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課題・解決手段

本発明は、起動信号周波数によって通信識別子を設定するバッテリー管理ユニットを開示する。本発明によるバッテリー管理ユニットは、受信した起動信号の周波数を分析する。起動信号の周波数が基本周波数である場合、自身をマスターユニットとして設定する。起動信号の周波数が基本周波数ではない場合、自身をスレーブユニットとして設定する。また、本発明によるバッテリー管理ユニットは、隣接した他のバッテリー管理ユニットに起動信号を出力するとき、自身が受信した周波数に追加周波数値を加えた周波数に変調して出力する。したがって、自身の地位のみならず、受信した周波数値を分析して自身の通信識別子を設定することができる。

概要

背景

多様な製品への適用が容易であり、高いエネルギー密度などの電気的特性を有する二次電池は、携帯用器機のみならず電気的駆動源によって駆動する電気自動車(Electric Vehicle,EV)またはハイブリッド自動車(Hybrid Electric Vehicle,HEV)、電力貯蔵装置(Energy Storage System)などに普遍的に応用されている。このような二次電池は、化石燃料の使用を画期的に減少させることができるという一次的な長所だけでなく、エネルギーの使用に伴う副産物が一切発生しないという点で環境に優しく、エネルギー効率性の向上のための新しいエネルギー源として注目されている。

前記電気自動車などに適用されるバッテリーパックは、高出力を得るために複数の単位セルを含む複数のセルアセンブリーを直列で接続した構造を有している。そして、前記単位セルは、正極及び負極集電体セパレーター活物質電解液などを含み、構成要素間の電気化学的反応によって反復的な充放電が可能である。

かかる基本的構造に加え、前記バッテリーパックは、モーターなどのような駆動負荷への電力供給の制御、電流または電圧などの電気的特性値の測定、充放電制御、電圧の平滑化(equalization)制御、SOC(State Of Charge)の推定などのためのアルゴリズムが適用され、二次電池の状態をモニターして制御するバッテリー管理装置(BMU:Battery Management Unit)などをさらに含んで構成される。

なお、近来、エネルギー貯蔵源としての活用を含めて大容量構造に対する必要性が高まるにつれ、複数のバッテリーが直列及び/または並列で接続した多数のバッテリーモジュール集合したマルチモジュール構造のバッテリーパックに対する需要が増加している。

このようなマルチモジュール構造のバッテリーパックは、複数のバッテリーを含んでいるため、一つのBMUを用いて全てのバッテリーの充放電状態を制御することには限界がある。したがって、近年はバッテリーパックに含まれているそれぞれのバッテリーモジュールごとにBMUを取付け、BMUのいずれか一つをマスターBMUとして指定し、残りのBMUをスレーブBMUとして指定した後、マスター・スレーブ方式によって各バッテリーモジュールの充放電を制御する技術が用いられている。

日本特許公開第2010−141971号公報には、前記マスター・スレーブ方式に関する従来技術の一例が開示されている。前記従来技術は、最初からマスター地位を有するように製作されたBMUが、最初からスレーブ地位を有するように製作されたBMUに起動信号を伝達する技術を開示している。

しかし、上述の従来技術は、マスター地位を有するBMUと、スレーブ地位を有するBMUを別途で製作しなければならず、それぞれの地位に応じたアルゴリズムを開発しなければならないという二重の手数がかかる。また、既存のバッテリーパックの入替え/追加などのような作業が必要な場合、入替え/追加したBMUの地位に応じた識別子設定が複雑になるという短所がある。

概要

本発明は、起動信号の周波数によって通信識別子を設定するバッテリー管理ユニットを開示する。本発明によるバッテリー管理ユニットは、受信した起動信号の周波数を分析する。起動信号の周波数が基本周波数である場合、自身をマスターユニットとして設定する。起動信号の周波数が基本周波数ではない場合、自身をスレーブユニットとして設定する。また、本発明によるバッテリー管理ユニットは、隣接した他のバッテリー管理ユニットに起動信号を出力するとき、自身が受信した周波数に追加周波数値を加えた周波数に変調して出力する。したがって、自身の地位のみならず、受信した周波数値を分析して自身の通信識別子を設定することができる。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡単なアルゴリズムで識別子を設定することができるバッテリー管理ユニット及びその方法を提供する

効果

実績

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請求項1

直列通信ライン接続可能な第1端子及び第2端子と、起動信号基本周波数を保存したメモリー部と、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が、前記メモリー部に保存された基本周波数に該当する場合、自身の地位マスターユニットとして設定する制御部と、を含むことを特徴とするバッテリー管理ユニット

請求項2

前記制御部は、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が、前記メモリー部に保存された基本周波数に該当しない場合、自身の地位をスレーブユニットとして設定することを特徴とする請求項1に記載のバッテリー管理ユニット。

請求項3

前記メモリー部は、追加周波数値をさらに保存し、前記制御部は、自身の地位を設定した後、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数に、前記メモリー部に保存された追加周波数値を加えた起動信号を、前記第2端子を介して出力することを特徴とする請求項2に記載のバッテリー管理ユニット。

請求項4

前記制御部は、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が、前記基本周波数に幾つの追加周波数値が加算された値であるかを判断し、自身の通信識別子を設定することを特徴とする請求項3に記載のバッテリー管理ユニット。

請求項5

請求項4に記載の複数のバッテリー管理ユニットと、前記複数のバッテリー管理ユニットを連結する直列通信ラインと、を含むことを特徴とするバッテリー管理システム

請求項6

前記直列通信ラインが、デイジーチェーンであることを特徴とする請求項5に記載のバッテリー管理システム。

請求項7

請求項5に記載のバッテリー管理システムと、前記バッテリー管理システムによって充電及び放電が制御されるように電気的に接続した複数の二次電池と、を含むことを特徴とするバッテリーパック

請求項8

請求項7に記載のバッテリーパックと、前記バッテリーパックから電力の供給を受ける負荷と、を含むことを特徴とするバッテリー駆動ステム

請求項9

前記負荷が、前記バッテリーパックに含まれた前記直列通信ラインの一端に接続した外部制御ユニットをさらに含み、前記外部制御ユニットが、前記直列通信ラインを介して基本周波数を有する起動信号を出力することを特徴とする請求項8に記載のバッテリー駆動システム。

請求項10

前記負荷が、電気駆動手段または携帯用器機であることを特徴とする請求項9に記載のバッテリー駆動システム。

請求項11

直列通信ラインに接続可能な第1端子及び第2端子と、起動信号の基本周波数を保存したメモリー部と、制御部と、を含むバッテリー管理ユニットが自身の通信識別子を設定する方法であって、(a)前記制御部が、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が前記メモリー部に保存された基本周波数に該当するかを判断する段階と、(b)前記制御部が、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が基本周波数に該当する場合、自身の地位をマスターユニットとして設定する段階と、を含むことを特徴とするバッテリー管理ユニットの通信識別子の設定方法

請求項12

前記(b)段階は、前記制御部が、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が前記メモリー部に保存された基本周波数に該当しない場合、自身の地位をスレーブユニットとして設定することをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のバッテリー管理ユニットの通信識別子の設定方法。

請求項13

前記メモリー部は、追加周波数値をさらに保存し、(c)前記制御部が、自身の地位を設定した後、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数に、前記メモリー部に保存した追加周波数値を加えた起動信号を、前記第2端子を介して出力する段階をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のバッテリー管理ユニットの通信識別子の設定方法。

請求項14

(d)前記制御部が、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が前記基本周波数に幾つの追加周波数値が加算された値であるかを判断し、自身の通信識別子を設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のバッテリー管理ユニットの通信識別子の設定方法。

技術分野

0001

本発明は、識別子を設定することができるバッテリー管理装置及びその方法に関し、より詳しくは、マスタースレーブ構造を有するマルチバッテリー管理装置において自身の地位を設定できるバッテリー管理装置及びその方法に関する。

0002

本出願は、2014年2月24日出願の韓国特許出願第10−2014−0021282号及び2015年2月24日出願の韓国特許出願第10−2015−0025843号に基づく優先権を主張し、該当出願の明細書及び図面に開示された内容は、すべて本出願に援用される。

背景技術

0003

多様な製品への適用が容易であり、高いエネルギー密度などの電気的特性を有する二次電池は、携帯用器機のみならず電気的駆動源によって駆動する電気自動車(Electric Vehicle,EV)またはハイブリッド自動車(Hybrid Electric Vehicle,HEV)、電力貯蔵装置(Energy Storage System)などに普遍的に応用されている。このような二次電池は、化石燃料の使用を画期的に減少させることができるという一次的な長所だけでなく、エネルギーの使用に伴う副産物が一切発生しないという点で環境に優しく、エネルギー効率性の向上のための新しいエネルギー源として注目されている。

0004

前記電気自動車などに適用されるバッテリーパックは、高出力を得るために複数の単位セルを含む複数のセルアセンブリーを直列で接続した構造を有している。そして、前記単位セルは、正極及び負極集電体セパレーター活物質電解液などを含み、構成要素間の電気化学的反応によって反復的な充放電が可能である。

0005

かかる基本的構造に加え、前記バッテリーパックは、モーターなどのような駆動負荷への電力供給の制御、電流または電圧などの電気的特性値の測定、充放電制御、電圧の平滑化(equalization)制御、SOC(State Of Charge)の推定などのためのアルゴリズムが適用され、二次電池の状態をモニターして制御するバッテリー管理装置(BMU:Battery Management Unit)などをさらに含んで構成される。

0006

なお、近来、エネルギー貯蔵源としての活用を含めて大容量構造に対する必要性が高まるにつれ、複数のバッテリーが直列及び/または並列で接続した多数のバッテリーモジュール集合したマルチモジュール構造のバッテリーパックに対する需要が増加している。

0007

このようなマルチモジュール構造のバッテリーパックは、複数のバッテリーを含んでいるため、一つのBMUを用いて全てのバッテリーの充放電状態を制御することには限界がある。したがって、近年はバッテリーパックに含まれているそれぞれのバッテリーモジュールごとにBMUを取付け、BMUのいずれか一つをマスターBMUとして指定し、残りのBMUをスレーブBMUとして指定した後、マスター・スレーブ方式によって各バッテリーモジュールの充放電を制御する技術が用いられている。

0008

日本特許公開第2010−141971号公報には、前記マスター・スレーブ方式に関する従来技術の一例が開示されている。前記従来技術は、最初からマスター地位を有するように製作されたBMUが、最初からスレーブ地位を有するように製作されたBMUに起動信号を伝達する技術を開示している。

0009

しかし、上述の従来技術は、マスター地位を有するBMUと、スレーブ地位を有するBMUを別途で製作しなければならず、それぞれの地位に応じたアルゴリズムを開発しなければならないという二重の手数がかかる。また、既存のバッテリーパックの入替え/追加などのような作業が必要な場合、入替え/追加したBMUの地位に応じた識別子設定が複雑になるという短所がある。

先行技術

0010

特開2010−141971号公報

発明が解決しようとする課題

0011

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡単なアルゴリズムで識別子を設定することができるバッテリー管理ユニット及びその方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

上記の課題を達成するため、本発明によるバッテリー管理ユニットは、直列通信ライン接続可能な第1端子及び第2端子と、起動信号の基本周波数を保存したメモリー部と、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が、前記メモリー部に保存された基本周波数に該当する場合、自身の地位をマスターユニットとして設定する制御部と、を含む。

0013

本発明による前記制御部は、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が、前記メモリー部に保存された基本周波数に該当しない場合、自身の地位をスレーブユニットとして設定することができる。

0014

本発明による前記メモリー部は、追加周波数値をさらに保存する。この場合、前記制御部は、自身の地位を設定した後、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数に、前記メモリー部に保存された追加周波数値を加えた起動信号を、前記第2端子を介して出力することができる。

0015

本発明による前記制御部は、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が、前記基本周波数に幾つの追加周波数値が加算された値であるかを判断し、自身の通信識別子を設定することができる。

0016

本発明によるバッテリー管理ユニットは、複数のバッテリー管理ユニットと、前記複数のバッテリー管理ユニットを連結する直列通信ラインと、を含む、バッテリー管理システム一構成要素とすることができる。

0017

本発明の一実施例によれば、前記直列通信ラインは、デイジーチェーンである。

0018

本発明によるバッテリー管理システムは、バッテリー管理システムと、前記バッテリー管理システムによって充電及び放電が制御されるように電気的に接続した複数の二次電池と、を含むバッテリーパックの一構成要素となり得る。

0019

本発明によるバッテリーパックは、バッテリーパックと、前記バッテリーパックから電力の供給を受ける負荷と、を含むバッテリー駆動ステムの一構成要素となり得る。この場合、前記負荷が、前記バッテリーパックに含まれた前記直列通信ラインの一端に接続した外部制御ユニットをさらに含むことができる。また、前記外部制御ユニットが、前記直列通信ラインを介して基本周波数を有する起動信号を出力することができる。なお、前記負荷は、電気駆動手段または携帯用器機であり得る。

0020

上記の課題を達成するための本発明によるバッテリー管理ユニットの通信識別子の設定方法は、直列通信ラインに接続可能な第1端子及び第2端子と、起動信号の基本周波数を保存したメモリー部と、制御部と、を含むバッテリー管理ユニットが自身の通信識別子を設定する方法であって、(a)前記制御部が、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が前記メモリー部に保存された基本周波数に該当するかを判断する段階と、(b)前記制御部が、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が基本周波数に該当する場合、自身の地位をマスターユニットとして設定する段階と、を含む。

0021

本発明の一実施例によれば、前記(b)段階は、前記制御部が、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が前記メモリー部に保存された基本周波数に該当しない場合、自身の地位をスレーブユニットとして設定することをさらに含む。

0022

前記バッテリー管理ユニットの前記メモリー部は、追加周波数値をさらに保存することができる。この場合、本発明による通信識別子の設定方法は、(c)前記制御部が、自身の地位を設定した後、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数に、前記メモリー部に保存した追加周波数値を加えた起動信号を、前記第2端子を介して出力する段階をさらに含むことができる。

0023

本発明による通信識別子の設定方法は、(d)前記制御部が、前記第1端子を介して受信した起動信号の周波数が前記基本周波数に幾つの追加周波数値が加算された値であるかを判断し、自身の通信識別子を設定する段階をさらに含むことができる。

発明の効果

0024

本発明の一面によれば、起動信号の周波数変調によってバッテリー管理ユニットの地位を自動で設定することができる。

0025

本発明の他の面によれば、地位に応じたバッテリー管理ユニットを別途で生産するか、または別途のアルゴリズムを取付ける必要がない。したがって、バッテリー管理ユニットの製作及びバッテリー管理システムの構成が容易となる。

0026

本発明のさらに他の一面によれば、簡単な作業によって新しいバッテリー管理ユニットの追加及び入替えが可能である。

0027

本明細書に添付される次の図面は、本発明の望ましい実施例を例示するものであり、発明の詳細な説明とともに本発明の技術的な思想をさらに理解させる役割をするため、本発明は図面に記載された事項だけに限定されて解釈されてはならない。

図面の簡単な説明

0028

本発明の一実施例によるバッテリー管理ユニットの構成を概略的に示したブロック図である。
本発明の一実施例によるバッテリー管理システムの構成を概略的に示したブロック図である。

実施例

0029

以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施例を詳しく説明する。これに先立ち、本明細書及び請求範囲に使われた用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者自らは発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義できるという原則に則して本発明の技術的な思想に応ずる意味及び概念で解釈されねばならない。したがって、本明細書に記載された実施例及び図面に示された構成は、本発明のもっとも望ましい一実施例に過ぎず、本発明の技術的な思想のすべてを代弁するものではないため、本出願の時点においてこれらに代替できる多様な均等物及び変形例があり得ることを理解せねばならない。

0030

図1は、本発明の一実施例によるバッテリー管理ユニット10の構成を概略的に示したブロック図である。

0031

図1を参照すれば、本発明によるバッテリー管理ユニット10は、第1端子11、第2端子12、メモリー部14及び制御部15を含む。

0032

前記第1端子11及び第2端子12は、直列通信ライン13に接続可能である。前記制御部15は、前記第1端子11を介してバッテリー管理ユニット10を起動させる信号を受信し、前記制御部15は、前記第2端子12を介して他のバッテリー管理ユニットを起動させる信号を出力する。

0033

参照までに、バッテリー管理ユニット10は、平常時にはスリップ(sleep)状態で待機し、上位の地位を有するユニット(例:マスターユニットまたは外部制御ユニット)から信号を受信したときに起動を開始する。この際、バッテリー管理ユニット10の起動を開始させる信号が「起動信号」である。

0034

前記直列通信ライン13とは、信号を受信したレシーバー(receiver)の方がトランスミッター(transmitter)となり、自身に接続した、隣接する他のレシーバーにリレー方式で信号を伝達する接続方式を意味する。

0035

前記第1端子11及び第2端子12は、前記直列通信ライン13に接続する2つの端子をいう。本明細書においては、各バッテリー管理ユニット10が前記第1端子11を介して起動信号を受信し、前記直列通信ラインを介して接続した他のバッテリー管理ユニットへ前記第2端子12を介して起動信号を伝達することと説明する。しかし、前記「第1」及び「第2」は、前記直列通信ライン13に接続する2つの端子を区別するための用語であって、位置/機能/通信順序優先順位などを意味することではない。

0036

前記メモリー部14は、起動信号の基本周波数を保存する。

0037

前記制御部15は、前記第1端子11を介して受信した起動信号の周波数が、前記メモリー部14に保存された基本周波数に該当するか否かを判断する。そして、前記制御部15は、前記起動信号の周波数が基本周波数に該当する場合、自身の地位をマスターユニットとして設定する。

0038

これに対し、前記制御部15は、前記第1端子11を介して受信した起動信号の周波数が、前記メモリー部14に保存された基本周波数に該当しない場合、自身の地位をスレーブユニットとして設定する。

0039

一方、前記メモリー部14は、追加周波数値をさらに保存することができる。

0040

前記制御部15は、自身の地位を設定した後(マスターまたはスレーブ)、前記第1端子11を介して受信した起動信号の周波数に、前記メモリー部14に保存された追加周波数値を加えた起動信号を、前記第2端子12を介して出力する。

0041

さらには、前記制御部15は、前記第1端子11を介して受信した起動信号の周波数が、前記基本周波数に幾つの追加周波数値が加算された値であるかを判断し、自身の通信識別子を設定することができる。

0042

一実施例によれば、前記制御部15が、前記第1端子11に入力される起動信号の周波数値が基本周波数に該当するか否か、基本周波数に何倍の追加周波数が加算されたかを判断できるようにするために、前記バッテリー管理ユニット10は、周波数分析器(frequency analyzer)をさらに含むことができる。前記周波数分析器は、多様な方式によって入力された起動信号の周波数を分析することができる。一例として、前記周波数分析器は、起動信号の周波数別電力値プロファイルを分析し、最大の電力値を有する周波数値を起動信号の周波数として決定することができる。

0043

また、一実施例によれば、前記制御部15が追加周波数値が加えられた起動信号を、前記第2端子12を介して出力できるようにするために、前記バッテリー管理ユニット10は、周波数生成器(frequency generator)をさらに含むことができる。前記周波数生成器は、基本周波数に所定個数の追加周波数値が加えられた周波数値に該当する周波数を生成することができる。これによって、所望の周波数値を有する起動信号が第2端子12を介して出力できる。

0044

他の実施例によれば、前記バッテリー管理ユニット10は、周波数変調器(frequency modulator)をさらに含むことができる。前記周波数変調器は、第1端子11を介して受信した起動信号の周波数値を、所定個数の追加周波数値が加えられた周波数値に該当する周波数に変調することができる。これによって、所望の周波数値を有する起動信号が第2端子12を介して出力できる。

0045

本発明によるバッテリー管理ユニット10のさらなる理解のために、複数のバッテリー管理ユニット及び前記複数のバッテリー管理ユニットを連結する直列通信ラインを含むバッテリー管理システムを通じて説明する。

0046

図2は、本発明の一実施例によるバッテリー管理システムの構成を概略的に示したブロック図である。

0047

図2を参照すれば、本発明によるN個のバッテリー管理ユニット10が直列通信ライン13を介して互いに接続している。

0048

前記直列通信ラインは、デイジーチェーン(daisy chain)であり得る。デイジーチェーンとは、連続に連結されているバス(bus)結線方式を意味する。デイジーチェーンは、単なるバス連結とは相違チェーン内に属する一つの装置が他の装置へ信号をリレー方式で伝達できる信号伝送方式支援する。デイジーチェーンで連結された全ての装置は同一信号を伝達することができるが、信号を受信した装置は、信号を変調して他の装置へ伝達することもできる。

0049

理解の便宜のために、前記バッテリー管理システムは、前記バッテリー管理システム及び前記バッテリー管理システムによって充電及び放電が制御されるように電気的に接続した複数の二次電池(図示せず)を含むものをバッテリーパックの一構成要素として仮定する。

0050

前記バッテリーパックは、バッテリーパック及び前記バッテリーパックから電力の供給を受ける負荷を含むバッテリー駆動システムの一構成要素となり得る。

0051

前記バッテリー駆動システムの一例としては、電気車(EV)、ハイブリッド自動車(HEV)、電気自転車(E−Bike)、電動工具(Power tool)、電力貯蔵装置(Energy Storage System)、無停電電源装置UPS)、携帯用コンピューター携帯用電話機携帯用オーディオ装置携帯用ビデオ装置などがあり、前記負荷の一例としては、バッテリーパックから供給される電力によって回転力を提供するモーター、またはバッテリーパックから供給される電力を、各種回路部品が要する電力に変換する電力変換回路が挙げられる。

0052

理解の便宜のために、前記列挙した例から電気車(EV)を採択して説明する。電気車には、電気車の各種部品を制御する中央制御装置がある。前記中央制御装置は、前記バッテリーパックを制御することもできる。したがって、前記中央制御装置は、前記バッテリーパックに含まれた前記直列通信ライン13の一端に接続される。バッテリー管理ユニット10の立場からは、前記中央制御装置が前記バッテリーパックを制御するため、外部制御ユニット20として認識する。

0053

前記外部制御ユニット20は、前記直列通信ライン13を介して基本周波数を有する起動信号を出力する。一例として、前記基本周波数を10Hzとする。

0054

前記バッテリー管理ユニットのうち、前記直列通信ライン13を介して前記外部制御ユニット20と直接接続したバッテリー管理ユニット10−1が、起動信号を受信する。この際、前記バッテリー管理ユニット10−1は、受信した起動信号の周波数が、メモリー部14に保存された基本周波数に該当するため、自身をマスターユニットとして設定する。そして、バッテリー管理ユニット10−1は、メモリー部14に保存された追加周波数値を加えた起動信号を、前記直列通信ライン13に出力する。一例として、前記追加周波数値を10Hzとする。したがって、前記バッテリー管理ユニット10−1は、右側に接続したバッテリー管理ユニット10−2に20Hzの周波数を有する起動信号を出力する。

0055

前記バッテリー管理ユニット10−2は、受信した起動信号の周波数が、前記メモリー部14に保存された基本周波数に該当しないため、自身の地位をスレーブユニットとして設定する。そして、バッテリー管理ユニット10−2は、追加周波数値を加えた起動信号を前記直列通信ライン13に出力する。したがって、前記バッテリー管理ユニット10−2は、右側に接続したバッテリー管理ユニット10−3に30Hzの周波数を有する起動信号を出力する。

0056

同様に、前記バッテリー管理ユニット10−3は、受信した起動信号の周波数が、前記メモリー部14に保存された基本周波数に該当しないため、自身の地位をスレーブユニットとして設定する。

0057

前記のような起動信号の周波数変調によってバッテリー管理ユニット10の地位を自動で設定することができる。

0058

また、上述のように、各バッテリー管理ユニット10は、受信した起動信号の周波数が、前記基本周波数に幾つの追加周波数値が加算された値であるかを判断し、自身の通信識別子を設定することができる。一例として、各バッテリー管理ユニット10は、追加された周波数の個数を自身の通信識別子として認識することができる。より具体的に、バッテリー管理ユニット10−2は、自身が受信した起動信号の周波数は20Hzであって、基本周波数10Hzに加えられた周波数値が10Hzとなる。追加周波数値が一回追加されたことから、バッテリー管理ユニット10−2は自身の通信識別子を「スレーブ−1」として設定する。バッテリー管理ユニット10−3は、追加された周波数値が20Hzであることから(2回追加)、自身の通信識別子を「スレーブ−2」として設定する。バッテリー管理ユニット10−4は、追加された周波数値が30Hzであることから(3回追加)、自身の通信識別子を「スレーブ−3」として設定する。このような方式でバッテリー管理ユニット10は、相互重複しないように通信識別子を設定することができる。前記通信識別子である「スレーブ−1」、「スレーブ−2」、「スレーブ−3」は、理解の便宜のために任意で設定した識別子であって、本発明を制限することではない。したがって、本発明は多様な形態の識別子に設定することができる。

0059

一方、前記制御部15は、上述の多様な制御ロジッグを実行するために、本発明が属する技術分野に知られたプロセッサーASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット論理回路レジスター通信モデムデータ処理装置などを含むことができる。また、上述の制御ロジッグがソフトウェアとして具現されるとき、前記制御部15は、プログラムモジュールの集合により具現することができる。この際、プログラムモジュールは、前記メモリー部14に保存され、プロセッサーによって実行することができる。

0060

なお、前記メモリー部14は、前記制御部15の内部または外部にあり得、よく知られた多様な手段で前記制御部15と接続可能である。前記メモリー部14は、RAM、ROM、EEPROMなど、データの記録または消去の可能な公知の半導体素子ハードディスクのような大容量の保存媒体であり、デバイスの種類に関係なく情報が保存されるデバイスを総称するものであって、特定のメモリーデバイスを指すことではない。

0061

一方、前記制御部15は、バッテリー管理ユニット10としての機能を果すために、二次電池の電圧または電流を含む電気的特性値の測定、充放電制御、電圧の平滑化(equalization)制御、SOC(State Of Charge)の推定などを含み、当業者のレベルで適用可能な多様な制御機能を行うことができる。また、前記制御部15は、自身が担当する二次電池の状態に関する情報を前記直列通信ライン13を介して自身よりも上位のユニット(マスターユニットまたは外部制御ユニット)に送信するか、または前記上位ユニットから二次電池の充放電に係わる制御信号を受信することができる。

0062

一方、本発明の説明に際し、図1及び図2に示した本発明の各構成要素は、物理的に区分する構成要素というよりは、論理的に区分する構成要素として理解されねばならない。

0063

即ち、それぞれの構成要素は、本発明の技術思想を実現するための論理的な構成要素に該当するため、それぞれの構成要素が統合または分離して実施されるとしても、本発明の論理構成が行う機能が実現可能であれば、本発明の範囲内にあると解釈されるべきであり、同一または類似の機能を行う構成要素であれば、その名称の如何とは係わらず、本発明の範囲内にあると解釈すべきことは言うまでもない。

0064

以上のように、本発明を限定された実施例と図面によって説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の属する技術分野で通常の知識を持つ者によって本発明の技術思想と特許請求の範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは言うまでもない。

0065

10バッテリー管理ユニット
11 第1端子
12 第2端子
14メモリー部
15 制御部

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    【課題】排気量50cc〜500ccの小型のガスエンジン及び直流発電機を用いて、複数回又は何度でも停電事故が間欠的に続いても、高効率に非常用電力を供給する簡易型非常用電力供給装置を提供する。【解決手段】... 詳細

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