図面 (/)

技術 クランピングチャック用のソリッドなパレット

出願人 システム3アールインターナショナルアーベー
発明者 ホーカンダールクヴィスト
出願日 2015年6月2日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2016-574129
公開日 2017年8月17日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2017-523052
状態 特許登録済
技術分野 主軸への把持 工作機械の治具
主要キーワード 接触スポット 接触エッジ 構造的弱点 ゴムエレメント 機械加工ツール 継手システム マクロシステム 自動ローディング
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題・解決手段

本発明は、クランピングチャック(1.1)用のソリッド溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)に関し、チャックパレット(1.3)のx−y−基準(2.5)は、z−基準(2.1)と同じ平面(2.1)に割り当てられており、x−y−基準(2.5)は、ソリッドな溝側壁(2.3)にも割り当てられている。ソリッドな溝側壁(2.3)はそれによりテーパした輪郭を有する。

概要

背景

概要

本発明は、クランピングチャック(1.1)用のソリッド溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)に関し、チャックパレット(1.3)のx−y−基準(2.5)は、z−基準(2.1)と同じ平面(2.1)に割り当てられており、x−y−基準(2.5)は、ソリッドな溝側壁(2.3)にも割り当てられている。ソリッドな溝側壁(2.3)はそれによりテーパした輪郭を有する。

目的

例えば、このようなシステムはパレットとチャックとの間に6箇所以上の接触点を有するように設計することができ、それにより剛性締付けを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

クランピングチャック(1.1)用のソリッド溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)であって、前記チャックパレット(1.3)のx−y−基準(2.5)およびz−基準(2.1)は同じ平面(2.1)に割り当てられており、前記x−y−基準(2.5)は前記ソリッドな溝側壁(2.3)にも割り当てられており、該ソリッドな溝側壁(2.3)はテーパした輪郭を有しており、好ましくは、前記x−y−基準(2.5)および前記z−基準(2.1)が割り当てられている平面はz平面であることを特徴とする、クランピングチャック(1.1)用のソリッドな溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)。

請求項2

前記ソリッドな溝側壁(2.3)は、テーパしておりかつz−軸に対する傾斜(α)を有しており、該傾斜(α)は、前記z−軸に対する対応するチャックラグ(1.5)のテーパしたx−y−基準面(3.1)の傾斜(β)よりも小さい、請求項1記載のクランピングチャック(1.1)用のソリッドな溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)。

請求項3

前記チャック(1.1)との前記チャックパレット(1.3)の締め付けられた状態において、前記対応するチャックラグ(1.5)の前記x−y−基準面(3.1)との前記チャックパレット(1.3)の前記x−y−基準面(2.4,2.5)の線接触(4.1)は、前記x−y−基準エッジ(2.5)における線接触(4.1)から、前記x−y−基準面(3.1)における面接触(4.2)へ拡張可能である、請求項2記載のクランピングチャック(1.1)用のソリッドな溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)。

請求項4

前記ソリッドな溝側壁(2.3)は、前記ソリッドな溝側壁(2.3)の幅を、少なくとも1つのソリッドな直立したバー(1.6)に減じる1つまたは複数のスロットを有し、前記バー(1.6)は、前記スロットで前記ソリッドな溝側壁(2.3)のx−y−基準面(2.4)およびx−y−基準エッジ(2.5)を規定しており、好ましくは、前記ソリッドな溝側壁(2.3)は、1つのスロットによって分離されたx−y−基準面(2.4)を備えた2つのソリッドな直立したバー(1.6)を含み、最も好ましくは、前記ソリッドな直立したバー(1.6)は、前記溝(2.2)の両側に対称的に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のクランピングチャック(1.1)用のソリッドな溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)。

請求項5

前記スロットはプロテクタ(2.6)を有し、好ましくは前記プロテクタ(2.6)は弾性であり、特にゴムまたはゴム状材料で形成されており、最も好ましくは前記プロテクタ(2.6)は、ねじ接続(2.7)によって前記チャックパレット(1.3)に固定されている、請求項4記載のクランピングチャック(1.1)用のソリッドな溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)。

請求項6

前記プロテクタ(2.6)は、前記ソリッドな直立したバー(1.6)のx−y−基準面(2.4)を超えて前記溝(2.2)の中央に向かって突出しており、好ましくは前記プロテクタ(2.6)は、前記チャックパレット(1.3)のz−平面(2.1)をも超えて突出している、請求項5記載のクランピングチャック(1.1)用のソリッドな溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)。

請求項7

前記ソリッドな溝側壁(2.3)は、焼結されていない材料で形成されており、好ましくは前記チャックパレット(1.3)の全体が、前記焼結されていない材料で形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のクランピングチャック(1.1)用のソリッドな溝側壁(2.3)を備えるチャックパレット(1.3)。

請求項8

クランピングチャック(1.1)と、請求項1から7までのいずれか1項記載のチャックパレット(1.3)とを含む、クランピングシステム

技術分野

0001

本発明は、請求項1もしくは請求項8に記載のチャックパレットおよび当該チャックパレットを備えるクランピングシステムに関する。

0002

チャックパレットを備えるクランピングシステムは、フライス削り旋削または放電加工(EDM)などの機械ツールを用いる加工物機械加工の分野において一般的に知られている。クランピングシステムは、(特にEDM用途において)機械加工される加工物または機械加工ツールを保持するために使用される。時に、機械加工中に加工物に高い切断力が加えられる。その結果、これらの高い力は、機械加工テーブルに加工物を保持するチャックシステムにも伝達される。したがって、クランピングシステムは、加えられる力に耐え、特に加工物の位置決めを正確に維持し、それによって加工物の不正確な機械加工を回避するように、剛性に設計および構成される必要がある。

0003

クランピングシステムの剛性態様は公知である。例えば、このようなシステムはパレットとチャックとの間に6箇所以上の接触点を有するように設計することができ、それにより剛性の締付けを提供する。このような公知のシステムは、他方では、幾つかの欠点も有する。7箇所以上の接触点を有するクランピング継手は、過剰決定されている。過剰決定された継手は、高い剛性、高い耐荷重および精度の組合せに関して好ましい。問題は、いかなる詰まりまたは遊びもなく全ての基準面と接触することにつながるようにそれらを設計および製造することである。これは、高い製造公差とともに行うことができる。しかしながら、これは、今まで基準面の所要位置精度を達成するためには十分ではなかった。その理由は、この設計が、基準面の微細変位につながる公差チェーンを含んでいたことである。このような変位は、高精度継手において詰まりおよび微細遊びの双方に影響する。

0004

特許出願米国特許第3741573号明細書には、過剰決定された原理が適用された早期のEDMクランピング継手が記載されている。しかしながら、詰まりを回避するために、“クロースフィッティング”(米国特許第3741573号明細書(US3741573A)、第5欄、第63行参照)が使用されていた。これは、xy接続における小さな遊びが存在していたことを意味し、このような遊びは、今日では、またはここで取り上げられる新規の発明が意図されている用途においては、許容されない。

0005

欧州特許第0255042号明細書の文献は、市場で“3Rマクロシステム”として公知のクランピングシステムを開示している。このシステムは、弾性舌片を使用する。公差チェーンを最小限に減じることに関する原理は、z平面が舌片の端面の上縁と交差するxy接触エッジを有することによって適用されていた。弾性舌片は、精度に関しては極めて好ましいが、新規発明によるソリッドな継手と比較して、より低い荷重限界および剛性を提供する。

0006

欧州特許第1068919号明細書には、ソリッドな基準が使用されているクランピング継手が記載されている。パレットのxy接触は、溝の2段設計により凹んだ位置にある(図3参照)。これは、これらの段部の高さの公差が接触エッジ位置精度に影響することを意味する。この公差チェーンは、困難でかつ費用のかかる製造または詰まりまたは遊びを有する継手につながる位置誤差を付加する(この欠点はさらに、欧州特許第01529594号明細書の文献に関連してさらに後で説明される)。2段溝の目的は、パレットがテーブルまたはマガジンに配置されたときに接触エッジを保護することである。しかしながら、現実の使用では、パレットは多くの場合チャック注意深く配置されるのではなく、雑に配置される。これは、特に自動ローディングの場合である。したがって、接触エッジは、チャックラグ基準に衝突し、損傷される恐れがある。この問題は、欧州特許第1068919号明細書において解決されていないが、新規発明の好適な実施の形態によって解決される。

0007

出版物ハンドブックオブマシンデザイン(Handbook of machine design)”(第11章かさ歯車およびハイポイド歯車クレンザー(Krenzer)、ホッチキス(Hotchkiss)、セクション11.7.7)には、かさ歯車設計の基本ルールが記載されている。接触パターンは、荷重とともに拡張するが、歯面の境界に達してはならない、すなわち歯面のエッジを横切ってはならない。これは、当該出版物のセクション11.7.7において強調されている。

0008

米国特許第3880267号明細書には、かさ歯車設計の基本ルール(前記段落参照)が適用されている過剰決定された継手が記載されている。図4および図10において、ラグエレメント28が、ラグエレメント26におけるエッジ接触を回避するために湾曲されていることが示されている。図10は、これを、ラグ28の上部に対するz−面接触を有することと組み合わせて示している。真っ直ぐな面に対する湾曲の組合せは、増大する荷重による拡張した接触と、面の望ましくない公差変位とにつながる。

0009

欧州特許第01529594号明細書には、既に引用した米国特許第3880267号明細書の文献および出版物“ハンドブック・オブ・マシン・デザイン”による表面拡張機能を備える過剰決定された継手が記載されている。この特許文献では、弾性鋼材料の長さは、ラグおよび溝の1つの側においてのみ接触を有することによって増大されている。欠点は、片側接触が、xy−平面における並進剛性およびねじり剛性を減じるということである。これは、利用可能なxy接触がより少ないことによる。別の重要な欠点は、z−平面とxy接触スポットとの間の軸方向距離が、生ぜしめられる公差チェーンによりスポット位置における不正確につながるということである。この公差チェーンは、溝の両側において接触を提供する場合に詰まりまたは遊びにつながる。

0010

欧州特許出願公開第1266713号明細書の文献には、システム3R社から製品名“Macro”で市場において公知の、過剰決定された継手システムが記載されている。ホルダは、焼結された材料で形成されている。これは、接触エッジの弾性変形を許容するために、焼結された材料のより低い剛性を利用する。この製品は、短期間製造されただけであった。なぜならば、しばらくした後に詰まりにつながるからである。反復したEDM使用において、摩擦が高すぎるようになった。

0011

本発明の課題は、公知のチャックパレットまたはクランピングシステムの欠点を排除し、特に公差チェーン、ひいては基準面の微細な変位を回避することである。

0012

本発明の課題は、請求項1の特徴により設計されたチャックパレットによって達成される。

0013

発明のチャックパレットにより、極めて高いカップリング剛性および耐荷重とともに、ミクロン位置繰返し精度もしくは精度を達成することが可能である。

0014

それにより、極めてハードかつ微細な機械加工および研削が可能である。加工物は、連続した機械における全てのこれらの作業の間、全く同じパレットに取り付けられており、これにより、製造効率を高める。

0015

加えて、パレットは、小さなx−y−基準、例えば2つの短いxy基準エッジを有しており、好適な実施の形態では、以下に続く薄い直立したxy基準面も備える。これは、接触エッジもしくは接触領域を最小限にし、これにより、クランピング中の汚れおよび粒子に対するチャックパレットの不感性を高めるためにも好ましい。

0016

テーパしかつソリッドな溝側壁とz−平面が接続/交差しているエッジにおいてxy基準接触を有することによって、公差チェーンは本発明によって排除される。

0017

発明のチャックパレットの別の利点は、ソリッドな溝側壁もしくはx−y−基準面を有することであり、これは、チャックラグとのそれらの接触を、十分に規定されたエッジ接触から、クランピング時に下方へ、製造公差を吸収するための面接触へ拡張させることができる。面接触へのその拡張は、機械加工におけるパレット使用における外部荷重の結果としても生じることができる。面接触への拡張の大きさは、チャックパレットの製造、すなわちパレット製造における最後の研削プロセスによる実際の公差にも依存する。それにより、拡張は、製造公差を吸収するための所要の弾性を提供する。面接触への拡張は、テーパ角の小さな違いによって実現される。この特徴は、ソリッドな継手の製造を許容する。

0018

発明の好適な実施の形態では、チャックの対応するラグ面に向かって突出する弾性のゴム状エレメントによる、基準面および基準エッジの保護を提供することを予測することができる。その実施の形態の特定の態様では、ゴムエレメントは、z−平面もしくはz−基準よりも上方にも突出している。それにより、パレットがテーブルまたはマガジンに配置されたときに、z−平面およびx−y−基準面またはx−y−基準エッジが保護される。

0019

引用した従来技術はいずれも、単独でも、組合せでも、これらのエレメントを組み合わせていない。特に、いずれの従来技術も、同じ平面におけるxyz基準を備えるソリッドな過剰決定された継手、公差チェーンを最小限に減じること、いわゆるCMM測定(座標機械測定)およびマスターチャック制御を許容すること、ならびにz−平面エッジから拡張するxy接触を有することを開示していない。

図面の簡単な説明

0020

図1は、クランピングチャック1.1の立体的な図である。
図2aは、チャックパレット1.3の下側の図を示している。
図2bは、図2aに示された発明のチャックパレット1.3を別の角度から示している。
図2cは、締め付けられていないもしくは締め付けられた位置におけるチャックラグ1.5によって発明を示している。
図3は、締め付けられた位置におけるチャックラグ1.5の拡大図である。
図4は、締め付けられた位置におけるチャックラグ1.5の拡大図である。
図5は、ゴムプロテクタ2.6がz−平面2.1の上方に突出している態様を示している。

0021

発明、好適な実施の形態を、発明のチャックパレットの利点および技術的効果として、概略的な図面を参照してここで説明する。

0022

図1は、引用した欧州特許第1741511号明細書の文献に開示されているように、加工物またはツールの取付けのための、取外し可能に接続されたドロースリーブ1.2と、公知のパレット1.3とを備える、クランピングチャック1.1の立体的な図を示している。チャック1.1は、z−基準平面を形成する複数のz−面突出部1.4を有する。チャックは、さらに、クロスにおいて4つのxy−ラグ1.5を有する。これらのラグは、両側において、テーパしたx−y−基準面を有する。パレットの位置は、締め付けられた位置において、いかなる遊びもなく、全ての(つまりxyz)方向で決定される。次いで、チャックおよびパレットのz−平面は接触しており、チャックのx−y−ラグ1.5はパレットの溝(示されていない)内へ僅かに押し込まれ、上述のような接触につながる。

0023

図2aは、発明のチャックパレット1.3の下側の図を示している。下側は、z−平面もしくはz−基準2.1を規定する平坦な研削された面を有する。z−平面2.1は、好適には焼結されていない材料で形成された、両側にソリッドな溝側壁2.3を備えた溝2.2を有する。ソリッドであることにより、例えば欧州特許第255042号明細書(EP255042B1)に開示された弾性舌片によって代表されるように、溝側壁2.3が、x−y−基準面2.4の背後のスロットもしくは平行に延びかつx−y−基準面2.4の背後のいかなるスロットも有さない。x−y−基準面2.4は、ソリッドな溝側壁2.3の上側部分に割り当てられている。x−y−基準面2.4は、z−平面2.1を切断している、すなわち交差しており、x−y−基準エッジ2.5の正確な位置を規定している。図2にも示された発明の好適な実施の形態では、x−y−基準エッジ2.5は、締付け時の雑な位置決めによって生ぜしめられる損傷、および弾性プロテクタ2.6(例えばゴムで形成されている)によるその他の衝撃または衝突から保護することができる。そのプロテクタは、好適には、溝2.2の中間または溝の一方の側に配置することができる。第1の場合、ゴムプロテクタはx−y−基準面を2つの部分に分割しており、それにより、それぞれの基準面2.4と共にソリッドな直立したバー1.6を形成している。それにより、各x−y−基準面部分2.4の幅は小さく、短いx−y−基準エッジ2.5につながる。締め付けられた構成において、x−y−基準エッジ2.5の短いエッジ接触は、x−y−基準面2.4の小さな面接触4.2に拡張することができる。これらの短いエッジまたは小さな面接触は有利である。なぜならば、チャックパレットを、公知のクランピングシステムに影響する汚れおよび粒子に対してより敏感でなくするからである。本発明の1つの効果として、弾性の面拡張は、発明のチャックパレットの製造中の、製造されたx−y−基準面の製造公差を吸収するためにも生じる。さらに有利には、弾性の面拡張は、パレットのより高い荷重における面圧力も吸収し、これにより、最大許容面圧力を超過することを回避する。

0024

図2bは、図2aに示された発明のチャックパレット1.3を別の角度から示している。

0025

図2cは、締め付けられていないもしくは締め付けられた位置におけるチャックラグ1.5によって発明を示している。チャックラグ1.5のテーパしたx−y−基準面3.1は、発明のチャックパレット1.3の溝2.2の対応するx−y−基準面2.4よりも僅かに大きなテーパ角を有する。これは、z−平面2.1のレベルにおけるエッジ接触につながる。それにより、エッジの正確な位置が決定され、所要の極めて高い精度での製造を許容する。エッジ接触もしくは線接触は、上述の説明に従って、面接触4.2(図2cの下側の図参照)に拡張することができる。

0026

図3および図4は、締め付けられた位置におけるチャックラグ1.5の拡大図である。これらの図は、z平面と同じレベルにおけるエッジ接触4.1を示すために誇張された形式で、傾斜角βを有するチャックラグ1.5のx−y−基準面3.1と、傾斜角αを有するチャックパレット1.3のx−y−基準面2.4とのテーパ角の違いを示している。図4は、左側に、チャックラグ1.5の対応するx−y−基準面3.1とのチャックパレット1.3のソリッドな溝側壁2.3のx−y−基準面2.4の、より低い押付けもしくはより低い荷重Fにおいて生じる、エッジ接触もしくは線接触4.1を示している。右側の図は、他方で、チャックシステムにより高い押付けもしくはより高い荷重Fが加えられたときに、エッジ接触4.1が面接触4.2に拡張する状況を示している。従来技術と比較した発明の改良点は、最初の接触または接触領域が常に線接触4.1としてz−平面2.1から始まるということである。これにより、z−平面からの公差チェーンが生じない。これは、詰まりまたは遊びが生じないこのような正確な公差を有する過剰決定された継手を製造および測定するための能力のための前提条件である。十分に規定されたx−y−基準エッジ2.5との接触は、最初から、クランピングチャックにおける発明のチャックパレット1.3の正確な位置決めを保証する。これは、面接触4.2への拡張が生じたときにも有効である。なぜならば、エッジ接触または線接触4.1は、締付けプロセスの間の最初の接触であり、クランピングチャックに関するチャックパレットの最終位置に対して最大の効果を有し、これにより、締付け位置の精度が高められることを保証する。その結果、エッジにおいてより高い面圧力が加えられても、この精度は残る(図4の右側の図を参照)。

0027

図5は、ゴムプロテクタ2.6がz−平面2.1の上方に突出している態様を示している。それにより、x−y−基準エッジ2.5を損傷するリスクなしにチャックパレット1.3をテーブルまたはマガジンに配置することができる。

0028

本発明は、クランピングチャック用のソリッドな溝側壁を備えたチャックパレットに関する。チャックパレットのx−y−基準およびz−基準は、この場合、同じ平面に割り当てられている。x−y−基準は、ソリッドな溝側壁にも割り当てられており、この場合、ソリッドな溝側壁はテーパした輪郭を有する。ソリッドであるとは、周方向で、溝側壁がx−y−基準面の背後にいかなるスロットまたはその他の構造的弱点も有さないことを意味する。

0029

好適な実施の形態では、x−y−基準およびx−基準が割り当てられている平面はz平面である。

0030

発明のチャックパレットは、この場合、ソリッドかつテーパした溝側壁を有する。この溝側壁は、パレットのz軸に対する傾斜(α)を有する。傾斜(α)は、対応するクランピングチャックにおけるチャックラグの対応する、やはりテーパしたx−y−基準面の(z軸に対する)傾斜(β)よりも小さい。

0031

本発明によれば、対応するチャックとのチャックパレットの締め付けられた状態において、チャックにおける対応するチャックラグの対応するx−y−基準面との、チャックパレットのx−y−基準面の、最初に生じる線接触は、チャックパレットのx−y−基準エッジにおける最初の線接触から、チャックラグのx−y−基準面とチャックパレットのx−y−基準面との間の面接触に拡張することができる。

0032

発明のチャックの別の好適な実施の形態では、ソリッドな溝側壁は、1つまたは複数のスロットを有することができる。それにより、ソリッドな溝側壁は、その最大幅から、少なくとも1つのソリッドな直立したバーに減じられている。これにより、これらのソリッドな直立したバーのうちの1つまたは複数は、ソリッドな溝側壁のx−y−基準面およびx−y−基準エッジを規定する。好適には、ソリッドな溝側壁は、1つのスロットだけを有し、これにより、x−y−基準面を備えた2つの別個のソリッドな直立したバーを規定している。最も好ましくは、形成されたソリッドな直立したバーは、溝の両側に対称的に配置されている。

0033

好適な実施の形態では、そのスロットはプロテクタを含む。プロテクタは、弾性であることができ、例えば、ゴムまたはゴム状材料で形成されている。プロテクタは、ねじまたは別のエレメントによってチャックパレットに固定することができる。そのプロテクタの別の実施の形態では、プロテクタは、1つまたは複数のソリッドな直立したバーまたはソリッドな溝側壁のx−y−基準面を超えて、溝の中央に向かって突出している。最も好ましくは、プロテクタは、発明のチャックパレットのz−平面も超えて突出している。

0034

発明のチャックパレットの別の実施の形態では、ソリッドな溝側壁は、焼結されていない材料で形成されている。チャックパレット全体を、焼結されていない材料から形成することもできる。

0035

発明は、明らかに、その全ての態様における前記発明のチャックパレットと、(慣用の)クランピングチャックとを含むクランピングシステムをも含む。これは、発明のチャックパレットを、明らかにクランピングチャックとの組合せにおいて、公知の既に取り付けられたクランピングチャックと共に使用されるためにそれ自体で販売することができるからである。

0036

1.1クランピングチャック
1.2ドロースリーブ
1.3 チャックパレット
1.4 チャックのz−面突出部
1.5 チャックラグ、x−y−ラグ
1.6ソリッドな直立したバー
2.1 z−平面、z−基準
2.2 溝
2.3 ソリッドな溝側壁
2.4 x−y−基準面
2.5 x−y−基準エッジ
2.6ゴムプロテクタ
2.7 ねじ
3.1 チャックラグ1.5のテーパしたx−y−基準面
4.1 チャックパレット1.3のx−y−基準面2.4もしくはx−y−基準エッジ2.5との、チャックラグ1.5のx−y−基準面3.1の線接触
4.2 チャックパレット1.3のx−y−基準面2.4との、チャックラグ1.5のx−y−基準面3.1の面接触
α z−軸に対する、テーパしたソリッドな溝側壁2.3もしくはx−y−基準面2.4の傾斜
β z−軸に対する、チャックラグ1.5のテーパしたx−y−基準面3.1の傾斜

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • ザグリーソンワークスの「 工作機械にワークピースを位置決めする方法」が 公開されました。( 2021/08/19)

    【課題・解決手段】ローダー機構(9)のリニアサーボモーター(50)および/または回転サーボモーター(52)への電流の量、したがってトルクを低減することによって、ローダー機構は、歯車製造機械、特に傘歯車... 詳細

  • 有限会社システムエンジニアリングの「 下溝位置合せ装置」が 公開されました。( 2021/08/10)

    【課題】積み重ねたワーク側面に溝加工を行う際に下溝の位置を揃える時間を短縮し、研削効率を格段に向上させることができるクランプ装置を提供する。【解決手段】予め下溝W1を形成したワークWを回転台P上に重ね... 詳細

  • 株式会社コスメックの「 シリンダ装置」が 公開されました。( 2021/08/05)

    【課題】強力なロック力が得られることに加えて、ストローク量も大きいシリンダ装置を提供すること。【解決手段】シリンダ装置は、第1ピストン(3)、第2ピストン(5)を有するピストンロッド(9)、爪部材(1... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ