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課題・解決手段

本発明は、電気化学セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)の電気的接触のためのコネクタ(10)に関しており、この場合相対向する2つの平面(18,20)を有するベース要素(16)が設けられており、前記2つの平面(18,20)の少なくとも一方に、接触方向(100)において前記平面(18,20)に対して横方向に延在する1つ以上の接触要素(12)が配置されている。本発明は、さらに電気化学セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)並びに2つの電気化学セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)の間の電気的接続装置(200)を備えた電気化学的蓄積器(300)に関している。

概要

背景

電気化学的蓄積器、例えば電気自動車用などの特にバッテリーから、より大きな電力を提供するためには、多数のセルを、より大きなバッテリーモジュール統合する必要があることは公知である。十分に高い出力電圧を得るために、バッテリーモジュールのバッテリーセルは、電気的に直列に接続され、そのために交互に、スタック状に配置された隣接するバッテリーセルのアノード導体カソード導体が相互に接続されている。十分に高い出力電流を得るために、バッテリーモジュールのバッテリーセルは、電気的に並列に接続されており、そのために、上下にスタック状に配置された隣接するバッテリーセルのアノード導体とカソード導体がそれぞれ相互に接続されている。特殊な利用に対しては、バッテリーセルの直列接続並列接続が通常は相互に組み合わされる。ここでは接触箇所接触抵抗が重要である。なぜならそれによって接続の電力損失が定まるからである。

現在のバッテリーブロックは、大抵の場合、コアとして交互に積層されたアノード薄膜およびカソード薄膜スタックを有し、それぞれ分離薄膜によって相互に分離された、リチウムベースパウチセル形態フラットセルからなっている。この薄膜スタックは、ケーシング薄膜に収容され、これは周囲にシーリングシームを有している。平坦なカソード導体と平坦なアノード導体は、フラットセルのシーリングシームから引き出され、これらのフラットセル上下間の電気的な接続のために用いられる。

バッテリーセルの導体相互接続のために、クランプネジを有するクランプ接続装置が公知である。しかしながらクランプネジによって発生する導体の負荷に基づいて、導体に対するそのようなクランプ接続装置は、非常に限られた条件にしか適していない。

さらに、溶接ネジリベット、または場合によって接着による導体の接続も可能である。溶接は、温度の導入が生じるという欠点がある。このことは、セルが損傷しないようにするためにも回避すべきである。ネジ締めは取り付けコストの増加を引き起こす。リベットも結果的に増加する取り付けコストを伴う。接着は、プラスチック絶縁作用に基づき、限られた条件にしか適さないが、但し特殊な接着剤によれば可能になる。ネジ接続を除いてこれらの接合方法は、反復的取り外しの不可能な接続技術とみなされる。

独国特許出願公開第102008049852号明細書(DE102008049852A1)からは、バッテリーセル、特にパウチセルの導体の電気的接続のための装置が公知であり、ここでは、第1の接触要素が第1の案内装置と第2の案内装置とを備えており、第1の案内装置は第1の導体に当接し、第2の案内装置は、第2の導体に当接する。さらに第2の接触要素は第1の保持装置と第2の保持装置とを備え、第1の保持装置は、第1の案内装置と第1の導体とを取り囲み、第2の保持装置は第2の案内装置と第2の導体とを取り囲む。案内装置が導体に当接することによって、案内装置と導体との間の電気的接触が生じる。保持装置は、案内装置と導体とが圧着されるように案内装置と導体を取り囲んでいる。

概要

本発明は、電気化学セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)の電気的接触のためのコネクタ(10)に関しており、この場合相対向する2つの平面(18,20)を有するベース要素(16)が設けられており、前記2つの平面(18,20)の少なくとも一方に、接触方向(100)において前記平面(18,20)に対して横方向に延在する1つ以上の接触要素(12)が配置されている。本発明は、さらに電気化学セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)並びに2つの電気化学セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)の間の電気的接続装置(200)を備えた電気化学的蓄積器(300)に関している。

目的

電気化学的蓄積器、例えば電気自動車用などの特にバッテリーから、より大きな電力を提供する

効果

実績

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請求項1

電気化学セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)の電気的接触のためのコネクタ(10)であって、相対向する2つの平面(18,20)を有するベース要素(16)が設けられており、前記2つの平面(18,20)の少なくとも一方に、接触方向(100)において前記平面(18,20)に対して横方向に延在する1つ以上の接触要素(12)が配置されていることを特徴とする、コネクタ(10)。

請求項2

前記接触要素(12)は、前記接触方向(100)においてその断面が縮小している、請求項1記載のコネクタ。

請求項3

前記接触要素(12)は、円錐台の形状に構成されており、前記円錐台の広幅側断面は、前記各平面(18,20)に面している、請求項1または2記載のコネクタ。

請求項4

前記接触要素(12)の少なくとも一部は、角錐台の形状に構成されており、前記角錐台の広幅側断面は、前記各平面(18,20)に面している、請求項1から3いずれか1項記載のコネクタ。

請求項5

前記接触要素(12)は、前記1つ以上の平面(18,20)で規則的に離間した行および列のマトリックス状に配置されている、請求項1から4いずれか1項記載のコネクタ。

請求項6

ベース体(55)を備えた電気化学セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)であって、前記ベース体は、1つの領域(51)によって部分的に前記電気化学セル(50,60,70,80,90)内へ突入し、かつ、1つの領域(53)によって部分的に前記電気化学セル(50,60,70,80,90)から突出するように設けられており、突出領域(53)は、開口部(54)を有しており、前記開口部(54)は、請求項1から5いずれか1項記載のコネクタ(10)の対応する接触要素(12)を収容するように構成されていることを特徴とする、導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)。

請求項7

前記開口部(54)の少なくとも一部は、丸い断面を有している、請求項6記載の導体。

請求項8

前記開口部(54)の少なくとも一部は、角張った断面によって構成されている、請求項6または7記載の導体。

請求項9

前記開口部(54)は、規則的に離間した行および列のマトリックス状に配置されている、請求項6から8いずれか1項記載の導体。

請求項10

少なくとも2つの蓄積器セル(50,60,70,80,90)の導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)間の電気的接続装置(200)を備えた電気化学的蓄積器(300)であって、前記導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)は、相対向する2つの平面(18,20)を有するベース要素(16)を備えており、前記2つの平面(18,20)の少なくとも一方に、1つ以上の接触要素(12)が配置されており、前記接触要素の断面は、接触方向(100)において前記平面(18,20)の少なくとも一方に対して横方向にテーパー状になっており、さらに前記接触要素の断面は、前記接触方向(100)における電気的な接触のために、前記導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)に対する横方向でそのために前記導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)に配置されている対応する開口部(54)内に圧入可能かまたは圧入されていることを特徴とする、電気化学的蓄積器(300)。

請求項11

前記ベース要素(16)の前記相対向する2つの平面(18,20)に、1つ以上の接触要素(12)が配置されている、請求項10記載の電気化学的蓄積器。

請求項12

前記導体(52,62,72,82,92,56,66,76,86,96)の前記開口部(54)は、前記開口部(54)内への前記接触要素(12)の圧入の際にそれに対応する前記接触要素(12)の最大横寸法(14)よりも小さい横寸法(58)を有している、請求項10または11記載の電気化学的蓄積器。

請求項13

前記ベース要素(16)は、熱伝導性媒体熱伝導的に接続されている、請求項10から12いずれか1項記載の電気化学的蓄積器。

技術分野

0001

本発明は、電気化学セル導体電気的接触のためのコネクタ、並びに電気化学セルの導体、および少なくとも2つの電気化学セルの導体間の電気的接続装置を備えたバッテリーに関している。

背景技術

0002

電気化学的蓄積器、例えば電気自動車用などの特にバッテリーから、より大きな電力を提供するためには、多数のセルを、より大きなバッテリーモジュール統合する必要があることは公知である。十分に高い出力電圧を得るために、バッテリーモジュールのバッテリーセルは、電気的に直列に接続され、そのために交互に、スタック状に配置された隣接するバッテリーセルのアノード導体カソード導体が相互に接続されている。十分に高い出力電流を得るために、バッテリーモジュールのバッテリーセルは、電気的に並列に接続されており、そのために、上下にスタック状に配置された隣接するバッテリーセルのアノード導体とカソード導体がそれぞれ相互に接続されている。特殊な利用に対しては、バッテリーセルの直列接続並列接続が通常は相互に組み合わされる。ここでは接触箇所接触抵抗が重要である。なぜならそれによって接続の電力損失が定まるからである。

0003

現在のバッテリーブロックは、大抵の場合、コアとして交互に積層されたアノード薄膜およびカソード薄膜スタックを有し、それぞれ分離薄膜によって相互に分離された、リチウムベースパウチセル形態フラットセルからなっている。この薄膜スタックは、ケーシング薄膜に収容され、これは周囲にシーリングシームを有している。平坦なカソード導体と平坦なアノード導体は、フラットセルのシーリングシームから引き出され、これらのフラットセル上下間の電気的な接続のために用いられる。

0004

バッテリーセルの導体の相互接続のために、クランプネジを有するクランプ接続装置が公知である。しかしながらクランプネジによって発生する導体の負荷に基づいて、導体に対するそのようなクランプ接続装置は、非常に限られた条件にしか適していない。

0005

さらに、溶接ネジリベット、または場合によって接着による導体の接続も可能である。溶接は、温度の導入が生じるという欠点がある。このことは、セルが損傷しないようにするためにも回避すべきである。ネジ締めは取り付けコストの増加を引き起こす。リベットも結果的に増加する取り付けコストを伴う。接着は、プラスチック絶縁作用に基づき、限られた条件にしか適さないが、但し特殊な接着剤によれば可能になる。ネジ接続を除いてこれらの接合方法は、反復的取り外しの不可能な接続技術とみなされる。

0006

独国特許出願公開第102008049852号明細書(DE102008049852A1)からは、バッテリーセル、特にパウチセルの導体の電気的接続のための装置が公知であり、ここでは、第1の接触要素が第1の案内装置と第2の案内装置とを備えており、第1の案内装置は第1の導体に当接し、第2の案内装置は、第2の導体に当接する。さらに第2の接触要素は第1の保持装置と第2の保持装置とを備え、第1の保持装置は、第1の案内装置と第1の導体とを取り囲み、第2の保持装置は第2の案内装置と第2の導体とを取り囲む。案内装置が導体に当接することによって、案内装置と導体との間の電気的接触が生じる。保持装置は、案内装置と導体とが圧着されるように案内装置と導体を取り囲んでいる。

発明が解決しようとする課題

0007

それ故本発明の課題は、少ない電力損失のもとで簡単かつ確実な取り付けを可能にする、電気化学セルの導体の電気的接触のためのコネクタを提供することにある。

0008

本発明のさらなる課題は、少ない電力損失のもとで簡単かつ確実な取り付けが可能であるように、電気化学セルの導体を構成すること、並びに少ない電力損失のもとで簡単かつ確実に接続できる、少なくとも2つのセルを有する電気化学的蓄積器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

前記課題は、独立請求項の特徴部分によって解決される。本発明の好ましい実施形態および利点は、さらなる請求項、説明および図面から明らかとなる。

0010

本発明は、相対向する2つの平面を有しているベース要素が設けられた電気化学セルの導体の電気的接触のためのコネクタから出発している。この場合、2つの平面の少なくとも一方に、接触方向において前記平面に対して横方向に延在する1つ以上の接触要素が配置されている。

0011

本発明による電気化学セルの導体の電気的接触のためのコネクタは、ベース要素を有しており、このベース要素は、矩形状に構成されてもよく、さらに2つの平面の少なくとも一方に、少なくとも1つの平面から突出する接触要素を有し、この接触要素は、接触のために予め穿孔された導体板圧入され得る。この場合接触要素の数は、導体のサイズとコネクタ−導体接続部の所期の接触抵抗とに依存して可変である。電気的接続部は、大電流に対する耐性があると有利である。なぜなら特に自動車のバッテリーモジュールに使用する場合には、大きなピーク電流が発生し得るからである。従って、低い接触抵抗とそれに伴う僅かな電力損失が電気化学セルの電気的接続において求められる。このことは、並列接続された接触要素の数の増加によって助長される。

0012

本発明によるコネクタの解決手段の特別な利点は、形成された形状結合素材結合に基づく小さな電気的接触抵抗と同時に、結合の良好な機械的強度にある。後続の接触の際に圧入圧力が高められ、再び相応の形状結合および素材結合が達成可能であることによって、同時に、この接触は、再度の解離と再度の結合も可能になる。それにより接触の修復性が与えられる。

0013

特に好ましくは、接触要素は、圧入方向に相応する接触方向において、その断面が縮小する。例えば接触要素は、円錐状に延在し得る。接触方向における断面の縮小により、電気化学セルの導体の対応する開口部内への圧入過程は良好に示される。なぜなら接触要素の直径が、開口部の直径に達するまで接触要素が容易に開口部内に挿入され得るからである。圧入圧力のさらなる増加と場合によりそれに起因する接触要素の塑性変形とにより、そのようなコネクタと導体との間の確実な接続が達成され得る。この形状結合的で場合により可及的に素材結合的な接続により、そのように低い接触抵抗を達成することができる。

0014

テーパー状の断面を有する構成手段によれば、接触要素が円錐に、特に円錐台の形状に構成され、その広幅側断面は、各平面に面している。このようにして接触要素は、導体の円形の開口部に確実に圧入できるようになる。

0015

別の実施形態では、接触要素は、角錐台の形状に構成されて、該角錐台の広幅側断面は、前記各平面に面するように構成され得る。このように構成された接触要素も、特に丸みを帯びた若しくは角張った形状の開口部内に確実に圧入可能となる。代替的に接触要素は、円形、三角形または多角形輪郭も有し得る。

0016

しかしながらさらなる実施形態では、接触要素が円柱状に実施され、対応する導体の面取り孔部に圧入されることも可能である。そのような接続も、接触要素のフィッティングが圧入に適するように選択された場合に、確実かつ低い接触抵抗で実施され得る。

0017

この場合はまた、コネクタの接触要素が、取り違えられることなく導体に接続され得るように構成および/または配置されていてもよい。このためにコネクタの接触要素は、例えば断面および/または配置構成がコネクタ上の他の領域の断面および/または配置構成と異なっている領域を有し得る。

0018

好ましくは、コネクタは、熱伝導性媒体熱結合可能であってもよい。各電気化学セル、例えばバッテリーセルは、電流供給においても電流受け入れにおいても、電池モジュール全体の温度上昇につながる可能性のある熱を発生する。セルおよび/またはセルから統合されたモジュールの損傷を回避するために、一方では損失熱が確実に放出されるべきであり、他方では低い外気温の場合でも電池モジュールの温度調整を可能にすべきである。それ故、コネクタが熱伝導性媒体に接続可能であることは好ましい。このことは、例えば相応の冷却要素若しくは冷却管路をコネクタのベース要素に取り付けることによって行うことが可能である。

0019

好ましくは、接触要素は、1つ以上の平面で規則的に離間した行および列のマトリックス状に配置されている。そのため電気化学セルの導体内への接触要素の圧入の際に、コネクタと導体の安定した永続的な結合を得るための良好な機械的強度値を達成することが可能になる。

0020

好ましくはコネクタが高熱伝導性の金属から形成されていてもよい。

0021

本発明のさらなる態様によれば、ベース体を備えた電気化学セルの導体が提案されており、前記ベース体は、部分的に前記セル内へ突入し、かつ部分的に前記セルから突出するように設けられており、前記突出領域は、開口部を有しており、該開口部は、前述したコネクタの対応する接触要素を収容するように構成されている。

0022

好ましくは、この場合開口部の少なくとも一部は、丸い形状を有し得る。そのような形状は、低い接触抵抗のもとで確実かつ永続的な接触を保証するために、円錐台状の接触要素の圧入に対して良好に適している。

0023

さらなる実施形態では、開口部の少なくとも一部は、角張って構成されていてもよい。この形状も、低い接触抵抗のもとで確実かつ永続的な接触を保証するために、角錐台状の接触要素の圧入に対して良好に適している。

0024

本発明のさらなる態様によれば、少なくとも2つの電気化学セルの導体間の電気的接続装置を備えた電気化学的蓄積器が提案されており、この場合ベース要素は相対向する2つの平面を備えている。ここでは前記2つの平面の少なくとも一方に、1つ以上の接触要素が配置されており、該接触要素の断面は、接触方向において前記平面の少なくとも一方に対して横方向にテーパー状になっており、さらに前記接触要素の断面は、接触方向における電気的接触のために、導体に対する横方向でそのために前記導体に配置されている対応する開口部内に圧入可能かまたは圧入されている。

0025

電気化学的蓄積器として、バッテリーや蓄電池使用可能である。また燃料電池も考えられる。

0026

電気的接続装置の本発明による解決手段の特別な利点は、形成された形状結合や素材結合に基づく小さな電気的接触抵抗と同時に、結合の良好な機械的強度にある。好ましくはこの接触は、後続の接触の際に圧入圧力が高められ、それによって再び相応の形状結合及び素材結合が達成可能であることによって再度の解離と再度の接続も可能である。

0027

好ましい実施形態では、ベース要素の相対向する2つの平面に、1つ以上の接触要素が配置されてもよい。それにより接続装置は、介在するコネクタを両側で導体内へ圧入することによって、隣接する2つの電気化学セルの導体の接触を置き換えることができる。

0028

好ましくは、導体の開口部は、前記開口部内への接触要素の圧入の際にそれに対応する前記接触要素の最大横寸法よりも小さい横寸法を有している。このようにして、接触要素が、導体の開口部内へ相応の圧入圧力での圧入の際に接点に近づき、圧入圧力の増加のもとで素材結合による接触が生じ得ることが保証される。

0029

また好ましくは、ベース要素は、損失熱を電気化学的蓄積器から放出するために設けられている熱伝導性媒体に熱伝導的に接続されている。例えばコネクタは熱伝導管路に結合可能であってもよいし、かつ/または少なくとも部分的に熱伝導性ペーストに埋め込まれていてもよい。それにより、電気化学セル内の化学的プロセス並びに接触部の接触抵抗によって生じた損失熱が良好に放出され得る。その上さらに電気化学的蓄積器は、低温の際に、例えば車両の冷間時始動の際に、熱供給によって適切な動作温度まで設定することが可能である。

0030

さらなる利点は、以下の図面に基づく説明から明らかとなる。図面には本発明の実施形態が示されている。これらの図面、説明、特許請求の範囲には多くの特徴の組み合わせが含まれる。当業者であるならば、これらの特徴を便宜的に個別に観察し、有意なさらなる組み合わせに統合し得る。

図面の簡単な説明

0031

ベース要素の平面の一方に接触要素が配置されている本発明の一実施形態による電気化学セルの導体の電気的接触のためのコネクタの斜視図
ベース要素の2つの平面に接触要素が配置されている本発明のさらなる実施形態による電気化学セルの導体の電気的接触のためのコネクタの斜視図
本発明の一実施形態による電気化学セルの導体の斜視図
本発明の一実施形態による、圧入されたコネクタを有する電気化学セルの導体の斜視図
本発明の一実施形態による電気的接続装置を有する複数の電気化学セルからなるバッテリーモジュールの斜視図

実施例

0032

これらの図面においては、同一若しくは同種の構成要素には同一符号が付されている。これらの図面は例示にすぎず、限定的に理解されるべきではない。

0033

図1には、本発明の一実施形態による、電気化学セル、特にバッテリーセルの導体の電気的接触のためのコネクタ10の斜視図が示されている。ここではコネクタ10のベース要素16の1つの平面18に、多数の接触要素12が配置されている。これらの接触要素12は、接触方向100において、平面18,20に対して横方向に延在している。接触要素12は、図示の実施形態では角錐台の形状で構成されており、その広幅側断面は、平面18に面している。しかしながら代替的に接触要素12は、円錐状に延在するかまたは円錐台の形状で構成されていてもよい。接触要素12は、コネクタ10と導体52との間で接点の数をより多く形成するために、1つ以上の平面18,20でマトリックス状に配置されている。接触要素12が圧入される導体の開口部(図示せず)は、この場合良好な方法で、開口部内への接触要素12の圧入の際にそれに対応する接触要素12の最大横寸法14よりも小さい横寸法を有している。

0034

コネクタ10は、熱伝導性媒体と熱結合可能であり、このことは例えばネジ山を介して相応の冷却要素若しくは冷却管路を、コネクタ10のベース要素16に取り付けることによって行うことが可能である。

0035

図2には、さらに本発明のさらなる実施形態によるコネクタ10の斜視図が示されており、ここでは、コネクタ10のベース要素16の両方の平面18,20に、接触要素12が配置されており、それらは接触方向100において平面18,20に対して横方向に延在している。これらの接触要素12は、図1に示されているのと同様に実施される。ベース要素16の両方の平面18,20への配置構成により、電気化学セルの並列接続の場合には2つのアノード導体を接続し、電気化学セル50,60の直列接続の場合には、アノード導体をカソード導体に接続することによって、相互に隣接して配置された2つの電気化学セルをコネクタ10で接続することが可能になる。

0036

図3には、本発明の一実施形態による電気化学セル(図示せず)の導体52の斜視図が示されている。この導体52は、ベース体55を備えており、該ベース体は、1つの領域51によってセル内へ突入し、かつ、1つの領域53によってセルから突出するように設けられており、この場合導体52のセル内へ突入する部分は当該セル内でアノード薄膜若しくはカソード薄膜に接続している。前記突出領域53は、開口部54を有しており、該開口部は、コネクタ10(図1図2)の対応する接触要素12を収容するように構成されている。この開口部54は、丸い形状を有しており、従って例えば導体薄板内の単純な孔部によって実現されていてもよい。それにより開口部54は、例えば丸い円錐状に延在する円錐台状または角錐台状の接触要素12を収容可能である。代替的に開口部54は、例えばピラミッド状の接触要素12を収容するために角張って構成されていてもよい。コネクタ10(図1図2)の接触要素12が圧入される導体52の開口部54は、この場合良好な方法で、開口部54内への接触要素12の圧入の際にそれに対応する接触要素12の最大横寸法14よりも小さい横寸法58を有している。

0037

図4には、本発明の一実施形態による圧入されたコネクタ10を備えた電気化学セル(図示せず)の導体52の斜視図が示されている。このコネクタ10は、図4において下から導体52の突出領域53において接触要素12が開口部54内へ挿入され、ピラミッド状に構成された接触要素12が導体52の開口部54内に当接するまで圧入される。さらに高められた圧入圧力により、接触要素12と導体52との形状結合や素材結合を達成することが可能である。そのためコネクタ10と導体52との間で固定的でかつ永続的な接触が実現される。導体52の開口部54は、それに対して開口部54内への接触要素12の圧入の際にそれに対応する接触要素12の最大横寸法14(図1図2)よりも小さい横寸法58を有している。

0038

図5には、複数のセル50,60,70,80,90からなるモジュール300の形態の電気化学的蓄積器の斜視図が認められ、これは本発明の一実施形態によるセル50,60,70,80,90の電気的接触のための接続装置200に接続されている。このモジュール300は、この場合例えばリチウムベースのバッテリーに頻繁に使用されるようないわゆるパウチセルの構成の複数のスタック状に相互に隣接して配置されたセル50,60,70,80,90からなっている。

0039

電気的接続装置200は、図1および図2で説明したように、コネクタ10と共に示されている。例えば2つの電気化学セル50および60の導体52と62の間には、図2で説明したようなコネクタ10との接触部が示されている。この場合コネクタ10は、そのベース要素16の両平面に接触要素12を有しており、それらは接触方向100における電気的接触のために、導体52,62に対して横方向で、それのために当該導体52,62内に配置されている相応の開口部54内へ圧入されている。

0040

同様に、さらなる隣接セル60,70,80および90の導体72,82,66,76,86,96の間の接続装置200が示されており、それによりモジュール300は、隣接するセル50,60,70,80,90の相互に接触する導体66と76並びに導体72と82、86と96がそれぞれアノード導体とカソード導体を表す場合には、直列に接続されている。個々のセル50,60,70,80,90の個別電圧の総和としてのモジュール300の総電圧は、そのようなセル50,60,70,80,90の相互接続の場合、導体56と92の間で取り出し可能である。

0041

好ましい実施形態では、コネクタ10のベース要素16は、バッテリーセルおよび/または接続装置200内で発生した熱を放出するために、またはセル50,60,70,80,90を所望の適切な動作温度に設定するために、熱伝導性媒体に熱伝導的に接続してもよい。

0042

10コネクタ装置(コネクタ)
12接触要素
14 横寸法
16ベース要素
18 平面
20 平面
50電気化学セル
51突入領域
52導体
53突出領域
54 開口部
55ベース体
56 導体
58 横寸法
60 電気化学セル
62 導体
66 導体
70 電気化学セル
72 導体
76 導体
80 電気化学セル
82 導体
86 導体
90 電気化学セル
92 導体
96 導体
100接触方向
200接続装置
300電気化学的蓄積器

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