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技術 コネクタ位置保証装置(CPA)、及び、CPAを備えるプラグコネクタ装置

出願人 ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
発明者 マーティンザウアイェンスオーベレンダー
出願日 2015年3月12日 (5年8ヶ月経過) 出願番号 2016-560773
公開日 2017年4月6日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2017-510048
状態 特許登録済
技術分野 雄雌嵌合接続装置細部 コネクタハウジング及び接触部材の保持
主要キーワード 横断ウェブ 組立作業員 位置制御要素 スナップ状 横断支柱 ロック開口 横断部分 外側周壁
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題・解決手段

本発明は、相手側プラグハウジング(510)におけるプラグハウジング(300)のコンタクト位置保証するためのコンタクト位置保証装置CPA)に関し、前記CPA(200)は、ハウジング(210)を含み、前記ハウジング(210)は、嵌め込み方向(280)に前記プラグハウジング(300)の上にスライドさせて被せることが可能であり、前記CPA(200)はさらに、前記プラグハウジング(300)のラッチ要素(360)をブロックするためのロック要素(250)を含む。前記CPA(200)の前記ハウジング(210)は、嵌め込みプロセス時に前記プラグハウジング(300)を収容するための貫通開口部(230)を有する。前記ロック要素(250)は、前記CPA(200)の前記ハウジング(210)に配置されており、前記嵌め込み方向(280)に沿って延在する自由端部(252)を有する。前記CPA(200)をできるたけ簡単且つ低コストに製造できるようにするため、且つ、一般的に散荷であるCPA(200)の引っ掛かりの危険性をできるだけ低く抑えるために、前記ロック要素(250)は、前記嵌め込み方向(280)を横切って、前記CPA(200)の前記ハウジング(210)に対して外側に向かってオフセットされている。本発明はさらに、CPA(200)を備えるプラグコネクタ装置に関する。

概要

背景

概要

本発明は、相手側プラグハウジング(510)におけるプラグハウジング(300)のコンタクト位置保証するためのコンタクト位置保証装置CPA)に関し、前記CPA(200)は、ハウジング(210)を含み、前記ハウジング(210)は、嵌め込み方向(280)に前記プラグハウジング(300)の上にスライドさせて被せることが可能であり、前記CPA(200)はさらに、前記プラグハウジング(300)のラッチ要素(360)をブロックするためのロック要素(250)を含む。前記CPA(200)の前記ハウジング(210)は、嵌め込みプロセス時に前記プラグハウジング(300)を収容するための貫通開口部(230)を有する。前記ロック要素(250)は、前記CPA(200)の前記ハウジング(210)に配置されており、前記嵌め込み方向(280)に沿って延在する自由端部(252)を有する。前記CPA(200)をできるたけ簡単且つ低コストに製造できるようにするため、且つ、一般的に散荷であるCPA(200)の引っ掛かりの危険性をできるだけ低く抑えるために、前記ロック要素(250)は、前記嵌め込み方向(280)を横切って、前記CPA(200)の前記ハウジング(210)に対して外側に向かってオフセットされている。本発明はさらに、CPA(200)を備えるプラグコネクタ装置に関する。

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請求項1

相手側プラグハウジング(510)におけるプラグハウジング(300)のコンタクト位置保証するためのコンタクト位置保証装置CPA)であって、前記コンタクト位置保証装置(200)は、ハウジング(210)を含み、前記ハウジング(210)は、嵌め込み方向(280)に前記プラグハウジング(300)の上にスライドさせて被せることが可能であり、前記ハウジング(210)は、嵌め込みプロセス時に前記プラグハウジング(300)を収容するための貫通開口部(230)を有し、前記コンタクト位置保証装置(200)はさらに、前記プラグハウジング(300)のラッチ要素(360)をブロックするためのロック要素(250)を含み、前記ロック要素(250)は、前記コンタクト位置保証装置(200)の前記ハウジング(210)に配置されており、前記嵌め込み方向(280)に沿って延在する自由端部(252)を有し、前記ロック要素(250)は、前記嵌め込み方向(280)を横切る方向に、前記コンタクト位置保証装置(200)の前記ハウジング(210)に対して外側に向かってオフセットされている、ことを特徴とするコンタクト位置保証装置。

請求項2

前記貫通開口部(212)は、前記ハウジング(200)の環状の周壁(212)によって画定されている、請求項1記載のコンタクト位置保証装置。

請求項3

前記ロック要素(250)は、前記ハウジング(210)の前記環状の周壁(212)に対して外側に向かってオフセットされており、前記嵌め込み方向(280)に沿って前記ハウジング(210)の前記環状の周壁(212)から突出している、請求項2記載のコンタクト位置保証装置。

請求項4

前記ハウジング(210)の前記周壁(212)の内壁(214)は、前記貫通開口部(230)に面しており、前記ハウジング(210)の前記内壁(214)に、嵌め込みプロセス時に前記ハウジング(210)を前記プラグハウジング(300)に対して軸線方向にガイドするための少なくとも1つのガイド要素(220)が配置されている、請求項1から3のいずれか1項記載のコンタクト位置保証装置。

請求項5

前記少なくとも1つのガイド要素(220)は、前記ハウジング(210)の前記嵌め込み方向(280)を横切って前記内壁(214)から離れる方向に、前記ハウジング(210)の内部に突出している、請求項4記載のコンタクト位置保証装置。

請求項6

前記少なくとも1つのガイド要素(220)は、前記ハウジング(210)の長手軸線(202)に沿って延在するリブ状突起として構成されている、請求項3又は4記載のコンタクト位置保証装置。

請求項7

前記少なくとも1つのガイド要素(220)は、前記ハウジング(210)の前記内壁(214)によって取り囲まれた領域内に全体が位置しており、特に前記嵌め込み方向(280)に前記ハウジング(210)の前記周壁(212)から突出していない、請求項4から6のいずれか1項記載のコンタクト位置保証装置。

請求項8

前記ハウジング(210)の前記環状の周壁(212)は、前記嵌め込み方向(280)とは反対方向に位置する端部に端面(218)を有し、前記端面(218)は、前記嵌め込み方向(280)に対して垂直な1つの平面上に全体が配置されている、請求項2から7のいずれか1項記載のコンタクト位置保証装置。

請求項9

前記ロック要素(250)は、前記ハウジング(210)と一体的に形成されている、請求項1から8のいずれか1項記載のコンタクト位置保証装置。

請求項10

前記ハウジング(210)には、1つだけロック要素(250)が設けられている、請求項1から9のいずれか1項記載のコンタクト位置保証装置。

請求項11

前記ロック要素(250)の前記自由端部(252)は、前記嵌め込み方向(280)を横切る方向に内側に突き出た突起(260)を有し、前記突起(260)の外側面は、前記嵌め込み方向(280)とは反対方向に前記自由端部(252)の端面に対して引っ込められた、前記嵌め込み方向(280)を横切る方向に延在する横断部分(262)と、前記横断部分に続く、前記嵌め込み方向(280)とは反対方向に斜め内側に向かって延在する導入部分(264)と、斜め外側に向かって延在する排出部分(266)とを有する、請求項1から10のいずれか1項記載のコンタクト位置保証装置。

請求項12

請求項1から11のいずれか1項記載のコンタクト位置保証装置(200)を備えるプラグコネクタ装置であって、前記プラグコネクタ装置は、プラグハウジング(300)を含み、前記プラグハウジング(300)は、前記嵌め込み方向(280)に沿ってソケット部分(310)と、前記コンタクト位置保証装置(200)がスライドされて被せられる、前記ソケット部分(310)に続くスライド部分(320)とを有する、ことを特徴とするコンタクト位置保証装置(200)を備えるプラグコネクタ装置。

請求項13

前記コンタクト位置保証装置(200)の前記ハウジング(210)の周壁(212)は、前記プラグハウジング(300)の上に完全に嵌め込まれた状態では、前記プラグハウジングの前記スライド部分(320)を取り囲んでおり、前記ハウジング(210)の前記周壁(212)の外側面(216)は、前記嵌め込み方向(280)に沿って、前記プラグハウジング(300)の前記ソケット部分(310)の外側面(312)と同一平面上に、特に環状に同一平面上にある、請求項12記載の、コンタクト位置保証装置(200)を備えるプラグコネクタ装置。

請求項14

前記周壁(212)の、前記ロック要素(250)とは反対側の端面(218)は、前記プラグハウジング(300)の、前記ソケット部分(310)とは反対側の端部と実質的に同一平面上にある、請求項12記載の、コンタクト位置保証装置(200)を備えるプラグコネクタ装置。

請求項15

前記プラグハウジング(300)の外側にラッチ装置(350)が配置されており、前記ラッチ装置(350)は、前記嵌め込み方向(280)を横切る方向に傾斜可能なシーソー状の少なくとも1つのラッチ要素(360)を有し、前記少なくとも1つのラッチ要素(360)は、前記嵌め込み方向(280)に沿って延在しており、相手側プラグハウジング(510)のラッチ開口部(520)に係合するためのラッチ突起(364)を有し、前記ラッチ装置(350)と前記プラグハウジング(300)との間には、前記コンタクト位置保証装置(200)の前記ロック要素(250)に対して相補的な、前記コンタクト位置保証装置(200)が挿入される間隙(354)が設けられている、請求項12又は13記載のプラグコネクタ装置。

請求項16

前記プラグコネクタ装置(100)は、相手側プラグハウジング(510)を含み、前記相手側プラグハウジング(510)は、ラッチ開口部(520)と、前記嵌め込み方向(280)とは反対方向に前記ラッチ開口部(520)の上側に配置された、外側に向かって突出する傾斜路(530)とを有し、前記ロック要素(250)の前記自由端部(252)の前記突起(260)の前記横断部分(262)は、前記プラグコネクタ装置(100)が嵌め合わされる際にはまず、前記ラッチ要素(360)の前記ラッチ突起(364)に当接し、前記ラッチ要素(360)の前記ラッチ突起(364)が前記ラッチ開口部(520)内に係止された後、前記コンタクト位置保証装置(200)の前記ロック要素(250)は、さらに嵌め込まれると、前記導入部分(264)によって前記相手側プラグハウジング(510)の前記傾斜路(530)を介して外側に向かって振り出され、これによって前記コンタクト位置保証装置(200)は、前記嵌め込み方向(280)に沿って自身の最終位置へと移動することが可能となる、請求項12から14のいずれか1項記載のプラグコネクタ装置。

技術分野

0001

本発明は、装置を記載した独立請求項の上位概念に記載された特徴を有するCPA(Connector Position Assurance:コネクタ位置保証装置)と、CPAを備えるプラグコネクタ装置とに関する。

0002

従来技術から、相手側プラグハウジングにおけるプラグハウジングコンタクト位置保証するためのCPAが公知である。このようなCPAを用いると、例えば振動によって、若しくは熱膨張又は熱収縮によって、若しくはプラグハウジング内に配置されたケーブルを引っ張ることによって、若しくは他の機械的な影響によって、相手側プラグハウジングに係止されたプラグハウジングが相手側プラグハウジングから意図せず解除されてしまうことを阻止することができる。例えば自動車分野では、とりわけ例えばエアバッグのような安全性に関連するコンポーネントにおいて、プラグコネクタ装置の確実性に対する高い要求が課される。

0003

CPAは、特別な構造形態によって、CPAが設けられているプラグハウジングが対応する相手側プラグハウジングに完全に係止されているかどうかの触覚的フィードバック組立作業員又は機械に対して与えることも可能である。プラグハウジングが相手側プラグハウジングに完全に係止された後にだけ、CPAを自身の最終位置へとプラグハウジング上に嵌め込むことが可能となっている。

0004

独国特許出願公開第602005000248号明細書から、或るCPAが公知であり、このCPAが差し込まれている場合には、相手側プラグハウジングからのプラグハウジングの脱離が困難になっている。このCPAは、1本の細長横断支柱と、2本の細長い弾性操作部分として構成されており、この1本の細長い横断支柱からは、嵌め込み方向に中央部分が延在しており、2つの弾性の操作部分は、中央部分の右側と左側とに配置されており、ガイド要素として使用されている。従って、このCPAは三つ叉のフォークに類似しており、実質的に二次元平面上に延在している。

0005

本発明の開示
本発明は、ますます増加するプラグコネクタ装置の小型化の要求に基づき、複数のアームを備える従来のCPAを、例えば射出成形法によって確実に製造することがますます困難になってきているという認識に基づくものである。CPAアームの寸法が小さく、ラッチ幾何形状が骨細であることにより、CPAの製造プロセスにおける不良品率は非常に高くなりうる。さらには、複数のアームからなる実質的に二次元の(平面的な)CPAの場合には、一般的に散荷として取り扱われるCPA同士が互いに引っ掛かり合い、これによって製造をブロックしてしまうか、又は、個々のアームを損傷してしまう可能性があり、これによってCPAの機能を損傷しかねないという危険性が存在する。従来のCPAの場合には、ますます小型化されるCPAを、対応するロック開口部の中に嵌め込むのがますます困難になっており、これによって不良品率又は後処理率が増加し、タクトタイムが増加する。従来のCPAの場合にはさらに、CPAが嵌合されているロック開口部が、プラグハウジングの外側に配置されていることが多く、このように、プラグハウジング又は相手側プラグハウジングの外側に露出しているロック開口部により、取り付け時にそこで意図せずケーブル又は他の部品が引っ掛かり、損傷又は時間のロスが発生してしまう危険性が存在する。最後に、CPAがフォーク形状に構成される場合には、CPAの全てのアームに対するガイド構造のために、プラグハウジング内に充分な構造スペースを確保しなければならず、このことは、プラグハウジングの小型化努力とは矛盾する。なぜなら、アームの寸法は、結局のところ製造方法によって、すなわち一般的には射出成形法によって下限が定められているからである。このことにより、プラグハウジングは小型化に矛盾して拡大する。

0006

本発明によれば、側方に配置されるガイド要素を、一種ガイドスリーブとして構成されたハウジングによって置き換え、このハウジングが、嵌め込まれた状態において、プラグコネクタ装置のプラグハウジングのスライド部分又はネック部分を完全に包囲するようにすることによって、上述した欠点を有利に回避したCPAが提供される。

0007

本発明によれば、相手側プラグハウジングにおけるプラグハウジングのコンタクト位置を保証するためのCPA、又はプラグ位置制御要素、又はコンタクト位置保証装置が提案される。前記CPAは、ハウジングを含み、前記ハウジングは、嵌め込み方向に前記プラグハウジングの上にスライドさせて被せることが可能である。前記CPAはさらに、前記プラグハウジングのラッチ要素をブロックするためのロック要素を含み、前記CPAの前記ハウジングは、嵌め込みプロセス時に前記プラグハウジングを収容するための貫通開口部、特に1つだけ貫通開口部を有し、前記ロック要素は、前記CPAの前記ハウジングに配置されており、前記嵌め込み方向に沿って延在する自由端部を有する。前記ロック要素は、前記嵌め込み方向を横切る方向に、前記CPAの前記ハウジングに対して外側に向かってオフセットされている。“CPA”、“プラグ位置制御要素”、及び“コンタクト位置保証装置”という用語は、本明細書の文脈においては同義に使用される。

0008

さらには、CPAを備えるプラグコネクタ装置が提案される。前記プラグコネクタ装置は、1個のプラグハウジングを含み、前記プラグハウジングは、前記嵌め込み方向に沿ってソケット部分と、前記CPAがスライドされて被せられるスライド部分又はネック部分とを有し、前記スライド部分又は前記ネック部分は、前記ソケット部分から前記嵌め込み方向とは反対方向に突出している。

0009

本明細書の文脈における保証という用語は、プラグと相手側プラグとの間における、機械的又は電気的なコンタクトの意図しない解除に対する保証、若しくは、対応する相手側プラグにおけるプラグの係止の意図しない解除に対する保証であると理解される。この保証によって、例えば振動、熱膨張、経年劣化作用等のような運用上の障害影響と、取り扱い時又は取り付け時における機械的な影響との双方を保護すべきである。この保証によって、コンタクトの位置又はコンタクト位置を持続的に正しい位置に保持することができる。

0010

本明細書の文脈においては、CPAのハウジングを空間的に画定するために、ロック要素がハウジングに配置されている場合であっても、又は、それどころかハウジングと一体的に形成されている場合であっても、このロック要素を、特に嵌め込み方向において、ケーシングに含めるべきではない。このロック要素を、ハウジングの周壁分類すべきでもない。

0011

本発明の利点
従来技術に対して、本発明に係るCPAの利点は、このCPAが、小型化されたプラグコネクタ装置の構造スペースを画定する要素ではないということにある。なぜなら、プラグハウジングを収容するためのハウジングの貫通開口部が、ガイドスリーブの形態で、ロック要素をプラグハウジングに正確に配置するためのガイド機能引き受けることができるからである。こうすることにより、側方に突出したアームが省略され、且つ、ロック要素に対して嵌め込み方向とは反対方向に延在する、プラグハウジングを収容するための貫通開口部、特に厳密にただ1つの貫通開口部によって、ガイド機能が実施される。本発明に係るCPAの実施形態によれば、CPAの機能要素が、従来のCPAの二次元の形状から3次元の形状へと移行し、これにより、長手断面に沿ってますます短くなっている個々のプラグコンタクト間の間隔を、例えばケーブル断面の太さによって決まる寸法にまでさらに短縮することが可能になる。

0012

本発明に係る構成のさらなる利点は、貫通開口部を備えるスリーブ状のハウジングの頑強な構造にある。なぜなら、側方に配置される脆弱なガイド要素を省略することができ、これによって製造確実性も改善されるからである。このようにすると全体として、従来の解決策に比べてCPAの横方向の長さを20%〜40%又はそれ以上だけ短縮することができ、これによって有利には、CPAを断念する必要なくコンタクト間隔をケーブル断面の寸法にまで短縮することが可能となる。特にケーブル断面が細い場合には、コンタクト間隔を0.5mm以下、例えば0.3mmにまで短縮することも可能である。

0013

ロック要素が嵌め込み方向を横切る方向に、ハウジングの環状の周壁に対して外側に向かってオフセットされていることによって、このロック要素を、有利には小型化の過程で寸法が小さくなっている場合であっても確実に製造することが可能である。なぜなら、小型化されたプラグコネクタの場合には最小射出厚さを維持しなければならず、自由端部を備える内側に突出する繊細な構造は、小型化されたプラグコネクタの場合には製造可能性の限界を超えうるからである。さらに有利には、ロック要素が外側に突出していることによって、このロック要素は、嵌め込みプロセス時における損傷から良好に保護される。なぜなら、貫通開口部が、プラグハウジングのスライド部分又はネック部分を取り囲んでロック要素を正しい位置に方向決めするまで、このロック要素は、プラグハウジングの外壁に沿ってスライドするからである。これに対して、スリーブ又は貫通開口部の内側に配置されており、且つ、嵌め込み方向に沿って周壁から突出しているロック要素は、正しく配置されない場合や、対応する収容開口部に到達し損なった場合に、プラグハウジングの硬い要素に容易に押し付けられ、これによって嵌め込みプロセス時に折れたり、又は損傷したりする可能性がある。結局のところ、外側に向かって突出しており、且つ、嵌め込み方向に周壁から突出しているロック要素によって、有利にはCPAは、引っ掛かりに対する弱点をほとんどもたらさなくなる。なぜなら、スリーブ状のハウジングの貫通開口部は、このようにして、例えば貫通開口部の内側から突出するロック要素とは異なり、引っ掛かりに対する弱点をもたらさず、このことは、製造中に散荷として搬送する際に特に有利である。

0014

従来技術に対して、本発明に係るCPAを備えるプラグコネクタ装置は、CPAをプラグハウジングの上に簡単且つ確実に嵌め込むことが可能である、又はスライドさせて被せることが可能であるという利点を有する。なぜなら、一種のガイドスリーブとして構成されたCPAのハウジングの貫通開口部は、プラグハウジングのスライド部分又はネック部分を介してスライドすることができ、しかも、この際に傾いたり、若しくは繊細なガイド構造を折ったり、又は損傷したりするおそれがないからである。

0015

本発明の有利な実施形態及び発展形態は、従属請求項に記載された特徴及び手段によって提供される。

0016

本発明の1つの発展形態によれば、前記貫通開口部は、前記ハウジングの環状の周壁によって画定されている。換言すれば、この発展形態では、貫通開口部は、リング形状に閉じられた周壁によって画定されている。ハウジングの貫通開口部の周囲を取り囲んでいる、プラグハウジングを収容するためのガイドスリーブの形態の周壁が、ロック要素をプラグハウジングに正確に配置するためのガイド機能を引き受けている。

0017

ハウジングにスリーブの形状を付与する、環状の周壁によって画定された貫通開口部によって、有利には閉鎖する際、又はCPAをプラグハウジングの上に嵌め込む際に、及び、開放する際、又はCPAをプラグハウジングから取り外す際に、全方向からの操作可能性がもたらされている。なぜならこのハウジングは、全ての側から良好に把持することができるからである。従って、単なる二次元形状であることに鑑みてアスペクト比が大きい従来のCPAに比べて、操作時にスナップ状ねじれる危険性が有利に低減されている。有利には、環状の周壁は、比較的大きく均一な操作面を提供し、これによって、操作時に周壁に加わる力の作用が低減される。

0018

貫通開口部を画定し、且つ、既存のケーブルを介して嵌め込み方向を横切る方向により簡単に嵌め込み可能である、例えば隙間を有するサークリップの形態で構成された周壁に比べて、環状の周壁は、他の要素との引っ掛かりに対する良好な保護をもたらす。本明細書の文脈における環状の周壁という用語は、長手軸線を取り囲む周線に沿って配置されている互いに逆向きの2つの端部を有しており、これら2つの端部が例えばキーリングのように互いに重なり合っている、スリーブ状の周壁も含まれるものとする。

0019

環状の周壁と、スリーブの形状とによってさらに有利には、CPAがプラグハウジングの上に嵌め込まれた状態において、プラグハウジングに存在しうるプラグ開口部、又は射出成形バリ、又はでこぼこのある面が有利にも覆われ、これによって他の部品との引っ掛かりに対する弱点が与えられず、これによって生じる損傷も与えられなくなる。

0020

別の1つの実施例では、前記ロック要素が前記嵌め込み方向に沿って前記ハウジングの前記環状の周壁から突出するように、前記CPAを構成することができる。これにより、鍵の形態のロック要素は、嵌め込み時にCPAをねじれ不能に配置することが可能となる。すなわち、CPAがプラグハウジングの上にねじれた状態で被せ嵌められた場合には、CPAをプラグハウジングの上にスライドさせることができなくなっている。なぜなら、周壁から突出したロック要素を、プラグハウジングにおいてブロックすることができ、これによってさらなるスライドを阻止することができるからである。これは、簡単且つ低コストのポカヨケ解決策である。

0021

本発明に係るCPAの1つの有利な発展形態によれば、前記ハウジングの前記周壁の内壁は、前記貫通開口部に面して又は向いており、前記ハウジングの前記内壁に、嵌め込みプロセス時に前記ハウジングを前記プラグハウジングに対して軸線方向にガイドするための少なくとも1つのガイド要素が配置されている。この発展形態によれば有利には、CPAは、嵌め込みプロセス時にプラグハウジングの長手軸線を中心にしてねじれ不能になり、これによってロック要素を、高信頼性に損傷なく確実に正しい位置に導くことができる。このようにすると、たとえ貫通開口部が別の形状、例えば円形に構成されている場合であっても、嵌め込みプロセスの開始時において既に確実な軸線方向のガイドがもたらされる。少なくとも1つのガイド要素がスリーブ状のハウジングの内壁に配置されていることによって、さらに有利には、ハウジングの外壁からこれ以上別の要素が突出することがなくなり、例えば嵌め込まれた状態において、CPAの外側における部品の引っ掛かりの危険性が最小化される。

0022

CPAの1つの発展形態によれば、前記少なくとも1つのガイド要素は、前記ハウジングの前記嵌め込み方向を横切って前記内壁から離れる方向に、前記ハウジングの内部に突出している。前記少なくとも1つのガイド要素は、前記CPAの前記ハウジングの長手軸線に沿って延在する好ましくはリブ状突起として構成することができる。この発展形態によれば有利には、少なくとも1つのガイド要素を、プラグハウジングのスライド部分又はネック部分の外側に設けられた例えば溝の形態の対応する凹部によって挿入可能であり、これによって、簡単に製造可能な軸線方向ガイドを実現することができる。

0023

前記少なくとも1つのガイド要素が、前記ハウジングの前記内壁によって取り囲まれた領域内に全体が位置しており、特に前記嵌め込み方向に前記ハウジングの前記周壁から突出していないことによって、有利には、引っ掛かりに対して特に保護されていると同時に、確実に嵌め込み可能なCPAが提供される。

0024

CPAの1つの発展形態によれば、前記ハウジングの前記環状の周壁は、前記嵌め込み方向とは反対方向に位置する端部に端面を有し、前記端面は、前記嵌め込み方向に対して垂直な1つの平面上に完全に配置されている。これによって有利には、プラグハウジングの上に嵌め込まれた状態において、CPAをプラグハウジングの端面と同一平面上に存在させることができ、これによって、好ましくはほぼ平坦な表面が形成される。これによって、引っ掛かりに対する特に良好な保護がもたらされ、粉塵汚染物質、又は湿気侵入の可能性が有利にも低減される。それと同時に、このように1つの平面上に位置する端面は、例えばCPAが散荷として搬送される際における引っ掛かりに対する弱点領域を特にわずかにしかもたらさない。さらに有利には、このようにして、例えば射出成形法でのCPAの製造が特に簡単且つ特に確実になる。なぜなら、製造プロセスによってハウジングのこの端部に細かい部品からなる繊細な幾何形状を形成する必要がないからである。

0025

CPAの1つの有利な発展形態では、前記ロック要素は、前記ハウジングと一体的に形成されている。こうすることにより、CPAを特に低コスト且つ簡単に単一の製造ステップで、例えばプラスチック射出成形プロセスで、又はフライス加工プロセスで製造することができる。

0026

前記ハウジングに厳密に1つのロック要素が設けられていることにより、CPAを特に簡単且つ低コストに製造することができ、散荷として搬送される際に個々のCPAが互いに引っ掛かり合う危険性が特に小さくなる。それと同時に、こうすることによって有利には、ロックアンドキー原理又はポカヨケ解決策の形態のCPAを、単一の位置のみにおいて正しくプラグハウジングの上にスライドさせて被せることが可能となる。さらに有利には、CPAが良品であるか不良品であるかを取り付け時に直接識別することが可能である。なぜなら、単一のロック装置だけを、その完全性又は機能性に関して検査すればよいからである。これによって有利には、このようなCPAが設けられたプラグコネクタの信頼性が向上する。

0027

CPAの1つの発展形態によれば、前記ロック装置の前記自由端部は、前記嵌め込み方向を横切る方向に内側に突き出た突起を有し、前記突起の外側面は、前記嵌め込み方向とは反対方向に前記自由端部の端面に対して引っ込められた、前記嵌め込み方向を横切る方向に延在する横断部分と、前記横断部分に続く、前記嵌め込み方向とは反対方向に斜め内側に向かって延在する導入部分と、斜めに外側に向かって延在する排出部分とを有する。換言すれば、ロック要素の自由端部は、嵌め込み方向を横切る方向に、貫通開口部の軸線方向の延長部分に対して内側に向いた突起を有する。

0028

この発展形態によれば有利には、横断部分を備える相手側プラグの上に前記プラグハウジングを嵌め込むプロセスにおいて、前記ロック要素を、まずはロック前位置において、前記プラグハウジングのラッチ要素の相補的な横断部分又はラッチ突起に当接させ、そして、前記プラグハウジングが前記相手側プラグハウジングに完全に係止された状態においてようやく、前記ロック要素を、前記導入部分を介して、前記ラッチ要素を超えて自身の最終ロック位置へとスライドさせることが可能となる。斜め内側に向かって延在する排出部分によって、有利には、プラグハウジングからCPAを損傷なく取り外すことができ、このようにしてCPAを再び使用することができる。

0029

プラグコネクタ装置の1つの発展形態によれば、前記CPAの前記ハウジングの前記周壁は、前記プラグハウジングの上に完全に嵌め込まれた状態では、前記プラグハウジングの前記スライド部分を取り囲んでおり、前記ハウジングの前記周壁の外側面又は外側周壁は、前記嵌め込み方向に沿って、前記プラグハウジングの前記ソケット部分の外側面又は外側周壁と同一平面上に、特に環状に同一平面上にある。

0030

これによって有利には、全体として滑らかな外側の表面が得られ、この表面も有利には、プラグコネクタ装置内への汚染物質又は水又は液体の侵入を低減する。なぜなら、侵入に必要な弱点領域、例えば隙間が必要最低限にまで低減されているからである。従って、例えばプラグハウジングに存在しうる開口部、又は、例えば射出成形バリ等によるでこぼこを覆うことができ、好ましくは環状に覆うことができ、これによって、例えばプラグコネクタ装置における例えばケーブル又はワイヤのような部品の引っ掛かりの危険性が低減される。

0031

本発明に係るCPAを備えるプラグコネクタ装置の1つの発展形態によれば、前記周壁の、前記ロック要素とは反対側の前記端面は、前記プラグハウジングの、前記ソケット部分とは反対側の前記端部と実質的に同一平面上にある。これによって有利には、プラグコネクタ装置の特に引っ掛かりの少ない外側形状がもたらされる。これによってさらに、粉塵、汚染物質、及び湿気の侵入が特に強力に阻止され、このようにして、このような障害影響に対する弱点領域が特にわずかになる。

0032

本発明に係るプラグコネクタ装置の1つの発展形態によれば、前記プラグハウジングの外側にラッチ装置が配置されており、前記ラッチ装置は、前記嵌め込み方向を横切る方向に傾斜可能なシーソー状の少なくとも1つのラッチ要素を有し、前記少なくとも1つのラッチ要素は、前記嵌め込み方向に沿って延在しており、相手側プラグハウジングのラッチ開口部に回り込んで係合するためのラッチ突起を有し、前記ラッチ装置と前記プラグハウジングとの間には、前記CPAの前記ロック要素に対して相補的な、前記CPAが挿入される間隙が設けられている。この発展形態によれば有利には、シーソー状の結合部を操作することによって、少なくとも1つのラッチ要素を係止された状態から解除することができ、そして、プラグハウジングを相手側プラグハウジングから損傷なしに取り外すことができる。CPAを挿入するための相補的な間隙によって、有利には、CPAを遊びなしにロック位置へと挿入することができ、CPAが嵌め込まれた状態においては、汚染物質又は湿気の侵入に対する弱点が特にわずかになる。

0033

プラグコネクタ装置の1つの発展形態によれば、前記プラグコネクタ装置は、相手側プラグハウジングを含み、前記相手側プラグハウジングは、ラッチ開口部と、前記嵌め込み方向とは反対方向に前記ラッチ開口部の上側に配置された、外側に向かって突出する傾斜路とを有し、前記ロック要素の前記自由端部の前記突起の前記横断部分は、前記プラグコネクタ装置が嵌め合わされる際にはまず、前記少なくとも1つのラッチ要素の前記ラッチ突起に当接し、そして、前記少なくとも1つのラッチ要素の前記ラッチ突起が前記ラッチ開口部内に係止された後、前記CPAの前記ロック要素は、さらに嵌め込まれると、前記導入部分によって前記相手側プラグハウジングの前記傾斜路を介して外側に向かって振り出され、これによって前記CPAは、前記嵌め込み方向に沿って自身の最終位置へと移動することが可能となる。この発展形態によれば有利には、CPAは、プラグハウジングが相手側プラグハウジングの内部又は表面で正しく係止されて嵌め合わされた状態においてようやく、労力の増加なしにCPA自身のロック最終位置内に差し込むことが可能となる。これによって、プラグハウジングが相手側プラグハウジングに機械的に正しく係止されているかどうかの触覚的なフィードバックが組立作業員に与えられる。有利にはこの構造形態によって、CPAを既に予め取り付けられた状態でプラグハウジングに配置することができ、これによって、プラグハウジングを相手側プラグハウジングの上に嵌め込む組立プロセスを、迅速且つ確実に実施することが可能となる。

0034

本発明の実施形態を図面に図示し、以下の記載においてより詳細に説明する。

図面の簡単な説明

0035

本発明に係るプラグコネクタ装置の分解図である。
従来技術に基づくCPAを備えるプラグハウジングの斜視図である。
従来技術に基づくCPAの平面図である。
本発明に係るCPAをそれぞれ異なる方向から見た図である。
本発明に係るCPAをそれぞれ異なる方向から見た図である。
本発明に係るCPAをそれぞれ異なる方向から見た図である。
本発明に係るCPAをそれぞれ異なる方向から見た図である。
プラグハウジングの上に嵌め込まれる前の、本発明に係るCPAの分解図である。
ロック前位置における、プラグハウジングの上に嵌め込まれた本発明に係るCPAの斜視図である。
最終ロック位置における、プラグハウジングの上に嵌め込まれた本発明に係るCPAの斜視図である。
それぞれ異なる嵌め込み状態における、プラグハウジングの上に嵌め込まれたCPAの断面図である。
それぞれ異なる嵌め込み状態における、プラグハウジングの上に嵌め込まれたCPAの断面図である。
それぞれ異なる嵌め込み状態における、プラグハウジングの上に嵌め込まれたCPAの断面図である。

0036

発明を実施するための形態
図面では、同じ参照符号が付された要素は、それぞれ同じ機能を有する。

0037

図1は、本発明に係るプラグコネクタ装置100の分解図を示す。プラグコネクタ装置100は、プラグハウジング300と、CPA200と、コンタクト支持体400とを含む。コンタクト支持体400は、該コンタクト支持体400の内部に少なくとも1つの電気的コンタクトを収容するために使用される。コンタクト支持体400は、プラグハウジング300の内部に配置することができ、例えばプラグハウジング300とは別個に製造されている。コンタクト支持体400は、後の時点になってようやくプラグハウジング300の内部に差し込まれる。CPA200は、嵌め込み方向280にプラグハウジング300の上に嵌め込むことができる。内部に配置されているコンタクト支持体400と、嵌め込まれたCPA200とを有するプラグハウジング300は、嵌め込み方向280に対して実質的に平行に延在する1つの共通の長手軸線202を有する。

0038

プラグコネクタ装置100はさらに、相手側プラグハウジング510を備える相手側プラグ500、又は、インターフェースハウジング510を備えるインターフェース500を有する。相手側プラグハウジング510には、少なくとも1つのラッチ開口部520が配置されている。相手側プラグハウジング510にはさらに、突起状の傾斜路530が配置されており、この傾斜路530は、嵌め込み方向280に見てラッチ開口部520の手前に、相手側プラグハウジング510の上側縁部に接して形成されており、且つ、嵌め込み方向280に延在している。相手側プラグ500は、例えばケーブルの端部に配置されており、このケーブルは、例えば制御装置、エアバッグ、又は同様の装置に、若しくはセンサ又はセンサエレメントに接続することが可能である。

0039

コンタクト支持体400は、長手軸線202に沿って細長い形状を有する。コンタクト支持体400のほぼ中央領域は、コンタクト支持体400を環状に取り囲むラジアルシーリング420によって取り囲まれている。ラジアルシーリング420は、プラグコネクタ装置100が嵌め合わされた状態において、相手側プラグ500の内部への例えば汚染物質や液体の侵入を阻止する目的のものである。ラジアルシーリング420は、プラグハウジング300の内部に対してコンタクト支持体400を密閉している。コンタクト支持体400の、嵌め込み方向280とは反対方向に位置する端部には、マットシーリング410を差し込むことが可能である。このマットシーリング410を介して、コンタクト支持体400内に配置可能な少なくとも1つのコンタクト(図示せず)を、コンタクト支持体400の内部へと流体密に挿入することが可能である。

0040

嵌め合わされた状態では、コンタクト支持体400は、プラグハウジング300の内部に差し込まれている。嵌め込み方向280を横切る方向にコンタクト支持体400に差し通される二次ロック要素430を用いて、コンタクト支持体400内に差し込まれたコンタクトを脱離不能に固定することが可能である。二次ロック要素430によって有利には、プラグコネクタ装置100が特に確実に一体化され、CPAの機能が改善される。

0041

プラグハウジング300は、嵌め込み方向280に沿ってスライド部分320又はネック部分320を有し、このスライド部分320又はネック部分320は、ソケット部分310へと移行している。ソケット部分310の、長手軸線202を横切る方向における断面は、スライド部分320又はネック部分320の断面よりも大きく、従って、スライド部分320の周線は、例えばソケット部分310の周線の内側に全体が位置している。スライド部分320の断面、及びソケット部分310の断面は、図示された実施例では実質的に矩形であり、これらの矩形の断面には、丸み付けられた角部が設けられている。しかしながら、楕円形の断面又は円形の断面も考えられる。図示された実施例では、スライド部分320の矩形の断面の短辺側に、ガイド溝322が配置されている。これらのガイド溝322は、スライド部分320の、嵌め込み方向280とは反対方向に位置する上側端部から、嵌め込み方向280に沿った軸線方向に、スライド部分320からソケット部分310への移行部のやや手前まで延在している。

0042

ソケット部分310の矩形の断面の2つの長辺側の一方には、ラッチ装置350が配置されている。ラッチ装置350は、嵌め込み方向280を横切る方向に、ソケット部分310からやや外側に向かって突出しており、且つ、ソケット部分310から出発して嵌め込み方向280とは反対方向に、スライド部分320又はネック部分320の上側端部まで延在している。ラッチ装置350は、少なくとも1つの例えば細長いラッチ要素360を有し、このラッチ要素360は、嵌め込み方向280に沿ってラッチ装置350に沿って、スライド部分320の領域からソケット部分310の領域まで延在している。それぞれのラッチ要素360には、長手軸線202に向かって内側に突き出たラッチ突起364が設けられており、このラッチ突起364は、例えばラッチ開口部520内に係止するための横断ウェブの形態をしている。図示された例では、わずかに偏心して配置された2つのラッチ要素360が設けられており、これら2つのラッチ要素360の間には中央に空隙が存在する。この空隙は、少なくとも1つの箇所において横断ウェブ、例えば一続きに形成されたラッチ突起364によって架橋することができる。プラグハウジング300が嵌め込み方向280に相手側プラグハウジング510の上に被せ嵌められると、少なくとも1つのラッチ要素360が、相手側プラグハウジング510のラッチ開口部520内に係止して、相手側プラグハウジング510からのプラグハウジング300の容易な脱離又は解除を阻止する。

0043

嵌め込み方向280を横切る方向に、ラッチ装置350とスライド部分320との間には間隙354が設けられており、この間隙354は、スライド部分320とラッチ装置350との間にCPA200を挿入するために適している。従って、スライド部分320の領域では、ラッチ装置350は、スライド部分320又はネック部分320から離間している。ラッチ要素360を備えるラッチ装置350は、少なくともラッチ装置350の、スライド部分320に面した領域において、スライド部分320に向かってシーソーのように傾斜可能に構成されている。つまり、CPA200がスライド部分320の上に嵌め込まれていない限り、例えばスライド部分320の方向に指で圧力を加えることによってラッチ装置350を傾斜させることができ、これによって少なくとも1つのラッチ装置360の、ソケット部分310の領域は、ソケット部分310から前記横切る方向に遠ざかる方向に外側に向かって移動する。このようにして、図示された実施例では2つ設けられているこれらのラッチ要素360を移動させて相手側プラグハウジングのラッチ開口部520から出すことができ、プラグハウジング300を、嵌め込み方向280とは反対方向に相手側プラグハウジング510から取り外すことが可能となる。

0044

1つのラッチ要素360又は2つのラッチ要素360のこのようなロック解除の可能性は、CPA200を嵌め込むことによって阻止することができ、これによって例えば、ラッチ要素360の意図しないロック解除に対する危険性が低減される。

0045

CPA200は、ハウジング210を含む。ハウジング210は、ガイドスリーブの形態でスリーブ状に形成されており、環状の周壁212を有する。この周壁212は、嵌め込みプロセス時にプラグハウジング300を収容するための貫通開口部230を取り囲んでおり、周壁212の内壁214は、貫通開口部230又はガイドスリーブの内部に面している。周壁212は、外側に向いた外壁216を有しており、この外壁216は、例えば開口部のない滑らかな表面によって形成されている。

0046

CPAのハウジング210は、嵌め込み方向280を横切る方向において、プラグハウジング300のスライド部分320に対して相補的な断面、すなわち図示した実施例では、丸み付けられた角部を備える矩形の断面を有する。このようにしてCPA200を、スライド部分320の上に嵌め込むことができる。

0047

CPA200はさらに、ロック要素250を有する。ロック要素250は、ハウジング210に配置されており、嵌め込み方向280に沿って延在する自由端部252を有し、且つ、長手軸線202に向かって内側に突き出たロック突起260を有する。好ましくは正確に1つのロック要素250だけが、CPA200に配置されている。ロック要素250は、嵌め込み方向280を横切る方向に、CPA200のハウジング210の環状の周壁212に対して外側に向かってオフセットされており、嵌め込み方向280に沿ってハウジング210の環状の周壁212から突出している。ロック要素250は、図示された実施例では、ハウジング210の矩形の断面の2つの長辺側の一方に配置されている。しかしながら、別の側壁に配置することも可能である。

0048

プラグハウジング300のスライド部分320の上にCPA200が嵌め込まれると、CPAの周壁212は、プラグハウジング300のスライド部分320を完全に取り囲み、ハウジング210の、開口部のない滑らかな外壁216によって、嵌め合わされたプラグコネクタ装置100に対し、引っ掛かりの少ない平坦な表面がもたらされる。それと同時にロック要素250は、2つのラッチ要素360の間にあるプラグハウジング300の間隙354を通ってスライドする。従って、相手側プラグ500又はインターフェース500の上に嵌め込まれており、且つ閉鎖又はロックされている状態では、ラッチ装置350のシーソー状の傾斜運動がCPA200によって効果的にブロックされており、係止の意図しない解除が効果的に阻止されている。このときには一方では、CPA200の周壁212のうち、プラグハウジング300とラッチ装置350との間に位置する部分によって、ラッチ装置350の、内側に向かうシーソー状の傾斜運動がブロックされており、これによってラッチ要素360は、嵌め込み方向280を横切る方向に移動してラッチ開口部520から出ることは不可能になっている。他方では、ロック要素250は、ラッチ要素360を、又は図4a〜4cに図示されたラッチ要素360同士を連結するラッチ突起364を覆うことにより、ラッチ要素360が移動してラッチ開口部520から出てしまうこともブロックしている。従って、周壁212とロック要素250とが協働して、相手側プラグハウジング500におけるプラグハウジング300の位置保証の機能を発揮することができる。CPA200のこのような実施形態によって、上記の機能を達成できると同時に構造スペースを最小化し、且つCPAの形状の複雑さを低減することができる(ただ1つの突出した繊細な要素のみ)。

0049

内壁214の短辺側には、嵌め込み方向280に沿って延在する、それぞれ1つのリブ状の突起として形成されたガイド要素220が配置されている。ガイド要素220は、嵌め込みプロセス時にプラグハウジング300のガイド溝322に係合し、このようにしてCPA200を、ねじれることなく確実に軸線方向にガイドすることができるようになっている。これによって、繊細な自由端部252と、自由端部に配置された突起260とを備える狭幅のタブ状のロック要素250が、相補的な間隙354の中に損傷することなく確実に挿入されることが保証される。

0050

本明細書の文脈における“内側”という用語は、嵌め込み方向280を横切る方向に関連して長手軸線202に向いている場合に使用され、“外側”という用語は、嵌め込み方向280を横切る方向に関連して長手軸線202から離れる方向に、例えば径方向に離れる方向に向いている場合に使用される。

0051

図2aは、従来技術に基づくCPA290を備えるプラグハウジング300を示す。CPA290は、図2bでも見て取れるように実質的に2次元のフォーク形状の要素として構成されている。CPA290は、嵌め込み方向280に見てまず横断ウェブ292を有しており、この横断ウェブ292のほぼ中央から嵌め込み方向280に沿ってロックタブ296が突出している。ロックタブ296の両側には、ロックタブ296に対して平行な2つのガイドタブ294が立っている。CPA290は、嵌め込み方向280に沿ってプラグハウジング300の間隙内に嵌め込まれ、この際には、ガイドタブ294が軸線方向のガイドを実施し、ロックタブ296がプラグハウジング300のラッチ要素のロックを実施する。ガイドタブ294とロックタブ296とが横断ウェブ292から同じ方向に延在していることにより、CPA290のある程度の最小幅が必要となる。ガイドタブ294による側方からの確実なガイドを可能とするためには、プラグハウジング300の幅を、CPA290又は少なくともCPA290の機能要素294,296よりもさらに幅広に構成しなければならない。このことは、プラグハウジング300及びCPA290の小型化の進展相反する。CPA290はさらに、その平坦な形状に起因して係合が困難であり、嵌め込みプロセス時に、CPA290の中心軸線を中心にして容易にねじれてしまう可能性がある。さらには、複数の種々のタブは、互いに引っ掛かり易い又は損傷し易い。

0052

図3a〜3dには、複数の異なる方向から見た本発明に係るCPA200の実施形態が図示されている。図3aは、環状の周壁212を備える、ガイドスリーブとして構成されたスリーブ状の貫通開口部230を有するCPA200の斜視図を示す。嵌め込み方向280は、ハウジング210の貫通開口部230の長手軸線202に対して実質的に平行に延在している。周壁212は、ロック要素250とは反対側の上側端部において端面218を有する。端面218は、長手軸線202を横切る方向の断面において、1つの平面上に位置しており、すなわち嵌め込み方向280に沿って全ての場所で同じ1つの高さに位置している。従って、CPA200は、プラグハウジング300の上に嵌め込まれた状態では、プラグハウジング300の上面と同一平面上にある。

0053

ハウジング210の長辺側の、嵌め込み方向280に沿って見たときにハウジング210の下側に位置する領域において、ロック要素250は、まずは横断方向にハウジング210の外壁216から外側に向かって、周壁212の約1〜5個分の壁厚さだけ、好ましくは1〜3個分の壁厚さだけ突出している。その後、ロック要素250は、約90°だけ方向転換されて、嵌め込み方向280に沿って延在しており、ハウジング210の下側端部から突出している。ロック要素250は、ハウジング210の下側端部、すなわち周壁212のもう一方の端面から突出している。この突出部は、嵌め込み方向280に沿って、スリーブ状のハウジング210の高さhの約30%〜250%だけ、好ましくは30%〜150%だけ延在している。

0054

短辺側に配置されているガイド要素220は、短辺側の10%〜100%、好ましくは20%〜80%にわたって延在しており、且つ、周壁212によって完全に取り囲まれている。すなわち、これらのガイド要素220は、嵌め込み方向とは反対方向にも、嵌め込み方向280に沿っても、ハウジング210の周壁212から突出していない。ここには図示されていない別の実施形態では、ガイド要素220が、嵌め込み方向280に沿ってハウジング210の周壁212から突出するようにすることも可能である。

0055

図3bには、CPA200の側面図が示されている。ロック要素250の自由端部252には、長手軸線202に向かって内側に面しており、且つ自由端部252から突出している突起260が見て取れる。突起260は、自由端部252の端面から嵌め込み方向280とは反対方向に引っ込んでいる。突起260の、自由端部252の端面に面した下側には、前記横切る方向に内側に向かって突出した横断部分262が形成されている。横断部分262は、嵌め込みプロセス時に、ロック前位置において、プラグハウジング300のラッチ装置350の1つ又は複数のラッチ要素360の対応する横断部分又はラッチ突起364に当接するように構成されている。横断部分262には、斜めに内側上方に向かって(すなわち嵌め込み方向280とは反対方向に)突出する導入部分264が続いている。導入部分264は、嵌め込み方向280に対して実質的に平行に延在する突起部分265に移行しており、この突起部分265には、斜めに外側上方に向かって延在する排出部分266が続いている。

0056

導入部分264は、コンタクト位置保証装置200を、できるだけ力を加えることなく簡単に最終ロック位置へとスライドさせるために設けられている。このために導入部分264は、プラグハウジング300のラッチ要素360が相手側プラグハウジング510のラッチ開口部520内に係止されるとすぐに、相手側プラグハウジング510の傾斜路530に当接する。この状態でCPA200が嵌め込み方向280に沿って押圧されると、導入部分264が突起状の傾斜路530に沿ってスライドして下降し、この際には、ロック要素250全体が、嵌め込み方向280を横切る方向に外側に向かって押圧される。外側に向かうこの動きによって、ラッチ要素360又はラッチ突起364に当接する横断部分262が露出し、これによって、嵌め込み方向280に沿ったCPA200の軸線方向の動きはこれ以上ブロックされなくなる。これにより、CPA200をわずかな労力で、傾斜路530と、ラッチ要素360間に存在しうる横断ウェブ又はラッチ突起364とを介して、CPA200の最終位置へとスライドさせることができる。このようにして組立作業員又は機械は、正しいラッチ位置に到達しているかどうかを確認することもできる。なぜなら、正しいラッチ位置に到達している場合にのみ、CPA200を、労力の増加なしに最終ロック位置へとスライドさせることができるからである。

0057

CPA200を取り除く場合には、排出部分266が取り外し動作支援する。排出部分266は、その排出に適した斜面形状により、CPA200ロック要素250の、嵌め込み方向280とは反対方向への軸線方向の動きを、前記横切る方向に外側に作用する動きに変換し、これによってCPA200を、プラグハウジング300から損傷なしに解除することが可能となる。

0058

図4aは、プラグハウジング300及びCPA200を、ロック前位置に嵌め合わされる前における別個の個別部材として図示している。

0059

図4bには、CPA200とプラグハウジング300とからなるロック前位置が図示されている。このロック前位置では、CPA200を、労力の増加なしにはこれ以上プラグハウジング300のスライド部分320を介して嵌め込み方向280に沿って移動させることができない。なぜなら、ロック要素250の突起260の横断部分262が、ラッチ要素360の対応する横断部分又はラッチ突起364に当接しているからである。このロック前位置では、ラッチ装置350は、少なくともまだ限定的にではあるがスライド部分320に向かって傾斜可能であるので、相手側プラグハウジング510の上に嵌め込まれた状態において、ラッチ要素360がラッチ開口部520から解除し得るおそれがある。この位置において、CPA200のロック要素250は、組立作業員又は機械に対して触覚によるフィードバックを与える。組立作業員又は機械は、CPA200をさらに嵌め込み方向280にプラグハウジング300の上に嵌め込むことを試みた場合、著しい労力なしにはこの試みを実現することができない。このことは、プラグハウジング300がまだ完全には相手側プラグハウジング500に係止されていないというサインである。

0060

図4cは、対応する相手側プラグハウジング510なしの、最終ロック位置におけるCPA200及びプラグハウジング300を図示している。図4cに図示された状況は、相手側プラグハウジング510なしでは通常は不可能であるが、図4cの図からはCPA200の機能が特に良好に見て取れる。今やCPA200の周壁212は、プラグハウジング300のスライド部分320又はネック部分320をほぼ隙間なく完全に取り囲んでおり、CPA200の周壁212の、ロック要素250に面した端面は、プラグハウジング300のソケット部分310に当接している。この状態では、ソケット部分の外壁312は、CPA200の外壁216と同一平面上にある。従って、全体として1つの滑らかな途切れのない表面が存在しており、この表面は、部品同士の引っ掛かり、又は、汚染物資や湿気などの侵入に対してわずかにしか弱点を与えない。同様にして、CPA200の周壁212の端面218は、プラグハウジング300の端面と同一平面上にある。それと同時に、ハウジング210の周壁212とロック要素250とが、ラッチ装置350とスライド部分320との間にある間隙354をほぼ完全に充填している。この場合には、ロック要素250の自由端部252が、ラッチ要素360に被さるように係合している。嵌め込み方向280を横切ってスライド部分320へと向かうラッチ装置350のシーソー状の傾斜運動は、今やCPA200の周壁212とロック要素250とによって効果的に阻止されており、従って、ラッチ開口部520からのラッチ要素360の意図しない解除は、もはや不可能となっている。

0061

図4aでは、CPA200の選択された実施形態において、プラグコネクタ装置100の小型化が容易に可能であることが良好に見て取れる。なぜなら、環状の周壁212により、プラグハウジング300には、CPA200を確実にガイドできるようにするための外側に向かって突出する付加的な周壁はもはや必要ないからである。その代わりに有利には、むしろソケット部分310に対して内側に向かってやや引っ込んだスライド部分320が、スリーブ状のCPA200のためのガイド構造として使用される。従って、CPA200の軸線方向のガイドは、ロック要素260と同じ延在方向に平行に配置されているのではなく、嵌め込み方向280とは反対方向にロック要素260から離れる方向に向かって延在している。ガイド体として使用されるスライド部分320は、ソケット部分310よりも小さい直径で構成することができるので、構造スペースは、ソケット部分310によって画定されることとなり、もはやCPA200によっては画定されない。なぜなら、複数の機能要素(ガイド及びロック)同士が、それぞれ異なる平面及び空間方向に配置されているからである。これによって、プラグコネクタ装置100の小型化が有利に促進される。

0062

同様にして良好に見て取れることに、スリーブ状のCPA200は、全ての外側において広範囲アクセス可能であり、これによって、CPA200の取り付け及び取り外しが格段に容易になる。3次元の(立体的な)構造によって、すなわち従来技術(図2a及び2b)に基づくCPAの平面的な構造に比べてより調和のとれたアスペクト比によって、取り付け時におけるCPA200の意図しないねじれが効果的に阻止されている。CPA200は、搬送時や取扱時に互いに引っ掛かる又は破損する可能性のある繊細な部分をわずかにしか有しない。スリーブ状の構造は非常に頑強であり、損傷の危険性が低い。

0063

図5aには、相手側プラグハウジング510の上に嵌め込む際における、CPA200及びプラグハウジング300のロック前位置が図示されている。この断面図には、プラグハウジング300内に差し込まれた、ラジアルシーリング420及びマットシーリング410を備えるコンタクト支持体400と、二次ロック要素430とが図示されており、この二次ロック要素430は、ここには図示されていないコンタクトをコンタクト支持体内にロックし又は二次的に保証し、これによって確実に固定する。図面の右側には、相手側プラグハウジング510に設けられたラッチ開口部520の上側にある突起状の傾斜路530が見て取れる。図面の上側には、横断部分262がラッチ要素360のラッチ突起364にどのように当接しているかが図示されている。断面図には、ロック要素260に対して相補的な、ラッチ装置350の間隙354も良好に見て取れる。この状態では、参照符号“F”が付された矢印に沿って作用する力によって、ラッチ装置350をスライド部分320に対して傾斜させることが可能であり、これにより、ラッチ装置350の下側領域においてラッチ要素360が外側に向かって振り出される。

0064

図5bは、最終ロック位置を図示している。この状態では、ラッチ要素360のラッチ突起364が、相手側プラグハウジング510のラッチ開口部520内に係止されている。この係止は、ここには図示されていない中間ステップにおいて既に形成されているが、まだCPAが最終ロック位置へと下方にスライドされていない。この中間状態において、突起260の導入部分262が傾斜路530の斜面に当接し、この傾斜路530に沿ってCPA200に対して軸線方向の力が作用することによって外側へと押圧され、嵌め込み方向280に沿って自身の最終位置へとスライドすることができる。この際には、導入部分262がまず、嵌め込み方向280に沿って傾斜路を介してスライドし、その後、ラッチ開口部520内に係止されたラッチ要素360のラッチ突起364の、外側に面した表面を介してスライドする。ラッチ突起364の、外側に面した表面は、最終的にはロック要素250によって覆われる。図示されている断面図では、傾斜路530及び突起260は、ラッチ突起364に対して図平面から抜き出された状態で観察することができる。なぜなら、図1で見て取れるように嵌め込みプロセス時には、各ラッチ要素360が傾斜路530の左側及び右側を通り過ぎてスライドし、その一方で、これらのラッチ要素360の間に位置するロック要素260だけが、傾斜路530を介して外側に向かってスライドするからである。この空間的な関係性は、図5cにも図示されている。図5bの最終ロック位置では、前記横切る方向にスライド部分320に向かうラッチ装置350の傾斜運動が、CPA200によってブロックされている。

0065

このようなCPA又はプラグコネクタ装置は、プラグコネクタ分野の全ての領域において、例えば自動車工学において使用される。特に有利には、安全性に関連するプラグコネクタ装置において使用され、例えば自動車のエアバッグ、ESPモジュール、及び他の支援システムのために使用されるか、若しくは、極数の少ないコネクタが使用される領域において、例えばセンサ又はセンサエレメントの電気的な接続においても使用される。

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