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課題・解決手段

本発明は、ネコにおける鎮静効果を有する及び/又はネコにおける社会的促進ももたらすパルミチン酸メチルリノール酸メチルオレイン酸メチルステアリン酸メチルラウリン酸メチルミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体と、許容し得る媒体とを含む、情報化組成物に関する。長期持続期間のスポットオン製剤などの溶液もまた包含される。ネコにおける鎮静及び/又はネコにおける社会的促進をもたらす方法もまた開示される。

概要

背景

背景及び先行技術
気持ち及び相互的関係を伝達する視覚伝達などのネコが伝達するいくつかの方法がある。これらの視覚信号は、体位表情瞳孔径、毛の起立及び尾の位置を含む。ネコが別の動物又はヒトへ接近したときに、尾を上げる姿勢は、好意的な意思を合図する一方で、脚の間に挟まれた尾下げは、しばしば、神経質及び/又は服従を合図することがよく知られている。触覚伝達は、ネコが体の一部を互いに擦り合わせる、を触る及び一緒休息するか又は丸まる場合である。これは、ネコ間の社会的つながり一種である。音声伝達は、敵対行動、性的行動、母ネコと子ネコの関係及びネコとヒトの関係として分類されてきた。ネコは、全ての肉食動物種の中で最も多くの異なる発声パターンを有するものの一種と言われている。ネコにおける嗅覚伝達は、伝達のために広く使用されている。嗅覚伝達は、尿及び糞便堆積、皮膚の擦りつけ並びに足の引っ掻きを通した伝達であり得る。

ネコは、その環境を自身が支配している場合に、最も愛情深くかつ行儀が良い。しかしながら、この支配は、飼い主家具を動かす、新しい家具をネコの環境に持ち込む、過度掃除引っ越し及び家庭に更なるネコを加えることによって失われる。ネコの環境が妨害されると、ネコは方向感覚を乱すことになり、これがストレス及び悪い行動へとつながる可能性がある。

ネコは、その縄張り又は物体において個体をマーキングする目的で、物体、個体又は特定の縄張りに自身の顔を擦りつけることがしばしば観察されている。ネコは、その口の周り外耳道内肛門周辺部及び尾に、大きく広がった皮脂腺を有する。物体又は個体に体のこれらの領域を擦りつけると、その後に化学的香気が残り、これがネコに安心感を与える。

ネコはまた、口の硬口蓋及び鼻中隔に位置するヤコブソン器官又は鋤鼻器官を有する。この器官は、口及び鼻へとつながる管を含む。この器官は、ネコの香気分析部を提供し、そして、これは他のネコからのフェロモン分析するために主に使用される。香気は、ネコの口内に集められ、そこで、ネコはを使用して、その香気を鋤鼻器官まで撥ね上げる。上唇は丸まり、口は部分的に開く。この仕草は、「リップカール」を意味するドイツ語のフレーメン反応として知られている。

フェロモンは、同種の別の個体によって予測可能な反応を引き起こし基本的な動物の行動をもたらす特定の種の体により放出される物質であり、これは、例えば、特定の誘引物質社会的伝達物質、性的興奮物質、鎮静物質として作用し得る。集合フェロモン捕食者に対する防衛、仲間の選択及び大規模攻撃による宿主抵抗の克服において機能する);警戒フェロモン(捕食者に攻撃されたときに放出される);自己顕示フェロモン(昆虫が他の場所でつかみ取るべき、他の昆虫に信号を送るために昆虫によって認識されるフェロモンである);リリーサーフェロモン(いくらか生物が2マイル以上離れた仲間を誘引するために使用する誘引フェロモンである);信号フェロモン(応答活性化する神経伝達物質の放出などの短期的な変化を引き起こす);プライマーフェロモン(発生事象の変化を誘発する);縄張りフェロモン(動物の縄張りの境界線を区切る);道しるベフェロモン(を携えて自身のに戻るときにフェロモンを撒く昆虫(例えば、アリ)においてよく見られる);情報フェロモン(動物の身元又は縄張りの指標となる);性フェロモン(繁殖のための雌の利用可能性を示す);ネコのフェイシャルフェロモン(マーキングしたスポットにネコが排尿することを防ぐか又はネコの不安を抑えるか又は新しい環境にネコを慣れさせる);及び鎮静フェロモン(動物のストレス、不安及び攻撃性を減少させる)などの異なる種類のフェロモンがある。

1977年に、Silversteinは、情報化学物質及びフェロモンが複数の化合物の混合物であることを記載した(非特許文献1)。フェロモンは、種内情報化学物質であることが知られている(非特許文献2)。

特許文献1は、オレイン酸アザレイン酸(azaleic acid)、ピメリン酸及びパルミチン酸の混合物を含むエマルジョン(前記混合物は、マーキングしたスポットにネコが排尿することを防ぐことが可能である)と;ネコに対して誘引効果を有する植物起源の化合物とを含む組成物を開示している。それは、いくつかの場合に、ネコに対して沈静効果を有するように作用して、その結果ネコの不安を処置することができるとしても、鎮静フェロモンではない。

特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5及び特許文献6は全て、様々な哺乳類及び鳥類の鎮静フェロモンを記載している。しかしながら、これらの特許はいずれも、ネコについての鎮静フェロモンを記載していない。

概要

本発明は、ネコにおける鎮静効果を有する及び/又はネコにおける社会的促進ももたらすパルミチン酸メチルリノール酸メチルオレイン酸メチルステアリン酸メチルラウリン酸メチルミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体と、許容し得る媒体とを含む、情報化学組成物に関する。長期持続期間のスポットオン製剤などの溶液もまた包含される。ネコにおける鎮静及び/又はネコにおける社会的促進をもたらす方法もまた開示される。

目的

本発明の目的は、ネコ鎮静フェロモンを含有する新規組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

フェロモン鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチルリノール酸メチルオレイン酸メチルステアリン酸メチルラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含む、組成物

請求項2

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含むネコ鎮静フェロモンを含む、請求項1に記載の組成物。

請求項3

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む、請求項1に記載の組成物。

請求項4

前記組成物中の前記混合物が、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む、請求項2に記載の組成物。

請求項5

前記組成物又は前記組成物中の前記混合物が、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。

請求項6

許容し得る媒体を更に含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。

請求項7

許容し得る媒体が、薬学的に許容し得る媒体又は獣医学的に許容し得る媒体である、請求項6に記載の組成物。

請求項8

無毒フィラーを更に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。

請求項9

前記無毒のフィラーが、脂肪酸アルコールアミンスクアレングリセロール及びそれらの混合物の群より選択される、請求項8に記載の組成物。

請求項10

前記誘導体が、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持するパルミタート、リノレート、オレアートステアラートラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル、それらの塩、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の、エステル、アルコール、ケトンアミドエーテルアルデヒド又はステロール、或いは、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミタート、リノレート、オレアート、ステアラート、ラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル、それらの塩、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物の、エステル、アルコール、ケトン、アミド、エーテル、アルデヒド又はステロールである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。

請求項11

ネコにおけるストレス、不安、攻撃性及び社会的促進の処置のためのスポットオン組成物であって、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体と、ネコへの局所経皮適用のための媒体とを含む、スポットオン組成物。

請求項12

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含むネコ鎮静フェロモンと、ネコへの局所的経皮適用のための媒体とを含む、ネコにおけるストレス、不安、攻撃性及び社会的促進の処置のための、請求項11に記載のスポットオン組成物。

請求項13

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体と、ネコへの局所的経皮適用のための媒体とを含む、請求項11に記載のスポットオン組成物。

請求項14

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物と、ネコへの局所的経皮適用のための媒体とを含む、請求項12に記載のスポットオン組成物。

請求項15

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体と、ネコへの局所的経皮適用のための媒体とを含む、請求項11又は請求項13に記載のスポットオン組成物。

請求項16

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物と、ネコへの局所的経皮適用のための媒体とを含む、請求項15に記載のスポットオン組成物。

請求項17

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する22%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、17%(w%/w%)のリノール酸メチル、28%(w%/w%)のオレイン酸メチル、11%(w%/w%)のステアリン酸メチル、11%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び11%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体と、ネコへの局所的経皮適用のための媒体とを含む、スポットオン組成物。

請求項18

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する22%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、17%(w%/w%)のリノール酸メチル、28%(w%/w%)のオレイン酸メチル、11%(w%/w%)のステアリン酸メチル、11%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び11%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩及び/又はそれらの構造類似体の混合物と、ネコへの局所的経皮適用のための媒体とを含む、請求項17に記載のスポットオン組成物。

請求項19

ネコへの局所的経皮適用のための前記媒体が、グリコールエーテルである、請求項11〜18のいずれか一項に記載のスポットオン組成物。

請求項20

請求項21

ネコへの局所的経皮適用のための前記媒体が、ジエチレングリコールモノエチルエーテルである、請求項11〜20のいずれか一項に記載のスポットオン組成物。

請求項22

無毒のフィラーを更に含む、請求項11〜21のいずれか一項に記載のスポットオン組成物。

請求項23

前記無毒のフィラーが、脂肪酸、アルコール、アミン、スクアレン、グリセロール及びそれらの混合物の群より選択される、請求項22に記載のスポットオン組成物。

請求項24

前記誘導体が、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持するパルミタート、リノレート、オレアート、ステアラート、ラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル、それらの塩、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の、エステル、アルコール、ケトン、アミド、エーテル、アルデヒド又はステロール、或いは、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミタート、リノレート、オレアート、ステアラート、ラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル、それらの塩、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物の、エステル、アルコール、ケトン、アミド、エーテル、アルデヒド又はステロールである、請求項11〜23のいずれか一項に記載のスポットオン組成物。

請求項25

請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物又は請求項11〜24のいずれか一項に記載のスポットオン組成物をネコに投与することを含む、ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性を処置するための方法。

請求項26

前記スポットオン組成物が、14日毎に投与される、請求項25に記載の方法。

請求項27

請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物又は請求項11〜24のいずれか一項に記載のスポットオン組成物をネコに投与することを含む、ネコにおける社会的促進を処置するための方法。

請求項28

前記スポットオン組成物が、14日毎に投与される、請求項27に記載の方法。

請求項29

ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性を処置するために使用するための、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含む、組成物。

請求項30

ネコにおける社会的促進を処置するために使用するための、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含む、組成物。

請求項31

ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性を処置するために使用するための、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含む、スポットオン組成物。

請求項32

ネコにおける社会的促進を処置するために使用するための、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含む、スポットオン組成物。

技術分野

0001

発明の分野
本発明は、ネコにおける鎮静効果を有する又はネコにおける社会的促進をもたらすパルミチン酸メチルリノール酸メチルオレイン酸メチルステアリン酸メチルラウリン酸メチル(methyl laureate)、ミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又は構造類似体と、許容し得る媒体とを含む、情報化組成物(semiochemical composition)に関する。長期持続期間のスポットオン製剤などの溶液もまた本発明に包含される。ネコにおける鎮静及び/又はネコにおける社会的促進をもたらす方法もまた開示される。

背景技術

0002

背景及び先行技術
気持ち及び相互的関係を伝達する視覚伝達などのネコが伝達するいくつかの方法がある。これらの視覚信号は、体位表情瞳孔径、毛の起立及び尾の位置を含む。ネコが別の動物又はヒトへ接近したときに、尾を上げる姿勢は、好意的な意思を合図する一方で、脚の間に挟まれた尾下げは、しばしば、神経質及び/又は服従を合図することがよく知られている。触覚伝達は、ネコが体の一部を互いに擦り合わせる、を触る及び一緒休息するか又は丸まる場合である。これは、ネコ間の社会的つながり一種である。音声伝達は、敵対行動、性的行動、母ネコと子ネコの関係及びネコとヒトの関係として分類されてきた。ネコは、全ての肉食動物種の中で最も多くの異なる発声パターンを有するものの一種と言われている。ネコにおける嗅覚伝達は、伝達のために広く使用されている。嗅覚伝達は、尿及び糞便堆積、皮膚の擦りつけ並びに足の引っ掻きを通した伝達であり得る。

0003

ネコは、その環境を自身が支配している場合に、最も愛情深くかつ行儀が良い。しかしながら、この支配は、飼い主家具を動かす、新しい家具をネコの環境に持ち込む、過度掃除引っ越し及び家庭に更なるネコを加えることによって失われる。ネコの環境が妨害されると、ネコは方向感覚を乱すことになり、これがストレス及び悪い行動へとつながる可能性がある。

0004

ネコは、その縄張り又は物体において個体をマーキングする目的で、物体、個体又は特定の縄張りに自身の顔を擦りつけることがしばしば観察されている。ネコは、その口の周り外耳道内肛門周辺部及び尾に、大きく広がった皮脂腺を有する。物体又は個体に体のこれらの領域を擦りつけると、その後に化学的香気が残り、これがネコに安心感を与える。

0005

ネコはまた、口の硬口蓋及び鼻中隔に位置するヤコブソン器官又は鋤鼻器官を有する。この器官は、口及び鼻へとつながる管を含む。この器官は、ネコの香気分析部を提供し、そして、これは他のネコからのフェロモン分析するために主に使用される。香気は、ネコの口内に集められ、そこで、ネコはを使用して、その香気を鋤鼻器官まで撥ね上げる。上唇は丸まり、口は部分的に開く。この仕草は、「リップカール」を意味するドイツ語のフレーメン反応として知られている。

0006

フェロモンは、同種の別の個体によって予測可能な反応を引き起こし基本的な動物の行動をもたらす特定の種の体により放出される物質であり、これは、例えば、特定の誘引物質、社会的伝達物質、性的興奮物質、鎮静物質として作用し得る。集合フェロモン捕食者に対する防衛、仲間の選択及び大規模攻撃による宿主抵抗の克服において機能する);警戒フェロモン(捕食者に攻撃されたときに放出される);自己顕示フェロモン(昆虫が他の場所でつかみ取るべき、他の昆虫に信号を送るために昆虫によって認識されるフェロモンである);リリーサーフェロモン(いくらか生物が2マイル以上離れた仲間を誘引するために使用する誘引フェロモンである);信号フェロモン(応答活性化する神経伝達物質の放出などの短期的な変化を引き起こす);プライマーフェロモン(発生事象の変化を誘発する);縄張りフェロモン(動物の縄張りの境界線を区切る);道しるベフェロモン(を携えて自身のに戻るときにフェロモンを撒く昆虫(例えば、アリ)においてよく見られる);情報フェロモン(動物の身元又は縄張りの指標となる);性フェロモン(繁殖のための雌の利用可能性を示す);ネコのフェイシャルフェロモン(マーキングしたスポットにネコが排尿することを防ぐか又はネコの不安を抑えるか又は新しい環境にネコを慣れさせる);及び鎮静フェロモン(動物のストレス、不安及び攻撃性を減少させる)などの異なる種類のフェロモンがある。

0007

1977年に、Silversteinは、情報化学物質及びフェロモンが複数の化合物の混合物であることを記載した(非特許文献1)。フェロモンは、種内情報化学物質であることが知られている(非特許文献2)。

0008

特許文献1は、オレイン酸アザレイン酸(azaleic acid)、ピメリン酸及びパルミチン酸の混合物を含むエマルジョン(前記混合物は、マーキングしたスポットにネコが排尿することを防ぐことが可能である)と;ネコに対して誘引効果を有する植物起源の化合物とを含む組成物を開示している。それは、いくつかの場合に、ネコに対して沈静効果を有するように作用して、その結果ネコの不安を処置することができるとしても、鎮静フェロモンではない。

0009

特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5及び特許文献6は全て、様々な哺乳類及び鳥類の鎮静フェロモンを記載している。しかしながら、これらの特許はいずれも、ネコについての鎮静フェロモンを記載していない。

0010

米国特許第5709863号明細書
米国特許第6054481号明細書
米国特許第6077867号明細書
米国特許第6169113号明細書
米国特許第6384252号明細書
米国特許第7723388号明細書

先行技術

0011

Silverstein, R.M.(1977) “Complexity, diversity and specificity of behavior-modifying chemicals;examples from Coleoptera and Hymenoptera,” Chemical Control of Insect Behavior:Theory and Application. Editors H.H. Shorey & J.J.McKelvey pp.231-251 New York: Plenum Press
Wyatt T.D.(2003) “Pheromones and Animal Behavior. Communication by smell and taste,”pp.1-4 New York: Cambridge University Press

発明が解決しようとする課題

0012

したがって、本発明の目的は、ネコ鎮静フェロモンを含有する新規組成物を提供することである。

0013

本発明の別の目的は、長期持続期間のスポットオン製剤としての、ネコ鎮静フェロモンを含む溶液を提供することである。

0014

更に別の目的では、ネコにおいて鎮静及び/又は社会的促進をもたらす方法が提供される。

0015

これらの及び他の目的は、発明の概要、好ましい実施態様の説明及び特許請求の範囲によって明らかなように、本発明によって達成される。

課題を解決するための手段

0016

発明の概要
本発明は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含む組成物を提供する。

0017

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物もまた、本発明の組成物中に包含される。

0018

1つの局面において、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む組成物もまた開示される。

0019

別の局面において、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含む組成物もまた開示される。

0020

更に別の局面において、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む組成物が提供される。

0021

なお別の局面において、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含む組成物が提供される。

0022

本明細書に記載される組成物は、許容し得る媒体を更に含むことができる。この許容し得る媒体は、薬学的に許容し得る媒体又は獣医学的に許容し得る媒体である。組成物はまた、無毒フィラー又はエンハンサー組成物を含有することができる。この無毒のフィラーは、脂肪酸アルコールアミンスクアレングリセロール及びそれらの混合物であることができる。エンハンサー組成物は、揮発性有機化合物並びにそれらの混合物、例えば、インドール誘導体由来のアミン及び脂肪酸、これらのアミンと脂肪酸とのエステルアセトンなどのケトン、アルコール、ステロールなどを含有する。

0023

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体とネコへの局所経皮適用のための許容し得る媒体とを含む、ネコにおけるストレス、不安、攻撃性及び/又は社会的促進の処置のためのスポットオン組成物もまた本発明によって提供される。

0024

別の局面において、ネコにおけるストレス、不安、攻撃性及び/又は社会的促進の処置のためのスポットオン組成物は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む。

0025

別の局面において、スポットオン組成物は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む。

0026

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する22%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、17%(w%/w%)のリノール酸メチル、28%(w%/w%)のオレイン酸メチル、11%(w%/w%)のステアリン酸メチル、11%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び11%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むスポットオン組成物は、本発明の更に別の局面である。

0027

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する本明細書に記載される脂肪酸のメチルエステル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物もまた、ネコへの局所的経皮適用のための許容し得る媒体と共に、スポットオン組成物中で使用され得る。

0029

スポットオン組成物はまた、無毒のフィラー(例えば、脂肪酸、アルコール、アミン、スクアレン、グリセロール及びそれらの混合物)又はエンハンサー組成物(例えば、揮発性の有機化合物並びにそれらの混合物、例えば、インドール誘導体由来のアミン及び脂肪酸、これらのアミンと脂肪酸とのエステル、アセトンなどのケトン、アルコール、ステロールなど)を含有することができる。

0030

また、ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性を処置するための及び/又はネコにおける社会的促進を処置するための方法であって、前記ネコに本明細書に記載される組成物又は本明細書に記載される前記スポットオン組成物を投与することを含む方法も提供される。これらの方法において、スポットオンは、14日毎に投与される。

0031

更に別の局面において、ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性の処置において及び/又はネコにおける社会的促進を処置するために使用するための、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含む組成物又はスポットオン組成物が提供される。

図面の簡単な説明

0032

図1は、0日目、14日目及び28日目のネコからの分泌物中の成分のガスクロマトグラフ質量分光スペクトルプロファイルである。このプロファイルにおいて、パルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル及びステアリン酸メチルが同定された。
図2は、0日目、14日目及び28日目のネコからの分泌物中の成分の単一イオンモニタリングSIM)後に撮られたクロマトグラフである。このプロファイルにおいて、パルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチルが同定された。
図3は、実施例3で実施された実験をまとめた概略図である。5つのフェーズがこの研究の間に存在した。フェーズ0では、ネコを準備して、ネコ鎮静フェロモン又はプラセボで処置した。フェーズ1では、ケージ開放して、ネコを通廊解放し、5分間歩き回らさせた。フェーズ2では、通廊でネコを観察した。フェーズ3では、ネコの餌皿からなる利害衝突(conflict of interest)の導入。フェーズ4では、利害衝突を用いてネコを観察し、そして、フェーズ5では、餌を撤去して、ネコを観察した。これらの観察をフィルムに記録し、二人の観察者によって評価した。

0033

発明の好ましい実施態様の詳細な説明
本明細書において使用される場合、語「ネコ」は、一般的な家ネコ及び野良ネコ、トラライオンヒョウピューマオオヤマネコボブキャット、チータ、オセロットなどを含むネコ科の任意のメンバーを包含する。

0034

「フェロモン」によって、同種の別の個体によって予測反応を引き起こす、特定の種の体により放出される物質が意味され、この物質は、誘引物質、社会的伝達物質、鎮静物質、性的興奮物質などとして作用し得る。本明細書に記載されるネコ鎮静フェロモンの場合、ネコを活発な及び不慣れな状態から鎮静させる以外に、社会的促進を標的とする利点も有する。

0035

「社会的促進」によって、家庭内で一緒に暮らしているネコが、互いに親しく、親密な関係にありかつ好意的であること、並びに群の香気を共有することが意味される。

0036

「鎮静フェロモン」は、本明細書において使用される場合、ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性を鎮める、和らげる又は軽減するフェロモンを意味する。

0037

ストレス関連疾患」によって、本明細書において使用される場合、ストレスが原因で症状が強まる任意の疾患が意味される。

0038

「鎮静効果」は、本明細書において使用される場合、恐怖心配、不安、並びにストレス及び/又は社会的促進に関連する行動的及び身体的な影響の低下が意味される。ストレスに関連する行動的な影響は、身震い発声、視覚伝達、攻撃行動逃避活動などを含む。ストレスに関連する身体的な影響は、心拍数の変化、エピネフリンノルエピネフリンACTHコルチゾールグルコースのレベルの変化などを含む。

0039

本明細書において使用される場合、「構造類似体」によって、別のものと類似の構造を有するが、1つ以上の官能基原子又は部分構造が異なる(他の官能基、原子又は部分構造で置き換えられている)、任意の化合物が意味される。例えば、脂肪酸中のメチル基ヘテロ原子による置き換えが本明細書に記載される。

0040

「誘導体」は、本明細書において使用される場合、パルミタート、リノレート、オレアートステアラートラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル並びにそれらの塩及び/又はそれらの構造類似体の、並びに、パルミタート、リノレート、オレアート、ステアラート、ラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル並びにそれらの構造類似体及び/又はそれらの塩の混合物の、エステル、アルコール、ケトン、アミド、エーテル、アルデヒド及びステロールを含む。これらのメチル化脂肪酸誘導体は、本明細書に記載される組成物中の脂肪酸の1つ以上と置き換わることができ、同じ効果を有することができる。

0041

「異性体」は、構造的異性及び空間的異性を含み、そして、そのフェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミタート、リノレート、オレアート、ステアラート、ラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル並びにそれらの塩、それらの誘導体及び/又は構造類似体、並びに、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミタート、リノレート、オレアート、ステアラート、ラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル並びにそれらの構造類似体、それらの塩及び/又はそれらの誘導体の混合物を指す。

0042

本明細書において使用される場合、用語「混合物」は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミタート、リノレート、オレアート、ステアラート、ラウレート、ミリスタートの脂肪酸のメチルエステル並びにそれらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を包含し、ここで、本明細書に記載される脂肪酸のメチルエステルは、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するそれらの塩及び/又は誘導体及び/又は異性体及び/又はそれらの構造類似体に置き換えられてもよい。例えば、混合物は、パルミタートのメチルエステル及びリノレートのメチルエステル、オレアート及びステアラートの誘導体、ラウリン酸メチルの異性体並びにミリスタートの構造類似体を含むことができる。

0043

「エンハンサー組成物」によって、ネコにおいて種間特異的であり、ネコ鎮静フェロモン組成物と相乗的に増強又は作用して、当該組成物の特定の種における有効性を増大させるために使用され得る、活性フェロモン組成物が意味される。

0044

用語「溶液」は、溶解されることによるか又は懸濁中のいずれかによって液体中に分散された、固体又はオイルが意味される。

0045

「スポットオン」製剤は、ネコの限定された領域へのネコ鎮静フェロモンの局所送達のための製剤であり、その領域で当該製剤が経皮的に吸収される。これらのスポットオン製剤は、ネコに対して刺激又は毒性を引き起こさない。これらのスポットオン製剤は、ネコに局所的に適用される場合、ネコの体全体にわたって拡散し、次いで結晶化することなく乾燥する。これらの製剤は、乾燥時に、それを付着させる又は結晶を残させることによってネコの毛皮外観に影響を及ぼすことはない。

0046

「許容し得る媒体」によって、ネコ鎮静フェロモン組成物の活性と干渉することなく、投与されるネコに対して無毒である、任意の薬学的に許容し得る媒体又は獣医学的な媒体が意味される。それは、溶媒分散媒体、吸収遅延剤などを含む。これらの薬学的に許容し得る媒体は、Remington’s Pharmaceutical Sciences 21st edition 2005に記載されている。許容し得る媒体は、例えば、グリコールエーテルであることができる。それは、製剤化の間に、ネコ鎮静フェロモンに加えられ得る。

0047

「から本質的になる」によって、組成物が、全ての本明細書に記載される脂肪酸のメチルエステル、並びに当該組成物の情報化学的性質に影響を及ぼさない他の添加剤を含むことが意味される。

0048

より具体的には、本発明は、ネコの肩甲骨の領域周辺からを経由して頭までの皮膚分泌物に由来するネコ鎮静フェロモンを同定することに関する。これらの組成物は、揮発性分子から構成され、その必須成分は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチルを含む脂肪酸メチルエステル、それらの塩及び/又はそれらの構造類似体である。

0049

1つの局面において、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含む組成物が提供される。

0050

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物もまた、本発明の組成物に包含される。

0051

1つの局面において、組成物は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む。

0052

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物もまた、本発明の組成物の一部を形成する。

0053

別の局面において、組成物は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む。

0054

別の局面において、本発明は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物に関する。

0055

フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持する22%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、17%(w%/w%)のリノール酸メチル、28%(w%/w%)のオレイン酸メチル、11%(w%/w%)のステアリン酸メチル、11%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び11%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む組成物は、本発明の更に別の局面である。

0056

フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持する22%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、17%(w%/w%)のリノール酸メチル、28%(w%/w%)のオレイン酸メチル、11%(w%/w%)のステアリン酸メチル、11%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び11%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含む組成物は、本発明に包含される。

0057

より具体的には、本発明のネコ鎮静フェロモン組成物は、パルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸メチル、塩並びにそれらの構造類似体の混合物を含み、これは、全組成物の65%〜95%(wt%/wt%)を占め、残りの成分は、脂肪酸、アルコール、アミン、スクアレン及びグリセロールなどの無毒のフィラー化合物である。より具体的には、アプロン酸(aproic acid)、アゼライン酸プロパン酸ゲラニオールオクタデカトリアノール(octadecatrianol)、ヘキサコサノールトリメチルアミン及びメチルアミンが無毒のフィラーとして使用され得る。

0058

また、所望であれば、5%〜35%(w%/w%)を含むエンハンサー組成物もフェロモン組成物に加えられ得る。このエンハンサー組成物は、揮発性の有機化合物及びそれらの混合物を含む。このエンハンサーは、本質的に種間特異的であり得る。エンハンサー組成物中で使用され得る化合物は、限定されないが、インドール誘導体由来のアミン及び脂肪酸、これらのアミンと脂肪酸とのエステル、アセトンなどのケトン、アルコール、ステロールなどを含む。

0059

本明細書に記載される組成物中に使用されるネコのフェロモン組成物の薬学的に許容し得る塩は、パルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチルの脂肪酸エステル有機又は無機塩であるものを含む。これらは、周知であり、Physician’s Desk Reference、The Merck Index及びGoodman and Gilman’s The Pharmacological Basis of Therapeuticsに記載されている。薬学的に許容し得る塩は、例えば、ナトリウムカリウムアンモニウムカルシウム及びマグネシウム、並びに、塩酸臭化水素酸リン酸硫酸などの無機酸と形成される塩、或いはシュウ酸フマル酸酒石酸マロン酸酢酸クエン酸安息香酸などの有機酸と形成される塩である。

0060

組成物はまた、許容し得る媒体を含むことができる。この許容し得る媒体は、薬学的に許容し得る媒体又は獣医学的に許容し得る媒体であることができる。薬学的に許容し得る媒体は、組成物の薬学的又は獣医学的活性と干渉することなく、投与されるネコに対して無毒である、任意の許容し得る担体又は媒体であることができる。それは、溶媒、分散媒体、コーティング剤、吸収遅延剤などを含む。これらの薬学的に許容し得る媒体は、Remington’s Pharmaceutical Sciences 22nd edition 2012 に記載されている。許容し得る媒体は、例えば、生理食塩水緩衝化生理食塩水などであることができる。それは、その製剤化後に組成物に加えてもよい。

0061

ネコにおけるストレス、不安、攻撃性及び/又は社会的促進の処置のためのスポットオン組成物であって、フェロモンの鎮静活性又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及びそれらの構造類似体と、ネコへの局所的経皮適用のための媒体と、を含むスポットオン組成物は、本発明の一部を形成する。

0062

1つの局面において、スポットオン組成物は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む。

0063

スポットオン組成物はまた、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含むことができる。

0064

別の局面において、スポットオン組成物は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含む。

0065

スポットオン組成物は、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する19%〜26%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、14%〜20%(w%/w%)のリノール酸メチル、26%〜32%(w%/w%)のオレイン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のステアリン酸メチル、8%〜14%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び8%〜14%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含むことができる。

0066

フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する22%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、17%(w%/w%)のリノール酸メチル、28%(w%/w%)のオレイン酸メチル、11%(w%/w%)のステアリン酸メチル、11%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び11%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むスポットオン組成物は、本発明の更に別の局面である。

0067

また、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持する22%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、17%(w%/w%)のリノール酸メチル、28%(w%/w%)のオレイン酸メチル、11%(w%/w%)のステアリン酸メチル、11%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び11%(w%/w%)のミリスチン酸メチル、それらの塩及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含むスポットオン組成物も本発明に包含される。

0068

本明細書に記載されるスポットオン組成物において、ネコへの局所的経皮適用のための媒体は、グリコールエーテルである。本明細書に記載されるスポットオン製剤中で使用され得るグリコールエーテルは、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル又はエチレングリコールジメチルエーテルを含む。1つの実施態様において、スポットオン製剤中で使用されるグリコールエーテルは、transcutol(登録商標)としても知られているジエチレングリコールモノエチルエーテルである。

0069

ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性を処置するために使用するための、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体を含むネコ鎮静フェロモンを含むスポットオン組成物は、本発明の別の局面である。

0070

ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性を処置するために使用するための、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体の混合物を含むネコ鎮静フェロモンを含むスポットオン組成物は、本発明の別の局面である。

0071

本発明の更に別の態様において、ネコにおける社会的促進を処置するために使用するための、フェロモンの鎮静活性及び/又は社会的促進活性を維持するパルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチル、それらの塩、それらの誘導体、それらの異性体及び/又はそれらの構造類似体、並びにそれらの混合物を含むネコ鎮静フェロモンを含むスポットオン組成物。

0072

構造類似体は、パルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチルと類似の構造を有するが、1つ以上の原子又は官能基が異なる化合物である。したがって、例えば、本明細書に開示される組成物及びスポットオン組成物中の脂肪酸中のメチル基は、1つ以上の原子又は官能基で置き換えられてもよい。

0073

スポットオン組成物は、無毒のフィラー又はエンハンサー組成物を更に含むことができる。本明細書に記載されるスポットオン組成物中で使用され得る無毒のフィラーは、脂肪酸、アルコール、アミン、スクアレン、グリセロール及びそれらの混合物を含む。エンハンサー組成物は、揮発性の有機化合物並びにそれらの混合物、例えば、インドール誘導体由来のアミン及び脂肪酸、これらのアミンと脂肪酸とのエステル、アセトンなどのケトン、アルコール、ステロールなどを含有する。

0074

更に別の局面において、本明細書に記載される組成物又は本明細書に記載されるスポットオン組成物をネコに投与することによる、ネコにおけるストレス、不安及び攻撃性を処置するための方法。スポットオン組成物は、14日毎に投与され、したがって、長期持続製剤である。

0075

ネコに本明細書に記載される組成物又は本明細書に記載されるスポットオン組成物を投与することによる、ネコにおける社会的促進を処置するための方法は、本発明の更に別の実施態様である。スポットオン組成物は、14日毎に投与され、したがって、長期持続製剤である。

0076

ネコ鎮静フェロモン組成物は、脂肪酸メチルエステルの生理活性構造が保存される限り、化学的担体に連結され得る。そのような担体分子は、クラウン化合物リポソーム及び輸送タンパク質を含む。

0077

本明細書に記載される組成物は、以下に記載されるように様々な溶液中で希釈され得、そして、様々な液体形態で使用され得る。

0078

本明細書に記載される組成物は、ネコに直接適用され得る液体担体の形態又はスポットオン製剤の形態であり得る。スポットオン製剤は、ネコの皮膚に経皮的に浸透し、次いで、ネコの皮膚の皮脂腺中に分布することによって作用すると考えられる。したがって、皮脂腺は、ネコ鎮静フェロモンスポットオン組成物のための天然リザーバーを提供し、これによって、組成物がネコの毛包から流れ出し、皮膚及びネコの毛に再適用されることが可能となる。

0079

スポットオン製剤は、ネコのあるスポット(一般に両肩の間である)に適用するための、溶液、濃縮溶液ミセル溶液マイクロエマルジョン又はそれらの組み合わせの局所投与を提供する。

0080

液体担体のための有機溶媒は、本明細書に記載されるグリコールエーテル、アセトン、酢酸エチルメタノールエタノールイソプロパノールジメチルホルムアミドジクロロメタンプロピレングリコールなどの製剤の技術分野において公知の一般的に許容し得る溶媒を含む。これらの溶媒は、例えば、Remington Pharmaceutical Science, 22nd edition (2012) に記載されている。

0081

溶液及び濃縮溶液は、当技術分野において周知であり、溶解されることによるか又は懸濁中のいずれかによって液体中に分散されたネコ鎮静フェロモンを有する。濃縮溶液は、希釈溶液よりも多くの溶質を含有する。

0082

ミセル溶液は、溶媒中のミセル分散物である。これらは、一般に、2〜5ナノメートルの直径である。これらは、長範囲の位置秩序を有さず、溶媒中にランダムに分布する。ミクロセル溶液は、本明細書に記載される本発明の組成物又はスポットオン組成物中で使用され得る。

0083

マイクロエマルジョンは、本明細書に記載される組成物又はスポットオン製剤中で使用され得、これは、界面活性剤及び共界面活性剤を加えることによって均質で、透明で、熱力学的に安定になった、オイルと水との液体分散物から構成される。マイクロエマルジョンは、オイル/水の界面の界面張力が非常に低いレベルになり、界面層が高度にフレキシブル流動性を維持しているときに形成される。これらは、10〜100ナノメートルのサイズの範囲の直径を有する。

0084

マイクロエマルジョン中の油相は、植物油若しくは鉱油から、不飽和ポリグリコシル化グリセリドから又はトリグリセリドから形成され得る。油相は、マイクロエマルジョンの約2%〜15%(v%/v%)を占める。

0085

マイクロエマルジョン中の水相は、例えば、水、又はプロピレングリコール、グリコールエーテル、ポリエチレングリコール若しくはグリセロールなどのグリコール誘導体であることができ、マイクロエマルジョン中に約1%〜4%(v%/v%)で存在する。

0086

使用され得る界面活性剤は、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルポリグリコール化(polyglycolysed)C8−C10グリセリドを含む。これらは、マイクロエマルジョン中に約25%〜75%(v%/v%)で存在する。共界面活性剤は、短鎖アルコールであることができる。共界面活性剤は、マイクロエマルジョン中に10%〜55%(v%/v%)の量で存在する。

0087

本明細書に記載される組成物又はスポットオン組成物において、約1.5g〜2.5gのネコ鎮静フェロモンが、約90g〜110gの本明細書に記載される許容し得る媒体中に希釈され得る。別の実施態様において、2.0gのネコ鎮静フェロモンが、100gのtranscutol(登録商標)に加えられる。

0088

脂肪酸メチルエステルは、様々な化学会社から市販されている。しかしながら、これらは可溶化することが困難であるため、脂肪酸メチルエステルは、一般に、一定の撹拌下及び約37℃〜約38℃の間の温度で溶媒に加えられる。別の局面において、当該温度は、約37.5℃である。

0089

得られたら、本発明の組成物は、ネコにおけるストレス及び/又は社会的促進を抑制する効力について試験することができる。よく調べられているストレッサーは、ネコの輸送、新しい環境へのネコの移動、家庭への更なるネコ(一匹又は複数匹)の追加、家具の移動又はネコがよく知らない新しい家具の購入などである。溶液又はスポットオン製剤の形態の組成物の適用は、他のネコに対する社会的行動唾液コルチゾール、心拍数、ネコが尾を伸ばして左右に移動する行動の低下によって証明される他のネコとの低い攻撃性、並びに他のネコ及び動物との攻撃の音声伝達の低下によって示される、ネコにおいてストレスの減少をもたらす。

0090

上記組成物は、ネコの肩から耳の周辺を滅菌包帯包みガスクロマトグラフィー質量分光法GC/MS)及び単一イオンモニタリング(SIM)によって分泌物の化学組成を分析する、化学組成の詳細な分析後に発見された。クロマトグラフィーGC/MSの比較を、0日目、14日目及び28日目に行って、SIM分析も行った。

0091

初期スペクトルは、統計分析とともに、4〜6種の化合物が存在することを明らかにし、パルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル及びステアリン酸メチルが最初に同定された。SIMを使用した補足分析により、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチルという見つけられていなかった更に二種の成分を確認した。

0092

本発明及びその利点を更に例示するために、以下の具体的な実施例が示されるが、これは、単に例示することのみを意図し、決して限定的なものではないことが理解される。

0093

実施例1−ネコの分泌物中の成分の単離及び分析
ネコの肩甲骨と肩甲骨の間及び耳と耳の間の皮膚から、包帯を2分間擦ることによって、ネコのサンプルを採取した。分析のために、0日目(T0)及び14日目(T14)に、包帯をネコの肩甲骨から頭まで擦った。サンプリングのために、28日目(T28)に、肩甲骨から頭までの領域の半分を擦った。次いで、包帯を直ちにフラスコ中に入れ、ジクロロメタン4.0gを加えた。ガラスピペットを使用して、溶媒を集め、包帯全体に溶媒をかけた。このプロセスを5回繰り返した。5回目洗浄の最後に、サンプルをクロマトグラフィー分析用に集めた。

0094

次いで、サンプルを、SHIMAZU QP 2010を使用するガスクロマトグラフィー/質量分光法(GC/MS)に供した。検出は、200°CA、70eVのエネルギーで、(EI+)を使用する衝突で実施した。30mの長さを有するSupelco型DBカラム内径=0.25mm;フィルム=0.25μm)を、1/20のスプリット及び1分のスプリット/スプリットレスで使用した。各サンプルから2.0μlを注入した。

0095

0日目(T0)、14日目(T14)及び28日目(T28)にGC/MS分析を実施した。

0096

データベースを使用して結果を分析し、最も可能性の高いスペクトルを得た。そのようなデータを含むデータベースは、当技術分野において周知である。

0097

情報化学物質の4〜6種の化合物をGC/MS分析によって発見した:パルミチン酸メチル、リノール酸メチル、オレイン酸メチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸メチル及びステアリン酸メチル。図1を参照。しかしながら、16.25及び18.71の保持時間を有し同定されなくてはならない2種の更なる化合物が存在した。

0098

検出の閾値を低くするために、単一イオンモニタリング技術を使用して、(同定されていないが、16.25及び18.71の保持時間を有する)考えていた分子のフラグメントに対して一意に検出の焦点を合わせた。単一イオンモニタリングも、0日目(T0)、14日目(T14)及び28日目(T28)に実施した。

0099

単一イオンモニタリングについてのクロマトグラフィープロファイルを図2に見ることができる。更なる分析により、ラウリン酸メチル及びミリスチン酸メチルという2種の化合物の存在が明らかとなった。

0100

したがって、ネコ鎮静フェロモンは、15%〜25%(w%/w%)のパルミチン酸メチル、10%〜27%(w%/w%)のリノール酸メチル、25%〜35%(w%/w%)のオレイン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のステアリン酸メチル、5%〜15%(w%/w%)のラウリン酸メチル及び5%〜15%(w%/w%)のミリスチン酸メチルから構成される。

0101

実施例2−スポットオンとしてのネコ鎮静フェロモンの製剤
6種の異なる脂肪酸のメチルエステルを有する実施例1に記載されるネコ鎮静フェロモンを、transcutol(登録商標)を用いて製剤化した。ネコ鎮静フェロモン2gを、transcutol(登録商標)100gと混合した。

0102

実施例3−プラセボに対するネコ鎮静フェロモンの試験
この実施例のために16匹のネコを入手した。この試験は、6種の異なるフェーズを有していた。フェーズ0は、16匹のネコを入手し、これらをプラセボ又はネコ鎮静フェロモン(CAP)のいずれかで処置することであり、これを10分間続けた。各実験を、毎回2匹のネコを使用して実施した。2匹のネコを2つの異なるケージに入れ、通廊に置いた。通廊は、長さ5メートル、幅1.80メートルであった。次いで、ケージを開放し、5分間ネコを通廊内を自由に歩き回れるようにし、その動きをフェーズ1の間観察した。フェーズ2の間には、衝突前の期間を観察し、ここでは、ネコを通廊内で一匹にして5分間観察した。フェーズ3では、通廊に餌皿からなる利害衝突を導入した。この皿を通廊の中央に導入し、ネコを観察した。フェーズ4は、衝突後の期間の開始であった。フェーズ3及び4は、5分間観察した。フェーズ5では、ネコの餌を取り除き、ネコをそれぞれのケージに入れて、5分間観察した。

0103

実験全体を合計30分間続け、フィルムに記録した。それを、異なるネコを使用して24回繰り返した。この実施例について、2人の異なる観察者が存在した。

0104

衝突前の期間
データを、Spearmanの順位相関係数を使用して計算した。結果を以下に列挙する。衝突前の長さについて、rho=0.96460及びp<0.0001=>rho2=0.93、したがって2人の観察者間に93%のリエゾン(liaison)。rhoの値は、0.9〜1の間であり、したがって、2人の観察者間に非常に高い相関があった。観察者間のリエゾンは、信頼性があり、2人の観察者間の一致がほぼ完璧であったと結論付けることができた。

0105

衝突後の期間
衝突後の期間について、rho=0.5000及びp=0.0128=>rho2=0.25、したがって25%のリエゾン。rhoの値は、0.4〜0.7の間であり、したがって、2人の観察者間に適度な相関のみ。2人の観察者間のリエゾンは、相当なものであり、2人の観察者間に一致があったとは確実には結論付けられなかった。

0106

衝突前の頻度
衝突前の頻度について、rho=0.94939及びp<0.0001=>rho2=0.90、したがって90%のリエゾン。rhoの値は、0.9〜1の間であり、したがって、2人の観察者間に非常に高い相関。観察者間のリエゾンは、信頼性があり、2人の観察者間の一致がほぼ完璧であったと結論付けることができた。

0107

衝突後の頻度
衝突後の頻度について、rho=0.72232及びp<0.0001=>rho2=0.52、したがって52%のリエゾン。rhoの値は、0.7〜0.9の間であり、したがって、2人の観察者間に高い相関があった。リエゾンは、顕著であり、2人の観察者間に良好な一致があると結論付けることができる。

0108

2人の観察者がビデオ戻り、衝突後の期間を更に評価すべきであると結論付けた。

0109

次いで、接触後の期間について、マンホイットニーウィルコクソンノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0110

NS1:有意でない(p≧0.05)
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0111

2つの処置群間の親密な接触の衝突前の期間に関して有意差はなかった。

0112

次いで、接触前の頻度について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0113

NS1:有意でない(p≧0.05)
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0114

2つの処置群間の親密な接触の衝突前の頻度に関して有意差はなかった。

0115

次いで、接触後の頻度について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0116

NS1:有意でない(p≧0.05)
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0117

2つの処置群間の親密な接触の衝突後の頻度に関して有意差はなかった。

0118

この実施例は、ネコ鎮静フェロモン群が、親和的相互作用の期間(df=1;Z=1.299;p=0.1939)及び接近して過ごす時間(df=1;Z=1.645;p=0.0999)の増加を示したことを記載する。処置したネコ鎮静フェロモン群はまた、対照のプラセボと比較してより低い威嚇率を有しており(df=1;Z=1.506;p=0.1319)、親和的相互作用は、利害衝突導入後維持された(df=11;S=21;p=0.0199)。

0119

実施例4−プラセボに対するネコ鎮静フェロモンの試験
第二のセットの試験を、実施例3と同様にして実施した。9種の試験を実施した。

0120

衝突前の期間
衝突前の期間の間に、Spearmanの順位相関係数を使用して2人の観察者の信頼性の検証を行った。結果を以下に列挙する。衝突前の期間について、rho=0.99582及びp<0.0001=>rho2=0.99、したがって2人の観察者間に99%のリエゾン。rhoの値は、0.9〜1の間であり、したがって、2人の観察者間に非常に高い相関があった。観察者間のリエゾンは、信頼性があり、2人の観察者間の一致がほぼ完璧であったと結論付けることができた。

0121

衝突後の期間
衝突後の期間について、rho=0.5000及びp=1.705=>rho2=0.25、したがってリエゾンの25%。rhoの値は、0.4〜0.7の間であり、したがって、2人の観察者間に適度な相関のみ。2人の観察者間のリエゾンは、相当なものであり、2人の観察者間に一致があったとは確実には結論付けられず、またその差は有意ではなかった。

0122

衝突前の頻度
衝突前の頻度について、rho=0.97333及びp<0.0001=>rho2=0.95、したがって95%のリエゾン。rhoの値は、0.9〜1の間であり、したがって、2人の観察者間に非常に高い相関。観察者間のリエゾンは、信頼性があり、2人の観察者間の一致がほぼ完璧であったと結論付けることができた。

0123

衝突後の頻度
衝突後の頻度について、rho=0.75000及びp<0.0199=>rho2=0.56、したがって56%のリエゾン。rhoの値は、0.7〜0.9の間であり、したがって、2人の観察者間に高い相関があった。リエゾンは、顕著であり、2人の観察者間に良好な一致があると結論付けることができる。

0124

2人の観察者がビデオに戻って、衝突後の期間を更に評価すべきであると結論付けた。

0125

次いで、接触前の期間について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0126

NS1:有意でない(p≧0.05)
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0127

2つの処置群間の親密な接触の衝突前の頻度に関して有意差はなかった。

0128

次いで、接触前の頻度について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0129

NS1:有意でない(p≧0.05)
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0130

2つの処置群間の親密な接触の衝突前の頻度に関して有意差はなかった。

0131

次いで、接触後の頻度について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0132

NS1:有意でない(p≧0.05)
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0133

2つの処置群間の親密な接触の衝突後の頻度に関して有意差はなかった。

0134

接近
衝突前の期間
衝突前の期間の間に、Spearmanの順位相関係数を使用して2人の観察者の信頼性の検証を行った。結果を以下に列挙する。衝突前の期間について、rho=0.96804及びp<0.0001=>rho2=0.94、したがって2人の観察者間に94%のリエゾン。rhoの値は、0.9〜1の間であり、したがって、2人の観察者間に非常に高い相関があった。観察者間のリエゾンは、信頼性があり、2人の観察者間の一致がほぼ完璧であったと結論付けることができた。

0135

衝突後の期間
衝突後の期間について、rho=0.97891及びp<0.0001=>rho2=0.96、したがって96%のリエゾン。rhoの値は、0.9〜1の間であり、したがって、2人の観察者間に非常に高い相関。2人の観察者間のリエゾンは、信頼性があり、2人の観察者間の一致がほぼ完璧であったと結論付けることができた。

0136

衝突前の頻度
衝突前の頻度について、rho=0.94412及びp<0.0001=>rho2=0.89、したがって89%のリエゾン。rhoの値は、0.9〜1の間であり、したがって、2人の観察者間に非常に高い相関。観察者間のリエゾンは、信頼性があり、2人の観察者間の一致がほぼ完璧であったと結論付けることができた。

0137

衝突後の頻度
衝突後の頻度について、rho=0.85966及びp<0.0001=>rho2=0.74、したがって74%のリエゾン。rhoの値は、0.7〜0.9の間であり、したがって、2人の観察者間に高い相関があった。リエゾンは、顕著であり、2人の観察者間に良好な一致があると結論付けることができる。

0138

結論として、全てのパラメーターを分析できる。

0139

次いで、接触前の期間について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0140

NS1:有意でない(p≧0.05)
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0141

2つの処置群間の親密な接触の衝突前の頻度に関して有意差はなかった。

0142

次いで、接触後の期間について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0143

NS1:有意でない(p≧0.05
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0144

2つの処置群間の親密な接触の衝突前の頻度に関して有意差はなかった。

0145

次いで、衝突前の頻度について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0146

NS1:有意でない(p≧0.05
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0147

2つの処置群間の親密な接触の衝突前の頻度に関して有意差はなかった。

0148

次いで、衝突後の頻度について、マン・ホイットニー・ウィルコクソンのノンパラメトリック検定を使用して分析を行った。

0149

NS1:有意でない(p≧0.05)
2*有意である(0.01≦p<0.05)
3**かなり有意である(.001≦p<0.01)
4***非常に有意である(p<0.001)

0150

2つの処置群間の親密な接触の衝突前の頻度に関して有意差はなかった。

0151

これらのデータは、実施例3のデータと一致しており、処置したネコ鎮静フェロモン群が、親和的相互作用の期間の増加、接近して過ごす時間の増加、より低い威嚇率を示し、親和的相互作用が、利害衝突導入後維持されたことを示している。

実施例

0152

本発明を様々な好ましい実施態様に関して記載してきたが、当業者は、その範囲から逸脱することなく、様々な改変、置き換え、省略及び変更が行われ得ることを認識する。したがって、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲(その均等物を含む)の範囲に限定されることが意図される。

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