり得る。特定の一実施形態において、(第2及び第3の層ポリエチレンについて独立して)メルトインデックスは、1,000、500、100、または50g/10分の上限を有する。

0021

特定の一実施形態において、本フィルムは、第2の外部層である第3の層を含む。第3の層が存在する場合、第2及び第3の層が外部層であり、第1の層がコア層である。

0022

特定の一実施形態において、第2の層の外表面は処理された表面であり、かつ少なくとも38ダイン/cmの範囲内の表面エネルギーを有する。38ダイン/cmの下限からの全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、第2の層の外部表面の表面エネルギーは、38、40、43、または45ダイン/cmの下限からであり得る。特定の一実施形態において、第2の層の外部表面の表面エネルギーは、46、44、または42ダイン/cmの上限を有し得る。例えば、第2の層の外部表面の表面エネルギーは、38〜46ダイン/cmから、または代替形態において43〜44ダイン/cmから、または代替形態において42〜46ダイン/cmから、または代替形態において38〜44ダイン/cmから、または代替形態において42〜44ダイン/cmからであり得る。表面処理としては、例えば、コロナ処理及び/またはプラズマ処理、ならびに表面エネルギーを増大させるための他の従来の表面処理が挙げられる。

0023

更に別の実施形態において、第2の層は、0.1〜3の光学密度を有する。0.1〜3の全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、光学密度は、0.1、0.5、1、1.5、2、または2.5の下限から、0.2、0.7、1.3、1.8、2.2、2.7、または3の上限までの範囲であり得る。例えば、光学密度は、0.1〜3、または代替形態において1.2〜3、または代替形態において0.1〜1.7、または代替形態において1〜2であり得る。

0024

金属化プロセスとしては、真空金属化アーク溶射及びフレーム溶射電気めっきなどのいくつかのバージョンが挙げられる。パッケージング目的のための最も代表的なプロセスは真空金属化であり、http://www.bobst.com/usen/products/vacuum−coating−metallizing/process/で閲覧可能な、Bobst Groupのウェブサイトに見出される説明によると、「真空コーティング及び金属化は、アルミニウム薄フィルムまたは他のコーティングを材料に適用するプロセスである。原則として、プロセスは、真空炉内でのコーティング材料蒸発を必要とし、その後、それが通過するにつれて、それは基材のウェブ上に凝縮する。紙金属化及びフィルム金属化は、パッケージング市場区分及び装飾市場区分において利用される。バリア及び装飾市場は、ビールのラベルからチップスの袋まで、それらの幅広い種類の製品について留意される。」

0025

例えば、アルミニウムを含む、パッケージングにおいてバリア目的または審美目的のために典型的に使用される金属が、典型的に使用される。

0026

特定の一実施形態において、複層金属化キャストフィルムは、1.5以上の光学密度を有し、かつ第2の層が金属化されないことを除き同一の構造及び組成を有する比較フィルムと比較して、改善したバリア特性を呈する。

0027

改善したバリア特性は、気体(例えば、酸素またはCO2)バリア、または水蒸気バリア、または風味もしくは香気バリアであり得る。

0028

別の実施形態において、第2の層は、第2の層中のエチレン系ポリマーの重量に基づいて、5000ppm以下の量の、少なくとも1つの移行性及び/または非移行性スリップ添加剤を更に含む。5000ppm以下からの全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、スリップ剤の量は、5000、2500、1000、または500ppmの上限からであり得る。COF性能を改善するために、加工助剤などの添加剤またはポリエチレングリコールもまた、フィルムに添加されてもよい。

0029

特定の一実施形態において、第2の及び/または第3の層(すなわち、外部層)は、0.3未満の摩擦係数(COF)を有する。0.3未満からの全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示される。例えば、COFは、0.3未満、または代替形態において0.2未満、または代替形態において0.1未満であり得る。

0030

特定の一実施形態において、複層フィルムは、100ミクロン以下の合計厚さを有する。100ミクロンの上限からの全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、フィルム厚さは、80、70、60、50、40、または30ミクロンの上限を有し得る。特定の一実施形態において、合計フィルム厚さは、40、30、20、または10ミクロンの下限を有する。

0031

一実施形態において、複層金属化キャストフィルムは、400MPa超の2%MD係数を有する。400MPa超の全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、フィルムの2%MD係数は、400、450、または500MPaの下限からであり得る。特定の一実施形態において、2%MD係数は、1000、900、800、700、または500MPaの上限を有する。

0032

別の実施形態において、複層金属化キャストフィルムは、30グラム未満のMD引裂強度を有する。30グラム未満からの全ての個々の値及び下位範囲が本明細書に含まれ、開示され、例えば、MD引裂強度は、30、28、26、または24グラムの上限を有し得る。特定の一実施形態において、MD引裂強度は、10、12、14、16、20、または22グラムの下限を有する。

0033

更に別の実施形態において、複層フィルムは、基材上に積層される。許容される基材としては、ポリマー、紙、厚紙、カード用紙、織布及び不織布が挙げられる。

0034

特定の一実施形態において、本発明のフィルムは、当該技術分野において一般に既知であるような従来の押出フィルム法によって作製することができる。本発明の実践には必須ではないものの、フィルムを押出単軸配向または二軸配向に供することが可能である。いくつかの実施形態において、本発明のフィルムは、少なくとも50%、好ましくは少なくとも100%、縦方向及び/または横方向に有利に延伸され得る。

0035

当該技術分野において一般に既知であるように、層のうちのそれぞれは、顔料無機充填剤、UV安定剤、酸化防止剤、及びスリップ添加剤または抗ブロック添加剤などの添加剤を含んでもよい。

0036

本発明は、複層フィルムを含むパッケージングを更に提供する。そのようなパッケージングは、液体固体、または微粒子のために使用することができ、これらには、例えば、パウチ及び一体化パウチなどの可撓性パッケージングの種類を挙げることができる。

0037

表1に記載する3つの異なる等級のHDPE、樹脂1、2、及び3を使用して、フィルムを製作した。

0038

0039

表2は、比較フィルム及び本発明のフィルムの構造を提供し、各「A」層は第2及び第3の層に対応する外部層であり、「B」層は第1の(コア)層に対応する。「B」層は、合計フィルム厚さの50%に寄与し、各「A」層は合計フィルム厚さの25%に寄与する。

0040

0041

Collinキャストフィルムラインを使用して、フィルムを製作し、製作条件を表3に記載する。全ての流動配向凍結するための高速冷却及び引き出しを提供するように、実験パラメータを調節した。冷水供給を使用して、冷却温度を安定して維持した。

0042

0043

17の試料全てのフィルム特性を、表4に提示する。本発明の実施例は、高分子量(I2<1.3g/10分、Mw>100000、Mz>290000)を有するHDPE樹脂(密度>0.940g/cc)を使用することによって、高い係数を有するフィルムを得ることができることを実証する。外部層がより低い分子量(I2>2.0g/10分、Mw<100000)のポリエチレンから作製されるとき、より良好な光学特性が観察される。

0044

0045

積層特性
2500ppmの抗ブロック添加剤(シリカ)及び1000ppmのスリップ剤(エルカミド)の添加後、23ミクロンのフィルム厚さを有する本発明の実施例1を、44ダイン.cmまでコロナ処理し、真空金属化プロセスに供して、2.0光学密度(OD)のレベルを提供するのに十分な重量のある金属コーティングを形成した。本発明のフィルムに対する金属接着を確認するために、本発明の実施例1を、The Dow Chemical CompanyによってMorfree 970/CR 137の商品名で提供されるポリウレタン系無溶媒系を有する、標準BOPPフィルムに対して積層した。適用した接着性層は、2.0g/cm2の重量を有する。積層プロセスの30日後、フィルムについて積層結合強度試験を実行し、表5に記載する。両方のフィルムは、50gf/インチよりも高い結合強度を提示し、市場要件のうちのほとんどを満たし、かつ本発明のフィルム表面から金属は取り除かれず、これは、本発明のフィルムによって提供される高い接着を実証する事実であった。COF値もまた測定し、本発明のフィルム1を使用した構造について、値は0.3未満であった。

0046

実施例

0047

本発明は、その趣旨及び本質的特質から逸脱することなく他の形態において実施することができるため、参照は、本発明の範囲を示すものとして、上述の明細書に対してではなく、添付の特許請求の範囲に対してなされるべきである。

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