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技術 データレートの変更中に信号送信を制御するための方法および装置

出願人 アルカテル−ルーセント
発明者 ライエック,パトリシア
出願日 2015年5月29日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2017-514969
公開日 2017年8月31日 (2年0ヶ月経過) 公開番号 2017-525307
状態 特許登録済
技術分野 通信制御 エラーの検出、防止
主要キーワード 時間差δ 変更段階 DSPブロック 移行段階 ブロック線 データレート変更 保護期間 ローカルコントローラ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月31日)のものです。
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図面 (6)

課題・解決手段

ある方法が、信号データレート変更の段階の間に送信機(2)と受信機(3)の間の信号の送信を制御するように意図される。この方法は、変更が要求されたときに、下記のステップからなる:− その送信機(2)および受信機(3)に移行段階の開始が通知されるステップと、− 次に、この信号を、N≧1としてN回、選択された長さを有する同一信号部分再送し、受信機(3)によって連続的に受信された、これらのN個の再送された同一信号部分を格納し、それらを互いに結合して結合信号部分を作成し、この結合信号部分をNおよびこの信号部分の長さに応じた補助データレートで一時的に出力するステップと、− 次に、信号データレート変更が終了したとき、送信機(2)および受信機(3)に移行段階の終了が通知されるステップ。

概要

背景

最新世代のトランシーバ(すなわち、送信機および受信機を備える通信機器)は、信号の変調形式、またはコーディングレート、あるいはシンボルレートのいずれかを変更することによって複数のデータレートサポートすることができる。これにより、トランシーバは、2つの信号送信または信号受信の間だけではく、信号送信中または信号受信中にも、あるデータレートから別のデータレートに切り換えることができる。

業者には知られているように、後者の場合は、トランシーバが、それ自体をその場で、信号データを一切失うことなく適応させる必要があり、これは、BERビット誤り率)が所与閾値より低く維持されなければならないことを意味する。そのような適応では、受信機内のデジタル信号処理(DSP)ソフトウェアブロックのいくつかを更新する必要があり、安定したBER性能で十分に収束するまでに移行時間がかかる。

例えば、シンボルレートの変更には、偏波多重分離および等化(例えば、MMA(マルチモジュラスアルゴリズム)を使用する)などの、DSPブロックの更新、フレーム整列および位相の同期が必要であり、そのような移行は比較的長い収束時間を要する。MMAアルゴリズムは、例えば、確率的勾配法実装する。

したがって、移行段階の間、すなわち、収束に達する前にはBER性能が低下および変動する可能性があるが、これらの短所を克服するために知られた解決策はない。

概要

ある方法が、信号データレート変更の段階の間に送信機(2)と受信機(3)の間の信号の送信を制御するように意される。この方法は、変更が要求されたときに、下記のステップからなる:− その送信機(2)および受信機(3)に移行段階の開始が通知されるステップと、− 次に、この信号を、N≧1としてN回、選択された長さを有する同一信号部分再送し、受信機(3)によって連続的に受信された、これらのN個の再送された同一信号部分を格納し、それらを互いに結合して結合信号部分を作成し、この結合信号部分をNおよびこの信号部分の長さに応じた補助データレートで一時的に出力するステップと、− 次に、信号データレート変更が終了したとき、送信機(2)および受信機(3)に移行段階の終了が通知されるステップ。

目的

本発明の目的は、例えばデータレート変更の間に準備されるマージンを削減できるように、移行段階の間のトランシーバの信頼性を高めて、この状況を改善することである

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

信号データレート変更の段階の間に送信機(2)と受信機(3)の間の信号の送信を制御するための方法であって、i)第1のステップであって、その間に、前記変更が要求されると、前記送信機(2)および受信機(3)に移行段階の開始が通知される、第1のステップと、ii)第2のステップであって、その間に、前記送信機(2)が前記信号を、N≧1としてN回、選択された長さを有する同一信号部分再送し、前記受信機(3)が、前記N個の再送され、連続的に受信された同一信号部分を格納し、それらを互いに結合して結合信号部分を作成し、前記結合信号部分をNおよび前記信号部分の長さに応じた補助データレートで一時的に出力する、第2のステップと、iii)第3のステップであって、その間に、前記信号データレート変更が終了すると、前記送信機(2)および受信機(3)に前記移行段階の終了が通知される、第3のステップとを含む、方法。

請求項2

前記N個の再送された同一信号部分の各信号部分が、再送の信頼度を表す重み付け係数乗算されて重み付き信号部分が生成され、前記N個の重み付き同一信号部分が合わせて加算されて前記結合信号部分が作成される、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記第1のステップにおいて、前記送信機(2)および受信機(3)は、保護期間が、対応する変更要求を受け取った後、経過すると、移行段階の開始を通知される、請求項1または2に記載の方法。

請求項4

前記第2のステップにおいて、前記移行段階がj個(jは2以上)の連続する副段階SPjに分割され、そのそれぞれの間に、前記送信機(2)が前記信号を、Nj≧1としてNj回、選択された長さLjを有する同一信号部分で再送し、前記受信機(3)が、前記Nj個の再送され、連続的に受信された同一信号部分を格納し、それらを互いに結合して結合信号部分を作成し、前記結合信号部分をNjおよび前記信号部分の長さLjに応じた補助データレートRajで一時的に出力するようにする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。

請求項5

前記第2のステップにおいて、信号データレート変更が、第1のデータレートを前記第1のデータレートより大きい第2のデータレートに変更することからなる場合は、前記補助データレートが前記第1のデータレートと第2のデータレートの間にある、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。

請求項6

第2のステップにおいて、信号データレート変更が、第1のデータレートを前記第1のデータレートより小さい第2のデータレートに変更することからなる場合は、前記補助データレートが前記第2のデータレートより小さい、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。

請求項7

処理手段によって実行されると信号データレート変更の段階の間に送信機(2)と受信機(3)の間の信号の送信を制御するために請求項1から6のいずれか一項に記載の方法を行うように構成される命令の組を備える、コンピュータプログラム製品

請求項8

送信機(2)を装備するように意図された装置(4)であって、前記送信機(2)による受信機(3)への信号の送信中に、要求された信号データレート変更に続いてアクティブ化された後に、前記信号を、N≧1としてN回、選択された長さを有する同一信号部分で再作成することで、これらのN個の同一信号部分が、前記送信機(2)によって前記受信機(3)に連続的に送信され、互いに結合されて結合信号部分を作成して、前記結合信号部分をNおよび前記信号部分の長さに応じた補助データレートで一時的に出力するように構成される、装置(4)。

請求項9

受信機(3)を装備するように意図された装置(5)であって、送信機(2)による前記受信機(3)への信号の送信中に、要求された信号データレート変更に続いてアクティブ化された後に、前記受信機(3)により連続的に受信された、選択された長さを有する、前記信号のN個の再送された同一信号部分を格納して、それらを互いに結合して結合信号部分を作成して、前記結合信号部分をNおよび前記信号部分の長さに応じた補助データレートで一時的に出力するように構成される、装置(5)。

請求項10

請求項8に記載の装置(4)を含む送信機(2)および請求項9に記載の装置(5)を含む受信機(3)を備える、トランシーバ(1)。

技術分野

0001

本発明は通信ネットワークを介した信号送信に関し、より詳細には、信号送信中の信号データレート変更に関する。

背景技術

0002

最新世代のトランシーバ(すなわち、送信機および受信機を備える通信機器)は、信号の変調形式、またはコーディングレート、あるいはシンボルレートのいずれかを変更することによって複数のデータレートサポートすることができる。これにより、トランシーバは、2つの信号送信または信号受信の間だけではく、信号送信中または信号受信中にも、あるデータレートから別のデータレートに切り換えることができる。

0003

業者には知られているように、後者の場合は、トランシーバが、それ自体をその場で、信号データを一切失うことなく適応させる必要があり、これは、BERビット誤り率)が所与閾値より低く維持されなければならないことを意味する。そのような適応では、受信機内のデジタル信号処理(DSP)ソフトウェアブロックのいくつかを更新する必要があり、安定したBER性能で十分に収束するまでに移行時間がかかる。

0004

例えば、シンボルレートの変更には、偏波多重分離および等化(例えば、MMA(マルチモジュラスアルゴリズム)を使用する)などの、DSPブロックの更新、フレーム整列および位相の同期が必要であり、そのような移行は比較的長い収束時間を要する。MMAアルゴリズムは、例えば、確率的勾配法実装する。

0005

したがって、移行段階の間、すなわち、収束に達する前にはBER性能が低下および変動する可能性があるが、これらの短所を克服するために知られた解決策はない。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の目的は、例えばデータレート変更の間に準備されるマージンを削減できるように、移行段階の間のトランシーバの信頼性を高めて、この状況を改善することである。

課題を解決するための手段

0007

第1の実施形態では、ある方法が、信号データレート変更の段階の間に送信機と受信機の間の信号の送信を制御するように意図される。この方法は下記のステップを含む:
− 第1のステップであって、その間に、変更が要求されると、送信機および受信機に移行段階の開始が通知される、第1のステップ。
− 第2のステップであって、その間に、送信機が信号を、N≧1としてN回、選択された長さを有する同一信号部分再送し、受信機が、これらN個の再送されて連続的に受信された同一信号部分を格納し、それらを互いに結合して結合信号部分を作成し、この結合信号部分をNおよび信号部分の長さに応じた補助データレートで一時的に出力する、第2のステップ。
− 第3のステップであって、その間に、信号データレート変更が終了すると、送信機および受信機に移行段階の終了が通知される、第3のステップ。

0008

この方法は、個別または組み合わせて考慮される追加の特徴を含んでもよく、それらは下記のとおりである:
− N個の再送された同一信号部分の各信号部分が、再送の信頼度を表す重み付け係数乗算されて重み付き信号部分が生成されてもよく、N個の重み付き同一信号部分が合わせて加算されて結合信号部分が作成されてもよい。

0009

− 第1のステップにおいて、送信機および受信機は、保護期間(なくてもよい)が、対応する変更要求を受け取った後、経過すると、移行段階の開始を通知されてもよい。

0010

− 第2のステップにおいて、移行段階がj個(jは2以上)の連続する副段階SPjに分割されてもよく、そのそれぞれの間に、送信機が信号を、Nj≧1としてNj回、選択された長さLjを有する同一信号部分で再送し、受信機が、これらNj個の再送されて連続的に受信された同一信号部分を格納し、それらを互いに結合して結合信号部分を作成し、これらの結合信号部分をNjおよび信号部分の長さLjに応じた補助データレートRajで一時的に出力するようにしてもよい。

0011

− 第2のステップにおいて、信号データレート変更が、第1のデータレートを第1のデータレートより大きい第2のデータレートに変更することからなる場合は、補助データレートは第1のデータレートと第2のデータレートの間にあってもよい。

0012

− 第2のステップにおいて、信号データレート変更が、第1のデータレートを第1のデータレートより小さい第2のデータレートに変更することからなる場合は、補助データレートは第2のデータレートより小さくてもよい。

0013

第2の実施形態では、コンピュータプログラム製品命令の組を備え、この命令は、処理手段によって実行されると信号データレート変更の段階の間に送信機と受信機の間の信号の送信を制御するために前述の方法を行うように構成される。

0014

第3の実施形態では、第1の装置が送信機を装備するように意図され、かつ、この送信機によるある受信機への信号の送信中に、要求された信号データレート変更に続いてアクティブ化された後に、前記信号を、N≧1としてN回、選択された長さを有する同一信号部分で再作成することで、これらのN個の同一信号部分が、送信機によって受信機に連続的に送信され、互いに結合されて結合信号部分を作成し、その結合信号部分をNおよび信号部分の長さに応じた補助データレートで一時的に出力するように構成される。

0015

第4の実施形態では、第2の装置が受信機を装備するように意図され、かつ、ある送信機によるこの受信機への信号の送信中に、要求された信号データレート変更に続いてアクティブ化された後に、この受信機により連続的に受信された、選択された長さを有する、この信号のN個の再送された同一信号部分を格納して、それらを互いに結合して結合信号部分を作成して、その結合信号部分をNおよび信号部分の長さに応じた補助データレートで一時的に出力するように構成される。

0016

第5の実施形態では、トランシーバが、前述した第1の装置を含む送信機および、前述した第2の装置を含む受信機を備える。

0017

次に、本発明の一実施形態によるいくつかの方法および装置の実施形態について、添付図面を参照しながら単に例として説明する。

図面の簡単な説明

0018

通信ネットワークに接続された、本発明による第1および第2の装置の実施形態の例を含む2つのトランシーバの機能的概略を示す図である。
単一の補助データレートに関連するデータレート変更中の、トランシーバのデータレートの時間的な進展の第1の例を概略的に示す図である。
単一の補助データレートに関連するデータレート変更中の、トランシーバのデータレートの時間的な進展の第2の例を概略的に示す図である。
2つの異なる補助データレートに関連するデータレート変更中の、トランシーバのデータレートの時間的な進展の第3の例を概略的に示す図である。
2つの異なる補助データレートに関連するデータレート変更中の、トランシーバのデータレートの時間的な進展の第4の例を概略的に示す図である。

実施例

0019

以下に、信号データレート変更の段階の間に送信機2と受信機3の間での信号の送信を制御するように意図された方法が、特に開示される。

0020

下記の説明および、図1に示されるように、信号送信に関連する送信機2および受信機3は、それぞれ第1のトランシーバ11および第2のトランシーバ12を装備し、その両方が通信ネットワーク11(任意のタイプ(無線または有線))に接続されていることが考慮される。ただし、これらは、双方向または単方向の通信機能を提供する他の任意のタイプの電子機器の一部とすることもできる。

0021

したがって、図1に示されるように、各トランシーバ1i(i=1または2)は送信機2および受信機3を備える。

0022

各送信機2は、DSPソフトウェアブロック(図示せず)を備え、DSPソフトウェアブロックは、選択された変調形式、選択されたコーディングレートおよび選択されたシンボルレートで信号を作成するように構成され、作成したこれらの信号を通信ネットワーク11に送ることができる。

0023

各受信機3は通信ネットワーク11を介して送信された信号を受信することができ、DSPソフトウェアブロックの第1のグループ6および第2のグループ7を備え、これらは、受信された信号を、選択された変調形式、選択されたコーディングレートおよび選択されたシンボルレートに応じて処理するように構成される。DSPソフトウェアブロックの第1のグループ6は、波長分散推定クロック回復、偏波多重分離および等化、ならびにキャリア周波数およびキャリア位相推定を行うように構成される。DSPソフトウェアブロックの第2のグループ7は、信号シンボルの検出および復号を行うように構成される。

0024

前述したように、本発明は特に、信号データレート変更の段階の間に、送信機2(この例では第1のトランシーバ11)と受信機3(この例では第2のトランシーバ12)の間の信号の送信を制御するように意図された方法を提案する。

0025

この方法は第1、第2、および第3のステップを含む。

0026

この方法の第1のステップは、ある信号が第1のデータレートR1で送信されている間にその信号のデータレート変更が要求された時刻t1に開始される。データレート変更の要求は制御プレーンによって行われ、送信機2および受信機3にこの決定について通知することを目的とする。制御プレーンは、変更のトリガをローカルコントローラに依存してもよい。

0027

この第1のステップの間に、(要求された変更が関係する)信号の送信機2および、この信号の受信機3は、時刻t2に移行段階の開始を通知される。時刻t2でのこの通知の送信は、ローカルコントローラによって、または制御プレーンによって直接、トリガされる。

0028

本明細書で「移行段階」は、送信機2または受信機3が、変更段階の間、安定したBER性能で十分な収束に到達するために必要な期間を意味する。そのような期間は、要求された変更のタイプによって異なる。

0029

この通知は、専用メッセージまたは、別の目的に使用されるメッセージを使用して送信されてもよく、特に、変調形式、および/またはチャネル符号化、および/またはシンボルレート、および/またはマルチキャリア送信での(サブ)キャリアの数の変更を通知してもよい。

0030

時刻t2とt1の間の時間差δ図2および4を参照)またはδ+Δ(図3および5を参照)は、好ましくは予め定められる。これは少なくとも、送信機2と受信機3の両方が、それぞれの第1の装置4および第2の装置5(下記で説明する)をアクティブ化して移行段階の間の送信または受信に備えるために必要な、第1の保護期間(δ)に相当する。下記にΔの定義を示す。したがって、送信機2および受信機3は、、所定の保護期間が、対応する変更要求を受け取った後、経過すると、移行段階の開始を表す通知が送信機2と受信機3の両方に送信される。

0031

方法の第2のステップにおいて、信号の送信機2は信号を、N≧1としてN回、選択された長さLを有する同一信号部分sn(n=1からN)で再送し、関係する受信機3が、これらN個の再送されて連続的に受信された同一信号部分snを格納し、それらを互いに結合して結合信号部分Sを作成する。したがって、この受信機3は結合信号部分Sを、Nおよび信号部分の長さLに応じた補助データレートRaで一時的に出力する。

0032

長さLの信号部分snが、選択された実装に応じて、シンボルレベルまたはビットレベルで定められてもよいことに留意することが重要である。

0033

例えば、Nは1または2に等しくてもよく、Lはコードワード長の40%または50%に等しくてもよい。ただし、状況および/または移行段階中の所望のBER性能に応じて他の値が選択されてもよい。一般的には、BER性能は再送の回数Nの増加および/または信号部分の長さLの増加につれて実質的に増加するが、それと引き替えに補助データレートRaが低下する。

0034

この第2のステップは、送信機2を装備する第1の装置4および受信機3を装備する第2の装置5によって実装されてもよい。これらの第1の装置4および第2の装置5は、前述した保護期間δまたはδ+Δの間(すなわちt1とt2の間)にそれぞれ送信機2および受信機3によってアクティブ化される。

0035

第1の装置4は、送信機2によってアクティブ化された後に、送信されるべき信号を、N≧1としてN回、選択された長さLを有する同一信号部分snで再作成することで、これらN個の同一信号部分snが、送信機2によって関係する受信機3に連続的に送信され、互いに結合されて結合信号部分Sを生成し、結合信号部分SをNおよび信号部分の長さLに応じた補助データレートRaで一時的に出力するように構成される。

0036

そのような第1の装置4は、好ましくは少なくとも部分的には、選択された実装に応じてシンボルレベルまたはビットレベルで動作するソフトウェアモジュールにより作られる。ただし、この装置は、例えばFPGAまたはASICを使用してシンボルレベルまたはビットレベルで動作する、ハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールの組合せで作られることもできる。ソフトウェアモジュールで作られる場合には、おそらくダウンロードされた後にメモリ内に記憶されるか、または任意のコンピュータソフトウェア製品内に格納されることができる。

0037

第2の装置5は、受信機3によってアクティブ化された後に、N個の再送された信号の同一信号部分sn(送信機2によって作成され、受信機3によって連続的に受信される)を格納して、それらを互いに結合して結合信号部分Sを作成し、結合信号部分SをNおよび信号部分の長さLに応じた補助データレートRaで一時的に出力するように構成される。

0038

そのような第2の装置5は、好ましくは少なくとも部分的には、選択された実装に応じてシンボルレベルまたはビットレベルで動作するソフトウェアモジュールにより作られる。ただし、この装置は、例えばFPGAまたはASICを使用してシンボルレベルまたはビットレベルで動作する、ハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールの組合せで作られることもできる。ソフトウェアモジュールで作られる場合には、おそらくダウンロードされた後にメモリ内に記憶されるか、または任意のコンピュータソフトウェア製品内に格納されることができる。

0039

シンボルレベルの実装は、ビットレベルの実装に比べると複雑ではない。その理由は、再送される同一信号部分snを結合する前に復号する必要がないからである。

0040

例えば、図1に示されるように、第2の装置5はそれぞれ、第1の機能モジュール8、M個の第2の機能モジュール9m(m=1からMで、MはNの取り得る最大値以上である)、および第3の機能モジュール10を備えてもよい。M個の第2の機能モジュール9mはM個のバッファ画定し、連続的に送信および受信されたN個の同一信号部分snは、結合される前に、このバッファのうちN個に一時的に格納される。第1の機能モジュール8はスイッチを画定し、このスイッチは連続的に受信されるN個の同一信号部分snをN個のバッファの91から9Nへ切り換えるように構成される。第3の機能モジュール10はコンバイナを画定し、このコンバイナは、N個のバッファ91から0Nに一時的に格納されたN個の同一信号部分snを結合して、Nおよび信号部分の長さLに応じた補助データレートRaを有する結合信号部分Sを作成するように構成され、この結合信号部分SはDSPソフトウェアブロックの第2のグループ7への入力となる。

0041

例えば、コンバイナ10は、再送された同一信号部分snのそれぞれを、再送の信頼度を表す重み付け係数wnと乗算して、重み付き信号部分wn*snを生成するように構成されてもよく、これらのN個の重み付き同一信号部分wn*snが合わせて加算されて、



で定められる結合信号部分Sが作成される。

0042

重み付け係数wnは、状況によって異なる場合がある。例えば、s3の最後の再送は、更新されたアルゴリズム(複数可)がすでに収束しているためにs1の初期の再送よりも信頼性が高いことがある。

0043

この方法の第3のステップにおいて、送信機2および受信機3は、信号データレート変更が完了したとき(時刻t3)に、移行段階の終了を通知される。t3でのこの通知の送信は、ローカルコントローラによって、または制御プレーンによって直接、トリガされる。

0044

この通知は、専用メッセージまたは、別の目的に使用されるメッセージを使用して、特に、安定したBER性能を送信機2および受信機3に通知するために送信されてもよく、よって、第1の装置4および第2の装置5を非アクティブ化させることができる。

0045

送信機2および受信機3に移行段階の終了が(t3で)通知された後には、それぞれのDSPソフトウェアブロックが完全に更新されており、したがって、最終的な(第2の)データレートR2(第1の(初期の)データレートR1より大きくても小さくてもよい)で信号の送信または受信を行う準備が整っている。

0046

単一の補助データレートRaに関連するデータレート変更の2つの例が、図2および3のグラフに示されている。

0047

図2のグラフは、信号データレート変更が、時刻t2とt3(T1=t3−t2)の間に発生する移行段階の間に第1のデータレートR1を第1のデータレートR1より大きい第2のデータレートR2(すなわちR2>R1)に置き換えることからなる、非限定的な事例に対応する。この事例では、補助データレートRaは、第1のデータレートR1と第2のデータレートR2の間にある(ただし、そのような選択は必須ではない)。t3の後に移行段階が完了し、よって、第2のデータレートR2が保証される。

0048

前述した例では、(着信フローをトランシーバ1に配信する)IPルータまたはOTNスイッチが1つのデータレートから別のデータレートへ切り替わる必要のある回数を減らすために、補助データレートRaが第1のデータレートR1と等しくてもよいことに留意することが重要である。

0049

図3のグラフは、信号データレート変更が、時刻t2とt3(T1=t3−t2)の間に発生する移行段階の間に第1のデータレートR1を第1のデータレートR1より小さい第2のデータレートR2(すなわちR2<R1)に置き換えることからなる事例に対応する。この事例では、補助データレートRaは、第2のデータレートR2より小さい(その理由は、移行期間の間、長さLのN回の再送があるからである)。t3の後に移行段階が完了し、よって、第2のデータレートR2が保証される。図3の例では、時刻t2とt1の間の時間差は、第1の保護期間δおよび第2の保護期間Δを含み、第2の保護期間は、期間Δ+T2の間に低い方のデータレートR2以上の平均データレートを維持するために第2のデータレートR2でデータを送信することが望まれる場合に対応する(期間[t1,t3]の間にR2を超える(またはR2に等しい)平均データレートを希望する場合は、そのデータレートを確保するために、最も高いデータレートR1で、さらなる時間(Δ)の間、送信を行うこともできる)。第2の保護期間Δはゼロに等しいか、ゼロに非常に近くてもよいことに留意することが重要である。

0050

これらの2つの例では、データレート変更に関連する補助データレートRaは、ただ1つである。しかし、別の形のデータレート変更には、少なくとも2つの補助データレートRajが関連することもできる。この場合、第2のステップの間、移行段階はj個(jは2以上)の連続する副段階SPjに分けられる。各副段階SPjの間、送信機2は信号を、Nj≧1としてNj回、選択された長さLjを有する信号部分snjで再送し、受信機3は、再送されて連続的に受信されたNj個の同一信号部分snjを格納し、それらを互いに結合して結合信号部分Sjを作成し、この結合信号部分Sjを、Njおよび信号部分の長さLjに応じた補助データレートRjで一時的に出力する。RajはRaj−1より大きくてもよいし、Raj−1より小さくてもよい(特に、第1の副段階SP1の間のBERが劣悪すぎる場合)。

0051

2つの補助データレートRa1およびRa2に関連するデータレート変更の2つの例が図4および5のグラフに示されている。

0052

図4のグラフは、信号データレート変更が、時刻t2とt3の間に発生する移行段階の間に第1のデータレートR1を第1のデータレートR1より大きい第2のデータレートR2(すなわちR2>R1)に置き換えることからなる、非限定的な事例に対応する。この事例では、時刻t2とt2’の間(T3=t2’−t2)に発生する第1の副段階SP1の間に第1の補助データレートRa1が使用され、時刻t2’とt3の間(T4=t3−t2’)に発生する第2の副段階SP2の間に第2の補助データレートRa2(Ra1より大きい)が使用される。この非限定的な事例では、第1の補助データレートRa1は、第1のデータレートR1より小さい(ただし、そのような選択は必須ではない)。この非限定的な事例ではさらに、第2の補助データレートRa2は、第1のデータレートR1と第2のデータレートR2の間にある(ただし、そのような選択は必須ではない)。t3の後に移行段階が完了し、よって、第2のデータレートR2が保証される。

0053

図5のグラフは、信号データレート変更が、時刻t2とt3の間に発生する移行段階の間に第1のデータレートR1を第1のデータレートR1より小さい第2のデータレートR2(すなわちR2<R1)に置き換えることからなる事例に対応する。この事例では、時刻t2とt2’の間(T3=t2’−t2)に発生する第1の副段階SP1の間に第1の補助データレートRa1が使用され、時刻t2’とt3の間(T4=t3−t2’)に発生する第2の副段階SP2の間に第2の補助データレートRa2(Ra1より大きい)が使用される。第1の補助データレートRa1および第2の補助データレートRa2は、第2のデータレートR2より小さい(その理由は、移行期間の間に長さLのN回の再送があるからである)。再送の回数Njおよび/または再送される同一の信号部分snjの長さLjを変化させることによって、異なる補助データレートRajが得られる。t3の後に移行段階が完了し、よって、第2のデータレートR2が保証される。

0054

本発明により、トランシーバが、トラフィック中断させることなく、かつ、トラフィックを追加のトランシーバ装置を通して再ルーティングする必要もなく、1つのデータレートから別のデータレートに切り換えることが可能になる。これにより、達成可能な最大容量を常時提供するために低マージンの無瞬断トランシーバを設計することが可能になる。

0055

図に示される様々な要素の機能は、専用ハードウェアならびに、ソフトウェアを実行することのできるハードウェアを適切なソフトウェアと関連させて使用することを通して提供されてもよい。

0056

本明細書のブロック線図がいずれも本発明の原理を具体化する説明的回路概念図を表していることは当業者には理解されよう。

0057

説明および図面は単に本発明の原理を説明するものである。よって、本明細書に明確に説明または図示されていないが本発明の原理を具体化し、その趣旨および範囲に含まれる様々な構成を当業者が考案できることが理解される。さらに、本明細書に記載されるすべての例は、主として、発明者が提案する本発明の原理および概念の理解において読者を助け、技術を促進するための教示のみを明確に意図しており、そのような具体的に記載された例および条件に限定されないと見なされる。加えて、本発明の原理、態様および実施形態を記載する、本明細書のすべての記述は、それらの具体例とならび、それらの均等物を含むように意図されている。

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