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課題・解決手段

pH感受性創傷被覆材によって指示されるpHレベルを測定することによって創傷状態および進行状況監視するためのシステムデバイス、および方法が提供される。いくつかの実装において、創傷は、pH感受性創傷被覆材の画像を取り込むことと、取り込まれた画像を処理して創傷被覆材上に含まれるpHインジケータの色を決定することとによって監視される。インジケータの色は、画像からのRGB値に関して決定され、創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値から計算される。次いで、計算されたpH値は、ユーザに中継され、創傷状態または健康状態のインジケータとして使用される。

概要

背景

創傷治療は、創傷の状態および進行の指示のために治癒過程にある創傷を監視することを伴うことが多い。創傷健康状態(wound health)の指示を監視することによって、遂行された治療の効果を指示するか、または医師に、治療の変更の必要性をシグナルとして知らせることができる。特にこの監視に有用である1つのインジケータは、創傷組織のpHレベルである。組織のpHは、酸素放出血管形成プロテアーゼ活性、および細菌毒性などの、創傷治癒に関連する多数の要因を指示するか、または影響を与え得る。たとえば、アルカリ性pHレベルが高い創傷は、pHが中性7.0pHレベルに近いか、またはそれを下回る創傷に比べて治癒速度が遅いことが示されている。たとえば、慢性的創傷が、6から7.5の間のpHを有する場合、これは、創傷治癒が適切に進行しており治療がうまくいっていることを示すことが多い。pHが7.5から8.5の間まで上昇した場合、これは、創傷が監視され、pHレベルを下げるように治療が調整されるべきであるという指示であり得る。創傷治癒の過程においてこのpHレベルを監視することによって、医師は、治癒が適切に進行しているかどうか、またはインターベンションもしくは治療の変更が必要かどうかを評価することをより適切に行えるものとしてよい。

創傷pHレベルの直接的測定、たとえば、pHプローブを使用すること、または感色性pHストリップ(color sensitive pH strip)を貼ることは、創傷治癒過程においてpH監視に適していない場合がある。プローブまたはストリップの使用は、創傷に傷害を与える、または刺激し、創傷治療を妨げる可能性がある。創傷監視を円滑にするために、創傷pHの変化に合わせて色を変化させるpH感受性包帯が用意され得る。これらの包帯は、包帯が施される創傷のpHを患者もしくは医師に素早くかつ容易に指示するものであってよく、創傷被覆材の変化する色が、その創傷のpHが変化していることを示すシグナルとなり得る。これらの包帯は有用な指示をもたらすが、色インジケータ解釈は、患者もしくは医師の主観評価に依存する。主観的判断は、被覆材の色を標準カラーストリップまたはスケールと比較すること、および指示されたpHがスケール上のどこに収まるかを推定することを伴うことが多い。その結果、評価および判断は、精度および分解能において制限されることが多い。色決定は、個人間の色知覚の差、包帯が評価されるときの照明状態の差、色覚異常、または色知覚に影響を及ぼす他の状態によっても妨げられ得る。

概要

pH感受性創傷被覆材によって指示されるpHレベルを測定することによって創傷状態および進行状況を監視するためのシステムデバイス、および方法が提供される。いくつかの実装において、創傷は、pH感受性創傷被覆材の画像を取り込むことと、取り込まれた画像を処理して創傷被覆材上に含まれるpHインジケータの色を決定することとによって監視される。インジケータの色は、画像からのRGB値に関して決定され、創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値から計算される。次いで、計算されたpH値は、ユーザに中継され、創傷状態または健康状態のインジケータとして使用される。

目的

説明されるアプローチは、創傷pHレベルの変化を決定し、監視し、創傷pH情報を適用して治療の必要な変更を決定するためのシステムおよび方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

創傷監視するためのシステムであって、創傷被覆材の画像を取り込むための手段と、前記創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定するための手段であって、前記色を決定するための前記手段は、前記取り込まれた画像からRGB値を抽出するための手段を備える、手段と、前記創傷被覆材に対するpH値を前記被覆材RGB値から計算するための手段と、前記計算されたpH値の指示を表示するための手段とを備えるシステム。

請求項2

画像取り込み時にガイド枠を表示するための手段をさらに備え、前記ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える請求項1に記載のシステム。

請求項3

前記表示されるガイド枠に相対的な前記創傷被覆材の前記位置合わせを検出するための手段をさらに備え、前記画像は、前記創傷被覆材が前記ガイド枠と適切に位置合わせされたときに取り込むための前記手段によって自動的に取り込まれる請求項2に記載のシステム。

請求項4

不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶するための手段と、新しい画像を取り込む要求をユーザに表示するための手段とをさらに備える請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。

請求項5

前記計算されたpH値が表示されるときに前記計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示するための手段をさらに備える請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。

請求項6

pH値のレコード内の前記計算されたpH値を記憶するための手段をさらに備える請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。

請求項7

特定の患者識別するユーザ入力を受信するための手段をさらに備え、前記記憶されているレコードは、前記特定の患者に関連付けられている請求項6に記載のシステム。

請求項8

前記ユーザ入力は、記憶されている患者のリストからの前記特定の患者の選択を含む請求項7に記載のシステム。

請求項9

前記ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含む請求項7に記載のシステム。

請求項10

前記特定の患者に対するpH値のトレンドを表示するための手段をさらに備える請求項6から9のいずれか一項に記載のシステム。

請求項11

前記表示されているトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含む請求項10に記載のシステム。

請求項12

前記取り込まれた画像から被覆材RGB値を抽出するための手段は、前記画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、前記複数のピクセルに対して前記個別のピクセルRGB値の平均を取り、前記被覆材RGB値を決定するための手段とを備える請求項1から11のいずれか一項に記載のシステム。

請求項13

前記取り込まれた画像の中心点を定義するための手段をさらに備える請求項12に記載のシステム。

請求項14

前記取り込まれた画像の前記中心点の周りに被覆材円形領域を定義するための手段をさらに備え、前記被覆材円形領域は、前記個別のピクセルRGB値が決定される前記複数のピクセルを含む請求項13に記載のシステム。

請求項15

前記被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間の半径を有する請求項14に記載のシステム。

請求項16

前記被覆材円形領域は、約10から約50ピクセルの間の半径を有する請求項15に記載のシステム。

請求項17

前記被覆材円形領域は、約20から約30ピクセルの間の半径を有する請求項16に記載のシステム。

請求項18

カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むための手段をさらに備える請求項1から17のいずれか一項に記載のシステム。

請求項19

前記カラーキャリブレーションストリップは、前記創傷被覆材と同じ画像内に取り込まれる請求項18に記載のシステム。

請求項20

前記カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々について前記カラーキャリブレーションストリップの前記画像からキャリブレーションRGB値を抽出するための手段をさらに備える請求項18または19に記載のシステム。

請求項21

各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、前記創傷被覆材に対する前記pH値は、前記被覆材RGB値および前記キャリブレーションRGB値を使用して計算される請求項20に記載のシステム。

請求項22

前記複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出するための前記手段は、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、前記カラーブロック内の前記複数のピクセルに対して前記個別のピクセルRGB値の平均を取り、前記カラーブロックに対する前記キャリブレーションRGB値を決定するための手段とを備える請求項20または21に記載のシステム。

請求項23

前記複数のカラーブロックの各々のブロックの中心点を定義するための手段をさらに備える請求項22に記載のシステム。

請求項24

前記中心点は、前記カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義される請求項23に記載のシステム。

請求項25

キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの前記中心点の周りに定義するための手段をさらに備え、前記キャリブレーション円形領域の各々は、前記個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される前記複数のピクセルを含む請求項23または24に記載のシステム。

請求項26

前記キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有する請求項25に記載のシステム。

請求項27

前記キャリブレーション円形領域の各々は、約5ピクセルの半径を有する請求項26に記載のシステム。

請求項28

次元空間内の前記被覆材RGB値と前記キャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算するための手段をさらに備える請求項18から27のいずれか一項に記載のシステム。

請求項29

前記2つの最小の計算された距離を決定するための手段と、前記RGBキャリブレーション値および前記2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき前記創傷被覆材に対する前記pH値を計算するための手段とをさらに備える請求項28に記載のシステム。

請求項30

前記2つの最短距離に関連付けられている前記2つのRGBキャリブレーション値によって定義された直線に合わせて前記被覆材RGB値を正規化するための手段と、前記創傷被覆材に対する前記pH値を前記直線上の前記被覆材RGB値の正規化された位置から計算するための手段とをさらに備える請求項29に記載のシステム。

請求項31

創傷を監視する方法であって、ユーザデバイスで、創傷被覆材の画像を取り込むステップと、前記創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定するステップであって、前記色を決定するステップは、前記取り込まれた画像からRGB値を抽出するステップを含む、ステップと、前記創傷被覆材に対するpH値を前記被覆材RGB値から計算するステップと、前記ユーザデバイス上に、前記計算されたpH値の指示を表示するステップとを含む方法。

請求項32

画像取り込み時に、前記ユーザデバイス上に、ガイド枠を表示するステップをさらに含み、前記ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える請求項31に記載の方法。

請求項33

前記ユーザデバイスで、前記表示されているガイド枠に相対的に前記創傷被覆材の前記位置合わせを検出するステップをさらに含み、前記画像は、前記創傷被覆材が前記ガイド枠と適切に位置合わせされたときに前記ユーザデバイスによって自動的に取り込まれる請求項32に記載の方法。

請求項34

前記ユーザデバイスで、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶するステップと、前記ユーザデバイス上に、新しい画像を取り込む要求をユーザに表示するステップとをさらに含む請求項31から33のいずれか一項に記載の方法。

請求項35

前記ユーザデバイス上に、前記計算されたpH値が表示されるときに前記計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示するステップをさらに含む請求項31から34のいずれか一項に記載の方法。

請求項36

前記ユーザデバイス上のメモリに、pH値のレコード内の前記計算されたpH値を記憶するステップをさらに含む請求項31から35のいずれか一項に記載の方法。

請求項37

前記ユーザデバイスで、特定の患者を識別するユーザ入力を受信するステップをさらに含み、前記記憶されているレコードは、前記特定の患者に関連付けられている請求項36に記載の方法。

請求項38

前記ユーザ入力は、記憶されている患者のリストからの前記特定の患者の選択を含む請求項37に記載の方法。

請求項39

前記ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含む請求項37に記載の方法。

請求項40

前記ユーザデバイス上に、前記特定の患者に対するpH値のトレンドを表示するステップをさらに含む請求項36から39のいずれか一項に記載の方法。

請求項41

前記表示されているトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含む請求項40に記載の方法。

請求項42

前記取り込まれた画像から被覆材RGB値を抽出するステップは、前記画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するステップと、前記複数のピクセルに対して前記個別のピクセルRGB値の平均を取り、前記被覆材RGB値を決定するステップとを含む請求項31から41のいずれか一項に記載の方法。

請求項43

前記取り込まれた画像の中心点を定義するステップをさらに含む請求項42に記載の方法。

請求項44

前記取り込まれた画像の前記中心点の周りに被覆材円形領域を定義するステップをさらに含み、前記被覆材円形領域は、前記個別のピクセルRGB値が決定される前記複数のピクセルを含む請求項43に記載の方法。

請求項45

前記被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間の半径を有する請求項44に記載の方法。

請求項46

前記被覆材円形領域は、約10から約50ピクセルの間の半径を有する請求項45に記載の方法。

請求項47

前記被覆材円形領域は、約20から約30ピクセルの間の半径を有する請求項46に記載の方法。

請求項48

前記ユーザデバイスで、カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むステップをさらに含む請求項31から47のいずれか一項に記載の方法。

請求項49

前記カラーキャリブレーションストリップは、前記創傷被覆材と同じ画像内に取り込まれる請求項48に記載の方法。

請求項50

前記カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々について前記カラーキャリブレーションストリップの前記画像からキャリブレーションRGB値を抽出するステップをさらに含む請求項48または49に記載の方法。

請求項51

各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、前記創傷被覆材に対する前記pH値は、前記被覆材RGB値および前記キャリブレーションRGB値を使用して計算される請求項50に記載の方法。

請求項52

前記複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出するステップは、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するステップと、前記カラーブロック内の前記複数のピクセルに対して前記個別のピクセルRGB値の平均を取り、前記カラーブロックに対する前記キャリブレーションRGB値を決定するステップとを含む請求項50または51に記載の方法。

請求項53

前記複数のカラーブロックの各々のブロックの中心点を定義するステップをさらに含む請求項52に記載の方法。

請求項54

前記中心点は、前記カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義される請求項53に記載の方法。

請求項55

キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの前記中心点の周りに定義するステップをさらに含み、前記キャリブレーション円形領域の各々は、前記個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される前記複数のピクセルを含む請求項53または54に記載の方法。

請求項56

前記キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有する請求項55に記載の方法。

請求項57

前記キャリブレーション円形領域の各々は、約5ピクセルの半径を有する請求項56に記載の方法。

請求項58

三次元空間内の前記被覆材RGB値と前記キャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算するステップをさらに含む請求項48から57のいずれか一項に記載の方法。

請求項59

前記2つの最小の計算された距離を決定するステップと、前記RGBキャリブレーション値および前記2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき前記創傷被覆材に対する前記pH値を計算するステップとをさらに含む請求項58に記載の方法。

請求項60

前記2つの最短距離に関連付けられている前記2つのRGBキャリブレーション値によって定義された直線に合わせて前記被覆材RGB値を正規化するステップと、前記創傷被覆材に対する前記pH値を前記直線上の前記被覆材RGB値の前記正規化された位置から計算するステップとをさらに含む請求項59に記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、創傷監視のためのシステムおよび方法に関するものである。

背景技術

0002

創傷治療は、創傷の状態および進行の指示のために治癒過程にある創傷を監視することを伴うことが多い。創傷健康状態(wound health)の指示を監視することによって、遂行された治療の効果を指示するか、または医師に、治療の変更の必要性をシグナルとして知らせることができる。特にこの監視に有用である1つのインジケータは、創傷組織のpHレベルである。組織のpHは、酸素放出血管形成プロテアーゼ活性、および細菌毒性などの、創傷治癒に関連する多数の要因を指示するか、または影響を与え得る。たとえば、アルカリ性pHレベルが高い創傷は、pHが中性7.0pHレベルに近いか、またはそれを下回る創傷に比べて治癒速度が遅いことが示されている。たとえば、慢性的創傷が、6から7.5の間のpHを有する場合、これは、創傷治癒が適切に進行しており治療がうまくいっていることを示すことが多い。pHが7.5から8.5の間まで上昇した場合、これは、創傷が監視され、pHレベルを下げるように治療が調整されるべきであるという指示であり得る。創傷治癒の過程においてこのpHレベルを監視することによって、医師は、治癒が適切に進行しているかどうか、またはインターベンションもしくは治療の変更が必要かどうかを評価することをより適切に行えるものとしてよい。

0003

創傷pHレベルの直接的測定、たとえば、pHプローブを使用すること、または感色性pHストリップ(color sensitive pH strip)を貼ることは、創傷治癒過程においてpH監視に適していない場合がある。プローブまたはストリップの使用は、創傷に傷害を与える、または刺激し、創傷治療を妨げる可能性がある。創傷監視を円滑にするために、創傷pHの変化に合わせて色を変化させるpH感受性包帯が用意され得る。これらの包帯は、包帯が施される創傷のpHを患者もしくは医師に素早くかつ容易に指示するものであってよく、創傷被覆材の変化する色が、その創傷のpHが変化していることを示すシグナルとなり得る。これらの包帯は有用な指示をもたらすが、色インジケータ解釈は、患者もしくは医師の主観評価に依存する。主観的判断は、被覆材の色を標準カラーストリップまたはスケールと比較すること、および指示されたpHがスケール上のどこに収まるかを推定することを伴うことが多い。その結果、評価および判断は、精度および分解能において制限されることが多い。色決定は、個人間の色知覚の差、包帯が評価されるときの照明状態の差、色覚異常、または色知覚に影響を及ぼす他の状態によっても妨げられ得る。

発明が解決しようとする課題

0004

本明細書で開示されているのは、創傷監視のための、および特に、創傷pHレベルを監視して創傷治療におけるインターベンションの効果および必要性を評価するためのシステム、デバイス、および方法である。説明されるアプローチは、創傷pHレベルの変化を決定し、監視し、創傷pH情報を適用して治療の必要な変更を決定するためのシステムおよび方法を提供する。これらのシステムおよび方法は、pH指示創傷被覆材と組み合わせて使用されたときに、現在の創傷状態および治療進行状況の素早く正確な指示または評価を医師もしくは患者に伝えることができる。

課題を解決するための手段

0005

本明細書で説明されている実施形態は、包帯色からpH値の計算を自動化する。これは、包帯の読み取り主観性を低減し、その主観性から結果として生じ得る読み取り値の分散を低減する。医師、患者、または他のユーザが、包帯の写真を撮った後に、画像が処理され、コンピュータ実装プロセスを使用して指示されたpHを決定する。このプロセスは、すべてのユーザの画像を分析し、それにより、色覚異常または個人間の色知覚の他の差異によって引き起こされるバラツキを低減する。画像処理は、また、読み取り値間の照明または画質の差異を補正し、それにより、主観的な人間による決定に比べて精度を改善する。したがって、画像処理は、さまざまな状態にわたって正確で信頼性の高いpH読み取り値をもたらす。包帯それ自体はpHを指示するので、これらの役立つ読み取り値は、創傷被覆材を移動せずに読み取られ得る。結果として、感染、および創傷治癒の妨げのリスクは、直接的に創傷の手作業による検査に比べて低減される。

0006

一態様において、創傷を監視する方法は、ユーザデバイスで創傷被覆材の画像を取り込むステップと、次いで、取り込まれた画像からRGB(赤色、緑色、および青色)値を抽出することによって創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定するステップとを含む。pH値は、創傷被覆材について被覆材のRGB値から計算され、計算されたpH値の指示は、ユーザデバイス上に表示される。

0007

いくつかの実装において、方法は、画像取り込み時にガイド枠をユーザデバイス上に表示することを含む。ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える。方法は、また、ユーザデバイス上に表示されているガイド枠に相対的な創傷被覆材の位置合わせを検出することも含み、画像は、創傷被覆材がガイド枠と適切に位置合わせされたときにユーザデバイスによって自動的に取り込まれる。

0008

いくつかの実装において、方法は、また、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶することと、ユーザデバイス上に新しい画像を取り込むようユーザに求める要求を表示することとを含む。方法は、計算されたpH値が表示されるときにユーザデバイス上に計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示することも含み得る。

0009

いくつかの実装において、方法は、ユーザデバイス上のメモリにpH値のレコード内に計算されたpH値を記憶することを含む。特定の患者を識別するユーザ入力は、ユーザデバイスで受信され、記憶されたレコードは、特定の患者に関連付けられる。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、記憶されている患者のリストから特定の患者の選択を含み、他の実施形態では、ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含む。方法は、ユーザデバイス上に特定の患者に対するpH値のトレンドを表示することも含み、ここで、表示されたトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含み得る。

0010

いくつかの実装において、取り込まれた画像から被覆材RGB値を抽出することは、創傷被覆材画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定することとを含む。そのような方法は、取り込まれた画像の中心点を定義することと、画像の中心点の周りの被覆材円形領域を定義することとを含み、ここで、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む。たとえば、被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間、または約10から約50ピクセルの間、または約20から約30ピクセルの間の半径を有するものとしてよい。

0011

いくつかの実装において、方法は、ユーザデバイスでカラーキャリブレーションストリップ(color calibration strip)の画像を取り込むことを含む。カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像中に取り込まれ得るか、または別の画像中に取り込まれ得る。そのような方法は、カラーキャリブレーションストリップに含まれる複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーション(calibration)RGB値を抽出することを含む。各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値を使用して計算される。複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出することは、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、そのカラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定することとを含み得る。方法は、カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義され得る複数のカラーブロックの各々の中心点を定義することも含み得る。次いで、キャリブレーション円形領域は、各カラーブロックの中心点の周りに定義され、キャリブレーション円形領域は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含む。たとえば、キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有し得るか、または約5ピクセルの半径を有し得る。

0012

いくつかの実装において、創傷被覆材に対するpH値を計算することは、三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算することを含む。たとえば、計算された2つの最小の距離が決定され、創傷被覆材に対するpH値は、RGBキャリブレーション値および2つのより小さい距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき計算される。方法は、また、2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義される位置合わせする被覆材RGB値を正規化することと、直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から創傷被覆材に対するpH値を計算することとを含み得る。

0013

一態様において、創傷を監視する方法は、サーバなどのコンピューティングデバイス側で被覆材の画像を受信するステップと、受信された画像から被覆材RGB値を抽出することによって創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定するステップとを含む。方法は、被覆材RGB値から創傷被覆材に対するpH値を計算することと、サーバから計算されたpH値の指示を送信することとを含む。

0014

いくつかの実装において、方法は、また、サーバ側で不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶することと、正しい画像を取り込む要求をサーバからユーザに送信することとを含む。方法は、ユーザデバイス上で計算された値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションとともに計算されたpH値を表示することを含み得る。

0015

いくつかの実装において、方法は、サーバ上のメモリにpH値のレコード内に計算されたpH値を記憶することを含む。特定の患者を識別するユーザ入力が受信され、記憶されたレコードは、特定の患者に関連付けられる。ユーザ入力は、記憶されている患者のリストから特定の患者の選択を含み得るか、または新しい患者に対する識別情報を含み得る。方法は、サーバと通信するユーザデバイス上に表示するためにサーバから特定の患者に対するpH値のトレンドを送信することを含み得る。トレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含み得る。

0016

いくつかの実装において、受信された画像から被覆材RGB値を抽出することは、画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定することとを含む。そのような方法において、受信された画像の中心点が定義され、被覆材円形領域が、受信された画像の中心点の周りに定義される。ここで、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む。たとえば、被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間、または約10から約50ピクセルの間、または約20から約30ピクセルの間の半径を有するものとしてよい。

0017

いくつかの実装において、方法は、サーバなどの、コンピューティングデバイス側でカラーキャリブレーションストリップの画像を受信することを含む。カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像中に受信され得るか、または別の画像中に受信され得る。方法は、カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出することを含む。各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値を使用して計算される。複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出することは、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、そのカラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定することとを含む。複数のカラーブロックの各々の中心点が定義され、中心点がカラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義される。キャリブレーション円形領域は、各カラーブロックの中心点の周りに定義されるものとしてよく、キャリブレーション円形領域は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含むものとしてよい。たとえば、キャリブレーション円形領域は、約3から約10ピクセルの間の半径を有し得るか、または約5ピクセルの半径を有し得る。

0018

いくつかの実装において、方法は、三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算することを含む。たとえば、計算された2つの最小の距離が決定され、創傷被覆材に対するpH値は、RGBキャリブレーション値および2つの最短距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき計算される。方法は、また、2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義される直線に被覆材RGB値を正規化することと、直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から創傷被覆材に対するpH値を計算することとを含み得る。

0019

一態様において、創傷を監視する方法は、ユーザデバイスでpHインジケータを有する創傷被覆材の画像を取り込むことと、取り込まれた画像をユーザデバイスから送信することと、取り込まれた画像中の創傷被覆材についてユーザデバイス側でpH値を受信することと、ユーザデバイス上に受信されたpH値の指示を表示することとを含む。

0020

いくつかの実装において、方法は、画像取り込み時にユーザデバイス上にガイド枠を表示することを含み、ここで、ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える。方法は、ユーザデバイスで、表示されているガイド枠に相対的に創傷被覆材の位置合わせを検出することを含むものとしてよく、画像は、創傷被覆材がガイド枠と適切に位置合わせされたときにユーザデバイスによって自動的に取り込まれ得る。いくつかの実装において、方法は、ユーザデバイスで、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶することと、ユーザデバイス上に、新しい画像を取り込むようユーザに求める要求を表示することとを含む。いくつかの実装において、方法は、ユーザデバイス上に、受信されたpH値が表示されるときに受信されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示することを含む。

0021

いくつかの実装において、方法は、ユーザデバイス上のメモリに、pH値のレコード内の受信されたpH値を記憶することを含む。ユーザ入力がユーザデバイスで受信され、ユーザ入力は、特定の患者を識別する。記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている。ユーザ入力は、記憶されている患者のリストから特定の患者の選択を含み得るか、または新しい患者に対する識別情報を含み得る。方法は、ユーザデバイス上に、特定の患者に対するpH値のトレンドを表示することを含み、表示されたトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含み得る。

0022

いくつかの実装において、方法は、ユーザデバイスと通信しているサーバなどのコンピューティングデバイス側で、取り込まれた画像内の複数のピクセルの内の各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、サーバ側で、複数のピクセルについて個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定することと、サーバ側で、創傷被覆材に対するpH値を被覆材RGB値から計算することとを含む。取り込まれた画像の中心点が定義され、被覆材円形領域が、取り込まれた画像の中心点の周りに定義される。被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む。たとえば、被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間、または約10から約50ピクセルの間、または約20から約30ピクセルの間の半径を有するものとしてよい。

0023

いくつかの実装において、方法は、ユーザデバイスで、カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むことを含む。カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像中に取り込まれ得るか、または別の画像中に取り込まれ得る。方法は、ユーザデバイスと通信しているサーバ側で、カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出することを含む。各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、創傷被覆材に対するpH値は、キャリブレーションRGB値を使用してサーバ側で計算される。複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出することは、サーバ側で、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、サーバ側で、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、カラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定することとを含む。

0024

いくつかの実装において、複数のカラーブロックの各々について中心点が定義され、中心点はカラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義される。キャリブレーション円形領域は、各カラーブロックの中心点の周りに定義され、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含む。たとえば、キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有し得るか、または約5ピクセルの半径を有し得る。

0025

いくつかの実装において、方法は、サーバ側で、三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算することを含む。たとえば、方法は、計算された2つの最小の距離を決定することと、創傷被覆材に対するpH値を、RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき計算することとを含む。方法は、また、2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義される直線に被覆材RGB値を正規化することと、直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から創傷被覆材に対するpH値を計算することとを含み得る。

0026

一態様において、創傷を監視するための非一時的コンピュータ可読媒体は、上の段落[0003]〜[0024]のどれかにおいて説明されている方法を実行するための機械可読命令で符号化される。

0027

一態様において、創傷を監視するためのデバイスは、メモリと、ディスプレイと、メモリおよびディスプレイと通信する処理回路とを備え、処理回路は上の段落[0004]〜[0010]のどれかにおいて説明されている方法のうちのどれかを実行するように構成される。

0028

一態様において、創傷を監視するための、サーバなどの、コンピューティングデバイスは、メモリと、ネットワーク上で通信の送受信を行うためネットワークに結合されている通信回路と、通信回路およびメモリに関連付けられている処理回路とを備え、処理回路は上の段落[0011]〜[0016]のどれかにおいて説明されている方法のうちのどれかを実行するように構成される。

0029

一態様において、創傷を監視するためのデバイスは、メモリと、ネットワーク上で通信の送受信を行うためネットワークに結合されている通信回路と、通信回路およびメモリに関連付けられている処理回路とを備え、処理回路は上の段落[0017]〜[0024]のどれかにおいて説明されている方法のうちのどれかを実行するように構成される。

0030

一態様において、創傷を監視するためのシステムは、上の段落[0026]において説明されているサーバなどの、コンピューティングデバイスと、上の段落[0027]において説明されているデバイスとを備える。

0031

一態様において、創傷を監視するシステムは、創傷被覆材の画像を取り込むための手段と、創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定するための手段とを備え、色を決定するための手段は、取り込まれた画像からRGB値を抽出するための手段を備える。システムは、また、被覆材RGB値から創傷被覆材に対するpH値を計算するための手段と、計算されたpH値の指示を表示するための手段とを備える。

0032

いくつかの実装において、システムは、画像取り込み時にガイド枠を表示するための手段を備え、ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える。システムは、表示されるガイド枠に相対的な創傷被覆材の位置合わせを検出するための手段を備え、画像は、創傷被覆材がガイド枠と適切に位置合わせされたときに取り込むための手段によって自動的に取り込まれる。システムは、また、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶するための手段と、新しい画像を取り込むようユーザに求める要求を表示するための手段とを備え得る。システムは、計算されたpH値が表示されるときに計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示するための手段も備え得る。

0033

いくつかの実装において、システムは、pH値のレコード内に計算されたpH値を記憶するための手段を備える。システムは、特定の患者を識別するユーザ入力を受信するための手段を備え、記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている。ユーザ入力は、記憶されている患者のリストから特定の患者の選択を含み得るか、または新しい患者に対する識別情報であってよい。システムは、特定の患者に対するpH値のトレンドを表示するための手段を備え、表示されたトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含む。

0034

いくつかの実装において、取り込まれた画像から被覆材RGB値を抽出するための手段は、画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定するための手段とを備える。システムは、取り込まれた画像の中心点を定義するための手段を備え、取り込まれた画像の中心点の周りの被覆材円形領域を定義するための手段を備えるものとしてよく、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む。たとえば、被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間、または約10から約50ピクセルの間、または約20から約30ピクセルの間の半径を有するものとしてよい。

0035

いくつかの実装において、システムは、カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むための手段を備える。カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像中に取り込まれ得るか、または別の画像中に取り込まれ得る。システムは、カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出するための手段を備える。各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値を使用して計算される。複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出するための手段は、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、そのカラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定するための手段とを備える。

0036

いくつかの実装において、システムは、複数のカラーブロックの各々について中心点を定義するための手段を備え、中心点はカラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義される。システムは、キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義するための手段を備え、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含む。たとえば、キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有し得るか、または約5ピクセルの半径を有し得る。

0037

いくつかの実装において、システムは、三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算するための手段を備える。たとえば、システムは、計算された2つの最小の距離を決定するための手段と、創傷被覆材に対するpH値を、RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき計算するための手段とを備える。システムは、また、2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義される直線に被覆材RGB値を正規化するための手段と、直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から創傷被覆材に対するpH値を計算するための手段とを備え得る。

0038

一態様において、創傷を監視するシステムは、創傷被覆材の画像を受信するための手段と、創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定するための手段とを備え、色を決定するための手段は、受信された画像から被覆材RGB値を抽出するための手段を備える。システムは、また、被覆材RGB値から創傷被覆材に対するpH値を計算するための手段と、計算されたpH値の指示を送信するための手段とを備える。

0039

いくつかの実装において、システムは、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶するための手段と、新しい画像を取り込むようユーザに求める要求を送信するための手段とを備える。システムは、計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションとともに計算されたpH値を表示するための手段を有する。

0040

いくつかの実装において、システムは、pH値のレコード内に計算されたpH値を記憶するための手段を備える。特定の患者を識別するユーザ入力を受信するための手段が備えられ、記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている。ユーザ入力は、記憶されている患者のリストから特定の患者の選択を含み得るか、または新しい患者に対する識別情報を含み得る。システムは、送信のための手段と通信するユーザデバイス上に表示するために特定の患者に対するpH値のトレンドを送信するための手段を備え、トレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含む。

0041

いくつかの実装において、受信された画像から被覆材RGB値を抽出するための手段は、画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定するための手段とを備える。システムは、受信された画像の中心点を定義するための手段と、受信された画像の中心点の周りの被覆材円形領域を定義するための手段とを備え、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む。たとえば、被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間、または約10から約50ピクセルの間、または約20から約30ピクセルの間の半径を有するものとしてよい。

0042

いくつかの実装において、システムは、カラーキャリブレーションストリップの画像を受信するための手段を備える。カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ受信された画像中にあり得るか、または別の画像中にあり得る。システムは、カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出するための手段を備える。各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値を使用して計算される。複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出するための手段は、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、そのカラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定するための手段とを備える。

0043

いくつかの実装において、システムは、複数のカラーブロックの各々の中心点を定義するための手段を備える。中心点は、カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義される。システムは、キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義するための手段を備え、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含む。たとえば、キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有し得るか、または約5ピクセルの半径を有し得る。

0044

いくつかの実装において、システムは、三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算するための手段を備える。たとえば、システムは、計算された2つの最小の距離を決定するための手段と、創傷被覆材に対するpH値を、RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき計算するための手段とを備える。システムは、また、2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義される直線に被覆材RGB値を正規化するための手段と、直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から創傷被覆材に対するpH値を計算するための手段とを備え得る。

0045

一態様において、創傷を監視するためのシステムは、pHインジケータを有する創傷被覆材の画像を取り込むための手段と、取り込まれた画像を送信するための手段と、取り込まれた画像中の創傷被覆材についてpH値を受信するための手段と、受信されたpH値の指示を表示するための手段とを備える。

0046

いくつかの実装において、システムは、画像取り込み時にガイド枠を表示するための手段を備え、ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える。システムは、表示されるガイド枠に相対的な創傷被覆材の位置合わせを検出するための手段も備えることができ、画像は、創傷被覆材がガイド枠と適切に位置合わせされたときに取り込むための手段によって自動的に取り込まれる。システムは、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶するための手段と、新しい画像を取り込むようユーザに求める要求を表示するための手段とを備え得る。システムは、受信されたpH値が表示されるときに受信されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示するための手段も備え得る。

0047

いくつかの実装において、システムは、受信されたpH値をpH値のレコード内に記憶するための手段を備える。特定の患者を識別するユーザ入力が受信され、記憶されたレコードは、特定の患者に関連付けられる。ユーザ入力は、記憶されている患者のリストから特定の患者の選択を含み得るか、または新しい患者に対する識別情報を含み得る。システムは、特定の患者に対するpH値のトレンドを表示するための手段を備え、トレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含む。

0048

いくつかの実装において、システムは、取り込まれた画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、複数のピクセルについて個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定するための手段と、創傷被覆材に対するpH値を被覆材RGB値から計算するための手段とを備える。システムは、取り込まれた画像の中心点を定義するための手段と、取り込まれた画像の中心点の周りの被覆材円形領域を定義するための手段とを備え、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む。たとえば、被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間、または約10から約50ピクセルの間、または約20から約30ピクセルの間の半径を有するものとしてよい。

0049

いくつかの実装において、システムは、カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むための手段を備える。カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像中に取り込まれ得るか、または別の画像中に取り込まれ得る。システムは、カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出するための手段を備える。各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、創傷被覆材に対するpH値は、キャリブレーションRGB値を使用して計算される。複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出するための手段は、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、そのカラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定するための手段とを備える。

0050

いくつかの実装において、システムは、複数のカラーブロックの各々について中心点を定義するための手段を備え、中心点はカラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義される。システムは、キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義するための手段を備え、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含む。たとえば、キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有し得るか、または約5ピクセルの半径を有し得る。

0051

いくつかの実装において、システムは、三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算するための手段を備える。たとえば、システムは、計算された2つの最小の距離を決定するための手段と、創傷被覆材に対するpH値を、RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき計算するための手段とを備える。システムは、また、2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義される直線に被覆材RGB値を正規化するための手段と、直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から創傷被覆材に対するpH値を計算するための手段とを備え得る。

0052

一態様において、創傷を監視するためのシステムは、上で説明されているシステムを含む。

0053

前述の、ならびに他の目的および利点は、図面全体を通して類似の参照文字は類似の部品を指す付属の図面に関して読み取り、以下の詳細な説明を考察した後、明らかになるであろう。

図面の簡単な説明

0054

いくつかの実装による創傷pHレベルを監視する方法に対する流れ図である。
いくつかの実装により創傷被覆材画像を処理し、画像の色に基づきpHレベルを計算する方法に対する流れ図である。
いくつかの実装によるpH計算プロセスの視覚的表現を示す図である。
いくつかの実装による例示的なpH感受性創傷被覆材を示す図である。
いくつかの実装によるユーザデバイス、サーバ、および通信ネットワークを含む例示的なシステムを示す図である。
いくつかの実装による例示的なユーザデバイスを示す図である。
いくつかの実装による例示的なコンピューティングデバイスを示す図である。
いくつかの実装による例示的なユーザデバイスのスクリーンショットを示す図である。
いくつかの実装による例示的なユーザデバイスのスクリーンショットを示す図である。
いくつかの実装による例示的なユーザデバイスのスクリーンショットを示す図である。
いくつかの実装による例示的なユーザデバイスのスクリーンショットを示す図である。
いくつかの実装による例示的なユーザデバイスのスクリーンショットを示す図である。
いくつかの実装による例示的なユーザデバイスのスクリーンショットを示す図である。

実施例

0055

自動化された創傷被覆材画像処理システムは、医師または患者に、陰圧創傷療法が創傷に施されるときなどに、創傷を監視する、効果的で信頼性の高いアプローチを提供する。図1は、色分けされたpHインジケータ創傷被覆材によって指示される創傷状態を患者または医師に知らせる創傷監視方法100を示している。方法100は、創傷pHの正確な読み取り値をもたらすように包帯色の決定を自動化する。創傷pHインジケータの色を識別し、識別された色をpHスケールに関係付ける際にユーザの判断に依存する代わりに、方法100は、ユーザが創傷被覆材のデジタル画像を取り込むことを可能にし、画像処理技術を応用して指示されたpHを決定する。その結果得られる監視方法は、こうして、回復期創傷に施される治療計画を適用または変更するために使用され得るpH読み取り値の信頼性を改善する。例示されている方法は、単独で、またはサーバなどの、1つもしくは複数のコンピューティングデバイスと組み合わせてユーザデバイスによって実装され得る。

0056

創傷監視方法100は、色分けされた創傷pHインジケータの画像が、ステップ102で取り込まれたときに開始する。インジケータは、患者の創傷被覆材上に配設され、被覆材が施されている創傷のpHが変化すると色を変化させる1つまたは複数のpH感受性色素もしくは化合物を含む。たとえば、特定の色素は、0から14の範囲にわたる異なるpH値に曝されたときに、淡黄色および橙色からより暗い赤色または紫色への色のスペクトルを示し得る。そのような包帯上に配設された特定の色素および化合物は、変わることがあり、好適な知られている色のスペクトルを示す、任意の好適な創傷pHインジケータが、本開示のシステムおよび方法において使用され得る。

0057

方法100のステップ102で取り込まれた画像は、ユーザデバイス上で、たとえば、患者来院時に医師によって、または医院から離れて患者によって撮られる。スマートフォンおよびモバイル技術の進歩により、方法100で使用するのに適したユーザデバイスの範囲が大きく広がっている。画像取り込み用カメラおよび画像ローカルで処理するか、またはリモート処理のため画像を送信するかのいずれかのための回路を有する任意のユーザデバイスは、この方法に適している。たとえば、スマートフォン、タブレットコンピュータデジタルカメラウェブ対応カメラ、または画像取り込みおよび処理もしくは通信回路を備える任意の他のユーザデバイスは、ステップ102で使用されてもよい。これらのデバイスのうちの多くの可搬性は、ユーザがユーザデバイスがある事実上任意の場所でステップ102において画像を取り込むことができるという点で有益である。したがって、方法100は、読み取り値を得るために常に健康診断を受けることまたは来院することを必要とせずに創傷監視およびフィードバックを患者に提供する。

0058

ステップ102で取り込まれた画像が、ステップ104で処理され、それにより、創傷被覆材の色によって指示される創傷のpHを決定する。いくつかの実施形態において、画像はモバイルデバイス上で、たとえば、スマートフォンのアプリを使用して取り込まれ、モバイルデバイスそれ自体は、ステップ104で処理を実行し、指示されたpHを計算する。他の実施形態において、ユーザデバイスは、取り込まれた画像をリモートロケーション、たとえば、サーバに送信し、そこで、画像が処理され、それによりpHを計算する。次いで、サーバは、計算されたpHを、表示し、創傷状態を評価する際に使用するために、ユーザデバイスに送り返す。サーバ、ユーザデバイス、またはその両方は、トレンドおよび進行状況の分析のためにpH読み取り値のレコードを記憶することもできる。

0059

ステップ104における画像処理は、取り込まれた画像内の創傷被覆材の色を自動的に特徴付ける。これは、たとえば、被覆材の色がRGBカラーモデル(またはCMYK、Lab色空間、および同様のものなどの他の好適な任意のカラーモデル)内のどこに収まるかを決定することによって行われ得る。画像に適用される処理は、全体的な被覆材色の赤色、青色、および緑色成分を決定し、3色の相対的存在を使用して色を特徴付ける。次いで、RGB特性値が標準化されたpHRGB値と比較され、それにより創傷被覆材によって指示されるpHを計算する。この処理およびpH計算のさらなる詳細は、以下で、たとえば、図2に関して説明される。

0060

ステップ104で、創傷のpHが決定された後、計算されたpH値は、ステップ106で、患者または医師に中継される。pHは、画像を取り込むために使用されるユーザデバイス、またはユーザデバイスと、もしくはシステム内のサーバと通信する別のデバイスの、いずれかに表示される。計算された値に加えて、ステップ106で、pHは、患者の過去のpH読み取り値を示すグラフ、pH読み取り値のリスト、読み取りに基づく創傷健康状態の指示、創傷に対する治療の提案されるモード、または患者もしくは医師に適している他の任意の情報などの、1つまたは複数の補足的特徴で表示され得る。それに加えて、ディスプレイは、ユーザに対して、pH読み取りを記憶する、または識別するためのさまざまなオプションを提示し得る。たとえば、ステップ106は、pH読み取りを受け入れるか、または拒絶するオプションをユーザに表示することを含むものとしてよく、pH読み取りが拒絶された場合に新規画像を取り込むことをユーザに促すものとしてよい。ディスプレイは、また、記録を取るために患者を識別するオプションをユーザに提示するものとしてよく、ここで、計算されたpH値は、創傷の進行状況を追跡するためにすでに記憶されている患者、または新規に識別された患者のいずれかに関連付けられる。いくつかの実施形態において、患者は、画像内の包帯上のバーコードまたはQRコード(登録商標)によって自動的に識別され得る。

0061

方法100は、ステップ104で自動化された画像処理および分析を実装することによって、プロンプトフィードバックおよび正確なpH読み取りをもたらす。ステップ104で実行される色抽出およびpH計算は、pH読み取り、およびしたがってpHに基づく治療決定の改善された精度をもたらすことができる。画像に適用される処理は、最初に、創傷被覆材の色の決定を自動化し、次いで、処理を適用して検出された色からpHの読み出しを行う。

0062

図2は、創傷被覆材の画像を処理してpH読み出しを患者または医師に提供するための方法110を示しており、これは図1のステップ104で実行される方法であってよい。例示されている方法は、単独で、またはサーバなどの、1つもしくは複数のコンピューティングデバイスと組み合わせてユーザデバイスによって実装され得る。画像が取り込まれるか、または受信された後、方法110を実装するシステムは、ステップ112で画像内に取り込まれている創傷被覆材の注目する領域を定義するか、または識別する。注目する領域は、色およびpHの決定に対する創傷被覆材の適切な表現であると決定される画像のエリアを定義する。領域は、適当な任意の形状およびサイズ、たとえば、所定の数のピクセルによって定義される半径もしくは面積を有する円形もしくは正方形を有するものとしてよい。いくつかの実施形態において、領域は、創傷被覆材の画像の決定された中心点の周りの特定のサイズの特定の形状を形成するピクセルとして定義される。そのような実施形態において、被覆材の画像の中心は、ステップ112で最初に定義され、注目する領域は、定義された中心点の周りの形状およびサイズ設定に基づき定義される。好適な任意の数のピクセルの半径、たとえば、5ピクセル、10ピクセル、20ピクセル、50ピクセル、100ピクセル、または他の任意の好適な半径を有する中心点の周りの円形領域が定義され得る。領域の形状およびサイズは、好適なサイズの卵形矩形、正方形、三角形台形、または任意の好適な形状とすることができる。領域の形状およびサイズも、画像を取り込むために使用されるカメラの解像度設定、または取り込まれた画像サイズに基づき定義され得る。いくつかの実装において、方法110は、注目する複数の領域を定義するか、または識別する。複数の領域のうち好適な任意の数および寸法の領域が選択され得る。たとえば、複数の領域は、図10に示されているような5つの円であってよい(すなわち、真ん中の1つの円形領域または被覆材の4つの隅の各々における4つの円形領域によって囲まれる被覆材)。

0063

分析対象の注目する領域が定義されているときに、方法110を実装するシステムは、ステップ114で、注目する領域から決定されるように、被覆材の色を特徴付ける。注目する定義された領域内に収まる各ピクセルが分析され、それによりピクセルの色に対するRGB値を画像から抽出する。特に、注目する領域がより大きい場合について、その領域に含まれるピクセルにわたって創傷被覆材の抽出色のバラツキがあり得る。したがって、被覆材色の正確な表現をもたらす取り込むのに十分大きい注目する領域を定義することが好ましい場合がある。領域に含めるピクセルが少なすぎると、結果として、被覆材のエリアが1ピクセルまたは小さいエリア、たとえば、画質が悪くて不自然に暗いピクセルまたはエリアが生じ、全体的なRGB特性を歪め、特性から計算されるpH値の精度に影響を与え得る。領域が十分に広く定義されている場合、ステップ114におけるRGB値の抽出は、不自然なピクセルまたはエリアの効果を薄めるのに十分に正確なピクセル読み取り値を含む。代替的に、フィルタが適用され、これによりこれらの不自然に明るいまたは暗いピクセルを分析から取り除くことができる。たとえば、注目する領域内のピクセルの平均RGB値から一定の距離のところに収まるRGB値を示す個別のピクセルは、外れ値として指定され、分析から取り除かれ得る。

0064

注目する領域内の個別のピクセルRGB値が、画像から抽出された後に、値は、ステップ116で平均が取られ、画像内の被覆材全体に対するRGB値特性を決定する。ステップ116でピクセル値の平均を取ることによって、方法110は、注目する定義済み領域内に存在する1つまたは複数の色によって決定されるように、被覆材の色の正確な自動化読み取りを行う。ステップ116で決定された平均されたRGB値は、撮像された創傷被覆材インジケータによって指示されるpH値を計算する際に次いで使用される値である。

0065

ステップ116で決定された値から正確なpH計算結果をもたらすために、方法110は、キャリブレーションカラースクエア(calibration color square)に対する色決定を実行することを含む。キャリブレーションカラーは、被覆材RGB値を正規化するために使用される標準化された色の読み取り値をもたらし得る。この正規化は、たとえば、画像取り込みデバイスのバラツキ、創傷被覆材の位置決め、画像が取り込まれるときの照明、創傷被覆材の種類、被覆材に含まれるpH感受性色素、または取り込まれた被覆材画像に影響を及ぼし得る他の要因によって引き起こされる、取り込まれた画像のバラツキを考慮することができる。分析されたキャリブレーションカラーは、被覆材画像、たとえば、被覆材それ自体の上に設けられたストリップ、または被覆材とともにこの画像ウィンドウ内に置かれたストリップと同じ画像に含まれ得るか、または被覆材画像と同じもしくは類似する状態の下で別の画像内に取り込まれ得る。被覆材それ自体上にストリップを設けることは、別のストリップが各画像に含まれる必要がないのでユーザにとって都合がよいと思われる。別のストリップを使用することは、また、たとえばすべての患者に対して同じストリップを使用する医者のために、再現するうえで有利な場合がある。別のストリップは、包帯の下の創傷内の血液からカラーブロックが変色しないことも確実にし得る。

0066

正規化のために取り込まれるキャリブレーションカラーは、pH値のある範囲で創傷被覆材の予期される色を示す。色は、創傷被覆材上のストリップ内に一連のカラーブロックとして、たとえば、3つ、5つ、7つ、またはそれ以上のブロックとして用意され得る。カラーブロックは、設定されたpH増分値、たとえば、pH値4.0、5.0、6.0、7.0、8.0、9.0、それらのpH値の間の中間値、または9.0を超える、もしくは4.0を下回るpH値のうちの1つまたは複数で予期された色を示し得る。これらのカラーブロックが、創傷被覆材上のカラーキャリブレーションストリップとして、または画像による別の構成要素として含まれるかどうかに関係なく、標準化された色は方法110のステップ118から始めて処理され、それによりステップ116で決定された被覆材RGB値を正規化し、画像のバラツキの影響を低減する。

0067

被覆材についてステップ112に類似する、ステップ118で、注目する領域は、取り込まれたカラーキャリブレーションストリップ内に含まれる各キャリブレーションカラーブロックについて定義される。被覆材の場合のように、注目する各領域は、カラーブロックの中心を囲む設定された数のピクセルの設定された形状として定義され得る。注目する各カラーブロック領域の形状およびサイズは、注目する被覆材領域の形状およびサイズと同じであり得るか、または異なる形状もしくはサイズを取り得る。たとえば、カラーキャリブレーションストリップが創傷被覆材の底部に設けられる一実施形態において、カラーブロックは、被覆材エリアよりも小さく、注目する領域も、より小さいピクセルエリアとして定義され得る。

0068

各カラーブロック内の注目する定義された領域が、ステップ120で分析され、それにより、キャリブレーションカラーのRGB値特性を抽出する。ストリップ内の色は、異なる被覆材または同じ被覆材の異なる画像の間の同じであってよいけれども、照明および画像取り込み状態のバラツキは、読み取り値間でのステップ120における異なるRGB値決定を引き起こし得る。カラーキャリブレーションストリップの目的は、画像間の同一の色の読み取り値のこのバラツキを識別し、補正することである。被覆材RGB値と同様に、ステップ120で各カラーブロックについて抽出された個別のピクセルRGB値は、ステップ122で平均され、それにより、キャリブレーションストリップ内の各標準化されたカラーブロックについてRGB値の単一のセットを提供する。

0069

個別のキャリブレーションピクセルRGB値がステップ112で平均された後、画像が処理されており、各カラーブロックについて1つずつ、被覆材の色を特徴付けるRGB値の第1のセットおよび一連のRGB値セットを決定し、その各々はカラーキャリブレーションストリップ内の標準化された色を特徴付ける。被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値は、ステップ124で組み合わされ、創傷被覆材に対する単一のpH値が計算され、ユーザに提供される。ステップ124で適用される抽出処理は変わり得るが、例示的なプロセスは図3に視覚的に示されている。

0070

図3は、抽出された創傷被覆材RGB値セットおよび3つの抽出されたキャリブレーションRGB値セット内の各RGB値をRGB軸130によって表される三次元空間内の点の位置として扱うプロセスを示している。例示されているプロセスは、単独で、またはサーバなどの、1つもしくは複数のコンピューティングデバイスと組み合わせてユーザデバイスによって実装され得る。被覆材RGB値セットは、三次元空間内でRGBSAMPラベル付けされている、点132として示されている。3つのキャリブレーションRGB値セットは、RGBCAL1、RGBCAL2、およびRGBCAL3とそれぞれラベル付けされた、点134、136、および138として示されている。3つのキャリブレーションRGB点は、例示のため図3に示されているが、撮像されたカラーキャリブレーションストリップ内のカラーブロックの数に対応する、任意の好適な数のキャリブレーション点が、pH値を決定するために使用され得る。

0071

プロットされた点から、プロセスは、被覆材RGB点132とキャリブレーションRGB点134(d3)、136(d1)、および138(d2)の各々との間の距離を決定する。これらの距離は、RGBSAMP値によって定義されるような、創傷被覆材の色とRGBCAL値によって表される、キャリブレーションカラーの各々との間の類似性をグラフで表す。被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の与えられたセットとの間の比較的小さい距離は、被覆材と特定のキャリブレーションカラーとの間の類似性を示すが、比較的大きい距離は、異なる色を示す。たとえば、図3において、d1およびd2の各々は、距離d3よりも短い。これは、RGBSAMP値が抽出された創傷被覆材の色が、RGBCAL1およびRGBCAL3値が抽出されたカラーブロックの色に、RGBCAL1値が抽出されたカラーブロックの色よりも、類似していることを指示する。

0072

被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各セットとの間のすべての距離が決定された後、プロセスは、2つの最小の決定された距離を選択して、2つのキャリブレーションカラー、ならびに被覆材色および創傷pH値に最も類似する、これら2つのキャリブレーションされた色に関連付けられている対応する標準化されたpH値を識別する。たとえば、図3の視覚化では、距離d1およびd2は、対応するRGB値RGBCAL2およびRGBCAL3とともに、被覆材RGB値RGBSAMPに最も類似しているものとして選択される。したがって、着色創傷被覆材によって指示されるpH値は、それぞれ、RGBCAL2およびRGBCAL3に関連付けられている標準化されたpH値pHCAL2およびpHCAL3に、RGBCAL1に関連付けられているpHCAL1などの、他の任意の標準化されたpH値よりも、近いと決定される。

0073

選択された2つの最も近い標準化されたpH値の間に収まる、被覆材pHに対する推定値を計算するために、被覆材RGB値は、2つの選択されたキャリブレーションRGB値によって定義された線分に対して正規化される。図3において、この線分は、RGBCAL2とRGBCAL3との間の直線として示され、これは、創傷被覆材に対する正規化されたRGB値である点RGBNORMを含む。値RGBNORMは、被覆材RGB値RGBSAMPを垂直に(または任意の他の好適な仕方で)2つのキャリブレーションRGB値によって定義される直線上に射影することによって定義される。次いで、この直線に沿ったRGBNORM点140の位置は、創傷被覆材に対する最終pH推定値を計算するために使用される。2つのキャリブレーションおよび最小距離の選択が説明されているが、例示されているプロセスは、2つより少ないまたは多いキャリブレーション値および/または最小距離を選択することができる。それに加えて、いくつかの実装において、最小以外の1つまたは複数の距離が利用され得る。

0074

正規化点140とキャリブレーションRGB点136(距離a1)および138(距離b1)の各々との間の距離が決定され、pH推定を計算するために使用される。これらの距離で構成されるキャリブレーションRGB点は、pHSAMP値がpHCAL2標準化値とpHCAL3標準化値との間のどこに収まるかを指示する。たとえば、a1がb1に等しい場合、pHSAMPはpHCAL2とpHCAL3との間の中間にある。したがって、pHCAL2が6.5であり、pHCAL3が7.0である場合、pHSAMPは、6.75と計算される。その一方で、a1がRGBCAL2とRGBCAL3との間の直線の75%に等しい場合、pHSAMPは、pHCAL2よりも、pHCAL3に近い。その場合、pHCAL2が6.5であり、pHCAL3が7.0である場合、pHSAMPは、6.875と計算される。プロセスは、計算されたpHSAMP値を返し、ユーザに対して表示し、患者レコードに記憶する。

0075

いくつかの実装において、図1〜図3に示されている分析方法は、pH感受性創傷被覆材、およびその被覆材の取り込まれた画像を採用して、pH読み取り値および創傷状態フィードバックをユーザに提供する。そのような方法で使用するのに適している創傷被覆材150が図4に示されている。創傷被覆材150は、pHインジケータ152およびカラーキャリブレーションストリップ154を備える。pHインジケータ152は、創傷被覆材150のpH感受性構成要素であり、異なるpH状態の下で異なる色を示す1つまたは複数は色素もしくは化合物を含む。創傷被覆材150が視覚化された、または被覆材の画像が取り込まれたときに、インジケータ152の色が、被覆材150が貼られる創傷に対するpHレベルを決定するために使用される。

0076

カラーキャリブレーションストリップ154が創傷被覆材150上に設けられ、それにより、インジケータ152の解釈を円滑にし、pHレベルを決定する。カラーキャリブレーションストリップ154は、5つのカラーブロック156a〜eを含み、各々与えられたpHレベルでインジケータ152中の色素または化合物の知られている色を指示する。5つのカラーブロックのみが被覆材150上に示されているが、より多い、またはより少ないカラーブロックが被覆材上に含まれてもよい。ストリップ154を被覆材上に直接設けることの代替えとして、ストリップは、画像取り込み時に被覆材上に置かれる別の構成要素であってよい。カラーブロック156a〜eは、被覆材150が接触する予期されたpH値の範囲にわたるように選択され、その予期された範囲上で均等なまたは不均等な増分のいずれかの間隔で並ぶpH値を指示するものとしてよい。たとえば、カラーブロック156aは、5.0のpH値でインジケータ152の予期された色を指示するものとしてよく、カラーブロック156b〜eの各々は、カラーブロック156eの9.0の値まで、1.0ずつ増分されるpH値でインジケータ152の予期された色を指示し得る。変化する、および一定の、他の範囲および増分が使用されるものとしてよく、5つよりも多い、または少ないキャリブレーションpHレベルが、より多い、またはより少ないカラーブロックを有する被覆材に対して使用され得る。

0077

被覆材150は、自動化された画像処理のための方向インジケータを含む。キャリブレーションストリップ位置インジケータ158aおよび158bは、カラーキャリブレーションストリップ154の各端部に用意される。これらのインジケータ158aおよび158bは、カラーブロック156a〜eを自動的に検出するために画像処理に使用され得る。処理システムは、受信された画像中のインジケータ158aおよび158bの位置を特定し、2つのインジケータの間に線を引くことができる。次いで、システムは、引かれた直線に沿ってカラーブロック156a〜eの各々を識別し得る。このアプローチは、たとえば、キャリブレーションカラーストリップが取り込まれた画像中の位置合わせ枠に相対的に真っ直ぐでないときに、被覆材150の最適な位置合わせがなされない画像中のカラーブロックの識別を円滑にし得る。

0078

被覆材150は、pHインジケータ152の位置を識別する自動化された画像処理のための隅インジケータ160a〜eも備える。インジケータ158aおよび158bと同様に、隅インジケータ160a〜dは、画像処理システムによって検出され、画像取り込み時に最適に位置合わせされていない被覆材150の画像の向きを変えるために使用され得る。いくつかの実装において、色分析に使用されるpHインジケータ152内の注目する特定の領域を識別することが好ましい場合があり、隅インジケータ160a〜dは、その領域を識別するために使用され得る。たとえば、画像処理システムは、隅インジケータ160a〜dの間に延在するX162を定義し得る。次いで、X162を形成する2本の直線の交差点が処理され、pHインジケータ152の中心を識別する中心点164を定義し得る。この中心点164から、分析対象の注目する領域が、識別され得る。

0079

pH読み取りおよび監視を行うために説明されている方法および創傷システムに使用可能なデバイスのさまざまな実装が企図され、これはローカルユーザデバイスと処理システムの両方、さらには、ネットワーク上でローカルデバイスと通信するリモートサーバシステムを含む。例示しやすくするため、これらのデバイスの実施形態は、例示的なユーザデバイス、サーバ、およびネットワークに関して以下で説明される。しかしながら、本明細書で開示されているシステム、デバイス、および方法は、そのようなデバイスおよびネットワークの他の実装および他の実施形態に適合され得る。

0080

本明細書で使用されているように、「ユーザデバイス」は、限定することなく、本明細書で説明されているコンピュータ化されている技術のうちの1つまたは複数を実施するようにハードウェアファームウェア、およびソフトウェアとともに構成された1つまたは複数のデバイスの任意の好適な組合せを含む。ユーザデバイスは、スタンドアロンデバイスであるか、または通信ネットワーク上で、サーバなどの外部処理システムと通信するかのいずれかの、ユーザ入力を受信すること、たとえば、画像を受信すること、および応答分析、たとえば、計算されたpH値またはトレンドをユーザに提供することができる任意のコンピューティングデバイスであってよい。たとえば、ユーザデバイスは、モバイルコンピューティングデバイス(たとえば、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話(スマートフォンなど)、もしくはカメラ)または固定されたコンピューティングデバイス(たとえば、パーソナルコンピュータ固定電話、もしくは他のコンピューティングデバイス)を含み得る。ユーザデバイスは、好ましくは、外部システムとインターフェースするためワイヤレス通信機能を有する。しかしながら、ワイヤレス通信機能を有しないデバイスは、本開示の範囲から逸脱することなく使用され得る。ユーザデバイスは、創傷被覆材の画像を取り込むために、前面カメラおよび背面カメラの両方を含む、1つまたは複数のカメラを備えることができる。いくつかの実装において、ユーザデバイスは、拡張現実眼鏡などのユーザが着用するデバイスである。ユーザデバイスは、画像を生成する、または編集するためのソフトウェアも備え得る。

0081

本明細書で使用されているように、「プロセッサ」、「処理回路」、または「コンピューティングデバイス」という用語は、1つまたは複数のコンピュータ、マイクロプロセッサマイクロコントローラデジタルシグナルプロセッサプログラム可能論理デバイスフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)などを指し、マルチコアプロセッサ(たとえば、デュアルコアクワッドコアヘキサコア、もしくは任意の適当な数のコア)またはスーパーコンピュータを含み得る。これは、本明細書で説明されているコンピュータ化技術のうちの1つまたは複数を実行する論理回路、ファームウェア、およびソフトウェアを含むハードウェアで構成された他のデバイスも指し得る。プロセッサおよび処理デバイスは、入力、出力、および現在処理されているデータを記憶するための1つまたは複数のメモリデバイスも備え得る。本明細書で説明されている処理回路およびサーバのうちのどれかを実装するために使用され得る、例示的なコンピューティングデバイスは、図7を参照しつつ以下で詳しく説明される。

0082

本明細書で使用されているように、「ユーザインターフェース」は、限定することなく、1つもしくは複数の入力デバイス(たとえば、キーパッドマウスタッチスクリーントラックボール音声認識システムジェスチャー認識システム加速度計RFIDおよびワイヤレスセンサ光センサソリッドステートコンパスジャイロスコープスタイラス入力ジョイスティックなど)および/または1つもしくは複数の出力デバイス(たとえば、表示ディスプレイスピーカー触覚ディスプレイ印刷デバイスなど)の任意の好適な組合せを含む。たとえば、ユーザインターフェースは、情報の受信およびユーザへの提供をグラフィカルに行うためのディスプレイ(タッチセンサ式カラーディスプレイ光学的投影システム、または他のディスプレイであってよい)を含み得る。

0083

図5および図6は、デバイス、サーバなどの、コンピューティングデバイス、および本明細書で開示されているシステムおよび方法を実装するために使用され得るネットワーク構造の実施形態を示している。図5は、創傷pH状態およびトレンドの自動化された読み取りおよび監視を行うためのコンピュータ化システム170のブロック図である。一般的に、システム170では、ユーザデバイス172およびサーバ180は、通信ネットワーク178を介して接続される。ユーザデバイス172は、処理回路174およびユーザインターフェース176を備える。サーバ180は、処理回路182およびメモリ184を備える。

0084

創傷の評価および監視中に、上で説明されている被覆材150などの、pH色インジケータを有する創傷被覆材の画像は、ユーザデバイス172によって取り込まれ、送信186において、ネットワーク178を介してサーバ180に送信される。サーバ180における処理回路182は、受信された画像を分析し、フィードバック、たとえば、計算されたpH値を、送信188において、ネットワーク178を介して提供する。画像およびpH値に加えて、送信186および188は、ユーザによって提供される、またはサーバ180によって送信される他の任意の情報を含み得る、たとえば、任意の追加のユーザ入力または要求が送信186において提供されるものとしてよく、患者pHトレンドおよび診断結果などの任意の追加の情報が、送信188において提供され得る。

0085

ネットワーク178は、ユーザデバイス172とサーバ180とを結合し、これら2つの構成要素の間の送信186および188などの送信を行う。通信ネットワーク178は、ユーザデバイス172とサーバ180との間で情報を交換するのに適したネットワークであるものとしてよい。たとえば、通信ネットワーク178は、インターネット携帯電話ネットワーク、移動体音声またはデータネットワーク(たとえば、3G、4G、もしくはLTEネットワーク)、ケーブルネットワーク公衆交換電話網衛星ネットワーク、または他の種類の通信ネットワークもしくは通信ネットワークの組合せを含み得る。ユーザデバイス172およびサーバ180は、衛星経路光ファイバー経路、ケーブル経路インターネット通信サポートする経路、自由空間接続(たとえば、ブロードキャストもしくは他のワイヤレス信号)、または他の任意の好適な有線もしくは無線通信経路もしくはそのような経路の組合せなどの、1つまたは複数の通信経路を使用して通信することができる。これらの通信を介して送信される送信内容は暗号化されるものとしてよく、セキュアデータ送信を行える。セキュア送信は、デバイスによって送信される機密にすべき患者および医療情報に対して好ましい。

0086

図面を複雑にしないため、図5にはただ1つのサーバ180および1つのユーザデバイス172が示されているが、システム170は、複数のサーバおよび複数のユーザデバイスをサポートすることができる。たとえば、プロセッサ182は、単一のサーバ180内に配置されるのではなくむしろ、第1のサーバ内に配置され、それにより、画像処理および分析を行うようにできるが、メモリ184は第2のサーバ内に配置され、それによりデータの記憶および取り出しを行うようにできる。複数のサーバが、クラスタとして、または分散型コンピューティングネットワークとして、連携動作し得る。

0087

いくつかの実装において、システム170は、構成要素のうちの1つまたは複数がインターネットもしくは他の通信システムを介して接続された異なる処理および記憶サービスによって実現されるクラウドコンピューティング環境内に実装される。クラウドコンピューティング環境において、コンテンツ共有コンテンツストレージ、またはコンテンツ配信のためのさまざまな種類のコンピューティングサービスが、ネットワークアクセス可能なコンピューティングおよび記憶装置リソース集合体によって提供される。たとえば、クラウドは、サーバコンピューティングデバイスの集合体を含むものとしてよく、これは、中央に配置されるか、または分散配置形態を取ることができ、通信ネットワーク178を介したインターネットなどのネットワークを介して接続されたさまざまな種類のユーザおよびデバイスにクラウドベースのサービスを提供する。これらのクラウドリソースは、1つまたは複数のコンテンツリソースおよび1つまたは複数のデータリソースを含み得る。それに加えて、または代替的に、リモートコンピューティングイトは、ユーザ医療デバイスユーザコンピュータデバイス、およびワイヤレスユーザ通信デバイスなどの他のユーザデバイスを含み得る。たとえば、他のユーザデバイスは、データまたは画像の記憶されているコピーへのアクセスを提供する。ユーザデバイスは、サーバ180と通信することなくピアツーピア方式で動作し得る。クラウドは、他にも例はあるがとりわけ、コンテンツストレージ、コンテンツ共有、またはソーシャルネットワーキングサービスなどのサービスへのアクセス、さらには以下で説明されるコンテンツへのアクセスを提供する。サービスは、クラウドコンピューティングサービスプロバイダを通じて、またはオンラインサービスの他のプロバイダを通じて、クラウドにおいて提供されてもよい。たとえば、クラウドベースのサービスは、コンテンツストレージサービス、コンテンツ共有サイトソーシャルネットワーキングサイト、またはユーザ提供コンテンツが接続されたデバイス上の他者によって視聴できるように配信される他のサービスを含み得る。これらのクラウドベースのサービスは、コンテンツをローカルに記憶し、ローカルに記憶されているコンテンツにアクセスするのではなく、ユーザデバイスがコンテンツをクラウドに記憶し、クラウドからコンテンツを受け取ることを可能にし得る。クラウドリソースは、たとえば、ウェブブラウザデスクトップアプリケーションモバイルアプリケーション、および/またはアクセスアプリケーションの任意の組合せを使用して、ユーザデバイス172によってアクセスされ得る。いくつかの実装において、ユーザデバイスは、複数のクラウドリソースから同時にコンテンツを受け取る。たとえば、ユーザデバイスは、コンテンツを第2のクラウドリソースにまたは第2のクラウドリソースからダウンロードまたはアップロードしながら一方のクラウドリソースからのデータおよび情報にアクセスすることができる。ユーザデバイスは、より効率的なダウンロードまたはアップロードを行うために複数のクラウドリソースにまたは複数のクラウドリソースからコンテンツのダウンロードもしくはアップロードも実行できる。

0088

図5は、創傷監視および創傷pH決定を行うためのネットワークベースのシステムを示しているが、システム170の機能的構成要素は、ユーザデバイス内またはユーザデバイスのローカルに含まれる1つまたは複数の構成要素として実装され得る。たとえば、図6は、処理回路192、ユーザインターフェース194、およびメモリ196を備えるユーザデバイス190を示している。処理回路194は、図5の処理回路174および182の機能のどれか、または全部を実行するように構成されるものとしてよく、メモリ196は、図5のメモリ184内に記憶されているデータのどれか、または全部を記憶するように構成されるものとしてよく、ユーザインターフェース194は、図5のユーザインターフェース176について本明細書で説明されている入力および出力機能のどれかを実行するように構成され得る。いくつかの実装において、ユーザデバイス190は、創傷監視について本明細書で説明されている画像取り込み、画像分析、pH計算、患者およびpHデータ記憶、およびユーザとのインタラクティブなやり取りのための本明細書で説明されている機能のすべてを実行するように構成される。メモリ196に記憶されているデータは暗号化され、機密にすべき患者および医療情報を保護するためにアクセスに対してパスワード許可を必要とし得る。

0089

図7は、本明細書で説明されているプロセスのどれかを実行するために、図5および図6のシステムのコンピュータ化された構成要素のうちのどれかであってよい、例示的なコンピューティングデバイス200のブロック図である。図5および図6で説明されているシステム170または190の構成要素の各々は、1つまたは複数のコンピューティングデバイス200上で実装され得る。いくつかの態様において、これらのシステムの複数の構成要素は、1つのコンピューティングデバイス200内に含まれ得る。いくつかの実装において、構成要素および記憶装置デバイスは、複数のコンピューティングデバイス200にまたがって実装され得る。コンピューティングデバイス200は、少なくとも1つの通信インターフェースユニット208、入出力コントローラ210、システムメモリ201、および1つまたは複数のデータ記憶装置デバイス211を備える。システムメモリ201は、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM202)および少なくとも1つのリードオンリーメモリ(ROM204)を備える。これらの要素は、中央演算処理装置(CPU206)と通信して、コンピューティングデバイス200の動作を円滑に行わせる。

0090

コンピューティングデバイス200は、多くの異なる方法で構成され得る。たとえば、コンピューティングデバイス200は、従来のスタンドアロン型コンピュータであってもよいが、代替的に、コンピューティングデバイス200の機能を複数のコンピュータシステムおよびアーキテクチャにまたがって分散させることもできる。図7において、コンピューティングデバイス200は、ネットワークまたはローカルネットワークを介して、他のサーバもしくはシステムにリンクされる。コンピューティングデバイス200は、分散型アーキテクチャで構成されるものとしてよく、データベースおよび処理回路は、別のユニットまたは場所に収容される。いくつかのユニットは、一次処理機能を実行し、最低限、汎用コントローラまたは処理回路およびシステムメモリを収納する。分散型アーキテクチャ実装において、これらのユニットの各々は、通信インターフェース208を介して、他のサーバ、クライアント、またはユーザコンピュータおよび他の関係するデバイスとの一次通信リンクとして働く通信ハブまたはポート(図示せず)に取り付けられ得る。通信ハブまたはポートは、通信ルーターとして専ら使用される、最小処理機能をそれ自体有することができる。さまざまな通信プロトコルが、システムの一部であってもよく、これは限定はしないがEthernet、SAPSAS(商標)、ATPBLUETOOTH(登録商標)、GSM(登録商標)、DICOM、およびTCP/IPを含む。

0091

通信インターフェース208は、外部デバイスと情報をやり取りするためのハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアの任意の好適な組合せである。通信インターフェース208は、ケーブルモデムデジタル総合サービス網(ISDN)モデムデジタル加入者回線(DSL)モデム、電話モデム、Ethernetカード、もしくは他のデバイスとの通信のためのワイヤレスモデム、または他の任意の好適な通信インターフェースのうちの1つまたは複数を使用して外部システムと情報をやり取りすることができる。そのような通信は、図5に関して説明されているようにインターネットまたは他の任意の好適な通信ネットワーク178を伴い得る。それに加えて、通信インターフェース208は、ピアツーピア通信、または互いに離れた場所にあるユーザデバイス間の通信を可能にする回路を備え得る。

0092

CPU206は、1つまたは複数の従来のマイクロプロセッサなどのプロセッサ、およびCPU206の作業負荷を肩代わりする数値演算コプロセッサなどの1つまたは複数の補助コプロセッサを備える。CPU206は、通信インターフェース208および入出力コントローラ210と通信し、これを通じてCPU206は他のサーバ、ユーザ端末、またはデバイスなどの他のデバイスと通信する。通信インターフェース208および入出力コントローラ210は、たとえば、他のプロセッサ、サーバ、またはクライアント端末同時通信するための複数の通信チャネルを備えることができる。

0093

CPU206は、データ記憶装置デバイス211およびシステムメモリ201とも通信する。データ記憶装置デバイス211およびシステムメモリ201は、磁気メモリ光メモリ、または半導体メモリの適切な組合せを含むものとしてよく、たとえば、RAM202、ROM204、フラッシュドライブコンパクトディスクなどの光ディスク、またはハードディスクもしくはドライブを含み得る。システムメモリ201は、固定および/または取り外し可能メモリの任意の好適な組合せであってよく、揮発性または不揮発性記憶装置の任意の好適な組合せを含み得る。メモリ201は、ユーザデバイスもしくはサーバの内部に物理的に配置され得るか、またはユーザデバイスの外部に(たとえば、クラウドベースの記憶装置の一部として)物理的に配置され、通信ネットワーク上でユーザデバイスによってアクセスされ得る。CPU206およびデータ記憶装置デバイスはそれぞれ、たとえば、単一のコンピュータまたは他のコンピューティングデバイス内に丸ごと配置され得るか、またはUSBポートシリアルポートケーブル同軸ケーブルイーサネット(登録商標)型ケーブル、電話回線無線周波トランシーバ、または他の類似の無線もしくは有線媒体または前記組合せなどの、通信媒体によって互いに接続され得る。たとえば、CPU206は、通信インターフェース208を介してデータ記憶装置デバイスに接続され得る。CPU206は、1つまたは複数の特定の処理機能を実行するように構成され得る。

0094

データ記憶装置デバイス211は、たとえば、(i)コンピューティングデバイス200用のオペレーティングシステム212、(ii)本明細書で説明されているシステムおよび方法により、また特にCPU206に関して詳しく説明されているプロセスによりCPU206を対象とするように適合された1つまたは複数のアプリケーション214(たとえば、コンピュータプログラムコードまたはコンピュータプログラム製品)、および/または(iii)プログラムによって利用され得る情報を記憶するように適合されたデータベース216を記憶することができる。

0095

オペレーティングシステム212およびアプリケーション214は、たとえば、圧縮形式、非コンパイル形式、および暗号化形式で記憶されるものとしてよく、コンピュータプログラムコードを含み得る。プログラムの命令は、ROM204またはRAM202などの、データ記憶装置デバイス以外のコンピュータ可読媒体から処理回路のメインメモリ内に読み込まれ得る。プログラム内の命令のシーケンスの実行は、CPU206が本明細書で説明されているプロセスステップを実行することを引き起こすが、ハード配線回路は、本出願において説明されているシステムおよび方法のプロセスの実装のソフトウェア命令の代わりに、またはソフトウェア命令と組み合わせて使用され得る。したがって、説明されているシステムおよび方法は、ハードウェアとソフトウェアとの特定の組合せに限定されない。

0096

本明細書で説明されているような1つまたは複数の機能を実行するのに適したコンピュータプログラムコードが構成され得る。プログラムは、オペレーティングシステム212、データベース管理システム、および処理回路が入出力コントローラ210を介してコンピュータ周辺デバイス(たとえば、ビデオディスプレイキーボードコンピュータマウスなど)とインターフェースすることを可能にする「デバイスドライバ」などのプログラム要素を含み得る。

0097

本明細書で使用されているような「コンピュータ可読媒体」という用語は、実行のため命令をコンピューティングデバイス200の処理回路(または本明細書で説明されているデバイスの他の任意の処理回路)に送るか、または送ることに関わる任意の非一時的媒体を指す。このような媒体は、限定はしないが、不揮発性媒体および揮発性媒体を含む、多くの形態をとり得る。不揮発性媒体は、たとえば、光ディスク、磁気ディスク、もしくは光磁気ディスク、またはフラッシュメモリなどの集積回路メモリを含む。揮発性媒体は、典型的にはメインメモリを構成する、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含む。コンピュータ可読媒体の一般的な形態は、たとえば、フロッピーディスクフレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、他の任意の磁気媒体CD-ROM、DVD、他の任意の光媒体パンチカード紙テープ、何らかのパターンで穴があけられている他の物理的媒体、RAM、PROMEPROMまたはEEPROM(電子的に消去可能なプログラム可能リードオンリーメモリ)、FLASH-EEPROM、他の任意のメモリチップもしくはカートリッジ、またはコンピュータが読み取ることができる他の任意の非一時的媒体を含む。

0098

さまざまな形態のコンピュータ可読媒体が、実行のため1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスをCPU206(または本明細書で説明されているデバイスの他の任意の処理回路)に搬送することに関与し得る。たとえば、命令は、最初に、リモートコンピュータ(図示せず)の磁気ディスクに入れて搬送され得る。リモートコンピュータは、命令をそのリモートコンピュータのダイナミックメモリ内にロードし、モデムを使用してイーサネット接続ケーブル線、さらには電話回線を介して命令を送信することができる。コンピューティングデバイス200(たとえば、サーバ)のローカルの通信デバイスは、各通信回線上でデータを受け取り、データをプロセッサのシステムバス上に出すことができる。システムバスは、データをメインメモリに搬送し、処理回路はそのメインメモリから命令を取り出して実行する。メインメモリによって受け取られた命令は、適宜、プロセッサによる実行前または実行後のいずれかにメモリに記憶され得る。それに加えて、命令は、通信ポートを介して、電気信号電磁気信号、または光信号として受け取られるものとしてよく、これらはさまざまな種類の情報を搬送するワイヤレス通信またはデータストリームの形態の例である。

0099

上で説明されている方法およびシステムの実装は、速やかで正確な創傷状態および進行状況フィードバックを、創傷のケアの監視または調整のため患者もしくは医師に提供する。画像処理、pH計算、およびデータ記憶が、ユーザのデバイスのローカルで、または1つもしくは複数のサーバもしくはクラウド構成要素のリモートでなされるかどうかに関係なく、ローカルデバイスは、そのような処理およびデータ記憶で使用される、またはそのような処理およびデータ記憶の結果得られるデータおよび情報を提供し、受信するためのインターフェースをユーザに提供する。以下で説明され、図8〜図13に示されている一連のスクリーンショットは、ローカルのユーザデバイス、またはユーザデバイスと通信する付属デバイスのいずれかで、ユーザとの間で送受信され得るデータおよび情報のデモンストレーションである。図8〜図13において表示に示される画面フィールド、およびデータは、望み通り修正もしくは省略されてよく、以下の表示の説明は、ユーザに中継され得る表示およびデータを制限もしくは除外しないことを理解されたい。

0100

図8は、患者を識別し、患者のユーザ選択を受信するためのユーザデバイス300上の例示的な表示302を示している。そのような選択は、たとえば、同じデバイス300を使用する、または患者監視のためにデバイス300を使用する同じ医者を訪れる、複数の患者からの現在のpH値読み取り値について監視されている特定の患者を識別するために使用され得る。表示302は、複数のレコードが同じデバイスからアクセスされたときにそのような状況にある患者の識別および追跡を円滑にする。ユーザデバイス300が実装されているシステムに応じて、患者のリストは、各患者に特有のローカルに記憶されたデータおよび情報へのアクセス手段となり得るか、またはローカルに記憶されているデータおよび情報へのアクセス手段となり得る。データがローカルに記憶されているときに患者のユーザ選択に応答して、ユーザデバイス300は、ローカルに記憶されているデータをアクセスしてユーザに表示するか、または記憶されているレコードを新しいpH読み取り値で更新する。データがリモートに記憶されているときに患者のユーザ選択に応答して、ユーザデバイス300は、ユーザ表示のためにデータを送信する要求をリモートの記憶装置デバイスに送信するか、またはリモートに記憶されているレコードに加えるべき新しいpH読み取り値を送信する。

0101

創傷監視システムは、創傷被覆材画像から患者を決定する自動化された患者識別も行うことができる。創傷被覆材は、特定の患者に関係付けられている名前、番号、バーコード、QRコード、または他の一意的識別子を備え得る。識別子は、図4の被覆材150などの、創傷被覆材上に備えられてよく、包帯の箱はすべて、同じ識別子を備えることができる。代替的に、識別子は、被覆材から分離させて、たとえば、ステッカーとして備えられてよく、患者または医師は、その識別子を創傷包帯取り替えられるたびごとに新しい被覆材に移し替えるものとしてよい。包帯および識別子が、最初に撮像されたときに、デバイスは、識別子が患者に関連付けられていないというアラートをユーザに出し、ユーザが患者を選択するための表示302を出す。その後の読み取りで、患者は、識別子から自動的に決定され、表示302は、バイパスされる。

0102

画面302は、リスト中の識別子304に対して、名前、たとえば、「患者1」で各々識別される患者のリストを含む。このリストから、ユーザは、患者に対するレコードをアクセスするために識別子のうちの1つを選択し、患者に対する新しい創傷pH読み取りを開始し、患者に対する識別情報を表示もしくは編集し、またはその特定の患者に対する他の望ましい任意の機能を実行することができる。患者のリストが極めて長い状況では、検索クエリボックス306が含められ、これにより、ユーザが望む識別子を見つけるために患者の長いリストをスクロールする必要なく、患者選択を円滑にすることができる。患者識別子のリストは、リストをフィルタリングし、入力されているクエリを含まない患者識別子を排除するために、ユーザがクエリボックス306に入力するとリアルタイムで自動的に更新し得る。

0103

新しい患者が監視されている場合、患者または患者の医師は、新規レコードを記憶されている患者情報およびデータのデータベースに追加する新規患者オプション308を選択することができる。ユーザが新規患者オプション308を選択したときに、新規患者のレコードに使用されるべき識別情報を求めるプロンプト画面がユーザに対して表示される。図9に示されているユーザデバイス300上の表示310は、そのような新規患者プロンプト画面の例示的な例を示している。表示310は、特定の患者を識別し、pH監視から記録したレコードをそれらが関係する特定の患者に関連付けるために使用され得る患者識別および情報に対するフィールドを含む。表示310は、特定の情報フィールドを含むが、図示されているフィールドのうちのいくつかは省略されてよいか、または追加の情報フィールドが表示310に含まれてもよいが、これは特定の実装において患者がレコードを記録するのに望ましい情報に依存する。

0104

表示310は、特定の患者を識別するためのファーストネームフィールド312、ラストネームフィールド314、誕生日フィールド316、および性別フィールド318を含む。これらの標準識別フィールドは、与えられたシステムにおける各患者に対する患者レコードに記憶されるものとしてよく、患者をソートするか、または患者を望み通りにフィルタリングするために使用され得る。ファーストネームフィールド312およびラストネームフィールド314は特に、たとえば、図8に示されている検索クエリボックス306のような検索を使用してレコードのリスト中の患者を検索することによって、患者を効率よく識別するか、または見つけるために使用され得る。

0105

表示310は、医師名フィールド320および患者IDフィールド322も備え、これらはいくつかの実装において医師と患者とを接続するために使用され得る。医師名フィールド320は、たとえば、多くの患者、および異なる医師の患者に対する患者レコードを記憶するシステムにおいて使用され得る。たとえば、クラウドコンピューティングシステムは、ユーザデバイス300上で実行されているpH監視アプリケーションのプロバイダによって、またはpHを監視するために使用される創傷被覆材のプロバイダによって維持され得る。クラウドシステムは、医師フィールド320を使用して患者レコードを医師別にグループ分けし、所定の医師に、その医師の患者のみに対するレコードへのアクセス権を提供することができる。そのような実装において、患者IDフィールド322は、医師に対するレコード記録を円滑にするために使用され得る。各医師は、レコード記録を容易にするためにID番号を各患者に割り当てるものとしてよく、各患者に対するpH監視読み取り値は、患者名に加えてID番号によって記憶され得る。セキュリティ目的に関して、表示310は、後からレコードをアクセスするか、または特定の患者に対する新しい読み取りを行う必要のある各新規患者に対するパスワードを設定し、確認するためのパスワードフィールド324も備え得る。

0106

個別の患者について記憶されるpH読み取り値は、ユーザデバイス300によって取り込まれた画像から取得される。デバイス300は、好ましくはデバイス上で実行されているアプリケーションを通じて、創傷被覆材に対する信頼できるpH読み取り値を結果としてもたらす高品質画像を取り込むことを円滑にする画像取り込みの合図をユーザに与える。図10のユーザデバイス300上の表示326は、そのような画像取り込み画面の一実施形態を示している。表示326は、患者識別子328、画像取り込み画面330、およびタブメニュー340を備える。患者識別子328は、pH読み取り値が取得される前に患者が選択される実装のために読み取り値が取り出される選択された患者を表示する。画像およびpH読み取り値が取得され、関連付けられた患者が読み取り後に識別される実装において、患者識別子328はブランクがあるか、または表示326から省かれ得る。

0107

タブメニュー340は、ユーザデバイス300上に設けられているさまざまな画面間ナビゲーションを円滑にし、望み通りに本明細書で説明されている表示のうちのどれかに含める、または省かれ得る。メニュー340は、レコードが記憶されアクセス可能である患者のリストをアクセスするための患者タブ342、画像取り込み表示326をアクセスし、読み取りを行うためのpH読み取りタブ344、特定の患者に対する過去の読み取り値のリストまたはグラフをアクセスするためのトレンドタブ346、および一般的な構成可能なアプリケーションおよび画像取り込み設定をアクセスするための設定タブ348を備える。

0108

表示326の画像取り込み画面330は、ユーザが、信頼性の高い再現性のあるpH読み取り値をもたらすように創傷被覆材、たとえば、図10の被覆材336の高品質の画像を撮るのを助ける。画面330は、被覆材336の、画像取り込みに最適な方向を指示するガイド枠332をユーザに対して表示する。ガイド枠332は、pH読み取りのため被覆材336の画像をユーザデバイス300に取り込ませる前に、被覆材336の位置合わせのために視覚的合図をユーザに与える。ガイド枠332を用意することに加えて、ユーザデバイス300は、被覆材336の方向を、たとえば、隅インジケータ350またはキャリブレーションストリップインジケータ352の配置を検出することによって監視し、被覆材336がガイド枠332と適切に位置合わせされたときに処理のため画像を自動的に取り込むことができる。pHインジケータ334、カラーキャリブレーションストリップ338、隅インジケータ350、およびキャリブレーションストリップインジケータ352がすべてガイド枠332内で位置決めされた後、ユーザは、取り込みボタンを押すことによって手動で行われようと、またはユーザデバイス300によって自動的に行われようと、被覆材336の好適な画像が取り込まれ得るという視覚的確認を提示される。

0109

画像取り込み画面330内に取り込まれた画像は、ユーザデバイス300においてローカル、またはネットワークを介してユーザデバイス300と通信するプロセッサにおいてリモートのいずれかで処理され、創傷被覆材336に対する計算されたpH値を返す。図11の表示354は、計算された値を患者または医師に対して表示する例示的な画面を示している。表示354は、取り込まれた被覆材画像に対する計算されたpH358をユーザに提示する読み取りウィンドウ356を備える。ウィンドウ356もまた、受け入れオプション360および拒絶オプション362をユーザに提示し、ユーザはこれらを使用して計算されたpH358が妥当または受け入れ可能であるか否かを指示することができる。ユーザが、計算されたpH358が妥当であると決定した場合、ユーザは、受け入れオプション360を選択してよく、計算されたpH358が患者のレコードに追加され得る。ユーザが、計算されたpH358が妥当でないと決定した場合、たとえば、それが無意味であるか、または矛盾している、もしくは高すぎるか低すぎるように思われる場合、ユーザは、拒絶オプション362を選択することができる。拒絶オプション362が選択された場合、計算されたpH358は、患者のレコードに記憶され得ないか、または計算されたpH358が信頼できないもしくは間違っているとマークされたことを指示する特別なフラグとともにレコードに記憶され得る。適宜、ユーザデバイス300は、拒絶オプション362が選択された場合に別の被覆材画像を取り込むためのプロンプトまたは追加のオプションをユーザに提示し得る。

0110

ユーザデバイス300は、また、図11における表示354から読み取りが受け入れられた後、図8における表示302から患者が選択された後、表示326からトレンドタブ346が選択された後、または他の任意の画面から患者レコードがアクセスされたときのいずれかに、患者もしくは医師が患者データ再検討することを可能にする画面をユーザに提示する。図12および図13に示されているユーザデバイス300の表示は、患者または医師にデータ記録再検討インターフェースを提示するように実装され得る画面を示す。

0111

図12は、特定の患者に対するpH読み取り履歴グラフ表現を提示するユーザデバイス300上の表示364を示している。表示364は、識別された患者「患者1」に対する計算されたpH値のトレンド368を時間経過に従って示すグラフ366を備える。トレンド368は、グラフ366内の患者に対して取得された最後の7個のpH値をプロットしたものである。グラフ366には、7個より多いまたは少ないpH値が表示されてよく、グラフのサイズおよび間隔は、より多いまたはより少ないpHデータ点を示すのにちょうどよいようにスケーリングされ得る。

0112

表示364は、ユーザに対して最後の計算されたpH値372を識別する最後の読み取りウィンドウ370も示している。この計算されたpH値372は、グラフ366のトレンド368でプロットされた最後の点376に対応する。ウィンドウ370は、計算されたpH値372が患者に対して取得された日時374も識別する。表示364の底部に、リストオプション378が提示される。ユーザが、リストオプション378を選択した場合、ユーザデバイス364は、各点に対する日時情報および他の任意の望ましい識別情報とともに、グラフ366内にプロットされた計算されたpH値のうちのすべての値のリストを表示する。

0113

図13は、表示364のリストオプション378のユーザ選択に応答して表示され得るリスト表示380を示している。表示380は、図12のグラフ366にプロットされた各データ点について計算されたpH値および対応する日時を示すデータリスト382を含む。リスト382に7個のデータ点が示されているが、任意の数のデータ点が表示されてよく、リスト382は、所望の数の点に合うようにしかるべくスケーリングされ得る。点が多すぎて表示380に収まらない場合、リスト382は、ユーザが連続するデータ点上で前後に移動することを可能にするようにスクロール可能であるものとしてよい。リスト382に加えて、表示380は、ユーザがユーザデバイス300をリスト382内のデータのグラフ表示に、たとえばグラフオプション384が選択されている場合に図12の画面364に戻ることによって、切り替えることを可能にするグラフ表示オプション384を備える。

0114

例示的な実施形態
グループA
A1.創傷を監視する方法であって、
ユーザデバイスで、創傷被覆材の画像を取り込むことと、
創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定し、色を決定することは、取り込まれた画像からRGB値を抽出することを含む、ことと、
創傷被覆材に対するpH値を被覆材RGB値から計算することと、
ユーザデバイス上に、計算されたpH値の指示を表示することとを含む方法。
A2.画像取り込み時に、ユーザデバイス上に、ガイド枠を表示することをさらに含み、ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える、A1に記載の方法。
A3.ユーザデバイスで、表示されているガイド枠に相対的に創傷被覆材の位置合わせを検出することをさらに含み、画像は、創傷被覆材がガイド枠と適切に位置合わせされたときにユーザデバイスによって自動的に取り込まれる、A2に記載の方法。
A4.ユーザデバイスで、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶することと、
ユーザデバイス上に、新しい画像を取り込む要求をユーザに表示することとをさらに含むA1からA3のいずれか一項に記載の方法。
A5.ユーザデバイス上に、計算されたpH値が表示されるときに計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示することをさらに含むA1からA4のいずれか一項に記載の方法。
A6.ユーザデバイス上のメモリに、pH値のレコード内の計算されたpH値を記憶することをさらに含むA1からA5のいずれか一項に記載の方法。
A7.ユーザデバイスで、特定の患者を識別するユーザ入力を受信することをさらに含み、記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている、A6に記載の方法。
A8.ユーザ入力は、記憶されている患者のリストからの特定の患者の選択を含むA7に記載の方法。
A9.ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含むA7に記載の方法。
A10.ユーザデバイス上に、特定の患者に対するpH値のトレンドを表示することをさらに含むA6からA9のいずれか一項に記載の方法。
A11.表示されたトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含むA10に記載の方法。
A12.取り込まれた画像から被覆材RGB値を抽出することは、画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定することとを含むA1からA11のいずれか一項に記載の方法。
A13.取り込まれた画像の中心点を定義することをさらに含むA12に記載の方法。
A14.取り込まれた画像の中心点の周りに被覆材円形領域を定義することをさらに含み、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む、A13に記載の方法。
A15.被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間の半径を有するA14に記載の方法。
A16.被覆材円形領域は、約10から約50ピクセルの間の半径を有するA15に記載の方法。
A17.被覆材円形領域は、約20から約30ピクセルの間の半径を有するA16に記載の方法。
A18.ユーザデバイスで、カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むことをさらに含む、A1からA17のいずれか一項に記載の方法。
A19.カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像内に取り込まれるA18に記載の方法。
A20.カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出することをさらに含むA18またはA19に記載の方法。
A21.各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、
創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値を使用して計算されるA20に記載の方法。
A22.複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出することは、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、カラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定することとを含むA20またはA21に記載の方法。
A23.複数のカラーブロックの各々のブロックの中心点を定義することをさらに含むA22に記載の方法。
A24.中心点は、カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義されるA23に記載の方法。
A25.キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義することをさらに含み、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含むA23またはA24に記載の方法。
A26.キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有するA25に記載の方法。
A27.キャリブレーション円形領域の各々は、約5ピクセルの半径を有するA26に記載の方法。
A28.三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算することをさらに含むA18からA27のいずれか一項に記載の方法。
A29.2つの最小の計算された距離を決定することと、
RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき創傷被覆材に対するpH値を計算することとをさらに含むA28に記載の方法。
A30.2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義された直線に合わせて被覆材RGB値を正規化することと、
創傷被覆材に対するpH値を直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から計算することとをさらに含むA29に記載の方法。
グループB
B1.創傷を監視する方法であって、
サーバ側で、創傷被覆材の画像を受信することと、
創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定し、色を決定することは、受信された画像から被覆材RGB値を抽出することを含む、ことと、
創傷被覆材に対するpH値を被覆材RGB値から計算することと、
サーバから、計算されたpH値の指示を送信することとを含む方法。
B2.サーバ側で、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶することと、
サーバから、新しい画像を取り込む要求をユーザに送信することとをさらに含むB1に記載の方法。
B3.サーバと通信するユーザデバイス上に、計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションとともに計算されたpH値を表示することをさらに含むB1またはB2に記載の方法。
B4.サーバ上のメモリに、pH値のレコード内の計算されたpH値を記憶することをさらに含むB1からB3のいずれか一項に記載の方法。
B5.サーバ側で、特定の患者を識別するユーザ入力を受信することをさらに含み、記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている、B4に記載の方法。
B6.ユーザ入力は、記憶されている患者のリストからの特定の患者の選択を含むB5に記載の方法。
B7.ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含むB6に記載の方法。
B8.サーバから、サーバと通信するユーザデバイス上に表示するために特定の患者に対するpH値のトレンドを送信することをさらに含むB4〜B7のいずれか一項に記載の方法。
B9.トレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含むB8に記載の方法。
B10.受信された画像から被覆材RGB値を抽出することは、画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定することとを含むB1からB9のいずれか一項に記載の方法。
B11.受信された画像の中心点を定義することをさらに含むB10に記載の方法。
B12.受信された画像の中心点の周りに被覆材円形領域を定義することをさらに含み、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む、B11に記載の方法。
B13.被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間の半径を有するB12に記載の方法。
B14.被覆材円形領域は、約10から約50ピクセルの間の半径を有するB13に記載の方法。
B15.被覆材円形領域は、約20から約30ピクセルの間の半径を有するB14に記載の方法。
B16.サーバ側で、カラーキャリブレーションストリップの画像を受信することをさらに含む、B1からB15のいずれか一項に記載の方法。
B17.カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ受信された画像内にあるB16に記載の方法。
B18.カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出することをさらに含むB16またはB17に記載の方法。
B19.各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、
創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値を使用して計算されるB18に記載の方法。
B20.複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出することは、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、カラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定することとを含むB18またはB19に記載の方法。
B21.複数のカラーブロックの各々のブロックの中心点を定義することをさらに含むB20に記載の方法。
B22.中心点は、カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義されるB21に記載の方法。
B23.キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義することをさらに含み、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含むB21またはB22に記載の方法。
B24.キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有するB23に記載の方法。
B25.キャリブレーション円形領域の各々は、約5ピクセルの半径を有するB24に記載の方法。
B26.三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算することをさらに含むB16からB25のいずれか一項に記載の方法。
B27.2つの最小の計算された距離を決定することと、
RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき創傷被覆材に対するpH値を計算することとをさらに含むB26に記載の方法。
B28.2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義された直線に合わせて被覆材RGB値を正規化することと、
創傷被覆材に対するpH値を直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から計算することとをさらに含むB27に記載の方法。
グループC
C1.創傷を監視する方法であって、
ユーザデバイスで、pHインジケータを有する創傷被覆材の画像を取り込むことと、
ユーザデバイスから、取り込まれた画像を送信することと、
ユーザデバイス側で、取り込まれた画像中の創傷被覆材に対するpH値を受信することと、
ユーザデバイス上に、受信されたpH値の指示を表示することとを含む方法。
C2.画像取り込み時に、ユーザデバイス上に、ガイド枠を表示することをさらに含み、ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える、C1に記載の方法。
C3.ユーザデバイスで、表示されているガイド枠に相対的に創傷被覆材の位置合わせを検出することをさらに含み、画像は、創傷被覆材がガイド枠と適切に位置合わせされたときにユーザデバイスによって自動的に取り込まれる、C2に記載の方法。
C4.ユーザデバイスで、不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶することと、
ユーザデバイス上に、新しい画像を取り込む要求をユーザに表示することとをさらに含むC1からC3のいずれか一項に記載の方法。
C5.ユーザデバイス上に、受信されたpH値が表示されるときに受信されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示することをさらに含むC1からC4のいずれか一項に記載の方法。
C6.ユーザデバイス上のメモリに、pH値のレコード内の受信されたpH値を記憶することをさらに含むB1からB5のいずれか一項に記載の方法。
C7.ユーザデバイスで、特定の患者を識別するユーザ入力を受信することをさらに含み、記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている、C6に記載の方法。
C8.ユーザ入力は、記憶されている患者のリストからの特定の患者の選択を含むC7に記載の方法。
C9.ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含むC7に記載の方法。
C10.ユーザデバイス上に、特定の患者に対するpH値のトレンドを表示することをさらに含むC6からC9のいずれか一項に記載の方法。
C11.表示されているトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含むC10に記載の方法。
C12.ユーザデバイスと通信しているサーバ側で、取り込まれた画像内の複数のピクセルの内の各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、
サーバ側で、複数のピクセルについて個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定することと、
サーバ側で、創傷被覆材に対するpH値を被覆材RGB値から計算することとを含むC1からC11のいずれか一項に記載の方法。
C13.取り込まれた画像の中心点を定義することをさらに含むC12に記載の方法。
C14.取り込まれた画像の中心点の周りに被覆材円形領域を定義することをさらに含み、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む、C13に記載の方法。
C15.被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間の半径を有するC14に記載の方法。
C16.被覆材円形領域は、約10から約50ピクセルの間の半径を有するC15に記載の方法。
C17.被覆材円形領域は、約20から約30ピクセルの間の半径を有するC16に記載の方法。
C18.ユーザデバイスで、カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むことをさらに含む、C12からC17のいずれか一項に記載の方法。
C19.カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像内に取り込まれるC18に記載の方法。
C20.ユーザデバイスと通信しているサーバ側で、カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出することをさらに含むC18またはC19に記載の方法。
C21.各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、
創傷被覆材に対するpH値は、キャリブレーションRGB値を使用してサーバ側で計算されるC20に記載の方法。
C22.複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出することは、サーバ側で、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定することと、サーバ側で、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、カラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定することとを含むC20またはC21に記載の方法。
C23.複数のカラーブロックの各々のブロックの中心点を定義することをさらに含むC22に記載の方法。
C24.中心点は、カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義されるC23に記載の方法。
C25.キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義することをさらに含み、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含むC23またはC24に記載の方法。
C26.キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有するC25に記載の方法。
C27.キャリブレーション円形領域の各々は、約5ピクセルの半径を有するC26に記載の方法。
C28.サーバ側で、三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算することをさらに含むC18からC27のいずれか一項に記載の方法。
C29.2つの最小の計算された距離を決定することと、
RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき創傷被覆材に対するpH値を計算することとをさらに含むC28に記載の方法。
C30.2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義された直線に合わせて被覆材RGB値を正規化することと、
創傷被覆材に対するpH値を直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から計算することとをさらに含むC29に記載の方法。
グループD
D1.創傷を監視するための非一時的なコンピュータ可読媒体であって、A1からA30、B1からB28、またはC1からC30のいずれか一項に記載の方法を実行するための機械可読命令で符号化される、非一時的なコンピュータ可読媒体。
グループE
E1.創傷を監視するためのデバイスであって、
メモリと、
ディスプレイと、
メモリおよびディスプレイと通信する処理回路であって、A1からA30のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された処理回路とを備えるデバイス。
グループF
F1.創傷を監視するためのサーバであって、
メモリと、
ネットワークに結合され、ネットワーク上で通信を送受信するための通信回路と、
通信回路およびメモリに関連付けられている処理回路であって、B1からB28のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された処理回路とを備えるサーバ。
グループG
G1.創傷を監視するためのデバイスであって、
メモリと、
ネットワークに結合され、ネットワーク上で通信を送受信するための通信回路と、
通信回路およびメモリに関連付けられている処理回路であって、C1からC30のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された処理回路とを備えるデバイス。
グループH
H1.創傷を監視するためのシステムであって、
F1のサーバと、
G1のデバイスとを備えるシステム。
グループI
I1.創傷を監視するためのシステムであって、
創傷被覆材の画像を取り込むための手段と、
創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定するための手段であって、色を決定するための手段は、取り込まれた画像からRGB値を抽出するための手段を備える、手段と、
創傷被覆材に対するpH値を被覆材RGB値から計算するための手段と、
計算されたpH値の指示を表示するための手段とを備えるシステム。
I2.画像取り込み時にガイド枠を表示するための手段をさらに備え、ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える、I1に記載のシステム。
I3.表示されるガイド枠に相対的な創傷被覆材の位置合わせを検出するための手段をさらに備え、画像は、創傷被覆材がガイド枠と適切に位置合わせされたときに取り込むための手段によって自動的に取り込まれる、I2に記載のシステム。
I4.不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶するための手段と、
新しい画像を取り込む要求をユーザに表示するための手段とをさらに備えるI1からI3のいずれか一項に記載のシステム。
I5.計算されたpH値が表示されるときに計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示するための手段をさらに備えるI1からI4のいずれか一項に記載のシステム。
I6.pH値のレコード内の計算されたpH値を記憶するための手段をさらに備えるI1からI5のいずれか一項に記載のシステム。
I7.特定の患者を識別するユーザ入力を受信するための手段をさらに備え、記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている、I6に記載のシステム。
I8.ユーザ入力は、記憶されている患者のリストからの特定の患者の選択を含むI7に記載のシステム。
I9.ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含むI7に記載のシステム。
I10.特定の患者に対するpH値のトレンドを表示するための手段をさらに備えるI6からI9のいずれか一項に記載のシステム。
I11.表示されているトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含むI10に記載のシステム。
I12.取り込まれた画像から被覆材RGB値を抽出するための手段は、画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定するための手段とを備えるI1からI11のいずれか一項に記載のシステム。
I13.取り込まれた画像の中心点を定義するための手段をさらに備えるI12に記載のシステム。
I14.取り込まれた画像の中心点の周りに被覆材円形領域を定義するための手段をさらに備え、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む、I13に記載のシステム。
I15.被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間の半径を有するI14に記載のシステム。
I16.被覆材円形領域は、約10から約50ピクセルの間の半径を有するI15に記載のシステム。
I17.被覆材円形領域は、約20から約30ピクセルの間の半径を有するI16に記載のシステム。
I18.カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むための手段をさらに備える、I1からI17のいずれか一項に記載のシステム。
I19.カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像内に取り込まれるI18に記載のシステム。
I20.カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出するための手段をさらに備えるI18またはI19に記載のシステム。
I21.各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、
創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値を使用して計算されるI20に記載のシステム。
I22.複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出するための手段は、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、そのカラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定するための手段とを備えるI20またはI21に記載のシステム。
I23.複数のカラーブロックの各々のブロックの中心点を定義するための手段をさらに備えるI22に記載のシステム。
I24.中心点は、カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義されるI23に記載のシステム。
I25.キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義するための手段をさらに備え、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含むI23またはI24に記載のシステム。
I26.キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有するI25に記載のシステム。
I27.キャリブレーション円形領域の各々は、約5ピクセルの半径を有するI26に記載のシステム。
I28.三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算するための手段をさらに備えるI18からI27のいずれか一項に記載のシステム。
I29.2つの最小の計算された距離を決定するための手段と、
RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき創傷被覆材に対するpH値を計算するための手段とをさらに備えるI28に記載のシステム。
I30.2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義された直線に合わせて被覆材RGB値を正規化するための手段と、
創傷被覆材に対するpH値を直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から計算するための手段とをさらに備えるI29に記載のシステム。
グループJ
J1.創傷を監視するためのシステムであって、
創傷被覆材の画像を受信するための手段と、
創傷被覆材上のpHインジケータの色を決定するための手段であって、色を決定するための手段は、受信された画像から被覆材RGB値を抽出するための手段を備える、手段と、
創傷被覆材に対するpH値を被覆材RGB値から計算するための手段と、
計算されたpH値の指示を送信するための手段とを備えるシステム。
J2.不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶するための手段と、
新しい画像を取り込む要求をユーザに送信するための手段とをさらに備えるJ1に記載のシステム。
J3.計算されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションとともに計算されたpH値を表示するための手段をさらに備えるJ1またはJ2に記載のシステム。
J4.pH値のレコード内の計算されたpH値を記憶するための手段をさらに備えるJ1からJ3のいずれか一項に記載のシステム。
J5.特定の患者を識別するユーザ入力を受信するための手段をさらに備え、記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている、J4に記載のシステム。
J6.ユーザ入力は、記憶されている患者のリストからの特定の患者の選択を含むJ5に記載のシステム。
J7.ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含むJ6に記載のシステム。
J8.送信のための手段と通信するユーザデバイス上に表示するために特定の患者に対するpH値のトレンドを送信するための手段をさらに備えるJ4からJ7のいずれか一項に記載のシステム。
J9.トレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含むJ8に記載のシステム。
J10.受信された画像から被覆材RGB値を抽出するための手段は、画像内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定するための手段とを備えるJ1からJ9のいずれか一項に記載のシステム。
J11.受信された画像の中心点を定義するための手段をさらに備えるJ10に記載のシステム。
J12.受信された画像の中心点の周りに被覆材円形領域を定義するための手段をさらに備え、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む、J11に記載のシステム。
J13.被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間の半径を有するJ12に記載のシステム。
J14.被覆材円形領域は、約10から約50ピクセルの間の半径を有するJ13に記載のシステム。
J15.被覆材円形領域は、約20から約30ピクセルの間の半径を有するJ14に記載のシステム。
J16.カラーキャリブレーションストリップの画像を受信するための手段をさらに備える、J1からJ15のいずれか一項に記載のシステム。
J17.カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ受信された画像内にあるJ16に記載のシステム。
J18.カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出するための手段をさらに備えるJ16またはJ17に記載のシステム。
J19.各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、
創傷被覆材に対するpH値は、被覆材RGB値およびキャリブレーションRGB値を使用して計算されるJ18に記載のシステム。
J20.複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出するための手段は、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、そのカラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定するための手段とを備えるJ18またはJ19に記載のシステム。
J21.複数のカラーブロックの各々のブロックの中心点を定義するための手段をさらに備えるJ20に記載のシステム。
J22.中心点は、カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義されるJ21に記載のシステム。
J23.キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義するための手段をさらに備え、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含むJ21またはJ22に記載のシステム。
J24.キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有するJ23に記載のシステム。
J25.キャリブレーション円形領域の各々は、約5ピクセルの半径を有するJ24に記載のシステム。
J26.三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算するための手段をさらに備えるJ16からJ25のいずれか一項に記載のシステム。
J27.2つの最小の計算された距離を決定するための手段と、
RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき創傷被覆材に対するpH値を計算するための手段とをさらに備えるJ26に記載のシステム。
J28.2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義された直線に合わせて被覆材RGB値を正規化するための手段と、
創傷被覆材に対するpH値を直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から計算するための手段とをさらに備えるJ27に記載のシステム。
グループK
K1.創傷を監視するためのシステムであって、
pHインジケータを有する創傷被覆材の画像を取り込むための手段と、
取り込まれた画像を送信するための手段と、
取り込まれた画像中の創傷被覆材についてpH値を受信するための手段と、
受信されたpH値の指示を表示するための手段とを備えるシステム。
K2.画像取り込み時にガイド枠を表示するための手段をさらに備え、ガイド枠は、ユーザに対する適切な創傷被覆材位置合わせの指示を与える、K1に記載のシステム。
K3.表示されるガイド枠に相対的な創傷被覆材の位置合わせを検出するための手段をさらに備え、画像は、創傷被覆材がガイド枠と適切に位置合わせされたときに取り込むための手段によって自動的に取り込まれる、K2に記載のシステム。
K4.不適切な光または過剰な影を有する画像を拒絶するための手段と、
新しい画像を取り込む要求をユーザに表示するための手段とをさらに備えるK1からK3のいずれか一項に記載のシステム。
K5.受信されたpH値が表示されるときに受信されたpH値を受け入れるか、または拒絶するためのオプションを表示するための手段をさらに備えるK1からK4のいずれか一項に記載のシステム。
K6.pH値のレコード内の受信されたpH値を記憶するための手段をさらに備えるK1からK5のいずれか一項に記載のシステム。
K7.特定の患者を識別するユーザ入力を受信するための手段をさらに備え、記憶されているレコードは、特定の患者に関連付けられている、K6に記載のシステム。
K8.ユーザ入力は、記憶されている患者のリストからの特定の患者の選択を含むK7に記載のシステム。
K9.ユーザ入力は、新しい患者に対する識別情報を含むK7に記載のシステム。
K10.特定の患者に対するpH値のトレンドを表示するための手段をさらに備えるK6からK9のいずれか一項に記載のシステム。
K11.表示されているトレンドは、グラフおよびpH値のリストのうちの少なくとも1つを含むK10に記載のシステム。
K12.取り込まれた画像内の複数のピクセルの内の各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、
複数のピクセルについて個別のピクセルRGB値の平均を取り、被覆材RGB値を決定するための手段と、
創傷被覆材に対するpH値を被覆材RGB値から計算するための手段とを備えるK1からK11のいずれか一項に記載のシステム。
K13.取り込まれた画像の中心点を定義するための手段をさらに備えるK12に記載のシステム。
K14.取り込まれた画像の中心点の周りに被覆材円形領域を定義するための手段をさらに備え、被覆材円形領域は、個別のピクセルRGB値が決定される複数のピクセルを含む、K13に記載のシステム。
K15.被覆材円形領域は、約5から約100ピクセルの間の半径を有するK14に記載のシステム。
K16.被覆材円形領域は、約10から約50ピクセルの間の半径を有するK15に記載のシステム。
K17.被覆材円形領域は、約20から約30ピクセルの間の半径を有するK16に記載のシステム。
K18.カラーキャリブレーションストリップの画像を取り込むための手段をさらに備える、K12からK17のいずれか一項に記載のシステム。
K19.カラーキャリブレーションストリップは、創傷被覆材と同じ画像内に取り込まれるK18に記載のシステム。
K20.カラーキャリブレーションストリップ内の複数のカラーブロックの各々についてカラーキャリブレーションストリップの画像からキャリブレーションRGB値を抽出するための手段をさらに備えるK18またはK19に記載のシステム。
K21.各カラーブロックは、標準化されたpH値に関連付けられ、
創傷被覆材に対するpH値は、キャリブレーションRGB値を使用して計算されるK20に記載のシステム。
K22.複数のカラーブロックの各々についてキャリブレーションRGB値を抽出するための手段は、カラーブロック内の複数のピクセルのうちの各ピクセルについて個別のピクセルRGB値を決定するための手段と、カラーブロック内の複数のピクセルに対して個別のピクセルRGB値の平均を取り、そのカラーブロックに対するキャリブレーションRGB値を決定するための手段とを備えるK20またはK21に記載のシステム。
K23.複数のカラーブロックの各々のブロックの中心点を定義するための手段をさらに備えるK22に記載のシステム。
K24.中心点は、カラーキャリブレーションストリップのいずれかの側に位置決めされた位置合わせインジケータから定義されるK23に記載のシステム。
K25.キャリブレーション円形領域を各カラーブロックの中心点の周りに定義するための手段をさらに備え、キャリブレーション円形領域の各々は、個別のピクセルRGB値が各カラーブロック内で決定される複数のピクセルを含むK23またはK24に記載のシステム。
K26.キャリブレーション円形領域の各々は、約3から約10ピクセルの間の半径を有するK25に記載のシステム。
K27.キャリブレーション円形領域の各々は、約5ピクセルの半径を有するK26に記載のシステム。
K28.三次元空間内の被覆材RGB値とキャリブレーションRGB値の各々との間の距離を計算するための手段をさらに備えるK18〜K27のいずれか一項に記載のシステム。
K29.2つの最小の計算された距離を決定するための手段と、
RGBキャリブレーション値および2つの最小の距離に関連付けられている標準化されたpH値に基づき創傷被覆材に対するpH値を計算するための手段とをさらに備えるK28に記載のシステム。
K30.2つの最短距離に関連付けられている2つのRGBキャリブレーション値によって定義された直線に合わせて被覆材RGB値を正規化するための手段と、
創傷被覆材に対するpH値を直線上の被覆材RGB値の正規化された位置から計算するための手段とをさらに備えるK29に記載のシステム。
グループL
L1.創傷を監視するためのシステムであって、
J1〜J28のいずれか一項に記載のシステムと、
K1〜K30のいずれか一項に記載のシステムとを備えるシステム。

0115

前述の内容は、単に、本開示の原理を例示しているにすぎず、システム、デバイス、および方法は、例示することを目的とし、制限することを目的とせずに提示されている、説明されている実施形態以外のものによって実施され得る。本明細書で開示されているシステム、デバイス、および方法は、色pHインジケータを有する創傷被覆材、ユーザデバイス、およびサーバを使用する創傷監視アプローチにおいて使用することについて示されているが、pH追跡またはカラー包帯を使用する他の創傷インジケータの追跡を使用する創傷監視のための他のアプローチにおいて使用されるシステム、デバイス、および方法に適用され得ることを理解されたい。

0116

業者であれば、本開示を検討した後、変更形態および修正形態を思いつくであろう。開示されている特徴は、本明細書で説明されている1つまたは複数の他の特徴との任意の組合せおよび部分的組合せ(複数の従属する組合せおよび部分的組合せを含む)で実装され得る。上で説明されるか、または例示されているさまざまな特徴は、それらの構成要素も含めて、組み合わされるか、または他のシステムに組み込まれ得る。さらに、いくつかの特徴は、省かれるか、または実装されなくてもよい。

0117

変更、代用、および改変の例は、業者によって確かめることができ、本明細書で開示されている情報の範囲から逸脱することなくなされ得る。本明細書で引用されているすべての参考文献は、参照により本明細書に組み込まれ、本出願の一部をなす。

0118

100創傷監視方法
110 方法
130 RGB軸
132被覆材RGB点
134(d3)、136(d1)、および138(d2)キャリブレーションRGB点
140 RGBNORM点
150創傷被覆材
152 pHインジケータ
154カラーキャリブレーションストリップ
156a〜eカラーブロック
158aおよび158b キャリブレーションストリップ位置インジケータ
160a〜e 隅インジケータ
162 X
164中心点
170コンピュータ化システム
172ユーザデバイス
174処理回路
176ユーザインターフェース
178通信ネットワーク
180サーバ
182 処理回路
184メモリ
186、188 送信
192 処理回路
194 ユーザインターフェース
194 処理回路
196 メモリ
200コンピューティングデバイス
201システムメモリ
202 RAM
204 ROM
206 CPU
208通信インターフェースユニット
210入出力コントローラ
211データ記憶装置デバイス
212オペレーティングシステム
214アプリケーション
216データベース
300 ユーザデバイス
302 表示
304識別子
306検索クエリボックス
308新規患者オプション
310 表示
312ファーストネームフィールド
314ラストネームフィールド
316誕生日フィールド
318性別フィールド
320医師名フィールド
322 患者IDフィールド
324パスワードフィールド
326 表示
328患者識別子
330 画像取り込み画面
332ガイド枠
336 被覆材
340タブメニュー
342患者タブ
326 画像取り込み表示
344 pH読み取りタブ
346トレンドタブ
348設定タブ
350 隅インジケータ
352 キャリブレーションストリップインジケータ
354 表示
356 読み取りウィンドウ
358 計算されたpH
360受け入れオプション
362拒絶オプション
364 表示
366グラフ
368 トレンド
370 最後の読み取りウィンドウ
372 最後の計算されたpH値
374 日時
376 最後の点
378リストオプション
380リスト表示
382データリスト
384 グラフを表示オプション

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