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技術 256QAMをサポートする受信機における動的SNR調整

出願人 クゥアルコム・インコーポレイテッド
発明者 フェルナンド、ウダラ・チャーマンバータッチャージー、スプラティクゲオルギウ、バレンティン・アレクサンドルフォン、ジーン
出願日 2014年9月29日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2016-518128
公開日 2017年1月12日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-501596
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 高電流モード 低電流状態 低電流モード クレーム要素 電気的消去可能プログラマブルROM 高利得モード 拡張セル ワイヤレスユニット
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図面 (15)

課題・解決手段

ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。本装置は、動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更すると決定し、増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局に送り、前記基地局が高次変調およびコーディング方式(MCS)において前記データを提供することが可能である場合、前記増加SNRに対応する前記高次MCSに従って前記基地局から前記データを受信する。

概要

背景

[0003]ワイヤレス通信システムは、電話ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信サポートすることが可能な多重接続技術を採用し得る。そのような多重接続技術の例としては、符号分割多重接続(CDMA)システム時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多重接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多重接続(TD−SCDMA)システムがある。

[0004]これらの多重接続技術は、異なるワイヤレスデバイス都市国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューションLTE登録商標):Long Term Evolution)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多重接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。

概要

ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。本装置は、動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更すると決定し、増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局に送り、前記基地局が高次変調およびコーディング方式(MCS)において前記データを提供することが可能である場合、前記増加SNRに対応する前記高次MCSに従って前記基地局から前記データを受信する。

目的

[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供する

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請求項1

動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更することを決定することと、前記増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局に送ることと、前記基地局が高次変調およびコーディング方式(MCS)において前記データを提供することが可能である場合、前記増加SNRに対応する前記高次MCSに従って前記基地局から前記データを受信することとを具備する、ワイヤレス通信の方法。

請求項2

前記動作モードを変更することを前記決定することは、ダウンリンクSNR測定値を取得することと、前記ダウンリンクSNR測定値に基づいて前記動作モードを前記増加SNRモードに変更することとを具備する、請求項1の方法。

請求項3

前記動作モードを変更することを前記決定することは、前記基地局から、前記高次MCSに対応する少なくとも1つのCQI値を使用するためのシグナリングを受信することと、前記受信されたシグナリングに基づいて前記動作モードを前記増加SNRモードに変更することとを具備する、請求項1の方法。

請求項4

前記動作モードを変更することを前記決定することは、前記第1のSNRモードにおいて動作しながら、第1のMCSに従って前記基地局からデータを受信することと、複数の連続するタイムスロットに関する前記第1のMCSに従って前記基地局から前記データを受信した後に、前記動作モードを前記増加SNRモードに変更することとを具備する、請求項1の方法。

請求項5

前記増加SNRにおいて前記データを受信する前記能力を示す前記CQIを送った後に、前記第1のMCSに従って前記データを受信し続けるか、またはデータを受信することに失敗することと、前記基地局が前記高次MCSにおいて前記データを提供することができないと決定することと、前記動作モードを前記第1のSNRモードに戻すこととをさらに具備する、請求項4の方法。

請求項6

前記第1のMCSが64値直交振幅変調QAM)を具備し、前記高次MCSが256QAMを具備する、請求項4の方法。

請求項7

前記第1のMCSが4位相シフトキーイング(QPSK)を具備し、前記高次MCSが16値直交振幅変調(QAM)または64QAMを具備する、請求項4の方法。

請求項8

前記動作モードは、低雑音指数(NF)および低利得が、固定された高利得低雑音増幅器(LNA)状態とポストミキサ調整可能利得ベースバンド増幅器状態とによって同時に達成されるように利得状態を動かすこと、電圧制御発振器VCO)/位相ロックループPLL)電流を増加させること、リアルタイム残差側波帯(RSB)キャリブレーション起動すること、またはフロントエンド不可逆構成要素をバイパスすることのうちの少なくとも1つによって前記増加SNRモードに変更される、請求項1の方法。

請求項9

前記基地局からのシグナリングは、基地局ダウンリンク信号が、コロケートされるかまたはコロケートされない、あるいは時間整合されるかまたは時間整合されないネットワーク構成において、マルチキャリアダウンリンクシグナリングを介して受信される、請求項8の方法。

請求項10

動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更することを決定するための手段と、前記増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局に送るための手段と、前記基地局が高次変調およびコーディング方式(MCS)において前記データを提供することが可能である場合、前記増加SNRに対応する前記高次MCSに従って前記基地局から前記データを受信するための手段とを具備する、ワイヤレス通信用装置。

請求項11

前記動作モードを変更することを決定するための前記手段は、ダウンリンクSNR測定値を取得し、前記ダウンリンクSNR測定値に基づいて前記動作モードを前記増加SNRモードに変更するように構成される、請求項10の装置。

請求項12

前記動作モードを変更することを決定するための前記手段は、前記基地局から、前記高次MCSに対応する少なくとも1つのCQI値を使用するためのシグナリングを受信し、前記受信されたシグナリングに基づいて前記動作モードを前記増加SNRモードに変更するように構成される、請求項10の装置。

請求項13

前記動作モードを変更することを決定するための前記手段は、前記第1のSNRモードにおいて動作しながら、第1のMCSに従って前記基地局からデータを受信し、複数の連続するタイムスロットに関する前記第1のMCSに従って前記基地局から前記データを受信した後に、前記動作モードを前記増加SNRモードに変更するように構成される、請求項10の装置。

請求項14

前記増加SNRにおいて前記データを受信する前記能力を示す前記CQIを送った後に、前記第1のMCSに従って前記データを受信し続けるか、またはデータを受信することに失敗するための手段と、前記基地局が前記高次MCSにおいて前記データを提供することができないと決定するための手段と、前記動作モードを前記第1のSNRモードに戻すための手段とをさらに具備する、請求項13の装置。

請求項15

前記第1のMCSが64値直交振幅変調(QAM)を具備し、前記高次MCSが256QAMを具備する、請求項13の装置。

請求項16

前記第1のMCSが4位相シフトキーイング(QPSK)を具備し、前記高次MCSが16値直交振幅変調(QAM)または64QAMを具備する、請求項13の装置。

請求項17

前記動作モードは、低雑音指数(NF)および低利得が、固定された高利得低雑音増幅器(LNA)状態とポストミキサ調整可能利得ベースバンド増幅器状態とによって同時に達成されるように利得状態を動かすこと、電圧制御発振器(VCO)/位相ロックループ(PLL)電流を増加させること、リアルタイム残差側波帯(RSB)キャリブレーションを起動すること、またはフロントエンド不可逆構成要素をバイパスすることのうちの少なくとも1つによって前記増加SNRモードに変更される、請求項10の装置。

請求項18

前記基地局からのシグナリングは、基地局ダウンリンク信号が、コロケートされるかまたはコロケートされない、あるいは時間整合されるかまたは時間整合されないネットワーク構成において、マルチキャリアダウンリンクシグナリングを介して受信される、請求項17の装置。

請求項19

メモリと、前記メモリに接続される少なくとも1つのプロセッサとを具備し、前記少なくとも1つのプロセッサは、動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更することを決定し、前記増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局に送り、前記基地局が高次変調およびコーディング方式(MCS)において前記データを提供することが可能である場合、前記増加SNRに対応する前記高次MCSに従って前記基地局から前記データを受信するように構成される、ワイヤレス通信用装置。

請求項20

前記動作モードを変更することを決定するように構成される前記少なくとも1つのプロセッサは、ダウンリンクSNR測定値を取得し、前記ダウンリンクSNR測定値に基づいて前記動作モードを前記増加SNRモードに変更するように構成される、請求項19の装置。

請求項21

前記動作モードを変更することを決定するように構成される前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局から、前記高次MCSに対応する少なくとも1つのCQI値を使用するためのシグナリングを受信し、前記受信されたシグナリングに基づいて前記動作モードを前記増加SNRモードに変更するように構成される、請求項19の装置。

請求項22

前記動作モードを変更することを決定するように構成される前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のSNRモードにおいて動作しながら、第1のMCSに従って前記基地局からデータを受信し、複数の連続するタイムスロットに関する前記第1のMCSに従って前記基地局から前記データを受信した後に、前記動作モードを前記増加SNRモードに変更するように構成される、請求項19の装置。

請求項23

前記少なくとも1つのプロセッサは、前記増加SNRにおいて前記データを受信する前記能力を示す前記CQIを送った後に、前記第1のMCSに従って前記データを受信し続けるか、またはデータを受信することに失敗し、前記基地局が前記高次MCSにおいて前記データを提供することができないと決定し、前記動作モードを前記第1のSNRモードに戻すようにさらに構成される、請求項22の装置。

請求項24

前記第1のMCSが64値直交振幅変調(QAM)を具備し、前記高次MCSが256QAMを具備する、請求項22の装置。

請求項25

前記第1のMCSが4位相シフトキーイング(QPSK)を具備し、前記高次MCSが16値直交振幅変調(QAM)または64QAMを具備する、請求項22の装置。

請求項26

前記動作モードは、低雑音指数(NF)および低利得が、固定された高利得低雑音増幅器(LNA)状態とポストミキサ調整可能利得ベースバンド増幅器状態とによって同時に達成されるように利得状態を動かすこと、電圧制御発振器(VCO)/位相ロックループ(PLL)電流を増加させること、リアルタイム残差側波帯(RSB)キャリブレーションを起動すること、またはフロントエンド不可逆構成要素をバイパスすることのうちの少なくとも1つによって前記増加SNRモードに変更される、請求項19の装置。

請求項27

前記基地局からのシグナリングは、基地局ダウンリンク信号が、コロケートされるかまたはコロケートされない、あるいは時間整合されるかまたは時間整合されないネットワーク構成において、マルチキャリアダウンリンクシグナリングを介して受信される、請求項26の装置。

請求項28

動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更すると決定し、前記増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局に送り、前記基地局が高次変調およびコーディング方式(MCS)において前記データを提供することが可能である場合、前記増加SNRに対応する前記高次MCSに従って前記基地局から前記データを受信するためのコードを具備するコンピュータ可読媒体を具備する、コンピュータプログラム製品

技術分野

0001

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年9月30日に出願された「DYNAMICSNR ADJUSTMENTIN A RECEIVER SUPPORTING 256QAM」と題する米国仮出願第61/884,869号、および2014年3月12日に出願された「DYNAMIC SNR ADJUSTMENT IN A RECEIVER SUPPORTING 256QAM」と題する米国非仮出願第14/207,492号の利益を主張する。

0002

[0002]本開示は、一般に通信ステムに関し、より詳細には、ユーザ機器(UE:user equipment)動作モードを低信号対雑音比(SNR:signal-to-noise ratio)低電流モードから高SNR高電流モードに変更すべき日和見的時間を決定することに関する。

背景技術

0003

[0003]ワイヤレス通信システムは、電話ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多重接続技術を採用し得る。そのような多重接続技術の例としては、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多重接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多重接続(TD−SCDMA)システムがある。

0004

[0004]これらの多重接続技術は、異なるワイヤレスデバイス都市国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューションLTE登録商標):Long Term Evolution)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多重接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。

0005

[0005]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置は、動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加(increased)SNRモードに変更すると決定し、増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI:channel quality information)を基地局に送り、基地局が高次変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme)においてデータを提供することが可能である場合、増加SNRに対応する高次MCSに従って基地局からデータを受信する。

図面の簡単な説明

0006

[0006]図1は、ネットワークアーキテクチャの一例を示す図である。
[0007]図2は、アクセスネットワークの一例を示す図である。
[0008]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図である。
[0009]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図である。
[0010]図5は、ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。
[0011]図6は、アクセスネットワーク中の発展(evolved)ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図である。
[0012]図7は、異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図である。
[0013]図8Aは、異なる次数変調およびコーディング方式(MCS)についてのSNR(またはキャリア対雑音比(C/N:carrier-to-noise ratio))とアンテナポートにおけるRF電力との間の関係を示す図である。
[0014]図8Bは、UEのための利得ラインアップの一例を示す図である。
[0015]図9は、変調およびコーディング方式を決定するためのUEと基地局との間の通信を示す図である。
[0016]図10は、データを受信するためのタイムスロットを示す図である。
[0017]図11は、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。
[0018]図12は、例示的な装置における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図である。
[0019]図13は、処理システムを採用する装置に関するハードウェア実装の例を示す図である。

実施例

0007

[0020]添付の図面に関して以下に記載する発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る構成のみを表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を提供するための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。

0008

[0021]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の発明を実施するための形態において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。

0009

[0022]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサマイクロコントローラデジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA)、プログラマブル論理デバイスPLD)、状態機械ゲート論理ディスクリートハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェアミドルウェアマイクロコードハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令命令セット、コード、コードセグメントプログラムコードプログラムサブプログラムソフトウェアモジュールアプリケーションソフトウェアアプリケーションソフトウェアパッケージルーチンサブルーチンオブジェクト実行ファイル実行スレッドプロシージャ関数などを意味すると広く解釈されたい。

0010

[0023]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、およびフロッピー(登録商標)ディスク(disk)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザー光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。

0011

[0024]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステムEPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者インターネットプロトコル(IP)サービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティインターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に理解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。

0012

[0025]E−UTRANは発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを提供する。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106はまた、基地局、ノードB、アクセスポイントトランシーバ基地局無線基地局無線トランシーバトランシーバ機能、基本サービスセットBSS:basicservice set)、拡張サービスセットESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを提供する。UE102の例としては、セルラーフォンスマートフォンセッション開始プロトコルSIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ携帯情報端末(PDA)、衛星無線全地球測位システムマルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラゲーム機タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局加入者局モバイルユニット加入者ユニットワイヤレスユニットリモートユニットモバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイスリモートデバイスモバイル加入者局アクセス端末モバイル端末ワイヤレス端末リモート端末ハンドセットユーザエージェントモバイルクライアントクライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。

0013

[0026]eNB106はEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast Multicast Service)ゲートウェイ124と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC:Broadcast Multicast Service Center)126と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含み得る。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般的に、MME112はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステムIMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、PLMN内のMBMSベアラサービスを認証し、開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールし、配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFNエリアに属するeNB(たとえば、106、108)にMBMSトラフィックを配信するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報収集することとを担当し得る。

0014

[0027]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200はいくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB:home eNB))、ピコセルマイクロセル、またはリモートラジオヘッドRRH:remote radio head)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御モビリティ制御スケジューリングセキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セル(セクタとも呼ばれる)をサポートし得る。「セル」という用語は、eNBの最小カバレージエリアを指すことができ、および/またはeNBサブシステムサービングは特定のカバレッジエリアである。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。

0015

[0028]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多重接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信FDD:frequency division duplex)と時分割複信(TDD:time division duplex)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に理解するように、本明細書で提示する様々な概念はLTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多重接続技術を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EVDO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを採用する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communication)、ならびに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多重接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。

0016

[0029]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相スケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコードされた各データストリームのソース識別することが可能になる。

0017

[0030]空間多重化は、一般的に、チャネル状態が良いときに使用される。チャネル状態があまり好ましくないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。

0018

[0031]以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散(spread-spectrum)技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を提供する。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。

0019

[0032]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続サブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続OFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続OFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかは、DL参照信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネルPDSCH)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。

0020

[0033]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクション制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。

0021

[0034]UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical UL control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical UL shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたってもよく、周波数をまたいでホッピングし得る。

0022

[0035]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試み(attempt)は単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。

0023

[0036]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。

0024

[0037]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコバージェンスプトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。

0025

[0038]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順序ばらばらの受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。

0026

[0039]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。

0027

[0040]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。

0028

[0041]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングインターリービングとを含む。次いで、コーディングされた変調されたシンボル並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で参照信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルが生成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコードされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される参照信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。

0029

[0042]UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を提供する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行し得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと、参照信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、コントローラ/プロセッサ659に与えられる。

0030

[0043]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連付けられ得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(decipher)と、ヘッダ伸長(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。

0031

[0044]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを提供するために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。

0032

[0045]eNB610によって送信されるフィードバックまたは参照信号からの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。

0033

[0046]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を提供する。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。

0034

[0047]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連付けられ得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれてもよい。ULでは、制御/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。

0035

[0048]図7は、異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図700である。RRH710bなどのより低い電力クラスのeNBは、RRH710bとマクロeNB710aとの間の拡張セル干渉協調と、UE720によって実行される干渉消去とによってセルラー領域702から拡大された範囲拡大セルラー領域703を有し得る。拡張セル間干渉協調において、RRH710bは、マクロeNB710aからUE720の干渉状態に関する情報を受信する。この情報により、RRH710bは、範囲拡大セルラー領域703中のUE720をサービスし、UE720が、範囲拡大セルラー領域703に入るとき、マクロeNB710aからのUE720のハンドオフ受け入れることが可能になる。

0036

[0049]一態様では、本開示は、256値直交振幅変調(QAM)に関する。256QAMをサポートするための信号対雑音比(SNR)要件は極めて高くなり得、UEは大量の電流消費する必要があり得る。したがって、本開示は、UEが、いつ低SNR低電流モードと高SNR高電流モードとの間でトグルすべきかを日和見的に決定することを可能にする方法を提供する。

0037

[0050]図8Aは、異なる次数の変調およびコーディング方式(MCS)についてのアンテナポートにおけるRF電力とSNR(またはキャリア対雑音比(C/N))との間の関係を示す図800である。特定のMCS(たとえば、QPSK、16QAM、および64QAM)の場合、SNR(C/N)は、いくつかのRF電力値にわたって減少し得る(「C/Nディップ」802)。無線受信機において高次MCS(たとえば、16QAMまたは64QAM)においてデータを受信するために、より高いSNR(C/N)が望まれる。デフォルトUE SNRは、64QAMをサポートするのに十分である。しかしながら、そのようなデフォルトUE SNRは、256QAMをサポートするのに十分でない。64QAMと比較して、256QAMを使用した測定可能スループット利得を経験するために、より高い電力消費という犠牲を払った、受信機構成の有意な変更が必要とされる。図8Aに示されているように、C/Nディップ802は、256QAMをサポートするために利得状態を変更することによって除去され得る。

0038

[0051]図8Bは、UEのための利得ラインアップの一例を示す図850である。たとえば、UEが基地局に近いとき、UEは、高い強度において信号を受信し得る。したがって、UEは低雑音増幅器(LNA:low noise amplifier)における高利得出力を必要としないことがあり、UEは低利得LNA、低電流状態において動作し得る。UEがセルエッジにある場合、UEは、極めて弱い信号を受信し得る。したがって、UEは、アナログデジタル変換器ADC:analog-to-digital converter)において信号をデジタル化する前に信号を増幅するために大量の電流を消費し得る。したがって、UEがセルエッジにあるとき、UEは、より多くの電流を消費する。

0039

[0052]UEにおける受信信号電力に応じて、異なる利得状態が必要とされる。利得状態が変更されたとき、雑音指数(NF:noise figure)が変化する。たとえば、40dB SNRが望まれる場合、低NFが同時に達成されないかもしれない。したがって、UEは、低NFを生成する状態においてLNAを動作させることを強いられる。しかしながら、利得は低下させられる必要があり得る。たとえば、LNAが高利得モードにおいて動作させられる場合、あまりに多くの信号が受信され、それゆえADCを圧迫し得る。したがって、必要なことは、UEが同時に低利得および低NFにおいて動作することである。これは、より多くの電流を消費することと、高利得状態においてLNAを動作させることと、ミキサの後に位置するベースバンド増幅器(BB:base band amplifier)(図8Bを参照)において利得をカットすることとによって達成され得る。このようにして、全NFおよび全利得は低下させられる。

0040

[0053]図8Bを参照すると、初期利得状態G0において、全利得出力は50dBである。利得状態G1において、UEは基地局の近くにあり得、したがって、50dB利得は不要である。たとえば、25dB利得で十分であり得る。25dB全利得において、LNA利得は−5dBであり、BB利得は30dBであり、NFは(利得状態G0におけるNFよりも高い)20dBである。特に、20dB NFは、64QAMの場合には十分であり得るが、256QAMの場合には高すぎる。利得状態G1(256QAM)において、UEは、15dB利得においてLNAを動作させることによって25dBの全利得を達成するが、BB利得を10dBまで低減する。これは、256QAMにおいてデータを受信するのに十分である4dBのNFを可能にする。

0041

[0054]図9は、変調およびコーディング方式を決定するためのUE902と基地局(またはeNB)904との間の通信を示す図900である。図10は、データを受信するためのタイムスロットを示す図1000である。

0042

[0055]一例では、データファイル(たとえば、動画ファイル)をダウンロードすることを望むUE902は、ファイルサイズに気づいていないことがある。他のUEのための他のデータとともにデータファイルを保持する基地局バッファ906は、ファイルサイズに気づいている。基地局バッファ906は、望ましくは、できるだけ早くデータファイルを送ることを望むが、限られた帯域幅のためにそうすることができない。したがって、基地局904は、タイムスロット(図10を参照)上でデータを送るようにスケジュールする。

0043

[0056]基地局904がUE902に配信することができるデータの量は、ネットワーク中の所与の時間におけるUE902のSNR(C/N)に依存し得る。ネットワーク中の各UE902は、所与の時間において異なるSNR(C/N)を有し得る。基地局904は、UEのチャネル品質情報(CQI)フィードバック908に基づいて、タイムスロットごとにUE902のためにスケジュールするためにデータの量(たとえば、トランスポートブロックサイズ)を知る。CQIフィードバック908は、UE902によって測定されるSNR(C/N)の推定値を含み得る。各タイムスロットでは、基地局904は、UE902に送られるべきデータに関連する帯域幅およびMCS910を割り当て得る。

0044

[0057]一態様では、UE902がタイムスロットを復号するたびに、UE902は、その所与の時間においてSNR(C/N)を決定する。UE902は、基地局904にSNR(C/N)908をフィードバックし得る。フィードバックに基づいて、基地局904は、UEにどのくらいのデータ(トランスポートブロックサイズ)を送るべきか、およびデータにどんなMCSを適用すべきかを決定する。

0045

[0058]各タイムスロット、異なるMCSに従ってUE902によって受信されるデータの量は変化し得る。データ量は、UE902が何を受け付け意思があるか、またはネットワーク中の他のUEがどのくらい多くのデータを受信しているかの関数であり得る。

0046

[0059]本開示の一態様では、UEによって受信されるデータの量(利得状態)は受信電力の関数でないことがあるが、そのときに使用されるMCSの関数であり得る。図10を参照すると、UEが、n個のスロット1002の間、初期MCS(たとえば、QPSKまたは64QAM)においてデータを受信した場合、UEは、次のいくつかのスロットの間、初期MCSにおいてデータを受信している可能性が高い。したがって、UEは、UEがより高いSNR(C/N)、たとえば、約40dBにおいて受信することが可能であることを基地局に示し得、それにより、基地局に、高次MCS(たとえば、256QAM)1004においてデータをスケジュールするように促す。これは、UEがより小さい数のタイムスロット中でデータを受信することを可能にする。たとえば、次のCQIフィードバック機会において、UEは利得状態を変更し、SNRを最大にするために高電流モードにおいて動作し得る。UEは、次いで、UEがより高いSNR(C/N)においてデータを受信することが可能であることを示すCQIフィードバック(SNR(C/N)フィードバック)を送り、高次MCS(1004)においてデータを受信し始め得る。代替的に、UEが、より高いSNR(C/N)を示すCQIフィードバックを送った後に、データを受信しないか、または初期MCS(たとえば、QPSKまたは64QAM)においてデータを受信し続ける場合、UEは、基地局が高次MCSにおいてデータを提供することが可能でないと決定し、低SNRモード、低電流モードに戻り得る。

0047

[0060]一態様では、図8Bに示されているように、UEは、利得状態をG1からG1(256QAM)に動かすことによって高SNRモード(高電流モード)にシフトし得る。これは、低利得と同時に低い雑音指数(NF)を可能にし、固定高利得低雑音増幅器(LNA)状態とポストミキサ調整可能利得ベースバンド増幅器状態とによって達成される。図8Aを参照すると、UEは、電圧制御発振器VCO:voltage-controlled oscillator)/位相ロックループ(PLL:phase-locked loop)電流を増加させること、リアルタイム残差側波帯(RSB:residual side band)キャリブレーション起動すること、および/またはフロントエンド不可逆構成要素(たとえば、フィルタ)をバイパスすることによって、高SNRモード(高電流モード)にさらにシフトし得る。

0048

[0061]図11は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1100である。本方法はUEによって実行され得る。ステップ1102において、UEは、動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更すると決定する。

0049

[0062]一態様では、UEは、最初にダウンリンクSNR測定値を取得することによって動作モードを変更すると決定し、その後、ダウンリンクSNR測定値に基づいて動作モードを増加SNRモードに変更し得る。別の態様では、UEは、最初に、UEに高次変調およびコーディング方式(MCS)に対応する少なくとも1つのCQI値を使用することを示すシグナリングを基地局から受信することによって動作モードを変更すると決定し、その後、受信されたシグナリングに基づいて動作モードを増加SNRモードに変更し得る。

0050

[0063]さらなる態様では、UEは、最初に、第1のSNRモードにおいて動作しながら、第1のMCSに従って基地局からデータを受信することによって動作モードを変更すると決定し得る。その後、UEが、いくつかの連続するタイムスロットの間第1のMCSに従ってデータを受信し続ける場合、UEは、送信のためにスケジュールされるのを待つ追加のデータが基地局バッファ中に存在する見込みが高いと決定し得る。したがって、UEは、高次MCSにおいて追加のデータを受信するために動作モードを増加SNRモードに変更する。一例では、第1のMCSは64値直交振幅変調(QAM)であり得るが、高次MCSは256QAMであり得る。別の例では、第1のMCSは4位相シフトキーイング(QPSK)であり得るが、高次MCSは16QAMまたは64QAMであり得る。

0051

[0064]一態様では、UEは、1)低雑音指数(NF)および低利得が、固定された高利得低雑音増幅器(LNA)状態とポストミキサ調整可能利得ベースバンド増幅器状態とによって同時に達成されるように利得状態を動かすこと、2)電圧制御発振器(VCO)/位相ロックループ(PLL)電流を増加させること、3)リアルタイム残差側波帯(RSB)キャリブレーションを起動すること、および/または4)フロントエンド不可逆構成要素(たとえば、フィルタ)をバイパスすることによって動作モードを増加SNRモードに変更し得る。さらなる態様では、UEは、基地局ダウンリンク信号が1)コロケートされるかまたはコロケートされない、および/あるいは2)時間整合されるかまたは時間整合されないネットワーク構成において、マルチキャリアダウンリンクシグナリングを介して、基地局からシグナリングを受信し得る。

0052

[0065]ステップ1104において、UEは、増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局に送る。ステップ1106において、UEは、基地局が高次MCSにおいてデータを提供することが可能である場合、増加SNRに対応する高次MCSに従って基地局からデータを受信する。ステップ1108において、UEは、基地局が高次MCSにおいてデータを提供することを完了したと決定する。したがって、UEは、ステップ1114に進み、動作モードを第1のSNRモードに戻す。

0053

[0066]代替的に、ステップ1110において、UEは、増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すCQIを送った後に、第1のMCSに従ってデータを受信し続けるか、またはデータを受信することに失敗する。したがって、ステップ1112において、UEは、基地局が高次MCSにおいてデータを提供することが可能でないと決定する。その後、ステップ1114において、UEは動作モードを第1のSNRモードに戻す。

0054

[0067]図12は、例示的な装置1202の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1200である。本装置はUEであり得る。本装置は、受信モジュール1204と、SNRモード処理モジュール1206と、CQI処理モジュール1208と、データ処理モジュール1210と、送信モジュール1212とを含む。

0055

[0068]SNRモード処理モジュール1206は、動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更すると決定する。一態様では、SNRモード処理モジュール1206は、最初に(受信モジュール1204を介して)ダウンリンクSNR測定値を取得することによって動作モードを変更すると決定し、その後、ダウンリンクSNR測定値に基づいて動作モードを増加SNRモードに変更し得る。

0056

[0069]別の態様では、SNRモード処理モジュール1206は、高次変調およびコーディング方式(MCS)に対応する少なくとも1つのCQI値の使用を示す基地局1250からのシグナリングの受信をCQI処理モジュール1208によって通知されたとき、動作モードを変更すると決定し得る。その後、SNRモード処理モジュール1206は、受信されたシグナリングに基づいて動作モードを増加SNRモードに変更し得る。

0057

[0070]さらなる態様では、SNRモード処理モジュール1206は、基地局1250から受信されたデータに基づいて動作モードを変更すると決定し得る。ここで、データ処理モジュール1210は、最初に、第1のSNRモードにおいて動作しながら、第1のMCSに従って基地局1250からデータを受信し得る。その後、データ処理モジュール1210が、いくつかの連続するタイムスロットの間第1のMCSに従ってデータを受信し続ける場合、SNRモード処理モジュール1206は、送信のためにスケジュールされるのを待つ追加のデータが基地局バッファ中に存在する見込みが高いと決定し得る。したがって、SNRモード処理モジュール1206は、高次MCSにおいて追加のデータを受信するために動作モードを増加SNRモードに変更する。一例では、第1のMCSは64値直交振幅変調(QAM)であり得るが、高次MCSは256QAMであり得る。別の例では、第1のMCSは4位相シフトキーイング(QPSK)であり得るが、高次MCSは16QAMまたは64QAMであり得る。

0058

[0071]一態様では、SNRモード処理モジュール1206は、1)低雑音指数(NF)および低利得が、固定された高利得低雑音増幅器(LNA)状態とポストミキサ調整可能利得ベースバンド増幅器状態とによって同時に達成されるように利得状態を動かすこと、2)電圧制御発振器(VCO)/位相ロックループ(PLL)電流を増加させること、3)リアルタイム残差側波帯(RSB)キャリブレーションを起動すること、および/または4)フロントエンド不可逆構成要素(たとえば、フィルタ)をバイパスすることによって動作モードを増加SNRモードに変更し得る。さらなる態様では、受信モジュール1204は、基地局ダウンリンク信号が1)コロケートされるかまたはコロケートされない、および/または、2)時間整合されるかまたは時間整合されないネットワーク構成において、マルチキャリアダウンリンクシグナリングを介して、基地局1250からシグナリングを受信し得る。

0059

[0072]CQI処理モジュール1208は、増加SNRにおいてデータを受信する装置1202の能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局1250に(送信モジュール1212を介して)送る。データ処理モジュール1210は、基地局1250が高次MCSにおいてデータを提供することが可能である場合、増加SNRに対応する高次MCSに従って基地局1250からデータを受信する。データ処理モジュール1210は、基地局1250が高次MCSにおいてデータを提供することを完了したと決定し得る。したがって、SNRモード処理モジュール1206は、動作モードを第1のSNRモードに戻し得る。

0060

[0073]代替的に、データ処理モジュール1210は、CQI処理モジュール1208が増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すCQIを送った後に、第1のMCSに従ってデータを受信し続けるか、またはデータを受信することに失敗し得る。したがって、SNRモード処理モジュール1206は、基地局1250が高次MCSにおいてデータを提供することが可能でないと決定し得る。その後、SNRモード処理モジュール1206は動作モードを第1のSNRモードに戻し得る。

0061

[0074]本装置は、図11の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、図11の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。

0062

[0075]図13は、処理システム1314を採用する装置1202’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1300である。処理システム1314は、バス1324によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1324は、処理システム1314の特定の適用例および全体的な設計制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1324は、プロセッサ1304によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1204、1206、1208、1210、1212と、コンピュータ可読媒体/メモリ1306とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1324はまた、タイミングソース周辺機器電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。

0063

[0076]処理システム1314はトランシーバ1310に結合され得る。トランシーバ1310は、1つまたは複数のアンテナ1320に結合される。トランシーバ1310は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1310は、1つまたは複数のアンテナ1320から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1314、特に受信モジュール1204に提供する。さらに、トランシーバ1310は、処理システム1314、特に送信モジュール1212から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1320に適用されるべき信号を生成する。処理システム1314は、コンピュータ可読媒体/メモリ1306に結合されたプロセッサ1304を含む。プロセッサ1304は、コンピュータ可読媒体/メモリ1306に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1304によって実行されたとき、処理システム1314に、特定の装置のための上記で説明された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1306はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1304によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1204、1206、1208、1210、および1212のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1304中で動作するか、コンピュータ可読媒体/メモリ1306中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1304に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1314は、UE650の構成要素であり得、メモリ660および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。

0064

[0077]一構成では、ワイヤレス通信用装置1202/1202’は、動作モードを第1の信号対雑音比(SNR)モードから増加SNRモードに変更すると決定するための手段と、増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すチャネル品質情報(CQI)を基地局に送るための手段と、基地局が高次変調およびコーディング方式(MCS)においてデータを提供することが可能である場合、増加SNRに対応する高次MCSに従って基地局からデータを受信するための手段と、増加SNRにおいてデータを受信する能力を示すCQIを送った後に、第1のMCSに従ってデータを受信し続けるか、またはデータを受信することに失敗するための手段と、基地局が高次MCSにおいてデータを提供することが可能でないと決定するための手段と、動作モードを第1のSNRモードに戻すための手段とを含む。

0065

[0078]上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成される、装置1202の上述のモジュールおよび/または装置1202’の処理システム1314のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1314は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。

0066

[0079]開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は並べ替えられ得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わされるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。

0067

[0080]以上の説明は、当業者が本明細書で説明された様々な態様を実行できるようにするために提供される。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の言い回し矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利なものと解釈すべきではない。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、Aのうちの複数個、Bのうちの複数個、またはCのうちの複数個を含み得る。詳細には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ただし、いずれのそのような組合せも、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含み得る。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書で開示されたいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段(means for)」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。

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