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技術 パラメトリック慣性及びAPI

出願人 マイクロソフトテクノロジーライセンシング,エルエルシー
発明者 ファン,ミンブルン,ニコラスジェイ.
出願日 2015年9月7日 (6年5ヶ月経過) 出願番号 2017-511294
公開日 2017年9月21日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2017-527908
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 最終位相 演算プラットフォーム 位置位相 事前規定 静止点 物理的対象 物理的要件 プログラムタスク
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

パラメトリック慣性及びAPIの技術を説明する。

解決手段

1つ以上の実施例において、機能は、アプリケーションプログラミングインタフェースを介して、演算装置動作システムにより、ユーザインタフェース内での移動の慣性効果を計算するように構成された1つ以上のアプリケーション露出される。計算されたユーザインタフェース上での移動の慣性効果は、アプリケーションプログラミングインタフェースとの相互作用を介して、1つ以上のアプリケーションにより、1つ以上のパラメトリック曲線を使用することによって特定された1つ以上の静止点に基づき、動作システムによって管理される。

概要

背景

[0001]ユーザインタフェースの開発では、ユーザ及びユーザインタフェース間の自然なユーザ経験(user experience)をサポートするように努力を継続している。この自然なユーザ経験を達成する1つの方法として、ユーザインタフェースに、現実世界でのユーザによる物理的対象との相互作用模倣させることがある。このようにして、現実世界でのユーザの対象に対する経験を利用した直感的方法で、ユーザインタフェースでユーザの対象との相互作用を実施することにより、このユーザとの相互作用の効率を向上してもよい。

[0002]ユーザインタフェースが対象との現実世界の相互作用を模倣してもよい1つの方法として、慣性の使用によるものがある。ユーザは、例えば、演算装置タッチスクリーン機能によって認識されるスワイプジェスチャを行ってもよい。そのスワイプジェスチャの入力が一旦止められると、ユーザインタフェースは、頁を推し進める等、現実世界のシナリオにおける対象への慣性を模倣するように、移動を継続してもよい。しかしながら、ユーザインタフェースにおいて対象の慣性効果を計算するために利用された従来の技術は、静的であるため、対象の慣性の単一表現に限定されてしまう。

概要

パラメトリック慣性及びAPIの技術を説明する。 1つ以上の実施例において、機能は、アプリケーションプログラミングインタフェースを介して、演算装置の動作システムにより、ユーザインタフェース内での移動の慣性効果を計算するように構成された1つ以上のアプリケーション露出される。計算されたユーザインタフェース上での移動の慣性効果は、アプリケーションプログラミングインタフェースとの相互作用を介して、1つ以上のアプリケーションにより、1つ以上のパラメトリック曲線を使用することによって特定された1つ以上の静止点に基づき、動作システムによって管理される。

目的

しかしながら、この効果をサポートするように利用される従来の技術は、通常、静的であるため、アプリケーションによって可変でない、単一に規定された効果を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

機能を、演算装置動作システムによって、アプリケーションプログラミングインタフェースを介して、ユーザインタフェース内での移動の慣性効果を計算するように構成された1つ以上のアプリケーション利用可能とすることと、前記アプリケーションプログラミングインタフェースとの相互作用を介して、前記1つ以上のアプリケーションにより、1つ以上のパラメトリック曲線を使用して特定された1つ以上の静止点に基づき、前記動作システムによって、計算された前記ユーザインタフェース上での移動の慣性効果を管理することとを有する、方法。

請求項2

前記慣性効果は、慣性静止位置を特定する、請求項1に記載の方法。

請求項3

計算された前記ユーザインタフェース上での慣性効果は、全体として、前記ユーザインタフェースの移動に適用されるか、又は前記ユーザインタフェース内の対象の移動に適用される、請求項1に記載の方法。

請求項4

前記計算された効果を管理することは、前記動作システムの前記アプリケーションプログラミングインタフェースを介して、前記アプリケーションによって特定された前記1つ以上の静止点に基づき、複数の位相のうちの1つ以上を使用して、前記動作システムにより、慣性効果の慣性静止位置を計算することを含む、請求項1に記載の方法。

請求項5

前記複数の位相は、前記慣性静止位置が、少なくとも部分的に、入力の初期速度と、慣性の開始時における前記対象の事前規定減速度又は位置とに基づくデフォルト位相と、前記アプリケーションによって前記慣性静止位置を判定する1つ以上の静止点に対して特定される通り、制約を適用する位置位相と、前記アプリケーションによって前記慣性静止位置を判定する1つ以上の静止点に対して特定される通り、範囲が適用される範囲位相とを含む、請求項4に記載の方法。

請求項6

前記デフォルト位相は、前記慣性静止位置を計算する際、前記1つ以上の静止点が、慣性開始点における位置又は速度を入力として採るように構成され、前記位置位相において前記慣性静止位置を計算することは、前記静止点を使用して、慣性開始位置から遭遇する第1の前記静止点で開始し、前記移動の方向に継続する順に評価される通り、前記慣性静止位置の位置を調整することで実施され、前記範囲位相で前記慣性静止位置を計算することは、特定箇所周辺規定範囲内に収まった時、前記慣性静止点を前記特定箇所に一致させるように実施される、請求項5に記載の方法。

請求項7

少なくとも部分的にハードウェア内で実施される1つ以上のモジュールを備え、前記1つ以上のモジュールは、動作システムのアプリケーションプログラミングインタフェースを介して、アプリケーションによって特定される1つ以上の静止点に基づき、複数の位相のうちの1つ以上を使用して、前記演算装置の動作システムにより、慣性効果の慣性静止位置を計算することと、表示装置による表示のために前記演算装置によって出力されたユーザインタフェースに適用される通り、前記動作システムによって計算された慣性静止位置を露出することとを備える動作を実施するように構成される、システム

請求項8

前記複数の位相のうちの少なくとも1つは、前記慣性静止位置が少なくとも部分的に入力に初期速度及び事前規定の減速度に基づくデフォルト位相である請求項7に記載のシステム。

請求項9

前記デフォルト位相は、前記1つ以上の静止点が、前記慣性開始位置の計算に際して、慣性開始位置における位置又は速度を入力として採るように構成される、請求項8に記載のシステム。

請求項10

前記複数の位相のうちの少なくとも1つは、前記アプリケーションによって前記慣性静止位置を判定する1つ以上の静止点に対して特定される通り、制約が適用される位置位相である、請求項7に記載のシステム。

請求項11

前記位置位相において前記慣性静止位置を計算することは、前記静止点を使用して、慣性開始位置から遭遇する第1の静止点で開始し、前記移動の方向に継続する順に評価される通り、前記慣性静止位置の位置を調整することで実施される、請求項10に記載のシステム。

請求項12

前記位置位相において前記慣性静止位置を計算することは、慣性開始時の前記移動の対象の位置と、位置静止点とに基づくか、前記慣性静止位置と位置静止点との間の距離に基づくか、前記慣性開始と前記慣性静止位置からパラメトリック曲線への位置との間の前記対象の速度を規定する、慣性開始時の前記移動の前記対象の初期速度に基づくか、対応する前記静止点の通過時の前記対象の速度に基づく、請求項10に記載のシステム。

請求項13

前記複数の位相のうちの少なくとも1つは、前記アプリケーションによって前記慣性静止位置を判定する1つ以上の静止点に対して特定される通り、範囲が適用される範囲位相である、請求項7に記載のシステム。

請求項14

前記範囲位相において前記慣性静止位置を計算することは、特定箇所の規定範囲内に収まった時、前記慣性静止点を前記特定箇所に一致させるように実施される、請求項13に記載のシステム。

請求項15

処理システムと、前記処理システムによって実行可能な指示を維持するように構成されるメモリとを備え、前記処理システムに、演算装置の動作システムにより、アプリケーションプログラミングインタフェースを、ユーザインタフェース内での移動の慣性効果を計算するように構成された1つ以上のアプリケーションに露出することと、前記アプリケーションプログラミングインタフェースとの相互作用を介して、前記1つ以上のアプリケーションにより特定された1つ以上の静止点に基づき、前記動作システムによって前記ユーザインタフェース上での移動の慣性静止点について計算された慣性効果を管理することとを備える動作を実施させる、演算システム

背景技術

0001

[0001]ユーザインタフェースの開発では、ユーザ及びユーザインタフェース間の自然なユーザ経験(user experience)をサポートするように努力を継続している。この自然なユーザ経験を達成する1つの方法として、ユーザインタフェースに、現実世界でのユーザによる物理的対象との相互作用模倣させることがある。このようにして、現実世界でのユーザの対象に対する経験を利用した直感的方法で、ユーザインタフェースでユーザの対象との相互作用を実施することにより、このユーザとの相互作用の効率を向上してもよい。

0002

[0002]ユーザインタフェースが対象との現実世界の相互作用を模倣してもよい1つの方法として、慣性の使用によるものがある。ユーザは、例えば、演算装置タッチスクリーン機能によって認識されるスワイプジェスチャを行ってもよい。そのスワイプジェスチャの入力が一旦止められると、ユーザインタフェースは、頁を推し進める等、現実世界のシナリオにおける対象への慣性を模倣するように、移動を継続してもよい。しかしながら、ユーザインタフェースにおいて対象の慣性効果を計算するために利用された従来の技術は、静的であるため、対象の慣性の単一表現に限定されてしまう。

発明が解決しようとする課題

0003

[0003]パラメトリック慣性及びAPIの技術を説明する。1つ以上の実施例において、機能は、アプリケーションプログラミングインタフェースを介して、演算装置の動作システムにより、ユーザインタフェース内での移動の慣性効果を計算するように構成された1つ以上のアプリケーション利用可能とされる。計算されたユーザインタフェース上での移動の慣性効果は、アプリケーションプログラミングインタフェースとの相互作用を介して、1つ以上のアプリケーションにより、1つ以上のパラメトリック曲線を使用することによって特定された1つ以上の静止点に基づき、動作システムによって管理される。

課題を解決するための手段

0004

[0004] 1つ以上の実施例において、システムは、少なくとも部分的にハードウェア内で実施される1つ以上のモジュールを含む。1つ以上のモジュールは、動作システムのアプリケーションプログラミングインタフェースを介して、アプリケーションによって特定される1つ以上の静止点に基づき、複数の位相のうちの1つ以上を使用して、演算装置の動作システムにより、慣性効果の慣性静止位置を計算することを含む動作を実施するように構成される。この動作はまた、表示装置による表示のために演算装置によって出力されたユーザインタフェースに適用される通り、動作システムによって計算された慣性静止位置を露出することも含む。

0005

[0005] 1つ以上の実施例において、演算装置は、処理システムと、処理システムによって動作を実施すべく実行可能な指示を維持するように構成されるメモリとを含む。この動作は、動作システムにより、アプリケーションプログラミングインタフェースを、ユーザインタフェース内での移動の慣性効果を計算するように構成された1つ以上のアプリケーションに露出することを含む。またこの動作は、アプリケーションプログラミングインタフェースとの相互作用を介して、1つ以上のアプリケーションによって特定された1つ以上の静止点に基づき、動作システムによって、ユーザインタフェース上での移動の慣性静止点について計算された慣性効果を管理することを備える動作を実施させる。

0006

[0006] この概要は、以下の詳細な説明においてさらに説明する概念の選択を、簡易な形態で導入するために提供されるものである。この概要は、クレーム主題キーとなる特徴又は必須の特徴を特定することを意図するものでなく、またクレームの主題の範囲を判定する補助として使用されることを意図するものでもない。

0007

[0007] 添付の図面を参照して、詳細な説明を行う。図中、参照符号の最も左の桁は、その参照符号が最初に出現した図面を特定するものである。説明及び図面の異なる例で同一の参照符号を使用する場合、同様又は同一の項目を示すことがある。図中に表される実体は、1つ以上の実体を示すことがあり、本検討において、単一の実体又は複数形態の実体と交換可能に参照されることがある。

図面の簡単な説明

0008

[0008]パラメトリック慣性及びアプリケーションプログラミングインタフェースの技術を実施するために動作可能な一実施例における環境の図である。
[0009]図1の慣性モジュール及びアプリケーションの相互作用をさらに詳細に示す、一実施例におけるシステムを示している。
[0010]図2の慣性モジュールが移動対象の慣性効果の慣性静止位置を計算するために、デフォルト位相、位置位相、及び範囲位相を利用するワークフロー図を示す一実施例を示している。
[0011]動作システムが、機能を、ユーザインタフェースにおける移動の対象に対する慣性効果を計算する1つ以上のアプリケーションに露出する一実施例における手順を示すフロー図である。
[0012] 慣性静止位置が、アプリケーションプログラミングインタフェースを介してアプリケーションにより特定された1つ以上の静止点に基づき、動作システムによって計算される一実施例における手順を示すフロー図である。
[0013] 本明細書に記載の技術の実施形態を実施する、図1図5を参照して説明する任意の種別の演算装置として実施可能な一例としての装置の種々の構成要素を含んだ一例としてのシステムを示す。

実施例

0009

[0014]ユーザインタフェースは、ジェスチャの終了後であっても、スワイプジェスチャに応じてユーザインタフェース内の頁の移動を継続する等、ユーザインタフェース内の物体に対する慣性効果を模倣するように構成されてもよい。しかしながら、この効果をサポートするように利用される従来の技術は、通常、静的であるため、アプリケーションによって可変でない、単一に規定された効果を提供するものである。

0010

[0015]パラメトリック慣性及びアプリケーションプログラミングインタフェースの技術を説明する。1つ以上の実施例において、動作システムは、アプリケーションが物体の慣性効果を計算する際に使用するための静止点及び関連パラメトリック曲線を特定してもよいアプリケーションプログラミングインタフェースを露出するように構成される。静止点及び関連パラメトリック曲線は、例えば、慣性効果の止まる慣性静止位置を計算する際に、動作システムによって利用されてもよい。

0011

[0016] 慣性静止点の計算に使用される位相は、慣性開始時の位置及び速度を採るアプリケーションによって特定された静止点が評価されるデフォルト位相を含んでもよい。慣性開始点提示されたデフォルト位相の慣性静止点との間に配置された静止点が評価され、デフォルト位相の慣性静止位置を調整するために利用されてもよい位置位相も含まれてよい。アプリケーションの静止位置によって特定される範囲が、アプリケーションによって記述された静止点を「スナップさせる」等、提示された慣性静止点の付近で評価される範囲位相も採用されてよい。このように、アプリケーションによって特定されたパラメトリック曲線の使用によるパラメトリック記述を使用して、慣性静止位置の提示箇所を生成してもよい。これらの技術及び他の技術についてのさらなる検討は、以下の節に見出されてもよい。

0012

[0017] 以下の検討において、まず、本明細書に記載のパラメトリック慣性及びAPIの技術を採用してもよい一例としての環境について説明する。その後、この一例としての環境及びその他の環境で実施されてもよい一例としての手順を説明する。結果として、この一例としての手順の実施は、一例としての環境に限定されるものでなく、この一例としての環境は、一例としての手順の実施に限定されるものでない。

0013

一例としての環境
[0018]図1は、本明細書に記載のパラメトリック技術を採用するように動作可能な一実施例としての環境100の図である。図示の環境100は、種々の方法で構成されてもよい演算装置102を含む。

0014

[0019] 例えば、演算装置は、表示装置、無線電話ゲーム機等に対して通信可能に連結されるデスクトップコンピュータモバイルステーションエンタテイメントアプライアンスセットトップボックス等、ネットワークを通じて通信可能なコンピュータとして構成されてもよい。従って、演算装置102は、実質的なメモリ及びプロセッサリソースを備えた完全リソース装置(例えば、パーソナルコンピュータ、ゲーム機)から、限定的メモリ及び/又は処理リソースを備えた低リソース装置(例えば、従来のセットトップボックス、手持ち式ゲーム機)までの範囲に及んでもよい。さらに、単一の演算装置102が示されているが、演算装置102は、ウェブサービス遠隔制御及びセットトップボックスの組み合わせ、ジェスチャをキャプチャするように構成された撮像装置及びゲーム機等、動作を実施する事業によって利用される複数のサービス等、複数の異なる装置の代表であってもよい。

0015

[0020]演算装置102は、種々のハードウェア構成要素を含むものとして示されており、その例には、処理システム104、メモリ106として図示される一例としてのコンピュータ可読記憶媒体、表示装置108等が含まれる。処理装置104は、メモリ106に記憶された指示を実行することによって動作を実施する機能の代表である。これらの構成要素の機能は、別個に図示されているが、さらに分割又は結合(例えば、アプリケーション専用集積回路)等が行われてもよい。

0016

[0021]演算装置102は、さらに、動作システム110を含むものとして示されている。動作システム110は、演算装置102上で実行可能なアプリケーション112に、演算装置102の基礎的機能を抽象化するように構成される。例えば、動作システム110は、アプリケーション112が「いかにして」この基礎的機能を実施するかを把握することなく書き込まれてもよいように、演算装置102の処理システム104、メモリ106、ネットワーク、及び/又は表示装置108の機能を抽象化してもよい。アプリケーション112は、例えば、いかにしてレンダリングが実施されるかを理解することなく、表示装置108又はプリンタ116によるレンダリング又は表示が行われるように、動作システム110にデータを提供してもよい。動作システム108は、また、ファイルシステムと、演算装置102のユーザによって操縦可能なユーザインタフェースとを管理する等、他の種々の機能も提示してよい。

0017

[0022]動作システム110の抽象化された機能の一例を図1に慣性モジュール114として示す。慣性モジュール114は、演算装置102の表示装置108によって表示されるユーザインタフェース116上の慣性効果を計算するためにアプリケーション112に露出される機能の代表である。例えば、ユーザの手118の指が、表示装置108に接近して配置され、左側に移動120されてもよい。この接近及び後続の移動120は、本例では、動作システム110によってスワイプジェスチャとして認識され、ユーザインタフェース116を左側にスクロールしてもよい。

0018

[0023]ユーザインタフェース116の動きジェスチャ入力が止まった後であっても継続するように、慣性がこのジェスチャの一部として含まれてもよい。このように、ユーザインタフェースの移動は、現実世界における物体の移動を模倣してもよい。ユーザインタフェース116内の対象(例えば、物体)の移動等、その他の例も考えられる。カーソル制御装置キーボードのキーの使用等、さらに他の入力例も考えられる。

0019

[0024] しかしながら、ユーザインタフェースにおける慣性を採用するために利用された従来の技術は、演算装置のソフトウェアの慣性作業に強固に連結された所定の挙動及び論理に依存するものである。従って、これらの従来技術は、アプリケーション112毎にカスタマイズできるものでなく、ユーザ経験を発展させるニーズに見合う程度に十分に一般的でない。

0020

[0025] 従って、慣性モジュール114を利用して、ユーザインタフェース116内の慣性効果をカスタマイズするのに使用可能なアプリケーション112に機能を利用可能にしてもよい。このカスタマイズは、慣性を示すアニメーションの出力が終了する点を説明する慣性静止位置の判定等、種々の異なる特徴をサポートしており、これについてのさらなる検討は、以下の説明に見出されてもよく、また対応する図中に示される。

0021

[0026]図2は、慣性モジュール114及びアプリケーション112の相互作用をより詳細に示した一実施例におけるシステム200を示している。図示の通り、動作システム110は、上述の通り、ユーザインタフェース内の慣性効果を計算する機能の代表である慣性モジュール114を含む。本例における慣性モジュール114は、この機能がアプリケーション112に露出されるアプリケーションプログラミングインタフェース(API)202を含む。アプリケーション112は、ユーザインタフェース内の慣性効果を計算する際に、慣性モジュール114によって利用される制約を特定するため、種々の方法でアプリケーションプログラミングインタフェース202と相互作用してもよい。

0022

[0027]アプリケーション112は、例えば、慣性効果を計算する際に、静止点204と関連付けられる機能を記述するために利用される1つ以上の静止点204及び対応するパラメトリック曲線206を通信してもよい。パラメトリック曲線206は、慣性静止位置、例えば、ユーザインタフェース内の慣性効果を表示するために使用されるアニメーションの停止点の提示箇所を計算するために使用可能な数学的関数のパラメトリック記述を提供する。静止点204は、慣性の自然終了点スナップ点コンテンツ境界、又は慣性効果が停止してもよい位置を示す任意の概念等、種々の方法で構成されてもよい。

0023

[0028] 慣性モジュール114は、慣性静止位置と、その慣性静止位置までの移動がいかにして達成されるかの判定等、ユーザインタフェース上での慣性効果の計算において、1つ以上の位相208を利用してもよい。位相208の例を、デフォルト位相210、位置位相212、及び範囲位相214として示す。従って、本例において、慣性静止点の計算では、これらの位相のうちの1つ以上を採用してもよく、これらを一覧表示した順に採用してもよい。例えば、慣性開始時の移動対象の状態(引いては、慣性効果)からデフォルト位相210への入力が採られてもよく、以前の位相からの結果が次の位相に与えられ、最終位相の出力が慣性静止点の最終箇所となる。

0024

[0029]デフォルト位相210は、慣性開始時における位置及び/又は速度を採るアプリケーション112によって特定されたパラメトリック静止点204が評価される位相である。一位相212は、慣性開始点とデフォルト位相210で提示される慣性静止点との間に配置された静止点204が評価される位相である。範囲位相214は、現在提示されている慣性静止点の付近の限定数の範囲静止点204が評価される位相である。

0025

[0030]静止点204は、提示した静止点自体の位置を特定することにより、提示された慣性効果の静止点を判定するために使用されてもよい。静止点204は、相互作用の状態の種々の異なるパラメータ測定形態に関して特定されてもよい。例えば、静止点204は、慣性開始時の慣性効果の移動対象の位置に対して特定されてもよい。静止点204は、また、以前の位相からの慣性静止点の位置からパラメトリック静止点までの距離、速度から導出された慣性開始時における対象の距離として特定されてもよい。静止点204は、また、静止点204を通過時の対象の速度に基づき、以前の位相から慣性静止点上に静止する際の対象の推定速度に基づいて特定されてもよい。

0026

[0031]静止点204は、また、相互作用の状態に何らの関係も有さない絶対値に関して特定されてもよい。例えば、静止点204は、定数として特定されてもよい。コンテンツがどこに配置されているかに関わらず、絶対値からの設定離間距離にある位置を使用して、静止点204の直接特定が実施されてもよい。提示された静止点の位置を特定する静止点204は、直接、位置基準静止点と称されてもよい。

0027

[0032]静止点204の位置を利用して、例えば、位置が静止点204に「スナップさせる」誘引範囲を特定することにより、提示された慣性効果の静止点を判定してもよい。この範囲は、種々の値、静止点204の位置等を使用して区切られてもよい。例えば、この範囲は、静止点204の負の側又は正の側のいずれかにおける慣性開始時の対象の位置から設定離間距離にある位置を中心として特定されてもよい。この範囲は、また、静止点の負の側又は正の側のいずれかにおける絶対位置値から設定離間距離にある位置を中心として特定されてもよい。従って、このような範囲の特定を提供する静止点204は、以下、範囲基準静止点と称されることもあり、単に範囲静止点と称されることもある。

0028

[0033]位置位相212における静止点位置の選択は、慣性開始点に基づいて実施されてもよい。例えば、デフォルト位相210で計算された慣性静止位置が候補として設定されてもよい。以前の慣性静止点候補の方向に向かって遭遇する第1の位置静止点204が評価され、静止点の位置が慣性静止点候補として使用される。このプロセスは、もはや位置静止点に遭遇しなくなるまで、位置位相212において反復されてもよい。

0029

[0034] 範囲位相214における慣性静止位置の選択は、以下の通り、位置位相212からの静止点候補より開始されてもよい。第1に、重複する範囲を有する慣性静止点候補の負の側に最も近い範囲静止点が見出される。第2に、2つのうち正の側に最も近い、すなわち静止点候補に最も近い範囲静止点を選択する。その後、静止点候補は、選択された範囲静止点の位置に変更される。

0030

[0035] 上述の通り、ユーザインタフェース内での移動の対象の開始位置及び速度は、慣性開始と称される。慣性静止点の位置は、各関連静止点204が考慮されるまで、静止点の位置を精緻化する位相208を使用して計算される。

0031

[0036] 各位相208、例えば、デフォルト位相210、位置位相212、及び範囲位相214は任意である。静止点が適用可能でない場合、デフォルト位相210が対象の初期速度及び事前規定減速度に基づいて慣性静止位置を出力し、位置位相212が同一位置に静止点を置き、範囲位相214が同一位置に静止点を置くように、位相208の終了時に静止点候補に対するデフォルト値が選択される。このように、デフォルト慣性静止点は、デフォルト慣性減速度に基づき、移動の対象がアプリケーションの一部に対する最小作業に制約を有することなく自在に移動する効果を与える。

0032

[0037] 各位相について、上述の通り、位相の目的に基づいて、特定種別の静止点204が考慮されてもよい。特定の方法で入力を導出し、出力を生成する静止点が位相208で適用され、ゼロ個以上の位相208が組み合わさって、コンテンツ境界、スナップ点、又はアプリケーション112によって望まれるその他の挙動等、シナリオに合わせた結果を生じる。

0033

[0038]デフォルト位相210は、慣性静止点の判定時、明確な開始点を得るために、慣性モジュール114によってまず評価されてもよい。例えば、デフォルト位相210は、それなしには挙動が対象の即時停止を招く、慣性静止点の演算時の最も簡易、且つ、基本的なステップと考慮されてもよい。

0034

[0039]位置位相212は、慣性モジュール114によって実施される処理において、デフォルト位相210に続いてもよい。例えば、位置位相212を利用して、慣性モジュール114によって実施される処理を複雑化(引いては、低効率化)し、その正確さの査定を複雑化することのある静止点204の特定順でなく、各静止点の評価を予測可能な順に実施してもよい。

0035

[0040]一位相212を利用して、慣性効果が停止するとして提示された当初の位置の手前であってもよい点に静止点候補を置くなど、静止点候補に対する制約を加える。また、これは、慣性が1つの静止点を超えて離間した静止点の範囲内に対象を動かした場合であっても、移動の対象を1点を超えて移動させないように、範囲位相214の範囲静止点を適用する前に実施されてもよい。

0036

[0041]デフォルト位相210において、アプリケーション112は、対象の慣性静止点を、慣性モジュール114によって採用されるデフォルトとは異なるものにカスタマイズしてもよい。この位相に関与する静止点204は、「コンテンツは与えられたその初期位置及び速度からどの程度進むであろうか」という質問に対する回答を提供する。これらの静止点204は、その位置又は速度を測定し、慣性開始時の移動対象の状態からそれらの入力を採る。

0037

[0042] この値は、静止点204に関連付けられた1つ以上のパラメトリック曲線206を使用して評価され、出力値を生成する。パタメトリック曲線206は、例えば、移動体の初期速度及び一定減速度に基づき、進んだ距離を与える物理学方程式を表してもよい。その後、出力値は、慣性開始時の対象の位置に適用され、開始位置からどの程度離れて慣性効果が停止するかを示す。

0038

[0043] これらの値は、また、対象が慣性開始時に実際にはどこに配置されていたかに関わらず適用されるように相対的であってもよく、これは、アプリケーション112がこの位相について単一の静止点204を特定してもよいことを意味する。アプリケーション112は、デフォルト位相210について1つを上回る数の静止点204を特定してもよいが、静止点204のうちの単一の点からの結果が使用される。

0039

[0044]位置位相212は、対象がその慣性開始時の位置からデフォルト位相210によって与えられた位置まで移動する際の経路を変更すべく、アプリケーションに提供される。この位相に関与する静止点204は、点が、慣性開始位置に最初に遭遇することから開始して慣性の移動方向に順に評価される際、静止点箇所の位置を調整する。

0040

[0045]位置位相212に関わる静止点204及び対応するパラメトリック曲線206は、種々の方法で構成されてもよい。例えば、静止点204は、パラメトリック曲線206に入力としてその位置と静止点の位置との間の距離を提供する、慣性開始時の移動対象の位置に基づいてもよい。静止点204は、また、パラメトリック曲線206に入力として速度値を与える、慣性開始時の対象の速度に基づいてもよい。また、静止点204は、パラメトリック曲線206に入力としてその位置と静止点の位置との間の距離を与える、デフォルト位相210からの候補静止位置に基づいてもよい。さらに、静止点204は、慣性開始時の速度と、対称が候補静止位置に到達した時の速度、すなわちゼロとから推定される、対象の静止点通過時の速度に基づいてもよい。

0041

[0046] その後、静止点204に関連付けられたパラメトリック曲線206がこの入力で評価され、慣性モジュール114の処理によって出力値を生成する。そして、この値は、次に遭遇する静止点のために、静止点の位置と提示された対象の静止点との間の距離として、その静止点の位置に適用されてもよい。これを利用して、点通過時に対象が特定の速度閾値を下回って移動している場合にその対象をキャプチャするスナップ点、対象がそれ以上移動しないようにすることで、一度に1区間のみの移動が許容されるように移動対象について「単一ステップ」挙動を生成するスナップ点等、種々の機能をサポートしてもよい。

0042

[0047] 範囲位相214は、移動対象を位置位相212で与えられた位置から特定箇所にて来て停止するようにするためにアプリケーション112に提供される。この位相に関与する静止点204は、候補静止点を互いに対して「引く」又は「押す」誘引範囲を提供する。

0043

[0048] 範囲位相214に関与する静止点204は、種々の方法で構成されてもよい。静止点204は、パラメトリック曲線206に入力としてその位置と静止点の位置との間の距離を与える、慣性開始時の移動対象の位置に基づいてもよい。静止点204は、パラメトリック曲線206に入力として速度値を与える、慣性開始時の対象の速度に基づいてもよい。静止点は、また、パラメトリック曲線206に入力としてその位置と静止点の位置との間の距離を与える、デフォルト慣性の場合からの候補静止位置に基づいてもよい。また、静止点204は、慣性開始時の速度と、対象が候補静止点に達する時の速度、すなわちゼロとから推定される、対象が静止点204を通過する際の速度に基づいてもよい。

0044

[0049] この入力で2セットのパラメトリック曲線206が評価されてもよく、一方のセットは、静止点204の負の方向に向かって延びる範囲に関するものであり、他方のセットは、静止点204から正の方向(例えば、移動方向に沿って)に向かって延びる範囲に関するものである。その範囲で以前の位相からの候補静止位置を網羅する最も近い静止点が、範囲位相214の候補静止位置として、それに取って代わる

0045

[0050] 候補静止位置に重複する範囲を有する複数の範囲静止点が存在する場合、最も近いものが選択される。これは、より遠くに離間した静止点が、より近い静止点の位置にてその範囲を効果的に「切り離す」ことを意味する。しかしながら、より近い静止点も、候補静止点に重複しない範囲を生成してもよく、より遠くに離間した静止点を考慮し、その範囲がより近い静止点を効果的に「通過する」ようにしてもよい。

0046

[0051] 範囲位相214によってサポートされる挙動の例には、その点でコンテンツがさらには移動できず、さらに慣性開始時にあった場合にこの位置に静止するコンテンツ境界が含まれる。これは、検索が慣性の方向に進行するため、例えば、コンテンツは、慣性開始時のユーザ相互作用によって境界から離間して移動していてもよいため、適用可能でないこともあるので、位置静止点によって実施されるものでない。

0047

[0052] 他の例において、範囲位相214を利用して、移動対象を慣性終了時にこのような静止点のうちの1つで停止させる強制スナップ点を特定してもよい。さらなる例において、範囲位相214は、移動対象が静止点に十分に近く、速度閾値以下で移動している場合、対象が静止点で停止される任意スナップ点を実施してもよい。慣性モジュール114によるデフォルト位相210、位置位相212、及び範囲位相214の実施を示す例を以下に説明し、対応する図面に示す。

0048

[0053]図3は、図2の慣性モジュール114が、デフォルト位相210、位置位相212、範囲位相214を利用して、移動対象への慣性効果について慣性静止位置を計算するワークフロー図を示す、一実施例300を示している。この一実施例300は、第1の段階302、第2の段階304、第3の段階306、第4の段階308、第5の段階310、第6の段階312を使用して示されている。第1の段階302は、開始状態に対応し、第2の段階304は、デフォルト位相210を示し、第3の段階306及び第4の段階308は、位置位相212に対応し、第5の段階310は範囲位相214に対応し、第6の段階312は、慣性モジュール114によって計算された段階の結果である最終状態を示している。

0049

[0054] 第1の段階302において、範囲静止点316、位置静止点318、他の位置静止点320、及び範囲静止点322に先行する慣性開始時314を含んだ開始状態が示されている。位置静止点328及び320は、位置位相212に対応し、範囲静止点316及び322は、範囲位相214に対応し、慣性モジュール114によって各々の位相で評価されるであろう。

0050

[0055] 第2の段階304において、慣性静止点324は、デフォルト位相210で計算される。デフォルト位相210は、例えば、慣性開始時314の移動対象の位置及び速度に基づいて慣性静止点324を計算してもよい。例えば、デフォルト位相210は、移動対象の初期速度と規定減速度とに基づいて慣性静止位置324を計算してもよく、これにより、「対象は与えられたその初期位置及び速度からどの程度進むであろうか」という質問に回答する。このように、デフォルト位相210は、慣性静止点の判定時に明確な開始点を与える。

0051

[0056] 第3の段階306において、移動対象の経路が、慣性開始時のその位置からデフォルト位相210によって与えられた位置まで移動するように変更される。この位相に関与する静止点は、点が慣性開始位置から最初に遭遇することで開始して慣性の移動方向に順に評価される際、静止点候補の箇所の位置を調整する。従って、位置静止点320が、最初に評価され、結果として静止点候補326を生じる。位置静止点318の効果は、第4の段階308で評価され、結果として静止点候補328を生じる。これ以上適用可能な位置静止点は存在しないので、位置位相212に関する評価は、結果が静止点候補328であるとして終了される。

0052

[0057] 第5の段階310において、範囲位相214が慣性モジュール114によって評価される。これは、位置位相212からの静止点候補328に対する範囲静止点316及び322の効果を評価するものである。例えば、範囲静止点316は、括弧で示される通り、範囲332を有してもよく、範囲静止点322は、他の括弧で示される通り、範囲334を有してもよい。位置位相212からの静止点候補328の位置は範囲静止点316の範囲332に収まるため、範囲静止点316は、図示の通り、第6の段階312における最終状態についての慣性静止点として設定される。このように、慣性モジュール114は、位相のシーケンスを使用して、ユーザインタフェース内での対象の移動に対する慣性効果を計算してもよく、このさらなる検討については以下の手順に関連して見出されてもよい。

0053

一例としての手順
[0058] 以下の検討は、上述のシステム及び装置を利用して実施されてもよいパラメトリック慣性及びAPIの技術を説明するものである。各手順の態様は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで実施されてもよい。手順は、1つ以上の装置によって実施される動作を特定するブロックのセットとして示されるが、各ブロックによる動作を実施するために図示した順に必ずしも限定されるものでない。以下の検討の一部では、上述の図面を参照するであろう。

0054

[0059]図1図3の例との関連で説明した機能、特徴、及び概念は、本明細書に記載の手順の文脈に採用されてもよい。さらに、以下の異なる手順との関連で説明する機能、特徴及び概念は、異なる手順間で相互に交換可能であってもよく、個々の手順の文脈における実施に限定されるものでない。さらに、異なる代表的手順と本明細書中の対応図面に関連付けられたブロックは、ともに適用されてもよく、且つ/又は、異なる方法で組み合わせられてもよい。従って、本明細書中の異なる例としての環境、装置、構成要素、及び手順との関連で記載する個々の機能、特徴、及び概念は、任意の好適な組み合わせで使用されてもよく、列挙された例によって表される特定の組み合わせに限定されるものでない。

0055

[0060]図4は、動作システムが、機能を、ユーザインタフェース内での移動対象に対する慣性効果を計算する1つ以上のアプリケーションに露出する一実施例における手順400を示している。機能は、演算装置の動作システムにより、アプリケーションプログラミングインタフェースを介して、ユーザインタフェース内での移動の慣性効果を計算するように構成された1つ以上のアプリケーションに露出される(ブロック402)。動作システム110は、例えば、慣性効果を計算するために慣性モジュール114によって表される機能を含んでもよい。慣性モジュール114は、アプリケーション112との相互作用をサポートするアプリケーションプログラミングインタフェース202を含んでもよい。

0056

[0061]ユーザインタフェース上での移動について計算された慣性効果は、アプリケーションプログラミングインタフェースとの相互作用を介して、1つ以上のアプリケーションによって1つ以上のパラメトリック曲線を使用して特定された1つ以上の静止点に基づき、動作システムによって管理される(ブロック404)。上述の例に続いて、アプリケーション112は、例えば、慣性静止位置を計算するために慣性効果の計算の一部として使用可能な静止点204及び対応するパラメトリック曲線206を特定してもよく、同時にアニメーションに関わる移動が慣性静止位置に慣性関係移動を表示する。このように、アプリケーションプログラミングインタフェース202は、スクロール時等のユーザインタフェース全体、ユーザインタフェース内の物体の移動等、ユーザインタフェース内での移動対象に適用される慣性の豊かな記述をサポートしてもよい。

0057

[0062]図5は、慣性静止位置が、アプリケーションプログラミングインタフェースを介して、アプリケーションによって特定された1つ以上の静止点に基づき、動作システムによって計算される一実施例における手順500を示している。慣性効果の慣性静止位置は、動作システムのアプリケーションプログラミングインタフェースを介して、アプリケーションによって特定される1つ以上の静止点に基づき、複数の位相のうちの1つ以上を使用して、演算装置の動作システムによって計算される(ブロック502)。複数の位相には、慣性静止位置が少なくとも部分的に入力の開始速度と事前規定の減速度とに基づくデフォルト位相が含まれてもよい(ブロック504)。複数の位相には、また、アプリケーションによって特定される通り、慣性静止位置を判定するため1つ以上の静止点に制約が適用される位置位相が含まれてもよい(ブロック506)。複数の位相には、また、アプリケーションによって特定される通り、慣性静止位置を判定するため1つ以上の静止点に範囲が適用される範囲位相が含まれてもよい(ブロック508)。これらの位相は、上述の通り、単一採用、連続採用等が行われてもよい。

0058

[0063] 計算された慣性静止位置は、表示装置による表示のために演算装置によって出力されたユーザインタフェースに適用される通り、動作システムによって露出される(ブロック510)。例えば、慣性モジュール114は、結果として得られた慣性静止位置に到達するためにこれらの位相を採用してもよい。そしてこの位置を、上述の通り、ユーザインタフェース内の慣性に関与するアニメーション内に採用される目的地として使用してもよい。本明細書中の精神及び範囲から逸脱することなく、他の種々の例も考えられる。

0059

一例としてのシステム及び装置
[0064]図6は、本明細書に記載の種々の技術を実施してもよい1つ以上の演算システム及び/又は装置の代表である一例としての演算装置602を含む、一例としてのシステムを一般的に600にて示している。本例は、慣性モジュール114を含んで示されている。演算装置602は、例えば、サービスプロバイダサーバクライアント関連装置(例えば、クライアント装置)、オンチップシステム、及び又は、その他任意の好適な演算装置又は演算システムであってもよい。

0060

[0065] 図示の一例としての演算装置602は、互いに対して通信可能に連結された処理システム604、1つ以上のコンピュータ可読媒体606、及び1つ以上のI/Oインタフェース608を含む。図示はされていないが、演算装置602は、さらに、種々の構成要素を互いに連結するシステムバス又はその他のデータ及びコマンド送達システムを含んでもよい。システムバスは、メモリバス又はメモリコントローラ周辺バスユニバーサルシリアルバス、及び/又は種々のバス様式のいずれを利用するプロセッサ又はローカルバス等、異なるバス様式のうちのいずれか1つ又は組み合わせを含み得る。制御及びデータライン等、他の種々の例も考えられる。

0061

[0066] 処理システム604は、ハードウェアを使用して1つ以上の動作を実施する機能の代表である。従って、処理システム604は、プロセッサ、機能ブロック等として構成されてもよいハードウェア要素610を含むものとして示されている。これには、アプリケーション専用集積回路又は1つ以上の半導体を使用して形成されたその他の論理装置としてのハードウェア内への実施が含まれてもよい。ハードウェア要素610は、形成材料又は採用される処理機構によって限定されるものでない。例えば、プロセッサは、半導体及び/又はトランジスタ(例えば、電子集積回路(IC))からなってもよい。このような文脈においては、プロセッサ実行可能指示は、電子的に実行可能な指示であってもよい。

0062

[0067]コンピュータ可読記憶媒体606は、メモリ/ストレージ612を含むものとして示されている。メモリ/ストレージ612は、1つ以上のコンピュータ可読媒体と関連付けられたメモリ/ストレージ容量を表す。メモリ/ストレージ構成要素612には、揮発性媒体(ランダムアクセスメモリ(RAM)等)及び/又は不揮発性媒体読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ光学ディスク磁気ディスク等)が含まれてもよい。メモリ/ストレージ構成要素612には、固定媒体(例えば、RAM、ROM、固定ハードドライブ等)及び脱着式媒体(例えば、フラッシュメモリ、脱着式ハードディスク、光学ディスク等)が含まれてもよい。コンピュータ可読媒体606は、以下にさらに説明する通り、他の種々の方法で構成されてもよい。

0063

[0068] 入力/出力インタフェース608は、ユーザにコマンド及び情報を演算装置602に対して入力させ、情報をユーザ及び/又は種々の入力/出力装置を使用する他の構成要素又は装置に提示させる機能の代表である。入力装置の例には、キーボード、カーソル制御装置(例えば、マウス)、マイクロフォンスキャナタッチ機能(例えば、物理的接触を検出するように構成された容量センサ又はその他のセンサ)、カメラ(例えば、接触を含まないジェスチャ等の動きを認識するために、赤外線周波数等可視波長又は不可視波長を採用してもよい)等が含まれる。出力装置の例には、表示装置(例えば、モニタ又はプロジェクタ)、スピーカ、プリンタ、ネットワークカード触覚応答装置等が含まれる。従って、演算装置602は、ユーザの相互作用をサポートするために、以下に記載の通り、種々の方法で構成されてもよい。

0064

[0069] 本明細書中、ソフトウェア、ハードウェア要素、又はプログラムモジュールの一般的文脈において種々の技術を説明する。通常、このようなモジュールには、特定のタスクを実施するか、又は特定の抽象データ種別を実施するルーチンプログラム、対象、要素、構成要素、データ構造等が含まれる。本明細書において使用される「モジュール」、「機能」、及び「構成要素」という用語は、通常、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はそれらの組み合わせを表す。本明細書に記載の技術の特徴は、プラットフォーム独立型であり、これらの技術が、種々のプロセッサを有する種々の市販の演算プラットフォーム上で実施されてもよいことを意味する。

0065

[0070] 前述のモジュール及び技術の実施は、何らかの形態のコンピュータ可読媒体に記憶されてもよく、又はこれを通じて送信されてもよい。コンピュータ可読媒体には、演算装置602によってアクセスされてもよい種々の媒体が含まれてもよい。例として、コンピュータ可読媒体には、「コンピュータ可読記憶媒体」及び「コンピュータ可読信号媒体」が含まれてもよいが、これに限定されるものでない。

0066

[0071] 「コンピュータ可読記憶媒体」は、単なる信号送信、搬送波、又は信号等とは対照的に、情報の永続的且つ/又は持続的な記憶が可能な媒体及び/又は装置をいうものであってもよい。従って、コンピュータ可読記憶媒体は、非信号保持媒体をいう。コンピュータ可読記憶媒体には、揮発性及び不揮発性の脱着式及び非脱着式である媒体等のハードウェア、及び/又は、コンピュータ可読指示、データ構造、プログラムモジュール、論理要素回路、又はその他のデータ等の情報を記憶するのに好適な方法又は技術で実施される記憶装置が含まれる。コンピュータ可読記憶媒体の例には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ又はその他のメモリ技術CD−ROMデジタル多用途ディスク(DVD)又はその他の光学ストレージ、ハードディスク、磁気カセット磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気記憶装置、若しくはその他の記憶装置、有形媒体、又は所望の情報を記憶するのに好適で、且つ、コンピュータによってアクセスされてもよい製品が含まれるが、これに限定されるものでない。

0067

[0072] 「コンピュータ可読信号媒体」は、ネットワーク等を介して、演算装置602のハードウェアに指示を送信するように構成された信号保持媒体をいうものであってもよい。信号媒体は、通常、コンピュータ可読指示、データ構造、プログラムモジュール、若しくは搬送波、データ信号、又はその他の搬送機構等、変調データ信号におけるその他のデータを具体化してもよい。信号媒体には、任意の情報送達媒体も含まれる。「変調データ信号」という用語は、信号内の情報を符号化するなどの方法により、その性質のうちの1つ以上を設定又は変更させる信号を意味する。例として、通信媒体には、有線ネットワーク又は直接有線接続等の有線媒体と、音声、RF、赤外線、及びその他の無線媒体等の無線媒体が含まれるが、これに限定されるものでない。

0068

[0073] 前述の通り、ハードウェア要素610及びコンピュータ可読媒体606は、1つ以上の指示の実施等、本明細書に記載の技術のうちの少なくともいくつかの態様を実施するために、いくつかの実施形態において採用されてもよいハードウェアの形で実施されるモジュール、プログラム可能装置論理、及び/又は固定装置論理を代表するものである。ハードウェアには、集積回路又はオンチップシステム、アプリケーション専用集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA)、コンプレックスプログラマブル論理装置(CPLD)、及びシリコン又はその他のハードウェアにおけるその他の実施例等の構成要素が含まれてもよい。本文脈において、ハードウェアは、指示によって規定され、且つ/又は、ハードウェアと実行対象の指示を記憶するために利用されるハードウェア、例えば、前述のコンピュータ可読記憶媒体によって具体化された指示及び/又は論理で規定されるプログラムタスクを実施する処理装置として動作してもよい。

0069

[0074] 以上の組み合わせは、本明細書に記載の種々の技術を実施するために採用されてもよい。従って、ソフトウェア、ハードウェア、又は実行可能なモジュールは、コンピュータ可読記憶媒体の何らかの形態上に、且つ/又は、1つ以上のハードウェア要素610により、具体化される1つ以上の指示及び/又は論理として実施されてもよい。演算装置602は、ソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアモジュールに対応する特定の指示及び/又は機能を実施するように構成されてもよい。従って、ソフトウェアとしての演算装置602によって実行可能なモジュールの実施は、少なくとも部分的に、例えば、コンピュータ可読既往媒体及び/又は処理システム604のハードウェア要素610を使用して、ハードウェアにおいて達成されてもよい。指示及び/又は機能は、本明細書に記載の技術、モジュール、及び例を実施するための1つ以上の製品(例えば、1つ以上の演算装置602及び/又は処理システム604)によって実行可能/動作可能であってもよい。

0070

[0075]図6にさらに示す通り、一例としてのシステム600は、パーソナルコンピュータ(PC)、テレビ装置、及び/又はモバイルデバイス上でアプリケーションを動作させる時、シームレスなユーザ経験のためのユビキタス環境を可能にする。サービス及びアプリケーションは、アプリケーションの利用中ビデオゲームプレイ中、動画鑑賞中等に1つの装置から次の装置へと推移する時、共通のユーザ経験を与えるために、3つの環境すべてにおいて略同様に動作する。

0071

[0076] 一例としてのシステム600において、複数の装置が中央演算装置を通じて相互接続される。中央演算装置は、複数の装置に対して局所的に存在してもよく、又は複数の装置から遠隔配置されてもよい。一実施形態において、中央演算装置は、ネットワーク、インターネット、又はその他のデータ通信リンクを通じて複数の装置に接続された1つ以上のサーバコンピュータクラウドであってもよい。

0072

[0077] 一実施形態において、この相互接続様式により、複数の装置を通じて機能の送達を可能にし、複数の装置のユーザに共通且つシームレスな経験を提供することができる。複数の装置は各々、異なる物理的要件及び能力を有してもよく、中央演算装置は、プラットフォームを使用して、装置に合わせつつもすべての装置に共通となる経験を装置に送達することができる。一実施形態において、目標装置クラスが生成され、経験が装置の一般的クラスに合わせられる。装置のクラスは、装置の物理的特徴、使用種別、又はその他の共通の性質によって規定されてもよい。

0073

[0078] 種々の実施例において、演算装置602は、コンピュータ614、モバイル616、及びテレビ618の使用等、種々の異なる構成を想定してもよい。これらの構成には、各々、通常異なる構造及び能力を有してもよい装置が含まれるため、演算装置602は、異なる装置クラスの1つ以上に応じて構成されてもよい。例えば、演算装置602は、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、マルチスクリーンコンピュータ、ラップトップコンピュータネットブック等を含む装置のコンピュータ614クラスとして実施されてもよい。

0074

[0079]演算装置602は、モバイルフォンポータブルミュージックプレーヤ、ポータブルゲーム装置タブレットコンピュータ、マルチスクリーンコンピュータ等のモバイルデバイスを含む装置のモバイル616クラスとして実施されてもよい。演算装置602は、また、カジアル視聴環境における、通常、より大きな画面を有するか、又はこれに接続された装置を含むテレビ618クラスとして実施されてもよい。これらの装置には、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機等が含まれる。

0075

[0080] 本明細書に記載の技術は、演算装置602の種々の構成によってサポートされてもよく、本明細書に記載の技術の特定の例に限定されるものでない。この機能は、後述の通り、プラットフォーム622を介し、例えば、「クラウド」620を通じて、全部又は一部を分散型システムの使用によって実施されてもよい。

0076

[0081]クラウド620は、リソース624のプラットフォーム622を含み、且つ/又は、この代表である。プラットフォーム622は、クラウド620のハードウェアリソース(例えば、サーバ)及びソフトウェアリソースの基礎的機能を抽象化する。リソース624は、演算装置602から離間したサーバ上でのコンピュータ処理の実行中に利用可能なアプリケーション及び/又はデータを含んでもよい。リソース624は、また、セルラーネットワーク又はWi−Fiネットワーク等、インターネット及び/又は加入者ネットワークを通じて提供されるサービスも含み得る。

0077

[0082]プラットフォーム622は、演算装置602を他の演算装置に接続するリソース及び機能を抽象化してもよい。プラットフォーム622は、また、リソースのスケーリングを抽象化することにより、プラットフォーム622を介して実施されるリソース624に関して遭遇される要求に、対応レベルスケールを提供するように機能してもよい。従って、相互接続された装置の実施形態において、本明細書に記載の機能の実施は、システム600全体に分散されてもよい。例えば、この機能は、部分的に演算装置602上で実施されてもよく、クラウド620の機能を抽象化するプラットフォーム622を介して実施されてもよい。

0078

結論
[0083] 実施構造的特徴及び/又は方法論的行為に特定の言語で実施例について説明したが、添付のクレームに規定の実施例は、記載の特定の特徴又は行為に必ずしも限定されないことを理解しなければならない。むしろ、特定の特徴及び行為は、クレームの特徴を実施する一例としての形態として開示されている。

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