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技術 送信機および干渉キャンセル方法

出願人 華為技術有限公司
発明者 謝環周小敏
出願日 2014年8月1日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2017-503938
公開日 2017年9月14日 (1年10ヶ月経過) 公開番号 2017-527183
状態 特許登録済
技術分野 送信機 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等)
主要キーワード 相対係数 送信キャンセル 固定ワイヤ 方法実施 状態スイッチ 技術的解決策 固定信号 線形補償
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題・解決手段

本発明の実施形態は、送信機、および干渉キャンセル方法を提供する。本発明の実施形態において提供される送信機は、フィードバックキャンセルモジュールと、第1のデジタルプレディストータDPDと、電力増幅器PAとを含み、フィードバックキャンセルモジュールが送信機のフィードバックチャネル上に位置し、フィードバックキャンセルモジュールが、PAおよび第1のDPDに別々に接続され、フィードバックキャンセルモジュールは、第1の混合信号を獲得するために、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1の混合信号を第1のDPDに送るように構成され、第1のDPDは、第1のプレディストーション信号を生成するために、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号および第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するように構成され、PAは、送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって信号を送信するように構成され、送信予定の信号は、第1のプレディストーション信号または第1のプレディストーション信号に従って得られる信号である。本発明の実施形態は、送信信号の歪みを低減することができる。

概要

背景

リンク送信性能および通信ステムスループットを改善するために、多入力多出力(Multiple−Input Multiple−Output、略してMIMO)技術が、ワイヤレス通信の分野における重要な技術の1つになっている。近年、MIMO技術発展し続けるにつれて、MIMO技術は、様々なワイヤレス通信システムでより広く適用されることになる。

MIMO技術では、使用される送信機は、通常、複数の送信チャネルと、1つのフィードバックチャネルとを含む。送信機内の送信チャネルは、送信チャネル間の干渉を低減するように分離する、または物理的距離を増大するキャビティなど空間遮蔽式で分離される。しかし、送信チャネルの信号は、フィードバックチャネルに漏れることがある。すなわち、送信チャネル内の信号はフィードバックチャネルと干渉することがあり、フィードバックチャネル上の干渉信号は送信チャネルと干渉することがあり、それにより送信信号の歪みをもたらす。

概要

本発明の実施形態は、送信機、および干渉キャンセル方法を提供する。本発明の実施形態において提供される送信機は、フィードバックキャンセルモジュールと、第1のデジタルプレディストータDPDと、電力増幅器PAとを含み、フィードバックキャンセルモジュールが送信機のフィードバックチャネル上に位置し、フィードバックキャンセルモジュールが、PAおよび第1のDPDに別々に接続され、フィードバックキャンセルモジュールは、第1の混合信号を獲得するために、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1の混合信号を第1のDPDに送るように構成され、第1のDPDは、第1のプレディストーション信号を生成するために、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号および第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するように構成され、PAは、送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって信号を送信するように構成され、送信予定の信号は、第1のプレディストーション信号または第1のプレディストーション信号に従って得られる信号である。本発明の実施形態は、送信信号の歪みを低減することができる。

目的

本発明の実施形態は、送信信号の歪みが容易に引き起こされる従来技術の問題を解決するように、送信機、および干渉キャンセル方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

フィードバックキャンセルモジュールと、第1のデジタルプレディストータDPDと、電力増幅器PAとを備える送信機であって、前記第1のDPDおよび前記PAが前記送信機の第1の送信チャネル上に位置し、前記第1のDPDが前記PAに接続され、前記フィードバックキャンセルモジュールが前記送信機のフィードバックチャネル上に位置し、前記フィードバックキャンセルモジュールが、前記PAおよび前記第1のDPDに別々に接続され、前記フィードバックキャンセルモジュールは、第1の混合信号を得るために、フィードバックキャンセル信号に従って、前記フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施し、前記第1の混合信号を前記第1のDPDに送るように構成され、前記フィードバックキャンセル信号は、前記フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき収集されるフィードバック干渉信号に従って得られる信号であり、前記第1のDPDは、第1のプレディストーション信号を生成するために、前記第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号および前記第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するように構成され、前記PAは、送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって前記信号を送信するように構成され、前記送信予定の信号は、前記第1のプレディストーション信号または前記第1のプレディストーション信号に従って得られる信号であることを特徴とする送信機。

請求項2

制御スイッチをさらに備え、前記フィードバックキャンセルモジュールは、前記制御スイッチを通じて前記PAに接続され、前記制御スイッチのステータスは、前記PAに接続されていることを含み、前記フィードバックキャンセルモジュールは、前記制御スイッチが前記PAに接続されているとき、前記フィードバックチャネルの前記信号を獲得し、前記第1の混合信号を得るために、前記フィードバックキャンセル信号に従って、前記フィードバックチャネルの前記信号に対して干渉キャンセルを実施し、前記第1の混合信号を前記第1のDPDに送るように特に構成されることを特徴とする請求項1に記載の送信機。

請求項3

前記制御スイッチの前記ステータスは、接地状態またはフローティングをさらに含み、前記制御スイッチの前記ステータスが接地状態またはフローティングであるとき、前記フィードバックチャネルは前記アイドル状態にあり、前記フィードバックキャンセルモジュールは、前記制御スイッチの前記ステータスが接地状態またはフローティングであるとき、前記フィードバックチャネルの前記フィードバック干渉信号を収集することによって前記フィードバックキャンセル信号を獲得するようにさらに構成されることを特徴とする請求項2に記載の送信機。

請求項4

前記制御スイッチの前記ステータスは、接地状態またはフローティングをさらに含み、前記制御スイッチの前記ステータスが接地状態またはフローティングであるとき、前記フィードバックチャネルは前記アイドル状態にあり、前記第1のDPDは、前記第1のプレディストーション信号を生成する前に、第2のプレディストーション信号を生成するために、前記第1の送信チャネル上の前記第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に対して線形プレディストーションを実施し、前記第2のプレディストーション信号を前記フィードバックキャンセルモジュールに送るようにさらに構成され、前記フィードバックキャンセルモジュールは、前記制御スイッチの前記ステータスが接地状態またはフローティングであるとき、前記フィードバックチャネルの前記フィードバック干渉信号を収集し、前記第1のDPDによって送られた前記第2のプレディストーション信号と前記フィードバック干渉信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得し、前記第1のパラメータおよび前記第2のプレディストーション信号に従って前記フィードバックキャンセル信号を獲得するようにさらに構成されることを特徴とする請求項2に記載の送信機。

請求項5

送信キャンセルモジュールをさらに備え、前記送信キャンセルモジュールは、前記第1の送信チャネル上に位置し、前記第1のDPDは、前記送信キャンセルモジュールを通じて前記PAに接続され、前記送信キャンセルモジュールは、前記送信予定の信号を得るために、第1の送信キャンセル信号に従って、前記第1のDPDによって生成された第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施するように構成され、前記第1の送信キャンセル信号は、前記第1の送信チャネルが前記送信機内の前記第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の送信機。

請求項6

前記送信キャンセルモジュールは前記フィードバックキャンセルモジュールに接続され、前記送信機は、第2のDPDをさらに備え、前記第2のDPDは、前記送信機の第2の送信チャネル上に位置し、前記送信キャンセルモジュールに接続され、前記第2の送信チャネルは、前記送信機内の前記第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルであり、前記フィードバックキャンセルモジュールは、前記第1の混合信号を前記送信キャンセルモジュールに送るようにさらに構成され、前記第2のDPDは、第2のベースバンド信号に従ってプレディストーション信号を生成し、前記プレディストーション信号を前記送信キャンセルモジュールに送るように構成され、前記第2のベースバンド信号は、前記第2の送信チャネルのベースバンド信号であり、前記送信キャンセルモジュールは、前記第1の送信キャンセル信号に従って前記第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施する前に、前記フィードバックキャンセルモジュールによって送られた前記第1の混合信号と前記第2のDPDによって生成された前記プレディストーション信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得し、前記第2のパラメータおよび前記第2のDPDによって生成された前記プレディストーション信号に従って前記第1の送信キャンセル信号を獲得するように特に構成されることを特徴とする請求項5に記載の送信機。

請求項7

送信キャンセルモジュールをさらに備え、前記送信キャンセルモジュールは、前記第1の送信チャネル上に位置し、前記送信キャンセルモジュールは、前記第1のDPDを通じて前記PAに接続され、前記送信キャンセルモジュールは、前記第1のベースバンド信号を得るために、第2の送信キャンセル信号に従って、前記第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施し、前記第1のベースバンド信号を前記第1のDPDに送るように構成され、前記第2の送信キャンセル信号は、前記第1の送信チャネルが前記送信機内の前記第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の送信機。

請求項8

前記送信キャンセルモジュールは、前記フィードバックキャンセルモジュールに接続され、前記フィードバックキャンセルモジュールは、前記第1の混合信号を前記送信キャンセルモジュールに送るようにさらに構成され、前記送信キャンセルモジュールは、前記第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施する前に、前記フィードバックキャンセルモジュールによって送られた前記第1の混合信号と第2のベースバンド信号との間の相関に従って第3のパラメータを獲得し、前記第3のパラメータおよび前記第2のベースバンド信号に従って前記第2の送信キャンセル信号を獲得するようにさらに構成され、前記第2のベースバンド信号は、前記送信機内の第2の送信チャネルのベースバンド信号であり、前記第2の送信チャネルは、前記送信機内の前記第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルであることを特徴とする請求項7に記載の送信機。

請求項9

干渉キャンセル方法であって、送信機内のフィードバックチャネルが前記送信機内の第1の送信チャネルに接続されているとき、前記フィードバックチャネルの信号を獲得するステップと、第1の混合信号を得るために、フィードバックキャンセル信号に従って、前記フィードバックチャネルの前記信号に対して干渉キャンセルを実施するステップであって、前記フィードバックキャンセル信号は、前記フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき収集されるフィードバック干渉信号に従って得られる信号である、ステップと、第1のプレディストーション信号を生成するために、前記第1の送信チャネルの第1のベースバンド信号および前記第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するステップと、送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって前記信号を送信するステップであって、前記送信予定の信号は、前記第1のプレディストーション信号または前記第1のプレディストーション信号に従って得られる信号である、ステップとを含むことを特徴とする方法。

請求項10

フィードバックキャンセル信号に従って、前記フィードバックチャネルの前記信号に対して干渉キャンセルを実施する前記ステップの前に、前記フィードバックチャネルが前記アイドル状態にあるとき、前記フィードバックチャネルの前記フィードバック干渉信号を収集することによって前記フィードバックキャンセル信号を獲得するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。

請求項11

フィードバックキャンセル信号に従って、前記フィードバックチャネルの前記信号に対して干渉キャンセルを実施する前記ステップの前に、前記フィードバックチャネルが前記アイドル状態にあるとき、前記フィードバックチャネルの前記フィードバック干渉信号を収集し、前記フィードバック干渉信号と第2のプレディストーション信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得するステップと、前記第1のパラメータおよび前記第2のプレディストーション信号に従って前記フィードバックキャンセル信号を獲得するステップであって、前記第2のプレディストーション信号は、前記第1の送信チャネル上の前記第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に対して線形プレディストーションを実施することによって生成されるプレディストーション信号である、ステップとをさらに含むことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。

請求項12

前記アイドル状態は、フローティングまたは接地状態を含むことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の方法。

請求項13

送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって前記信号を送信する前記ステップの前に、前記送信予定の信号を得るために、第1の送信キャンセル信号に従って、前記第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施するステップをさらに含み、前記第1の送信キャンセル信号は、前記第1の送信チャネルが前記送信機内の前記第1の送信チャネルを除く送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号であることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記載の方法。

請求項14

第1の送信キャンセル信号に従って、前記第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施する前記ステップの前に、前記第1の混合信号と第2の送信チャネル内で生成されたプレディストーション信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得するステップと、前記第2のパラメータおよび前記第2の送信チャネル内で生成された前記プレディストーション信号に従って前記第1の送信キャンセル信号を獲得するステップとをさら含み、前記第2の送信チャネルは、前記送信機内の前記第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルであることを特徴とする請求項13に記載の方法。

請求項15

前記第1の送信チャネルの第1のベースバンド信号および前記第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施する前記ステップの前に、前記第1のベースバンド信号を得るために、第2の送信キャンセル信号に従って、前記第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施するステップをさらに含み、前記第1の送信キャンセル信号は、前記第1の送信チャネルが前記送信機内の前記第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号であることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記載の方法。

請求項16

第2の送信キャンセル信号に従って、前記第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施する前記ステップの前に、前記第1の混合信号と第2のベースバンド信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得するステップと、前記第2のパラメータおよび前記第2のベースバンド信号に従って前記第2の送信キャンセル信号を獲得するステップとをさらに含み、前記第2の送信チャネルは、前記送信機内の前記第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルであり、前記第2のベースバンド信号は、前記第2の送信チャネルのベースバンド信号であることを特徴とする請求項15に記載の方法。

技術分野

0001

本発明の実施形態は、通信技術に関し、詳細には、送信機および干渉キャンセル方法に関する。

背景技術

0002

リンク送信性能および通信システムスループットを改善するために、多入力多出力(Multiple−Input Multiple−Output、略してMIMO)技術が、ワイヤレス通信の分野における重要な技術の1つになっている。近年、MIMO技術発展し続けるにつれて、MIMO技術は、様々なワイヤレス通信システムでより広く適用されることになる。

0003

MIMO技術では、使用される送信機は、通常、複数の送信チャネルと、1つのフィードバックチャネルとを含む。送信機内の送信チャネルは、送信チャネル間の干渉を低減するように分離する、または物理的距離を増大するキャビティなど空間遮蔽式で分離される。しかし、送信チャネルの信号は、フィードバックチャネルに漏れることがある。すなわち、送信チャネル内の信号はフィードバックチャネルと干渉することがあり、フィードバックチャネル上の干渉信号は送信チャネルと干渉することがあり、それにより送信信号の歪みをもたらす。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の実施形態は、送信信号の歪みが容易に引き起こされる従来技術の問題を解決するように、送信機、および干渉キャンセル方法を提供する。

課題を解決するための手段

0005

第1の態様によれば、本発明の実施形態は、フィードバックキャンセルモジュールと、第1のデジタルプレディストータDPDと、電力増幅器PAとを含む送信機であって、第1のDPDおよびPAが送信機の第1の送信チャネル上に位置し、第1のDPDがPAに接続され、フィードバックキャンセルモジュールが送信機のフィードバックチャネル上に位置し、フィードバックキャンセルモジュールが、PAおよび第1のDPDに別々に接続され、
フィードバックキャンセルモジュールは、第1の混合信号を得るために、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1の混合信号を第1のDPDに送るように構成され、
フィードバックキャンセル信号は、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき収集されるフィードバック干渉信号に従って得られる信号であり、
第1のDPDは、第1のプレディストーション信号を生成するために、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号および第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するように構成され、
PAは、送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって信号を送信するように構成され、送信予定の信号は、第1のプレディストーション信号または第1のプレディストーション信号に従って得られる信号である、送信機を提供する。

0006

第1の態様によれば、第1の態様の第1の可能な実装法において、送信機は、制御スイッチをさらに含み、フィードバックキャンセルモジュールは、制御スイッチを通じてPAに接続され、制御スイッチのステータスは、PAに接続されていることを含み、
フィードバックキャンセルモジュールは、制御スイッチがPAに接続されているとき、フィードバックチャネルの信号を獲得し、第1の混合信号を得るために、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1の混合信号を第1のDPDに送るように特に構成される。

0007

第1の態様の第1の可能な実装法によれば、第2の可能な実装法において、制御スイッチのステータスは、接地状態またはフローティングをさらに含み、制御スイッチのステータスが接地状態またはフローティングであるとき、フィードバックチャネルはアイドル状態にあり、
フィードバックキャンセルモジュールは、制御スイッチのステータスが接地状態またはフローティングであるとき、フィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集することによってフィードバックキャンセル信号を獲得するようにさらに構成される。

0008

第1の態様の第1の可能な実装法によれば、第3の可能な実装法において、制御スイッチのステータスは、接地状態またはフローティングをさらに含み、制御スイッチのステータスが接地状態またはフローティングであるとき、フィードバックチャネルはアイドル状態にあり、
第1のDPDは、第1のプレディストーション信号を生成する前に、第2のプレディストーション信号を生成するために、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に対して線形プレディストーションを実施し、第2のプレディストーション信号をフィードバックキャンセルモジュールに送るようにさらに構成され、
フィードバックキャンセルモジュールは、制御スイッチのステータスが接地状態またはフローティングであるとき、フィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集し、第1のDPDによって送られた第2のプレディストーション信号とフィードバック干渉信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得し、第1のパラメータおよび第2のプレディストーション信号に従ってフィードバックキャンセル信号を獲得するようにさらに構成される。

0009

第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装法によれば、第4の可能な実装法において、送信機は、送信キャンセルモジュールをさらに含み、送信キャンセルモジュールは、第1の送信チャネル上に位置し、第1のDPDは、送信キャンセルモジュールを通じてPAに接続され、
送信キャンセルモジュールは、送信予定の信号を得るために、第1の送信キャンセル信号に従って、第1のDPDによって生成された第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施するように構成され、
第1の送信キャンセル信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号である。

0010

第1の態様の第4の可能な実装法によれば、第5の可能な実装法において、送信キャンセルモジュールはフィードバックキャンセルモジュールに接続され、送信機は、第2のDPDをさらに含み、第2のDPDは、送信機の第2の送信チャネル上に位置し、送信キャンセルモジュールに接続され、第2の送信チャネルは、送信機内の第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルであり、
フィードバックキャンセルモジュールは、第1の混合信号を送信キャンセルモジュールに送るようにさらに構成され、
第2のDPDは、第2のベースバンド信号に従ってプレディストーション信号を生成し、プレディストーション信号を送信キャンセルモジュールに送るように構成され、第2のベースバンド信号は、第2の送信チャネルのベースバンド信号であり、
送信キャンセルモジュールは、第1の送信キャンセル信号に従って第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施する前に、フィードバックキャンセルモジュールによって送られた第1の混合信号と第2のDPDによって生成されたプレディストーション信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得し、第2のパラメータおよび第2のDPDによって生成されたプレディストーション信号に従って第1の送信キャンセル信号を獲得するように特に構成される。

0011

第1の態様から第1の態様の第4の可能な実装法のいずれか1つによれば、第6の可能な実装法において、送信機は、送信キャンセルモジュールをさらに含み、送信キャンセルモジュールは、第1の送信チャネル上に位置し、送信キャンセルモジュールは、第1のDPDを通じてPAに接続され、
送信キャンセルモジュールは、第1のベースバンド信号を得るために、第2の送信キャンセル信号に従って、第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1のベースバンド信号を第1のDPDに送るように構成され、
第2の送信キャンセル信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号である。

0012

第1の態様の第6の可能な実装法によれば、第7の可能な実装法において、送信キャンセルモジュールは、フィードバックキャンセルモジュールに接続され、
フィードバックキャンセルモジュールは、第1の混合信号を送信キャンセルモジュールに送るようにさらに構成され、
送信キャンセルモジュールは、第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施する前に、フィードバックキャンセルモジュールによって送られた第1の混合信号と第2のベースバンド信号との間の相関に従って第3のパラメータを獲得し、第3のパラメータおよび第2のベースバンド信号に従って第2の送信キャンセル信号を獲得するようにさらに構成され、第2のベースバンド信号は、送信機内の第2の送信チャネルのベースバンド信号であり、第2の送信チャネルは、送信機内の第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルである。

0013

第2の態様によれば、本発明の実施形態は、干渉キャンセル方法であって、
送信機内のフィードバックチャネルが送信機内の第1の送信チャネルに接続されているとき、フィードバックチャネルの信号を獲得するステップと、
第1の混合信号を得るために、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施するステップであって、フィードバックキャンセル信号は、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき収集されるフィードバック干渉信号に従って得られる信号である、ステップと、
第1のプレディストーション信号を生成するために、第1の送信チャネルの第1のベースバンド信号および第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するステップと、
送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって信号を送信するステップであって、送信予定の信号は、第1のプレディストーション信号または第1のプレディストーション信号に従って得られる信号である、ステップとを含む方法をさらに提供する。

0014

第2の態様によれば、第2の態様の第1の可能な実装法において、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施するステップの前に、方法は、
フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき、フィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集することによってフィードバックキャンセル信号を獲得するステップをさらに含む。

0015

第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装法によれば、第2の態様の第2の可能な実装法において、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施するステップの前に、方法は、
フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき、フィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集し、フィードバック干渉信号と第2のプレディストーション信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得するステップと、
第1のパラメータおよび第2のプレディストーション信号に従ってフィードバックキャンセル信号を獲得するステップであって、第2のプレディストーション信号は、第1の送信チャネル上で送信された第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に対して線形プレディストーションを実施することによって生成されるプレディストーション信号である、ステップとをさらに含む。

0016

第2の態様から第2の態様の第2の可能な実装法のいずれか1つによれば、第3の可能な実装法において、アイドル状態は、フローティングまたは接地状態を含む。

0017

第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装法のいずれか1つによれば、第4の可能な実装法において、送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって信号を送信するステップの前に、方法は、
送信予定の信号を得るために、第1の送信キャンセル信号に従って、第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施するステップをさらに含み、
第1の送信キャンセル信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号である。

0018

第2の態様の第4の可能な実装法によれば、第5の可能な実装法において、
第1の送信キャンセル信号に従って、第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施するステップの前に、方法は、
第1の混合信号と第2の送信チャネル内で生成されたプレディストーション信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得するステップと、
第2のパラメータおよび第2の送信チャネル内で生成されたプレディストーション信号に従って第1の送信キャンセル信号を獲得するステップとをさら含み、
第2の送信チャネルは、送信機内の第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルである。

0019

第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装法のいずれか1つによれば、第6の可能な実装法において、第1の送信チャネルの第1のベースバンド信号および第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するステップの前に、方法は、
第1のベースバンド信号を得るために、第2の送信キャンセル信号に従って、第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施するステップをさらに含み、第2の送信キャンセル信号は、第1の送信チャネルが第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号である。

0020

第2の態様の第6の可能な実装法によれば、第7の可能な実装法において、第2の送信キャンセル信号に従って、第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施するステップの前に、方法は、
第1の混合信号と第2のベースバンド信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得するステップと、
第2のパラメータおよび第2のベースバンド信号に従って第2の送信キャンセル信号を獲得するステップとをさらに含み、
第2の送信チャネルは、送信機内の第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルであり、第2のベースバンド信号は、第2の送信チャネルのベースバンド信号である。

0021

本発明の実施形態において提供される送信機および干渉キャンセル方法では、第1のDPDが線形プレディストーション処理を実施する前に、フィードバックキャンセルモジュールが使用され、フィードバックキャンセル信号に従ってフィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施する。なぜなら、フィードバックキャンセル信号は、フィードバック干渉信号に従って得られる信号であり、その結果、第1の送信チャネルがフィードバックチャネルに漏れる干渉信号がキャンセルされ、それにより、フィードバック干渉信号が第1の送信チャネルと干渉することを回避し、第1の送信チャネル上の送信信号の歪みを低減するからである。

図面の簡単な説明

0022

本発明の実施形態における、または従来技術における技術的解決策についてより明確に述べるために、以下、それらの実施形態または従来技術について述べるために必要とされる添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を示すにすぎず、当業者なら、これらの添付の図面から、創造努力なしに他の図面を依然として導出することがあり得る。

0023

本発明の実施形態1による送信機の概略構造図である。
本発明の実施形態2による別の送信機の概略構造図である。
本発明の実施形態3による別の送信機の概略構造図である。
本発明の実施形態4による別の送信機の概略構造図である。
本発明の実施形態5による干渉キャンセル方法の流れ図である。
本発明の実施形態5による別の干渉キャンセル方法の流れ図である。
本発明の実施形態6による別の送信機の概略構造図である。
本発明の実施形態6による別の干渉キャンセル方法の流れ図である。
本発明の実施形態7による別の送信機の概略構造図である。
本発明の実施形態7による別の干渉キャンセル方法の流れ図である。

実施例

0024

本発明の実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策について明確かつ完全に述べる。明らかに、記載の実施形態は、本発明の実施形態の一部にすぎず、すべてではない。創造的努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られるすべての他の実施形態が、本発明の保護範囲内に入るものとする。

0025

本発明の実施形態では、送信機は、ネットワークデバイスまたはユーザ機器の送信機であってよい。送信機は、少なくとも1つの送信チャネルと、少なくとも1つのフィードバックチャネルとを含む。フィードバックチャネルは、特に、送信チャネルの入力端出力端の間の有線接続によって形成される送信チャネルであってよく、送信チャネルに対応するフィードバック信号を送信するために使用される。

0026

図1は、本発明の実施形態1による送信機の概略構造図である。送信機100は、フィードバックキャンセルモジュール101と、第1のデジタルプレディストータ(Digital Predistorter、略してDPD)102と、電力増幅器(Power Amplifier、略してPA)103とを含む。第1のDPD102およびPA103は、送信機100の第1の送信チャネルTX1上に位置し、第1のDPD102は、PA103に接続される。

0027

フィードバックキャンセルモジュール101は、送信機100のフィードバックチャネル上に位置し、フィードバックキャンセルモジュール101は、PA103および第1のDPD102に別々に接続される。

0028

フィードバックキャンセルモジュール101は、第1の固定信号を得るために、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1の混合信号を第1のDPD102に出力するように構成される。フィードバックキャンセル信号は、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき収集されるフィードバック干渉信号に従って得られる信号である。

0029

第1のDPD102は、第1のプレディストーション信号を生成するために、第1の送信チャネルの第1のベースバンド信号および第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するように構成される。

0030

PA103は、送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって信号を送信するように構成され、送信予定の信号は、第1のプレディストーション信号または第1のプレディストーション信号に従って得られる信号である。

0031

具体的には、送信機は、1または複数の送信チャネルを含む。送信機内の各送信チャネルのための処理原理は同じであるため、説明を簡単にするために、以下、送信機内の第1の送信チャネルのための干渉キャンセルだけについて述べる。

0032

ワイヤレス通信システムでは、信号送信要件を満たすために、電力は、対応する信号電力値に達するようにPA103によって増幅されることを必要とする。しかし、信号のための電力増幅は、通常、PA103の非線形領域で実施される。非線形領域の非線形性は、振幅歪みおよび位相振幅によって引き起こされる高調波歪み相互変調歪みなど歪み産物を生成する。したがって、送信チャネル内の電力増幅によって引き起こされる非線形歪みを回避するために、通常、PA103によって出力される信号が第1のDPD102にフィードバックされ、第1のDPD102は、プレディストーション技術を使用することによって線形補償を実施する。

0033

任意選択で、PA103が電力増幅を実施した信号は大電力を有するので、PA103によって出力される信号をフィードバックチャネルに結合しフィードバックチャネルの信号電力を低減するようにカプラが配置されることがあり、それにより、フィードバックキャンセルモジュールの信号処理強度を低減し、処理速度を改善する。

0034

任意選択で、通常の場合、PA103は、アナログ信号に対して電力増幅の操作を実施し、第1のDPD102は、デジタル信号に対して線形最適化処理を実施する。さらに、送信機100では、フィードバックチャネルは、アナログデジタルコンバータ(analog to digital converter、略してADC)をさらに含むことがある。第1のDPD102およびPA103は、デジタルアナログコンバータ(digital to analog converter、DAC)を通じて接続される。

0035

具体的には、ADCは、3つの異なる形態でフィードバックチャネル内に存在し得る。第1の形態では、ADCは、ソフトウェアまたはハードウェアの形態でフィードバックキャンセルモジュール101内で一体化されることがあり、第2の形態では、ADCは、フィードバックキャンセルモジュール101とは独立し、PA103とフィードバックキャンセルモジュール101の間に位置することがあり、第3の形態では、ADCは、フィードバックキャンセルモジュール101とは独立し、フィードバックキャンセルモジュール101と第1のDPD102の間に位置してもまたよい。第1の形態および第2の形態のADCの場合、アナログデジタル変換は、フィードバックキャンセルモジュール101がデジタル信号について干渉キャンセルを実施するように、PA103によって出力される信号に対して実施され得る。第1の形態および第2の形態のADCは、ADCの特定の場所が異なるにすぎない。

0036

第3の形態のADCの場合、アナログデジタル変換は、フィードバックキャンセルモジュール101がフィードバック干渉キャンセルを実施した信号に対して実施され得る。すなわち、フィードバックキャンセルモジュール101は、アナログ信号のための処理を実施し、処理後、アナログ信号をデジタル信号に変換してもまたよい。

0037

アナログ信号の処理および送信プロセスのために、2次干渉信号が容易に生成されることに留意されたい。したがって、本発明のこの実施形態では、フィードバックキャンセルモジュール101は、デジタル信号のための処理を実施してもよく、すなわち、フィードバックチャネル上で、フィードバックキャンセルモジュール101およびPA103は、ADCを通じて特に接続され得る。

0038

フィードバックチャネルの信号は、第1の送信チャネルに対応するフィードバック信号と、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号とを含むことがあり、フィードバックチャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号をさらに含むことがある。すなわち、この場合、フィードバックチャネルの信号は、様々な信号を含む混合信号である。第1の送信チャネルに対応するフィードバック信号は、第1の送信チャネル上で電力増幅器によって出力され、次いでフィードバックチャネルにフィードバックされる信号、たとえばフィードバックチャネルに結合される信号を指すことに留意されたい。

0039

フィードバックキャンセル信号は、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき収集されるフィードバック干渉信号に従って得られる信号であってよい。たとえば、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルだけに対応すると仮定すると、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき、第1の送信チャネルに対応するフィードバック信号はフィードバックチャネル上に存在せず、フィードバックチャネル上の信号は、第1の送信チャネルに対応するフィードバック信号を除く干渉信号であり、したがって、フィードバック干渉信号は、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき収集される干渉信号に従って得られ得る。

0040

フィードバックチャネルがアイドル状態にあることは、フィードバックチャネルを送信チャネルから切断すること、またはフィードバックチャネルを接地することによって実施されてもよく、これは、本明細書において限定されない。

0041

具体的には、フィードバックキャンセル信号は、直接、フィードバック干渉信号であっても、フィードバック干渉信号の逆信号であってもよい。さらに、フィードバック干渉信号は、アナログ信号であってもよく、またはフィードバックキャンセル信号は、フィードバック干渉信号に従って生成されたデジタル信号であってもよい。フィードバックキャンセル信号がフィードバック干渉信号である場合、フィードバックキャンセルモジュール101は、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施する。具体的には、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルのPA103に接続されているとき、フィードバックチャネルの信号に対して信号分解が実施され、第1の混合信号を得るように、フィードバックキャンセル信号が減算される。フィードバックキャンセル信号がフィードバック干渉信号の逆信号である場合、フィードバックキャンセルモジュール101は、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施する。具体的には、フィードバックキャンセル信号がフィードバックチャネルの信号に加算され、第1の混合信号を得る。第1の混合信号は、少なくともフィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号を含まない。フィードバックキャンセルモジュール101は、前述の機能を実装することができる集積回路またはチップであっても、前述の機能を一体化するプロセッサであってもよいことに留意されたい。

0042

本発明のこの実施形態において提供される送信機では、第1のDPDが線形プレディストーション処理を実施する前に、フィードバックキャンセルモジュールが使用され、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施し、フィードバックチャネルに対する第1の送信チャネルの干渉がうまくキャンセルされ、それにより、フィードバックチャネル上の干渉信号が第1の送信チャネルと干渉することを回避し、第1の送信チャネル上の送信信号の歪みを大幅に低減する。

0043

本発明のこの実施形態は、移動通信ネットワーク固定ワイヤレスアクセスネットワークワイヤレスデータ送信、およびレーダなどのシステムにおいて適用可能であることに留意されたい。

0044

第1の送信チャネルのための干渉キャンセル解決策が本発明のこの実施形態でのみ述べられているが、送信機内の別の送信チャネルのための干渉キャンセル解決策は、前述の構造と同様である。送信機が少なくとも2つの送信チャネルと、1つのフィードバックチャネルとを含む場合、フィードバックチャネルは、1つのフィードバックキャンセルモジュールを含んでも、少なくとも2つのフィードバックキャンセルモジュールを含んでもよい。

0045

説明のために、下記に例が与えられている。

0046

送信機のフィードバックチャネルが1つのフィードバックキャンセルモジュールを含む場合、前述のフィードバックキャンセルモジュールと同様の1つのフィードバックキャンセルモジュールが使用されてもよく、その1つのフィードバックキャンセルモジュールが、別の送信チャネル上のDPDおよびPAにも接続される。その1つのフィードバックキャンセルモジュールは、それぞれの送信チャネルに対応するフィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルに対する各送信チャネルの干渉をキャンセルするように、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを別々に実施する。

0047

送信機のフィードバックチャネルが少なくとも2つのフィードバックキャンセルモジュールを含む場合、その少なくとも2つのフィードバックキャンセルモジュールは、1つの送信チャネルに別々に対応し、フィードバックキャンセルモジュールのいずれか1つが、対応する送信チャネルのDPDおよびPAに接続される。この少なくとも2つのフィードバックキャンセルモジュールは、前述のフィードバックキャンセルモジュールと同じである。

0048

実施形態2
図2は、本発明の実施形態2による別の送信機の概略構造図である。図1に示されている実施形態に基づいて、送信機100は、制御スイッチ201をさらに含む。フィードバックキャンセルモジュール101は、制御スイッチ201を通じてPA103に接続されることがあり、制御スイッチ201のステータスは、PA103に接続されていることを含み得る。

0049

フィードバックキャンセルモジュール101は、制御スイッチ201がPA103に接続されているとき、フィードバックチャネルの信号を獲得し、第1の混合信号を得るために、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1の混合信号を第1のDPD102に送るように特に構成される。

0050

好ましくは、制御スイッチ201のステータスは、接地状態またはフローティングをさらに含み、制御スイッチ201のステータスが接地状態またはフローティングであるとき、フィードバックチャネルはアイドル状態にある。

0051

フィードバックキャンセルモジュール101は、制御スイッチ201のステータスが接地状態またはフローティングであるとき、フィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集することによってフィードバックキャンセル信号を獲得するようにさらに構成される。

0052

具体的には、図2に示されているように、制御スイッチ201は、単極状態スイッチであってよい。フィードバックキャンセルモジュール101とPA103の間の接続は、フィードバックキャンセルモジュール101がフィードバックチャネルの信号を獲得するように、制御スイッチ201の単極を状態1に切り替えることによって実施され、接地状態またはフローティングは、フィードバックキャンセルモジュール101がフィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集することによってフィードバックキャンセル信号を獲得するように、制御スイッチ201の単極を状態2に切り替えることによって実施され得る。

0053

たとえば、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルだけに対応し、制御スイッチ201のステータスが接地状態またはフローティングであると仮定すると、フィードバックチャネルの信号は、第1の送信チャネルに対応するフィードバック信号を除く干渉信号、すなわちフィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号、すなわちフィードバック干渉信号である。したがって、フィードバック干渉信号は、制御スイッチ201のステータスが接地状態またはフローティングのときフィードバックキャンセルモジュール101によって収集される干渉信号であり得る。

0054

任意選択で、第1のDPD102は、第1のプレディストーション信号を生成する前に、第2のプレディストーション信号を生成するために、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に対して線形プレディストーション処理を実施し、第2のプレディストーション信号をフィードバックキャンセルモジュール101に送るようにさらに構成される。

0055

フィードバックキャンセルモジュール101は、制御スイッチ201のステータスが接地状態またはフローティングであるとき、フィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集し、第1のDPD102によって送られた第2のプレディストーション信号とフィードバック干渉信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得し、第1のパラメータおよび第2のプレディストーション信号に従ってフィードバックキャンセル信号を獲得するようにさらに構成される。

0056

図1に示されている実施形態を参照すると、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき、フィードバックチャネルの信号は、どの送信チャネルに対応するフィードバック信号も含まないことに留意されたい。

0057

送信機が2つ以上の送信チャネルを含み、フィードバックチャネルがそれらの2つ以上の送信チャネルに対応すると仮定すると、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき、フィードバックチャネルの信号は、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に加えて、フィードバックチャネルが別の送信信号によって干渉を受けたとき生成される干渉信号をさらに含む。なぜなら、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号と、第1の送信チャネルによって送信される信号は共に、同じデータパケットまたは同様のデータパケットの信号を含み、これらの信号は、互いに非常に似ており、非常に相関されるからである。したがって、第1の送信チャネルによって送信された信号が第1のDPD102によって生成されたプレディストーション信号であるとき、フィードバックキャンセルモジュール101は、第1のプレディストーション信号を生成する前に第1のDPD102によって生成される第2のプレディストーション信号とフィードバックチャネルの信号との間の相関に従って、フィードバックチャネルの信号を、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号、およびフィードバックチャネルが1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に分解し、次いで、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号と第2のプレディストーション信号との間の相対係数、すなわち第1のパラメータを獲得してもよい。

0058

この場合、フィードバックキャンセルモジュール101は、第1のパラメータと第2のプレディストーション信号を乗算することによってフィードバックキャンセル信号を得てもよい。

0059

フィードバックキャンセル信号に対する操作およびフィードバックチャネルに対する干渉キャンセルは、共に事前設定の期間に従って反復的に実施されてもよいことに留意されたい。この場合、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号は、現在の期間の前の期間における第1の送信チャネル上のベースバンド信号であってよく、次いで、第2のプレディストーション信号は、前の期間において第1のDPD102によって生成されるプレディストーション信号である。すなわち、前述の第2のプレディストーション信号は、前の期間において第1のDPD102によって生成されるプレディストーション信号であり得る。

0060

本発明のこの実施形態において提供される送信機では、制御スイッチがフローティングまたは接地状態に変更されたとき得られるフィードバック干渉信号はより正確であり、その結果、決定されるフィードバックキャンセル信号がより正確であり、それにより、フィードバックキャンセルモジュールによって実施される干渉キャンセルがより徹底した正確なものであることがより確実になり、信号の線形性を改善し、非線形歪みを低減する。

0061

実施形態3
図1および図2に示されている実施形態に基づいて、本発明の実施形態3は、別の送信機を提供する。図3は、本発明の実施形態3による別の送信機の概略構造図である。図3に示されている実施形態は、説明の例として、送信キャンセルモジュールと図1に示されている実施形態を組み合わせることによって得られる送信機を使用する。図3に示されているように、送信機100は、送信キャンセルモジュール301をさらに含む。送信キャンセルモジュール301は、第1の送信チャネル上に位置し、第1のDPD102は、送信キャンセルモジュール301を通じてPA103に接続される。

0062

送信キャンセルモジュール301は、送信予定の信号を得るために、第1の送信キャンセル信号に従って、第1のDPD102によって生成された第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施し、送信予定の信号をPA103に送るように構成される。

0063

第1の送信キャンセル信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号である。

0064

具体的には、第1の送信キャンセル信号は、直接、送信干渉信号であっても、送信干渉信号の逆信号であってもよい。送信干渉信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号を含んでもよい。

0065

さらに、送信キャンセルモジュール301によって、送信予定の信号を得るために第1の送信キャンセル信号に従って第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施することは、
第1の送信キャンセル信号が送信干渉信号である場合、第1のプレディストーション信号に対して信号分解を実施し、第1の送信キャンセル信号を減算し、送信予定の信号を得ること、または
第1の送信キャンセル信号が送信干渉信号の逆信号である場合、第1の送信キャンセル信号を第1のプレディストーション信号に加算し、送信予定の信号を得ることを含み得る。

0066

送信干渉信号はアナログ信号であってもよく、本明細書において限定されないことに留意されたい。

0067

本発明のこの実施形態では、送信キャンセルモジュールは、第1の送信キャンセル信号に従って第1の送信チャネル上のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1の送信チャネルに対する送信機内の第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルの干渉をうまくキャンセルすることができ、その結果、第1の送信チャネルに対する干渉が低減され、それにより、第1の送信チャネル上の送信信号の歪みを低減する。

0068

さらに、送信機100では、送信キャンセルモジュール301はフィードバックキャンセルモジュール101に接続され、送信機100は、第2のDPD302をさらに含み、第2のDPD302は、送信機100の第2の送信チャネル上に位置し、送信キャンセルモジュール301に接続される。第2の送信チャネルは、送信機100内の第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルである。

0069

フィードバックキャンセルモジュール101は、第1の混合信号を送信キャンセルモジュール301に送るようにさらに構成される。

0070

第2のDPD302は、第2のベースバンド信号に従ってプレディストーション信号を生成し、プレディストーション信号を送信キャンセルモジュール301に送るように構成され、第2のベースバンド信号は、第2の送信チャネルのベースバンド信号である。

0071

送信キャンセルモジュール301は、第1の送信キャンセル信号に従って第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施する前に、フィードバックキャンセルモジュール101によって送られた第1の混合信号と第2のDPD302によって生成されたプレディストーション信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得し、第2のパラメータおよび第2のDPD302によって生成されたプレディストーション信号に従って第1の送信キャンセル信号を獲得するように特に構成される。

0072

具体的には、PA103がフィードバックキャンセルモジュール101に接続されているとき、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く別の送信信号によって干渉を受けたとき生成される干渉信号、すなわち送信干渉信号が、フィードバックチャネルの信号が送信干渉信号をさらに含むように第1の送信チャネルのPA103を通じて送信機のフィードバックチャネルに送信される。すなわち、フィードバックキャンセルモジュール101がフィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施した後で生成される第1の混合信号は、送信干渉信号をさらに含む。送信干渉信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く別の送信信号によって干渉を受けたとき生成される干渉信号であるので、送信機内の別の送信チャネルのプレディストーション信号、すなわち第2のDPD302によって生成されたプレディストーション信号は、送信干渉信号のものと同じまたは同様のデータパケットを含む。同じまたは同様のデータパケットの信号は差が小さい、すなわち信号同士が非常に相関されるので、送信干渉信号は、第1の混合信号と第2のDPD302によって生成されたプレディストーション信号との間の相関に従って第1の混合信号から獲得され得、次いで、送信干渉信号と第2のDPD302によって生成されたプレディストーション信号との間の相対係数、すなわち第2のパラメータが決定される。

0073

この場合、送信キャンセルモジュール301は、第1の送信キャンセル信号を得るために、第2のパラメータと第2のDPD203によって生成されたプレディストーション信号を乗算してもよい。

0074

本発明のこの実施形態では、前述の方法を使用することによって、第1の送信キャンセル信号をより正確に決定することができ、それにより、送信キャンセルモジュールによって実施される干渉キャンセルがより徹底した正確なものであることがより確実になり、信号の線形性を改善し、非線形歪みを低減する。

0075

この実施形態の解決策では、実施形態2におけるものと同様の制御スイッチがフィードバックキャンセルモジュール101とPA103の間に配置されてもまたよいことに留意されたい。フィードバックチャネルのアイドル状態は、制御スイッチを接地またはフローティングすることによって実施され、フィードバックキャンセルモジュール101とPA103の間の接続は、制御スイッチとPA103の間の接続によって実施され、これらについて本明細書では再度詳細に述べない。

0076

実施形態4
図1および図2に示されている実施形態に基づいて、本発明の実施形態4は、別の送信機を提供する。図4は、本発明の実施形態4による別の送信機の概略構造図である。図4に示されている実施形態は、説明の例として、送信キャンセルモジュールと図1に示されている実施形態を組み合わせることによって得られる送信機を使用する。図4に示されているように、送信機100は、送信キャンセルモジュール401をさらに含む。送信キャンセルモジュール401は、第1の送信チャネル上に位置し、第1のDPD102を通じてPA103に接続される。

0077

送信キャンセルモジュール401は、第1のベースバンド信号を得るために、第2の送信キャンセル信号に従って、第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1のベースバンド信号を第1のDPD102に送るように構成される。

0078

第2の送信キャンセル信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号であってもよい。

0079

本発明のこの実施形態における送信キャンセルモジュールは、実施形態3の前述の解決策におけるものとは異なる、送信機内側の第1の送信チャネル上の場所を有し、送信キャンセルモジュールは、第2の送信キャンセル信号に従って異なる信号に対して干渉キャンセルを実施する。実施形態3の前述の解決策では、送信キャンセルモジュールは、第1のDPDによって生成されたプレディストーション信号、すなわち第1のプレディストーション信号に対して干渉プレキャンセルを実施し、一方、本発明のこの実施形態では、送信キャンセルモジュールは、第1のDPDがプレディストーション信号を生成する前に第2の送信キャンセル信号に従ってベースバンド信号に対して干渉プレキャンセルを実施し得る。

0080

さらに、上記の解決策では、送信キャンセルモジュール401は、フィードバックキャンセルモジュール101にさらに接続される。

0081

フィードバックキャンセルモジュール101は、第1の混合信号を送信キャンセルモジュール401に送るようにさらに構成される。

0082

送信キャンセルモジュール401は、第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施する前に、フィードバックキャンセルモジュール101によって送られた第1の混合信号と第2のベースバンド信号との間の相関に従って第3のパラメータを獲得し、第3のパラメータおよび第2のベースバンド信号に従って第2の送信キャンセル信号を獲得するようにさらに構成され、第2のベースバンド信号は、送信機内の第2の送信チャネルのベースバンド信号であり、第2の送信チャネルは、送信機内の第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルである。

0083

具体的には、PA103がフィードバックキャンセルモジュール101に接続されているとき、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く別の送信信号によって干渉を受けたとき生成される干渉信号、すなわち送信干渉信号が、フィードバックチャネルの信号が送信干渉信号をさらに含むように第1の送信チャネルのPA103を通じて送信機のフィードバックチャネルに送信される。すなわち、フィードバックキャンセルモジュール101がフィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施した後で生成される第1の混合信号は、送信干渉信号をさらに含む。送信干渉信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く別の送信信号によって干渉を受けたとき生成される干渉信号であるので、送信機内の別の送信チャネルのベースバンド信号、すなわち第2のベースバンド信号は、第1の混合信号のものと同じまたは同様のデータパケットを含む。同じまたは同様のデータパケットの信号は差が小さい、すなわち信号同士が非常に相関されるので、送信干渉信号は、第1の混合信号と第2のベースバンド信号との間の相関に従って第1の混合信号から獲得され得、次いで、送信干渉信号と第2のベースバンド信号との間の相対係数、すなわち第3のパラメータが決定される。

0084

この場合、送信キャンセルモジュール401は、第3のパラメータと第2のベースバンド信号を乗算し、第2の送信キャンセル信号を得てもよい。

0085

本発明のこの実施形態において提供される送信機では、第1のDPDが線形プレディストーションを実施する前に、送信キャンセルモジュールが、第2の送信キャンセル信号に従って第1の送信チャネルに対する送信機内の第1の送信チャネルを除く別の送信信号の干渉をキャンセルし、それにより、第1の送信チャネル上の送信信号の歪みを低減し、送信信号の線形性を確保する。さらに、第2の送信キャンセル信号を決定するための特定の解決策が使用され、第2の送信キャンセル信号をより正確にし、それにより、送信キャンセルモジュールによって実施される干渉キャンセルがより徹底した正確なものであることがより確実になり、信号の線形性を改善し、非線形歪みを低減する。

0086

この実施形態の解決策では、実施形態2におけるものと同様の制御スイッチがフィードバックキャンセルモジュール101とPA103の間に配置されてもまたよいことに留意されたい。フィードバックチャネルのアイドル状態は、制御スイッチを接地またはフローティングすることによって実施され、フィードバックキャンセルモジュール101とPA103の間の接続は、制御スイッチとPA103の間の接続によって実施され、これらについて本明細書では再度詳細に述べない。

0087

実施形態5
本発明の実施形態4は、干渉キャンセル方法をさらに提供する。この方法は、前述の実施形態のいずれかに記載の送信機によって実行され得る。図5は、本発明の実施形態5による干渉キャンセル方法の流れ図である。この方法について、以下、具体的に述べる。

0088

ステップ501:送信機内のフィードバックチャネルが送信機内の第1の送信チャネルに接続されているとき、フィードバックチャネルの信号を獲得する。

0089

ステップ502:第1の混合信号を得るために、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施する。

0090

フィードバックキャンセル信号は、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき収集されるフィードバック干渉信号に従って得られる信号である。

0091

アイドル状態については、図1に示されている実施形態における関連の説明を参照されたい。

0092

ステップ503:第1のプレディストーション信号を生成するために、第1の送信チャネルの第1のベースバンド信号および第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施する。

0093

ステップ504:送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって信号を送信する。送信予定の信号は、第1のプレディストーション信号または第1のプレディストーション信号に従って得られる信号である。

0094

本発明のこの実施形態は、前述の実施形態に記載の送信機によって実行され得、本発明のこの実施形態の特定の実装プロセスおよび有益な効果は、前述の実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度提供されない。

0095

さらに、この実施形態におけるステップ502では、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施するステップの前に、方法は、以下をさらに含む。

0096

ステップ502a:フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき、フィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集し、フィードバック干渉信号と第2のプレディストーション信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得する。

0097

ステップ502b:第1のパラメータおよび第2のプレディストーション信号に従ってフィードバックキャンセル信号を獲得する。

0098

第2のプレディストーション信号は、第1の送信チャネル上で送信された第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に対して線形プレディストーションを実施することによって生成されるプレディストーション信号である。

0099

任意選択で、ステップ502では、フィードバックキャンセル信号に従って、フィードバックチャネルの信号に対して干渉キャンセルを実施するステップの前に、方法は、フィードバックチャネルがアイドル状態にあるとき、フィードバックチャネルのフィードバック干渉信号を収集することによってフィードバックキャンセル信号を獲得するステップをさらに含む。

0100

上記の解決策では、アイドル状態は、フローティングまたは接地状態を含む。

0101

さらに、前述の解決策のステップ504では、送信予定の信号を増幅し、次いでアンテナを使用することによって信号を送信するステップの前に、方法は、以下をさらに含む。

0102

ステップ504a:送信予定の信号を得るために、第1の送信キャンセル信号に従って、第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施する。

0103

第1の送信キャンセル信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号である。

0104

さらに、上記の解決策におけるステップ504aでは、第1の送信キャンセル信号に従って、第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施するステップの前に、方法は、以下をさらに含む。

0105

ステップ504b:第1の混合信号と第2の送信チャネル内で生成されたプレディストーション信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得する。

0106

ステップ504c:第2のパラメータおよび第2の送信チャネル内で生成されたプレディストーション信号に従って第1の送信キャンセル信号を獲得する。

0107

第2の送信チャネルは、送信機内の第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルである。

0108

第1の送信キャンセル信号を得る特定の実装法については、図2に示されている実施形態における関連の説明を参照することがあり、詳細は再度提供されないことに留意されたい。

0109

あるいは、この実施形態は、干渉キャンセル方法をさらに提供する。図6は、本発明の実施形態5による別の干渉キャンセル方法の流れ図である。図6に示されているように、上記の解決策におけるステップ503では、第1の送信チャネルの第1のベースバンド信号および第1の混合信号に従って線形プレディストーション処理を実施するステップの前に、方法は、以下をさらに含む。

0110

ステップ601:第1のベースバンド信号を得るために、第2の送信キャンセル信号に従って、第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施する。

0111

送信キャンセル信号は、第1の送信チャネルが送信機内の第1の送信チャネルを除く1または複数の他の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される干渉信号に従って得られる信号である。

0112

さらに、ステップ601では、第2の送信キャンセル信号に従って、第1の送信チャネル上の第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施するステップの前に、方法は、以下をさらに含む。

0113

ステップ601a:第1の混合信号と第2のベースバンド信号との間の相関に従って第2のパラメータを獲得する。

0114

ステップ601b:第2のパラメータおよび第2のベースバンド信号に従って第2の送信キャンセル信号を獲得する。

0115

第2の送信チャネルは、送信機内の第1の送信チャネルを除く任意の送信チャネルであり、第2のベースバンド信号は、第2の送信チャネルのベースバンド信号である。

0116

第2の送信キャンセル信号を得る特定の実装法については、図3に示されている実施形態における関連の説明を参照することがあり、詳細は再度提供されないことに留意されたい。

0117

本発明のこの実施形態は、前述の実施形態に記載の送信機によって実行され得、本発明のこの実施形態の特定の実装プロセスおよび有益な効果は、前述の実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度提供されない。

0118

実施形態6
本発明のこの実施形態は、送信機、および干渉キャンセル方法をさらに提供する。具体的には、送信機が2つの送信チャネルと1つのフィードバックチャネルとを含む例を使用することによって説明する。図7は、本発明の実施形態6による別の送信機の概略構造図である。

0119

図7に示されている送信機700は、第1の送信チャネルTX1と、第2の送信チャネルTX2と、フィードバックチャネルとを含む。第1の送信チャネルTX1のベースバンド信号は第1のベースバンド信号であり、第2の送信チャネルTX2のベースバンド信号は第2のベースバンド信号である。送信機700は、第1のDPD701と、第1の送信キャンセルモジュール702と、第1のPA703とを含む。第1のDPD701、第1の送信キャンセルモジュール702、および第1のPA703は、第1の送信チャネルTX1上に位置し、順に接続される。送信機700は、第2のDPD704と、第2の送信キャンセルモジュール705と、第2のPA706とをさらに含む。第2のDPD704、第2の送信キャンセルモジュール705、および第2のPA706は、第2の送信チャネルTX2上に位置し、順に接続される。送信機700のフィードバックチャネルは、第1のフィードバックキャンセルモジュール707と、第2のフィードバックキャンセルモジュール708とを含む。送信機700は、制御スイッチ709をさらに含む。第1のフィードバックキャンセルモジュール707は、第1の送信キャンセルモジュール702および第1のDPD701に接続され、第2のフィードバックキャンセルモジュール708は、第2の第1の送信キャンセルモジュール705および第2のDPD704に接続される。第1の送信キャンセルモジュール702もまた、第2のDPD704に接続される。第2の送信キャンセルモジュール705は、第1のDPD701にも接続される。

0120

制御スイッチ709は、単極3状態スイッチであり、すなわち、スイッチは3つの状態を含む。制御スイッチ709の状態が状態1である場合、第1のフィードバックキャンセルモジュール707は、制御スイッチ709を通じて第1のPA703に接続され、制御スイッチ709の状態が状態2である場合、第1のフィードバックキャンセルモジュール707および第2のフィードバックキャンセルモジュール708は、制御スイッチ709を使用することによって共に接地状態またはフローティングであり得、この場合、フィードバックチャネルは、アイドル状態にあり、制御スイッチ709の状態が状態3である場合、第2のフィードバックキャンセルモジュール708は、制御スイッチ709を通じて第2のPA706に接続され得る。

0121

図8は、本発明の実施形態6による別の干渉キャンセル方法の流れ図である。この方法は、図7に示されている送信機によって実行される。具体的には、フィードバックチャネルの状態切り替えが、制御スイッチの状態の変更によって実施されてもよい。この方法は、以下のステップを含み得る。

0122

ステップ801:制御スイッチ709を状態2に変更する。第1のフィードバックキャンセルモジュール707は、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される、得られた第1のフィードバック干渉信号に従って第1のフィードバックキャンセル信号を生成し、第2のフィードバックキャンセルモジュール708は、フィードバックチャネルが第2の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される、得られた第2のフィードバック干渉信号に従って第2のフィードバックキャンセル信号を生成する。

0123

具体的には、第1のフィードバックキャンセル信号は、以下のように得られる信号であり得る。すなわち、第1のフィードバックキャンセルモジュール707は、最初に、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に従って第1の送信チャネル上の第1のDPD701によって生成されるプレディストーション信号と、制御スイッチ709が状態2にあるときのフィードバックチャネルの第1のフィードバック干渉信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得し、次いで、第1のパラメータと、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に従って第1のDPD701によって生成されるプレディストーション信号とに従って第1のフィードバックキャンセル信号を獲得する。同様に、第2のフィードバックキャンセル信号は、以下のように得られる信号であり得る。すなわち、第2のフィードバックキャンセルモジュール708は、第2の送信チャネル上の第2のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に従って第2の送信チャネル上の第2のDPD704によって生成されるプレディストーション信号と、制御スイッチ709が状態2にあるときのフィードバックチャネルの第2のフィードバック干渉信号との間の相関に従って第3のパラメータを獲得し、次いで、第3のパラメータと、第2の送信チャネル上の第2のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に従って第2のDPD704によって生成されるプレディストーション信号とに従って第2のフィードバックキャンセル信号を獲得する。

0124

第1のフィードバックキャンセル信号は、以下のように得られる信号でもあってもまたよい。すなわち、第1のフィードバックキャンセルモジュール707は、最初に、第1の送信チャネルのベースバンド信号、すなわち第1のベースバンド信号と、制御スイッチ709が状態2にあるときのフィードバックチャネルの第1のフィードバック干渉信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得し、次いで、第1のパラメータおよび第1のベースバンド信号に従って第1のフィードバックキャンセル信号を獲得する。同様に、第2のフィードバックキャンセル信号は、以下のように得られる信号でもあってもまたよい。すなわち、第2のフィードバックキャンセルモジュール708は、第2の送信チャネルのベースバンド信号、すなわち第2のベースバンド信号と、制御スイッチ709が状態2にあるときのフィードバックチャネルの第2のフィードバック干渉信号との間の相関に従って第3のパラメータを獲得し、次いで、第3のパラメータおよび第2のベースバンド信号に従って第2のフィードバックキャンセル信号を獲得する。

0125

ステップ802:制御スイッチ709を状態1に変更する。第1のフィードバックキャンセルモジュール707は、第1のPA703によって出力された信号を獲得し、第1の混合信号を得るために、第1のフィードバックキャンセル信号に従って、第1のPA703によって出力された信号に対してフィードバック干渉キャンセルを実施する。

0126

ステップ803:第1のDPD701は、第1の混合信号および第1のベースバンド信号に従って第1のプレディストーション信号を生成する。

0127

ステップ804:第1の送信キャンセルモジュール702は、第2のパラメータを得るために、第1の混合信号と第2のDPD704によって出力されたプレディストーション信号との間の相関に従ってモデル化を実施し、第2のパラメータおよび第2のDPD704によって出力されたプレディストーション信号に従って第1の送信キャンセル信号を獲得する。

0128

第2のDPD704によって出力されたプレディストーション信号は、第2のベースバンド信号に従って第2のDPD704によって生成されるプレディストーション信号であり得る。

0129

ステップ805:第1の送信キャンセルモジュール702は、第1の送信予定の信号を生成するために、第1の送信キャンセル信号に従って第1のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施し、第1の送信予定の信号を、その信号が第1のPA703によって増幅された後で送信する。

0130

ステップ806:制御スイッチ709を状態3に変更する。第2のフィードバックキャンセルモジュール708は、第2のPA706によって出力された信号を獲得し、第2の混合信号を得るために、第2のフィードバックキャンセル信号に従って、第2のPA706によって出力された信号に対してフィードバック干渉キャンセルを実施する。

0131

ステップ807:第2のDPD704は、第2の混合信号および第2のベースバンド信号に従って第2のプレディストーション信号を生成する。

0132

ステップ808:第2の送信キャンセルモジュール705は、第4のパラメータを得るために、第2の混合信号と第1のDPD701によって出力されたプレディストーション信号との間の相関に従ってモデル化を実施し、第4のパラメータおよび第1のDPD701によって出力されたプレディストーション信号に従って第2の送信キャンセル信号を獲得する。

0133

ステップ809:第2の送信キャンセルモジュール705は、第2の送信予定の信号を生成するために、第2の送信キャンセル信号に従って第2のプレディストーション信号に対して干渉キャンセルを実施し、第2の送信予定の信号を、その信号が第2のPA706によって増幅された後で送信する。

0134

本発明のこの実施形態では、特定の例を使用することによって説明している。それらの有益な効果は、前述の実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度提供されない。

0135

本発明のこの実施形態は、送信機が2つの送信チャネルと1つのフィードバックチャネルを有する例を使用することによって説明されているが、本発明のこの実施形態は、送信機が2つ以上の送信チャネルと1つのフィードバックチャネルを含む場合にも適用可能であることに留意されたい。送信機が2つ以上の送信チャネルと1つのフィードバックチャネルを含む場合は、本発明のこの実施形態を適応的に修正することだけによって実施することができる。

0136

実施形態7
本発明のこの実施形態は、別の送信機および干渉キャンセル方法をさらに提供する。具体的には、送信機が2つの送信チャネルと1つのフィードバックチャネルとを含む例を使用することによって説明する。図9は、本発明の実施形態7による別の送信機の概略構造図である。

0137

図9に示されている送信機900は、第1の送信チャネルTX1と、第2の送信チャネルTX2と、フィードバックチャネルとを含む。第1の送信チャネルTX1のベースバンド信号は、第1のベースバンド信号と第3のベースバンド信号とを含み、第2の送信チャネルTX2のベースバンド信号は、第2のベースバンド信号と第4のベースバンド信号とを含む。送信機900は、第1の送信キャンセルモジュール901と、第1のDPD902と、第1のPA903とを含む。第1の送信キャンセルモジュール901、第1のDPD902、および第1のPA903は、第1の送信チャネルTX1上に位置し、順に接続される。送信機900は、第2の送信キャンセルモジュール904と、第2のDPD905と、第2のPA906とをさらに含む。第2の送信キャンセルモジュール904、第2のDPD905、および第2のPA906は、第2の送信チャネルTX2上に位置し、順に接続される。送信機900のフィードバックチャネルは、第1のフィードバックキャンセルモジュール907と、第2のフィードバックキャンセルモジュール908とを含む。送信機900は、制御スイッチ909をさらに含む。第1のフィードバックキャンセルモジュール907は、第1の送信キャンセルモジュール901および第1のDPD902に接続され、第2のフィードバックキャンセルモジュール908は、第2の送信キャンセルモジュール904および第2のDPD904に接続される。第1の送信キャンセルモジュール901は、第2の送信キャンセルモジュール904によって出力される第2のベースバンド信号を受け取るように第2の送信キャンセルモジュール904にさらに接続される。第2の送信キャンセルモジュール904は、第1の送信キャンセルモジュール901によって出力される第1のベースバンド信号を受け取るように第1の送信キャンセルモジュール901にさらに接続される。

0138

制御スイッチ909は、単極3状態スイッチであり、すなわち、スイッチは3つの状態を含む。制御スイッチ909の状態が状態1である場合、第1のフィードバックキャンセルモジュール907は、制御スイッチ909を通じて第1のPA903に接続され、制御スイッチ909の状態が状態2である場合、第1のフィードバックキャンセルモジュール907および第2のフィードバックキャンセルモジュール908は、制御スイッチ909を使用することによって共に接地状態またはフローティングであり得、この場合、フィードバックチャネルは、アイドル状態にあり、制御スイッチ909の状態が状態3である場合、第2のフィードバックキャンセルモジュール908は、制御スイッチ909を通じて第2のPA906に接続され得る。

0139

図10は、本発明の実施形態7による別の干渉キャンセル方法の流れ図である。この方法は、図9に示されている送信機によって実行され、以下のステップを含む。

0140

ステップ1001:制御スイッチ909を状態2に変更する。第1のフィードバックキャンセルモジュール907は、フィードバックチャネルが第1の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される、得られた第1のフィードバック干渉信号に従って第1のフィードバックキャンセル信号を生成し、第2のフィードバックキャンセルモジュール908は、フィードバックチャネルが第2の送信チャネルによって干渉を受けたとき生成される、得られた第2のフィードバック干渉信号に従って第2のフィードバックキャンセル信号を生成する。

0141

具体的には、第1のフィードバックキャンセル信号は、以下のように得られる信号であり得る。すなわち、第1のフィードバックキャンセルモジュール907は、最初に、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に従って第1の送信チャネル上の第1のDPD902によって生成されるプレディストーション信号と、制御スイッチ909が状態2にあるときのフィードバックチャネルの第1のフィードバック干渉信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得し、次いで、第1のパラメータと、第1の送信チャネル上の第1のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に従って第1のDPD902によって生成されるプレディストーション信号とに従って第1のフィードバックキャンセル信号を獲得する。同様に、第2のフィードバックキャンセル信号は、以下のように得られる信号であり得る。すなわち、第2のフィードバックキャンセルモジュール908は、第2の送信チャネル上の第2のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に従って第2の送信チャネル上の第2のDPD905によって生成されるプレディストーション信号と、制御スイッチ909が状態2にあるときのフィードバックチャネルの第2のフィードバック干渉信号との間の相関に従って第3のパラメータを獲得し、次いで、第3のパラメータと、第2の送信チャネル上の第2のベースバンド信号に先行するベースバンド信号に従って第2のDPD905によって生成されるプレディストーション信号とに従って第2のフィードバックキャンセル信号を獲得する。

0142

第1のフィードバックキャンセル信号は、以下のように得られる信号であってもまたよい。すなわち、第1のフィードバックキャンセルモジュール907は、最初に、第1の送信チャネルの第1のベースバンド信号と、制御スイッチ909が状態2にあるときのフィードバックチャネルの第1のフィードバック干渉信号との間の相関に従って第1のパラメータを獲得し、次いで、第1のパラメータおよび第1のベースバンド信号に従って第1のフィードバックキャンセル信号を獲得する。同様に、第2のフィードバックキャンセル信号は、以下のように得られる信号でもあってもまたよい。すなわち、第2のフィードバックキャンセルモジュール908は、第2の送信チャネルの第2のベースバンド信号と、制御スイッチ909が状態2にあるときのフィードバックチャネルの第2のフィードバック干渉信号との間の相関に従って第3のパラメータを獲得し、次いで、第3のパラメータおよび第2のベースバンド信号に従って第2のフィードバックキャンセル信号を獲得する。

0143

ステップ1002:制御スイッチ909を状態1に変更する。第1のフィードバックキャンセルモジュール907は、第1のPA903によって出力された信号を獲得し、第1の混合信号を得るために、第1のフィードバックキャンセル信号に従って、第1のPA903によって出力された信号に対してフィードバック干渉キャンセルを実施する。

0144

ステップ1003:第1の送信キャンセルモジュール901は、第2のパラメータを得るために、第1の混合信号と第2のベースバンド信号との間の相関に従ってモデル化を実施し、第2のパラメータおよび第2のベースバンド信号に従って第1の送信キャンセル信号を獲得する。

0145

ステップ1004:第1の送信キャンセルモジュール901は、第1のベースバンド信号を生成するために、第1の送信キャンセル信号に従って第3のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施する。

0146

ステップ1005:第1のDPD902は、第1の混合信号および第1のベースバンド信号に従って第1のプレディストーション信号を生成し、第1のプレディストーション信号を第1の送信予定の信号として使用し、第1の送信予定の信号を、その信号が第1のPA903によって増幅された後で送信する。

0147

ステップ1006:制御スイッチ909を状態3に変更する。第2のフィードバックキャンセルモジュール908は、第2のPA906によって出力された信号を獲得し、第2の混合信号を得るために、第2のフィードバックキャンセル信号に従って、第2のPA906によって出力された信号に対してフィードバック干渉キャンセルを実施する。

0148

ステップ1007:第2の送信キャンセルモジュール904は、第4のパラメータを得るために、第2の混合信号と第1のベースバンド信号との間の相関に従ってモデル化を実施し、第4のパラメータおよび第1のベースバンド信号に従って第1の送信キャンセル信号を獲得する。

0149

ステップ1008:第2の送信キャンセルモジュール904は、第2のベースバンド信号を生成するために、第2の送信キャンセル信号に従って第4のベースバンド信号に対して干渉キャンセルを実施する。

0150

ステップ1009:第2のDPD905は、第2の混合信号および第2のベースバンド信号に従って第2のプレディストーション信号を生成し、第2のプレディストーション信号を第2の送信予定の信号として使用し、第2の送信予定の信号を、その信号が第2のPA906によって増幅された後で送信する。

0151

本発明のこの実施形態では、特定の例を使用することによって説明している。それらの有益な効果は、前述の実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度提供されない。

0152

本発明のこの実施形態は、送信機が2つの送信チャネルと1つのフィードバックチャネルを有する例を使用することによって説明されているが、本発明のこの実施形態は、送信機が2つ以上の送信チャネルと1つのフィードバックチャネルを含む場合にも適用可能であることに留意されたい。送信機が2つ以上の送信チャネルと1つのフィードバックチャネルを含む場合は、本発明のこの実施形態を適応的に修正することだけによって実施することができる。

0153

本発明の実施形態のいずれかにおけるフィードバックキャンセルモジュールおよび送信キャンセルモジュールは、対応するモジュールの機能を一体化する集積回路またはチップによって実装されても、メモリとプロセッサの組合せの方法で実装されてもよい。フィードバックキャンセルモジュールおよび送信キャンセルモジュールがメモリとプロセッサの組合せの方法で実装される場合、フィードバックキャンセルモジュールおよび送信キャンセルモジュールは、少なくとも1つのメモリおよびプロセッサを含み得る。メモリは、メモリに接続されたプロセッサによって呼び出され実行されるように、対応するモジュールの機能を実施することができるコンピュータ実行可能命令を記憶し得る。

0154

方法実施形態のステップのすべてまたは一部が関連のハードウェアに命令するプログラムによって実施され得ることを、当業者なら理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶され得る。プログラムが実行されたとき、方法実施形態のステップが実施される。前述の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。

0155

最後に、前述の実施形態は、本発明の技術的解決策について述べるためのものにすぎず、本発明を限定するためのものではないことに留意されたい。本発明について前述の実施形態を参照して詳細に述べられているが、当業者なら、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなしに、依然として前述の実施形態に記載の技術的解決策に対して修正を加えることも、その技術的特徴の一部またはすべてに対する均等な置き換えをなすこともあり得ることを理解されたい。

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