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技術 複数のプリントヘッドユニットの取付構造

出願人 オセ-テクノロジーズビーブイ
発明者 エルフェリンク,マールテンイェー.ハー.コーエン,チャドアー.
出願日 2015年3月20日 (5年10ヶ月経過) 出願番号 2016-558748
公開日 2017年5月25日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2017-512681
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 取り付けソケット 剛性キャリア 各取付部位 球状要素 線形調整 垂直ヒンジ 水平ヒンジ 各調整機構
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重要な関連分野

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図面 (10)

課題・解決手段

複数のプリントヘッドユニット(10)のための取付構造であって、 −フレーム(12)と; −前記フレーム(12)上に取り付けられた剛性支持体(14)であって、前記支持体(14)は、複数の取付部位(28)を有し、取付部位(28)の各々は、個々のプリントヘッドユニット(10)を保持するように適合されている、支持体(14)と; −前記フレームに対して前記プリントヘッドユニットの位置調整のための調整システムと;を含み、各取付部位は(28)は、その取付部位に保持された前記プリントヘッドユニット(10)の位置を、少なくとも1自由度において、個別に調整するための少なくとも1つの調整機構(30、32)を有することを特徴とする、取付構造。

概要

背景

EP1676711B1は、上に示したタイプの取付構造であって、個々のプリントヘッドユニットが共通の支持の取り付け部位に堅固に保持され、且つ、取付構造を開示する、フレキシャ(flexure)ベース調整システムが、フレームに対してその中に保持されるプリントヘッドユニットを有する支持構造全体を調節するために、配置されている。

他の公知のプリンタにおいて、多数のプリントヘッド密集した構成が提供される。例えば、プリントヘッドの千鳥配列は、記録媒体の幅にわたって設けられてもよく、ページワイドアレイを形成する。その後、4色(例えば、CMYK)を使用すると、プリントヘッドの数が多くなり得る。そのようなプリントヘッドの1つを交換すること、又は保守点検をすることは、困難であり、多くの努力が必要であり、取り外しと取り付けのためだけに、多くの時間が消費される。

概要

複数のプリントヘッドユニット(10)のための取付構造であって、 −フレーム(12)と; −前記フレーム(12)上に取り付けられた剛性支持体(14)であって、前記支持体(14)は、複数の取付部位(28)を有し、取付部位(28)の各々は、個々のプリントヘッドユニット(10)を保持するように適合されている、支持体(14)と; −前記フレームに対して前記プリントヘッドユニットの位置調整のための調整システムと;を含み、各取付部位は(28)は、その取付部位に保持された前記プリントヘッドユニット(10)の位置を、少なくとも1自由度において、個別に調整するための少なくとも1つの調整機構(30、32)を有することを特徴とする、取付構造。

目的

本発明の目的は、簡単な取り外し及び取り付けを可能にする取付構造を提供する

効果

実績

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請求項1

複数のプリントヘッドユニット(10)のための取付構造であって、−フレーム(12)と;−前記フレーム(12)上に着脱可能に取り付けられた剛性支持体(14)であって、前記支持体(14)は、複数の取付部位(28)を有し、取付部位(28)の各々は、個々のプリントヘッドユニット(10)を保持するように適合されている、支持体(14)と;−前記剛性支持体に対して前記プリントヘッドユニットの位置調整のための調整システムと;を含み、各取付部位は(28)は、その取付部位に保持された前記プリントヘッドユニット(10)の位置を、少なくとも1自由度において、個別に調整するための少なくとも1つの調整機構(30、32)を有することを特徴とする、取付構造。

請求項2

前記フレーム(12)及び前記剛性支持体(14)は、前記フレーム(12)上に前記剛性支持体(14)を着脱可能に取り付けるための嵌合位置決め及び取り付け要素を備えている、請求項1に記載の取付構造。

請求項3

前記嵌合位置決め及び取り付け要素は、3つの球状の位置決め膨らみ(26)と、前記膨らみ(26)を受容するための3つの凹部を含む、請求項2に記載の取付構造。

請求項4

前記3つの凹部が、支持パッチ(20)と、V字状の位置決め溝(22)とを含む、請求項3に記載の取付構造。

請求項5

前記各調整機構(30;32)が、調整の方向において前記プリントヘッドユニット(10)の一部に対して力を伝達するように構成されるが、前記調整の方向に対して垂直な少なくとも1つの他の方向においてフレキシブルである、少なくとも1つのリンク(68;84)を有する、請求項1に記載の取付構造。

請求項6

各調整機構(30;32)は、ピボット点(72)の周囲で旋回可能であり、且つ、前記リンク(68;84)の一端に接続されるレバー(64;76)を有する、請求項5に記載の取付構造。

請求項7

前記ピボット点(72)は、前記レバー(64;76)を、前記調整機構の固定部(62;78)に接続する、2つの非平行ヒンジ式リンク(66;82)によって定義される、請求項6に記載の取付構造。

請求項8

各プリントヘッドユニット(10)は、調整機構(30)とホルダ(34)との間に保持され、前記ホルダ(34)は、少なくとも2つのフレキシブルなリンク(54;56)を有し、前記少なくとも2つのフレキシブルなリンク(54;56)は、互いに直交する方向に延びており、且つ、これらの2つの方向において前記プリントヘッドユニット(10)の対応する部分の位置を定義するが、そのプリントヘッドユニットのための前記調整機構のいずれかにより行われる調整の動きを、前記プリントヘッドユニット(10)の前記部分が追従するのを可能にするため、フレキシブルである、請求項1に記載の取付構造。

請求項9

前記調整機構(30、32)及び前記ホルダ(34)は、クランプ作用を介して支持体(14)に取り付けられている、請求項8に記載の取付構造。

請求項10

前記支持体(14)は、プレートの少なくとも一方の側において形成された1列の取り付け部位(28)を有する細長いプレートであり、且つ、各取り付け部位(28)の一方の調整機構(30)及び前記ホルダは、前記支持体(14)から垂直に突出するタブ(36)にクランプされている、請求項9に記載の取付構造。

請求項11

各取付部位(28)は、少なくとも一つの機構(30、32)を調整し、前記少なくとも1つの調整機構(30、32)に接続され、且つ、プリントヘッドユニット(10)を着脱可能に取り付けるために適合されている、キャリア(40)を含む、請求項1に記載の取付構造。

請求項12

請求項1に記載の取付構造と、それぞれの取付部位に保持された少なくとも1つのプリントヘッドユニットと、を含むプリントヘッドアセンブリであって、各プリントヘッドユニット(10)は、少なくとも1アレイ(88)のプリント要素を有し、前記アレイは、第1の方向(X)に延長し、且つ、各取付部位(28)は、この第1の方向(X)におけるプリントヘッドユニット(10)の位置を調整するための調整機構(32)を有する、プリントヘッドアセンブリ。

請求項13

請求項1に記載の取付構造と、それぞれの取付部位に保持された少なくとも1つのプリントヘッドユニットと、を含むプリントヘッドアセンブリであって、各プリントヘッドユニット(10)は、少なくとも1アレイ(88)のプリント要素が形成されている面(86)を有し、且つ、各取付部位(28)は、前記面(86)に対して垂直である軸(Z)の周囲でプリントヘッドユニット(10)を回転させるように適合された調整機構(30)を有する、プリントヘッドアセンブリ。

技術分野

0001

本発明は、複数のプリントヘッドユニットを保持するための取付構造に関する。

0002

プリンタ、例えば、インクジェットプリンタは、しばしば、複数のプリントヘッドユニットを含む。プリントヘッドユニットの各々は、複数のプリント要素ノズル)を有し、プリント要素の位置は、高い印刷品質を確保するために互いに対して慎重に調整されなければならない。

背景技術

0003

EP1676711B1は、上に示したタイプの取付構造であって、個々のプリントヘッドユニットが共通の支持の取り付け部位に堅固に保持され、且つ、取付構造を開示する、フレキシャ(flexure)ベース調整システムが、フレームに対してその中に保持されるプリントヘッドユニットを有する支持構造全体を調節するために、配置されている。

0004

他の公知のプリンタにおいて、多数のプリントヘッド密集した構成が提供される。例えば、プリントヘッドの千鳥配列は、記録媒体の幅にわたって設けられてもよく、ページワイドアレイを形成する。その後、4色(例えば、CMYK)を使用すると、プリントヘッドの数が多くなり得る。そのようなプリントヘッドの1つを交換すること、又は保守点検をすることは、困難であり、多くの努力が必要であり、取り外しと取り付けのためだけに、多くの時間が消費される。

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の目的は、簡単な取り外し及び取り付けを可能にする取付構造を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

目的は、請求項1に記載の取付構造において達成される。

0007

本発明に係る取付構造は、さらに、剛性支持体に対だけでなく、互いに対しても、プリントヘッドユニットを調整することを可能にする。その結果、個々のプリントヘッドユニットの製造公差、ならびに共通の支持体の製造公差を補正することができる。これは、より大きな公差許容することができるので、プリントヘッドユニットと支持体の製造がより安価になり得るという更なる利点を有する。

0008

本発明は、プリンタ内の個々のプリントヘッドユニットの交換を容易にする。なぜなら、新しいプリントヘッドユニットが挿入されたときに、この個々のプリントヘッドユニットは、全てのその他のユニットに対して調整することができるためである。プリントヘッドを交換、又は保守点検をするため、剛性支持体及びその上に取付けられたいずれのプリントヘッドは、容易に取り外し、且つ、プリンタから取り除くことができる。その後、プリントヘッドは、もう1つのプリントヘッドと交換されてもよく、且つ、適切であるならば、剛性支持体に取り付けられた他のプリントヘッドに対して位置決めされてよい。その後、取り付けられたプリントヘッドを含む剛性支持体は、再びプリンタに取り付けることができる。もちろん、その他のプリントヘッドを正確に(just)取り付けること、その後、プリンタの上に剛性支持体を取り付けること、及び、その後、その他のプリントヘッドに対して、且つ、そういうときだけ、その他のプリントヘッドに対してその他のプリントヘッドを位置決めすることも可能である。

0009

本発明の有用な任意の特徴は、従属請求項に示されている。

0010

一実施形態において、本発明に係る取付構造、フレーム、及び剛性支持体は、フレーム上に剛性支持体を着脱可能に取り付けるための嵌合位置決め及び取り付け要素を備えている。嵌合位置決め及び取り付け要素は、フレームに対して剛性支持体の、及び従って、フレームに対してプリントヘッドユニットの、正確な位置決めを確保する。その結果、剛性支持体及びプリントヘッドユニットを取り外し、且つ、もう一度取り付けてもよく、且つ、プリンタ内のプリントヘッドユニットの同じ正確な位置決めを達成することができる。

0011

特定の一実施形態において、嵌合位置決め及び取り付け要素は、少なくとも1つの球状の位置決め用膨らみ(bulge)と、前記膨らみを受容するためのそれぞれの凹部と、を含む。凹部内に位置決めされるべき球状要素は、過剰に束縛された(over-strained)機械的結合なしに、好適、且つ、正確な位置決めを可能にすることは公知である。

0012

さらに特定の一実施形態において、3つの凹部は、サポートパッチと、V字状の位置決め溝と、を含む。このようなサポートパッチと、V字状の位置決め溝とを使用すると、熱膨張が可能になる。

0013

一実施形態において、個々の取付部位における調整機構は、フレキシャ・プレートを含む。フレキシャ・プレートの各々は、第1の方向において堅固に関連するプリントヘッドの取付部を保持するように適合されるが、前記第1の方向に対して直交する他の2つの方向の少なくとも1つにおいてフレキシブルである。

0014

プリントヘッドユニットはそれぞれ、所定の方向に延びる細長いアレイを形成する多数のプリント要素もしくはノズルを有してよく、且つ、個々のプリントヘッドユニットのノズルアレイは、その方向に整列させてよい。その後、取り付け部位は、好ましくは、個々のプリントヘッドユニットが、個別のユニットの独立した調整の動きを可能にするギャップにより、互いに分離されるように配置される。剛性支持体の取付部位は、2列に配置され、且つ、一方の列(row)の取り付け部位において保持されたプリントヘッドユニットは、他方の列の取り付け部位において保持された記録ヘッドユニット間のギャップを埋めるように互い違いに配置(staggered)されてもよい。

0015

一実施形態において、各取付部位は、少なくとも2つの独立した調整機構、プリントヘッドユニットの列の方向におけるプリントヘッドユニットの線形調整のための1つと、プリント要素のアレイにより規定される平面に対して垂直である軸のm割のプリントヘッドユニットのヨー(yaw)調整のための1つとを有する。

0016

2つの調整機構と、取付部位においてプリントヘッドユニットを保持するための追加のホルダとは、それらが、残り自由度4全てで支持体に対してプリントヘッドユニットの固定位置を規定するように構成されてもよい。

0017

調整機構と、各取付部位のホルダとは、共通の支持体にクランプされている固定されていることが好ましい。その後、取付構造体が組み立てられるとき、治具は、調整機構と、プリントヘッドユニットのホルダとを含むサブアセンブリを、互いに対して位置合わせするために使用することができ、及びその後、調整機構とホルダとは、治具において保持された状態で、支持体にクランプされることができる。それによって、個々のユニット間の空間的関係を維持しながら、調整機構とホルダの位置を、支持体に対して定義する。

0018

一実施形態において、各取付部位は、調整機構によって調整可能であり、且つ、キャリアに対するプリントヘッドユニットの位置を規定する基準面(reference surfaces)を持つキャリアを含む。機械的クランプは、関連付けられたキャリア内に各プリントヘッドユニットを着脱可能にクランプするために使用することができる。

図面の簡単な説明

0019

実施形態例を、図面を用いて説明する。図面中、
本発明に係る取付構造の要部の簡略化した斜視図である。
2つの調整機構を有する個別の取付部位の斜視図である。
図2に示される2つの調整機構のうちの一方の機能を説明する図である。
図2に示される2つの調整機構のうちの一方の機能を説明する図である。
図2に示される第2の調整機構の機能を説明する図である。
図2に示される第2の調整機構の機能を説明する図である。
個別のプリントヘッドユニットの斜視図である。
図7に示されるプリントヘッドユニットのキャリアの斜視図である。
キャリアの断面図であり、且つ、記録ヘッドユニットの一部と、キャリアにおけるプリントヘッドユニットを固定するために使用されるクランプと、をさらに示す。

実施例

0020

図1に示すように、複数のインクジェットプリントヘッドユニット10(ここでは、2つユニットだけが示されている)の取付構造は、プレート状のフレーム12と、固定位置に前記フレーム12に取り付けられるように適合された剛性支持体14と、を含む。フレーム12は、X方向に配列され、且つ、プリントヘッドユニット10の一方の下向きのノズル面を収容するように各々が適合された、2列の矩形切り欠き16を有する。前記ノズル面は、X方向にも延長するノズルアレイを規定する。2列における切り欠き16は、一方の列の切り欠きが、他方の列の切り欠き間のギャップを埋めるよう互い違いに配置される。従って、プリントヘッドユニット10が、すべてのカットアウトに挿入されたとき、フレーム12の下側を越えた(past)Y方向に移動された記録媒体(図示せず)上のピクセルの連続的なライン印刷することができる。

0021

支持体14は、基本的に、(フレーム12のX−Y平面に対して垂直なY−Z平面内で)垂直に配向されている剛性プレートによって形成される。取り付けソケット18は、支持体14の両端に形成されて、それにより、プリロードされた固定ねじ(図示せず)が、フレーム12のX−Y平面において一定のゆらぎ(play)を可能にするとはいえ(however)、支持体は、プリロードされた固定ねじにより、フレーム12上に固定され得る。平坦なサポートパッチ20と、X方向に延びるV字状の位置決め溝22とが、その一方の端においてフレーム12の上面に形成されている。円錐形の位置決めピット24は、その他方の端においてフレーム12の上面に形成されている。支持体14の取り付けソケットは、サポートパッチ20上、且つ、位置決めピット24及び位置決め溝22内への契合のための、3つの球状の位置決め用膨らみを形成する。このように、それ自体公知のように、支持体14は、明確に定義されるが、フレーム12に対して過剰に束縛されない位置において保持され、且つ、支持体の熱膨張を許容することができる。

0022

この例では、支持体14は、図1に表示されている側のプリントヘッドユニット10のための4つの取付部位28と、さらに、支持体の裏面のプリントヘッドユニットのための3つの取付部位(見えない)とを有する。図中、最も右の取付部位28が不完全に示されており、且つ、隣接する取付部位が、空の状態で、すなわちプリントヘッドユニットなしで、示された。

0023

以下でより詳細に説明するように、各取付部位28は、2つの調整機構30、32と、プリントヘッドユニット10のためのホルダ34と、を含む。支持体14は、支持体のプレート状主要部をカットされて、且つ、図1における前側に突出するように直角に曲げられている、2列のタブ36を有する。これらのタブ36は、取り付け部位に28を区切る。タブ36を包含するように、上端下端の両方にあるU字状に折り返しされたブラケット38が、タブ36の各ペアと関連付けられている。ブラケット38のアーム部分は、タブ36により開いたままにされている切り欠きを通して延在し、且つ、支持体14の裏側(見えない)の基準面に係合し、それにより、各ブラケット38は、支持体14に対して明確に定義された位置に保持される。

0024

ブラケット38の各々は、隣接する取付部位の、1つの取付部位28と調整機構30のホルダ34を、支持体14に取り付ける(attach)のに役立つ。そのため、調整機構30は、一方の側から、タブ36を係合し、ホルダ34は、他方のがわから、同一タブを契合し、これらのすべての部材は、ブラケット38のU字状の端部を通過するクランプねじ(図示せず)により一緒にクランプされる。

0025

単一の(空の)取付部位28は、図2に示された。取付部位28の左側壁は、調整機構30によって形成され、後壁は、例えば、クランプボルトにより、支持体14に取り付けられた調整機構32によって形成される(図2には図示せず)。取付部位の右側壁は、ホルダ34によって形成される。

0026

プリントヘッドユニット10のために剛性キャリア40は、調整機構30に結合した(attached)左側端部と、調整機構32及びホルダ34の両方に結合した右側端部とを有する。調整機構30は、Y方向におけるキャリア40の左端を移動することにより、Z軸の周りにキャリア40のヨー調整を可能にする一方で、右側端部は、調整機構32、架空ピボット点と一緒に、ホルダ34によりY方向に固定されている。調整機構32は、X軸に沿った線形並進運動にキャリア40を移動させることにより、キャリア34のX一の調製を可能にする。調整機構30及びホルダ34は、X軸の周りのキャリア40の回転を防止するように、少なくとも2つのボルトにより、各々、キャリアに結合され、且つ、Z方向に固定された位置においけるキャリアの両端部を保持し、それにより、Y軸の周りの回転をも防止する。

0027

より正確には、調整機構30は、板金で形成されている2つの平行プレート42及び44を含む。2つのプレートが、互いに面と面とを結合され、且つ、クランプ38により支持体14において保持される、それぞれの頂部部分を有する(図1)。プレート42及び44のそれぞれの底部部分はまた、一緒に面と面とに結合され、且つ、さらにキャリア40の左側端部に結合される。プレート42の頂部及び底部部分はさらに、リンク46と、リンク46の対向する端部において薄くなった部分により簡単に形成される2つのフレキシブルなヒンジ48とを介して、相互に接続されている。リンク46のおかげで、プレート42は、Y方向におけるキャリア40の左側端部の調節動作を可能にし、且つまた、X軸周囲の回転を可能にするが、Z軸における動作を防止する。逆に、他のプレート44の底部部分は、調整機構30により決定されるように、
Y方向におけるキャリアの左側端部の動作を制御するが、Z方向においても、X軸周りの回転においても、制約されない。

0028

同様に、ホルダ34は、クランプ38のうちの別の一方によって向かい合って配置され、且つ、保持された2つのプレート50,52によって形成される(図1)。プレート50,52もまた、板金製であり、且つ、強固に結合しているそれぞれ頂部部分と底部部分とを有しており、底部部分は、さらにキャリア40の右側端部に結合されている。プレート52の頂部部分と底部部分とは、垂直ヒンジ型リンク54(平行四辺形リンケージ)を介して接続され、それにより、このプレートは、キャリア40の右側端部のZ位置を決定し、且つ、またX軸周りの回転を拘束する。その他のプレート52の頂部部分と底部部分とは、水平ヒンジ型リンク56(平行四辺形リンケージ)を介して接続され、それにより、底部部分はキャリア40の右側端部のY位置を固定するが、Z方向に拘束されない。リンク54、56のおかげで、両方のプレート50及び52の底部部分は、調整機構30によって引き起こされるようなZ軸まわりのキャリア40の回動追従して自由であり、且つ、それらは仮想ピボット点を作成する。

0029

さらに、プレート42、44、50及び52は、調整機構32によって制御されるように、X方向にキャリア40の並進運動を追跡するために、屈曲するのに自由である。

0030

調整機構32は、図3及び図4に詳細に示されている。この機構の機能について説明する。

0031

調整機構32は、基本的に打ち抜き又はレーザーカットシートメタルプレート部材58、及び公知の構造のネジバネ式線形調調整器60から構成される。プレート部材58は、支持体14に結合された1基部62と(図1)、2つの非平行ヒンジ型リンク66を介して基部62に接続されている三角形レバー64とを含む。基部62とレバー64との端部は、調整器60により接続されている。リンク66の下、三角形のレバー64の第3のコーナーは、水平ヒンジ型リンク68を介して、キャリア40の右側端部のための締結タブ70に接続されている(図2)。

0032

図4に示されているように、調整器60が、基部62とレバー64との間の距離を変更するために作動されるとき、レバー64は、2つのリンク66の直線状の拡張部間のセクション点によって定義された仮想ピボット72の周りで傾斜する(図3)。その結果、水平リンク68は、特定量ΔXだけ、キャリア40のX位置を変更するように、X方向に締結タブ70を押す。ΔXは、調整部60によって制御されたレバー64の左側端部のシフトに比べて、小さいことに留意されたい。これは、調整機構32が、非常に高い精度で、X位置の制御を可能とすることを意味する。さらに、リンク68は、締結タブ70とキャリア40とのZ位置は、調整機構32によって変更されないことを保証することに留意されたい。

0033

その他の調整機構30の機能の原理について、図5及び6を用いて説明する。図5及び6は、プレート44、並びにもう1つのネジとバネ式線形調調整器74の詳細図を示す。

0034

プレート44は、このプレートの頂部部分78と底部部分80の間に配置されたレバー76を形成し、且つ、2つの非平行ヒンジ型リンク82を介して頂部部分78に、及び水平ヒンジ型リンク84を介して底部部分80に接続される。調整器74は、レバー76の自由端部に、頂部部分78の上端部を接続する。

0035

図6に示されるように、頂部部分78の上端部とレバー76の自由端部との間の距離が、調整器74によって変更されるとき、レバー76は、2つのリンク82によって定義された仮想ピボットの周りを回り、且つ、底部部分82は、Y方向に移動するように、リンク84によって引っ張られ、又は押し込まれる。このように、キャリア40の左側端部(図2)は、細かく制御された量ΔYだけ移動される。キャリア40の反対側の端部は、仮想ピボット点に保持されるので、これは、Z軸(ヨー軸)周りのキャリア40の回転をもたらす。

0036

図7図9を参照して、プリントヘッドユニット10をキャリア40にどのように固定するかについて説明する。

0037

図7は、その中に形成された2つの線状ノズルアレイ88とともに、ノズル面86を有するプリントヘッドユニット10の斜視図である。前に述べたように、ノズル面86は、フレーム12の切り欠き16の1つにおいて収容され(図1)、且つ、ノズルアレイ88はX方向に延びる。プリントヘッドユニット10の本体は、2つの横方向に突出した基準プレート90を有している。基準プレート90の各々は、ノズルアレイ88に対してそれぞれ、X方向、Y方向、Z方向において十分に定義され、且つ、正確に知られた位置を有する、3つの相互に直交する基準表面90x、90y(プレート90の裏面に)及び90zを定義する。

0038

図8はキャリア40の斜視図である。キャリアの右側端部は、正のX方向に突出し、且つ、X基準表面92を定義するプラトーを有する。さらに、キャリア40の各端部は、Y方向において前方に突出し、且つ、Y基準表面94を定義するプラトーと、Z基準表面96を定義する上方に突出するプラトー有する。キャリア40の左側端部における基準表面は、平行四辺形リンク100を介してキャリア40の主要本体に接続された補償ブロック98上に形成されている。この平行四辺形リンクは、キャリア40とプリントヘッドユニット10とのいずれの可能な熱膨張差補償することを可能にし、その間、Y基準表面94をXZ平面に平行に、Z基準面96をXY平面に平行に保つ。

0039

プリントヘッドユニット10が、それ自体が調整機構30、32及びホルダ34によって保持されたブラケット状のキャリア40に取り付けられるとき、プリントヘッドユニット10は、その基準表面90yがY基準表面94を係合し、且つ、基準表面90x(図7中右側に表示されていない)がX基準表面92を係合するように、キャリア40に対して設定されている。その後、基準表面90zがZ基準表面96を係合するまで、プリントヘッドユニット10を下降させる。

0040

その後、2つのクランプ102は、図9に示されるように、Y基準表面94に対してしっかりと基準板90をクランプするために使用される。

0041

クランプ102は、ボルト106により、キャリア40の下側に結合された基部104を有する。さらに、クランプ102はレバー108を有する。レバー108の(of which)中央部分は、フレキシブルなヒンジ110により基部104に接続されおり、且つ、押圧部材112は、別のフレキシブルヒンジ114によりレバー108の一方のアームに接続されている。クランプねじ116は、レバー108の他方のアームのねじ穴スレッド係合しており、且つ、基部104の側面に対して押し付ける。クランプねじ116が締め付けられると、レバー108は、フレキシブルなヒンジ110周りで傾斜し、且つ、押さえ部材112が基準プレート90に対して押し付けられ、その間、ヒンジ114は、押さえ部材が基準プレートと平行のままであるようにする。このように、プリントヘッドユニット10が、正確に規定された位置においてキャリア40にしっかりと固定することができる。

0042

上述した取付構造をアセンブルする場合、キャリア40によって構成されるサブアセンブリ、調整機構30、32、及び全ての取付部位28のホルダ28は、共通の治具において搭載される。治具は、正確に整列されたプリントヘッドユニット10のダミーを含む部材であってよく、且つ、例えば、プリントヘッドユニット10それ自体について記載されたのと同じやり方で、クランプ102により、種々のサブアセンブリ内のキャリア40に結合されてもよい。その後、調整機構32の基部62は、支持体14に直接クランプされる。且つ、調整機構30及びホルダ34は、クランプ38によりタブ36に結合される。その後、治具が除去されるとき、全ての取付部位28のためのサブアセンブリは、これら自由度少なくとも4に十分である(即ち、キャリアの両端部のZ位置、キャリアのそれぞれ右側端部のY位置、X軸周りの回転、及びY軸周りの回転)、正確さで、全6自由度で、整列位置における支持体14に保持される。残りの2自由度(左側端部のY位置及び全キャリアのX位置)は、同一の正確さでプリセットされるが、各プリントヘッドユニットのため、個別に調整機構30、32により、より一層正確に調節されてよい。

0043

一度、個別のプリントヘッドユニット10が挿入され、クランプ102で締結されると、例えば、微調整は以下のように行われてよい。

0044

テストプリントは、支持体の表側と裏側とにおけるプリントヘッドユニットが記録媒体の動きと同期されているタイミングで、支持体14の両側にすべてのプリントヘッドユニット10のノズルを発射すること(firing)によって行われる。それにより、連続的な直線状のピクセル列が記録媒体上に印刷される。その後、微調整のための補正パラメータを決定するため、印刷されたドットの位置が測定される。

0045

例えば、第1のプリントヘッドユニット10につき、ノズルアレイ88で印刷された1列の一方の端部におけるドットと、(支持体の他方の側において)隣接するプリントヘッドユニット10のノズルアレイ88で印刷された、隣接するドットとの間の距離が、公称寸法(nominal distance)からずれることが発見された場合、隣接するプリントヘッドユニット10のX位置は、調整機構30によって補正することができる。全てのプリントヘッドユニット10のX位置を補正するために、2列の一方の端部における(図1における切り欠き16の列を参照)支持体の前面側の第1のユニットは、参照としてもよい。その後、支持体の裏面側における次のプリントヘッドユニット10を調節する。続いて、前側の第2のプリントヘッドユニット10を調節し、裏側における第2のプリントヘッドユニット、等々の調節が同じように続く。

0046

さらに、ノズルアレイ88が、Y方向におけるそれらのターゲット位置からずれることが発見された場合、様々な(different)プリントヘッドユニットのノズルが発射されるタイミングを補正することにより、これらの偏差を最小化しようとまず試みることができる。しかしながら、ノズルアレイ88が正確ではなく平行である場合、偏差は、単にタイミングを補正することによっては、完全に排除することはできない。この場合には、1つのプリントヘッドユニット10により印刷された最後のドットと、次のプリントヘッドユニットにより印刷された最初のドットとのY位置が一致するまで、プリントヘッドユニットのヨー調整のための調整機構30を使用することがどれほど(however)可能であろうが、それにより、ドットのスムーズな列が得られる。

0047

プリントヘッドユニット10のうちの1つが、新しいものに交換された、且つ、それが、新しいプリントヘッドユニットの製造公差に起因して、ずれが発生していることが判明した場合、同様の微調整がなされてよい。

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